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JP2003038065A - ルアー - Google Patents

ルアー

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Publication number
JP2003038065A
JP2003038065A JP2001232385A JP2001232385A JP2003038065A JP 2003038065 A JP2003038065 A JP 2003038065A JP 2001232385 A JP2001232385 A JP 2001232385A JP 2001232385 A JP2001232385 A JP 2001232385A JP 2003038065 A JP2003038065 A JP 2003038065A
Authority
JP
Japan
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printing
layer
ink
fish
lure
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001232385A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumi Hirano
治美 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAKUEISHA KK
Original Assignee
HAKUEISHA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by HAKUEISHA KK filed Critical HAKUEISHA KK
Priority to JP2001232385A priority Critical patent/JP2003038065A/ja
Publication of JP2003038065A publication Critical patent/JP2003038065A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 魚類に似せた形状の基体と、この基体の表面
に設けられた魚類の色調及び模様を模した加飾層とを備
えるルアーを提供する。 【解決手段】 本発明のルアーは、魚類に似せた形状の
基体1と、この基体1の表面に設けられた魚類の色調及
び模様を模した加飾層7とを備え、加飾層7は、インク
ジェット方式の印刷により形成された印刷層又はこの印
刷に使用されたインクを吸収し、含有するインク受理層
73等を有する。このインク受理層73は、特に、イン
クジェット方式の印刷に水性インクを用いた場合に形成
することが好ましい。基体1は、鉛等の金属、ABS樹
脂、アクリル樹脂等のプラスチックを射出成形すること
により容易に形成することができる。また、魚類のうろ
このきらめき等を表現するため、基体1の表面に、パー
ル塗装層71とホログラムホットスタンプ層72とから
なる下地層を形成することがより好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルアーに関する。
更に詳しく言えば、インクジェット方式の印刷による印
刷層又はこの印刷に使用されたインクを吸収し、含有す
るインク受理層を備え、実際の魚類の色調及び模様に近
似の外観を有するルアーに関する。
【0002】
【従来の技術】釣りの対象となる魚類が補食するベイト
フィシュ類の形状、色調等に疑似させたルアーは、対象
となる魚類、それらの生息地、釣りをする際の季節、天
候等によって適宜選択して使用することになる。また、
同一種類の魚であっても、生息地等によっては食性が異
なり、補食するベイトフィシュ類も必ずしも同じではな
いため、それぞれの場合で釣果が期待できるルアーが必
要となる。このような理由で、現在、相当に多くの種類
のルアーが提供されている。
【0003】異なる種類のルアーは、基体の形状、寸法
を変えること、又は印刷層の色調、模様を変更すること
等により製造することができる。更に、基体の形状はそ
のままに寸法のみを変えたり、形状、或いは模様の一部
のみを変更することもできる。このようにして各種のル
