JP2003039711A - 画像処理装置、画像処理方法、前記画像処理装置を用いるプリント装置およびプリントシステム - Google Patents
画像処理装置、画像処理方法、前記画像処理装置を用いるプリント装置およびプリントシステムInfo
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Abstract
対応して複数、主走査の方向に並列に有するカラーイン
クジェットヘッドを用いてプリントを行う装置にあっ
て、高精細な画像を形成するために要するメモリの容量
を低減化し、装置の低廉化およびデータ処理の高速化を
図る。 【解決手段】 1入力画素に対してM×Nの領域内での
出力時のドット配置を定める複数のパターンをインデッ
クス化し、適切なパターンを選定するようにすること
で、画像品質を向上する多値処理(インデックス処理)
を行うために、色調毎の入力画像データの多値化に用い
られるドットパターンの階調数を、色調に応じて適切に
選定し、また記録解像度やインク打ち込み量などを適切
に設定する。
Description
像処理方法、前記画像処理装置を用いるプリント装置お
よびプリントシステムに関し、特に色調の異なる複数種
類のプリント剤を用いてカラー画像のプリントを行うプ
リント装置および該装置用画像処理方法に適用して好適
なものである。なお、本発明は、一般的なプリント装置
のほか、複写機、通信システムを有するファクシミリ,
プリント部を有するワードプロセッサ等の装置、さらに
は、各種処理装置と複合的に組み合わされた産業用記録
装置に適用することができる。
ロセッサ,パーソナルコンピュータ,ファクシミリ等に
おける情報出力装置として、所望される文字や画像等の
情報を用紙やフィルム等シート状のプリント媒体に記録
するプリント装置としてよく知られているものにプリン
タがある。
式が知られているが、用紙等のプリント媒体に非接触プ
リントが可能であること、カラー化が容易であること、
静粛性に富むこと等の様々な利点を有することから、近
年ではインクジェット方式が特に有力なものとなってい
る。またその方式を適用したプリント装置のプリント走
査系の構成としては、所望されるプリント情報に応じて
インクを吐出するプリントヘッドを装着するとともに、
これを用紙等のプリント媒体の搬送方向(副走査方向)
と直交する方向(主走査方向)に走査しながらその過程
でプリントを行う所謂シリアル方式によるものが、廉価
で小型化が容易であるなどの理由により、一般的に広く
利用されている。
2値化処理または多値化処理を通してドットの記録を行
っている。
ィジタルカメラの普及や、高解像度スキャナ等の画像入
力機器における高画質化に伴い、出力機器において処理
すべきデータ量が増加したり、高解像度化に対応して要
求されるプリント精度が上がってきている。
TF曲線)を示す図である。ここで、階調に対する人間
の視覚特性とは、ある観察距離(25cm)で人間が判
別できる階調数のことである。従って、プリント装置の
階調再現能力が人間の視覚特性を上回れば、そのプリン
ト装置は優れた階調再現能力を持つと言い得る。
うプリンタの階調再現能力と人間の視覚特性とを比べた
場合、多値化が進むほど人間の視覚特性を上回る範囲が
容易に広がること、すなわち例えば、解像度600pp
i(画素数/インチ。参考値)の入力データに対して多
値化(7値)と同等の階調再現能力を持つ為には、解像
度1500ppiの入力データに対して2値化が必要で
ある。従って、2値化処理を行うよりも、解像度600
ppiの入力データに対して多値化(7値)処理を行っ
た方が、容易に階調再現能力を広げることが可能とな
る。
説明する。ここでは、主走査方向および副走査方向につ
いて1200×1200dpi(ドット数/インチ。参
考値)の出力解像度をもつプリント装置とすると、同図
(a)に示す2値処理では1200ppiの入力解像度
を要し、約21.17μm(1/1200インチ)平方
相当の入力画素に対する1ドットの形成の有無で2階調
が表現される。一方、同図(b)に示す5値処理では6
00ppiの入力解像度に対して、すなわち約42.3
3μm(1/600)インチ平方相当の入力画素に対し
て2×2=4ドットそれぞれの形成の有無で5階調が表
現される。従って、5値処理を行う場合は、2値処理を
行う場合と比較して、入力データを1/4に削減するこ
とが可能となる。すなわち、プリントの高画質化の要求
に対して、2値処理では高い入力解像度を要し、かつデ
ータ量も多くなるのに対し、多値化が進むほど入力解像
度が比較的低くて済み、かつデータ量も削減できること
になる。
(以下、本体ノイズという)に起因して、主走査方向に
プリントヘッドを移動させる際などにむら生じる場合が
ある。さらに、インクを吐出する吐出口列を2列、互い
に副走査方向(紙送り方向)に吐出口配列ピッチの1/
2だけずらして主走査方向に設け、偶数番目のラスタと
奇数番目のラスタとの記録に各列の吐出口を関与させる
場合、ヘッドの個体差等(以下、ヘッドノイズと言う)
に起因して、インク着弾位置(ドット形成位置)が偶数
番目のラスタと奇数番目のラスタとの間でずれ(偶奇レ
ジストレーションのずれ)が生じる場合がある。
な本体ノイズやヘッドノイズの影響を受け易いのに対
し、多値処理を行うプリンタでは、例えば特開2001
−63016号公報に開示されたもののように、1入力
画素に対してM×Nの領域内での出力時のドット配置を
定める複数のパターンをインデックス化し、適切なパタ
ーンを選定するようにすることで、本体ノイズやヘッド
ノイズの影響を低減できる。
リント装置においては、2値処理に代わり、ドットパタ
ーンインデックスを用いる多値処理(以下、インデック
ス処理と言う)を行うものが使用される傾向にある。
合にあって、プリントヘッドの解像度を維持しつつさら
なる高画質化を実現するための手段の一つとして、同一
画像領域に対しプリントヘッドを複数回主走査するとと
もに、各主走査で相補的な関係にあるドット形成を行う
ために間引きを行いつつプリント(所謂マルチスキャン
プリント)を行うものがある。また、この際にインデッ
クス処理を併用するものが、例えば本出願人による特願
2000−2166949号に記載されている。さら
に、同じく2001−217040号には、特に、基本
となる4色のインク(シアン、マゼンタ、イエロー、ブ
ラックの各色インク)の他に、これらのうちの所定色
(例えばシアンおよびマゼンタ)について濃度を低くし
た淡インク(フォトインク)も同時に用いた複数色(6
色)のインクにて画像を形成する場合が例示され、フォ
トインクの打ち込み量が200%までは濃度もリニアに
向上する効果があり、高品質の画像を形成する上で有効
であることが記載されている。
理は2値処理に比べて入力解像度が比較的低くて済み、
かつデータ量も削減できることに加え、本体ノイズやヘ
ッドノイズの影響を低減できる利点がある。
数に応じドット配列を定めるためのドットパターンを記
録階調数と同じだけ備える必要があり、さらに本体ノイ
ズやヘッドノイズの影響を低減するために同じ階調でも
所定領域において複数のドット配列パターンを用意しな
ければならない。そして、画像品位を向上させるために
記録階調数を増やすとパターンをテーブル化して格納す
るためのメモリ容量もそれに伴って増大する。
ムプリントを行うもののみならず、カラー記録、さらに
は上記フォトインクを用いた高画質プリントを行うプリ
ンタが一般化しつつあり、そのようなインクの種類の増
加に伴って各色調毎にドットパターンテーブルを用意し
なければならず、その分大容量のメモリ(ROM等)が
必要となるので、プリント装置のコストが上昇する。一
方、ドットパターンのテーブルのサイズを単純に小さく
すると、プリントヘッドの主走査間でのバンディングむ
らが目立ちやすくなり、その結果として画像品位の低下
が懸念される。
されたものであり、ドット配列パターンを格納するため
に要するメモリ容量を低減しつつも、高品位な画像を形
成可能なプリント装置および画像処理方法を提供するこ
とを目的とする。
1の形態は、異なる条件でドット形成を行う複数のプリ
ントヘッドを用いてプリント媒体上に画像形成を行うプ
リント装置に適用される画像処理装置において、プリン
トすべく入力される画像の画素データに対し、前記異な
る条件に対応して少なくとも2種類の階調数を表現する
ための多値処理を施す処理手段と、前記少なくとも2種
類の階調数のそれぞれに対応して、前記それぞれの階調
数を表現するための多値処理を行うの要する各ドットパ
ターンを格納する格納手段とを具え、前記少なくとも2
種類の階調数のうち、一方の階調数を表現するためのド
ットパターンと他方の階調数を表現するためのドットパ
ターンの夫々に基づいて記録される記録解像度がそれぞ
れ異なることを特徴とする。
でドット形成を行う複数のプリントヘッドを用いてプリ
ント媒体上に画像形成を行うプリント装置に適用される
画像処理方法において、プリントすべく入力される画像
の画素データに対し、前記異なる条件に対応して少なく
とも2種類の階調数を表現するための多値処理を施す処
理工程であって、当該多値処理にあたり、前記少なくと
も2種類の階調数のそれぞれに対応して、前記それぞれ
の階調数を表現するための多値処理を行うのに要する各
ドットパターンを格納する格納手段からドットパターン
を選択する処理工程を具え、前記少なくとも2種類の階
調数のうち、一方の階調数を表現するためのドットパタ
ーンと他方の階調数を表現するためのドットパターンの
夫々に基づいて記録される記録解像度がそれぞれ異なる
ことを特徴とする。
記複数のドットパターンは、前記条件に応じて、前記プ
リント媒体の実質的同一位置に付与されるプリント剤の
量を大きくまたは小さく設定するためのパターンとする
ことができる。
異なる条件として、色調を異にするプリント剤をプリン
ト媒体にそれぞれ付与するものとすることができ、さら
に、前記異なる色調として、同系色について濃度を異に
する少なくとも2種の前記プリント剤が用いられ、前記
格納手段は、濃度の高いプリント剤に対しては前記階調
数が相対的に小さく、濃度の低いプリント剤に対しては
前記階調数が相対的に大きい多値処理を施すためのドッ
トパターンを格納するものとすることができる。
記異なる条件として、異なる量のプリント剤をプリント
媒体にそれぞれ付与するものとすることができ、さら
に、前記格納手段は、付与量の多いプリント剤に対して
は前記階調数が相対的に小さく、付与量の少ないプリン
ト剤に対しては前記階調数が相対的に大きい多値処理を
施すためのドットパターンを格納するものとすることが
できる。
い多値処理を施すためのドットパターンによる画像形成
の解像度をX、前記階調数が相対的に小さい多値処理を
施すためのドットパターンによる画像形成の解像度をY
とするとき、次式 1/Y=N/X (Nは整数) が成立するようにすることができる。
工程は、前記画素データの位置情報と、該画素データに
対応して前記格納手段から選択したドットパターンとを
