JP2003035507A - 表面形状認識用センサおよびこの製造方法 - Google Patents
表面形状認識用センサおよびこの製造方法Info
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- JP2003035507A JP2003035507A JP2001222584A JP2001222584A JP2003035507A JP 2003035507 A JP2003035507 A JP 2003035507A JP 2001222584 A JP2001222584 A JP 2001222584A JP 2001222584 A JP2001222584 A JP 2001222584A JP 2003035507 A JP2003035507 A JP 2003035507A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安定性、感度、信頼性を考慮した表面形状認
識用センサを提供する。 【解決手段】 絶縁膜107を0.1μmの厚さに形成
し、この上のセンサ電極104a上部領域に、センサ電
極104aを全て覆うように膜厚1μm程度のレジスト
パターン108を形成し、これをマスクとして、絶縁膜
107を選択的にエッチングし、センサ電極104aを
覆う電極絶縁膜107aを形成する。
識用センサを提供する。 【解決手段】 絶縁膜107を0.1μmの厚さに形成
し、この上のセンサ電極104a上部領域に、センサ電
極104aを全て覆うように膜厚1μm程度のレジスト
パターン108を形成し、これをマスクとして、絶縁膜
107を選択的にエッチングし、センサ電極104aを
覆う電極絶縁膜107aを形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間の指紋や動物
の鼻紋など微細な凹凸を有する表面形状を感知するため
に用いられる表面形状認識用センサおよびこの製造方法
に関する。
の鼻紋など微細な凹凸を有する表面形状を感知するため
に用いられる表面形状認識用センサおよびこの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】情報化社会の進展と現代社会の環境にお
いて、セキュリティ技術に対する関心が高まっている。
例えば、情報化社会では、電子現金化などのシステム構
築のための本人認証技術が、重要な鍵となっている。ま
た、盗難やクレジットカードなどが不正に利用されるこ
とを防ぐための認証技術についても、研究開発が活発に
なっている(例えば、清水 良真 他、個人認証機能付
きICカードに関する一検討、信学技法、Technical re
port of IEICE OFS92-32,P25 30(1992))。
いて、セキュリティ技術に対する関心が高まっている。
例えば、情報化社会では、電子現金化などのシステム構
築のための本人認証技術が、重要な鍵となっている。ま
た、盗難やクレジットカードなどが不正に利用されるこ
とを防ぐための認証技術についても、研究開発が活発に
なっている(例えば、清水 良真 他、個人認証機能付
きICカードに関する一検討、信学技法、Technical re
port of IEICE OFS92-32,P25 30(1992))。
【0003】認証方式は、指紋や音声など種々あるが、
中でも、指紋認証技術については、これまで多くの技術
開発がなされている。指紋を読み取る方式としては、レ
ンズや照明などの光学系を備えた光学的な読み取り方式
と、感圧シートなどを用いた圧力式、半導体基板上にセ
ンサを配置した半導体式などがある。これらの中で、小
型化が容易であり、汎用化が容易なのは、半導体式であ
る。
中でも、指紋認証技術については、これまで多くの技術
開発がなされている。指紋を読み取る方式としては、レ
ンズや照明などの光学系を備えた光学的な読み取り方式
と、感圧シートなどを用いた圧力式、半導体基板上にセ
ンサを配置した半導体式などがある。これらの中で、小
型化が容易であり、汎用化が容易なのは、半導体式であ
る。
【0004】半導体式として、「Marco Tartagni」等
が、LSI製造技術を用いて容量型の指紋センサを開発
したものがある(Marco Tartagni and Robert Guerrier
i,A 390 dpi Live Fingerprint Imager Based on Feed
back Capacitive Sensing Scheme,1997 IEEE Internati
onal Solid-State Circuits Conference,p200 201(199
7))。この指紋センサは、小さな容量検出センサをLS
I上に2次元に配列したセンサチップにより、帰還静電
容量方式を利用して皮膚の凹凸パターンを検出する方式
である。
が、LSI製造技術を用いて容量型の指紋センサを開発
したものがある(Marco Tartagni and Robert Guerrier
i,A 390 dpi Live Fingerprint Imager Based on Feed
back Capacitive Sensing Scheme,1997 IEEE Internati
onal Solid-State Circuits Conference,p200 201(199
7))。この指紋センサは、小さな容量検出センサをLS
I上に2次元に配列したセンサチップにより、帰還静電
容量方式を利用して皮膚の凹凸パターンを検出する方式
である。
【0005】この静電容量検出センサについて、図12
の断面図を用いて説明する。このセンサは、半導体基板
1201上に、層間絶縁膜1202を介して形成された
センサ電極1203と、この上を覆うパッシベーション
膜1204とから構成されている。なお、図12には示
していないが、層間絶縁膜1202下の半導体基板12
01上には、例えば複数のMOSトランジスタなどや配
線構造を備えた集積回路である検出回路が形成されてい
る。
の断面図を用いて説明する。このセンサは、半導体基板
1201上に、層間絶縁膜1202を介して形成された
センサ電極1203と、この上を覆うパッシベーション
膜1204とから構成されている。なお、図12には示
していないが、層間絶縁膜1202下の半導体基板12
01上には、例えば複数のMOSトランジスタなどや配
線構造を備えた集積回路である検出回路が形成されてい
る。
【0006】このセンサチップでは、指紋検出対象の指
がパッシベーション膜1204に接触すると、センサ電
極1203と指の皮膚が電極として働くことで静電容量
を形成する。この静電容量を、センサ電極1203に接
続する図示していない配線を介し、上記検出回路により
検出する。しかし、静電容量型の指紋センサは、皮膚が
電極となっているため、指先に発生した静電気により、
センサチップに内蔵されている集積回路が静電破壊され
るという問題があった。
がパッシベーション膜1204に接触すると、センサ電
極1203と指の皮膚が電極として働くことで静電容量
を形成する。この静電容量を、センサ電極1203に接
続する図示していない配線を介し、上記検出回路により
検出する。しかし、静電容量型の指紋センサは、皮膚が
電極となっているため、指先に発生した静電気により、
センサチップに内蔵されている集積回路が静電破壊され
るという問題があった。
【0007】これに対し、上述した静電容量型指紋セン
サの静電破壊を防止するために、図13のような断面構
造の静電容量検出センサを備えた表面形状認識用センサ
が提案されている。図13のセンサについて説明する
と、半導体基板1301上に、層間絶縁膜1302を介
して形成されたセンサ電極1303と、このセンサ電極
1303と所定の間隔をあけて配置された変形可能な板
状の可動電極1304と、センサ電極1303の周囲に
センサ電極1303とは絶縁分離されて配置され可動電
極1304を支持する支持部材1305とを備えてい
る。
サの静電破壊を防止するために、図13のような断面構
造の静電容量検出センサを備えた表面形状認識用センサ
が提案されている。図13のセンサについて説明する
と、半導体基板1301上に、層間絶縁膜1302を介
して形成されたセンサ電極1303と、このセンサ電極
1303と所定の間隔をあけて配置された変形可能な板
状の可動電極1304と、センサ電極1303の周囲に
センサ電極1303とは絶縁分離されて配置され可動電
極1304を支持する支持部材1305とを備えてい
る。
【0008】このように構成されたセンサでは、指紋検
出対象の指が可動電極1304に接触すると、指からの
圧力が可動電極1304をセンサ電極1303側に撓ま
