JP2003039961A - 動力伝達ユニット - Google Patents
動力伝達ユニットInfo
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Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トルク伝達効率に優れ、しかも低速・高トル
ク出力を可能として、発進・クリープ走行やヒルホール
ドを行うことが可能であり、さらに、スタータモータと
発電機の機能を有しながらコンパクトに形成して車載性
に優れた新規な動力伝達ユニットを提供すること。 【解決手段】 入力軸1に結合された入力円管32を出
力軸2の外径方向に設け、入力円管32を挟んで内外
に、キャリア12に結合されたキャリア接続円管34
と、サンギヤ11に結合されたサンギヤ接続円管36と
を設け、サンギヤ接続円管36に直接あるいは間接的
に、発電電動機MGのロータ16を取り付け、出力軸2
とキャリア接続円管34との間に第2クラッチB−C/
Lを設け、キャリア接続円管34と入力円管32との間
に第1クラッチA−C/Lを設け、入力円管32とサン
ギヤ接続円管36との間に第3クラッチC−C/Lを設
けた。
ク出力を可能として、発進・クリープ走行やヒルホール
ドを行うことが可能であり、さらに、スタータモータと
発電機の機能を有しながらコンパクトに形成して車載性
に優れた新規な動力伝達ユニットを提供すること。 【解決手段】 入力軸1に結合された入力円管32を出
力軸2の外径方向に設け、入力円管32を挟んで内外
に、キャリア12に結合されたキャリア接続円管34
と、サンギヤ11に結合されたサンギヤ接続円管36と
を設け、サンギヤ接続円管36に直接あるいは間接的
に、発電電動機MGのロータ16を取り付け、出力軸2
とキャリア接続円管34との間に第2クラッチB−C/
Lを設け、キャリア接続円管34と入力円管32との間
に第1クラッチA−C/Lを設け、入力円管32とサン
ギヤ接続円管36との間に第3クラッチC−C/Lを設
けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のエンジンと
変速機との間で動力伝達を行うことができるとともに、
エンジンの始動ならびに発電を行うことができる動力伝
達ユニットに関する。
変速機との間で動力伝達を行うことができるとともに、
エンジンの始動ならびに発電を行うことができる動力伝
達ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に、自動変速機を備えた自
動車では、動力源としてのエンジンと自動変速機との間
の動力伝達ユニットとしてトルクコンバータを用いてい
る。このような技術は、例えば、自動車工学全書第9巻
(昭和55年11月20日(株)山海堂発行)の第14
9頁に記載されている。また、他の動力伝達手段として
は、クラッチが知られており、操作の簡易性要求から必
要に応じて自動的にクラッチを断接させる自動クラッチ
システムも提案されており、このような構成としては、
乾式の単板クラッチを用いたものが公知である。
動車では、動力源としてのエンジンと自動変速機との間
の動力伝達ユニットとしてトルクコンバータを用いてい
る。このような技術は、例えば、自動車工学全書第9巻
(昭和55年11月20日(株)山海堂発行)の第14
9頁に記載されている。また、他の動力伝達手段として
は、クラッチが知られており、操作の簡易性要求から必
要に応じて自動的にクラッチを断接させる自動クラッチ
システムも提案されており、このような構成としては、
乾式の単板クラッチを用いたものが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トルク
コンバータは、流体を介して動力伝達を行うために、滑
りによるパワーロスが生じ、燃費が悪いという問題があ
る。一方、クラッチを用いた手段は、パワーロスは生じ
にくいが、トルクコンバータの利点である低速・高トル
ク伝達が難しい。すなわち、低速・高トルク伝達を行う
ためには、摩擦面を滑らせてトルク伝達をおこなうこと
になるが、このようにすると発熱するため、エンジンの
アイドリング回転によりじわじわ進むいわゆるクリーピ
ング走行や、上り坂で止まるいわゆるヒルホールドを実
行することが難しい。そこで、ヒルホールドを達成する
ために、ブレーキ装置において自動的に制動力を発生さ
せることが提案されている。しかしながら、この場合、
能動的に制動力を発生できる装置を搭載する必要があ
り、車両のコストアップを招く。
コンバータは、流体を介して動力伝達を行うために、滑
りによるパワーロスが生じ、燃費が悪いという問題があ
る。一方、クラッチを用いた手段は、パワーロスは生じ
にくいが、トルクコンバータの利点である低速・高トル
ク伝達が難しい。すなわち、低速・高トルク伝達を行う
ためには、摩擦面を滑らせてトルク伝達をおこなうこと
になるが、このようにすると発熱するため、エンジンの
アイドリング回転によりじわじわ進むいわゆるクリーピ
ング走行や、上り坂で止まるいわゆるヒルホールドを実
行することが難しい。そこで、ヒルホールドを達成する
ために、ブレーキ装置において自動的に制動力を発生さ
せることが提案されている。しかしながら、この場合、
能動的に制動力を発生できる装置を搭載する必要があ
り、車両のコストアップを招く。
【0004】さらに、従来の原動機の始動装置および車
両における発電装置は、上述の動力伝達装置と別個に設
けられており、それぞれに設置スペースを要するため、
車載性の改善が求められていた。
両における発電装置は、上述の動力伝達装置と別個に設
けられており、それぞれに設置スペースを要するため、
車載性の改善が求められていた。
【0005】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
成されたもので、トルク伝達効率に優れ、しかも低速・
高トルク出力を可能として、発進・クリープ走行やヒル
ホールドを行うことが可能であり、さらに、スタータモ
ータと発電機の機能を有しながらコンパクトに形成して
車載性に優れた新規な動力伝達ユニットを提供すること
を目的としている。
成されたもので、トルク伝達効率に優れ、しかも低速・
高トルク出力を可能として、発進・クリープ走行やヒル
ホールドを行うことが可能であり、さらに、スタータモ
ータと発電機の機能を有しながらコンパクトに形成して
車載性に優れた新規な動力伝達ユニットを提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的達成のために
本発明の動力伝達ユニットは、エンジンと変速機とのト
ルク伝達系路に設けられ、エンジンからトルク伝達され
る入力軸、および、この入力軸と同軸に設けられて変速
機にトルク出力する出力軸と、これら入力軸と出力軸と
同軸に設けられて入力軸と出力軸との間で回転を伝達す
る遊星歯車と、この遊星歯車のキャリアと前記駆動軸と
の間に設けられた第1クラッチと、前記キャリアと出力
軸との間に設けられた第2クラッチと、前記遊星歯車の
サンギヤと駆動軸との間に設けられた第3クラッチと、
前記遊星歯車のリングギヤをハウジングに固定するブレ
ーキと、前記サンギヤと一体的に回転する回転体とハウ
ジングとの間に設けられて、モータとして回転体を回転
させることが可能であるとともに、回転体の回転により
発電可能な発電電動機と、を備え、前記入力軸(1)に
結合された入力円管(32)が前記出力軸(2)の外径
方向に間隔を有して設けられ、前記入力円管(32)と
出力軸(2)との間には、前記キャリアに結合されたキ
ャリア接続円管(34)が、入力円管(32)ならびに
出力軸(2)との間に間隔を有して設けられ、前記入力
円管(32)の外径方向に、前記サンギヤに結合された
前記回転体の少なくとも一部としてのサンギヤ接続円管
(36)が間隔を有して設けられ、このサンギヤ接続円
管(36)に直接あるいは間接的に、前記発電電動機
(MG)のロータ(16)が取り付けられ、前記出力軸
(2)とキャリア接続円管(34)との間に、第2クラ
ッチ(B−C/L)が出力軸(2)とキャリア接続円管
(34)とを締結および締結解除可能に設けられ、前記
キャリア接続円管(34)と入力円管(32)との間
に、第1クラッチ(A−C/L)がキャリア接続円管
(34)と入力円管(32)とを締結および締結解除可
能に設けられ、前記入力円管(32)とサンギヤ接続円
管(36)との間に、第3クラッチ(C−C/L)が入
力円管(32)とサンギヤ接続円管(36)とを締結お
よび締結解除可能に設けられていることを特徴とする手
段とした。
本発明の動力伝達ユニットは、エンジンと変速機とのト
ルク伝達系路に設けられ、エンジンからトルク伝達され
る入力軸、および、この入力軸と同軸に設けられて変速
機にトルク出力する出力軸と、これら入力軸と出力軸と
同軸に設けられて入力軸と出力軸との間で回転を伝達す
る遊星歯車と、この遊星歯車のキャリアと前記駆動軸と
の間に設けられた第1クラッチと、前記キャリアと出力
軸との間に設けられた第2クラッチと、前記遊星歯車の
サンギヤと駆動軸との間に設けられた第3クラッチと、
前記遊星歯車のリングギヤをハウジングに固定するブレ
ーキと、前記サンギヤと一体的に回転する回転体とハウ
ジングとの間に設けられて、モータとして回転体を回転
させることが可能であるとともに、回転体の回転により
発電可能な発電電動機と、を備え、前記入力軸(1)に
結合された入力円管(32)が前記出力軸(2)の外径
方向に間隔を有して設けられ、前記入力円管(32)と
出力軸(2)との間には、前記キャリアに結合されたキ
ャリア接続円管(34)が、入力円管(32)ならびに
出力軸(2)との間に間隔を有して設けられ、前記入力
円管(32)の外径方向に、前記サンギヤに結合された
前記回転体の少なくとも一部としてのサンギヤ接続円管
(36)が間隔を有して設けられ、このサンギヤ接続円
管(36)に直接あるいは間接的に、前記発電電動機
(MG)のロータ(16)が取り付けられ、前記出力軸
(2)とキャリア接続円管(34)との間に、第2クラ
ッチ(B−C/L)が出力軸(2)とキャリア接続円管
(34)とを締結および締結解除可能に設けられ、前記
キャリア接続円管(34)と入力円管(32)との間
に、第1クラッチ(A−C/L)がキャリア接続円管
(34)と入力円管(32)とを締結および締結解除可
能に設けられ、前記入力円管(32)とサンギヤ接続円
管(36)との間に、第3クラッチ(C−C/L)が入
力円管(32)とサンギヤ接続円管(36)とを締結お
よび締結解除可能に設けられていることを特徴とする手
段とした。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の動力伝達ユニットにおいて、前記遊星歯車は、前記キ
ャリア接続円管(34)の外径側であって、前記第1ク
ラッチおよび第3クラッチと軸方向に並んで配置されて
いることを特徴とする手段とした。
の動力伝達ユニットにおいて、前記遊星歯車は、前記キ
ャリア接続円管(34)の外径側であって、前記第1ク
ラッチおよび第3クラッチと軸方向に並んで配置されて
いることを特徴とする手段とした。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の動力伝達ユニットにおいて、最も外周に設け
られて、発電電動機(MG)を収容する気室(AR)
と、前記クラッチおよびブレーキを収容した油室(O
R)との間に配置されている前記サンギヤ接続円管(3
6)あるいはこのサンギヤ接続円管(36)と一体の回
転部材(36c)の外周が一対の軸受(53)を介して
ハウジングに支持され、前記軸受(53)の隣りに、油
室(OR)と気室(AR)とを区画するシール部材(5
5)が設けられていることを特徴とする手段とした。
2に記載の動力伝達ユニットにおいて、最も外周に設け
られて、発電電動機(MG)を収容する気室(AR)
と、前記クラッチおよびブレーキを収容した油室(O
R)との間に配置されている前記サンギヤ接続円管(3
6)あるいはこのサンギヤ接続円管(36)と一体の回
転部材(36c)の外周が一対の軸受(53)を介して
