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JP2003158540A - パケット通信システム、パケット転送経路管理装置及びパケット転送経路管理方法 - Google Patents

パケット通信システム、パケット転送経路管理装置及びパケット転送経路管理方法

Info

Publication number
JP2003158540A
JP2003158540A JP2002235054A JP2002235054A JP2003158540A JP 2003158540 A JP2003158540 A JP 2003158540A JP 2002235054 A JP2002235054 A JP 2002235054A JP 2002235054 A JP2002235054 A JP 2002235054A JP 2003158540 A JP2003158540 A JP 2003158540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
packet
entry
care
home
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002235054A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Omae
浩司 大前
Takehiro Ikeda
武弘 池田
Ichiro Okajima
一郎 岡島
Seishi Umeda
成視 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2002235054A priority Critical patent/JP2003158540A/ja
Publication of JP2003158540A publication Critical patent/JP2003158540A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 移動ノードが外部リンク間を移動する際のパ
ケットロスを低減することが可能なパケット通信システ
ムを提供する。 【解決手段】 パケット通信システム120において、
移動ノード110はあるリンクからあるリンクへと移動
しながら通信相手ノード160と通信を行うノードであ
り、ホームエージエント130は、移動ノード110に
対してホームリンク131と、ホームアドレス「10.
0.0.3」を提供する。アクセスルータ140−1〜
140−4は、外部エージエントとしての機能を有し、
移動ノード110に対して接続可能な外部リンク141
−1〜141−4を提供する。パケット通信システム1
20は、さらに、パケット転送経路管理装置として機能
する移動サポートルータ150−1〜150−6を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動ノードへのパ
ケット転送を行うパケット通信システムと、このような
パケット通信システムにおいて移動ノードへのパケット
の転送経路を管理するパケット転送経路管理装置及びパ
ケット転送経路管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図19は、従来のパケット通信ネットワ
ークを示す図である。同図のパケット通信ネットワーク
200内の雲220は、複数のノードとリンクにより構
成される任意のトポロジを有するネットワークである。
雲220内に存在するノードであるルータは、OSPF
(Open Shortest Path First)等の経路制御プロトコル
の働きにより、リンクとノードの接続形態を経路情報と
して保持している。ルータは、自ノード宛以外のパケッ
トを宛先ノードの存在する方面へ的確に転送することが
できる。
【0003】IPv4のアドレス体系に基づいて、この
ようにパケットをルーチングするこの雲220を、以
下、IPv4パケット通信システム220と称する。図
19において、MN210は、あるリンクからあるリン
クへと移動しながら他ノードと通信を行う移動ノード
(mobile node)である。また、IPv4パケット通信
システム220内のホームエージェント(HA)230
は、移動ノード(MN)210に対して、ホームリンク
231とホームアドレスを提供する。一方、IPv4パ
ケット通信システム220内のアクセスルータ(AR)
240−1〜240−4は、外部エージェントとしての
機能を有し、MN210に対して、接続可能な外部リン
ク241−1〜241−4を提供する。更に、任意の通
信相手ノード(CN)250は、IPv4パケット通信
システム220を介して移動ノード(MN)210と通
信を行う。
【0004】以下、図20を参照して、従来のパケット
通信ネットワークの動作を説明する。MN210は、ホ
ームリンク231で使用するホームアドレス「10.
0.0.3」を保持する。図20に示すように、MN2
10が、AR240−1によって提供される外部リンク
241−1に存在する場合、AR240−1は外部エー
ジェントとして機能し、MN210に対して、自己のア
ドレス「11.0.0.1」を気付アドレス(CoA)
として与える(手順1)。
【0005】外部リンク241−1における気付アドレ
スを取得したMN210は、AR240−1に対して、
転送経路管理パケットの一種である登録要求(RR:Re
gistration Request)をホームエージェント(HA)2
30へ送信するように要求する(手順2)。
【0006】このような登録要求RR(以下、適宜「R
R」と称する)は、たとえば図21(A)に示す構成を
有し、MN210のホームアドレス「10.0.0.
3」と、気付アドレスであるAR240−1のアドレス
「11.0.0.1」とを対応付けたバインディング情
報を含んでいる。登録要求RRは、MN210が複数の
外部リンク241間を移動する際に、MN210への転
送経路が変更されたことをHA230へ通知する役割を
果たす。AR240−1の外部エージェント機能は、M
N210から送信要求を受けると、RRをホームエージ
ェントHA230へ送信する(手順3)。
【0007】HA230は、AR240−1からのRR
を受信すると、このRRに含まれるMN210のホーム
アドレス「10.0.0.3」と、気付アドレスである
AR240−1のアドレス「11.0.0.1」とをキ
ャッシュにエントリする(手順4)。
【0008】この状態で通信相手ノードCN(以下、適
宜「CN」と称する)250が、MN210に宛ててパ
ケットを送信する場合、このパケットは、たとえば図2
1(B)に示す構成を有志、MN210のホームアドレ
ス「10.0.0.3」を宛先として含む。CN250
から送信されたパケットは、IPv4パケット通信シス
テム220内のルータ(図示せず)により、HA230
へ届けられる(手順5)。
【0009】HA230は、受信したパケットの宛先ア
ドレス「10.0.0.3」が自己のホームリンクにエ
ントリされているアドレスであるため、MN210に代
わってパケットを受信する。そして、その宛先アドレス
(MN210のホームアドレス)に対応してエントリさ
れている気付アドレス「11.0.0.1」を宛先とす
るパケットを生成し、図21(C)に示すように、その
ペイロード部に受信したパケットを格納する。このよう
に、あるパケットのペイロード部に別のパケットを格納
する手法をトネリングと呼び、そのようなパケットをト
ネリングパケットと呼ぶ。HA230によって生成され
たトネリングパケットは、IPv4パケット通信システ
ム220内のルータ(図示せず)により、AR240−
1へ届けられる(手順6)。
【0010】外部エージェントとしてのAR240−1
は、自身宛のトネリングパケットを受信すると、このト
ネリングパケットのペイロード部からパケットを取り出
し、MN210のMAC(Media Access Control)アド
レスを宛先としたリンクレイヤヘッダを付加して、MN
210へ送信する(手順7)。
【0011】ところでMN210は、外部リンク241
−1において自身宛のパケットを受信した場合、このパ
ケットの送信元であるCN250に対してもRRを送信
することができる(手順8)。
【0012】CN250は、RRを受信すると、このR
Rに含まれるホームアドレス「10.0.0.3」と、
気付アドレスであるAR240−1のアドレス「11.
0.0.1」とをエントリする(手順9)。CN250
は、MN210のホームアドレス「10.0.0.3」
宛にパケットを送信する場合には、宛先を気付アドレス
であるAR240−1のアドレス「11.0.0.1」
とするヘッダでそのパケットをトネリングし、トネリン
グパケットをAR240−1へ送信することになる(手
順10)。
【0013】AR240−1の外部エージェント機能
は、手順7と同様に、自身宛のトネリングパケットを受
信すると、トネリングパケットのペイロード部からパケ
ットを取り出し、MN210のMACアドレスを宛先と
したリンクレイヤヘッダを付加して、MN210へ送信
する(手順11)。
【0014】このように、CN250からHA230を
介さずにAR240−1へ直接トネリングパケットを転
送する方法を、ルートオプチマイゼーションと呼ぶ。
【0015】以降、MN210は、外部リンク241を
移動して、新しい気付アドレス(CoA)を得る度に、
AR240経由でホームアドレスとCoAを、HA23
0及びCN250へ通知する。HM220のこの動作に
より、CN250が送信したパケットは、外部リンク2
41に存在するMN210へ届けられる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のパケット通信システム220では、MN210
がHA230又はCN250から遠く離れた外部リンク
241間を移動すると、パケットロスが発生するという
問題点を有する。具体的には、MN210が外部リンク
241間を移動すると、移動先の外部リンク241を提
供するAR240からHA230又はCN250に、R
Rが送信される。しかし、RRが到達する前にHA23
0又はCN250から入れ違いに送信されたパケット
は、移動前のMN210が存在していた外部リンク24
1を提供するAR240へ届けられる。このパケットは
移動先の外部リンク241に存在するMN210には到
達できず、パケットロスが生じることになる。
【0017】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、その目的は、移動ノードが外部リンク間を移動中で
あっても、パケットを移動先へ適切に転送し、パケット
ロスを低減することが可能なパケット通信システムを提
供することにある。
【0018】また、このようなパケット通信システムで
用いられるパケット転送経路管理装置、およびパケット
通信方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、第1の側面では、パケット通信システムは、(a)移
動ノードにホームリンクおよびホームアドレスを提供す
るホームエージェントと、(b) 各々が外部リンクを提供
し、移動ノードが外部リンクに移動してきた場合に、前
記移動ノードに気付アドレスを提供する1以上のアクセ
スルータと、(c) 前記移動ノードと、前記ホームエージ
ェントまたは任意の通信相手ノードとの間でパケットを
取得し、取得したパケットを宛先まで中継する1以上の
パケット転送経路管理装置とを含む。パケット転送経路
管理装置は、移動ノードが第1の外部リンクに移動した
ときに、ホームエージェントおよび/または通信相手ノ
ードに宛てられた第1の登録要求を途中で取得する。そ
して、取得した第1の登録要求に含まれている移動ノー
ドのホームアドレスと気付アドレスとを記録する第1の
エントリを生成し、格納する。さらに、第1の登録要求
に含まれている気付アドレスを、自己のアドレスに変更
して第1の登録要求を更新し、更新された第1の登録要
求をホームエージェントおよび/または通信相手ノード
に転送する。
【0020】このようなパケット通信システムでは、ア
クセスルータとホームエージェントおよび/または通信
相手ノードとの間に、中継点としてのパケット転送経路
管理装置を配置し、パケット転送経路管理装置におい
て、直前のノードの気付アドレスを設定するとともに、
取得した登録要求に含まれる気付アドレスをパケット転
送経路管理装置自身のアドレスに更新して送信する。し
たがって、移動ノードに宛てられたパケットは、パケッ
ト転送経路管理装置の第1のエントリに記録された気付
アドレスに基づいて中継、転送され、最終的に移動先の
移動ノードへと適切に届けられる。
【0021】また、移動ノードが外部リンクを移動する
際に、新たな外部リンクから送信される登録要求がホー
ムエージェントや通信相手ノードに到達する前にデータ
パケットが移動ノード宛に送信された場合であっても、
少なくともあるパケット転送経路管理装置の地点までは
新たな気付アドレスが設定されているため、そこから気
付アドレスを逆にたどることによって、データパケット
を移動先へ正しく届けることが可能になる。結果とし
て、従来問題となっていたパケットロスが効果的に低減
される。
【0022】より具体的には、パケット転送経路管理装
置は、第1のエントリに記録されたホームアドレスの移
動ノードに宛てられたデータパケットを取得した場合
に、このデータパケットを包含する転送用パケットを生
成する。そして、生成した転送用パケットを、第1のエ
ントリにホームアドレスとともに記録されている気付ア
ドレスに宛てて送信する。
【0023】これにより、本来のデータパケットを損ね
ることなく、直前の気付けアドレスへとデータパケット
を中継、転送し、最終的な宛先(移動ノード)へと正し
く転送できる。
【0024】パケット転送経路管理装置において取得さ
れたパケットが、登録要求でもなく、パケット転送経路
管理装置自身に宛てられたものでもなく、取得したパケ
ットの宛先が第1のエントリに記録されたものでもない
場合は、パケット転送経路管理装置は、通常のルータと
しての機能し、取得したパケットをそのままパケットの
宛先に転送する。
【0025】このような構成により、従来からのリソー
スをそのまま利用して、パケットロスを低減できるシス
テムを構成することが可能になる。
【0026】移動ノードが第2の外部リンクに移動した
ときは、パケット転送経路管理装置は、ホームエージェ
ントおよび/または通信相手ノードに宛てられた第2の
登録要求を取得し、第1のエントリに格納されていた移
動ノードの気付アドレスを、第2の登録要求に含まれる
気付アドレスに変更することによって、第1のエントリ
を更新する。
【0027】このような構成により、常に最新の気付ア
ドレスを格納して、パケット転送をより確実に行う。
