JP2003167060A - X線平面検出器 - Google Patents
X線平面検出器Info
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- JP2003167060A JP2003167060A JP2001365950A JP2001365950A JP2003167060A JP 2003167060 A JP2003167060 A JP 2003167060A JP 2001365950 A JP2001365950 A JP 2001365950A JP 2001365950 A JP2001365950 A JP 2001365950A JP 2003167060 A JP2003167060 A JP 2003167060A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シンチレータ層を用いた場合の解像度特性を
向上させたX線平面検出器を提供すること。 【解決手段】 2次元的に配列した複数の画素単位12
を備え、この画素単位12のそれぞれが、シンチレータ
部38と、このシンチレータ部38で変換された光を信
号電荷に変換するフォトダイオード13と、このフォト
ダイオード13で変換された信号電荷を蓄積する電荷蓄
積キャパシタ15と、信号電荷の読み出しを制御するT
FT14とを有するX線平面検出器において、隣接する
画素単位のシンチレータ部どうし間に反射部材を配置し
ている。
向上させたX線平面検出器を提供すること。 【解決手段】 2次元的に配列した複数の画素単位12
を備え、この画素単位12のそれぞれが、シンチレータ
部38と、このシンチレータ部38で変換された光を信
号電荷に変換するフォトダイオード13と、このフォト
ダイオード13で変換された信号電荷を蓄積する電荷蓄
積キャパシタ15と、信号電荷の読み出しを制御するT
FT14とを有するX線平面検出器において、隣接する
画素単位のシンチレータ部どうし間に反射部材を配置し
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線画像を検出する
X線平面検出器に関する。
X線平面検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】医療用診断装置では、被写体の撮影にた
とえばX線が使用されている。また、被写体を撮影した
X線画像の検出にX線検出器が用いられている。X線検
出器としては、これまでイメージ管が多く利用されてい
る。近年、新世代のX線検出器として、複数のX線検出
素子を平面上に二次元的に配置したX線平面検出器が注
目されている。X線平面検出器はX線で撮影したX線画
像あるいはリアルタイムのX線画像をデジタル信号とし
て出力する構成になっている。X線平面検出器は固体検
出器であるため、画質性能の向上や安定性の面でも期待
されている。
とえばX線が使用されている。また、被写体を撮影した
X線画像の検出にX線検出器が用いられている。X線検
出器としては、これまでイメージ管が多く利用されてい
る。近年、新世代のX線検出器として、複数のX線検出
素子を平面上に二次元的に配置したX線平面検出器が注
目されている。X線平面検出器はX線で撮影したX線画
像あるいはリアルタイムのX線画像をデジタル信号とし
て出力する構成になっている。X線平面検出器は固体検
出器であるため、画質性能の向上や安定性の面でも期待
されている。
【0003】X線平面検出器は、比較的大きな線量で静
止画像を収集する一般撮影用や胸部撮影用のものはすで
に開発され、商品化もされている。近い将来、より一層
の高性能化で、たとえば透視線量のもとで毎秒30画面
以上のリアルタイムのX線動画の検出が実現し、循環器
や消化器などの分野に応用した製品の商品化も予想され
ている。このようなX線動画の検出には、S/Nの改善
や微小信号のリアルタイム処理技術などの開発が求めら
れている。
止画像を収集する一般撮影用や胸部撮影用のものはすで
に開発され、商品化もされている。近い将来、より一層
の高性能化で、たとえば透視線量のもとで毎秒30画面
以上のリアルタイムのX線動画の検出が実現し、循環器
や消化器などの分野に応用した製品の商品化も予想され
ている。このようなX線動画の検出には、S/Nの改善
や微小信号のリアルタイム処理技術などの開発が求めら
れている。
【0004】X線平面検出器は、大きく分けると直接方
式および間接方式の2つがある。直接方式は、a−Se
などの光導電膜を用いてX線を信号電荷に直接変換し、
変換した信号電荷を電荷蓄積用キャパシターに蓄積する
方式である。間接方式は、シンチレータ層でX線を可視
光に変換し、変換した可視光をa−Siフォトダイオー
ドやCCDで信号電荷に変換し、電荷蓄積用キャパシタ
ーに蓄積する方式である。
式および間接方式の2つがある。直接方式は、a−Se
などの光導電膜を用いてX線を信号電荷に直接変換し、
変換した信号電荷を電荷蓄積用キャパシターに蓄積する
方式である。間接方式は、シンチレータ層でX線を可視
光に変換し、変換した可視光をa−Siフォトダイオー
ドやCCDで信号電荷に変換し、電荷蓄積用キャパシタ
ーに蓄積する方式である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】直接方式のX線平面検
出器は、X線の入射で発生した光導電電荷を、高電界を
利用して電荷蓄積用キャパシターに導く構成になってい
る。この構成の場合、その解像度特性は画素ピッチでほ
