JP2003160045A - 液圧ブレーキ装置 - Google Patents
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- JP2003160045A JP2003160045A JP2001361089A JP2001361089A JP2003160045A JP 2003160045 A JP2003160045 A JP 2003160045A JP 2001361089 A JP2001361089 A JP 2001361089A JP 2001361089 A JP2001361089 A JP 2001361089A JP 2003160045 A JP2003160045 A JP 2003160045A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】アキュムレータを備えた液圧ブレーキ装置にお
いて、アキュムレータの小形化を図る。 【解決手段】要求制動状態量が設定制動状態量より小さ
い場合には、電磁開閉弁50が開状態とされ、電磁開閉
弁42が閉状態とされる。ブレーキアクチュエータ46
にポンプ装置10の液圧が供給され、アキュムレータ1
2の液圧が供給されることはない。要求制動状態量が設
定制動状態量以上の場合には、電磁開閉弁50が開状態
とされ、電磁開閉弁42が開状態とされる。ブレーキア
クチュエータ46には、少なくともアキュムレータ12
から液圧が供給される。アキュムレータ12の液圧が常
に供給されるわけではないため、その分、アキュムレー
タ12の容積を小さくすることができ、小形化を図るこ
とができる。
いて、アキュムレータの小形化を図る。 【解決手段】要求制動状態量が設定制動状態量より小さ
い場合には、電磁開閉弁50が開状態とされ、電磁開閉
弁42が閉状態とされる。ブレーキアクチュエータ46
にポンプ装置10の液圧が供給され、アキュムレータ1
2の液圧が供給されることはない。要求制動状態量が設
定制動状態量以上の場合には、電磁開閉弁50が開状態
とされ、電磁開閉弁42が開状態とされる。ブレーキア
クチュエータ46には、少なくともアキュムレータ12
から液圧が供給される。アキュムレータ12の液圧が常
に供給されるわけではないため、その分、アキュムレー
タ12の容積を小さくすることができ、小形化を図るこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液圧ブレーキ装置
に関するものであり、特に、アキュムレータを備えた液
圧ブレーキ装置に関するものである。
に関するものであり、特に、アキュムレータを備えた液
圧ブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平11−34957号公報には、ア
キュムレータを備えた液圧ブレーキ装置が記載されてい
る。この液圧ブレーキ装置においては、ブレーキシリン
ダの液圧がアキュムレータの液圧の制御により制御され
る。
キュムレータを備えた液圧ブレーキ装置が記載されてい
る。この液圧ブレーキ装置においては、ブレーキシリン
ダの液圧がアキュムレータの液圧の制御により制御され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題、課題解決手段および効
果】本発明の課題は、アキュムレータを備えた液圧ブレ
ーキ装置の小形化を図ることである。上記課題は、液圧
ブレーキ装置を下記各態様の構成のものとすることによ
って解決される。各態様は、請求項と同様に、項に区分
し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引
用する形式で記載する。これは、あくまで、本明細書に
記載の技術の理解を容易にするためであり、本明細書に
記載の技術的特徴およびそれらの組み合わせが以下の各
項に限定されると解釈されるべきではない。また、1つ
の項に複数の事項が記載されている場合、常に、すべて
の事項を一緒に採用しなければならないものではなく、
一部の事項のみを取り出して採用することも可能であ
る。
果】本発明の課題は、アキュムレータを備えた液圧ブレ
ーキ装置の小形化を図ることである。上記課題は、液圧
ブレーキ装置を下記各態様の構成のものとすることによ
って解決される。各態様は、請求項と同様に、項に区分
し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引
用する形式で記載する。これは、あくまで、本明細書に
記載の技術の理解を容易にするためであり、本明細書に
記載の技術的特徴およびそれらの組み合わせが以下の各
項に限定されると解釈されるべきではない。また、1つ
の項に複数の事項が記載されている場合、常に、すべて
の事項を一緒に採用しなければならないものではなく、
一部の事項のみを取り出して採用することも可能であ
る。
【0004】以下の各項のうち、(1)項が請求項1に対
応し、(11)項が請求項2に対応する。
応し、(11)項が請求項2に対応する。
【0005】(1)(a)動力により液圧を発生させる動力
式液圧発生装置と、(b)その動力式液圧発生装置の作動
液を蓄えるアキュムレータとを含む動力式液圧源と、そ
の動力式液圧源の液圧が供給されるブレーキシリンダを
含み、そのブレーキシリンダの液圧により作動させられ
る液圧ブレーキと、運転者による要求制動状態量が設定
制動状態量より小さい場合に、前記ブレーキシリンダに
前記アキュムレータから液圧が供給されないで、前記動
力式液圧発生装置から液圧が供給される状態とし、前記
要求制動状態量が設定制動状態量以上である場合に、少
なくとも前記アキュムレータから液圧が供給される状態
とする液圧供給状態制御装置とを含むことを特徴とする
液圧ブレーキ装置。本項に記載の液圧ブレーキ装置にお
いては、要求制動状態量が設定制動状態量より小さい場
合に、前記ブレーキシリンダに動力式液圧発生装置の液
圧が供給され、設定制動状態量以上の場合にアキュムレ
ータの液圧が供給される。要求制動状態量が設定制動状
態量より小さくても大きくてもアキュムレータの液圧が
供給される場合に比較して、アキュムレータの作動液の
消費量が少なくなるため、容積を小さくすることができ
る。また、アキュムレータの作動液が使用される頻度が
低くなるため、アキュムレータにおける仕切部材の伸縮
頻度が低くなり、寿命を長くすることができる。さら
に、ブレーキシリンダの液圧が比較的小さい値に制御さ
れる場合に、高圧のアキュムレータの液圧が利用されれ
ば、ブレーキシリンダの液圧を精度よく制御することが
困難であるが、出力液圧がアキュムレータの液圧より小
さい動力式液圧発生装置の液圧が利用されるようにすれ
ば、ブレーキシリンダの液圧の制御精度を向上させるこ
とができる。ブレーキシリンダにアキュムレータから作
動液(液圧)が供給される場合においては、動力式液圧
発生装置からは作動液が供給されない場合と供給される
場合とがある。動力式液圧発生装置の出力液圧が、その
動力式液圧発生装置からの作動液のアキュムレータから
の作動液との合流点の液圧より小さい場合には動力式液
圧発生装置からは作動液が供給されないが、同じである
場合には動力式液圧発生装置からも供給される。ブレー
キシリンダにアキュムレータから作動液が供給される状
態において、動力式液圧発生装置において液圧が発生さ
せられないようにしたり、発生液圧を小さくしたりすれ
ば、動力式液圧発生装置からは作動液が供給されないこ
ととなる。それに対して、動力式液圧発生装置の液圧が
合流点の液圧と同じ大きさになるように制御されるよう
にすれば、動力式液圧発生装置からもブレーキシリンダ
に作動液が供給される。運転者による要求制動状態量
は、ブレーキ操作部材の運転者による操作状態に基づい
て取得することができる。例えば、操作ストロークや操
作力またはこれらと等価の物理量等に基づいて取得した
り、ブレーキ操作変化状態に基づいて取得したりするこ
とができる。これら操作ストロークや操作力等が設定値
以上である場合や操作変化状態が設定変化状態以上の場
合(例えば、操作速度や操作加速度が設定値以上の場
合)に要求制動状態量が設定制動状態量以上であるとす
ることができる。例えば、運転者によるブレーキ操作部
材の通常操作状態あるいは緩操作状態が要求制動状態量
が設定制動状態量より小さい場合で、強操作状態と高速
操作状態との少なくとも一方が、設定制動状態量以上の
場合であると考えることができる。通常使用される「緊
急操作状態」は、強操作状態と高速操作状態との両方、
あるいは強操作状態であると考えることができる。要求
制動状態量は、要求制動状態量取得装置によって取得さ
れるが、要求制動状態量取得装置は、運転者によるブレ
ーキ操作部材の操作状態を表す操作状態量を検出するブ
レーキ操作状態量検出装置を含むものとすることができ
る。なお、動力式液圧源の液圧がブレーキシリンダに供
給される場合には、動力式液圧源の液圧が直接供給され
る場合と間接的に供給される場合とがある。間接的に供
給される場合には、例えば、〔発明の実施の形態〕にお
いて説明するように、液圧シリンダを経て供給される場
合が該当する。
式液圧発生装置と、(b)その動力式液圧発生装置の作動
液を蓄えるアキュムレータとを含む動力式液圧源と、そ
の動力式液圧源の液圧が供給されるブレーキシリンダを
含み、そのブレーキシリンダの液圧により作動させられ
る液圧ブレーキと、運転者による要求制動状態量が設定
制動状態量より小さい場合に、前記ブレーキシリンダに
前記アキュムレータから液圧が供給されないで、前記動
力式液圧発生装置から液圧が供給される状態とし、前記
要求制動状態量が設定制動状態量以上である場合に、少
なくとも前記アキュムレータから液圧が供給される状態
とする液圧供給状態制御装置とを含むことを特徴とする
液圧ブレーキ装置。本項に記載の液圧ブレーキ装置にお
いては、要求制動状態量が設定制動状態量より小さい場
合に、前記ブレーキシリンダに動力式液圧発生装置の液
圧が供給され、設定制動状態量以上の場合にアキュムレ
ータの液圧が供給される。要求制動状態量が設定制動状
態量より小さくても大きくてもアキュムレータの液圧が
供給される場合に比較して、アキュムレータの作動液の
消費量が少なくなるため、容積を小さくすることができ
る。また、アキュムレータの作動液が使用される頻度が
低くなるため、アキュムレータにおける仕切部材の伸縮
頻度が低くなり、寿命を長くすることができる。さら
に、ブレーキシリンダの液圧が比較的小さい値に制御さ
れる場合に、高圧のアキュムレータの液圧が利用されれ
ば、ブレーキシリンダの液圧を精度よく制御することが
困難であるが、出力液圧がアキュムレータの液圧より小
さい動力式液圧発生装置の液圧が利用されるようにすれ
ば、ブレーキシリンダの液圧の制御精度を向上させるこ
とができる。ブレーキシリンダにアキュムレータから作
動液(液圧)が供給される場合においては、動力式液圧
発生装置からは作動液が供給されない場合と供給される
場合とがある。動力式液圧発生装置の出力液圧が、その
動力式液圧発生装置からの作動液のアキュムレータから
の作動液との合流点の液圧より小さい場合には動力式液
圧発生装置からは作動液が供給されないが、同じである
場合には動力式液圧発生装置からも供給される。ブレー
キシリンダにアキュムレータから作動液が供給される状
態において、動力式液圧発生装置において液圧が発生さ
せられないようにしたり、発生液圧を小さくしたりすれ
ば、動力式液圧発生装置からは作動液が供給されないこ
ととなる。それに対して、動力式液圧発生装置の液圧が
合流点の液圧と同じ大きさになるように制御されるよう
にすれば、動力式液圧発生装置からもブレーキシリンダ
に作動液が供給される。運転者による要求制動状態量
は、ブレーキ操作部材の運転者による操作状態に基づい
て取得することができる。例えば、操作ストロークや操
作力またはこれらと等価の物理量等に基づいて取得した
り、ブレーキ操作変化状態に基づいて取得したりするこ
とができる。これら操作ストロークや操作力等が設定値
以上である場合や操作変化状態が設定変化状態以上の場
合(例えば、操作速度や操作加速度が設定値以上の場
合)に要求制動状態量が設定制動状態量以上であるとす
ることができる。例えば、運転者によるブレーキ操作部
材の通常操作状態あるいは緩操作状態が要求制動状態量
が設定制動状態量より小さい場合で、強操作状態と高速
操作状態との少なくとも一方が、設定制動状態量以上の
場合であると考えることができる。通常使用される「緊
急操作状態」は、強操作状態と高速操作状態との両方、
あるいは強操作状態であると考えることができる。要求
制動状態量は、要求制動状態量取得装置によって取得さ
れるが、要求制動状態量取得装置は、運転者によるブレ
ーキ操作部材の操作状態を表す操作状態量を検出するブ
レーキ操作状態量検出装置を含むものとすることができ
る。なお、動力式液圧源の液圧がブレーキシリンダに供
給される場合には、動力式液圧源の液圧が直接供給され
る場合と間接的に供給される場合とがある。間接的に供
給される場合には、例えば、〔発明の実施の形態〕にお
いて説明するように、液圧シリンダを経て供給される場
合が該当する。
【0006】(2)(a)動力により液圧を発生させる動力
式液圧発生装置と、(b)その動力式液圧発生装置の作動
液を蓄えるアキュムレータとを含む動力式液圧源と、そ
の動力式液圧源の液圧が供給されるブレーキシリンダを
含み、そのブレーキシリンダの液圧により作動させられ
る液圧ブレーキと、前記動力式液圧発生装置が液圧発生
可能状態である場合に、前記ブレーキシリンダに前記ア
キュムレータから液圧が供給されないで、前記動力式液
圧発生装置から液圧が供給される状態とし、液圧不足状
態である場合に、少なくとも前記アキュムレータから液
圧が供給される状態とする液圧供給状態制御装置とを含
むことを特徴とする液圧ブレーキ装置。動力式液圧発生
装置の液圧不足状態には、液圧を発生させることが不可
能な状態と、液圧を発生させることはできるが、発生液
圧が液圧ブレーキを作動させるに不十分な大きさである
場合とが含まれる。一方、液圧発生可能状態は、液圧ブ
レーキを作動させるに十分な液圧を発生させ得る状態で
あり、液圧を発生させることができても、液圧ブレーキ
を作動させるに不十分な液圧である場合は、液圧発生可
能な状態に含まれない。本項に記載の液圧ブレーキ装置
によれば、動力式液圧発生装置が液圧不足状態になって
も、ブレーキシリンダにアキュムレータの液圧を供給す
ることができ、液圧ブレーキを作動させることができ
る。
式液圧発生装置と、(b)その動力式液圧発生装置の作動
液を蓄えるアキュムレータとを含む動力式液圧源と、そ
の動力式液圧源の液圧が供給されるブレーキシリンダを
含み、そのブレーキシリンダの液圧により作動させられ
る液圧ブレーキと、前記動力式液圧発生装置が液圧発生
可能状態である場合に、前記ブレーキシリンダに前記ア
キュムレータから液圧が供給されないで、前記動力式液
圧発生装置から液圧が供給される状態とし、液圧不足状
態である場合に、少なくとも前記アキュムレータから液
圧が供給される状態とする液圧供給状態制御装置とを含
むことを特徴とする液圧ブレーキ装置。動力式液圧発生
装置の液圧不足状態には、液圧を発生させることが不可
能な状態と、液圧を発生させることはできるが、発生液
圧が液圧ブレーキを作動させるに不十分な大きさである
場合とが含まれる。一方、液圧発生可能状態は、液圧ブ
レーキを作動させるに十分な液圧を発生させ得る状態で
あり、液圧を発生させることができても、液圧ブレーキ
を作動させるに不十分な液圧である場合は、液圧発生可
能な状態に含まれない。本項に記載の液圧ブレーキ装置
によれば、動力式液圧発生装置が液圧不足状態になって
も、ブレーキシリンダにアキュムレータの液圧を供給す
ることができ、液圧ブレーキを作動させることができ
る。
【0007】(3)(a)動力により液圧を発生させる動力
式液圧発生装置と、(b)その動力式液圧発生装置の作動
液を蓄えるアキュムレータとを含む動力式液圧源と、そ
の動力式液圧源の液圧が供給されるブレーキシリンダを
含み、そのブレーキシリンダの液圧により作動させられ
る液圧ブレーキと、緩制動領域では、前記ブレーキシリ
ンダに前記アキュムレータから液圧が供給されないで、
前記動力式液圧発生装置から液圧が供給される状態と
し、急制動領域では、少なくとも前記アキュムレータか
ら液圧が供給される状態とする液圧供給状態制御装置と
を含むことを特徴とする液圧ブレーキ装置。緩制動領域
は、例えば、ブレーキシリンダの液圧が設定液圧より小
さいことと液圧の増加速度が設定速度より小さいことと
の少なくとも一方が満たされる領域とすることができ
る。急制動領域は、ブレーキシリンダの液圧が設定液圧
より大きいことと、液圧の増加速度が設定速度より大き
いこととの少なくとも一方が満たされる領域とすること
ができる。本項に記載の液圧ブレーキ装置によれば、急
制動領域において、アキュムレータから液圧が供給され
るため、要求制動状態を早急に実現させることができ
る。
式液圧発生装置と、(b)その動力式液圧発生装置の作動
液を蓄えるアキュムレータとを含む動力式液圧源と、そ
の動力式液圧源の液圧が供給されるブレーキシリンダを
含み、そのブレーキシリンダの液圧により作動させられ
る液圧ブレーキと、緩制動領域では、前記ブレーキシリ
ンダに前記アキュムレータから液圧が供給されないで、
前記動力式液圧発生装置から液圧が供給される状態と
し、急制動領域では、少なくとも前記アキュムレータか
ら液圧が供給される状態とする液圧供給状態制御装置と
を含むことを特徴とする液圧ブレーキ装置。緩制動領域
は、例えば、ブレーキシリンダの液圧が設定液圧より小
さいことと液圧の増加速度が設定速度より小さいことと
の少なくとも一方が満たされる領域とすることができ
る。急制動領域は、ブレーキシリンダの液圧が設定液圧
より大きいことと、液圧の増加速度が設定速度より大き
いこととの少なくとも一方が満たされる領域とすること
ができる。本項に記載の液圧ブレーキ装置によれば、急
制動領域において、アキュムレータから液圧が供給され
るため、要求制動状態を早急に実現させることができ
る。
【0008】(4)前記液圧供給状態制御装置が、運転者
によってブレーキ操作部材が操作されていない場合にお
いて、車両の走行状態に基づいて前記液圧ブレーキを作
動させる要求が生じた場合に、前記ブレーキシリンダに
前記アキュムレータから液圧が供給される状態とする非
ブレーキ操作時アキュムレータ圧供給装置を含む(1)項
ないし(3)項のいずれか1つに記載の液圧ブレーキ装
置。例えば、トラクション制御、姿勢安定制御、クルー
ズ制御等、非ブレーキ操作状態にブレーキを作動させる
必要が生じた場合(自動ブレーキを作動させる必要が生
じた場合)には、ブレーキシリンダにアキュムレータの
液圧が供給されることによって、液圧ブレーキが作動さ
せられる。アキュムレータには、常時、液圧が蓄えられ
ていることが望ましい。換言すれば、動力式液圧発生装
置が非作動状態にあっても液圧が蓄えられているように
するのであり、その場合には、直ちにアキュムレータ圧
を供給することができる。ただし、動力式液圧発生装置
によれば自動ブレーキを作動させることができるため、
例えば、ブレーキシリンダの液圧が低領域で制御される
場合には、動力式液圧発生装置を作動させて、動力式液
圧発生装置の液圧がブレーキシリンダに供給されるよう
にすることもできる。
によってブレーキ操作部材が操作されていない場合にお
いて、車両の走行状態に基づいて前記液圧ブレーキを作
動させる要求が生じた場合に、前記ブレーキシリンダに
前記アキュムレータから液圧が供給される状態とする非
ブレーキ操作時アキュムレータ圧供給装置を含む(1)項
ないし(3)項のいずれか1つに記載の液圧ブレーキ装
置。例えば、トラクション制御、姿勢安定制御、クルー
ズ制御等、非ブレーキ操作状態にブレーキを作動させる
必要が生じた場合(自動ブレーキを作動させる必要が生
じた場合)には、ブレーキシリンダにアキュムレータの
液圧が供給されることによって、液圧ブレーキが作動さ
せられる。アキュムレータには、常時、液圧が蓄えられ
ていることが望ましい。換言すれば、動力式液圧発生装
置が非作動状態にあっても液圧が蓄えられているように
するのであり、その場合には、直ちにアキュムレータ圧
を供給することができる。ただし、動力式液圧発生装置
によれば自動ブレーキを作動させることができるため、
例えば、ブレーキシリンダの液圧が低領域で制御される
場合には、動力式液圧発生装置を作動させて、動力式液
圧発生装置の液圧がブレーキシリンダに供給されるよう
にすることもできる。
【0009】(5)前記液圧供給状態制御装置が、前記ブ
レーキシリンダを前記動力式液圧発生装置に連通させ
