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JP2003153227A - 放送受信処理システム、放送受信処理方法、及び受信装置に適用されるicカード - Google Patents

放送受信処理システム、放送受信処理方法、及び受信装置に適用されるicカード

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Publication number
JP2003153227A
JP2003153227A JP2001347641A JP2001347641A JP2003153227A JP 2003153227 A JP2003153227 A JP 2003153227A JP 2001347641 A JP2001347641 A JP 2001347641A JP 2001347641 A JP2001347641 A JP 2001347641A JP 2003153227 A JP2003153227 A JP 2003153227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
encrypted
decryption
decryption key
card
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2001347641A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Oi
伸一 大井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001347641A priority Critical patent/JP2003153227A/ja
Publication of JP2003153227A publication Critical patent/JP2003153227A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】特定機種の受信装置だけをターゲットにして不
正を防止することが可能なICカードを提供すること。 【解決手段】スクランブル放送を受信する受信装置に適
用されるICカードであって、受信装置と通信する通信
手段(270)と、受信装置が保持するデバイス鍵の種
類を特定し、この特定の結果に基づき受信装置が特定機
種に該当しないことが判明したときに限り、受信装置に
対してデバイス鍵で暗号化したセッション鍵、及びセッ
ション鍵で暗号化したスクランブル鍵を送信する送信制
御手段(265)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放送局から放送
される放送波を受信し処理する放送受信処理システム及
び放送受信処理方法に関する。また、この発明は、放送
局から放送される放送波を受信し処理する受信装置に適
用されるICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】放送局からのスクランブルされた放送を
受信する受信装置は、スクンブル鍵によりスクランブル
を解除して映像や音声を出力する。このスクランブル鍵
は外部に漏洩しないように安全に管理されており、この
スクランブル鍵を入手できる正規ユーザだけが、例えば
スクランブルされた有料放送を視聴することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】受信装置には様々な機
種が存在する。しかし、特定機種の受信装置における不
正が発覚しても、この特定機種の受信装置だけをターゲ
ットにして不正を防止することはできない。不正が施さ
れた特定機種の受信装置が野放し状態になれば、有料放
送事業者はそれなりのダメージを受けることになる。
【0004】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、特定機種の受信装置だけを
ターゲットにして不正を防止することが可能な放送受信
処理システム、放送受信処理方法、及び受信装置に適用
されるICカードを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、この発明の放送受信処理システム、放
送受信処理方法、及び受信装置に適用されるICカード
は、以下のように構成されている。
【0006】(1)この発明は、ICカード、及びこの
ICカードを受け付けて放送波を受信する受信装置を含
む放送受信処理システムであって、前記受信装置は、放
送波を受信する放送受信手段と、暗号化された復号鍵
(=セッション鍵)を復号化するためのデバイス鍵を記
憶する記憶手段と、前記ICカードと通信する第1の通
信手段と、前記第1の通信手段を介して暗号化された復
号鍵を受信し、この暗号化された復号鍵を前記記憶手段
に記憶されたデバイス鍵により復号化する第1の復号手
段と、前記第1の通信手段を介して放送波のスクランブ
ルを解除するための暗号化されたスクランブル鍵を受信
し、前記第1の復号手段により復号化された復号鍵によ
り暗号化されたスクランブル鍵を復号化する第2の復号
手段と、前記第2の復号手段により復号化されたスクラ
ンブル鍵により、前記放送受信手段により受信される放
送波のスクランブルを解除するスクランブル解除手段
と、を備え、前記ICカードは、前記受信装置と通信す
る第2の通信手段と、復号鍵を生成する復号鍵生成手段
と、デバイス鍵により復号鍵を暗号化する第1の暗号手
段と、復号鍵によりスクランブル鍵を暗号化する第2の
暗号手段と、前記第2の通信手段を介して前記放送受信
手段により受信された放送波に含まれる鍵識別情報を受
け取り、この鍵識別情報に基づき前記記憶手段に記憶さ
れたデバイス鍵が所定のデバイス鍵に該当しないことが
判明したとき、前記第2の通信手段により暗号化された
復号鍵及び暗号化されたスクランブル鍵を送信し、前記
記憶手段に記憶されたデバイス鍵が所定のデバイス鍵に
該当することが判明したとき、前記第2の通信手段によ
る暗号化された復号鍵の送信を禁止する送信制御手段
と、を備えている。
【0007】(2)この発明は、暗号化された復号鍵
(=セッション鍵)を復号化するためのデバイス鍵を記
憶し、ICカードから暗号化された復号鍵及び暗号化さ
れたスクランブル鍵を受信し、前記デバイス鍵により暗
号化された復号鍵を復号化し、復号化された復号鍵によ
り暗号化されたスクランブル鍵を復号化し、復号化され
たスクランブル鍵により放送波のスクランブルを解除す
る受信装置に適用されるICカードであって、前記受信
装置と通信する通信手段と、復号鍵を生成する復号鍵生
成手段と、デバイス鍵により復号鍵を暗号化する第1の
暗号手段と、復号鍵によりスクランブル鍵を暗号化する
第2の暗号手段と、前記通信手段を介して前記受信装置
で受信された放送波に含まれる鍵識別情報を受け取り、
この鍵識別情報に基づき前記受信装置に記憶されたデバ
イス鍵が所定のデバイス鍵に該当しないことが判明した
とき、前記受信装置に対して前記通信手段により暗号化
された復号鍵及び暗号化されたスクランブル鍵を送信
し、前記受信装置に記憶されたデバイス鍵が所定のデバ
イス鍵に該当することが判明したとき、前記受信装置に
対して前記通信手段による暗号化された復号鍵の送信を
禁止する送信制御手段と、を備えている。
【0008】(3)この発明の放送受信処理方法は、I
Cカードが、受信装置により受信された放送波に含まれ
る鍵識別情報に基づき、予め受信装置に記憶されたデバ
イス鍵が所定のデバイス鍵に該当することを認識したと
き、受信装置に対して予め記憶されたデバイス鍵で暗号
化された復号鍵の送信を禁止し、ICカードが、受信装
置により受信された放送波に含まれる鍵識別情報に基づ
き、予め記憶されたデバイス鍵が所定のデバイス鍵に該
当しないことを認識したとき、受信装置に対して予め記
憶されたデバイス鍵で暗号化された復号鍵、及び復号鍵
で暗号化されたスクランブル鍵を送信し、受信装置が、
暗号化された復号鍵及び暗号化されたスクランブル鍵を
受信し、予め記憶されたデバイス鍵により暗号化された
復号鍵を復号化し、この復号化された復号鍵により暗号
化されたスクランブル鍵を復号化し、この復号化された
スクランブル鍵により受信された放送波のスクランブル
を解除する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1の実施形態
について図面を参照して説明する。
【0010】図1は、この発明の第1の実施形態に係る
放送受信処理システムの基本構成を示す図である。図1
に示すように、放送受信処理システムは、放送局1、受
信機2、及び衛星3を備えている。
【0011】放送局1は、契約したものだけが視聴でき
るように有料放送番組の信号をスクランブラ14にてス
クランブル(暗号化)して放送する。番組をスクランブ
ル(暗号化)する際に使用したスクランブル鍵Ksや番
組の視聴条件に関する情報を含む番組情報(以下EC
M)をECM生成と暗号化部15にて生成し、多重処理
部17にて番組に多重しアンテナ18から放送する。E
CMは不正ができないように暗号化されており、暗号化
