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JP2003145614A - 成形装置 - Google Patents

成形装置

Info

Publication number
JP2003145614A
JP2003145614A JP2001347331A JP2001347331A JP2003145614A JP 2003145614 A JP2003145614 A JP 2003145614A JP 2001347331 A JP2001347331 A JP 2001347331A JP 2001347331 A JP2001347331 A JP 2001347331A JP 2003145614 A JP2003145614 A JP 2003145614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
movement
moving
hydraulic cylinder
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001347331A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Imai
隆 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Placo Co Ltd
Original Assignee
Placo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Placo Co Ltd filed Critical Placo Co Ltd
Priority to JP2001347331A priority Critical patent/JP2003145614A/ja
Publication of JP2003145614A publication Critical patent/JP2003145614A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対の金型を型閉じする場合、高速移動から
低速移動に移行させる際の金型の減速の速度変動を小さ
くして、外観に傷のない成形品を製造する。 【解決手段】 ブロー成形装置1は、第1金型51を取
り付け保持する第1取付板9と、第1金型51に対向配
置させて第2金型53を取り付け保持する第2取付板1
3を有する。第1取付板9には複数のタイバー7の一端
が接続され、タイバー7の他端に第3取付板11が接続
され、第1取付板9と第3取付板11間のタイバー7に
第2取付板13が移動可能に挿通する。タイバー7は固
定板により保持される。第3取付板11と第2取付板1
3間には、第1金型51及び第2金型53からなる一対
の金型50を高速で接近移動させるときに使用されるサ
ーボモータ30と一対の金型50を圧力で型締めした状
態に保持する油圧シリンダ40とを有した移動装置20
が配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形装置に関し、
さらに詳細には、第1金型及び第2金型とからなる一対
の金型を対向配置し、これらの金型を互いに接近及び離
反させる方向に移動可能に構成された成形装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニルやポリエチレン等の熱可塑性
樹脂をビンや容器等の中空成形品に成形する方法として
ブロー成形法がある。このブロー成形法を用いる成形装
置としてはブロー成形装置がある。このブロー成形装置
には、例えば、第1金型及び第2金型とからなる一対の
金型のうちの第1金型を取り付け保持する第1取付板
と、第2金型を第1金型に対して対向配置して第2金型
を取り付け保持する第2取付板と、第1取付板及び第2
取付板を互いに接近及び離反させる方向に移動可能に構
成された移動機構と、第1取付板若しくは第2取付板に
一端が枢結されて他端が装置本体部に枢結されて油圧を
受けて伸縮動して第1取付板及び第2取付板を移動させ
て両者を互いに接近及び離反させる油圧シリンダとを有
して構成されているものがある。
【0003】このように構成されたブロー成形装置によ
り中空成形品を成形するには、先ず型開き状態にされた
一対の金型間の上方から加熱溶融した熱可塑性樹脂を下
方へ押し出してチューブ状のパリソンを吐出させる。続
いて、押し出されたパリソンの下端部をピンチして下端