出力する出力手段または工程を有することができる。
る前記プリントヘッドの複数回の走査で補完的な画像形
成を行うべく、前記多値処理が施された画像データを間
引くためのマスク手段または工程をさらに具えることも
できる。
ターンは前記異なる条件に応じてサイズを異にするもの
とすることができる。
前記プリント媒体の種類に応じて異ならせるものとする
ことができる。
を行う複数のプリントヘッドを用いてプリント媒体上に
画像形成を行うプリント装置であって、上記のいずれか
の画像処理装置を具えたことを特徴とする。
を行う複数のプリントヘッドを用いてプリント媒体上に
画像形成を行うプリント方法であって、上記のいずれか
の画像処理方法を具えたことを特徴とする。
前記ドット形成を行うための素子を配列してなるプリン
トヘッドを複数、前記配列の方向とは異なる主走査方向
に並置して用いるとともに、当該複数のプリントヘッド
を前記主走査方向に走査させることにより画像形成を行
う手段または工程を具えることができる。
ずつ前記プリント媒体を前記主走査方向と直交する副走
査方向に相対的に搬送して同一画像領域に対しては相補
的な関係にある画素配列に従った複数回の前記主走査に
てプリント媒体上に画像の形成を行う手段または工程を
具えることができる。
ンクを吐出して前記ドット形成を行うことで前記プリン
ト媒体に画像形成を行うインクジェットプリントヘッド
の形態を有するものとすることができ、そのプリントヘ
ッドは、前記吐出口からインクを吐出するために利用さ
れるエネルギとしてインクに膜沸騰を生じさせる熱エネ
ルギを発生する発熱素子を有するものとすることができ
る。
のいずれかのプリント装置と、該プリント装置に画像デ
ータを供給するためのホスト装置と、を具えたことを特
徴とする。
いずれかの画像処理方法を実行させるための制御プログ
ラム、プリント装置に上記のいずれかのプリント方法を
実行させるための制御プログラム、またはそれらのよう
な制御プログラムを記憶した記憶媒体に存する。
の色調の記録剤を用いてカラー記録を行う場合、人間の
視覚特性に筋むらが目立ち易い色と目立ちにくい色があ
ることを利用し、前者に関しては高解像度記録(サイズ
の大きいドットパターン)を適用し、後者に関してはそ
れより低い解像度の記録(サイズの小さいドットパター
ン)を適用する。これにより、全ての色調に対して大き
なサイズのドットパターンを使用した場合と同様な画像
品位を保ちつつ、パターンテーブルの容量を削減するこ
とが可能となり、データ処理速度の向上および装置の低
廉化を図ることができる。
録装置に係る実施形態を説明する。
クジェット記録方式を用いた記録装置としてプリンタを
例に挙げ説明する。
(「記録」という場合もある)とは、文字、図形等有意
の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、
また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであ
るか否かを問わず、広くプリント媒体上に画像、模様、
パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も
言うものとする。
ート」とは、一般的なプリント装置で用いられる紙のみ
ならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板
等、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受
容可能な物も言うものとするが、以下では「記録媒体」
または単に「紙」という場合もある。
もある)とは、上記「プリント」の定義と同様広く解釈
されるべきもので、プリント媒体上に付与されることに
よって、画像、模様、パターン等の形成またはプリント
媒体の加工、或いはインクの処理(例えばプリント媒体
に付与されるインク中の色材の凝固または不溶化)に供
され得る液体を言うものとする。
タの概略構成を示す。図1において、この実施形態にお
けるプリンタの装置本体M1000の外殻は、下ケース
M1001、上ケースM1002、アクセスカバーM1
003及び排出トレイM1004を含む外装部材と、そ
の外装部材内に収納されたシャーシM3019(図2参
照)とから構成される。
る複数の板状金属部材によって構成され、記録装置の骨
格をなし、後述の各記録動作機構を保持するものとなっ
ている。また、前記下ケースM1001は装置本体M1
000の外装の略下半部を、上ケースM1002は装置
本体M1000の外装の略上半部をそれぞれ形成してお
り、両ケースの組合せによって内部に後述の各機構を収
納する収納空間を有する中空体構造をなしている。装置
本体M1000の上面部及び前面部には、それぞれ、開
口部が形成されている。
端部が下ケースM1001に回転自在に保持され、その
回転によって下ケースM1001の前面部に形成される
前記開口部を開閉させ得るようになっている。このた
め、記録動作を実行させる際には、排出トレイM100
4を前面側へと回転させて開口部を開成させることによ
り、ここから記録シートが排出可能となると共に排出さ
れた記録シートPを順次積載し得るようになっている。
また、排紙トレイM1004には、2枚の補助トレイM
1004a,M1004bが収納されており、必要に応
じて各トレイを手前に引き出すことにより、用紙の支持
面積を3段階に拡大、縮小させ得るようになっている。
が上ケースM1002に回転自在に保持され、上面に形
成される開口部を開閉し得るようになっており、このア
クセスカバーM1003を開くことによって本体内部に
収納されている記録ヘッドカートリッジH1000ある
いはインクタンクH1900等の交換が可能となる。な
お、ここでは特に図示しないが、アクセスカバーM10
03を開閉させると、その裏面に形成された突起がカバ
ー開閉レバーを回転させるようになっており、そのレバ
ーの回転位置をマイクロスイッチなどで検出することに
より、アクセスカバーの開閉状態を検出し得るようにな
っている。
は、電源キーE0018及びレジュームキーE0019
が押下可能に設けられると共に、LED E0020が
設けられており、電源キーE0018を押下すると、L
ED E0020が点灯し記録可能であることをオペレ
ータに知らせるものとなっている。また、LED E0
020は点滅の仕方や色の変化をさせたり、プリンタの
トラブル等をオペレータに知らせる等種々の表示機能を
有する。さらに、ブザーE0021(図7)をならすこ
ともできる。なお、トラブル等が解決した場合には、レ
ジュームキーE0019を押下することによって記録が
再開されるようになっている。
る本実施形態における記録動作機構について説明する。
は、記録シートPを装置本体内へと自動的に給送する自
動給送部M3022と、自動給送部から1枚ずつ送出さ
れる記録シートPを所定の記録位置へと導くと共に、記
録位置から排出部M3030へと記録シートPを導く搬
送部M3029と、記録位置に搬送された記録シートP
に所望の記録を行なう記録部と、前記記録部等に対する
回復処理を行う回復部(M5000)とから構成されて
いる。
記録部は、キャリッジ軸M4021によって移動可能に
支持されたキャリッジM4001と、このキャリッジM
4001に着脱可能に搭載される記録ヘッドカートリッ
ジH1000とからなる。
いて図3〜5に基づき説明する。
ッジH1000は、図3に示すようにインクを貯留する
インクタンクH1900と、このインクタンクH190
0から供給されるインクを記録情報に応じてノズルから
吐出させる記録ヘッドH1001とを有する。記録ヘッ
ドH1001は、後述するキャリッジM4001に対し
て着脱可能に搭載される、いわゆるカートリッジ方式を
採るものとなっている。
00では、写真調の高画質なカラー記録を可能とするた
め、インクタンクとして、例えば、ブラック、ライトシ
アン、ライトマゼンタ、シアン、マゼンタ及びイエロー
の各色独立のインクタンクH1900が用意されてお
り、図4に示すように、それぞれが記録ヘッドH100
1に対して着脱自在となっている。
分解斜視図に示すように、記録素子基板H1100、第
1のプレートH1200、電気配線基板H1300、第
2のプレートH1400、タンクホルダーH1500、
流路形成部材H1600、フィルターH1700、シー
ルゴムH1800から構成されている。
片面にインクを吐出するための複数の記録素子と、各記
録素子に電力を供給するAl等の電気配線とが成膜技術
により形成され、この記録素子に対応した複数のインク
流路と複数の吐出口H1100Tとがフォトリソグラフ
ィ技術により形成されると共に、複数のインク流路にイ
ンクを供給するためのインク供給口が裏面に開口するよ
うに形成されている。また、記録素子基板H1100は
第1のプレートH1200に接着固定されており、ここ
には、前記記録素子基板H1100にインクを供給する
ためのインク供給口H1201が形成されている。さら
に、第1のプレートH1200には、開口部を有する第
2のプレートH1400が接着固定されており、この第
2のプレートH1400を介して、電気配線基板H13
00が記録素子基板H1100に対して電気的に接続さ
れるよう保持されている。この電気配線基板H1300
は、記録素子基板H1100にインクを吐出するための
電気信号を印加するものであり、記録素子基板H110
0に対応する電気配線と、この電気配線端部に位置し本
体からの電気信号を受け取るための外部信号入力端子H
1301とを有しており、外部信号入力端子H1301
は、後述のタンクホルダーH1500の背面側に位置決
め固定されている。
に保持するタンクホルダーH1500には、流路形成部
材H1600が例えば、超音波溶着により固定され、イ
ンクタンクH1900から第1のプレートH1200に
亘るインク流路H1501を形成している。また、イン
クタンクH1900と係合するインク流路H1501の
インクタンク側端部には、フィルターH1700が設け
られており、外部からの塵埃の侵入を防止し得るように
なっている。また、インクタンクH1900との係合部
にはシールゴムH1800が装着され、係合部からのイ
ンクの蒸発を防止し得るようになっている。
500、流路形成部材H1600、フィルターH170
0及びシールゴムH1800から構成されるタンクホル
ダー部と、前記記録素子基板H1100、第1のプレー
トH1200、電気配線基板H1300及び第2のプレ
ートH1400から構成される記録素子部とを、接着等
で結合することにより、記録ヘッドH1001を構成し
ている。
0を搭載するキャリッジM4001を説明する。
には、キャリッジM4001と係合し記録ヘッドH10
01をキャリッジM4001上の所定の装着位置に案内
するためのキャリッジカバーM4002と、記録ヘッド
H1001のタンクホルダーH1500と係合し記録ヘ
ッドH1001を所定の装着位置にセットさせるよう押
圧するヘッドセットレバーM4007とが設けられてい
る。すなわち、ヘッドセットレバーM4007はキャリ
