JP2003033068A - モータ制御装置及びそれを用いた電気駆動装置 - Google Patents
モータ制御装置及びそれを用いた電気駆動装置Info
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B40/00—Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers
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- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】起動時に必ずモータの駆動ができるトルク(出
力)指令型のモータ制御装置を提供する。また、システ
ムの回転速度限界値を超えないように回転速度制御する
モータ制御構成を提供する。 【解決手段】起動時に必要なトルクを出力できるまでモ
ータ印加電圧を上昇させる調整機構を導入する。回転速
度制限値を設け、回転速度が上記速度制限値を越えない
ようにトルク電流指令もしくは回転速度指令を補正す
る。モータ出力に関係する外部信号からトルク電流指
令,トルク指令,出力指令のいずれかと回転速度制限値
を算出する構成とする。 【効果】位置検出センサのみを用いたモータ制御装置に
おいて、必ずモータの駆動ができるトルク(出力)指令
型のモータ制御装置を実現できる。また、上記トルク指
令型モータ制御装置において、モータもしくはシステム
の回転速度限界値を超えないように回転速度の制御が可
能である。
力)指令型のモータ制御装置を提供する。また、システ
ムの回転速度限界値を超えないように回転速度制御する
モータ制御構成を提供する。 【解決手段】起動時に必要なトルクを出力できるまでモ
ータ印加電圧を上昇させる調整機構を導入する。回転速
度制限値を設け、回転速度が上記速度制限値を越えない
ようにトルク電流指令もしくは回転速度指令を補正す
る。モータ出力に関係する外部信号からトルク電流指
令,トルク指令,出力指令のいずれかと回転速度制限値
を算出する構成とする。 【効果】位置検出センサのみを用いたモータ制御装置に
おいて、必ずモータの駆動ができるトルク(出力)指令
型のモータ制御装置を実現できる。また、上記トルク指
令型モータ制御装置において、モータもしくはシステム
の回転速度限界値を超えないように回転速度の制御が可
能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置検出センサを用
いて永久磁石同期モータを180度通電(正弦波)駆動す
るモータ制御装置制御法に係り、特にトルク指令等モー
タ出力に関する指令に対してモータ電流等を検出するこ
となくモータ出力トルク等を制御する制御法に関する。
いて永久磁石同期モータを180度通電(正弦波)駆動す
るモータ制御装置制御法に係り、特にトルク指令等モー
タ出力に関する指令に対してモータ電流等を検出するこ
となくモータ出力トルク等を制御する制御法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁極位置センサ等の位置センサを用いて
永久磁石同期モータを180度通電駆動するモータ制御
装置は多数発表されている。中でも平成11年度電気学
会東京支部茨城支所研究発表会論文「インバータ制御全
自動洗濯機の開発」には、モータ電流センサレス,低分
解能位置センサでのベクトル制御を採用して180度通
電制御することにより低騒音化を実現した内容が記載さ
れている。
永久磁石同期モータを180度通電駆動するモータ制御
装置は多数発表されている。中でも平成11年度電気学
会東京支部茨城支所研究発表会論文「インバータ制御全
自動洗濯機の開発」には、モータ電流センサレス,低分
解能位置センサでのベクトル制御を採用して180度通
電制御することにより低騒音化を実現した内容が記載さ
れている。
【0003】上記論文で記載されているモータ制御構成
は図8に示す通りである。
は図8に示す通りである。
【0004】図8のモータ制御構成は、磁極位置センサ
の位置信号U,V,Wを用いて永久磁石同期モータの回
転速度ωr を演算する速度演算部4と、前記磁極位置セ
ンサの位置信号U,V,Wから前記永久磁石同期モータ
の磁極基準位相θdps を求め、前記磁極基準位相θdps
と制御装置の内部位相θd との位相誤差を算出し補正信
号Δωpll を出力する位相補正部5と、前記回転速度ω
r と前記補正信号Δωpll から前記内部位相θd を算出
する位相更新部6と、回転速度指令ωr *と前記回転速度
ωr からトルク電流指令Iq *を算出する速度制御部13
と、回転速度ωr 及びモータ電流指令Iq *,Id *から前
記永久磁石同期モータへの電圧指令Vq *,Vd *を算出す
るベクトル演算部1と、電圧指令Vq *,Vd *と前記内部
位相θd から印加電圧Vu,Vv,Vwを算出する印加
電圧作成部2から構成されている。ここで、式(1)に
前記ベクトル演算部1で用いているモデル式を示す。
の位置信号U,V,Wを用いて永久磁石同期モータの回
転速度ωr を演算する速度演算部4と、前記磁極位置セ
ンサの位置信号U,V,Wから前記永久磁石同期モータ
の磁極基準位相θdps を求め、前記磁極基準位相θdps
と制御装置の内部位相θd との位相誤差を算出し補正信
号Δωpll を出力する位相補正部5と、前記回転速度ω