部を閉じた状態にした後に、パリソン内に僅かな空気を
注入してパリソンの内壁同士の付着を防止する。そし
て、押し出されたパリソンの押し出し長さが中空成形品
に見合う所定寸法になると、油圧シリンダにより移動機
構を介して一対の金型をこれらが互いに接近する方向に
移動させる(以下、この移動を「型閉じ」と記す。)。
そして型閉じの最終段階において、型閉じの移動速度を
減速させた後に油圧シリンダに高圧の油圧を作用させ
て、一対の金型を型締めして密着した状態にする。また
型締めと同時にパリソン内に加圧空気を吹き込んでパリ
ソンを膨張させ、そして、金型内部にパリソンを密着さ
せた後にこれを冷却固化させて、金型内部空間(成形空
間)の形状に対応したビンや容器等の中空成形品を成形
する。なお、パリソン内に加圧空気を吹き込む時期は一
対の金型の形状等により異なり、一対の金型が型閉じし
ているときでもよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、型開き状態に
された一対の金型間にチューブ状のパリソンが押出され
ると、そのパリソンは自重により下方へ伸びてその膜厚
が徐々に薄くなる垂れ下がり現象を起こす。このため、
成形品の膜厚を所定厚にするためには、例えば、パリソ
ンの押出長さが所定寸法になると、一対の金型を高速で
型閉じさせる必要がある。また、一対の金型を型締めす
る場合、一対の金型の型締速度が高速のままで行なわれ
ると、パリソンが切断されたり金型が損傷する虞が生じ
るので、型締めするときの一対の金型の型締速度は低速
にする必要がある。
【0005】しかしながら、この金型を移動させる油圧
シリンダは、環境温度が変化すると油を流すホース等の
膨張・収縮や油の粘度変化等の影響を受けて、精密な速
度制御を行なうことが困難になる虞がある。その結果、
金型の移動速度を高速から低速に移行させる移行速度の
減速の割合が成形品を製造する毎に変動すると、初期に
注入された空気によりパリソンが膨張した状態にある場
合には、金型の先端部がパリソン表面を擦る状態で接触
してパリソン表面を傷つけ、その結果として成形品の外
観が悪くなって商品価値を低下させる虞があるという問
題が発生する。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、一対の金型を型閉じする場合、高速移動
から低速移動に移行する際の金型移行速度の減速の割合
が成形品を製造する毎に変動することはなく、外観に傷
のない成形品を製造可能な成形装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の成形装置は、第1金型及び第2金型からなる
一対の金型を合わせて形成される成形空間内に成形材料
を入れて成形品(例えば、実施形態における中空容器7
0)を成形する成形装置(例えば、実施形態におけるブ
ロー成形装置1)において、第1金型を取り付け保持す
る第1取付保持手段(例えば、実施形態における第1取
付板9)と、第1金型に対向配置させて第2金型を取り
付け保持する第2取付保持手段(例えば、実施形態にお
ける第2取付板13)と、第1取付保持手段及び第2取
付保持手段を互いに接近及び離反させる方向に移動可能
に支持する支持手段(例えば、実施形態における固定板
5,タイバー7,第3取付板11)と、支持手段を介し
て第1取付保持手段及び第2取付保持手段を相対移動さ
せて両者を互いに接近及び離反させる移動手段(例え
ば、実施形態における移動装置20)とを有してなる成
形装置であって、移動手段は、電動モータと、電動モー
タに接続されて電動モータの回転運動を直線運動に変換
する運動変換手段(例えば、実施形態におけるボールね
じ28)と、運動変換手段を介して電動モータの駆動力
により駆動されて直線運動を行なう直線運動部材と、直
線運動部材と少なくとも第1取付保持手段及び第2取付
保持手段の一方との間に取り付けられ、直線運動部材と
ともに直線移動し、且つ直線運動部材の運動方向と同一
方向に伸縮して直線運動部材に対して第1取付保持手段
若しくは第2取付保持手段を押圧若しくは移動させるよ
うに構成された油圧シリンダとを有してなる。
【0008】上記構成の成形装置によれば、移動手段は
電動モータと油圧シリンダとを有してなり、電動モータ
の作動により直線運動部材とともに油圧シリンダを直線
移動し、油圧シリンダは直線運動部材の運動方向と同一
方向に伸縮するので、第1取付保持手段及び第2取付保
持手段に取り付けられた一対の金型を電動モータで精度
の高い速度制御により接近移動させることができ、また