に使用する鍵をワーク鍵Kwと呼ぶ。一方、個々の視聴
者に対しては視聴可能な期限や視聴可能なチャンネル、
番組のタイプなど契約条件の情報、ECMを復号するた
めに使用するワーク鍵Kwを含む個別情報(以下EM
M)をEMM生成と暗号化部16にて生成し、多重処理
部17にて放送信号に多重しアンテナ18から放送す
る。このEMMも不正ができないようにマスター鍵Km
iにて暗号化する。暗号化に使用するマスター鍵Kmi
はICカード26のKmiメモリ263に記憶されてい
る鍵であり、ICカード製造時もしくは発行時に書き込
まれる情報である。
【0012】放送局1のアンテナ18から放送される放
送波は、衛星3を介して、受信機2のアンテナ21で受
信される。受信機2は、放送局1から送られてくる暗号
化されたEMMを分離部23にて分離する。分離された
EMMは、受信機2の通信部33を介して、ICカード
26内の通信部270に送信される。通信部270で受
信されたEMMは、ICカード26内のEMM復号部2
62に送られる。EMM復号部262は、kmiメモリ
263に記憶されているマスター鍵kmiを用いて暗号
化されたEMMを復号し、EMMメモリ264に記憶す
る。復号化されたEMMに含まれるワーク鍵Kwは、E
CM復号部261に提供される。一方、受信機2は、放
送局1から送られてくる暗号化されたECMも分離部2
3にて分離する。分離されたECMは、受信機2の通信
部33を介して、ICカード26内の通信部270に送
信される。通信部270で受信されたECMは、ICカ
ード26内のECM復号部261に送られる。ECM復
号部261は、ワーク鍵Kwを用いて暗号化されたEC
Mを復号し、ECMメモリ268に一時的に記憶する。
視聴可否判定部265は、ECM及びEMMを使用して
視聴可否判定を下し、契約している番組(もしくはチャ
ンネル)が視聴できる場合には、ECMから番組をデス
クランブル(復号化)するためのスクランブル鍵Ksを
取り出して、デスクランブラ27を制御し視聴する。な
お、スクランブル鍵Ksが通常数行程度の間隔で更新さ
れるたびに、ECMは更新される。
【0013】ICカード26と受信機2とは、共有のデ
バイス鍵を有する。ICカード26は、受信機2に対し
て、共有のデバイス鍵を使用してスクランブル鍵を暗号
化して出力する。受信機2は、共有のデバイス鍵を使用
して暗号化されたスクランブル鍵を復号化する。これに
より、ICカード26と受信機2のインターフェース上
に生データのスクランブル鍵を露出しない様にするここ
で、鍵の暗号化及び復号化について具体的に説明する。
デバイス鍵メモリ267に格納されている複数のデバイ
ス鍵のうち、対象の受信機2に格納されているデバイス
鍵と同じデバイス鍵が、鍵暗号部269に入力される。
さらに、ECMメモリ268に格納されたECMに含ま
れるスクランブル鍵が、鍵暗号部269に入力される。
鍵暗号部269は、デバイス鍵によりスクランブル鍵を
暗号化する。暗号化されたスクランブル鍵は、通信部2
70を介して受信機2に入力される。受信機2は、鍵復
号通信部25を介して、暗号化されたスクランブル鍵を
受信する。鍵復号通信部25は、デバイス鍵メモリ24
から供給されるデバイス鍵により、暗号化されたスクラ
ンブル鍵を復号し、復号されたスクランブル鍵をデスク
ランブラ27に供給する。デスクランブラ27は、供給
されたスクランブル鍵により放送のスクランブルを解除
する。
【0014】ICカード26では、ペイパービュー(以
下PPV)と呼ばれる番組ごとに購入、非購入を選択で
きる放送方式に対応するため、視聴情報メモリ266を
持っている。視聴者がペイパービュー番組を選択し、購
入を決めた場合には、ICカード26は当該ペイパービ
ュー番組のECM内にある番組を特定するための情報
(視聴情報)をICカード内の視聴情報メモリ266に
記憶すると共に、デスクランブラを制御し視聴できるよ
うにする。この視聴情報は、電話回線(モデム28及び
モデム13)を通じて放送局1に回収され、視聴料の精
算を行うようになっている。回収された視聴情報は、視
聴者管理部12を介して視聴者情報メモリ11に格納さ
れる。
【0015】図2〜図8は、図1で説明した放送受信処
理システムにおいて、特定機種の受信装置(不良受信
機)だけをターゲットにして不正を防止する不正防止処
理を説明するための図である。
【0016】図2に示すように、有料放送信号は受信機
1に入力され、視聴者が選択した(選局部22にて選局
した)番組が視聴契約があり視聴可の場合にはデスクラ
ンブラ27にてデスクランブル処理された後、MPEG
デコーダ29の処理を経て受信機2から出力される。こ
の処理の中で視聴契約があるか否かの判断はICカード
26が行っており、具体的には有料放送信号に多重され
ているECMを分離部23にて分離し、ICカード26
へ入力した後、ICカード26が当該ECMを使用して
視聴契約があるか否かの判断をする。
【0017】視聴契約があるとICカード26が判断し
た場合には、ICカード26は有料放送信号をデスクラ
ンブルするためのスクランブルKs鍵を、ICカード2
6内のデバイス鍵メモリ267にて記憶しているデバイ
ス鍵にて暗号化した後、受信機2へ与える。なお、IC
カード26内での暗号化処理はICカード26内の図示
しないマイクロプロセッサにてソフト処理で行うことも
可能であれば、ICカード26内に暗号化処理用の専用
ハードウエアを有して処理することも可能である。
【0018】次に、デバイス鍵にて暗号化されたスクラ
ンブル鍵Ksを受けた受信機2では、ICカード26と
同様に予めデバイス鍵メモリ24にて記憶しているデバ
イス鍵を用いて鍵復号通信部25にて復号化し、スクラ
ンブル鍵Ksを得て、希望する番組をデスクランブルす
るものである。
【0019】以上の説明でICカード26は、ICカー
ド26が挿入される可能性のあるすべての受信機のデバ
イス鍵およびその識別情報を予め記憶しているものほ
か、ECM等を使用して放送局からデバイス鍵およびそ
の識別情報を設定できるものとしている。またデバイス
鍵は、例えば受信機メーカー毎、機種毎、あるいは受信
機毎に異なるものとする。例えば図2では全部で8種類
の受信機、すなわちデバイス鍵に対応しているもので、
メーカー毎に異なる場合に相当する程度のデバイス鍵の
種類である。デバイス鍵メモリ267には、全部で8種
類のデバイス鍵を記憶しており、例えば受信機2がデバ
イス鍵識別=3の受信機であれば、ICカード26はデ
バイス鍵識別=3のデバイス鍵を使用して暗号化処理を
おこなうものとしている。
【0020】次に不良受信機の特定について説明する。
放送局1では、例えば不良受信機のデバイス鍵識別ごと
の良否表をECMに多重して送る。この良否表を含むE
CMを受信したICカード26は当該表をメモリ268
にて記憶し、以後不良と示されているデバイス鍵識別の
デバイス鍵を有する受信機とは暗号通信をしないように
動作する。ここで不良受信機のデバイス鍵識別の良否表
をECMに多重することとしたのは、ECMは有料放送
のスクランブルされた番組を視聴する際にスクランブル
鍵を得るために必須の情報であり、不良受信機を所有す
る人が不良受信機のデバイス鍵識別の良否表をICカー
ド26に与えないように不正しようとしても、番組を視
聴するためにはECMを入力せざるをえないため、不正
に対する抑止力となることからである。
【0021】図2の例ではデバイス鍵識別=3が不良で
あり、このデバイス鍵識別=3が割り付けられている受
信機1とは、ICカード26は暗号通信をしない。すな
わち、ICカード26は暗号化したスクランブル鍵Ks
を与えないのである。なお受信機2が、制限されていな
い例えばデバイス鍵識別=1の受信機のふりをしたとし
ても、図2の例でいえば受信機2はデバイス鍵識別=3
のデバイス鍵しか記憶していない。このため、ICカー
ド26によりデバイス鍵識別=1のデバイス鍵で暗号化
されたスクランブル鍵Ksを受信機1が受けても、復号
できずデスクランブルは不可能である。
【0022】次に、ICカード26が受信機2のデバイ
ス鍵識別を取得する方法について説明する。電源on後
に、受信機2とICカード26において初期化通信処理
が行われるが、このときにICカード26が受信機2の
デバイス鍵識別を取得することとする。また、ECMを
受信機2からICカード26へ入力する際に、ECMに
デバイス鍵識別を付加することによりICカード26が
取得することも可能である。
【0023】また上記説明では、不良受信機のデバイス
鍵識別の良否表はECMに多重してさ送信されるものと
したが、この送信方法に限定されるものではなく放送局
からICカードに対して安全に送信できればよい。つま
り、ECMを暗号化するワーク鍵Kw以外のICカード
26と放送局間で共有化されている鍵情報にて暗号化さ
れ送られるものであれば、ECM以外でもよい。例えば
放送波に多重されICカード26に入力されるECM以
外の情報であってもよいし、PPV放送を受信する場合
にあっては、ICカード26に蓄積したPPVの視聴情
報を、放送局側にアップロードする際に暗号通信を行う
が、その通信の際にデバイス鍵識別の良否表を放送局側
からダウンロードし、得ても良い。
