JP2003034843A - 高強度肌焼鋼および高強度肌焼鋼部品 - Google Patents
高強度肌焼鋼および高強度肌焼鋼部品Info
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Abstract
て、浸炭後オーステナイト粒を超微細化して強度を向上
させる。 【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.35%、
Si:0.03〜0.50%、Mn:2.0%以下、T
i:0.1%超〜0.2%、N:0.015%以下、A
l:0.005〜0.05%を含有し、残部Feおよび
不可避不純物からなり、旧オーステナイト結晶粒度が、
図1の発明鋼No.10に示すように、JIS G05
51で規定されているNo.11以上まで微細化したマ
ルテンサイト組織からなる高強度肌焼鋼を使用し、この
鋼からなる鋼部品を、浸炭後、再焼入れを行い、JIS
G0551 No.11以上まで微細化したマルテン
サイト組織とした高強度肌焼鋼部品。
Description
なる部品、例えば、ギヤ、CVJなどの高強度化が要求
される自動車用鋼部品に関する。
小型軽量化に伴う高強度化が要求される。そこで、1)
SNCMなどのNi鋼のように合金元素を添加して高強
度化を図っている。しかし、このように合金元素を添加
して高強度化を図った場合、素材コストが高くなり、冷
間加工性が劣るために冷間鍛造ができず、さらに熱間鍛
造後そのままでは切削できないので焼鈍などの熱処理が
必要となるなどの問題がある。
粒の微細化を図って高強度化している。しかし、この場
合も、例えば、SCMなどの一般鋼を使用した場合で
は、結晶粒の微細化に限界があり十分な高強度化ができ
ない問題がある。
細化を図って高強度化している。しかしこの場合も、成
形と熱処理を組み合わせるため、成形の難しいものには
適用できないなど部品形状が限定されるなどの問題があ
る。
示の方法は、浸炭時のγ粒の粗大化を防ぐものであっ
た。
する課題は、従来の上記の問題点を解消することであ
り、浸炭後再焼入れにより、積極的に旧オーステナイト
粒を超微細化して強度を向上させることを目的とする。
発明の手段は、請求項1の発明では、質量%で、C:
0.10〜0.35%、Si:0.03〜0.50%、
Mn:2.0%以下、Ti:0.1%超〜0.2%、
N:0.015%以下、Al:0.005〜0.05%
を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、旧オ
ーステナイト結晶粒度がJIS G0551で規定され
ているNo.11以上まで微細化したマルテンサイト組
織からなることを特徴とする高強度肌焼鋼である。
成分に、さらに、質量%で、Cr:2.0%以下、M
o:2.0%以下、Ni:3.0%以下のうち1種又は
2種以上を含有し、残部Feおよび不可避不純物からな
り、旧オーステナイト結晶粒度がJIS G0551で
規定されているNo.11以上まで微細化したマルテン
サイト組織からなることをである。
成分に、さらに、質量%で、V:0.02〜0.10
%、Nb:0.02〜0.10%の1種または2種を含
有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、旧オース
テナイト結晶粒度がJIS G0551で規定されてい
るNo.11以上まで微細化したマルテンサイト組織か
らなることを特徴とする高強度肌焼鋼である。
成分に、さらに、質量%で、Cr:2.0%以下、M
o:2.0%以下、Ni:3.0%以下のうち1種又は
2種以上を含有し、かつ、さらにV:0.02〜0.1
0%、Nb:0.02〜0.10%の1種または2種を
含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、旧オー
ステナイト結晶粒度がJIS G0551で規定されて
いるNo.11以上まで微細化したマルテンサイト組織
からなることを特徴とする高強度肌焼鋼である。
れか1項の手段の鋼成分に、さらに、質量%で、B:
0.0005〜0.005%を含有し、残部Feおよび
不可避不純物からなり、旧オーステナイト結晶粒度がJ
IS G0551で規定されているNo.11以上まで
微細化したマルテンサイト組織からなることを特徴とす
る高強度肌焼鋼である。
10〜0.35%、Si:0.03〜0.50%、M
n:2.0%以下、N:0.020%以下、特に0.0
15%以下、Al:0.005〜0.05%を含有し、
さらにTi:0.05〜0.2%、V:0.02〜0.
