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JP2003167574A - 電子ハイハットシンバル - Google Patents

電子ハイハットシンバル

Info

Publication number
JP2003167574A
JP2003167574A JP2001367065A JP2001367065A JP2003167574A JP 2003167574 A JP2003167574 A JP 2003167574A JP 2001367065 A JP2001367065 A JP 2001367065A JP 2001367065 A JP2001367065 A JP 2001367065A JP 2003167574 A JP2003167574 A JP 2003167574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedal
hat
pad
sound
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001367065A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Yoshino
澄 吉野
Masahito Katsuta
雅人 勝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland Corp
Original Assignee
Roland Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland Corp filed Critical Roland Corp
Priority to JP2001367065A priority Critical patent/JP2003167574A/ja
Publication of JP2003167574A publication Critical patent/JP2003167574A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電子ハイハットシンバルに比し、さら
に、アコースティックのハイハットシンバルの楽音を模
擬することができ、かつ、演奏感も模擬した電子ハイハ
ットシンバルを提供する. 【解決手段】 踏み込み操作による操作量を検出する第
1のセンサを有する踏み込み式のペダルと、ペダルの操
作とは独立に支持された円筒状のシャフトと、シャフト
内に配備されてこのシャフトよりも上方に突出し前記ペ
ダルに連結されてペダルの操作に応じて上下動するエク
ステンションロッドと、打撃を検出する第2のセンサを
有する、エクステンションロッドに連結された打撃を受
ける第1のパッドと、第1のパッドの下方においてシャ
フトに連結されこの第1のパッドに対向して広がる第2
のパッドとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アコースティック
なハイハットシンバルを模擬した電子ハイハットシンバ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、盛んに演奏される電子打楽器にお
いては、アコースティックな打楽器の音色を模擬するこ
とが多い。その1つとしてハイハットシンバルの音色を
模擬したものがある。ハイハットシンバルの音色とし
て、典型的にはクローズドハイハットおよびオープンハ
イハットが挙げられる。クローズドハイハットとは、ハ
イハットに付属しているフットペダルを踏み込んだ状態
でスティックなどによりハイハットシンバルを打撃した
際に発生する音色であり、またオープンハイハットと
は、フットペダルを踏み込まずにスティックなどにより
ハイハットシンバルを打撃した際に発生する音色であ
る。さらに、フットペダルを不完全に踏み込んだままス
ティックなどによりハイハットシンバルを打撃して楽音
を発生させるハーフオープンハイハットや、スティック
などによりハイハットシンバルを打撃することなく単に
フットペダルを踏み込むことのみにより楽音を発生させ
るペダルハイハットもある。上記のアコースティックな
打楽器と同様の楽音を電子ハイハットシンバルにより発
生させる技術が、例えば特公平3−020757公報に
提案されている。
【0003】上記特公平3−020757公報には、一
枚のハイハットパッドとフットペダルなどによりハイハ
ットシンバルが構成され、フットペダルの操作状態に応
じて発音する音源が切り換えられる電子ハイハットシン
バルが示されている。この電子ハイハットシンバルで
は、フットペダルが踏み込まれずにハイハットパッドが
打撃されるとオープンハイハットの楽音が発音され、ま
た、フットペダルが完全に踏み込まれるとクローズドハ
イハットの楽音が発音され、さらに、フットペダルが不
完全ながらも一定以上踏み込まれた状態でハイハットパ
ッドが打撃されるとハーフオープンの楽音が発音され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特公平3
−020757公報に示された電子ハイハットシンバル
は、ハイハットパッドが打撃された際に、フットペダル
が、完全に踏み込まれている、踏み込まれていない、あ
るいは、一定以上踏み込まれている、をスイッチのオン
あるいはオフによって検出し、クローズドハイハット、
オープンハイハット、あるいはハーフオープンの楽音を
電気的に切り換えて発音するものであるため、フットペ
ダルの踏み込み量の連続的な変化に応じて楽音も連続的
に変化するアコースティックなハイハットシンバルを模