r と前記補正信号Δωpll から前記内部位相θd を算出
する位相更新部6と、回転速度指令ωr *と前記回転速度
ωr からトルク電流指令Iq *を算出する速度制御部13
と、回転速度ωr 及びモータ電流指令Iq *,Id *から前
記永久磁石同期モータへの電圧指令Vq *,Vd *を算出す
るベクトル演算部1と、電圧指令Vq *,Vd *と前記内部
位相θd から印加電圧Vu,Vv,Vwを算出する印加
電圧作成部2から構成されている。ここで、式(1)に
前記ベクトル演算部1で用いているモデル式を示す。
【0005】
【式1】Vd *=r・Id *−ωr・L・Iq *
Vq *=ωr・L・Id *+r・Iq *+kE・ωr
ここで、Vd *:d軸電圧指令、Id *:励磁電流指令
Vq *:q軸電圧指令、Iq *:トルク電流指令、r:巻線
抵抗 Lq:q軸インダクタンス、Ld:d軸インダクタンス kE:発電定数、ωr:回転速度、である。
抵抗 Lq:q軸インダクタンス、Ld:d軸インダクタンス kE:発電定数、ωr:回転速度、である。
【0006】なお、前記永久磁石モータの磁極位置を検
出する磁極位置センサは電気角120度間隔で取り付けら
れている。このため、上記磁極位置信号を用いて電気角
60度毎の位置が把握できる。
出する磁極位置センサは電気角120度間隔で取り付けら
れている。このため、上記磁極位置信号を用いて電気角
60度毎の位置が把握できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記方式は前記速度制
御部13を用いて、上位(外部)装置から入力される回
転速度指令ωr *に対して、トルク電流指令Iq *を変更し
て速度制御を行っている。このため、起動時(加減速
時)は回転速度指令ωr *を定常時以上に増加(増減)させ
ることで前記永久磁石同期モータ3への印加電圧を定常
時以上に増加(増減することができ、起動時(加減速
時)に必要なトルクを出力でき、前記永久磁石同期モー
タ3をスムーズに駆動(加減速)できる。言い換える
と、前記速度制御部13によりトルク電流指令Iq *を決
定(変更)することができるため、前記永久磁石同期3
モータを確実に駆動制御することができる。
御部13を用いて、上位(外部)装置から入力される回
転速度指令ωr *に対して、トルク電流指令Iq *を変更し
て速度制御を行っている。このため、起動時(加減速
時)は回転速度指令ωr *を定常時以上に増加(増減)させ
ることで前記永久磁石同期モータ3への印加電圧を定常
時以上に増加(増減することができ、起動時(加減速
時)に必要なトルクを出力でき、前記永久磁石同期モー
タ3をスムーズに駆動(加減速)できる。言い換える
と、前記速度制御部13によりトルク電流指令Iq *を決
定(変更)することができるため、前記永久磁石同期3
モータを確実に駆動制御することができる。
【0008】ここで、上位(外部)指令として回転速度
指令ωr *でなくトルク電流指令Iq *(もしくはトルク指
令τ* やモータ出力Pm* 等)が入力された場合につい
て考える。言い換えると、速度指令型のモータ制御構成
でなくトルク(出力)指令型のモータ制御構成を考え
る。この場合、上記速度制御部13が無く、直接入力さ
れたトルク電流指令Iq *をベクトル演算部1に入力する
モータ制御構成が考えられる。
指令ωr *でなくトルク電流指令Iq *(もしくはトルク指
令τ* やモータ出力Pm* 等)が入力された場合につい
て考える。言い換えると、速度指令型のモータ制御構成
でなくトルク(出力)指令型のモータ制御構成を考え
る。この場合、上記速度制御部13が無く、直接入力さ
れたトルク電流指令Iq *をベクトル演算部1に入力する
モータ制御構成が考えられる。
【0009】しかし、この構成では必ずしも起動できる
とは限らない。なぜなら、入力されるトルク電流指令I
q *は前記永久磁石同期モータ3の回転に関係なく一定で
あるため、入力されたトルク電流指令Iq *によって算出
されたモータ印加電圧が起動時に必要な起動トルク以上
の出力トルクを発生できない値であると、モータは永久
に起動できないからである。即ち、起動時に必要な出力
トルクを出力できるまでモータ印加電圧を上昇させる構
成がないのである。
とは限らない。なぜなら、入力されるトルク電流指令I
q *は前記永久磁石同期モータ3の回転に関係なく一定で
あるため、入力されたトルク電流指令Iq *によって算出
されたモータ印加電圧が起動時に必要な起動トルク以上
の出力トルクを発生できない値であると、モータは永久
に起動できないからである。即ち、起動時に必要な出力
トルクを出力できるまでモータ印加電圧を上昇させる構
成がないのである。
【0010】以上より、本発明の第1の目的は、位置検
出センサのみ(モータ電流センサレス)を用いたモータ
制御装置において、どのような指令に対してモータの駆
動が可能であるトルク(出力)指令型のモータ制御装置
を提供することにある。
出センサのみ(モータ電流センサレス)を用いたモータ
制御装置において、どのような指令に対してモータの駆
動が可能であるトルク(出力)指令型のモータ制御装置
を提供することにある。
【0011】また、トルク指令型のモータ制御装置で
は、モータの回転速度がモータの出力トルクと負荷トル
クの関係で決定される。言い換えると、モータの回転速
度を制御する制御構成がない。このため、回転速度がモ
ータもしくはシステムの回転速度限界値を超える可能性
