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JP2003038135A - 容器入り冷凍食品、チルド流通食品及び常温流通食品、及びその製造方法 - Google Patents

容器入り冷凍食品、チルド流通食品及び常温流通食品、及びその製造方法

Info

Publication number
JP2003038135A
JP2003038135A JP2001225744A JP2001225744A JP2003038135A JP 2003038135 A JP2003038135 A JP 2003038135A JP 2001225744 A JP2001225744 A JP 2001225744A JP 2001225744 A JP2001225744 A JP 2001225744A JP 2003038135 A JP2003038135 A JP 2003038135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
container
lower layer
cooked
chilled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001225744A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ueda
健一 上田
Yoshihiro Suzuki
喜博 鈴木
Hironobu Toge
広延 峠
Hiroko Yamaoka
ひろ子 山岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DELICA CHEF KK
Original Assignee
DELICA CHEF KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DELICA CHEF KK filed Critical DELICA CHEF KK
Priority to JP2001225744A priority Critical patent/JP2003038135A/ja
Publication of JP2003038135A publication Critical patent/JP2003038135A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーブンで調理された場合と同様の風味及び
外観を得ることができるグラタン等の冷凍食品、チルド
流通食品及び常温流通食品を提供すること。 【解決手段】 容器に入った、少なくとも2層からなる
構造を有する冷凍食品、チルド流通食品又は常温流通食
品であって、容器に入れた予め調理した下層の食材の上
に、又は容器に入れて調理した下層の食材の上に、下層
とは別に調理した加熱により変形する食材を含有する上
層を配置してなることを特徴とする前記容器入り食品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ等で手
軽に調理できることを目的とした冷凍食品、チルド流通
食品及び常温流通食品に関する。
【従来の技術】冷凍食品、チルド流通食品及び常温流通
食品は、家庭内で電子レンジ等により、短時間で簡単に
出来たての食品を得ることができるため、広く流通して
いる。中でも、本来なら調理時間の長いグラタンは、幅
広い世代にわたって人気のある商品である。チルド流通
のグラタンは、通常、炊き上げたホワイトソースに茹で
たパスタ等の食材を混ぜて冷却した後、これをグラタン
容器(例えば、紙製、樹脂製等)に充填し、チーズをふ
りかけ、エビ等の具材を載せた後、これをオーブン(例
えば、120℃で約25分間)で焼成して製造される。
【0002】しかし、このようにして製造されたグラタ
ンは、以下のような問題点を有する。 電子レンジで調理することを前提としているため、
その容器には金属は使えず、耐熱性の低い紙製又は樹脂
製等の容器が使用される。そのため焼成温度が低く、チ
ーズの焦げ目が薄く、食味をそそらない。また、焦げ目
を出すためには、例えば、キシロースのような添加物を
使用する必要がある。 焼成時間が長時間にわたるため、エビ等の具材が収
縮して固い食感になり、チーズから多くの水分が蒸発し
乾燥してしまうため、レンジ等による加熱後(喫食時)
の糸引き性が悪くなる。 焼成中、チルド保存中、レンジ加熱中において、ソ