て、前記アキュムレータから遮断する状態と、少なくと
も、前記ブレーキシリンダをアキュムレータに連通させ
る状態とに切換可能な電磁制御弁装置を含む(1)項ない
し(4)項のいずれか1つに記載の液圧ブレーキ装置。本
項に記載の液圧ブレーキ装置においては、電磁制御弁装
置への供給電流の制御により動力式液圧発生装置の液圧
が供給される状態とアキュムレータの液圧が供給される
状態とに切り換えられる。電磁制御弁装置は、アキュム
レータの液圧が供給される状態において、ブレーキシリ
ンダを動力式液圧発生装置から遮断してアキュムレータ
に連通させるものであっても、アキュムレータと動力式
液圧発生装置との両方に連通させるものであってもよ
い。なお、電磁制御弁装置は、液圧供給状態制御装置の
構成要素とすることもできるが、動力式液圧源の構成要
素とすることもできる。 (6)前記電磁制御弁装置が、これら前記動力式液圧発生
装置と、アキュムレータと、ブレーキシリンダとの間に
設けられ、前記ブレーキシリンダを動力式液圧発生装置
に連通させてアキュムレータから遮断する状態と、前記
ブレーキシリンダを前記アキュムレータに連通させて動
力式液圧発生装置から遮断する状態とに切換可能な方向
切換弁を含む(5)項に記載の液圧ブレーキ装置。 (7)前記電磁制御弁装置が、(a)前記動力式液圧源と前
記ブレーキシリンダとの間に設けられ、少なくとも、ブ
レーキシリンダを動力式液圧源から遮断する状態と連通
させる状態とに切換え可能な第1制御弁と、(b)前記動
力式液圧発生装置および前記ブレーキシリンダと前記ア
キュムレータとの間に設けられ、少なくとも、動力式液
圧発生装置およびブレーキシリンダをアキュムレータか
ら遮断する状態と連通させる状態とに切換え可能な第2
制御弁とを含む(5)項または(6)項に記載の液圧ブレーキ
装置。第1制御弁の開状態においては、ブレーキシリン
ダに動力式液圧発生装置とアキュムレータとの少なくと
も一方から液圧が供給される状態にある。第1制御弁が
開状態にされ、かつ、第2制御弁が閉状態にされた場合
には、ブレーキシリンダは動力式液圧発生装置に連通さ
せられアキュムレータから遮断される。ブレーキシリン
ダには動力式液圧発生装置から液圧が供給されてアキュ
ムレータから供給されない状態とされる。第1制御弁が
開状態とされ、かつ、第2制御弁が開状態にされた場合
には、ブレーキシリンダはアキュムレータと動力式液圧
発生装置とに連通させられる。前述のように、動力式液
圧発生装置とアキュムレータとの合流点において、双方
の液圧が同じである場合には、動力式液圧発生装置とア
キュムレータとの両方から液圧が供給されるが、動力式
液圧発生装置の液圧の方が小さい場合には、アキュムレ
ータから供給されて、動力式液圧発生装置から供給され
ることはない。第1制御弁の閉状態においては、ブレー
キシリンダには動力式液圧源から液圧が供給されること
はない。アキュムレータが第1制御弁より動力式液圧発
生装置側に接続されれば、ブレーキシリンダが動力式液
圧発生装置からもアキュムレータからも遮断されること
になる。以上のように、第1制御弁はブレーキ遮断弁と
称し、第2制御弁はアキュムレータ遮断弁と称すること
ができる。また、これら第1、第2制御弁は、〔発明の
実施の形態〕において後述するように、ブレーキシリン
ダの液圧を制御するのに利用することができる。動力式
液圧発生装置の液圧やアキュムレータの液圧が第1制御
弁や第2制御弁によって制御されて、ブレーキシリンダ
に供給されることになる。 (8)前記電磁制御弁装置が、供給電流のON・OFFに
より開状態と閉状態とに切換可能な電磁開閉弁と、自身
の前後の差圧を供給電流の大きさに応じた大きさに制御
可能なリニアバルブとの少なくとも一方を含む(5)項な
いし(7)項のいずれか1つに記載の液圧ブレーキ装置。
レーキシリンダを前記動力式液圧発生装置に連通させ
て、前記アキュムレータから遮断する状態と、少なくと
も、前記ブレーキシリンダをアキュムレータに連通させ
る状態とに切換可能な電磁制御弁装置を含む(1)項ない
し(4)項のいずれか1つに記載の液圧ブレーキ装置。本
項に記載の液圧ブレーキ装置においては、電磁制御弁装
置への供給電流の制御により動力式液圧発生装置の液圧
が供給される状態とアキュムレータの液圧が供給される
状態とに切り換えられる。電磁制御弁装置は、アキュム
レータの液圧が供給される状態において、ブレーキシリ
ンダを動力式液圧発生装置から遮断してアキュムレータ
に連通させるものであっても、アキュムレータと動力式
液圧発生装置との両方に連通させるものであってもよ
い。なお、電磁制御弁装置は、液圧供給状態制御装置の
構成要素とすることもできるが、動力式液圧源の構成要
素とすることもできる。 (6)前記電磁制御弁装置が、これら前記動力式液圧発生
装置と、アキュムレータと、ブレーキシリンダとの間に
設けられ、前記ブレーキシリンダを動力式液圧発生装置
に連通させてアキュムレータから遮断する状態と、前記
ブレーキシリンダを前記アキュムレータに連通させて動
力式液圧発生装置から遮断する状態とに切換可能な方向
切換弁を含む(5)項に記載の液圧ブレーキ装置。 (7)前記電磁制御弁装置が、(a)前記動力式液圧源と前
記ブレーキシリンダとの間に設けられ、少なくとも、ブ
レーキシリンダを動力式液圧源から遮断する状態と連通
させる状態とに切換え可能な第1制御弁と、(b)前記動
力式液圧発生装置および前記ブレーキシリンダと前記ア
キュムレータとの間に設けられ、少なくとも、動力式液
圧発生装置およびブレーキシリンダをアキュムレータか
ら遮断する状態と連通させる状態とに切換え可能な第2
制御弁とを含む(5)項または(6)項に記載の液圧ブレーキ
装置。第1制御弁の開状態においては、ブレーキシリン
ダに動力式液圧発生装置とアキュムレータとの少なくと
も一方から液圧が供給される状態にある。第1制御弁が
開状態にされ、かつ、第2制御弁が閉状態にされた場合
には、ブレーキシリンダは動力式液圧発生装置に連通さ
せられアキュムレータから遮断される。ブレーキシリン
ダには動力式液圧発生装置から液圧が供給されてアキュ
ムレータから供給されない状態とされる。第1制御弁が
開状態とされ、かつ、第2制御弁が開状態にされた場合
には、ブレーキシリンダはアキュムレータと動力式液圧
発生装置とに連通させられる。前述のように、動力式液
圧発生装置とアキュムレータとの合流点において、双方
の液圧が同じである場合には、動力式液圧発生装置とア
キュムレータとの両方から液圧が供給されるが、動力式
液圧発生装置の液圧の方が小さい場合には、アキュムレ
ータから供給されて、動力式液圧発生装置から供給され
ることはない。第1制御弁の閉状態においては、ブレー
キシリンダには動力式液圧源から液圧が供給されること
はない。アキュムレータが第1制御弁より動力式液圧発
生装置側に接続されれば、ブレーキシリンダが動力式液
圧発生装置からもアキュムレータからも遮断されること
になる。以上のように、第1制御弁はブレーキ遮断弁と
称し、第2制御弁はアキュムレータ遮断弁と称すること
ができる。また、これら第1、第2制御弁は、〔発明の
実施の形態〕において後述するように、ブレーキシリン
ダの液圧を制御するのに利用することができる。動力式
液圧発生装置の液圧やアキュムレータの液圧が第1制御
弁や第2制御弁によって制御されて、ブレーキシリンダ
に供給されることになる。 (8)前記電磁制御弁装置が、供給電流のON・OFFに
より開状態と閉状態とに切換可能な電磁開閉弁と、自身
の前後の差圧を供給電流の大きさに応じた大きさに制御
可能なリニアバルブとの少なくとも一方を含む(5)項な
いし(7)項のいずれか1つに記載の液圧ブレーキ装置。
【0010】(9)前記動力式液圧発生装置が、(a)低圧
源の作動液を汲み上げて加圧するポンプと、そのポンプ
を動力により作動させる電動モータとを含むポンプ装置
と、(b)ハウジングと、そのハウジングに液密かつ摺動
可能に嵌合されたピストンと、そのピストンを動力によ
り作動させる電動モータとを含む動力式液圧シリンダと
の少なくとも一方を含む(1)項ないし(8)項のいずれか1
つに記載の液圧ブレーキ装置。動力式液圧発生装置がポ
ンプ装置を含む場合には、電動モータへの供給電流の制
御によりポンプから吐出される作動液の液圧を制御する
ことができるが、供給電流の制御を行わない場合には、
例えば、ポンプから吐出される作動液の液圧を制御可能
な液圧制御弁を設ければよい。液圧制御弁はポンプの吐
出側とブレーキシリンダとの間に設けても、ポンプの吐
出側と低圧側との間に設けてもよい。また、ポンプはプ
ランジャポンプであってもギヤポンプであってもよい
が、本項に記載の液圧ブレーキ装置においてはギヤポン
プとし得ることが利点の一つである。ギヤポンプにおい
ては、吐出液圧が高くなるに従ってギヤの噛合面の面圧
が高くなるため、一般にプランジャポンプより耐久性が
劣り、寿命が短い。一方、ギヤポンプにおいては、脈動
が非常に小さいため、作動音が小さいという利点があ
る。それに対して、本項に記載の液圧ブレーキ装置にお
いては、前述のように、アキュムレータの液圧が限定的
に使用されるため(常時使用されるわけではないた
め)、従来の場合に比較して、アキュムレータの作動液
の消費量が少なくなり、ポンプの高圧域での作動頻度が
低くなる。その結果、ギヤポンプを使用することが可能
となるのであり、作動音を小さくすることができる。動
力式液圧シリンダを含む場合には、電動モータへの供給
電流を制御することによりピストンに加えられる電磁駆
動力を制御して、ピストンの前方の加圧室の液圧を制御
することができる。ただし、動力式液圧発生装置の出力
液圧が制御されるようにすることは不可欠ではない。動
力式液圧発生装置の出力液圧が制御不能である場合に
は、ブレーキシリンダの液圧を制御可能なブレーキ液圧
制御装置を設ければよい。すなわち、動力式液圧発生装
置の出力液圧を制御可能な動力液圧制御装置とブレーキ
シリンダの液圧を制御可能なブレーキ液圧制御装置との
少なくとも一方を設ければ、ブレーキシリンダの液圧を
制御することができるのである。また、これら動力液圧
制御装置とブレーキ液圧制御装置とは、互いに別個のも
のとすることができるが、構成要素の少なくとも一部を
共有にすることもできる。動力式液圧発生装置に複数の
ブレーキシリンダが接続されている場合において、動力
式液圧発生装置の出力液圧の制御によりブレーキシリン
ダの液圧が制御される場合には、複数のブレーキシリン
ダの液圧が同じ大きさに制御されることになる。それに
対して、複数のブレーキシリンダの液圧をそれぞれ別個
に制御可能な個別ブレーキ液圧制御装置を設ければ、こ
れらブレーキシリンダの液圧を異なる大きさに制御する
ことができる。この意味において、動力液圧制御装置に
よるブレーキシリンダの液圧制御を共通制御、個別ブレ
ーキ液圧制御装置による制御を個別制御と称することも
できる。
源の作動液を汲み上げて加圧するポンプと、そのポンプ
を動力により作動させる電動モータとを含むポンプ装置
と、(b)ハウジングと、そのハウジングに液密かつ摺動
可能に嵌合されたピストンと、そのピストンを動力によ
り作動させる電動モータとを含む動力式液圧シリンダと
の少なくとも一方を含む(1)項ないし(8)項のいずれか1
つに記載の液圧ブレーキ装置。動力式液圧発生装置がポ
ンプ装置を含む場合には、電動モータへの供給電流の制
御によりポンプから吐出される作動液の液圧を制御する
ことができるが、供給電流の制御を行わない場合には、
例えば、ポンプから吐出される作動液の液圧を制御可能
な液圧制御弁を設ければよい。液圧制御弁はポンプの吐
出側とブレーキシリンダとの間に設けても、ポンプの吐
出側と低圧側との間に設けてもよい。また、ポンプはプ
ランジャポンプであってもギヤポンプであってもよい
が、本項に記載の液圧ブレーキ装置においてはギヤポン
プとし得ることが利点の一つである。ギヤポンプにおい
ては、吐出液圧が高くなるに従ってギヤの噛合面の面圧
が高くなるため、一般にプランジャポンプより耐久性が
劣り、寿命が短い。一方、ギヤポンプにおいては、脈動
が非常に小さいため、作動音が小さいという利点があ
る。それに対して、本項に記載の液圧ブレーキ装置にお
いては、前述のように、アキュムレータの液圧が限定的
に使用されるため(常時使用されるわけではないた
め)、従来の場合に比較して、アキュムレータの作動液
の消費量が少なくなり、ポンプの高圧域での作動頻度が
低くなる。その結果、ギヤポンプを使用することが可能
となるのであり、作動音を小さくすることができる。動
力式液圧シリンダを含む場合には、電動モータへの供給
電流を制御することによりピストンに加えられる電磁駆
動力を制御して、ピストンの前方の加圧室の液圧を制御
することができる。ただし、動力式液圧発生装置の出力
液圧が制御されるようにすることは不可欠ではない。動
力式液圧発生装置の出力液圧が制御不能である場合に
は、ブレーキシリンダの液圧を制御可能なブレーキ液圧
制御装置を設ければよい。すなわち、動力式液圧発生装
置の出力液圧を制御可能な動力液圧制御装置とブレーキ
シリンダの液圧を制御可能なブレーキ液圧制御装置との
少なくとも一方を設ければ、ブレーキシリンダの液圧を
制御することができるのである。また、これら動力液圧
制御装置とブレーキ液圧制御装置とは、互いに別個のも
のとすることができるが、構成要素の少なくとも一部を
共有にすることもできる。動力式液圧発生装置に複数の
ブレーキシリンダが接続されている場合において、動力
式液圧発生装置の出力液圧の制御によりブレーキシリン
ダの液圧が制御される場合には、複数のブレーキシリン
ダの液圧が同じ大きさに制御されることになる。それに
対して、複数のブレーキシリンダの液圧をそれぞれ別個
に制御可能な個別ブレーキ液圧制御装置を設ければ、こ
れらブレーキシリンダの液圧を異なる大きさに制御する
ことができる。この意味において、動力液圧制御装置に
よるブレーキシリンダの液圧制御を共通制御、個別ブレ
ーキ液圧制御装置による制御を個別制御と称することも
できる。
【0011】(10)当該液圧ブレーキ装置が、前記ブレ
ーキシリンダの液圧を制御するブレーキ液圧制御装置を
含む(1)項ないし(9)項のいずれか1つに記載の液圧ブレ
ーキ装置。ブレーキシリンダの液圧は要求制動状態量に
基づいて制御されるようにしたり、車両の走行状態に基
づいて制御されるようにしたりすることができる。ま
た、液圧ブレーキ装置に複数のブレーキシリンダが含ま
れる場合には、複数のブレーキシリンダの液圧が別個に
制御されるようにすることが望ましく、個別ブレーキ液
圧制御装置を含むものとすることが望ましい。
ーキシリンダの液圧を制御するブレーキ液圧制御装置を
含む(1)項ないし(9)項のいずれか1つに記載の液圧ブレ
ーキ装置。ブレーキシリンダの液圧は要求制動状態量に
基づいて制御されるようにしたり、車両の走行状態に基
づいて制御されるようにしたりすることができる。ま
た、液圧ブレーキ装置に複数のブレーキシリンダが含ま
れる場合には、複数のブレーキシリンダの液圧が別個に
制御されるようにすることが望ましく、個別ブレーキ液
圧制御装置を含むものとすることが望ましい。
【0012】(11)前記液圧供給状態制御装置が、(a)
前記動力式液圧源と前記ブレーキシリンダとの間に設け
られ、少なくとも、ブレーキシリンダを動力式液圧源か
ら遮断する状態と連通させる状態とに切換え可能な第1
制御弁と、(b)前記動力式液圧発生装置および前記ブレ
ーキシリンダと前記アキュムレータとの間に設けられ、
少なくとも、動力式液圧発生装置およびブレーキシリン
ダをアキュムレータから遮断する状態と連通させる状態
とに切換え可能な第2制御弁と、(c)これら第1制御弁
と第2制御弁との間であって前記動力式液圧発生装置に
連通した部分に設けられた液圧検出装置とを含む(1)項
ないし(10)項のいずれか1つに記載の液圧ブレーキ装
置。本項に記載の液圧ブレーキ装置においては、第1制
御弁、第2制御弁の間の動力式液圧発生装置を含む部分
に液圧検出装置が設けられる。液圧検出装置によれば、
ブレーキシリンダの液圧を検出したり、動力式液圧発生
装置の液圧を検出したり、アキュムレータの液圧を検出
したりすることができる。第1制御弁の開状態におい
て、第2制御弁が閉状態にされると、液圧検出装置によ
ってブレーキシリンダの液圧を検出することができる。
第1制御弁の閉状態、第2制御弁の開状態においては、
アキュムレータの液圧を検出することができ、第1制御
弁、第2制御弁が共に閉状態にある場合には、動力式液
圧発生装置の液圧を検出することができる。 (12)前記動力式液圧発生装置と前記ブレーキシリンダ
とが第1液通路によって接続され、前記アキュムレータ
が第2液通路を介して前記第1液通路に接続され、前記
第1制御弁が前記第1液通路の前記第2液通路との接続
部より前記ブレーキシリンダ側の部分に設けられ、前記
第2制御弁が前記第2液通路に設けられ、前記液圧検出
装置が前記第1液通路の前記第1制御弁より動力式液圧
発生装置側の部分と前記第2液通路の前記第2制御弁よ
り前記接続部側の部分とのいずれかに設けられた(11)項
に記載の液圧ブレーキ装置。本項に記載の液圧ブレーキ
装置において、液圧発生装置が、第1液通路、第2液通
路の上記部分に設けられる。また、この部分と実質的に
同じ大きさの液圧の部分に設けられるようにすることが
できる。
前記動力式液圧源と前記ブレーキシリンダとの間に設け
られ、少なくとも、ブレーキシリンダを動力式液圧源か
ら遮断する状態と連通させる状態とに切換え可能な第1
制御弁と、(b)前記動力式液圧発生装置および前記ブレ
ーキシリンダと前記アキュムレータとの間に設けられ、
少なくとも、動力式液圧発生装置およびブレーキシリン
ダをアキュムレータから遮断する状態と連通させる状態
とに切換え可能な第2制御弁と、(c)これら第1制御弁
と第2制御弁との間であって前記動力式液圧発生装置に
連通した部分に設けられた液圧検出装置とを含む(1)項
ないし(10)項のいずれか1つに記載の液圧ブレーキ装
置。本項に記載の液圧ブレーキ装置においては、第1制
御弁、第2制御弁の間の動力式液圧発生装置を含む部分
に液圧検出装置が設けられる。液圧検出装置によれば、
ブレーキシリンダの液圧を検出したり、動力式液圧発生
装置の液圧を検出したり、アキュムレータの液圧を検出
したりすることができる。第1制御弁の開状態におい
て、第2制御弁が閉状態にされると、液圧検出装置によ
ってブレーキシリンダの液圧を検出することができる。
第1制御弁の閉状態、第2制御弁の開状態においては、
アキュムレータの液圧を検出することができ、第1制御
弁、第2制御弁が共に閉状態にある場合には、動力式液
圧発生装置の液圧を検出することができる。 (12)前記動力式液圧発生装置と前記ブレーキシリンダ
とが第1液通路によって接続され、前記アキュムレータ
が第2液通路を介して前記第1液通路に接続され、前記
第1制御弁が前記第1液通路の前記第2液通路との接続
部より前記ブレーキシリンダ側の部分に設けられ、前記
第2制御弁が前記第2液通路に設けられ、前記液圧検出
装置が前記第1液通路の前記第1制御弁より動力式液圧
発生装置側の部分と前記第2液通路の前記第2制御弁よ
り前記接続部側の部分とのいずれかに設けられた(11)項
に記載の液圧ブレーキ装置。本項に記載の液圧ブレーキ
装置において、液圧発生装置が、第1液通路、第2液通
路の上記部分に設けられる。また、この部分と実質的に
同じ大きさの液圧の部分に設けられるようにすることが
できる。
【0013】(13)前記液圧供給状態制御装置が、前記
液圧検出装置による検出液圧に基づいて前記第1制御弁
と第2制御弁との少なくとも一方の液漏れを検出する制
御弁液漏れ検出装置を含む(11)項または(12)項に記載の
液圧ブレーキ装置。 (14)前記制御弁液漏れ検出装置が、前記第1制御弁と
第2制御弁との両方の閉状態において前記液圧検出装置
による検出液圧が設定値以上増加した場合には、第2制
御弁の液漏れであると検出する液圧増加時液漏れ検出部
を含む(13)項に記載の液圧ブレーキ装置。第2制御弁を
経てアキュムレータの液圧が流出したと推定することが
できる。 (15)前記制御弁液漏れ検出装置が、前記液圧ブレーキ
の非作動状態において、前記第1制御弁と第2制御弁と
の両方が閉状態にされた場合に、前記液圧検出装置によ
る検出液圧が設定値以上低下した場合には、第1制御弁
の液漏れであると検出する液圧低下時液漏れ検出部を含
む(13)項または(14)項に記載の液圧ブレーキ装置。液圧
ブレーキの非作動状態においては、ブレーキシリンダは
低圧源であると見なすことができる。そこで、液圧検出
装置による検出液圧が低下した場合には、第1制御弁を
経てブレーキシリンダに液圧が流出したと推定すること