ッジM4001の上部にヘッドセットレバー軸に対して
回動可能に設けられると共に、記録ヘッドH1001と
の係合部には、ばね付勢されるヘッドセットプレート
(不図示)が備えられ、このばね力によって記録ヘッド
H1001を押圧しながらキャリッジM4001に装着
する構成となっている。
H1001との別の係合部にはコンタクトフレキシブル
プリントケーブル(図7参照、以下、コンタクトFPC
と称す)E0011が設けられ、コンタクトFPC E
0011上のコンタクト部と記録ヘッドH1001に設
けられたコンタクト部(外部信号入力端子)H1301
とが電気的に接触し、記録のための各種情報の授受や記
録ヘッドH1001への電力の供給などを行い得るよう
になっている。
ンタクト部とキャリッジM4001との間には不図示の
ゴムなどの弾性部材が設けられ、この弾性部材の弾性力
とヘッドセットレバーばねによる押圧力とによってコン
タクト部とキャリッジM4001との確実な接触を可能
とするようになっている。さらに前記コンタクトFPC
E0011はキャリッジM4001の背面に搭載され
たキャリッジ基板E0013に接続されている(図7参
照)。
カートリッジH1000の代わりにキャリッジM400
1にスキャナを装着することで読取装置としても使用す
ることができる。
M4001と共に主走査方向に移動し、記録媒体に代え
て給送された原稿画像をその主走査方向への移動の過程
で読み取るようになっており、その主走査方向の読み取
り動作と原稿の副走査方向の給送動作とを交互に行うこ
とにより、1枚の原稿画像情報を読み取ることができ
る。
M6000の概略構成を説明するために、スキャナM6
000を上下逆にして示す図である。
は、略箱型の形状であり、その内部には読み取りに必要
な光学系・処理回路などが収納されている。また、この
スキャナM6000をキャリッジM4001へと装着し
た時に、原稿面と対面する部分には読取部レンズM60
06が設けられており、このレンズM6006により原
稿面からの反射光を内部の読取部に収束することで原稿
画像を読み取るようになっている。一方、照明部レンズ
M6005は内部に不図示の光源を有し、その光源から
発せられた光がレンズM6005を介して原稿へと照射
される。
れたスキャナカバーM6003は、スキャナホルダM6
001内部を遮光するように嵌合し、側面に設けられた
ルーバー状の把持部によってキャリッジM4001への
着脱操作性の向上を図っている。スキャナホルダM60
01の外形形状は記録ヘッドH1001と略同形状であ
り、キャリッジM4001へは記録ヘッドカートリッジ
H1000と同様の操作で着脱することができる。
取り処理回路を有する基板が収納される一方、この基板
に接続されたスキャナコンタクトPCBが外部に露出す
るよう設けられており、キャリッジM4001へとスキ
ャナM6000を装着した際、スキャナコンタクトPC
B M6004がキャリッジM4001側のコンタクト
FPC E0011に接触し、基板を、キャリッジM4
001を介して本体側の制御系に電気的に接続させるよ
うになっている。
する。図7は、この実施形態における電気的回路の全体
構成例を概略的に示す図である。
キャリッジ基板(CRPCB)E0013、メインPC
B(Printed Circuit Board)E0014、電源ユニッ
トE0015等によって構成されている。ここで、電源
ユニットE0015は、メインPCB E0014と接
続され、各種駆動電源を供給するものとなっている。ま
た、キャリッジ基板E0013は、キャリッジM400
1(図2)に搭載されたプリント基板ユニットであり、
コンタクトFPC E0011を通じて記録ヘッドとの
信号の授受を行うインターフェースとして機能する他、
キャリッジM4001の移動に伴ってエンコーダセンサ
E0004から出力されるパルス信号に基づき、エンコ
ーダスケールE0005とエンコーダセンサE0004
との位置関係の変化を検出し、その出力信号をフレキシ
ブルフラットケーブル(CRFFC)E0012を通じ
てメインPCB E0014へと出力する。
実施形態におけるインクジェット記録装置の各部の駆動
制御を司るプリント基板ユニットであり、紙端検出セン
サ(PEセンサ)E0007、ASF(自動給紙装置)
センサE0009、カバーセンサE0022、パラレル
インターフェース(パラレルI/F)E0016、シリ
アルインターフェース(シリアルI/F)E0017、
レジュームキーE0019、LED E0020、電源
キーE0018、ブザーE0021等に対するI/Oポ
ートを基板上に有する。またさらに、キャリッジM14
00を主走査させるための駆動源をなすモータ(CRモ
ータ)E0001、記録媒体を搬送するための駆動源を
なすモータ(LFモータ)E0002、記録ヘッドの回
動動作と記録媒体の給紙動作に兼用されるモータ(PG
モータ)E0003と接続されてこれらの駆動を制御す
る他、インクエンプティセンサE0006、GAPセン
サE0008、PGセンサE0010、CRFFC E
0012、電源ユニットE0015との接続インターフ
ェイスを有する。
構成を示すブロック図である。図において、E1001
はCPUであり、このCPU E1001は内部に発振
回路E1005に接続されたクロックジェネレータ(C
G) E1002を有し、その出力信号E1019によ
りシステムクロックを発生する。また、制御バスE10
14を通じてROM E1004およびASIC(Appl
ication Specific Integrated Circuit) E1006
に接続され、ROMに格納されたプログラムに従って、
ASIC E1006の制御、電源キーからの入力信号
E1017、及びレジュームキーからの入力信号E10
16、カバー検出信号E1042、ヘッド検出信号(H
SENS)E1013の状態の検知を行ない、さらにブ
ザー信号(BUZ)E1018によりブザーE0021
を駆動し、内蔵されるA/DコンバータE1003に接
続されるインクエンプティ検出信号(INKS)E10
11及びサーミスタによる温度検出信号(TH)E10
12の状態の検知を行う一方、その他各種論理演算・条
件判断等を行ない、インクジェット記録装置の駆動制御
を司る。
録ヘッドカートリッジH1000からフレキシブルフラ
ットケーブルE0012、キャリッジ基板E0013及
びコンタクトフレキシブルプリントケーブルE0011
を介して入力されるヘッド搭載検出信号であり、インク
エンプティ検出信号E1011はインクエンプティセン
サE0006から出力されるアナログ信号、温度検出信
号E1012はキャリッジ基板E0013上に設けられ
たサーミスタ(図示せず)からのアナログ信号である。
て、モータ電源(VM)E1040を駆動源とし、AS
IC E1006からのCRモータ制御信号E1036
に従って、CRモータ駆動信号E1037を生成し、C
RモータE0001を駆動する。E1009はLF/P
Gモータドライバであって、モータ電源E1040を駆
動源とし、ASIC E1006からのパルスモータ制
御信号(PM制御信号)E1033に従ってLFモータ
駆動信号E1035を生成し、これによってLFモータ
を駆動すると共に、PGモータ駆動信号E1034を生
成してPGモータを駆動する。
C E1006からの電源制御信号E1024に従って
発光素子を有する各センサ等への電源供給を制御する。
パラレルI/F E0016は、ASIC E1006
からのパラレルI/F信号E1030を、外部に接続さ
れるパラレルI/FケーブルE1031に伝達し、また
パラレルI/FケーブルE1031の信号をASIC
E1006に伝達する。シリアルI/F E0017
は、ASIC E1006からのシリアルI/F信号E
1028を、外部に接続されるシリアルI/Fケーブル
E1029に伝達し、また同ケーブルE1029からの
信号をASIC E1006に伝達する。
ッド電源(VH)E1039及びモータ電源(VM)E
1040、ロジック電源(VDD)E1041が供給さ
れる。また、ASIC E1006からのヘッド電源O
N信号(VHON)E1022及びモータ電源ON信号
(VMOM)E1023が電源ユニットE0015に入
力され、それぞれヘッド電源E1039及びモータ電源
E1040のON/OFFを制御する。電源ユニットE
0015から供給されたロジック電源(VDD)E10
41は、必要に応じて電圧変換された上で、メインPC
B E0014内外の各部へ供給される。
PCB E0014上で平滑化された後にフレキシブル
フラットケーブルE0011へと送出され、記録ヘッド
カートリッジH1000の駆動に用いられる。E100
7はリセット回路で、ロジック電源電圧E1041の低
下を検出して、CPU E1001及びASIC E1
006にリセット信号(RESET)E1015を供給
し、初期化を行なう。
導体集積回路であり、制御バスE1014を通じてCP
U E1001によって制御され、前述したCRモータ
制御信号E1036、PM制御信号E1033、電源制
御信号E1024、ヘッド電源ON信号E1022、及
びモータ電源ON信号E1023等を出力し、パラレル
I/F E0016およびシリアルI/F E0017
との信号の授受を行なう他、PEセンサE0007から
のPE検出信号(PES)E1025、ASFセンサE
0009からのASF検出信号(ASFS)E102
6、記録ヘッドと記録媒体とのギャップを検出するため
のセンサ(GAP)センサE0008からのGAP検出
信号(GAPS)E1027、PGセンサE0010か
らのPG検出信号(PGS)E1032の状態を検知し
て、その状態を表すデータを制御バスE1014を通じ
てCPU E1001に伝達し、入力されたデータに基
づきCPU E1001はLED駆動信号E1038の
駆動を制御してLEDE0020の点滅を行なう。
20の状態を検知してタイミング信号を生成し、ヘッド
制御信号E1021で記録ヘッドカートリッジH100
0とのインターフェイスをとり記録動作を制御する。こ
こにおいて、エンコーダ信号(ENC)E1020はフ
レキシブルフラットケーブルE0012を通じて入力さ
れるCRエンコーダセンサE0004の出力信号であ
る。また、ヘッド制御信号E1021は、フレキシブル
フラットケーブルE0012、キャリッジ基板E001
3、及びコンタクトFPC E0011を経て記録ヘッ
ドH1000に供給される。
例を示すブロック図である。
については、記録データやモータ制御データ等、ヘッド
や各部機構部品の制御にかかわるデータの流れのみを示
しており、各ブロックに内蔵されるレジスタの読み書き
に係わる制御信号やクロック、DMA制御にかかわる制
御信号などは図面上の記載の煩雑化を避けるため省略し
ている。
あり、図9に示すようにCPU E1001から出力さ
れるクロック信号(CLK)E2031及びPLL制御
信号(PLLON)E2033により、ASIC E1
006内の大部分へと供給するクロック(図示しない)
