JP2003039141A - 溶融金属の電磁撹拌装置 - Google Patents
溶融金属の電磁撹拌装置Info
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- JP2003039141A JP2003039141A JP2001230249A JP2001230249A JP2003039141A JP 2003039141 A JP2003039141 A JP 2003039141A JP 2001230249 A JP2001230249 A JP 2001230249A JP 2001230249 A JP2001230249 A JP 2001230249A JP 2003039141 A JP2003039141 A JP 2003039141A
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- electromagnetic stirring
- mold
- electromagnetic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属の連続鋳造装置における溶融金属の流動
制御の際に、2台の電磁撹拌手段を備えて相互に連繋運
転し、スラブ断面の中心偏析を防止し、品質改善された
金属スラブを製造する。 【解決手段】 金属の連続鋳造装置において、溶融金属
の流動を制御するためモールド3の外側に設置され、モ
ールド3内で電磁誘導により溶融金属1を流動させるた
めの2台の電磁撹拌手段61a、61b、62a、62
bを具備した電磁撹拌装置であって、一方の電磁撹拌手
段61a、61bはメニスカス面5に配置し、他方の電
磁撹拌手段62a、62bをモールドの直下、或は金属
スラブの引出される位置に配置して、相互に連繋運転
し、電磁撹拌効果の増強を図ることにより、スラブ断面
の中心偏析を防止し、中心割れ等を防いで製品の品質を
改善する。
制御の際に、2台の電磁撹拌手段を備えて相互に連繋運
転し、スラブ断面の中心偏析を防止し、品質改善された
金属スラブを製造する。 【解決手段】 金属の連続鋳造装置において、溶融金属
の流動を制御するためモールド3の外側に設置され、モ
ールド3内で電磁誘導により溶融金属1を流動させるた
めの2台の電磁撹拌手段61a、61b、62a、62
bを具備した電磁撹拌装置であって、一方の電磁撹拌手
段61a、61bはメニスカス面5に配置し、他方の電
磁撹拌手段62a、62bをモールドの直下、或は金属
スラブの引出される位置に配置して、相互に連繋運転
し、電磁撹拌効果の増強を図ることにより、スラブ断面
の中心偏析を防止し、中心割れ等を防いで製品の品質を
改善する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は連続鋳造において、
溶融金属の流動制御に使用される電磁撹拌装置に関し、
特にその改良に関する。
溶融金属の流動制御に使用される電磁撹拌装置に関し、
特にその改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の金属スラブの連続鋳造に
用いられる装置の断面図であり、図12は図11の装置
をA−A面から見下ろした平面図である。図11および
図12において、1は溶融金属、2は浸漬ノズル、3は
モールド、4は凝固シェル、5はメニスカス面、10は
モールド長辺、11はモールド短辺である。
用いられる装置の断面図であり、図12は図11の装置
をA−A面から見下ろした平面図である。図11および
図12において、1は溶融金属、2は浸漬ノズル、3は
モールド、4は凝固シェル、5はメニスカス面、10は
モールド長辺、11はモールド短辺である。
【0003】図11において、溶融金属1は浸漬ノズル
2からモールド3内に注入されるが、溶融金属1は冷却
されたモールド3の壁面から次第に冷却されて凝固シェ
ル4を形成し、この凝固シェル4が引き抜かれて金属ス
ラブと成る。一方、図12において、浸漬ノズル2はモ
ールド水平面の中央部に設けられ、モールド内の溶融金
属1は図11の矢印のようにノズル口から吐き出されて
流動し、メニスカス面(溶融金属の上面)5内では図1
1及び図12に実線矢印として示す様に、モールド短辺
11から浸漬ノズル2に向かう反転流が生じる。
2からモールド3内に注入されるが、溶融金属1は冷却
されたモールド3の壁面から次第に冷却されて凝固シェ
ル4を形成し、この凝固シェル4が引き抜かれて金属ス
ラブと成る。一方、図12において、浸漬ノズル2はモ
ールド水平面の中央部に設けられ、モールド内の溶融金
属1は図11の矢印のようにノズル口から吐き出されて
流動し、メニスカス面(溶融金属の上面)5内では図1
1及び図12に実線矢印として示す様に、モールド短辺
11から浸漬ノズル2に向かう反転流が生じる。
【0004】以上述べた様な金属スラブの連続鋳造に用
いられる装置において、同一高さのモールド壁面におけ
る溶融金属の温度が不均一であると、凝固シェル4の縦
割れが発生し易い。この縦割れを防止するために、メニ
スカス面5内で溶融金属を流動させること、及び、溶融
金属を流動させる手段として電磁撹拌法を用いること
が、特開平1−228645号公報に記載されている。
いられる装置において、同一高さのモールド壁面におけ
る溶融金属の温度が不均一であると、凝固シェル4の縦
割れが発生し易い。この縦割れを防止するために、メニ
スカス面5内で溶融金属を流動させること、及び、溶融
金属を流動させる手段として電磁撹拌法を用いること
が、特開平1−228645号公報に記載されている。
【0005】図13は、この公開公報に記載された従来
の電磁撹拌装置を示す。図13において、6a、6bは
それぞれ電磁撹拌コイル部、10a、10bはそれぞれ
モールド長辺、11a、11bはそれぞれモールド短辺
である。この従来の電磁撹拌装置は、モールド長辺10
a及び10bに沿って設けられた電磁撹拌コイル部6a
及び6bにより、モールド3内の溶融金属に一様な電磁
撹拌推力を与えて、モールド壁面に沿う循環流を溶融金
属に発生させるものであった。即ち、電磁撹拌コイル部
6aは、モールド長辺10aに沿って配列された複数の
磁気コア12aと、この磁気コア12aに形成されたス
ロット13aに巻回されたコイル14aとを含んでお
り、電磁撹拌コイル部6bも同様に構成されている。そ
れぞれのコイル14a、14bは、それぞれの結線ボッ
クス7a、7bを経て3相電源8に接続されている。図
13に示す結線はその代表例を示すものである。これに
よって、移動磁界方式の電磁撹拌推力がメニスカス面5
内の溶融金属に矢印の様に一様に与えられている。
の電磁撹拌装置を示す。図13において、6a、6bは
それぞれ電磁撹拌コイル部、10a、10bはそれぞれ
モールド長辺、11a、11bはそれぞれモールド短辺
である。この従来の電磁撹拌装置は、モールド長辺10
a及び10bに沿って設けられた電磁撹拌コイル部6a
及び6bにより、モールド3内の溶融金属に一様な電磁
撹拌推力を与えて、モールド壁面に沿う循環流を溶融金
属に発生させるものであった。即ち、電磁撹拌コイル部
6aは、モールド長辺10aに沿って配列された複数の
磁気コア12aと、この磁気コア12aに形成されたス
ロット13aに巻回されたコイル14aとを含んでお
り、電磁撹拌コイル部6bも同様に構成されている。そ
れぞれのコイル14a、14bは、それぞれの結線ボッ
クス7a、7bを経て3相電源8に接続されている。図
13に示す結線はその代表例を示すものである。これに
よって、移動磁界方式の電磁撹拌推力がメニスカス面5
内の溶融金属に矢印の様に一様に与えられている。
【0006】図13に示される特開平1−228645
号公報に記載の電磁撹拌装置において、3相電源8の周
波数を2Hz、電流を400Aとしたとき、メニスカス面
内5の推力分布を汎用電磁界数値解析ソフトウエアによ
りシミュレーション計算した結果、モールド長辺10
a、10bに沿う推力の該長辺方向成分は、該長辺の各
位置でほぼ一定である。しかし、この装置では、電磁撹
拌力がモールド長辺に沿って溶融金属に一様に与えられ
るため、実際に得られるメニスカス面内の溶融金属の回
転流は、上記反転流と電磁撹拌力が重なり、図12の点
線矢印の様に、モールド短辺11から浸漬ノズル2に向
かうときは強く、浸漬ノズル2からモールド短辺11に
向かうときは弱い流れになっていた。
号公報に記載の電磁撹拌装置において、3相電源8の周
波数を2Hz、電流を400Aとしたとき、メニスカス面
内5の推力分布を汎用電磁界数値解析ソフトウエアによ
りシミュレーション計算した結果、モールド長辺10
a、10bに沿う推力の該長辺方向成分は、該長辺の各
位置でほぼ一定である。しかし、この装置では、電磁撹
拌力がモールド長辺に沿って溶融金属に一様に与えられ
るため、実際に得られるメニスカス面内の溶融金属の回
転流は、上記反転流と電磁撹拌力が重なり、図12の点