せ、センサ電極1303と可動電極1304間に形成さ
れていた静電容量を変化させる。この静電容量の変化
を、センサ電極1303に接続する図示していない配線
を介し、半導体基板1301上のやはり図示していない
検出回路によって検出する。この表面形状認識用センサ
においては、導電性を有する支持部材1305を介して
可動電極1304を接地しておけば、指先に発生した静
電気は、可動電極1304へ放電したとしても支持部材
1305を介してアースに流れる。このため、センサ電
極1303下に内蔵されている検出回路が、静電破壊か
ら守られるようになる。
出対象の指が可動電極1304に接触すると、指からの
圧力が可動電極1304をセンサ電極1303側に撓ま
せ、センサ電極1303と可動電極1304間に形成さ
れていた静電容量を変化させる。この静電容量の変化
を、センサ電極1303に接続する図示していない配線
を介し、半導体基板1301上のやはり図示していない
検出回路によって検出する。この表面形状認識用センサ
においては、導電性を有する支持部材1305を介して
可動電極1304を接地しておけば、指先に発生した静
電気は、可動電極1304へ放電したとしても支持部材
1305を介してアースに流れる。このため、センサ電
極1303下に内蔵されている検出回路が、静電破壊か
ら守られるようになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の表面形状認識用センサでは、指などの表面形状
認識対象からの圧力が過大な場合、可動電極1304が
撓みすぎてセンサ電極1303に接触し、回路的にショ
ートするという問題があった。
た従来の表面形状認識用センサでは、指などの表面形状
認識対象からの圧力が過大な場合、可動電極1304が
撓みすぎてセンサ電極1303に接触し、回路的にショ
ートするという問題があった。
【0010】本発明は、以上のような問題点を解消する
ためになされたものであり、安定性、感度、信頼性を考
慮した表面形状認識用センサを提供することを目的とす
る。
ためになされたものであり、安定性、感度、信頼性を考
慮した表面形状認識用センサを提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一形態における
表面形状認識用センサは、半導体基板上に形成された層
間絶縁膜の同一平面に各々が絶縁分離されかつ各々固定
配置されたセンサ電極,このセンサ電極上に配置された
電極絶縁膜,この電極絶縁膜上に所定の間隔をあけて配
置された金属からなる変形可能な板状の可動電極から構
成された複数の容量検出素子と、センサ電極周囲にセン
サ電極とは絶縁分離されて配置され電極絶縁膜より高く
形成されて可動電極を支持する支持部材とを備えたもの
である。この表面形状認識用センサによれば、可動電極
とセンサ電極との間に、空間と電極絶縁膜とが存在す
る。
表面形状認識用センサは、半導体基板上に形成された層
間絶縁膜の同一平面に各々が絶縁分離されかつ各々固定
配置されたセンサ電極,このセンサ電極上に配置された
電極絶縁膜,この電極絶縁膜上に所定の間隔をあけて配
置された金属からなる変形可能な板状の可動電極から構
成された複数の容量検出素子と、センサ電極周囲にセン
サ電極とは絶縁分離されて配置され電極絶縁膜より高く
形成されて可動電極を支持する支持部材とを備えたもの
である。この表面形状認識用センサによれば、可動電極
とセンサ電極との間に、空間と電極絶縁膜とが存在す
る。
【0012】上記表面形状認識用センサにおいて、可動
電極が複数の開口部を備えた場合は、可動電極上に配置
されて開口部を塞ぐように形成された保護膜を備えるよ
うにすればよい。また、可動電極上に配置された突起状
構造体を備えるようにしてもよい。上記表面形状認識用
センサにおいて、可動電極が弾性変形する範囲において
最大の変形をしたときの可動電極中央部の移動量をAと
したとき、可動電極と電極絶縁膜との間隔は、A以下と
することができる。また、上記表面形状認識用センサに
おいて、電極絶縁膜は、センサ電極と略同じ形状に形成
されかつセンサ電極上を覆うように配置されていればよ
い。
電極が複数の開口部を備えた場合は、可動電極上に配置
されて開口部を塞ぐように形成された保護膜を備えるよ
うにすればよい。また、可動電極上に配置された突起状
構造体を備えるようにしてもよい。上記表面形状認識用
センサにおいて、可動電極が弾性変形する範囲において
最大の変形をしたときの可動電極中央部の移動量をAと
したとき、可動電極と電極絶縁膜との間隔は、A以下と
することができる。また、上記表面形状認識用センサに
おいて、電極絶縁膜は、センサ電極と略同じ形状に形成
されかつセンサ電極上を覆うように配置されていればよ
い。
【0013】本発明の一形態における表面形状認識用セ
ンサの製造方法は、半導体基板上に層間絶縁膜を形成す
る工程と、層間絶縁膜上にセンサ電極を形成する工程
と、センサ電極周囲にこのセンサ電極とは絶縁分離され
て配置された支持部材を形成する工程と、センサ電極上
において支持部材より低い状態にセンサ電極を覆う第1
の絶縁膜を形成する工程と、第1の絶縁膜を選択的に除
去してセンサ電極上に電極絶縁膜を形成する工程と、セ
ンサ電極と電極絶縁膜を覆いかつ支持部材が露出するよ
うに層間絶縁膜上に犠牲膜を形成する工程と、犠牲膜お
よび支持部材上に開口部を備えた可動電極を形成する工
程と、可動電極を形成した後で開口部を介して犠牲膜の
みを選択的に除去する工程と、犠牲膜を除去した後で、
可動電極上に保護膜を形成する工程と、保護膜上にセン
サ電極の上の領域に配置された突起状構造体を形成する
工程とを備えたものである。この製造方法によれば、可
動電極とセンサ電極との間に、空間と電極絶縁膜とが存
在した状態となる。
ンサの製造方法は、半導体基板上に層間絶縁膜を形成す
る工程と、層間絶縁膜上にセンサ電極を形成する工程
と、センサ電極周囲にこのセンサ電極とは絶縁分離され
て配置された支持部材を形成する工程と、センサ電極上
において支持部材より低い状態にセンサ電極を覆う第1
の絶縁膜を形成する工程と、第1の絶縁膜を選択的に除
去してセンサ電極上に電極絶縁膜を形成する工程と、セ
ンサ電極と電極絶縁膜を覆いかつ支持部材が露出するよ
うに層間絶縁膜上に犠牲膜を形成する工程と、犠牲膜お
よび支持部材上に開口部を備えた可動電極を形成する工
程と、可動電極を形成した後で開口部を介して犠牲膜の
みを選択的に除去する工程と、犠牲膜を除去した後で、
可動電極上に保護膜を形成する工程と、保護膜上にセン
サ電極の上の領域に配置された突起状構造体を形成する
工程とを備えたものである。この製造方法によれば、可
動電極とセンサ電極との間に、空間と電極絶縁膜とが存
在した状態となる。
【0014】本発明の他の形態における表面形状認識用
センサの製造方法は、半導体基板上に層間絶縁膜を形成
する工程と、層間絶縁膜上に金属膜を形成する工程と、
金属膜上に所定の領域に開口部を備えた第1のマスクパ
ターンを形成する工程と、第1のマスクパターンの開口
部底部に露出した金属膜表面にメッキ法により第1の金
属パターンを形成する工程と、第1の金属パターン上に
この第1の金属パターンを覆うように第1の絶縁膜を形
成する工程と、第1のマスクパターンを除去して第1の
金属パターン上に電極絶縁膜を形成する工程と、電極絶
縁膜を形成した後、第1の金属パターンの周囲に配置さ
れた開口部を備えた第2のマスクパターンを金属膜およ
び電極絶縁膜上に形成する工程と、第2のマスクパター
ンの開口部底部に露出した金属膜表面にメッキ法により
第2の金属パターンを第1の金属パターンと電極絶縁膜
との合計膜厚より厚く形成する工程と、第2のマスクパ
ターンを除去した後、第1の金属パターンおよび第2の
金属パターンをマスクとして第1の金属膜をエッチング
除去し、第1の金属膜および第1の金属パターンからな
るセンサ電極と第1の金属膜および第2の金属パターン
からなる支持部材とを形成する工程と、センサ電極と電
極絶縁膜を覆いかつ支持部材が露出するように層間絶縁
膜上に犠牲膜を形成する工程と、犠牲膜および支持部材
上に、開口部を備えた可動電極を形成する工程と、可動
電極を形成した後で、開口部を介して犠牲膜のみを選択
的に除去する工程と、犠牲膜を除去した後で、可動電極
上に保護膜を形成する工程と、保護膜上にセンサ電極の
上の領域に配置された突起状構造体を形成する工程とを
備えたものである。この製造方法によれば、可動電極と
センサ電極との間に、空間と電極絶縁膜とが存在した状
態となる。
センサの製造方法は、半導体基板上に層間絶縁膜を形成
する工程と、層間絶縁膜上に金属膜を形成する工程と、
金属膜上に所定の領域に開口部を備えた第1のマスクパ
ターンを形成する工程と、第1のマスクパターンの開口
