JP2003035662A - 定量分析校正方法 - Google Patents
定量分析校正方法Info
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノイズ成分を校正して混合物質中の所定物質
を定量する。 【解決手段】 ノイズ成分量を校正段階によって算出
し、且つ混合物質中の所定物質の濃度を算出する定量分
析校正方法であって、校正段階は、ゼロスペクトルと標
準スペクトルとを採取し、標準スペクトルの所定濃度
と、理想的な吸光係数とにより透過率を算出してノイズ
成分量を求め、所定波長を他の所定波長に変えて同様の
処理を繰り返し、各波長のノイズ成分量を集積し、通常
計測段階は、混合物質の計測スペクトルを採取し、計測
スペクトル及びゼロスペクトルからノイズ成分量を夫々
引いて吸光度を算出し、所定波長を他の所定波長に変え
て同様の処理を繰り返し、他の所定波長の吸光度を算出
して各波長の吸光度を集積し、予め求められた検量線に
より、混合物質中の所定物質の濃度を算出する。
を定量する。 【解決手段】 ノイズ成分量を校正段階によって算出
し、且つ混合物質中の所定物質の濃度を算出する定量分
析校正方法であって、校正段階は、ゼロスペクトルと標
準スペクトルとを採取し、標準スペクトルの所定濃度
と、理想的な吸光係数とにより透過率を算出してノイズ
成分量を求め、所定波長を他の所定波長に変えて同様の
処理を繰り返し、各波長のノイズ成分量を集積し、通常
計測段階は、混合物質の計測スペクトルを採取し、計測
スペクトル及びゼロスペクトルからノイズ成分量を夫々
引いて吸光度を算出し、所定波長を他の所定波長に変え
て同様の処理を繰り返し、他の所定波長の吸光度を算出
して各波長の吸光度を集積し、予め求められた検量線に
より、混合物質中の所定物質の濃度を算出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、混合物質中の所定
物質を定量する定量分析校正方法に関するものである。
物質を定量する定量分析校正方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、吸収スペクトルを用いて物質の
定量分析を行う際には、ランベルトベールの法則により
濃度と吸光度が比例することから、予め各所定濃度にお
ける受光スペクトル(受光強度もしくは受光面積)を測
定して各吸光度を求め、各所定濃度と各吸光度により検
量線を作成し、濃度が不明な物質の場合には吸光度を測
定することにより検量線に当てはめて定量している。
定量分析を行う際には、ランベルトベールの法則により
濃度と吸光度が比例することから、予め各所定濃度にお
ける受光スペクトル(受光強度もしくは受光面積)を測
定して各吸光度を求め、各所定濃度と各吸光度により検
量線を作成し、濃度が不明な物質の場合には吸光度を測
定することにより検量線に当てはめて定量している。
【0003】実際にガスの吸収分析における波長210
nmのSO2の検量線を例に示すと、検量線は、図19
に示す如く、高濃度部分で検量線の傾きが水平方向にな
るよう飽和し、ランベルトベールの法則に従わないよう
になっている。
nmのSO2の検量線を例に示すと、検量線は、図19
に示す如く、高濃度部分で検量線の傾きが水平方向にな
るよう飽和し、ランベルトベールの法則に従わないよう
になっている。
【0004】このランベルトベールの法則に従わない原
因の一つはノイズ成分によるものと考えられており、ノ
イズ成分には検出器に不要の迷光が入り込む迷光ノイズ
があり、図20に示す如く、分光器を使用しない分光分
析例の場合には、迷光1は光源2より筐体からの反射
光、散乱光等の原因によって生じ、サンプル3を通過す
ることなく検出器4に入り込んで測定に影響を与えてい
る。又、図21に示す如く、サンプル6の後側に分光器
7を備えた場合には、迷光8は光源9より分光器7の中
での散乱により生じ、目的波長の光とは別に検出器10
に入り込んで測定に影響を与えている。ここで、図2
0、図21中、5,11は光路、12は回折格子を夫々
示している。
因の一つはノイズ成分によるものと考えられており、ノ
イズ成分には検出器に不要の迷光が入り込む迷光ノイズ
があり、図20に示す如く、分光器を使用しない分光分
析例の場合には、迷光1は光源2より筐体からの反射
光、散乱光等の原因によって生じ、サンプル3を通過す
ることなく検出器4に入り込んで測定に影響を与えてい
る。又、図21に示す如く、サンプル6の後側に分光器
7を備えた場合には、迷光8は光源9より分光器7の中
での散乱により生じ、目的波長の光とは別に検出器10
に入り込んで測定に影響を与えている。ここで、図2
0、図21中、5,11は光路、12は回折格子を夫々
示している。
【0005】このため、定量分析において検量線を使用
する際には、直線上の狭い部分のみを使用したり、検量
線範囲を分割する種々の方法が採用されている。
する際には、直線上の狭い部分のみを使用したり、検量
線範囲を分割する種々の方法が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、混合ガ
ス等の混合物質においては、同様にノイズ成分が存在す
ると共に、所定物質の吸収スペクトル上に他の物質の吸
収スペクトルが重なるため、所定物質の吸収スペクトル
のみを測定することができず、混合物質中に含まれる所
定物質の濃度を測定することができないという問題があ
った。
ス等の混合物質においては、同様にノイズ成分が存在す
ると共に、所定物質の吸収スペクトル上に他の物質の吸
収スペクトルが重なるため、所定物質の吸収スペクトル
のみを測定することができず、混合物質中に含まれる所
定物質の濃度を測定することができないという問題があ
った。
【0007】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、ノイズ成分を校正して混合物質中の所定物質を定量
する定量分析校正方法を提供することを目的としてい
る。
で、ノイズ成分を校正して混合物質中の所定物質を定量
する定量分析校正方法を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、時
間の経過により変化するノイズ成分量Pm(d)を校正
段階によって算出し、且つ組成比が不明である混合物質
より所定物質の濃度を通常計測段階によって算出する定
量分析校正方法であって、前記校正段階は、標準物質の
濃度ゼロのゼロスペクトルPz(d)と所定濃度の標準
スペクトルPr(d)とを採取し、校正用波長設定段階
として各受光スペクトルPz(d)、Pr(d)の処理
波長を所定波長に設定し、前記標準スペクトルPr
(d)の所定濃度と、予め求められたノイズ成分のない
理想的な吸光係数とにより透過率Trs(d)を計算
し、ノイズ成分量Pm(d)を
間の経過により変化するノイズ成分量Pm(d)を校正
段階によって算出し、且つ組成比が不明である混合物質
より所定物質の濃度を通常計測段階によって算出する定
量分析校正方法であって、前記校正段階は、標準物質の
濃度ゼロのゼロスペクトルPz(d)と所定濃度の標準
スペクトルPr(d)とを採取し、校正用波長設定段階
として各受光スペクトルPz(d)、Pr(d)の処理
波長を所定波長に設定し、前記標準スペクトルPr
(d)の所定濃度と、予め求められたノイズ成分のない
理想的な吸光係数とにより透過率Trs(d)を計算
し、ノイズ成分量Pm(d)を
【数4】Pm(d)=(Pr(d)−Trs(d)・P
z(d))/(1−Trs(d)) より求め、前記所定波長を他の所定波長に変えて処理手
順を校正用波長設定段階に戻すことにより同様の処理を
繰り返し、他の所定波長のノイズ成分量Pm(d)を算
出して各波長のノイズ成分量を集積し、前記通常計測段
階は、組成比が不明である混合物質より計測スペクトル
を採取し、計測用波長設定段階として各受光スペクトル
の処理波長を所定波長に設定し、前記計測スペクトル及
びゼロスペクトルPz(d)からノイズ成分量Pm
(d)を夫々引いて吸光度を算出し、前記所定波長を他
の所定波長に変えて処理手順を前記計測用波長設定段階
に戻すことにより同様の処理を繰り返し、他の所定波長
の吸光度を算出して各波長の吸光度を集積し、予め混合
物質から求められた検量線により、混合物質中の所定物
質の濃度を算出することを特徴とする定量分析校正方
法、に係るものである。
z(d))/(1−Trs(d)) より求め、前記所定波長を他の所定波長に変えて処理手
順を校正用波長設定段階に戻すことにより同様の処理を
繰り返し、他の所定波長のノイズ成分量Pm(d)を算
出して各波長のノイズ成分量を集積し、前記通常計測段
階は、組成比が不明である混合物質より計測スペクトル
を採取し、計測用波長設定段階として各受光スペクトル
の処理波長を所定波長に設定し、前記計測スペクトル及
びゼロスペクトルPz(d)からノイズ成分量Pm
(d)を夫々引いて吸光度を算出し、前記所定波長を他
の所定波長に変えて処理手順を前記計測用波長設定段階
に戻すことにより同様の処理を繰り返し、他の所定波長
の吸光度を算出して各波長の吸光度を集積し、予め混合
物質から求められた検量線により、混合物質中の所定物
質の濃度を算出することを特徴とする定量分析校正方
法、に係るものである。
【0009】本発明の請求項2は、組成比が不明である
混合物質より所定物質の濃度を算出し且つ連続的に次の
所定物質の濃度を算出する際に、前の所定物質の濃度を
算出してから次の所定物質の濃度を算出するまでの時間
間隔が所定時間を経過している場合には処理手順を校正
段階に戻し、前記時間間隔が所定時間の経過する前の場
合には処理手順を通常計測段階に戻す請求項1記載の定
量分析校正方法、に係るものである。
混合物質より所定物質の濃度を算出し且つ連続的に次の
所定物質の濃度を算出する際に、前の所定物質の濃度を
算出してから次の所定物質の濃度を算出するまでの時間
間隔が所定時間を経過している場合には処理手順を校正
段階に戻し、前記時間間隔が所定時間の経過する前の場
合には処理手順を通常計測段階に戻す請求項1記載の定
量分析校正方法、に係るものである。
【0010】本発明の請求項3は、単一物質の濃度ゼロ
から各所定濃度までの各受光スペクトルを採取し、単一
物質用波長設定段階として各受光スペクトルの処理波長
を所定波長に設定し、ノイズ成分量設定段階として前記
ノイズ成分を濃度ゼロの受光スペクトル又は所定濃度の
受光スペクトルより小さい任意の仮ノイズ成分量に仮設
定し、前記仮ノイズ成分量を濃度ゼロの受光スペクトル
及び所定濃度の受光スペクトルから夫々引いて各所定濃
度の吸光度を算出し、各所定濃度と吸光度の関係が直線
に従うとして
から各所定濃度までの各受光スペクトルを採取し、単一
物質用波長設定段階として各受光スペクトルの処理波長
を所定波長に設定し、ノイズ成分量設定段階として前記
ノイズ成分を濃度ゼロの受光スペクトル又は所定濃度の
受光スペクトルより小さい任意の仮ノイズ成分量に仮設