擬できないという問題がある。
【0005】また、上記電子ハイハットシンバルでは、
ハイハットパッドがアコースティックなハイハットシン
バルのようにフットペダルの操作によって上下動しない
ため、アコースティックなハイハットシンバルと同様な
演奏感が得られないという問題もある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、従来の電子ハ
イハットシンバルに比し、アコースティックなハイハッ
トシンバルの楽音を一層忠実に模擬することができ、演
奏感も一層忠実に模擬した電子ハイハットシンバルを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の電子ハイハットシンバルは、踏み込み操作に
よる操作量を検出する第1のセンサを有する踏み込み式
のペダルと、上記ペダルの操作とは独立に支持された円
筒状のシャフトと、上記シャフト内に配備されてこのシ
ャフトよりも上方に突出し上記ペダルに連結されこのペ
ダルの操作に応じて上下動するエクステンションロッド
と、打撃を検出する第2のセンサを有する、上記エクス
テンションロッドに連結された打撃を受ける第1のパッ
ドと、上記第1のパッドの下方において上記シャフトに
連結されこの第1のパッドに対向して広がる第2のパッ
ドとを備えたことを特徴とする。
【0008】本発明の電子ハイハットシンバルでは、ペ
ダルに対する操作量の変化に応じて変化する、第1のセ
ンサからの出力信号を検出することができる。また、本
発明の電子ハイハットシンバルでは、第1のパッドが踏
み込み式ペダルに対する操作によって上下動することに
加え、第1のパッドの下方に第2のパッドを備えたこと
により、踏み込み操作によって、第1のパッドと第2の
パッドの接離状態を作り出すことができるため、打撃感
および外観を、アコースティックのハイハットシンバル
に、より近づけることが可能である。
【0009】ここで、本発明の電子ハイハットシンバル
が、上記第1のセンサで検出された上記ペダルの操作量
を表わす信号と、上記第2のセンサで検出された上記第
1のパッドへの打撃を表わす信号との双方に対応した楽
音を生成する音源を備えたものであることが好ましい。
【0010】このようにすると、ペダルに対する操作量
の連続的な変化に応じて連続的に変化する楽音を発音す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0012】図1は、本発明の電子ハイハットシンバル
の一実施形態の、一部断面を含む側面図である。
【0013】図1に示す電子ハイハットシンバル1は、
上部パッド部100、下部パッド部200、上部パッド
部100が連結されているエクステンションロッド部3
00、下部パッド部200が連結されている中空シャフ
ト部400、踏み込み式のペダル部500、エクステン
ションロッド部300とペダル部500を連結するため
のジョイント部600、中空シャフト部400に連結さ
れている脚部700、および図1には示されていない音
源部800で構成されている。
【0014】図1に示すエクステンションロッド部30
0は、上部ロッド301および下部ロッド302からな
り、上部ロッド301は、図1の上方において上部パッ
ド部100に連結されており、下部ロッド302、図1
の下方においてジョイント部600を介してペダル部5
00に連結されている。尚、エクステンションロッド部
300に対する上部パッド部100の連結については後
述する。
【0015】上部ロッド301と下部ロッド302は、
図1の中段付近に示される、内部にネジ溝を備えた継手
部材303によって接合されている。また、このエクス
テンションロッド部300には、図3(a)に示す、上
部パッド部100を上部ロッド301に連結するため
の、上部フェルトワッシャ307、回転止め部材30
8、平ワッシャ306、平ワッシャ抑え部材304、蝶
ボルトネジ305、および留め具309が付設されてい
る。尚、下部ロッド302には、詳しくは後述する節部
311が設けられている。
【0016】図1に示すジョイント部600は、ジョイ
ントシャフト601、およびジョイントシャフト601
の両端に備えられた軸受602、603からなり、エク
ステンションロッド部300の下部ロッド302は、軸
604によって軸受602と回動自在に軸着されてい
る。軸受603と、ペダル部500に備えられた後述す
るペダルシャフト505とが、軸604によって回動自
在に軸着されている。
【0017】図1に示す中空シャフト部400は、上部
中空シャフト401と、上部中空シャフト401の外径
よりも大きい径を有する下部中空シャフト402からな
り、上部中空シャフト401は下部中空シャフト402
の内側に挿入され、図1の中段に示す蝶ボルトネジ40
3によって、この電子ハイハットシンバル1の高さが決
定される。上部中空シャフト401の端部401aには
ネジ溝が設けられており、下部パッド200の底部に備
えられた、上記ネジ溝と螺合するネジ溝を内側に有する
シャフト受け201と、この上部中空シャフト401と
は螺合されている。尚、下部中空シャフト402には節
部404が設けられており、この節部404では内径が
多少狭められている。また、この下部中空シャフト40
2の内部には、スプリング310嵌め込まれている。
【0018】図1に示すように、エクステンションロッ
ド部300の下部ロッド302は、下部中空シャフト4
02の内部に挿通されていると共に、下部中空シャフト
402の内部に嵌め込まれているスプリング310にも
挿通されている。このスプリング310が下部ロッド3