ぼ規定される。一方、間接方式のX線平面検出器は、シ
ンチレータ層で変換された可視光がフォトダイオードに
到達するまでの間に拡散したり散乱したりして解像度が
劣化する。したがって、間接方式のX線平面検出器の場
合、とくに解像度特性の改善が必要とされる。
出器は、X線の入射で発生した光導電電荷を、高電界を
利用して電荷蓄積用キャパシターに導く構成になってい
る。この構成の場合、その解像度特性は画素ピッチでほ
ぼ規定される。一方、間接方式のX線平面検出器は、シ
ンチレータ層で変換された可視光がフォトダイオードに
到達するまでの間に拡散したり散乱したりして解像度が
劣化する。したがって、間接方式のX線平面検出器の場
合、とくに解像度特性の改善が必要とされる。
【0006】また、直接方式のX線平面検出器は、X線
の吸収率を向上させるために、たとえばa−Seの光導
電膜を1mm程度の厚さに形成している。そしてX線フ
ォトン1個あたりの光導電電荷の生成率を上げるため、
および、生成した光導電電荷が膜中の欠陥準位にトラッ
プされることなく電荷蓄積用キャパシターに導くため、
さらにはバイアス電界と直角方向への光導電電荷の拡散
を抑えるために、たとえばa−Seの光導電膜の両端に
10V/μmの強バイアス電界が印加される。したがっ
て、a−Se光導電膜の膜厚が1mm程度の場合、10
kV程度の高電圧が印加される。
の吸収率を向上させるために、たとえばa−Seの光導
電膜を1mm程度の厚さに形成している。そしてX線フ
ォトン1個あたりの光導電電荷の生成率を上げるため、
および、生成した光導電電荷が膜中の欠陥準位にトラッ
プされることなく電荷蓄積用キャパシターに導くため、
さらにはバイアス電界と直角方向への光導電電荷の拡散
を抑えるために、たとえばa−Seの光導電膜の両端に
10V/μmの強バイアス電界が印加される。したがっ
て、a−Se光導電膜の膜厚が1mm程度の場合、10
kV程度の高電圧が印加される。
【0007】直接方式と間接方式を比較すると、直接方
式は解像度特性がすぐれている。しかし、動作電圧が低
いTFTを高電圧から保護する必要があり、信頼性の確
保が困難になっている。また、低暗電流特性および高感
度特性、熱的安定性などを備えた光導電材料を容易に入
手できないという問題がある。
式は解像度特性がすぐれている。しかし、動作電圧が低
いTFTを高電圧から保護する必要があり、信頼性の確
保が困難になっている。また、低暗電流特性および高感
度特性、熱的安定性などを備えた光導電材料を容易に入
手できないという問題がある。
【0008】間接方式のX線平面検出器はフォトダーオ
ードやCCDを用いている。そのため、高電圧の印加を
必要とせず、高電圧による絶縁破壊などは発生しない。
また、シンチレータ材料やフォトダーオードは既知の技
術であり、直接方式と比較すると、製品化が容易であ
る。
ードやCCDを用いている。そのため、高電圧の印加を
必要とせず、高電圧による絶縁破壊などは発生しない。
また、シンチレータ材料やフォトダーオードは既知の技
術であり、直接方式と比較すると、製品化が容易であ
る。
【0009】しかし、直接方式に比べ解像度特性が劣る
という問題がある。また、感度特性を向上させるために
シンチレータ層を厚くすると、フォトダイオードなどの
光電変換素子に到達するまでに光学的な拡散や散乱が生
じ、解像度を劣化させるという問題もある。さらに、シ
ンチレータ層で散乱したX線が隣接画素のシンチレータ
層に入り込み、解像度を低下させるという問題もある。
という問題がある。また、感度特性を向上させるために
シンチレータ層を厚くすると、フォトダイオードなどの
光電変換素子に到達するまでに光学的な拡散や散乱が生
じ、解像度を劣化させるという問題もある。さらに、シ
ンチレータ層で散乱したX線が隣接画素のシンチレータ
層に入り込み、解像度を低下させるという問題もある。
【0010】本発明は、上記した欠点を解決し、シンチ
レータ層を用いた場合の解像度特性を向上させたX線平
面検出器を提供することを目的とする。
レータ層を用いた場合の解像度特性を向上させたX線平
面検出器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、2次元的に配
列した複数の画素単位を備え、この画素単位のそれぞれ
が、所定の入力面から入射したX線を光に変換するシン
チレータ部と、このシンチレータ部で変換された前記光
を信号電荷に変換する光導電変換部と、この光導電変換
部で変換された前記信号電荷を蓄積する電荷蓄積部と、
この電荷蓄積部に蓄積された前記信号電荷の読み出しを
制御するスイッチング部とを有するX線平面検出器にお
いて、隣接する画素単位のシンチレータ部どうし間に、
シンチレータ部どうしが連続しない中断領域を設け、こ
の中断領域に前記シンチレータ部と相違する材料で形成
した反射部材を配置したことを特徴とする。
列した複数の画素単位を備え、この画素単位のそれぞれ
が、所定の入力面から入射したX線を光に変換するシン
チレータ部と、このシンチレータ部で変換された前記光
を信号電荷に変換する光導電変換部と、この光導電変換
部で変換された前記信号電荷を蓄積する電荷蓄積部と、
この電荷蓄積部に蓄積された前記信号電荷の読み出しを
制御するスイッチング部とを有するX線平面検出器にお
いて、隣接する画素単位のシンチレータ部どうし間に、
シンチレータ部どうしが連続しない中断領域を設け、こ
の中断領域に前記シンチレータ部と相違する材料で形成