定し、前記仮ノイズ成分量を濃度ゼロの受光スペクトル
及び所定濃度の受光スペクトルから夫々引いて各所定濃
度の吸光度を算出し、各所定濃度と吸光度の関係が直線
に従うとして
【数5】Y=aX+b
a:傾き
b:切片
よりXに濃度、Yに吸光度を代入して線形回帰法により
相関係数を求め、続いて仮ノイズ成分量を他の仮ノイズ
成分量に変えて処理手順を前記ノイズ成分量設定段階に
戻すことにより同様の処理を繰り返して他の相関係数を
求め、各仮ノイズ成分量における複数の相関係数から最
も大きいものを選択することにより、選択された相関係
数に対応する傾きを所定波長の吸光係数と決定すると共
にノイズ成分量を決定し、更に前記所定波長を他の所定
波長に変えて処理手順を前記単一物質用波長設定段階に
戻すことにより同様の処理を繰り返して他の所定波長の
吸光係数及びノイズ成分量を夫々決定し、単一物質の受
光スペクトル中に含まれる各波長の吸光係数及び各波長
のノイズ成分量を集積する請求項1又は2記載の定量分
析校正方法、に係るものである。
相関係数を求め、続いて仮ノイズ成分量を他の仮ノイズ
成分量に変えて処理手順を前記ノイズ成分量設定段階に
戻すことにより同様の処理を繰り返して他の相関係数を
求め、各仮ノイズ成分量における複数の相関係数から最
も大きいものを選択することにより、選択された相関係
数に対応する傾きを所定波長の吸光係数と決定すると共
にノイズ成分量を決定し、更に前記所定波長を他の所定
波長に変えて処理手順を前記単一物質用波長設定段階に
戻すことにより同様の処理を繰り返して他の所定波長の
吸光係数及びノイズ成分量を夫々決定し、単一物質の受
光スペクトル中に含まれる各波長の吸光係数及び各波長
のノイズ成分量を集積する請求項1又は2記載の定量分
析校正方法、に係るものである。
【0011】本発明の請求項4は、単一物質の濃度ゼロ
から各所定濃度までの各受光スペクトルを採取し、単一
物質用波長設定段階として各受光スペクトルの処理波長
を所定波長に設定し、ノイズ成分量設定段階として前記
ノイズ成分を濃度ゼロの受光スペクトル又は所定濃度の
受光スペクトルより小さい任意の仮ノイズ成分量に仮設
定し、前記仮ノイズ成分量を濃度ゼロの受光スペクトル
及び所定濃度の受光スペクトルから夫々引いて各所定濃
度の吸光度を算出し、各所定濃度と吸光度の関係が直線
に従うとして
から各所定濃度までの各受光スペクトルを採取し、単一
物質用波長設定段階として各受光スペクトルの処理波長
を所定波長に設定し、ノイズ成分量設定段階として前記
ノイズ成分を濃度ゼロの受光スペクトル又は所定濃度の
受光スペクトルより小さい任意の仮ノイズ成分量に仮設
定し、前記仮ノイズ成分量を濃度ゼロの受光スペクトル
及び所定濃度の受光スペクトルから夫々引いて各所定濃
度の吸光度を算出し、各所定濃度と吸光度の関係が直線
に従うとして
【数6】Y=aX+b
a:傾き
b:切片
よりXに濃度、Yに吸光度を代入して線形回帰法により
切片を求め、続いて仮ノイズ成分量を他の仮ノイズ成分
量に変えて処理手順を前記ノイズ成分量設定段階に戻す
ことにより同様の処理を繰り返して他の切片を求め、各
仮ノイズ成分量における複数の切片から最もゼロに近い
ものを選択することにより、選択された切片に対応する
傾きを所定波長の吸光係数と決定すると共にノイズ成分
量を決定し、更に前記所定波長を他の所定波長に変えて
処理手順を前記単一物質用波長設定段階に戻すことによ
り同様の処理を繰り返して他の所定波長の吸光係数及び
ノイズ成分量を夫々決定し、単一物質の受光スペクトル
中に含まれる各波長の吸光係数及び各波長のノイズ成分
量を集積する請求項1又は2記載の定量分析校正方法、
に係るものである。
切片を求め、続いて仮ノイズ成分量を他の仮ノイズ成分
量に変えて処理手順を前記ノイズ成分量設定段階に戻す
ことにより同様の処理を繰り返して他の切片を求め、各
仮ノイズ成分量における複数の切片から最もゼロに近い
ものを選択することにより、選択された切片に対応する
傾きを所定波長の吸光係数と決定すると共にノイズ成分
量を決定し、更に前記所定波長を他の所定波長に変えて
処理手順を前記単一物質用波長設定段階に戻すことによ
り同様の処理を繰り返して他の所定波長の吸光係数及び
ノイズ成分量を夫々決定し、単一物質の受光スペクトル
中に含まれる各波長の吸光係数及び各波長のノイズ成分
量を集積する請求項1又は2記載の定量分析校正方法、
に係るものである。
【0012】本発明の請求項5は、混合物質の濃度ゼロ
の受光スペクトル及び組成比を変えた複数の受光スペク
トルを採取し、混合物質用波長設定段階として各受光ス
ペクトルの処理波長を所定波長に設定し、予め単一物質
より算出した所定波長のノイズ成分量を濃度ゼロの受光
スペクトル及び各組成比の受光スペクトルから夫々引く
ことにより各組成比での所定波長の吸光度を算出し、前
記所定波長を他の所定波長に変えて処理手順を前記混合
物質用波長設定段階に戻すことにより同様の処理を繰り
返して各組成比での他の所定波長の吸光度を夫々算出
し、各波長での吸光度及び各組成比のデータを用いて多
変量解析することにより混合物質中の所定物質の検量線
を作成することを特徴とする請求項1、2、3又は4記
載の定量分析校正方法、に係るものである。
の受光スペクトル及び組成比を変えた複数の受光スペク
トルを採取し、混合物質用波長設定段階として各受光ス
ペクトルの処理波長を所定波長に設定し、予め単一物質
より算出した所定波長のノイズ成分量を濃度ゼロの受光
スペクトル及び各組成比の受光スペクトルから夫々引く
ことにより各組成比での所定波長の吸光度を算出し、前
記所定波長を他の所定波長に変えて処理手順を前記混合
物質用波長設定段階に戻すことにより同様の処理を繰り
返して各組成比での他の所定波長の吸光度を夫々算出
し、各波長での吸光度及び各組成比のデータを用いて多
変量解析することにより混合物質中の所定物質の検量線
を作成することを特徴とする請求項1、2、3又は4記
載の定量分析校正方法、に係るものである。
【0013】このように、請求項1によれば、校正段階
において経過時間により変化するノイズ成分量を校正
し、且つ校正したノイズ成分量及び予め準備した検量線
を用いることによって、組成比が不明である混合物質か
ら所定物質の濃度を算出するので、ノイズ成分量が変化
した場合であっても再度検量線を作成することなく、容
易に混合物質中の所定物質の濃度を算出することができ
る。
において経過時間により変化するノイズ成分量を校正
し、且つ校正したノイズ成分量及び予め準備した検量線
を用いることによって、組成比が不明である混合物質か
ら所定物質の濃度を算出するので、ノイズ成分量が変化
した場合であっても再度検量線を作成することなく、容
易に混合物質中の所定物質の濃度を算出することができ
る。
【0014】請求項2によれば、連続的に混合物質中の
所定物質の濃度を算出する際に、前の所定物質の濃度を
算出した時から次の所定物質の濃度を算出する時までの
時間経過に対応して処理手順を変更するので、時間経過
により変化するノイズ成分量を時間経過に対応して校正
し、結果的に物質の濃度を連続的に測定する連続分析を
確実且つ精密に行うことができる。
所定物質の濃度を算出する際に、前の所定物質の濃度を
算出した時から次の所定物質の濃度を算出する時までの
時間経過に対応して処理手順を変更するので、時間経過
により変化するノイズ成分量を時間経過に対応して校正
し、結果的に物質の濃度を連続的に測定する連続分析を
確実且つ精密に行うことができる。
【0015】請求項3又は4によれば、仮ノイズ成分量
を介して線形回帰法から算出された複数の相関係数もし
くは複数の切片により最適なものを選択して単一物質に
おける所定波長の吸光係数及びノイズ成分量を求め、且
つ所定波長を変えて同様に処理することにより他の所定
波長の吸光係数及びノイズ成分量を求め、各波長の吸光
係数及びノイズ成分量を集積するので、単一物質におけ
る各波長の吸光係数及びノイズ成分量を適確に求めるこ
とができる。
を介して線形回帰法から算出された複数の相関係数もし
くは複数の切片により最適なものを選択して単一物質に
おける所定波長の吸光係数及びノイズ成分量を求め、且
つ所定波長を変えて同様に処理することにより他の所定
波長の吸光係数及びノイズ成分量を求め、各波長の吸光
係数及びノイズ成分量を集積するので、単一物質におけ
る各波長の吸光係数及びノイズ成分量を適確に求めるこ
とができる。
【0016】請求項5によれば、単一物質より算出した
各波長のノイズ成分量を用いることにより混合物質から
ノイズ成分量を除いて各組成比での吸光度を算出し、且
つ各データを用いて多変量解析することにより混合物質
中の所定物質の吸光度等のデータを算出するので、所定
物質における各波長での複数の検量線を作成することが
できる。又、受光スペクトルからノイズ成分量を取り除
くので、高濃度で飽和した検量線を修正し、高精度な直
線で且つ再現性の高い検量線を作成することができる。
各波長のノイズ成分量を用いることにより混合物質から
ノイズ成分量を除いて各組成比での吸光度を算出し、且
つ各データを用いて多変量解析することにより混合物質
中の所定物質の吸光度等のデータを算出するので、所定
物質における各波長での複数の検量線を作成することが
できる。又、受光スペクトルからノイズ成分量を取り除
くので、高濃度で飽和した検量線を修正し、高精度な直
線で且つ再現性の高い検量線を作成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。
参照しつつ説明する。
【0018】図1〜図4は本発明の定量分析校正方法を
実施する形態例のフローを示し、A,B,C,Dは夫々
のフローの接続点を示している。
実施する形態例のフローを示し、A,B,C,Dは夫々
のフローの接続点を示している。
【0019】本発明の定量分析校正方法を実施する際に
は、ノイズ成分量及び吸光係数を求める段階と、検量線
を作成する段階と、時間経過により変化するノイズ成分
量を校正する校正段階と、混組成比が不明である混合物
質より所定物質の濃度を算出する段階とに分かれてい
る。
は、ノイズ成分量及び吸光係数を求める段階と、検量線
を作成する段階と、時間経過により変化するノイズ成分
量を校正する校正段階と、混組成比が不明である混合物
質より所定物質の濃度を算出する段階とに分かれてい
る。
【0020】ノイズ成分のない理想の吸光係数を求める
段階を説明すると、初めに、一般の検量線を作成する場
合と同様に、単一物質(単一ガス)の濃度ゼロの場合、
及び濃度をn1,n2,n3…(少なくとも3個以上)
に変化させた場合の受光スペクトルP(d)(受光強
度、受光面積)を測定する。
段階を説明すると、初めに、一般の検量線を作成する場
合と同様に、単一物質(単一ガス)の濃度ゼロの場合、
及び濃度をn1,n2,n3…(少なくとも3個以上)
に変化させた場合の受光スペクトルP(d)(受光強
度、受光面積)を測定する。
【0021】次に複数の受光スペクトルP(d)を測定
した後には、各受光スペクトルを処理する波長を選択す