ースからパスタに水分が移行し、そのため、パスタの食
感が柔らかくなり、本来、パスタが有する弾力性のある
食感を味わうことができない。 上記水分移行により、全体のボリューム感(嵩)が
低下するとともに、グラタン表面に縮みシワが生じ、美
観が損なわれる。さらには、エビ等の具材充填時あるい
は焼成中にホワイトソースが突沸し、紙容器(グラタン
容器)の内壁縁部にホワイトソース等が飛び散り付着す
ることが多く、焼きダレ(汚れ)が付着した製品になる
ため、商品価値が著しく低下する。
【0003】上記問題を解決するために、容器上に遮蔽
板を設けて容器を被った後、表面のチーズのみに輻射熱
を照射して焦げ目をつけるグラタンの製造方法が特開平
9-206038に開示されている。しかし、この方法では、遮
蔽板等の器具が必要であり、加熱制御等も難しい。ま
た、部分的な加熱しかできず、食品表面に自然な焦げ目
を自由に付けることができない等の問題点を有してい
る。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題に
鑑みてなされたものであり、オーブンで調理された場合
と同様の風味及び外観を得ることができるグラタン等の
チルド流通食品及び常温流通食品を提供することを目的
とする。また、本発明は、上記食品の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め調理した
ホワイトソースを容器に入れ、これとは別にチーズをシ
ート状に焼成して容器に入っているホワイトソース上に
配置した形態のグラタンにすると上記課題を解決できる
との知見に基づきなされたものである。すなわち、本発
明は、容器に入った、少なくとも2層からなる構造を有
する冷凍食品、チルド流通食品又は常温流通食品であっ
て、容器に入れた予め調理した下層の食材の上に、又は
容器に入れて調理した下層の食材の上に、下層とは別に
調理した加熱により変形する食材を含有する上層を配置
してなることを特徴とする前記容器入り食品を提供す
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の容器入り食品は、種々の
冷凍食品、チルド流通食品及び常温流通食品に適用でき
る。ただし、冷凍処理された食品であっても冷凍処理後
チルド状態で流通される食品は、流通段階で少しずつ解
凍されて実質的に解凍状態でチルド食品として販売され
るため、該食品も本発明のチルド流通食品に含まれる。
また、上記常温流通食品は、下層の食材と上層の食材を
それぞれ別に加圧加熱殺菌処理し、これを無菌環境下で
予め殺菌された容器内に収容し、密封することにより得
ることができる。本発明の容器入り食品としては、例え
ば、グラタン、ドリア、ラザニア、ピザ、パイ、オムレ
ツ、お好み焼き又はカツとじ等のとじもの等が挙げられ
る。グラタン、ドリア、ラザニア及びピザ等の焼成食品
は、本発明の容器入り食品として好ましい。本発明の容
器入り食品は、そのまま喫食できる程度に調理処理され
た食品であってもよいが、半調理処理された食品である
ことが好ましい。ここで、「半調理処理」とは、そのま
ま喫食できる程度に調理されていないが、家庭で電子レ
ンジ又はオーブンによって適度に加熱調理されることに
より、喫食できる程度に調理処理された食品となる程度
の調理処理を意味する。半調理処理された食品は、電子
レンジ又はオーブンで加熱することにより必要充分な加
熱調理状態となるため、出来たての食品と同等の風味と
外観を有する食品を得ることができる。特に、下層の食
材が液状の食材及び澱粉含有食材を含む場合には、半調
理によって、液状食材から澱粉含有食材への水分移行が
抑えられ、澱粉含有食品の本来の食感を味わうことがで
きる。本発明で用いられる容器としては、電子レンジ又
はオーブンでの調理が可能な素材であることが好まし
い。例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレ
ン等の樹脂製容器、紙製容器、又はアルミ等の金属製容
器、陶器等が挙げられるが、これらに限定されない。な
お、上記容器の中でも高温焼成できない比較的耐熱性の
低い上記樹脂製容器、紙製容器を用いた場合において
も、本発明によれば焼色のついた食欲をそそる食品を得
ることができる。
【0006】本発明の容器入り食品において、下層が液
状の食材を含有する場合には、水分移行の減少や焼きダ