02の節部311の下面と、下部中空シャフト402の
節部404の上面とに挟まれていることで、下部ロッド
302は常に上方への付勢を受けるため、ペダル部50
0に対する操作が行なわれていないときの上部パッド部
100と下部パッド部200は所定の間隔で離隔され
る。
【0019】図1に示す下部パッド200は、前述した
シャフト受け201、上部パッド100と同形状の本体
202、本体202とシャフト受け201に挟まれた下
部フェルトワッシャ203で構成されている。下部パッ
ド200は、ペダル部500に対する操作に応じて上方
からの接離を繰り返す上部パッド部100からの衝撃に
耐え得るように、上部パッド100を逆さにした状態で
中空シャフト部400によって支持されている。
【0020】図1に示す脚部700は、中空シャフト部
400の下部中空シャフト402に、折りたたみ自在に
連結されている。
【0021】図2は、上部パッド部の、斜め上方からの
外観斜視図である。
【0022】この図2に示されている上部パッド100
は、中央の開口部100aを囲みドーム状に盛り上がっ
た形状を有しているカップ部30と、外周周縁のエッジ
部32と、その中間のボウ部31とに分けることができ
る。
【0023】この上部パッド部100の上面は、カバー
2によって覆われている。このカバー2は、図3に示す
ように、その中央部にドーム状の芯材19が一体成形さ
れることによりカップ部30を形成している。このカバ
ー2の材料としては、ゴムや、ゴムの長所である弾力性
とプラスチックの長所である生産性とを合わせもった素
材であるエラストマ等が用いられている。
【0024】このカバー2の上面には、同心円状の凹凸
加工が施されている。この加工により、例えば溝幅が2
mm、ピッチが4mm(溝と溝の間2mm)、深さが
0.1mmの凹凸がカバー2の上面に設けられることと
なる。
【0025】また、このカバー2の上面には、ゴム用プ
ライマ(反応性表面改質処理材、科学的反応型表面処理
材)等をディッピング、刷毛塗り、およびスプレーなど
によって塗布する処理が施されており、表面の摩擦係数
が低くなり、また、耐摩耗性も向上した状態となってい
る。これによりスティックの滑りが金属製のアコーステ
ィックシンバルを叩いたときと近いものとなり、また、
スティックで長期間叩いた時のゴムの摩耗が軽減され
る。なお、この表面処理と同様の効果を有し、かつ後述
する第1のフレーム3よりも軟らかい材料でこのカバー
2を形成してもよい。また、このゴム用プライマの塗布
等の表面処理が、図3で後述する、カバー2の外周周縁
部2a裏面の、エッジ部シートセンサ7を押す摺動部分
2bにも摩耗防止のために施されている。このように、
第1のフレーム3をカバー2で覆ったことで上部パッド
100の上面はスティックの良好な跳ね上がりが得られ
るようになっている。
【0026】図3は、図2の上部パッドのA−A断面図
である。
【0027】図3(b)には、便宜上、エクステンショ
ンロッド300などが除かれた図3(a)の中央付近の
拡大図が示されている。
【0028】第1のフレーム3は、硬質材からなり、中
央には開口部3cを有する。また、この第1のフレーム
3の上面および周縁部下側は、上記中央の開口部3cの
上面を除きカバー2によって覆われている。この第1の
フレーム3の材料としては、ABS、ポリカーボネイト
等が用いられている。
【0029】また、この第1のフレーム3は、その第1
のフレーム3の外周を形成する円環状の、段差3aをも
って下がって形成された外周周縁部3bを有する。一
方、カバー2は、カバー2の、第1のフレーム3の外周
周縁部3bに接する外周周縁部2aが上記段差3aの分
だけ厚く成形されており、これによりその段差3aに接
する部分の上面が平坦に形成されている。すなわちこの
上部パッド100の上面100は、その段差3aの存在
を感じさせない形状に仕上っている。このように段差3
aが形成されていることから、第1のフレーム3の振動
は均一なものになり、また外周周縁部3bの振動が抑制
される。したがって、振動は比較的速く減衰することと
なり、この上部パッド部100を連打した場合であって
も一打一打の打撃位置および打撃力を正確に検出するこ
とができる。
【0030】また、外周周縁部2aは、第1のフレーム
3の外周周縁部3bよりも外側に広がって形成されてい
るため、エッジ部32が打撃されたときに変形しやすく
なっている。これにより、アコースティックシンバルの
エッジ部が打撃されたときに変形し衝撃を吸収する感触
を再現することができる。
【0031】また、図3(b)には第2のフレーム4が
示されている。この第2のフレーム4は、第1のフレー
ム3の中央の開口部3cから上方に突き出ている頭部4
a、その開口部3cの下面周縁を下から支える肩部4
b、および第1のフレーム3の、図2のボウ部31に相
当する部位の下面を下から支える腕部4cからなる。
【0032】第2のフレーム4の頭部4a中央には、図
3(b)に示される、上下に貫通する取り付け孔4dが
設けられている。また、第2のフレーム4の頭部4aの
中央下面の、取り付け孔4dの回りには、後述する回転
止め部材308と遊嵌する、所定方向に谷が延びる楔形
にえぐられた形状の凹部4eが備えられている。この第
2のフレーム4には、ゴム等の、上記第1のフレーム3
の材質に比べ軟材質のものが用いられている。
【0033】さらに図3には、第1のフレーム3の下面
の、第2のフレーム4の腕部4cに覆われた演奏者側の
位置に接した圧電センサ5が示されている。この圧電セ
ンサ5は、上部パッド部100の打撃面および打撃面周
縁に対する打撃を検出する。
【0034】ここで、第1のフレーム3の、圧電センサ