10%、Nb:0.02〜0.1%のうち1種ないし2
種以上を含有し、残部Feおよび不可避不純物からな
り、旧オーステナイト結晶粒度がJIS G0551で
規定されているNo.11以上まで微細化したマルテン
サイト組織からなることを特徴とする高強度肌焼鋼であ
る。
成分に、さらに、質量%で、Cr:2.0%以下、M
o:2.0%以下、Ni:3.0%以下のうち1種又は
2種以上を含有し、残部Feおよび不可避不純物からな
り、旧オーステナイト結晶粒度がJIS G0551で
規定されているNo.11以上まで微細化したマルテン
サイト組織からなることを特徴とする高強度肌焼鋼であ
る。
手段の鋼成分に、さらに、質量%で、B:0.0005
〜0.005%を含有し、残部Feおよび不可避不純物
からなり、旧オーステナイト結晶粒度がJIS G05
51で規定されているNo.11以上まで微細化したマ
ルテンサイト組織からなることを特徴とする高強度肌焼
鋼である。
れか1項の手段の鋼成分に、被削性改善のため、さら
に、質量%で、S:0.01〜0.2%、Pb:0.0
1〜0.3%、Bi:0.01〜0.3%、Te:0.
01〜0.2%、Se:0.01〜0.2%、Ca:
0.0003〜0.01%、Mg:0.0003〜0.
01%、Sn:0.01〜0.2%から選択した1種な
いし2種以上を含有し、残部Feおよび不可避不純物か
らなり、旧オーステナイト結晶粒度がJIS G055
1で規定されているNo.11以上まで微細化したマル
テンサイト組織からなることを特徴とする高強度肌焼鋼
である。
ずれか1項の手段のマルテンサイト組織の高強度肌焼鋼
からなる鋼部品を、浸炭後、再焼入れを行い、JIS
G0551 No.11以上まで微細化したマルテンサ
イト組織からなるものとしたことを特徴とする高強度肌
焼鋼部品である。
を述べる。なお、%は質量%を示す。
の芯部強度を確保するために必要な元素であり、0.1
0%未満ではその効果が十分に得られず、反対に0.3
5%を超えると芯部の靱性を低下させる。そのため含有
量を0.10〜0.35%とした。
が十分に得られず、0.50%より過剰に含有させると
加工性を低下させると共に浸炭時の粒界酸化層の形成を
助長し、疲労特性についても低下させる。そのため含有
量を0.03〜0.50%とした。
元素であるが、2.0%を超えると加工性を低下させ
る。そのため、含有量を2.0%以下とした。
し、Bの焼入性への効果を向上させると共にTi炭化
物、Tiを含有する複合炭化物、Ti窒化物を微細に析
出させることによって、AlNに代って浸炭時のオース
テナイト結晶粒度の粗大化を抑制するために必要な元素
である。特に、鋼中に微細分散したナノオーダーのTi
Cが結晶粒の成長を抑制する。Tiが0.05%未満で
はその効果は十分でなく、0.1%を超えることが望ま
しい。しかし、0.2%を超えると析出物の量が過剰と
なり加工性を低下させる。そのため、請求項1の手段で
は含有量を0.1%超〜0.2%とし、請求項6の手段
では含有量を0.05〜0.2%とした。
ステナイト結晶粒度の粗大化を抑制する効果がある。特
に、鋼中に微細分散したナノオーダーのVCが結晶粒の
成長を抑制する。Vが0.02%未満ではその効果が得
られず、0.10%を超えて含有させると析出物の量が
過剰となり加工性を低下させる。そのため、含有量を
0.02〜0.10%とした。
し、Ti同様にオーステナイト結晶粒度の粗大化を抑制
する効果がある。特に、鋼中に微細分散したナノオーダ
ーのNbCが結晶粒の成長を抑制する。Nbが0.02
%未満ではその効果が得られず、0.10%を超えて含
有させると析出物の量が過剰となり加工性を低下させ
る。そのため、含有量を0.02〜0.10%とした。
なお、請求項3の手段ではV、Nbを1種または2種を
含有でき、請求項6の発明ではTi、V、Nbのうち1
種または2種以上を含有することができる。
せる元素であるが、2.0%を超えて含有させると浸炭