レ(汚れ)防止等の本発明の利点をより多く受けること
ができる。下層の食材としては、液状の食材及び澱粉含
有食材等が挙げられる。例えば、グラタン用ホワイトソ
ースと混合したマカロニやライス、パン、ライス、パス
タ、ピザ生地、ヤキソバ、ハンバーグ、パイ生地等が挙
げられ、これらは単独で又は組み合わせて用いてもよ
く、またその他の食材、例えばトマトソース、ジャガイ
モ、ほうれん草等を混合して用いてもよい。さらに、下
層は単独の層であってもよく、また2層以上からなって
いてもよい。
【0007】本発明の容器入り食品において、下層上に
配置される上層には、チーズ等の加熱により変形する食
材が含有される。「加熱により変形する食材」として
は、加熱により流動性を得るもの、加熱により流動性を
失うもの等が挙げられる。前者としてはチーズ、ゼラチ
ンで固めただし汁等が挙げられ、後者としては卵等が挙
げられる。特に前者の場合には、電子レンジ等の加熱に
よって上層と下層の隙間がなくなり一体化し、両者がな
じんだ一般家庭で作る料理と同等の品が出来上がる。上
層には、チーズや卵以外に、例えばパン、パイ生地、エ
ビ、パセリ、トマト、ベーコン、ミートソース、ビザソ
ース、カツ等の食材を混合しても、上に載せてもよい。
また、その他の食材を上層の上に載せる場合には、上層
の調理前であってもよく、また調理後であってもよく、
さらに容器内の下層上に上層を配置した後に載せてもよ
い。さらに、上層は単独の層であってもよく、また2層
以上からなっていてもよい。上層の形状は、製造される
食品に合わせてシート状、網目状、塊状又はその他の任
意の形状のいずれであってもよいが、製造上の観点か
ら、又焼きダレ防止の点からもシート状が好ましい。ま
た上層は、製造される食品に合わせて下層の一部を被っ
ていてもよく、全面を被っていてもよいが、焼きダレ防
止の点から全面を被っているものが好ましい。本発明の
容器入り食品は、上層と下層との間に未接着部分を有し
てもよく、水分移行の防止、焼きダレ防止、喫食時の外
観、上層と下層の食材のなじみ等の観点から該未接着部
分の面積は、食品によって異なるが、概ね上層の面積の
10%から100%の範囲内であることが好ましく、20%か
ら90%の範囲内であることがさらに好ましい。より具体
的には、 グラタンの場合、10から100%、より好ましくは40から9
0%、 ドリアの場合、10から90%、より好ましくは30から80
%、 ピザの場合、10から100%、より好ましくは20から60
%、 ラザニアの場合、10から70%、より好ましくは30から50
% である。本発明の容器入り食品は、予め調理した下層の
食材を容器に入れ、又は下層の食材を容器に入れて調理
し、次いで加熱により変形する食材を含む上層を下層と
は別に調理して、下層上に配置することにより製造する
ことができるが、風味及び外観を損なわない程度にその
他の工程を追加してもよい。その後、上記容器を蓋で閉
じ、さらに包装袋や箱等の容器に収納して、又はプラス
チックフィルムで包んでチルド流通食品又は常温流通食
品として市場に供することができる。上記蓋としては、
食品の外観が消費者に見えるように、透明又は半透明で
あるものが好ましく、また電子レンジで調理可能な素材
であることが好ましい。
【0008】本発明のチルド流通食品及び常温流通食品
は、以下の効果を有する。 容器の耐熱性に制限されることなく焼成温度を制御
することができ、食味をそそる外観を得ることができ
る。 焼成温度と同様に焼成時間も制御可能であるため、
含水量の低下及び水分移行を防止することができ、それ
により具材本来の食感を味わうことができ、また、家庭
で焼成したものと同様に、ボリューム感のあるものを得
ることができる。 突沸等、調理の際の容器の汚れを防止することがで
き、より美観の優れた商品価値の高い食品を得ることが
できる。 各素材をそれぞれ別調理した後、こられを組み合わ
せて商品化することにより、生産時間の短縮化を図るこ
とができる。 以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
但し、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0009】
【実施例】
【実施例1】(海老をトッピングしたパスタグラタン)
それぞれ10℃に冷却した茹でペンネ77gと炊き上げ
たホワイトソース153gを混合し、これを円柱形の紙
容器(開口径125mm、底径120mm、高さ40m