【0024】次に、図3を参照して、図1で説明した放
送受信処理システムにおいて特定機種の受信装置だけを
ターゲットにして不正を防止する不正防止処理の別例に
ついて説明する。図3は、不正防止のために排除すべき
デバイス鍵識別のみ送付するケースを示す図である。こ
のように、排除すべきデバイス鍵識別のみ送付するよう
にしても、図2で説明したケースと同様の効果を得るこ
とができる。図2の例は、デバイス鍵識別=3の受信機
を制限する例であって、ICカードはデバイス鍵識別=
3という情報をメモリ268に記憶するものである。
【0025】さらに制限する受信機が生じた場合には、
放送側から追加で制限すべき受信機のデバイス鍵識別が
送信され、ICカードのメモリ268に追加記憶してい
くようになる。また逆に問題であった受信機がバージョ
ンアップ等で制限が不要となった場合には、放送側から
制限を解除すべき受信機のデバイス鍵識別が送信され、
ICカード26ではメモリ268に当該デバイス鍵識別
があった場合にはメモリ268から削除するものであ
る。
【0026】図2及び図3に示す例では、暗号処理をす
べてデバイス鍵にて行う例を示したが、暗号通信におい
ては、電源on後に受信機1とICカード26におい
て、デバイス鍵を使用した暗号通信により相互認証を行
うとともに、相互認証が問題なかった場合に以後の暗号
通信に使用するテンポラリなセッション鍵を共有化し、
スクランブル鍵の暗号化処理は、このセッション鍵を使
用して行うという場合もある。この場合にはICカード
266において、相互認証処理時に、受信機1のデバイ
ス鍵識別の良否判定を行い、不良と判断する場合には相
互認証をエラー終了とし、受信機1に通知するととも
に、以後ICカード26はスクランブル鍵を与えないと
いうようにしても良い。なお、後で、第2の実施形態と
して、セッション鍵を利用するケースについて説明す
る。
【0027】続いて、図4を参照して、図2及び図3の
受信機に対してデバイス鍵識別の良否を示す情報を送信
する送信局1について説明する。基本的な動作は図1で
説明した通りである。
【0028】図4に示すように、入力信号はスクランブ
ラ14にてスクランブルされた後、多重処理部17に入
力される。ECM生成と暗号化部15の中のECM生成
部15aは、ECMを生成する。ここで生成されるEC
Mには、スクランブル鍵Ks、番組の視聴条件に関する
情報、及びデバイス鍵識別の良否を示す情報が含まれ
る。番組の視聴条件に関する情報とは、受信機2に挿入
されるICカード26にて視聴条件の判定を行うための
番組情報(例えば、放送年月日時分秒情報、番組の課金
方法(ペイパービュー番組、ティア契約番組)を示す情
報など、視聴の可否を判定し、料金等の視聴条件を提示
するための情報である。生成されたECMは、ECM生
成と暗号化部15の中の暗号化部15bにて暗号化され
る。暗号化されたECMは、多重処理部17に入力され
る。なお、暗号化部15bは、ワーク鍵Kwにて暗号化
処理を行う。このワーク鍵Kwは、視聴者が放送局と視
聴契約をした場合に放送局から与えられる鍵情報であ
り。EMMによって各受信機2のICカード26に与え
られる。なお、ワーク鍵KwはICカード26を配布す
る、もしくは受信機2と一緒に販売される際に予めIC
カード26内に記憶されている場合もある。
【0029】視聴者管理部12は、視聴者情報メモリ1
1に格納された各視聴者の視聴契約の有無を示す情報を
読み出す。EMM生成と暗号化部16の中のEMM生成
部16aは、視聴者管理部12により読み出された情報
に従い、個々の受信機2のICカード26に対して、視
聴を許可するもしくは禁止するための契約情報を含むE
MMを生成する。EMM生成と暗号化部16の中の暗号
化部16bは、生成されたEMMを暗号化する。暗号化
されたEMMは多重処理部17に入力される。なお暗号
化部16bは、マスター鍵Kmiにて暗号化処理を行
う。このマスター鍵Kmiは、各ICカード26に固有
の鍵である。このマスター鍵KmiはICカード製造、
発行時にICカード26に書き込まれ、放送側で管理し
ている情報である。
【0030】上記図4に示す放送局1と図2又は図3に
示す受信機2とを組み合わせて放送サービスが提供され
る。これにより、放送局側から不正が行われている特定
機種の受信機を指定し、有料放送を受信する不良受信機
を排除することができる。
【0031】次に、図5を参照して、図1で説明した放
送受信処理システムにおいて、特定機種の受信装置(不
良受信機)だけをターゲットにして、メッセージを通知
するメッセージ通知処理を説明する。図5は、受信機2
及びICカード26の概略構成を示す図である。図5に
示す受信機2及びICカード26の基本構成は、図1に
示す受信機2及びICカード26と同じである。但し、
図5に示すように、この受信機2には、画像若しくは音
声信号への変換部31及び多重処理部32が追加されて
いる。
【0032】不良受信機の特定方法は、図2で説明した
不良受信機のデバイス鍵識別の良否表をECMに多重し
て送信する方法、又は図3で説明した不良受信機のデバ
イス鍵識別のみをECMに多重して送信する方法が採用
されるものとする。
【0033】図5において、放送側から不良受信機を特
定するためのデバイス鍵識別に関する情報、及び当該デ
バイス鍵識別を有する受信機に表示すべきメッセージの
番号を示す情報が送信される。これら情報は、受信機2
により受信され、ICカード26に提供される。ICカ
ード26は、ECMメモリ268にこれら情報を記憶す
る。ICカード26は、不良と示されているデバイス鍵
識別のデバイス鍵を有する受信機に対しメッセージの番
号を通知する。
【0034】図5の例ではデバイス鍵識別=3の受信機
2と接続されたICカード26は、当該受信機のデバイ
ス鍵識別をECMメモリ268に記憶しており、ECM
メモリ268に記憶しているメッセージの番号を受信機
に通知し、受信機に表示させるように要求する。
【0035】メッセージの番号の通知を受けた受信機2
は、分離部23により要求されたメッセージの番号のメ
ッセージを分離する。このデータは、例えばメッセージ
表示するためのキャラクタデータであり、得られたメッ
セージ情報を画像若しくは音声信号への変換部31によ
りTV画面表示するための画像信号に変換し、多重処理
部32によりオンスクリーン表示するための多重処理が
なされる。なお、ここでは一例としてキャラクタを画面
にオンスクリーン表示する例を説明したが、音声や画像
であってもよく、ポイントとなるのは放送局が特定機種
の不良受信機に対し表示すべきメッセージを指定できる
という点である。これにより個々の受信機に対して「修
理を促す」、「連絡先を通知する」など異なるメッセー
ジを通知し、所有者に知らしめることができる。以上説
明したメッセージの伝送に関しては、例えばデジタル放
送の番組配列情報に配置し、伝送すればよい。
【0036】次に、図6を参照して、図5に示す受信機
2に対しデバイス鍵識別の良否を示す情報を多重しなが
ら放送を行うケースについて説明する。図6は、送信局
1の概略構成を示す図である。図6に示す送信局1の基
本構成は、図1に示す放送局1と同じである。但し、図
6に示すように、この送信局1には、メッセージ生成部
19が追加されている。
【0037】図6に示すように、入力信号はスクランブ
ラ14によりスクランブルされた後、多重処理部17に
入力される。ECM生成と暗号化部15の中のECM生
成部15aは、ECMを生成する。ここで生成されるE
CMには、スクランブル鍵Ks、番組の視聴条件に関す
る情報、及びデバイス鍵識別の良否を示す情報が含まれ
る。番組の視聴条件に関する情報とは、受信機2に挿入
されるICカード26にて視聴条件の判定を行うための
番組情報(例えば、放送年月日時分秒情報、番組の課金
方法(ペイパービュー番組、ティア契約番組)を示す情
報など、視聴の可否を判定し、料金等の視聴条件を提示
するための情報である。生成されたECMは、ECM生
成と暗号化部15の中の暗号化部15bにて暗号化され
る。暗号化されたECMは、多重処理部17に入力され
る。なお、暗号化部15bは、ワーク鍵Kwにて暗号化
処理を行う。このワーク鍵Kwは、視聴者が放送局と視
聴契約をした場合に放送局から与えられる鍵情報であ
り。EMMによって各受信機2のICカード26に与え
られる。なお、ワーク鍵KwはICカード26を配布す
る、もしくは受信機2と一緒に販売される際に予めIC
カード26内に記憶されている場合もある。
【0038】視聴者管理部12は、視聴者情報メモリ1
1に格納された各視聴者の視聴契約の有無を示す情報を
読み出す。EMM生成と暗号化部16の中のEMM生成
部16aは、視聴者管理部12により読み出された情報
に従い、個々の受信機2のICカード26に対して、視
聴を許可するもしくは禁止するための契約情報を含むE
MMを生成する。EMM生成と暗号化部16の中の暗号
化部16bは、生成されたEMMを暗号化する。暗号化
されたEMMは多重処理部17に入力される。なお暗号
化部16bは、マスター鍵Kmiにて暗号化処理を行
う。このマスター鍵Kmiは、各ICカード26に固有
の鍵である。このマスター鍵KmiはICカード製造、