アーを製造することができるが、一般に金型は非常に高
価であるため、たとえ僅かであっても、形状、寸法の変
更は、価格の上昇をもたらすことになる。一方、色調、
模様の変更は基体の場合に比べて安価であり、価格の面
では相当に有利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】基体表面に印刷等によ
り魚類に似せた模様を形成する方法としては、銀色真空
めっき、銀色ホットスタンプ、ホログラムホットスタン
プ、蛍光塗装、タンポ印刷、シルク印刷、マスク塗装な
どが挙げられる。これらはそれぞれ単独で、或いは複数
の方法が組み合わされて採用されているが、基体は立体
であるため、その全面を魚類に似せた外観にすることは
一般には容易ではない。
【0005】従って、多くの場合は、その魚の全体の色
調、特有の模様、目、口、ひれ等の形状など、外観に基
づく大きな特徴のうち、従来の方法により表現し得る範
囲で模様等を形成している。そのため、実際の魚とは相
当に印象の異なる製品になってしまうこともあるが、部
分印刷を繰り返すこと等によって、より実際の魚に似た
外観にすることはできる。しかし、それぞれの印刷工程
ごとに印刷版、受け治具などが必要となり、ルアーの種
類が非常に多いことを考えるとコスト面で実用的ではな
い。また、各々の印刷工程の境界面においてずれを生ず
ることがある等の容易に解決することができない問題も
ある。
【0006】本発明は上記の従来の問題点を解決するも
のであり、立体的な成形品である基体の表面のほぼ全面
に、連続した印刷層が形成され、実際の魚類に極めてよ
く似た外観を有するルアーを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のルアーは、魚類
に似せた形状の基体と、該基体の表面に設けられた魚類
の色調及び模様を模した加飾層とを備えるルアーであっ
て、該加飾層が、インクジェット方式の印刷により形成
された印刷層又は該印刷に使用されたインクを含むイン
ク受理層を有することを特徴とする。本発明では、上記
加飾層が、上記基体の表面に形成された魚類のきらめき
を表現するための下地層と、該下地層の表面に形成され
た上記印刷層又は上記インク受理層とを有するものとす
ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
上記「基体」としては、鉛、真鍮、銅等の比重の大きい
金属、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート等
のプラスチック、ゴム、木材などの種々の材質からなる
ものを使用することができる。これらはどのような方法
により基体に成形してもよく、金属、プラスチックであ
れば射出成形、ゴムであれば型加硫、木材であれば切削
加工等により基体とすることができる。特に、金属、プ
ラスチックは、射出成形により細部まで実際の魚類に極
めてよく似た形状の基体を容易に形成することができ
る。
【0009】上記「加飾層」は、少なくともインクジェ
ット方式により形成された印刷層又はこの印刷に使用さ
れたインクを吸収し、含有するインク受理層を有する。
通常、この印刷層又はインク受理層の表面に、アクリル
塗料、ウレタン塗料等からなり、ルアーの最表層となる
トップコート層が形成される。更に、より実際の魚類に
似たルアーとすること、及び目、口、えら等の特徴が強
調されたルアーとすること等を目的として、その他の印
刷層、シール、ポッティングシールなどを備えていても
よい。例えば、インクジェット方式の印刷による印刷層
又はインク受理層の他、タンポ印刷、シルク印刷等の従
来の印刷法、或いはめっき法、ホットスタンプ法、塗装
法など、各種の方法により形成された層を有していても
よい。
【0010】特に、基体の表面に、パール塗装法、ホロ
グラムスタンプ法等により魚類のきらめきを表現するた
めの下地層を形成し、これらの下地層の表面に、又は更
に他の層を形成した後、インクジェット方式の印刷を行
うことが好ましい。パール塗装ベースにすれば魚類の腹
部の透明感が得られ、或いは光が微妙に反射し、より実
際の魚類に似た外観となる。また、銀色ホットスタンプ
等をベースとした場合は、うろこのきらめき及び質感等
を有する外観となる。このようすれば、実際の魚類に極
めてよく似た外観を有するとともに、うろこなどの魚類