線矢印の様に、モールド短辺11から浸漬ノズル2に向
かうときは強く、浸漬ノズル2からモールド短辺11に
向かうときは弱い流れになっていた。
【0007】一方、メニスカス面上には、100μφ〜
1000μφのAl2 O3 やSiO 2 など、非金属介在
物やパウダーが浮いているが、溶融金属の回転流が不均
一で澱みがある場合には、澱み部分に非金属介在物が集
積したりパウダーが巻き込まれたりする。これらの非金
属介在物やパウダーにより溶融金属が固体に変化すると
きにはCO等の気泡が発生し、また、パウダーが金属中
に残留するとブレークアウトの原因となる焼付きが発生
しやすい。従って、上記のモールド内電磁撹拌装置は、
同一高さのモールド壁面における溶融金属の温度を均一
にするのには役立つものの、凝固シェル4の縦割れを防
止するのに十分ではない。
1000μφのAl2 O3 やSiO 2 など、非金属介在
物やパウダーが浮いているが、溶融金属の回転流が不均
一で澱みがある場合には、澱み部分に非金属介在物が集
積したりパウダーが巻き込まれたりする。これらの非金
属介在物やパウダーにより溶融金属が固体に変化すると
きにはCO等の気泡が発生し、また、パウダーが金属中
に残留するとブレークアウトの原因となる焼付きが発生
しやすい。従って、上記のモールド内電磁撹拌装置は、
同一高さのモールド壁面における溶融金属の温度を均一
にするのには役立つものの、凝固シェル4の縦割れを防
止するのに十分ではない。
【0008】そこで、次のような改善が行われた。すな
わち、図14は、公知の改良された金属スラブの連続鋳
造部を、メニスカス面上から見た図であり、長方形横断
面を有するモールド3の断面中央部に設けられた浸漬ノ
ズル2から、溶融金属がモールド3の内部に注入され
る。モールド長辺10aおよび10bに沿って電磁撹拌
コイル部6aおよび6bが設けられており、この電磁撹
拌コイル部6aおよび6bによる電磁撹拌推力の分布を
調整することにより、メニスカス面5内の溶融金属にモ
ールドに沿って一様な回転流を与えるものであった。
わち、図14は、公知の改良された金属スラブの連続鋳
造部を、メニスカス面上から見た図であり、長方形横断
面を有するモールド3の断面中央部に設けられた浸漬ノ
ズル2から、溶融金属がモールド3の内部に注入され
る。モールド長辺10aおよび10bに沿って電磁撹拌
コイル部6aおよび6bが設けられており、この電磁撹
拌コイル部6aおよび6bによる電磁撹拌推力の分布を
調整することにより、メニスカス面5内の溶融金属にモ
ールドに沿って一様な回転流を与えるものであった。
【0009】即ち、図14では、電磁撹拌コイル部6a
によりモールド長辺10aに沿って付与された、モール
ド短辺11aから浸漬ノズル2に向かう電磁撹拌推力を
P、浸漬ノズル2からモールド短辺11bに向かう電磁
撹拌推力をQとし、電磁撹拌コイル部6bにより、モー
ルド長辺10bに沿って付与された、モールド短辺11
bから浸漬ノズル2に向かう電磁撹拌推力をR、浸漬ノ
ズル2からモールド短辺11aに向かう電磁撹拌推力を
Sとするとき、推力Pおよび推力Qと推力Rおよび推力
Sとが相互に逆向きであり、且つ、推力Qを推力Pより
も大きく、推力Sを推力Rよりも大きくする。電磁撹拌
推力をこのように分布させ、推力の大きさを調整するこ
とにより、メニスカス面内の溶融金属に、上から見て時
計回りの一様な回転流が与えられた。一方、同図におい
て、電磁撹拌推力を逆向きにし、推力Pを推力Qよりも
大きく、推力Rを推力Sよりも大きくすることにより、
反時計回りの一様な回転流を与えることができた。この
ような電磁撹拌推力は、3相リニアモータの原理により
電磁コイルと3相交流電流源とにより実現された。すな
わち、このような作用は連続鋳造の操業条件に応じた適
正な周波数、電圧、電流等の電磁撹拌条件を設定するこ
とにより、メニスカス面5内の溶融金属にモールド辺に
沿った一様な回転流を与えるものであった。
によりモールド長辺10aに沿って付与された、モール
ド短辺11aから浸漬ノズル2に向かう電磁撹拌推力を
P、浸漬ノズル2からモールド短辺11bに向かう電磁
撹拌推力をQとし、電磁撹拌コイル部6bにより、モー
ルド長辺10bに沿って付与された、モールド短辺11
bから浸漬ノズル2に向かう電磁撹拌推力をR、浸漬ノ
ズル2からモールド短辺11aに向かう電磁撹拌推力を
Sとするとき、推力Pおよび推力Qと推力Rおよび推力
Sとが相互に逆向きであり、且つ、推力Qを推力Pより
も大きく、推力Sを推力Rよりも大きくする。電磁撹拌
推力をこのように分布させ、推力の大きさを調整するこ
とにより、メニスカス面内の溶融金属に、上から見て時
計回りの一様な回転流が与えられた。一方、同図におい
て、電磁撹拌推力を逆向きにし、推力Pを推力Qよりも
大きく、推力Rを推力Sよりも大きくすることにより、
反時計回りの一様な回転流を与えることができた。この
ような電磁撹拌推力は、3相リニアモータの原理により
電磁コイルと3相交流電流源とにより実現された。すな
わち、このような作用は連続鋳造の操業条件に応じた適
正な周波数、電圧、電流等の電磁撹拌条件を設定するこ
とにより、メニスカス面5内の溶融金属にモールド辺に
沿った一様な回転流を与えるものであった。
【0010】金属スラブの連続鋳造において、浸漬ノズ
ルから吐出した溶融金属は、モールド短辺に衝突して反
転流となり、図12のように、メニスカス面5内では、
実線矢印で示すようにモールド短辺11から浸漬ノズル
2に向かう流れとなるが、このような公知の改良より、
図14に示すように、メニスカス面5内において、浸漬
ノズル2からモールド短辺11に向かう電磁撹拌推力Q
およびSを、モールド短辺11から浸漬ノズル2に向か
う電磁撹拌推力PおよびRよりも大きくすることによ
り、上述のようにメニスカス面5内の溶融金属に一様な
時計方向の回転流を与えることができ、上記定常状態で
は推力の関係を逆にすることにより反時計方向の回転流
を与えることができることは云うまでもない。これによ
り、メニスカス面5内の溶融金属に反転流を考慮した適
正な電磁撹拌推力が与えられるため、溶融金属はモール
ド壁10a、11b、10b、11aに沿って一様に回
転流動する。このため定常状態では溶融金属の澱みがな
くなり、溶融金属中の非金属介在物の集積や、メニスカ
ス面5上のパウダーの巻き込み等が防止され、縦割れ等
の表面欠陥のない金属スラブを得ることができる。
ルから吐出した溶融金属は、モールド短辺に衝突して反
転流となり、図12のように、メニスカス面5内では、
実線矢印で示すようにモールド短辺11から浸漬ノズル
2に向かう流れとなるが、このような公知の改良より、
図14に示すように、メニスカス面5内において、浸漬
ノズル2からモールド短辺11に向かう電磁撹拌推力Q
およびSを、モールド短辺11から浸漬ノズル2に向か
う電磁撹拌推力PおよびRよりも大きくすることによ
り、上述のようにメニスカス面5内の溶融金属に一様な
時計方向の回転流を与えることができ、上記定常状態で
は推力の関係を逆にすることにより反時計方向の回転流
を与えることができることは云うまでもない。これによ
り、メニスカス面5内の溶融金属に反転流を考慮した適
正な電磁撹拌推力が与えられるため、溶融金属はモール
ド壁10a、11b、10b、11aに沿って一様に回
転流動する。このため定常状態では溶融金属の澱みがな
くなり、溶融金属中の非金属介在物の集積や、メニスカ
ス面5上のパウダーの巻き込み等が防止され、縦割れ等
の表面欠陥のない金属スラブを得ることができる。
【0011】上述のような動作は、図15に示す回路結
線により実現されている。即ち、図15の結線により電
磁撹拌推力を上述のように分布させ、推力Qを推力Pよ
り大きく、推力Sを推力Rより大きくすることにより、
メニスカス面内の溶融金属に、上から見て時計回りの一
様な回転流が与えられ、電磁撹拌推力を逆向きにし、推
力Pを推力Qよりも大きく、推力Rを推力Sよりも大き
くすることにより、反時計回りの一様な回転流を与える
ことができる。図15において、6a、6bはそれぞれ
電磁撹拌コイル部、7a、7bはそれぞれ結線ボック
ス、8は3相インバータ、9は指令ボックス、10a、
10bはそれぞれモールド長辺、14a、14bはそれ
ぞれコイルである。
線により実現されている。即ち、図15の結線により電
磁撹拌推力を上述のように分布させ、推力Qを推力Pよ
り大きく、推力Sを推力Rより大きくすることにより、
メニスカス面内の溶融金属に、上から見て時計回りの一
様な回転流が与えられ、電磁撹拌推力を逆向きにし、推
力Pを推力Qよりも大きく、推力Rを推力Sよりも大き
くすることにより、反時計回りの一様な回転流を与える
ことができる。図15において、6a、6bはそれぞれ
電磁撹拌コイル部、7a、7bはそれぞれ結線ボック
ス、8は3相インバータ、9は指令ボックス、10a、
10bはそれぞれモールド長辺、14a、14bはそれ
ぞれコイルである。