5が備えられた部分はカバー2のドーム状の部分で覆わ
れているため、スティックにより圧電センサ5の真上を
直接的に打撃されることが防止される。従って、圧電セ
ンサ5から出力される信号の大きさが、打撃される位置
によって大きく変化するようなことはなく、その圧電セ
ンサ5の感度分布特性は良好となり、打撃力および打撃
位置の検出精度が一層高められる。
【0035】この上部パッド部100は右半周にのみ打
撃を受けることが想定されており、図3において、圧電
センサ5、後述する、エッジ部シートセンサ7、および
カップ部シートセンサ8は、図3の右半分のほぼ半周に
のみ配設され左半周には配設されていない。
【0036】具体的には、カップ部シートセンサ8は、
第1のフレーム3の、カバー2に覆われた開口周縁部上
面のおよそ2/3(演奏者の位置に対して左右に120
度づつ)にわたり配設されており、エッジ部シートセン
サ7は、第1のフレーム3の外周周縁部のおよそ1/3
(演奏者の位置に対して左右に60度づつ)にわたり配
設されている。
【0037】ここで、第2のフレーム4の凹部4eと回
転止め部材308とは遊嵌しているが、後述する双方の
形状により、上部パッド部100の回転は防止されてい
るため、打撃範囲の限定が可能となっている。
【0038】このように打撃範囲を限定することによ
り、打撃範囲外へのセンサの配設が省略され、その分、
製造経費が削減されている。
【0039】本実施形態では、カップ部シートセンサ8
を開口周縁部上面の2/3にわたり配設した例で説明し
たが、これはコスト削減を目的としたものであり、カッ
プ部シートセンサ8は、開口周縁部上面の全周にわたっ
て配設されていてもよい。
【0040】ここで、第2のフレーム4は、前述したよ
うに、第1のフレーム3に比べ軟材質のゴム等の素材で
形成され、第1のフレーム3をその肩部4bで支える構
造を有する。したがって、この第2のフレーム4が、エ
クステンションロッド300の上部ロッド301に連結
されることとなり、第1のフレーム3は上部ロッド30
1への連結から免れ、第1のフレーム3に発生する振動
はその第1のフレーム3上をスムーズに伝播する。この
ため、この上部パッド部100の打撃面および打撃面周
縁に対する打撃により第1のフレーム3に発生する振動
は、効率よく圧電センサ5で検出されることとなる。
【0041】また、カバー2は、第1のフレーム3の外
周周縁部3bの下側にまで回りこんでおり、この第1の
フレーム3の外周周縁部3bの上面と、この外周周縁部
3bの上面を覆うカバー2との間にはエッジ部シートセ
ンサ7が備えられている。
【0042】このエッジ部シートセンサ7では、図1に
示される外周周縁のエッジ部32に対する打撃等による
圧力が検出される。
【0043】加えて、上部パッド部100の中央のカッ
プ部30のふもと部30aと第1のフレーム3とが近接
した部位に、カップ部シートセンサ8が、第1のフレー
ム3の上面に接して備えられている。
【0044】また、図2においてドーム形状で示されて
いる、上部パッド部100のカップ部30は、芯材19
が一体成形されたカバー2により形成されている。
【0045】この芯材19は、カップ部30が打撃され
た場合、芯材19の周縁部がカバー2のカップ部30周
縁部内面を介してカップ部シートセンサ8を押圧するも
のである。これにより、このカップ部シートセンサ8で
は、カップ部30に対する打撃が検出される。
【0046】前述したように、第2のフレーム4の頭部
4aの中央下面には、所定方向に谷が延びる楔形にえぐ
られた形状の凹部4eが形成されており、一方、回転止
め部材308は、その凹部4eに遊嵌される、所定方向
に峰が延びる楔形に突出した形状を尖端部308bに有
する。このため、打撃面に打撃を受けた上部パッド部1
00は、回転が防止されつつも、容易に傾くことにな
る。
【0047】また、回転止め部材308は、その中央
に、上部パッド部100を下から支持する上部ロッド3
01が挿通される挿通孔308aを有する。回転止め部
材308は、上部ロッド301が挿通された状態で、図
3に示す留め具309によって上部ロッド301に固定
されている。
【0048】また、上部ロッド301は、第2のフレー
ム4の頭部4a上面よりも上方に突出し、上部ロッド3
01の先端付近には、平ワッシャ抑え部材304が蝶ボ
ルトネジ305によって固定できるようになっている。
したがって、回転止め部材308と平ワッシャ抑え部材
304との間に、第2のフレーム4の頭部4a、上部フ
ェルトワッシャ307、平ワッシャ306が挟み込むこ
まれることで、上部パッド部100は、第2のフレーム
4の凹部4eに遊嵌される尖端部308bを有する回転
止め部材308を固定した上部ロッド301により下か
ら支持されることとなる。
【0049】尚、この第2のフレーム4の凹部4eと、
回転止め部材308の尖端部308bとが遊嵌している
ものの、上部パッド部100の、上部ロッド301を回
転軸とする回転が防止されているために、上部パッド1
00の後述する出力ケーブル14が、上部ロッド301
に絡まったり、上部ロッド301に引っ張られたりする
事態が防止されている。
【0050】図4は、図2の上部パッド部のB−B断面
図である。尚、正面に位置する蝶ボルトネジの図示は省
略してある。
【0051】図4には、第2のフレーム4を第1のフレ
ーム3に固定するネジ16が示されている。
【0052】図4では、カップ部シートセンサ8が上部
パッド部100の左右ともに配設されている。これは、
この図4に示されている断面図は、図3の断面図と比べ
その断面が90°異なっており、演奏者のポジションか
らこの上部パッド部100を見た場合の断面を図示した