発行時にICカード26に書き込まれ、放送側で管理し
ている情報である。
【0039】さらにメッセージ生成部19は、メッセー
ジ番号と、このメッセージ番号で表示すべき情報、例え
ばキャラクタデータ等を対にした情報を生成し、多重処
理部17に入力する。
【0040】この図6に示す送信局1と図5に示す受信
機とを組み合わせて放送サービスを提供することによ
り、放送局側から不正が行われている受信機を指定し、
有料放送を受信する不良受信機において例えば機種ごと
に異なるメッセージを表示せしめることが可能となる。
【0041】前述の例では、不良受信機に対して、暗号
通信を禁止し、スクランブル鍵Ksの供給を停止する、
もしくはメッセージを表示させることを放送局が指定し
た。次に、図7及び図8を参照して、暗号通信の禁止、
及びメッセージの表示の両方を選択的に放送局が指定可
能な例について説明する。
【0042】図7に示す送信局1の基本構成は、図6に
示す送信局1と同じである。但し、図7に示すように、
ECM生成部15aの入力として、メッセージ表示の有
無を示す情報、及び暗号通信の禁止の有無を示す情報の
二つの情報が追加される。放送局1の運用としては不良
受信機に対して、(1)暗号通信を禁止し、さらにメッ
セージを表示させる様に指定する場合、(2)暗号通信
を禁止し、メッセージを表示しない様に指定する場合
(図2、図3、図4で説明した不正防止処理と同様)、
(3)暗号通信を禁止せず、メッセージを表示させる様
に指定する場合(図5、図6と説明した不正防止処理と
同様)、(4)暗号通信を禁止せず、メッセージも表示
しない様に指定する場合、の4通りで運用できる。
【0043】図8は、図7に示す送信局1から送信され
る放送波を受信する受信機2及びICカード26の一例
を示す図である。この図8に示す受信機2及びICカー
ド26の基本構成は、図5に示す受信機2及びICカー
ド26と同じである。異なるのは、図8に示すICカー
ド26は、ECMメモリ268内に暗号通信の禁止の有
無を示す情報、及びメッセージ表示の有無を示す情報の
二つの情報を記憶する点である。これら二つの情報は、
ECMの一部としてICカード26に入力される。不良
受信機に対しては、これら二つの情報に従い、暗号通信
及び表示指示が制御される。
【0044】例えば、図8の例では、ECMメモリ26
8に、メッセージ表示=有り、暗号通信禁止=無し、デ
バイス鍵識別=3の受信機に対してメッセージ番号=3
のメッセージを表示する、が記憶されるとする。つま
り、ICカード26は受信機2に対して、これら情報を
送信する。これら情報を受信した受信機2は、メッセー
ジ番号=3のメッセージを放送信号から分離し、画像も
しくは音声信号への変換部31にて表示画面を生成し、
多重処理部32にてTV信号に多重する。
【0045】この図8の例では、メッセージ表示=有
り、暗号通信禁止=無しであり、当該受信機が不良受信
機に指定されている、あるいはサービスセンターに連絡
が必要などのメッセージ表示がなされる。しかしなが
ら、暗号通信は禁止されておらず、契約があればスクラ
ンブル放送の視聴は可能である。メッセージ表示=有
り、暗号通信禁止=有り、にすれば、メッセージ表示を
おこない、さらに暗号通信を禁止し、視聴不可とするこ
ともできる。
【0046】このように、放送側からメッセージ表示情
報と暗号通信禁情報をそれぞれ設定することにより、不
良受信機に対する不正防止処理の自由度を広げることが
できる。
【0047】次に、図9〜図11に示すフローチャート
を参照して、この発明の不正防止処理をまとめる。
【0048】図9は、特定機種の受信機だけをターゲッ
トにして、ICカードとの暗号通信を禁止する不正防止
処理を説明するフローチャートである。
【0049】放送局1が、デバイス鍵識別の良否を示す
情報を含むECMを生成し暗号化する(ST11)。暗
号化されたECMは、TV信号に多重して放送される
(ST12)。受信機2は、放送局1からの放送波を受
信する(ST13)。受信した放送波から暗号化された
ECMを分離する(ST14)。分離されたECMは、
受信機2の通信部33及びICカード26の通信部27
0を介して、ICカードに提供される(ST15)。I
Cカードは、暗号化されたECMを復号化し、デバイス
鍵識別の良否を示す情報を得る(ST16)。このと
き、ICカードの視聴可否判定部265は、デバイス鍵
識別の良否を示す情報をICカード内に記憶するととも
に、この良否を示す情報に基づき、受信機に記憶された
デバイス鍵が、ターゲットのデバイス鍵に該当するか否
かを判断する(ST17)。視聴可否判定部265によ
り、受信機に記憶されたデバイス鍵が、ターゲットのデ
バイス鍵に該当しないと判断されると(ST18、N
O)、ICカードは受信機と通信を行い、ICカードか
ら受信機に対してデバイス鍵により暗号化されたスクラ
ンブル鍵を送信する(ST19)。視聴可否判定部26
5により、受信機に記憶されたデバイス鍵が、ターゲッ
トのデバイス鍵に該当すると判断されると(ST18、
YES)、ICカードは受信機との通信を禁止する(S
T20)。つまり、ICカードから受信機に対してデバ
イス鍵により暗号化されたスクランブル鍵は送信されな
い。
【0050】図10は、特定機種の受信機だけをターゲ
ットにして、所定のメッセージの表示を指示する不正防
止処理を説明するフローチャートである。
【0051】放送局1が、デバイス鍵識別の良否を示す
情報及びメッセージの番号を含むECMを生成し暗号化
する(ST31)。暗号化されたECMは、TV信号に
多重して放送される(ST32)。受信機2は、放送局
1からの放送波を受信する(ST33)。受信した放送
波から暗号化されたECMを分離する(ST34)。分
離されたECMは、受信機2の通信部33及びICカー
ド26の通信部270を介して、ICカードに提供され
る(ST35)。ICカードは、暗号化されたECMを
復号化し、デバイス鍵識別の良否を示す情報を得る(S
T36)。このとき、ICカードの視聴可否判定部26
5は、デバイス鍵識別の良否を示す情報をICカード内
に記憶するとともに、この良否を示す情報に基づき、受
信機に記憶されたデバイス鍵が、ターゲットのデバイス
鍵に該当するか否かを判断する(ST37)。視聴可否
判定部265により、受信機に記憶されたデバイス鍵
が、ターゲットのデバイス鍵に該当すると判断されると
(ST38、YES)、ICカードは受信機に対して、
所定のメッセージの表示を指示するためのメッセージの
番号を送信する(ST40)。このメッセージの番号の
送信を受けた受信機は、このメッセージの番号に対応す
るメッセージを放送波から抽出し、抽出したメッセージ
を出力する(ST41)。視聴可否判定部265によ
り、受信機に記憶されたデバイス鍵が、ターゲットのデ
バイス鍵に該当しないと判断されると(ST38、N
O)、ICカードから受信機に対して、メッセージの番
号は送信されない(ST39)。
【0052】図11は、特定機種の受信機だけをターゲ
ットにして、ICカードとの暗号通信を選択的に禁止し
たり、選択的に所定のメッセージを表示させたりする不
正防止処理を説明するフローチャートである。
【0053】放送局1が、デバイス鍵識別の良否を示す
情報、メッセージの番号、暗号通信を禁止するか否かを
制御する第1の制御情報、及びメッセージを表示するか
否かを制御する第2の制御情報を含むECMを生成し暗
号化する(ST51)。暗号化されたECMは、TV信
号に多重して放送される(ST52)。受信機2は、放
送局1からの放送波を受信する(ST53)。受信した
放送波から暗号化されたECMを分離する(ST5
4)。分離されたECMは、受信機2の通信部33及び
ICカード26の通信部270を介して、ICカードに
提供される(ST55)。ICカードは、暗号化された
ECMを復号化し、デバイス鍵識別の良否を示す情報を
得る(ST56)。このとき、ICカードの視聴可否判
定部265は、デバイス鍵識別の良否を示す情報をIC
カード内に記憶するとともに、この良否を示す情報に基
づき、受信機に記憶されたデバイス鍵が、ターゲットの
デバイス鍵に該当するか否かを判断する(ST57)。
視聴可否判定部265により、受信機に記憶されたデバ
イス鍵が、ターゲットのデバイス鍵に該当しないと判断
されると(ST58、NO)、ICカードは受信機と通
信を行い、ICカードから受信機に対してデバイス鍵に
より暗号化されたスクランブル鍵を送信する(ST5
9)。視聴可否判定部265により、受信機に記憶され
たデバイス鍵が、ターゲットのデバイス鍵に該当すると
判断されると(ST58、YES)、第1の制御情報に
基づきICカードとの暗号通信が選択的に禁止された
り、第2の制御情報に基づき選択的に所定のメッセージ
が表示されたりする(ST60)。具体的に言うと、第
1の制御情報により暗号通信が禁止されていればICカ
ードと受信機との間の暗号通信は禁止される。第1の制
御情報により禁止されていなければICカードと受信機
との間でそのまま暗号通信が行われる。第2の制御情報
により所定のメッセージの表示が指示されていればIC
カードから受信機に対してメッセージの番号が通知され
る。第2の制御情報により所定のメッセージの表示が指