した反射部材を配置したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図1の
模式的な構成図を参照して説明する。符号11は光電変
換部で、光電変換部11は、ガラスなどの絶縁基板上
に、同じ構造の複数の画素単位12が行方向(たとえば
図の横方向)および列方向(たとえば図の縦方向)に所
定のピッチLで2次元に形成されている。図1では、た
とえば9個の画素単位12a〜12iが示されている。
模式的な構成図を参照して説明する。符号11は光電変
換部で、光電変換部11は、ガラスなどの絶縁基板上
に、同じ構造の複数の画素単位12が行方向(たとえば
図の横方向)および列方向(たとえば図の縦方向)に所
定のピッチLで2次元に形成されている。図1では、た
とえば9個の画素単位12a〜12iが示されている。
【0013】たとえば画素単位12iは、光を信号電荷
に変換する光電変換部たとえばフォトダイオード13、
および、スイッチング部を構成する薄膜トランジスタ
(以下TFTという)14、信号電荷を蓄積する電荷蓄
積部たとえば蓄積キャパシタ15などから構成されてい
る。TFT14はゲート電極Gおよびソース電極S、ド
レイン電極Dを有し、たとえばドレイン電極Dはフォト
ダイオード13および蓄積キャパシタ15と電気的に接
続されている。
に変換する光電変換部たとえばフォトダイオード13、
および、スイッチング部を構成する薄膜トランジスタ
(以下TFTという)14、信号電荷を蓄積する電荷蓄
積部たとえば蓄積キャパシタ15などから構成されてい
る。TFT14はゲート電極Gおよびソース電極S、ド
レイン電極Dを有し、たとえばドレイン電極Dはフォト
ダイオード13および蓄積キャパシタ15と電気的に接
続されている。
【0014】上記した構成の光電変換部11の上方に、
外部から入射するX線を光に変換するシンチレータ層な
どが形成されているが、図1では示されていない。
外部から入射するX線を光に変換するシンチレータ層な
どが形成されているが、図1では示されていない。
【0015】光電変換部11の外部にTFT14の動作
状態たとえばオン・オフを制御する制御回路16が設け
られている。制御回路16には、複数の制御ライン1
7、たとえば図では第1ないし第4の4個の制御ライン
171〜174が設けられている。それぞれの制御ライ
ン17は、同じ行の画素単位12を構成するTFT14
のゲート電極Gに接続されている。たとえば第1の制御
ライン171は画素12a〜12cのゲート電極Gにそ
れぞれ接続されている。
状態たとえばオン・オフを制御する制御回路16が設け
られている。制御回路16には、複数の制御ライン1
7、たとえば図では第1ないし第4の4個の制御ライン
171〜174が設けられている。それぞれの制御ライ
ン17は、同じ行の画素単位12を構成するTFT14
のゲート電極Gに接続されている。たとえば第1の制御
ライン171は画素12a〜12cのゲート電極Gにそ
れぞれ接続されている。
【0016】列方向には、複数のデータライン18、た
とえば図では第1ないし第4の複数のデータライン18
1〜184が設けられている。それぞれのデータライン
18は、同じ列の画素単位12を構成するTFT14の
ソース電極Sに接続されている。たとえば第1のデータ
ライン181は画素単位12a、12d、12gのソー
ス電極Sに接続されている。各データライン17は対応
する電荷増幅器19に接続されている。
とえば図では第1ないし第4の複数のデータライン18
1〜184が設けられている。それぞれのデータライン
18は、同じ列の画素単位12を構成するTFT14の
ソース電極Sに接続されている。たとえば第1のデータ
ライン181は画素単位12a、12d、12gのソー
ス電極Sに接続されている。各データライン17は対応
する電荷増幅器19に接続されている。
【0017】電荷増幅器19はたとえば演算増幅器で構
成され、その一方の入力端子a1にデータライン18が
接続され、他方の入力端子a2は接地されている。一方
の入力端子a1と出力端子b間にコンデンサCが接続さ
れ積分機能を有する構成になっている。また、コンデン
サCに並列にスイッチSが接続され、たとえばスイッチ
Sを閉じてコンデンサCに残った電荷を放電する構成に
なっている。
成され、その一方の入力端子a1にデータライン18が
接続され、他方の入力端子a2は接地されている。一方
の入力端子a1と出力端子b間にコンデンサCが接続さ
れ積分機能を有する構成になっている。また、コンデン
サCに並列にスイッチSが接続され、たとえばスイッチ
Sを閉じてコンデンサCに残った電荷を放電する構成に
なっている。
【0018】それぞれの電荷増幅器19は、並列に入力
する複数の電気信号を直列信号に変換する並列/直列変
換器20に接続されている。並列/直列変換器20は、
アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタ
ル変換器21に接続されている。
する複数の電気信号を直列信号に変換する並列/直列変
換器20に接続されている。並列/直列変換器20は、
アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタ
ル変換器21に接続されている。
【0019】次に、画素単位の構造について図2の模式
的な断面図を参照して説明する。図2は1つの画素単位
の部分を抜き出した図で、図1に対応する部分に同じ符
号を付し重複する説明は一部省略する。
的な断面図を参照して説明する。図2は1つの画素単位