ものだからである。
【0053】また、この図4には、圧電センサ5、エッ
ジ部シートセンサ7、およびカップ部シートセンサ8か
らの各出力信号を、音源部800へ伝達する為の出力ジ
ャック18、および出力ケーブル14が示されている。
尚、この出力ケーブル14の、図1における図示は省略
している。
【0054】出力ジャック18は、第2のフレーム4の
腕部4cと第1のフレーム3の下面との間の空間に配備
されると共に、出力ジャックホルダ17を介して第2の
フレーム4に固定されている。この第2のフレーム4
は、前述したように第1のフレーム3に比べ軟らかい材
質の例えばゴムなどの素材で形成されているので、出力
ケーブル14への引っ張りや、上部パッド部100の振
動に対して多少変形して出力ジャックなどの破損を防ぐ
ことができる。尚、この出力ジャック18は、2つのジ
ャック、すなわち第1出力ジャック110と第2出力ジ
ャック120(図6参照)とからなり、上記各センサか
らの出力信号は、これらの第1出力ジャック110およ
び第2出力ジャック120から出力され、出力ケーブル
14を経由し、音源部800に伝達される。本実施形態
では、このように、センサの数と端子の数とが異なって
いるが、各センサからの信号を音源部800に伝達する
ことができる。この点については後述する。
【0055】図5は、上部パッド部の、斜め下方からの
外観斜視図である。
【0056】図5には、前述した、第1のフレーム3の
外周周縁を包み込むように下方に回り込んでいるカバー
2が図示されている。
【0057】また、図5には、上部パッド部100が、
回転止め部材308が固定された上部ロッド301によ
って支持されている状態が示されている。
【0058】第2のフレーム4は、この図5に示すよう
に、第1のフレーム3の下面に対しネジ16により数ヶ
所で固定されている。
【0059】ここで、上部パッド部100に対して打撃
を行うと、図3に示される上記圧電センサ5、エッジ部
シートセンサ7、カップ部シートセンサ8の各センサで
は振動が検出される。これら各センサからの出力信号
は、図6に示す回路において組み合わされ、出力ジャッ
ク18すなわち第1出力ジャック110および第2出力
ジャック120から出力され、出力ケーブル14を経由
して、音源部800に伝達される。
【0060】次に、各センサの出力と、打撃位置との対
応関係について説明する。表1に、その対応関係を示
す。
【0061】
【表1】
【0062】圧電センサ5からは図2のカップ部30、
ボウ部31、エッジ部32のいずれを打撃した場合も信
号が出力される。また、カップ部シートセンサ8は、カ
ップ部30を打撃した場合のみオンとなる。エッジ部シ
ートセンサ7は、カップ部30およびボウ部31の演奏
ではオフのままであり、エッジ部32を打撃した場合に
オンとなる。
【0063】図6は、各センサからの出力信号を音源に
伝達するためのジャック部分の配線図である。
【0064】ここには、第1出力ジャック110に接続
される2つの端子A1、A2と第2出力ジャック120
に接続される2つの端子B1、B2が示されている。端
子A1と端子B1との双方には、圧電センサ5からの出
力信号が伝達される。また、端子A2にはカップ部シー
トセンサ8が接続されている。
【0065】また、第2出力ジャック120の端子B2
にはエッジ部シートセンサ7が接続されている。
【0066】表2は、各端子の出力と割当て音との対応
関係を示した表である。
【0067】
【表2】
【0068】第1出力ジャック110の端子A1から圧
電センサ5の出力があり、第1出力ジャック110の端
子A2からは出力がなかったときは、発音される音とし
てボウ音が割り当てられる。また、第1出力ジャック1
10の端子A1と端子A2との双方から出力があったと
きは、カップ音が割り当てられる。
【0069】また、第2出力ジャック120の端子B1
から出力があり、端子B2からの出力がないときは、ど
の音も発音されずに無音のままに保たれ、端子B1およ
び端子B2の双方から出力があるときは、エッジ音が選
択される。
【0070】以上のように、図2の上部パッド部100
のカップ部30が打撃を受けると、端子A1、端子A
2、および端子B1の各端子から信号が伝達され、音源
部800では、カップ音が選択される。同様に、中間の
ボウ部31に打撃を受けると、端子A1と端子B1との
双方から信号が伝達され、音源部800ではボウ音が選
択される。また、外周周縁のエッジ部32に打撃を受け
ると、端子A1、端子B1、および端子B2の各端子か
ら信号が伝達され、音源部800ではエッジ音が選択さ
れる。表2に示されているように、エッジ音が選択され
るときは、それと同時にボウ音も選択されるが、エッジ
音はアクセント的に利用される場合が多く、音量が大き
く設定されており、ボウ音はこのエッジ音によってマス
クされることと、エッジ音は、そもそもボウ音の特徴を
含んでいることから、エッジ音にボウ音が重なって発音
されることとなっても影響はほとんど無視することがで
きる。
【0071】尚、上部パッド部100を打撃した場合に
発生する上部パッド部100の揺れの中心軸は、図4に
示す矢印B−Bで断面した時のその断面内に存在するこ
とになる。ここでは、この揺れの中心軸の近傍に出力ジ
ャック18を配置したため、揺れに伴う出力ケーブル1
4の上下動が抑えられることとなる。したがって、出力
ケーブルの自重による出力ケーブル14自身およびこの
出力ケーブル14が接続されている部位に対する過荷重
が防止されることとなり、上部パッド部100の寿命を
伸ばすことができる。
【0072】図7は、図1に示すペダル部の断面図であ
る。