【0028】好ましくは、第1のエントリは、ホームア
ドレスおよび気付アドレスに関連付けて、登録要求の宛
先アドレスも記録する。この場合、第1のエントリの気
付アドレスが変更された場合に、パケット転送経路管理
装置は、ホームアドレスおよび宛先アドレスとともに第
1のエントリに記録されていた変更前の気付アドレスに
宛てて、消去要求を生成する。そして、生成した消去要
求を、変更前の気付アドレスへと送信する。
【0029】このような構成により、不要になった経路
の気付アドレスを消去し、転送経路の混乱を排除し、パ
ケットロスをより確実に低減する。
【0030】本発明の第2の側面として、移動ノードに
ホームリンクおよびホームアドレスを提供するホームエ
ージェントと、各々が外部リンクを提供し前記移動ノー
ドが前記外部リンクに移動してきたときに気付アドレス
を提供する1以上のアクセスルータとを含むパケット通
信システムで用いられるパケット転送経路管理装置を提
供する。パケット転送経路管理装置は、移動ノードとホ
ームエージェントおよび/または任意の通信間ノードと
の間でやりとりされるパケットを取得するパケット取得
手段と、パケット取得手段で取得されたパケットが、ホ
ームエージェントおよび/または任意の通信相手ノード
に宛てられた第1の登録要求である場合に、取得した第
1の登録要求に含まれる移動ノードのホームアドレスと
気付アドレスを記録する第1のエントリを生成して格納
する第1エントリ格納手段と、第1の登録要求に含まれ
る気付アドレスを、パケット転送経路管理装置自身のア
ドレスに変更して第1の登録要求を更新し、更新した第
1の登録要求をホームエージェントおよび/または通信
相手ノードに宛てて送信する登録要求中継手段と、を備
える。
【0031】このパケット転送経路管理装置は、パケッ
ト転送手段をさらに備える。パケット転送手段は、パケ
ット取得手段が、第1のエントリに記録されたホームア
ドレスの移動ノードに宛てられたデータパケットを取得
した場合に、このデータパケットを包含する転送用パケ
ットを生成し、生成した転送用パケットを、第1のエン
トリに前記ホームアドレスとともに記録されている気付
アドレスに送信する。
【0032】パケット取得手段により取得されたパケッ
トが、登録要求でもなく、前記パケット転送経路管理装
置自身に宛てられたものでもなく、前記第1のエントリ
に記録されたホームアドレスに宛てられたものでもない
場合は、パケット転送手段は、通常のルーチング処理を
行い、取得したパケットをそのままパケットの宛先に転
送する。
【0033】好ましくは、第1エントリ格納手段は、ホ
ームアドレスおよび気付アドレスに関連付けて、宛先ア
ドレスをさらに記録する。この場合、パケット転送経路
管理装置は、消去要求生成手段をさらに備える。消去要
求生成手段は、第1のエントリの気付アドレスが変更さ
れたときに、ホームアドレスおよび宛先アドレスととも
に第1のエントリに記録されていた変更前の気付アドレ
スに宛てて、消去要求を生成し、送信する。
【0034】このようなパケット転送経路管理装置を用
いることにより、パケットロスを大幅に低減し、ホーム
リンク以外の外部リンクへ移動する移動ノードへ、適切
にパケットを中継、転送することが可能になる。
【0035】本発明の第3の側面では、移動ノードにホ
ームリンクおよびホームアドレスを提供するホームエー
ジェントと、各々が外部リンクを提供し前記移動ノード
が前記外部リンクに移動してきたときに気付アドレスを
提供する1以上のアクセスルータとを含むパケット通信
システムにおいて、前記移動ノードへのパケットの転送
経路を管理するパケット転送経路管理方法を提供する。
パケット転送経路管理方法は、以下のステップを含む。 (a)ホームエージェントと、前記アクセスルータとの
間に少なくともひとつのパケット転送経路管理装置を設
定する; (b)移動ノードが第1の外部リンクに移動したとき
に、ホームエージェントおよび/または任意の通信相手
ノードに宛てられた第1の登録要求を、パケット転送経
路管理装置にて取得する; (c)パケット転送経路管理装置で、取得した第1の登
録要求に含まれる移動ノードのホームアドレスと気付ア
ドレスを記録する第1のエントリを生成し、格納する; (d)パケット転送経路管理装置で、第1の登録要求に
含まれる気付アドレスを、前記パケット転送経路管理装
置自身のアドレスに変更して、第1の登録要求を更新
し、更新した第1の登録要求をホームエージェントおよ
び/または通信相手ノードに宛てて送信する。
【0036】パケット転送経路管理方法はさらに、以下
のステップを含む。 (e)パケット転送経路管理装置で、移動ノードに宛て
られたパケットを取得する; (f)取得したパケットに含まれるホームアドレスが、
第1のエントリに記録されているか否かを判断する; (g)取得したパケットに含まれるホームアドレスが第
1のエントリに記録されたものである場合に、このパケ
ットを包含する転送パケットを生成する; (h)生成した転送パケットを、第1のエントリに前記
ホームアドレスと関連付けて記録されていた気付アドレ
スに宛てて送信する。
【0037】あるいは、パケット転送経路管理方法は以
下のステップを含んでもよい。 (i)パケット転送経路管理装置で任意のパケットを取
得する; (j)取得したパケットが、登録要求、または当該パケ
ット転送経路管理装置自身に宛てられたパケット、また
は第1のエントリに記録されたアドレスへ宛てられたパ
ケットのいずれかに該当するか否かを判断する; (k)取得したパケットが、登録要求でもなく、パケッ
ト転送経路管理装置自身に宛てられたパケットでもな
く、第1のエントリに記録されたアドレスを含むもので
もない場合に、取得したパケットをそのままパケットの
宛先へ送信する。
【0038】このような方法により、ホームリンクから
離れた外部リンクに移動した移動ノードに対しても、パ
ケットを確実に中継、転送することが可能になり、パケ
ットロスを低減することができる。
【0039】本発明のその他の特徴、効果は、以下で図
面を参照して詳細に述べる説明により、いっそう明確に
なるものである。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る
パケット通信システムのネットワーク構成の一例を示す
図である。図1において、パケット通信ネットワーク1
00内の雲120は、IPv4のアドレス体系に基づい
て、パケットをルーチングするIPv4パケット通信シ
ステム120である。
【0041】IPv4パケット通信システム120にお
いて、移動ノード(MN)110は、あるリンクからあ
るリンクへと移動しながら、他ノード、たとえば通信相
手ノード(CN)160と通信を行うノードである。I
Pv4パケット通信システム120を構成するホームエ
ージェント(HA)130は、移動ノード(MN)11
0に対して、ホームリンク131と、ホームアドレス
「10.0.0.3」を提供する。同じくIPv4パケ
ット通信システム120を構成するアクセスルータ(A
R)140−1〜140−4は、外部エージェントとし
ての機能を有し、移動ノード(MN)110に対して、
接続可能な外部リンク141−1〜141−4を提供す
る。IPv4パケット通信システム120はさらに、パ
ケット転送経路管理装置として機能する、1以上の移動
サポートルータ(MSR)150−1〜150−6を含
む。移動サポートルータ(MSR)150は、移動ノー
ド(MN)110と、ホームエージェント(HA)13
0または通信相手ノード(CN)160の間でやりとり
されるパケットを取得し、その宛先へと中継、転送す
る。
【0042】図2は、本発明の第1実施形態に係る移動
サポートルータ(以下、単に「MSR」と称する)15
0の動作を説明するための図である。第1実施形態で
は、MSR150−1〜150−6の各々は、アクセス
ルータ(AR)140からホームエージェント(HA)
130あるいは通信相手ノード(CN)160に宛てら
れた登録要求RRを取得すると、取得されたRRに含ま
れている移動ノード(MN)110のホームアドレスと
気付アドレスとを1対1対応で記録するエントリを生
成、格納し、これを更新していく。
【0043】まず図2において、移動ノード(MN)1
10は、上述したようにホームリンク131で使用する
ホームアドレス「10.0.0.3」を保持している。
移動ノード(MN)110がHA130によって提供さ
れるホームリンク131を離れて、AR140−1によ
って提供される外部リンク141−1に移動すると、A
R140−1の外部エージェント機能は、外部リンク1
41−1に存在する移動ノード(MN)110に対し
て、気付アドレス(CoA)としての自身のアドレス
「11.0.0.1」を与える(手順1)。
【0044】気付アドレスを取得した移動ノード(M
N)110は、AR140−1に対して、自己のホーム
アドレスと、HA130のアドレス「10.0.0.
1」を送出するとともに、自己の現在の位置を設定する
登録要求RR(Registration Request)をHA130へ
送信するように要求する(手順2)。
【0045】登録要求RRは、移動ノード(MN)11
0が外部リンク141間を移動することにより、移動ノ
ード(MN)110への転送経路が変更されたことを通
知する役割を果たし、転送経路管理パケットとして機能
する。外部エージェントであるAR140−1は、移動
ノード(MN)110から送信要求を受けると、自己の
アドレスを気付アドレスとして含む登録要求RR1を生
成し、これをHA130へ送信する(手順3)。
【0046】図3(A)は、AR140−1から送信さ
れるRR1の構成例を示す。RR1は、移動ノード(M
N)110のホームアドレス「10.0.0.3」と、
気付アドレス(CoA)であるAR140−1のアドレ
ス「11.0.0.1」とを対応付けたバインディング
情報を含み、AR140−1のアドレス「11.0.
0.1」を転送元アドレス、HA130のアドレス「1
0.0.0.1」を宛先アドレスとするパケットであ
る。
【0047】MSR150−3は、AR140−1から
HA130に宛てられたRR1を途中で取得すると、R
R1に含まれるホームアドレス「10.0.0.3」と
気付アドレスであるAR140−1のアドレス「11.
0.0.1」とを対応付けたエントリを生成し、内蔵す
るキャッシュ(図示せず)に記憶する。同時に、そのエ
ントリの生存時間をリセットする。
【0048】MSR150−3はさらに、RR1に含ま
れる気付アドレスであるAR140−1のアドレス「1
1.0.0.1」を、自身のアドレス「33.0.0.
1」に設定し、かつ、転送元アドレスであるAR140
−1のアドレス「11.0.0.1」を、自身のアドレ
ス「33.0.0.1」に設定して、図3(B)に示す
新たな登録要求RR2を生成する。そして、このRR2
をHA130に向けて転送する(手順4)。
【0049】登録要求RR2は、さらに別の移動サポー
トルータMSR150−2で取得される。MSR150
−2においても、MSR150−3と同様の動作が行わ
れる。すなわち、MSR150−2は、MSR150−
3から転送されるRR2を取得すると、RR2に含まれ
るホームアドレス「10.0.0.3」と、気付アドレ
スである直前のノードMSR150−3のアドレス「3
3.0.0.1」とを対応付けたエントリを生成し、内
蔵するキャッシュ(図示せず)に記憶する。同時に、そ
のエントリの生存時間をリセットする。
【0050】MSR150−2はさらに、RRに含まれ
る気付アドレスであるMSR150−3のアドレス「3
3.0.0.1」を、自身のアドレス「32.0.0.
1」に設定し、かつ、転送元アドレスであるMSR15
0−3のアドレス「33.0.0.1」を自身のアドレ
ス「32.0.0.1」に設定して、図3(C)に示す
登録要求RR3を生成し、送信する(手順5)。
【0051】MSR150−1においても、MSR15
0−2及びMSR150−3と同様の動作が行われる。
MSR150−1は、MSR150−2から転送される
RR3を取得すると、RR3に含まれるホームアドレス
「10.0.0.3」と気付アドレスである直前ノード
MSR150−2のアドレス「32.0.0.1」とを
対応付けたエントリを生成し、内蔵するキャッシュ(図
示せず)に記憶する。そして、そのエントリの生存時間
をリセットする。
【0052】MSR150−1はまた、RR3内の気付
アドレスであるMSR150−2のアドレス「32.
0.0.1」を自身のアドレス「31.0.0.1」に
設定するとともに、転送元アドレスであるMSR150
−2のアドレス「32.0.0.1」を自身のアドレス
「31.0.0.1」に設定して、図3(d)に示す登
録要求RR4を生成し、転送する(手順6)。
【0053】HA130は、RR4を受信すると、モバ
イルIPv4のホームエージェントとして、RR4内の
ホームアドレス「10.0.0.3」と気付アドレスで
あるMSR150−1のアドレス「31.0.0.1」
とを対応付けたエントリを内蔵するキャッシュ(図示せ
ず)に記憶する(手順7)。このようにして、AR14
0−1から送信されたRRは、MSR150によってホ
ームアドレスと気付アドレスとを対応付けたエントリが
記憶されるとともに、気付アドレスが順次更新されなが
ら、HA130へ届けられる。
【0054】図4は、図2に示す手順でエントリが設定
されたパケット通信システム120において、CN16
0から移動ノード(MN)110にパケットを送信する
際のパケット通信システム120の動作を説明するため
の図である。HA130には、移動ノード(MN)11
0のホームアドレス「10.0.0.3」と、気付アド
レス(CoA)として直前のノードであるMSR150
−1のアドレス「31.0.0.1」とが対応付けられ
たエントリが格納されている。同様に、MSR150−
1には、ホームアドレス「10.0.0.3」と、気付
アドレスとしてのMSR150−2のアドレス「32.
0.0.1」が対応付けられたエントリが格納され、M
SR150−2にはホームアドレス「10.0.0.
3」と気付アドレスとしてのMSR150−3のアドレ
ス「33.0.0.1」が対応付けられたエントリが格
納され、MSR150−3には、ホームアドレス「1
0.0.0.3」と、気付アドレスとしてのAR140
−1のアドレス「11.0.0.1」が対応付けられた
エントリが格納されている。
【0055】CN160は、図5(A)に示すように、
移動ノード(MN)110のホームアドレスを宛先とす
るデータパケットDPを送信する。このデータパケット
DPは、通常のルーチングによりHA130へ到達する
(手順1)。
【0056】データパケットDPを受信したHA130
は、キャッシュに記憶したエントリを検索する。HA1
30は、検索の結果、受信したデータパケットDPの宛
先であるホームアドレスに対応付けられた気付アドレス
として、MSR150−1のアドレス「31.0.0.