の部分を抜き出した図で、図1に対応する部分に同じ符
号を付し重複する説明は一部省略する。
【0020】ガラスなどの絶縁基板31上にTFT14
および蓄積キャパシタ15が形成されている。TFT1
4は、絶縁基板31上に形成されたゲート電極Gおよび
ゲート電極Gを覆う絶縁膜32、絶縁膜32上に形成さ
れた半絶縁膜33、半絶縁膜33上に設けられたソース
電極S、ドレイン電極Dなどから構成されている。
および蓄積キャパシタ15が形成されている。TFT1
4は、絶縁基板31上に形成されたゲート電極Gおよび
ゲート電極Gを覆う絶縁膜32、絶縁膜32上に形成さ
れた半絶縁膜33、半絶縁膜33上に設けられたソース
電極S、ドレイン電極Dなどから構成されている。
【0021】TFT14のゲート電極Gは、図1に示す
ように、同じ行に位置する他のTFT14のゲート電極
Gとともに共通の制御ライン17に接続されている。ソ
ース電極Sは、同じ列に位置する他のTFT14のソー
ス電極Sとともに共通のデータライン18に接続されて
いる。
ように、同じ行に位置する他のTFT14のゲート電極
Gとともに共通の制御ライン17に接続されている。ソ
ース電極Sは、同じ列に位置する他のTFT14のソー
ス電極Sとともに共通のデータライン18に接続されて
いる。
【0022】蓄積キャパシタ15は絶縁基板31上に形
成された下部電極34、ゲート電極G上から下部電極3
4上まで延長する絶縁膜32、絶縁膜32上に設けられ
た上部電極35などから構成されている。上部電極35
はドレイン電極Dと電気的に接続されている。TFT1
4および蓄積キャパシタ15の上方に絶縁層361が設
けられ、この絶縁層361上にフォトダイオード13が
形成されている。
成された下部電極34、ゲート電極G上から下部電極3
4上まで延長する絶縁膜32、絶縁膜32上に設けられ
た上部電極35などから構成されている。上部電極35
はドレイン電極Dと電気的に接続されている。TFT1
4および蓄積キャパシタ15の上方に絶縁層361が設
けられ、この絶縁層361上にフォトダイオード13が
形成されている。
【0023】フォトダイオード13は、a−Siのpn
ダイオードやPINダイオードなどで形成される。絶縁
層36の一部にスルーホール37が形成され、フォトダ
イオード13の図示下方に位置する第1電極131はス
ルーホール37を介してTFT14のドレイン電極Dと
電気的に接続されている。
ダイオードやPINダイオードなどで形成される。絶縁
層36の一部にスルーホール37が形成され、フォトダ
イオード13の図示下方に位置する第1電極131はス
ルーホール37を介してTFT14のドレイン電極Dと
電気的に接続されている。
【0024】フォトダイオード13の図示上方に位置す
る第2電極132は、たとえばスパッタリング法によっ
てITO透明導電膜の成膜で形成され、第1電極131
と第2電極132間にバイアス電圧が印加される。ま
た、第2電極132上に、シンチレータ層38が形成さ
れている。
る第2電極132は、たとえばスパッタリング法によっ
てITO透明導電膜の成膜で形成され、第1電極131
と第2電極132間にバイアス電圧が印加される。ま
た、第2電極132上に、シンチレータ層38が形成さ
れている。
【0025】シンチレータ層38は、たとえばCsI:
NaやCsI:Tlなどのシンチレータ材料を真空蒸着
法で成膜する。この場合、シンチレータ層38は、フォ
トダイオード13の入力電極領域に対したとえば位置を
ずれせて形成される。また、隣接する画素単位のシンチ
レータ層381との境界に、たとえばその深さ方向に溝
が形成され、隣接する画素単位のシンチレータ層どう
し、たとえばシンチレータ層38とシンチレータ層38
1が連続しないように中断領域39が形成されている。
そして、X線が入射する図示上方の入力面38a上およ
び中断領域39にそれぞれ、たとえばシンチレータ層3
8と相違する材料で形成した反射部材40a、40bが
配置されている。反射部材40a、40bは可視光を反
射する材料たとえばTiO2 を沈降法などで形成する。
NaやCsI:Tlなどのシンチレータ材料を真空蒸着
法で成膜する。この場合、シンチレータ層38は、フォ
トダイオード13の入力電極領域に対したとえば位置を
ずれせて形成される。また、隣接する画素単位のシンチ
レータ層381との境界に、たとえばその深さ方向に溝
が形成され、隣接する画素単位のシンチレータ層どう
し、たとえばシンチレータ層38とシンチレータ層38
1が連続しないように中断領域39が形成されている。
そして、X線が入射する図示上方の入力面38a上およ
び中断領域39にそれぞれ、たとえばシンチレータ層3
8と相違する材料で形成した反射部材40a、40bが
配置されている。反射部材40a、40bは可視光を反
射する材料たとえばTiO2 を沈降法などで形成する。
【0026】また、隣接する画素単位のフォトダイオー
ド131とフォトダイオード13間は絶縁層362で電
気的に分離されている。
ド131とフォトダイオード13間は絶縁層362で電
気的に分離されている。
【0027】ここで、シンチレータ層38に溝を設け、
シンチレータ層38に中断領域39を形成する方法につ
いて説明する。
シンチレータ層38に中断領域39を形成する方法につ
いて説明する。
【0028】1つの方法としてダイシング法が用いられ
る。たとえば幅20μmのダイアモンドブレードを用
い、ダイサーでシンチレータ層38に切り込みを入れ
る。この方法によれば、幅Wが23μmで、画素ピッチ
が150μmの溝を形成できる。その後、たとえば溝内