【0073】図7に示すペダル部500には、演奏者が
踏み込むペダル板502が備えられている。
【0074】ペダル板502は、底板501に回動支持
される。
【0075】前述したジョイント部600と連結される
ペダルシャフト505は、ペダル板502に固定された
固定板512にさらに固定されたシャフト固定ブロック
513に設けられた孔(図示せず)を貫通し、さらに筒
514を貫通して、ペダル板502と底板501の間に
延びている。シャフト505の下端に取付けられた板5
05aと対向する位置に、一端が屈曲して延び他端が底
板501に固定されたセンサラバー503が備えられて
おり、このセンサラバー503の下面には、センサパタ
ーン504が底板501に固定されている。ペダル板5
02を踏み込むと、シャフト505の下端の板505a
が押し下げられてセンサラバー503を押し、このセン
サラバー503の、それまでセンサパターン504に接
していなかった部分が弾性変形してセンサパターン50
4に接して押圧力がセンサパターン504に加えられ、
これによりセンサパターン504の電気抵抗が変化し、
この電気抵抗の変化が音源部800に検知され、踏込量
に応じた音色のハイハット音が放音される。図7の左方
には初期角度調整ボルト507が備えられており、その
初期角度調整ボルト507の下端にはペダル板502に
固定された固定板512が延びている。そこで、この初
期角度調整ボルト507を回してその高さhを変化させ
ることによりペダル板502の高さHが調整される。ま
たシャフト固定ブロック513には、貫通するペダルシ
ャフト505を横から押圧してそのペダルシャフト50
5を固定するシャフト固定ボルト506が備えられてい
る。
【0076】図8は、図7に示すセンサパターンの一例
を表した平面図である。
【0077】センサパターン504は、銀パターン52
0とカーボンパターン521からなり、図8(a)に示
すセンサパターンの上に図8(b)に示すセンサパター
ンが、図8に示された配置で、スペーサを介し、かつ銀
パターンどうしは接触しないように重畳されて使用され
る。このようなセンサパターン504を用いるとセンサ
ラバー503で押圧される位置によりリード間の抵抗値
が変化し、これを検知することによりペダル板502の
操作が検出される。
【0078】図9は、音源部の内部ブロック図である。
【0079】図9に示す音源部800は、プログラムR
OM805に記憶されているプログラムにしたがって作
動するCPU804によって制御される。上部パッド1
00の圧電センサ5において検出された打撃は、エンべ
ロープ抽出部801に供給されてエンベロープ波形に変
換され、このエンベロープ波形がA/D変換器802に
よりデジタル信号に変換された後、CPU804に供給
される。尚、上部パッド100の各センサで得られて組
み合わされた出力信号も、A/D変換器802によりデ
ジタル信号に変換された後、CPU804に供給され、
音色の選択に利用される。
【0080】また、ペダル部500に対する操作量は、
ペダル板502の位置に応じて変化する抵抗値により検
出され、この抵抗値の変化が電圧の変化として検出さ
れ、A/D変換器802によりデジタル信号に変換され
た後にCPU804に供給される。
【0081】音ROM807には、オープンハイハット
の、カップ音、ボウ音、エッジ音、、クローズドハイハ
ットの、カップ音、ボウ音、エッジ音や、ペダル操作の
みによるペダルハイハット音、すなわちペダルオープン
音、ペダルクローズ音などが記憶されている。尚、上部
パッド部のカップ部、ボウ部、およびエッジ部それぞれ
に対する打撃では、オープンハイハットおよびクローズ
ドハイハットの双方の、カップ音、ボウ音、およびエッ
ジ音が選択される。
【0082】CPU804では、出力ケーブル14を経
由して伝達されてきた上部パッド部100からの信号に
よって選択される音色波形データに対する、ペダル位置
を表わす信号に基づく演算、および、エンべロープ抽出
部801で検出された打撃強さなど表わすエンベロープ
に対する、ペダル位置を表わす信号に基づく演算が行な
われ、発音制御装置809に対し発音指示が出される。
ここで、この音色波形データの演算では、例えば、上部
パッド部100のボウ部の打撃により選択される、オー
プンハイハットのボウ音と、クローズドハイハットのボ
ウ音との、ペダル位置に応じた混合比が演算される。エ
ンベロープの演算では、打撃特性を含むエンベロープに
ペダル位置に応じたディケイを反映させる演算が行なわ
れる。
【0083】発音制御装置809では、音ROM807
に記憶されている音色波形データの中から、CPU80
4によって指示された音色波形データの読み出しが行な
われ、CPU804で演算された混合比にしたがって、
読み出した音色波形データを合成する。また、発音制御
装置809では、CPU804で演算されたエンベロー
プに基づく、この合成された音色波形データに対する制
御が行なわれ、制御された音色波形データは、図示しな
いD/A変換器によりアナログ信号に変換された後に出
力装置808を経由して放音される。以上の処理によ
り、ペダル位置を最も踏み込んだ位置から徐々に踏み込
みを浅くして完全にペダルを戻しきるまでの間に、例え
ばボウ部に対する打撃を続けて行なった場合、ペダルを
最も踏み込んだ位置ではクローズドハイハットのボウ音
だったものが、徐々にオープンハイハットのボウ音に近
づいていき、完全にペダルを戻しきった時には、オープ
ンハイハットのボウ音の発音が行なわれる。尚、RAM
806は、内部状態を一時的に記憶するためのメモリで
ある。
【0084】図10は、本実施形態の電子ハイハットに
対する演奏が行なわれたときの発音処理手順を示すフロ