油圧シリンダにより一対の金型を圧力で型締めした状態
に固定保持することができる。
【0009】また、上記構成の成形装置において、電動
モータにより運動変換手段を介して直線運動部材を直線
移動して、第1金型及び第2金型を高速で第1近接位置
(例えば、実施形態における第1近接離X1)まで接近
移動させた後に第2近接位置(例えば、実施形態におけ
る第2近接距離X2)まで減速し、第1金型及び第2金
型が第2近接位置に移動すると油圧シリンダを作動させ
て一対の金型を型閉じし、一対の金型が型閉じした状態
で第1金型及び第2金型を油圧シリンダの圧力で型締め
して保持するように構成された移動制御手段(例えば、
実施形態におけるコントローラ60)と、油圧シリンダ
を作動させている時に運動変換手段に対する直線運動部
材の直線移動を固定保持させるように構成された移動規
制手段(例えば、実施形態における電磁ブレーキ33)
とを有してもよい。
【0010】上記構成の成形装置によれば、第1近接位
置から第2近接位置までの一対の金型の移動は電動モー
タの作動により制御されるので、この移動速度を高精度
且つ一定の割合で減速させることができる。このため、
金型とパリソン表面との接触状態は成形品の製造毎に変
化せずに一定化され、その結果としてパリソン表面に傷
を付けず、外観に傷のない成形品を製造することができ
る。
【0011】また、上記構成の成形装置において、運動
変換手段と直線運動部材及び油圧シリンダとからなる移
動機構部を複数有し、複数の移動機構部の各油圧シリン
ダが第1取付保持手段若しくは第2取付保持手段に繋が
れ、単一の電動モータにより複数の移動機構部の各運動
変換手段を介して直線運動部材を直線運動させるように
構成されてもよい。
【0012】上記構成の成形装置によれば、第1取付保
持手段若しくは第2取付保持手段に複数の移動機構部が
繋がっているので、第1取付保持手段若しくは第2取付
保持手段を均等に押圧することができる。このため、第
1取付保持手段や第2取付保持手段の大きさが大きい場
合でもこれを均等に押圧して第1取付保持手段及び第2
取付保持手段の移動をより滑らかにすることができると
ともに、これらの保持手段に取り付けられた一対の金型
間に作用する力を均等に作用させることができる。
【0013】上記構成の成形装置において、複数の移動
手段を有し、複数の移動手段のうちの一方の移動手段が
支持手段と第1取付保持手段と間に繋がれ、複数の移動
手段のうちの他方の移動手段が支持手段と第2取付保持
手段と間に繋がれていてもよい。
【0014】上記構成の成形装置によれば、第1取付保
持手段及び第2取付保持手段がそれぞれの移動手段によ
って直接に移動されるので、第1取付保持手段及び第2
取付保持手段の移動精度をより向上させることができる
とともに、一対の金型をより大きな圧力で型締めするこ
とができる。
【0015】上記構成の成形装置において、電動モータ
はブレーキ機能付きのサーボモータであり、移動規制手
段は、油圧シリンダを作動させている時にサーボモータ
のブレーキ機能を作動させて運動変換手段に対する直線
運動部材の直線移動を固定保持させるように構成されて
もよい。
【0016】上記構成の成形装置によれば、油圧シリン
ダが作動しているときは電動モータのブレーキ機能が作
動しているので、油圧シリンダが第1取付保持手段若し
くは第2取付保持手段を押圧したときの反作用の力によ
り直線運動部材が直線移動する事態を防止して型締状態
にある一対の金型の状態を保持することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図1から図6を使用して説明する。本実施の
形態はビンや容器の他、複雑な形状を有する中空成形品
を成形する場合に使用されるブロー成形法を利用したブ
ロー成形装置の態様を示す。
【0018】ブロー成形装置は、図1に示すように、左
右方向(図1の上下方向)に所定の間隙を有した状態で
設置された2つの基台3、4上に設置され、2つの基台
3、4のうちの右側の基台4により固定支持され、左側
の基台3によりブロー成形装置1の左側端部が左右方向
に移動可能に支持されている。ブロー成形装置1は右側
の基台4上に上方へ突出した状態で取り付けられた固定
板5と、固定板5の4つの角部に左右方向に摺動可能に
挿通した4本のタイバー7と、これらのタイバー7の左
右両端部に取り付けられた第1取付板9及び第3取付板
11と、固定板5及び第1取付板9間に延びる4本のタ
イバー7に左右方向に摺動可能に挿通した状態で取り付