m)に充填した。一方、約3mm角のダイスチーズ25
gを、丸形のグラシン紙型(開口径125mm、底径1
25mm、高さ10mm)に敷き詰め、その上に軽くソ
テーした海老4尾を載せてオーブンで焼成(200℃、
2分30秒間)した後、直ちに10℃まで冷却した。次
に、得られたシート状のチーズ(厚さ約2mm)を上記
グラシン紙型から剥がし、これを上記紙容器に充填され
たペンネとホワイトソースの混合物の上にのせ、その上
からパセリ0.5gを振り掛けた。その後、透明プラス
チックのドーム蓋で上記紙容器を閉じ、全体をプラスチ
ックフィルムでつつみ、海老をトッピングしたチルド用
パスタグラタン製品を得た。得られたパスタグラタン製
品は、2日間、チルド保存した後においても全体のボリ
ューム感(嵩)があった。また、表面に縮みシワがな
く、ツヤ、テリが良好な焼色を呈しており、また、トッ
ピングされた海老は、ほとんど収縮しておらず、さらに
は、容器内壁に焼きダレ(汚れ)の付着が全く、チルド
保存品であるにもかかわらず、焼成直後のグラタンと同
様の外観を呈した商品価値の極めて高いものであった。
一方、上記製品を電子レンジ(500W)で約3分間加
熱し食したところ、弾力性のあるぷりぷりしたパスタ、
海老の食感を味わうことができた。また、ホワイトソー
スも、焦げ臭さや褐変もなくまろやかな食味を味わうこ
とができた。さらに、焼き立てのグラタンと同様、チー
ズが程よく糸を引きパサパサ感は全く感じられなかっ
た。
【0010】
【比較例1】(海老をトッピングしたパスタグラタン)
それぞれ10℃に冷却した茹でペンネ70gと炊き上げ
たホワイトソース165gを混合し、これを円柱形の紙
容器(開口径125mm、底径120mm、高さ40m
m)に充填した。その上に、シュレッドチーズ(6×1
5mm)12gと軽くソテーした海老4尾を載せてオー
ブンで焼成(120℃、約25分間)した後、直ちに1
0℃まで冷却した。その後、透明プラスチックのドーム
蓋で上記紙容器を閉じ、全体をプラスチックフィルムで
つつみ、海老をトッピングしたチルド用パスタグラタン
製品を得た。得られたチルド用パスタグラタン製品は、
表面に縮みシワが生じ、ツヤ、テリがなく、全体的に萎
んだ状態でボリューム感(嵩)が全く感じられなかっ
た。また、トッピングされた海老は、収縮し大変貧相に
感じられた。また、若干、容器内壁に焼きダレ(汚れ)
が付着していた。一方、上記製品を電子レンジ(500
W)で約3分間加熱し食したところ、パスタはふやけて
弾力感が全く感じられなかった。また、トッピングの海
老は、収縮し固い食感になっていた。また、ホワイトソ
ースは、若干褐変していた。さらに、チーズは、パサパ
サし糸を引き感は全く感じられなかった。
【0011】
【実施例2】(トマトとミートソースをトッピングした
パスタグラタン)それぞれ10℃に冷却した茹でペンネ
60gと炊き上げたホワイトソース120gを混合し、
これを円柱形の紙容器(開口径125mm、底径120
mm、高さ40mm)に充填した。一方、約3mm角の
ダイスチーズ25gを、丸形のグラシン紙型(開口径1
25mm、底径125mm、高さ10mm)に敷き詰
め、キシロース0.2gを混合し、オーブンで焼成(2
00℃、2分30秒間)した後、直ちに10℃まで冷却
した。次に、得られたシート状のチーズ(厚さ約2m
m)を上記グラシン紙型から剥がし、これを上記紙容器
に充填されたペンネとホワイトソースの混合物の上にの
せ、その上にミートソース約25g、くし状にカットし
たトマト4個、パセリ0.3gをトッピングした。その
後、透明プラスチックのドーム蓋で上記紙容器を閉じ、
全体をプラスチックフィルムでつつみ、トマトとミート
ソースをトッピングしたチルド用パスタグラタン製品を
得た。得られたパスタグラタン製品は、2日間、チルド
保存した後においても全体のボリューム感(嵩)があっ
た。また、表面に縮みシワがなく、極少量のキシロース
でツヤ、テリが良好な焼色をつけることができ、また、
トッピングされたトマトも、新鮮さを保持しており、さ
らには、容器内壁に焼きダレ(汚れ)の付着が全くな
く、チルド保存品であるにもかかわらず、焼成直後のグ
ラタンと同様の外観を呈した商品価値の極めて高いもの
であった。一方、上記製品を電子レンジ(500W)で
約3分間加熱し食したところ、弾力性のあるぷりぷりし
たパスタの食感を味わうことができた。また、ホワイト
ソースも、焦げ臭さや褐変もなくまろやかな食味を味わ