【0012】上記電磁撹拌装置では、図15に示すよう
に、モールド長辺10a側においては、電磁撹拌コイル
部6aのコイル14aと接続手段である結線ボックス7
aの配線とで構成される回路がAとBに2分割される。
一方、モールド長辺10b側においては、電磁撹拌コイ
ル部6bのコイル14bと接続手段である結線ボックス
7bの配線で構成される回路がCとDに2分割されてい
る。回路Aおよび回路Cと、回路Bおよび回路Dとは浸
漬ノズル2に対してそれぞれ点対称であり、回路Aと回
路Bは互いに並列で異なるインピーダンスを有し、回路
Cと回路Dも互いに並列で異なるインピーダンスを有し
ている。図15に示す装置の回路は図16に示すよう
に、回路Aおよび回路CはY結線(星状結線)、回路B
および回路Dは△結線(環状結線)となっており、各回
路のインピーダンスは回路Aおよび回路Cが回路Bおよ
び回路Dよりも大きくなっている。このため、図15の
メニスカス面5内の矢印で示すように、2つのモールド
長辺10a、10bに沿う電磁撹拌推力が互いに逆向き
で、かつ浸漬ノズル2からモールド短辺に向かう方向の
電磁撹拌推力が、モールド短辺から浸漬ノズル2に向か
う方向の電磁撹拌推力よりも大きい。従って、指令ボッ
クス9で、連続鋳造の操業条件に応じた適正な周波数、
電圧、電流等の電磁撹拌条件を設定することにより、メ
ニスカス面5内の溶融金属にモールドに沿った一様な回
転流が与えられる。
に、モールド長辺10a側においては、電磁撹拌コイル
部6aのコイル14aと接続手段である結線ボックス7
aの配線とで構成される回路がAとBに2分割される。
一方、モールド長辺10b側においては、電磁撹拌コイ
ル部6bのコイル14bと接続手段である結線ボックス
7bの配線で構成される回路がCとDに2分割されてい
る。回路Aおよび回路Cと、回路Bおよび回路Dとは浸
漬ノズル2に対してそれぞれ点対称であり、回路Aと回
路Bは互いに並列で異なるインピーダンスを有し、回路
Cと回路Dも互いに並列で異なるインピーダンスを有し
ている。図15に示す装置の回路は図16に示すよう
に、回路Aおよび回路CはY結線(星状結線)、回路B
および回路Dは△結線(環状結線)となっており、各回
路のインピーダンスは回路Aおよび回路Cが回路Bおよ
び回路Dよりも大きくなっている。このため、図15の
メニスカス面5内の矢印で示すように、2つのモールド
長辺10a、10bに沿う電磁撹拌推力が互いに逆向き
で、かつ浸漬ノズル2からモールド短辺に向かう方向の
電磁撹拌推力が、モールド短辺から浸漬ノズル2に向か
う方向の電磁撹拌推力よりも大きい。従って、指令ボッ
クス9で、連続鋳造の操業条件に応じた適正な周波数、
電圧、電流等の電磁撹拌条件を設定することにより、メ
ニスカス面5内の溶融金属にモールドに沿った一様な回
転流が与えられる。
【0013】以上述べたように、金属スラブの連続鋳造
において、浸漬ノズルから吐出した溶融金属はモールド
短辺11に衝突して反転流となり、メニスカス面5内で
は、モールド短辺11から浸漬ノズル2に向かう流れが
発生する。しかし、従来の改良された電磁撹拌装置によ
れば、図14に示すように、メニスカス面5内において
浸漬ノズル2からモールド短辺11に向かう電磁撹拌推
力QおよびSを、モールド短辺11から浸漬ノズル2に
向かう電磁撹拌推力PおよびRよりも大きくすることに
より、メニスカス面5内の溶融金属に一様な時計回りの
回転流を与えることができる。この場合、電磁撹拌の条
件は、周波数、電圧、電流等、電源の条件を指令ボック
ス9の設定により調整し、また電磁撹拌コイル部6と結
線ボックス7a、7bとで構成される各回路のインピー
ダンスの設定により調整することができる。このような
改良では、メニスカス面内の溶融金属に反転流を考慮し
た適正な電磁撹拌推力を与えられ、溶融金属はモールド
壁に沿って一様に回転流動するので、溶融金属の澱みが
なくなり、溶融金属中の非金属介在物の集積や、メニス
カス面上のパウダーの巻き込み等が防止され、縦割れ等
の表面欠陥のない金属スラブを得ることができる。
において、浸漬ノズルから吐出した溶融金属はモールド
短辺11に衝突して反転流となり、メニスカス面5内で
は、モールド短辺11から浸漬ノズル2に向かう流れが
発生する。しかし、従来の改良された電磁撹拌装置によ
れば、図14に示すように、メニスカス面5内において
浸漬ノズル2からモールド短辺11に向かう電磁撹拌推
力QおよびSを、モールド短辺11から浸漬ノズル2に
向かう電磁撹拌推力PおよびRよりも大きくすることに
より、メニスカス面5内の溶融金属に一様な時計回りの
回転流を与えることができる。この場合、電磁撹拌の条
件は、周波数、電圧、電流等、電源の条件を指令ボック
ス9の設定により調整し、また電磁撹拌コイル部6と結
線ボックス7a、7bとで構成される各回路のインピー
ダンスの設定により調整することができる。このような
改良では、メニスカス面内の溶融金属に反転流を考慮し
た適正な電磁撹拌推力を与えられ、溶融金属はモールド
壁に沿って一様に回転流動するので、溶融金属の澱みが
なくなり、溶融金属中の非金属介在物の集積や、メニス
カス面上のパウダーの巻き込み等が防止され、縦割れ等
の表面欠陥のない金属スラブを得ることができる。
【0014】図15に示した改良において、3相電源の
周波数2Hz、電流525A、回路A、Cにおける電流密
度を2.248×106 AT/m2 、回路B、Dにおける電
流密度を3.893×106 AT/m2 としたときのメニス
カス面5内の電磁撹拌推力の分布は、モールド短辺11
から浸漬ノズル2に向かう推力成分は小さく、浸漬ノズ
ル2からモールド短辺11に向かう推力成分は大きくな
っていた。従って、このような装置により電磁撹拌を行
うと、メニスカス面内の溶融金属の反転流と同じ方向に
は小さい推力が、反対の方向には大きい推力が与えられ
るので、モールドに沿った一様な回転流が得られ、溶融
金属流に澱みが生じることがなく、表面欠陥のない金属
スラブが得られている。
周波数2Hz、電流525A、回路A、Cにおける電流密
度を2.248×106 AT/m2 、回路B、Dにおける電
流密度を3.893×106 AT/m2 としたときのメニス
カス面5内の電磁撹拌推力の分布は、モールド短辺11
から浸漬ノズル2に向かう推力成分は小さく、浸漬ノズ
ル2からモールド短辺11に向かう推力成分は大きくな
っていた。従って、このような装置により電磁撹拌を行
うと、メニスカス面内の溶融金属の反転流と同じ方向に
は小さい推力が、反対の方向には大きい推力が与えられ
るので、モールドに沿った一様な回転流が得られ、溶融
金属流に澱みが生じることがなく、表面欠陥のない金属
スラブが得られている。
【0015】金属スラブの連続鋳造においては、浸漬ノ
ズル2の吐出口に溶融金属中の非金属介在物が付着する
等の原因により、溶融金属の吐出流速が各吐出口毎に変
動することがある。この場合、メニスカス面内の溶融金
属の流動は連続的に変動するので、上述のように一様な
電磁撹拌推力を付与したのでは、一様な回転流を安定し
て得ることができない。また、メニスカス面内の溶融金
属には、回転のほか、反転流に対するブレーキや加速と
いった種々の形態の推力を与えることも望まれる。しか
し、上記の電磁撹拌は3相1電源を用いて行われてお
り、連続的に変わる溶融金属の流動に対して連続的に推
力を変化させることは困難であった。更に、両モールド
長辺10に沿う電磁撹拌推力が互いに干渉して、推力の
渦が生じ、その澱み部のシェルに縦割れ等の表面欠陥が
発生しやすい場合もあった。
ズル2の吐出口に溶融金属中の非金属介在物が付着する
等の原因により、溶融金属の吐出流速が各吐出口毎に変
動することがある。この場合、メニスカス面内の溶融金
属の流動は連続的に変動するので、上述のように一様な
電磁撹拌推力を付与したのでは、一様な回転流を安定し
て得ることができない。また、メニスカス面内の溶融金
属には、回転のほか、反転流に対するブレーキや加速と
いった種々の形態の推力を与えることも望まれる。しか
し、上記の電磁撹拌は3相1電源を用いて行われてお
り、連続的に変わる溶融金属の流動に対して連続的に推
力を変化させることは困難であった。更に、両モールド
長辺10に沿う電磁撹拌推力が互いに干渉して、推力の
渦が生じ、その澱み部のシェルに縦割れ等の表面欠陥が
発生しやすい場合もあった。
【0016】従って、鋼等の金属スラブの連続鋳造にお
いて、モールド内の溶融金属をメニスカス面内で一様に
回転させ、あるいは反転流に対してブレーキや加速作用
等をなす適正な推力分布を付与するとともに、溶融金属
の流動が連続的に変動する場合においても、電磁撹拌推
力を連続的に変化させ、また撹拌推力の渦による問題も
解決して、表面性状の優れた金属スラブを得ることが必
要である。このような要求は、2つの電磁撹拌コイル部
と上記各電源とを接続する結線ボックスと、各電源に対
応した電源制御部とから成る装置により満足される。す