けられた第2取付板13と、第3取付板11と第2取付
板13間に取り付けられて第1取付板9及び第2取付板
13を互いに接近及び離反させる方向に移動させる移動
装置20とを有して構成されている。
【0019】図2はブロー成形装置1の平面図を示し、
同図に示すように、第3取付板11の側部には第2取付
板13側へ突出して先端部にラック15aが螺刻された
第1ラック部材15が取り付けられ、第2取付板13の
側部には第3取付板11側へ突出して先端部に第1ラッ
ク部材15のラック15aに対向配置されたラック16
aが螺刻された第2ラック部材16が取り付けられてい
る。第1ラック部材15のラック15aと第2ラック部
材16のラック16aには図1に示す固定板5に固定保
持された図示しない保持板に回転自在に保持されたピニ
オン17がそれぞれ歯合している。このため、第1取付
板9と第3取付板11は4本のタイバー7を介して固定
板5に対して左右方向に連動して移動自在であり、第2
取付板13は第1取付板9及び固定板5間を4本のタイ
バー7を介して左右方向に移動自在であり、更に第2取
付板13が左右方向に移動すると、これに連動して第1
取付板9が第2取付板13の移動速度と同一速度で第2
取付板13に接近若しくは離反する方向に移動するよう
に構成されている。
【0020】第2取付板13と第3取付板11間に配設
された移動装置20は、第3取付板11の中央部に貫通
する貫通孔11aを挿通して左右方向に延びる直線運動
部材21と、直線運動部材21の右側(図2の上方側)
に形成された雄ねじ部21aに螺合する運動変換ギア2
5と、運動変換ギア25に回転運動を伝達するサーボモ
ータ30と、直線運動部材21と第2取付板13間に取
り付けられた油圧シリンダ40とを有して構成されてい
る。運動変換ギア25は回転中心軸線に沿った位置に雌
ねじ部25aが貫通状態で螺刻され、運動変換ギア25
の左側端部には幅方向(図2の左右方向)に突出したギ
ア部25bが形成され、運動変換ギア25の右側端部は
第3取付板11の貫通孔11aに回転可能な状態で嵌合
し、運動変換ギア25は第3取付板11に取り付けられ
た取付部材47によって回転自在に保持されている。
【0021】サーボモータ30は図示しない保持部材を
介して第3取付板11に取り付けられ、サーボモータ3
0の駆動軸30aの先端には駆動ギア31が取り付けら
れて、この駆動ギア31は運動変換ギア25のギア部2
5bに歯合している。サーボモータ30には駆動軸30
aの逆回転を防止する電磁ブレーキ33が搭載されてい
る。運動変換ギア25の雌ねじ部25aに螺合する直線
運動部材21の雄ねじ部21aは運動変換ギア25が回
転すると直線運動部材21を軸方向に移動させるような
形状に螺刻され、両ねじ部間には図示しない鋼球が入れ
られて、運動変換ギア25及び直線運動部材21の雄ね
じ部21aを有した軸部21bによりボールねじ28が
構成されている。直線運動部材21は第2取付板13側
へ延び、その先端部は油圧シリンダ40のピストン41
及びシリンダロッド43を兼用している。油圧シリンダ
40のシリンダチューブ44は第2取付板13の右側壁
面の略中央部に取り付けられ、直線運動部材21の先端
部に形成されたピストン41はシリンダチューブ44内
を左右方向に移動可能に嵌合してシリンダチューブ44
内をボトム室44a及びロッド室44bに分けている。
【0022】第1取付板9と第2取付板13の各内側に
は第1金型51及び第2金型53からなる一対の金型5
0が対向配置させた状態で取り付けられ、第1金型51
及び第2金型53は第1取付板9及び第2取付板13に
より図2に示す中心線Sを中央にして互いに接近及び離
反する方向に移動する。第1金型51及び第2金型53
は図3及び図4に示す第1金型51及び第2金型53が
型閉じされた状態で図4に示す中空容器70の外側形状
を形成する成形空間55が各々形成されている。
【0023】さて、図2に示す一対の金型50を接近及
び離反する方向に移動させるサーボモータ30及び油圧
シリンダ40はコントローラ60によりその動作が制御
される。コントローラ60は、ホースHを介して油圧シ
リンダ40に接続された作動制御弁Vの作動を制御して
油圧シリンダ40への油の給排制御をコントロールする
一方、一対の金型50間の移動距離を測定するパルスエ
ンコーダ(図示せず)からの位置信号を基に一対の金型
50の移動速度をフィードバック制御してサーボモータ
30の回転速度を制御する。具体的には、コントローラ
60は、図5を更に追加して説明すると、一対の金型間
距離XがX3であるときに一対の金型50の閉じ動作