1」を見つける。対応の気付アドレスが見つかると、H
A130は、取得したデータパケットDPを包含(カプ
セリング)して、図5(B)に示す転送用パケットTP
1を生成する。転送用パケットTP1は、エントリに記
録された気付アドレスであるMSR150−1のアドレ
ス「31.0.0.1」を宛先としており、MSR15
0−1に向けて転送用パケットTP1が送信される(手
順2)。
【0057】MSR150−1は、TP1を取得する
と、TP1に包含されたデータパケットDPを抽出(デ
カプセリング)し、抽出したデータパケットDPの宛先
であるホームアドレスをキーとしてキャッシュに記憶し
たエントリを検索する。データパケットDPの宛先であ
るホームアドレスに対応付けられた気付アドレスとして
MSR150−2のアドレス「32.0.0.1」を見
つけると、図5(C)に示すように、データパケットD
Pを包含し、宛先をMSR150−2のアドレス「3
2.0.0.1」に設定した転送用パケットTP2を生
成し、送信する(手順3)。
【0058】MSR150−2においても、MSR15
0−1と同様の動作が行われる。すなわち、MSR15
0−2は、TP2を取得すると、このTP2に包含され
たデータパケットDPを抽出する。抽出したデータパケ
ットDPの宛先であるホームアドレスをキーとして、キ
ャッシュに記憶したエントリを検索し、データパケット
DPの宛先であるホームアドレスに対応付けられた気付
アドレスとして、MSR150−3のアドレス「33.
0.0.1」を見つけると、図5(D)に示すように、
データパケットDPを包含し、宛先を気付アドレスであ
るMSR150−3のアドレス「33.0.0.1」に
設定した転送用パケットTP3を生成、送信する(手順
4)。
【0059】さらにMSR150−3においても、MS
R150−1およびMSR150−2と同様の動作が行
われる。MSR150−3は、TP3を取得すると、T
P3に包含されたDPを抽出する。抽出したDPの宛先
であるホームアドレスをキーとして、キャッシュに記憶
したエントリを検索し、DPの宛先であるホームアドレ
スに対応付けられた気付アドレスであるAR140−1
のアドレス「11.0.0.1」を見つける。図5
(E)に示すように、DPを包含し、宛先を気付アドレ
スであるAR140−1のアドレス「11.0.0.
1」に設定した転送用パケットTP4を生成、送信する
(手順5)。
【0060】AR140−1は、転送用パケットTP4
を受信すると、モバイルIPv4の外部エージェントと
して、TP4あるいはTP4に包含されたDPを、外部
リンク141−1に存在する移動ノード(MN)110
へ送信する。移動ノード(MN)110は、CN160
から送信されたデータパケットを、外部ノードにおいて
受信する。(手順6)。
【0061】図6は、第1実施形態において、パケット
通信システム120にルートオプチマイゼーションを適
用する際の動作を説明するための図である。ルートオプ
チマイゼーションを行うために、CN160から送信さ
れたデータパケットDPを受信した移動ノード(MN)
110は、AR240−1に対して、登録要求RRをC
N160へ送信するように要求する(手順1)。
【0062】AR240−1の外部エージェント機能
は、移動ノード(MN)110から送信要求を受ける
と、ホームアドレス「10.0.0.3」と気付アドレ
スであるAR140−1のアドレス「11.0.0.
1」とを含んだRRを生成してCN160へ送信する。
RRが通過するMSR150−3、150−2、150
−5は、図2においてRRをHA130へ転送する場合
と同様に、順次エントリを生成、格納し、RRに含まれ
る気付アドレスを自身のアドレスに更新して送信する
(手順2)。
【0063】MSR150−2を例にとるなら、MSR
150−3から転送されるRRを取得すると、RRに含
まれるホームアドレス「10.0.0.3」と気付アド
レスである直前ノードMSR150−3のアドレス「3
3.0.0.1」とを対応付けたエントリを生成し、こ
れを内蔵するキャッシュ(図示せず)に記憶する。同時
に、このエントリの生存時間をリセットする。
【0064】MSR150−2さらに、RRに含まれる
気付アドレスであるMSR150−3のアドレス「3
3.0.0.1」を、自身のアドレス「32.0.0.
1」に設定するとともに、転送元アドレスであるMSR
150−3のアドレス「33.0.0.1」を自身のア
ドレス「32.0.0.1」に設定した新たなRRを生
成し、生成したRRを転送する。
【0065】最終的にRRを受信したCN160は、R
Rに含まれるホームアドレス「10.0.0.3」と、
気付アドレスである直前ノードMSR150−5のアド
レス「35.0.0.1」とを対応付けたエントリを生
成し、内蔵するキャッシュ(図示せず)に記憶する。以
降の動作において、CN160は、移動ノード(MN)
110に対してデータパケットDPを送信する場合に、
ホームアドレスを宛先とするデータパケット(DP)を
包含し、エントリに記録された気付アドレスであるMS
R150−5のアドレス「35.0.0.1」を宛先と
する転送用パケットTPを生成し、送信する(手順
3)。
【0066】TPが通過するMSR150−5、150
−2、150−3は、図4においてTPを移動ノード
(MN)110へ転送する際のMSR150と同様の動
作を行う。MSR150−2を例にとるなら、MSR1
50−2は、転送用パケットTPを取得すると、このT
Pに包含されたDPを抽出し、抽出したDPの宛先であ
るホームアドレスをキーとして、キャッシュに記憶した
エントリを検索する。データパケットDPの宛先である
ホームアドレスに対応付けられた気付アドレス(この場
合はMSR150−3のアドレス「33.0.0.
1」)を見つけると、データパケットDPを包含し、宛
先を気付アドレスであるMSR150−3のアドレス
「33.0.0.1」に設定した新たな転送用パケット
TPを生成、送信する(手順4)。
【0067】AR140−1は、TPを受信すると、モ
バイルIPv4の外部エージェントとして、TPあるい
はTPに包含されたDPを外部リンク141−1に存在
する移動ノード(MN)110へ送信する。移動ノード
(MN)110は、これを外部リンク141−1におい
て受信する(手順5)。
【0068】このように、CN160がRRを受信した
場合には、RRに含まれるホームアドレス「10.0.
0.3」と気付アドレスである直前ノードMSR150
−5のアドレス「35.0.0.1」とを対応付けたエ
ントリを記憶し、それ以降は、移動ノード(MN)11
0のホームアドレスを宛先とするDPを包含し、MSR
150−5のアドレス「35.0.0.1」を宛先とす
るTPを生成、送信する。これにより、HA130を介
さずに、CN160から直接移動ノード(MN)110
へパケットを転送することができる。
【0069】図7は、MSR150が任意のパケットを
途中で受信したときのパケット通信システム120の動
作を説明するための図である。さらに別の通信相手ノー
ドCN161が、移動ノード(MN)110へ宛てたデ
ータパケットをHA130経由で送信する際に、偶然こ
の移動ノード(MN)110のホームアドレスの含んだ
エントリを有するMSR150を通過する場合がある。
このような場合、第1実施形態のパケット通信システム
120では、パケット転送経路をショートカットして、
迅速かつ的確に、データパケットを最終的な宛先である
移動ノードに中継、転送する。
【0070】まず、図7において、CN161は、移動
ノード(MN)160のホームアドレスを宛先とするデ
ータパケットDPを送信する(手順1)。
【0071】ルートオプチマイゼーションを行わないと
仮定すると、このデータパケットは本来、移動ノード
(MN)110にホームアドレスを提供しているホーム
エージェントHA130を経由するはずである。CN1
61からのデータパケットDPが、ホームエージェント
HA130に向けてMSR150−2を通過しようとす
ると、MSR150−2は、途中でこのデータパケット
DPを取得する。MSR150−2は、取得したデータ
パケットDPの宛先であるホームアドレスをキーとし
て、キャッシュに記憶したエントリを検索する。エント
リの中に、データパケットDPの宛先であるホームアド
レスに対応付けられた気付アドレス(この場合、MSR
150−3のアドレス「33.0.0.1」)を見つけ
ると、MSR150−2は、このデータパケットDPを
包含し、宛先をMSR150−3のアドレス「33.
0.0.1」に設定した転送用パケットTP3を生成、
送信する(手順2)。
【0072】MSR150−3は、TP3を取得する
と、このTP3に包含されたDPを抽出する。次に、H
A130は、抽出したDPの宛先であるホームアドレス
をキーとして、キャッシュに記憶したエントリを検索す
る。エントリに、DPの宛先であるホームアドレスに対
応付けられた気付アドレスとしてAR140−1のアド
レス「11.0.0.1」を見つけると、図5(E)に
示すように、DPを包含し、宛先をAR140−1のア
ドレス「11.0.0.1」に設定した転送用パケット
TP4を生成し、送信する(手順3)。
【0073】外部リンク141−1を提供するAR14
0−1は、転送用パケットTP4を受信すると、パケッ
ト通信システム(モバイルIPv4システム)120の
外部エージェントとして、TP4あるいはTP4に包含
されたデータパケットDPを、外部リンク141−1に
存在する移動ノード(MN)110へ送信する。HM1
10は、これを受信する(手順4)。
【0074】このように、MSR150は、CN161
から、自己のエントリに記録されたアドレスに宛てられ
たデータパケットDPを取得した場合には、このDPを
包含し、エントリにおいてDPの宛先であるホームアド
レスに対応付けられている気付アドレスを宛先に設定し
た転送用パケットTPを生成、送信する。これにより、
ホームエージェントHA130を介さずに、CN161
から移動ノード(MN)110へ向けて、パケットをシ
ョートカット転送することが可能になる。
【0075】図8は、第1実施例において、移動ノード
(MN)110がさらに別の外部リンク141へ移動す
る際のパケット通信システム120の動作を説明するた
めの図である。移動ノード(MN)110は、AR14
0−1によって提供される第1の外部リンク141−1
を離れて、AR140−2によって提供される第2の外
部リンク141−2に移動する(手順1)。
【0076】AR140−2の外部エージェント機能
は、外部リンク141−2に存在する移動ノード(M
N)110に対して、自身のアドレス「12.0.0.
1」を気付アドレスとして与える(手順2)。
【0077】気付アドレスを取得した移動ノード(M
N)110は、AR140−2に対して、移動ノード
(MN)110の現在の位置を設定する登録要求RRを
HA130へ送信するように要求する(手順3)。AR
140−2の外部エージェント機能は、移動ノード(M
N)110から送信要求を受けると、移動ノード(M
N)110のホームアドレス「10.0.0.3」と、
気付アドレスであるAR140−2のアドレス「12.
0.0.1」とを含んだ登録要求RRを生成してHA1
30へ送信する(手順4)。
【0078】図8に示す例では、登録要求RRは、MS
R150−4、150−2、150−1を介してHA1
30へ到達する。すなわち、MSR150−4は、AR
140−2から送信されるRRを取得すると、このRR
に含まれるホームアドレス「10.0.0.3」と気付
アドレスであるAR140−2のアドレス「12.0.
0.1」とを対応付けたエントリを生成し、内蔵するキ
ャッシュ(図示せず)に記憶するとともに、そのエント
リの生存時間をリセットする。
【0079】MSR150−4はまた、取得したRRに
含まれる気付アドレスであるAR140−2のアドレス
「12.0.0.1」を、自身のアドレス「34.0.
0.1」に設定するとともに、転送元アドレスであるA
R140−2のアドレス「12.0.0.1」を自身の
アドレス「34.0.0.1」に設定した新たなRRを
生成し、この新たなRRを転送する(手順5)。
【0080】MSR150−2は、MSR150−4か
らのRRを取得すると、RRに含まれている移動ノード
(MN)110のホームアドレス「10.0.0.3」
をキーとして、エントリを検索する。検索の結果、取得
したRRに含まれるホームアドレス「10.0.0.
3」を有するエントリが得られる。MSR150−2
は、このエントリでホームアドレス「10.0.0.
3」と対応付けられている気付アドレス(この場合、M
SR150−3のアドレス「33.0.0.1」とを対
応付けたエントリ)と、今回取得したRRに含まれる気
付アドレスであるMSR150−4のアドレス「34.
0.0.1」とを比較する。ここでは、これらの気付け
アドレスが異なっている。このため、MSR150−2
は、それまでエントリに記録されていた気付アドレスで
あるMSR150−3のアドレス「33.0.0.1」
を、今回取得したRRに含まれる気付アドレスであるM
SR150−4のアドレス「34.0.0.1」に更新
し、そのエントリの生存時間をリセットする。
【0081】なお、MSR150−2は、エントリに移
動ノード(MN)110のホームアドレス「10.0.
0.3」と対応付けて記録されている気付アドレスと、
取得したRRに含まれる気付アドレスとを比較すること
なく、新たに取得したRRの気付けアドレスへと更新
し、そのエントリの生存時間をリセットする構成として
もよい。
【0082】MSR150−2はさらに、取得したRR
に含まれる気付アドレスであるMSR150−4のアド
レス「34.0.0.1」を、自身のアドレス「32.
0.0.1」に設定するとともに、転送元アドレスであ
るMSR150−4のアドレス「34.0.0.1」を
自身のアドレス「32.0.0.1」に設定した新たな
RRを生成し、このRRを転送する(手順6)。
【0083】このRRはMSR150−1によって取得
される。MSR150−1は、MSR150−2から送
信されたRRに含まれる移動ノード(MN)110のホ
ームアドレス「10.0.0.3」をキーとして、記憶
しているエントリを検索する。検索の結果、ホームアド
レス「10.0.0.3」を有するエントリが見つか
り、エントリ中に、ホームアドレス「10.0.0.