がある。そこで、本発明の第2の目的は、トルク指令型
モータ制御装置において、モータもしくはシステムの回
転速度限界値を超えないように回転速度を制限するモー
タ制御構成を提供することにある。
は、モータの回転速度がモータの出力トルクと負荷トル
クの関係で決定される。言い換えると、モータの回転速
度を制御する制御構成がない。このため、回転速度がモ
ータもしくはシステムの回転速度限界値を超える可能性
がある。そこで、本発明の第2の目的は、トルク指令型
モータ制御装置において、モータもしくはシステムの回
転速度限界値を超えないように回転速度を制限するモー
タ制御構成を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るためには、起動時に必要なトルクを出力できるまでモ
ータ印加電圧を上昇させる調整機構を設ける必要があ
る。
るためには、起動時に必要なトルクを出力できるまでモ
ータ印加電圧を上昇させる調整機構を設ける必要があ
る。
【0013】ここでは、前記ベクトル演算部1の演算式
(式(1))に注目し、回転速度値ωr に適切な値を設
定することでモータ印加電圧を増加させることができ
る。そして、そのための手段として本願発明は以下に掲
げる二つの手段を用いている。
(式(1))に注目し、回転速度値ωr に適切な値を設
定することでモータ印加電圧を増加させることができ
る。そして、そのための手段として本願発明は以下に掲
げる二つの手段を用いている。
【0014】まず第1の手段として、前記ベクトル演算
部1で用いる回転速度値ωr に任意の値を設定する速度
値設定部を設ける手段を用いた。即ち、起動時には式
(1)に示した回転速度値ωr として実回転速度でない
値を設定することとする。
部1で用いる回転速度値ωr に任意の値を設定する速度
値設定部を設ける手段を用いた。即ち、起動時には式
(1)に示した回転速度値ωr として実回転速度でない
値を設定することとする。
【0015】具体的には、(a)起動時に所定の値を入
力する、(b)回転速度が予め設定した制限値に達した
場合、回転速度に切り替える、(c)所定の時間経過後
に回転速度に切り替える、(d)回転速度に応じて、前
記所定の値と実回転速度の含有比率を変更していく、
(e)上記(a)から(c)において、前記所定の値を
時間経過とともに増加させていく、(f)上記(a)か
ら(c)において、前記所定の値を外部から入力される
モータ出力に関係する指令値に応じて変更する、等が考
えられる。
力する、(b)回転速度が予め設定した制限値に達した
場合、回転速度に切り替える、(c)所定の時間経過後
に回転速度に切り替える、(d)回転速度に応じて、前
記所定の値と実回転速度の含有比率を変更していく、
(e)上記(a)から(c)において、前記所定の値を
時間経過とともに増加させていく、(f)上記(a)か
ら(c)において、前記所定の値を外部から入力される
モータ出力に関係する指令値に応じて変更する、等が考
えられる。
【0016】また、第2の手段として、トルク電流指令
Iq *を変更できるように速度制御部を用い、回転速度指
令ωr *を作成する回転速度指令演算部を導入するという
手段を用いる。
Iq *を変更できるように速度制御部を用い、回転速度指
令ωr *を作成する回転速度指令演算部を導入するという
手段を用いる。
【0017】具体的には、モータ制御装置において、外
部から入力される内部状態指令値に内部状態値が一致す
るように前記回転速度指令を算出する回転速度指令演算
部を備え、回転速度指令値に従って回転速度制御を行う
構成とすることで解決できる。そしてモータ出力に関係
する値である内部状態値を、前記永久磁石同期モータの
モータ出力,出力トルク、もしくはトルク電流とする。
部から入力される内部状態指令値に内部状態値が一致す
るように前記回転速度指令を算出する回転速度指令演算
部を備え、回転速度指令値に従って回転速度制御を行う
構成とすることで解決できる。そしてモータ出力に関係
する値である内部状態値を、前記永久磁石同期モータの
モータ出力,出力トルク、もしくはトルク電流とする。
【0018】なお、上記構成においてベクトル演算部の
演算に前記回転速度指令値を用いることもできる。
演算に前記回転速度指令値を用いることもできる。
【0019】よって上記第1,第2の手段を用いること
で、位置検出センサのみ(モータ電流センサレス)を用
いて、必ずモータの駆動ができるトルク(出力)指令型
のモータ制御装置を提供することができる。
で、位置検出センサのみ(モータ電流センサレス)を用
いて、必ずモータの駆動ができるトルク(出力)指令型
のモータ制御装置を提供することができる。
【0020】次に第2の目的を達成するために、回転速
度の制限値を設け、その制限値以上にならないように速
度制御を行う必要がある。
度の制限値を設け、その制限値以上にならないように速
度制御を行う必要がある。
【0021】しかし、第1の目的を達成するための上記
第1の手段には速度制御部がないため、この手段に対し
ては、前記永久磁石同期モータの回転速度が所定の速度
制限値を越えないように前記トルク電流指令を補正する
トルク電流補正部を設ける必要がある。
第1の手段には速度制御部がないため、この手段に対し
ては、前記永久磁石同期モータの回転速度が所定の速度
制限値を越えないように前記トルク電流指令を補正する
トルク電流補正部を設ける必要がある。