部底部に露出した金属膜表面にメッキ法により第1の金
属パターンを形成する工程と、第1の金属パターン上に
この第1の金属パターンを覆うように第1の絶縁膜を形
成する工程と、第1のマスクパターンを除去して第1の
金属パターン上に電極絶縁膜を形成する工程と、電極絶
縁膜を形成した後、第1の金属パターンの周囲に配置さ
れた開口部を備えた第2のマスクパターンを金属膜およ
び電極絶縁膜上に形成する工程と、第2のマスクパター
ンの開口部底部に露出した金属膜表面にメッキ法により
第2の金属パターンを第1の金属パターンと電極絶縁膜
との合計膜厚より厚く形成する工程と、第2のマスクパ
ターンを除去した後、第1の金属パターンおよび第2の
金属パターンをマスクとして第1の金属膜をエッチング
除去し、第1の金属膜および第1の金属パターンからな
るセンサ電極と第1の金属膜および第2の金属パターン
からなる支持部材とを形成する工程と、センサ電極と電
極絶縁膜を覆いかつ支持部材が露出するように層間絶縁
膜上に犠牲膜を形成する工程と、犠牲膜および支持部材
上に、開口部を備えた可動電極を形成する工程と、可動
電極を形成した後で、開口部を介して犠牲膜のみを選択
的に除去する工程と、犠牲膜を除去した後で、可動電極
上に保護膜を形成する工程と、保護膜上にセンサ電極の
上の領域に配置された突起状構造体を形成する工程とを
備えたものである。この製造方法によれば、可動電極と
センサ電極との間に、空間と電極絶縁膜とが存在した状
態となる。
【0015】本発明の他の形態における表面形状認識用
センサの製造方法は、半導体基板上に層間絶縁膜を形成
する工程と、層間絶縁膜上に金属膜を形成する工程と、
金属膜上に所定の領域に開口部を備えた第1のマスクパ
ターンを形成する工程と、第1のマスクパターンの開口
部底部に露出した金属膜表面にメッキ法により第1の金
属パターンを形成する工程と、第1のマスクパターンを
除去した後、第1の金属パターン上にこの第1の金属パ
ターンを覆うように第1の絶縁膜を形成する工程と、第
1の絶縁膜を選択的に除去して第1の金属パターン上に
電極絶縁膜を形成する工程と、電極絶縁膜を形成した
後、第1の金属パターンの周囲に配置された開口部を備
えた第2のマスクパターンを金属膜および電極絶縁膜上
に形成する工程と、第2のマスクパターンの開口部底部
に露出した金属膜表面にメッキ法により第2の金属パタ
ーンを第1の金属パターンと電極絶縁膜との合計膜厚よ
り厚く形成する工程と、第2のマスクパターンを除去し
た後、第1の金属パターンおよび第2の金属パターンを
マスクとして第1の金属膜をエッチング除去し、第1の
金属膜および第1の金属パターンからなるセンサ電極と
第1の金属膜および第2の金属パターンからなる支持部
材とを形成する工程と、センサ電極と電極絶縁膜を覆い
かつ支持部材が露出するように層間絶縁膜上に犠牲膜を
形成する工程と、犠牲膜および支持部材上に、開口部を
備えた可動電極を形成する工程と、可動電極を形成した
後で、開口部を介して犠牲膜のみを選択的に除去する工
程と、犠牲膜を除去した後で、可動電極上に保護膜を形
成する工程と、保護膜上にセンサ電極の上の領域に配置
された突起状構造体を形成する工程とを備えたものであ
る。この製造方法によれば、可動電極とセンサ電極との
間に、空間と電極絶縁膜とが存在した状態となる。
センサの製造方法は、半導体基板上に層間絶縁膜を形成
する工程と、層間絶縁膜上に金属膜を形成する工程と、
金属膜上に所定の領域に開口部を備えた第1のマスクパ
ターンを形成する工程と、第1のマスクパターンの開口
部底部に露出した金属膜表面にメッキ法により第1の金
属パターンを形成する工程と、第1のマスクパターンを
除去した後、第1の金属パターン上にこの第1の金属パ
ターンを覆うように第1の絶縁膜を形成する工程と、第
1の絶縁膜を選択的に除去して第1の金属パターン上に
電極絶縁膜を形成する工程と、電極絶縁膜を形成した
後、第1の金属パターンの周囲に配置された開口部を備
えた第2のマスクパターンを金属膜および電極絶縁膜上
に形成する工程と、第2のマスクパターンの開口部底部
に露出した金属膜表面にメッキ法により第2の金属パタ
ーンを第1の金属パターンと電極絶縁膜との合計膜厚よ
り厚く形成する工程と、第2のマスクパターンを除去し
た後、第1の金属パターンおよび第2の金属パターンを
マスクとして第1の金属膜をエッチング除去し、第1の
金属膜および第1の金属パターンからなるセンサ電極と
第1の金属膜および第2の金属パターンからなる支持部
材とを形成する工程と、センサ電極と電極絶縁膜を覆い
かつ支持部材が露出するように層間絶縁膜上に犠牲膜を
形成する工程と、犠牲膜および支持部材上に、開口部を
備えた可動電極を形成する工程と、可動電極を形成した
後で、開口部を介して犠牲膜のみを選択的に除去する工
程と、犠牲膜を除去した後で、可動電極上に保護膜を形
成する工程と、保護膜上にセンサ電極の上の領域に配置
された突起状構造体を形成する工程とを備えたものであ
る。この製造方法によれば、可動電極とセンサ電極との
間に、空間と電極絶縁膜とが存在した状態となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。 <実施の形態1>はじめに、本発明の第1の実施の形態
における表面形状認識用センサの製造方法例について説
明する。図1は、本実施に形態における表面形状認識用
センサの製造方法を説明する工程図である。まず、図1
(a)に示すように、シリコンなどの半導体材料からな
る基板101上に、層間絶縁膜101aを形成する。層
間絶縁膜101a下の基板101上には、図示していな
いが、検出回路などの他の集積回路が形成され、複数の
配線からなる配線構造を備えている。層間絶縁膜101
aを形成した後、蒸着法により膜厚0.1μmのチタン
膜と膜厚0.1μmの金膜との2層膜からなるシード層
102を形成する。
て図を参照して説明する。 <実施の形態1>はじめに、本発明の第1の実施の形態
における表面形状認識用センサの製造方法例について説
明する。図1は、本実施に形態における表面形状認識用
センサの製造方法を説明する工程図である。まず、図1
(a)に示すように、シリコンなどの半導体材料からな
る基板101上に、層間絶縁膜101aを形成する。層
間絶縁膜101a下の基板101上には、図示していな
いが、検出回路などの他の集積回路が形成され、複数の
配線からなる配線構造を備えている。層間絶縁膜101
aを形成した後、蒸着法により膜厚0.1μmのチタン
膜と膜厚0.1μmの金膜との2層膜からなるシード層
102を形成する。
【0017】つぎに、図1(b)に示すように、シード
層102上に開口部103aを備えた膜厚5μm程度の
レジストパターン103を形成する。レジストパターン
103は、例えば、公知のフォトリソグラフィ技術によ
り形成すればよい。レジストパターン103を形成した
ら、開口部103aに露出しているシード層102上
に、電解メッキにより金のメッキ膜からなる金属パター
ン104を膜厚1μm程度に形成する。
層102上に開口部103aを備えた膜厚5μm程度の
レジストパターン103を形成する。レジストパターン
103は、例えば、公知のフォトリソグラフィ技術によ
り形成すればよい。レジストパターン103を形成した
ら、開口部103aに露出しているシード層102上
に、電解メッキにより金のメッキ膜からなる金属パター
ン104を膜厚1μm程度に形成する。
【0018】つぎに、図1(c)に示すように、レジス
トパターン103を除去する。この後、図1(d)に示
すように、新たに開口部105aを備えた膜厚5μm程
度のレジストパターン105を形成する。このときレジ
ストパターン105により金属パターン104を覆うよ
うにする。レジストパターン105を形成したら、開口
部105aに露出しているシード層102上に、電解メ
ッキにより金のメッキ膜からなる金属パターン106
を、膜厚3μm程度に形成する。この後、図1(e)に
示すように、レジストパターン105を除去する。
トパターン103を除去する。この後、図1(d)に示
すように、新たに開口部105aを備えた膜厚5μm程
度のレジストパターン105を形成する。このときレジ
ストパターン105により金属パターン104を覆うよ
うにする。レジストパターン105を形成したら、開口
部105aに露出しているシード層102上に、電解メ
ッキにより金のメッキ膜からなる金属パターン106
を、膜厚3μm程度に形成する。この後、図1(e)に
示すように、レジストパターン105を除去する。
【0019】次いで、金属パターン104および金属パ
ターン106をマスクとして、シード層102を選択的
にエッチング除去する。このエッチングでは、まず、ヨ