ハウジングに支持され、前記軸受(53)の隣りに、油
室(OR)と気室(AR)とを区画するシール部材(5
5)が設けられていることを特徴とする手段とした。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の動力伝達ユニットにおいて、前記リン
グギヤ接続円管(38)の外径方向に間隔を有して前記
ハウジングと一体の円管(46)が設けられ、前記円管
(46)の外径側に前記サンギヤ接続円管(36)に結
合された円管(36c)が設けられ、この円管(36
c)に前記ロータ(16)が取り付けられ、前記ブレー
キとして、前記円管(46)とリングギヤ接続円管(3
8)とに装着された多板のメインクラッチ(60K)を
有した電磁多板式ブレーキが用いられていることを特徴
とする手段とした。
いずれかに記載の動力伝達ユニットにおいて、前記リン
グギヤ接続円管(38)の外径方向に間隔を有して前記
ハウジングと一体の円管(46)が設けられ、前記円管
(46)の外径側に前記サンギヤ接続円管(36)に結
合された円管(36c)が設けられ、この円管(36
c)に前記ロータ(16)が取り付けられ、前記ブレー
キとして、前記円管(46)とリングギヤ接続円管(3
8)とに装着された多板のメインクラッチ(60K)を
有した電磁多板式ブレーキが用いられていることを特徴
とする手段とした。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の動力伝達ユニットにおいて、前記リン
グギヤ接続円管(38)の外径方向に間隔を有して前記
ハウジングと一体の円管(46)が設けられ、前記円管
(46)の外径側に前記サンギヤ接続円管(36)に結
合された円管(36c)が設けられ、この円管(36
c)に前記ロータ(16)が取り付けられ、前記ブレー
キとして、前記円管(46)とリングギヤ接続円管(3
8)とに装着された多板のメインクラッチ(400)を
有しているとともに、円管(36c)に支持された質量
体(405)を有し、円管(36c)の回転速度が所定
未満ではメインクラッチを解放し、一方、円管(36
c)の回転速度が所定速度を超えるとメインクラッチを
締結する遠心ブレーキが用いられていることを特徴とす
る手段とした。
いずれかに記載の動力伝達ユニットにおいて、前記リン
グギヤ接続円管(38)の外径方向に間隔を有して前記
ハウジングと一体の円管(46)が設けられ、前記円管
(46)の外径側に前記サンギヤ接続円管(36)に結
合された円管(36c)が設けられ、この円管(36
c)に前記ロータ(16)が取り付けられ、前記ブレー
キとして、前記円管(46)とリングギヤ接続円管(3
8)とに装着された多板のメインクラッチ(400)を
有しているとともに、円管(36c)に支持された質量
体(405)を有し、円管(36c)の回転速度が所定
未満ではメインクラッチを解放し、一方、円管(36
c)の回転速度が所定速度を超えるとメインクラッチを
締結する遠心ブレーキが用いられていることを特徴とす
る手段とした。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の動力伝達ユニットにおいて、前記発電
電動機(MG)のロータ(16)がサンギヤ接続円管
(36)の外周に取り付けられ、前記ブレーキとして、
前記サンギヤの外側に取り付けられた円盤(338)を
固定および固定解除可能なバンドブレーキが用いられ、
このブレーキが前記発電電動機(MG)と軸方向に並ん
で設けられていることを特徴とする手段とした。
いずれかに記載の動力伝達ユニットにおいて、前記発電
電動機(MG)のロータ(16)がサンギヤ接続円管
(36)の外周に取り付けられ、前記ブレーキとして、
前記サンギヤの外側に取り付けられた円盤(338)を
固定および固定解除可能なバンドブレーキが用いられ、
このブレーキが前記発電電動機(MG)と軸方向に並ん
で設けられていることを特徴とする手段とした。
【0012】
【発明の作用および効果】本発明では、エンジンを始動
させるときには、第1クラッチを締結させ、第2クラッ
チおよび第3クラッチを解放させ、かつ、ブレーキを締
結作動させた状態で、発電電動機をモータとして駆動さ
せる。したがって、発電電動機の回転がサンギヤから遊
星歯車に入力され、遊星歯車において減速された後、キ
ャリアから第1クラッチを介して入力軸に伝達され、エ
ンジンが始動される。このように、発電電動機の回転が
減速によりトルクを増大されてエンジンに入力されるた
め、発電電動機の出力トルクが小さくても、始動が可能
である。
させるときには、第1クラッチを締結させ、第2クラッ
チおよび第3クラッチを解放させ、かつ、ブレーキを締
結作動させた状態で、発電電動機をモータとして駆動さ
せる。したがって、発電電動機の回転がサンギヤから遊
星歯車に入力され、遊星歯車において減速された後、キ
ャリアから第1クラッチを介して入力軸に伝達され、エ
ンジンが始動される。このように、発電電動機の回転が
減速によりトルクを増大されてエンジンに入力されるた
め、発電電動機の出力トルクが小さくても、始動が可能
である。
【0013】また、エンジンが駆動している状態におい
て、例えば、発進やクリープやヒルホールドなどのよう
に、トルクが必要な場合には、第1クラッチを解放さ
せ、第2クラッチおよび第3クラッチを締結させ、ブレ
ーキを締結させる。この場合、エンジンの回転が入力軸
から第3クラッチを介して、遊星歯車のサンギヤに入力
されて、減速されてキャリアから出力軸に出力されるも
ので、変速機に向けて、低速・高トルクとして出力され
る。さらに、このとき、発電電動機を発電機として作動
させると、エンジントルクの一部が電気エネルギとして
回収されて変速機に伝達されるトルクが小さくなり、一
方、発電電動機をモータとして作動させると、この出力
によりエンジン出力がアシストされて、変速機に伝達さ
れるトルクが増大される。よって、同時に発電電動機の
作動を制御することにより、変速機に伝達されるトルク
を微妙に制御することも可能となる。
て、例えば、発進やクリープやヒルホールドなどのよう
に、トルクが必要な場合には、第1クラッチを解放さ
せ、第2クラッチおよび第3クラッチを締結させ、ブレ
ーキを締結させる。この場合、エンジンの回転が入力軸
から第3クラッチを介して、遊星歯車のサンギヤに入力
されて、減速されてキャリアから出力軸に出力されるも
ので、変速機に向けて、低速・高トルクとして出力され
る。さらに、このとき、発電電動機を発電機として作動
させると、エンジントルクの一部が電気エネルギとして
回収されて変速機に伝達されるトルクが小さくなり、一
方、発電電動機をモータとして作動させると、この出力
によりエンジン出力がアシストされて、変速機に伝達さ
れるトルクが増大される。よって、同時に発電電動機の
作動を制御することにより、変速機に伝達されるトルク
を微妙に制御することも可能となる。
【0014】一方、通常の走行時などでは、第1〜第3
クラッチを締結させ、ブレーキを解放させる。この場
合、エンジンの回転は、入力軸から第1クラッチを介し
て遊星歯車のキャリアに伝達され、このキャリアから第
2クラッチを介して出力軸に伝達される。したがって、
入力軸トルクは1:1で出力軸に伝達される。
クラッチを締結させ、ブレーキを解放させる。この場
合、エンジンの回転は、入力軸から第1クラッチを介し
て遊星歯車のキャリアに伝達され、このキャリアから第
2クラッチを介して出力軸に伝達される。したがって、
入力軸トルクは1:1で出力軸に伝達される。
【0015】また、走行中において駆動輪トルクにより
発電を行う回生を行うには、遊星歯車と入力軸すなわち
エンジン側との接続を絶って、エンジンブレーキが作用
しない状態で行う方法と、遊星歯車と入力軸とを接続さ
せて、エンジンブレーキが作用する状態で行う方法とが
あり、前者は低速時に行うのが好ましく、後者は高速時
に行うのが好ましい。
発電を行う回生を行うには、遊星歯車と入力軸すなわち
エンジン側との接続を絶って、エンジンブレーキが作用
しない状態で行う方法と、遊星歯車と入力軸とを接続さ
せて、エンジンブレーキが作用する状態で行う方法とが
あり、前者は低速時に行うのが好ましく、後者は高速時
に行うのが好ましい。
【0016】前者のエンジンブレーキが作用しない回生
を行う場合、第1クラッチおよび第3クラッチを解放さ
せ、第2クラッチを締結させる。この場合、出力軸に入
力される駆動輪トルクが、遊星歯車においてキャリアか
ら入力されてサンギヤから増速されて発電電動機に向け
て出力されるもので、発電機が増速回転されて、1:1
のトルク伝達で回生を行うものよりも、効率よく回生す
ることができる。
を行う場合、第1クラッチおよび第3クラッチを解放さ
せ、第2クラッチを締結させる。この場合、出力軸に入
力される駆動輪トルクが、遊星歯車においてキャリアか
ら入力されてサンギヤから増速されて発電電動機に向け
て出力されるもので、発電機が増速回転されて、1:1
のトルク伝達で回生を行うものよりも、効率よく回生す
ることができる。
【0017】後者のエンジンブレーキを作用させる回生
を行う場合、第1〜第3クラッチを締結させ、かつ、ブ
レーキは解放させる。この場合、出力軸に入力される駆
動輪トルクは、第2クラッチを介してキャリアに入力さ
れ、そのまま、キャリアから第1クラッチを介して入力
軸に伝達され、エンジンブレーキを作用させることがで
きる。また、この入力軸の回転は、第3クラッチを介し
て発電電動機に入力され、1:1のトルク伝達で発電さ
せることができる。このとき、発電電動機における回生
量を調整することでエンジンブレーキによる制動力を調
節することができる。
を行う場合、第1〜第3クラッチを締結させ、かつ、ブ
レーキは解放させる。この場合、出力軸に入力される駆
動輪トルクは、第2クラッチを介してキャリアに入力さ
れ、そのまま、キャリアから第1クラッチを介して入力
軸に伝達され、エンジンブレーキを作用させることがで
きる。また、この入力軸の回転は、第3クラッチを介し
て発電電動機に入力され、1:1のトルク伝達で発電さ
せることができる。このとき、発電電動機における回生
量を調整することでエンジンブレーキによる制動力を調
節することができる。
【0018】以上のように、本発明では、トルクコンバ
ータのように滑りによるパワーロスを防止でき、かつク
ラッチを滑らせるような発熱と制御に不利な手段を用い
ること無しに、エンジン出力を、低速・高トルクに変換
して出力させること、ならびに伝達トルクを微妙に制御
するや、効率の良いエネルギ回生を行うことができると
いう効果が得られる。さらに、本発明では、第1〜第3
クラッチを同軸に内外三重に配置したため、ユニットの
軸方向寸法を短くして、高い車両搭載性を得ることがで
きる。
ータのように滑りによるパワーロスを防止でき、かつク
ラッチを滑らせるような発熱と制御に不利な手段を用い
ること無しに、エンジン出力を、低速・高トルクに変換
して出力させること、ならびに伝達トルクを微妙に制御
するや、効率の良いエネルギ回生を行うことができると
いう効果が得られる。さらに、本発明では、第1〜第3
クラッチを同軸に内外三重に配置したため、ユニットの
軸方向寸法を短くして、高い車両搭載性を得ることがで
きる。
【0019】請求項2に記載の発明にあっては、遊星歯
車を第1クラッチおよび第3クラッチと軸方向に並べて
配置させため、全体の構成をハウジング内にコンパクト
に配置させることができる。
車を第1クラッチおよび第3クラッチと軸方向に並べて
配置させため、全体の構成をハウジング内にコンパクト
に配置させることができる。
【0020】請求項3に記載の発明にあっては、ユニッ
トの油室の最も外周に設けられている回転部材を利用し
て油室と気室とのシールを行うことができる。
トの油室の最も外周に設けられている回転部材を利用し
て油室と気室とのシールを行うことができる。
【0021】請求項4に記載の発明にあっては、ブレー
キとして電磁多板式ブレーキを用いているため、大きな
制動力によりリングギヤを確実に固定できるとともに、
細かな制御を実行することができる。
キとして電磁多板式ブレーキを用いているため、大きな