特有のきらめきをも併せ備えるルアーとすることができ
る。
【0011】上記「インクジェット方式」の印刷は、立
体的な表面に印刷する場合に特に有用であり、基体のほ
ぼ全面に均質な印刷層を形成することができる。この印
刷は、フラットベッド式インクジェットプリンタ等によ
り行うことができ、球面換算した印刷可能範囲が160
〜170°であるため、基体の一方の側面及び他方の側
面の2回の印刷で製品とすることもできる。
【0012】更に、魚の種類によっては、白色の腹部
等、印刷しなくてもよい部位もあり、このような場合も
2回の印刷で製品とし得ることが多い。また、色調、模
様等にもよるが、魚類の通常の立体面であれば、一般に
3回の印刷で基体の全面に良質な印刷層を形成すること
ができる。尚、基体が特に複雑な形状である場合、或い
は色調、模様等によっては、4回の印刷が必要になるこ
ともある。そのような場合にも、各々の印刷層の境界面
のずれは小さく、これを調整する操作などは、従来の他
の印刷法等に比べてはるかに容易である。更に、インク
ジェット方式の印刷は、製版等の資材のコスト、及び印
刷に要する時間、労力等においても有利である。
【0013】インクジェット方式の印刷では、バインダ
となるアクリル樹脂、塩化ビニル樹脂等に、顔料、染料
などの色料が配合されたインクを使用することができ
る。また、水性の顔料、染料を含むインクを用いること
もできる。水性インクの場合、ルアーの耐水性を考慮し
たインク受理層(インク受理層は下地層の1種である
が、本発明におけるインクジェット方式の印刷に使用さ
れたインクを吸収し、含有するインク受理層は下地層に
は含まないものとする。)として形成することが好まし
い。十分な耐水性を有するインク受理層は、例えば、商
品名「パテラコール」(大日本インキ化学工業株式会社
製)シリーズ等の架橋型の樹脂を含有するインク、或い
は油性の色料を含むインクにより形成することができ
る。このインク受理層を設けた場合は、インクジェット
方式の印刷により供給されたインクはインク受理層に吸
収され、一体となる。尚、トップコート層を厚膜にする
ことによって、より耐水性を向上させることもできる。
【0014】また、インクジェット方式の印刷では、ヘ
ッドの構造及び噴射メカニズム等の点からインクの粘度
を低く押える必要がある。そのため、アルミニウム粒
子、パール粒子、白色顔料などの比較的大径の粒子を含
有するインクは使用することができない。従って、この
インクジェット方式の印刷法のみでは、魚類のうろこの
ようなきらめきを有する印刷層とすることは一般にはで
きない。このようなきらめきが必要な場合は、前記のよ
うに他の加飾法を組み合わせることが好ましい。
【0015】更に、これらのきらめきを表現するための
加飾法と同様に、前記のインク受理層を形成するための
インクに畜光顔料を配合することによって、夜間又はそ
れに近い明るさであっても十分に視認し得るルアーとす
ることができる。きらめきを表現するための前記の加飾
法によれば、通常の光のもとでは十分な効果が奏され
る。しかし、いずれも反射光によるものであるため暗所
ではほとんど効果がない。一方、畜光顔料を用いた場合
は、特に夜間等であっても視認性が大きく向上するとと
もに、魚類の頭部から尾部へかけての微妙なグラデーシ
ョン等が何ら損なわれることもなく、魚類が本来有する
外観特性を、外形はもとより目からうろこに至るまで細
かく表現することができる。
【0016】尚、魚類本来のきらめき等を有するルアー
とするためには、めっき法及びホットスタンプ法が非常
に効果的であり、良質な加飾層を形成することができ
る。次いで、タンポ印刷、シルク印刷等が好ましい。例
えば、インク受理層を形成する場合に、インクにパール
顔料等を含有させることにより、落ち着きのあるきらめ
き等を有する外観となり、晴天時、或いは水が澄んでい
る時などに効果が期待される。尚、腹部の淡いパール
感、メタリック感などはインクジェット方式の印刷によ
っても十分に表現することができる。
【0017】このようにめっき法等は必須ではないが、
めっき法、ホットスタンプ法などにより下地層を形成し
た場合、特に、ホログラム調の下地層とすれば、ルアー
を見る角度により黄、赤、青、紫等と色が変化する。更
に、表層のインクジェット方式による印刷層との光干渉
により、実際の魚類に似せた外観とあいまって非常に高