3」と対応付けて、MSR150−2のアドレス「3
2.0.0.1」が気付アドレスとして記録されている
ことがわかる。MSR150−1は、エントリに記録さ
れた気付アドレスであるMSR150−2のアドレス
「32.0.0.1」と、取得したRRに含まれる気付
アドレスであるMSR150−2のアドレス「32.
0.0.1」とを比較する。ここでは、これらのアドレ
スが同一である。このため、MSR150−1は、エン
トリ内の気付アドレスを更新せずに、そのエントリの生
存時間をリセットする。
【0084】なお、MSR150−1は、気付アドレス
の比較を行うことなく、ホームアドレス「10.0.
0.3」と対応してエントリに記録された気付アドレス
を、取得したRR内の気付アドレスに更新するととも
に、そのエントリの生存時間をリセットする構成として
もよい。この場合、エントリの内容は変わらなくても、
新たに取得したRRに含まれる気付アドレスに更新さ
れ、エントリの保存時間が新たに設定される。
【0085】MSR150−1はさらに、RRに含まれ
る気付アドレスであるMSR150−2のアドレス「3
2.0.0.1」を、自身のアドレス「31.0.0.
1」に設定するとともに、転送元アドレスであるMSR
150−2のアドレス「32.0.0.1」を、自身の
アドレス「31.0.0.1」に設定したRRを生成
し、このRRを転送する(手順7)。
【0086】移動ノード(MN)110の移動先である
外部リンク141−2を提供するAR140−2は、通
信中の相手ノードCN160に対しても、登録要求RR
を送信する。図8の例では、このRRは、MSR150
−4、150−5を介してCN160へ到達する。MS
R150−4は、AR140−2から送信されるRRを
取得すると、RRに含まれるホームアドレス「10.
0.0.3」と気付アドレスであるAR140−2のア
ドレス「12.0.0.1」とを対応付けたエントリを
生成し、内蔵するキャッシュ(図示せず)に記憶すると
ともに、そのエントリの生存時間をリセットする。
【0087】MSR150−4はさらに、取得したRR
に含まれる気付アドレスであるAR140−2のアドレ
ス「12.0.0.1」を、自身のアドレス「34.
0.0.1」に設定するとともに、転送元アドレスであ
るAR140−2のアドレス「12.0.0.1」を自
身のアドレス「34.0.0.1」に設定した新たなR
Rを生成し、この新たなRRを転送する(手順8)。M
SR150−5もMSR150−4と同様の動作を行な
う。
【0088】ところで、AR140−2からHA130
へ転送されるRRは、移動ノード(MN)110の移動
の結果、MSR150−3を通過しなくなる。このた
め、MSR150−3は、図2の手順4において記憶し
たエントリを、そのエントリの生存時間がゼロになった
時点で破棄する。
【0089】図9は、第1実施例において、移動ノード
(MN)110がさらに別の外部リンク141−3へ移
動する際のパケット通信システム120の動作を説明す
るための図である。移動ノード(MN)110がAR1
40−2によって提供される外部リンク141−2を離
れて、AR140−3によって提供される外部リンク1
41−3に移動すると(手順1)、AR140−3の外
部エージェント機能は、外部リンク141−3に存在す
る移動ノード(MN)110に対して、自身のアドレス
「13.0.0.1」を気付アドレスとして与える(手
順2)。
【0090】気付アドレスを取得した移動ノード(M
N)110は、AR140−3に対して、新たな外部リ
ンク141−3での位置登録のための登録要求RRをH
A130へ送信するように要求する(手順3)。
【0091】AR140−3の外部エージェント機能
は、移動ノード(MN)110から送信要求を受ける
と、移動ノード(MN)110のホームアドレス「1
0.0.0.3」と気付アドレスであるAR140−3
のアドレス「13.0.0.1」とを含んだRRを生成
してHA130へ送信する(手順4)。
【0092】図9の例では、このRRはMSR150−
4、150−2、150−1を介してHA130へ到達
する。MSR150−4は、AR140−3から送信さ
れるRRを取得すると、RRに含まれるホームアドレス
「10.0.0.3」をキーとして、記憶しているエン
トリを検索する。検索の結果、RR内のホームアドレス
「10.0.0.3」を有するエントリを見つかると、
MSR150−4は、このエントリにホームアドレス
「10.0.0.3」と対応付けて記録されている気付
アドレス(この例では、移動前の外部リンク141−2
を提供するAR140−2のアドレス「12.0.0.
1」)と、新たに取得したRRに含まれる気付アドレス
であるAR140−3のアドレス「13.0.0.1」
を比較する。ここでは、これらのアドレスが異なってい
る。このため、MSR150−4は、エントリにそれま
で記録されていた気付アドレス「12.0.0.1」
を、新たに取得したRR内の気付アドレスであるAR1
40−3のアドレス「13.0.0.1」に更新する。
そして、そのエントリの生存時間をリセットする。
【0093】なお、MSR150−4は、比較処理を行
うことなく、ホームアドレス「10.0.0.3」を有
するエントリの気付アドレスを、新たに取得したRRに
含まれる気付アドレスに更新するとともに、そのエント
リの生存時間をリセットする構成としてもよい。
【0094】MSR150−4はさらに、RRに含まれ
る気付アドレスであるAR140−3のアドレス「1
3.0.0.1」を、自身のアドレス「34.0.0.
1」に設定するとともに、転送元アドレスであるAR1
40−3のアドレス「13.0.0.1」を自身のアド
レス「34.0.0.1」に設定したRRを生成し、こ
のRRを転送する(手順5)。
【0095】MSR150−2は、MSR150−4か
らのRRを取得すると、取得したRRに含まれるホーム
アドレス「10.0.0.3」をキーとして、記憶して
いるエントリを検索する。検索の結果、RR内のホーム
アドレス「10.0.0.3」を有するエントリが見つ
かる。MSR150−2は、発見したエントリでホーム
アドレス「10.0.0.3」と対応付けられている気
付アドレス(この例では、MSR150−4のアドレス
「34.0.0.1」)と、新たに取得したRRに含ま
れている気付アドレスであるMSR150−4のアドレ
ス「34.0.0.1」とを比較する。ここでは、これ
らのアドレスが同一である。このため、MSR150−
2は、エントリ内の気付アドレスを更新せずに、そのエ
ントリの生存時間をリセットする。
【0096】なお、MSR150−2は、新たなRRを
取得したときに2つの気付アドレスの比較を行うことな
く、エントリにそれまで記録されていた気付アドレス
を、新たに取得したRRに含まれる気付アドレスへと更
新するとともに、そのエントリの生存時間をリセットす
る構成としてもよい。この場合、エントリの内容は変わ
らなくても、新たに取得したRRの気付アドレスに更新
され、エントリの生存時間はリセットされる。
【0097】MSR150−2はさらに、RR内の気付
アドレスであるMSR150−4のアドレス「34.
0.0.1」を、自身のアドレス「32.0.0.1」
に設定するとともに、転送元アドレスであるMSR15
0−4のアドレス「34.0.0.1」を自身のアドレ
ス「32.0.0.1」に設定したRRを生成し、この
RRを転送する(手順6)。
【0098】MSR150−1においても、MSR15
0−2と同様の動作が行われる(手順7)。
【0099】移動ノード(MN)110の移動先の外部
リンク141−3を提供するAR140−3は、通信中
の相手ノードCN160に対してもRRを送信する。こ
のRRは、MSR150−6を介してCN160へ到達
する。MSR150−6は、AR140−3から送信さ
れるRRを取得すると、RRに含まれるホームアドレス
「10.0.0.3」と気付アドレスであるAR140
−3のアドレス「13.0.0.1」とを対応付けたエ
ントリを生成し、内蔵するキャッシュ(図示せず)に記
憶するとともに、そのエントリの生存時間をリセットす
る。
【0100】MSR150−6はさらに、取得したRR
内の気付アドレスであるAR140−3のアドレス「1
3.0.0.1」を、自身のアドレス「36.0.0.
1」に設定するとともに、転送元アドレスであるAR1
40−3のアドレス「13.0.0.1」を自身のアド
レス「36.0.0.1」に設定した新たなRRを生成
し、この新たなRRを転送する(手順8)。
【0101】ところで、AR140−3からHA130
へ転送されるRRは、MSR150−5を通過しない。
このため、MSR150−5は、図8の手順8で記憶し
たエントリを、そのエントリの生存時間がゼロになった
時点で破棄する。
【0102】図10は、第1実施例におけるMSR15
0の動作を示すフローチャートである。MSR150
は、パケットを取得すると(ステップ101)、取得し
たパケットがRRであるか否かを判定する(ステップ1
02)。
【0103】取得したパケットがRRである場合は、M
SR150は、そのRRに含まれる移動ノード(MN)
110のホームアドレスをキーとして、記憶しているエ
ントリを検索し(ステップ103)、取得したRR内の
ホームアドレスを有するエントリがあるか否かを判定す
る(ステップ104)。
【0104】取得したRRに含まれているホームアドレ
スを有するエントリがある場合には(S104でYE
S)、MSR150は、該当するエントリの気付アドレ
スと、取得したRRに含まれる気付アドレスが異なるか
否かを判定する(ステップ105)。該当するエントリ
の気付アドレスとRR内の気付アドレスが異なる場合に
は(S105でYES)、MSR150は、該当するエ
ントリの気付アドレスを、今回取得したRR内の気付ア
ドレスに更新する(ステップ106)。そして、該当す
るエントリの生存時間をリセットする(ステップ10
7)。
【0105】ステップ105において、該当するエント
リの気付アドレスとRR内の気付アドレスが同一である
場合には(S105でNO)、ステップ106の更新処
理を行わずにステップ107へジャンプし、該当するエ
ントリの生存時間をリセットする。
【0106】次に、MSR150は、取得したRR内の
気付アドレスに自身のアドレスを設定して新たなRRを
生成し(ステップ108)、新たなRRに対してルーチ
ング処理を行う(ステップ109)。
【0107】一方、ステップ104において、取得した
RR内のホームアドレスを有するエントリがないと判定
した場合には(S104でNO)、MSR150は、記
憶しているエントリの数が所定数以下であるか否かを判
定する(ステップ110)。記憶しているエントリの数
が所定数以下である場合には、MSR150は、取得し
たRR内のホームアドレスと気付アドレスとを対応付け
たエントリを新たに記憶する(ステップ111)。
【0108】次にMSR150は、該当するエントリの
生存時間をリセットし(ステップ107)、取得したR
R内の気付アドレスに自身のアドレスを設定して(ステ
ップ108)、ルーチング処理を行う(ステップ10
9)。また、記憶しているエントリの数が所定数を超え
る場合には、MSR150は、ステップ107及びステ
ップ108の処理を行わずに、そのままルーチング処理
を行う(ステップ109)。このように、MSRのキャ
ッシュの容量に応じて格納するエントリ数を制限するこ
とによって、MSRの負荷を軽減することができる。ま
た、上述したように、エントリを格納してから一定時間
経過後は、エントリが破棄されるので、このような制限
を設けていても、新たなエントリを格納することができ
なくなる、という事態は回避できる。
【0109】ステップ102に戻り、取得したパケット
がRRでないと判定した場合には(S102でNO)、
MSR150は、取得したパケットが自身宛であるか否
かを判定する(ステップ112)。取得したパケットが
自身宛である場合には(S112でYES)、MSR1
50は、そのパケットがカプセリングされているか否か
を判定する(ステップ113)。次にMSR150は、
パケットがカプセリングされている場合にはデカプセル
処理を行い(ステップ114)、カプセリングされてい
ない場合には上位層の処理を行う(ステップ115)。
【0110】また、ステップ112において取得したパ
ケットが自身宛でないと判定した場合には(S112で
NO)、MSR150は、そのパケットの宛先アドレス
がエントリにあるか否かを判定する(ステップ11
6)。宛先アドレスがエントリにある場合には、MSR
150は、該当エントリの気付アドレスを宛先にしてパ
ケットをカプセリングし(ステップ117)、ルーチン
グ処理を行う(ステップ109)。一方、宛先アドレス
がエントリにない場合には、MSR150は、そのまま
ルーチング処理を行う(ステップ109)。
【0111】このように、MSRは取得したパケットの
種類に応じて適切な処理を行い、取得パケットが登録要
求RRでも、自身宛てのパケットでも、エントリに記録
されたアドレスを含むパケットでもない場合に(S10
2、S112、S116すべてでNO)、通常のルータ
としての役割を果たす。
【0112】ところで、図10に示したフローチャート
では、ステップ105において、該当するエントリに記
録されている気付アドレスと、新たに取得したRRに含
まれる気付アドレスとの比較を行い、同一であると判定
された場合には、そのエントリの気付アドレスを更新せ
ずに維持する構成とした。しかし、すでに上述したよう
に、該当するエントリの気付アドレスとRR内の気付ア
ドレスが同一であるか否かにかかわらず、新たなRRを
取得した場合に、該当するエントリの気付アドレスを取
得したRRに含まれる気付アドレスへと更新する構成と
してもよい。
【0113】この場合には、MSR150は図11に示
す処理フローを行う。すなわち、ステップ104におい
て、取得したRR内のホームアドレスを有するエントリ
があると判定した場合(S104でYES)、そのエン
トリに記録された気付アドレスを取得したRR内の気付
アドレスに更新し(ステップ106)、該当そのエント
リの生存時間をリセットする(ステップ107)。該当
するエントリの気付アドレスとRR内の気付アドレスが
同一の場合は、更新の前後でエントリの内容は変わらな
いが、エントリ自体は更新され、その生存時間がリセッ
トされる。
【0114】図12は、本発明の第2実施形態に係るパ
ケット通信システム120の動作を説明するための図で
ある。第2実施形態では、各MSR150は、登録要求
RRに含まれている移動ノード(MN)110のホーム
アドレス、気付アドレス、および宛先アドレスを対応付
けたエントリを生成し、格納する。また、第2実施形態
では、移動ノード(MN)110の移動に伴ってパケッ
ト転送ルートが変更された場合に、先のルートを消去す
る消去要求を生成する。
【0115】図12において、移動ノード(MN)11
0は、ホームエージェントHA130が提供するホーム
リンク131で使用するホームアドレス「10.0.