示されていなければICカードから受信機に対して特に
メッセージの番号は通知されない。
【0054】次に、この発明の第2の実施形態について
図面を参照して説明する。この第2の実施形態は、先に
説明した第1の実施形態の応用例である。従って、第1
の実施形態と重複する内容についての説明は省略する。
【0055】図12は、この発明の第2の実施形態に係
る放送受信処理システムの基本構成を示す図である。図
13〜図15は、図12で説明した放送受信処理システ
ムにおいて、特定機種の受信装置(不良受信機)だけを
ターゲットにして不正を防止する不正防止処理を説明す
るための図である。図13に示す不正防止処理は図3に
示す不正防止処理に対応し、図14に示す不正防止処理
は図5に示す不正防止処理に対応し、図15に示す不正
防止処理は図8に示す不正防止処理に対応する。以下、
図1、図3、図5、及び図8に示す放送受信処理システ
ムと異なる箇所を中心に、図12〜図15に示す放送受
信処理システムを説明する。
【0056】まず、受信機1とICカード2は暗号通信
により相互認証を行い、相互認証が問題ない場合にIC
カード2から受信機1へテンポラリなセッション鍵が与
えられる。このテンポラリなセッション鍵は、今回の相
互認証においてICカード2が生成した鍵であり、次回
の相互認証においてはICカード2は別の鍵を生成する
ものである。
【0057】まず始めに受信機1からICカード2に対
しデバイス鍵識別番号を示す。ICカード2ではこれま
で受信していたECMにおいて、当該受信機が不良であ
ることをしめすデバイス鍵識別番号が送付されておら
ず、ICカード2内のメモリ268内に当該受信機が不
良であることをしめす情報がない場合には、テンポラリ
なセッション鍵をセッション鍵生成部271にて生成
し、当該受信機のデバイス鍵にて暗号化し、受信機1へ
渡す。なおセッション鍵生成部271は暗号器や乱数生
成器等を使用し、同じセッション鍵が生成されないよう
になっているものである。このようにセッション鍵はデ
バイス鍵にて暗号化されることから正しいデバイス鍵を
持つ受信機以外にはセッション鍵が渡ることはなく、ま
た相互認証を行うたびに毎回変わることから、前回取得
した鍵を流用することもできない。このため、第1の実
施形態で説明したように、デバイス鍵でスクランブル鍵
の暗号化処理を行う場合に比べ安全性が高い。セッショ
ン鍵を受信機2とICカード26で共有化した以降に、
ECMを受信した受信機1はECMをICカード26に
与え、レスポンスでセッション鍵にて暗号化されたスク
ランブル鍵を得て、これを鍵復号通信部25bにて復号
し、デスクランブラ27へ与えるものである。なおEC
M内には適宜放送局から不良なデバイスを示すデバイス
鍵識別が送られており、これを受信したICカード26
ではメモリ268内に記憶し、以後の相互認証において
記憶したデバイス鍵識別を利用した暗号通信を行わず、
セッション鍵の共有化を行わないように処理するもので
ある。また逆に問題であった受信機2がバージョンアッ
プ等で制限が不要となった場合には、放送側から制限を
解除すべき受信機のデバイス鍵識別が送信され、ICカ
ード2ではメモリ268に当該デバイス鍵識別があった
場合にはメモリ268から削除するものである。
【0058】例えば、受信機2において、相互認証(セ
ッション鍵の復号化処理)は鍵復号通信部25aで処理
され、スクランブル鍵の復号化処理は鍵復号通信部25
bで処理される。又は、暗号アルゴリズムが同じ場合に
は、鍵を切り替える構成となっていればよく、相互認証
とスクランブル鍵の復号化処理を共通化することもでき
る。
【0059】ここで、鍵の暗号化処理及び復号化処理に
ついてまとめる。つまり、ICカード26により、この
ICカード26が装填された受信機2が排除対象の受信
機に該当しないことが判明したときの処理についてまと
める。
【0060】図12に示すように、ICカード26は、
セッション鍵生成部271を備えている。このセッショ
ン鍵生成部271により生成されるセッション鍵は、鍵
暗号部269に入力される。また、デバイス鍵メモリ2
67に記憶されている複数のデバイス鍵のうち、対象の
受信機2に格納されているデバイス鍵と同じデバイス鍵
が、鍵暗号部269に入力される。さらに、ECMメモ
リ268に格納されたECMに含まれるスクランブル鍵
が、鍵暗号部269に入力される。
【0061】鍵暗号部269は、デバイス鍵によりセッ
ション鍵を暗号化し、セッション鍵によりスクランブル
鍵を暗号化する。鍵暗号部269により暗号化されたセ
ッション鍵及び暗号化されたスクランブル鍵は、通信部
270を介して受信機2に入力される。受信機2は、鍵
復号通信部25を介して、暗号化されたセッション鍵及
び暗号化されたスクランブル鍵を受信する。なお、鍵復
号通信部25の一部が図13に示す鍵復号通信部25a
に相当し、同様に、鍵復号通信部25の一部が図13に
示す鍵復号通信部25bに相当する。
【0062】鍵復号通信部25は、デバイス鍵メモリ2
4から供給されるデバイス鍵により、暗号化されたセッ
ション鍵を復号する。さらに、鍵復号通信部25は、復
号されたセッション鍵により暗号化されたスクランブル
鍵を復号し、復号されたスクランブル鍵をデスクランブ
ラ27に供給する。デスクランブラ27は、供給された
スクランブル鍵により放送のスクランブルを解除する。
【0063】次に、図14を参照して、図12で説明し
た放送受信処理システムにおいて、特定機種の受信装置
(不良受信機)だけをターゲットにして、メッセージを
通知するメッセージ通知処理を説明する。図14は、受
信機2及びICカード26の概略構成を示す図である。
図14に示す受信機2及びICカード26の基本構成
は、図12に示す受信機2及びICカード26と同じで
ある。但し、図14に示すように、この受信機2には、
画像若しくは音声信号への変換部31及び多重処理部3
2が追加されている。
【0064】不良受信機の特定方法は、図2で説明した
不良受信機のデバイス鍵識別の良否表をECMに多重し
て送信する方法、又は図3(或いは図13)で説明した
不良受信機のデバイス鍵識別のみをECMに多重して送
信する方法が採用されるものとする。
【0065】図14において、放送側から不良受信機を
特定するためのデバイス鍵識別に関する情報、及び当該
デバイス鍵識別を有する受信機に表示すべきメッセージ
の番号を示す情報が送信される。これら情報は、受信機
2により受信され、ICカード26に提供される。IC
カード26は、ECMメモリ268にこれら情報を記憶
する。ICカード26は、不良と示されているデバイス
鍵識別のデバイス鍵を有する受信機に対しメッセージ出
力制御情報を通知する。メッセージ出力制御情報とは、
例えばメッセージの番号である。
【0066】図14の例ではデバイス鍵識別=3の受信
機2と接続されたICカード26は、当該受信機のデバ
イス鍵識別をECMメモリ268に記憶しており、EC
Mメモリ268に記憶しているメッセージの番号を受信
機に通知し、受信機に表示させるように要求する。
【0067】メッセージの番号の通知を受けた受信機2
は、分離部23により要求されたメッセージの番号のメ
ッセージを分離する。このデータは、例えばメッセージ
表示するためのキャラクタデータであり、得られたメッ
セージ情報を画像若しくは音声信号への変換部31によ
りTV画面表示するための画像信号に変換し、多重処理
部32によりオンスクリーン表示するための多重処理が
なされる。なお、ここでは一例としてキャラクタを画面
にオンスクリーン表示する例を説明したが、音声や画像
であってもよく、ポイントとなるのは放送局が特定機種
の不良受信機に対し表示すべきメッセージを指定できる
という点である。これにより個々の受信機に対して「修
理を促す」、「連絡先を通知する」など異なるメッセー
ジを通知し、所有者に知らしめることができる。以上説
明したメッセージの伝送に関しては、例えばデジタル放
送の番組配列情報に配置し、伝送すればよい。
【0068】前述の例では、不良受信機に対して、暗号
通信を禁止し、スクランブル鍵Ksの供給を停止する、
もしくはメッセージを表示させることを放送局が指定し
た。次に、図15を参照して、暗号通信の禁止(暗号化
されたセッション鍵及び暗号化されたスクランブル鍵の
非送信)、及びメッセージの表示(メッセージ出力ッ制
御情報の送信)の両方を選択的に放送局が指定可能な例
について説明する。
【0069】放送局1の運用としては不良受信機に対し
て、(1)暗号通信を禁止し、さらにメッセージを表示
させる様に指定する場合、(2)暗号通信を禁止し、メ
ッセージを表示しない様に指定する場合、(3)暗号通
信を禁止せず、メッセージを表示させる様に指定する場
合、(4)暗号通信を禁止せず、メッセージも表示しな
い様に指定する場合、の4通りで運用できる。
【0070】図15は、送信局1から送信される放送波
を受信する受信機2及びICカード26の一例を示す図
である。この図15に示す受信機2及びICカード26
の基本構成は、図14に示す受信機2及びICカード2
6と同じである。異なるのは、図15に示すICカード
26は、ECMメモリ268内に暗号通信の禁止の有無