を発生する。
ス(CPUI/F)であり、リセット信号E1015、
CPU E1001から出力されるソフトリセット信号
(PDWN)E2032、クロック信号(CLK)E2
031及び制御バスE1014からの制御信号により、
以下に説明するような各ブロックに対するレジスタ読み
書き等の制御や、一部ブロックへのクロックの供給、割
り込み信号の受け付け等(いずれも図示しない)を行な
い、CPU E1001に対して割り込み信号(IN
T)E2034を出力し、ASIC E1006内部で
の割り込みの発生を知らせる。
用のデータバッファとして、受信バッファE2010、
ワークバッファE2011、プリントバッファE201
4、展開用データバッファE2016などの各領域を有
すると共に、モータ制御用としてモータ制御バッファE
2023を有し、さらにスキャナ動作モード時に使用す
るバッファとして、上記の各記録用データバッファに代
えて使用されるスキャナ取込みバッファE2024、ス
キャナデータバッファE2026、送出バッファE20
28などの領域を有する。
U E1001の動作に必要なワーク領域としても使用
されている。すなわち、E2004はDRAM制御部で
あり、制御バスによるCPU E1001からDRAM
E2005へのアクセスと、後述するDMA制御部E
2003からDRAM E2005へのアクセスとを切
り替えて、DRAM E2005への読み書き動作を行
なう。
からのリクエスト(図示せず)を受け付けて、アドレス
信号や制御信号(図示せず)、書込み動作の場合には書
込みデータE2038、E2041、E2044、E2
053、E2055、E2057などをDRAM制御部
E2004に出力してDRAMアクセスを行なう。また
読み出しの場合には、DRAM制御部E2004からの
読み出しデータE2040、E2043、E2045、
E2051、E2054、E2056、E2058、E
2059を、リクエスト元のブロックに受け渡す。
/Fであり、CPUI/F E2001を介したCPU
E1001の制御により、パラレルI/F E001
6を通じて、図示しない外部ホスト機器との双方向通信
インターフェイスを行なう他、記録時にはパラレルI/
F E0016からの受信データ(PIF受信データE
2036)をDMA処理によって受信制御部E2008
へと受け渡し、スキャナ読み取り時にはDRAM E2
005内の送出バッファE2028に格納されたデータ
(IEEE1284送信データ(RDPIF)E205
9)をDMA処理によりパラレルI/Fに送信する。
(USB)I/Fであり、CPUI/F E2001を
介したCPU E1001の制御により、シリアルI/
FE0017を通じて、図示しない外部ホスト機器との
双方向通信インターフェイスを行なう他、印刷時にはシ
リアルI/F E0017からの受信データ(USB受
信データE2037)をDMA処理により受信制御部E
2008に受け渡し、スキャナ読み取り時にはDRAM
E2005内の送出バッファE2028に格納された
データ(USB送信データ(RDUSB)E2058)
をDMA処理によりシリアルI/F E0017に送信
する。受信制御部E2008は、1284I/F E2
006もしくはUSBI/F E2007のうちの選択
されたI/Fからの受信データ(WDIF)E203
8)を、受信バッファ制御部E2039の管理する受信
バッファ書込みアドレスに、書込む。E2009は圧縮
・伸長DMAコントローラであり、CPUI/F E2
001を介したCPUE1001の制御により、受信バ
ッファE2010上に格納された受信データ(ラスタデ
ータ)を、受信バッファ制御部E2039の管理する受
信バッファ読み出しアドレスから読み出し、そのデータ
(RDWK)E2040を指定されたモードに従って圧
縮・伸長し、記録コード列(WDWK)E2041とし
てワークバッファ領域に書込む。
トローラで、CPUI/F E2001を介したCPU
E1007の制御によってワークバッファE2011
上の記録コード(RDWP)E2043を読み出し、各
記録コードを、記録ヘッドカートリッジH1000への
データ転送順序に適するようなプリントバッファE20
14上のアドレスに並べ替えて転送(WDWP E20
44)する。また、E2012はワーククリアDMAコ
ントローラであり、CPUI/F E2001を介した
CPU E1001の制御によって記録バッファ転送D
MAコントローラ E2013による転送が完了したワ
ークバッファ上の領域に対し、指定したワークフィルデ
ータ(WDWF)E2042を繰返し書込む。
ローラであり、CPUI/F E2001を介したCP
U E1001の制御により、ヘッド制御部E2018
からのデータ展開タイミング信号E2050をトリガと
して、プリントバッファ上に並べ替えて書込まれた記録
コードと展開用データバッファE2016上に書込まれ
た展開用データとを読み出し、展開記録データ(RDH
DG)E2045をカラムバッファ書込みデータ(WD
HDG)E2047としてカラムバッファE2017に
書込む。ここで、カラムバッファE2017は、記録ヘ
ッドカートリッジH1000への転送データ(展開記録
データ)を一時的に格納するSRAMであり、記録デー
タ展開DMAコントローラE2015とヘッド制御部E
2018とのハンドシェーク信号(図示せず)によって
両ブロックにより共有管理されている。
F E2001を介したCPU E1001の制御によ
り、ヘッド制御信号を介して記録ヘッドカートリッジH
1000またはスキャナとのインターフェイスを行なう
他、エンコーダ信号処理部E2019からのヘッド駆動
タイミング信号E2049に基づき、記録データ展開D
MAコントローラに対してデータ展開タイミング信号E
2050の出力を行なう。
ング信号E2049に従って、カラムバッファから展開
記録データ(RDHD)E2048を読み出し、そのデ
ータをヘッド制御信号E1021として記録ヘッドカー
トリッジH1000に出力する。また、スキャナ読み取
りモードにおいては、ヘッド制御信号E1021として
入力された取込みデータ(WDHD)E2053をDR
AM E2005上のスキャナ取込みバッファE202
4へとDMA転送する。E2025はスキャナデータ処
理DMAコントローラであり、CPUI/F E200
1を介したCPUE1001の制御により、スキャナ取
込みバッファE2024に蓄えられた取込みバッファ読
み出しデータ(RDAV)E2054を読み出し、平均
化等の処理を行なった処理済データ(WDAV)E20
55をDRAM E2005上のスキャナデータバッフ
ァE2026に書込む。E2027はスキャナデータ圧
縮DMAコントローラで、CPUI/F E2001を
介したCPU E1001の制御により、スキャナデー
タバッファE2026上の処理済データ(RDYC)E
2056を読み出してデータ圧縮を行ない、圧縮データ
(WDYC)E2057を送出バッファE2028に書
込み転送する。
り、エンコーダ信号(ENC)を受けて、CPU E1
001の制御で定められたモードに従ってヘッド駆動タ
イミング信号E2049を出力する他、エンコーダ信号
E1020から得られるキャリッジM4001の位置や
速度にかかわる情報をレジスタに格納して、CPU E
1001に提供する。CPU E1001はこの情報に
基づき、CRモータE0001の制御における各種パラ
メータを決定する。また、E2020はCRモータ制御
部であり、CPUI/F E2001を介したCPU
E1001の制御により、CRモータ制御信号E103
6を出力する。
ンサE0010、PEセンサE0007、ASFセンサ
E0009、及びGAPセンサE0008等から出力さ
れる各検出信号E1033,E1025,E1026,
E1027を受けて、CPUE1001の制御で定めら
れたモードに従ってこれらのセンサ情報をCPUE10
01に伝達する他、LF/PGモータ制御用DMAコン
トローラ E2021に対してセンサ検出信号E205
2を出力する。
ラE2021は、CPUI/F E2001を介したC
PU E1001の制御により、DRAM E2005
上のモータ制御バッファE2023からパルスモータ駆
動テーブル(RDPM)E2051を読み出してパルス
モータ制御信号E1033を出力する他、動作モードに
よっては前記センサ検出信号を制御のトリガとしてパル
スモータ制御信号E1033を出力する。また、E20
30はLED制御部であり、CPUI/F E2001
を介したCPU E1001の制御により、LED駆動
信号E1038を出力する。さらに、E2029はポー
ト制御部であり、CPUI/F E2001を介したC
PU E1001の制御により、ヘッド電源ON信号E
1022、モータ電源ON信号E1023、及び電源制
御信号E1024を出力する。
るインクジェット記録装置の動作を図10のフローチャ
ートに基づき説明する。
と、まず、ステップS1では装置の第1の初期化処理を
行なう。この初期化処理では、本装置のROMおよびR
AMのチェックなどの電気回路系のチェックを行ない、
電気的に本装置が正常に動作可能であるかを確認する。
0の上ケースM1002に設けられた電源キーE001
8がONされたかどうかの判断を行い、電源キーE00
18が押された場合には、次のステップS3へと移行
し、ここで第2の初期化処理を行う。
駆動機構及び記録ヘッドのチェックを行なう。すなわ
ち、各種モータの初期化やヘッド情報の読み込みを行う
に際し、装置が正常に動作可能であるかを確認する。
う。すなわち、本装置に対して、外部I/Fからの指令
イベント、ユーザ操作によるパネルキーイベントおよび
内部的な制御イベントなどを監視し、これらのイベント
が発生すると当該イベントに対応した処理を実行する。
印刷指令イベントを受信した場合には、ステップS5へ
と移行し、同ステップでユーザ操作による電源キーイベ
ントが発生した場合にはステップS10へと移行し、同
ステップでその他のイベントが発生した場合にはステッ
プS11へと移行する。ここで、ステップS5では、外
部I/Fからの印刷指令を解析し、指定された紙種別、
用紙サイズ、印刷品位、給紙方法などを判断し、その判
断結果を表すデータを本装置内のRAM E2005に
記憶し、ステップS6へと進む。次いでステップS6で
はステップS5で指定された給紙方法により給紙を開始
し、用紙を記録開始位置まで送り、ステップS7に進
む。ステップS7では記録動作を行なう。この記録動作
では、外部I/Fから送出されてきた記録データを、一
旦記録バッファに格納し、次いでCRモータE0001
を駆動してキャリッジM4001の主走査方向への移動
を開始すると共に、プリントバッファE2014に格納
されている記録データを記録ヘッドH1001へと供給
して1行の記録を行ない、1行分の記録データの記録動
作が終了するとLFモータE0002を駆動し、LFロ
ーラM3001を回転させて用紙を副走査方向へと送
る。この後、上記動作を繰り返し実行し、外部I/Fか