【0022】また、上記第2の手段は速度制御部を有す
るため、速度制限値での速度制御が可能であり、回転速
度指令が所定の回転速度制限値を越えないように前記回
転速度指令演算部に回転速度制限値を設けることで対応
する必要がある。
るため、速度制限値での速度制御が可能であり、回転速
度指令が所定の回転速度制限値を越えないように前記回
転速度指令演算部に回転速度制限値を設けることで対応
する必要がある。
【0023】これにより、トルク指令型モータ制御装置
において、モータもしくはシステムの回転速度限界値を
超えないように回転速度を制限するモータ制御構成を提
供することができる。
において、モータもしくはシステムの回転速度限界値を
超えないように回転速度を制限するモータ制御構成を提
供することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)本発明の第1の
実施例を図1から図4を用いて説明する。図1は課題を
解決するための手段において説明した第1の手段を実現
する制御構成図である。なお、本制御は例えばマイクロ
コンピュータを用いて実現している。また、永久磁石同
期モータは3相8極の突極型モータであり、磁極位置セ
ンサは電気角で120度間隔に3個取り付けられている
ものとする。
実施例を図1から図4を用いて説明する。図1は課題を
解決するための手段において説明した第1の手段を実現
する制御構成図である。なお、本制御は例えばマイクロ
コンピュータを用いて実現している。また、永久磁石同
期モータは3相8極の突極型モータであり、磁極位置セ
ンサは電気角で120度間隔に3個取り付けられている
ものとする。
【0025】図2は永久磁石同期モータの誘起電圧と磁
極位置センサからの位置信号の関係図であり、正転(C
W)方向に回転した場合の関係を示している。そして磁
極位置センサは図2に示す関係になるように取り付けら
れている。なお、実施例1は図1で示す制御構成を洗濯
機等の電気駆動装置のモータ駆動装置に適用した場合の
例である。ここで示す洗濯機の洗濯モードは、運転時に
は速度一定制御でなく、負荷(洗濯物)の増加で速度が
低下するような特性が望ましく、トルク一定もしくは出
力一定の制御が適している。
極位置センサからの位置信号の関係図であり、正転(C
W)方向に回転した場合の関係を示している。そして磁
極位置センサは図2に示す関係になるように取り付けら
れている。なお、実施例1は図1で示す制御構成を洗濯
機等の電気駆動装置のモータ駆動装置に適用した場合の
例である。ここで示す洗濯機の洗濯モードは、運転時に
は速度一定制御でなく、負荷(洗濯物)の増加で速度が
低下するような特性が望ましく、トルク一定もしくは出
力一定の制御が適している。
【0026】まず図1に示す制御構成について詳述す
る。
る。
【0027】図1の制御構成は、電気駆動装置の上位回
路から入力されるモータ出力に関係する指令(ここでは
洗濯力指令)に基づいてトルク指令τ* 及び制限回転速
度指令ωrLMTを算出する指令変換部7と、トルク指令τ
* に基づいて外部トルク電流指令Iq ** を算出するトル
ク電流指令変換部8と、永久磁石同期モータ3に取り付
けられた磁極位置センサの位置信号U,V,Wを用いて
前記永久磁石同期モータの回転速度ωr を演算する速度
演算部4と、制限回転速度指令ωrLMT及び回転速度ωr
に基づいて前記外部トルク電流指令Iq ** の補正を行い
トルク電流指令Iq *を算出するトルク電流補正部9と、
磁極位置センサの位置信号U,V,Wから前記永久磁石
同期モータの磁極基準位相θdps を求め、磁極基準位相
θdps と制御構成(装置)の内部位相θd との位相誤差
から補正信号Δωpll を出力する位相補正部5と、回転
速度ωr 及び補正信号Δωpll に基づいて内部位相θd
を算出する位相更新部6と、回転速度ωr 又は制限回転
速度指令ωrLMTを係数倍した値のいずれかをベクトル演
算部1において用いる回転速度指令値ωr *として設定す
る速度値設定部10と、トルク電流指令Iq *に基づいて
モータの出力トルクを最大にする励磁電流指令Id *を算
出する最大トルク制御部11と、モータ電流指令(励磁
電流指令Id *,トルク電流指令Iq *)及び回転速度指令
ωr *に基づいて例えば式(2)に示すモデル式に従って
前記永久磁石同期モータへの電圧指令Vq *,Vd *を算出
するベクトル演算部1と、前記電圧指令Vq *,Vd *及び
前記内部位相θd に基づいて印加電圧Vu,Vv,Vw
を算出する印加電圧作成部2を有して構成されている。
なお、実際の回路構成では印加電圧作成部2からインバ
ータ主回路を介してモータ3に電圧が加えられるが実施
例1では省略している。また、以下の式(2)が前記ベ
クトル演算部1で用いられるモデル式である。
路から入力されるモータ出力に関係する指令(ここでは
洗濯力指令)に基づいてトルク指令τ* 及び制限回転速
度指令ωrLMTを算出する指令変換部7と、トルク指令τ
* に基づいて外部トルク電流指令Iq ** を算出するトル
ク電流指令変換部8と、永久磁石同期モータ3に取り付
けられた磁極位置センサの位置信号U,V,Wを用いて
前記永久磁石同期モータの回転速度ωr を演算する速度
演算部4と、制限回転速度指令ωrLMT及び回転速度ωr
に基づいて前記外部トルク電流指令Iq ** の補正を行い
トルク電流指令Iq *を算出するトルク電流補正部9と、
磁極位置センサの位置信号U,V,Wから前記永久磁石