(以下、「型閉じ」と記す。)を開始する。なお、コン
トローラ60による型閉じ制御は作動開始スイッチ(図
示せず)等が操作されて作動するように構成されてい
る。型閉じ制御は、先ずサーボモータ30を回転させ
て、金型間距離Xが第1近接距離X1になるまで一対の
金型50を高速Vで型閉じさせる。続いて、金型間距
離Xが第2近接距離X2になるまで一対の金型50の移
動速度を減速させる。このとき、減速の割合は略一定で
あり、金型間距離Xが第2近接距離X2になると一対の
金型50の移動速度は低速Vになるように制御され
る。一対の金型間距離Xが第2近接距離X2になると、
コントローラ60は、サーボモータ30の回転速度を徐
々に低下させるとともに、図2に示す作動制御弁Vの作
動を制御して油圧シリンダ40を伸長動させる。即ち、
ボトム室44a内に油を供給し、ロッド室44b内の油
を排出するように作動制御弁Vの作動がコントロールさ
れる。
【0024】油圧シリンダ40の伸長速度は、一対の金
型50の移動速度がVに維持されるようにサーボモー
タ30の減速を考慮して制御される。そして、コントロ
ーラ60は、金型間距離XがX4になったところでサー
ボモータ30の回転を停止させるとともに、油圧シリン
ダ40の伸長速度をVにし、そして、金型間距離Xが
ゼロになるまで油圧シリンダ40の伸長低速をVに維
持させる。また、金型間距離XがX4になると、コント
ローラ60はサーボモータ30の電磁ブレーキ33を励
磁状態にして、図2に示す駆動軸30aの逆回転を規制
する。
【0025】このように構成されたブロー成形装置1に
よって中空容器の成形品を成形するには、図3に示すよ
うに、先ず一対の金型間距離XがX3である状態で、一
対の金型50間の上方から、例えば加熱溶融した熱可塑
性樹脂を下方へ押し出してチューブ状のパリソンPを吐
出させる。続いて、押し出されたパリソンPの下端部を
ピンチして下端部を閉じた状態にした後に、パリソンP
内に僅かな空気を注入してパリソンPの内壁同士の付着
を防止する。そして、押し出されたパリソンPの押し出
し長さが成形品に見合う所定寸法になると、図2を更に
追加して説明すると、図2に示すコントローラ60がサ
ーボモータ30を回転駆動させて一対の金型50を図5
に示す金型間距離X3からX1に高速移動させた後に、
金型間距離X2まで減速させて一対の金型50の移動速
度を低速Vにする。
【0026】なお、図5に示す移動速度が低速Vにな
るまで、図3に示す一対の金型50間に押し出されたパ
リソンPは自重により下方へ伸びるが、図4に示す成形
品となる中空容器70の膜厚を所望の厚さにするため、
パリソンPの許容伸び量に到達する前に、図4に示すよ
うに、パリソンPは一対の金型50によりその上下両端
部が挟持される。このため、製造される中空容器70の
膜厚を所望の厚さにすることができる。
【0027】ここで、図3に示すように、押し出された
パリソンPが注入された空気により二点鎖線で示すよう
に僅かに膨張している場合において、図5に示す金型間
距離X1から一対の金型50が内側へ移動するときの移
動速度の減速の割合が製造される成形品毎に大きく変動
するような状況を考慮する。この場合、移動速度の減速
の割合が変動すると、一対の金型50とパリソン表面と
の接触状態が変化し、その結果、パリソン表面に傷が付
く虞があると考えられる。
【0028】しかしながら、本発明に係わるブロー成形
装置1では、パリソンPが挟持される直前の一対の金型
50の移動速度は一定の割合で減速するので(図5参
照)、成形品を製造する一対の金型50の移動条件を一
定にすることができる。このため、押し出されたパリソ
ンPが二点鎖線で示すように僅かに膨張している状態で
あっても、一対の金型50とパリソン表面との接触状態
は成形品の製造毎に変化しないと考えられる。その結果
としてパリソン表面に傷を付けずに、図4に示すよう
に、パリソンPを一対の金型50で挟持することがで
き、外観に傷のない中空容器70の製造が可能になる。
【0029】さて、図5に示すように、金型間距離Xが
X2になると、図2に示す油圧シリンダ40が伸長動し
て一対の金型50を更に接近移動させて金型間距離Xを
ゼロにして型閉じ状態にし、そして、油圧シリンダ40
の押圧力により一対の金型50は型締めされる。ここ
で、金型間距離XがX4になると、図2に示すサーボモ
ータ30の電磁ブレーキ33は励磁状態にされて駆動軸
30aの逆回転を規制する。このため、図2に示すよう
に、一対の金型50が型締めされた状態で油圧シリンダ