らの1ページ分の記録データの記録が終了すると、ステ
ップ8へと進む。
を駆動し、排紙ローラM2003を駆動し、用紙が完全
に本装置から送り出されたと判断されるまで紙送りを繰
返し、終了した時点で用紙は排紙トレイM1004a上
に完全に排紙された状態となる。
ジの記録動作が終了したか否かを判定し、記録すべきペ
ージが残存する場合には、ステップS5へと復帰し、以
下、前述のステップS5〜S9までの動作を繰り返し、
記録すべき全てのページの記録動作が終了した時点で記
録動作は終了し、その後ステップS4へと移行し、次の
イベントを待つ。
理を行ない、本装置の動作を停止させる。つまり、各種
モータやヘッドなどの電源を切断するために、電源を切
断可能な状態に移行した後、電源を切断しステップS4
に進み、次のイベントを待つ。
のイベント処理を行なう。例えば、本装置の各種パネル
キーや外部I/Fからの回復指令や内部的に発生する回
復イベントなどに対応した処理を行なう。なお、処理終
了後にはステップS4に進み、次のイベントを待つ。
群の構成配置について説明する。
実現するためのヘッドの模式的正面図である。この例で
は1列当たり600dpi(ドット/インチ)のピッチ
(約42μmピッチ)で128個の吐出口を配列した吐
出口列を1色当たり2列、互いに副走査方向(紙送り方
向)に約21μmずらして、主走査方向(キャリッジス
キャン方向)に設けてあり、1色当たり合計256個の
吐出口にて1200dpiの出力解像度(約21μmピ
ッチ)を実現している。さらに、図示の例ではそのよう
な吐出口列を6色に対応して主走査方向に並置し、6色
について合計12列の吐出口列で副走査方向に関し12
00dpiの記録を行う一体構造のヘッド構成としてい
る。但し、製造上は並列する2色分が1チップとして同
時に作成され、その後3チップを並列して接着させる構
成をとっているので、各チップの隣り合う2色のノズル
列(ブラック(Bk)およびライトシアン(LC)の
組、ライトマゼンタ(LM)およびシアン(C)の組、
マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の組)は他に比べ
駆動条件が似通ったものとなっている。
dpiの解像度のヘッドを主走査方向2400dpiの
解像度で走査する場合、紙面上での1記録画素は主走査
方向約10.6μm×約21.2μm四方の領域となる
が、本実施形態で用いる1ドロップは約4plであり、
紙面上では直径約45μmの円形ドットを形成する。こ
のとき、1ドットの面積は1570μm2となり、1記
録画素領域の約10.6μm×約21.2μm=225
μm2よりはるかに大きくなる。
一な階調数とした場合には、前述のように必要とするメ
モリ量が増大する。一方で、高画質化に対応するため多
数のノズルの高密度実装化が進み、またプリント速度向
上のため大型のプリントヘッドが用いられる傾向にある
昨今では、プリント装置において扱うデータ量が非常に
多くなってきている。このような状況下、2値処理に比
べて扱う入力データ量を削減できるとは言え、インデッ
クス処理を行う場合にも扱うデータ量は適切に抑制され
るのが強く望ましく、かつデータ処理速度が極力低下し
ないようにするのが望ましい。
常色(ブラック、シアン、マゼンタおよびイエロー)に
加え、フォトインク(ライトシアンおよびライトマゼン
タ)を用いて高画質のプリントを行い得る構成にあっ
て、それらインクの各色調(すなわち色や濃度)に対応
して適切な階調数のインデックスパターンを備えること
で、データ量の削減、データ処理の高速化、並びに色処
理および階調再現数の最適化を図り、かつ粒状感のない
高画質のプリントを可能とする。
対して、光学濃度(OD値)の高い色を含む通常色のイ
ンク(以下、濃インクとも言う)については5値のイン
デックスパターンを備え、光学濃度の低いフォトインク
(以下、淡インクとも言う)については9値のインデッ
クスパターンを備えるものとする。なお、ハーフトーン
は誤差拡散法により発生させるものとする。
ると、画像のハイライト領域では本実施形態の場合濃度
の低いフォトインク(例えば濃インクの1/6の濃度の
もの)を使用することができるので、粒状感が小さい。
しかし中濃度以上の領域では濃インクも併用され、高濃
度領域では濃インクが専ら用いられることになるが、特
に中濃度領域において濃インクが併用され始めるポイン
ト、すなわち淡インクにより形成されたドットに濃イン
クにより形成されたドットが混在し始めるポイントで
は、濃インクのドットが目立ち、粒状感を大きくする。
中濃度領域は、特に人間の視覚に敏感に感じられる肌色
や青空などの再現に用いられるので、粒状性を極力低減
することが強く望ましい。
媒体に打ち込まれるインクの打ち込み量と記録濃度との
関係を説明する。ここで、打ち込み量とは、例えば12
00dpi×1200dpiの記録解像度に対応する単
位領域を1記録画素と定義した場合に、当該1記録画素
を埋め尽くす程度の大きさのドットが、当該1記録画素
に対してどれくらいの量(個数)打ち込まれるかを示す
指標であり、1記録画素当たりに1ドットが打ち込まれ
る場合の打ち込み量が100%である。従って、1記録
画素当たりに2ドットが打ち込まれる場合の打ち込み量
が200%、1記録画素当たりに3ドットが打ち込まれ
る場合の打ち込み量が300%となる。
インクの打ち込み量が0%〜100%までは、ほぼリニ
アに濃度が上昇する。しかし125%を越えると濃度は
殆ど上昇しない。さらに、打ち込み量が200%以上と
もなると、却って濃度は低下したり、インク溢れによる
画質の低下が生じてしまう。従って濃インクに関して
は、インクの打ち込み量を0%から100%程度を上限
とする場合に、濃度のリニアな上昇による諧調性が得ら
れる。一方、淡インクの場合は、インクの打ち込み量が
0%〜200%までは、ほぼリニアに濃度が上昇する。
さらに、打ち込み量を300%まで増やすと、濃度は殆
ど上昇しなくなり、しかもインクがプリント媒体から溢
れて画質の低下が生じてしまうこともある。従って、淡
インクに関しては、インクの打ち込み量を0%から30
0%未満の範囲とする限り、100%を上限とする場合
よりも濃度のリニアな上昇による優れた諧調性が得られ
ることになる。
打ち込み量を例えば175%程度以上とすることで淡イ
ンクと濃インクとの濃度差をなくし、濃インクのドット
が目立たないようにすることで、中濃度領域での粒状性
を低減する。
8つの記録画素(主走査方向4画素×副走査方向2画
素。1記録画素のサイズは主走査方向約10.58μm
(1/2400インチ)、副走査方向約21.17μm
(1/1200インチ)とする)内でのドット配列で諧
調表現を行うものとして考える。本実施形態のプリント
ヘッドでは、上述のように紙面上で直径約45μmの円
形ドットが形成されるので、図13(b)に示すように
8つの記録画素のうち4つのドットを配列するとインク
の打ち込み量がほぼ100%となり、同図(c)に示す
ように8つの記録画素のすべてにドットを配列するとイ
ンクの打ち込み量がほぼ200%となる。
ち込み量を100%以上としても殆ど濃度が上昇せず、
また必要以上打ち込むことはインクの滲み等が発生して
画像品質が低下することになる。そこで本実施形態で
は、8つの記録画素に対してドットを0〜4個配列して
最大インク打ち込み量を100%とする5値のインデッ
クス処理(図14(a)のLevel0〜Level
4)を行う。これに対し、淡インクの場合はインク打ち
込み量が200%程度までは濃度がリニアに上昇するこ
とから、8つの記録画素に対してドットを0〜8個配列
して最大インク打ち込み量を200%とする9値のイン
デックス処理(図14(b)のLevel0〜Leve
l9)を行う。
ンの階調数を9値とすることで、粒状性の低減を図り、
ハイライト領域における諧調再現数を向上させる。ま
た、濃インクのインデックスパターンを5値とすること
で、最大濃度を保証しつつ、インクの滲みや溢れ等を防
止し画像品質の低下を抑制する。そしてこれらにより、
データ処理量の削減によるデータ処理速度の向上と、メ
モリ容量の削減による装置の低廉化を図ることができ
る。
の主走査方向の出力解像度は実質的に2400dpiで
あり、5値のインデックス処理を施す場合の主走査方向
の出力解像度は実質的に1200dpiである。これ
は、階調数が相対的に大きい多値処理を施すためのドッ
トパターンによる画像形成の解像度をX、相対的に小さ
い多値処理を施すためのドットパターンによる画像形成
の解像度をYとするとき、次式 1/Y=N/X (Nは整数) が成立する、と一般化できるものである。
00dpiの解像度のヘッドを主走査方向2400dp
iの解像度で走査し、紙面上での1記録画素を主走査方
向約10.58μm×約21.17μm四方の領域と
し、各色ノズルは一律に1ドロップあたり約4plのイ
ンクを吐出し、紙面上で直径約45μmの円形ドットが
形成されるものとした。しかし本発明は図11のような
プリントヘッドのみならず、他の構成および仕様を有す
るプリントヘッドを用いてプリントを行う場合に対して
も適用できるのは勿論である。
ブラック(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエ
ロー(Y)、ライトシアン(LC)、およびライトマゼ
ンタ(LM)の各色調に対応したプリントヘッドであっ
て、ブラック、イエロー、ライトシアン、およびライト
マゼンタについては紙面上で直径約45μm(1ドロッ
プ当たりの吐出量が約4pl)のドットを形成するノズ
ルを、シアンおよびマゼンタについては紙面上で直径約
30μm(1ドロップ当たりの吐出量が約2pl、滲み
率が約2.0)のドットを形成するノズルを有するもの
に適用した例を説明する。なお、各色調のプリントヘッ
ドのノズル数および記録解像度については上例と同様と
する。
像度に対して、ドット径30μm(吐出量が約2pl)
となるものに対しては9値のインデックスパターンを備
え、ドット径45μm(吐出量が約4pl)となるもの
に対しては5値のインデックスパターンを備えるものと
する。また、ハーフトーンは誤差拡散法により発生させ
るものとする。
て粒状性を考えると、画像のハイライト領域では本実施
形態の場合濃度の低いフォトインク(例えば濃インクの
1/6の濃度のもの)を使用することができるので、粒
状感が小さい。しかし中濃度以上の領域では濃インクも
併用され、高濃度領域では濃インクが専ら用いられるこ
とになるが、特に中濃度領域において濃インクが併用さ
れ始めるポイント、すなわち淡インクにより形成された
ドットに濃インクにより形成されたドットが混在し始め
るポイントでは、濃インクのドットが目立ち、粒状感を
大きくする。中濃度領域は、特に人間の視覚に敏感に感
じられる肌色や青空などの再現に用いられるので、粒状
性を極力低減することが強く望ましい。
度のヘッドを用いて、主走査方向1200dpiの解像
度でプリントを行うことを考える。この場合、図15
(a)に示すように、1記録画素の寸法は縦横約21.