るよう単一物質用波長処理段階として初期波長dを設定
する。
した後には、各受光スペクトルを処理する波長を選択す
るよう単一物質用波長処理段階として初期波長dを設定
する。
【0022】ここで、測定した各波長の受光スペクトル
には、ノイズ成分の迷光ノイズが含まれており、
には、ノイズ成分の迷光ノイズが含まれており、
【数7】P(d)=Ps(d)+Pm(d)
P(d):測定した受光スペクトル(計測スペクトル)
Ps(d):物質の受光スペクトル
Pm(d):迷光ノイズの受光スペクトル
となる。
【0023】このため、一般に各波長における吸光度を
求める式、
求める式、
【数8】A(d)=log(Pz(d)/P(d))
A(d):吸光度
Pz(d):ゼロスペクトル(物質の濃度ゼロの場合の
受光スペクトル) P(d):測定した受光スペクトル(計測スペクトル) より、迷光ノイズの受光スペクトルを引き、
受光スペクトル) P(d):測定した受光スペクトル(計測スペクトル) より、迷光ノイズの受光スペクトルを引き、
【数9】As(d)=log((Pz(d)−nPm
(d))/(P(d)−nPm(d))) As(d):修正した吸光度 Pz(d):ゼロスペクトル(物質の濃度ゼロの場合の
受光スペクトル) P(d):測定した受光スペクトル(計測スペクトル) nPm(d):仮の迷光ノイズの受光スペクトル(仮ノ
イズ成分量) に変形し、迷光ノイズのノイズ成分を数量化するようノ
イズ成分量設定段階として迷光ノイズをゼロの仮ノイズ
成分量(仮迷光)nPm(d)と仮設定する。
(d))/(P(d)−nPm(d))) As(d):修正した吸光度 Pz(d):ゼロスペクトル(物質の濃度ゼロの場合の
受光スペクトル) P(d):測定した受光スペクトル(計測スペクトル) nPm(d):仮の迷光ノイズの受光スペクトル(仮ノ
イズ成分量) に変形し、迷光ノイズのノイズ成分を数量化するようノ
イズ成分量設定段階として迷光ノイズをゼロの仮ノイズ
成分量(仮迷光)nPm(d)と仮設定する。
【0024】続いて、仮ノイズ成分量nPm(d)が、
濃度ゼロの受光スペクトルPz(d)又は所定濃度の受
光スペクトルP(d)より小さい値であることを確認
し、[数9]に対して、仮ノイズ成分量nPm(d)の
ゼロの仮設定値、初期波長dにおける各所定濃度(n
1,n2,n3…)の受光スペクトルP(d)の測定
値、初期波長dにおける濃度ゼロでのゼロスペクトル
(受光スペクトル)Pz(d)の測定値を夫々代入し、
各所定濃度に対応する吸光度As(d)を算出する。
濃度ゼロの受光スペクトルPz(d)又は所定濃度の受
光スペクトルP(d)より小さい値であることを確認
し、[数9]に対して、仮ノイズ成分量nPm(d)の
ゼロの仮設定値、初期波長dにおける各所定濃度(n
1,n2,n3…)の受光スペクトルP(d)の測定
値、初期波長dにおける濃度ゼロでのゼロスペクトル
(受光スペクトル)Pz(d)の測定値を夫々代入し、
各所定濃度に対応する吸光度As(d)を算出する。
【0025】算出された各吸光度と、各所定濃度との関
係はランベルトベールの式
係はランベルトベールの式
【数10】A=αn
A:吸光度
α:吸光係数
n:濃度
に従い、直線の検量線となるので、
【数11】Y=aX+b
a:傾き
b:切片
の式に、Xに各所定濃度(n1,n2,n3…)の値、
Yに各吸光度As(d)の算出値を代入し、最小二乗法
等の線形回帰法により処理して相関係数r(R2)、切
片b、傾きaを求める。
Yに各吸光度As(d)の算出値を代入し、最小二乗法
等の線形回帰法により処理して相関係数r(R2)、切
片b、傾きaを求める。
【0026】ここで、線形回帰法による処理を[表1]
に示すと、線形回帰法は、採取及び算出した濃度Xと吸
光度Yの複数組(少くとも三組以上)をK個として考え
る。
に示すと、線形回帰法は、採取及び算出した濃度Xと吸
光度Yの複数組(少くとも三組以上)をK個として考え
る。
【0027】
【表1】
【0028】又、XとYの共分散Sxyは
【数12】
Sxy=(1/k)Σxy−avg_x×avg_y
このとき、
【数13】a=Sxy/Sxx
【数14】b=avg_y−Sxy×avg_y/Sxx
【0029】又、相関係数rの二乗R2は
【数15】R2=Sxy2/(Sxx・Syy)
であり、この計算値によりr(R2)が最も大きくなっ
た場合(1に近づいた場合)に濃度Xと吸光度Yの複数
組が直線上に位置すると判断する。又、r(R2)が最
も大きくなったときにはb=0になる(ゼロに最も近く
なる)のでbを基準にしてもよい。なお、線形回帰法に
おいて誤差の二乗和が最小になるnPmを求める場合に
はR2が最大になるとは限らず、b=0にもならないの
で適用できない。
た場合(1に近づいた場合)に濃度Xと吸光度Yの複数
組が直線上に位置すると判断する。又、r(R2)が最
も大きくなったときにはb=0になる(ゼロに最も近く
なる)のでbを基準にしてもよい。なお、線形回帰法に
おいて誤差の二乗和が最小になるnPmを求める場合に
はR2が最大になるとは限らず、b=0にもならないの
で適用できない。
【0030】このような線形回帰法により仮ノイズ成分
量nPmがゼロの場合の相関係数r、切片b、傾きaを
求めた後には、傾きaと共に、相関係数r及び切片bの
少くとも一方を仮記憶する。
量nPmがゼロの場合の相関係数r、切片b、傾きaを
求めた後には、傾きaと共に、相関係数r及び切片bの
少くとも一方を仮記憶する。
【0031】次に、ゼロの仮ノイズ成分量nPm(d)
に所定の増加量ΔnPmを加えて、図1に示す如く、処
理手順をノイズ成分量設定段階に戻すことによりノイズ
成分を他の仮ノイズ成分量nPm(d)と仮設定し、他
の仮ノイズ成分量nPm(d)が、濃度ゼロの受光スペ
クトル(ゼロスペクトル)Pz(d)又は所定濃度の受
光スペクトル(計測スペクトル)P(d)より小さい値
であることを確認する。
に所定の増加量ΔnPmを加えて、図1に示す如く、処
理手順をノイズ成分量設定段階に戻すことによりノイズ
成分を他の仮ノイズ成分量nPm(d)と仮設定し、他
の仮ノイズ成分量nPm(d)が、濃度ゼロの受光スペ
クトル(ゼロスペクトル)Pz(d)又は所定濃度の受
光スペクトル(計測スペクトル)P(d)より小さい値
であることを確認する。
【0032】確認した後には、初めに吸光度As(d)
を求めた処理と略同様に、[数9]に対して、他の仮ノ
イズ成分量nPm(d)の仮設定値、初期波長dにおけ
る各所定濃度(n1,n2,n3…)の受光スペクトル
P(d)の測定値、初期波長dにおける濃度ゼロのゼロ
スペクトルPzの測定値を夫々代入することにより、初
期波長dでの各所定濃度に対応する吸光度As(d)を
算出し、且つ、先の線形回帰法により相関係数等を算出
した処理と同様に、他の仮ノイズ成分量nPm(d)に
おける他の相関係数r、他の切片b、他の傾きaを求
め、同様に仮記憶する。
を求めた処理と略同様に、[数9]に対して、他の仮ノ
イズ成分量nPm(d)の仮設定値、初期波長dにおけ
る各所定濃度(n1,n2,n3…)の受光スペクトル
P(d)の測定値、初期波長dにおける濃度ゼロのゼロ
スペクトルPzの測定値を夫々代入することにより、初
期波長dでの各所定濃度に対応する吸光度As(d)を
算出し、且つ、先の線形回帰法により相関係数等を算出
した処理と同様に、他の仮ノイズ成分量nPm(d)に
おける他の相関係数r、他の切片b、他の傾きaを求
め、同様に仮記憶する。
【0033】続いて、他の仮ノイズ成分量nPm(d)
に更に所定の増加量ΔnPmを加えて処理手順をノイズ
成分量設定段階に戻すことにより別の仮ノイズ成分量n
Pm(d)と仮設定し、同じ処理を繰り返して、別の仮
ノイズ成分量nPm(d)における別の相関係数r、別
の切片b、別の傾きaを求め、同様に仮記憶する。
に更に所定の増加量ΔnPmを加えて処理手順をノイズ
成分量設定段階に戻すことにより別の仮ノイズ成分量n
Pm(d)と仮設定し、同じ処理を繰り返して、別の仮
ノイズ成分量nPm(d)における別の相関係数r、別
の切片b、別の傾きaを求め、同様に仮記憶する。
【0034】このように仮ノイズ成分量nPm(d)に
徐々に増加量ΔnPmを加える処理は、初期波長dにお
ける複数の傾きaと初期波長dにおける複数の相関係数
r及び切片bとを求めて蓄積するものである。
徐々に増加量ΔnPmを加える処理は、初期波長dにお
ける複数の傾きaと初期波長dにおける複数の相関係数
r及び切片bとを求めて蓄積するものである。
【0035】更に、増加する仮ノイズ成分量nPm
(d)が、濃度ゼロの受光スペクトル(ゼロスペクト
ル)Pz(d)又は所定濃度の受光スペクトル(計測ス
ペクトル)P(d)を超えた時点で処理を停止する。こ
こで、処理を停止する場合は、相関係数rの蓄積数もし
くは切片bの蓄積数が所定以上になった場合でもよい。
(d)が、濃度ゼロの受光スペクトル(ゼロスペクト
ル)Pz(d)又は所定濃度の受光スペクトル(計測ス
ペクトル)P(d)を超えた時点で処理を停止する。こ
こで、処理を停止する場合は、相関係数rの蓄積数もし
くは切片bの蓄積数が所定以上になった場合でもよい。
【0036】処理を停止した後、各仮ノイズ成分量nP
m(d)における複数の相関係数rの中より相関係数r
が最も大きいもの(最も1に近づいたもの)を選択する
と共に、各仮ノイズ成分量nPm(d)における複数の
切片bの中から切片bが最もゼロに近いものを選択す
る。ここで、相関係数r及び切片bを選択する場合は相
関係数rもしくは切片bのどちらか一方の処理でもよ
い。又、相関係数rが最も大きいものを選択する場合
は、R2の極大値を求めるものであり、微分法や山登り
法でも求めることができる。更に、極大になるポイント
部分を詳細に探索するよう極大値近傍の区間のみΔnP
mを小さくしてもよい。更に又、相関係数r及び切片b
を選択する場合は、多くの相関係数r及び切片bを蓄積
せずに、所定の仮ノイズ成分量nPm(d)における相
関係数r及び切片bを求めた時点で、前に仮記憶した相
関係数r及び切片bと比較し、常に相関係数rが最も大
きいもの、及び切片bが最もゼロに近いものを残すよう
にしてもよい。
m(d)における複数の相関係数rの中より相関係数r
が最も大きいもの(最も1に近づいたもの)を選択する
と共に、各仮ノイズ成分量nPm(d)における複数の
切片bの中から切片bが最もゼロに近いものを選択す
る。ここで、相関係数r及び切片bを選択する場合は相
関係数rもしくは切片bのどちらか一方の処理でもよ
い。又、相関係数rが最も大きいものを選択する場合
は、R2の極大値を求めるものであり、微分法や山登り
法でも求めることができる。更に、極大になるポイント
部分を詳細に探索するよう極大値近傍の区間のみΔnP
mを小さくしてもよい。更に又、相関係数r及び切片b
を選択する場合は、多くの相関係数r及び切片bを蓄積
せずに、所定の仮ノイズ成分量nPm(d)における相
関係数r及び切片bを求めた時点で、前に仮記憶した相
関係数r及び切片bと比較し、常に相関係数rが最も大