40内(ボトム室44a内)の油圧が高くなり、一対の
金型50間に圧力が作用し、その反力が直線運動部材2
1に作用してもサーボモータ30の駆動軸30aは固定
された状態にあるので、直線運動部材21が第3取付板
11側に移動することはない。このため、圧力で型締め
されている一対の金型50の状態を保持することができ
る。続いて、図4に示すように、型締めと同時にパリソ
ンP内に加圧空気を吹き込んでパリソンPを膨張させ、
そして、一対の金型50内部にパリソンPが密着した後
に、これを冷却固化させて中空容器70が成形される。
【0030】なお、前述した実施の形態では、図2に示
すように、1つの移動装置20により第1金型51及び
第2金型53を接近及び離反するような構成を示した
が、平面図である図6(a)に示すように、2つの移動
装置20よって第1金型51及び第2金型53のそれぞ
れを移動させるようにしてもよい。この場合、複数のタ
イバー7の両端部に一対の第3取付板11を取り付け、
一対の第3取付板11と複数のタイバー7からなる支持
装置は、図1に示す固定板5に固定されるように構成す
る。そして、第1取付板9と第2取付板13を一対の第
3取付板11間の複数のタイバー7を左右方向(図6の
左右方向)に移動自在に挿通させる。左側の第3取付板
11と第1取付板9間に一方の移動装置20を繋ぎ、右
側の第3取付板11と第2取付板13間に他の移動装置
20を繋ぐ。このように構成することで、サーボモータ
30が駆動してもサーボモータ30や一対の第3取付板
11等は移動せず、第1取付板9、第2取付板11及び
これらに取り付けられた一対の金型50のみが移動す
る。このため、駆動トルクを小さくしてサーボモータ3
0の小型化を図ることができ、またブロー成型装置1の
安定性を向上させることができる。また、第1取付板9
及び第2取付板13のそれぞれに移動装置20が取り付
けられているので、第1取付板9及び第2取付板13の
移動精度をより向上させることができるとともに、一対
の金型50をより大きな圧力で型締めすることができ
る。
【0031】また、前述した実施の形態では、図2に示
す運動変換ギア25と直線運動部材21及び油圧シリン
ダ40からなる移動機構部73を1つ有した例を示した
が、平面図である図6(b)に示すように、この移動機
構部73を幅方向(図6の上下方向)に2つ並べた状態
で配設し、各移動機構部73の油圧シリンダ40を第2
取付板13に接続させてもよい。この場合、サーボモー
タ30の駆動軸30aに接続された駆動ギア31を各移
動機構部73の運動変換ギア25のギア部25bに歯合
させる。また、サーボモータ30を回転駆動させると、
一方の運動変換ギア25と他方の運動変換ギア25は逆
回転するので、各直線運動部材73の移動方向が同一方
向になるように一方の移動機構部73のボールねじ28
のねじ部の向きを変更する。このように構成にすること
で、一対の金型50を型締めする場合、一対の金型50
間に作用する力を均等に作用させることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の成形装置
によれば、移動手段は電動モータと油圧シリンダとを有
してなり、電動モータの作動により直線運動部材ととも
に油圧シリンダを直線移動し、油圧シリンダは直線運動
部材の運動方向と同一方向に伸縮するように構成するこ
とで、第1取付保持手段及び第2取付保持手段に取り付
けられた一対の金型を電動モータで精度の高い速度制御
により接近移動させることができ、また油圧シリンダに
より一対の金型を圧力で型締めした状態に固定保持する
ことができる。
【0033】また、第1近接位置から第2近接位置間に
おける一対の金型の減速移動を電動モータの作動により
制御する場合には、移動速度を高精度且つ一定の割合で
減速させることができる。このため、金型とパリソン表
面との接触状態は成形品の製造毎に変化せずに一定し、
その結果としてパリソン表面に傷を付けず、外観に傷の
ない成形品を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる一実施の形態におけるブロー成
形装置の正面図を示す。
【図2】本発明に係わる一実施の形態におけるブロー成
形装置の平面図を示す。
【図3】本発明に係わる一実施の形態のブロー成形装置
の作動を説明するための金型の断面図である。
【図4】本発明に係わる一実施の形態のブロー成形装置
の作動を説明するための金型の断面図である。
【図5】本発明に係わる一実施の形態の金型の型閉じを
説明するための図を示す。