い質感を演出することができ、ルアーの付加価値が大き
く高まる。そのため、めっき法及びホットスタンプ法な
どと、インクジェット方式の印刷とを組み合わせること
が好ましい。
【0018】インクジェット方式の印刷では、インクを
ノズルヘッドに設けられた細孔から噴射し、被印刷面に
直径が50〜70μm程度の多数のドットとして付着さ
せることにより、模様が形成される。ドット数は360
〜720ドット/インチ、更には1200ドット/イン
チと多く、各々のドットの細かさは通常のオフセット印
刷、グラビア印刷のドット数とほぼ同等である。
【0019】インクは、コンピュータ制御されながら移
動する3原色及び補色用の各々のノズルヘッドから順次
噴射され、写真に近似の精細な模様が形成される。ま
た、明るさ、濃淡などもコンピュータにより自在に制御
することができる。更に、非接触で印刷することができ
るため、基体の表面がよほど異形でない限り、精度の高
い印刷が可能である。
【0020】インクジェット方式の印刷は、コスト面で
も他の従来の印刷法と比べて有利である。従来の印刷法
では、印刷版を作製し、これを用いてある色調の印刷を
した後、異なった印刷版を作製し、これを用いて他の色
調の印刷をし、この版の作製と特定の色調の印刷とを繰
り返しながら徐々に最終製品としていくのが通例であ
り、煩雑な操作、工程を必要とするため必然的にコスト
が高くなる。
【0021】更に、インクジェット方式の印刷以外でも
4〜5色程度の多数色を同時に印刷することができる自
動印刷機も提供され、使用されているが、印刷条件の設
定等に長時間を要するため、製品が少数である場合は対
応できない。また、所望の色調とするためには、多くの
試作を必要とし、デザイン変更、版変更、色調変更をと
もなう作図、製版、インク調製等の費用が加算、積算さ
れる。
【0022】インクジェット方式の印刷によれば、作図
はもちろんのこと、濃淡、色調などをプリントモードに
より設定することができ、発生する初期費用を大きく低
減させることができる。更に、一工程の印刷によりすべ
ての色調の印刷が終了するため、運転費用も多くを必要
としない。尚、すべてをコンピュータ制御により処理す
ることができ、容易に魚類に似た均一な模様を形成する
ことができる。また、インクジェット方式の印刷により
形成される印刷皮膜は非常に薄いため、複数回の印刷を
繰り返した場合に、各々の境界面が重なったとしても目
立たない。
【0023】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳しく説
明する。 実施例1 (1)基体の作製 ABS樹脂を使用し、射出成形法により図1(a)のよ
うな側面形状を有するタナゴに似せた基体1を作製し
た。この基体1は長さ(頭部の口の先端から尾部の先端
までの寸法)が75mm、高さ(背部と腹部との間の寸
法)が25mmである。また、頭部前方の上面にはリー
ダー2を結び付けるためのフック3が取り付けられてお
り、口の下部には水流板4が、腹部の底部と尾部にはそ
れぞれ針5a、5bが取り付けられている。尚、印刷等
の加飾の作業時にはリーダー2は結び付けられておら
ず、針5a、5bも取り付けられておらず、これらの針
を取り付けるための環状の金具6a、6bのみが固定さ
れている。
【0024】基体1は、図1(a)のA−A断面を表わ
す図1(b)のように、内部の多くが空間になってお
り、幅方向の強度を高めるため、中央より腹部寄りにリ
ブ11が形成されている。
【0025】(2)画像処理 (1)で作製した基体を用いて画像処理の操作を行う。 魚の側面の写真を撮影し、写真をスキャナに取り込
む。 スキャナからディプレィ上に読み出した画像の背景及
び背びれ、尾びれ等の不必要部分を削除する。 基材の形状に合わせ画像を調整する。 色調、濃度、特徴点の強調、傷の修正などを行いデー
タを保存する。
【0026】(3)下地層の形成 (1)で作製した基体1の表面に、下地層として厚さ5
〜15μmのパール塗装層71を形成し、その後、この
パール塗装層71の一部(ルアーの背部と腹部に当たる
部分)を除く表面に、厚さ2μm程度のホログラムホッ
トスタンプ層72を形成した。次いで、ホログラムホッ
トスタンプ層72の表面を含む全面に、受理層用インク
(大日本インキ化学工業株式会社製、商品名「パテラコ
ールIJ21」)を用いて厚さ10〜20μmのインク
受理層を形成し、その後、60℃で10分間乾燥した。