にTiO2 を充填し、100℃で乾燥させる。
る。たとえば幅20μmのダイアモンドブレードを用
い、ダイサーでシンチレータ層38に切り込みを入れ
る。この方法によれば、幅Wが23μmで、画素ピッチ
が150μmの溝を形成できる。その後、たとえば溝内
にTiO2 を充填し、100℃で乾燥させる。
【0029】また、レーザーを用いる方法もある。たと
えばYAGレーザーの3次高調波を用い、シンチレータ
層にパルス波を照射して穴を開ける。また、レーザーの
焦点位置を穴径の1/4ずつ距離をずらしてパルス波を
照射し穴を開ける方法を用いることもできる。たとえ
ば、レーザー光の焦点位置を直線状に移動し、この工程
を繰り返すことによって溝が形成され、中断領域39が
形成される。
えばYAGレーザーの3次高調波を用い、シンチレータ
層にパルス波を照射して穴を開ける。また、レーザーの
焦点位置を穴径の1/4ずつ距離をずらしてパルス波を
照射し穴を開ける方法を用いることもできる。たとえ
ば、レーザー光の焦点位置を直線状に移動し、この工程
を繰り返すことによって溝が形成され、中断領域39が
形成される。
【0030】上記した構成において、X線41が反射部
材40aを通して入力面38aからシンチレータ層38
に入射し可視光42に変換される。この可視光42はフ
ォトダイオード13に入力し信号電荷に変換され、スル
ーホール37およびドレイン電極Dを経て蓄積キャパシ
タ15に蓄積される。
材40aを通して入力面38aからシンチレータ層38
に入射し可視光42に変換される。この可視光42はフ
ォトダイオード13に入力し信号電荷に変換され、スル
ーホール37およびドレイン電極Dを経て蓄積キャパシ
タ15に蓄積される。
【0031】一方、各画素単位12の蓄積キャパシタ1
5に蓄積した信号電荷の読み出しは制御回路16によっ
て制御され、たとえば画素単位12の行ごとに順に行わ
れる。まず、制御回路16から第1のゲートライン17
1を通して第1行目に位置する画素単位12a〜12c
のゲート電極Gに、たとえば10Vのオン信号を加え、
第1行目の画素単位のTFT14をオン状態にする。
5に蓄積した信号電荷の読み出しは制御回路16によっ
て制御され、たとえば画素単位12の行ごとに順に行わ
れる。まず、制御回路16から第1のゲートライン17
1を通して第1行目に位置する画素単位12a〜12c
のゲート電極Gに、たとえば10Vのオン信号を加え、
第1行目の画素単位のTFT14をオン状態にする。
【0032】このとき、第1行目の画素単位12a〜1
2cの蓄積キャパシタ15に蓄積された信号電荷が、そ
れぞれドレイン電極Dからソース電極Sに電気信号とし
て出力する。ソース電極Sに出力した電気信号はそれぞ
れ複数の電荷増幅器19に並列に加えられ増幅される。
その後、並列/直列変換器19で直列信号に変換され、
さらにアナログデジタル変換機20でデジタル信号に変
換され、次段の信号処理回路(図示せず)に送られる。
2cの蓄積キャパシタ15に蓄積された信号電荷が、そ
れぞれドレイン電極Dからソース電極Sに電気信号とし
て出力する。ソース電極Sに出力した電気信号はそれぞ
れ複数の電荷増幅器19に並列に加えられ増幅される。
その後、並列/直列変換器19で直列信号に変換され、
さらにアナログデジタル変換機20でデジタル信号に変
換され、次段の信号処理回路(図示せず)に送られる。
【0033】第1行目に位置する画素単位の蓄積キャパ
シタ15の電荷の読み出しが終了すると、制御回路16
から第1ゲートライン171を通して第1行目の画素単
位のゲート電極Gにたとえば−5Vのオフ信号が加えら
れ、第1行目の画素単位のTFT14をオフ状態にす
る。
シタ15の電荷の読み出しが終了すると、制御回路16
から第1ゲートライン171を通して第1行目の画素単
位のゲート電極Gにたとえば−5Vのオフ信号が加えら
れ、第1行目の画素単位のTFT14をオフ状態にす
る。
【0034】上記した動作が第2行目以下の画素単位1
2についても順に行われる。そして、すべての画素単位
12の蓄積キャパシタ15に蓄積した信号電荷の読み出
しが行われ、順次、デジタル信号に変換されて出力さ
れ、1つのX線画面に対応する電気信号がアナログデジ
タル変換機20から出力される。
2についても順に行われる。そして、すべての画素単位
12の蓄積キャパシタ15に蓄積した信号電荷の読み出
しが行われ、順次、デジタル信号に変換されて出力さ
れ、1つのX線画面に対応する電気信号がアナログデジ
タル変換機20から出力される。
【0035】上記した構成によれば、隣接する画素単位
のシンチレータ部38、381どうし間に、シンチレー
タ部が連続しない中断領域39が設けられ、中断領域3
9に反射部材40bが配置されている。また、シンチレ
ータ部38の入力面38a上にも反射部材40aが配置
されている。したがって、シンチレータ部38で変換さ
れた可視光42は、シンチレータ部38の上面38aお
よび側面38bで反射され、フォトダイオード13に入
力する。そのため、シンチレータ部38におけるX線4
1から光42への変換効率が向上する。
のシンチレータ部38、381どうし間に、シンチレー
タ部が連続しない中断領域39が設けられ、中断領域3
9に反射部材40bが配置されている。また、シンチレ
ータ部38の入力面38a上にも反射部材40aが配置
されている。したがって、シンチレータ部38で変換さ
れた可視光42は、シンチレータ部38の上面38aお
よび側面38bで反射され、フォトダイオード13に入