ウ素,ヨウ化アンモニウム,水,エタノールからなるエ
ッチング液を用いて、シード層102上層の金を選択的
に除去する。次いで、HF系のエッチング液を用い、シ
ード層102下層のチタンを選択的に除去する。この結
果、図1(f)に示すように、基板101上に、上層が
金からなるセンサ電極104aと、センサ電極104a
とは絶縁分離された支持部材106aとが形成される。
ターン106をマスクとして、シード層102を選択的
にエッチング除去する。このエッチングでは、まず、ヨ
ウ素,ヨウ化アンモニウム,水,エタノールからなるエ
ッチング液を用いて、シード層102上層の金を選択的
に除去する。次いで、HF系のエッチング液を用い、シ
ード層102下層のチタンを選択的に除去する。この結
果、図1(f)に示すように、基板101上に、上層が
金からなるセンサ電極104aと、センサ電極104a
とは絶縁分離された支持部材106aとが形成される。
【0020】支持部材106aは、後述する可動電極を
支持するものであり、例えば、図1(g)に示すよう
に、格子状に形成されたものである。支持部材106a
で囲まれた領域の中心部には、センサ電極104aが配
置されている。なお、支持部材106aの形状は格子状
に限るものではなく、四角柱をセンサ電極104aの周
辺に複数配置したものとしても良い。
支持するものであり、例えば、図1(g)に示すよう
に、格子状に形成されたものである。支持部材106a
で囲まれた領域の中心部には、センサ電極104aが配
置されている。なお、支持部材106aの形状は格子状
に限るものではなく、四角柱をセンサ電極104aの周
辺に複数配置したものとしても良い。
【0021】つぎに、図2(a)に示すように、シリコ
ン酸化膜からなる絶縁膜107を0.1μmの厚さでE
CR(Electron Cyclotron Resonance)プラズマCVD
(Chemical Vapor Deposition)法によって形成する。
ソースガスとしてSiH4およびO2ガスを用い、各ガス
流量を10sccm,20sccmとし、マイクロ波パワーを2
00Wとしてシリコン酸化膜を形成した。なお、絶縁膜
107は、シリコン酸化膜に限らず、シリコン窒化膜な
どの他の絶縁材料であってもよい。
ン酸化膜からなる絶縁膜107を0.1μmの厚さでE
CR(Electron Cyclotron Resonance)プラズマCVD
(Chemical Vapor Deposition)法によって形成する。
ソースガスとしてSiH4およびO2ガスを用い、各ガス
流量を10sccm,20sccmとし、マイクロ波パワーを2
00Wとしてシリコン酸化膜を形成した。なお、絶縁膜
107は、シリコン酸化膜に限らず、シリコン窒化膜な
どの他の絶縁材料であってもよい。
【0022】つぎに、図2(b)に示すように、絶縁膜
107上のセンサ電極104a上部領域に、センサ電極
104aを全て覆うように膜厚1μm程度のレジストパ
ターン108を形成する。レジストパターン108は、
公知のフォトリソグラフィ技術により形成すればよい。
この後、レジストパターン108をマスクとして、絶縁
膜107を選択的にエッチングする。このエッチングで
は、CHF3ガスとO2ガスとをエッチングガスとして用
いたドライエッチングにより行い、各ガス流量を各々3
0sccmと5sccmとし、マイクロ波パワーを300Wとし
た。この結果、図2(c)に示すように、センサ電極1
04aを覆う電極絶縁膜107aが形成される。
107上のセンサ電極104a上部領域に、センサ電極
104aを全て覆うように膜厚1μm程度のレジストパ
ターン108を形成する。レジストパターン108は、
公知のフォトリソグラフィ技術により形成すればよい。
この後、レジストパターン108をマスクとして、絶縁
膜107を選択的にエッチングする。このエッチングで
は、CHF3ガスとO2ガスとをエッチングガスとして用
いたドライエッチングにより行い、各ガス流量を各々3
0sccmと5sccmとし、マイクロ波パワーを300Wとし
た。この結果、図2(c)に示すように、センサ電極1
04aを覆う電極絶縁膜107aが形成される。
【0023】つぎに、図2(d)に示すように、センサ
電極104a、電極絶縁膜107a、支持部材106a
を覆うように、基板101上に感光性を有する樹脂膜1
09を、回転塗布により形成する。形成した樹脂膜10
9には、120℃・4分間程度の加熱処理を加える。つ
ぎに、図2(e)に示すように、公知のフォトリソグラ
フィ技術により支持部材106a上部の領域を露光し、
引き続いて現像処理を行うことで、支持部材106aの
上部に開口部109aを形成する。この後、310℃で
1時間程度の加熱処理を施し、樹脂膜109を熱硬化さ
せる。
電極104a、電極絶縁膜107a、支持部材106a
を覆うように、基板101上に感光性を有する樹脂膜1
09を、回転塗布により形成する。形成した樹脂膜10
9には、120℃・4分間程度の加熱処理を加える。つ
ぎに、図2(e)に示すように、公知のフォトリソグラ
フィ技術により支持部材106a上部の領域を露光し、
引き続いて現像処理を行うことで、支持部材106aの
上部に開口部109aを形成する。この後、310℃で
1時間程度の加熱処理を施し、樹脂膜109を熱硬化さ
せる。
【0024】つぎに、硬化させた樹脂膜109を化学的
機械的研磨によりエッチバックし、図2(f)に示すよ
うに、表面が平坦化された犠牲膜109bとする。この
段階で、支持部材106aと犠牲膜109b表面とは同
一の平面をなし、支持部材106a表面は露出した状態
となる。次いで、平坦化した犠牲膜109b上に、蒸着
法により膜厚0.1μmのチタン膜と膜厚0.1μmの
金膜との2層膜からなるシード層110を形成する(図
3(a))。
機械的研磨によりエッチバックし、図2(f)に示すよ
うに、表面が平坦化された犠牲膜109bとする。この
段階で、支持部材106aと犠牲膜109b表面とは同
一の平面をなし、支持部材106a表面は露出した状態
となる。次いで、平坦化した犠牲膜109b上に、蒸着
法により膜厚0.1μmのチタン膜と膜厚0.1μmの
金膜との2層膜からなるシード層110を形成する(図
3(a))。
【0025】シード層110を形成したら、図3(b)
に示すように、シード層110上に膜厚3.0μm程度
のレジストパターン111を島状に形成し、レジストパ
ターン111のない領域に露出しているシード層110
上に、電解メッキ法により金のメッキ膜からなる金属膜
112を1.0μmの厚さに形成する。
に示すように、シード層110上に膜厚3.0μm程度
のレジストパターン111を島状に形成し、レジストパ
ターン111のない領域に露出しているシード層110
上に、電解メッキ法により金のメッキ膜からなる金属膜
112を1.0μmの厚さに形成する。
【0026】次いで、レジストパターン111を除去
し、形成された金属膜112をマスクとしてシード層1
10を選択的にエッチングする。このエッチングでは、
まず、ヨウ素,ヨウ化アンモニウム,水,エタノールか
らなるエッチング液を用いて、シード層110上層の金
を選択的に除去する。次いで、HF系のエッチング液を
用い、シード層110下層のチタンを選択的に除去す
る。この結果、図3(c)に示すように、複数の開口部
113aを備え、金属膜112とエッチングされたシー
ド層110aとからなる可動電極113が形成される。
し、形成された金属膜112をマスクとしてシード層1
10を選択的にエッチングする。このエッチングでは、
まず、ヨウ素,ヨウ化アンモニウム,水,エタノールか
らなるエッチング液を用いて、シード層110上層の金
を選択的に除去する。次いで、HF系のエッチング液を
用い、シード層110下層のチタンを選択的に除去す
る。この結果、図3(c)に示すように、複数の開口部
113aを備え、金属膜112とエッチングされたシー
ド層110aとからなる可動電極113が形成される。
【0027】つぎに、可動電極113まで形成した基板
101を、酸素ガスを主としたプラズマ中に曝し、開口
部113aを介してプラズマにより生成されたエッチン
グ種を犠牲膜109bに接触させ、犠牲膜109bを除
去する。この結果、図3(d)に示すように、可動電極
113が支持部材106aに支えられた状態で、可動電
極113下には空間が形成され、可動電極113とセン
サ電極104aが、空間で離間され電極絶縁膜107a
を挟んだ状態で対向する構造が形成される。
101を、酸素ガスを主としたプラズマ中に曝し、開口
部113aを介してプラズマにより生成されたエッチン
グ種を犠牲膜109bに接触させ、犠牲膜109bを除
去する。この結果、図3(d)に示すように、可動電極
113が支持部材106aに支えられた状態で、可動電