制動力によりリングギヤを確実に固定できるとともに、
細かな制御を実行することができる。
【0022】請求項5に記載の発明にあっては、ブレー
キとして遠心ブレーキを用いているため、停車時および
低速時と、高速時とでブレーキを制動状態と非制動状態
とに切り替えるのに制御が不要となり、電気的構成の簡
略化を図ることができる。
キとして遠心ブレーキを用いているため、停車時および
低速時と、高速時とでブレーキを制動状態と非制動状態
とに切り替えるのに制御が不要となり、電気的構成の簡
略化を図ることができる。
【0023】請求項6に記載の発明にあっては、ブレー
キとしてバンドブレーキを用いたため、ハウジング内に
おいてブレーキが占める容積を小さくして、ユニットの
小型化を図ることができる。
キとしてバンドブレーキを用いたため、ハウジング内に
おいてブレーキが占める容積を小さくして、ユニットの
小型化を図ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 (実施の形態1)まず、構成について説明する。実施の
形態1の動力伝達ユニットMGUは、請求項1ないし4
に記載の発明に対応したものであり、図2に示すように
エンジンEGとトランスミッションTMの動力伝達経路
の途中、すなわち一般的な自動変速機においてトルクコ
ンバータが配置される位置に設けられている。なお、こ
のトランスミッションTMとしては、手動変速機やCV
Tなどを用いることができる。この動力伝達ユニットM
GUは、エンジンEGのクランク軸6(図1参照)に連
結された入力軸1と、トランスミッションTMの入力軸
(図示省略)に連結された出力軸2と、この出力軸2と
入力軸1とに同軸に設けられた遊星歯車PGSと、この
遊星歯車PGSのキャリア12を入力軸1と接続および
切断させる第1クラッチA−C/Lと、前記キャリア1
2を出力軸2と接続および切断させる第2クラッチB−
C/Lと、前記遊星歯車PGSのサンギヤ11を入力軸
1と接続および切断させる第3クラッチC−C/Lと、
前記サンギヤ11と一体的な回転体であるサンギヤ接続
円管36との間で電力の授受を行う発電電動機MGと、
前記遊星歯車PGSの固定要素であるリングギヤ13を
固定および固定解除させるブレーキBRKとを備えてい
る。なお、各クラッチA−C/L、B−C/L、C−C
/Lは、湿式電磁多板クラッチである。また、ブレーキ
BRKも、同様の湿式多板のものを用いている。
面に基づいて説明する。 (実施の形態1)まず、構成について説明する。実施の
形態1の動力伝達ユニットMGUは、請求項1ないし4
に記載の発明に対応したものであり、図2に示すように
エンジンEGとトランスミッションTMの動力伝達経路
の途中、すなわち一般的な自動変速機においてトルクコ
ンバータが配置される位置に設けられている。なお、こ
のトランスミッションTMとしては、手動変速機やCV
Tなどを用いることができる。この動力伝達ユニットM
GUは、エンジンEGのクランク軸6(図1参照)に連
結された入力軸1と、トランスミッションTMの入力軸
(図示省略)に連結された出力軸2と、この出力軸2と
入力軸1とに同軸に設けられた遊星歯車PGSと、この
遊星歯車PGSのキャリア12を入力軸1と接続および
切断させる第1クラッチA−C/Lと、前記キャリア1
2を出力軸2と接続および切断させる第2クラッチB−
C/Lと、前記遊星歯車PGSのサンギヤ11を入力軸
1と接続および切断させる第3クラッチC−C/Lと、
前記サンギヤ11と一体的な回転体であるサンギヤ接続
円管36との間で電力の授受を行う発電電動機MGと、
前記遊星歯車PGSの固定要素であるリングギヤ13を
固定および固定解除させるブレーキBRKとを備えてい
る。なお、各クラッチA−C/L、B−C/L、C−C
/Lは、湿式電磁多板クラッチである。また、ブレーキ
BRKも、同様の湿式多板のものを用いている。
【0025】次に、図1の断面図に基づいて、実施の形
態1の動力伝達ユニットMGUについて詳細に説明す
る。前記入力軸1は、一端がエンジンEGのクランク軸
6に振動吸収手段5を介して連結されている。この振動
吸収手段5は、回転方向の剛性が高く、かつ曲げ方向の
剛性が低い曲げ振動吸収用の弾性プレートと、逆に回転
方向の剛性が低く、曲げ方向の剛性が高いダンパプレー
トとを備えた周知のものが用いられ、エンジンEGのク
ランク軸6からトルクが入力されたときに、曲げ振動や
捻り振動を吸収する。
態1の動力伝達ユニットMGUについて詳細に説明す
る。前記入力軸1は、一端がエンジンEGのクランク軸
6に振動吸収手段5を介して連結されている。この振動
吸収手段5は、回転方向の剛性が高く、かつ曲げ方向の
剛性が低い曲げ振動吸収用の弾性プレートと、逆に回転
方向の剛性が低く、曲げ方向の剛性が高いダンパプレー
トとを備えた周知のものが用いられ、エンジンEGのク
ランク軸6からトルクが入力されたときに、曲げ振動や
捻り振動を吸収する。
【0026】図においてHは実施の形態1の動力伝達ユ
ニットMGUを収容するハウジングで、このハウジング
Hは、中央に穴が開いた円盤41,42,43と、円管
45,46および連結部材47とにより円筒状に形成さ
れ、前記円盤41,43の内周に、軸受49,49を介
して入力軸1および出力軸2を回転自在に支持してい
る。なお、両軸受49,49の隣にはシール部材50,
50が設けられ、ハウジングHに形成された油室ORを
シールしている。また、両軸受49,49により軸方向
の寸法が管理されている。また、ハウジングHの最も大
径部分の円管45の外周には、空冷フィン48が図3の
断面図に示すように放射状に形成されている。
ニットMGUを収容するハウジングで、このハウジング
Hは、中央に穴が開いた円盤41,42,43と、円管
45,46および連結部材47とにより円筒状に形成さ
れ、前記円盤41,43の内周に、軸受49,49を介
して入力軸1および出力軸2を回転自在に支持してい
る。なお、両軸受49,49の隣にはシール部材50,
50が設けられ、ハウジングHに形成された油室ORを
シールしている。また、両軸受49,49により軸方向
の寸法が管理されている。また、ハウジングHの最も大
径部分の円管45の外周には、空冷フィン48が図3の
断面図に示すように放射状に形成されている。
【0027】前記入力軸1の外周には、非磁性体により
中央に穴の開いた円盤状に形成された磁路形成リング3
1が結合されている。なお、この磁路形成リング31を
非磁性体により構成することで、後述する電磁ソレノイ
ド653の磁路短絡を防止している。
中央に穴の開いた円盤状に形成された磁路形成リング3
1が結合されている。なお、この磁路形成リング31を
非磁性体により構成することで、後述する電磁ソレノイ
ド653の磁路短絡を防止している。
【0028】この磁路形成リング31の外周近傍には、
入力円管32の一端が結合され、さらに、入力円管32
の他端(図中右側)には、磁路形成リング31の外周部
と対向して円盤32bが設けられている。なお、前記遊
星歯車PGSは、ハウジングHの図中右隅部において前
記円盤32bとハウジングHの円盤43との間に配置さ
れている。また、前記磁路形成リング31および入力円
管32は、スラストローラ51,52によりハウジング
Hに軸方向を支持されている。
入力円管32の一端が結合され、さらに、入力円管32
の他端(図中右側)には、磁路形成リング31の外周部
と対向して円盤32bが設けられている。なお、前記遊
星歯車PGSは、ハウジングHの図中右隅部において前
記円盤32bとハウジングHの円盤43との間に配置さ
れている。また、前記磁路形成リング31および入力円
管32は、スラストローラ51,52によりハウジング
Hに軸方向を支持されている。
【0029】前記入力円管32と出力軸2との間に、前
記遊星歯車PGSのキャリア12に結合されたキャリア
接続円管34が設けられ、また、入力円管32の外径方
向に間隔を空けて前記遊星歯車PGSのサンギヤ11に
結合されたサンギヤ接続円管36が設けられている。そ
して、このサンギヤ接続円管36の図中左側端部は、前
記ハウジングHの円管46の外周に設けられた円管36
cと円盤36bを介して結合されている。なお、円管3
6cの外周は、ハウジングHに支持されている軸受5
3,53により軸方向両端部を支持されている。また、
軸受53の隣には、発電電動機MGが設置された気室A
Rと前述した油室ORとを分離するシール部材55,5
5が設けられている。
記遊星歯車PGSのキャリア12に結合されたキャリア
接続円管34が設けられ、また、入力円管32の外径方
向に間隔を空けて前記遊星歯車PGSのサンギヤ11に
結合されたサンギヤ接続円管36が設けられている。そ
して、このサンギヤ接続円管36の図中左側端部は、前
記ハウジングHの円管46の外周に設けられた円管36
cと円盤36bを介して結合されている。なお、円管3
6cの外周は、ハウジングHに支持されている軸受5
3,53により軸方向両端部を支持されている。また、
軸受53の隣には、発電電動機MGが設置された気室A
Rと前述した油室ORとを分離するシール部材55,5
5が設けられている。
【0030】さらに、前記サンギヤ接続円管36の外周
には、前記遊星歯車PGSのリングギヤ13に結合され
たリングギヤ接続円管38がオイルを介在させてフロー
ティング支持されている。なお、これら内外4重に設け
られたキャリア接続円管34,入力円管32,サンギヤ
接続円管36,リングギヤ接続円管38には、油室OR
に充填された潤滑油を内周側から外径方向に導く、油供
給孔34p,32p,36p,38pがそれぞれ複数貫
通して形成されている。
には、前記遊星歯車PGSのリングギヤ13に結合され
たリングギヤ接続円管38がオイルを介在させてフロー
ティング支持されている。なお、これら内外4重に設け
られたキャリア接続円管34,入力円管32,サンギヤ
接続円管36,リングギヤ接続円管38には、油室OR
に充填された潤滑油を内周側から外径方向に導く、油供
給孔34p,32p,36p,38pがそれぞれ複数貫
通して形成されている。
【0031】そして、出力軸2と、これら内外4重の各
円管34,32,36,38と、ハウジングHの円管4
6との間に、内側から順に、第2クラッチB−C/L、
第1クラッチ、A−C/L、第3クラッチC−C/L、
ブレーキBRKが設けられている。すなわち、前記第2
クラッチB−C/Lは、前記出力軸2とキャリア接続円
管34との間に設けられ、前記第1クラッチA−C/L
が、前記キャリア接続円管34と入力円管32との間に
設けられ、前記第3クラッチC−C/Lが、前記入力円
管32とサンギヤ接続円管36との間に設けられ、前記
ブレーキBRKが、リングギヤ接続円管38と円管46
との間に設けられている。
円管34,32,36,38と、ハウジングHの円管4
6との間に、内側から順に、第2クラッチB−C/L、
第1クラッチ、A−C/L、第3クラッチC−C/L、
ブレーキBRKが設けられている。すなわち、前記第2
クラッチB−C/Lは、前記出力軸2とキャリア接続円
管34との間に設けられ、前記第1クラッチA−C/L
が、前記キャリア接続円管34と入力円管32との間に
設けられ、前記第3クラッチC−C/Lが、前記入力円
管32とサンギヤ接続円管36との間に設けられ、前記
ブレーキBRKが、リングギヤ接続円管38と円管46
との間に設けられている。
【0032】次に、各クラッチA−C/L,B−C/
L,C−C/LおよびブレーキBRKについて説明す
る。まず、第1クラッチA−C/Lは、前述したよう
に、出力軸2とキャリア接続円管34との間に設けられ
ているもので、メインクラッチ60B、第1回転体61
B、第2回転体62B、カム機構63B、サブクラッチ
64B、締結機構65Bを備えている。
L,C−C/LおよびブレーキBRKについて説明す
る。まず、第1クラッチA−C/Lは、前述したよう
に、出力軸2とキャリア接続円管34との間に設けられ
ているもので、メインクラッチ60B、第1回転体61
B、第2回転体62B、カム機構63B、サブクラッチ
64B、締結機構65Bを備えている。
【0033】前記メインクラッチ60Bは、出力軸2の
外周とキャリア接続円管34の内周とにそれぞれスプラ