層で粗大な炭化物を形成し、機械的性質、疲労特性を低
下させる。そのため、含有量を2.0%以下とした。
る元素であるが、2.0%を超えて含有させると圧延あ
るいは鍛造後にベイナイトやマルテンサイト組織となり
加工性を著しく低下させ、コストアップにつながる。そ
のため、含有量を2.0%以下とした。
る元素であるが、3.0%を超えて含有させると圧延あ
るいは鍛造後にベイナイトやマルテンサイト組織となり
加工性を著しく低下させ、コストアップにつながる。そ
のため、含有量を3.0%以下とした。なお、Cr、M
o、Niはそれらのうち1種または2種以上を含有する
ことができる。
020%を超えて含有するとTiNが増加し、疲労特性
に悪影響を及ぼす。そのため、請求項6の発明では、含
有量を0.020%、特に請求項1の発明では、0.0
15%以下とした。
であり、0.005%未満ではその効果が十分でなく、
0.05%を超えるとアルミナ系酸化物が増加し疲労特
性、加工性を低下させる。そのため、含有量を0.00
5〜0.05%とした。
性を著しく向上させる元素であり、任意に選択的に添加
できる元素である。しかし、0.0005%未満ではそ
の効果は十分でなく、0.005%を超えると逆に焼入
性を低下させる。そのため、含有量を0.0005〜
0.005%とした。
0.01〜0.2%、Pb:0.01〜0.3%、B
i:0.01〜0.3%、Te:0.01〜0.2%、
Se:0.01〜0.2%、Ca:0.0003〜0.
01%、Mg:0.0003〜0.01%、Sn:0.
01〜0.2%から選択した1種ないし2種以上を含有
することができる。これらの元素は、その下限値以下で
は十分な被削性改善の効果はなく、その上限値を超える
と逆に靱性を低下するので上限値以下とする。
鋼の強度を向上させるために、旧オーステナイト粒がJ
IS G0551で規定されているNo.11以上に極
めて微細化したマルテンサイト組織の鋼を使用する。こ
れによって鋼の破壊起点が粒界破壊から、粒内破壊へと
移行し、曲げ強度、衝撃特性が向上する。
に浸炭後、再焼入れを行うことが特に重要であり、通常
の浸炭焼入れのままでは、超微細化しない。すなわち、
浸炭焼入れし、前組織をマルテンサイト(またはベイナ
イト)にした状態で焼入れすると超微細化する。
イト)は再焼入れの加熱時にオーステナイトに一旦なる
が、このオーステナイト生成サイトが多いため、いたる
ところからオーステナイト粒ができる。このオーステナ
イト粒を微細分散したTiCがピンニングし、結晶粒の
成長を止める。その状態から焼き入れされるため、超微
細化したマルテンサイト組織ができる。
発した鋼で、特開平10−81938号に開示の鋼)を
旧オーステナイト結晶粒度がJIS G0551で規定
されているNo.11以上まで微細化したマルテンサイ
ト組織からなる鋼とし、この鋼からなる鋼部品に、特
に、浸炭後、再焼入れすることにより、結晶粒が超微細
化することを利用している。一般鋼(SCMなど)も再
焼入れすることにより微細化するが、粒度No.11未
満程度が限界であり、また、混粒が発生し易い。
1938号に開示の発明では、上記のSCMなどと同様
に、結晶粒の粗大化は阻止されて高強度となっている
が、粒度はNo.11未満程度である。これに対し、本
発明では、旧オーステナイト結晶粒度がJIS G05
51で規定されているNo.11以上まで微細化したマ
ルテンサイト組織からなる鋼とし、このTi添加の鋼か
らなる鋼部品を、浸炭後、再焼入れすることにより、ナ
ノオーダーのTiCが微細に分散し、結晶粒の成長を止
める(ピンニング効果)。これにより一般鋼では達成で
きなかった領域の結晶粒度No.11を超えて超微細化
することが可能となり、この結晶粒の超微細化により、
さらに高強度化が図れるものである。
なくとも、機械的性質(曲げ強度、靱性など)を大幅に
向上させることができる。また加工熱処理ではないの
で、全ての部品に適用できる。
態の鋼は、表1および表2の発明鋼のNo.9〜No.