を示す情報、及びメッセージ表示の有無を示す情報の二
つの情報を記憶する点である。これら二つの情報は、E
CMの一部としてICカード26に入力される。不良受
信機に対しては、これら二つの情報に従い、暗号通信及
び表示指示が制御される。
【0071】例えば、図15の例では、ECMメモリ2
68に、メッセージ表示=有り、暗号通信禁止=無し、
デバイス鍵識別=3の受信機に対してメッセージ番号=
3のメッセージを表示する、が記憶されるとする。つま
り、ICカード26は受信機2に対して、これら情報を
送信する。これら情報を受信した受信機2は、メッセー
ジ番号=3のメッセージを放送信号から分離し、画像も
しくは音声信号への変換部31にて表示画面を生成し、
多重処理部32にてTV信号に多重する。
【0072】この図15の例では、メッセージ表示=有
り、暗号通信禁止=無しであり、当該受信機が不良受信
機に指定されている、あるいはサービスセンターに連絡
が必要などのメッセージ表示がなされる。しかしなが
ら、暗号通信は禁止されておらず、契約があればスクラ
ンブル放送の視聴は可能である。メッセージ表示=有
り、暗号通信禁止=有り、にすれば、メッセージ表示を
おこない、さらに暗号通信を禁止し、視聴不可とするこ
ともできる。
【0073】このように、放送側からメッセージ表示情
報と暗号通信禁情報をそれぞれ設定することにより、不
良受信機に対する不正防止処理の自由度を広げることが
できる。
【0074】なお、上記説明した第2の実施形態に係る
放送受信処理システムにおける不正防止処理の基本的な
処理の流れは、図9に示すフローチャートで示した通り
である。異なる点は鍵の暗号化処理及び復号化処理だけ
である。つまり、第1の実施形態では、ICカード内で
デバイス鍵によりスクランブル鍵が暗号化され、ICカ
ードから受信機に対して暗号化されたスクランブル鍵が
送信され、受信機内でデバイス鍵により暗号化されたス
クランブル鍵が復号化される。これに対して、第2の実
施形態では、ICカード内でデバイス鍵によりセッショ
ン鍵が暗号化され、さらにセッション鍵によりスクラン
ブル鍵が暗号化され、ICカードから受信機に対して暗
号化されたセッション鍵及び暗号化されたスクランブル
鍵が送信され、受信機内でデバイス鍵により暗号化され
たセッション鍵が復号化され、セッション鍵により暗号
化されたスクランブル鍵が復号化される。
【0075】以下、上記説明したこの発明の作用効果に
ついてまとめる。
【0076】(1)放送局側がICカードに対し、不正
が行われている受信機と暗号通信しないように指定でき
る。つまり、第1の実施形態では、不正が行なわれてい
る受信機に対して、ICカードは暗号化されたスクラン
ブル鍵を提供しない。或いは、第2の実施形態では、不
正が行なわれている受信機に対して、ICカードは暗号
化されたセッション鍵及びスクランブル鍵を提供しな
い。
【0077】(2)放送局側がICカードに対して指示
を出すことにより、不正が行われている受信機に所定の
メッセージを表示させることができる。つまり、ICカ
ードは、不正がおこなわれている受信機に対してメッセ
ージ出力制御情報を出力する。
【0078】(3)放送局側が、不正が行われている受
信機とICカードとの暗号通信を規制したり、不正が行
われている受信機に所定のメッセージを表示させたりす
ることが、選択的に指定できる。つまり、第1の実施形
態では、放送局側が、不正が行われている受信機に対す
る暗号化されたスクランブル鍵の送信を規制したり、不
正が行われている受信機に対してメッセージ出力制御情
報を出力してメッセージを表示させたりすることが、選
択的に指定できる。また、第2の実施形態では、放送局
側が、不正が行われている受信機に対する暗号化された
セッション鍵及び暗号化されたスクランブル鍵の送信を
規制したり、不正が行われている受信機に対してメッセ
ージ出力制御情報を出力してメッセージを表示させたり
することが、選択的に指定できる。
【0079】なお、本願発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施
形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、そ
の場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形
態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複
数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発
明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成
要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解
決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、
この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得
る。
【0080】
【発明の効果】この発明によれば、特定機種の受信装置
だけをターゲットにして不正を防止することが可能な放
送受信処理システム、放送受信処理方法、及び受信装置
に適用されるICカードを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る放送受信処理
システムの一例の基本構成を示す図である。
【図2】図1に示す放送受信処理システムに適用される
受信機及びICカードの動作説明を補足するため図であ
り、特に、特定機種の受信装置だけをターゲットにして
ICカードとの暗号通信を禁止する不正防止処理の第1
例を説明するための図である。
【図3】図1に示す放送受信処理システムに適用される
受信機及びICカードの動作説明を補足するため図であ
り、特に、特定機種の受信装置だけをターゲットにして
ICカードとの暗号通信を禁止する不正防止処理の第2
例を説明するための図である。
【図4】図1に示す放送受信処理システムに適用される
放送局の動作説明を補足するため図であり、特に、特定
機種の受信装置だけをターゲットにしてICカードとの
暗号通信を禁止する不正防止処理の第1例及び第2例を
説明するための図である。
【図5】図1に示す放送受信処理システムに適用される
受信機及びICカードの動作説明を補足するため図であ
り、特に、特定機種の受信装置だけをターゲットにして
所定のメッセージを表示させる不正防止処理を説明する
ための図である。
【図6】図1に示す放送受信処理システムに適用される
放送局の動作説明を補足するため図であり、特に、特定
機種の受信装置だけをターゲットにして所定のメッセー
ジを表示させる不正防止処理を説明するための図であ
る。
【図7】図1に示す放送受信処理システムに適用される
放送局の動作説明を補足するため図であり、特に、特定
機種の受信装置だけをターゲットにしてICカードとの
暗号通信を選択的に禁止したり、特定機種の受信装置だ
けをターゲットにして所定のメッセージを選択的に表示
させたりする不正防止処理を説明するための図である。
【図8】図1に示す放送受信処理システムに適用される
受信機及びICカードの動作説明を補足するため図であ
り、特に、特定機種の受信装置だけをターゲットにして
ICカードとの暗号通信を選択的に禁止したり、特定機
種の受信装置だけをターゲットにして所定のメッセージ
を選択的に表示させたりする不正防止処理を説明するた
めの図である。
【図9】特定機種の受信機だけをターゲットにして、I
Cカードとの暗号通信を禁止する不正防止処理を説明す
るフローチャートである。
【図10】特定機種の受信機だけをターゲットにして、
所定のメッセージの表示を指示する不正防止処理を説明
するフローチャートである。
【図11】特定機種の受信機だけをターゲットにして、
ICカードとの暗号通信を選択的に禁止したり、選択的
に所定のメッセージを表示させたりする不正防止処理を
説明するフローチャートである。
【図12】この発明の第2の実施形態に係る放送受信処
理システムの一例の基本構成を示す図である。
【図13】図12に示す放送受信処理システムに適用さ
れる受信機及びICカードの動作説明を補足するため図
であり、特に、特定機種の受信装置だけをターゲットに
してICカードとの暗号通信を禁止する不正防止処理の
第2例を説明するための図である。
【図14】図12に示す放送受信処理システムに適用さ
れる受信機及びICカードの動作説明を補足するため図
であり、特に、特定機種の受信装置だけをターゲットに
して所定のメッセージを表示させる不正防止処理を説明
するための図である。
【図15】図12に示す放送受信処理システムに適用さ
れる受信機及びICカードの動作説明を補足するため図
であり、特に、特定機種の受信装置だけをターゲットに
してICカードとの暗号通信を選択的に禁止したり、特
定機種の受信装置だけをターゲットにして所定のメッセ