なわち、上記各電磁撹拌コイル部は複数個の磁極がモー
ルド長辺に沿って配列され、各磁極にはコイルが巻回さ
れた移動磁界方式である。このコイルと結線ボックスの
配線とで構成される回路がそれぞれ2分割され、分割さ
れた合計4つの回路の任意の2つずつのユニットがそれ
ぞれ別々の電源に接続されているか、あるいは上記4つ
の回路がそれぞれ別々の電源に接続されたものである。
いて、モールド内の溶融金属をメニスカス面内で一様に
回転させ、あるいは反転流に対してブレーキや加速作用
等をなす適正な推力分布を付与するとともに、溶融金属
の流動が連続的に変動する場合においても、電磁撹拌推
力を連続的に変化させ、また撹拌推力の渦による問題も
解決して、表面性状の優れた金属スラブを得ることが必
要である。このような要求は、2つの電磁撹拌コイル部
と上記各電源とを接続する結線ボックスと、各電源に対
応した電源制御部とから成る装置により満足される。す
なわち、上記各電磁撹拌コイル部は複数個の磁極がモー
ルド長辺に沿って配列され、各磁極にはコイルが巻回さ
れた移動磁界方式である。このコイルと結線ボックスの
配線とで構成される回路がそれぞれ2分割され、分割さ
れた合計4つの回路の任意の2つずつのユニットがそれ
ぞれ別々の電源に接続されているか、あるいは上記4つ
の回路がそれぞれ別々の電源に接続されたものである。
【0017】図17は上記多電源方式に係る金属スラブ
の連続鋳造装置をメニスカス面上から見た断面、および
電磁撹拌コイル部の結線例を示す説明図である。横断面
がほぼ長方形を有するモールド3の断面中央部では、そ
こに設けられた浸漬ノズル2から溶融金属が注入され
る。また、2つのモールド長辺10a、10bに沿って
それぞれ電磁撹拌コイル部6a、6bが設けられている
ので、それぞれの電磁撹拌推力により、メニスカス面5
内で溶融金属の流動が制御される。図17に示した装置
では、2つの電源、すなわち第1の電源24および第2
の電源25を使用する。2つの電磁撹拌コイル部6a、
6bの各コイル14と各電源とを接続する回路はそれぞ
れ2分割され、分割された計4つの回路A、B、C、D
の任意の2つずつの組合せが、それぞれ別々の電源2
4、25に接続されている。各回路のコイルによって、
電磁撹拌推力が制御される。具体的には、3通りの組合
せがあり、これら3通りの組合せは、スイッチボックス
21の切替えにより実施される。操業中、適宜、スイッ
チを切替えてもよく、あるいはスイッチボックス21を
使用せずに予め組合せを設定しておいてもよい。
の連続鋳造装置をメニスカス面上から見た断面、および
電磁撹拌コイル部の結線例を示す説明図である。横断面
がほぼ長方形を有するモールド3の断面中央部では、そ
こに設けられた浸漬ノズル2から溶融金属が注入され
る。また、2つのモールド長辺10a、10bに沿って
それぞれ電磁撹拌コイル部6a、6bが設けられている
ので、それぞれの電磁撹拌推力により、メニスカス面5
内で溶融金属の流動が制御される。図17に示した装置
では、2つの電源、すなわち第1の電源24および第2
の電源25を使用する。2つの電磁撹拌コイル部6a、
6bの各コイル14と各電源とを接続する回路はそれぞ
れ2分割され、分割された計4つの回路A、B、C、D
の任意の2つずつの組合せが、それぞれ別々の電源2
4、25に接続されている。各回路のコイルによって、
電磁撹拌推力が制御される。具体的には、3通りの組合
せがあり、これら3通りの組合せは、スイッチボックス
21の切替えにより実施される。操業中、適宜、スイッ
チを切替えてもよく、あるいはスイッチボックス21を
使用せずに予め組合せを設定しておいてもよい。
【0018】即ち、上記の公知改善方式によれば電磁撹
拌推力により与えられた時計回り、或は反時計回りの一
様な回転流と、浸漬ノズルから吐き出された溶融金属の
反転流との合成により定常的には一様な溶融金属流が得
られている。一方、溶融金属から得られる金属スラブの
連続鋳造においては、溶融金属は図18に示すように下
方斜めに下降してゆき、その下端で金属スラブが生成さ
れる。図18において、1は溶融金属、2はノズル、2
a、2bはそれぞれノズル噴出口、3はモールド、4は
凝固シェル、5はメニスカス面、100は凝固界面、1
01はクレータエンドである。図18において、ノズル
噴出口2a、2bからモールド3内に注入された溶融金
属1は斜め下方に下降してゆき、金属スラブが生成され
る。金属スラブの先端部では溶融金属が部分的に冷却さ
れ、条件に依っては、その融点より低い温度になって固
体化されるが、冷却の進まない場所も存在するため、そ
の融点より高い温度に保たれて、溶融されたままの部分
も存在する。このような状態では、高い温度の部分と低
い温度の部分とが共存して、スラブ断面の中心偏析が発
生し、中心割れ等により金属スラブの品質を劣化させて
しまうことになる。
拌推力により与えられた時計回り、或は反時計回りの一
様な回転流と、浸漬ノズルから吐き出された溶融金属の
反転流との合成により定常的には一様な溶融金属流が得
られている。一方、溶融金属から得られる金属スラブの
連続鋳造においては、溶融金属は図18に示すように下
方斜めに下降してゆき、その下端で金属スラブが生成さ
れる。図18において、1は溶融金属、2はノズル、2
a、2bはそれぞれノズル噴出口、3はモールド、4は
凝固シェル、5はメニスカス面、100は凝固界面、1
01はクレータエンドである。図18において、ノズル
噴出口2a、2bからモールド3内に注入された溶融金
属1は斜め下方に下降してゆき、金属スラブが生成され
る。金属スラブの先端部では溶融金属が部分的に冷却さ
れ、条件に依っては、その融点より低い温度になって固
体化されるが、冷却の進まない場所も存在するため、そ
の融点より高い温度に保たれて、溶融されたままの部分
も存在する。このような状態では、高い温度の部分と低
い温度の部分とが共存して、スラブ断面の中心偏析が発
生し、中心割れ等により金属スラブの品質を劣化させて
しまうことになる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記電磁撹拌によって
溶融金属に時計方向或は反時計方向に一様な回転力を与
えるので、電磁撹拌装置のコイル部の配置されている位
置では、溶融金属の温度は同一レベル面内で一様に保た
れている。しかし、溶融金属が斜め下方に引出されてゆ
くのに伴って、斜め下方では冷却条件が一様ではなくな
るため、冷却が進行して金属の温度が融点以下になって
固体化される部分と、冷却の進行が遅くて金属の温度が
融点以上に保たれて液状のままになっている部分とが混
在する。このような状態では鋳片の品質が一様ではなく
なるため、組成の一様性が失われ、縦割れの発生など、
信頼性が劣化する要因となり、品質と信頼性の両面から
好ましくない。本発明は、溶融金属が斜め下方に引出さ
れてゆく際に、モールド直下と斜め下方とで冷却条件が
一様ではないため、溶融金属に生ずる温度差にもとづく
品質劣化を解決することを課題とする。
溶融金属に時計方向或は反時計方向に一様な回転力を与
えるので、電磁撹拌装置のコイル部の配置されている位
置では、溶融金属の温度は同一レベル面内で一様に保た
れている。しかし、溶融金属が斜め下方に引出されてゆ
くのに伴って、斜め下方では冷却条件が一様ではなくな
るため、冷却が進行して金属の温度が融点以下になって
固体化される部分と、冷却の進行が遅くて金属の温度が
融点以上に保たれて液状のままになっている部分とが混
在する。このような状態では鋳片の品質が一様ではなく
なるため、組成の一様性が失われ、縦割れの発生など、
信頼性が劣化する要因となり、品質と信頼性の両面から
好ましくない。本発明は、溶融金属が斜め下方に引出さ
れてゆく際に、モールド直下と斜め下方とで冷却条件が
一様ではないため、溶融金属に生ずる温度差にもとづく
品質劣化を解決することを課題とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明による溶融金属の
電磁撹拌装置は、溶融金属を注入するための浸漬ノズル
を上部に備えていて、前記浸漬ノズルから注入された溶
融金属が冷却された内部壁面により次第に冷却されて形
成された凝固シェルが下方から斜め下方に引き抜かれて
ゆくときに金属スラブを生成するためのモールドの外側
に設置され、上記浸漬ノズルからモールド内部に注入さ
れた溶融金属のモールド壁面における温度分布を均一に
するため、溶融金属のメニスカス面内で全体的或は選択
的に電磁誘導を与えて、そのリニアモーターの作用によ
り溶融金属を時計方向、或は反時計方向に流動させるた
めの第1の電磁撹拌手段と、前記第1の電磁撹拌手段の
配置されている位置より下方に配置されていて、前記第
1の電磁撹拌手段と連繋して動作するように制御された
第2の電磁撹拌手段とを具備して構成したことを特徴と
するものである。
電磁撹拌装置は、溶融金属を注入するための浸漬ノズル