33に示す鋼組成で、旧オーステナイト粒がJIS G
0551で規定されているNo.11以上に極めて微細
化したマルテンサイト組織の鋼からなり、ナノオーダー
のTiCを微細分散したTi添加の鋼である。請求項1
0の実施の形態の鋼部品は、上記のTi添加の鋼からな
る鋼部品を、浸炭後、再焼入れして結晶粒をJIS G
0551 No.11以上まで微細化したマルテンサイ
ト組織からなるものとしたものである。
供試材を100kg真空溶解炉にて溶製してなる鋼片を
1250℃に加熱してφ20mmの棒鋼に鍛伸した。こ
の場合、微細なTi、Nb、V炭化物を析出させるため
には鋼片を1250〜1400℃で圧延する。さらに棒
線に圧延するときは、Ac3〜1050℃で圧延する。
次いで、950℃で仕上げ鍛伸して、さらにφ14mm
×21mmHの円柱試験片に加工した後、930℃で6
時間保持して浸炭焼入れした後、850℃で0.5時間
保持して再焼入れし、180℃に1.5時間保持して焼
戻しする。
GO551の規定により測定し、その結果を表3および
表4に示す。本発明鋼のNo.9〜33は、比較鋼のN
o.1〜8に比し粒度No.は高く、いずれもNo.1
1以上で、結晶粒が超微粒であることがわかる。
部品と比較例に係る比較鋼No.3および比較鋼No.
8からなる鋼部品の浸炭後の再焼入れした結晶粒径の4
00倍で示す顕微鏡写真を図1に示す。発明鋼No.1
0の結晶粒径が、比較鋼No.3および比較鋼No.8
の結晶粒径に比して極めて微細であることがわかる。
るために、静的3点曲げ試験を行い、その結果を比較鋼
No.1に対する比で表3に示す。静的3点曲げ試験
は、浸炭後、再焼入れした角10mm×長さ70mmの
試験片に、2mmVノッチを設け、スパン間距離50m
mで行った。本発明鋼の供試材のNo.9〜33は、比
較鋼の供試材のNo.1〜8に比し初期亀裂発生荷重お
よび亀裂発生荷重で優れており、特にNo.1に比し2
倍以上の初期亀裂発生荷重で優れていることが分かる。
さらに発明鋼No.10と比較鋼No.3の静曲げ試験
の破壊起点部と伝播部のSEM写真を図2に示す。同図
において、比較鋼No.3では起点部も伝播部も粒界破
壊であるが、発明鋼No.10では破壊起点が粒界破壊
から、粒内破壊へ移行していることがわかる。
炭後、再焼入れした角10mm×長さ55mmの試験片
に、10RC 2mmノッチを設けて、シャルピー衝撃
試験を行い、その結果を比較鋼No.1に対する比で表
4に示す。本発明鋼の供試材のNo.9〜33は、比較
鋼の供試材のNo.1〜8に比し格段に衝撃値で優れて
おり、特にNo.1に比し2倍以上の衝撃値で優れてい
ることが分かる。
添加した鋼を、旧オーステナイト結晶粒度がJIS G
0551で規定されているNo.11以上まで微細化し
たマルテンサイト組織からなる高強度肌焼鋼とし、さら
にこの鋼から鋼部品とし、浸炭後、再焼入れをすること
で、結晶粒度をJIS G0551 No.11以上ま
で微細化したマルテンサイト組織からなるものが得ら
れ、自動車用部品として従来にない高強度の肌焼鋼部品
が得られる。
係る比較鋼No.3および比較鋼No.8からなる鋼部
品の浸炭後の再焼入れした結晶粒径の顕微鏡写真を示
す。
験の破壊起点部と伝播部のSEM写真を示す。
Claims (10)
- 【請求項1】 質量%で、C:0.10〜0.35%、
Si:0.03〜0.50%、Mn:2.0%以下、T
i:0.1%超〜0.2%、N:0.015%以下、A
l:0.005〜0.05%を含有し、残部Feおよび
不可避不純物からなり、旧オーステナイト結晶粒度がJ
IS G0551で規定されているNo.11以上まで
微細化したマルテンサイト組織からなることを特徴とす
る高強度肌焼鋼。 - 【請求項2】 請求項1記載の鋼成分に、さらに、質量
%で、Cr:2.0%以下、Mo:2.0%以下、N
i:3.0%以下のうち1種又は2種以上を含有し、残
部Feおよび不可避不純物からなり、旧オーステナイト
結晶粒度がJIS G0551で規定されているNo.