イン結合により軸方向に相対移動可能で回転方向には相
対移動不可能に装着されたものが交互に配置されてい
る。また、メインクラッチ60Bは、その一端側が出力
軸2に設けられたストッパ面2sによって軸方向の移動
が規制され、その他端側には、前記第1回転体61Bが
隣設されている。
外周とキャリア接続円管34の内周とにそれぞれスプラ
イン結合により軸方向に相対移動可能で回転方向には相
対移動不可能に装着されたものが交互に配置されてい
る。また、メインクラッチ60Bは、その一端側が出力
軸2に設けられたストッパ面2sによって軸方向の移動
が規制され、その他端側には、前記第1回転体61Bが
隣設されている。
【0034】この第1回転体61Bは、前記出力軸2に
対してスプライン結合により軸方向に相対移動可能であ
るが回転方向に相対移動不可能に装着されている。ま
た、第1回転体61Bに対向して第2回転体62Bが設
けられている。この第2回転体62Bは、図示のように
円盤621とこの円盤621の内周に固定された円管6
22とにより断面L字環形状に形成され、前記出力軸2
とキャリア接続円管34との間にフローティングされて
いる。すなわち、図4に示すように、第2回転体62B
の内周と出力軸2との間には、オイルoilが充填され
ており、これにより第2回転体62Bは出力軸2にフロ
ーティング状態で支持される。
対してスプライン結合により軸方向に相対移動可能であ
るが回転方向に相対移動不可能に装着されている。ま
た、第1回転体61Bに対向して第2回転体62Bが設
けられている。この第2回転体62Bは、図示のように
円盤621とこの円盤621の内周に固定された円管6
22とにより断面L字環形状に形成され、前記出力軸2
とキャリア接続円管34との間にフローティングされて
いる。すなわち、図4に示すように、第2回転体62B
の内周と出力軸2との間には、オイルoilが充填され
ており、これにより第2回転体62Bは出力軸2にフロ
ーティング状態で支持される。
【0035】前記第1回転体61Bと第2回転体62B
との間には、カム機構63Bが設けられている。このカ
ム機構63Bは、第1回転体61Bに放射状に配置され
ている(図4参照)とともに図5に示すように、保持板
631により軸心を中心に回転自在に装着されたスラス
トローラ632と、第2回転体62Bにおいてスラスト
ローラ632に対向する位置に図5に示すように放射状
に形成されたカム溝633とを備えている。
との間には、カム機構63Bが設けられている。このカ
ム機構63Bは、第1回転体61Bに放射状に配置され
ている(図4参照)とともに図5に示すように、保持板
631により軸心を中心に回転自在に装着されたスラス
トローラ632と、第2回転体62Bにおいてスラスト
ローラ632に対向する位置に図5に示すように放射状
に形成されたカム溝633とを備えている。
【0036】また、前記第2回転体62Bは、図示は省
略するが、出力軸2との間に設けられた例えば板ばね状
のリターンスプリングにより、図5(a)に示すよう
に、第1回転体61Bに当接する方向に付勢されてい
る。したがって、カム機構63Bは、第2回転体62B
が第1回転体61Bと共に回転している状態では、図5
(a)に示す初期状態となって、カム溝633の略中央
に配置され、軸方向に力が発生していない。それに対し
て、同図(b)に示すように両回転体61B,62Bに
相対回転が生じると、第2回転体62Bのカム溝633
がスラストローラ632に乗り上げ、これにより図示の
ように第2回転体62Bに軸方向の相対変位shが生
じ、押圧力FPが発生する。
略するが、出力軸2との間に設けられた例えば板ばね状
のリターンスプリングにより、図5(a)に示すよう
に、第1回転体61Bに当接する方向に付勢されてい
る。したがって、カム機構63Bは、第2回転体62B
が第1回転体61Bと共に回転している状態では、図5
(a)に示す初期状態となって、カム溝633の略中央
に配置され、軸方向に力が発生していない。それに対し
て、同図(b)に示すように両回転体61B,62Bに
相対回転が生じると、第2回転体62Bのカム溝633
がスラストローラ632に乗り上げ、これにより図示の
ように第2回転体62Bに軸方向の相対変位shが生
じ、押圧力FPが発生する。
【0037】前記第2回転体62Bの円管622と、前
記キャリア接続円管34において円管622の外周に対
向する部位には、多板のサブクラッチ64Bがそれぞれ
に対して軸方向に相対移動可能かつ回転方向に相対移動
不可能に装着され、締結状態で第2回転体62Bとキャ
リア接続円管34との相対回転を規制し、締結解除状態
でこれらの相対回転を許すよう設けられている。
記キャリア接続円管34において円管622の外周に対
向する部位には、多板のサブクラッチ64Bがそれぞれ
に対して軸方向に相対移動可能かつ回転方向に相対移動
不可能に装着され、締結状態で第2回転体62Bとキャ
リア接続円管34との相対回転を規制し、締結解除状態
でこれらの相対回転を許すよう設けられている。
【0038】このサブクラッチ64Bの締結および締結
解除を行う締結機構65Bは、アマチュア651と、電
磁ソレノイド653とを備えている。前記アマチュア6
51は、第2回転体62Bとサブクラッチ64Bとの間
に配置されてキャリア接続円管34にスプライン結合に
より軸方向に相対移動可能かつ回転方向に相対移動不可
能に結合されてサブクラッチ64Bを押圧可能に装着さ
れている。
解除を行う締結機構65Bは、アマチュア651と、電
磁ソレノイド653とを備えている。前記アマチュア6
51は、第2回転体62Bとサブクラッチ64Bとの間
に配置されてキャリア接続円管34にスプライン結合に
より軸方向に相対移動可能かつ回転方向に相対移動不可
能に結合されてサブクラッチ64Bを押圧可能に装着さ
れている。
【0039】前記電磁ソレノイド653は、ハウジング
Hに設けられ、通電時には、図において点線で示す磁路
を形成して、前記アマチュア651をサブクラッチ64
Bの方向に吸引させてサブクラッチ64Bを締結させ
る。したがって、締結機構65Bは、電磁ソレノイド6
53への通電時には、発生した吸引力によりアマチュア
651がサブクラッチ64Bを締結させる。よって、キ
ャリア接続円管34と出力軸2とが相対回転している状
態では、第2回転体62Bと第1回転体61Bとの間に
相対回転が生じ、カム機構63Bがカム作動を行って倍
力出力することでメインクラッチ60Bが結合され、第
2クラッチB−C/Lが締結状態となり、この場合、カ
ム機構63Bの倍力出力によりメインクラッチ60Bを
強く締結して大きなトルクを伝達可能とする。一方、電
磁ソレノイド653への非通電時には、サブクラッチ6
4Bが解放され、第2回転体62Bは、第1回転体61
Bに連れ回り、カム機構63Bにおいてカム作動が成さ
れず、メインクラッチ60Bが解放され、第2クラッチ
B−C/Lは締結解除状態となる。なお、この第2クラ
ッチB−C/Lのメインクラッチ60Bは、最も内径側
に配置されており、面積当たりのトルク伝達容量が大き
いため、後述する他のメインクラッチ60A,60C,
60Kに比べて、板厚が厚く形成されている。
Hに設けられ、通電時には、図において点線で示す磁路
を形成して、前記アマチュア651をサブクラッチ64
Bの方向に吸引させてサブクラッチ64Bを締結させ
る。したがって、締結機構65Bは、電磁ソレノイド6
53への通電時には、発生した吸引力によりアマチュア
651がサブクラッチ64Bを締結させる。よって、キ
ャリア接続円管34と出力軸2とが相対回転している状
態では、第2回転体62Bと第1回転体61Bとの間に
相対回転が生じ、カム機構63Bがカム作動を行って倍
力出力することでメインクラッチ60Bが結合され、第
2クラッチB−C/Lが締結状態となり、この場合、カ
ム機構63Bの倍力出力によりメインクラッチ60Bを
強く締結して大きなトルクを伝達可能とする。一方、電
磁ソレノイド653への非通電時には、サブクラッチ6
4Bが解放され、第2回転体62Bは、第1回転体61
Bに連れ回り、カム機構63Bにおいてカム作動が成さ
れず、メインクラッチ60Bが解放され、第2クラッチ
B−C/Lは締結解除状態となる。なお、この第2クラ
ッチB−C/Lのメインクラッチ60Bは、最も内径側
に配置されており、面積当たりのトルク伝達容量が大き
いため、後述する他のメインクラッチ60A,60C,
60Kに比べて、板厚が厚く形成されている。
【0040】次に、第1クラッチA−C/L、第3クラ
ッチC−C/LおよびブレーキBRKについて説明する
が、これらの基本的な構成は第2クラッチB−C/Lと
共通しているので、簡単に説明する。この第1クラッチ
A−C/Lは、前述したように、キャリア接続円管34
と入力円管32との間に設けられ、メインクラッチ60
A、第1回転体61A、第2回転体62A、カム機構6
3A、サブクラッチ64A、締結機構65Aを備えてい
る。
ッチC−C/LおよびブレーキBRKについて説明する
が、これらの基本的な構成は第2クラッチB−C/Lと
共通しているので、簡単に説明する。この第1クラッチ
A−C/Lは、前述したように、キャリア接続円管34
と入力円管32との間に設けられ、メインクラッチ60
A、第1回転体61A、第2回転体62A、カム機構6
3A、サブクラッチ64A、締結機構65Aを備えてい
る。
【0041】前記メインクラッチ60Aは、入力円管3
2とキャリア接続円管34とのそれぞれに軸方向に相対
移動可能かつ相対回転不可能に設けられたものが交互に
配置されている。
2とキャリア接続円管34とのそれぞれに軸方向に相対
移動可能かつ相対回転不可能に設けられたものが交互に
配置されている。
【0042】前記第1回転体61Aは、キャリア接続円
管34に軸方向に相対移動可能かつ相対回転不可能に装
着されている。前記第2回転体62Aは、入力円管32
とキャリア接続円管34との間にフローティング支持さ
れている。前記カム機構63Aは、第2クラッチB−C
/Lと同様に第1回転体61Aに保持されたスラストロ
ーラと第2回転体62Aに形成されたカム溝(図示省
略)を備えている。
管34に軸方向に相対移動可能かつ相対回転不可能に装
着されている。前記第2回転体62Aは、入力円管32
とキャリア接続円管34との間にフローティング支持さ
れている。前記カム機構63Aは、第2クラッチB−C
/Lと同様に第1回転体61Aに保持されたスラストロ
ーラと第2回転体62Aに形成されたカム溝(図示省
略)を備えている。
【0043】前記サブクラッチ64Aは、第2回転体6
2Aの円管622と入力円管32のそれぞれに軸方向に
相対移動可能かつ相対回転不可能に設けられたものが交
互に配置されている。前記締結機構65Aは、サブクラ
ッチ64Aを押圧可能に入力円管32に装着されたアマ
チュア651と、ハウジングHに設けられて通電時にア
マチュア651を吸引する電磁ソレノイド653とを備
えている。
2Aの円管622と入力円管32のそれぞれに軸方向に
相対移動可能かつ相対回転不可能に設けられたものが交
互に配置されている。前記締結機構65Aは、サブクラ
ッチ64Aを押圧可能に入力円管32に装着されたアマ
チュア651と、ハウジングHに設けられて通電時にア
マチュア651を吸引する電磁ソレノイド653とを備
えている。
【0044】したがって、締結機構65Aの電磁ソレノ
イド653に通電した際には、サブクラッチ64Aが締
結され、これにより第1回転体61Aと第2回転体62
Aとの間で相対回転が発生してカム機構63Aが倍力出
力を行ってメインクラッチ60Aが締結され、これによ
り入力円管32とキャリア接続円管34とが結合され
る。また、締結機構65Aの電磁ソレノイド653への
非通電時には、サブクラッチ64Aの締結が解除される
とともにメインクラッチ60Aの締結が解除され、入力
円管32とキャリア接続円管34との結合が解除され
る。
イド653に通電した際には、サブクラッチ64Aが締
結され、これにより第1回転体61Aと第2回転体62
Aとの間で相対回転が発生してカム機構63Aが倍力出
力を行ってメインクラッチ60Aが締結され、これによ
り入力円管32とキャリア接続円管34とが結合され