ができる。なお、ブレーキシリンダの液圧を検出するブ
レーキ液圧検出装置を設け、ブレーキ液圧検出装置によ
る検出液圧が設定液圧以上の場合に、第1制御弁の液漏
れであると判定されるようにすることが望ましい。
液圧検出装置による検出液圧に基づいて前記第1制御弁
と第2制御弁との少なくとも一方の液漏れを検出する制
御弁液漏れ検出装置を含む(11)項または(12)項に記載の
液圧ブレーキ装置。 (14)前記制御弁液漏れ検出装置が、前記第1制御弁と
第2制御弁との両方の閉状態において前記液圧検出装置
による検出液圧が設定値以上増加した場合には、第2制
御弁の液漏れであると検出する液圧増加時液漏れ検出部
を含む(13)項に記載の液圧ブレーキ装置。第2制御弁を
経てアキュムレータの液圧が流出したと推定することが
できる。 (15)前記制御弁液漏れ検出装置が、前記液圧ブレーキ
の非作動状態において、前記第1制御弁と第2制御弁と
の両方が閉状態にされた場合に、前記液圧検出装置によ
る検出液圧が設定値以上低下した場合には、第1制御弁
の液漏れであると検出する液圧低下時液漏れ検出部を含
む(13)項または(14)項に記載の液圧ブレーキ装置。液圧
ブレーキの非作動状態においては、ブレーキシリンダは
低圧源であると見なすことができる。そこで、液圧検出
装置による検出液圧が低下した場合には、第1制御弁を
経てブレーキシリンダに液圧が流出したと推定すること
ができる。なお、ブレーキシリンダの液圧を検出するブ
レーキ液圧検出装置を設け、ブレーキ液圧検出装置によ
る検出液圧が設定液圧以上の場合に、第1制御弁の液漏
れであると判定されるようにすることが望ましい。
【0014】(16)前記液圧ブレーキの非作動時に前記
アキュムレータの液圧を制御するアキュムレータ圧制御
装置を含む(1)項ないし(15)項のいずれか1つに記載の
液圧ブレーキ装置。本項に記載の液圧ブレーキ装置にお
いては、液圧ブレーキの非作動状態においてアキュムレ
ータの液圧が制御される。すなわち、液圧ブレーキの非
作動時に、アキュムレータに作動液が蓄えられる。例え
ば、前述の第2制御弁が開状態とされ、第1制御弁が閉
状態とされた状態で動力式液圧発生装置が作動させられ
れば、液圧ブレーキを非作動状態に保ったままで、動力
式液圧発生装置の液圧をアキュムレータに供給すること
ができる。また、動力式液圧発生装置の液圧がブレーキ
シリンダに供給されないため、アキュムレータに効率よ
く供給することが可能となる。さらに、第2制御弁の開
状態においては前述の液圧検出装置によってアキュムレ
ータの液圧を検出することができるため、液圧検出装置
による検出液圧に基づいてアキュムレータに液圧を制御
することができる。なお、第2制御弁と並列に、アキュ
ムレータからの作動液の流出を阻止し、流入を許容する
逆止弁を設ければ、第2制御弁を開状態に切り換えなく
ても、アキュムレータに液圧を供給することが可能とな
る。 (17)前記アキュムレータ圧制御装置が、前記動力式液
圧発生装置から供給される作動液の液圧を制御する動力
式液圧制御部を含む(16)項に記載の液圧ブレーキ装置。
アキュムレータの液圧は、動力式液圧発生装置から供給
される液圧より大きくなることはないため、動力式液圧
発生装置から供給される作動液の液圧を制御することに
よって制御することができる。動力式液圧発生装置から
の供給液圧は、液圧制御弁の制御によって制御されるよ
うにしたり、動力式液圧発生装置の作動状態の制御によ
って制御されるようにしたりすることができる。 (18)前記アキュムレータ圧制御装置が、前記第2制御
弁の液漏れが検出された場合に、液漏れが検出されない
場合より、アキュムレータの液圧を高くするアキュムレ
ータ圧増加部を含む(16)項または(17)項に記載の液圧ブ
レーキ装置。第2制御弁における液漏れに起因して、ア
キュムレータ圧が低下するおそれがあるからである。
アキュムレータの液圧を制御するアキュムレータ圧制御
装置を含む(1)項ないし(15)項のいずれか1つに記載の
液圧ブレーキ装置。本項に記載の液圧ブレーキ装置にお
いては、液圧ブレーキの非作動状態においてアキュムレ
ータの液圧が制御される。すなわち、液圧ブレーキの非
作動時に、アキュムレータに作動液が蓄えられる。例え
ば、前述の第2制御弁が開状態とされ、第1制御弁が閉
状態とされた状態で動力式液圧発生装置が作動させられ
れば、液圧ブレーキを非作動状態に保ったままで、動力
式液圧発生装置の液圧をアキュムレータに供給すること
ができる。また、動力式液圧発生装置の液圧がブレーキ
シリンダに供給されないため、アキュムレータに効率よ
く供給することが可能となる。さらに、第2制御弁の開
状態においては前述の液圧検出装置によってアキュムレ
ータの液圧を検出することができるため、液圧検出装置
による検出液圧に基づいてアキュムレータに液圧を制御
することができる。なお、第2制御弁と並列に、アキュ
ムレータからの作動液の流出を阻止し、流入を許容する
逆止弁を設ければ、第2制御弁を開状態に切り換えなく
ても、アキュムレータに液圧を供給することが可能とな
る。 (17)前記アキュムレータ圧制御装置が、前記動力式液
圧発生装置から供給される作動液の液圧を制御する動力
式液圧制御部を含む(16)項に記載の液圧ブレーキ装置。
アキュムレータの液圧は、動力式液圧発生装置から供給
される液圧より大きくなることはないため、動力式液圧
発生装置から供給される作動液の液圧を制御することに
よって制御することができる。動力式液圧発生装置から
の供給液圧は、液圧制御弁の制御によって制御されるよ
うにしたり、動力式液圧発生装置の作動状態の制御によ
って制御されるようにしたりすることができる。 (18)前記アキュムレータ圧制御装置が、前記第2制御
弁の液漏れが検出された場合に、液漏れが検出されない
場合より、アキュムレータの液圧を高くするアキュムレ
ータ圧増加部を含む(16)項または(17)項に記載の液圧ブ
レーキ装置。第2制御弁における液漏れに起因して、ア
キュムレータ圧が低下するおそれがあるからである。
【0015】(19)(a)動力により液圧を発生させる動
力式液圧発生装置と、(b)その動力式液圧発生装置の作
動液を蓄えるアキュムレータとを含む動力式液圧源と、
その動力式液圧源の液圧が供給されるブレーキシリンダ
を含み、そのブレーキシリンダの液圧により作動させら
れる液圧ブレーキと、車両の走行状態と、運転者による
ブレーキ操作部材の操作状態と、当該液圧ブレーキ装置
の状態との少なくとも1つに基づいて前記ブレーキシリ
ンダに前記アキュムレータから液圧が供給されないで、
前記動力式液圧発生装置から液圧が供給される状態と、
少なくとも前記アキュムレータから液圧が供給される状
態とのいずれか一方の状態とする液圧供給状態制御装置
とを含むことを特徴とする液圧ブレーキ装置。本項に記
載の液圧ブレーキ装置には、(1)項ないし(18)項のいず
れか1つに記載の技術的特徴を採用することができる。 (20)前記液圧供給状態制御装置が、前記車両の走行状
態と、運転者によるブレーキ操作部材の操作状態と、液
圧ブレーキ装置の状態との少なくとも1つに基づいて前
記ブレーキシリンダに前記アキュムレータから液圧が供
給されないで、前記動力式液圧発生装置から液圧が供給
される状態と、少なくとも前記アキュムレータから液圧
が供給される状態とのいずれか一方を選択する液圧供給
状態選択部を含む(1)項ないし(19)項のいずれか1つに
記載の液圧ブレーキ装置。 (21)前記液圧供給状態制御装置が、前記ブレーキシリ
ンダに、動力式液圧発生装置の液圧が供給される状態と
アキュムレータの液圧が供給される状態とに切り換える
液圧供給状態切換装置を含む(1)項ないし(20)項のいず
れか1つに記載の液圧ブレーキ装置。 (22)前記液圧供給状態制御装置が、前記ブレーキシリ
ンダに、動力式液圧発生装置の液圧が供給される状態か
らアキュムレータの液圧が供給される状態に変更する液
圧供給状態変更装置を含む(1)項ないし(21)項のいずれ
か1つに記載の液圧ブレーキ装置。 (23)(a)動力により液圧を発生させる動力式液圧発生
装置と、(b)その動力式液圧発生装置の作動液を蓄える
アキュムレータとを含む動力式液圧源であって、運転者
による要求制動状態量が設定要求制動状態量より小さい
場合に、ブレーキシリンダに前記アキュムレータから液
圧が供給されないで、前記動力式液圧発生装置から液圧
が供給される状態とし、前記要求制動状態量が設定要求
制動状態量以上である場合に、少なくとも前記アキュム
レータから液圧が供給される状態にする液圧供給状態制
御装置を含むことを特徴とする動力式液圧源。前述の
(2)項ないし(22)項の各々に記載の特徴は本項の動力式
液圧源にも適用することができる。
力式液圧発生装置と、(b)その動力式液圧発生装置の作
動液を蓄えるアキュムレータとを含む動力式液圧源と、
その動力式液圧源の液圧が供給されるブレーキシリンダ
を含み、そのブレーキシリンダの液圧により作動させら
れる液圧ブレーキと、車両の走行状態と、運転者による
ブレーキ操作部材の操作状態と、当該液圧ブレーキ装置
の状態との少なくとも1つに基づいて前記ブレーキシリ
ンダに前記アキュムレータから液圧が供給されないで、
前記動力式液圧発生装置から液圧が供給される状態と、
少なくとも前記アキュムレータから液圧が供給される状
態とのいずれか一方の状態とする液圧供給状態制御装置
とを含むことを特徴とする液圧ブレーキ装置。本項に記
載の液圧ブレーキ装置には、(1)項ないし(18)項のいず
れか1つに記載の技術的特徴を採用することができる。 (20)前記液圧供給状態制御装置が、前記車両の走行状
態と、運転者によるブレーキ操作部材の操作状態と、液
圧ブレーキ装置の状態との少なくとも1つに基づいて前
記ブレーキシリンダに前記アキュムレータから液圧が供
給されないで、前記動力式液圧発生装置から液圧が供給
される状態と、少なくとも前記アキュムレータから液圧
が供給される状態とのいずれか一方を選択する液圧供給
状態選択部を含む(1)項ないし(19)項のいずれか1つに
記載の液圧ブレーキ装置。 (21)前記液圧供給状態制御装置が、前記ブレーキシリ
ンダに、動力式液圧発生装置の液圧が供給される状態と
アキュムレータの液圧が供給される状態とに切り換える
液圧供給状態切換装置を含む(1)項ないし(20)項のいず
れか1つに記載の液圧ブレーキ装置。 (22)前記液圧供給状態制御装置が、前記ブレーキシリ
ンダに、動力式液圧発生装置の液圧が供給される状態か
らアキュムレータの液圧が供給される状態に変更する液
圧供給状態変更装置を含む(1)項ないし(21)項のいずれ
か1つに記載の液圧ブレーキ装置。 (23)(a)動力により液圧を発生させる動力式液圧発生
装置と、(b)その動力式液圧発生装置の作動液を蓄える
アキュムレータとを含む動力式液圧源であって、運転者
による要求制動状態量が設定要求制動状態量より小さい
場合に、ブレーキシリンダに前記アキュムレータから液
圧が供給されないで、前記動力式液圧発生装置から液圧
が供給される状態とし、前記要求制動状態量が設定要求
制動状態量以上である場合に、少なくとも前記アキュム
レータから液圧が供給される状態にする液圧供給状態制
御装置を含むことを特徴とする動力式液圧源。前述の
(2)項ないし(22)項の各々に記載の特徴は本項の動力式
液圧源にも適用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
液圧ブレーキ装置について図面に基づいて詳細に説明す
る。まず、液圧ブレーキ装置に含まれる動力式液圧源に
ついて説明する。図1において、10は動力式液圧発生
装置としてのポンプ装置であり、12は作動液を加圧状
態で蓄えるアキュムレータである。アキュムレータ12
には、ポンプ装置10から供給された液圧が蓄えられる
のであり、これらポンプ装置10、アキュムレータ12
等によって動力式液圧源14が構成される。ポンプ装置
10は、リザーバ20の作動液を加圧して吐出するポン
プ22と、ポンプ22を電流の供給により作動させる電
動モータ24とを含む。ポンプ22は、本実施形態にお
いてはギヤポンプが使用される。
液圧ブレーキ装置について図面に基づいて詳細に説明す
る。まず、液圧ブレーキ装置に含まれる動力式液圧源に
ついて説明する。図1において、10は動力式液圧発生
装置としてのポンプ装置であり、12は作動液を加圧状
態で蓄えるアキュムレータである。アキュムレータ12
には、ポンプ装置10から供給された液圧が蓄えられる
のであり、これらポンプ装置10、アキュムレータ12
等によって動力式液圧源14が構成される。ポンプ装置
10は、リザーバ20の作動液を加圧して吐出するポン
プ22と、ポンプ22を電流の供給により作動させる電
動モータ24とを含む。ポンプ22は、本実施形態にお
いてはギヤポンプが使用される。
【0017】ポンプ22の吐出側には、ポンプ22から
の作動液の流出を許容し、流入を阻止する逆止弁25が
設けられ、ポンプ22の吐出側の液圧が高くなっても逆
流が阻止される。ポンプ22と並列に、すなわち、ポン
プ22の吐出側とリザーバ20との間に液圧制御弁26
が設けられる。液圧制御弁26は前後の差圧を供給電流
に応じた大きさに制御可能なリニアバルブであり、これ
によって動力式液圧源14の液圧が制御される。液圧制
御弁26は本実施形態においては、電流が供給されない
場合に閉状態にある常閉弁である。図3(a)に示すよ
うに、弁座30と、その弁座30に対して接近・離間可
能に設けられた弁子32とを含むシーティング弁34を
含む。シーティング弁34においては、スプリング36
が弁子32を弁座30に着座させる方向に付勢する。ま
た、コイル38を備えたソレノイド39を含み、コイル
38に電流が供給されると、可動部材39aを固定部材
39bに接近させる方向、すなわち、弁子32を弁座3
0から離間させる方向に電磁駆動力が加えられる。一
方、前後の差圧に応じた差圧作用力が弁子32を弁座3
0から離間させる方向に作用する。
の作動液の流出を許容し、流入を阻止する逆止弁25が
設けられ、ポンプ22の吐出側の液圧が高くなっても逆
流が阻止される。ポンプ22と並列に、すなわち、ポン
プ22の吐出側とリザーバ20との間に液圧制御弁26
が設けられる。液圧制御弁26は前後の差圧を供給電流
に応じた大きさに制御可能なリニアバルブであり、これ
によって動力式液圧源14の液圧が制御される。液圧制
御弁26は本実施形態においては、電流が供給されない
場合に閉状態にある常閉弁である。図3(a)に示すよ
うに、弁座30と、その弁座30に対して接近・離間可
能に設けられた弁子32とを含むシーティング弁34を
含む。シーティング弁34においては、スプリング36
が弁子32を弁座30に着座させる方向に付勢する。ま
た、コイル38を備えたソレノイド39を含み、コイル
38に電流が供給されると、可動部材39aを固定部材
39bに接近させる方向、すなわち、弁子32を弁座3
0から離間させる方向に電磁駆動力が加えられる。一
方、前後の差圧に応じた差圧作用力が弁子32を弁座3
0から離間させる方向に作用する。
【0018】したがって、液圧制御弁26には、スプリ
ング36の付勢力,差圧作用力,電磁駆動力が作用し、
これらの力の関係に基づいて弁子32の弁座30に対す
る相対関係が決まるのであり、電磁駆動力を制御するこ
とによって前後の差圧を制御することができる。液圧制
御弁26は、ポンプ22の吐出側とリザーバ20との間
に設けられ、リザーバ20の液圧は大気圧であるため、
前後の差圧はポンプ22の吐出側の液圧に対応する。な
お、液圧制御弁26はリリーフ弁としての機能も果た
す。ソレノイド39に電流が供給されない状態であって
も、差圧によって加えられる差圧作用力がスプリング3
6の付勢力より大きくなれば、ポンプ22の吐出側の液
圧を低圧側に戻すことができる。このように、液圧制御
弁26は、動力式液圧源14の液圧制御機能とリリーフ
機能との両方を有するものである。液圧制御弁とリリー
フ弁とをそれぞれ設ける場合に比較して、部品点数を少
なくすることができ、コストアップを抑制することがで
きる。
ング36の付勢力,差圧作用力,電磁駆動力が作用し、
これらの力の関係に基づいて弁子32の弁座30に対す
る相対関係が決まるのであり、電磁駆動力を制御するこ
とによって前後の差圧を制御することができる。液圧制
御弁26は、ポンプ22の吐出側とリザーバ20との間
に設けられ、リザーバ20の液圧は大気圧であるため、
前後の差圧はポンプ22の吐出側の液圧に対応する。な
お、液圧制御弁26はリリーフ弁としての機能も果た
す。ソレノイド39に電流が供給されない状態であって
も、差圧によって加えられる差圧作用力がスプリング3
6の付勢力より大きくなれば、ポンプ22の吐出側の液
圧を低圧側に戻すことができる。このように、液圧制御
弁26は、動力式液圧源14の液圧制御機能とリリーフ
機能との両方を有するものである。液圧制御弁とリリー
フ弁とをそれぞれ設ける場合に比較して、部品点数を少
なくすることができ、コストアップを抑制することがで
きる。
【0019】ポンプ22の吐出側にはアキュムレータ1
2が液通路40を介して接続される。アキュムレータ1
2は、仕切部材がベローズであるベローズ式のものであ
っても、仕切部材が可撓性部材であるプラダ式のもので
あってもよい。液通路40には、電磁開閉弁42と逆止
弁44とが並列に設けられる。電磁開閉弁42は供給電
流のON・OFFにより開状態と閉状態とに切換可能な
常閉弁である。閉状態において、アキュムレータ12の
液圧のブレーキアクチュエータ46への供給が阻止さ
れ、開状態において、ブレーキアクチュエータ40への
供給が許容される。また、電磁開閉弁42が常閉弁であ
るため、電流が供給されなくなった場合に、アキュムレ
ータ圧が流出することを回避することができる。この意
味において、電磁開閉弁42はアキュムレー液圧供給制
御弁、アキュムレータ遮断弁と称することができる。ま
た、電磁開閉弁42の開状態と閉状態との制御(例え
ば、デューティ制御)によれば、アキュムレータ12か
ら供給される液圧を制御することが可能となる。このよ
うに、電磁開閉弁42はアキュムレータ12からの液圧
の流出を阻止する機能とアキュムレータ圧を制御する機
能とを有するものである。なお、アキュムレータ圧、す
なわち、動力式液圧源14の液圧は液圧制御弁26の制
御によっても制御可能である。電磁開閉弁42の開状態
において、液圧制御弁26を制御すれば、アキュムレー
タ圧を制御することができる。
2が液通路40を介して接続される。アキュムレータ1
2は、仕切部材がベローズであるベローズ式のものであ
っても、仕切部材が可撓性部材であるプラダ式のもので
あってもよい。液通路40には、電磁開閉弁42と逆止
弁44とが並列に設けられる。電磁開閉弁42は供給電
流のON・OFFにより開状態と閉状態とに切換可能な
常閉弁である。閉状態において、アキュムレータ12の
液圧のブレーキアクチュエータ46への供給が阻止さ
れ、開状態において、ブレーキアクチュエータ40への
供給が許容される。また、電磁開閉弁42が常閉弁であ
るため、電流が供給されなくなった場合に、アキュムレ
ータ圧が流出することを回避することができる。この意
味において、電磁開閉弁42はアキュムレー液圧供給制
御弁、アキュムレータ遮断弁と称することができる。ま
た、電磁開閉弁42の開状態と閉状態との制御(例え
ば、デューティ制御)によれば、アキュムレータ12か
ら供給される液圧を制御することが可能となる。このよ
うに、電磁開閉弁42はアキュムレータ12からの液圧
の流出を阻止する機能とアキュムレータ圧を制御する機
能とを有するものである。なお、アキュムレータ圧、す
なわち、動力式液圧源14の液圧は液圧制御弁26の制
御によっても制御可能である。電磁開閉弁42の開状態
において、液圧制御弁26を制御すれば、アキュムレー
タ圧を制御することができる。
【0020】逆止弁44は、アキュムレータ12からの
作動液の流出を阻止し、アキュムレータ12への作動液
の流入を許容するものである。逆止弁44によれば、ポ
ンプ22の吐出圧がアキュムレータ12の液圧より高く
なると、電磁開閉弁42が閉状態にあっても、ポンプ2
2の液圧がアキュムレータ12に供給され得る。また、
液通路40は、ポンプ22の液圧がアキュムレータ12
に供給される通路であるため、蓄圧通路と称することが
できるが、アキュムレータ12の液圧がブレーキアクチ
ュエータ46に供給される通路でもあるため、アキュム
レータ圧供給通路と称することもできる。
作動液の流出を阻止し、アキュムレータ12への作動液
の流入を許容するものである。逆止弁44によれば、ポ
ンプ22の吐出圧がアキュムレータ12の液圧より高く
なると、電磁開閉弁42が閉状態にあっても、ポンプ2
2の液圧がアキュムレータ12に供給され得る。また、