力する。そのため、シンチレータ部38におけるX線4
1から光42への変換効率が向上する。
【0036】また、図の横方向たとえば隣接する画素単
位の方向に進む光は、図2の矢印Y1やY2で示すよう
に側面38bで反射し、隣接する画素単位に入力しな
い。したがって、解像度も改善する。
位の方向に進む光は、図2の矢印Y1やY2で示すよう
に側面38bで反射し、隣接する画素単位に入力しな
い。したがって、解像度も改善する。
【0037】シンチレータ部38の上面38aおよび中
断領域39に配置する反射部材40a、40bは同じ材
料でもよく、上面38aに配置する材料および中断領域
39に配置する材料は相違させてもよい。また、反射部
材40bは中断領域39全体に充填してもよく、中断領
域39の一部たとえば側面38bに接する部分だけに配
置することもできる。
断領域39に配置する反射部材40a、40bは同じ材
料でもよく、上面38aに配置する材料および中断領域
39に配置する材料は相違させてもよい。また、反射部
材40bは中断領域39全体に充填してもよく、中断領
域39の一部たとえば側面38bに接する部分だけに配
置することもできる。
【0038】上記した構成の場合、フォトダイオード1
5をたとえば蓄積キャパシタ13やTFT14と位置的
に重ならないように形成している。しかし、フォトダイ
オード15に入力する受光面積を広くする場合は、TF
T14および蓄積キャパシタ15上に絶縁層を設け、フ
ォトダイオード15の入力電極面がたとえば画素単位の
ほぼ全域に広がる構造にすることもできる。
5をたとえば蓄積キャパシタ13やTFT14と位置的
に重ならないように形成している。しかし、フォトダイ
オード15に入力する受光面積を広くする場合は、TF
T14および蓄積キャパシタ15上に絶縁層を設け、フ
ォトダイオード15の入力電極面がたとえば画素単位の
ほぼ全域に広がる構造にすることもできる。
【0039】また、シンチレータ層38は、CsI:N
aやCsI:Tlなどのシンチレータ材料を真空蒸着法
で成膜している。しかし、X線発光蛍光体たとえばGd
2 O2 S:Tbの粉末を樹脂バインダーと有機溶剤で塗
液とし、ディスペンサーやインクジェット、スプレーな
どを用いた塗布法によりシンチレータ含有塗膜層を形成
し、その後、乾燥工程で有機溶剤を除去し、シンチレー
タ層として固化させる方法を用いることもできる。この
方法によれば、剥離やクラックなどを生じない良好な特
性をもつシンチレータ層が得られる。
aやCsI:Tlなどのシンチレータ材料を真空蒸着法
で成膜している。しかし、X線発光蛍光体たとえばGd
2 O2 S:Tbの粉末を樹脂バインダーと有機溶剤で塗
液とし、ディスペンサーやインクジェット、スプレーな
どを用いた塗布法によりシンチレータ含有塗膜層を形成
し、その後、乾燥工程で有機溶剤を除去し、シンチレー
タ層として固化させる方法を用いることもできる。この
方法によれば、剥離やクラックなどを生じない良好な特
性をもつシンチレータ層が得られる。
【0040】上記の実施形態の場合、反射部材としてT
iO2 を用い、中断領域に充填している。TiO2 は粒
径が1〜2μmと小さく、中断領域に隙間なく充填で
き、光の拡散が確実に抑えられる。
iO2 を用い、中断領域に充填している。TiO2 は粒
径が1〜2μmと小さく、中断領域に隙間なく充填で
き、光の拡散が確実に抑えられる。
【0041】また、一般に、反射部材が粒子で形成され
る場合、粒子の平均粒径が中断領域の幅Wの1/3以下
にすると、光の拡散が抑えられ解像度特性が改善する。
平均粒径がそれよりも大きくなると、光の拡散が低下す
ることが実験によって確認されている。
る場合、粒子の平均粒径が中断領域の幅Wの1/3以下
にすると、光の拡散が抑えられ解像度特性が改善する。
平均粒径がそれよりも大きくなると、光の拡散が低下す
ることが実験によって確認されている。
【0042】なお、反射部材には、シンチレータ層を形
成する材料と相違する材料、あるいは、シンチレータ層
と光学的屈折率が相違する材料、たとえば酸化チタンの
他、酸化鉛や珪素、硫化アンチモン、硫化カドミニウ
ム、酸化鉄、タングステン、ダイヤモンド、白金、KR
S−5などの高屈折材料の1つ、あるいは、これらの中
の複数の材料を使用できる。また、X線を吸収するX線
吸収材料、たとえばアルミニウムを反射部材として用
い、中断領域に配置することもできる。X線吸収材料を
用いた場合は解像度が向上する。X線吸収材料は他の反
射部材に含めて用いることもできる。
成する材料と相違する材料、あるいは、シンチレータ層
と光学的屈折率が相違する材料、たとえば酸化チタンの
他、酸化鉛や珪素、硫化アンチモン、硫化カドミニウ
ム、酸化鉄、タングステン、ダイヤモンド、白金、KR
S−5などの高屈折材料の1つ、あるいは、これらの中
の複数の材料を使用できる。また、X線を吸収するX線
吸収材料、たとえばアルミニウムを反射部材として用
い、中断領域に配置することもできる。X線吸収材料を
用いた場合は解像度が向上する。X線吸収材料は他の反
射部材に含めて用いることもできる。
【0043】また、反射部材には気体たとえば大気やガ
スを用い、あるいは真空とし、中断領域などの空間に気
体を充満させ、あるいは真空に構成することもできる。
この場合、気体などの屈折率をng、シンチレータ層の
屈折率をnsとすると、シンチレータ層から気体などへ
の振幅屈折率γはγ=(ns−ng)/(ns+ng)
となる。nsとngの差が大きいほど光の反射効果が大
きくなり、シンチレータ層内での光の散乱や拡散が防止