ーチャートである。先ずステップS1において、楽音が
発音中であるか否かが判定される。ステップS1におい
て、楽音が発音中でないと判定されると、ステップS2
に進み、ペダルに対する操作が行なわれているか否かが
判定される。
【0085】ステップS2においてペダルに対する操作
が行なわれていないと判定されると、ステップS3に進
み、上部パッド部100に対する打撃が行なわれている
か否かが判定される。ステップS3において、上部パッ
ド部100に対する打撃が行なわれていないと判定され
ると、ステップS1に戻る。これは、この電子ハイハッ
トシンバル1に対し何も行なわれていないことを意味す
る。
【0086】ステップS3において、上部パッド部10
0に対する打撃が行なわれていると判定されると、ステ
ップS4に進み、打撃の検出が行なわれ、この打撃の検
出では、上部パッド部100に備えられた各センサから
出力された信号を基に音色波形データの選択およびエン
ベロープの検出が行なわれる。その後、ステップS5に
進む。尚、この状態は、オープンハイハットの演奏状態
を意味するため、100%オープンハイハット側の音色
波形データが採用される。
【0087】ステップS5では、ステップS4で選択さ
れ、打撃特性を含むエンベロープに基づく制御が行なわ
れた音色波形データに基づく楽音の発音が行なわれる。
その後、ステップS1に戻る。
【0088】ここで、ステップS2において、ペダルに
対する操作が行なわれていると判定されたときに話を戻
して説明する。このときは、ステップS6に進み、ペダ
ル位置が検出される。その後、ステップS7に進み、上
部パッド部100に対する打撃が行なわれているか否か
が判定される。ステップS7において、打撃が行なわれ
ていないと判定されると、ペダルハイハットの演奏であ
るとしてステップS8に進む。
【0089】ステップS8では、ペダル位置の変化が検
出され、これによりエンベロープが演算される。その
後、ステップS9に進む。
【0090】ステップS9では、上記エンベロープによ
って制御された、ペダルハイハットの音色波形データに
基づく楽音の発音が行なわれる。尚、ペダルを戻す方向
でペダル操作が行なわれている場合には、ペダルオープ
ン音が発音され、ペダルを踏み込む方向でペダル操作が
行なわれている場合には、ペダルクローズ音が発音され
る。その後、ステップS1に戻る。
【0091】また、ここで、ステップS7において、打
撃が行なわれていると判定されたときに話を戻して説明
する。このときは、ハーフオープンハイハット演奏ある
いはクローズドハイハット演奏のいずれかであり、ステ
ップS10に進み、サブプログラム‘ハーフオープンハ
イハット・クローズドハイハット’が起動される。
【0092】図11は、サブプログラム‘ハーフオープ
ンハイハット・クローズドハイハット’のフローチャー
トである。
【0093】ステップS31では、打撃の検出が行なわ
れる。その後、ステップS32に進む。
【0094】ステップS32では、ステップS31で検
出された打撃のエンベロープに、ステップS6で得られ
たペダル位置に応じた演算が行なわれる。その後、ステ
ップS33に進む。
【0095】ステップS33では、ステップS31で得
られた信号を基に選択される音色波形データに関する、
ステップS6で得られたペダル位置に応じた演算(混合
比の決定)が行なわれる。その後、このサブプログラム
を抜けてステップS11に進み、ステップS32で演算
されたエンベロープによって制御された音色波形データ
に基づく楽音の発音が行なわれる。その後、ステップS
1に戻る。
【0096】さらに、ここでは、ステップS1におい
て、楽音が発音中であるときに話を戻して説明する。こ
のときは、ステップS12に進み、ペダルに対する操作
が行なわれているか否かが判定される。
【0097】ステップS12において、ペダルに対する
操作が行なわれていると判定されると、ステップS13
に進み、ペダル位置の検出が行なわれる。その後、ステ
ップS14に進み、上部パッド部100に対する打撃が
行なわれているか否かが判定される。ステップS14に
おいて、打撃が行なわれていると判定されると、ステッ
プS10に進む。これ以降の説明は、前述した説明と重
複するので省略する。
【0098】ステップS14において、打撃が行なわれ
ていないと判定されると、ステップS15に進み、ペダ
ル位置の変化が検出され、これにより、現在発音中の楽
音の音色、あるいはペダルハイハットの楽音の音色に対
する、ペダル位置に応じたエンベロープの演算が行なわ
れる。その後、ステップS16に進む。
【0099】ステップS16では、上記で演算されたエ
ンベロープによって制御された音色波形データに基づく
楽音の発音が行なわれる。その後、ステップS1に戻
る。
【0100】加えて、ここで、ステップS12におい
て、ペダルに対する操作が行なわれていないと判定され
たときに話を戻して説明する。
【0101】このときは、上部パッド部100に対する
打撃が行なわれているか否かがステップS17で判定さ
れる。ステップS17において、上部パッド部100に
対する打撃が行なわれていないと判定されると、この発
音が維持されていることとなり、ステップS1に戻る。
ステップS17において、上部パッド部100に対する
打撃が行なわれていると判定されると、ステップS18
に進み、打撃の検出が行なわれる。これ以降の説明は、
オープンハイハットの奏法の説明となり、ステップS4
以降の説明と重複するので省略する。
【0102】以上に説明した本実施形態の電子ハイハッ
トシンバル1では、ペダルに対する踏み込み量の連続的
な変化に応じて連続的に変化する楽音を発音することが