極113下には空間が形成され、可動電極113とセン
サ電極104aが、空間で離間され電極絶縁膜107a
を挟んだ状態で対向する構造が形成される。
【0028】つぎに、図3(e)に示すように、可動電
極113の開口部を封止するなどのために、絶縁材料か
らなる保護膜114を形成する。保護膜114は、ST
P(Spin Coating Film Transfer and Hot-pressing)
法を用いて形成した。STP法とは、予めフィルム上に
絶縁体を塗布形成し、このフィルム上の絶縁体を真空中
で可動電極113の表面に加熱加圧により接着させ、続
いてフィルムを剥離することにより、保護膜114を可
動電極113表面に転写する方法である。
極113の開口部を封止するなどのために、絶縁材料か
らなる保護膜114を形成する。保護膜114は、ST
P(Spin Coating Film Transfer and Hot-pressing)
法を用いて形成した。STP法とは、予めフィルム上に
絶縁体を塗布形成し、このフィルム上の絶縁体を真空中
で可動電極113の表面に加熱加圧により接着させ、続
いてフィルムを剥離することにより、保護膜114を可
動電極113表面に転写する方法である。
【0029】この後、図3(f)に示すように、公知の
フォトリソグラフィ技術により、可動電極113上に突
起状構造体115を形成した。突起状構造体115の形
成について説明すると、まず、保護膜114上に感光性
樹脂膜を膜厚10μm程度の塗布形成する。次いで、突
起状構造体となる領域以外の部分を露光して現像液に可
溶とし、これを現像処理してから310℃で1時間程度
の熱処理を施して熱硬化させ、突起状構造体115とす
る。
フォトリソグラフィ技術により、可動電極113上に突
起状構造体115を形成した。突起状構造体115の形
成について説明すると、まず、保護膜114上に感光性
樹脂膜を膜厚10μm程度の塗布形成する。次いで、突
起状構造体となる領域以外の部分を露光して現像液に可
溶とし、これを現像処理してから310℃で1時間程度
の熱処理を施して熱硬化させ、突起状構造体115とす
る。
【0030】以上の工程を経て、図3(f)に示すよう
に、表面形状認識用センサ100が作製される。この結
果、図3(f)に示したように、本実施の形態の表面形
状認識用センサ100によれば、センサ電極104a上
に電極絶縁膜107aを設けるようにしたので、可動電
極113が大きく下方に撓んだとしても、可動電極11
3の下部がセンサ電極104aに電気的に接触すること
が無くなる。
に、表面形状認識用センサ100が作製される。この結
果、図3(f)に示したように、本実施の形態の表面形
状認識用センサ100によれば、センサ電極104a上
に電極絶縁膜107aを設けるようにしたので、可動電
極113が大きく下方に撓んだとしても、可動電極11
3の下部がセンサ電極104aに電気的に接触すること
が無くなる。
【0031】また、従来では、センサ電極104aと可
動電極113との接触を避けるために、これらの間隔を
必要以上にあけるようにする場合もあり、形成される静
電容量が小さくなり感度が低下する、という問題があっ
たが、本実施の形態によれば、センサ電極と可動電極と
の間隔を狭くできるので、感度の低下を招くことがな
い。さらに、従来のように間隔を広げた状態で、可動電
極113に対して過大な圧力がかかると、可動電極11
3が塑性変形してしまい元の状態に戻らない場合があっ
たが、本実施の形態によれば、このような問題も抑制で
きるようになる。
動電極113との接触を避けるために、これらの間隔を
必要以上にあけるようにする場合もあり、形成される静
電容量が小さくなり感度が低下する、という問題があっ
たが、本実施の形態によれば、センサ電極と可動電極と
の間隔を狭くできるので、感度の低下を招くことがな
い。さらに、従来のように間隔を広げた状態で、可動電
極113に対して過大な圧力がかかると、可動電極11
3が塑性変形してしまい元の状態に戻らない場合があっ
たが、本実施の形態によれば、このような問題も抑制で
きるようになる。
【0032】ところで、上記実施の形態では、可動電極
に複数の開口部を設けるようにしたがこれに限るもので
はない。例えば、支持部材をセンサ電極周囲に配置され
た柱による構造として不連続な構造体とすれば、可動電
極に開口部を備えなくても、側方から犠牲膜を除去する
ことが可能となる。また、犠牲膜を用いることなく可動
電極を支持部材上に形成すれば、除去すべき対象が存在
しないので、可動電極に開口部を設ける必要はない。
に複数の開口部を設けるようにしたがこれに限るもので
はない。例えば、支持部材をセンサ電極周囲に配置され
た柱による構造として不連続な構造体とすれば、可動電
極に開口部を備えなくても、側方から犠牲膜を除去する
ことが可能となる。また、犠牲膜を用いることなく可動
電極を支持部材上に形成すれば、除去すべき対象が存在
しないので、可動電極に開口部を設ける必要はない。
【0033】<実施の形態2>つぎに、本発明の他の形
態における製造方法例について説明する。まず、上述し
た実施の形態と同様にし、図4(a)に示すように、シ
ード層102上に開口部103aを備えた膜厚5μm程
度のレジストパターン103を形成する。レジストパタ
ーン103を形成したら、開口部103aに露出してい
るシード層102上に、電解メッキにより金のメッキ膜
からなる金属パターン104を膜厚1μm程度に形成す
る。
態における製造方法例について説明する。まず、上述し
た実施の形態と同様にし、図4(a)に示すように、シ
ード層102上に開口部103aを備えた膜厚5μm程
度のレジストパターン103を形成する。レジストパタ
ーン103を形成したら、開口部103aに露出してい
るシード層102上に、電解メッキにより金のメッキ膜
からなる金属パターン104を膜厚1μm程度に形成す
る。
【0034】本実施の形態では、この後、レジストパタ
ーン103を除去せずに、ECRプラズマCVD法を用
い、シリコン酸化膜からなる絶縁膜120を0.3μm
程度の膜厚で形成する(図4(b))。ここでも、ソー
スガスとしてSiH4,O2ガスを用い、各ソースガスの
流量を10sccm,20sccmとし、マイクロ波パワーを2
00Wとしてシリコン酸化膜を形成した。
ーン103を除去せずに、ECRプラズマCVD法を用
い、シリコン酸化膜からなる絶縁膜120を0.3μm
程度の膜厚で形成する(図4(b))。ここでも、ソー
スガスとしてSiH4,O2ガスを用い、各ソースガスの
流量を10sccm,20sccmとし、マイクロ波パワーを2
00Wとしてシリコン酸化膜を形成した。
【0035】つぎに、レジストパターン103を除去す
る。この際、絶縁膜120でレジストパターン103に
接する部分はリフトオフにより除去される。この結果、
金属パターン104上の絶縁膜120aだけが残る(図
4(c))。この後、図1(d)と同じように、レジス
トパターン105を形成し、電解メッキにより金のメッ
キ膜からなる金属パターン106を形成する(図4
(d))。この後、レジストパターン105は、除去す
る(図4(e))。
る。この際、絶縁膜120でレジストパターン103に
接する部分はリフトオフにより除去される。この結果、
金属パターン104上の絶縁膜120aだけが残る(図
4(c))。この後、図1(d)と同じように、レジス
トパターン105を形成し、電解メッキにより金のメッ
キ膜からなる金属パターン106を形成する(図4
(d))。この後、レジストパターン105は、除去す
る(図4(e))。
【0036】次いで、形成された金属パターン106を
マスクとしてシード層102を選択的にエッチングす
る。このエッチングでは、まず、ヨウ素,ヨウ化アンモ
ニウム,水,エタノールからなるエッチング液を用い
て、シード層102上層の金を選択的に除去する。次い
で、HF系のエッチング液を用い、シード層102下層
のチタンを選択的に除去する。この際、HF系のエッチ
ング液によって絶縁膜120aもエッチングされる。し
かし、絶縁膜120aの膜厚は0.3μmであり、0.
1μmのチタン膜がエッチングされる間に、絶縁膜12
0aの全ては除去されることはなく、以降に示す電極絶
縁膜120bとして残る。
マスクとしてシード層102を選択的にエッチングす
る。このエッチングでは、まず、ヨウ素,ヨウ化アンモ
ニウム,水,エタノールからなるエッチング液を用い
て、シード層102上層の金を選択的に除去する。次い
で、HF系のエッチング液を用い、シード層102下層
のチタンを選択的に除去する。この際、HF系のエッチ
ング液によって絶縁膜120aもエッチングされる。し
かし、絶縁膜120aの膜厚は0.3μmであり、0.