液通路40は、ポンプ22の液圧がアキュムレータ12
に供給される通路であるため、蓄圧通路と称することが
できるが、アキュムレータ12の液圧がブレーキアクチ
ュエータ46に供給される通路でもあるため、アキュム
レータ圧供給通路と称することもできる。
【0021】動力式液圧源14にはブレーキアクチュエ
ータ(ブレーキ加圧ライン)46が液通路48によって
接続される。図1に示すように、液通路48が、液通路
40の電磁開閉弁42よりポンプ側の接続部49におい
て接続されるのであり、ブレーキアクチュエータ46
に、ポンプ22とアキュムレータ12とが並列に接続さ
れることになる。ブレーキアクチュエータ46は、後述
するように種々の態様のものとすることができるが、少
なくとも、ブレーキシリンダの液圧によりブレーキを作
動させる液圧ブレーキを含む。液通路48には、電磁開
閉弁50が設けられる。電磁開閉弁50は開状態と閉状
態とに供給電流のON・OFFにより切換可能な常開弁
であり、動力式液圧源14からのブレーキアクチュエー
タ46への作動液の供給状態が制御される。
ータ(ブレーキ加圧ライン)46が液通路48によって
接続される。図1に示すように、液通路48が、液通路
40の電磁開閉弁42よりポンプ側の接続部49におい
て接続されるのであり、ブレーキアクチュエータ46
に、ポンプ22とアキュムレータ12とが並列に接続さ
れることになる。ブレーキアクチュエータ46は、後述
するように種々の態様のものとすることができるが、少
なくとも、ブレーキシリンダの液圧によりブレーキを作
動させる液圧ブレーキを含む。液通路48には、電磁開
閉弁50が設けられる。電磁開閉弁50は開状態と閉状
態とに供給電流のON・OFFにより切換可能な常開弁
であり、動力式液圧源14からのブレーキアクチュエー
タ46への作動液の供給状態が制御される。
【0022】電磁開閉弁50が開状態にされ、電磁開閉
弁42が閉状態にされた場合に、ブレーキアクチュエー
タ46にポンプ22が連通させられ、アキュムレータ1
2が遮断される。ブレーキアクチュエータ46にはポン
プ22の作動液が供給される。本実施形態においては、
電磁開閉弁50が常開弁であるが、電磁開閉弁42が常
閉弁であるため、ソレノイドに電流が供給されない異常
が生じても、ブレーキアクチュエータ46にアキュムレ
ータ12の液圧が流入させられることを回避することが
できる。このように、ブレーキアクチュエータ46に対
応する制御弁とアキュムレータ12に対応する制御弁と
の少なくとも一方を常閉弁とすれば、ソレノイドに電流
が供給されない異常が生じても、ブレーキアクチュエー
タ46の非作動状態において高圧の作動液が供給され
て、不意に液圧ブレーキが作動させられることを回避す
ることができる。電磁開閉弁50が開状態にされ、電磁
開閉弁42が開状態にされた場合に、ブレーキアクチュ
エータ46にアキュムレータ12とポンプ22とが連通
させられる。この状態において、液通路40の接続部4
9よりポンプ側の液圧がアキュムレータ側の液圧より低
い場合に、アキュムレータ12からブレーキアクチュエ
ータ46に液圧が供給され、ポンプ22から供給される
ことはないが、ポンプ側の液圧がアキュムレータ側の液
圧と同じである場合には、両方から液圧が供給される。
この意味において、接続部49は合流点と称することも
できる。
弁42が閉状態にされた場合に、ブレーキアクチュエー
タ46にポンプ22が連通させられ、アキュムレータ1
2が遮断される。ブレーキアクチュエータ46にはポン
プ22の作動液が供給される。本実施形態においては、
電磁開閉弁50が常開弁であるが、電磁開閉弁42が常
閉弁であるため、ソレノイドに電流が供給されない異常
が生じても、ブレーキアクチュエータ46にアキュムレ
ータ12の液圧が流入させられることを回避することが
できる。このように、ブレーキアクチュエータ46に対
応する制御弁とアキュムレータ12に対応する制御弁と
の少なくとも一方を常閉弁とすれば、ソレノイドに電流
が供給されない異常が生じても、ブレーキアクチュエー
タ46の非作動状態において高圧の作動液が供給され
て、不意に液圧ブレーキが作動させられることを回避す
ることができる。電磁開閉弁50が開状態にされ、電磁
開閉弁42が開状態にされた場合に、ブレーキアクチュ
エータ46にアキュムレータ12とポンプ22とが連通
させられる。この状態において、液通路40の接続部4
9よりポンプ側の液圧がアキュムレータ側の液圧より低
い場合に、アキュムレータ12からブレーキアクチュエ
ータ46に液圧が供給され、ポンプ22から供給される
ことはないが、ポンプ側の液圧がアキュムレータ側の液
圧と同じである場合には、両方から液圧が供給される。
この意味において、接続部49は合流点と称することも
できる。
【0023】電磁開閉弁50の閉状態においては、ポン
プ22の液圧が逆止弁44を経てアキュムレータ12に
供給され得る。アキュムレータ12に液圧が供給される
場合には、電磁開閉弁42を開状態に切り換えてもよい
が、逆止弁44によってアキュムレータ12への作動液
の流入が許容されるため、電磁開閉弁42を開状態に切
り換えることは不可欠ではない。また、ブレーキアクチ
ュエータ46が動力式液圧源14から遮断された状態に
あるため、ポンプ22の液圧がアキュムレータ12に供
給される間、動力式液圧源14からブレーキアクチュエ
ータ46に液圧が供給されることがないのであり、ブレ
ーキを非作動状態に保つことができる。さらに、ポンプ
22の液圧をアキュムレータ12の蓄圧に効果的に利用
することができる。なお、電磁開閉弁50を閉状態に切
り換えることは不可欠ではない。電磁開閉弁50の開状
態においては、ポンプ22の液圧をアキュムレータ12
とブレーキアクチュエータ46との両方に供給すること
ができる。
プ22の液圧が逆止弁44を経てアキュムレータ12に
供給され得る。アキュムレータ12に液圧が供給される
場合には、電磁開閉弁42を開状態に切り換えてもよい
が、逆止弁44によってアキュムレータ12への作動液
の流入が許容されるため、電磁開閉弁42を開状態に切
り換えることは不可欠ではない。また、ブレーキアクチ
ュエータ46が動力式液圧源14から遮断された状態に
あるため、ポンプ22の液圧がアキュムレータ12に供
給される間、動力式液圧源14からブレーキアクチュエ
ータ46に液圧が供給されることがないのであり、ブレ
ーキを非作動状態に保つことができる。さらに、ポンプ
22の液圧をアキュムレータ12の蓄圧に効果的に利用
することができる。なお、電磁開閉弁50を閉状態に切
り換えることは不可欠ではない。電磁開閉弁50の開状
態においては、ポンプ22の液圧をアキュムレータ12
とブレーキアクチュエータ46との両方に供給すること
ができる。
【0024】このように、本実施形態においては、ポン
プ22と、アキュムレータ12と、ブレーキアクチュエ
ータ46とが互いに並列に設けられる。ポンプ22,ア
キュムレータ12,ブレーキアクチュエータ46の3つ
のうちの任意の2つの間の作動液の流れが許容される状
態で接続される。例えば、ポンプ22に対してアキュム
レータ12とブレーキアクチュエータ46とが並列に、
それぞれ制御弁42,50を介して接続される。ポンプ
22の液圧がアキュムレータ12とブレーキアクチュエ
ータ46との両方へ供給されるようにしたり、いずれか
一方に選択的に供給されるようにしたり制御することが
できる。その場合に、ポンプ22からの供給液圧を制御
することも不可能ではない。また、ブレーキアクチュエ
ータ46に対してポンプ22とアキュムレータ12とが
並列に接続される。ブレーキアクチュエータ46には、
アキュムレータ12から液圧が供給されたり、ポンプ2
2から供給されたり、両方から供給されたりする。ブレ
ーキアクチュエータ46の液圧は、電磁開閉弁50の開
状態において液圧制御弁26によって制御されるが、電
磁開閉弁50によって制御(例えば、デューティ制御)
されるようにすることもできる。アキュムレータ12に
連通させられた状態においては、電磁開閉弁42や液圧
制御弁26の制御によって制御されるようにすることも
できる。
プ22と、アキュムレータ12と、ブレーキアクチュエ
ータ46とが互いに並列に設けられる。ポンプ22,ア
キュムレータ12,ブレーキアクチュエータ46の3つ
のうちの任意の2つの間の作動液の流れが許容される状
態で接続される。例えば、ポンプ22に対してアキュム
レータ12とブレーキアクチュエータ46とが並列に、
それぞれ制御弁42,50を介して接続される。ポンプ
22の液圧がアキュムレータ12とブレーキアクチュエ
ータ46との両方へ供給されるようにしたり、いずれか
一方に選択的に供給されるようにしたり制御することが
できる。その場合に、ポンプ22からの供給液圧を制御
することも不可能ではない。また、ブレーキアクチュエ
ータ46に対してポンプ22とアキュムレータ12とが
並列に接続される。ブレーキアクチュエータ46には、
アキュムレータ12から液圧が供給されたり、ポンプ2
2から供給されたり、両方から供給されたりする。ブレ
ーキアクチュエータ46の液圧は、電磁開閉弁50の開
状態において液圧制御弁26によって制御されるが、電
磁開閉弁50によって制御(例えば、デューティ制御)
されるようにすることもできる。アキュムレータ12に
連通させられた状態においては、電磁開閉弁42や液圧
制御弁26の制御によって制御されるようにすることも
できる。
【0025】本実施形態においては、液通路40の電磁
開閉弁42よりポンプ側の部分、すなわち、電磁開閉弁
50,電磁開閉弁42の間であって、ポンプ22を含む
部分に液圧センサ60が設けられる。液圧センサ60
は、電磁開閉弁50,電磁開閉弁42の開閉により、ポ
ンプ22の吐出圧、アキュムレータ圧、ブレーキアクチ
ュエータ46の液圧をそれぞれ検出することができる。
電磁開閉弁50の開状態、電磁開閉弁42の閉状態にお
いては、ブレーキアクチュエータ46の液圧が検出さ
れ、電磁開閉弁50の閉状態、電磁開閉弁42の閉状態
においては、ポンプ22の吐出圧が検出され、電磁開閉
弁50の閉状態、電磁開閉弁42の開状態においては、
アキュムレータ12の液圧が検出される。このように、
1つの液圧センサ60で、ブレーキアクチュエータ4
6,ポンプ22,アキュムレータ12の液圧をそれぞれ
検出することができるため、液圧センサを複数個設ける
必要がなくなり、コストアップを抑制することができ
る。また、液圧センサ60は動力液圧センサと称するこ
とができる。以下、各図面において、アキュムレータ1
2に対応して設けられた弁を制御弁A、ブレーキアクチ
ュエータ46(液圧ブレーキ)に対応して設けられた弁
を制御弁B、ポンプ22の液圧を制御可能な弁を制御弁
Cと記載する。制御弁A,B,Cは、電磁開閉弁であっ
ても、リニアバルブであってもよい。また、制御弁Bが
第1制御弁に対応し、制御弁Aが第2制御弁に対応す
る。さらに、制御弁Bは動力式液圧源14の構成要素で
あると考えても、ブレーキアクチュエータ46の構成要
素であると考えてもよい。
開閉弁42よりポンプ側の部分、すなわち、電磁開閉弁
50,電磁開閉弁42の間であって、ポンプ22を含む
部分に液圧センサ60が設けられる。液圧センサ60
は、電磁開閉弁50,電磁開閉弁42の開閉により、ポ
ンプ22の吐出圧、アキュムレータ圧、ブレーキアクチ
ュエータ46の液圧をそれぞれ検出することができる。
電磁開閉弁50の開状態、電磁開閉弁42の閉状態にお
いては、ブレーキアクチュエータ46の液圧が検出さ
れ、電磁開閉弁50の閉状態、電磁開閉弁42の閉状態
においては、ポンプ22の吐出圧が検出され、電磁開閉
弁50の閉状態、電磁開閉弁42の開状態においては、
アキュムレータ12の液圧が検出される。このように、
1つの液圧センサ60で、ブレーキアクチュエータ4
6,ポンプ22,アキュムレータ12の液圧をそれぞれ
検出することができるため、液圧センサを複数個設ける
必要がなくなり、コストアップを抑制することができ
る。また、液圧センサ60は動力液圧センサと称するこ
とができる。以下、各図面において、アキュムレータ1
2に対応して設けられた弁を制御弁A、ブレーキアクチ
ュエータ46(液圧ブレーキ)に対応して設けられた弁
を制御弁B、ポンプ22の液圧を制御可能な弁を制御弁
Cと記載する。制御弁A,B,Cは、電磁開閉弁であっ
ても、リニアバルブであってもよい。また、制御弁Bが
第1制御弁に対応し、制御弁Aが第2制御弁に対応す
る。さらに、制御弁Bは動力式液圧源14の構成要素で
あると考えても、ブレーキアクチュエータ46の構成要
素であると考えてもよい。
【0026】なお、動力式液圧源の構造は、上記実施形
態におけるそれに限らない。例えば、図2に示す動力式
液圧源61においては、液通路40に逆止弁44が設け
られていない。そのため、アキュムレータ12にポンプ
22から液圧を供給する場合には電磁開閉弁42が開状
態に切り換えられる。また、液通路48に、互いに並列
に液圧制御弁62と逆止弁64とが設けられる。液圧制
御弁62は、本実施形態においては常開弁であり、図3
(b)に示す構造を成したものである。液圧制御弁62
は、弁座70および弁子72を含むシーティング弁74
を含み、シーティング弁74においては、スプリング7
6が弁子72を弁座70から離間させる方向に付勢す
る。コイル78を備えたソレノイド79においては、電
流が供給されると電磁駆動力が可動部材79aを固定部
材79bに接近させる方向、すなわち、弁子72を弁座
70に接近させる方向に作用する。液圧制御弁62は動
力式液圧源14とブレーキアクチュエータ46との間に
設けられ、これらの差圧に応じた差圧作用力が加えられ
ることになる。
態におけるそれに限らない。例えば、図2に示す動力式
液圧源61においては、液通路40に逆止弁44が設け
られていない。そのため、アキュムレータ12にポンプ
22から液圧を供給する場合には電磁開閉弁42が開状
態に切り換えられる。また、液通路48に、互いに並列
に液圧制御弁62と逆止弁64とが設けられる。液圧制
御弁62は、本実施形態においては常開弁であり、図3
(b)に示す構造を成したものである。液圧制御弁62
は、弁座70および弁子72を含むシーティング弁74
を含み、シーティング弁74においては、スプリング7
6が弁子72を弁座70から離間させる方向に付勢す
る。コイル78を備えたソレノイド79においては、電
流が供給されると電磁駆動力が可動部材79aを固定部
材79bに接近させる方向、すなわち、弁子72を弁座
70に接近させる方向に作用する。液圧制御弁62は動
力式液圧源14とブレーキアクチュエータ46との間に
設けられ、これらの差圧に応じた差圧作用力が加えられ
ることになる。
【0027】逆止弁64は、ブレーキアクチュエータ4
6から動力式液圧源14へ向かう作動液の流れを許容
し、逆向きの流れを阻止するものであり、液圧制御弁2
6の制御により、液圧制御弁62が閉状態にあっても、
ブレーキアクチュエータ46の液圧を減圧させることが
可能となる。ブレーキアクチュエータ46の液圧が動力
式液圧源14の液圧より高くなることがないため、逆止
弁64を設けても差し支えないのである。このように、
液圧制御弁26は動力式液圧源14の液圧制御機能とブ
レーキアクチュエータ46の液圧の減圧制御機能との両
方を備えることになる。
6から動力式液圧源14へ向かう作動液の流れを許容
し、逆向きの流れを阻止するものであり、液圧制御弁2
6の制御により、液圧制御弁62が閉状態にあっても、
ブレーキアクチュエータ46の液圧を減圧させることが
可能となる。ブレーキアクチュエータ46の液圧が動力
式液圧源14の液圧より高くなることがないため、逆止
弁64を設けても差し支えないのである。このように、
液圧制御弁26は動力式液圧源14の液圧制御機能とブ
レーキアクチュエータ46の液圧の減圧制御機能との両
方を備えることになる。
【0028】本実施形態においては。制御弁Bがリニア
バルブとされているため、ブレーキアクチュエータ46
にアキュムレータ12から液圧が供給される状態におい
ても、ブレーキアクチュエータ46の液圧を精度よく制
御することができる。また、制御弁Aをリニアバルブと
しても、同様に、アキュムレータ12から液圧が供給さ
れる状態におけるブレーキアクチュエータ46の液圧の
制御精度を向上させることができる。このように、制御
弁A,Bの少なくとも一方をリニアバルブとすることが
望ましい。さらに、ブレーキアクチュエータ46にポン
プ22の液圧が供給される状態においては、ブレーキア
クチュエータ46の液圧は、液圧制御弁62の制御によ
って制御されるようにしても、液圧制御弁26の制御に
より制御されるようにしてもよい。また、液圧制御弁2
6の制御と液圧制御弁62の制御との両方が行われるよ
うにしてもよい。両方が制御されるようにすれば、液圧
制御弁62の上流側の液圧のばらつきを小さくすること
ができ、ブレーキアクチュエータ46の液圧の制御精度
を向上させることができる。
バルブとされているため、ブレーキアクチュエータ46
にアキュムレータ12から液圧が供給される状態におい
ても、ブレーキアクチュエータ46の液圧を精度よく制
御することができる。また、制御弁Aをリニアバルブと
しても、同様に、アキュムレータ12から液圧が供給さ
れる状態におけるブレーキアクチュエータ46の液圧の
制御精度を向上させることができる。このように、制御
弁A,Bの少なくとも一方をリニアバルブとすることが
望ましい。さらに、ブレーキアクチュエータ46にポン
プ22の液圧が供給される状態においては、ブレーキア
クチュエータ46の液圧は、液圧制御弁62の制御によ
って制御されるようにしても、液圧制御弁26の制御に
より制御されるようにしてもよい。また、液圧制御弁2
6の制御と液圧制御弁62の制御との両方が行われるよ
うにしてもよい。両方が制御されるようにすれば、液圧
制御弁62の上流側の液圧のばらつきを小さくすること
ができ、ブレーキアクチュエータ46の液圧の制御精度
を向上させることができる。
【0029】また、液圧制御弁26を常閉弁として、液
圧制御弁62を常開弁とすることは不可欠ではなく、液
圧制御弁26を常開弁としたり、液圧制御弁62を常閉
弁としたりすることができる。さらに、電磁開閉弁42
を前後の差圧を供給電流に応じた大きさに制御可能なリ
ニアバルブとしたり、液圧制御弁26を電磁開閉弁とし
たりすることができる。電磁開閉弁のデューティ制御に
より、動力式液圧源14の液圧を連続的に制御すること
ができる。
圧制御弁62を常開弁とすることは不可欠ではなく、液
圧制御弁26を常開弁としたり、液圧制御弁62を常閉
弁としたりすることができる。さらに、電磁開閉弁42
を前後の差圧を供給電流に応じた大きさに制御可能なリ
ニアバルブとしたり、液圧制御弁26を電磁開閉弁とし
たりすることができる。電磁開閉弁のデューティ制御に
より、動力式液圧源14の液圧を連続的に制御すること
ができる。
【0030】次に、動力式液圧源を備えた液圧ブレーキ
装置について説明する。図4に示すように、本液圧ブレ
ーキ装置においては、動力式液圧源88が液圧制御弁9
0を含む。アキュムレータ12に対応する制御弁Aとし
て液通路40に液圧制御弁90が設けられる。制御弁B
(液圧制御弁62)に対応する制御弁が各ブレーキシリ
ンダ毎に設けられる。液圧制御弁90は、図3(a)に示
す液圧制御弁26と同様の、常閉のリニアバルブであ
る。ブレーキアクチュエータ46が、左右前輪100,
左右後輪102のブレーキシリンダ104,105を含
む液圧ブレーキ106,107と、液圧ブレーキ毎に設
けられた個別ブレーキ液圧制御装置108,110とを
含む。個別ブレーキ液圧制御装置108,110は、そ
れぞれ、ブレーキシリンダ104,105と動力式液圧
源88との間に設けられた増圧リニアバルブ112,1
14と、ブレーキシリンダ104,105とリザーバ2
0との間に設けられた減圧リニアバルブ116,118
とを含む。増圧リニアバルブ112,114が上記実施
形態における液圧制御弁62の機能を備えることにな
る。増圧リニアバルブ112,114および減圧リニア
バルブ116は、図3(a)に記載の液圧制御弁26と同
様の構造を成した常閉弁である。増圧リニアバルブ11
2,114には、動力式液圧源88の液圧とブレーキシ
リンダ104,105の液圧との差に応じた差圧作用力
が加えられ、減圧リニアバルブ116には、ブレーキシ
リンダ104,105とリザーバ62との差圧に応じた
差圧作用力が加えられる。減圧リニアバルブ118は、
図3(b)に記載の液圧制御弁62と同様の構造を成した
常開弁である。
装置について説明する。図4に示すように、本液圧ブレ
ーキ装置においては、動力式液圧源88が液圧制御弁9
0を含む。アキュムレータ12に対応する制御弁Aとし