0.3」を保持する。移動ノード(MN)110がホー
ムリンク131を離れて、AR140−1により提供さ
れる外部リンク141−1に移動すると、AR140−
1の外部エージェント機能は、外部リンク141−1に
存在する移動ノード(MN)110に対して、自身のア
ドレス「11.0.0.1」を気付アドレスとして与え
る(手順1)。
【0116】気付アドレスを取得した移動ノード(M
N)110は、AR140−1に対して、自身のホーム
アドレスと、HA130のアドレス「10.0.0.
1」及び通信相手ノードCN160のアドレス「20.
0.0.1」を送出し、新たな外部リンクでの位置登録
の設定を要求する登録要求RRを、HA130およびC
N160に送信するように要求する。この登録要求RR
は、移動ノード(MN)110へのパケットの転送経路
が変更されることを要求する転送経路管理パケットであ
る(手順2)。
【0117】AR140−1の外部エージェント機能
は、移動ノード(MN)110から送信要求を受ける
と、図13(A)および図14(A)にそれぞれ示す登
録要求RR1とRR1’を生成して、これをHA130
及びCN160へ向けて送信する(手順3)。
【0118】上述したように、第2実施形態では、AR
140−1からHA130へ向けて送信されるRR(R
R1)は、移動ノード(MN)110のホームアドレス
「10.0.0.3」と気付アドレス(CoA)である
AR140−1のアドレス「11.0.0.1」とを対
応付けたバインディング情報を含み、AR140−1の
アドレス「11.0.0.1」を転送元アドレス、HA
130のアドレス「10.0.0.1」を宛先アドレス
とする。
【0119】また、AR140−1からCN160へ向
けて送信されるRR1´は、図14(A)に示すよう
に、移動ノード(MN)110のホームアドレス「1
0.0.0.3」と気付アドレス(CoA)であるAR
140−1のアドレス「11.0.0.1」とを対応付
けた情報(バインディング)を含み、AR140−1の
アドレス「11.0.0.1」を転送元アドレス、CN
160のアドレス「20.0.0.1」を宛先アドレス
とする。
【0120】MSR150−3は、AR140−1から
送信されるRR1を取得すると、RR1に含まれる移動
ノード110のホームアドレス「10.0.0.3」、
気付アドレスであるAR140−1のアドレス「11.
0.0.1」、および宛先アドレスであるHA130の
アドレス「10.0.0.1」を対応付けたエントリを
生成し、内蔵するキャッシュ(図示せず)に記憶する。
そして、このエントリの生存時間をリセットする。
【0121】MSR150−3はまた、AR140−1
から送信されるRR1´を取得すると、RR1´内のホ
ームアドレス「10.0.0.3」と、気付アドレスで
あるAR140−1のアドレス「11.0.0.1」
と、宛先アドレスであるCN160のアドレス「20.
0.0.1」を対応付けたエントリを生成し、同じく内
蔵するキャッシュ(図示せず)に記憶し、そのエントリ
の生存時間をリセットする。
【0122】MSR150−3はさらに、RR1内の気
付アドレスであるAR140−1のアドレス「11.
0.0.1」を、自身のアドレス「33.0.0.1」
に設定するとともに、転送元アドレスであるAR140
−1のアドレス「11.0.0.1」を自身のアドレス
「33.0.0.1」に設定して、図13(B)に示す
RR2を生成し、このRR2を転送する。同様に、図1
4(B)に示すように、RR1´内の気付アドレスであ
るAR140−1のアドレス「11.0.0.1」を自
身のアドレス「33.0.0.1」に設定するととも
に、転送元アドレスであるAR140−1のアドレス
「11.0.0.1」を自身のアドレス「33.0.
0.1」に設定してRR2´を生成し、このRR2´を
転送する(手順4)。
【0123】MSR150−2においても、MSR15
0−3と同様の動作が行われる。すなわち、MSR15
0−2は、MSR150−3から転送されるRR2を取
得すると、RR2に含まれるホームアドレス「10.
0.0.3」、気付アドレスであるMSR150−3の
アドレス「33.0.0.1」、および宛先アドレスで
あるHA130のアドレス「10.0.0.1」を対応
付けたエントリを内蔵するキャッシュ(図示せず)に記
憶するとともに、そのエントリの生存時間をリセットす
る。
【0124】また、MSR150−2は、MSR150
−3からCN160に宛てられたRR2´を取得する
と、RR2´内のホームアドレス「10.0.0.
3」、気付アドレスであるMSR150−3のアドレス
「33.0.0.1」、および宛先アドレスであるCN
160のアドレス「20.0.0.1」を対応付けたエ
ントリを内蔵するキャッシュ(図示せず)に記憶すると
ともに、そのエントリの生存時間をリセットする。
【0125】MSR150−2はさらに、図13(C)
に示すように、RR2内の気付アドレスであるMSR1
50−3のアドレス「33.0.0.1」を自身のアド
レス「32.0.0.1」に設定するとともに、転送元
アドレスであるMSR150−3のアドレス「33.
0.0.1」を自身のアドレス「32.0.0.1」に
設定したRR3を生成し、このRR3を転送する。同様
に、図14(C)に示すように、RR2´内の気付アド
レスであるMSR150−3のアドレス「33.0.
0.1」を自身のアドレス「32.0.0.1」に設定
するとともに、転送元アドレスであるMSR150−3
のアドレス「33.0.0.1」を自身のアドレス「3
2.0.0.1」に設定したRR3´を生成し、このR
R3´を転送する(手順5)。
【0126】MSR150−1は、MSR150−2か
ら送信されたRR3を取得すると、RR3に含まれるホ
ームアドレス「10.0.0.3」、気付アドレスであ
るMSR150−2のアドレス「32.0.0.1」、
および宛先アドレスであるCN160のアドレス「2
0.0.0.1」を対応付けたエントリを内蔵するキャ
ッシュ(図示せず)に記憶するとともに、そのエントリ
の生存時間をリセットする。
【0127】MSR150−1はさらに、図13(D)
に示すように、RR3内の気付アドレスであるMSR1
50−2のアドレス「32.0.0.1」を自身のアド
レス「31.0.0.1」に設定するとともに、転送元
アドレスであるMSR150−2のアドレス「32.
0.0.1」を自身のアドレス「31.0.0.1」に
設定したRR4を生成し、このRR4を転送する(手順
6)。
【0128】HA130は、RR4を受信すると、パケ
ット通信システム(モバイルIPv4システム)120
のホームエージェントとして、RR4に含まれる移動ノ
ード(MN)110のホームアドレス「10.0.0.
3」、気付アドレスである直前ノードMSR150−1
のアドレス「31.0.0.1」、および宛先アドレス
である自身のアドレス「10.0.0.1」を対応付け
たエントリを生成し、内蔵するキャッシュ(図示せず)
に記憶する(手順7)。
【0129】一方、MSR150−2から通信相手ノー
ドCN160に宛てられたRR3´は、MSR150−
5で取得される。MSR150−5は、RR3´を取得
すると、RR3´に含まれるホームアドレス「10.
0.0.3」、気付アドレスであるMSR150−3の
アドレス「33.0.0.1」、および宛先アドレスで
あるCN160のアドレス「20.0.0.1」を対応
付けたエントリを生成し、内蔵するキャッシュ(図示せ
ず)に記憶する。そして、そのエントリの生存時間をリ
セットする。
【0130】MSR150−5はさらに、図14(D)
に示すように、RR3´内の気付アドレスであるMSR
150−2のアドレス「32.0.0.1」を自身のア
ドレス「35.0.0.1」に設定するとともに、転送
元アドレスであるMSR150−2のアドレス「32.
0.0.1」を自身のアドレス「35.0.0.1」に
設定したRR4´を生成し、このRR4´を転送する
(手順8)。
【0131】RR4´を受信したCN160は、RR4
´内のホームアドレス「10.0.0.3」、気付アド
レスであるMSR150−5のアドレス「35.0.
0.1」、および宛先アドレスである自身のアドレス
「20.0.0.1」を対応付けたエントリを生成し、
内蔵するキャッシュ(図示せず)に記憶する(手順
9)。
【0132】図15は、第2実施例において、移動ノー
ド(MN)110が、さらに別の外部リンクへと移動す
る際のパケット通信システム120の動作を説明するた
めの図である。移動ノード(MN)110は、外部リン
ク141−1を離れて、AR140−2によって提供さ
れる外部リンク141−2に移動する(手順1)。
【0133】移動先の外部エージェントであるAR14
0−2は、外部リンク141−2に移動してきた移動ノ
ード(MN)110に対して、自身のアドレス「12.
0.0.1」を気付アドレスとして与える(手順2)。
【0134】気付アドレスを取得した移動ノード(M
N)110は、AR140−2に対して、自身が有する
ホームアドレス「10.0.0.3」と、ホームエージ
ェントHA130のアドレス「10.0.0.1」およ
び通信相手ノードCN160のアドレス「20.0.
0.1」を送出するとともに、外部リンク141−2へ
の移動を通知する登録要求RRを、HA130及びCN
160へ送信するように要求する(手順3)。
【0135】AR140−2の外部エージェント機能
は、移動ノード(MN)110から送信要求を受ける
と、HA130に宛てた登録要求RR1と、CN160
に宛てたRR1´を生成して、これらをHA130及び
CN160へ向けて送信する(手順4)。
【0136】MSR150−4は、AR140−2から
送信されるRR1を取得すると、RR1内のホームアド
レス「10.0.0.3」、気付アドレスであるAR1
40−2のアドレス「12.0.0.1」、および宛先
アドレスであるHA130のアドレス「10.0.0.
1」を対応付けたエントリを生成し、内蔵するキャッシ
ュ(図示せず)に記憶する。そして、そのエントリの生
存時間をリセットする。同様に、MSR150−4は、
AR140−2から送信されるRR1´を取得すると、
RR1´内のホームアドレス「10.0.0.3」、気
付アドレスであるAR140−2のアドレス「12.
0.0.1」、および宛先アドレスであるCN160の
アドレス「20.0.0.1」を対応付けたエントリを
生成し、内蔵するキャッシュ(図示せず)に記憶する。
そして、そのエントリの生存時間をリセットする。
【0137】MSR150−4はさらに、RR1内の気
付アドレスであるAR140−2のアドレス「12.
0.0.1」を、自身のアドレス「34.0.0.1」
に設定するとともに、転送元アドレスであるAR140
−2のアドレス「12.0.0.1」を自身のアドレス
「34.0.0.1」に設定して、RR2を生成し、こ
のRR2を転送する。同様に、MSR150−4は、R
R1´内の気付アドレスであるAR140−2のアドレ
ス「12.0.0.1」を、自身のアドレス「34.
0.0.1」に設定するとともに、転送元アドレスであ
るAR140−2のアドレス「12.0.0.1」を自
身のアドレス「34.0.0.1」に設定して、RR2
´を生成し、このRR2´を転送する(手順5)。
【0138】図15の例では、HA130に宛てられた
RR2はMSR150−2で取得され、CN160に宛
てられたRR2´は、MSR150−5で取得される。
【0139】MSR150−2は、MSR150−4か
らのRR2を取得すると、RR2に含まれるホームアド
レス「10.0.0.3」と宛先アドレスであるHA1
30のアドレス「10.0.0.1」をキーとして、記
憶しているエントリを検索する。検索の結果、RR2内
のホームアドレス「10.0.0.3」及び宛先アドレ
スであるHA130のアドレス「10.0.0.1」を
有するエントリを見つけると、このエントリにおいて、
ホームアドレス「10.0.0.3」および宛先アドレ
ス「10.0.0.1」に対応付けて記録されている気
付アドレス(この例では、MSR150−3のアドレス
「33.0.0.1」)に着目する。そして、エントリ
内の気付アドレスであるMSR150−3のアドレス
「33.0.0.1」と、取得したRR2内の気付アド
レスであるMSR150−4のアドレス「34.0.