される。
スを用い、あるいは真空とし、中断領域などの空間に気
体を充満させ、あるいは真空に構成することもできる。
この場合、気体などの屈折率をng、シンチレータ層の
屈折率をnsとすると、シンチレータ層から気体などへ
の振幅屈折率γはγ=(ns−ng)/(ns+ng)
となる。nsとngの差が大きいほど光の反射効果が大
きくなり、シンチレータ層内での光の散乱や拡散が防止
される。
【0044】一般に、反射部材の屈折率をnr、シンチ
レータ層の屈折率をnsとした場合、nr/ns<1と
いう条件に設定すれば、シンチレータ層で変換された蛍
光が反射部材で囲まれたシンチレータ層内を光学的に案
内され、フォトダイオードに効率よく入力し光電変換効
率が向上する。また、解像度や感度も向上する。
レータ層の屈折率をnsとした場合、nr/ns<1と
いう条件に設定すれば、シンチレータ層で変換された蛍
光が反射部材で囲まれたシンチレータ層内を光学的に案
内され、フォトダイオードに効率よく入力し光電変換効
率が向上する。また、解像度や感度も向上する。
【0045】なお、反射部材の屈折率nrとシンチレー
タ層を形成する材料の屈折率nsの差が大きいほど、シ
ンチレータ層内で発生した光の横方向への散乱や拡散が
抑制される。
タ層を形成する材料の屈折率nsの差が大きいほど、シ
ンチレータ層内で発生した光の横方向への散乱や拡散が
抑制される。
【0046】また、シンチレータ層の側面に形成した金
属材料の皮膜を反射部材として利用することもできる。
この場合、金属皮膜の材料の光反射率が高いほど、シン
チレータ層内で発生した光の横方向への散乱や拡散が抑
制され効果が大きくなる。金属皮膜材料としては、アル
ミニウムや銀、金、ロジウムなどの金属、および、これ
らの金属を複数用いた金属材料を主成分とするものが適
している。
属材料の皮膜を反射部材として利用することもできる。
この場合、金属皮膜の材料の光反射率が高いほど、シン
チレータ層内で発生した光の横方向への散乱や拡散が抑
制され効果が大きくなる。金属皮膜材料としては、アル
ミニウムや銀、金、ロジウムなどの金属、および、これ
らの金属を複数用いた金属材料を主成分とするものが適
している。
【0047】また、反射部材はシンチレータ層と同じ材
料で形成することもできる。たとえば、シンチレータ層
を形成する材料よりも平均粒径が小さい粒子を用いた場
合、シンチレータ層の側面で光が反射され、同様の効果
が得られる。
料で形成することもできる。たとえば、シンチレータ層
を形成する材料よりも平均粒径が小さい粒子を用いた場
合、シンチレータ層の側面で光が反射され、同様の効果
が得られる。
【0048】中断領域の深さは、シンチレータ層の膜厚
と同じにすることが望ましい。しかし、中断領域がシン
チレータ層の厚さよりも浅い場合でも、光の横方向への
散乱や拡散が抑制され効果が得られる。
と同じにすることが望ましい。しかし、中断領域がシン
チレータ層の厚さよりも浅い場合でも、光の横方向への
散乱や拡散が抑制され効果が得られる。
【0049】また、変換効率および解像度を向上させる
場合、シンチレータ層の側面を平坦化させてもよい。シ
ンチレータ層の側面が平坦化すると、側面における光の
乱反射が抑制され、変換効率および解像度が向上する。
側面の平坦化は、樹脂たとえばパララキシリリレンをC
VD法により側面に付着する方法、あるいは、シンチレ
ータ層を焼きなましする方法などがある。
場合、シンチレータ層の側面を平坦化させてもよい。シ
ンチレータ層の側面が平坦化すると、側面における光の
乱反射が抑制され、変換効率および解像度が向上する。
側面の平坦化は、樹脂たとえばパララキシリリレンをC
VD法により側面に付着する方法、あるいは、シンチレ
ータ層を焼きなましする方法などがある。
【0050】次に、本発明の効果を説明するために、C
TF特性について従来技術と比較した結果を説明する。
この場合、CTF値(%)は0.5Lp/mm(0.5
ラインペア/ミリメートル)でのコントラスト透過比と
2Lp/mmでのコントラスト透過比との比である。
TF特性について従来技術と比較した結果を説明する。
この場合、CTF値(%)は0.5Lp/mm(0.5
ラインペア/ミリメートル)でのコントラスト透過比と
2Lp/mmでのコントラスト透過比との比である。
【0051】従来例は、エポキシ樹脂内に蛍光体粉末
(Gd2 O2 S:Tb)を分散させた塗液とし、光電変
換部上に400μmの膜厚で塗布し、その後、100℃
に加熱して膜を乾燥、硬化させ、シンチレータ層を形成
した構造である。
(Gd2 O2 S:Tb)を分散させた塗液とし、光電変
換部上に400μmの膜厚で塗布し、その後、100℃
に加熱して膜を乾燥、硬化させ、シンチレータ層を形成
した構造である。
【0052】発明例1は、従来例と同じ方法で形成した
シンチレータ層にダイシング法によって、画素ピッチが
150μm、深さが350μm、幅が23μmの溝を格
子状に形成した構造で、中断領域に大気を満たした構造
である。
シンチレータ層にダイシング法によって、画素ピッチが
150μm、深さが350μm、幅が23μmの溝を格
子状に形成した構造で、中断領域に大気を満たした構造
である。
【0053】発明例2は、発明例1の中断領域を形成す
る溝に、粒径が1μmのTiO2 粒子を充填した構造で
ある。
る溝に、粒径が1μmのTiO2 粒子を充填した構造で
ある。
【0054】この場合、従来例および発明例1、発明例
2のCTF値は、20.6%および24.3%、46.