うことができた。さらに、焼き立てのグラタンと同様、
チーズが程よく糸を引きパサパサ感は全く感じられなか
った。
【0012】
【実施例3】(ドリア)炊飯後、10℃に冷却した御飯
100gを円柱形の紙容器(開口径125mm、底径1
20mm、高さ40mm)に充填した。その後、炊き上
げ後10℃に冷却したホワイトソース100gを上記紙
容器に充填した。一方、約3mm角のダイスチーズ25
gを、丸形のグラシン紙型(開口径125mm、底径1
25mm、高さ10mm)に敷き詰め、オーブンで焼成
(200℃、2分30秒間)した後、直ちに10℃まで
冷却した。次に、得られたシート状のチーズ(厚さ約2
mm)を上記グラシン紙型から剥がし、これを上記紙容
器に充填されたホワイトソースの上にのせ、その上から
パセリ0.5gを振り掛けた。その後、透明プラスチッ
クのドーム蓋で上記紙容器を閉じ、全体をプラスチック
フィルムでつつみ、チルド用ドリア製品を得た。得られ
たドリア製品は、2日間、チルド保存した後においても
全体のボリューム感(嵩)があった。また、表面に縮み
シワがなく、ツヤ、テリが良好な焼色を呈しており、ま
た、容器内壁に焼きダレ(汚れ)の付着が全く、チルド
保存品であるにもかかわらず、焼成直後のドリアと同様
の外観を呈した商品価値の極めて高いものであった。一
方、上記製品を電子レンジ(500W)で約3分間加熱
し食したところ、適度に炊き上がったふやけ感のない御
飯の食感を味わうことができた。また、ホワイトソース
も、焦げ臭さや褐変もなくまろやかな食味を味わうこと
ができた。さらに、焼き立てのドリアと同様、チーズが
程よく糸を引きパサパサ感は全く感じられなかった。
【0013】
【実施例4】(ラザニア)茹でた後、10℃に冷却した
100×100mmのシート状パスタ2枚(80g)を
円柱形の紙容器(開口径125mm、底径120mm、
高さ40mm)に充填した後、その上に、炊き上げ後1
0℃に冷却したトマトソース80gを充填した。その
後、下層からパスタ/ソース/パスタ/ソースの4層構
造になるよう上記と同様にしてシート状パスタとトマト
ソースを繰り返し充填した。一方、約3mm角のダイス
チーズ25gを、丸形のグラシン紙型(開口径125m
m、底径125mm、高さ10mm)に敷き詰め、オー
ブンで焼成(200℃、2分30秒間)した後、直ちに
10℃まで冷却した。次に、得られたシート状のチーズ
(厚さ約2mm)を上記グラシン紙型から剥がし、これ
を上記紙容器に充填されたトマトソースの上にのせ、そ
の上からパセリ0.5gを振り掛けた。その後、透明プ
ラスチックのドーム蓋で上記紙容器を閉じ、全体をプラ
スチックフィルムでつつみ、チルド用ラザニア製品を得
た。得られたラザニア製品は、2日間、チルド保存した
後においても全体のボリューム感(嵩)があった。ま
た、表面に縮みシワがなく、ツヤ、テリが良好な焼色を
呈しており、焼成直後のラザニアと同様の外観を呈した
商品価値の極めて高いものであった。一方、上記製品を
電子レンジ(500W)で約3分間加熱し食したとこ
ろ、パスタのふやけ感はなく、弾力性のあるパスタ本来
の食感を味わうことができた。また、トマトソースも、
焦げ臭さもなく新鮮な食味を味わうことができた。さら
に、焼き立てのラザニアと同様、チーズが程よく糸を引
きパサパサ感は全く感じられなかった。
【0014】
【実施例5】(ピザ)丸形の紙皿容器(開口径200m
m、底径200mm、高さ40mm)にピザ生地を入
れ、これをオーブンで焼成(200℃、2分30秒間)
し、直ちに10℃まで冷却した。一方、約3mm角のダ
イスチーズ30gを、丸形皿状のグラシン紙型(開口径
190mm、底径190mm、高さ20mm)に敷き詰
め、キシロース0.2gを混合し、オーブンで焼成(2
00℃、2分30秒間)した後、直ちに10℃まで冷却
した。次に、得られたシート状のチーズ(厚さ約2m
m)を上記グラシン紙型から剥がし、これを上記紙皿容
器内の焼成ピザ生地上にのせ、その上にピザソース50
g、くし切りしたトマト3個、スライスカットしたベー
コン(30×40mm)3枚、パセリ1gを振り掛け
た。その後、透明プラスチックのドーム蓋で上記紙皿容
器を閉じ、全体をプラスチックフィルムでつつみ、チル
ド用ピザ製品を得た。得られたピザ製品は、2日間、チ
ルド保存した後においても全体のボリューム感(嵩)が
あった。また、表面に縮みシワがなく、ツヤ、テリが良
好な焼色を呈しており、焼成直後のピザと同様の外観を