きいもの、及び切片bが最もゼロに近いものを残すよう
にしてもよい。
【0037】次いで、選択した相関係数r及び切片bの
少くとも一方の情報から実際のノイズ成分量Pm(d)
を決定すると共に、線形回帰法により算出された対応の
傾きaを決定し、決定された傾きaを初期波長dでの絶
対的な吸光係数αとする。
少くとも一方の情報から実際のノイズ成分量Pm(d)
を決定すると共に、線形回帰法により算出された対応の
傾きaを決定し、決定された傾きaを初期波長dでの絶
対的な吸光係数αとする。
【0038】初期波長dでの実際のノイズ成分量Pm
(d)を求めた後には、初期波長dに所定の波長幅Δd
を加えて他の所定波長dと設定し、且つ他の所定波長d
が所定の範囲内であることを確認し、図1に示す如く、
処理手順を単一物質用波長設定段階に戻すことにより、
以下、迷光ノイズを仮ノイズ成分量(仮迷光)nPm
(d)に仮設定する等の同様な処理を行い、相関係数r
及び切片bを選択し、他の所定波長dにおける実際のノ
イズ成分量Pm(d)を決定すると共に、線形回帰法に
より算出された対応の傾きaを決定し、決定された傾き
aを他の所定波長dでの絶対的な吸光係数αとする。
(d)を求めた後には、初期波長dに所定の波長幅Δd
を加えて他の所定波長dと設定し、且つ他の所定波長d
が所定の範囲内であることを確認し、図1に示す如く、
処理手順を単一物質用波長設定段階に戻すことにより、
以下、迷光ノイズを仮ノイズ成分量(仮迷光)nPm
(d)に仮設定する等の同様な処理を行い、相関係数r
及び切片bを選択し、他の所定波長dにおける実際のノ
イズ成分量Pm(d)を決定すると共に、線形回帰法に
より算出された対応の傾きaを決定し、決定された傾き
aを他の所定波長dでの絶対的な吸光係数αとする。
【0039】このように、所定波長dに徐々に所定の波
長幅Δdを加えて同様な処理を行うことにより各波長に
おける実際のノイズ成分量Pm(d)と絶対的な吸光係
数αを集積し、増加する所定波長dが所定の範囲を超え
た時点で処理を停止し、各波長における絶対的な吸光係
数スペクトルを求める。
長幅Δdを加えて同様な処理を行うことにより各波長に
おける実際のノイズ成分量Pm(d)と絶対的な吸光係
数αを集積し、増加する所定波長dが所定の範囲を超え
た時点で処理を停止し、各波長における絶対的な吸光係
数スペクトルを求める。
【0040】各波長における実際のノイズ成分量Pm
(d)を決定した後には、検量線を作成する段階に移行
し、検量線を作成する段階は、図2に示す如く、混合物
質(混合ガス)Pz(d)の濃度ゼロの場合、及び各成
分の組成比(濃度比)を変化させた場合の複数の受光ス
ペクトル(受光強度、受光面積)P(d)を測定する。
ここで、測定する混合物質(混合ガス)は単一物質(単
一ガス)を含んでいてもよいし、含んでなくてもよい。
(d)を決定した後には、検量線を作成する段階に移行
し、検量線を作成する段階は、図2に示す如く、混合物
質(混合ガス)Pz(d)の濃度ゼロの場合、及び各成
分の組成比(濃度比)を変化させた場合の複数の受光ス
ペクトル(受光強度、受光面積)P(d)を測定する。
ここで、測定する混合物質(混合ガス)は単一物質(単
一ガス)を含んでいてもよいし、含んでなくてもよい。
【0041】次に各受光スペクトルPz(d)、P
(d)を処理する波長を選択するよう混合物質用波長処
理段階として初期波長dを設定し、初期波長dが所定範
囲内であることを確認する。続いて、先の段階で求めた
各波長における実際のノイズ成分量Pm(d)より初期
波長dの場合のノイズ成分量Pm(d)を選択して準備
し、下記の[数16]に対して、初期波長dにおけるノ
イズ成分量Pm(d)の値、初期波長dにおける各組成
比の受光スペクトルP(d)の測定値、初期波長dにお
ける濃度ゼロでのゼロスペクトル(受光スペクトル)P
z(d)の測定値を夫々代入し、各組成比(濃度)での
混合物質の吸光度As(d)を算出する。
(d)を処理する波長を選択するよう混合物質用波長処
理段階として初期波長dを設定し、初期波長dが所定範
囲内であることを確認する。続いて、先の段階で求めた
各波長における実際のノイズ成分量Pm(d)より初期
波長dの場合のノイズ成分量Pm(d)を選択して準備
し、下記の[数16]に対して、初期波長dにおけるノ
イズ成分量Pm(d)の値、初期波長dにおける各組成
比の受光スペクトルP(d)の測定値、初期波長dにお
ける濃度ゼロでのゼロスペクトル(受光スペクトル)P
z(d)の測定値を夫々代入し、各組成比(濃度)での
混合物質の吸光度As(d)を算出する。
【0042】
【数16】As(d)=log((Pz(d)−Pm
(d))/(P(d)−Pm(d))) As(d):混合物質の修正した吸光度 Pz(d):混合物質のゼロスペクトル(物質の濃度ゼ
ロの場合の受光スペクトル) P(d):測定した混合物質の受光スペクトル(計測ス
ペクトル) Pm(d):単一物質より算出した実際の迷光ノイズの
受光スペクトル(実際のノイズ成分量)
(d))/(P(d)−Pm(d))) As(d):混合物質の修正した吸光度 Pz(d):混合物質のゼロスペクトル(物質の濃度ゼ
ロの場合の受光スペクトル) P(d):測定した混合物質の受光スペクトル(計測ス
ペクトル) Pm(d):単一物質より算出した実際の迷光ノイズの
受光スペクトル(実際のノイズ成分量)
【0043】ここで、単一物質及び混合物質の測定は、
同じ測定装置を用いることにより、単一物質に含まれる
各波長のノイズ成分量と、混合物質に含まれる各波長の
ノイズ成分量とが略同じである。又、単一物質の吸収ス
ペクトルの測定と混合物質の吸収スペクトルの測定との
測定間隔はノイズ成分量が変化しない時間である。
同じ測定装置を用いることにより、単一物質に含まれる
各波長のノイズ成分量と、混合物質に含まれる各波長の
ノイズ成分量とが略同じである。又、単一物質の吸収ス
ペクトルの測定と混合物質の吸収スペクトルの測定との
測定間隔はノイズ成分量が変化しない時間である。
【0044】初期波長dでの吸光度As(d)を算出し
た後には、初期波長dに所定の波長幅Δdを加えて他の
所定波長dと設定し、図2に示す如く、処理手順を混合
物質用波長設定段階に戻し、以下、同様な処理を行な
い、各組成比での他の所定波長dでの吸光度As(d)
を求める。
た後には、初期波長dに所定の波長幅Δdを加えて他の
所定波長dと設定し、図2に示す如く、処理手順を混合
物質用波長設定段階に戻し、以下、同様な処理を行な
い、各組成比での他の所定波長dでの吸光度As(d)
を求める。
【0045】このように、所定波長dに徐々に所定の波
長幅Δdを加えて同様な処理を行うことにより各波長に
おける各組成比の吸光度As(d)を集積し、増加する
所定波長dが所定の範囲を超えた時点で処理を停止し、
吸光度As(d)及び各組成比等のデータを用いて多変
量解析を行う。
長幅Δdを加えて同様な処理を行うことにより各波長に
おける各組成比の吸光度As(d)を集積し、増加する
所定波長dが所定の範囲を超えた時点で処理を停止し、
吸光度As(d)及び各組成比等のデータを用いて多変
量解析を行う。
【0046】ここで、多変量解析について説明すると、
多変量解析は、重回帰分析、主成分回帰分析、PLS、
CLS、ニューラルネット等があり、下記にはPLS
(Partial Least Squares )モデルの計算理論を用いた
場合の例を説明する。
多変量解析は、重回帰分析、主成分回帰分析、PLS、
CLS、ニューラルネット等があり、下記にはPLS
(Partial Least Squares )モデルの計算理論を用いた
場合の例を説明する。
【0047】(PLSモデルの計算理論)Xを説明変
数、yを目的変数とする。
数、yを目的変数とする。
【0048】
【数17】
【0049】吸光度スペクトル波形解析による濃度推定
モデルの場合、[数17]における、x(n,d)は、
波長d、計測番号nのときの吸光度であり、y(n)
は、計測番号nのとき濃度である。Nは計測数(サンプ
ル数)、Dは波長の分割数(説明変数の数)である。
モデルの場合、[数17]における、x(n,d)は、
波長d、計測番号nのときの吸光度であり、y(n)
は、計測番号nのとき濃度である。Nは計測数(サンプ
ル数)、Dは波長の分割数(説明変数の数)である。
【0050】PLS法では、説明変数Xと目的変数yを
[数18]、[数19]の二つの基本式で求める。
[数18]、[数19]の二つの基本式で求める。
【0051】
【数18】X=TPT+E
T:潜在変数
P:ローディング
E:説明変数Xの残差
上添え字のT:転置行列
【0052】
【数19】y=Tq+f
q:係数
f:目的変数yの残差
【0053】又、潜在変数T、ローディングP及び係数
qは[数20]、[数21]、[数22]のように示さ
れる。
qは[数20]、[数21]、[数22]のように示さ
れる。
【0054】
【数20】
t(n,a):a成分目の計測番号nの潜在変数
A:成分数(1〜Nの範囲内を選択可能)
ta :潜在変数Tのa成分目の潜在変数ベクトル
【0055】
【数21】
p(a,d):a成分目の波長dのローディング
A:成分数(1〜Nの範囲内を選択可能)
pa :ローディングPのa成分目のローディングベクト
ル
ル
【0056】
【数22】q=(q(1),q(2),q(3),…,
q(a),…q(A)) qa=q(a) q(a):a成分目の係数である。
q(a),…q(A)) qa=q(a) q(a):a成分目の係数である。
【0057】ここで、モデルの特徴を表すのは、上位6
番目くらい間での成分であり、それ以上は、予測誤差を
低下させる。最適な成分数Aの決定は、クロスバリエー
ションを行うことで決定する。
番目くらい間での成分であり、それ以上は、予測誤差を
低下させる。最適な成分数Aの決定は、クロスバリエー
ションを行うことで決定する。
【0058】次に、PLS法では、説明変数Xの情報を
目的変数yのモデリングに直接用いるのではなく、説明
変数Xの情報の一部を潜在定数tに変換して潜在定数t
を用いて目的変数yをモデリングする。
目的変数yのモデリングに直接用いるのではなく、説明
変数Xの情報の一部を潜在定数tに変換して潜在定数t
を用いて目的変数yをモデリングする。
【0059】(潜在定数t)ta は、説明変数Xの線形
結合であるとすれば、[数23]で表される。
結合であるとすれば、[数23]で表される。
【0060】
【数23】ta=Xwa
wa は重みベクトルであり、[数24]のように表され
る。
る。
【0061】
【数24】
w(d,a):a成分目の波長dの重み係数
【0062】(第1成分の計算)続いて、成分が一つの
場合(a=1)を計算して説明すると、成分aが一つの
場合、[数18]、[数19]は[数25]、[数2
6]の式で表される。
場合(a=1)を計算して説明すると、成分aが一つの
場合、[数18]、[数19]は[数25]、[数2
6]の式で表される。
【0063】
【数25】X=t1p1 T+E
【0064】