を上部に備えていて、前記浸漬ノズルから注入された溶
融金属が冷却された内部壁面により次第に冷却されて形
成された凝固シェルが下方から斜め下方に引き抜かれて
ゆくときに金属スラブを生成するためのモールドの外側
に設置され、上記浸漬ノズルからモールド内部に注入さ
れた溶融金属のモールド壁面における温度分布を均一に
するため、溶融金属のメニスカス面内で全体的或は選択
的に電磁誘導を与えて、そのリニアモーターの作用によ
り溶融金属を時計方向、或は反時計方向に流動させるた
めの第1の電磁撹拌手段と、前記第1の電磁撹拌手段の
配置されている位置より下方に配置されていて、前記第
1の電磁撹拌手段と連繋して動作するように制御された
第2の電磁撹拌手段とを具備して構成したことを特徴と
するものである。
【0021】更に、上記の溶融金属の電磁撹拌装置で
は、上記第1及び第2の電磁撹拌手段の相互に連繋した
運転は、上記第1の電磁撹拌手段の内部における溶融金
属流と上記第2の電磁撹拌手段の内部における溶融金属
流とがそれぞれ正転、逆転、或は互に正逆反転の状態で
あるようにシーケンス制御する制御手段を備えたことを
特徴とするものである。
は、上記第1及び第2の電磁撹拌手段の相互に連繋した
運転は、上記第1の電磁撹拌手段の内部における溶融金
属流と上記第2の電磁撹拌手段の内部における溶融金属
流とがそれぞれ正転、逆転、或は互に正逆反転の状態で
あるようにシーケンス制御する制御手段を備えたことを
特徴とするものである。
【0022】更に、上記の各溶融金属の電磁撹拌装置に
おいて、上記第2の電磁撹拌手段は、その配置されてい
る位置が上記モールド内に設けられたノズル噴出口の直
下であるように構成したものであることを特徴とするも
のである。
おいて、上記第2の電磁撹拌手段は、その配置されてい
る位置が上記モールド内に設けられたノズル噴出口の直
下であるように構成したものであることを特徴とするも
のである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明につ
いて詳細に説明する。図1は、本発明による溶融金属の
電磁撹拌装置の第1の実施例を示す断面図である。図1
において、1は溶融金属、2は浸漬ノズル、2a、2b
はそれぞれノズル噴出口、3はモールド、4は凝固シェ
ル、5はメニスカス面、61a、61bは第1の電磁撹
拌手段のコイル部、100は凝固界面である。図1にお
いて、ノズル噴出口2a、2bから噴出して矢印に示す
ようにモールド3内へ注入された溶融金属は、モールド
3の内壁に形成された凝固シェル4の方向に流れ、凝固
シェル4に沿ってモールド3の上方及び下方に向かう。
上方に向かった溶融金属の流れはモールド3の壁面に形
成された凝固シェル4に沿ってメニスカス面5に向か
う。一方、下方に向かった溶融金属1の流れは徐々に冷
却されて製品となる。即ち、溶融金属1は冷却されなが
ら下方に向かう。
いて詳細に説明する。図1は、本発明による溶融金属の
電磁撹拌装置の第1の実施例を示す断面図である。図1
において、1は溶融金属、2は浸漬ノズル、2a、2b
はそれぞれノズル噴出口、3はモールド、4は凝固シェ
ル、5はメニスカス面、61a、61bは第1の電磁撹
拌手段のコイル部、100は凝固界面である。図1にお
いて、ノズル噴出口2a、2bから噴出して矢印に示す
ようにモールド3内へ注入された溶融金属は、モールド
3の内壁に形成された凝固シェル4の方向に流れ、凝固
シェル4に沿ってモールド3の上方及び下方に向かう。
上方に向かった溶融金属の流れはモールド3の壁面に形
成された凝固シェル4に沿ってメニスカス面5に向か
う。一方、下方に向かった溶融金属1の流れは徐々に冷
却されて製品となる。即ち、溶融金属1は冷却されなが
ら下方に向かう。
【0024】図1に示す第1の電磁撹拌手段のコイル部
61a、61bはモールド3内でメニスカス面5の位置
レベルに配置されている。一方、第2の電磁撹拌手段の
コイル部62a、62bはモールド3に浸漬されたノズ
ル2のノズル噴出口2a、2bの位置レベルに配置され
ている。第1の電磁撹拌手段のコイル部61a、61b
をA−Aで切断して上面からみた図は従来の電磁撹拌装
置のコイル部6a、6bとほぼ同様な形状をしており、
その動作は従来の電磁撹拌装置のコイル部6a、6bと
同様なモードである。すなわち、モールド3内ではノズ
ル2が備えられていて、溶融金属1がノズル噴出口2
a、2bから噴出しているので、溶融金属流が発生して
電磁撹拌による溶融金属の流れに影響を与える。このた
め、従来技術で説明したように電磁撹拌手段のコイル部
61a、61bを2分割して、撹拌力をノズル2の左側
と右側とで異なった値にして、合成撹拌力が一様になる
ように調整している。一方、第2の電磁撹拌手段のコイ
ル部62a、62bはノズル2の噴出口2a、2bの直
下に相当する位置レベルに配置され、第1の電磁撹拌手
段のコイル部61a、61bと同様にノズル2から噴出
した溶融金属流の影響を受ける。従って、この場合も、
第1の電磁撹拌手段のコイル部61a、61bと同様な
改良を加え、合成撹拌力が一様になるように調整する。
61a、61bはモールド3内でメニスカス面5の位置
レベルに配置されている。一方、第2の電磁撹拌手段の
コイル部62a、62bはモールド3に浸漬されたノズ
ル2のノズル噴出口2a、2bの位置レベルに配置され
ている。第1の電磁撹拌手段のコイル部61a、61b
をA−Aで切断して上面からみた図は従来の電磁撹拌装
置のコイル部6a、6bとほぼ同様な形状をしており、
その動作は従来の電磁撹拌装置のコイル部6a、6bと
同様なモードである。すなわち、モールド3内ではノズ
ル2が備えられていて、溶融金属1がノズル噴出口2
a、2bから噴出しているので、溶融金属流が発生して
電磁撹拌による溶融金属の流れに影響を与える。このた
め、従来技術で説明したように電磁撹拌手段のコイル部
61a、61bを2分割して、撹拌力をノズル2の左側
と右側とで異なった値にして、合成撹拌力が一様になる
ように調整している。一方、第2の電磁撹拌手段のコイ
ル部62a、62bはノズル2の噴出口2a、2bの直
下に相当する位置レベルに配置され、第1の電磁撹拌手
段のコイル部61a、61bと同様にノズル2から噴出
した溶融金属流の影響を受ける。従って、この場合も、
第1の電磁撹拌手段のコイル部61a、61bと同様な
改良を加え、合成撹拌力が一様になるように調整する。
【0025】図2は、図1の電磁撹拌手段の制御系を図
示したものである。即ち、図1に示す溶融金属の電磁撹
拌装置において、第1の電磁撹拌手段のコイル部61
a、61bをA−Aで切断して上面からみるとともに、
第2の電磁撹拌手段のコイル部62a、62bをB−B
で切断して上面からみて、その制御系とともに図示した
ものが図2である。図2において、2はノズル、3はモ
ールド、10はモールド3の長辺、11はモールド3の
短辺、61a、61bはそれぞれ第1の電磁撹拌手段の
コイル部、62a、62bはそれぞれ第2の電磁撹拌手
段のコイル部、200は第1及び第2の電磁撹拌手段の
制御手段、201は第1及び第2の電磁撹拌手段の電
源、202は制御手段200に対して電磁撹拌手段の動
作条件と動作シーケンスを指示するための指令信号発生
部である。
示したものである。即ち、図1に示す溶融金属の電磁撹
拌装置において、第1の電磁撹拌手段のコイル部61
a、61bをA−Aで切断して上面からみるとともに、
第2の電磁撹拌手段のコイル部62a、62bをB−B
で切断して上面からみて、その制御系とともに図示した
ものが図2である。図2において、2はノズル、3はモ
ールド、10はモールド3の長辺、11はモールド3の
短辺、61a、61bはそれぞれ第1の電磁撹拌手段の
コイル部、62a、62bはそれぞれ第2の電磁撹拌手
段のコイル部、200は第1及び第2の電磁撹拌手段の
制御手段、201は第1及び第2の電磁撹拌手段の電
源、202は制御手段200に対して電磁撹拌手段の動
作条件と動作シーケンスを指示するための指令信号発生
部である。
【0026】図2において、第1の電磁撹拌手段のコイ
ル部61a、61bに隣接したモールド3内で、一様な
電磁撹拌力がモールド長辺10に沿って与えられたと
き、溶融金属の回転流は溶融金属の噴出に伴う反転流と
電磁撹拌力とが重なり、点線矢印に示すようにモールド
短辺11からノズル2に向かうときには強く、ノズル2
からモールド短辺11に向かうときには弱い流れになっ
ている。しかし、ノズル噴出口2a、2bの直下の部分
では、溶融金属1の噴出に伴う溶融金属1の流れは、図
3から判るようにメニスカス面5とは逆方向になってい
る。このため、一様な第2の電磁撹拌力がモールド長辺
10に沿って与えられたとき、溶融金属の回転流は、溶
融金属の噴出に伴う噴出流と電磁撹拌力とが重なり、点
線矢印に示すようにモールド短辺11からノズル2に向
かうときには弱く、ノズル2からモールド短辺11に向
かうときには強い流れになっている。