【図6】本発明に係わる一実施の形態におけるブロー成
形装置の平面図を示す。
【符号の説明】
1 ブロー成形装置 5 固定板(支持手段) 7 タイバー(支持手段) 9 第1取付板(第1取付保持手段) 11 第3取付板(支持手段) 13 第2取付板(第2取付保持手段) 20 移動装置(移動手段) 21 直線運動部材 28 ボールねじ(運動変換手段) 30 サーボモータ 33 電磁クラッチ(移動規制手段) 40 油圧シリンダ 50 一対の金型 51 第1金型 53 第2金型 55 成形空間 60 コントローラ(移動制御手段) 70 中空容器(成形品) 73 移動機構部 X1 第1近接距離(第1近接位置) X2 第2近接距離(第2近接位置)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1金型及び第2金型からなる一対の金
    型を合わせて形成される成形空間内に成形材料を入れて
    成形品を成形する成形装置において、 前記第1金型を取り付け保持する第1取付保持手段と、
    前記第1金型に対向配置させて前記第2金型を取り付け
    保持する第2取付保持手段と、前記第1取付保持手段及
    び前記第2取付保持手段を互いに接近及び離反させる方
    向に移動可能に支持する支持手段と、前記支持手段を介
    して前記第1取付保持手段及び前記第2取付保持手段を
    相対移動させて両者を互いに接近及び離反させる移動手
    段とを有してなる成形装置であって、 前記移動手段は、 電動モータと、 前記電動モータに接続されて前記電動モータの回転運動
    を直線運動に変換する運動変換手段と、 前記運動変換手段を介して前記電動モータの駆動力によ
    り駆動されて直線運動を行なう直線運動部材と、 前記直線運動部材と少なくとも前記第1取付保持手段及
    び前記第2取付保持手段の一方との間に取り付けられ、
    前記直線運動部材とともに直線移動し、且つ前記直線運
    動部材の運動方向と同一方向に伸縮して前記直線運動部
    材に対して前記第1取付保持手段若しくは前記第2取付
    保持手段を押圧若しくは移動させるように構成された油
    圧シリンダとを有してなることを特徴とする成形装置。
  2. 【請求項2】 前記電動モータにより前記運動変換手段
    を介して前記直線運動部材を直線移動して、前記第1金
    型及び前記第2金型を高速で第1近接位置まで接近移動
    させた後に第2近接位置まで減速し、前記第1金型及び
    前記第2金型が前記第2近接位置に移動すると前記油圧
    シリンダを作動させて前記一対の金型を型閉じし、前記
    一対の金型が型閉じした状態で前記第1金型及び前記第
    2金型を前記油圧シリンダの圧力で型締めして保持する
    ように構成された移動制御手段と、 前記油圧シリンダを作動させている時に前記運動変換手
    段に対する前記直線運動部材の移動を固定保持させるよ
    うに構成された移動規制手段とを有することを特徴とす
    る請求項1記載の成形装置。
  3. 【請求項3】 前記運動変換手段と前記直線運動部材及
    び前記油圧シリンダとからなる移動機構部を複数有し、 複数の前記移動機構部の各油圧シリンダが前記第1取付
    保持手段若しくは前記第2取付保持手段に繋がれ、単一
    の前記電動モータにより複数の前記移動機構部の各運動
    変換手段を介して前記直線運動部材を直線運動させるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1又2記載
    の成形装置。
  4. 【請求項4】 複数の前記移動手段を有し、複数の前記
    移動手段のうちの一方の移動手段が前記支持手段と前記
    第1取付保持手段と間に繋がれ、複数の前記移動手段の
    うちの他方の移動手段が前記支持手段と前記第2取付保
    持手段と間に繋がれていることを特徴とする請求項1又
    2記載の成形装置。
  5. 【請求項5】 前記電動モータはブレーキ機能付きのサ
    ーボモータであり、 前記移動規制手段は、前記油圧シリンダを作動させてい
    る時に前記サーボモータのブレーキ機能を作動させて前
    記運動変換手段に対する前記直線運動部材の直線移動を
    固定保持させるように構成されていることを特徴とする
    請求項2記載の成形装置。
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