11以上まで微細化したマルテンサイト組織からなるこ
とを特徴とする高強度肌焼鋼。 - 【請求項3】 請求項1記載の鋼成分に、さらに、質量
%で、V:0.02〜0.10%、Nb:0.02〜
0.10%の1種または2種を含有し、残部Feおよび
不可避不純物からなり、旧オーステナイト結晶粒度がJ
IS G0551で規定されているNo.11以上まで
微細化したマルテンサイト組織からなることを特徴とす
る高強度肌焼鋼。 - 【請求項4】 請求項1記載の鋼成分に、さらに、質量
%で、Cr:2.0%以下、Mo:2.0%以下、N
i:3.0%以下のうち1種又は2種以上を含有し、か
つ、さらにV:0.02〜0.10%、Nb:0.02
〜0.10%の1種または2種を含有し、残部Feおよ
び不可避不純物からなり、旧オーステナイト結晶粒度が
JIS G0551で規定されているNo.11以上ま
で微細化したマルテンサイト組織からなることを特徴と
する高強度肌焼鋼。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の鋼
成分に、さらに、質量%で、B:0.0005〜0.0
05%を含有し、残部Feおよび不可避不純物からな
り、旧オーステナイト結晶粒度がJIS G0551で
規定されているNo.11以上まで微細化したマルテン
サイト組織からなることを特徴とする高強度肌焼鋼。 - 【請求項6】 質量%で、C:0.10〜0.35%、
Si:0.03〜0.50%、Mn:2.0%以下、
N:0.020%以下、Al:0.005〜0.05%
を含有し、さらにTi:0.05〜0.2%、V:0.
02〜0.10%、Nb:0.02〜0.1%のうち1
種ないし2種以上を含有し、残部Feおよび不可避不純
物からなり、旧オーステナイト結晶粒度がJIS G0
551で規定されているNo.11以上まで微細化した
マルテンサイト組織からなることを特徴とする高強度肌
焼鋼。 - 【請求項7】 請求項6記載の鋼成分に、さらに、質量
%で、Cr:2.0%以下、Mo:2.0%以下、N
i:3.0%以下のうち1種又は2種以上を含有し、残
部Feおよび不可避不純物からなり、旧オーステナイト
結晶粒度がJIS G0551で規定されているNo.
11以上まで微細化したマルテンサイト組織からなるこ
とを特徴とする高強度肌焼鋼。 - 【請求項8】 請求項6または7に記載の鋼成分に、さ
らに、質量%で、B:0.0005〜0.005%を含
有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、旧オース
テナイト結晶粒度がJIS G0551で規定されてい
るNo.11以上まで微細化したマルテンサイト組織か
らなることを特徴とする高強度肌焼鋼。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の鋼
成分に、被削性改善のため、さらに、質量%で、S:
0.01〜0.2%、Pb:0.01〜0.3%、B
i:0.01〜0.3%、Te:0.01〜0.2%、
Se:0.01〜0.2%、Ca:0.0003〜0.
01%、Mg:0.0003〜0.01%、Sn:0.
01〜0.2%から選択した1種ないし2種以上を含有
し、残部Feおよび不可避不純物からなり、旧オーステ
ナイト結晶粒度がJIS G0551で規定されている
No.11以上まで微細化したマルテンサイト組織から
なることを特徴とする高強度肌焼鋼。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
マルテンサイト組織の高強度肌焼鋼からなる鋼部品を、
浸炭後、再焼入れを行い、JIS G0551 No.
11以上まで微細化したマルテンサイト組織からなるも
のとしたことを特徴とする高強度肌焼鋼部品。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001352951A JP2003034843A (ja) | 2001-05-14 | 2001-11-19 | 高強度肌焼鋼および高強度肌焼鋼部品 |
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|---|---|---|---|
| JP2001-143672 | 2001-05-14 | ||
| JP2001143672 | 2001-05-14 | ||
| JP2001352951A JP2003034843A (ja) | 2001-05-14 | 2001-11-19 | 高強度肌焼鋼および高強度肌焼鋼部品 |
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