0.1」とを比較する。ここでは、これらのアドレスが
異なっているので、MSR150−2は、エントリ内の
気付アドレスであるMSR150−3のアドレス「3
3.0.0.1」を、取得したRR2に含まれる気付ア
ドレスであるMSR150−4のアドレス「34.0.
0.1」に更新するとともに、そのエントリの生存時間
をリセットする(手順6)。
【0140】MSR150−2はさらに、RR2内の気
付アドレスであるMSR150−4のアドレス「34.
0.0.1」を、自身のアドレス「32.0.0.1」
に設定するとともに、転送元アドレスであるMSR15
0−4のアドレス「34.0.0.1」を自身のアドレ
ス「32.0.0.1」に設定したRR3を生成し、こ
のRR3を転送する(手順7)。
【0141】RR3を取得したMSR150−1は、R
R3内のホームアドレス「10.0.0.3」と宛先ア
ドレスであるHA130のアドレス「10.0.0.
l」をキーとして、記憶しているエントリを検索する。
検索の結果、RR3内のホームアドレス「10.0.
0.3」及び宛先アドレスであるHA130のアドレス
「10.0.0.1」を有するエントリを発見すると、
このエントリにおいてホームアドレス「10.0.0.
3」および宛先アドレス「10.0.0.1」に対応付
けられている気付アドレス(この例ではMSR150−
2のアドレス「32.0.0.1」)と、今回取得した
RR3内の気付アドレスであるMSR150−2のアド
レス「32.0.0.1」とを比較する。ここでは、こ
れらのアドレスが同一である。このため、MSR150
−1は、エントリ内の気付アドレスを更新せずに、その
エントリの生存時間をリセットする。
【0142】MSR150−1はさらに、RR3内の気
付アドレスであるMSR150−2のアドレス「32.
0.0.1」を、自身のアドレス「31.0.0.1」
に設定するとともに、転送元アドレスであるMSR15
0−2のアドレス「32.0.0.1」を自身のアドレ
ス「31.0.0.1」に設定したRR4を生成し、こ
のRR4をHA130に宛てて転送する。
【0143】エントリに記録された気付アドレスを新た
な気付アドレスに変更したMSR150−2は、変更前
の気付アドレスに宛てた消去要求を生成し、送信する。
すなわち、MSR150−2は、図16(A)に示すよ
うに、更新したエントリ内のホームアドレス「10.
0.0.3」と、取得したRR3の宛先アドレスである
HA130のアドレス「10.0.0.1」とを含み、
エントリの変更前の気付アドレスであるMSR150−
3のアドレス「33.0.0.1」を宛先アドレスとし
た消去要求パケットER1を生成し、送信する(手順
8)。
【0144】MSR150−3は、MSR150−2か
らER1を取得すると、ER1内のホームアドレス「1
0.0.0.3」及びRR3の宛先アドレスであるHA
130のアドレス「10.0.0.1」をキーとして、
記憶しているエントリを検索する。検索の結果、ER1
内のホームアドレス「10.0.0.3」及びRR3の
宛先アドレスであるHA130のアドレス「10.0.
0.1」を有するエントリを見つけると、そのエントリ
を消去する(手順9)。
【0145】このエントリには、ホームアドレス「1
0.0.0.3」および宛先アドレス「10.0.0.
1」に対応付けて、AR140−1のアドレス「11.
0.0.1」が気付けアドレスとして記録されている。
なお、MSR150−3は、ER1を取得しなかった場
合でも、該当するエントリの生存時間がゼロになれば、
このエントリを消去する。
【0146】MSR150−3はさらに、取得したER
1内に宛先アドレスとして含まれていた自身のアドレス
に代えて、消去したエントリに記録されていた気付アド
レスであるAR140−1のアドレス「11.0.0.
1」に設定し、さらにER1内の転送元アドレスを、自
身のアドレス「33.0.0.1」に設定して、図16
(B)に示す消去要求パケットER2を生成し、転送す
る(手順10)。
【0147】このような動作により、HA130からM
SR150−1、MSR150−2及びMSR150−
3を経てAR140−1に至るパケット転送経路が消去
され、新たにHA130からMSR150−1、MSR
150−2及びMSR150−4を経てAR140−2
に至る経路が設定されることになる。
【0148】一方、MSR150−4から通信相手ノー
ドであるCN160に宛てられた登録要求RR2´は、
MSR150−5で取得される。MSR150−5はR
R2´を取得すると、RR2´内のホームアドレス「1
0.0.0.3」と宛先アドレスであるCN160のア
ドレス「20.0.0.1」をキーとして、記憶してい
るエントリを検索する。検索の結果、RR2´内のホー
ムアドレス「10.0.0.3」及び宛先アドレスであ
るCN160のアドレス「20.0.0.1」を有する
エントリを見つけると、エントリ中でホームアドレス
「10.0.0.3」および宛先アドレス「20.0.
0.1」と対応付けられている気付アドレスに着目す
る。この場合、エントリに記録されている気付アドレス
は、MSR150−2のアドレス「32.0.0.1」
である。MSR150−5は、エントリに記録された気
付アドレスであるMSR150−2のアドレス「32.
0.0.1」と、今回取得したRR2´に含まれる気付
アドレスであるMSR150−4のアドレス「34.
0.0.1」とを比較する。ここでは、これらのアドレ
スが異なっている。このため、MSR150−5は、エ
ントリ内の気付アドレスであるMSR150−2のアド
レス「32.0.0.1」を、取得したRR2´内の気
付アドレスであるMSR150−4のアドレス「34.
0.0.1」に変更するとともに、そのエントリの生存
時間をリセットする(手順11)。
【0149】MSR150−5はさらに、RR2´内の
気付アドレスであるMSR150−4のアドレス「3
4.0.0.1」を、自身のアドレス「35.0.0.
1」に設定するとともに、転送元アドレスであるMSR
150−4のアドレス「34.0.0.1」を自身のア
ドレス「35.0.0.1」に設定したRR3´を生成
し、このRR3´を転送する(手順12)。
【0150】MSR150−5は、登録要求RR´を生
成するとともに、更新されたエントリの変更前の気付ア
ドレスに宛てた消去要求ER1´を生成する。消去要求
ER1´は、図16(C)に示すように、更新したエン
トリ内のホームアドレス「10.0.0.3」と取得し
たRR3´の宛先アドレスであるCN160のアドレス
「20.0.0.1」を含み、エントリに記録されてい
た変更前の気付アドレスであるMSR150−2のアド
レス「32.0.0.1」を宛先アドレスとする。MS
R150−5は生成した消去要求ER1´を送信する
(手順13)。
【0151】MSR150−2は、MSR150−5か
らの消去要求ER1´を取得すると、ER1´内のホー
ムアドレス「10.0.0.3」及びRR3´の宛先ア
ドレスであるCN160のアドレス「20.0.0.
1」をキーとして、記憶しているエントリを検索する。
検索の結果、ER1´内のホームアドレス「10.0.
0.3」及びRR3´の宛先アドレスであるCN160
のアドレス「20.0.0.1」を有するエントリを見
つける。このエントリには、ホームアドレス「10.
0.0.3」、および宛先アドレス「20.0.0.
1」と対応付けて、気付アドレスとしてMSR140−
3のアドレス「33.0.0.1」が記録されている。
MSR150−2は、消去要求ER1´にしたがって、
検索したエントリを消去する(手順14)。なお、MS
R150−2は、ER1´を取得しなかった場合でも、
該当するエントリの生存時間がゼロになれば、そのエン
トリを消去する。
【0152】MSR150−2はさらに、図16(D)
に示すように、ER1´内の宛先アドレスを、消去した
エントリ内に記録されていた気付アドレスであるMSR
150−3のアドレス「33.0.0.1」に設定する
とともに、ER1´内の転送元アドレスを、自身のアド
レス「32.0.0.1」に設定して、新たな消去要求
パケットER2´を生成し、転送する(手順15)。
【0153】MSR150−3は、MSR150−2か
らのER2´を取得すると、ER2´内のホームアドレ
ス「10.0.0.3」及びRR3´の宛先アドレスで
あるCN160のアドレス「20.0.0.1」をキー
として、記憶しているエントリを検索する。検索の結
果、ER2´内のホームアドレス「10.0.0.3」
及びRR3´の宛先アドレスであるCN160のアドレ
ス「20.0.0.1」を有するエントリを見つける
と、このエントリを消去する(手順16)。
【0154】消去されたエントリには、ホームアドレス
「10.0.0.3」と、宛先アドレスであるCN16
0のアドレス「20.0.0.1」に対応付けて、AR
140−1のアドレス「11.0.0.1」が気付アド
レスとして記録されている。なお、MSR150−3
は、ER2´を取得しなかった場合でも、該当するエン
トリの生存時間がゼロになれば、そのエントリを消去す
る。
【0155】次にMSR150−3は、図16(E)に
示すように、ER2´に含まれていた宛先アドレスを、
消去したエントリに記録されていた気付アドレスである
AR140−1のアドレス「11.0.0.1」に設定
するとともに、ER2´内の転送元アドレスを、自身の
アドレス「33.0.0.1」に設定して、消去要求パ
ケットER3´を生成し、転送する(手順17)。
【0156】このような動作により、移動ノード(M
N)110の移動にともなって、CN160からMSR
150−5、MSR150−2及びMSR150−3を
経てAR140−1に至るパケット転送経路が消去さ
れ、CN160からMSR150−5及びMSR150
−4を経て移動先の外部リンク141−2を提供するA
R140−2へ至る新たなパケット転送経路が設定され
る。
【0157】図17は、第2実施形態におけるMSR1
50の詳細な動作を説明する。MSR150は、パケッ
トを取得すると(ステップ201)、取得したパケット
がRRであるか否かを判定する(ステップ202)。
【0158】取得したパケットがRRであった場合に
は、MSR150は、そのRRに含まれるホームアドレ
ス及び宛先アドレスをキーとして、記憶しているエント
リを検索し(ステップ203)、取得したRR内のホー
ムアドレス及び宛先アドレスを有するエントリがあるか
否かを判定する(ステップ204)。
【0159】取得したRR内のホームアドレス及び宛先
アドレスを有するエントリがある場合には(S204で
YES)、MSR150は、該当するエントリの気付ア
ドレスとRR内の気付アドレスが異なるか否かを判定す
る(ステップ205)。該当するエントリの気付アドレ
スとRR内の気付アドレスが異なる場合には(S205
でYES)、MSR150は、該当するエントリの気付
アドレスを、取得したRR内の気付アドレスに更新する
(ステップ206)。
【0160】MSR150はまた、エントリのホームア
ドレスと取得したRR内の宛先アドレスを含み、更新前
のエントリに記録されていた気付アドレスを宛先とする
消去要求ERを生成、送信する(ステップ207)。そ
して、更新したエントリの生存時間をリセットする(ス
テップ208)。
【0161】ステップ205で、該当するエントリの気
付アドレスと取得したRR内の気付アドレスが同一であ
る場合には(S205でNO)、ステップ206および
207(エントリの気付アドレスの変更および消去要求
の生成)を行わずに、ステップ208へジャンプして、
このエントリの生存時間をリセットする。
【0162】MSR150はさらに、取得したRR内の
気付アドレスに自身のアドレスを設定し(ステップ20
9)、新たな登録要求RRのルーチング処理を行う(ス
テップ210)。
【0163】一方、ステップ204において、取得した
RR内のホームアドレス及び宛先アドレスを有するエン
トリがないと判定した場合には(S204でNO)、取
得したRRに含まれるホームアドレスと、気付アドレス
と、宛先アドレスとを対応付けたエントリを新たに生成
し、格納する(ステップ212)。そして、生成したエ
ントリの生存時間をリセットする(ステップ208)。
MSR150はさらに、取得したRR内の気付アドレス
に自身のアドレスを設定して(ステップ209)、新た
な登録要求RRのルーチング処理を行う(ステップ21
0)。
【0164】ステップ202に戻り、取得したパケット
がRRでないと判定した場合には(S202でNO)、
MSR150は、取得したパケットが自身宛の消去要求
ERであるか否かを判定する(ステップ213)。取得
したパケットが自身宛のERである場合には、MSR1
50は、取得した消去要求ERに含まれるホームアドレ
ス及びRRの宛先アドレスを有するエントリを消去する
(ステップ214)。そして、ER内の宛先アドレス
に、消去したエントリの気付アドレスを設定して新たな
消去要求ERを生成し、これを転送する(ステップ21
5)。
【0165】ステップ213において、取得したパケッ
トが自身宛の消去要求ERでないと判定した場合には
(S213でNO)、MSR150はさらに、取得した
パケットが自身宛のパケットであるか否かを判定する
(ステップ216)。取得したパケットが自身宛のパケ
ットである場合には(S216でYES)、MSR15
0は、そのパケットがカプセリングされているか否かを
判定する(ステップ217)。パケットがカプセリング
されている場合には(S217でYES)、デカプセル
処理を行い(ステップ218)、カプセリングされてい
ない場合には(S217でNO)、上位層の処理を行う
(ステップ219)。
【0166】一方、ステップ216において、取得した
パケットが自身宛でないと判定した場合には(S216
でNO)、MSR150は、そのパケットの宛先アドレ
スがエントリに記録されたものであるか否かを判定する
(ステップ220)。宛先アドレスがエントリにある場
合には(S220でYES)、MSR150は、該当エ
ントリの気付アドレスを宛先にして取得したパケットを
カプセリングし(ステップ221)、ルーチング処理を
行う(ステップ210)。一方、宛先アドレスがエント
リにない場合には(S220でNO)、MSR150
は、そのままルーチング処理を行う(ステップ21
0)。
【0167】このように第2実施形態のパケット通信シ
ステムでは、MSR150は、ホームアドレスと宛先ア
ドレスは同じであるが異なる気付アドレスを含む新たな
登録要求RRを受け取ったときに、エントリに記録され
た気付アドレスを変更してエントリを更新するととも
に、変更前の気付アドレスに宛てた消去要求ERを生成
し、転送する。同時に、登録要求に含まれる気付アドレ
スに自身のアドレスを設定して、新たな登録要求を転送
する。