て液通路40に液圧制御弁90が設けられる。制御弁B
(液圧制御弁62)に対応する制御弁が各ブレーキシリ
ンダ毎に設けられる。液圧制御弁90は、図3(a)に示
す液圧制御弁26と同様の、常閉のリニアバルブであ
る。ブレーキアクチュエータ46が、左右前輪100,
左右後輪102のブレーキシリンダ104,105を含
む液圧ブレーキ106,107と、液圧ブレーキ毎に設
けられた個別ブレーキ液圧制御装置108,110とを
含む。個別ブレーキ液圧制御装置108,110は、そ
れぞれ、ブレーキシリンダ104,105と動力式液圧
源88との間に設けられた増圧リニアバルブ112,1
14と、ブレーキシリンダ104,105とリザーバ2
0との間に設けられた減圧リニアバルブ116,118
とを含む。増圧リニアバルブ112,114が上記実施
形態における液圧制御弁62の機能を備えることにな
る。増圧リニアバルブ112,114および減圧リニア
バルブ116は、図3(a)に記載の液圧制御弁26と同
様の構造を成した常閉弁である。増圧リニアバルブ11
2,114には、動力式液圧源88の液圧とブレーキシ
リンダ104,105の液圧との差に応じた差圧作用力
が加えられ、減圧リニアバルブ116には、ブレーキシ
リンダ104,105とリザーバ62との差圧に応じた
差圧作用力が加えられる。減圧リニアバルブ118は、
図3(b)に記載の液圧制御弁62と同様の構造を成した
常開弁である。
【0031】ブレーキアクチュエータ46には、運転者
によるブレーキ操作部材122の操作によって液圧が発
生させられるマニュアル式液圧発生装置124も含まれ
る。マニュアル式液圧発生装置124は、例えば、マス
タシリンダを含むものとすることができる。マスタシリ
ンダにおいて、ハウジングに嵌合された2つの加圧ピス
トンの一方はブレーキ操作部材122に連携させられ、
2つの加圧ピストンのそれぞれの前方の液圧室には、ブ
レーキ操作部材122に加えられる操作力に対応する液
圧が発生させられる。これらの2つの液圧室には、それ
ぞれ、左右前輪100のブレーキシリンダ104がそれ
ぞれ液通路126,128を介して接続され、これら液
通路126、128にはマスタ遮断弁130,132が
設けられる。マスタ遮断弁130,132は電流が供給
されない場合に開状態にある常開の電磁開閉弁である。
によるブレーキ操作部材122の操作によって液圧が発
生させられるマニュアル式液圧発生装置124も含まれ
る。マニュアル式液圧発生装置124は、例えば、マス
タシリンダを含むものとすることができる。マスタシリ
ンダにおいて、ハウジングに嵌合された2つの加圧ピス
トンの一方はブレーキ操作部材122に連携させられ、
2つの加圧ピストンのそれぞれの前方の液圧室には、ブ
レーキ操作部材122に加えられる操作力に対応する液
圧が発生させられる。これらの2つの液圧室には、それ
ぞれ、左右前輪100のブレーキシリンダ104がそれ
ぞれ液通路126,128を介して接続され、これら液
通路126、128にはマスタ遮断弁130,132が
設けられる。マスタ遮断弁130,132は電流が供給
されない場合に開状態にある常開の電磁開閉弁である。
【0032】このように、マニュアル式液圧発生装置1
24が前輪側のブレーキシリンダ104に接続されてい
る。そのため、ソレノイドに電流が供給されない異常が
生じた場合に、増圧リニアバルブ112が閉状態とされ
て、マスタ遮断弁130,132が開状態とされること
によって、ブレーキシリンダ104が動力式液圧源88
から遮断されてマニュアル式液圧発生装置124に連通
させられる。この場合に、減圧リニアバルブ116が常
閉弁であるため、液圧ブレーキ106が直ちに作動させ
られる。それに対して、後輪側には、マニュアル式液圧
発生装置124が接続されていないため、減圧リニアバ
ルブ118が常開弁であっても差し支えない。また、ブ
レーキ解除時には、後輪側においてはブレーキシリンダ
105の液圧が減圧リニアバルブ118を経てリザーバ
20に戻される。そのため、減圧リニアバルブ118を
開状態にする必要がある。しかし、減圧リニアバルブ1
18が常開弁であるため、開状態に保つために電流を供
給する必要がない。それに対して、前輪側においては、
減圧リニアバルブ116を経なくても、マスタ遮断弁1
30,132を経てマニュアル式液圧発生装置124に
戻されるため、減圧リニアバルブ116が常閉弁であっ
ても、ブレーキ解除後に、電流を供給することによって
開状態に保つ必要がない。以上の事情により、本実施形
態においては、前輪側の減圧リニアバルブ116を常閉
弁として、後輪側の減圧リニアバルブ118を常開弁と
したのであり、それによって、マニュアル加圧状態にお
けるブレーキの効き遅れを小さくし、ブレーキ解除後の
消費エネルギの低減を図ることができる。
24が前輪側のブレーキシリンダ104に接続されてい
る。そのため、ソレノイドに電流が供給されない異常が
生じた場合に、増圧リニアバルブ112が閉状態とされ
て、マスタ遮断弁130,132が開状態とされること
によって、ブレーキシリンダ104が動力式液圧源88
から遮断されてマニュアル式液圧発生装置124に連通
させられる。この場合に、減圧リニアバルブ116が常
閉弁であるため、液圧ブレーキ106が直ちに作動させ
られる。それに対して、後輪側には、マニュアル式液圧
発生装置124が接続されていないため、減圧リニアバ
ルブ118が常開弁であっても差し支えない。また、ブ
レーキ解除時には、後輪側においてはブレーキシリンダ
105の液圧が減圧リニアバルブ118を経てリザーバ
20に戻される。そのため、減圧リニアバルブ118を
開状態にする必要がある。しかし、減圧リニアバルブ1
18が常開弁であるため、開状態に保つために電流を供
給する必要がない。それに対して、前輪側においては、
減圧リニアバルブ116を経なくても、マスタ遮断弁1
30,132を経てマニュアル式液圧発生装置124に
戻されるため、減圧リニアバルブ116が常閉弁であっ
ても、ブレーキ解除後に、電流を供給することによって
開状態に保つ必要がない。以上の事情により、本実施形
態においては、前輪側の減圧リニアバルブ116を常閉
弁として、後輪側の減圧リニアバルブ118を常開弁と
したのであり、それによって、マニュアル加圧状態にお
けるブレーキの効き遅れを小さくし、ブレーキ解除後の
消費エネルギの低減を図ることができる。
【0033】本液圧ブレーキ装置はブレーキECU20
0によって制御される。ブレーキECU200は、図5
に示すように、CPU202,ROM204,RAM2
06,入出力部208を有するコンピュータを主体とす
るものであり、入出力部208には、動力液圧センサ6
0,マニュアル式液圧発生装置124の液圧を検出する
マスタ圧センサ210(マニュアル液圧センサと称する
こともできる)、ブレーキシリンダ104,105の液
圧をそれぞれ検出するブレーキ液圧センサ212,21
4、ブレーキ操作部材122の操作状態としての操作ス
トロークを検出するストロークセンサ216、車輪10
0,102の回転速度をそれぞれ検出する車輪速センサ
217,218等が接続されている。また、液圧制御弁
26,90、増圧リニアバルブ112,114、減圧リ
ニアバルブ116,118、マスタ遮断弁130,13
2のソレノイド等が駆動回路220を介して接続される
とともに、ポンプモータ24が駆動回路222を介して
接続される。
0によって制御される。ブレーキECU200は、図5
に示すように、CPU202,ROM204,RAM2
06,入出力部208を有するコンピュータを主体とす
るものであり、入出力部208には、動力液圧センサ6
0,マニュアル式液圧発生装置124の液圧を検出する
マスタ圧センサ210(マニュアル液圧センサと称する
こともできる)、ブレーキシリンダ104,105の液
圧をそれぞれ検出するブレーキ液圧センサ212,21
4、ブレーキ操作部材122の操作状態としての操作ス
トロークを検出するストロークセンサ216、車輪10
0,102の回転速度をそれぞれ検出する車輪速センサ
217,218等が接続されている。また、液圧制御弁
26,90、増圧リニアバルブ112,114、減圧リ
ニアバルブ116,118、マスタ遮断弁130,13
2のソレノイド等が駆動回路220を介して接続される
とともに、ポンプモータ24が駆動回路222を介して
接続される。
【0034】以上のように構成された液圧ブレーキ装置
における作動について説明する。原則として、ブレーキ
操作部材122が操作されると、マスタ遮断弁130,
132が閉状態にされる。ブレーキシリンダ104,1
05がマニュアル式液圧発生装置124から遮断され
て、動力式液圧源88に連通させられる。ブレーキシリ
ンダ104,105には動力式液圧源88の液圧が供給
されて、液圧ブレーキ106,107が作動させられ
る。運転者によるブレーキ操作部材122の操作状態に
基づいて要求制動状態量が決定され、実際の制動状態量
が要求制動状態量に近づくようにブレーキシリンダ10
4,105の液圧が制御される。本実施形態において
は、ブレーキ操作部材122の操作ストロークとマスタ
圧(操作力に対応)とに基づいて要求制動状態量として
のブレーキシリンダ液圧の目標値が決定され、実際のブ
レーキシリンダ液圧が目標値に近づくように、動力式液
圧源88における液圧制御弁26と、個別ブレーキ液圧
制御装置108,110との少なくとも一方が制御され
る。なお、要求制動状態量は、ストロークとマスタ圧と
の少なくとも一方に基づいて決定されるようにしたり、
これらの代わりに操作力センサを設け、操作力に基づい
て決定されるようにしたりすることができる。
における作動について説明する。原則として、ブレーキ
操作部材122が操作されると、マスタ遮断弁130,
132が閉状態にされる。ブレーキシリンダ104,1
05がマニュアル式液圧発生装置124から遮断され
て、動力式液圧源88に連通させられる。ブレーキシリ
ンダ104,105には動力式液圧源88の液圧が供給
されて、液圧ブレーキ106,107が作動させられ
る。運転者によるブレーキ操作部材122の操作状態に
基づいて要求制動状態量が決定され、実際の制動状態量
が要求制動状態量に近づくようにブレーキシリンダ10
4,105の液圧が制御される。本実施形態において
は、ブレーキ操作部材122の操作ストロークとマスタ
圧(操作力に対応)とに基づいて要求制動状態量として
のブレーキシリンダ液圧の目標値が決定され、実際のブ
レーキシリンダ液圧が目標値に近づくように、動力式液
圧源88における液圧制御弁26と、個別ブレーキ液圧
制御装置108,110との少なくとも一方が制御され
る。なお、要求制動状態量は、ストロークとマスタ圧と
の少なくとも一方に基づいて決定されるようにしたり、
これらの代わりに操作力センサを設け、操作力に基づい
て決定されるようにしたりすることができる。
【0035】後述するアキュムレータ加圧条件が満たさ
れない場合(要求制動状態量が設定制動状態量以下の場
合等)には、液圧制御弁90が閉状態にされて、ブレー
キシリンダ104,105がアキュムレータ12から遮
断される。液圧ブレーキ106,107は、ポンプ装置
10の液圧が供給されることによって作動させられる。
ブレーキシリンダ104,105にアキュムレータ12
から液圧が供給されることはない。各車輪100,10
2のブレーキシリンダ104,105の液圧が同じ大き
さに制御される場合には、原則として、動力式液圧源8
8の制御によりブレーキシリンダ104,105の液圧
が共通に制御される(共通制御)。例えば、直進走行中
に制動が行われた場合には各ブレーキシリンダの液圧が
同じ大きさに制御される。ブレーキシリンダ液圧の増圧
時、減圧時には、増圧リニアバルブ112、114が開
状態とされ、減圧リニアバルブ116,118が閉状態
とされた状態で、ブレーキシリンダ104,105の液
圧が液圧制御弁26の制御により増圧(I:図6参照。
以下同様とする)、減圧(IV)される。保持する場合に
は、増圧リニアバルブ112,114、減圧リニアバル
ブ116,118が閉状態とされる(V)。それによっ
て、ブレーキシリンダ104,106が動力式液圧源8
8からもリザーバ20からも遮断されることになり、液
圧が保持される。
れない場合(要求制動状態量が設定制動状態量以下の場
合等)には、液圧制御弁90が閉状態にされて、ブレー
キシリンダ104,105がアキュムレータ12から遮
断される。液圧ブレーキ106,107は、ポンプ装置
10の液圧が供給されることによって作動させられる。
ブレーキシリンダ104,105にアキュムレータ12
から液圧が供給されることはない。各車輪100,10
2のブレーキシリンダ104,105の液圧が同じ大き
さに制御される場合には、原則として、動力式液圧源8
8の制御によりブレーキシリンダ104,105の液圧
が共通に制御される(共通制御)。例えば、直進走行中
に制動が行われた場合には各ブレーキシリンダの液圧が
同じ大きさに制御される。ブレーキシリンダ液圧の増圧
時、減圧時には、増圧リニアバルブ112、114が開
状態とされ、減圧リニアバルブ116,118が閉状態
とされた状態で、ブレーキシリンダ104,105の液
圧が液圧制御弁26の制御により増圧(I:図6参照。
以下同様とする)、減圧(IV)される。保持する場合に
は、増圧リニアバルブ112,114、減圧リニアバル
ブ116,118が閉状態とされる(V)。それによっ
て、ブレーキシリンダ104,106が動力式液圧源8
8からもリザーバ20からも遮断されることになり、液
圧が保持される。
【0036】ブレーキシリンダ104,105の液圧が
異なる大きさに制御される場合(4つのブレーキシリン
ダのうちの少なくとも1つの液圧が他とは異なる大きさ
に制御される場合や、互いに異なる大きさに制御される
場合等)には、4つのブレーキシリンダの液圧の目標値
のうちの最大値が得られるように、液圧制御弁26が制
御され、各ブレーキシリンダの液圧は個別ブレーキ液圧
制御装置によって個別に制御される(個別制御)。例え
ば、旋回中に制動が行われた場合が該当する。車両が直
進走行中であるか旋回走行中であるかは、左側輪と右側
輪との回転速度差に基づいて検出することができるが、
ステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角センサ
や、車両のヨーレイトを検出するヨーレイトセンサ、横
Gセンサ等を設け、これらの検出値に基づいて検出され
るようにすることができる。増圧時には、目標値が最大
のブレーキシリンダについては、増圧リニアバルブが開
状態に、減圧リニアバルブが閉状態にされるのである
が、他のブレーキシリンダについては、減圧リニアバル
ブが閉状態とされた状態で、増圧リニアバルブの制御に
より各ブレーキシリンダの液圧が目標値に近づくように
制御される(II)。減圧時には、減圧リニアバルブ11
6,118の制御により、それぞれ、実際のブレーキシ
リンダの液圧が目標値に近づくように制御される。この
場合には、液圧制御弁26は閉状態にされる(VII)。保
持時には、上述の場合と同様に、増圧リニアバルブ、減
圧リニアバルブがともに閉状態にされる(V)。本実施
形態においては、ブレーキシリンダ104,105の液
圧がポンプ22の液圧が供給されることによって増圧さ
れる状態をポンプ加圧状態と称する。
異なる大きさに制御される場合(4つのブレーキシリン
ダのうちの少なくとも1つの液圧が他とは異なる大きさ
に制御される場合や、互いに異なる大きさに制御される
場合等)には、4つのブレーキシリンダの液圧の目標値
のうちの最大値が得られるように、液圧制御弁26が制
御され、各ブレーキシリンダの液圧は個別ブレーキ液圧
制御装置によって個別に制御される(個別制御)。例え
ば、旋回中に制動が行われた場合が該当する。車両が直
進走行中であるか旋回走行中であるかは、左側輪と右側
輪との回転速度差に基づいて検出することができるが、
ステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角センサ
や、車両のヨーレイトを検出するヨーレイトセンサ、横
Gセンサ等を設け、これらの検出値に基づいて検出され
るようにすることができる。増圧時には、目標値が最大
のブレーキシリンダについては、増圧リニアバルブが開
状態に、減圧リニアバルブが閉状態にされるのである
が、他のブレーキシリンダについては、減圧リニアバル
ブが閉状態とされた状態で、増圧リニアバルブの制御に
より各ブレーキシリンダの液圧が目標値に近づくように
制御される(II)。減圧時には、減圧リニアバルブ11
6,118の制御により、それぞれ、実際のブレーキシ
リンダの液圧が目標値に近づくように制御される。この
場合には、液圧制御弁26は閉状態にされる(VII)。保
持時には、上述の場合と同様に、増圧リニアバルブ、減
圧リニアバルブがともに閉状態にされる(V)。本実施
形態においては、ブレーキシリンダ104,105の液
圧がポンプ22の液圧が供給されることによって増圧さ
れる状態をポンプ加圧状態と称する。
【0037】要求制動状態量が設定制動状態量より大き
い場合(ブレーキシリンダ液圧の目標値が設定値より大
きく、かつ、目標値が増加中である場合)にはアキュム
レータ加圧条件が満たされる。液圧制御弁26が閉状態
とされて、液圧制御弁90が開状態にされる。ブレーキ
シリンダ104,105には主としてアキュムレータ1
2から液圧が供給されて(以下、アキュムレータ加圧状
態と称する。)増圧させられる。アキュムレータ加圧状
態においては、ブレーキシリンダ104,105がアキ
ュムレータ12にもポンプ22にも連通させられる。接
続部49においてポンプ側の液圧がアキュムレータ側の
液圧より小さい場合は、ブレーキシリンダ104,10
5には、アキュムレータ12から液圧が供給される。こ
の場合には、ポンプ装置10を停止させたり、出力液圧
を小さくしたりすることができる。ポンプ側の液圧がア
キュムレータ側液圧と同じ場合には、ポンプ22とアキ
ュムレータ12との両方からブレーキシリンダに液圧が
供給される。多量の作動液を供給することができ、早急
に要求制動状態を満たすことができる。すなわち、ブレ
ーキシリンダ104,105に多量の作動液の供給する
必要がある場合には、ポンプ22の吐出圧がアキュムレ
ータ圧と同じになるように、ポンプ装置10が制御され
るようにすることが望ましい。
い場合(ブレーキシリンダ液圧の目標値が設定値より大
きく、かつ、目標値が増加中である場合)にはアキュム
レータ加圧条件が満たされる。液圧制御弁26が閉状態
とされて、液圧制御弁90が開状態にされる。ブレーキ
シリンダ104,105には主としてアキュムレータ1
2から液圧が供給されて(以下、アキュムレータ加圧状
態と称する。)増圧させられる。アキュムレータ加圧状
態においては、ブレーキシリンダ104,105がアキ
ュムレータ12にもポンプ22にも連通させられる。接
続部49においてポンプ側の液圧がアキュムレータ側の
液圧より小さい場合は、ブレーキシリンダ104,10
5には、アキュムレータ12から液圧が供給される。こ
の場合には、ポンプ装置10を停止させたり、出力液圧
を小さくしたりすることができる。ポンプ側の液圧がア
キュムレータ側液圧と同じ場合には、ポンプ22とアキ
ュムレータ12との両方からブレーキシリンダに液圧が
供給される。多量の作動液を供給することができ、早急
に要求制動状態を満たすことができる。すなわち、ブレ
ーキシリンダ104,105に多量の作動液の供給する
必要がある場合には、ポンプ22の吐出圧がアキュムレ
ータ圧と同じになるように、ポンプ装置10が制御され
るようにすることが望ましい。
【0038】各ブレーキシリンダ104,105の液圧
が同じ大きさに制御される場合において、ブレーキシリ
ンダの液圧の増圧時には、各ブレーキシリンダ104,
105に対応する増圧リニアバルブ112,114が開
状態に、減圧リニアバルブ116,118が閉状態とさ
れた状態で、液圧制御弁90が制御される(III)。アキ
ュムレータ圧が液圧制御弁90の制御により制御されて
ブレーキシリンダに供給される。なお、前述のように、
液圧制御弁26は閉状態にされる。各ブレーキシリンダ
104,105の液圧が異なる大きさに制御される場合
には、上述の場合と同様に、最大目標液圧に合わせて液
圧制御弁90が制御され、各ブレーキシリンダの液圧
は、それぞれ、増圧リニアバルブ112,114の制御
により制御される(VI)。なお、液圧制御弁90が開状
態に保たれるようにすることもできる。この場合には、
すべてのブレーキシリンダの液圧がそれぞれ増圧リニア
バルブ112,114の制御により制御されることにな
る。各ブレーキシリンダの液圧の減圧制御および保持制