る。また、締結機構65Aの電磁ソレノイド653への
非通電時には、サブクラッチ64Aの締結が解除される
とともにメインクラッチ60Aの締結が解除され、入力
円管32とキャリア接続円管34との結合が解除され
る。
【0045】前記第3クラッチA−C/Lは、前述した
ように、入力円管32とサンギヤ接続円管36との間に
設けられ、メインクラッチ60C、第1回転体61C、
第2回転体62C、カム機構63C、サブクラッチ64
C、締結機構65Cを備えている。
ように、入力円管32とサンギヤ接続円管36との間に
設けられ、メインクラッチ60C、第1回転体61C、
第2回転体62C、カム機構63C、サブクラッチ64
C、締結機構65Cを備えている。
【0046】前記メインクラッチ60Cは、入力円管3
2とサンギヤ接続円管36とのそれぞれに軸方向に相対
移動可能かつ相対回転不可能に設けられたものが交互に
配置されている。
2とサンギヤ接続円管36とのそれぞれに軸方向に相対
移動可能かつ相対回転不可能に設けられたものが交互に
配置されている。
【0047】前記第1回転体61Cは、入力円管32に
軸方向に相対移動可能かつ相対回転不可能に装着されて
いる。前記第2回転体62Cは、入力円管32とサンギ
ヤ接続円管36との間にフローティング支持されてい
る。前記カム機構63Cは、第2クラッチB−C/Lと
同様に第1回転体61Cに保持されたスラストローラと
第2回転体62Cに形成されたカム溝(図示省略)を備
えている。
軸方向に相対移動可能かつ相対回転不可能に装着されて
いる。前記第2回転体62Cは、入力円管32とサンギ
ヤ接続円管36との間にフローティング支持されてい
る。前記カム機構63Cは、第2クラッチB−C/Lと
同様に第1回転体61Cに保持されたスラストローラと
第2回転体62Cに形成されたカム溝(図示省略)を備
えている。
【0048】前記サブクラッチ64Cは、第2回転体6
2Cの円管622とサンギヤ接続円管36のそれぞれに
軸方向に相対移動可能かつ相対回転不可能に設けられた
ものが交互に配置されている。前記締結機構65Cは、
サブクラッチ64Cを押圧可能にサンギヤ接続円管36
に装着されたアマチュア651と、ハウジングHに設け
られて通電時にアマチュア651を吸引する電磁ソレノ
イド653とを備えている。
2Cの円管622とサンギヤ接続円管36のそれぞれに
軸方向に相対移動可能かつ相対回転不可能に設けられた
ものが交互に配置されている。前記締結機構65Cは、
サブクラッチ64Cを押圧可能にサンギヤ接続円管36
に装着されたアマチュア651と、ハウジングHに設け
られて通電時にアマチュア651を吸引する電磁ソレノ
イド653とを備えている。
【0049】したがって、締結機構65Cの電磁ソレノ
イド653に通電した際には、サブクラッチ64Cが締
結され、これにより第1回転体61Cと第2回転体62
Cとの間で相対回転が発生してカム機構63Cが倍力出
力を行ってメインクラッチ60Cが締結され、これによ
り入力円管32とサンギヤ接続円管36とが結合され
る。また、締結機構65Cの電磁ソレノイド653への
非通電時には、サブクラッチ64Cの締結が解除される
とともにメインクラッチ60Cの締結が解除され、入力
円管32とサンギヤ接続円管36との結合が解除され
る。
イド653に通電した際には、サブクラッチ64Cが締
結され、これにより第1回転体61Cと第2回転体62
Cとの間で相対回転が発生してカム機構63Cが倍力出
力を行ってメインクラッチ60Cが締結され、これによ
り入力円管32とサンギヤ接続円管36とが結合され
る。また、締結機構65Cの電磁ソレノイド653への
非通電時には、サブクラッチ64Cの締結が解除される
とともにメインクラッチ60Cの締結が解除され、入力
円管32とサンギヤ接続円管36との結合が解除され
る。
【0050】前記ブレーキBRKは、前述したように、
リングギヤ接続円管38とハウジングHの円管46との
間に設けられ、メインクラッチ60K、第1回転体61
K、第2回転体62K、カム機構63K、サブクラッチ
64K、締結機構65Kを備えている。
リングギヤ接続円管38とハウジングHの円管46との
間に設けられ、メインクラッチ60K、第1回転体61
K、第2回転体62K、カム機構63K、サブクラッチ
64K、締結機構65Kを備えている。
【0051】前記メインクラッチ60Kは、リングギヤ
接続円管38と円管46とのそれぞれに軸方向に相対移
動可能かつ相対回転不可能に設けられたものが交互に配
置されている。
接続円管38と円管46とのそれぞれに軸方向に相対移
動可能かつ相対回転不可能に設けられたものが交互に配
置されている。
【0052】前記第1回転体61Kは、リングギヤ接続
円管38に軸方向に相対移動可能かつ相対回転不可能に
装着されている。前記第2回転体62Kは、リングギヤ
接続円管38と円管46との間にフローティング支持さ
れている。前記カム機構63Kは、第2クラッチB−C
/Lと同様に第1回転体61Kに保持されたスラストロ
ーラと第2回転体62Kに形成されたカム溝(図示省
略)を備えている。
円管38に軸方向に相対移動可能かつ相対回転不可能に
装着されている。前記第2回転体62Kは、リングギヤ
接続円管38と円管46との間にフローティング支持さ
れている。前記カム機構63Kは、第2クラッチB−C
/Lと同様に第1回転体61Kに保持されたスラストロ
ーラと第2回転体62Kに形成されたカム溝(図示省
略)を備えている。
【0053】前記サブクラッチ64Kは、第2回転体6
2Kの円管622と円管46のそれぞれに軸方向に相対
移動可能かつ相対回転不可能に設けられたものが交互に
配置されている。前記締結機構65Kは、サブクラッチ
64Kを押圧可能に円管46に装着されたアマチュア6
51と、ハウジングHに設けられて通電時にアマチュア
651を吸引する電磁ソレノイド653とを備えてい
る。
2Kの円管622と円管46のそれぞれに軸方向に相対
移動可能かつ相対回転不可能に設けられたものが交互に
配置されている。前記締結機構65Kは、サブクラッチ
64Kを押圧可能に円管46に装着されたアマチュア6
51と、ハウジングHに設けられて通電時にアマチュア
651を吸引する電磁ソレノイド653とを備えてい
る。
【0054】したがって、締結機構65Kの電磁ソレノ
イド653に通電した際には、サブクラッチ64Kが締
結され、第1回転体61Kと第2回転体62Kとの間で
相対回転が発生してカム機構63Kが倍力出力を行って
メインクラッチ60Kが締結され、これによりリングギ
ヤ接続円管38と円管46とが結合されて、リングギヤ
接続円管38およびサンギヤ11がハウジングHに固定
される。また、締結機構65Kの電磁ソレノイド653
への非通電時には、サブクラッチ64Kの締結が解除さ
れるとともにメインクラッチ60Kの締結が解除され、
リングギヤ接続円管38と円管46との結合が解除さ
れ、リングギヤ接続円管38の固定が解除されて、サン
ギヤ11はフリー状態となる。
イド653に通電した際には、サブクラッチ64Kが締
結され、第1回転体61Kと第2回転体62Kとの間で
相対回転が発生してカム機構63Kが倍力出力を行って
メインクラッチ60Kが締結され、これによりリングギ
ヤ接続円管38と円管46とが結合されて、リングギヤ
接続円管38およびサンギヤ11がハウジングHに固定
される。また、締結機構65Kの電磁ソレノイド653
への非通電時には、サブクラッチ64Kの締結が解除さ
れるとともにメインクラッチ60Kの締結が解除され、
リングギヤ接続円管38と円管46との結合が解除さ
れ、リングギヤ接続円管38の固定が解除されて、サン
ギヤ11はフリー状態となる。
【0055】なお、図1において18は発電電動機MG
に電力を供給し、また、発電電動機MGで発電した電力
を図外のインバータに向けて出力する電力配線である。
また、図において19は、各クラッチA−C/L,B−
C/L,C−C/LおよびブレーキBRKの電磁ソレノ
イド653に電力を供給する電力配線である。
に電力を供給し、また、発電電動機MGで発電した電力
を図外のインバータに向けて出力する電力配線である。
また、図において19は、各クラッチA−C/L,B−
C/L,C−C/LおよびブレーキBRKの電磁ソレノ
イド653に電力を供給する電力配線である。
【0056】次に、動力伝達ユニットMGUの作動を図
6の作動説明図に基づき説明する。 (エンジン始動時)エンジンを始動させる際には、第1
クラッチA−C/Lを締結させ、かつ、第2・第3クラ
ッチB−C/L,C−C/Lを解放させ、ブレーキBR
Kを締結作動させた状態とし、発電電動機MGをモータ
として駆動させる。したがって、発電電動機MGの回転
が、遊星歯車PGSにおいて、サンギヤ11に入力さ
れ、リングギヤ13が固定されていることから、キャリ
ア12から減速して出力される。さらに、キャリア12
の回転は、第1クラッチA−C/Lから入力円管32に
伝達されて、入力軸1およびクランク軸6が回転して、
エンジンEGが始動される。この場合、発電電動機MG
のトルクが遊星歯車PGSにおいて増大されてエンジン
EGに出力される。ちなみに、遊星歯車PGSの減速比
Ns/Ncは、Ns/Nc=(ns+nr)/nsで表
すことができ(ただし、ns;サンギヤの歯数、nr;
リングギヤの歯数である)、本実施の形態にあっては、
Ns/Nc=1/2.4となる設定としている。よっ
て、発電電動機MGにおいてエンジンEGを始動させる
のに必要な駆動トルクを、減速比が得られない場合に比
べて低くすることができ、発電電動機MGを小型にする
ことができる。すなわち、本実施の形態にあっては、従
来、自動変速機においてトルクコンバータが設置されて
いる限られたスペースに動力伝達ユニットMGUを設置
しようとしており、このため、発電電動機MGを外側に
配置させた構造でありながら、全体としてできる限りコ
ンパクトな構成とすることを目指しており、このような
構造において、発電電動機MGの必要駆動トルクを低減
させることは、コンパクト化の上で非常に有効なものと
なる。
6の作動説明図に基づき説明する。 (エンジン始動時)エンジンを始動させる際には、第1
クラッチA−C/Lを締結させ、かつ、第2・第3クラ
ッチB−C/L,C−C/Lを解放させ、ブレーキBR
Kを締結作動させた状態とし、発電電動機MGをモータ
として駆動させる。したがって、発電電動機MGの回転
が、遊星歯車PGSにおいて、サンギヤ11に入力さ
れ、リングギヤ13が固定されていることから、キャリ
ア12から減速して出力される。さらに、キャリア12
の回転は、第1クラッチA−C/Lから入力円管32に
伝達されて、入力軸1およびクランク軸6が回転して、
エンジンEGが始動される。この場合、発電電動機MG
のトルクが遊星歯車PGSにおいて増大されてエンジン
EGに出力される。ちなみに、遊星歯車PGSの減速比
Ns/Ncは、Ns/Nc=(ns+nr)/nsで表
すことができ(ただし、ns;サンギヤの歯数、nr;
リングギヤの歯数である)、本実施の形態にあっては、
Ns/Nc=1/2.4となる設定としている。よっ
て、発電電動機MGにおいてエンジンEGを始動させる
のに必要な駆動トルクを、減速比が得られない場合に比
べて低くすることができ、発電電動機MGを小型にする
ことができる。すなわち、本実施の形態にあっては、従
来、自動変速機においてトルクコンバータが設置されて
いる限られたスペースに動力伝達ユニットMGUを設置
しようとしており、このため、発電電動機MGを外側に
配置させた構造でありながら、全体としてできる限りコ
ンパクトな構成とすることを目指しており、このような
構造において、発電電動機MGの必要駆動トルクを低減
させることは、コンパクト化の上で非常に有効なものと
なる。
【0057】(発進時・クリープ・ヒルホールド時)エ
ンジンEGを始動させた後の発進時、アクセルを踏まな
い状態でじわじわと前進あるいは後進させるクリープ走
行時、車両を上り坂で車速0km/hに保たせるヒルホ
ールド時には、第2クラッチB−C/Lならびに第3ク
ラッチC−C/Lを締結させて、第1クラッチA−C/
Lを解放させ、さらに、ブレーキBRKを締結させる。