17μmであり、その対角距離は約30μmである。従
って、600ppiの入力データに5値のインデックス
処理を施した場合、紙面上でのドット径が45μm(吐
出量は4pl)であれば、同図(b)に示すように十分
なエリアファクタ(記録画素に対するドットの充填率)
を確保できる。
記録画素の対角距離30μmであることから、同図
(c)に示すように、ドット径が45μmの場合と比較
して十分なエリアファクタが確保できないために所望の
最大濃度が確保できなかったり、あるいは本体ノイズや
ヘッドノイズに起因して濃度むらやインク着弾位置のず
れによる筋等が発生し、画像品質を低下させてしまうお
それがある。
00dpiの解像度のヘッドを用いて、主走査方向24
00dpiの解像度、すなわち図15(d)に示すよう
に1記録画素の寸法が縦横約21.17μm×約10.
58μmとなるドットプリントを行う一方、紙面上での
ドット径が30μm(吐出量は2pl)のものに対して
は600ppiの入力データに9値のインデックス処理
(図14(b))を施し、十分なエリアファクタが確保
されるようにする(図15(e))。これにより、粒状
性の低減を図り、ハイライト領域における諧調再現数を
向上させることができる。また、紙面上でのドット径が
45μm(吐出量は4pl)のものに対しては600p
piの入力データに5値のインデックス処理(図14
(a))を施すことで、最大濃度を保証しつつ、インク
の滲みや溢れ等を防止し画像品質の低下を抑制する。そ
してこれらにより、データ処理量の削減によるデータ処
理速度の向上と、メモリ容量の削減による装置の低廉化
を図ることができる。
理系を概念的に示すブロック図である。図示のように、
画像処理系は概して、画像入力部20、画像処理部21
および画像出力部22から構成される。画像入力部20
は、デジタルカメラやスキャナ等の画像入力装置や各種
記録媒体あるいは通信回線を介して入力された画像デー
タを量子化して、多値のデータとして画像処理部21に
対して供給する。画像出力部21は実際に画像処理を施
す部分であり、画像入力部20から入力された多値のデ
ータを、インクジェットプリント部である画像出力部2
2が表現可能な階調値のデータへと変換する。画像出力
部22は、画像処理部21にて画像処理を施されたデー
タに基づいてプリントを行う。
能的に表現されたものであり、具体的には図7ないし図
9に示した電気的な回路構成の一部として設けておくこ
とができる。
細な構成例を示すブロック図である。図示されたよう
に、画像処理部21は、量子化部30、ドットパターン
アドレス生成部31、ドットパターン変換部32および
ドットパターン格納部33から構成される。量子化部3
0は、画像入力部20より入力された多値の入力画像デ
ータを補正した後、N値の階調データに量子化する。こ
こでは、2×2ドットのサブマトリクスを用い5値に量
子化するものとする。
×Nドットのサイズのドットパターンテーブルに対し
て、現画素のドットパターンがどの位置に相当するかを
示すアドレス情報を生成し、そのアドレス情報をドット
パターンテーブル変換部32に出力する。このアドレス
情報は、入力画素の画素位置情報、ドットパターンテー
ブル全体のサイズ、および出力するドットパターンのサ
イズにより決定される。
0にて量子化された値に基づいて、インデックス処理用
の複数個のドットパターンテーブルを格納しているドッ
トパターンテーブル格納部33からドットパターンを選
択して取得し、ドットパターンテーブルに対応するドッ
トアドレスを指定する。
0で量子化される値に対応した分のドットパターンテー
ブルを保持し、複数のドットパターンテーブルよりドッ
トパターンを選択し、ドットパターンテーブル変換部3
1に出力する。
生成部31について詳細に説明する。
ットパターンテーブル格納部33から、指定されたテー
ブルのアドレスを、ブラック(B)、シアン(C)、マ
ゼンタ(M)、イエロー(Y)、ライトシアン(L
C)、およびライトマゼンタ(lM)の各色調毎に、ス
イッチ等により順次切り替えて指定できるよう設定し、
ドットパターンテーブル変換部32へとアドレスデータ
を転送する。
格納部33の構成例を示す図であり、ブラック(B)、
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ライ
トシアン(LC)、およびライトマゼンタ(LM)の各
色調毎に、インデックス処理用のパターンテーブルがそ
れぞれ格納されている。
てドット径45μm(吐出量4pl)のノズルを有した
プリントヘッドを用い、記録解像度を1200×240
0dpiとし、Y,M,C,Bについては最大打ち込み
量が100%となる5値のインデックスを、LMおよび
LCについては最大打ち込み量が200%となる9値の
インデックス処理用のパターンを定めた。そして図14
のようなインデックスを使用する場合、同一画像領域に
対するプリントは1スキャンで行われるプリント制御を
採用するものでも、複数回のスキャンで行われるプリン
ト制御を採用するものでもよく、その同一画像領域に対
するプリント走査が終了した時点で所期の打ち込み量が
確保されていればよい。なお、後者の場合には各主走査
で相補的な関係にあるドット形成を行うための間引き処
理が行われる。
ではなく、用いる色調(色や濃度)、ドット径(吐出
量)、最大打ち込み量など、複数の異なる条件でインク
吐出を行うプリントヘッドを用いて画像形成を行うに際
し、それら複数の条件に応じてインデックス処理のため
のドットパターン、記録解像度、打ち込み量などを適切
に設定し、適切なプリント制御を行うことができるので
あり、それによってデータ処理量の削減によるデータ処
理速度の向上と、メモリ容量の削減による装置の低廉化
を図ることができる。
M,C,Bについては最大打ち込み量が100%、LM
およびLCについては最大打ち込み量が200%となる
ようにする一方、前者についての記録解像度を1200
×1200dpi、後者についての記録解像度を120
0×2400dpiとし、さらにマルチスキャンを採用
するとともに適切な間引きパターン(マスク)を適用し
て、マルチスキャン終了時に前者については100%、
後者については200%を最大打ち込み量としたプリン
トが行われるようにした例について説明する。
ブルの一例を示す。この例においても、ブラック
(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー
(Y)については5値、ライトマゼンタ(LM)および
ライトシアン(LC)については9値のインデックス処
理用のパターンを定めている。そして、B、C、Mおよ
びYについては入力1画素に対し2×2ドット分の基本
パターン、LMおよびLCについては入力1画素に対し
4×2ドット分の基本パターンとしている。また、基本
パターン内にすべてドットが配列されたときに最大打ち
込み量が100%となる。
画素に対し2×2ドット分の基本パターンを展開し、入
力レベルに対し出力レベルを5段階(0〜4)で表現す
る。次に隣接する入力画素に対しても同様に2×2ドッ
ト分の基本パターンを展開し、入力レベルに対し出力レ
ベルを5段階(0〜4)で表現する。さらに隣接する入
力画素に対しても、同様に順次展開され入力5画素目以
降は入力1画素目の展開パターンを繰り返す構成を採用
する。マゼンタおよびイエローに関しても、ドットパタ
ーンの配置上の差はあるものの、シアンおよびブラック
と同様の手法により2×2ドットパターンが決定され
る。
素に対し、2×4ドット分の基本パターンを展開し、入
力レベルに対し出力レベルを9段階(0〜8)で表現す
る。次に隣接する入力画素に対しても同様に2×4ドッ
ト分の基本パターンを展開し、入力レベルに対し出力レ
ベルを9段階(0〜8)で表現することが可能となる。
さらに隣接する入力画素に対しても同様に順次展開さ
れ、入力5画素目以降は1画素目の展開パターンを繰り
返す構成とする。ライトマゼンタの場合も同様にして2
×4ドットパターンとして展開される。このようにフォ
ト系インク(ライトシアンおよびマゼンタ)に関して
は、通常のインク(ブラック、シアン、マゼンタおよび
イエロー)より大きいサイズとしてデータ展開を行って
いる。
模式図である。通常インク(ブラック、シアン、マゼン
タおよびイエロー)の場合は、同図(a)に示すように
1200dpiの格子上に1ドットづつ配置させるのに
対し、フォト系インク(ライトシアンおよびマゼンタ)
では、同図(b)に示すようにラスタ方向(副走査方
向)に2400dpiの解像度で1ドットづつ配置させ
る。この理由は、フォト系インク(LCおよびLM)で
は打ち込み量に対する濃度特性の関係が線形的な関係が
あり、図12について説明したように、200%の打ち
込み量までは濃度向上効果が確認されているためであ
る。これに対し通常インク(B、C、MおよびY)に関
しては、打ち込み量に対する濃度特性が100%の打ち
込み量までで飽和する傾向にあるので、ラスタ方向の解
像度をフォト系インクの場合の1/2としている。
納するのに要するメモリの記憶容量を、全色調について
同値のインデックス処理用ドットパターンを用いる場合
と比較する。後者の場合、すなわち例えば、6色につい
て9値のドットパターンテーブルを持つ場合、必要な記
憶容量は、 (2ドット×32ドット×8パターン×6色)/8ビッ
ト=384バイト となる。これに対し、本実施形態の場合は、 {(2ドット×32ドット×8パターン×2色)+(2
ドット×16ドット×4パターン×4色)}/8ビット
=192バイト となるので、約50%の記憶容量に抑えることが可能と
なり、本体のコストダウンを実現し、かつ品位を落とさ
ない画像を形成することが可能となるのである。
する。ここでは、入力解像度が全色調について等しく6
00ppiであり、これに対して図20に示すドットパ
ターンにて各色調のデータ展開を行うものとする。
マゼンタおよびイエロー)については、図21(a)に
示したようにラスタ方向(主走査方向)およびカラム方
向(副走査方向)ともに1200dpiの記録解像度、
フォト系インク(ライトシアンおよびマゼンタ)では、
同図(b)に示すようにラスタ方向2400dpi、カ
ラム方向1200dpiとし、1主走査内で記録される
出力解像度が色調によって異なっている。このようにフ
ォト系インクについて主走査方向の出力解像度を高くす
るための手段としては、例えば本出願人による特願20
00−2166949号に記載されたカラム間引きの技
術を利用することができる。
ついて簡単に説明すると、キャリッジの移動速度を通常
に規定される移動速度の2倍として主走査方向に移動さ
せつつ、間引かれた画像をプリントヘッドによって記録
し、その後、プリント媒体を副走査方向に所定量搬送し
てから、キャリッジを主走査方向に移動させつつ、先の
記録によっては記録されなかった画像部分を記録ヘッド
によって記録する。つまり、記録すべき画像が互いに補
完し合う複数の部分に分けられて、それらの画像部分が
記録ヘッドの複数回の走査に分けて記録されるものであ
る。また、同号には、キャリッジの移動速度を変えず
に、プリントヘッドの主走査毎(パス毎)に、主走査方
向における画素部分の記録位置の間隔を基本格子点間の
距離(例えば1200dpi)よりも短くすることによ
り、主走査方向における記録解像度を高めること、ま
た、これらを併用することも記載されている。