ル部61a、61bに隣接したモールド3内で、一様な
電磁撹拌力がモールド長辺10に沿って与えられたと
き、溶融金属の回転流は溶融金属の噴出に伴う反転流と
電磁撹拌力とが重なり、点線矢印に示すようにモールド
短辺11からノズル2に向かうときには強く、ノズル2
からモールド短辺11に向かうときには弱い流れになっ
ている。しかし、ノズル噴出口2a、2bの直下の部分
では、溶融金属1の噴出に伴う溶融金属1の流れは、図
3から判るようにメニスカス面5とは逆方向になってい
る。このため、一様な第2の電磁撹拌力がモールド長辺
10に沿って与えられたとき、溶融金属の回転流は、溶
融金属の噴出に伴う噴出流と電磁撹拌力とが重なり、点
線矢印に示すようにモールド短辺11からノズル2に向
かうときには弱く、ノズル2からモールド短辺11に向
かうときには強い流れになっている。
【0027】上述のように、第1の電磁撹拌手段の動作
について、溶融金属1の流れは、ノズル2の左側であっ
てモールド長辺10のコイル部61aの側(第1の領
域)、ノズル2の右側であってモールド長辺10のコイ
ル部61aの側(第2の領域)、ノズル2の左側であっ
てモールド長辺10のコイル61bの側(第3の領
域)、ノズル2の右側であってモールド長辺10のコイ
ル部61bの側(第4の領域)で異なる。従って、これ
らの4分割された、各領域ごとに溶融金属流を制御する
必要があり、このような分割された各領域ごとの制御は
従来の方式と同様にして行うことができる。すなわち、
上記第1の領域で点線で表される撹拌力よりも上記第2
の領域で点線で表される撹拌力を大きく、上記第3の領
域で点線で表される撹拌力を上記第4の領域で点線で表
される撹拌力よりも大きくして相互に相等しくすれば、
時計方向の一様な溶融金属流を得ることができる。
について、溶融金属1の流れは、ノズル2の左側であっ
てモールド長辺10のコイル部61aの側(第1の領
域)、ノズル2の右側であってモールド長辺10のコイ
ル部61aの側(第2の領域)、ノズル2の左側であっ
てモールド長辺10のコイル61bの側(第3の領
域)、ノズル2の右側であってモールド長辺10のコイ
ル部61bの側(第4の領域)で異なる。従って、これ
らの4分割された、各領域ごとに溶融金属流を制御する
必要があり、このような分割された各領域ごとの制御は
従来の方式と同様にして行うことができる。すなわち、
上記第1の領域で点線で表される撹拌力よりも上記第2
の領域で点線で表される撹拌力を大きく、上記第3の領
域で点線で表される撹拌力を上記第4の領域で点線で表
される撹拌力よりも大きくして相互に相等しくすれば、
時計方向の一様な溶融金属流を得ることができる。
【0028】一方、第2の電磁撹拌手段の動作について
も同様に考えることができる。すなわち、溶融金属1の
流れは、ノズル2の左側であってモールド長辺10のコ
イル部62aの側(第1の領域)、ノズル2の右側であ
ってモールド長辺10のコイル部62aの側(第2の領
域)、ノズル2の左側であってモールド長辺10のコイ
ル部62bの側(第3の領域)、ノズル2の右側であっ
てモールド長辺10のコイル部62bの側(第4の領
域)で異なる。第1の電磁撹拌手段のコイル部と同様
に、第2の電磁撹拌手段のコイル部についても、これら
の4分割された各領域ごとの制御は従来の方式と同様に
して行うことができる。すなわち、上記第1の領域で撹
拌力を溶融金属流の作用より大きくして点線で表される
右向きの撹拌力を与え、且つ、上記第2の領域で点線で
表される右向きの撹拌力を調整して上記第1の領域で点
線で表される右向きの撹拌力に等しくし、且つ、上記第
4の領域で撹拌力を溶融金属流の作用より大きくして点
線で表される左向きの撹拌力を与え、且つ、上記第3の
領域で点線で表される左向きの撹拌力を調整して上記第
4の領域で点線で表される左向きの撹拌力に等しくすれ
ば、時計方向の一様な溶融金属流を得ることができる。
も同様に考えることができる。すなわち、溶融金属1の
流れは、ノズル2の左側であってモールド長辺10のコ
イル部62aの側(第1の領域)、ノズル2の右側であ
ってモールド長辺10のコイル部62aの側(第2の領
域)、ノズル2の左側であってモールド長辺10のコイ
ル部62bの側(第3の領域)、ノズル2の右側であっ
てモールド長辺10のコイル部62bの側(第4の領
域)で異なる。第1の電磁撹拌手段のコイル部と同様
に、第2の電磁撹拌手段のコイル部についても、これら
の4分割された各領域ごとの制御は従来の方式と同様に
して行うことができる。すなわち、上記第1の領域で撹
拌力を溶融金属流の作用より大きくして点線で表される
右向きの撹拌力を与え、且つ、上記第2の領域で点線で
表される右向きの撹拌力を調整して上記第1の領域で点
線で表される右向きの撹拌力に等しくし、且つ、上記第
4の領域で撹拌力を溶融金属流の作用より大きくして点
線で表される左向きの撹拌力を与え、且つ、上記第3の
領域で点線で表される左向きの撹拌力を調整して上記第
4の領域で点線で表される左向きの撹拌力に等しくすれ
ば、時計方向の一様な溶融金属流を得ることができる。
【0029】上記第1及び第2の電磁撹拌手段の撹拌力
による回転力は、いずれも時計方向であるので、第1の
電磁撹拌手段の上記4領域の撹拌力、並びに第2の電磁
撹拌手段の上記4領域の撹拌力を制御手段200により
制御すれば、第1及び第2の電磁撹拌手段の撹拌力によ
る回転の効果を相乗させることができる。このように制
御すれば、第1の電磁撹拌手段の撹拌力による回転流
を、第2の電磁撹拌手段の撹拌力による回転流に適合さ
せることができるので、撹拌力は1台の電磁撹拌手段を
使った場合、或は2台の電磁撹拌手段を独立に運転した
場合に比較して、大きな撹拌効力が発生する。
による回転力は、いずれも時計方向であるので、第1の
電磁撹拌手段の上記4領域の撹拌力、並びに第2の電磁
撹拌手段の上記4領域の撹拌力を制御手段200により
制御すれば、第1及び第2の電磁撹拌手段の撹拌力によ
る回転の効果を相乗させることができる。このように制
御すれば、第1の電磁撹拌手段の撹拌力による回転流
を、第2の電磁撹拌手段の撹拌力による回転流に適合さ
せることができるので、撹拌力は1台の電磁撹拌手段を
使った場合、或は2台の電磁撹拌手段を独立に運転した
場合に比較して、大きな撹拌効力が発生する。
【0030】ここで、時計方向の溶融金属の流れを正転
状態、反時計方向の溶融金属の流れを逆転状態であると
する。第1及び第2の電磁撹拌手段の内部での溶融金属
の流れは各電磁撹拌手段のコイル部に加える多相交流電
力の電圧、周波数、位相などによって制御されるので、
制御手段200では第1の電磁撹拌手段のコイル部61
a、61b、及び第2の電磁撹拌手段のコイル部62
a、62bに加える多相交流電力の電圧、周波数、位相
などを適宜、調整して最適化を図る。最適化が図られた
とき、各コイル部に印加する多相交流電力によって、電
磁撹拌手段には次のような4つの動作モードが存在す
る。
状態、反時計方向の溶融金属の流れを逆転状態であると
する。第1及び第2の電磁撹拌手段の内部での溶融金属
の流れは各電磁撹拌手段のコイル部に加える多相交流電
力の電圧、周波数、位相などによって制御されるので、
制御手段200では第1の電磁撹拌手段のコイル部61
a、61b、及び第2の電磁撹拌手段のコイル部62
a、62bに加える多相交流電力の電圧、周波数、位相
などを適宜、調整して最適化を図る。最適化が図られた
とき、各コイル部に印加する多相交流電力によって、電
磁撹拌手段には次のような4つの動作モードが存在す
る。
【0031】すなわち、上述の動作モードでは第1の電
磁撹拌手段が正転状態であって、第2の電磁撹拌手段が
正転状態である。これを第1の動作モードとする。第2
の動作モードでは第1の電磁撹拌手段が正転状態であっ
て、第2の電磁撹拌手段が逆転状態である。第3の動作
モードでは第1の電磁撹拌手段が逆転状態であって、第
2の電磁撹拌手段が正転状態である。第4の動作モード
では第1の電磁撹拌手段が逆転状態であって、第2の電
磁撹拌手段が逆転状態である。これら4つの動作モード
をまとめて図4に示す。第1及び第2の電磁撹拌手段に
おいて、指令信号発生部202は、例えば制御手段20
0に対して次の図5に示すような動作モードの指令を図
示したシーケンスで出すことができる。図5に示すよう
な指令はプログラム制御によって送出することができ、
指令信号発生部202への指令の読み込みにより任意に
設定できる。
磁撹拌手段が正転状態であって、第2の電磁撹拌手段が
正転状態である。これを第1の動作モードとする。第2
の動作モードでは第1の電磁撹拌手段が正転状態であっ
て、第2の電磁撹拌手段が逆転状態である。第3の動作
モードでは第1の電磁撹拌手段が逆転状態であって、第
2の電磁撹拌手段が正転状態である。第4の動作モード
では第1の電磁撹拌手段が逆転状態であって、第2の電
磁撹拌手段が逆転状態である。これら4つの動作モード
をまとめて図4に示す。第1及び第2の電磁撹拌手段に