【数26】y=t1q1+f
[数23]より潜在定数tを[数27]に変形する。
【0065】
【数27】
wのノルムを1になるように設定すると[数28]にな
る。
る。
【0066】
【数28】
【0067】更に、PLSのモデルは、目的変数yと潜
在定数tとの相関を大きくすると同時にtの分散を大き
くすることであり、これを満たす条件は、[数29]の
目的変数yと潜在定数tの共分散Sが最大になるポイン
トである。
在定数tとの相関を大きくすると同時にtの分散を大き
くすることであり、これを満たす条件は、[数29]の
目的変数yと潜在定数tの共分散Sが最大になるポイン
トである。
【0068】
【数29】S=yTt
【0069】ここで、wのノルムを1とする制約条件で
Sが最大になる条件をLagrangeの未定乗数法を用いて
[数30]のように求める。
Sが最大になる条件をLagrangeの未定乗数法を用いて
[数30]のように求める。
【0070】
【数30】
【0071】関数Gは、変数wの関数なので、Gをw
(d,1)について偏微分して、[数31]、[数3
2]の関係を得る。
(d,1)について偏微分して、[数31]、[数3
2]の関係を得る。
【0072】
【数31】
【0073】
【数32】
この[数32]の両辺にw(d,1)を掛けると[数3
3]になる。
3]になる。
【0074】
【数33】
さらにdについて総和を取ると[数34]となる。
【0075】
【数34】
【0076】ここで、‖w1 ‖=0の制約条件より[数
35]となる。
35]となる。
【0077】
【数35】
【0078】[数31]の左辺は、[数29]のS=y
T tの定義であるので、2μはyTtの値となる。従っ
て、S=yT tが最大になる最大のwの値は[数36]
で与えられる。
T tの定義であるので、2μはyTtの値となる。従っ
て、S=yT tが最大になる最大のwの値は[数36]
で与えられる。
【0079】
【数36】
w1 のノルムは1なので、wは[数37]となる。
【0080】
【数37】w1=XTy/‖XTy‖
ここで潜在変数tは[数38]によって求まる。
【0081】
【数38】t1=Xw1
【0082】[数25]のローディングベクトルp
1 は、説明変数Xの残差Eの要素の二乗和が最小になる
ように[数39]で求める。
1 は、説明変数Xの残差Eの要素の二乗和が最小になる
ように[数39]で求める。
【0083】
【数39】p1=XTt1/t1 Tt1
【0084】[数26]の係数qa は、目的変数yの残
差ベクトルfの要素の二乗和が最小になるように条件か
ら[数40]で求める。
差ベクトルfの要素の二乗和が最小になるように条件か
ら[数40]で求める。
【0085】
【数40】q1=yTt1/t1 Tt1
【0086】(第2成分以降の計算)第2成分のモデル
式は[数41]、[数42]で表される。
式は[数41]、[数42]で表される。
【0087】
【数41】X=t1p1 T+t2p2 T+E
【0088】
【数42】y=t1q1+t2q2+f
【0089】ここで、成分数1のモデリングで、Xのう
ち[数41]のt1 p1 T が使われ、yのうちt1 q1
が説明に使われたので、残っている情報を[数43]、
[数44]と置き換えることができる。
ち[数41]のt1 p1 T が使われ、yのうちt1 q1
が説明に使われたので、残っている情報を[数43]、
[数44]と置き換えることができる。
【0090】
【数43】Xnew=X−t1p1 T
【0091】
【数44】ynew=y−t1q1
【0092】Xnew とynew を用いると、[数41]、
[数42]は、[数45]、[数46]となる。
[数42]は、[数45]、[数46]となる。
【0093】
【数45】Xnew=t2p2 T+E
【0094】
【数46】ynew=t2q2+f
【0095】これは、成分番号が一つ増えた以外は、
[数25]、[数26]と同じ式である。
[数25]、[数26]と同じ式である。
【0096】従って、第1成分と同様にt2 、p2 、q
2 を求めることができる。
2 を求めることができる。
【0097】このループを繰り返すことで、第3成分以
降の算出ができる。
降の算出ができる。
【0098】(回帰ベクトルの算出)必要な成分数A回
繰り返し計算をしたモデル式は[数47]、[数48]
のように書ける。
繰り返し計算をしたモデル式は[数47]、[数48]
のように書ける。
【0099】
【数47】
X=TPT=t1p1 T+…+tapa T+…+tApA T
【0100】
【数48】y=Tq=t1q1+…+taqa+…+taqa
【0101】[数48]の潜在変数tに[数23]のt
1 =Xw1 を代入すると、推定するモデル式は、[数4
9]となる。
1 =Xw1 を代入すると、推定するモデル式は、[数4
9]となる。
【0102】
【数49】y=Xw1q1+(X−t1p1 T)w2q2+…
変形すると、
【数50】
y=Xw1q1+Xw2q2−t1p1 Tw2q2+…
【0103】この[数50]に[数23]のt1 =Xw
1 を代入してXでまとめると、[数51]となる。
1 を代入してXでまとめると、[数51]となる。
【0104】
【数51】
y=X(w1q1+w2q2−w1p1 Tw2q2…)
【0105】ここで、[数52]のように、ある説明す
るベクトル
るベクトル
【外1】
に対して、目的変数
【外2】
を推定するモデル式に変換する。
【0106】
【数52】
【0107】[数52]で、bは回帰ベクトル呼ばれる
もので、[数53]で示される。
もので、[数53]で示される。
【0108】
【数53】
【0109】回帰ベクトルbは、[数51]から[数5
4]のように求められる。
4]のように求められる。
【0110】
【数54】b=W(PTW)-1
【0111】以上のPLS法のアルゴリズムをまとめ
て、図5に示す。
て、図5に示す。
【0112】初めにPLS法による計算の開始から、成
分をa=1に設定して第1成分を求め、次に[数37]
で説明した第1成分の重みベクトルwa を演算し、wa
をもとに[数37]の潜在変数tを演算し、[数39]
のローディングベクトルPaを演算し、[数40]の係
数qa を演算し、求めたローディングベクトルPa と係
数qa から[数43]、[数44]で説明した第2成分
のモデルを設定し、成分aをa=a+1とインクリメン
トし、step1で、次の成分の演算が必要かどうかを
判断し、必要であれば(Yes)、すなわち第2成分の
重みベクトルw a の演算に戻して、同様な演算を繰り返
した後、次の成分の設定を行うと共にインクリメント
し、step1で、成分の演算が必要数行い必要でない
とき(No)、[数54]で説明した回帰ベクトルbを
演算して終了する。
分をa=1に設定して第1成分を求め、次に[数37]
で説明した第1成分の重みベクトルwa を演算し、wa
をもとに[数37]の潜在変数tを演算し、[数39]
のローディングベクトルPaを演算し、[数40]の係
数qa を演算し、求めたローディングベクトルPa と係
数qa から[数43]、[数44]で説明した第2成分
のモデルを設定し、成分aをa=a+1とインクリメン
トし、step1で、次の成分の演算が必要かどうかを
判断し、必要であれば(Yes)、すなわち第2成分の
重みベクトルw a の演算に戻して、同様な演算を繰り返
した後、次の成分の設定を行うと共にインクリメント
し、step1で、成分の演算が必要数行い必要でない
とき(No)、[数54]で説明した回帰ベクトルbを
演算して終了する。
【0113】多変量解析を終了すると、混合物質中に含
まれる所定物質の吸光度、組成比(濃度)等のデータを
算出し、所定物質における各波長での複数の検量線を作
成することができる。
まれる所定物質の吸光度、組成比(濃度)等のデータを
算出し、所定物質における各波長での複数の検量線を作
成することができる。
【0114】続いて、検量線を作成した後、連続計測を
開始するとしてノイズ成分量を校正する校正段階を説明
すると、校正段階は、図3に示す如く、濃度ゼロのゼロ
スペクトルPz(d)と、標準単一物質による所定濃度
nrの標準スペクトルPr(d)との二点を採取して測
定する。ここで、用いる標準単一物質は、吸収スペクト
ルが一定範囲において、濃度を求める所定物質の吸収ス
ペクトルと重ならないこと、及び安定な物質であること
が最低の必要条件である。
開始するとしてノイズ成分量を校正する校正段階を説明
すると、校正段階は、図3に示す如く、濃度ゼロのゼロ
スペクトルPz(d)と、標準単一物質による所定濃度
nrの標準スペクトルPr(d)との二点を採取して測
定する。ここで、用いる標準単一物質は、吸収スペクト
ルが一定範囲において、濃度を求める所定物質の吸収ス
ペクトルと重ならないこと、及び安定な物質であること
が最低の必要条件である。
【0115】次にゼロスペクトルPz(d)と標準スペ
クトルPr(d)を測定した後には、各受光スペクトル
Pz(d)、Pr(d)を処理する波長を選択するよう
校正用波長処理段階として初期波長dを設定し、先の段
階で求めたノイズ成分のない初期波長dにおける理想の
吸光係数α(d)及び標準スペクトルPr(d)の所定
濃度nrを
クトルPr(d)を測定した後には、各受光スペクトル
Pz(d)、Pr(d)を処理する波長を選択するよう
校正用波長処理段階として初期波長dを設定し、先の段
階で求めたノイズ成分のない初期波長dにおける理想の
吸光係数α(d)及び標準スペクトルPr(d)の所定
濃度nrを
【数55】Trs(d)=10−α(d)・nr
Trs(d):透過率
に代入し、迷光のノイズ成分量を含まない透過率Trs
(d)を算出する。
(d)を算出する。
【0116】ここで、透過率Trs(d)は、濃度ゼロ
のゼロスペクトルPz(d)及び標準スペクトルPr
(d)から不明のノイズ成分量Pm(d)を夫々引くこ
とにより
のゼロスペクトルPz(d)及び標準スペクトルPr
(d)から不明のノイズ成分量Pm(d)を夫々引くこ
とにより
【数56】Trs(d)=(Pr(d)−Pm(d))
/(Pz(d)−Pm(d)) の関係式が成り立つので、この式を変形して
/(Pz(d)−Pm(d)) の関係式が成り立つので、この式を変形して
【数57】Trs(d)(Pz(d)−Pm(d))=
Pr(d)−Pm(d)
Pr(d)−Pm(d)
【数58】Pm(d)=(Pr(d)−Trs(d)・
Pz(d))/(1−Trs(d)) とし、[数58]に対して、迷光のノイズ成分量を含ま
ない透過率Trs(d)の算出値、及び濃度ゼロのゼロ
スペクトルPz(d)の測定値及び標準スペクトルPr
(d)の測定値を夫々代入することにより、所定の時間
経過等により変化したノイズ成分量Pm(d)を求め、
校正する。
Pz(d))/(1−Trs(d)) とし、[数58]に対して、迷光のノイズ成分量を含ま
ない透過率Trs(d)の算出値、及び濃度ゼロのゼロ
スペクトルPz(d)の測定値及び標準スペクトルPr