ージを選択的に表示させたりする不正防止処理を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1…放送局 2…受信装置 3…衛星 11…視聴者情報メモリ 12…視聴者管理部 13…モデム 14…スクランブラ 15…ECM生成と暗号化部 15a…ECM生成部 15b…暗号化部 16…EMM生成と暗号化部 16a…EMM生成部 16b…暗号化部 17…多重処理部 18…アンテナ 19…メッセージ生成部 21…アンテナ 22…選局部 23…分離部 24…デバイス鍵メモリ 25…鍵復号通信部 26…ICカード 27…デスクランブラ 28…モデム 29…MPEGデコーダ 261…ECM復号部 262…EMM復号部 263…Kmiメモリ 264…EMMメモリ 265…視聴可否判定部 266…視聴情報メモリ 267…デバイス鍵メモリ 268…ECMメモリ 271…セッション鍵生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/18 H04L 9/00 651 H04N 5/44 G06K 19/00 R 7/173 640 Q H04L 9/00 601A Fターム(参考) 5B035 AA13 BB09 BC00 5C025 CA02 CA09 CA18 CB07 DA01 DA04 5C064 BA01 BB02 BC06 BC22 BC23 BD03 BD08 BD09 BD16 CA14 CB01 CB08 CC02 CC04 5J104 AA12 KA02 NA02 NA35 PA05 PA06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICカード、及びこのICカードを受け付
    けて放送波を受信する受信装置を含む放送受信処理シス
    テムであって、 前記受信装置は、 放送波を受信する放送受信手段と、 暗号化された復号鍵を復号化するためのデバイス鍵を記
    憶する記憶手段と、 前記ICカードと通信する第1の通信手段と、 前記第1の通信手段を介して暗号化された復号鍵を受信
    し、この暗号化された復号鍵を前記記憶手段に記憶され
    たデバイス鍵により復号化する第1の復号手段と、 前記第1の通信手段を介して放送波のスクランブルを解
    除するための暗号化されたスクランブル鍵を受信し、前
    記第1の復号手段により復号化された復号鍵により暗号
    化されたスクランブル鍵を復号化する第2の復号手段
    と、 前記第2の復号手段により復号化されたスクランブル鍵
    により、前記放送受信手段により受信される放送波のス
    クランブルを解除するスクランブル解除手段と、 を備え、 前記ICカードは、 前記受信装置と通信する第2の通信手段と、 復号鍵を生成する復号鍵生成手段と、 デバイス鍵により復号鍵を暗号化する第1の暗号手段
    と、 復号鍵によりスクランブル鍵を暗号化する第2の暗号手
    段と、 前記第2の通信手段を介して前記放送受信手段により受
    信された放送波に含まれる鍵識別情報を受け取り、この
    鍵識別情報に基づき前記記憶手段に記憶されたデバイス
    鍵が所定のデバイス鍵に該当しないことが判明したと
    き、前記第2の通信手段により暗号化された復号鍵及び
    暗号化されたスクランブル鍵を送信し、前記記憶手段に
    記憶されたデバイス鍵が所定のデバイス鍵に該当するこ
    とが判明したとき、前記第2の通信手段による暗号化さ
    れた復号鍵の送信を禁止する送信制御手段と、 を備えたことを特徴とする放送受信処理システム。
  2. 【請求項2】ICカード、及びこのICカードを受け付
    けて放送波を受信する受信装置を含む放送受信処理シス
    テムであって、 前記受信装置は、 放送波を受信する放送受信手段と、 暗号化された復号鍵を復号化するためのデバイス鍵を記
    憶する記憶手段と、前記ICカードと通信する第1の通
    信手段と、 前記第1の通信手段を介して暗号化された復号鍵を受信
    し、この暗号化された復号鍵を前記記憶手段に記憶され
    たデバイス鍵により復号化する第1の復号手段と、 前記第1の通信手段を介して放送波のスクランブルを解
    除するための暗号化されたスクランブル鍵を受信し、前
    記第1の復号手段により復号化された復号鍵により暗号
    化されたスクランブル鍵を復号化する第2の復号手段
    と、 前記第2の復号手段により復号化されたスクランブル鍵
    により、前記放送受信手段により受信される放送波のス
    クランブルを解除するスクランブル解除手段と、 前記第1の通信手段を介してメッセージ出力制御情報を
    受信したとき、前記放送波に含まれる所定のメッセージ
    を出力する出力手段と、 を備え、 前記ICカードは、 前記受信装置と通信する第2の通信手段と、 復号鍵を生成する復号鍵生成手段と、 デバイス鍵により復号鍵を暗号化する第1の暗号手段
    と、 復号鍵によりスクランブル鍵を暗号化する第2の暗号手
    段と、 前記第2の通信手段を介して前記放送受信手段により受
    信された放送波に含まれる鍵識別情報を受け取り、この
    鍵識別情報に基づき前記記憶手段に記憶されたデバイス
    鍵が所定のデバイス鍵に該当しないことが判明したと
    き、前記第2の通信手段により暗号化された復号鍵及び
    暗号化されたスクランブル鍵を送信し、前記記憶手段に
    記憶されたデバイス鍵が所定のデバイス鍵に該当するこ
    とが判明したとき、前記第2の通信手段を介してメッセ
    ージ出力制御情報を送信する送信制御手段と、 を備えたことを特徴とする放送受信処理システム。
  3. 【請求項3】前記ICカードは、 前記第2の通信手段を介して前記放送受信手段により受
    信された放送波に含まれる復号鍵送信制御情報を受け取
    り、前記鍵識別情報に基づき前記記憶手段に記憶された
    デバイス鍵が所定のデバイス鍵に該当することが判明し
    たときであって、前記復号鍵送信制御情報により復号鍵
    の送信が指示されているときには、前記第2の通信手段
    により暗号化された復号鍵を送信し、前記復号鍵送信制
    御情報により復号鍵の否送信が指示されているときに
    は、前記第2の通信手段による暗号化された復号鍵の送
    信を禁止する復号鍵送信制御手段、 を備えたことを特徴とする請求項2に記載の放送受信処
    理システム。
  4. 【請求項4】ICカード、及びこのICカードを受け付
    けて放送波を受信する受信装置を含む放送受信処理シス
    テムであって、 前記受信装置は、 放送波を受信する放送受信手段と、 暗号化された復号鍵を復号化するためのデバイス鍵を記
    憶する記憶手段と、 前記ICカードと通信する第1の通信手段と、 前記第1の通信手段を介して暗号化された復号鍵を受信
    し、この暗号化された復号鍵を前記記憶手段に記憶され
    たデバイス鍵により復号化する第1の復号手段と、 前記第1の通信手段を介して放送波のスクランブルを解
    除するための暗号化されたスクランブル鍵を受信し、前
    記第1の復号手段により復号化された復号鍵により暗号
    化されたスクランブル鍵を復号化する第2の復号手段
    と、 前記第2の復号手段により復号化されたスクランブル鍵
    により、前記放送受信手段により受信される放送波のス
    クランブルを解除するスクランブル解除手段と、 前記第1の通信手段を介してメッセージ出力の指示を受
    信したとき、前記放送波に含まれる所定のメッセージを
    出力する出力手段と、 を備え、 前記ICカードは、 前記受信装置と通信する第2の通信手段と、 復号鍵を生成する復号鍵生成手段と、 デバイス鍵により復号鍵を暗号化する第1の暗号手段
    と、 復号鍵によりスクランブル鍵を暗号化する第2の暗号手
    段と、 前記第2の通信手段を介して前記放送受信手段により受
    信された放送波に含まれる鍵識別情報を受け取り、この
    鍵識別情報に基づき前記記憶手段に記憶されたデバイス
    鍵が所定のデバイス鍵に該当しないことが判明したと
    き、前記第2の通信手段により暗号化された復号鍵及び
    暗号化されたスクランブル鍵を送信する第1の送信制御
    手段と、 前記第2の通信手段を介して前記放送受信手段により受
    信された放送波に含まれる復号鍵送信制御情報を受け取
    り、前記鍵識別情報に基づき前記記憶手段に記憶された
    デバイス鍵が所定のデバイス鍵に該当することが判明し
    たときであって、前記復号鍵送信制御情報により復号鍵
    の送信が指示されているときには、前記第2の通信手段
    により暗号化された復号鍵を送信し、前記復号鍵送信制
    御情報により復号鍵の否送信が指示されているときに
    は、前記第2の通信手段による暗号化された復号鍵の送
    信を禁止する第2の送信制御手段と、 前記第2の通信手段を介して前記放送受信手段により受
    信された放送波に含まれるメッセージ出力制御情報を受
    け取り、前記鍵識別情報に基づき前記記憶手段に記憶さ
    れたデバイス鍵が所定のデバイス鍵に該当することが判
    明したときであって、前記メッセージ出力制御情報によ