同期モータの磁極基準位相θdps を求め、磁極基準位相
θdps と制御構成(装置)の内部位相θd との位相誤差
から補正信号Δωpll を出力する位相補正部5と、回転
速度ωr 及び補正信号Δωpll に基づいて内部位相θd
を算出する位相更新部6と、回転速度ωr 又は制限回転
速度指令ωrLMTを係数倍した値のいずれかをベクトル演
算部1において用いる回転速度指令値ωr *として設定す
る速度値設定部10と、トルク電流指令Iq *に基づいて
モータの出力トルクを最大にする励磁電流指令Id *を算
出する最大トルク制御部11と、モータ電流指令(励磁
電流指令Id *,トルク電流指令Iq *)及び回転速度指令
ωr *に基づいて例えば式(2)に示すモデル式に従って
前記永久磁石同期モータへの電圧指令Vq *,Vd *を算出
するベクトル演算部1と、前記電圧指令Vq *,Vd *及び
前記内部位相θd に基づいて印加電圧Vu,Vv,Vw
を算出する印加電圧作成部2を有して構成されている。
なお、実際の回路構成では印加電圧作成部2からインバ
ータ主回路を介してモータ3に電圧が加えられるが実施
例1では省略している。また、以下の式(2)が前記ベ
クトル演算部1で用いられるモデル式である。
【0028】
【式2】Vd *=r・Id *−ωr *・L・Iq *
Vq *=ωr *・L・Id *+r・Iq *+kE・ωr *
次に、図1が示す制御構成の各要素の動作について詳述
する。
する。
【0029】指令変換部7は予め設定されたテーブルか
ら洗濯力指令に応じたトルク指令τ* と制限回転速度指
令ωrLMTを出力する。トルク電流指令変換部8も予め設
定されテーブルデータを用いて上記トルク指令τ* から
外部トルク電流指令Iq **を算出する。なお、指令変換
部7が直接外部トルク電流指令Iq ** を算出する構成と
してもよい。また、テーブルデータでなく、トルクとト
ルク電流の関係式から演算で求めることも可能である。
ら洗濯力指令に応じたトルク指令τ* と制限回転速度指
令ωrLMTを出力する。トルク電流指令変換部8も予め設
定されテーブルデータを用いて上記トルク指令τ* から
外部トルク電流指令Iq **を算出する。なお、指令変換
部7が直接外部トルク電流指令Iq ** を算出する構成と
してもよい。また、テーブルデータでなく、トルクとト
ルク電流の関係式から演算で求めることも可能である。
【0030】トルク電流補正部9はモータの回転速度ω
r が制限回転速度ωrLMTを越えないようにトルク電流指
令Iq *を制御する回路部であり、主に比例積分制御を用
いて行っている。ここで、回転速度ωr が制限回転速度
指令ωrLMTを下回っている場合は、トルク電流補正値Δ
Iq *は零となり、外部トルク電流指令Iq ** とトルク電
流指令Iq *は同じ値となる。言い換えれば、回転速度ω
r が制限回転速度指令ωrLMTを越えた場合にトルク電流
指令の補正を行うこととなる。
r が制限回転速度ωrLMTを越えないようにトルク電流指
令Iq *を制御する回路部であり、主に比例積分制御を用
いて行っている。ここで、回転速度ωr が制限回転速度
指令ωrLMTを下回っている場合は、トルク電流補正値Δ
Iq *は零となり、外部トルク電流指令Iq ** とトルク電
流指令Iq *は同じ値となる。言い換えれば、回転速度ω
r が制限回転速度指令ωrLMTを越えた場合にトルク電流
指令の補正を行うこととなる。
【0031】速度値設定部10には初期状態(起動時)
において、制限回転速度指令ωrLMTを係数倍した値が設
定されており、回転速度ωr が制限回転速度指令ωrLMT
を係数倍した値に達したと判断した場合、回転速度ωr
に変更されることとなる。ここで、係数は1/2であ
り、設定値の変更は起動後1回行う。言い換えると、変
更後は停止するまで回転速度ωr が設定されることとな
る。
において、制限回転速度指令ωrLMTを係数倍した値が設
定されており、回転速度ωr が制限回転速度指令ωrLMT
を係数倍した値に達したと判断した場合、回転速度ωr
に変更されることとなる。ここで、係数は1/2であ
り、設定値の変更は起動後1回行う。言い換えると、変
更後は停止するまで回転速度ωr が設定されることとな
る。
【0032】以上の動作により、起動時において必要な
起動トルクを発生(電圧を多めに印加)することがで
き、確実な起動が可能となる。そして定常時においては
最適な電流位相でモータの速度制御をすることが可能と
なる。換言すると、式(2)に示すベクトル演算式の回
転速度指令ωr *にある程度大きな値を設定することによ
り印加電圧を増加させることができ、起動時に必要なト
ルクを上回るトルクを発生させることができる。そし
て、定常時は実回転速度ωr を用いてベクトル演算する
ことにより最適な電流位相での制御をすることが可能と
なる。
起動トルクを発生(電圧を多めに印加)することがで
き、確実な起動が可能となる。そして定常時においては
最適な電流位相でモータの速度制御をすることが可能と
なる。換言すると、式(2)に示すベクトル演算式の回
転速度指令ωr *にある程度大きな値を設定することによ
り印加電圧を増加させることができ、起動時に必要なト
ルクを上回るトルクを発生させることができる。そし
て、定常時は実回転速度ωr を用いてベクトル演算する
ことにより最適な電流位相での制御をすることが可能と
なる。
【0033】さらに、起動時に設定する設定値の大き