呈した商品価値の極めて高いものであった。一方、上記
製品を電子レンジ(500W)で約3分間加熱し食した
ところ、ピザソースとピザ生地の間にシート状のチーズ
が介在しているため、ピザ生地のサクサクした食感を十
分味わうことができた。さらに、焼き立てのピザと同
様、チーズが程よく糸を引きパサパサ感は全く感じられ
なかった。
【0015】
【実施例6】(海老をトッピングした冷凍パスタグラタ
ン)それぞれ10℃に冷却した茹でペンネ77gと炊き
上げたホワイトソース153gを混合し、これを円柱形
の紙容器(開口径125mm、底径120mm、高さ4
0mm)に充填した。一方、約3mm角のダイスチーズ
25gを、丸形のグラシン紙型(開口径125mm、底
径125mm、高さ10mm)に敷き詰め、その上に軽
くソテーした海老4尾を載せてオーブンで焼成(200
℃、2分30秒間)した後、直ちに10℃まで冷却し
た。次に、得られたシート状のチーズ(厚さ約2mm)
を上記グラシン紙型から剥がし、これを上記紙容器に充
填されたペンネとホワイトソースの混合物の上にのせ、
その上からパセリ0.5gを振り掛けた。その後、透明
プラスチックのドーム蓋で上記紙容器を閉じ、全体をプ
ラスチックフィルムでつつみ、これを−40℃で急速冷
凍し、海老をトッピングした冷凍パスタグラタン製品を
得た。得られた冷凍パスタグラタン製品は、全体のボリ
ューム感(嵩)があった。また、表面に縮みシワがな
く、ツヤ、テリが良好な焼色を呈しており、また、トッ
ピングされた海老は、ほとんど収縮しておらず、さらに
は、容器内壁に焼きダレ(汚れ)の付着が全く、焼成直
後のグラタンと同様の外観を呈した商品価値の極めて高
いものであった。一方、上記製品を電子レンジ(500
W)で約3.5分間加熱し食したところ、弾力性のある
ぷりぷりしたパスタ、海老の食感を味わうことができ
た。また、ホワイトソースも、焦げ臭さや褐変もなくま
ろやかな食味を味わうことができた。さらに、焼き立て
のグラタンと同様、チーズが程よく糸を引きパサパサ感
は全く感じられなかった。
【0016】
【実施例7】(海老をトッピングした常温流通のパスタ
グラタン)円柱形のプラスチック容器(開口径125m
m、フランジ幅10mm、底径120mm、高さ40m
m)に茹でペンネ77g充填し、これを殺菌室内(蒸気
雰囲気)で125℃15分間加圧加熱殺菌処理した後、
同殺菌室内で減圧冷却し、これを同殺菌室に連結された
無菌ルーム室内に取出した。次に、かかる無菌ルーム室
に連結された貯蔵タンクから別途加圧加熱殺菌処理した
ホワイトソース153gを、上記殺菌済ペンネを収容し
たプラスチック容器に充填した。一方、約3mm角のダ
イスチーズ25gを、丸形のグラシン紙型(開口径12
5mm、底径125mm、高さ10mm)に敷き詰め、
その上に軽くソテーした海老4尾を載せてオーブンで焼
成(200℃、2分30秒間)し、次いで、これを上記
殺菌室とは別の殺菌室内(蒸気雰囲気)で125℃10
分間加圧加熱殺菌処理した後、同殺菌室内で減圧冷却
し、同殺菌室に連結された上記無菌ルーム室内に取出し
た。次に、上記無菌ルーム内で、得られたシート状のチ
ーズ(厚さ約2mm)を上記グラシン紙型から剥がし、
引き続き、これを上記プラスチック容器に充填されたペ
ンネとホワイトソースの上にのせた。次に、同無菌ルー
ム内で、殺菌済の透明プラスチックのフランジ付きドー
ム蓋で上記プラスチック容器の開口部を覆い、当該蓋と
容器のフランジ部を重ね、重ね合わせたフランジ部を熱
シールし、海老をトッピングした無菌包装した常温流通
用のパスタグラタン製品を得た。得られたパスタグラタ
ン製品は、全体のボリューム感(嵩)があった。また、
表面に縮みシワがなく、ツヤ、テリが良好な焼色を呈し
ており、また、トッピングされた海老は、ほとんど収縮
しておらず、さらには、容器内壁に焼きダレ(汚れ)の
付着が全く、焼成直後のグラタンと同様の外観を呈した
商品価値の極めて高いものであった。一方、上記製品を
電子レンジ(500W)で約3分間加熱し食したとこ
ろ、弾力性のあるぷりぷりしたパスタ、海老の食感を味
わうことができた。また、ホワイトソースも、焦げ臭さ
や褐変もなくまろやかな食味を味わうことができた。さ
らに、焼き立てのグラタンと同様、チーズが程よく糸を
引きパサパサ感は全く感じられなかった。
【0017】
【発明の効果】本発明により、チルドあるいは常温状態
で保存した後においても、オーブン等で調理した直後の