用し、通常色調については主走査方向1200dpi、
フォトインクについては2400dpiの解像度を実現
するものとする。また、8パスプリントのドットパター
ンと、マスクパターンとについて説明する。この8パス
プリントとは、ある画像領域を8回の主走査(スキャ
ン)にて完成させるものであり、往方向主走査と復方向
主走査とのそれぞれでプリントを行う所謂双方向プリン
トを伴うもの、すなわち4回の双方向プリントを行うこ
とで8パスプリントを行うものでもよい。
色(B、C、MおよびY)のインクのドットパターン
は、図20に示すように最小単位2×2ドットのパター
ンで配置される。間引き処理を行うマスクパターンとし
ては、8スキャンにて補完されるパターンとすることが
できるが、カラム間引きを行っても1200dpiの解
像度が実現されるよう適切に間引かれたものとする。
は、最小単位2×4ドット(4×2:主走査方向X×副
走査方向Y)のパターンで配置され、間引き処理を行う
マスクパターンとしては、1200dpiの解像度で4
スキャンにて補間されるパターンで作成されている。こ
の理由は、フォト系インクのマスクパターンはカラム単
位での間引き処理が行われ、そのパターンが2回適用さ
れる8回のスキャンを行えば200%の補間がなされる
ことになるためである。
8に示したドットパターンアドレス生成部31等を含む
ブロックと同様のブロックを図18の構成の次段に設け
ればよい。すなわち、ドットパターンアドレス生成部3
1と同様のマスクパターンアドレス生成部により、イン
デクッス処理されたブラック(B)、シアン(C)、マ
ゼンタ(M)、イエロー(Y)、ライトシアン(L
C)、およびライトマゼンタ(LM)の各色調毎のデー
タに、スイッチ等により適宜切り替えを行ってマスクパ
ターンテーブル格納部のマスクを適用すればよい。
構成例を示す図であり、各パス毎(2,4,8パス)に
マスクパターンを格納している。上述の説明では4パス
用および8パス用のマスクを利用するものであるが、望
まれる画像品質等に対応して種々のマルチパスプリント
を可能とした構成が採用されることがあり、図示のもの
はそれにも対応できるものであって、必要な記憶容量の
増加はない。
実施形態に適用可能な8パス用および4パス用マスクパ
ターンの例である。なお、これらのパターンではプリン
トヘッド端部付近のノズルに対応する部分の間引き率が
高くなっている。これは、本実施形態のように微小な液
滴を吐出するノズルを高密度実装したプリントヘッドで
は、ヘッド両端部のノズルが吐出するインクの着弾位置
がずれてしまう現象(端部よれ)が発生することがある
が、これに対処して良好な画像形成を行うことが可能と
なるからである。この技術は、例えば本出願人による特
願2000−216687号に記載されている。
ンクと通常色インクとでインデックス処理用のドットパ
ターンおよびマスクパターンを使い分けることにより、
全色最小単位2×4ドットパターンを適用した場合に対
し、より少ないデータ量で高画質を維持することができ
る。
の濃度向上効果を図るべく光沢紙系のプリント媒体を用
いる場合に好適なインデックス処理用のドットパターン
とした例(図20)について説明した。そして、フォト
インク系のドットパターンマトリクスの基本パターンを
2×4ドットとし、通常色インクではドットパターンマ
トリクスの基本パターンを2×2ドットとすることで、
メモリ容量を削減するようにした。
は、染料インクの滲み率が大きいため、通常色インク
(B、C、MおよびY)のうち、B(ブラック)のみ2
×4ドットのドットパターンマトリクスを利用した場合
が有利なことがある。
ドットパターンの一例であり、上例と同様に適用するこ
とができる。
メモリの記憶容量を、全色調について同値のインデック
ス処理用ドットパターンを用いる場合と比較する。後者
の場合、すなわち例えば、6色について9値のドットパ
ターンテーブルを持つ場合、必要な記憶容量は、 (2ドット×32ドット×8パターン×6色)/8ビッ
ト=384バイト となる。これに対し、図24の場合は、 {(2ドット×32ドット×8パターン×1色)+(2
ドット×16ドット×4パターン×5色)}/8ビット
=144バイト となるので、約37.5%の記憶容量に抑えることが可
能となり、本体のコストダウンを実現し、かつ品位を落
とさない画像を形成することが可能となる。
や濃度)、ドット径、最大打ち込み量、プリント媒体の
種類等の条件に応じて、インデックス処理のためのドッ
トパターン、記録解像度、打ち込み量を適切に設定し、
適切なプリント制御を行うことができるものである。
気熱変換体が発生する熱エネルギーを利用して液体に膜
沸騰を生じさせ気泡を形成する形態である。
グラムについても、必ずしもプリント装置に予め組み込
まれるものでなくてもよく、画像データをプリント装置
に供給するホストコンピュータ側のプリンタドライバよ
り適宜供給されるものでもよい。
フトウェアまたはプリンタドライバのプログラムコード
を、プリント装置を含む様々なデバイスが接続された機
械またはシステム内のコンピュータに供給し、機械また
はシステムのコンピュータに格納されたプログラムコー
ドによって様々なデバイスを作動させることにより上述
実施形態の機能を実現するようにしたプリントシステム
も、本発明の範囲に含まれる。
の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコ
ード自体、および通信や記憶媒体などによりプログラム
コードをコンピュータに供給する手段も、本発明の範囲
に含まれる。
および関連データが記憶媒体から装置に供給される概念
例を示す。本発明方法を実行するプログラムおよび関連
データは、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−R
OM等の記憶媒体3101をプリンタPRNTに対する
ホストをなす装置3102に装備された記憶媒体ドライ
ブ挿入口3103に挿入することで供給される。その
後、プログラムおよび関連データを記憶媒3101体か
ら一旦ハードディスクにインストールし、ハードディス
クからRAMにロードするか、あるいはハードディスク
にインストールせずに直接RAMにロードすることで、
プログラムおよび関連データを実行することが可能とな
る。
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク
やCD−ROMのほか、ハードディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、、CD−R、磁気テープ、不揮発性の
メモリカード、ROMなどを用いることができる。
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
本実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって本実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
用いる色調(色や濃度)、ドット径(吐出量)、最大打
ち込み量、プリント媒体の種類など、複数の異なる条件
下でドット形成を行うプリントヘッドを用いて画像形成
を行うに際し、それら複数の条件に応じてインデックス
処理のためのドットパターン、記録解像度、打ち込み量
などを適切に設定するようにしたので、データ処理量の
削減によるデータ処理速度の向上と、メモリ容量の削減
による装置の低廉化を図ることができる。また、色処理
や諧調再現数の最適化や全濃度領域における粒状性の低
減を達成でき、高精細の画像出力を行うことができる。
ンタの外観構成を示す斜視図である。
示す斜視図である。
ッジを組立てた状態を示す斜視図である。
斜視図である。
解斜視図である。
ジを示す斜視図である。
成を概略的に示すブロック図である。
ロック図である。
ク図である。
トである。
ヘッドのノズル配列を示す図である。
に対する濃度(OD値)の変化を説明するための説明図
である。
に係り、濃インクと淡インクとについてのインデックス
処理用基本パターンへのドット配置を説明するための説
明図である。
処理を説明するために、(a)は濃インクに対する5値
のインデックス処理用パターン、(b)は淡インクに対
する9値のインデックス処理用パターンを示す説明図で
ある。
例に係り、異なるドット径のヘッドが用いられる場合の
処理を説明するための説明図である。
の画像処理系を概念的に示すブロック図である。
すブロック図である。
り詳細な構成例を示すブロック図である。
り詳細な構成例を示すブロック図である。
理用パターンを示す説明図である。
態に係り、濃インクと淡インクとについての記録解像度
を説明するための説明図である。
いられるマスクパターンテーブル格納部の構成例を示す
ブロック図である。
態で用いられるマスクパターンの詳細を説明するための
説明図である。
クス処理用パターンを示す説明図である。
データが記憶媒体から装置に供給される概念例を示す説
明図である。
を説明するための説明図である。
データに対する2値処理および多値処理を説明するため
の説明図である。
ラスタデータ) E2041 WDWK(ワークバッファ書込みデータ/
記録コード) E2042 WDWF(ワークフィルデータ) E2043 RDWP(ワークバッファ読み出しデータ
/記録コード) E2044 WDWP(並べ替え記録コード) E2045 RDHDG(記録展開用データ) E2047 WDHDG(カラムバッファ書込みデータ
/展開記録データ) E2048 RDHD(カラムバッファ読み出しデータ
/展開記録データ) E2049 ヘッド駆動タイミング信号 E2050 データ展開タイミング信号 E2051 RDPM(パルスモータ駆動テーブル読み
出しデータ) E2052 センサ検出信号 E2053 WDHD(取込みデータ) E2054 RDAV(取込みバッファ読み出しデー
タ) E2055 WDAV(データバッファ書込みデータ/
処理済データ) E2056 RDYC(データバッファ読み出しデータ
/処理済データ) E2057 WDYC(送出バッファ書込みデータ/圧
縮データ) E2058 RDUSB(USB送信データ/圧縮デー
タ) E2059 RDPIF(1284送信データ) H1000 記録ヘッドカートリッジ H1001 記録ヘッド H1100 記録素子基板 H1100T 吐出口 H1200 第1のプレート H1201 インク供給口 H1300 電気配線基板 H1301 外部信号入力端子 H1400 第2のプレート H1500 タンクホルダー H1501 インク流路 H1600 流路形成部材 H1700 フィルター H1800 シールゴム H1900 インクタンク 20 画像入力部 21 画像処理部 22 画像出力部 30 量子化部 31 ドットパターンアドレス格納部 32 ドットパターン変換部 33 ドットパターン格納部 300 画像データ入力端子 301 画像バッファ 302 アドレスカウンタ 303 マスク生成部 304 マスクバッファ 305 マスク処理部 306 母マスクメモリ 307 プリンタ本体 309 主走査装置 311 記録媒体 310 搬送装置 3101 記憶媒体 3102 ホスト装置 3103 記憶媒体ドライブ挿入口
Claims (37)
- 【請求項1】 異なる条件でドット形成を行う複数のプ
リントヘッドを用いてプリント媒体上に画像形成を行う