(d)の測定値を夫々代入することにより、所定の時間
経過等により変化したノイズ成分量Pm(d)を求め、
校正する。
【0117】初期波長dでのノイズ成分量Pm(d)を
校正した後には、初期波長dに所定の波長幅Δdを加え
て他の所定波長dと設定し、図3に示す如く、処理手順
を校正用波長設定段階に戻し、以下、同様な処理を行な
い、他の所定波長dでのノイズ成分量Pm(d)を校正
する。
校正した後には、初期波長dに所定の波長幅Δdを加え
て他の所定波長dと設定し、図3に示す如く、処理手順
を校正用波長設定段階に戻し、以下、同様な処理を行な
い、他の所定波長dでのノイズ成分量Pm(d)を校正
する。
【0118】このように、所定波長dに徐々に所定の波
長幅Δdを加えて同様な処理を行うことにより各波長に
おける校正したノイズ成分量Pm(d)を集積し、増加
する所定波長dが所定の範囲を超えた時点で処理を停止
し、通常計測段階に移行する。
長幅Δdを加えて同様な処理を行うことにより各波長に
おける校正したノイズ成分量Pm(d)を集積し、増加
する所定波長dが所定の範囲を超えた時点で処理を停止
し、通常計測段階に移行する。
【0119】通常計測段階を説明すると、図4に示す如
く、組成比が不明である混合物質の計測スペクトルP
(d)を採取して測定する。ここで、混合物質を構成す
る組成物は、組成比が異なってもよいが、検量線を作成
した混合物質の組成物と略同じである必要がある。
く、組成比が不明である混合物質の計測スペクトルP
(d)を採取して測定する。ここで、混合物質を構成す
る組成物は、組成比が異なってもよいが、検量線を作成
した混合物質の組成物と略同じである必要がある。
【0120】計測スペクトルP(d)を測定した後に
は、各受光スペクトルP(d)、Pz(d)を処理する
波長を選択するよう計測用波長処理段階として初期波長
dを設定し、組成比が不明である混合物質の計測スペク
トルP(d)及びゼロスペクトルPz(d)から、校正
したノイズ成分量Pm(d)を夫々引くことにより
は、各受光スペクトルP(d)、Pz(d)を処理する
波長を選択するよう計測用波長処理段階として初期波長
dを設定し、組成比が不明である混合物質の計測スペク
トルP(d)及びゼロスペクトルPz(d)から、校正
したノイズ成分量Pm(d)を夫々引くことにより
【数59】As(d)=log((Pz(d)−Pm
(d))/(P−Pm(d))) As(d):校正した吸光度 の式を作成し、[数59]に対して、校正したノイズ成
分量Pm(d)の算出値、ゼロスペクトルPz(d)の
測定値及び計測スペクトルPの測定値を夫々代入するこ
とにより、初期波長dでの校正した吸光度As(d)を
算出する。
(d))/(P−Pm(d))) As(d):校正した吸光度 の式を作成し、[数59]に対して、校正したノイズ成
分量Pm(d)の算出値、ゼロスペクトルPz(d)の
測定値及び計測スペクトルPの測定値を夫々代入するこ
とにより、初期波長dでの校正した吸光度As(d)を
算出する。
【0121】初期波長dでの校正した吸光度As(d)
を算出した後には、初期波長dに所定の波長幅Δdを加
えて他の所定波長dと設定し、図4に示す如く、処理手
順を計測用波長設定段階に戻し、以下、同様な処理を行
ない、他の所定波長dでの校正した吸光度As(d)を
算出する。
を算出した後には、初期波長dに所定の波長幅Δdを加
えて他の所定波長dと設定し、図4に示す如く、処理手
順を計測用波長設定段階に戻し、以下、同様な処理を行
ない、他の所定波長dでの校正した吸光度As(d)を
算出する。
【0122】このように、所定波長dに徐々に所定の波
長幅Δdを加えて同様な処理を行うことにより各波長に
おける校正した吸光度As(d)を集積し、増加する所
定波長dが所定の範囲を超えた時点で処理を停止し、先
に求めた検量線を用いることによって、組成比が不明で
ある混合物質より所定物質の濃度nを算出する。
長幅Δdを加えて同様な処理を行うことにより各波長に
おける校正した吸光度As(d)を集積し、増加する所
定波長dが所定の範囲を超えた時点で処理を停止し、先
に求めた検量線を用いることによって、組成比が不明で
ある混合物質より所定物質の濃度nを算出する。
【0123】ここで、検量線により混合物質中の所定物
質の濃度nを算出する過程を説明すると、所定物質の濃
度nは、検量線として[数54]で示す回帰ベクトルb
により、各波長における校正した吸光度As(d)から
[数52]と同様に下記の[数60]で求められる。
質の濃度nを算出する過程を説明すると、所定物質の濃
度nは、検量線として[数54]で示す回帰ベクトルb
により、各波長における校正した吸光度As(d)から
[数52]と同様に下記の[数60]で求められる。
【0124】
【数60】
【0125】すなわち、下記の[数61]の如く、波長
の分割数Dとそれに対応した波長dの吸光度を回帰ベク
トルbから求めて演算することにより、組成比が不明で
ある混合物質より所定物質の濃度nを算出することがで
きる。
の分割数Dとそれに対応した波長dの吸光度を回帰ベク
トルbから求めて演算することにより、組成比が不明で
ある混合物質より所定物質の濃度nを算出することがで
きる。
【0126】
【数61】
【0127】混合物質の計測スペクトルP(d)より所
定物質の濃度nを求めた後には、連続分析として、組成
比が不明である混合物質を新たに採取して所定物質の濃
度を算出する段階に移行し、前の所定物質の濃度を算出
した時点から次の所定物質の濃度を算出した時点までの
経過時間を常に監視することよって、図3、図4に示す
如く、経過時間が、ノイズ成分量Pm(d)に変化を起
す所定時間の経過後ならば処理手順を校正段階へ戻し、
ノイズ成分量Pm(d)に変化を起す所定時間の経過前
ならば処理手順を通常計測段階へ戻す。更に、同様な処
理手順を繰り返して次の計測サンプルの濃度を算出し、
以後、未知の計測サンプルが無くなるまで同様の処理を
続ける。ここで、ノイズ成分量Pm(d)が変化する所
定時間は物質の種類等によって異なり、適宜設定する。
定物質の濃度nを求めた後には、連続分析として、組成
比が不明である混合物質を新たに採取して所定物質の濃
度を算出する段階に移行し、前の所定物質の濃度を算出
した時点から次の所定物質の濃度を算出した時点までの
経過時間を常に監視することよって、図3、図4に示す
如く、経過時間が、ノイズ成分量Pm(d)に変化を起
す所定時間の経過後ならば処理手順を校正段階へ戻し、
ノイズ成分量Pm(d)に変化を起す所定時間の経過前
ならば処理手順を通常計測段階へ戻す。更に、同様な処
理手順を繰り返して次の計測サンプルの濃度を算出し、
以後、未知の計測サンプルが無くなるまで同様の処理を
続ける。ここで、ノイズ成分量Pm(d)が変化する所
定時間は物質の種類等によって異なり、適宜設定する。
【0128】以下、組成が不明である混合物質より所定
物質の濃度を算出する過程における種々の処理を実際に
示し、仮ノイズ成分量nPm(d)、相関係数R2、切
片b等を求めた例では、所定波長dを210nmとする
ことにより、仮ノイズ成分量nPm(d)をnPmと、
ノイズ成分量Pm(d)をPmと、ゼロスペクトルPz
(d)をPzと、受光スペクトル(計測スペクトル)P
(d)をPとして夫々示す。
物質の濃度を算出する過程における種々の処理を実際に
示し、仮ノイズ成分量nPm(d)、相関係数R2、切
片b等を求めた例では、所定波長dを210nmとする
ことにより、仮ノイズ成分量nPm(d)をnPmと、
ノイズ成分量Pm(d)をPmと、ゼロスペクトルPz
(d)をPzと、受光スペクトル(計測スペクトル)P
(d)をPとして夫々示す。
【0129】(実施例1)SO2において迷光の仮ノイ
ズ成分量nPmを変えた場合を検量線により説明する
と、図6に示す如く、仮ノイズ成分量nPmを変化させ
た場合には、検量線の傾きが立ち上がり、ある値の仮ノ
イズ成分量nPmで検量線が略直線になることが明らか
である。又、この時の仮ノイズ成分量nPmを変化させ
た時の仮ノイズ成分量nPmと相関係数の二乗のR2と
の関係を示すと、図7、図8に示す如く、仮ノイズ成分
量nPmは所定位置(1560付近)に極大がある。こ
こで、図8は図7の極大値近傍の拡大図である。更に、
この時の仮ノイズ成分量nPmを変化させた時の切片b
の関係を示すと、図9に示す如く、bは所定位置でb=
0となる。従って、相関係数R2が極大値、bがゼロの
位置の場合に、仮ノイズ成分量nPmは実際のノイズ成
分量Pm(実際の迷光)になり、実際のノイズ成分量P
mを1560〜1570と推測し、且つ吸光係数αに相
当する傾きaを210nmで0.0149とする。更に
又、測定した受光スペクトルPにどの程度ノイズ成分量
Pmが含まれているかを示すと、図10に示す如く、各
波長においてゼロスペクトルPz及び受光スペクトルP
の下に所定量のノイズ成分量Pmが存在することが明ら
かである。
ズ成分量nPmを変えた場合を検量線により説明する
と、図6に示す如く、仮ノイズ成分量nPmを変化させ
た場合には、検量線の傾きが立ち上がり、ある値の仮ノ
イズ成分量nPmで検量線が略直線になることが明らか
である。又、この時の仮ノイズ成分量nPmを変化させ
た時の仮ノイズ成分量nPmと相関係数の二乗のR2と
の関係を示すと、図7、図8に示す如く、仮ノイズ成分
量nPmは所定位置(1560付近)に極大がある。こ
こで、図8は図7の極大値近傍の拡大図である。更に、
この時の仮ノイズ成分量nPmを変化させた時の切片b
の関係を示すと、図9に示す如く、bは所定位置でb=
0となる。従って、相関係数R2が極大値、bがゼロの
位置の場合に、仮ノイズ成分量nPmは実際のノイズ成
分量Pm(実際の迷光)になり、実際のノイズ成分量P
mを1560〜1570と推測し、且つ吸光係数αに相
当する傾きaを210nmで0.0149とする。更に
又、測定した受光スペクトルPにどの程度ノイズ成分量
Pmが含まれているかを示すと、図10に示す如く、各
波長においてゼロスペクトルPz及び受光スペクトルP
の下に所定量のノイズ成分量Pmが存在することが明ら
かである。
【0130】(実施例2)同一の装置において意図的に
光学系の調整を行なって実際の迷光のノイズ成分量Pm
を変えた例を用いて説明すると、図11に示す如く、ノ
イズ成分量Pmを含む検量線は、迷光のノイズ成分量P
mの大きさに伴って湾曲が大きくなり、且つ傾きが変化
している。又、図11の検量線より各ノイズ成分量Pm
を取り除くと、図12の迷光大(ノイズ成分大)、図1
3の迷光中(ノイズ成分中)、図14の迷光小(ノイズ
成分小)に示す如く、検量線は、迷光の大きさ(ノイズ
成分量の大きさ)にかかわらず、略直線になり、傾きも
略一定になることが明らかである。
光学系の調整を行なって実際の迷光のノイズ成分量Pm
を変えた例を用いて説明すると、図11に示す如く、ノ
イズ成分量Pmを含む検量線は、迷光のノイズ成分量P
mの大きさに伴って湾曲が大きくなり、且つ傾きが変化
している。又、図11の検量線より各ノイズ成分量Pm