ンジンEGを始動させた後の発進時、アクセルを踏まな
い状態でじわじわと前進あるいは後進させるクリープ走
行時、車両を上り坂で車速0km/hに保たせるヒルホ
ールド時には、第2クラッチB−C/Lならびに第3ク
ラッチC−C/Lを締結させて、第1クラッチA−C/
Lを解放させ、さらに、ブレーキBRKを締結させる。
【0058】したがって、エンジンEGの回転が入力軸
1から第3クラッチC−C/Lを介してサンギヤ11に
入力され、キャリア12から減速して第2クラッチB−
C/Lを介して出力軸2に出力される。このように、エ
ンジンEGの駆動力が入力軸1から出力軸2に伝達され
る途中で遊星歯車PGSにおいてトルクが増大される。
よって、発進をスムーズに行うことができるとともに、
クリープ走行およびヒルホールドも行うことができる。
この時、第2クラッチB−C/Lならびに第3クラッチ
C−C/Lは、締結させるだけで滑らせることがないた
め、発熱を招くことがないものであり、トルクコンバー
タを有しないクラッチを用いた構造でありながら、クラ
ッチにおいて大きな発熱を招くことなく、高トルクによ
る発進や、クリープや、ヒルホールドが可能である。
1から第3クラッチC−C/Lを介してサンギヤ11に
入力され、キャリア12から減速して第2クラッチB−
C/Lを介して出力軸2に出力される。このように、エ
ンジンEGの駆動力が入力軸1から出力軸2に伝達され
る途中で遊星歯車PGSにおいてトルクが増大される。
よって、発進をスムーズに行うことができるとともに、
クリープ走行およびヒルホールドも行うことができる。
この時、第2クラッチB−C/Lならびに第3クラッチ
C−C/Lは、締結させるだけで滑らせることがないた
め、発熱を招くことがないものであり、トルクコンバー
タを有しないクラッチを用いた構造でありながら、クラ
ッチにおいて大きな発熱を招くことなく、高トルクによ
る発進や、クリープや、ヒルホールドが可能である。
【0059】さらに、上述の状態において、発電電動機
MGをモータとして駆動させると、発電電動機MGで発
生した駆動トルクがエンジントルクと共に遊星歯車PG
Sで減速されてトランスミッションTMに伝達されるた
め、エンジンEGのトルクをアシストすることができ
る。一方、上述の状態において、発電電動機MGを発電
機として作動させると、エンジンEGの駆動トルクの一
部が発電電動機MGにおいて消費され、トランスミッシ
ョンTMへ入力されるトルクが減少する。このように、
発電電動機MGをモータとして作動させたり、発電機と
して作動させたりすることで、トランスミッションTM
に入力されるトルクを増減させることができ、より細か
な制御が可能となる。この制御は、特に、ヒルホールド
において有効である。
MGをモータとして駆動させると、発電電動機MGで発
生した駆動トルクがエンジントルクと共に遊星歯車PG
Sで減速されてトランスミッションTMに伝達されるた
め、エンジンEGのトルクをアシストすることができ
る。一方、上述の状態において、発電電動機MGを発電
機として作動させると、エンジンEGの駆動トルクの一
部が発電電動機MGにおいて消費され、トランスミッシ
ョンTMへ入力されるトルクが減少する。このように、
発電電動機MGをモータとして作動させたり、発電機と
して作動させたりすることで、トランスミッションTM
に入力されるトルクを増減させることができ、より細か
な制御が可能となる。この制御は、特に、ヒルホールド
において有効である。
【0060】加えて、上述したように、遊星歯車PGS
において、減速比を得ることができるため、第2クラッ
チB−C/Lのみを締結させて発電電動機MGを電動機
として駆動させた場合、発電電動機MGの回転が遊星歯
車PGSで減速されて出力軸2およびトランスミッショ
ンTMに出力されるものであり、発電電動機MGのみの
駆動力で発進やクリープ走行を行うことも可能となるも
のであり、図外のバッテリに十分な蓄電が成されている
場合、発電電動機MGにより発進やクリープ走行を行っ
て燃費の向上を図ることも可能となる。
において、減速比を得ることができるため、第2クラッ
チB−C/Lのみを締結させて発電電動機MGを電動機
として駆動させた場合、発電電動機MGの回転が遊星歯
車PGSで減速されて出力軸2およびトランスミッショ
ンTMに出力されるものであり、発電電動機MGのみの
駆動力で発進やクリープ走行を行うことも可能となるも
のであり、図外のバッテリに十分な蓄電が成されている
場合、発電電動機MGにより発進やクリープ走行を行っ
て燃費の向上を図ることも可能となる。
【0061】(定常走行時・加速時)定常走行時および
加速時には、エンジンEGを駆動させている状態で、全
クラッチA−C/L、B−C/L、C−C/Lを締結さ
せ、かつm、ブレーキBRKを解放作動させる。したが
って、エンジンEGの回転は、入力軸1から第1クラッ
チA−C/L、キャリア接続円管34,第2クラッチB
−C/Lを経て、出力軸2に出力される。この場合、エ
ンジントルクはそのまま出力軸2に出力されるため、
1:1の減速比となる。
加速時には、エンジンEGを駆動させている状態で、全
クラッチA−C/L、B−C/L、C−C/Lを締結さ
せ、かつm、ブレーキBRKを解放作動させる。したが
って、エンジンEGの回転は、入力軸1から第1クラッ
チA−C/L、キャリア接続円管34,第2クラッチB
−C/Lを経て、出力軸2に出力される。この場合、エ
ンジントルクはそのまま出力軸2に出力されるため、
1:1の減速比となる。
【0062】また、この時、入力軸1の回転は、遊星歯
車PGSにおいて、第3クラッチC−C/Lを介してサ
ンギヤ接続円管36に入力され、発電電動機MGのロー
タ16が回転するため、発電することができる。あるい
は、発電電動機MGをモータとして駆動させれば、その
駆動トルクは、入力軸1に入力されるため、加速時など
において、トルクが必要なときには、このようにモータ
として駆動させてもよい。なお、上述した定常走行・加
速時は、遊星歯車PGSにおいて、入力軸1の回転が第
3クラッチC−C/Lを介してサンギヤ11に入力され
るのと同時に、第1クラッチA−C/Lを介してキャリ
ア12に入力されるが、ブレーキBRKの解放によりリ
ングギヤ13がフリー状態となっているため、連れ回り
状態となっている。
車PGSにおいて、第3クラッチC−C/Lを介してサ
ンギヤ接続円管36に入力され、発電電動機MGのロー
タ16が回転するため、発電することができる。あるい
は、発電電動機MGをモータとして駆動させれば、その
駆動トルクは、入力軸1に入力されるため、加速時など
において、トルクが必要なときには、このようにモータ
として駆動させてもよい。なお、上述した定常走行・加
速時は、遊星歯車PGSにおいて、入力軸1の回転が第
3クラッチC−C/Lを介してサンギヤ11に入力され
るのと同時に、第1クラッチA−C/Lを介してキャリ
ア12に入力されるが、ブレーキBRKの解放によりリ
ングギヤ13がフリー状態となっているため、連れ回り
状態となっている。
【0063】(減速回生)減速時に回生を行う場合、エ
ンジンEGの駆動を停止あるいはアイドル回転させて発
電電動機MGの充電に伴う回生制動力を得る場合と、エ
ンジンEGを連れ回りさせてエンジンブレーキを得るの
と同時に回生制動力を得る場合とがあり、本実施の形態
では、基本的には、前者は低速走行時、後者は中・高速
走行時に行うものとする。
ンジンEGの駆動を停止あるいはアイドル回転させて発
電電動機MGの充電に伴う回生制動力を得る場合と、エ
ンジンEGを連れ回りさせてエンジンブレーキを得るの
と同時に回生制動力を得る場合とがあり、本実施の形態
では、基本的には、前者は低速走行時、後者は中・高速
走行時に行うものとする。
【0064】エンジンEGを停止あるいはアイドル回転
させて回生を行う場合は、第2クラッチB−C/Lを締
結させ、第1クラッチA−C/Lおよび第3クラッチC
−C/Lを解放させ、かつ、ブレーキBRKを締結させ
る。したがって、第1クラッチA−C/Lおよび第3ク
ラッチC−C/Lの解放により遊星歯車PGSと入力軸
1との接続が完全に絶たれ、この状態で、駆動輪から出
力軸2に入力されたトルクは、第2クラッチB−C/L
を介してキャリア12に入力されてサンギヤ11から増
速して出力される。したがって、サンギヤ接続円管36
に連結された円管36cに装着されたロータ16が増速
(2.4倍)回転されて、発電電動機MGにおいて発電
される。このように発電電動機MGは、3倍に増速され
て回転して発電されるため、高い発電効率を得ることが
できる。また、この場合、発電電動機MGの回生発電に
よる制動力のみの小さな制動力が得られる。
させて回生を行う場合は、第2クラッチB−C/Lを締
結させ、第1クラッチA−C/Lおよび第3クラッチC
−C/Lを解放させ、かつ、ブレーキBRKを締結させ
る。したがって、第1クラッチA−C/Lおよび第3ク
ラッチC−C/Lの解放により遊星歯車PGSと入力軸
1との接続が完全に絶たれ、この状態で、駆動輪から出
力軸2に入力されたトルクは、第2クラッチB−C/L
を介してキャリア12に入力されてサンギヤ11から増
速して出力される。したがって、サンギヤ接続円管36
に連結された円管36cに装着されたロータ16が増速
(2.4倍)回転されて、発電電動機MGにおいて発電
される。このように発電電動機MGは、3倍に増速され
て回転して発電されるため、高い発電効率を得ることが
できる。また、この場合、発電電動機MGの回生発電に
よる制動力のみの小さな制動力が得られる。
【0065】一方、エンジンEGを連れ回りさせて回生
を行う場合には、全てのクラッチA−C/L,B−C/
L,C−C/Lを締結させるとともに、ブレーキBRK
は解放させる。この場合、出力軸2に入力された駆動輪
側のトルクは、第2クラッチB−C/Lを介してキャリ
ア12に入力され、さらに、第1クラッチA−C/Lを
介してエンジンEGに伝達され、エンジンEGを連れ回
りさせることによりいわゆるエンジンブレーキを得るこ
とができ、かつ、入力軸1の回転が第3クラッチC−C
/Lを介してサンギヤ接続円管36に入力されて発電電
動機MGにおいて発電が成される。なお、この時、ブレ
ーキBRKを解放させていることにより、遊星歯車PG
Sでは変速作動が成されない。
を行う場合には、全てのクラッチA−C/L,B−C/
L,C−C/Lを締結させるとともに、ブレーキBRK
は解放させる。この場合、出力軸2に入力された駆動輪
側のトルクは、第2クラッチB−C/Lを介してキャリ
ア12に入力され、さらに、第1クラッチA−C/Lを
介してエンジンEGに伝達され、エンジンEGを連れ回
りさせることによりいわゆるエンジンブレーキを得るこ
とができ、かつ、入力軸1の回転が第3クラッチC−C
/Lを介してサンギヤ接続円管36に入力されて発電電
動機MGにおいて発電が成される。なお、この時、ブレ
ーキBRKを解放させていることにより、遊星歯車PG
Sでは変速作動が成されない。
【0066】以上説明してきたように、本実施の形態1
にあっては、トルクコンバータを使用せずに遊星歯車P
GSおよび各クラッチA−C/L,B−C/L,C−C
/Lを用いてトルク伝達を行うため、トルク伝達効率に
優れる。しかも、このように遊星歯車PGSおよび各ク
ラッチA−C/L,B−C/L,C−C/Lを用いた手
段でありながら、遊星歯車PGSにおいて減速してトル
ク伝達を行うようにしたため、クラッチを滑らせるよう
な発熱を伴う手段を用いることなく、低速・高トルク出
力を可能とすることができる。したがって、車両に適用
した本実施の形態1にあっては、発進・クリープ走行や
ヒルホールドを行うことが可能となる。
にあっては、トルクコンバータを使用せずに遊星歯車P
GSおよび各クラッチA−C/L,B−C/L,C−C
/Lを用いてトルク伝達を行うため、トルク伝達効率に
優れる。しかも、このように遊星歯車PGSおよび各ク
ラッチA−C/L,B−C/L,C−C/Lを用いた手
段でありながら、遊星歯車PGSにおいて減速してトル
ク伝達を行うようにしたため、クラッチを滑らせるよう
な発熱を伴う手段を用いることなく、低速・高トルク出
力を可能とすることができる。したがって、車両に適用