プリント装置に適用される画像処理装置において、 プリントすべく入力される画像の画素データに対し、前
記異なる条件に対応して少なくとも2種類の階調数を表
現するための多値処理を施す処理手段と、 前記少なくとも2種類の階調数のそれぞれに対応して、
前記それぞれの階調数を表現するための多値処理を行う
のに要する各ドットパターンを格納する格納手段とを具
え、 前記少なくとも2種類の階調数のうち、一方の階調数を
表現するためのドットパターンと他方の階調数を表現す
るためのドットパターンの夫々に基づいて記録される記
録解像度がそれぞれ異なることを特徴とする画像処理装
置。 - 【請求項2】 前記複数のドットパターンは、前記条件
に応じて、前記プリント媒体の実質的同一位置に付与さ
れるプリント剤の量を大きくまたは小さく設定するため
のパターンであることを特徴とする請求項1に記載の画
像処理装置。 - 【請求項3】 前記複数のプリントヘッドは、前記異な
る条件として、色調を異にするプリント剤をプリント媒
体にそれぞれ付与するものであることを特徴とする請求
項1または2に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記異なる色調として、同系色について
濃度を異にする少なくとも2種の前記プリント剤が用い
られ、前記格納手段は、濃度の高いプリント剤に対して
は前記階調数が相対的に小さく、濃度の低いプリント剤
に対しては前記階調数が相対的に大きい多値処理を施す
ためのドットパターンを格納することを特徴とする請求
項3に記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 前記複数のプリントヘッドは、前記異な
る条件として、異なる量のプリント剤をプリント媒体に
それぞれ付与するものであることを特徴とする請求項1
または2に記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 前記格納手段は、付与量の多いプリント
剤に対しては前記階調数が相対的に小さく、付与量の少
ないプリント剤に対しては前記階調数が相対的に大きい
多値処理を施すためのドットパターンを格納することを
特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - 【請求項7】 前記階調数が相対的に大きい多値処理を
施すためのドットパターンによる画像形成の解像度を
X、前記階調数が相対的に小さい多値処理を施すための
ドットパターンによる画像形成の解像度をYとすると
き、次式 1/Y=N/X (Nは整数) が成立することを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
かに記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 前記処理手段は、前記画素データの位置
情報と、該画素データに対応して前記格納手段から選択
したドットパターンとを出力する出力手段を有すること
を特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の画像
処理装置。 - 【請求項9】 前記プリント媒体の実質的同一領域に対
する前記プリントヘッドの複数回の走査で補完的な画像
形成を行うべく、前記多値処理が施された画像データを
間引くためのマスク手段をさらに具えたことを特徴とす
る請求項1ないし8のいずれかに記載の画像処理装置。 - 【請求項10】 前記複数のドットパターンは前記異な
る条件に応じてサイズを異にするものであることを特徴
とする請求項1ないし9のいずれかに記載の画像処理装
置。 - 【請求項11】 前記ドットパターンのサイズを、前記
プリント媒体の種類に応じて異ならせることを特徴とす
る請求項10に記載の画像処理装置。 - 【請求項12】 異なる条件でドット形成を行う複数の
プリントヘッドを用いてプリント媒体上に画像形成を行
うプリント装置であって、請求項1ないし11のいずれ
かに記載の画像処理装置を具えたことを特徴とするプリ
ント装置。 - 【請求項13】 前記ドット形成を行うための素子を配
列してなるプリントヘッドを複数、前記配列の方向とは
異なる主走査方向に並置して用いるとともに、当該複数
のプリントヘッドを前記主走査方向に走査させることに
より画像形成を行う手段を具えたことを特徴とする請求
項12に記載のプリント装置。 - 【請求項14】 前記複数の素子の配列幅未満の量ずつ
前記プリント媒体を前記主走査方向と直交する副走査方
向に相対的に搬送して同一画像領域に対しては相補的な
関係にある画素配列に従った複数回の前記主走査にてプ
リント媒体上に画像の形成を行う手段を具えたことを特
徴とする請求項13に記載のプリント装置。 - 【請求項15】 前記プリントヘッドは、インクを吐出
して前記ドット形成を行うことで前記プリント媒体に画
像形成を行うインクジェットプリントヘッドの形態を有
することを特徴とする請求項12ないし14のいずれか
に記載のプリント装置。 - 【請求項16】 前記プリントヘッドは、前記吐出口か
らインクを吐出するために利用されるエネルギとしてイ
ンクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する発熱素
子を有することを特徴とする請求項15に記載のプリン
ト装置。 - 【請求項17】 異なる条件でドット形成を行う複数の
プリントヘッドを用いてプリント媒体上に画像形成を行
うプリント装置に適用される画像処理方法において、 プリントすべく入力される画像の画素データに対し、前
記異なる条件に対応して少なくとも2種類の階調数を表
現するための多値処理を施す処理工程であって、当該多
値処理にあたり、前記少なくとも2種類の階調数のそれ
ぞれに対応して、前記それぞれの階調数を表現するため
の多値処理を行うの要する各ドットパターンを格納する
格納手段からドットパターンを選択する処理工程を具
え、 前記少なくとも2種類の階調数のうち、一方の階調数を
表現するためのドットパターンと他方の階調数を表現す
るためのドットパターンの夫々に基づいて記録される記
録解像度がそれぞれ異なることを特徴とする画像処理方
法。 - 【請求項18】 前記複数のドットパターンは、前記条
件に応じて、前記プリント媒体の実質的同一位置に付与
されるプリント剤の量を大きくまたは小さく設定するた
めのパターンであることを特徴とする請求項17に記載
の画像処理方法。 - 【請求項19】 前記複数のプリントヘッドは、前記異
なる条件として、色調を異にするプリント剤をプリント
媒体にそれぞれ付与するものであることを特徴とする請
求項17または18に記載の画像処理方法。 - 【請求項20】 前記異なる色調として、同系色につい
て濃度を異にする少なくとも2種の前記プリント剤が用
いられ、前記格納手段は、濃度の高いプリント剤に対し
ては前記階調数が相対的に小さく、濃度の低いプリント
剤に対しては前記階調数が相対的に大きい多値処理を施
すためのドットパターンを格納することを特徴とする請
求項19に記載の画像処理方法。 - 【請求項21】 前記複数のプリントヘッドは、前記異
なる条件として、異なる量のプリント剤をプリント媒体
にそれぞれ付与するものであることを特徴とする請求項
17または18に記載の画像処理方法。 - 【請求項22】 前記格納手段は、付与量の多いプリン
ト剤に対しては前記階調数が相対的に小さく、付与量の
少ないプリント剤に対しては前記階調数が相対的に大き
い多値処理を施すためのドットパターンを格納すること
を特徴とする請求項21に記載の画像処理方法。 - 【請求項23】 前記階調数が相対的に大きい多値処理
を施すためのドットパターンによる画像形成の解像度を
X、前記階調数が相対的に小さい多値処理を施すための
ドットパターンによる画像形成の解像度をYとすると
き、次式 1/Y=N/X (Nは整数) が成立することを特徴とする請求項17ないし22のい
ずれかに記載の画像処理方法。 - 【請求項24】 前記処理工程は、前記画素データの位
置情報と、該画素データに対応して前記格納手段から選
択したドットパターンとを出力する出力工程を有するこ
とを特徴とする請求項17ないし23のいずれかに記載
の画像処理方法。 - 【請求項25】 前記プリント媒体の実質的同一領域に
対する前記プリントヘッドの複数回の走査で補完的な画
像形成を行うべく、前記多値処理が施された画像データ
を間引くためのマスク工程をさらに具えたことを特徴と
する請求項17ないし24のいずれかに記載の画像処理
方法。 - 【請求項26】 前記複数のドットパターンは前記異な
る条件に応じてサイズを異にするものであることを特徴
とする請求項17ないし25のいずれかに記載の画像処
理方法。 - 【請求項27】 前記ドットパターンのサイズを、前記
プリント媒体の種類に応じて異ならせることを特徴とす
る請求項26に記載の画像処理方法。 - 【請求項28】 異なる条件でドット形成を行う複数の
プリントヘッドを用いてプリント媒体上に画像形成を行
うプリント方法であって、請求項17ないし27のいず
れかに記載の画像処理方法を具えたことを特徴とするプ
リント方法。 - 【請求項29】 前記ドット形成を行うための素子を配
列してなるプリントヘッドを複数、前記配列の方向とは
異なる主走査方向に並置して用いるとともに、当該複数
のプリントヘッドを前記主走査方向に走査させることに
より画像形成を行う工程を具えたことを特徴とする請求
項28に記載のプリント方法。 - 【請求項30】 前記複数の素子の配列幅未満の量ずつ
前記プリント媒体を前記主走査方向と直交する副走査方
向に相対的に搬送して同一画像領域に対しては相補的な
関係にある画素配列に従った複数回の前記主走査にてプ
リント媒体上に画像の形成を行う工程を具えたことを特
徴とする請求項29に記載のプリント方法。 - 【請求項31】 前記プリントヘッドは、インクを吐出
して前記ドット形成を行うことで前記プリント媒体に画
像形成を行うインクジェットプリントヘッドの形態を有
することを特徴とする請求項28ないし30のいずれか
に記載のプリント方法。 - 【請求項32】 前記プリントヘッドは、前記吐出口か
らインクを吐出するために利用されるエネルギとしてイ
ンクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する発熱素
子を有することを特徴とする請求項31に記載のプリン
ト方法。 - 【請求項33】 請求項12ないし16のいずれかに記
載のプリント装置と、 該プリント装置に画像データを供給するためのホスト装
置と、を具えたことを特徴とするプリントシステム。 - 【請求項34】 画像処理装置に請求項17ないし27
のいずれかに記載の画像処理方法を実行させるための制
御プログラムを記憶した記憶媒体。 - 【請求項35】 プリント装置に請求項18ないし32
のいずれかに記載のプリント方法を実行させるための制
御プログラムを記憶した記憶媒体。 - 【請求項36】 画像処理装置に請求項17ないし27
のいずれかに記載の画像処理方法を実行させるための制
御プログラム。 - 【請求項37】 プリント装置に請求項18ないし32
のいずれかに記載のプリント方法を実行させるための制
御プログラム。
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