を取り除くと、図12の迷光大(ノイズ成分大)、図1
3の迷光中(ノイズ成分中)、図14の迷光小(ノイズ
成分小)に示す如く、検量線は、迷光の大きさ(ノイズ
成分量の大きさ)にかかわらず、略直線になり、傾きも
略一定になることが明らかである。
【0131】(実施例3)SO2を含んだ混合物質(混
合ガス)において所定波長dに所定の波長幅Δdを加え
ることにより実際に200nmから350nmまで処理
し、SO2について多変量解析し、混合物質中のSO2
の吸光度等のデータを算出する。ここで[表2]は、複
数ある各組成比のうち3つ(濃度20ppm、60pp
m、100ppm)を示し、夫々の組成比には各波長の
うち3つ(200.52nm、200.77nm、20
1.02nm)を示す。
合ガス)において所定波長dに所定の波長幅Δdを加え
ることにより実際に200nmから350nmまで処理
し、SO2について多変量解析し、混合物質中のSO2
の吸光度等のデータを算出する。ここで[表2]は、複
数ある各組成比のうち3つ(濃度20ppm、60pp
m、100ppm)を示し、夫々の組成比には各波長の
うち3つ(200.52nm、200.77nm、20
1.02nm)を示す。
【0132】
【表2】
【0133】この結果として、図15には、各波長にお
けるゼロスペクトルPz、ノイズ成分量Pm、受光スペ
クトル(計測スペクトル)Pを、図16には、各波長に
おける絶対的な吸光係数スペクトルを示す。又、多変量
解析により作成される検量線は各波長ごとに存在し、適
宜校正段階及び測定段階を介して図17に示す補正前の
吸光度スペクトルを、図18に示す補正後の吸光度スペ
クトルに修正する。
けるゼロスペクトルPz、ノイズ成分量Pm、受光スペ
クトル(計測スペクトル)Pを、図16には、各波長に
おける絶対的な吸光係数スペクトルを示す。又、多変量
解析により作成される検量線は各波長ごとに存在し、適
宜校正段階及び測定段階を介して図17に示す補正前の
吸光度スペクトルを、図18に示す補正後の吸光度スペ
クトルに修正する。
【0134】このように、校正段階において経過時間に
より変化するノイズ成分量を校正し、且つ校正したノイ
ズ成分量及び予め準備した検量線を用いることによっ
て、組成比が不明である混合物質から所定物質の濃度を
算出するので、ノイズ成分量が変化した場合であっても
再度検量線を作成することなく、容易に混合物質中の所
定物質の濃度を算出することができる。
より変化するノイズ成分量を校正し、且つ校正したノイ
ズ成分量及び予め準備した検量線を用いることによっ
て、組成比が不明である混合物質から所定物質の濃度を
算出するので、ノイズ成分量が変化した場合であっても
再度検量線を作成することなく、容易に混合物質中の所
定物質の濃度を算出することができる。
【0135】又、連続的に混合物質中の所定物質の濃度
を算出する際に、前の所定物質の濃度を算出した時から
次の所定物質の濃度を算出する時までの時間経過に対応
して処理手順を変更するので、時間経過により変化する
ノイズ成分量を時間経過に対応して校正し、結果的に物
質の濃度を連続的に測定する連続分析を確実且つ精密に
行うことができる。
を算出する際に、前の所定物質の濃度を算出した時から
次の所定物質の濃度を算出する時までの時間経過に対応
して処理手順を変更するので、時間経過により変化する
ノイズ成分量を時間経過に対応して校正し、結果的に物
質の濃度を連続的に測定する連続分析を確実且つ精密に
行うことができる。
【0136】更に、仮ノイズ成分量を介して線形回帰法
から算出された複数の相関係数もしくは複数の切片によ
り最適なものを選択して単一物質における所定波長の吸
光係数及びノイズ成分量を求め、且つ所定波長を変えて
同様に処理することにより他の所定波長の吸光係数及び
ノイズ成分量を求め、各波長の吸光係数及びノイズ成分
量を集積するので、単一物質における各波長の吸光係数
及びノイズ成分量を適確に求めることができる。
から算出された複数の相関係数もしくは複数の切片によ
り最適なものを選択して単一物質における所定波長の吸
光係数及びノイズ成分量を求め、且つ所定波長を変えて
同様に処理することにより他の所定波長の吸光係数及び
ノイズ成分量を求め、各波長の吸光係数及びノイズ成分
量を集積するので、単一物質における各波長の吸光係数
及びノイズ成分量を適確に求めることができる。
【0137】更に又、単一物質より算出した各波長のノ
イズ成分量を用いることにより混合物質からノイズ成分
量を除いて各組成比での吸光度を算出し、且つ各データ
を用いて多変量解析することにより混合物質中の所定物
質の吸光度等のデータを算出するので、所定物質におけ
る各波長での複数の検量線を作成することができる。こ
こで、単一物質及び混合物質を測定する測定装置を同じ
にすることより単一物質に含まれる各波長のノイズ成分
量、及び混合物質に含まれる各波長のノイズ成分量が略
同じになるので、混合物質のノイズ成分量を単一物質の
ノイズ成分量により取り除くことができる。又、受光ス
ペクトルからノイズ成分量を取り除くので、高濃度で飽
和した検量線を修正し、高精度な直線で且つ再現性の高
い検量線を作成することができる。
イズ成分量を用いることにより混合物質からノイズ成分
量を除いて各組成比での吸光度を算出し、且つ各データ
を用いて多変量解析することにより混合物質中の所定物
質の吸光度等のデータを算出するので、所定物質におけ
る各波長での複数の検量線を作成することができる。こ
こで、単一物質及び混合物質を測定する測定装置を同じ
にすることより単一物質に含まれる各波長のノイズ成分
量、及び混合物質に含まれる各波長のノイズ成分量が略
同じになるので、混合物質のノイズ成分量を単一物質の
ノイズ成分量により取り除くことができる。又、受光ス
ペクトルからノイズ成分量を取り除くので、高濃度で飽
和した検量線を修正し、高精度な直線で且つ再現性の高
い検量線を作成することができる。
【0138】なお、本発明の定量分析校正方法は上述し
た実施例のみに限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
た実施例のみに限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の定量分析
校正方法によれば、下記の如き、種々の優れた効果を奏
し得る。
校正方法によれば、下記の如き、種々の優れた効果を奏
し得る。
【0140】I)請求項1によれば、校正段階において
経過時間により変化するノイズ成分量を校正し、且つ校
正したノイズ成分量及び予め準備した検量線を用いるこ
とによって、組成比が不明である混合物質から所定物質
の濃度を算出するので、ノイズ成分量が変化した場合で
あっても再度検量線を作成することなく、容易に混合物
質中の所定物質の濃度を算出することができる。
経過時間により変化するノイズ成分量を校正し、且つ校
正したノイズ成分量及び予め準備した検量線を用いるこ
とによって、組成比が不明である混合物質から所定物質
の濃度を算出するので、ノイズ成分量が変化した場合で
あっても再度検量線を作成することなく、容易に混合物
質中の所定物質の濃度を算出することができる。
【0141】II)請求項2によれば、連続的に混合物
質中の所定物質の濃度を算出する際に、前の所定物質の
濃度を算出した時から次の所定物質の濃度を算出する時
までの時間経過に対応して処理手順を変更するので、時
間経過により変化するノイズ成分量を時間経過に対応し
て校正し、結果的に物質の濃度を連続的に測定する連続
分析を確実且つ精密に行うことができる。
質中の所定物質の濃度を算出する際に、前の所定物質の
濃度を算出した時から次の所定物質の濃度を算出する時
までの時間経過に対応して処理手順を変更するので、時
間経過により変化するノイズ成分量を時間経過に対応し
て校正し、結果的に物質の濃度を連続的に測定する連続
分析を確実且つ精密に行うことができる。
【0142】III)請求項3又は4によれば、仮ノイ
ズ成分量を介して線形回帰法から算出された複数の相関
係数もしくは複数の切片により最適なものを選択して単
一物質における所定波長の吸光係数及びノイズ成分量を
求め、且つ所定波長を変えて同様に処理することにより
他の所定波長の吸光係数及びノイズ成分量を求め、各波
長の吸光係数及びノイズ成分量を集積するので、単一物
質における各波長の吸光係数及びノイズ成分量を適確に
求めることができる。
ズ成分量を介して線形回帰法から算出された複数の相関
係数もしくは複数の切片により最適なものを選択して単
一物質における所定波長の吸光係数及びノイズ成分量を
求め、且つ所定波長を変えて同様に処理することにより
他の所定波長の吸光係数及びノイズ成分量を求め、各波
長の吸光係数及びノイズ成分量を集積するので、単一物
質における各波長の吸光係数及びノイズ成分量を適確に
求めることができる。
【0143】IV)請求項5によれば、単一物質より算
出した各波長のノイズ成分量を用いることにより混合物
質からノイズ成分量を除いて各組成比での吸光度を算出
し、且つ各データを用いて多変量解析することにより混
合物質中の所定物質の吸光度等のデータを算出するの
で、所定物質における各波長での複数の検量線を作成す
ることができる。又、受光スペクトルからノイズ成分量
を取り除くので、高濃度で飽和した検量線を修正し、高
精度な直線で且つ再現性の高い検量線を作成することが
できる。
出した各波長のノイズ成分量を用いることにより混合物
質からノイズ成分量を除いて各組成比での吸光度を算出
し、且つ各データを用いて多変量解析することにより混
合物質中の所定物質の吸光度等のデータを算出するの
で、所定物質における各波長での複数の検量線を作成す
ることができる。又、受光スペクトルからノイズ成分量
を取り除くので、高濃度で飽和した検量線を修正し、高
精度な直線で且つ再現性の高い検量線を作成することが
できる。
【図1】本発明の定量分析校正方法を実施する形態例を
示すフローである。
示すフローである。
【図2】図1より連続するフローである。
【図3】図2より連続して校正段階を示すフローであ
る。
る。
【図4】図3より連続して通常計測段階を示すフローで
ある。
ある。
【図5】多変量解析(PLS法)によるアルゴリズムを
示す図である。
示す図である。
【図6】SO2において迷光の仮ノイズ成分量を変えた
時の検量線を示す図である。
時の検量線を示す図である。
【図7】図6において仮ノイズ成分量を変化させた時の
仮ノイズ成分量と相関係数の二乗値との関係を示す図で
ある。
仮ノイズ成分量と相関係数の二乗値との関係を示す図で
ある。
【図8】図7の極大値近傍を示す拡大図である。
【図9】図6において仮ノイズ成分量を変化させた時の
切片の関係を示す図である。
切片の関係を示す図である。
【図10】測定した受光スペクトルにどの程度ノイズ成
分量が含まれているかを示す図である。
分量が含まれているかを示す図である。
【図11】同一の装置において意図的に光学系の調整を
行なって実際の迷光のノイズ成分量を変えた場合の検量