1μmのチタン膜がエッチングされる間に、絶縁膜12
0aの全ては除去されることはなく、以降に示す電極絶
縁膜120bとして残る。
【0037】この結果、図4(f)に示すように、基板
101上に、上層が金からなるセンサ電極104aと、
この上の電極絶縁膜120bと、このセンサ電極104
aと電極絶縁膜120bとから絶縁分離された支持部材
106aとが形成される。図4(f)は図2(c)の状
態に対応し、この後は、図2(d)以降と同じ工程を経
ることで、図3(f)に示すような表面形状認識用セン
サ100が形成される。なお、本実施の形態において、
絶縁膜120としてシリコン酸化膜を例にとったが、金
とチタンと犠牲膜のエッチングの際にエッチングされな
いか、あるいは、少量のエッチング量で済むものであれ
ば、シリコン窒化膜などの他の絶縁体を用いるようにし
ても良い。
101上に、上層が金からなるセンサ電極104aと、
この上の電極絶縁膜120bと、このセンサ電極104
aと電極絶縁膜120bとから絶縁分離された支持部材
106aとが形成される。図4(f)は図2(c)の状
態に対応し、この後は、図2(d)以降と同じ工程を経
ることで、図3(f)に示すような表面形状認識用セン
サ100が形成される。なお、本実施の形態において、
絶縁膜120としてシリコン酸化膜を例にとったが、金
とチタンと犠牲膜のエッチングの際にエッチングされな
いか、あるいは、少量のエッチング量で済むものであれ
ば、シリコン窒化膜などの他の絶縁体を用いるようにし
ても良い。
【0038】<実施の形態3>つぎに、本発明の他の形
態における製造方法例について説明する。まず、上述し
た実施の形態と同様にし、図5(a)に示すように、シ
ード層102上に開口部103aを備えた膜厚5μm程
度のレジストパターン103を形成する。レジストパタ
ーン103を形成したら、開口部103aに露出してい
るシード層102上に、電解メッキにより金のメッキ膜
からなる金属パターン104を膜厚1μm程度に形成す
る。
態における製造方法例について説明する。まず、上述し
た実施の形態と同様にし、図5(a)に示すように、シ
ード層102上に開口部103aを備えた膜厚5μm程
度のレジストパターン103を形成する。レジストパタ
ーン103を形成したら、開口部103aに露出してい
るシード層102上に、電解メッキにより金のメッキ膜
からなる金属パターン104を膜厚1μm程度に形成す
る。
【0039】次いで、本実施の形態では、レジストパタ
ーン103を除去し、この後、金属パターン104を覆
ってシード層102上に、シリコン酸化膜からなる絶縁
膜130を0.1μmの厚さに形成する。絶縁膜130
は、図2に示した絶縁膜107と同様にして形成すれば
よい。つぎに、図5(c)に示すように、絶縁膜130
の上部領域でかつ金属パターン104上に、膜厚1.0
μmのレジストパターン131を公知のフォトリソグラ
フィ技術によって形成する。
ーン103を除去し、この後、金属パターン104を覆
ってシード層102上に、シリコン酸化膜からなる絶縁
膜130を0.1μmの厚さに形成する。絶縁膜130
は、図2に示した絶縁膜107と同様にして形成すれば
よい。つぎに、図5(c)に示すように、絶縁膜130
の上部領域でかつ金属パターン104上に、膜厚1.0
μmのレジストパターン131を公知のフォトリソグラ
フィ技術によって形成する。
【0040】レジストパターン131を形成したら、こ
れをマスクとし、絶縁膜130を選択的にエッチング除
去する(図5(d))。このドライエッチングでは、エ
ッチングガスとしてCHF3とO2を用い、これらガスの
流量を各々30sccmと5sccmとし、マイクロ波パワーを
300Wとした。この後、レジストパターン131を除
去すれば、図5(e)に示すように、金属パターン10
4上にシリコン酸化膜からなる電極絶縁膜130aが形
成される。
れをマスクとし、絶縁膜130を選択的にエッチング除
去する(図5(d))。このドライエッチングでは、エ
ッチングガスとしてCHF3とO2を用い、これらガスの
流量を各々30sccmと5sccmとし、マイクロ波パワーを
300Wとした。この後、レジストパターン131を除
去すれば、図5(e)に示すように、金属パターン10
4上にシリコン酸化膜からなる電極絶縁膜130aが形
成される。
【0041】この後、図1(d)と同じように、レジス
トパターン形成と電解メッキ法により金のメッキ膜から
なる金属パターン106を形成し(図5(f))、レジ
ストパターンを除去する(図5(g))。図5(g)は
図2(c)の状態に対応し、この後は、図2(d)以降
と同じ工程を経ることで、図3(f)に示す表面形状認
識用センサ100が形成できる。なお、絶縁膜130
も、金とチタンと犠牲膜のエッチングに際にエッチング
されないか、あるいは、少量のエッチング量で済むもの
であれば、シリコン窒化膜などの他の絶縁体を用いるよ
うにしても良い。
トパターン形成と電解メッキ法により金のメッキ膜から
なる金属パターン106を形成し(図5(f))、レジ
ストパターンを除去する(図5(g))。図5(g)は
図2(c)の状態に対応し、この後は、図2(d)以降
と同じ工程を経ることで、図3(f)に示す表面形状認
識用センサ100が形成できる。なお、絶縁膜130
も、金とチタンと犠牲膜のエッチングに際にエッチング
されないか、あるいは、少量のエッチング量で済むもの
であれば、シリコン窒化膜などの他の絶縁体を用いるよ
うにしても良い。
【0042】つぎに、以上の実施の形態で作製工程を示
した表面形状認識用センサの動作について説明する。
図6に、表面形状認識用センサ100の動作原理を示
す。表面形状認識用センサ100が2次元配列したセン
サチップに、表面形状認識対象とする指などの物体を押
し付ける。このとき、凹凸を備えた物体の凹の部分は表
面形状認識用センサ100には接触しない(図6
(a))。一方、上記物体の凸の部分は、表面形状認識
用センサ100の上部に接触し、突起状構造体115に
圧力を加える(図6(b))。このときの圧力の大小に
応じて、可動電極113が撓む。
した表面形状認識用センサの動作について説明する。
図6に、表面形状認識用センサ100の動作原理を示
す。表面形状認識用センサ100が2次元配列したセン
サチップに、表面形状認識対象とする指などの物体を押
し付ける。このとき、凹凸を備えた物体の凹の部分は表
面形状認識用センサ100には接触しない(図6
(a))。一方、上記物体の凸の部分は、表面形状認識
用センサ100の上部に接触し、突起状構造体115に
圧力を加える(図6(b))。このときの圧力の大小に
応じて、可動電極113が撓む。
【0043】可動電極113が撓むと、可動電極113
とセンサ電極104aの間に形成されていた静電容量が
増加する。この静電容量の増加分を、図示していない基
板101上の集積回路によって検出する。さらに、静電
容量変化の大小を濃淡データに変換して、表面形状を検
出する。このように動作する中で、外部から大きな圧力
が加わったとき、可動電極113がセンサ電極104a
に向けて撓むが、本実施の形態によれば、電極絶縁膜1
07aを備えていることで、可動電極113とセンサ電
極104aが接触することが避けられる。
とセンサ電極104aの間に形成されていた静電容量が
増加する。この静電容量の増加分を、図示していない基
板101上の集積回路によって検出する。さらに、静電
容量変化の大小を濃淡データに変換して、表面形状を検
出する。このように動作する中で、外部から大きな圧力
が加わったとき、可動電極113がセンサ電極104a
に向けて撓むが、本実施の形態によれば、電極絶縁膜1
07aを備えていることで、可動電極113とセンサ電
極104aが接触することが避けられる。
【0044】従って、接触による可動電極113とセン
サ電極104aのショートが回避され、かつ、可動電極
113とセンサ電極104aの金属面の密着が防止でき
る。さらに、電極絶縁膜107aは誘電体であるので、
可動電極113とセンサ電極104a間に形成される静
電容量変化を増大させることができる。また、電極絶縁
膜107aを適切な厚さに設定し、可動電極113の可
動深さに上限を与えることで、変形に伴う可動電極11
3の機械的な疲労および破壊を防ぐことができる。
サ電極104aのショートが回避され、かつ、可動電極
113とセンサ電極104aの金属面の密着が防止でき
る。さらに、電極絶縁膜107aは誘電体であるので、
可動電極113とセンサ電極104a間に形成される静
電容量変化を増大させることができる。また、電極絶縁
膜107aを適切な厚さに設定し、可動電極113の可
動深さに上限を与えることで、変形に伴う可動電極11
3の機械的な疲労および破壊を防ぐことができる。
【0045】以上のような利点を実現するための、電極
絶縁膜の設計法についてつぎに説明する。簡単のため、
図7(a)に示すように、可動電極113の撓む方向を
正に、圧力がかかっていないときの可動電極113の中
心を原点として、軸を設定する。また、電極絶縁膜10
7aの厚さをtとし、可動電極113と電極絶縁膜10
7aとの間隔をd−tとする。また、図7(b)に示す
ように、外部からの圧力によって可動電極113が撓む
ときの位置をxとする。
絶縁膜の設計法についてつぎに説明する。簡単のため、
図7(a)に示すように、可動電極113の撓む方向を
正に、圧力がかかっていないときの可動電極113の中
心を原点として、軸を設定する。また、電極絶縁膜10
7aの厚さをtとし、可動電極113と電極絶縁膜10
7aとの間隔をd−tとする。また、図7(b)に示す
ように、外部からの圧力によって可動電極113が撓む
ときの位置をxとする。
【0046】まず、図8(a),(b),(c)に示す
ように、可動電極113の可動可能な深さd−tを一定
として、電極絶縁膜107aの膜厚が異なる場合を考え
る。この状態で、可動電極113をx=0からx=d−
tの位置まで移動させたときの静電容量の変化を図8
(d)に示す。この図から分かるように、電極絶縁膜1
07aの膜厚が薄いほど、静電容量のダイナミックレン
ジは広い。
ように、可動電極113の可動可能な深さd−tを一定
として、電極絶縁膜107aの膜厚が異なる場合を考え
る。この状態で、可動電極113をx=0からx=d−
tの位置まで移動させたときの静電容量の変化を図8
(d)に示す。この図から分かるように、電極絶縁膜1
07aの膜厚が薄いほど、静電容量のダイナミックレン
ジは広い。
【0047】つぎに、図9(a),(b),(c)に示