御は、上述の場合と同様に行われる(VI, VII,V)。
が同じ大きさに制御される場合において、ブレーキシリ
ンダの液圧の増圧時には、各ブレーキシリンダ104,
105に対応する増圧リニアバルブ112,114が開
状態に、減圧リニアバルブ116,118が閉状態とさ
れた状態で、液圧制御弁90が制御される(III)。アキ
ュムレータ圧が液圧制御弁90の制御により制御されて
ブレーキシリンダに供給される。なお、前述のように、
液圧制御弁26は閉状態にされる。各ブレーキシリンダ
104,105の液圧が異なる大きさに制御される場合
には、上述の場合と同様に、最大目標液圧に合わせて液
圧制御弁90が制御され、各ブレーキシリンダの液圧
は、それぞれ、増圧リニアバルブ112,114の制御
により制御される(VI)。なお、液圧制御弁90が開状
態に保たれるようにすることもできる。この場合には、
すべてのブレーキシリンダの液圧がそれぞれ増圧リニア
バルブ112,114の制御により制御されることにな
る。各ブレーキシリンダの液圧の減圧制御および保持制
御は、上述の場合と同様に行われる(VI, VII,V)。
【0039】車輪100,102の少なくとも1輪の制
動スリップ状態が過大になるとアンチロック制御が開始
される。アンチロック制御において、ブレーキシリンダ
104,105はアキュムレータ12に連通させられた
状態にあっても遮断されていてもよいが、いずれにして
も、個別ブレーキ液圧制御装置108,110の制御に
よって、各ブレーキシリンダの液圧が個別に制御される
(II, IV, VII, V)。
動スリップ状態が過大になるとアンチロック制御が開始
される。アンチロック制御において、ブレーキシリンダ
104,105はアキュムレータ12に連通させられた
状態にあっても遮断されていてもよいが、いずれにして
も、個別ブレーキ液圧制御装置108,110の制御に
よって、各ブレーキシリンダの液圧が個別に制御される
(II, IV, VII, V)。
【0040】本実施形態においては、液圧ブレーキ10
6,107の非作動状態においてアキュムレータ12の
液圧が制御される。ポンプ装置10の非作動状態におい
て、増圧リニアバルブ112,114、液圧制御弁26
の閉状態にある状態で、液圧制御弁90を開状態にすれ
ば、動力液圧センサ60によってアキュムレータ圧を検
出することができる。アキュムレータ圧が設定範囲の下
限値より小さい場合には、ポンプ装置10を作動させ
て、アキュムレータ12に液圧を供給する。この場合
に、液圧制御弁26の制御によりアキュムレータ圧を制
御することができる。なお、液圧制御弁26ではなく、
ポンプモータ24の制御によりアキュムレータ圧を制御
することもできる。また、液圧制御弁90を開状態に切
り換えることは不可欠ではない。液圧制御弁90が閉状
態にあっても、アキュムレータ12には逆止弁44を経
て作動液が供給され得る。
6,107の非作動状態においてアキュムレータ12の
液圧が制御される。ポンプ装置10の非作動状態におい
て、増圧リニアバルブ112,114、液圧制御弁26
の閉状態にある状態で、液圧制御弁90を開状態にすれ
ば、動力液圧センサ60によってアキュムレータ圧を検
出することができる。アキュムレータ圧が設定範囲の下
限値より小さい場合には、ポンプ装置10を作動させ
て、アキュムレータ12に液圧を供給する。この場合
に、液圧制御弁26の制御によりアキュムレータ圧を制
御することができる。なお、液圧制御弁26ではなく、
ポンプモータ24の制御によりアキュムレータ圧を制御
することもできる。また、液圧制御弁90を開状態に切
り換えることは不可欠ではない。液圧制御弁90が閉状
態にあっても、アキュムレータ12には逆止弁44を経
て作動液が供給され得る。
【0041】増圧リニアバルブ112,114が閉状態
にあるため、ポンプ22が作動状態にされても、液圧が
ブレーキシリンダ104,105に供給されることはな
い。また、ポンプ22の吐出圧をアキュムレータ12へ
の蓄圧に有効に利用することができる。さらに、アキュ
ムレータ12への蓄圧が終了した後には、ポンプ22の
作動を停止させて、液圧制御弁26を液圧が大気圧に戻
されるまで開状態にしておくことが望ましい。なお、ア
キュムレータ圧の制御中において、ブレーキ操作部材1
22が操作された場合等、ブレーキ作動が要求された場
合には、増圧リニアバルブ112,114が開状態に切
り換えられる。この場合には、すでに、液圧制御弁90
が開状態にあるため、アキュムレータ12の液圧がブレ
ーキシリンダ104,105に供給される。また、増圧
リニアバルブ112,114の開状態において、液圧ブ
レーキ106,107の作動中であっても、ポンプ22
の吐出圧がアキュムレータ圧より高くなれば、ポンプ2
2の液圧が逆止弁44を経てアキュムレータ12に供給
される。この場合には、液圧制御弁90は開状態にあっ
ても、閉状態にあってもよい。
にあるため、ポンプ22が作動状態にされても、液圧が
ブレーキシリンダ104,105に供給されることはな
い。また、ポンプ22の吐出圧をアキュムレータ12へ
の蓄圧に有効に利用することができる。さらに、アキュ
ムレータ12への蓄圧が終了した後には、ポンプ22の
作動を停止させて、液圧制御弁26を液圧が大気圧に戻
されるまで開状態にしておくことが望ましい。なお、ア
キュムレータ圧の制御中において、ブレーキ操作部材1
22が操作された場合等、ブレーキ作動が要求された場
合には、増圧リニアバルブ112,114が開状態に切
り換えられる。この場合には、すでに、液圧制御弁90
が開状態にあるため、アキュムレータ12の液圧がブレ
ーキシリンダ104,105に供給される。また、増圧
リニアバルブ112,114の開状態において、液圧ブ
レーキ106,107の作動中であっても、ポンプ22
の吐出圧がアキュムレータ圧より高くなれば、ポンプ2
2の液圧が逆止弁44を経てアキュムレータ12に供給
される。この場合には、液圧制御弁90は開状態にあっ
ても、閉状態にあってもよい。
【0042】電気系統の異常(例えば、電流が供給不能
な異常)時、動力式液圧源88の異常時(例えば、ポン
プ装置10の失陥、液通路48,40の液漏れ、液圧制
御弁26の開故障)等には、マスタ遮断弁130,13
2が開状態に切り換えられる。増圧リニアバルブ11
2,114、減圧リニアバルブ116,118には電流
は供給されない。左右前輪100のブレーキシリンダ1
04にマニュアル式液圧発生装置124が連通させら
れ、マニュアル式液圧発生装置124の液圧が供給され
て、前輪の液圧ブレーキ106が作動させられる(I
X)。また、ポンプモータ24や各電磁弁のソレノイド
への電流の供給が不能になった場合に、上述のように、
マニュアル制御状態にされるが、電源の出力電圧が低下
した場合等であって、電磁弁のソレノイドへの供給電流
の制御が可能な状態である場合には、アキュムレータ加
圧状態とすることもできる。アキュムレータ12に蓄え
られた液圧が利用されるのである。この場合には、各ブ
レーキシリンダ104,105の液圧は共通に制御され
るようにしても個別に制御されるようにしてもよい(II
IorIV, VII,V)。
な異常)時、動力式液圧源88の異常時(例えば、ポン
プ装置10の失陥、液通路48,40の液漏れ、液圧制
御弁26の開故障)等には、マスタ遮断弁130,13
2が開状態に切り換えられる。増圧リニアバルブ11
2,114、減圧リニアバルブ116,118には電流
は供給されない。左右前輪100のブレーキシリンダ1
04にマニュアル式液圧発生装置124が連通させら
れ、マニュアル式液圧発生装置124の液圧が供給され
て、前輪の液圧ブレーキ106が作動させられる(I
X)。また、ポンプモータ24や各電磁弁のソレノイド
への電流の供給が不能になった場合に、上述のように、
マニュアル制御状態にされるが、電源の出力電圧が低下
した場合等であって、電磁弁のソレノイドへの供給電流
の制御が可能な状態である場合には、アキュムレータ加
圧状態とすることもできる。アキュムレータ12に蓄え
られた液圧が利用されるのである。この場合には、各ブ
レーキシリンダ104,105の液圧は共通に制御され
るようにしても個別に制御されるようにしてもよい(II
IorIV, VII,V)。
【0043】ブレーキ液圧センサ212,214のいず
れかに異常が検出された場合には、ブレーキシリンダ1
04,105の液圧が共通に制御される。液圧が共通に
制御される場合には、動力液圧センサ60による検出液
圧をブレーキシリンダの液圧とみなすことができる。し
たがって、動力液圧センサ60による検出液圧に基づい
て液圧制御弁26または液圧制御弁90が制御される。
この場合には、増圧リニアバルブ112,114が開状
態に、減圧リニアバルブ116,118が閉状態に保た
れる(Ior III,VI,V)。増圧リニアバルブ112,
114のいずれかに開故障または閉故障が生じた場合、
減圧リニアバルブ116,118のいずれかに閉故障が
生じた場合も同様である。
れかに異常が検出された場合には、ブレーキシリンダ1
04,105の液圧が共通に制御される。液圧が共通に
制御される場合には、動力液圧センサ60による検出液
圧をブレーキシリンダの液圧とみなすことができる。し
たがって、動力液圧センサ60による検出液圧に基づい
て液圧制御弁26または液圧制御弁90が制御される。
この場合には、増圧リニアバルブ112,114が開状
態に、減圧リニアバルブ116,118が閉状態に保た
れる(Ior III,VI,V)。増圧リニアバルブ112,
114のいずれかに開故障または閉故障が生じた場合、
減圧リニアバルブ116,118のいずれかに閉故障が
生じた場合も同様である。
【0044】減圧リニアバルブ116,118のいずれ
かに開故障が生じた場合には、ブレーキシリンダにアキ
ュムレータ12が連通させられた状態で、各ブレーキシ
リンダの液圧が個別ブレーキ液圧制御装置108,11
0により制御される。開故障が生じていない減圧リニア
バルブに対応するブレーキシリンダに液圧が発生させら
れれば、それの液圧ブレーキを作動させることができる
(IV, VII,V)。また、この場合には、ポンプ22か
らも液圧が供給されるようにすることが望ましい。ブレ
ーキシリンダに多量の作動液を供給することができ、開
故障が生じていない減圧リニアバルブに対応するブレー
キシリンダに速やかに液圧を供給することができる。
かに開故障が生じた場合には、ブレーキシリンダにアキ
ュムレータ12が連通させられた状態で、各ブレーキシ
リンダの液圧が個別ブレーキ液圧制御装置108,11
0により制御される。開故障が生じていない減圧リニア
バルブに対応するブレーキシリンダに液圧が発生させら
れれば、それの液圧ブレーキを作動させることができる
(IV, VII,V)。また、この場合には、ポンプ22か
らも液圧が供給されるようにすることが望ましい。ブレ
ーキシリンダに多量の作動液を供給することができ、開
故障が生じていない減圧リニアバルブに対応するブレー
キシリンダに速やかに液圧を供給することができる。
【0045】液圧制御弁26(C)に閉故障が生じた場
合にも、ブレーキシリンダ104,105にアキュムレ
ータ12が連通させられた状態で、各ブレーキシリンダ
の液圧が個別ブレーキ液圧制御装置108,110の制
御により制御される(IVorII, VII, V)。液圧制御弁
90の制御によりアキュムレータ圧を制御することが可
能な状態にあるからである。なお、液圧制御弁26の閉
故障においては、アキュムレータ12から遮断された状
態で個別ブレーキ液圧制御装置108、110によって
制御されるようにしたり、ポンプモータ24の制御によ
りポンプ22の吐出圧が制御されるようにしたりするこ
ともできる。ポンプモータ24の制御と個別ブレーキ液
圧制御装置108,110の制御との両方が行われるよ
うにすることも可能である。また、液圧制御弁90
(A)の閉故障が生じた場合には、ブレーキシリンダが
アキュムレータ12から遮断される。ブレーキシリンダ
104,105の液圧は液圧制御弁26の制御により共
通に制御される。減圧時にも同様に、液圧制御弁26の
制御により共通に制御される(I, VI, V)。なお、こ
の場合には、ブレーキシリンダの液圧が個別ブレーキ液
圧制御装置108,110の制御により制御されるよう
にすることもできる。
合にも、ブレーキシリンダ104,105にアキュムレ
ータ12が連通させられた状態で、各ブレーキシリンダ
の液圧が個別ブレーキ液圧制御装置108,110の制
御により制御される(IVorII, VII, V)。液圧制御弁
90の制御によりアキュムレータ圧を制御することが可
能な状態にあるからである。なお、液圧制御弁26の閉
故障においては、アキュムレータ12から遮断された状
態で個別ブレーキ液圧制御装置108、110によって
制御されるようにしたり、ポンプモータ24の制御によ
りポンプ22の吐出圧が制御されるようにしたりするこ
ともできる。ポンプモータ24の制御と個別ブレーキ液
圧制御装置108,110の制御との両方が行われるよ
うにすることも可能である。また、液圧制御弁90
(A)の閉故障が生じた場合には、ブレーキシリンダが
アキュムレータ12から遮断される。ブレーキシリンダ
104,105の液圧は液圧制御弁26の制御により共
通に制御される。減圧時にも同様に、液圧制御弁26の
制御により共通に制御される(I, VI, V)。なお、こ
の場合には、ブレーキシリンダの液圧が個別ブレーキ液
圧制御装置108,110の制御により制御されるよう
にすることもできる。
【0046】その他、液圧制御弁26(C)の開故障、
液圧制御弁90(A)の開故障、動力液圧センサ60の異
常時には、前述のように、マニュアル制御状態とするこ
ともできるが、ブレーキシリンダにアキュムレータ12
が連通させられた状態で、各ブレーキシリンダの液圧が
個別ブレーキ液圧制御装置108、110の制御により
個別に制御されるようにすることも可能である(IV, VI
I, V)。また、アキュムレータ12の異常時には、マ
ニュアル制御状態とすることも可能であるが、ポンプ加
圧状態とすることもできる。
液圧制御弁90(A)の開故障、動力液圧センサ60の異
常時には、前述のように、マニュアル制御状態とするこ
ともできるが、ブレーキシリンダにアキュムレータ12
が連通させられた状態で、各ブレーキシリンダの液圧が
個別ブレーキ液圧制御装置108、110の制御により
個別に制御されるようにすることも可能である(IV, VI
I, V)。また、アキュムレータ12の異常時には、マ
ニュアル制御状態とすることも可能であるが、ポンプ加
圧状態とすることもできる。
【0047】自動ブレーキ作動時等非ブレーキ操作時に
ブレーキを作動させる必要が生じた場合には、ブレーキ
シリンダにアキュムレータ12が連通させられる。具体
的には、クルーズ制御時等すべてのブレーキシリンダの
液圧を同じ大きさに制御する場合には、液圧制御弁90
等の制御により共通に制御される(III, VI,V)。ト
ラクション制御、姿勢安定制御(ビークルスタビリティ
制御)時には、各ブレーキシリンダの液圧が個別ブレー
キ液圧制御装置108,110の制御により個別に制御
される(IV, VII,V)。なお、これらの場合にポンプ
装置10を始動させることも可能である。例えば、ブレ
ーキシリンダの液圧が低領域で制御される場合、あるい
は、クルーズコンとローク中における場合のように、ブ
レーキ作動に先立って、ポンプ22を始動させておくこ
とが可能な場合等には、ポンプ22の液圧が供給される
ことによって自動ブレーキが作動させられるようにする
ことができる。
ブレーキを作動させる必要が生じた場合には、ブレーキ
シリンダにアキュムレータ12が連通させられる。具体
的には、クルーズ制御時等すべてのブレーキシリンダの
液圧を同じ大きさに制御する場合には、液圧制御弁90
等の制御により共通に制御される(III, VI,V)。ト
ラクション制御、姿勢安定制御(ビークルスタビリティ
制御)時には、各ブレーキシリンダの液圧が個別ブレー
キ液圧制御装置108,110の制御により個別に制御
される(IV, VII,V)。なお、これらの場合にポンプ
装置10を始動させることも可能である。例えば、ブレ
ーキシリンダの液圧が低領域で制御される場合、あるい
は、クルーズコンとローク中における場合のように、ブ
レーキ作動に先立って、ポンプ22を始動させておくこ
とが可能な場合等には、ポンプ22の液圧が供給される
ことによって自動ブレーキが作動させられるようにする
ことができる。
【0048】本実施形態においては、液圧制御弁26,
90,112の液漏れが検出される。液漏れは、液圧ブ
レーキ106,107の非作動時であって、ポンプ装置
10の非作動時に検出される。この場合には、液圧制御
弁26,90、増リニアバルブ112,114が閉状態
にある。動力液圧センサ60による検出液圧が増加して
設定液圧以上になった場合には、液圧制御弁90におい
て液漏れが生じたとする。アキュムレータ12から高圧
の作動液が流出したと推定することができる。動力液圧
センサ60による検出液圧が低下した場合には、液圧制
御弁26または増圧リニアバルブ112において液漏れ
が生じたとする。ブレーキ液圧センサ212による検出
液圧が設定液圧以上の場合には、増圧リニアバルブ11
2を経てブレーキシリンダ104に液圧が流出し、設定
液圧より小さい場合には、液圧制御弁26を経てリザー
バ20に作動液が流出したと推定することができる。
90,112の液漏れが検出される。液漏れは、液圧ブ
レーキ106,107の非作動時であって、ポンプ装置
10の非作動時に検出される。この場合には、液圧制御
弁26,90、増リニアバルブ112,114が閉状態
にある。動力液圧センサ60による検出液圧が増加して
設定液圧以上になった場合には、液圧制御弁90におい
て液漏れが生じたとする。アキュムレータ12から高圧
の作動液が流出したと推定することができる。動力液圧
センサ60による検出液圧が低下した場合には、液圧制
御弁26または増圧リニアバルブ112において液漏れ
が生じたとする。ブレーキ液圧センサ212による検出
液圧が設定液圧以上の場合には、増圧リニアバルブ11
2を経てブレーキシリンダ104に液圧が流出し、設定
液圧より小さい場合には、液圧制御弁26を経てリザー
バ20に作動液が流出したと推定することができる。
【0049】なお、液漏れを検出する場合に、減圧リニ
アバルブ118に電流を供給して閉状態に切り換えれ
ば、前輪側のブレーキシリンダの液圧、後輪側のブレー
キシリンダの液圧に基づいて増圧リニアバルブ112,
114のいずれに液漏れが生じたかを検出することがで
きる。本実施形態においては、減圧リニアバルブ118
が開状態にあるため、増圧リニアバルブ114の液漏れ
は検出されない。動力液圧の低下に基づいて液漏れを検
出する場合には、動力液圧が設定液圧以上の状態で行わ
れるようにすることが望ましい。例えば、液圧制御弁9
0を一定時間開状態とする等アキュムレータ12の液圧
を流出させた後に行われるようにしたり、ポンプ22を
一定時間作動させた後に行われるようにしたりすること
ができる。アキュムレータ12の液圧の制御の終了後の
液圧制御弁26を開状態にする前に、液漏れが検出され
るようにすれば、ポンプ装置10等を液漏れ検出のため
に作動させる必要がなくなる。
アバルブ118に電流を供給して閉状態に切り換えれ
ば、前輪側のブレーキシリンダの液圧、後輪側のブレー
キシリンダの液圧に基づいて増圧リニアバルブ112,
114のいずれに液漏れが生じたかを検出することがで
きる。本実施形態においては、減圧リニアバルブ118
が開状態にあるため、増圧リニアバルブ114の液漏れ
は検出されない。動力液圧の低下に基づいて液漏れを検
出する場合には、動力液圧が設定液圧以上の状態で行わ
れるようにすることが望ましい。例えば、液圧制御弁9
0を一定時間開状態とする等アキュムレータ12の液圧
を流出させた後に行われるようにしたり、ポンプ22を
一定時間作動させた後に行われるようにしたりすること
ができる。アキュムレータ12の液圧の制御の終了後の
液圧制御弁26を開状態にする前に、液漏れが検出され
るようにすれば、ポンプ装置10等を液漏れ検出のため
に作動させる必要がなくなる。
【0050】上記設定液圧は、アキュムレータ12の液
圧の設定範囲の下限値より小さい値とすることができ
る。そして、液圧制御弁90における液漏れが検出され
た場合には、図7に示すように、アキュムレータ12に
液圧が供給される。本実施形態においては、ポンプ22
の吐出圧の最大値になるまで増加させられる。アキュム
レータ12の作動液が少なくなることが防止されるので
ある。
圧の設定範囲の下限値より小さい値とすることができ