線の例を示す図である。
行なって実際の迷光のノイズ成分量を変えた場合の検量
線の例を示す図である。
【図12】図11の迷光大(ノイズ成分大)の検量線に
おいて各ノイズ成分量を取り除いた時の検量線を示す図
である。
おいて各ノイズ成分量を取り除いた時の検量線を示す図
である。
【図13】図11の迷光中(ノイズ成分中)の検量線に
おいて各ノイズ成分量を取り除いた時の検量線を示す図
である。
おいて各ノイズ成分量を取り除いた時の検量線を示す図
である。
【図14】図11の迷光小(ノイズ成分小)の検量線に
おいて各ノイズ成分量を取り除いた時の検量線を示す図
である。
おいて各ノイズ成分量を取り除いた時の検量線を示す図
である。
【図15】各波長におけるゼロスペクトル、ノイズ成分
量、受光スペクトル(計測スペクトル)を示す図であ
る。
量、受光スペクトル(計測スペクトル)を示す図であ
る。
【図16】各波長における絶対的な吸光係数スペクトル
を示す図である。
を示す図である。
【図17】各波長における補正前の吸光度スペクトルを
示す図である。
示す図である。
【図18】各波長における補正後の吸光度スペクトルを
示す図である。
示す図である。
【図19】従来の波長210nmのSO2の検量線を示
す図である。
す図である。
【図20】非分散分光分析の場合における迷光を示す概
略図である。
略図である。
【図21】分光器使用の分光分析の場合における迷光を
示す概略図である。
示す概略図である。
As(d) 吸光度
P(d) 受光スペクトル(計測スペクトル)
Pm(d) 実際のノイズ成分量
nPm(d) 仮ノイズ成分量
Pr(d) 標準スペクトル
Pz(d) ゼロスペクトル
Trs(d) 透過率
α(d) 吸光係数
R2 相関係数
r 相関係数
a 傾き
b 切片
d 所定波長(初期波長)
n 濃度
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 小林 健
東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島
播磨重工業株式会社東京エンジニアリング
センター内
(72)発明者 八木 武人
東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島
播磨重工業株式会社東京エンジニアリング
センター内
(72)発明者 小原 正孝
東京都千代田区大手町二丁目2番1号 石
川島播磨重工業株式会社本社内
Fターム(参考) 2G059 AA01 BB01 CC06 EE01 FF08
HH03
Claims (5)
- 【請求項1】 時間の経過により変化するノイズ成分量
Pm(d)を校正段階によって算出し、且つ組成比が不
明である混合物質より所定物質の濃度を通常計測段階に
よって算出する定量分析校正方法であって、 前記校正段階は、標準物質の濃度ゼロのゼロスペクトル
Pz(d)と所定濃度の標準スペクトルPr(d)とを
採取し、校正用波長設定段階として各受光スペクトルP
z(d)、Pr(d)の処理波長を所定波長に設定し、
前記標準スペクトルPr(d)の所定濃度と、予め求め
られたノイズ成分のない理想的な吸光係数とにより透過
率Trs(d)を計算し、ノイズ成分量Pm(d)を 【数1】 Pm(d)=(Pr(d)−Trs(d)・Pz(d))/(1−Trs(d) ) より求め、前記所定波長を他の所定波長に変えて処理手
順を校正用波長設定段階に戻すことにより同様の処理を
繰り返し、他の所定波長のノイズ成分量Pm(d)を算
出して各波長のノイズ成分量を集積し、 前記通常計測段階は、組成比が不明である混合物質より
計測スペクトルを採取し、計測用波長設定段階として各
受光スペクトルの処理波長を所定波長に設定し、前記計
測スペクトル及びゼロスペクトルPz(d)からノイズ
成分量Pm(d)を夫々引いて吸光度を算出し、前記所
定波長を他の所定波長に変えて処理手順を前記計測用波
長設定段階に戻すことにより同様の処理を繰り返し、他
の所定波長の吸光度を算出して各波長の吸光度を集積
し、予め混合物質から求められた検量線により、混合物
質中の所定物質の濃度を算出することを特徴とする定量
分析校正方法。 - 【請求項2】 組成比が不明である混合物質より所定物
質の濃度を算出し且つ連続的に次の所定物質の濃度を算
出する際に、前の所定物質の濃度を算出してから次の所
定物質の濃度を算出するまでの時間間隔が所定時間を経
過している場合には処理手順を校正段階に戻し、前記時
間間隔が所定時間の経過する前の場合には処理手順を通
常計測段階に戻す請求項1記載の定量分析校正方法。 - 【請求項3】 単一物質の濃度ゼロから各所定濃度まで
の各受光スペクトルを採取し、単一物質用波長設定段階
として各受光スペクトルの処理波長を所定波長に設定
し、ノイズ成分量設定段階として前記ノイズ成分を濃度
ゼロの受光スペクトル又は所定濃度の受光スペクトルよ
り小さい任意の仮ノイズ成分量に仮設定し、前記仮ノイ
ズ成分量を濃度ゼロの受光スペクトル及び所定濃度の受
光スペクトルから夫々引いて各所定濃度の吸光度を算出
し、各所定濃度と吸光度の関係が直線に従うとして 【数2】Y=aX+b a:傾き b:切片 よりXに濃度、Yに吸光度を代入して線形回帰法により
相関係数を求め、続いて仮ノイズ成分量を他の仮ノイズ
成分量に変えて処理手順を前記ノイズ成分量設定段階に
戻すことにより同様の処理を繰り返して他の相関係数を
求め、各仮ノイズ成分量における複数の相関係数から最
も大きいものを選択することにより、選択された相関係
数に対応する傾きを所定波長の吸光係数と決定すると共
にノイズ成分量を決定し、更に前記所定波長を他の所定
波長に変えて処理手順を前記単一物質用波長設定段階に
戻すことにより同様の処理を繰り返して他の所定波長の
吸光係数及びノイズ成分量を夫々決定し、単一物質の受
光スペクトル中に含まれる各波長の吸光係数及び各波長
のノイズ成分量を集積する請求項1又は2記載の定量分
析校正方法。 - 【請求項4】 単一物質の濃度ゼロから各所定濃度まで
の各受光スペクトルを採取し、単一物質用波長設定段階
として各受光スペクトルの処理波長を所定波長に設定
し、ノイズ成分量設定段階として前記ノイズ成分を濃度
ゼロの受光スペクトル又は所定濃度の受光スペクトルよ
り小さい任意の仮ノイズ成分量に仮設定し、前記仮ノイ
ズ成分量を濃度ゼロの受光スペクトル及び所定濃度の受
光スペクトルから夫々引いて各所定濃度の吸光度を算出
し、各所定濃度と吸光度の関係が直線に従うとして 【数3】Y=aX+b a:傾き b:切片 よりXに濃度、Yに吸光度を代入して線形回帰法により
切片を求め、続いて仮ノイズ成分量を他の仮ノイズ成分
量に変えて処理手順を前記ノイズ成分量設定段階に戻す
ことにより同様の処理を繰り返して他の切片を求め、各
仮ノイズ成分量における複数の切片から最もゼロに近い
ものを選択することにより、選択された切片に対応する
傾きを所定波長の吸光係数と決定すると共にノイズ成分
量を決定し、更に前記所定波長を他の所定波長に変えて
処理手順を前記単一物質用波長設定段階に戻すことによ
り同様の処理を繰り返して他の所定波長の吸光係数及び
ノイズ成分量を夫々決定し、単一物質の受光スペクトル
中に含まれる各波長の吸光係数及び各波長のノイズ成分
量を集積する請求項1又は2記載の定量分析校正方法。 - 【請求項5】 混合物質の濃度ゼロの受光スペクトル及
び組成比を変えた複数の受光スペクトルを採取し、混合
物質用波長設定段階として各受光スペクトルの処理波長
を所定波長に設定し、予め単一物質より算出した所定波
長のノイズ成分量を濃度ゼロの受光スペクトル及び各組
成比の受光スペクトルから夫々引くことにより各組成比
での所定波長の吸光度を算出し、前記所定波長を他の所
定波長に変えて処理手順を前記混合物質用波長設定段階
に戻すことにより同様の処理を繰り返して各組成比での
他の所定波長の吸光度を夫々算出し、各波長での吸光度
及び各組成比のデータを用いて多変量解析することによ
り混合物質中の所定物質の検量線を作成することを特徴
とする請求項1、2、3又は4記載の定量分析校正方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001220518A JP2003035662A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | 定量分析校正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001220518A JP2003035662A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | 定量分析校正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003035662A true JP2003035662A (ja) | 2003-02-07 |
Family
ID=19054327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001220518A Pending JP2003035662A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | 定量分析校正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003035662A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016035626A1 (ja) * | 2014-09-05 | 2016-03-10 | 株式会社分光科学研究所 | 分光定量方法、分光定量装置及びプログラム |
-
2001
- 2001-07-19 JP JP2001220518A patent/JP2003035662A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016035626A1 (ja) * | 2014-09-05 | 2016-03-10 | 株式会社分光科学研究所 | 分光定量方法、分光定量装置及びプログラム |
| JP2016057065A (ja) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | 株式会社分光科学研究所 | 分光定量方法、分光定量装置及びプログラム |
| US9791373B2 (en) | 2014-09-05 | 2017-10-17 | Spectroscopic Science Laboratory Co., Ltd. | Method for quantitative spectrometry, quantitative spectrometry apparatus, and program |
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