ものと同様に各食品素材の食感を味わうことができる。
また、店頭に陳列された商品は、全体的にボリューム感
があり、容器の内壁縁部に焼きダレ(汚れ)の付着が全
くない、より美観の優れた商品価値の高いものが得られ
る。さらに、各素材をそれぞれ別調理した後、こられを
組み合わせて商品化することにより、生産時間の短縮化
を図ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峠 広延 埼玉県上尾市大字原市324番地1 株式会 社デリカシェフ内 (72)発明者 山岡 ひろ子 埼玉県上尾市大字原市324番地1 株式会 社デリカシェフ内 Fターム(参考) 4B036 LC05 LE04 LF14 LP12 LP19

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器に入った、少なくとも2層からなる
    構造を有する冷凍食品、チルド流通食品又は常温流通食
    品であって、容器に入れた予め調理した下層の食材の上
    に、又は容器に入れて調理した下層の食材の上に、下層
    とは別に調理した加熱により変形する食材を含有する上
    層を配置してなることを特徴とする前記容器入り食品。
  2. 【請求項2】 前記容器が電子レンジ又はオーブンで調
    理可能な容器である請求の範囲第1項の容器入り食品。
  3. 【請求項3】 前記食品が、グラタン、ドリア、ラザニ
    ア又はピザである請求の範囲第1項又は第2項記載の容
    器入り食品。
  4. 【請求項4】 前記食品が半調理処理された食品である
    請求の範囲第1項から第3項のいずれか1項記載の容器
    入り食品。
  5. 【請求項5】 前記上層がチーズを含有する請求の範囲
    第1項から第4項のいずれか1項記載の容器入り食品。
  6. 【請求項6】 前記上層がシート状である請求の範囲第
    1項から第5項のいずれか1項記載の容器入り食品。
  7. 【請求項7】 前記上層が前記下層の全面を覆っている
    請求の範囲第1項から第6項のいずれか1項記載の容器
    入り食品。
  8. 【請求項8】 前記下層が液状の食材を含有する請求の
    範囲第1項から第7項記載の容器入り食品。
  9. 【請求項9】 前記下層が澱粉含有食材を含有する請求
    の範囲第1項から第8項記載の容器入り食品。
  10. 【請求項10】 上層と下層との間に未接着部分を有す
    る請求の範囲第1項から第9項のいずれか1項記載の容
    器入り食品。
  11. 【請求項11】 容器に入った、少なくとも2層からな
    る構造を有する冷凍食品、チルド流通食品又は常温流通
    食品であって、液状の食材を含有する下層とチーズを含
    有する上層との間に未接着部分を有することを特徴とす
    る前記容器入り食品。
  12. 【請求項12】 容器に入った、少なくとも2層からな
    る構造を有する冷凍食品、チルド流通食品又は常温流通
    食品であって、澱粉含有食材を含有する下層とチーズを
    含有する上層との間に未接着部分を有することを特徴と
    する前記容器入り食品。
  13. 【請求項13】 上層と下層との間の未接着部分の面積
    が、上層の面積の10%から100%の範囲内である請求の
    範囲第10項から第12項のいずれか1項記載の容器入
    り食品。
  14. 【請求項14】 容器に入った、少なくとも2層からな
    る構造を有する冷凍食品、チルド流通食品又は常温流通
    食品であって、予め調理した下層の食材を容器に入れ、
    又は下層の食材を容器に入れて調理し、次いで加熱によ
    り変形する食材を含む上層を下層とは別に調理して、下
    層上に配置することを特徴とする前記容器入り食品の製
    造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005218441A (ja) * 2004-01-08 2005-08-18 Ezaki Glico Co Ltd 電子レンジ加熱調理用高粘度長期常温保存可能食品
JP2013059315A (ja) * 2011-08-19 2013-04-04 Q P Corp グラタン類の製造方法及びグラタン類

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