さ,切り替えを行うタイミング、の設定は重要である。
以下に上記以外の方法について述べる。
さ,切り替えを行うタイミング、の設定は重要である。
以下に上記以外の方法について述べる。
【0034】先ず設定値(回転速度指令値ωr *)の与え
方としては、 時間経過とともに増加させて行く方法。
方としては、 時間経過とともに増加させて行く方法。
【0035】外部入力値(トルク指令τ* ,トルク電
流指令Iq *等)の入力値に応じて設定値の大きさを変更
する方法。が考えられる。
流指令Iq *等)の入力値に応じて設定値の大きさを変更
する方法。が考えられる。
【0036】また、切り替えタイミングとしては、
所定の時間経過後に回転速度ωr に切り替える方法。
【0037】回転速度に応じて、設定値と回転速度ω
r の含有比率を変更していく方法。が考えられる。
r の含有比率を変更していく方法。が考えられる。
【0038】次に、実施例1で例示する制御装置を用い
た場合におけるモータの出力特性を図3に示す。図3は
洗濯力指令をパラメータに取り、出力トルクに対する回
転速度を示した図である。
た場合におけるモータの出力特性を図3に示す。図3は
洗濯力指令をパラメータに取り、出力トルクに対する回
転速度を示した図である。
【0039】図3に示す洗濯力指令はA→B→Cの順に
大きくなっている。また、入力電力に上限値を設けた場
合の特性である。そのため、洗濯力指令が大きくなるに
つれて回転速度の上限値が下がっている。洗濯力指令
A,Bでは出力トルクが小さいため、高速回転域まで動
作が可能である。しかしこの領域では前記トルク電流補
正部9の働きにより、トルク電流指令を減少させ、制限
回転速度に抑える制御を行っている。言い換えると、回
転速度一定のままトルクが減少していく。
大きくなっている。また、入力電力に上限値を設けた場
合の特性である。そのため、洗濯力指令が大きくなるに
つれて回転速度の上限値が下がっている。洗濯力指令
A,Bでは出力トルクが小さいため、高速回転域まで動
作が可能である。しかしこの領域では前記トルク電流補
正部9の働きにより、トルク電流指令を減少させ、制限
回転速度に抑える制御を行っている。言い換えると、回
転速度一定のままトルクが減少していく。
【0040】実施例1の制御構成を用いることにより、
モータを確実に起動できモータの出力トルクを一定に制
御することができる。また、回転速度も回転速度制限値
で抑えることができる。
モータを確実に起動できモータの出力トルクを一定に制
御することができる。また、回転速度も回転速度制限値
で抑えることができる。
【0041】(第2の実施例)次に第2の実施例につい
て図4,図5を用いて説明する。
て図4,図5を用いて説明する。
【0042】第2の実施例は課題を解決するための手段
において説明した第2の手段を実現するものである。図
4は第2の実施例に係る制御構成図であり、図5は第2
の実施例における制御構成を用いた場合のモータの出力
特性を示す図である。なお、実施例1と同一の符号は同
一の動作を行う。
において説明した第2の手段を実現するものである。図
4は第2の実施例に係る制御構成図であり、図5は第2
の実施例における制御構成を用いた場合のモータの出力
特性を示す図である。なお、実施例1と同一の符号は同
一の動作を行う。
【0043】第1の実施例と主に異なる点は、速度制御
部13を用いていること、回転速度指令ωr *を算出する
回転速度指令演算部12Aを導入したことである。また
上記構成の違いに応じ、洗濯力指令に基づいてモータ出
力指令Pm* 及び制限回転速度指令ωrLMTを算出する指
令変換部7Aと、モータ出力Pmを演算するモータ出力
演算部14Aを夫々追加若しくは変更されている。
部13を用いていること、回転速度指令ωr *を算出する
回転速度指令演算部12Aを導入したことである。また
上記構成の違いに応じ、洗濯力指令に基づいてモータ出
力指令Pm* 及び制限回転速度指令ωrLMTを算出する指
令変換部7Aと、モータ出力Pmを演算するモータ出力
演算部14Aを夫々追加若しくは変更されている。
【0044】なお、第2の実施例の構成は、洗濯力指令
からモータ出力指令を作成し、モータ出力を制御するた
めのものである。
からモータ出力指令を作成し、モータ出力を制御するた
めのものである。
【0045】回転速度指令演算部12Aは前記モータ出
力Pmが前記モータ出力指令Pm*に一致するように比
例積分制御を用いて回転速度指令ωr *を算出している。
ここで回転速度指令演算部12Aには前記制限回転速度
指令ωrLMTも入力されており、算出された回転速度指令
ωr *が制限回転速度指令ωrLMTを越えないように制限を
かけている。
力Pmが前記モータ出力指令Pm*に一致するように比
例積分制御を用いて回転速度指令ωr *を算出している。
ここで回転速度指令演算部12Aには前記制限回転速度
指令ωrLMTも入力されており、算出された回転速度指令
ωr *が制限回転速度指令ωrLMTを越えないように制限を
かけている。
【0046】速度制御部13は、前記回転速度指令ωr *
に実回転速度ωr が一致するようにトルク電流指令Iq *
を算出している。
に実回転速度ωr が一致するようにトルク電流指令Iq *
を算出している。
【0047】モータ出力演算部14Aはベクトル演算部
1で扱われているモータ電流指令及び電圧指令を用いて
モータ出力Pmを下記の式3から演算している。