【0168】一方、他のMSRから消去要求を受け取っ
た場合は、その消去要求に含まれるホームアドレスと本
来RRに含まれていた宛先アドレスとを記録するエント
リを消去し、消去したエントリに記録されていた気付ア
ドレスに宛てた新たな消去要求ERを生成してこれを転
送する。このような構成により、移動ノード(MN)1
10の移動につれて、この移動ノード(MN)110へ
のパケット転送経路が確実に更新される。
【0169】図18は、本発明の効果を示す図である。
図18に示すように、移動ノード(MN)110が外部
リンク141間を移動することによりパケット転送経路
が変化した場合に、移動先の外部リンクを提供するAR
140からの登録要求RRが最終的な宛先であるHA1
30やCN160に到達しなくても、移動ノード(M
N)110の移動前に設定されていた転送経路と移動後
に設定される新しい転送経路との分岐点にあるMSR1
50(例えば同図のMSR150−2やMSR150−
4)まで到達していれば、HA130やCN160から
送信されたパケットは、その分岐点にあるMSR150
から新しい転送経路へと導かれる。結果として、パケッ
トロスを低減することが可能となる。
【0170】従来の技術では、移動ノード(MN)11
0が外部リンク141間を移動すると、移動先の外部リ
ンク141を提供するAR140から送信されたRRが
HA130又はCN160へ到達する前に、HA130
又はCN160から送信された行き違いのパケットは、
移動前の外部リンク141を提供するAR140に転送
されていた。このため、移動先の外部リンク141に存
在する移動ノード(MN)110にはこのパケットが届
けられず、パケットロスが生じていた。本発明は、この
ような従来のパケット転送技術に比較して、パケット転
送の確実性が大幅に向上し、通信品質の信頼性が向上す
る。
【0171】なお、上述した実施形態では、IPv4の
アドレス体系に基づいてパケットをルーチングするIP
v4パケット通信システムを例にとって説明したが、I
Pv6のアドレス体系に基づいてパケットをルーチング
するIPv6パケット通信システムについても、本発明
を適用することができる。
【0172】上述した移動サポートルータMSRは、パ
ケット通信システム120におけるパケット転送経路管
理装置として機能し、移動ノードとホームエージェント
(HA)および/または通信相手ノード(CN)との間
でやりとりされるパケットを途中で取得するパケット取
得手段を有する。パケット取得手段による取得動作は、
図10のステップ101および図17のステップS20
1に対応する。
【0173】パケット取得手段は、移動ノードが新たな
リンク(第1のリンク)に移動したときに、ホームエー
ジェントおよび/または通信相手ノードに新たに送られ
る登録要求RRを取得する。また、相手通信ノードおよ
び/またはホームエージェントHAから移動ノードに宛
てられたデータパケットを取得する。さらに、移動ノー
ドがリンク間を移動してパケット転送経路が変更される
際に、以前の経路を消去するための消去要求を取得す
る。
【0174】移動サポートルータMSRはまた、取得し
た登録要求に含まれる移動ノードのホームアドレスと気
付アドレスを記録するエントリを生成し格納するエント
リ格納手段(第1のエントリ格納手段)を有する。この
ような第1のエントリ格納手段の動作は、図10のステ
ップ103〜106、ステップ110、111、および
図17のステップ203〜206、212に対応する。
【0175】移動サポートルータMSRはまた、登録要
求を取得したときに、取得した登録要求に含まれる気付
アドレスを、移動サポートルータMSR自身のアドレス
に変更して登録要求を更新し、新たな登録要求をホーム
エージェントおよび/または通信相手ノードに宛てて送
信する登録要求中継手段を有する。このような登録要求
中継手段の動作は、図10の処理フローのステップ10
8、および図17のステップ209に対応する。
【0176】移動サポートルータMSRはさらに、自身
が保持するエントリに記録されたホームアドレスを有す
る移動ノードに宛てられたデータパケットを取得した場
合に、このデータパケットを包含する転送用パケットを
生成し、生成した転送用パケットを、エントリにホーム
アドレスとともに記録されている気付アドレスに宛てて
送信するパケット転送手段を有する。このようなパケッ
ト転送手段の動作は、図10のステップ109、11
6、117および図17のステップ210、220、2
21に対応する。
【0177】移動サポートルータはさらに、移動ノード
の移動にともなってエントリの気付けアドレスが変更さ
れた場合に、移動ノードのホームアドレスと登録要求の
宛先アドレスに対応付けてエントリに記録されていた変
更前の気付アドレスに宛てて、消去要求を生成し、送信
する消去要求生成手段をさらに有する。このような消去
要求生成手段の動作は図17のステップ207に対応す
る。
【0178】パケット取得手段が、たとえば他の移動サ
ポートルータから消去要求を取得した場合に、移動サポ
ートルータのエントリ格納手段は、取得した消去要求に
含まれているホームアドレスと登録要求の宛先アドレス
とを記録したエントリを消去する。このようなエントリ
格納手段の動作は、図17のステップ214に対応す
る。この場合、消去要求手段は、消去されたエントリに
記録されていた気付アドレスに宛てた新たな消去要求を
生成し、転送する。このような消去要求手段の動作は、
図17のステップ215に対応する。
【0179】以上、良好な実施形態に基づいて本発明を
説明してきたが、本発明はこのような形態に限定される
ものではない。たとえば実施形態では、登録要求RRを
外部リンクを提供するアクセスルータ(AR)において
生成する例を用いて説明したが、登録要求を移動ノード
(MN)において生成し、これをホームエージェントお
よび/または通信相手ノードに転送するようにアクセス
ルータに対して要求する構成としてもよい。
【0180】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、移
動ノードが外部リンク間を移動した場合に、移動にとも
なう転送経路の変更を通知する登録要求(転送経路管理
パケット)が移動サポートルータに到達していれば、移
動ノードから少なくともその移動サポートルータに至る
まで、新たなパケット転送経路が設定される。したがっ
て、通信相手ノードから移動ノードに宛てられたパケッ
トは、移動サポートノードのエントリに記録された変更
後の転送経路をたどって、移動ノードへと確実に転送さ
れる。
【0181】これにより、従来、移動ノードの移動時に
生じていたパケットロスを大幅に低減することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパケット通信システム
の構成例を示す図である。
【図2】第1実施形態において、登録要求RRを転送す
る際のパケット通信システムの動作を説明するための図
である。
【図3】第1実施形態における登録要求RRの構成例を
示す図である。
【図4】第1実施形態において、通信相手ノードCNか
ら移動ノードMNへパケットを送信する際のパケット通
信システムの動作を説明するための図である。
【図5】第1実施形態におけるデータパケット及び転送
用パケットの一例を示す図である。
【図6】第1実施形態において、ルートオプチマイゼー
ションを適用する際のパケット通信システムの動作を説
明するための図である。
【図7】第1実施形態において、通信相手ノードCNか
ら送信されたデータパケットが、移動ノードのホームア
ドレスの含んだエントリを有するMSRを通過する際の
パケット通信システムの動作を説明するための図であ
る。
【図8】第1実施形態において、移動ノードMNが外部
リンクを移動する際のパケット通信システムの動作を説
明するための図である。
【図9】第1実施形態において、移動ノードMNが外部
リンクを更に移動する際のパケット通信システムの動作
を説明するための図である。
【図10】第1実施形態における移動サポートルータM
SRの詳細な動作を示すフローチャートである。
【図11】第1実施形態における移動サポートルータM
SRの詳細な動作を示すフローチャートの他の例であ
る。
【図12】第2実施形態において、登録要求を転送する
際のパケット通信システムの動作を説明するための図で
ある。
【図13】第2実施形態においてホームエージェントH
Aへ宛てられた登録要求RRの構成例を示す図である。
【図14】第2実施形態において通信相手ノードCNに
宛てられた登録要求RR´の構成例を示す図である。
【図15】第2実施形態において、移動ノードMNが外
部リンクを移動する際のパケット通信システムの動作を
説明するための図である。
【図16】第2実施形態における消去要求パケットの構
成例を示す図である。
【図17】第2実施形態における移動サポートルータM
SRの詳細な動作を示すフローチャートである。
【図18】本発明における効果を説明するための図であ
る。
【図19】従来のパケット通信ネットワークの構成例を
示す図である。
【図20】従来のパケット通信ネットワークの動作を説
明するための図である。
【図21】従来のパケット通信ネットワークで送受信さ
れるパケットの構成例を示す図であり、図21(A)は
登録要求RRの例を、図21(B)は、移動ノードのホ
ームアドレスに宛てられたパケットの例を、図21
(C)はトネリングパケットの一例を示す図である。
【符号の説明】
100 パケット通信ネットワーク 110 移動ノード(MN) 120 パケット通信システム(IPv4通信システ
ム) 130 ホームエージェント(HA) 140−1〜140−4 アクセスルータ(AR) 150−1〜150−6 移動サポートルータMSR
(パケット転送経路管理装置) 160 通信相手ノード RR 登録要求 DP データパケット TP 転送用パケット ER 消去要求
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡島 一郎 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 梅田 成視 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K030 GA12 GA13 HA08 HC09 HD10 JT09 KA05 LB05 LD17 MD07 5K067 AA23 BB21 CC08 DD57 EE02 EE10 EE16 HH07 HH31

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動ノードにホームリンクおよびホーム
    アドレスを提供するホームエージェントと、 各々が外部リンクを提供し、前記移動ノードが当該外部
    リンクに移動したときに、前記移動ノードに気付アドレ
    スを提供する1以上のアクセスルータと、 前記移動ノードと前記ホームエージェントおよび/また
    は任意の通信相手ノードとの間で、パケットを取得し
    て、取得したパケットを宛先まで中継する1以上のパケ
    ット転送経路管理装置とを含み、前記パケット転送経路
    管理装置は、前記移動ノードが第1の外部リンクに移動
    したときに、前記ホームエージェントおよび/または通
    信相手ノードに宛てて送信された第1の登録要求を取得
    し、 前記第1の登録要求に含まれている移動ノードのホーム
    アドレスと気付アドレスとを記録する第1のエントリを
    生成して格納し、 前記第1の登録要求に含まれている気付アドレスを自己
    のアドレスに変更して第1の登録要求を更新し、更新さ
    れた第1の登録要求を前記ホームエージェントおよび/
    または通信相手ノードに転送することを特徴とするパケ
    ット通信システム。
  2. 【請求項2】 前記パケット転送経路管理装置は、前記
    第1のエントリに記録されたホームアドレスを有する移
    動ノードに宛てられたデータパケットを取得した場合
    に、このデータパケットを包含する転送用パケットを生
    成し、生成した転送用パケットを、当該第1のエントリ
    にホームアドレスとともに記録された気付アドレスに宛
    てて送信することを特徴とする請求項1に記載のパケッ
    ト通信システム。
  3. 【請求項3】 前記パケット転送経路管理装置は、取得
    したパケットが登録要求でもなく、パケット転送経路管
    理装置自身に宛てられたものでもなく、前記第1のエン
    トリに記録されたアドレスを含むものでもない場合に、
    前記取得したパケットをそのまま当該パケットの宛先に
    転送することを特徴とする請求項2に記載のパケット通
    信システム。
  4. 【請求項4】 前記ホームエージェントは、前記更新さ
    れた第1の登録要求を受け取ると、当該更新された第1
    の登録要求に含まれるホームアドレスと気付アドレスを
    記録する第2のエントリを格納し、 前記第2のエントリに記録されたホームアドレスを有す
    る移動ノードに宛てられたデータパケットを取得した場
    合に、このデータパケットを包含する転送用パケットを
    生成し、生成した転送用パケットを、前記第2のエント
    リに前記ホームアドレスとともに記録された気付アドレ
    スに宛てて送信することを特徴とする請求項1に記載の
    パケット通信システム。
  5. 【請求項5】 前記パケット転送経路管理装置は、前記
    第1の登録要求を取得したときに、格納された第1のエ
    ントリの数が所定値に達している場合は、新たに第1の
    エントリを格納することなく、かつ、取得した第1の登
    録要求の気付アドレスを変更することなく、取得した第
    1の登録要求をそのまま送信することを特徴とする請求
    項1に記載のパケット通信システム。
  6. 【請求項6】 前記パケット転送経路管理装置は、前記
    移動ノードが第2の外部リンクに移動したときに、前記
    ホームエージェントおよび/または通信相手ノードに宛
    てられた第2の登録要求を取得し、前記第1のエントリ
    に記録された移動ノードの気付アドレスを、前記第2の
    登録要求に含まれる気付アドレスに変更することによっ
    て、前記第1のエントリを更新することを特徴とする請
    求項1に記載のパケット通信システム。
  7. 【請求項7】 前記第1のエントリは、前記ホームアド
    レスおよび前記気付アドレスに関連付けて、取得した登
    録要求に含まれる宛先アドレスを記録することを特徴と
    する請求項6に記載のパケット通信システム。
  8. 【請求項8】 前記第2の登録要求にしたがって前記第