でき、さらには、アコースティックのハイハットシンバ
ルと同様な演奏感を得ることができる。
【0103】尚、以上の実施形態では、ペダルの踏込量
を検出を、センサラバー503とセンサパターン504
とを組合わせたセンサによって行なっているが、これに
限られるものではなく、例えば感圧素子を用いた構成と
してもよく、またシャフトの下端に磁石を取り付け、こ
の磁石の磁力の変化を検知するホール素子を底板上に取
り付けた構成としてもよく、さらに、底板上に発光素子
と受光素子とを取り付け、この発光素子から発せられる
光がシャフトの下端で反射され、この反射された光の光
量の変化が受光素子に検知される構成としてもよく、セ
ンサ自体の構成は特定のものに限定されるものではな
い。またセンサを操作する部材もシャフトに限られるも
のではなく、例えばシャフトはペダルの踏込量を調整す
ることのみに働き、上記した各センサがペダルの動きに
反応するような構成としてもよい。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子ハイ
ハットシンバルによれば、従来の電子ハイハットシンバ
ルよりも、アコースティックのハイハットシンバルの楽
音や演奏感を一層忠実に模擬することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子ハイハットシンバルの一実施形態
の一部断面を含む側面図である。
【図2】上部パッドの、斜め上方からの外観斜視図であ
る。
【図3】図2の上部パッドのA−A断面図である。
【図4】図2の上部パッドのB−B断面図である。
【図5】上部パッドの、斜め下方からの外観斜視図であ
る。
【図6】各センサからの出力信号を音源に伝達するため
のジャック部分の配線図である。
【図7】図1に示すペダル部の断面図である。
【図8】図7に示すセンサパターンの一例を表した平面
図である。
【図9】音源部の内部ブロック図である。
【図10】本実施形態の電子ハイハットに対する演奏が
行なわれたときの発音処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図11】サブプログラム‘ハーフオープンハイハット
・クローズドハイハット’のフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子ハイハットシンバル 2 カバー 2a カバーの外周周縁部 2b カバーの摺動部分 3 第1のフレーム 3a 段差 3b 外周周縁部 3c 中央の開口部 4 第2のフレーム 4a 頭部 4b 肩部 4c 腕部 4d 頭部中央の取り付け孔 4e 頭部中央下面の取り付け孔周囲の凹部 5 圧電センサ 7 エッジ部シートセンサ 8 カップ部シートセンサ 14 出力ケーブル 15 留め具 16 ネジ 17 出力ジャックホルダ 18 出力ジャック 19 芯材 30 カップ部 30a ふもと部 31 ボウ部 32 エッジ部 100 上部パッド 100a 中央の開口部 110 第1出力ジャック 120 第2出力ジャック 200 下部パッド 201 シャフト受け 202 本体 203 下部フェルトワッシャ 300 エクステンションロッド 301 上部ロッド 301a 段部 302 下部ロッド 303 継手部材 304 平ワッシャ抑え部材 305 蝶ボルトネジ 306 平ワッシャ 307 上部フェルトワッシャ 308 回転止め部材 308a 挿通口 308b 尖端部 309 留め具 310 スプリング 311 節部 400 中空シャフト部 401 上部中空シャフト 401a 端部 402 下部中空シャフト 403 蝶ボルトネジ 404 節部 500 ペダル部 501 底板 502 ペダル板 503 センサラバー 504 センサパターン 505 ペダルシャフト 505a 板 506 シャフト固定ボルト 507 初期角度調整ボルト 512 固定板 513 シャフト固定ブロック 514 筒 520 銀パターン 521 カーボンパターン 600 ジョイント部 601 ジョイントシャフト 602、603 軸受 604 軸 700 脚部 800 音源部 801 エンべロープ抽出部 802 A/D変換器 804 CPU 805 プログラムROM 806 RAM 807 音ROM 808 出力装置 809 発音制御装置 A1、A2、B1、B2 端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏み込み操作による操作量を検出する第
    1のセンサを有する踏み込み式のペダルと、 前記ペダルの操作とは独立に支持された円筒状のシャフ
    トと、 前記シャフト内に配備されて該シャフトよりも上方に突
    出し前記ペダルに連結され該ペダルの操作に応じて上下
    動するエクステンションロッドと、 打撃を検出する第2のセンサを有する、前記エクステン
    ションロッドに連結された打撃を受ける第1のパッド
    と、 前記第1のパッドの下方において前記シャフトに連結さ
    れ該第1のパッドに対向して広がる第2のパッドとを備
    えたことを特徴とする電子ハイハットシンバル。
  2. 【請求項2】 前記第1のセンサで検出された前記ペダ
    ルの操作量を表わす信号と、前記第2のセンサで検出さ
    れた前記第1のパッドへの打撃を表わす信号との双方に
    対応した楽音を生成する音源を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の電子ハイハットシンバル。
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