1で扱われているモータ電流指令及び電圧指令を用いて
モータ出力Pmを下記の式3から演算している。
【0048】
【式3】Pm=Vd *・Id *+Vq *・Iq *
第2の実施例を用いた場合のモータの出力特性を図5に
示す。図5も図3と同様に洗濯力指令をパラメータに取
り、出力トルクに対する回転速度を示している。図5も
図3同様に、洗濯力指令はA→B→Cの順に大きくなっ
ている。
示す。図5も図3と同様に洗濯力指令をパラメータに取
り、出力トルクに対する回転速度を示している。図5も
図3同様に、洗濯力指令はA→B→Cの順に大きくなっ
ている。
【0049】第2の実施例の場合、洗濯力指令からモー
タ出力指令を作成しているため、モータ出力が一定にな
るように制御される。このため、出力トルクを変更する
と回転数も変化する。
タ出力指令を作成しているため、モータ出力が一定にな
るように制御される。このため、出力トルクを変更する
と回転数も変化する。
【0050】また、モータ出力一定のため、低トルク域
では高速回転域まで動作することになるが、第1の実施
例同様、制限回転速度指令に抑えられ回転速度の上昇は
無くなる。
では高速回転域まで動作することになるが、第1の実施
例同様、制限回転速度指令に抑えられ回転速度の上昇は
無くなる。
【0051】第2の実施例を用いることにより、第1の
実施例同様、モータを確実に起動できモータ出力を一定
に制御することができる。また、回転速度も回転速度制
限値で抑えることができる。
実施例同様、モータを確実に起動できモータ出力を一定
に制御することができる。また、回転速度も回転速度制
限値で抑えることができる。
【0052】第2の実施例は、前述した第2の手段を用
いてモータ出力を一定に制御した例であるが、第2の実
施例の構成を用いて第1の実施例同様に、出力トルクを
一定に制御することもでき、例えば図6,図7に示す制
御構成によって実現できる。細部の動作は上記第1の実
施例及び第2の実施例における各構成部分の動作と同様
である。よってここでは概略を説明しておく。
いてモータ出力を一定に制御した例であるが、第2の実
施例の構成を用いて第1の実施例同様に、出力トルクを
一定に制御することもでき、例えば図6,図7に示す制
御構成によって実現できる。細部の動作は上記第1の実
施例及び第2の実施例における各構成部分の動作と同様
である。よってここでは概略を説明しておく。
【0053】図6はトルク指令τ* を入力としてモータ
出力トルクを制御する構成、図7は外部トルク電流指令
Iq ** を入力してモータ出力トルクを制御する構成とし
た場合の構成図である。
出力トルクを制御する構成、図7は外部トルク電流指令
Iq ** を入力してモータ出力トルクを制御する構成とし
た場合の構成図である。
【0054】図6の場合は、内部状態値としてトルクτ
を演算する必要がある。そのためにトルク演算部14B
が用いられている。本トルク演算部14Bでは、式
(4)を用いてトルクの演算を行っている。
を演算する必要がある。そのためにトルク演算部14B
が用いられている。本トルク演算部14Bでは、式
(4)を用いてトルクの演算を行っている。
【0055】
【式4】
【0056】ここで、P:極対数である。
【0057】図6では式(4)を用いてモータ出力トル
クτを演算しているが、他にモータ出力と回転速度から
モータ出力トルクを求めても同様の制御が可能である。
クτを演算しているが、他にモータ出力と回転速度から
モータ出力トルクを求めても同様の制御が可能である。
【0058】図7の場合は、外部トルク電流指令Iq **
を入力として用いているので、トルク電流指令Iq *をそ
のまま使用している。
を入力として用いているので、トルク電流指令Iq *をそ
のまま使用している。
【0059】第1及び第2の実施例では最大トルク制御
部11を用いてトルク電流指令Iq *からモータ出力トル
クが最大になる励磁電流指令Id *を算出しているが、そ
の演算式を式(5)に示す。
部11を用いてトルク電流指令Iq *からモータ出力トル
クが最大になる励磁電流指令Id *を算出しているが、そ
の演算式を式(5)に示す。
【0060】
【式5】
【0061】なお、第1及び第2の実施例では式(5)
を用いてモータの出力トルクが最大になるように励磁電
流指令Id *を決定しているが、本願発明はこれに限定さ
れるものでなく、界磁弱め制御などの励磁電流を操作す
る別の制御も適用可能であることはいうまでもない。
を用いてモータの出力トルクが最大になるように励磁電
流指令Id *を決定しているが、本願発明はこれに限定さ
れるものでなく、界磁弱め制御などの励磁電流を操作す
る別の制御も適用可能であることはいうまでもない。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明のモータ制御
装置を用いれば、位置検出センサのみ(モータ電流セン
サレス)を用いたモータ制御装置において、必ずモータ
の駆動ができるトルク(出力)指令型のモータ制御装置
を実現できる。
装置を用いれば、位置検出センサのみ(モータ電流セン
サレス)を用いたモータ制御装置において、必ずモータ
の駆動ができるトルク(出力)指令型のモータ制御装置
を実現できる。
【0063】また、上記トルク指令型モータ制御装置に
おいて、モータもしくはシステムの回転速度限界値を超
えないように回転速度の制限が可能である。
おいて、モータもしくはシステムの回転速度限界値を超