おいて、指令信号発生部202は、例えば制御手段20
0に対して次の図5に示すような動作モードの指令を図
示したシーケンスで出すことができる。図5に示すよう
な指令はプログラム制御によって送出することができ、
指令信号発生部202への指令の読み込みにより任意に
設定できる。
【0032】上述のように第2の電磁撹拌手段におい
て、コイル部をノズルの直下に取付けたものは、ノズル
からの溶融金属の噴出をたくみに利用できるが、その他
の位置に取付けることもできる。すなわち、第2の電磁
撹拌手段のコイル部をモールドの直下に配置したもので
は、モールドが軽量化され、モールドの交換が容易にな
る。図6は、本発明の第2の実施例を示す説明図であ
る。図6では第1の電磁撹拌手段のコイル部をモールド
のメニスカス面に配置し、第2の電磁撹拌手段のコイル
部をモールドの直下に配置してある。図6において、1
は溶融金属、2はノズル、2a、2bはノズル噴出口、
3はモールド、4は凝固シェル、5はメニスカス面、6
1a、61bはそれぞれ第1の電磁撹拌手段のコイル
部、62a、62bはそれぞれ第2の電磁撹拌手段のコ
イル部である。
て、コイル部をノズルの直下に取付けたものは、ノズル
からの溶融金属の噴出をたくみに利用できるが、その他
の位置に取付けることもできる。すなわち、第2の電磁
撹拌手段のコイル部をモールドの直下に配置したもので
は、モールドが軽量化され、モールドの交換が容易にな
る。図6は、本発明の第2の実施例を示す説明図であ
る。図6では第1の電磁撹拌手段のコイル部をモールド
のメニスカス面に配置し、第2の電磁撹拌手段のコイル
部をモールドの直下に配置してある。図6において、1
は溶融金属、2はノズル、2a、2bはノズル噴出口、
3はモールド、4は凝固シェル、5はメニスカス面、6
1a、61bはそれぞれ第1の電磁撹拌手段のコイル
部、62a、62bはそれぞれ第2の電磁撹拌手段のコ
イル部である。
【0033】図6において、ノズルから噴出した溶融金
属1はモールド3内を下方に引出されてゆくが、メニス
カス面では噴出した溶融金属1の流れと第1の電磁撹拌
手段の撹拌力とが加えられ撹拌が行われる。ノズル噴出
口2a、2bから噴出した溶融金属1はモールド3の側
壁に沿って上方に移動し、メニスカス面5をノズル2の
方向に向かって移動する。このため、第2の電磁撹拌手
段のコイル部62a、62bではノズル2の影響は考慮
しなくてもよいと考えられる。従って、第2の実施例で
は第1及び第2の電磁撹搾手段のコイル部の結線は図7
に示すようになる。図7において、2はノズル、3はモ
ールド、10はモールド3の長辺、11はモールドの短
辺、61a、61bはそれぞれ第1の電磁撹拌手段のコ
イル部、62a、62bはそれぞれ第2の電磁撹拌手段
のコイル部、200は制御手段、201は電源、202
は指令信号発生部である。
属1はモールド3内を下方に引出されてゆくが、メニス
カス面では噴出した溶融金属1の流れと第1の電磁撹拌
手段の撹拌力とが加えられ撹拌が行われる。ノズル噴出
口2a、2bから噴出した溶融金属1はモールド3の側
壁に沿って上方に移動し、メニスカス面5をノズル2の
方向に向かって移動する。このため、第2の電磁撹拌手
段のコイル部62a、62bではノズル2の影響は考慮
しなくてもよいと考えられる。従って、第2の実施例で
は第1及び第2の電磁撹搾手段のコイル部の結線は図7
に示すようになる。図7において、2はノズル、3はモ
ールド、10はモールド3の長辺、11はモールドの短
辺、61a、61bはそれぞれ第1の電磁撹拌手段のコ
イル部、62a、62bはそれぞれ第2の電磁撹拌手段
のコイル部、200は制御手段、201は電源、202
は指令信号発生部である。
【0034】図7に示す第2の実施例において、第1の
電磁撹拌手段は、図2に示す第1の実施例と同様な動作
をする。従って、溶融金属流は、ノズル2から噴出した
溶融金属の流れと、電磁撹拌による溶融金属の流れとを
相乗したものである。一方、第2の電磁撹拌手段ではノ
ズル2から噴出した溶融金属流の影響は無視できると考
え、電磁撹拌による溶融金属流のみを取扱う。従って、
制御手段200が第1の電磁撹拌手段のコイル部61
a、61bを制御する場合には、それぞれのコイル部6
1a、61bを2分割して、合計4ユニットから成る各
ユニットの制御を行う。制御は、図2におけるものと同
様である。一方、第2の電磁撹拌手段のコイル部62
a、62bでは一様な溶融金属流を発生させる単純な制
御方式が採用される。
電磁撹拌手段は、図2に示す第1の実施例と同様な動作
をする。従って、溶融金属流は、ノズル2から噴出した
溶融金属の流れと、電磁撹拌による溶融金属の流れとを
相乗したものである。一方、第2の電磁撹拌手段ではノ
ズル2から噴出した溶融金属流の影響は無視できると考
え、電磁撹拌による溶融金属流のみを取扱う。従って、
制御手段200が第1の電磁撹拌手段のコイル部61
a、61bを制御する場合には、それぞれのコイル部6
1a、61bを2分割して、合計4ユニットから成る各
ユニットの制御を行う。制御は、図2におけるものと同
様である。一方、第2の電磁撹拌手段のコイル部62
a、62bでは一様な溶融金属流を発生させる単純な制
御方式が採用される。
【0035】この場合、第1及び第2の電磁撹拌手段の
動作モードについては、第1の実施例において図4に示
した4動作モードが適用される。すなわち、第1の電磁
撹拌手段が正転状態のとき、第2の電磁撹拌手段では正
転状態と逆転状態とが存在し、一方、第1の電磁撹拌手
段が逆転状態のとき、第2の電磁撹拌手段では正転状態
と逆転状態とが存在する。これらの動作モードは上述し
た制御手段、電源、指令信号発生部より成る装置により
実現することができる。
動作モードについては、第1の実施例において図4に示
した4動作モードが適用される。すなわち、第1の電磁
撹拌手段が正転状態のとき、第2の電磁撹拌手段では正
転状態と逆転状態とが存在し、一方、第1の電磁撹拌手
段が逆転状態のとき、第2の電磁撹拌手段では正転状態
と逆転状態とが存在する。これらの動作モードは上述し
た制御手段、電源、指令信号発生部より成る装置により
実現することができる。
【0036】図8は本発明の第3の実施例を示す説明図
であり、第2の電磁撹拌手段のコイル部はモールド3の
下方に装着されている。図8において、1は溶融金属、
2はノズル、2a、2bはそれぞれノズル噴出口、3は
モールド、4は凝固シェル、61a、61bはそれぞれ
第1の電磁撹拌手段のコイル部、62a、62bはそれ
ぞれ第2の電磁撹拌手段のコイル部、100は凝固界面
である。第1及び第2の電磁撹拌手段による制御モード
は、図7に示すものとほぼ同様である。
であり、第2の電磁撹拌手段のコイル部はモールド3の
下方に装着されている。図8において、1は溶融金属、
2はノズル、2a、2bはそれぞれノズル噴出口、3は
モールド、4は凝固シェル、61a、61bはそれぞれ
第1の電磁撹拌手段のコイル部、62a、62bはそれ
ぞれ第2の電磁撹拌手段のコイル部、100は凝固界面
である。第1及び第2の電磁撹拌手段による制御モード
は、図7に示すものとほぼ同様である。
【0037】このように、金属スラブが生成されるのに
伴って溶融金属が中央部に集中してくるので、上の場合
には第2の電磁撹拌手段の作用が弱くなる。そこで、図
9は第2の電磁撹拌手段のコイル部をロールとロールと
の間に配置した第4の実施例を示す説明図である。図9
を図8と比較すると、第2の電磁撹拌手段のコイル部6
2a、62bの溶融金属に対する移動効果を大きくして
いる。
伴って溶融金属が中央部に集中してくるので、上の場合
には第2の電磁撹拌手段の作用が弱くなる。そこで、図
9は第2の電磁撹拌手段のコイル部をロールとロールと
の間に配置した第4の実施例を示す説明図である。図9
を図8と比較すると、第2の電磁撹拌手段のコイル部6
2a、62bの溶融金属に対する移動効果を大きくして
いる。
【0038】図10は、図9において電磁撹拌手段のコ
イル部62a、62bと溶融金属との位置関係を示す説
明図であり、図9において第2の電磁撹拌手段のコイル
部をB−Bで切断した図である。図10において、1は
金属スラブ、62a、62bはそれぞれ第2の電磁撹拌
手段のコイル部、100は凝固界面である。図10から
判るように、第2の電磁撹拌手段のコイル部62a、6
2bは金属スラブに近接している。
イル部62a、62bと溶融金属との位置関係を示す説
明図であり、図9において第2の電磁撹拌手段のコイル
部をB−Bで切断した図である。図10において、1は
金属スラブ、62a、62bはそれぞれ第2の電磁撹拌
手段のコイル部、100は凝固界面である。図10から
判るように、第2の電磁撹拌手段のコイル部62a、6
2bは金属スラブに近接している。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、溶