    りメッセージの出力が指示されているときには、前記第
    2の通信手段によりメッセージ出力の指示を送信し、前
    記メッセージ出力制御情報によりメッセージの否出力が
    指示されているときには、前記第2の通信手段によるメ
    ッセージ出力の指示の送信を禁止する第3の送信制御手
    段と、 を備えたことを特徴とする放送受信処理システム。
  5. 【請求項5】前記放送波は、暗号化された番組情報を含
    み、 前記番組情報は、暗号化された前記鍵識別情報及び前記
    スクランブル鍵を含む、 ことを特徴とする請求項1、2、3、又は4に記載の放
    送受信処理システム。
  6. 【請求項6】暗号化された復号鍵を復号化するためのデ
    バイス鍵を記憶し、ICカードから暗号化された復号鍵
    及び暗号化されたスクランブル鍵を受信し、前記デバイ
    ス鍵により暗号化された復号鍵を復号化し、復号化され
    た復号鍵により暗号化されたスクランブル鍵を復号化
    し、復号化されたスクランブル鍵により放送波のスクラ
    ンブルを解除する受信装置に適用されるICカードであ
    って、 前記受信装置と通信する通信手段と、 復号鍵を生成する復号鍵生成手段と、 デバイス鍵により復号鍵を暗号化する第1の暗号手段
    と、 復号鍵によりスクランブル鍵を暗号化する第2の暗号手
    段と、 前記通信手段を介して前記受信装置で受信された放送波
    に含まれる鍵識別情報を受け取り、この鍵識別情報に基
    づき前記受信装置に記憶されたデバイス鍵が所定のデバ
    イス鍵に該当しないことが判明したとき、前記受信装置
    に対して前記通信手段により暗号化された復号鍵及び暗
    号化されたスクランブル鍵を送信し、前記受信装置に記
    憶されたデバイス鍵が所定のデバイス鍵に該当すること
    が判明したとき、前記受信装置に対して前記通信手段に
    よる暗号化された復号化鍵の送信を禁止する送信制御手
    段と、 を備えたことを特徴とするICカード。
  7. 【請求項7】暗号化された復号鍵を復号化するためのデ
    バイス鍵を記憶し、ICカードから暗号化された復号鍵
    及び暗号化されたスクランブル鍵を受信し、前記デバイ
    ス鍵により暗号化された復号鍵を復号化し、復号化され
    た復号鍵により暗号化されたスクランブル鍵を復号化
    し、復号化されたスクランブル鍵により放送波のスクラ
    ンブルを解除し、ICカードからメッセージ出力の指示
    を受信したとき、前記放送波に含まれる所定のメッセー
    ジを出力する受信装置に適用されるICカードであっ
    て、 前記受信装置と通信する通信手段と、 復号鍵を生成する復号鍵生成手段と、 デバイス鍵により復号鍵を暗号化する第1の暗号手段
    と、 復号鍵によりスクランブル鍵を暗号化する第2の暗号手
    段と、 前記通信手段を介して前記受信装置で受信された放送波
    に含まれる鍵識別情報を受け取り、この鍵識別情報に基
    づき前記受信装置に記憶されたデバイス鍵が所定のデバ
    イス鍵に該当しないことが判明したとき、前記受信装置
    に対して前記通信手段により暗号化された復号鍵及び暗
    号化されたスクランブル鍵を送信し、前記受信装置に記
    憶されたデバイス鍵が所定のデバイス鍵に該当すること
    が判明したとき、前記受信装置に対して前記通信手段に
    よりメッセージ出力制御情報を送信する送信制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするICカード。
  8. 【請求項8】前記通信手段を介して前記受信装置で受信
    された放送波に含まれる復号鍵送信制御情報を受け取
    り、前記鍵識別情報に基づき前記受信装置に記憶された
    デバイス鍵が所定のデバイス鍵に該当することが判明し
    たときであって、前記復号鍵送信制御情報により復号鍵
    の送信が指示されているときには、前記受信装置に対し
    て前記通信手段により暗号化された復号鍵及び暗号化さ
    れたスクランブル鍵を送信し、前記復号鍵送信制御情報
    により復号鍵の否送信が指示されているときには、前記
    受信装置に対して前記第2の通信手段による暗号化され
    た復号鍵の送信を禁止する復号鍵送信制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項7に記載のICカード。
  9. 【請求項9】暗号化された復号鍵を復号化するためのデ
    バイス鍵を記憶し、ICカードから暗号化された復号鍵
    及び暗号化されたスクランブル鍵を受信し、前記デバイ
    ス鍵により暗号化された復号鍵を復号化し、復号化され
    た復号鍵により暗号化されたスクランブル鍵を復号化
    し、復号化されたスクランブル鍵により放送波のスクラ
    ンブルを解除し、ICカードからメッセージ出力の指示
    を受信したとき、前記放送波に含まれる所定のメッセー
    ジを出力する受信装置に適用されるICカードであっ
    て、 前記受信装置と通信する通信手段と、 復号鍵を生成する復号鍵生成手段と、 デバイス鍵により復号鍵を暗号化する第1の暗号手段
    と、 復号鍵によりスクランブル鍵を暗号化する第2の暗号手
    段と、 前記通信手段を介して前記受信装置で受信された放送波
    に含まれる鍵識別情報を受け取り、この鍵識別情報に基
    づき前記受信装置に記憶されたデバイス鍵が所定のデバ
    イス鍵に該当しないことが判明したとき、前記受信装置
    に対して前記通信手段により暗号化された復号鍵及び暗
    号化されたスクランブル鍵を送信する第1の送信制御手
    段と、 前記通信手段を介して前記受信装置で受信された放送波
    に含まれる復号鍵送信制御情報を受け取り、前記鍵識別
    情報に基づき前記受信装置に記憶されたデバイス鍵が所
    定のデバイス鍵に該当することが判明したときであっ
    て、前記復号鍵送信制御情報により復号鍵の送信が指示
    されているときには、前記受信装置に対して前記通信手
    段により暗号化された復号鍵を送信し、前記復号鍵送信
    制御情報により復号鍵の否送信が指示されているときに
    は、前記受信装置に対して前記通信手段による暗号化さ
    れた復号鍵の送信を禁止する第2の送信制御手段と、 前記通信手段を介して前記受信装置で受信された放送波
    に含まれるメッセージ出力制御情報を受け取り、前記鍵
    識別情報に基づき前記受信装置に記憶されたデバイス鍵
    が所定のデバイス鍵に該当することが判明したときであ
    って、前記メッセージ出力制御情報によりメッセージの
    出力が指示されているときには、前記受信装置に対して
    前記通信手段によりメッセージ出力の指示を送信し、前
    記メッセージ出力制御情報によりメッセージの否出力が
    指示されているときには、前記受信装置に対して前記通
    信手段によるメッセージ出力の指示の送信を禁止する第
    3の送信制御手段と、 を備えたことを特徴とするICカード。
  10. 【請求項10】ICカードは、受信装置により受信され
    た放送波に含まれる鍵識別情報に基づき、予め受信装置
    に記憶されたデバイス鍵が所定のデバイス鍵に該当する
    ことを認識したとき、受信装置に対して予め記憶された
    デバイス鍵で暗号化された復号鍵の送信を禁止し、 ICカードは、受信装置により受信された放送波に含ま
    れる鍵識別情報に基づき、予め記憶されたデバイス鍵が
    所定のデバイス鍵に該当しないことを認識したとき、受
    信装置に対して予め記憶されたデバイス鍵で暗号化され
    た復号鍵、及び復号鍵で暗号化されたスクランブル鍵を
    送信し、 受信装置は、暗号化された復号鍵及び暗号化されたスク
    ランブル鍵を受信し、予め記憶されたデバイス鍵により
    暗号化された復号鍵を復号化し、この復号化された復号
    鍵により暗号化されたスクランブル鍵を復号化し、この
    復号化されたスクランブル鍵により受信された放送波の
    スクランブルを解除する、 ことを特徴とする放送受信処理方法。
  11. 【請求項11】ICカードは、受信装置により受信され
    た放送波に含まれる鍵識別情報に基づき、予め受信装置
    に記憶されたデバイス鍵が所定のデバイス鍵に該当する
    ことを認識したとき、受信装置に対して予め記憶された
    デバイス鍵で暗号化された復号鍵の送信を禁止し、 ICカードは、受信装置により受信された放送波に含ま
    れる鍵識別情報に基づき、予め記憶されたデバイス鍵が
    所定のデバイス鍵に該当しないことを認識したとき、受
    信装置に対して予め記憶されたデバイス鍵で暗号化され
    た復号鍵、及び復号鍵で暗号化されたスクランブル鍵を
    送信する、 ことを特徴とする放送受信処理方法。
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