すように、電極絶縁膜107aの膜厚を一定として、可
動電極113の可動可能な深さを変えた場合(d1−t
<d2−t<d3−t)を考える。この状態で、可動電極
113をx=0から可能な値まで移動させたときの静電
容量の変化を図9(d)に示す。ところで、センサとし
て働くために、可動電極は、圧力が加わったときはこの
圧力によって変形し、圧力がないときは元の変形の無い
状態に戻る必要がある。ある値以下の変形量であれば元
の状態に戻る弾性変形の範囲内だが、ある値を超えると
元の状態に戻らない塑性変形の範囲になってしまう閾値
が、可動電極には存在する。
すように、電極絶縁膜107aの膜厚を一定として、可
動電極113の可動可能な深さを変えた場合(d1−t
<d2−t<d3−t)を考える。この状態で、可動電極
113をx=0から可能な値まで移動させたときの静電
容量の変化を図9(d)に示す。ところで、センサとし
て働くために、可動電極は、圧力が加わったときはこの
圧力によって変形し、圧力がないときは元の変形の無い
状態に戻る必要がある。ある値以下の変形量であれば元
の状態に戻る弾性変形の範囲内だが、ある値を超えると
元の状態に戻らない塑性変形の範囲になってしまう閾値
が、可動電極には存在する。
【0048】図9において、上記弾性変形と塑性変形と
の閾値となる可動電極の移動量をd2−tとすると、0
≦x≦d2−tのときは弾性変形をし、d2−t≦xのと
きは塑性変形をすることになる。従って、可動電極11
3と電極絶縁膜107a間の距離が大きくあいているd
=d3のような場合でも、センサとして可動を許容でき
る範囲は0≦x≦d2−tである。このような理由か
ら、図9(d)において静電容量のダイナミックレンジ
を見ると、最も広いのはd=d2のときであることが分
かる。すなわち、可動電極が弾性変形の範囲内で最大変
形できる場合が、最もダイナミックレンジが大きい。
の閾値となる可動電極の移動量をd2−tとすると、0
≦x≦d2−tのときは弾性変形をし、d2−t≦xのと
きは塑性変形をすることになる。従って、可動電極11
3と電極絶縁膜107a間の距離が大きくあいているd
=d3のような場合でも、センサとして可動を許容でき
る範囲は0≦x≦d2−tである。このような理由か
ら、図9(d)において静電容量のダイナミックレンジ
を見ると、最も広いのはd=d2のときであることが分
かる。すなわち、可動電極が弾性変形の範囲内で最大変
形できる場合が、最もダイナミックレンジが大きい。
【0049】つぎに、電極絶縁膜107aの膜厚と可動
電極113の可動可能な深さを一定とし、電極絶縁膜の
誘電率εを変化させたときについて説明する。図10
(a),(b),(c)に示すように、ε3<ε2<ε1
と各々異なる誘電率の電極絶縁膜を用いた場合、これに
対応した静電容量のダイナミックレンジは図10(d)
に示すようになる。つまり、電極絶縁膜の誘電率が大き
いほど、センサにおける静電容量のダイナミックレンジ
は広い。
電極113の可動可能な深さを一定とし、電極絶縁膜の
誘電率εを変化させたときについて説明する。図10
(a),(b),(c)に示すように、ε3<ε2<ε1
と各々異なる誘電率の電極絶縁膜を用いた場合、これに
対応した静電容量のダイナミックレンジは図10(d)
に示すようになる。つまり、電極絶縁膜の誘電率が大き
いほど、センサにおける静電容量のダイナミックレンジ
は広い。
【0050】つぎに、電極絶縁膜107aの形状につい
て説明する。センサ電極104aと電極絶縁膜107a
は、ともに正方形とし、これらの中心を原点として、図
11(a)に示すように軸を設定する。図11(a)の
センサ電極104aと電極絶縁膜107aの部分を上か
ら見た状態を図11(b)に示す。センサ電極104a
を一辺bの正方形とし、電極絶縁膜107aを一辺aの
正方形とする。
て説明する。センサ電極104aと電極絶縁膜107a
は、ともに正方形とし、これらの中心を原点として、図
11(a)に示すように軸を設定する。図11(a)の
センサ電極104aと電極絶縁膜107aの部分を上か
ら見た状態を図11(b)に示す。センサ電極104a
を一辺bの正方形とし、電極絶縁膜107aを一辺aの
正方形とする。
【0051】このような構成としたとき、aをy=0か
ら大きくしていったときの、センサ電極104aと可動
電極113の間に形成されている静電容量を図7(c)
に示す。0≦a≦bなるa=a1での静電容量は、a=
bでの静電容量より小さい。a>bとなるa=a2での
静電容量は、a=bでの静電容量に等しい。しかし、a
>bの領域では、センサ電極104aと支持部材106
a間の静電容量が増えてしまうので好ましくない。
ら大きくしていったときの、センサ電極104aと可動
電極113の間に形成されている静電容量を図7(c)
に示す。0≦a≦bなるa=a1での静電容量は、a=
bでの静電容量より小さい。a>bとなるa=a2での
静電容量は、a=bでの静電容量に等しい。しかし、a
>bの領域では、センサ電極104aと支持部材106
a間の静電容量が増えてしまうので好ましくない。
【0052】以上の理由から、電極絶縁膜107aは、
センサ電極104aを過不足なく覆うように形成する。
実際の工程では、完全に合同な形状にするには難しいの
で、1μm程度のマージンは考慮するものとする。図1
1では、センサ電極104aの形状として正方形を仮定
したが、正方形でなくとも以上の事実が適用できるのは
いうまでもない。
センサ電極104aを過不足なく覆うように形成する。
実際の工程では、完全に合同な形状にするには難しいの
で、1μm程度のマージンは考慮するものとする。図1
1では、センサ電極104aの形状として正方形を仮定
したが、正方形でなくとも以上の事実が適用できるのは
いうまでもない。
【0053】以上説明したことをまとめると、外部の凹
凸の差を増幅して感度よく検出するためには、静電容量
のダイナミックレンジが広い方がよく、このためには、
電極絶縁膜107aの膜厚をできるだけ薄く形成し、こ
の形状はセンサ電極104aと合同な形状にし、可動電
極113が弾性変形の限界を超えないような位置に電極
絶縁膜107aの表面を形成すればよい。
凸の差を増幅して感度よく検出するためには、静電容量
のダイナミックレンジが広い方がよく、このためには、
電極絶縁膜107aの膜厚をできるだけ薄く形成し、こ
の形状はセンサ電極104aと合同な形状にし、可動電
極113が弾性変形の限界を超えないような位置に電極
絶縁膜107aの表面を形成すればよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可動電極とセンサ電極との間に、空間と電極絶縁膜とが
存在した状態となるので、可動電極が下方に撓んでもセ
ンサ電極と電気的に接触することが無くなるので、回路
的にショートすることもなくなり、安定性、感度、信頼
性を考慮した表面形状認識用センサを提供できるという
優れた効果が得られる。
可動電極とセンサ電極との間に、空間と電極絶縁膜とが
存在した状態となるので、可動電極が下方に撓んでもセ
ンサ電極と電気的に接触することが無くなるので、回路
的にショートすることもなくなり、安定性、感度、信頼
性を考慮した表面形状認識用センサを提供できるという
優れた効果が得られる。
【図1】 本発明の実施の形態における表面形状認識用
センサの製造方法例を示す工程図である。
センサの製造方法例を示す工程図である。
【図2】 図1に続く、表面形状認識用センサの製造法
法例を示す工程図である。
法例を示す工程図である。
【図3】 図2に続く、表面形状認識用センサの製造法
法例を示す工程図である。
法例を示す工程図である。
【図4】 本発明の他の形態における表面形状認識用セ
ンサの製造方法例を示す工程図である。
ンサの製造方法例を示す工程図である。
【図5】 本発明の他の形態における表面形状認識用セ
ンサの製造方法例を示す工程図である。
ンサの製造方法例を示す工程図である。
【図6】 本発明の実施の形態における表面形状認識用
センサの動作例を説明するための模式的な断面図であ
る。
センサの動作例を説明するための模式的な断面図であ
る。
【図7】 本発明の実施の形態における表面形状認識用
センサの動作例を説明するための模式的な断面図であ
る。
センサの動作例を説明するための模式的な断面図であ
る。
【図8】 本発明の実施の形態における表面形状認識用
センサの動作例を説明するための模式的な断面図
(a),(b),(c)と、特性図(d)である。
センサの動作例を説明するための模式的な断面図
(a),(b),(c)と、特性図(d)である。
【図9】 本発明の実施の形態における表面形状認識用
センサの動作例を説明するための模式的な断面図
(a),(b),(c)と、特性図(d)である。
センサの動作例を説明するための模式的な断面図
(a),(b),(c)と、特性図(d)である。
【図10】 本発明の実施の形態における表面形状認識
用センサの動作例を説明するための模式的な断面図
(a),(b),(c)と、特性図(d)である。
用センサの動作例を説明するための模式的な断面図
(a),(b),(c)と、特性図(d)である。
【図11】 本発明の実施の形態における表面形状認識
用センサの動作例を説明するための模式的な断面図
(a),平面図(b)と、特性図(c)である。
用センサの動作例を説明するための模式的な断面図
(a),平面図(b)と、特性図(c)である。
【図12】 従来よりある表面形状認識用センサの構成
を示す模式的な断面図である。
を示す模式的な断面図である。
【図13】 従来よりある表面形状認識用センサの構成
を示す模式的な断面図である。
を示す模式的な断面図である。
101…基板、101a…層間絶縁膜、102…シード
層、103,105…レジストパターン、103a,1
05a…開口部、104,106…金属パターン、10
4a…センサ電極、106a…支持部材、107…絶縁
膜、107a…電極絶縁膜、108…レジストパター
ン、109…樹脂膜、109a…開口部、109b…犠
牲膜、110,110a…シード層、111…レジスト
パターン、112…金属膜、113…可動電極、113
a…開口部、114…保護膜、115…突起状構造体。
層、103,105…レジストパターン、103a,1
05a…開口部、104,106…金属パターン、10
4a…センサ電極、106a…支持部材、107…絶縁
膜、107a…電極絶縁膜、108…レジストパター
ン、109…樹脂膜、109a…開口部、109b…犠
牲膜、110,110a…シード層、111…レジスト
パターン、112…金属膜、113…可動電極、113