融金属を注入するための浸漬ノズルを備え、金属スラブ
を生成するためのモールドの外側に溶融金属を撹拌する
ための第1及び第2の電磁撹拌手段を備えているので、
溶融金属の撹拌効果を大きくすることができ、製品とな
る金属スラブの一様性が改善され、品質のむら等の品質
管理上の問題を著しく改善できると云う効果がある。
融金属を注入するための浸漬ノズルを備え、金属スラブ
を生成するためのモールドの外側に溶融金属を撹拌する
ための第1及び第2の電磁撹拌手段を備えているので、
溶融金属の撹拌効果を大きくすることができ、製品とな
る金属スラブの一様性が改善され、品質のむら等の品質
管理上の問題を著しく改善できると云う効果がある。
【図1】本発明による溶融金属の電磁撹拌装置の第1の
実施例を示す断面図である。
実施例を示す断面図である。
【図2】図1の電磁撹拌手段の制御系を示す説明図であ
る。
る。
【図3】モールド内における溶融金属の流れを示す説明
図である。
図である。
【図4】第1及び第2の電磁撹拌手段の動作を組合わせ
た動作モードを示す説明図である。
た動作モードを示す説明図である。
【図5】指令信号発生部の指令の実施例を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】本発明による溶融金属の電磁撹拌装置の第2の
実施例を示す説明図である。
実施例を示す説明図である。
【図7】図6の電磁撹拌手段の制御系を示す説明図であ
る。
る。
【図8】本発明による溶融金属の電磁撹拌装置の第3の
実施例を示す説明図である。
実施例を示す説明図である。
【図9】本発明による溶融金属の電磁撹拌装置の第4の
実施例を示す説明図である。
実施例を示す説明図である。
【図10】図9に示す電磁撹拌手段のコイル部と溶融金
属との位置関係を示す説明図である。
属との位置関係を示す説明図である。
【図11】従来の金属スラブの連続鋳造に用いられる装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図12】図11に示す装置をA−A面から見下ろした
平面図である。
平面図である。
【図13】従来の電磁撹拌装置を示す説明図である。
【図14】従来の改良型の金属スラブの連続鋳造部をメ
ニスカス面上から見た説明図である。
ニスカス面上から見た説明図である。
【図15】図14に示す動作を実現する回路結線図であ
る。
る。
【図16】図15に示す回路に供給する電源の結線図で
ある。
ある。
【図17】多電源方式に係る金属スラブの連続鋳造装置
をメニスカス面から見た説明図である。
をメニスカス面から見た説明図である。
【図18】金属スラブの生成過程を示す説明図である。
1,8…溶融金属
2…ノズル
2a,2b…ノズル口
3…モールド
4…凝固シェル
5…メニスカス面
6,6a,6b,61a,61b,62a,…電磁撹拌
手段のコイル部 7a,7b…結線ボックス 8…3相インバータ 9…指令ボックス 10,10a,10b…モールド長辺 11,11a,11b…モールド短辺 14a,14b…コイル 21…スイッチボックス 22…制御ボックス 23…センサー 100…凝固界面 101…クレータエンド 200…制御手段 24,25,201…電源 202…指令信号発生部
手段のコイル部 7a,7b…結線ボックス 8…3相インバータ 9…指令ボックス 10,10a,10b…モールド長辺 11,11a,11b…モールド短辺 14a,14b…コイル 21…スイッチボックス 22…制御ボックス 23…センサー 100…凝固界面 101…クレータエンド 200…制御手段 24,25,201…電源 202…指令信号発生部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B22D 11/115 B22D 11/115 R
(72)発明者 本田 尚久
福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新
日本製鐵株式会社八幡製鐵所内
Fターム(参考) 4E004 AA09 GB01 GB02 GB03 MB12
MB13
Claims (3)
- 【請求項1】 溶融金属を注入するための浸漬ノズルを
上部に備えていて、前記浸漬ノズルから注入された溶融
金属が冷却された内部壁面より次第に冷却されて形成さ
れた凝固シェルを内部壁面に含み、前記凝固シェルが下
方から斜め下方に引き抜かれてゆくときに金属スラブを
生成するためのモールドの外側に設置され、前記浸漬ノ
ズルから前記モールド内部に注入された溶融金属の前記
モールド壁面における温度分布を均一にするため、前記
溶融金属のメニスカス面内で全体的或は選択的に電磁誘
導を与えて、そのリニアモーターの作用により前記溶融
金属を時計方向、或は反時計方向に流動させるための第
1の電磁撹拌手段と、前記第1の電磁撹拌手段の配置さ
れている位置より下方に配置されていて、前記第1の電
磁撹拌手段と連繋して動作するように制御された第2の
電磁撹拌手段とを具備して構成したことを特徴とする溶
融金属の電磁撹拌装置。 - 【請求項2】 請求項1項記載の溶融金属の電磁撹拌装
置であって、前記第1及び第2の電磁撹拌手段の相互に
連繋した動作が、前記第1の電磁撹拌手段の内部におけ
る溶融金属流と前記第2の電磁撹拌手段の内部における
溶融金属流とがそれぞれ正転、逆転、或は互に正逆反転
の状態であるようにシーケンス制御する制御手段を備え
たことを特徴とする溶融金属の電磁撹拌装置。 - 【請求項3】 請求項1または2項記載の溶融金属の電
磁撹拌装置であって、前記第2の電磁撹拌手段は、その
配置されている位置が前記モールド内に設けられたノズ
ル噴出口の直下であるように構成したことを特徴とする
溶融金属の電磁撹拌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001230249A JP2003039141A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 溶融金属の電磁撹拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001230249A JP2003039141A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 溶融金属の電磁撹拌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003039141A true JP2003039141A (ja) | 2003-02-12 |
Family
ID=19062486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001230249A Withdrawn JP2003039141A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 溶融金属の電磁撹拌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003039141A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006082092A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Jfe Steel Kk | 鋼の連続鋳造方法 |
| EP2151291A4 (en) * | 2007-06-06 | 2013-10-16 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | CONTINUOUS METHOD FOR STEEL AND STEEL MELT FLUIDITY CONTROL IN FORM |
-
2001
- 2001-07-30 JP JP2001230249A patent/JP2003039141A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006082092A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Jfe Steel Kk | 鋼の連続鋳造方法 |
| EP2151291A4 (en) * | 2007-06-06 | 2013-10-16 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | CONTINUOUS METHOD FOR STEEL AND STEEL MELT FLUIDITY CONTROL IN FORM |
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|---|---|---|---|
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