る。そして、液圧制御弁90における液漏れが検出され
た場合には、図7に示すように、アキュムレータ12に
液圧が供給される。本実施形態においては、ポンプ22
の吐出圧の最大値になるまで増加させられる。アキュム
レータ12の作動液が少なくなることが防止されるので
ある。
【0051】図8のフローチャートで表されるブレーキ
制御プログラムが予め定められた設定時間毎に実行され
る。ステップ1(以下、S1と略称する。他のステップ
についても同様とする。)において、ブレーキ作動要求
があるかどうかが判定される。運転者によるブレーキ操
作が行われたかどうか、クルーズ制御中、トラクション
制御中、ビークルスタビリティ制御中等ブレーキ操作が
行われていなくてもブレーキを作動させる必要があるか
どうかが判定されるのである。ブレーキを作動させる要
求がある場合には、S2において、異常の検出結果が読
み込まれ、異常が検出されたか否かが判定される。ま
た、アンチロック制御、トラクション制御、ビークルス
タビリティ制御等の特別の制御が行われているかどうか
が判定される。異常が検出されない場合、または、特別
の制御が行われていない場合には、S3において、要求
制動状態量が求められ、アキュムレータ加圧条件が成立
するかどうかが判定される。
制御プログラムが予め定められた設定時間毎に実行され
る。ステップ1(以下、S1と略称する。他のステップ
についても同様とする。)において、ブレーキ作動要求
があるかどうかが判定される。運転者によるブレーキ操
作が行われたかどうか、クルーズ制御中、トラクション
制御中、ビークルスタビリティ制御中等ブレーキ操作が
行われていなくてもブレーキを作動させる必要があるか
どうかが判定されるのである。ブレーキを作動させる要
求がある場合には、S2において、異常の検出結果が読
み込まれ、異常が検出されたか否かが判定される。ま
た、アンチロック制御、トラクション制御、ビークルス
タビリティ制御等の特別の制御が行われているかどうか
が判定される。異常が検出されない場合、または、特別
の制御が行われていない場合には、S3において、要求
制動状態量が求められ、アキュムレータ加圧条件が成立
するかどうかが判定される。
【0052】アキュムレータ加圧条件が成立しない場合
には、S4〜6において、液圧制御弁90が閉状態にさ
れ、ポンプ加圧、減圧、保持のいずれかが行われる。ブ
レーキシリンダの液圧は、液圧制御弁26の制御、また
は、液圧制御弁26および個別ブレーキ液圧制御装置1
08,110の制御により制御される。アキュムレータ
加圧条件が成立した場合には、S7〜9において、ブレ
ーキシリンダにアキュムレータ12の液圧が供給される
ことにより増圧される。液圧制御弁90の制御、また
は、液圧制御弁90および個別ブレーキ液圧制御装置1
08,110の制御によりブレーキシリンダ液圧が制御
される。車両の直進走行中に制動が行われた場合には共
通制御が行われ、旋回中に制動が行われた場合には個別
制御が行われる。液圧センサや制御弁等に異常が検出さ
れた場合には、S10において、その異常内容に応じた
制御が前述のように行われる。特別な制御が行われた場
合にもそれに応じた制御が行われる。
には、S4〜6において、液圧制御弁90が閉状態にさ
れ、ポンプ加圧、減圧、保持のいずれかが行われる。ブ
レーキシリンダの液圧は、液圧制御弁26の制御、また
は、液圧制御弁26および個別ブレーキ液圧制御装置1
08,110の制御により制御される。アキュムレータ
加圧条件が成立した場合には、S7〜9において、ブレ
ーキシリンダにアキュムレータ12の液圧が供給される
ことにより増圧される。液圧制御弁90の制御、また
は、液圧制御弁90および個別ブレーキ液圧制御装置1
08,110の制御によりブレーキシリンダ液圧が制御
される。車両の直進走行中に制動が行われた場合には共
通制御が行われ、旋回中に制動が行われた場合には個別
制御が行われる。液圧センサや制御弁等に異常が検出さ
れた場合には、S10において、その異常内容に応じた
制御が前述のように行われる。特別な制御が行われた場
合にもそれに応じた制御が行われる。
【0053】アキュムレータ圧の制御は、図9のフロー
チャートで表されるアキュムレータ圧制御プログラムの
実行に従って行われる。S21において、液圧ブレーキ
106,107が非作動状態にあるかどうかが判定さ
れ、S22において、蓄圧中フラグがセット状態にある
かどうかが判定され、S23において、監視条件が満た
されたかどうかが判定される。本実施形態においては、
液圧ブレーキ106,107の非作動状態において予め
定められた設定時間経過毎であって、液漏れ検出中でな
い場合に監視条件が満たされたとされる。監視条件が満
たされた場合には、S24において、液圧制御弁26,
増圧リニアバルブ112,114の閉状態において、液
圧制御弁90が開状態とされて、動力液圧センサ60に
よりアキュムレータ圧PAが検出され、アキュムレータ
圧が下限値PL以下であるかどうかが判定される。この
ように、アキュムレータ専用の液圧センサを設けなくて
も、液圧制御弁90を開状態にすれば、動力液圧センサ
60によりアキュムレータ圧PAを検出することができ
る。下限値PLより大きい場合には、そのままの状態に
保たれる。
チャートで表されるアキュムレータ圧制御プログラムの
実行に従って行われる。S21において、液圧ブレーキ
106,107が非作動状態にあるかどうかが判定さ
れ、S22において、蓄圧中フラグがセット状態にある
かどうかが判定され、S23において、監視条件が満た
されたかどうかが判定される。本実施形態においては、
液圧ブレーキ106,107の非作動状態において予め
定められた設定時間経過毎であって、液漏れ検出中でな
い場合に監視条件が満たされたとされる。監視条件が満
たされた場合には、S24において、液圧制御弁26,
増圧リニアバルブ112,114の閉状態において、液
圧制御弁90が開状態とされて、動力液圧センサ60に
よりアキュムレータ圧PAが検出され、アキュムレータ
圧が下限値PL以下であるかどうかが判定される。この
ように、アキュムレータ専用の液圧センサを設けなくて
も、液圧制御弁90を開状態にすれば、動力液圧センサ
60によりアキュムレータ圧PAを検出することができ
る。下限値PLより大きい場合には、そのままの状態に
保たれる。
【0054】アキュムレータ圧PAが下限値PL以下の
場合には、S25、26において、ポンプ22が作動さ
せられ、蓄圧中フラグがセットされる。S27におい
て、液圧制御弁90の液漏れが検出されたかどうかが判
定される。液圧制御弁90の液漏れが検出されない場合
には、液圧制御弁26の制御により、アキュムレータ圧
PAが適正液圧PMになるまで液圧が供給される。アキ
ュムレータ圧PAが適正液圧PMに達すると、S28に
おける判定がYESとなって、S29において、蓄圧中
フラグがリセットされて、S30においてポンプ22が
停止させられ、液圧制御弁90が閉状態にされる。液圧
制御弁90の液漏れが検出された場合には、上述のポン
プ22の最大吐出圧PMAXになるまでアキュムレータ
12に液圧が供給される。アキュムレータ圧PAがポン
プの最大液圧PMAXに達すると、S31における判定
がYESとなって、S29,30において、上述の場合
と同様に、蓄圧中フラグがリセットされて、ポンプ22
が停止させられ。液圧制御弁90が閉状態にされる。
場合には、S25、26において、ポンプ22が作動さ
せられ、蓄圧中フラグがセットされる。S27におい
て、液圧制御弁90の液漏れが検出されたかどうかが判
定される。液圧制御弁90の液漏れが検出されない場合
には、液圧制御弁26の制御により、アキュムレータ圧
PAが適正液圧PMになるまで液圧が供給される。アキ
ュムレータ圧PAが適正液圧PMに達すると、S28に
おける判定がYESとなって、S29において、蓄圧中
フラグがリセットされて、S30においてポンプ22が
停止させられ、液圧制御弁90が閉状態にされる。液圧
制御弁90の液漏れが検出された場合には、上述のポン
プ22の最大吐出圧PMAXになるまでアキュムレータ
12に液圧が供給される。アキュムレータ圧PAがポン
プの最大液圧PMAXに達すると、S31における判定
がYESとなって、S29,30において、上述の場合
と同様に、蓄圧中フラグがリセットされて、ポンプ22
が停止させられ。液圧制御弁90が閉状態にされる。
【0055】監視条件が満たされない場合には、S23
における判定がNOとなって、S32において、液漏れ
検出中であるかどうかが判定される。液漏れ検出中でな
い場合には、S33において、液圧制御弁90、液圧制
御弁26,増圧リニアバルブ112,114の閉状態に
おいて動力液圧センサ60の検出液圧が読み込まれる。
この場合には、ポンプ22の吐出側の液圧Pが検出され
る。検出液圧が大気圧に近い設定液圧PS以上である場
合には、S34において、液圧制御弁26が開状態にさ
れる。ブレーキ非作動中にはポンプ22の吐出側の液圧
を大気圧に戻しておくことが望ましいのである。ポンプ
の吐出側の液圧Pが設定液圧PSより小さい場合には、
S35において、液圧制御弁26への供給電流が0にさ
れて閉状態にされる。液漏れ検出中フラグがセット状態
にある場合には、S33以降が実行されない。液漏れ検
出中に液圧制御弁26が開状態にされることを防止する
ためである。
における判定がNOとなって、S32において、液漏れ
検出中であるかどうかが判定される。液漏れ検出中でな
い場合には、S33において、液圧制御弁90、液圧制
御弁26,増圧リニアバルブ112,114の閉状態に
おいて動力液圧センサ60の検出液圧が読み込まれる。
この場合には、ポンプ22の吐出側の液圧Pが検出され
る。検出液圧が大気圧に近い設定液圧PS以上である場
合には、S34において、液圧制御弁26が開状態にさ
れる。ブレーキ非作動中にはポンプ22の吐出側の液圧
を大気圧に戻しておくことが望ましいのである。ポンプ
の吐出側の液圧Pが設定液圧PSより小さい場合には、
S35において、液圧制御弁26への供給電流が0にさ
れて閉状態にされる。液漏れ検出中フラグがセット状態
にある場合には、S33以降が実行されない。液漏れ検
出中に液圧制御弁26が開状態にされることを防止する
ためである。
【0056】各制御弁の液漏れは、図10のフローチャ
ートで表される液漏れ検出プログラムの実行に従って検
出される。S51〜53において、液圧ブレーキが非作
動状態にあるかどうか、液漏れ検出中フラグがセットさ
れているかどうか、液漏れ検出条件が成立するかどうか
それぞれ判定される。液漏れ検出条件は、アキュムレー
タ12への蓄圧が終了した場合、または、ブレーキの非
作動状態における予め定められた設定時間毎であって、
蓄圧中でない(アキュムレータ圧制御中でない)場合に
満たされる。液漏れ検出条件が成立すると、S54、5
5において、液漏れ検出中フラグがセットされ、動力液
圧センサ60によって液圧P1が検出される。この場合
には、ポンプ装置10が非作動状態にあり、かつ、液圧
制御弁26,90,112,114が閉状態にあるた
め、動力液圧センサ60によってポンプ22の吐出側の
液圧が検出される。S56において、設定時間が経過す
るのが待たれる。設定時間経過した後には、S57にお
いて、動力液圧センサ60によって液圧P2が検出され
て、S58において、液漏れ検出中フラグがリセットさ
れる。
ートで表される液漏れ検出プログラムの実行に従って検
出される。S51〜53において、液圧ブレーキが非作
動状態にあるかどうか、液漏れ検出中フラグがセットさ
れているかどうか、液漏れ検出条件が成立するかどうか
それぞれ判定される。液漏れ検出条件は、アキュムレー
タ12への蓄圧が終了した場合、または、ブレーキの非
作動状態における予め定められた設定時間毎であって、
蓄圧中でない(アキュムレータ圧制御中でない)場合に
満たされる。液漏れ検出条件が成立すると、S54、5
5において、液漏れ検出中フラグがセットされ、動力液
圧センサ60によって液圧P1が検出される。この場合
には、ポンプ装置10が非作動状態にあり、かつ、液圧
制御弁26,90,112,114が閉状態にあるた
め、動力液圧センサ60によってポンプ22の吐出側の
液圧が検出される。S56において、設定時間が経過す
るのが待たれる。設定時間経過した後には、S57にお
いて、動力液圧センサ60によって液圧P2が検出され
て、S58において、液漏れ検出中フラグがリセットさ
れる。
【0057】S59において、前回検出された液圧P1
から今回検出された液圧P2を引いた値が設定値より大
きい、すなわち、液圧が設定値以上低下したか否かが判
定される。液圧が設定値PS1以上低下した場合には、
判定がYESとなって、S60においてブレーキ液圧セ
ンサ212の検出液圧が設定液圧以上である否かが判定
される。前輪側のブレーキシリンダ104の液圧が設定
液圧以上である場合には、S61において、増圧リニア
バルブ112の液漏れであるとされる。動力式液圧源8
8の液圧が液圧制御弁26を経てリザーバ20に流出し
たのではなく、増圧リニアバルブ112を経てブレーキ
シリンダ104に流出したと推定することができる。設
定液圧以下である場合には、S62において、液圧制御
弁26の液漏れであると判定される。S59における判
定がNOの場合、すなわち、液圧が設定値以上低下しな
かった場合には、S63において、今回検出された液圧
P2から前回の液圧P1を引いた値が設定値PS1より大
きいか否か、すなわち、検出液圧が増加したか否かが判
定されるのである。液圧が設定値以上増加した場合に
は、判定がYESとなって、S64において、液圧制御
弁90の液漏れであると判定される。いずれの条件も満
たされない場合には、S65において正常であるとされ
る。
から今回検出された液圧P2を引いた値が設定値より大
きい、すなわち、液圧が設定値以上低下したか否かが判
定される。液圧が設定値PS1以上低下した場合には、
判定がYESとなって、S60においてブレーキ液圧セ
ンサ212の検出液圧が設定液圧以上である否かが判定
される。前輪側のブレーキシリンダ104の液圧が設定
液圧以上である場合には、S61において、増圧リニア
バルブ112の液漏れであるとされる。動力式液圧源8
8の液圧が液圧制御弁26を経てリザーバ20に流出し
たのではなく、増圧リニアバルブ112を経てブレーキ
シリンダ104に流出したと推定することができる。設
定液圧以下である場合には、S62において、液圧制御
弁26の液漏れであると判定される。S59における判
定がNOの場合、すなわち、液圧が設定値以上低下しな
かった場合には、S63において、今回検出された液圧
P2から前回の液圧P1を引いた値が設定値PS1より大
きいか否か、すなわち、検出液圧が増加したか否かが判
定されるのである。液圧が設定値以上増加した場合に
は、判定がYESとなって、S64において、液圧制御
弁90の液漏れであると判定される。いずれの条件も満
たされない場合には、S65において正常であるとされ
る。
【0058】なお、アキュムレータ12への蓄圧が終了
した後に液漏れが検出される場合には、液圧制御弁26
または増圧リニアバルブ112における液漏れは精度よ
く検出することができるが、液圧制御弁90の液漏れが
検出できない場合がある。アキュムレータ圧よりポンプ
22の吐出側の方が液圧が高いと、流出しないからであ
る。しかし、ポンプ22の吐出側が大気圧に戻された後
に、液漏れ検出条件が満たされた場合には、液圧制御弁
90の液漏れを検出することが可能となるため差し支え
ない。
した後に液漏れが検出される場合には、液圧制御弁26
または増圧リニアバルブ112における液漏れは精度よ
く検出することができるが、液圧制御弁90の液漏れが
検出できない場合がある。アキュムレータ圧よりポンプ
22の吐出側の方が液圧が高いと、流出しないからであ
る。しかし、ポンプ22の吐出側が大気圧に戻された後
に、液漏れ検出条件が満たされた場合には、液圧制御弁
90の液漏れを検出することが可能となるため差し支え
ない。
【0059】このように、本実施形態においては、電磁
制御弁やセンサ等の異常時であっても、アキュムレータ
12の液圧を利用して、可能な限り、ブレーキシリンダ
104,105の液圧が制御される。したがって、マニ
ュアル制御状態に切り換えられる場合より、運転者によ
る制動フィーリングの低下を抑制することができる。ま
た、ブレーキシリンダの液圧を大きくすることができる
ため、システムの信頼性の向上を図ることができる。さ
らに、液圧制御弁26,90と個別ブレーキ液圧制御装
置108,110との両方を備えているため、共通制御
も個別制御も可能となる。また、1つの液圧センサ60
によって、ポンプ22の吐出側の液圧やアキュムレータ
12の液圧やブレーキシリンダの液圧を検出することが
可能であるため、それぞれ専用の液圧センサを設ける場
合に比較して、コストアップを抑制することができる。
また、動力液圧センサ60によって液圧制御弁26,9
0の液漏れ、すなわち、遮断機能の低下を検出すること
が可能となる。さらに、液圧制御弁90の液漏れが検出
された場合には、アキュムレータ圧が高めに制御される
ため、アキュムレータ圧の低下を抑制し得、要求に応じ
て速やかにアキュムレータ圧を供給することができる。
制御弁やセンサ等の異常時であっても、アキュムレータ
12の液圧を利用して、可能な限り、ブレーキシリンダ
104,105の液圧が制御される。したがって、マニ
ュアル制御状態に切り換えられる場合より、運転者によ
る制動フィーリングの低下を抑制することができる。ま
た、ブレーキシリンダの液圧を大きくすることができる
ため、システムの信頼性の向上を図ることができる。さ
らに、液圧制御弁26,90と個別ブレーキ液圧制御装
置108,110との両方を備えているため、共通制御
も個別制御も可能となる。また、1つの液圧センサ60
によって、ポンプ22の吐出側の液圧やアキュムレータ
12の液圧やブレーキシリンダの液圧を検出することが
可能であるため、それぞれ専用の液圧センサを設ける場
合に比較して、コストアップを抑制することができる。
また、動力液圧センサ60によって液圧制御弁26,9
0の液漏れ、すなわち、遮断機能の低下を検出すること
が可能となる。さらに、液圧制御弁90の液漏れが検出
された場合には、アキュムレータ圧が高めに制御される
ため、アキュムレータ圧の低下を抑制し得、要求に応じ
て速やかにアキュムレータ圧を供給することができる。
【0060】なお、ブレーキ装置の構造は、上記実施形
態におけるそれに限らない。上記実施形態においては、
増圧リニアバルブ112,114が常閉弁とされていた
が、後輪側の増圧リニアバルブ114を常開弁とするこ
とができる。また、減圧リニアバルブ118が常開弁と
されていたが、常閉弁とすることもできる。このように
すれば、後輪102のブレーキシリンダ105に動力式
液圧源88の液圧を速やかに供給することができる。さ
らに、図11に示すように、個別ブレーキ液圧制御装置
300,302は増圧制御用の電磁開閉弁304,30
6と減圧制御用の電磁開閉弁308,310とを含むも
のとすることができる。本実施形態においては、前輪側
に設けられた電磁開閉弁304が常閉弁とされ、後輪側
に設けられた電磁開閉弁306が常開弁とされる。前輪
側のブレーキシリンダ104については電気系統の異常
時にマニュアル式液圧発生装置124に連通させられて
動力式液圧源88から遮断されるようにするために、電
磁開閉弁304が常閉弁とすることが望ましい。後輪側
については、ブレーキシリンダ105には電磁開閉弁3
06を経て動力式液圧源88の液圧が供給されるため、
電磁開閉弁306を常開弁とすることが望ましいのであ
る。
態におけるそれに限らない。上記実施形態においては、
増圧リニアバルブ112,114が常閉弁とされていた
が、後輪側の増圧リニアバルブ114を常開弁とするこ
とができる。また、減圧リニアバルブ118が常開弁と
されていたが、常閉弁とすることもできる。このように
すれば、後輪102のブレーキシリンダ105に動力式
液圧源88の液圧を速やかに供給することができる。さ
らに、図11に示すように、個別ブレーキ液圧制御装置
300,302は増圧制御用の電磁開閉弁304,30
6と減圧制御用の電磁開閉弁308,310とを含むも
のとすることができる。本実施形態においては、前輪側
に設けられた電磁開閉弁304が常閉弁とされ、後輪側
に設けられた電磁開閉弁306が常開弁とされる。前輪
側のブレーキシリンダ104については電気系統の異常
時にマニュアル式液圧発生装置124に連通させられて
動力式液圧源88から遮断されるようにするために、電
磁開閉弁304が常閉弁とすることが望ましい。後輪側
については、ブレーキシリンダ105には電磁開閉弁3