8%となり、発明例1は従来例よりも約2割、発明例2
は従来例よりも2倍以上に増加し、発明の方が解像度特
性が向上している。
2のCTF値は、20.6%および24.3%、46.
8%となり、発明例1は従来例よりも約2割、発明例2
は従来例よりも2倍以上に増加し、発明の方が解像度特
性が向上している。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、シンチレータ層を用い
た場合の解像度特性を向上させたX線平面検出器を実現
できる。
た場合の解像度特性を向上させたX線平面検出器を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための模式的な回
路構成図である。
路構成図である。
【図2】本発明の実施形態における画素単位を説明する
ための模式的な断面図である。
ための模式的な断面図である。
11…光電変換部
12…画素単位
13…フォトダイオード
14…薄膜トランジスタ(TFT)
15…電荷蓄積キャパシタ
16…制御回路
17…制御ライン
18…データライン
19…電荷増幅器
20…並列/直列変換器
21…アナログデジタル変換器
31…絶縁基板
32…絶縁膜
33…半絶縁膜
37…スルーホール
38…シンチレータ層
39…中断領域
40a、40b…反射部材
41…X線
42…可視光
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04N 5/32 H04N 5/335 U
5/335 H01L 27/14 K
(72)発明者 曾田 博之
神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株
式会社東芝横浜事業所内
Fターム(参考) 2G088 EE01 FF02 GG19 JJ05
4M118 AA10 AB01 BA05 CA03 CA05
CB06 CB11 CB20 DD09 DD12
FB03 FB04 FB09 FB13 FB16
FB24 FB25 GA10
5C024 AX12 CX37 GX03
Claims (8)
- 【請求項1】 2次元的に配列した複数の画素単位を備
え、この画素単位のそれぞれが、所定の入力面から入射
したX線を光に変換するシンチレータ部と、このシンチ
レータ部で変換された前記光を信号電荷に変換する光導
電変換部と、この光導電変換部で変換された前記信号電
荷を蓄積する電荷蓄積部と、この電荷蓄積部に蓄積され
た前記信号電荷の読み出しを制御するスイッチング部と
を有するX線平面検出器において、隣接する画素単位の
シンチレータ部どうし間に、シンチレータ部どうしが連
続しない中断領域を設け、この中断領域に前記シンチレ
ータ部と相違する材料で形成した反射部材を配置したこ
とを特徴とするX線平面検出器。 - 【請求項2】 2次元的に配列した複数の画素単位を備
え、この画素単位のそれぞれが、所定の入力面から入射
したX線を光に変換するシンチレータ部と、このシンチ
レータ部で変換された前記光を信号電荷に変換する光導
電変換部と、この光導電変換部で変換された前記信号電
荷を蓄積する電荷蓄積部と、この電荷蓄積部に蓄積され
た前記信号電荷の読み出しを制御するスイッチング部と
を有するX線平面検出器において、隣接する画素単位の
シンチレータ部どうし間に、シンチレータ部どうしが連
続しない中断領域を設け、この中断領域に前記シンチレ
ータ部よりも平均粒径が小さい材料で形成した反射部材
を配置したことを特徴とするX線平面検出器。 - 【請求項3】 2次元的に配列した複数の画素単位を備
え、この画素単位のそれぞれが、所定の入力面から入射
したX線を光に変換するシンチレータ部と、このシンチ
レータ部で変換された前記光を信号電荷に変換する光導
電変換部と、この光導電変換部で変換された前記信号電
荷を蓄積する電荷蓄積部と、この電荷蓄積部に蓄積され
た前記信号電荷の読み出しを制御するスイッチング部と
を有するX線平面検出器において、隣接する画素単位の
シンチレータ部どうし間に、シンチレータ部どうしが連
続しない中断領域を設け、前記シンチレータ部の前記入
力面および隣接する画素単位側に位置する前記シンチレ
ータ部の側面が、前記シンチレータ部と相違する材料で
形成した反射部材に接しているX線平面検出器。 - 【請求項4】 反射部材は、気体または金属、真空であ
る請求項1または請求項3記載のX線平面検出器。 - 【請求項5】 反射部材の屈折率をnr、シンチレータ
層の屈折率をnsとした場合に、nr/ns<1である
請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載のX線平
面検出器。 - 【請求項6】 反射部材にX線吸収材料が含まれている
請求項1または請求項2記載のX線平面検出器。 - 【請求項7】 隣接する画素単位間のピッチをL、中断
領域の幅をWとした場合に、L/W>3である請求項1
ないし請求項6のいずれか1つに記載のX線平面検出
器。 - 【請求項8】 反射部材が粒子の集まりで形成され、前
記粒子の平均粒径が中断領域の幅の1/3以下である請
求項1および請求項2、請求項3、請求項5、請求項
6、請求項7のいずれか1つに記載のX線平面検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001365950A JP2003167060A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | X線平面検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001365950A JP2003167060A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | X線平面検出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003167060A true JP2003167060A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=19175919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001365950A Pending JP2003167060A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | X線平面検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003167060A (ja) |
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2001
- 2001-11-30 JP JP2001365950A patent/JP2003167060A/ja active Pending
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