このようにして下地処理された基体を用意した。
【0027】(4)保存したデータの出力及び画像修正 基体を置く位置を正確に決めるため、フラットベッド
式インクジェットプリンタのテーブルに置かれた印刷用
紙に、(2)、で保存されたデータに基づき印刷す
る。 印刷された画像の上に下地処理された基体を置き、ベ
ッドの高さを調整した後、直接印刷する。 上記で作製された試作品を観察し、画像の評価と必
要ないと思われる部分の予測とを行う。 画像の各部が基体の各部に合致するように画像データ
を変更し、画像を変形させ、色調等を調整した後、デー
タを保存する。 上記で保存したデータに基づき下地処理された基体
に再び直接印刷し、位置修正及び角度修正を同時に行
う。 試作品を観察し再び画像の評価を行う。 評価に問題があれば〜を繰り返し、操作が完了し
た後、データを保存する。 上記で完了したデータの鏡像を使い、下地処理した
基体の他方の側面について〜を繰り返し行う。
【0028】(5)背部の画像の作成 (a)側面画像にもよるが、側面画像の適当な部分のデー
タを加工し、修正して使用する。 (b)両側面に加飾された試作品の背部をスキャナにより
読み込み、データを修正した後、使用する。 (c)単純なイラストを作成し、使用する。 以上の何れかの方法で背部の画像に関するデータを作成
し、保存し、〜を繰り返し行って側面との境界面部
分などに自然な感じを持たせる。
【0029】以上、(1)〜(5)の操作の後、トップ
コート層を形成することにより、パール塗装層とホログ
ラムホットスタンプ層によるきらめきと、インク受理層
及びトップコート層によるタナゴに非常によく似た色
調、模様とを有するルアーが得られた。尚、魚の種類等
によるが、このルアーは1〜3時間の短時間で製造する
ことができた。また、量産に際しては、これをマスター
とし、ベッドに収容可能な取り数を面付けし(この実施
例では、ベッド寸法は400×600mmであり、取り
数は54個である。)、これらに一時にインクジェット
方式の印刷を施した。この工程は40分程度、通常、3
0〜60分で完了する。その後、トップコート層の形成
等、所要の工程を経て多数のルアーを短時間で効率よく
製造することができた。
【0030】比較例1 インクジェット方式の印刷に代えてタンポ印刷により画
像及びトップコート層を形成した他は実施例1と同様に
してルアーを製造した。但し、タンポ印刷は黒色の一色
のみとした。 (1)基体の作製、画像処理及び下地層の形成は実施例
と同じである。 (2)上記(1)の画像処理で保存されたデータに基づ
き網点を付けフィルムを作製する。 (3)網点のついたフィルムから凹版を作製する。 (4)基体の一方の側面に印刷するため基体を印刷機に
載置する。 (5)印刷機に所定の色調のインクを供給し、印刷す
る。 (6)試作品を観察し画像の評価を行う。 (7)評価に問題があれば画像を修正する(網点が付け
てあるため元画像に戻る。)。 (8)上記(3)〜(7)を繰り返し、一方の側面の印
刷を完了する。 (9)上記(8)で完了したデータの鏡像を使い、下地
処理した基体の他方の側面について上記(2)の操作を
行い、その後、上記(3)〜(7)を繰り返し、他方の
側面の印刷を完了する。 (10)背部について上記(2)の操作を行い、その後、
上記(3)〜(7)を繰り返し、背部の印刷を完了す
る。 この比較例のルアーは、実施例のものに比べて外観が明
らかに劣っていた。また、製版システムが自社所有のも
のであっても、すべての作業には15〜30時間を要し
た。自社所有の製版システムがない場合は20〜30日
を要するものと推察される。更に、精度のよい鋼板を使
用して作製されるタンポ版は高価であり、両側面及び背
部に用いる各々の版を作製する必要があるため、一色の
みでも相当なコストとなる。多色になればそれぞれの色
について版を作製しなければならず、数倍の版作製費と
なり、その他の費用を合わせるとインクジェット方式の
印刷と比べてコスト面で非常に不利である。
【0031】尚、本発明においては、上記の実施の形態
に限られず、目的、用途によって、本発明の要旨を越え
ない範囲で種々変更した実施例とすることができる。例
えば、えびに似せた本体を有し、巻糸の色により模様を
付けたアオリイカ用の餌木といわれるルアー等の魚類以
外の外観を備えるルアーとすることもできる。このアオ