06を経て動力式液圧源88の液圧が供給されるため、
電磁開閉弁306を常開弁とすることが望ましいのであ
る。
【0061】また、図12に示すように、液通路40に
電磁開閉弁を設けることができる。図2に示す動力式液
圧源61と同様に、液圧制御弁90の代わりに電磁開閉
弁42とするのである。上記図4に示すブレーキ装置に
おいては、アキュムレータ12に対応して設けられた電
磁制御弁も、個別ブレーキ制御装置に含まれる増圧制御
用の電磁制御弁も、リニアバルブであったが、図11、
12に示すブレーキ装置におけるように、アキュムレー
タに対応して設けられた電磁制御弁と増圧制御用の電磁
制御弁とのいずれか一方は電磁開閉弁とすることができ
る。少なくとも一方をリニアバルブとすれば、ブレーキ
シリンダにアキュムレータ12の液圧が供給される状態
におけるブレーキシリンダの液圧の制御精度を向上させ
ることができる。なお、両方とも電磁開閉弁とすること
も可能である。
電磁開閉弁を設けることができる。図2に示す動力式液
圧源61と同様に、液圧制御弁90の代わりに電磁開閉
弁42とするのである。上記図4に示すブレーキ装置に
おいては、アキュムレータ12に対応して設けられた電
磁制御弁も、個別ブレーキ制御装置に含まれる増圧制御
用の電磁制御弁も、リニアバルブであったが、図11、
12に示すブレーキ装置におけるように、アキュムレー
タに対応して設けられた電磁制御弁と増圧制御用の電磁
制御弁とのいずれか一方は電磁開閉弁とすることができ
る。少なくとも一方をリニアバルブとすれば、ブレーキ
シリンダにアキュムレータ12の液圧が供給される状態
におけるブレーキシリンダの液圧の制御精度を向上させ
ることができる。なお、両方とも電磁開閉弁とすること
も可能である。
【0062】さらに、例えば、図13、14のブレーキ
装置におけるように、アキュムレータ12に対応して設
けられた電磁制御弁を電磁開閉弁とし、液通路48の動
力式液圧源61の出力側の個別ブレーキ液圧制御装置1
08,110の上流側にリニアバルブである液圧制御弁
62を設けることもできる。この場合においても、ブレ
ーキシリンダにアキュムレータ圧が供給される状態で、
ブレーキシリンダ液圧の制御精度を向上させることがで
きる。本実施形態においては、動力式液圧源61の出力
側の電磁制御弁が、個別ブレーキ液圧制御装置の増圧制
御用の電磁制御弁と別個に設けられた態様である。上記
図4,11,12の実施形態においては、個別ブレーキ
液圧制御装置の増圧制御用の電磁制御弁(112,11
4,304,306)と図1,2に示す動力式液圧源6
1、14の出力液圧を制御する電磁制御弁(62,5
0)とが共通とされていたが、これらが、別個に設けら
れたのである。図13,14に示す液圧ブレーキ装置に
おいては、アキュムレータ加圧状態において、電磁開閉
弁42の開状態において、液圧制御弁62の制御により
ブレーキシリンダ液圧が共通に制御される。ブレーキシ
リンダ液圧が個別に制御される場合には、個別ブレーキ
液圧制御装置によって制御される。
装置におけるように、アキュムレータ12に対応して設
けられた電磁制御弁を電磁開閉弁とし、液通路48の動
力式液圧源61の出力側の個別ブレーキ液圧制御装置1
08,110の上流側にリニアバルブである液圧制御弁
62を設けることもできる。この場合においても、ブレ
ーキシリンダにアキュムレータ圧が供給される状態で、
ブレーキシリンダ液圧の制御精度を向上させることがで
きる。本実施形態においては、動力式液圧源61の出力
側の電磁制御弁が、個別ブレーキ液圧制御装置の増圧制
御用の電磁制御弁と別個に設けられた態様である。上記
図4,11,12の実施形態においては、個別ブレーキ
液圧制御装置の増圧制御用の電磁制御弁(112,11
4,304,306)と図1,2に示す動力式液圧源6
1、14の出力液圧を制御する電磁制御弁(62,5
0)とが共通とされていたが、これらが、別個に設けら
れたのである。図13,14に示す液圧ブレーキ装置に
おいては、アキュムレータ加圧状態において、電磁開閉
弁42の開状態において、液圧制御弁62の制御により
ブレーキシリンダ液圧が共通に制御される。ブレーキシ
リンダ液圧が個別に制御される場合には、個別ブレーキ
液圧制御装置によって制御される。
【0063】また、図15に示すように、動力式液圧源
61の液圧がマニュアル式液圧発生装置330に供給さ
れるようにすることもできる。本実施形態においては、
動力式液圧源61の液圧がマニュアル式液圧発生装置3
30の助勢力として利用されるのであり、動力式液圧源
61の液圧がマニュアル式液圧発生装置330を介して
ブレーキシリンダ104,105に供給される。マニュ
アル式液圧発生装置330は、ハウジングと、ハウジン
グに液密かつ摺動可能に嵌合された2つの加圧ピストン
332,334とを含む。2つの加圧ピストンのうちの
一方の加圧ピストン332にはブレーキ操作部材336
が連携させられる。加圧ピストン332の前方の加圧室
338,340には、加圧ピストン332に加えられた
駆動力に応じた液圧が発生させられる。本実施形態にお
いては、加圧ピストン332の後方に液圧室342が形
成され、その後方液圧室342に動力式液圧源61の液
圧が供給される。加圧ピストン332には、運転者によ
る操作力に応じた主駆動力と後方液圧室342の液圧に
応じた液圧助勢力とが加えられ、加圧室338,340
には、これら主駆動力と液圧助勢力との和に応じた液圧
が発生させられる。加圧室338,340には、それぞ
れ、液通路350,352を介して後輪102のブレー
キシリンダ105,前輪100のブレーキシリンダ10
4が接続される。ブレーキシリンダ105,104に対
応して、個別ブレーキ液圧制御装置354,356が設
けられる。個別ブレーキ液圧制御装置354,356の
構造は問わないが、上記各実施形態における場合と同様
のものとすることができる。
61の液圧がマニュアル式液圧発生装置330に供給さ
れるようにすることもできる。本実施形態においては、
動力式液圧源61の液圧がマニュアル式液圧発生装置3
30の助勢力として利用されるのであり、動力式液圧源
61の液圧がマニュアル式液圧発生装置330を介して
ブレーキシリンダ104,105に供給される。マニュ
アル式液圧発生装置330は、ハウジングと、ハウジン
グに液密かつ摺動可能に嵌合された2つの加圧ピストン
332,334とを含む。2つの加圧ピストンのうちの
一方の加圧ピストン332にはブレーキ操作部材336
が連携させられる。加圧ピストン332の前方の加圧室
338,340には、加圧ピストン332に加えられた
駆動力に応じた液圧が発生させられる。本実施形態にお
いては、加圧ピストン332の後方に液圧室342が形
成され、その後方液圧室342に動力式液圧源61の液
圧が供給される。加圧ピストン332には、運転者によ
る操作力に応じた主駆動力と後方液圧室342の液圧に
応じた液圧助勢力とが加えられ、加圧室338,340
には、これら主駆動力と液圧助勢力との和に応じた液圧
が発生させられる。加圧室338,340には、それぞ
れ、液通路350,352を介して後輪102のブレー
キシリンダ105,前輪100のブレーキシリンダ10
4が接続される。ブレーキシリンダ105,104に対
応して、個別ブレーキ液圧制御装置354,356が設
けられる。個別ブレーキ液圧制御装置354,356の
構造は問わないが、上記各実施形態における場合と同様
のものとすることができる。
【0064】各ブレーキシリンダ104,105の液圧
が同じ大きさに制御される場合には、動力式液圧源61
の液圧を制御することにより液圧助勢力が制御され、そ
れによって、加圧室338,340の液圧が制御され
る。後方液圧室342には、電磁開閉弁42の閉状態に
おいては、ポンプ22から液圧が供給され、開状態にお
いては、アキュムレータ12からも供給される。動力式
液圧源61の液圧は、液圧制御弁62の制御によって制
御されるが、減圧制御される場合には、液圧制御弁26
による。後方液圧室342の液圧は逆止弁64、液圧制
御弁26を経てリザーバ20に流出させられる。各ブレ
ーキシリンダ104,105の液圧が異なる大きさに制
御される場合には、後方液圧室342の液圧が、加圧室
338,340の液圧が目標液圧の最大値になるように
制御される一方、個別ブレーキ液圧制御装置354,3
56の制御により各ブレーキシリンダの液圧がそれぞれ
別個に制御される。
が同じ大きさに制御される場合には、動力式液圧源61
の液圧を制御することにより液圧助勢力が制御され、そ
れによって、加圧室338,340の液圧が制御され
る。後方液圧室342には、電磁開閉弁42の閉状態に
おいては、ポンプ22から液圧が供給され、開状態にお
いては、アキュムレータ12からも供給される。動力式
液圧源61の液圧は、液圧制御弁62の制御によって制
御されるが、減圧制御される場合には、液圧制御弁26
による。後方液圧室342の液圧は逆止弁64、液圧制
御弁26を経てリザーバ20に流出させられる。各ブレ
ーキシリンダ104,105の液圧が異なる大きさに制
御される場合には、後方液圧室342の液圧が、加圧室
338,340の液圧が目標液圧の最大値になるように
制御される一方、個別ブレーキ液圧制御装置354,3
56の制御により各ブレーキシリンダの液圧がそれぞれ
別個に制御される。
【0065】また、図16に示すブレーキ装置において
は、動力式液圧源61の液圧がマニュアル式液圧発生装
置124とは別に設けられた加圧シリンダ400に供給
される。加圧シリンダ400はハウジング402に液密
かつ摺動可能に嵌合された加圧ピストン404,406
を含む。加圧ピストン404、406の前方がそれぞれ
前方加圧室408,410とされ、ブレーキシリンダ1
05,104に接続される。加圧ピストン404の後方
の液圧室412には動力式液圧源61が接続されてお
り、液圧が供給される。加圧ピストン404は、動力式
液圧源61の液圧に応じた液圧駆動力によって前進させ
られる。前方加圧室408、410には液圧駆動力に応
じた液圧が発生させられる。加圧シリンダ400におい
ては、後方液圧室412,前方加圧室408,410の
液圧は同じ大きさにされるのであり、後方液圧室412
の液圧の制御によって、ブレーキシリンダ104,10
5の液圧が同じ大きさに制御される。後方液圧室412
には、ポンプ22から液圧が供給される場合とアキュム
レータ12から供給される場合とがある。いずれにして
も、ブレーキシリンダ104,105の液圧を同じ大き
さに共通に制御する場合には、液圧制御弁26の制御に
より後方液圧室412の液圧が制御され、加圧室40
8,410の液圧が同じ大きさに制御される。各ブレー
キシリンダ104,105の液圧を異なる大きさに制御
する場合には、個別ブレーキ液圧制御装置354,35
6の制御によりブレーキシリンダ104,105の液圧
が別個に制御される。
は、動力式液圧源61の液圧がマニュアル式液圧発生装
置124とは別に設けられた加圧シリンダ400に供給
される。加圧シリンダ400はハウジング402に液密
かつ摺動可能に嵌合された加圧ピストン404,406
を含む。加圧ピストン404、406の前方がそれぞれ
前方加圧室408,410とされ、ブレーキシリンダ1
05,104に接続される。加圧ピストン404の後方
の液圧室412には動力式液圧源61が接続されてお
り、液圧が供給される。加圧ピストン404は、動力式
液圧源61の液圧に応じた液圧駆動力によって前進させ
られる。前方加圧室408、410には液圧駆動力に応
じた液圧が発生させられる。加圧シリンダ400におい
ては、後方液圧室412,前方加圧室408,410の
液圧は同じ大きさにされるのであり、後方液圧室412
の液圧の制御によって、ブレーキシリンダ104,10
5の液圧が同じ大きさに制御される。後方液圧室412
には、ポンプ22から液圧が供給される場合とアキュム
レータ12から供給される場合とがある。いずれにして
も、ブレーキシリンダ104,105の液圧を同じ大き
さに共通に制御する場合には、液圧制御弁26の制御に
より後方液圧室412の液圧が制御され、加圧室40
8,410の液圧が同じ大きさに制御される。各ブレー
キシリンダ104,105の液圧を異なる大きさに制御
する場合には、個別ブレーキ液圧制御装置354,35
6の制御によりブレーキシリンダ104,105の液圧
が別個に制御される。
【0066】以上のように、ブレーキアクチュエータの
構造は問わないのであり、動力式液圧源61の液圧は種
々のブレーキアクチュエータに利用することができる。
また、液圧制御弁26は不可欠ではない。ポンプモータ
24への供給電流の制御によって、ポンプ22の吐出圧
を制御することができるからである。例えば、液圧制御
弁26の異常時等にポンプモータ24の制御により動力
式液圧源61の液圧が制御されるようにすることができ
る。さらに、逆止弁25が設けられない場合には、ギヤ
ポンプ22を逆方向に回転させることにより、動力式液
圧源61、ブレーキシリンダの液圧を積極的に減圧する
ことも可能である。その他、本発明は、前記〔発明が解
決しようとする課題、課題解決手段および効果〕に記載
の態様の他、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良
を施した態様で実施することができる。
構造は問わないのであり、動力式液圧源61の液圧は種
々のブレーキアクチュエータに利用することができる。
また、液圧制御弁26は不可欠ではない。ポンプモータ
24への供給電流の制御によって、ポンプ22の吐出圧
を制御することができるからである。例えば、液圧制御
弁26の異常時等にポンプモータ24の制御により動力
式液圧源61の液圧が制御されるようにすることができ
る。さらに、逆止弁25が設けられない場合には、ギヤ
ポンプ22を逆方向に回転させることにより、動力式液
圧源61、ブレーキシリンダの液圧を積極的に減圧する
ことも可能である。その他、本発明は、前記〔発明が解
決しようとする課題、課題解決手段および効果〕に記載
の態様の他、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良
を施した態様で実施することができる。
【図1】本発明の一実施形態である液圧ブレーキ装置に
含まれる動力式液圧源を示す図である。
含まれる動力式液圧源を示す図である。
【図2】上記液圧ブレーキ装置に含まれる別の動力式液
圧源を示す図である。
圧源を示す図である。
【図3】上記動力式液圧源に含まれるリニアバルブを概
念的に示す図である。
念的に示す図である。
【図4】本発明の一実施形態である液圧ブレーキ装置を
示す図である。
示す図である。
【図5】上記液圧ブレーキ装置のブレーキECU周辺を
示す図である。
示す図である。
【図6】上記ブレーキ液圧制御装置による一制御例を示
す図である。
す図である。
【図7】上記動力式液圧源の動力液圧センサによる検出
液圧の変化状態を示す図である。
液圧の変化状態を示す図である。
【図8】上記ブレーキECUのROMに格納されたブレ
ーキ制御プログラムを表すフローチャートである。
ーキ制御プログラムを表すフローチャートである。
【図9】上記ROMに格納されたアキュムレータ圧制御
プログラムを表すフローチャートである。
プログラムを表すフローチャートである。
【図10】上記ROMに格納された液漏れ検出プログラ
ムを表すフローチャートである。
ムを表すフローチャートである。
【図11】本発明の別の一実施形態である液圧ブレーキ
装置を示す図である。
装置を示す図である。
【図12】本発明のさらに別の一実施形態である液圧ブ
レーキ装置を示す図である。
レーキ装置を示す図である。
【図13】本発明の別の一実施形態である液圧ブレーキ
装置を示す図である。
装置を示す図である。
【図14】本発明のさらに別の一実施形態である液圧ブ
レーキ装置を示す図である。
レーキ装置を示す図である。
【図15】本発明の別の一実施形態である液圧ブレーキ
装置を示す図である。
装置を示す図である。
【図16】本発明のさらに別の一実施形態である液圧ブ
レーキ装置を示す図である。
レーキ装置を示す図である。
10ポンプ装置
12アキュムレータ
14,61,88動力式液圧源
22ポンプ
24ポンプモータ
26液圧制御弁
42電磁開閉弁
44逆止弁
46ブレーキアクチュエータ
50電磁開閉弁
60動力液圧センサ
62液圧制御弁
64逆止弁
104,105ブレーキシリンダ
106,107液圧ブレーキ
108,110個別ブレーキ液圧制御装置
200ブレーキECU
304,306電磁開閉弁
Claims (2)
- 【請求項1】(a)動力により液圧を発生させる動力式液
圧発生装置と、(b)その動力式液圧発生装置の作動液を
蓄えるアキュムレータとを含む動力式液圧源と、 その動力式液圧源の液圧が供給されるブレーキシリンダ
を含み、そのブレーキシリンダの液圧により作動させら
れる液圧ブレーキと、 運転者による要求制動状態を表す要求制動状態量が設定
制動状態量より小さい場合に、前記ブレーキシリンダに
前記アキュムレータから液圧が供給されないで、前記動
力式液圧発生装置から液圧が供給される状態とし、前記
要求制動状態量が設定制動状態量以上である場合に、少
なくとも前記アキュムレータから液圧が供給される状態
とする液圧供給状態制御装置とを含むことを特徴とする
液圧ブレーキ装置。 - 【請求項2】前記液圧供給状態制御装置が、(a)前記動
力式液圧源と前記ブレーキシリンダとの間に設けられ、
少なくとも、ブレーキシリンダを動力式液圧源から遮断
する状態と連通させる状態とに切換え可能な第1制御弁
と、(b)前記動力式液圧発生装置および前記ブレーキシ
リンダと前記アキュムレータとの間に設けられ、少なく
とも、動力式液圧発生装置およびブレーキシリンダをア
キュムレータから遮断する状態と連通させる状態とに切
換え可能な第2制御弁と、(c)これら第1制御弁と第2
制御弁との間であって前記動力式液圧発生装置に連通し
た部分に設けられた液圧検出装置とを含む請求項1に記
載の液圧ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001361089A JP2003160045A (ja) | 2001-11-27 | 2001-11-27 | 液圧ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001361089A JP2003160045A (ja) | 2001-11-27 | 2001-11-27 | 液圧ブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003160045A true JP2003160045A (ja) | 2003-06-03 |
Family
ID=19171801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001361089A Pending JP2003160045A (ja) | 2001-11-27 | 2001-11-27 | 液圧ブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003160045A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2008254464A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Nissin Kogyo Co Ltd | 車両用ブレーキ装置 |
| JP2008254465A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Nissin Kogyo Co Ltd | 車両用ブレーキ装置 |
| JP2008254466A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Nissin Kogyo Co Ltd | 車両用ブレーキ装置 |
| JP2008254467A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Nissin Kogyo Co Ltd | 車両用ブレーキ装置 |
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-
2001
- 2001-11-27 JP JP2001361089A patent/JP2003160045A/ja active Pending
Cited By (22)
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