した本実施の形態1にあっては、発進・クリープ走行や
ヒルホールドを行うことが可能となる。
【0067】さらに、本実施の形態1にあっては、全ク
ラッチA−C/L,B−C/L,C−C/Lとブレーキ
BRKと発電電動機MGを、入力軸1および出力軸2を
中心として、その外周に5重に設けた構成としたため、
ユニットの軸方向寸法を抑えることができ、エンジンE
GとトランスミッションTMとの間に設置するのに有利
であり、車両搭載性に優れる。加えて、本実施の形態1
は、発電電動機MGによりエンジンEGを始動させる構
成でありながら、始動時には、遊星歯車PGSにおいて
減速して発電電動機MGのトルクをエンジンEGに伝達
可能なため、発電電動機MGの小型化を図ることができ
る。特に、本実施の形態1にあっては、発電電動機MG
をユニットの最も外周に設けており、この構造におい
て、発電電動機MGとして大きな出力トルクが必要であ
ると、外形寸法が大きくなって、大型化ならびに重量増
を招くが、これを抑えることができる。
ラッチA−C/L,B−C/L,C−C/Lとブレーキ
BRKと発電電動機MGを、入力軸1および出力軸2を
中心として、その外周に5重に設けた構成としたため、
ユニットの軸方向寸法を抑えることができ、エンジンE
GとトランスミッションTMとの間に設置するのに有利
であり、車両搭載性に優れる。加えて、本実施の形態1
は、発電電動機MGによりエンジンEGを始動させる構
成でありながら、始動時には、遊星歯車PGSにおいて
減速して発電電動機MGのトルクをエンジンEGに伝達
可能なため、発電電動機MGの小型化を図ることができ
る。特に、本実施の形態1にあっては、発電電動機MG
をユニットの最も外周に設けており、この構造におい
て、発電電動機MGとして大きな出力トルクが必要であ
ると、外形寸法が大きくなって、大型化ならびに重量増
を招くが、これを抑えることができる。
【0068】(他の実施の形態)以下に、他の実施の形
態について説明するが、既に説明した構成と同じ構成に
は同じ符号を付けることで説明を省略し、既述の実施の
形態との相違点について説明する。
態について説明するが、既に説明した構成と同じ構成に
は同じ符号を付けることで説明を省略し、既述の実施の
形態との相違点について説明する。
【0069】(実施の形態2)図7は実施の形態2の動
力伝達ユニットMGU2の断面図であって、実施の形態
1との相違点は、第2クラッチB−C/Lの軸方向の向
きが実施の形態1とは逆になっている。すなわち、キャ
リア接続円管234の図中左側の先端部内周にメインク
ラッチ60Aのストッパ面となる円盤201が結合さ
れ、他端部の内周には、非磁性体で形成されて電磁ソレ
ノイド653に通電したときに、アマチュア651を巡
る磁路を形成する磁路形成リング202が結合されてい
る。そして、前記円盤201の側からメインクラッチ6
0A、第1回転体61A、カム機構63A、第2回転体
62A、サブクラッチ64A、締結機構65Aが設けら
れている。
力伝達ユニットMGU2の断面図であって、実施の形態
1との相違点は、第2クラッチB−C/Lの軸方向の向
きが実施の形態1とは逆になっている。すなわち、キャ
リア接続円管234の図中左側の先端部内周にメインク
ラッチ60Aのストッパ面となる円盤201が結合さ
れ、他端部の内周には、非磁性体で形成されて電磁ソレ
ノイド653に通電したときに、アマチュア651を巡
る磁路を形成する磁路形成リング202が結合されてい
る。そして、前記円盤201の側からメインクラッチ6
0A、第1回転体61A、カム機構63A、第2回転体
62A、サブクラッチ64A、締結機構65Aが設けら
れている。
【0070】また、ハウジングHの円盤43の内周に、
締結機構65Aの電磁ソレノイド653が設けられてい
る。さらに、キャリア接続円管234の軸方向を支持す
るスラストローラ204,205がハウジングHとの間
に設けられている。また、サンギヤ接続円管36を、円
盤36bとハウジングHとの間で軸方向支持を行うスラ
ストローラ206が設けられている。
締結機構65Aの電磁ソレノイド653が設けられてい
る。さらに、キャリア接続円管234の軸方向を支持す
るスラストローラ204,205がハウジングHとの間
に設けられている。また、サンギヤ接続円管36を、円
盤36bとハウジングHとの間で軸方向支持を行うスラ
ストローラ206が設けられている。
【0071】この実施の形態2において、他の構成につ
いて実施の形態1と同様であるので説明を省略する。ま
た、作用・効果についても、実施の形態1と同様である
ので、説明を省略する。
いて実施の形態1と同様であるので説明を省略する。ま
た、作用・効果についても、実施の形態1と同様である
ので、説明を省略する。
【0072】(実施の形態3)図8は実施の形態3の動
力伝達ユニットMGU3の断面図である。この実施の形
態3は、実施の形態2の変形例であって、請求項1〜
3,5に記載の発明に対応するもので、この実施の形態
3は、ブレーキBRKとしてバンドブレーキを用いてい
ることを特徴とする。
力伝達ユニットMGU3の断面図である。この実施の形
態3は、実施の形態2の変形例であって、請求項1〜
3,5に記載の発明に対応するもので、この実施の形態
3は、ブレーキBRKとしてバンドブレーキを用いてい
ることを特徴とする。
【0073】実施の形態1および2との相違点を説明す
ると、この実施の形態3では、リングギヤ接続円管33
8が、遊星歯車PGSの外径方向の部位のみに設けられ
ている。そして、サンギヤ接続円管36は、実施の形態
1および2で示した円盤36bおよび円管36cが設け
られておらず、このサンギヤ接続円管36の外周が、直
接軸受53,53により支持され、その内周のシール部
材55,55に挟まされた位置で、前記発電電動機MG
のロータ16がサンギヤ接続円管36の外周に装着され
ている。
ると、この実施の形態3では、リングギヤ接続円管33
8が、遊星歯車PGSの外径方向の部位のみに設けられ
ている。そして、サンギヤ接続円管36は、実施の形態
1および2で示した円盤36bおよび円管36cが設け
られておらず、このサンギヤ接続円管36の外周が、直
接軸受53,53により支持され、その内周のシール部
材55,55に挟まされた位置で、前記発電電動機MG
のロータ16がサンギヤ接続円管36の外周に装着され
ている。
【0074】前記ブレーキBRKは、図9に示すよう
に、リングギヤ接続円管338の外周に設けられたブレ
ーキシュー24と、このブレーキシュー24に対向して
装着されたブレーキ用バンド25とを備えている。さら
に、このブレーキ用バンド25は、両端をスプリング2
6,27により締結方向に付勢されている一方、ブレー
キ用バンド25の一端が油圧アクチュエータ28により
スプリング26の付勢力とは反対方向に移動可能な構成
となっている。すなわち、このブレーキBRKは、油圧
アクチュエータ28の非作動時にはスプリング26,2
7の付勢力により締結されてリングギヤ接続円管338
を固定し、油圧アクチュエータ28を作動させると、締
結が解除されてリングギヤ接続円管338の固定が解除
されて回転可能となる。なお、油圧アクチュエータ28
は、例えば、図6の作動説明図で示したようなON/O
FF切替が成されるように、車速に応じて所定車速以上
で作動してブレーキBRKを解放させるようにするのが
好ましい。
に、リングギヤ接続円管338の外周に設けられたブレ
ーキシュー24と、このブレーキシュー24に対向して
装着されたブレーキ用バンド25とを備えている。さら
に、このブレーキ用バンド25は、両端をスプリング2
6,27により締結方向に付勢されている一方、ブレー
キ用バンド25の一端が油圧アクチュエータ28により
スプリング26の付勢力とは反対方向に移動可能な構成
となっている。すなわち、このブレーキBRKは、油圧
アクチュエータ28の非作動時にはスプリング26,2
7の付勢力により締結されてリングギヤ接続円管338
を固定し、油圧アクチュエータ28を作動させると、締
結が解除されてリングギヤ接続円管338の固定が解除
されて回転可能となる。なお、油圧アクチュエータ28
は、例えば、図6の作動説明図で示したようなON/O
FF切替が成されるように、車速に応じて所定車速以上
で作動してブレーキBRKを解放させるようにするのが
好ましい。
【0075】実施の形態3にあっては、ブレーキBRK
として多板ブレーキと比較して径方向ならびに軸方向に
短い寸法のバンドブレーキを用い、発電電動機MGと軸
方向に並べて配置させたため、動力伝達ユニットMGU
における径方向寸法を実施の形態1および実施の形態2
よりも小さくでき、コンパクト化を図って、いっそう車
両搭載性を向上させることができる。なお、他の作用・
効果については実施の形態1と同様であるので、説明を
省略する。
として多板ブレーキと比較して径方向ならびに軸方向に
短い寸法のバンドブレーキを用い、発電電動機MGと軸
方向に並べて配置させたため、動力伝達ユニットMGU
における径方向寸法を実施の形態1および実施の形態2
よりも小さくでき、コンパクト化を図って、いっそう車
両搭載性を向上させることができる。なお、他の作用・
効果については実施の形態1と同様であるので、説明を
省略する。
【0076】(実施の形態4)実施の形態4は、請求項
1〜3,6に記載の発明に対応しているもので、ブレー
キBRKとして遠心ブレーキを用いた例である。図10
は実施の形態4の動力伝達ユニットMGU4を示す断面
図であって、この図に基づき実施の形態1との相違点に
ついて説明すると、このブレーキBRKは、サンギヤ接
続円管36に結合された円管36cとリングギヤ接続円
管38とに軸方向に移動可能で回転方向に移動不可能に
交互に結合された多板クラッチ400と、この多板クラ
ッチ400をスラストローラ406を介して押圧可能で
リングギヤ接続円管38に軸方向に移動可能に結合され
た第1回転体401と、この第1回転体401に対向し
てフローティングした第2回転体402との間に設けら
れて第1回転体401を多板クラッチ400の方向に付
勢するスプリング403と、円管36cに径方向に揺動
可能であるとともにスプリング407により内径方向に
揺動付勢され、円管36cの回転速度が高くなると遠心
力によりスプリング407の付勢力に抗して外径方向に
揺動して第2回転体402を支持するアーム408が図
中左方向に移動する質量体405とを備えている。
1〜3,6に記載の発明に対応しているもので、ブレー
キBRKとして遠心ブレーキを用いた例である。図10
は実施の形態4の動力伝達ユニットMGU4を示す断面
図であって、この図に基づき実施の形態1との相違点に
ついて説明すると、このブレーキBRKは、サンギヤ接
続円管36に結合された円管36cとリングギヤ接続円
管38とに軸方向に移動可能で回転方向に移動不可能に
交互に結合された多板クラッチ400と、この多板クラ
ッチ400をスラストローラ406を介して押圧可能で
リングギヤ接続円管38に軸方向に移動可能に結合され
た第1回転体401と、この第1回転体401に対向し
てフローティングした第2回転体402との間に設けら
れて第1回転体401を多板クラッチ400の方向に付
勢するスプリング403と、円管36cに径方向に揺動
可能であるとともにスプリング407により内径方向に
揺動付勢され、円管36cの回転速度が高くなると遠心
力によりスプリング407の付勢力に抗して外径方向に
揺動して第2回転体402を支持するアーム408が図
中左方向に移動する質量体405とを備えている。
【0077】したがって、実施の形態4にあっては、円
管36cの回転速度が所定よりも低い停止時や低速時に
は、ブレーキBRKは、質量体405がリングギヤ接続
円管38に当接され、スプリング403の付勢力により
第1回転体401が多板クラッチ400を押して、締結
されている。一方、車速が所定以上では、質量体405
がスプリング407の付勢力に抗して外径方向に移動
し、これによりアーム408が図中左方向に移動し、ス
プリング403の一端を支持する第2回転体402が第
1回転体401から遠ざかり、よって、第1回転体40
1が多板クラッチ400を押す押圧力が減って、解放さ