    1のエントリの気付アドレスが変更された場合に、前記
    パケット転送経路管理装置は、前記ホームアドレスおよ
    び宛先アドレスとともに第1のエントリに記録されてい
    た変更前の気付アドレスに宛てて消去要求を生成し、送
    信することを特徴とする請求項7に記載のパケット通信
    システム。
  9. 【請求項9】 前記パケット転送経路管理装置は、前記
    第2の外部リンクに移動した移動ノードのホームアドレ
    スおよび対応する宛先アドレスを含む消去要求を受け取
    ったときに、当該ホームアドレスおよび宛先アドレスを
    記録した第1のエントリを消去し、前記消去された第1
    のエントリに前記ホームアドレスおよび宛先アドレスと
    ともに記録されていた気付アドレスに宛てて、新たな消
    去要求を生成し送信することを特徴とする請求項7また
    は8に記載のパケット通信システム。
  10. 【請求項10】 前記パケット転送経路管理装置は、前
    記第1のエントリを格納してから所定時間が経過した場
    合に、当該第1のエントリを破棄することを特徴とする
    請求項1〜9のいずれかに記載のパケット通信システ
    ム。
  11. 【請求項11】 移動ノードにホームリンクおよびホー
    ムアドレスを提供するホームエージェントと、各々が外
    部リンクを提供し前記移動ノードが前記外部リンクに移
    動したときに気付アドレスを提供する1以上のアクセス
    ルータとを含むパケット通信システムで用いられるパケ
    ット転送経路管理装置であって、 前記移動ノードと前記ホームエージェントおよび/また
    は任意の通信間ノードとの間でやりとりされるパケット
    を取得するパケット取得手段と、 前記パケット取得手段で取得されたパケットが、前記移
    動ノードが第1の外部リンクに移動したときに、前記ホ
    ームエージェントおよび/または任意の通信相手ノード
    に宛てられた第1の登録要求である場合に、前記取得し
    た第1の登録要求に含まれる移動ノードのホームアドレ
    スと気付アドレスを記録する第1のエントリを生成し格
    納する第1エントリ格納手段と、 前記第1の登録要求に含まれる気付アドレスを、前記パ
    ケット転送経路管理装置自身のアドレスに変更して第1
    の登録要求を更新し、更新した第1の登録要求を前記ホ
    ームエージェントおよび/または通信相手ノードに宛て
    て送信する登録要求中継手段と、を備えることを特徴と
    するパケット転送経路管理装置。
  12. 【請求項12】 前記パケット取得手段が、前記第1の
    エントリに記録されたホームアドレスの移動ノードに宛
    てられたデータパケットを取得した場合に、取得したデ
    ータパケットを包含する転送用パケットを生成し、生成
    した転送用パケットを、前記第1のエントリに前記ホー
    ムアドレスとともに記録された気付アドレスに宛てて送
    信するパケット転送手段をさらに備えることを特徴とす
    る請求項11に記載のパケット転送経路管理装置。
  13. 【請求項13】 前記パケット取得手段が取得したパケ
    ットが、登録要求でもなく、前記パケット転送経路管理
    装置自身に宛てられたものでもなく、前記第1のエント
    リに記録されたホームアドレスに宛てられたものでもな
    い場合に、前記パケット転送手段は、前記取得したパケ
    ットをそのまま当該パケットの宛先に転送することを特
    徴とする請求項12に記載のパケット転送経路管理装
    置。
  14. 【請求項14】 前記パケット取得手段が前記第1の登
    録要求を取得したときに、前記第1エントリ格納手段に
    格納された第1のエントリの数が所定値に達している場
    合は、前記第1エントリ格納手段は第1のエントリの生
    成を行わず、前記登録要求中継手段は、前記取得された
    第1の登録要求に含まれる気付アドレスの変更を行わず
    に、前記第1の登録要求をそのまま送信することを特徴
    とする請求項11に記載のパケット転送経路管理装置。
  15. 【請求項15】 前記パケット取得手段は、前記移動ノ
    ードが第2の外部リンクに移動したときに、前記ホーム
    エージェントおよび/または通信相手ノードに宛てられ
    た第2の登録要求を取得し、 前記第1エントリ格納手段は、前記第1のエントリに記
    録された気付アドレスを、前記第2の登録要求に含まれ
    る気付けアドレスに変更することによって前記第1のエ
    ントリを更新することを特徴とする請求項11に記載の
    パケット転送経路管理装置。
  16. 【請求項16】 前記第1エントリ格納手段は、前記ホ
    ームアドレスおよび気付アドレスに関連付けて、取得し
    た登録要求に含まれる宛先アドレスを記録することを特
    徴とする請求項15に記載のパケット転送経路管理装
    置。
  17. 【請求項17】 消去要求生成手段をさらに備え、前記
    消去要求生成手段は、前記第1のエントリの気付アドレ
    スが変更されたときに、前記ホームアドレスおよび宛先
    アドレスとともに前記第1のエントリに記録されていた
    変更前の気付アドレスに宛てて消去要求を生成し、送信
    することを特徴とする請求項16に記載のパケット転送
    経路管理装置。
  18. 【請求項18】 前記パケット取得手段は、前記第2の
    外部リンクに移動した移動ノードのホームアドレスおよ
    び対応の宛先アドレスを含む消去要求を取得し、 前記第1エントリ格納手段は、前記パケット取得手段が
    前記消去要求を取得した場合に、取得した消去要求に含
    まれるホームアドレスおよび宛先アドレスを記録した第
    1のエントリを消去し、 前記パケット転送経路管理装置は、消去要求生成手段を
    さらに備え、当該消去要求生成手段は、前記消去された
    第1のエントリに前記ホームアドレスおよび宛先アドレ
    スとともに記録されていた気付アドレスに宛てて、新た
    な消去要求を生成し送信することを特徴とする請求項1
    6に記載のパケット転送経路管理装置。
  19. 【請求項19】 前記パケット取得手段は、前記第1の
    エントリに記録されたホームアドレスおよび対応する宛
    先アドレスを含むさらに別の消去要求を、他のパケット
    転送経路管理装置から取得し、 前記第1エントリ格納手段は、前記パケット取得手段が
    前記別の消去要求を取得した場合に、前記別の消去要求
    に含まれるホームアドレスを記録した第1のエントリを
    消去し、 前記消去要求生成手段は、前記消去された第1のエント
    リに前記ホームアドレスおよび宛先アドレスとともに記
    録されていた気付アドレスに宛てて、新たな消去要求を
    生成し送信することを特徴とする請求項17に記載のパ
    ケット転送経路管理装置。
  20. 【請求項20】 前記第1エントリ格納手段は、前記第
    1のエントリを格納してから所定時間が経過したとき
    に、当該第1のエントリを破棄することを特徴とする請
    求項11〜19のいずれかに記載のパケット転送経路装
    置。
  21. 【請求項21】移動ノードにホームリンクおよびホーム
    アドレスを提供するホームエージェントと、各々が外部
    リンクを提供し前記移動ノードが前記外部リンクに移動
    してきたときに気付アドレスを提供する1以上のアクセ
    スルータとを含むパケット通信システムにおいて、前記
    移動ノードへのパケットの転送経路を管理するパケット
    転送経路管理方法であって、 前記ホームエージェントと、前記アクセスルータとの間
    に少なくともひとつのパケット転送経路管理装置を設定
    するステップと、 前記移動ノードが第1の外部リンクに移動したときに、
    前記ホームエージェントおよび/または任意の通信相手
    ノードに宛てられた第1の登録要求を、前記パケット転
    送経路管理装置で取得するステップと、 前記パケット転送経路管理装置において、前記取得した
    第1の登録要求に含まれる前記移動ノードのホームアド
    レスと気付アドレスを記録した第1のエントリを生成
    し、格納するステップと、 前記パケット転送経路管理装置において、前記第1の登
    録要求に含まれる気付アドレスを、前記パケット転送経
    路管理装置自身のアドレスに変更して前記第1の登録要
    求を更新し、更新した第1の登録要求を前記ホームエー
    ジェントおよび/または通信相手ノードに宛てて送信す
    るステップと、を備えることを特徴とするパケット転送
    経路管理方法。
  22. 【請求項22】 前記パケット転送経路管理装置で、前
    記移動ノードに宛てられたパケットを取得するステップ
    と、 前記取得したパケットに含まれるホームアドレスが、前
    記第1のエントリに記録されているか否かを判断するス
    テップと、 前記パケットに含まれるホームアドレスが前記第1のエ
    ントリに記録されたものである場合に、このパケットを
    包含する転送パケットを生成するステップと、 前記生成した転送パケットを、前記第1のエントリに前
    記ホームアドレスと関連付けて記録されていた気付アド
    レスに宛てて送信するステップとをさらに含むことを特
    徴とする請求項21に記載のパケット転送経路管理方
    法。
  23. 【請求項23】 前記パケット転送経路管理装置でパケ
    ットを取得するステップと、 前記パケットが、登録要求、または当該パケット転送経
    路管理装置自身に宛てられたパケット、または前記第1
    のエントリに記録されたアドレスへ宛てられたパケット
    のいずれかに該当するか否かを判断するステップと、 前記取得したパケットが、登録要求でもなく、当該パケ
    ット転送経路管理装置自身に宛てられたパケットでもな
    く、前記第1のエントリに記録されたアドレスを含むも
    のでもない場合に、前記取得したパケットをそのままパ
    ケットの宛先へ送信するステップとをさらに含むことを
    特徴とする請求項21に記載のパケット転送経路管理方
    法。
  24. 【請求項24】 前記更新された第1の登録要求を前記
    ホームエージェントで受け取るステップと、 前記ホームエージェントで、前記更新された第1の登録
    要求に含まれるホームアドレスと気付アドレスを記録す
    る第2のエントリを生成し、格納するステップと、 前記ホームエージェントが、前記第2のエントリに記録
    されたホームアドレスを有する移動ノードに宛てられた
    データパケットを取得した場合に、このデータパケット
    を包含する転送用パケットを生成するステップと、 前記生成した転送用パケットを、前記ホームエージェン
    トから、前記第2のエントリに前記ホームアドレスとと
    もに記録された気付アドレスに宛てて送信するステップ
    とをさらに含むことを特徴とする請求項21に記載のパ
    ケット転送経路管理方法。
  25. 【請求項25】 前記パケット転送経路管理装置に格納
    された第1のエントリの数が所定値に達しているか否か
    を判断するステップと、 前記所定値に達している場合は、新たに第1のエントリ
    を格納することなく、かつ取得した第1の登録要求の気
    付アドレスを変更することなく、当該第1の登録要求を
    前記パケット転送経路管理装置からそのまま送信するス
    テップとをさらに含むことを特徴とする請求項21に記
    載のパケット転送経路管理方法。
  26. 【請求項26】 前記移動ノードが第2の外部リンクに
    移動したときに、前記ホームエージェントおよび/また
    は通信相手ノードに宛てられた第2の登録要求を、前記
    パケット転送経路管理装置で取得するステップと、 前記第1のエントリに格納された当該移動ノードの気付
    アドレスを、前記第2の登録要求に含まれる気付アドレ
    スに変更することによって、前記第1のエントリを更新
    するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項2
    1に記載のパケット転送経路管理方法。
  27. 【請求項27】 前記第1のエントリは、前記ホームア
    ドレスおよび前記気付アドレスに関連付けて、取得した
    登録要求に含まれる宛先アドレスをさらに含むことを特
    徴とする請求項26に記載のパケット転送経路管理方
    法。
  28. 【請求項28】 前記第1のエントリの気付アドレスが
    変更された場合に、前記パケット転送経路管理装置にお
    いて、前記ホームアドレスおよび宛先アドレスとともに
    前記第1のエントリに記録されていた変更前の気付アド
    レスに宛てて、消去要求を生成し、送信するステップを
    さらに含むことを特徴とする請求項27に記載のパケッ
    ト転送経路管理方法。
  29. 【請求項29】 前記パケット転送経路管理装置で、前
    記第2の外部リンクに移動した移動ノードのホームアド
    レスおよび対応の宛先アドレスを含む消去要求を取得す
    るステップと、 前記消去要求に含まれるホームアドレスおよび宛先アド
    レスを記録した第1のエントリを、前記パケット転送経
    路管理装置から消去するステップと、 前記消去された第1のエントリに前記ホームアドレスお
    よび宛先アドレスとともに記録されていた気付アドレス
    に宛てて新たな消去要求を生成し、送信するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項27または28に
    記載のパケット転送経路管理方法。
  30. 【請求項30】 前記第1のエントリを格納してから所
    定時間が経過した場合に、前記パケット転送経路管理装
    置で当該第1のエントリを破棄するステップをさらに含
    むことを特徴とする請求項21〜29のいずれかに記載
    のパケット転送経路管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005069557A1 (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. モバイルルータ装置およびホームエージェント装置

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