a…開口部、114…保護膜、115…突起状構造体。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 森村 浩季
東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日
本電信電話株式会社内
(72)発明者 町田 克之
東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日
本電信電話株式会社内
(72)発明者 久良木 億
東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日
本電信電話株式会社内
Fターム(参考) 2F063 AA43 BA29 BD20 DA02 DD07
EB05 EB15 HA04
4C038 FF01 FG00
5B047 AA25 BA02 BB04 BC01
Claims (8)
- 【請求項1】 半導体基板上に形成された層間絶縁膜の
同一平面に各々が絶縁分離されかつ各々固定配置された
センサ電極,このセンサ電極上に配置された電極絶縁
膜,この電極絶縁膜上に所定の間隔をあけて配置された
金属からなる変形可能な板状の可動電極から構成された
複数の容量検出素子と、 前記センサ電極周囲に前記センサ電極とは絶縁分離され
て配置され前記電極絶縁膜より高く形成されて前記可動
電極を支持する支持部材とを備えたことを特徴とする表
面形状認識用センサ。 - 【請求項2】 請求項1記載の表面形状認識用センサに
おいて、 前記可動電極に形成された複数の開口部と、 前記可動電極上に配置されて前記開口部を塞ぐように形
成された保護膜とを備えたことを特徴とする表面形状認
識用センサ。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の表面形状認識用
センサにおいて、 前記可動電極上に配置された突起状構造体を備えたこと
を特徴とする表面形状認識用センサ。 - 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項に記載の表面
形状認識用センサにおいて、 前記可動電極が弾性変形する範囲において最大の変形を
したときの前記可動電極中央部の移動量をAとしたと
き、前記可動電極と前記電極絶縁膜との間隔が前記A以
下であることを特徴とする表面形状認識用センサ。 - 【請求項5】 請求項1〜3いずれか1項に記載の表面
形状認識用センサにおいて、 前記電極絶縁膜は、前記センサ電極と略同じ形状に形成
され、かつ前記センサ電極上を覆うように配置されたも
のであることを特徴とする表面形状認識用センサ。 - 【請求項6】 半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工
程と、 前記層間絶縁膜上にセンサ電極を形成する工程と、 前記センサ電極周囲にこのセンサ電極とは絶縁分離され
て配置された支持部材を形成する工程と、 前記センサ電極上において前記支持部材より低い状態に
前記センサ電極を覆う第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜を選択的に除去して前記センサ電極上
に電極絶縁膜を形成する工程と、 前記センサ電極と前記電極絶縁膜を覆いかつ前記支持部
材が露出するように前記層間絶縁膜上に犠牲膜を形成す
る工程と、 前記犠牲膜および前記支持部材上に開口部を備えた可動
電極を形成する工程と、 前記可動電極を形成した後で前記開口部を介して前記犠
牲膜のみを選択的に除去する工程と、 前記犠牲膜を除去した後で、前記可動電極上に保護膜を
形成する工程と、 前記保護膜上に前記センサ電極の上の領域に配置された
突起状構造体を形成する工程とを備えたことを特徴とす
る表面形状認識用センサの製造方法。 - 【請求項7】 半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工
程と、 前記層間絶縁膜上に金属膜を形成する工程と、 前記金属膜上に所定の領域に開口部を備えた第1のマス
クパターンを形成する工程と、 前記第1のマスクパターンの開口部底部に露出した金属
膜表面にメッキ法により第1の金属パターンを形成する
工程と、 前記第1の金属パターン上にこの第1の金属パターンを
覆うように第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1のマスクパターンを除去して前記第1の金属パ
ターン上に電極絶縁膜を形成する工程と、 前記電極絶縁膜を形成した後、前記第1の金属パターン
の周囲に配置された開口部を備えた第2のマスクパター
ンを前記金属膜および前記電極絶縁膜上に形成する工程
と、 前記第2のマスクパターンの開口部底部に露出した前記
金属膜表面にメッキ法により第2の金属パターンを前記
第1の金属パターンと前記電極絶縁膜との合計膜厚より
厚く形成する工程と、 前記第2のマスクパターンを除去した後、前記第1の金
属パターンおよび第2の金属パターンをマスクとして前
記第1の金属膜をエッチング除去し、前記第1の金属膜
および前記第1の金属パターンからなるセンサ電極と前
記第1の金属膜および前記第2の金属パターンからなる
支持部材とを形成する工程と、 前記センサ電極と前記電極絶縁膜を覆いかつ前記支持部
材が露出するように前記層間絶縁膜上に犠牲膜を形成す
る工程と、 前記犠牲膜および前記支持部材上に、開口部を備えた可
動電極を形成する工程と、 前記可動電極を形成した後で、前記開口部を介して前記
犠牲膜のみを選択的に除去する工程と、 前記犠牲膜を除去した後で、前記可動電極上に保護膜を
形成する工程と、 前記保護膜上に前記センサ電極の上の領域に配置された
突起状構造体を形成する工程とを備えたことを特徴とす
る表面形状認識用センサの製造方法。 - 【請求項8】 半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工
程と、 前記層間絶縁膜上に金属膜を形成する工程と、 前記金属膜上に所定の領域に開口部を備えた第1のマス
クパターンを形成する工程と、 前記第1のマスクパターンの開口部底部に露出した金属
膜表面にメッキ法により第1の金属パターンを形成する
工程と、 前記第1のマスクパターンを除去した後、前記第1の金
属パターン上にこの第1の金属パターンを覆うように第
1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜を選択的に除去して前記第1の金属パ
ターン上に電極絶縁膜を形成する工程と、 前記電極絶縁膜を形成した後、前記第1の金属パターン
の周囲に配置された開口部を備えた第2のマスクパター
ンを前記金属膜および前記電極絶縁膜上に形成する工程
と、 前記第2のマスクパターンの開口部底部に露出した前記
金属膜表面にメッキ法により第2の金属パターンを前記
第1の金属パターンと前記電極絶縁膜との合計膜厚より
厚く形成する工程と、 前記第2のマスクパターンを除去した後、前記第1の金
属パターンおよび第2の金属パターンをマスクとして前
記第1の金属膜をエッチング除去し、前記第1の金属膜
および前記第1の金属パターンからなるセンサ電極と前
記第1の金属膜および前記第2の金属パターンからなる
支持部材とを形成する工程と、 前記センサ電極と前記電極絶縁膜を覆いかつ前記支持部
材が露出するように前記層間絶縁膜上に犠牲膜を形成す
る工程と、 前記犠牲膜および前記支持部材上に、開口部を備えた可
動電極を形成する工程と、 前記可動電極を形成した後で、前記開口部を介して前記
犠牲膜のみを選択的に除去する工程と、 前記犠牲膜を除去した後で、前記可動電極上に保護膜を
形成する工程と、 前記保護膜上に前記センサ電極の上の領域に配置された
突起状構造体を形成する工程とを備えたことを特徴とす
る表面形状認識用センサの製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001222584A JP2003035507A (ja) | 2001-07-24 | 2001-07-24 | 表面形状認識用センサおよびこの製造方法 |
| US10/052,640 US7123026B2 (en) | 2001-01-23 | 2002-01-18 | Surface shape recognition sensor and method of manufacturing the same |
| US10/061,045 US6518083B2 (en) | 2001-01-31 | 2002-01-30 | Surface shape recognition sensor and method of manufacturing the same |
| US10/299,523 US6727561B2 (en) | 2001-01-31 | 2002-11-19 | Surface shape recognition sensor and method of manufacturing the same |
| US11/102,269 US7360293B2 (en) | 2001-01-23 | 2005-04-07 | Method of manufacturing recognition sensor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001222584A JP2003035507A (ja) | 2001-07-24 | 2001-07-24 | 表面形状認識用センサおよびこの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003035507A true JP2003035507A (ja) | 2003-02-07 |
Family
ID=19056044
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001222584A Pending JP2003035507A (ja) | 2001-01-23 | 2001-07-24 | 表面形状認識用センサおよびこの製造方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003035507A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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