れる。すなわち、図6の作動説明図に示すのと同様の作
用効果が得られる。なお、他の作用・効果については、
実施の形態4と同様であるので、説明を省略する。
管36cの回転速度が所定よりも低い停止時や低速時に
は、ブレーキBRKは、質量体405がリングギヤ接続
円管38に当接され、スプリング403の付勢力により
第1回転体401が多板クラッチ400を押して、締結
されている。一方、車速が所定以上では、質量体405
がスプリング407の付勢力に抗して外径方向に移動
し、これによりアーム408が図中左方向に移動し、ス
プリング403の一端を支持する第2回転体402が第
1回転体401から遠ざかり、よって、第1回転体40
1が多板クラッチ400を押す押圧力が減って、解放さ
れる。すなわち、図6の作動説明図に示すのと同様の作
用効果が得られる。なお、他の作用・効果については、
実施の形態4と同様であるので、説明を省略する。
【0078】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更などがあっても本発明に含まれる。
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更などがあっても本発明に含まれる。
【図1】実施の形態1の動力伝達ユニットMGUを示す
断面図である。
断面図である。
【図2】実施の形態1の動力伝達ユニットMGUを示す
スケルトン図である。
スケルトン図である。
【図3】実施の形態1の要部を示す断面図である。
【図4】実施の形態1の要部を示す断面図である。
【図5】実施の形態1の要部の作動説明図である。
【図6】実施の形態1の作動特性図である。
【図7】実施の形態2の動力伝達ユニットMGU2を示
す断面図である。
す断面図である。
【図8】実施の形態3の動力伝達ユニットMGU3を示
す断面図である。
す断面図である。
【図9】実施の形態3のブレーキ(バンドブレーキ)を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図10】実施の形態4の動力伝達ユニットMGU4を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 入力軸
2s ストッパ面
2 出力軸
5 振動吸収手段
6 クランク軸
11 サンギヤ
12 キャリア
13 リングギヤ
16 ロータ
24 ブレーキシュー
25 ブレーキ用バンド
26,27 スプリング
28 油圧アクチュエータ
31 磁路形成リング
32 入力円管
32b 円盤
34 キャリア接続円管
36 サンギヤ接続円管
36b 円盤
36c 円管
38 リングギヤ接続円管
41,42,43 円盤
45,46 円管
47 連結部材
48 空冷フィン
49 軸受
50 シール部材
51,52 スラストローラ
53 軸受
55 シール部材
60A メインクラッチ
60B メインクラッチ
60C メインクラッチ
60K メインクラッチ
61A 第1回転体
61B 第1回転体
61C 第1回転体
61K 第1回転体
62A第2回転体
62B 第2回転体
62C 第2回転体
62K 第2回転体
63A カム機構
63B カム機構
63C カム機構
63K カム機構
64A サブクラッチ
64B サブクラッチ
64C サブクラッチ
64K サブクラッチ
65A 締結機構
65B 締結機構
65C 締結機構
65K 締結機構
201 円盤
202 磁路形成リング
204,205,206 スラストローラ
234 キャリア接続円管
338 リングギヤ接続円管
400 多板クラッチ
401 回転体
402 回転体
403 スプリング
405 質量体
406 スラストローラ
407 スプリング
408 アーム
A−C/L第1クラッチ
B−C/L第2クラッチ
C−C/L第3クラッチ
AR 気室
OR 油室
PGS 遊星歯車
BRK ブレーキ
EG エンジン
MG 発電電動機
MGU 発電電動ユニット
TM トランスミッション
H ハウジング
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H02K 7/18 H02K 7/18 B
Fターム(参考) 3D039 AA01 AA02 AA03 AA04 AB01
AC03 AC14 AC15 AC21 AC33
AD06 AD11 AD53
3J058 AA03 AA13 AA17 AA18 AA24
AA28 AA37 AA59 AA78 AA79
AA87 BA67 CB03 CB13 CC03
CC06 CC13 CC52 CC66 CC76
FA01
5H607 AA00 BB01 BB02 CC03 DD03
DD17 EE02 EE06 EE33 FF22
FF24
Claims (6)
- 【請求項1】 エンジンと変速機とのトルク伝達系路に
設けられ、エンジンからトルク伝達される入力軸、およ
び、この入力軸と同軸に設けられて変速機にトルク出力
する出力軸と、 これら入力軸と出力軸と同軸に設けられて入力軸と出力
軸との間で回転を伝達する遊星歯車と、 この遊星歯車のキャリアと前記駆動軸との間に設けられ
た第1クラッチと、 前記キャリアと出力軸との間に設けられた第2クラッチ
と、 前記遊星歯車のサンギヤと駆動軸との間に設けられた第
3クラッチと、 前記遊星歯車のリングギヤをハウジングに固定するブレ
ーキと、 前記サンギヤと一体的に回転する回転体とハウジングと
の間に設けられて、モータとして回転体を回転させるこ
とが可能であるとともに、回転体の回転により発電可能
な発電電動機と、を備え、 前記入力軸(1)に結合された入力円管(32)が前記
出力軸(2)の外径方向に間隔を有して設けられ、 前記入力円管(32)と出力軸(2)との間には、前記
キャリアに結合されたキャリア接続円管(34)が、入
力円管(32)ならびに出力軸(2)との間に間隔を有
して設けられ、 前記入力円管(32)の外径方向に、前記サンギヤに結
合された前記回転体の少なくとも一部としてのサンギヤ
接続円管(36)が間隔を有して設けられ、 このサンギヤ接続円管(36)に直接あるいは間接的
に、前記発電電動機(MG)のロータ(16)が取り付
けられ、 前記出力軸(2)とキャリア接続円管(34)との間
に、第2クラッチ(B−C/L)が出力軸(2)とキャ
リア接続円管(34)とを締結および締結解除可能に設
けられ、 前記キャリア接続円管(34)と入力円管(32)との
間に、第1クラッチ(A−C/L)がキャリア接続円管
(34)と入力円管(32)とを締結および締結解除可
能に設けられ、 前記入力円管(32)とサンギヤ接続円管(36)との
間に、第3クラッチ(C−C/L)が入力円管(32)
とサンギヤ接続円管(36)とを締結および締結解除可
能に設けられていることを特徴とする動力伝達ユニッ
ト。 - 【請求項2】 前記遊星歯車は、前記キャリア接続円管
(34)の外径側であって、前記第1クラッチおよび第
3クラッチと軸方向に並んで配置されていることを特徴
とする請求項1に記載の動力伝達ユニット。 - 【請求項3】 最も外周に設けられて、発電電動機(M
G)を収容する気室(AR)と、前記クラッチおよびブ
レーキを収容した油室(OR)との間に配置されている
前記サンギヤ接続円管(36)あるいはこのサンギヤ接
続円管(36)と一体の回転部材(36c)の外周が一
対の軸受(53)を介してハウジングに支持され、 前記軸受(53)の隣りに、油室(OR)と気室(A
R)とを区画するシール部材(55)が設けられている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の動力伝達ユ
ニット。 - 【請求項4】 前記リングギヤ接続円管(38)の外径
方向に間隔を有して前記ハウジングと一体の円管(4
6)が設けられ、 前記円管(46)の外径側に前記サンギヤ接続円管(3
6)に結合された円管(36c)が設けられ、この円管
(36c)に前記ロータ(16)が取り付けられ、 前記ブレーキとして、前記円管(46)とリングギヤ接
続円管(38)とに装着された多板のメインクラッチ
(60K)を有した電磁多板式ブレーキが用いられてい
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の動
力伝達ユニット。 - 【請求項5】 前記リングギヤ接続円管(38)の外径
方向に間隔を有して前記ハウジングと一体の円管(4
6)が設けられ、 前記円管(46)の外径側に前記サンギヤ接続円管(3
6)に結合された円管(36c)が設けられ、この円管
(36c)に前記ロータ(16)が取り付けられ、 前記ブレーキとして、前記円管(46)とリングギヤ接
続円管(38)とに装着された多板のメインクラッチ
(400)を有しているとともに、円管(36c)に支
持された質量体(405)を有し、円管(36c)の回
転速度が所定未満ではメインクラッチを解放し、一方、
円管(36c)の回転速度が所定速度を超えるとメイン
クラッチを締結する遠心ブレーキが用いられていること
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の動力伝達
ユニット。 - 【請求項6】 前記発電電動機(MG)のロータ(1
6)がサンギヤ接続円管(36)の外周に取り付けら
れ、 前記ブレーキとして、前記サンギヤの外側に取り付けら
れた円盤(338)を固定および固定解除可能なバンド
ブレーキが用いられ、このブレーキが前記発電電動機
(MG)と軸方向に並んで設けられていることを特徴と
する請求項1〜3のいずれかに記載の動力伝達ユニッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001229634A JP2003039961A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 動力伝達ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001229634A JP2003039961A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 動力伝達ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003039961A true JP2003039961A (ja) | 2003-02-13 |
Family
ID=19061957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001229634A Pending JP2003039961A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 動力伝達ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003039961A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016043839A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | マツダ株式会社 | ハイブリッド車両の駆動システム |
| US10670084B2 (en) * | 2015-08-20 | 2020-06-02 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Clutch device for a hybrid drive system |
| KR20230076264A (ko) * | 2021-11-24 | 2023-05-31 | 주식회사 재성테크 | Cv joint 일체형 캐리어를 포함한 트랜스액슬 |
-
2001
- 2001-07-30 JP JP2001229634A patent/JP2003039961A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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