リイカ用のルアーにおいても、インクジェット方式の印
刷を採用することにより、巻糸により表現される外観を
何ら損なうことなく、簡単に印刷することができ、より
実物に似たルアーとすることができる。
【0032】また、生産管理の観点からは、よく似た画
像を含む多くの種類のルアーであっても、それぞれの品
種の識別番号、ロット番号等を容易に印刷することがで
きるという利点がある。そのため、製造者及び使用者に
限られず、流通過程のどの段階においても管理が容易で
ある。更に、文字、記号などを目的に応じて目立たせた
り、かろうじて識別できる程度に画像に埋入させてしま
うこともできる。また、例えば、右側面が「どじょう」
で、左側面が「もろこ」であるような、左右の側面の模
様が異なるルアーとすることもできる。インクジェット
方式の印刷であれば、このようなルアーであっても、そ
れほどの違和感もなく、一品種で異なった複数の効果が
得られるというようなことも考えられる。
【0033】
【発明の効果】本発明のルアーは実際の魚類に非常によ
く似た外観を有している。従って、釣りの対象となる魚
の警戒心を大きく薄れさせることが期待できる。特に、
目のよい魚を釣る場合、或いは晴天時の釣り、渓流釣り
等において効果を期待することができる。また、畜光顔
料を含むインク受理層を設けた場合は、曇天時、ささに
ごり時、夕募れ時、夜釣り等においても非常に有効なル
アーとすることができる。更に、初心者のようにルアー
の扱いが巧みでない人にとって使い易いものとなる。
【0034】また、前記のように同じ魚でも生息地によ
って食性が異なるため、釣行の地域によって、即ち、捕
食するベイトフィッシュ類により、それに近似したルア
ーが有効である。しかし、従来のルアーはコストが高
く、あまりに多くの品種を携行することはできなかっ
た。一方、本発明のルアーはコストが低く、従来に比べ
て少なくとも5〜10倍、多くの場合に20倍程度の多
くの品種を用意することができ、必要であれば特注品を
低コストで製造することもできる。
【0035】更に、インクジェット方式の印刷であれ
ば、ルアーの立体形状に対する制約が小さい。即ち、非
接触の印刷であるため、基体等の凹凸が±4mm程度あ
っても印刷することができる。例えば、えらぶた、ひれ
などの深い切れ込みも特に問題なく、より実際の魚類に
似た外観を有するルアーとすることができる。また、従
来の印刷法における印刷版に相当する画像データは、ほ
とんど無制限に作成、修正、保存することができ、コス
トも低く、新たなルアーを企画する場合にも非常に好都
合である。従来の印刷法では、企画から製造まで相当の
工数と費用を必要としていたが、インクジェット方式の
印刷では、企画、試作、評価をいくら繰り返しても、従
来法に比べてコストは非常に低く、しかも短時間で新た
な製品を完成させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はリーダー、針等が取り付けられた基体
の側面図である。(b)は(a)のA−A’における断
面図である。
【図2】基体に下地層が形成された様子を表わす断面図
である。
【図3】更に、下地層の1種であり、インクジェット方
式の印刷により供給されたインクを吸収したインク受理
層とトップコート層とが形成された様子を表わす一部断
面図である。
【符号の説明】
1;基体、11;リブ、2;リーダー、3;フック、
4;水流板、5a、5b;針、6a、6b;環状の金
具、7;加飾層、71;パール塗装層、72;ホログラ
ムホットスタンプ層、73;インク受理層、74;トッ
プコート層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 魚類に似せた形状の基体と、該基体の表
    面に設けられた魚類の色調及び模様を模した加飾層とを
    備えるルアーであって、該加飾層が、インクジェット方
    式の印刷により形成された印刷層又は該印刷に使用され
    たインクを含むインク受理層を有することを特徴とする
    ルアー。
  2. 【請求項2】 上記加飾層が、上記基体の表面に形成さ
    れた魚類のきらめきを表現するための下地層と、該下地
    層の表面に形成された上記印刷層又は上記インク受理層
    とを有する請求項1記載のルアー。
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