えないように回転速度の制限が可能である。
【図1】本発明における実施例1を示すモータ制御装置
の制御構成図。
の制御構成図。
【図2】本発明における実施例1の誘起電圧と位置信号
の関係図。
の関係図。
【図3】本発明における実施例1のモータ特性図。
【図4】本発明における実施例2を示すモータ制御装置
の制御構成図。
の制御構成図。
【図5】本発明における実施例2のモータ特性図。
【図6】本発明のその他のモータ制御装置の制御構成
図。
図。
【図7】本発明のその他のモータ制御装置の制御構成
図。
図。
【図8】従来のモータ制御装置の制御構成図。
1…ベクトル演算部、2…印加電圧作成部、3…永久磁
石同期モータ、4…速度演算部、5…位相補正部、6…
位相更新部、7,7A,7B…指令変換部、8…トルク
電流指令変換部、9…トルク電流補正部、10…速度値
設定部、11…最大トルク制御部、12A,12B,1
2C…回転速度指令演算部、13…速度制御部、14A
…モータ出力演算部、14B…トルク演算部。
石同期モータ、4…速度演算部、5…位相補正部、6…
位相更新部、7,7A,7B…指令変換部、8…トルク
電流指令変換部、9…トルク電流補正部、10…速度値
設定部、11…最大トルク制御部、12A,12B,1
2C…回転速度指令演算部、13…速度制御部、14A
…モータ出力演算部、14B…トルク演算部。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 岩路 善尚
茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株
式会社日立製作所日立研究所内
Fターム(参考) 3B155 BA11 HB09 LA02 LA11 LB18
LC12 LC13 MA05 MA08 MA09
5H560 AA10 BB04 DA13 DB20 DC03
DC07 DC12 DC13 EB01 GG04
JJ02 JJ03 JJ05 SS03 XA04
XA11 XA13
5H576 AA12 BB06 CC01 DD02 DD07
EE01 FF01 JJ25 LL14 LL22
LL38 LL39
Claims (13)
- 【請求項1】外部からの入力に基づいてモータの制御を
するモータ制御装置であって、 印加電圧に基づいて回転するモータと、 前記モータの磁極位置を検出する磁極位置センサと、 該磁極位置センサが出力する位置信号に基づいて前記モ
ータの回転速度を演算する速度演算部と、 前記外部からの入力をトルク電流指令へと変換する変換
部と、 前記モータの制限回転速度と前記速度演算部が演算した
前記モータの回転速度とに基づいて前記トルク電流指令
を補正するトルク電流補正部と、 前記補正されたトルク電流指令を用いて電圧指令を演算
するベクトル演算部と、 前記電圧指令に基づいて前記モータへの印加電圧を作成
する印加電圧作成部と、を有するモータ制御装置。 - 【請求項2】永久磁石同期モータと、前記永久磁石モー
タの磁極位置を検出する磁極位置センサと、該磁極位置
センサが出力する位置信号に基づいて前記永久磁石同期
モータの回転速度を演算する速度演算部と、前記回転速
度及び前記磁極位置信号に基づいて前記永久磁石同期モ
ータの回転位相を求める位相更新部と、モータ電流指令
と回転速度値に基づいてモータ印加電圧を算出するベク
トル演算部と、を備えたモータ制御装置であって、 前記回転速度値を任意の値に設定する速度値設定部を備
えたことを特徴とするモータ制御装置。 - 【請求項3】請求項2記載のモータ駆動装置であって、 前記速度値設定部は、所定の値を設定するモータ制御装
置。 - 【請求項4】請求項3記載のモータ駆動装置であって、 前記速度値設定部は、前記速度演算部で求めた回転速度
が所定の制限値以上になった場合、前記回転速度を設定
することを特徴とするモータ制御装置。 - 【請求項5】請求項3記載のモータ駆動装置であって、 前記速度値設定部は、所定の時間経過後に前記速度演算
部で求めた回転速度を設定することを特徴とするモータ
制御装置。 - 【請求項6】請求項2記載のモータ駆動装置であって、 前記速度値設定部は、前記永久磁石同期モータの回転速
度に基づいて所定の値と前記速度演算部で求めた回転速
度の含有比率を変更して、前記回転速度値を設定するこ
とを特徴とするモータ制御装置。 - 【請求項7】請求項3,4,5いずれか記載のモータ制
御装置であって、 前記速度値設定部は、前記所定の値を時間とともに増加
させていくことを特徴とするモータ制御装置。 - 【請求項8】請求項3,4,5いずれか記載のモータ制
御装置であって、 前記速度値設定部における所定の値は、外部から入力さ
れるモータ出力に関係する指令値の大きさにより変更す
ることを特徴とするモータ制御装置。 - 【請求項9】請求項2記載のモータ制御装置であって、 前記永久磁石同期モータの回転速度が所定の速度制限値
を越えないように前記トルク電流指令を補正するトルク
電流補正部を備えたことを特徴とするモータ制御装置。 - 【請求項10】永久磁石同期モータと、前記永久磁石モ
ータの磁極位置を検出する磁極位置センサと、該磁極位
置センサが出力する位置信号に基づいて前記永久磁石同
期モータの回転速度を演算する速度演算部と、前記回転
速度及び前記磁極位置信号に基づいて前記永久磁石同期
モータの回転位相を求める位相更新部と、モータ電流指
令と回転速度値に基づいてモータ印加電圧を算出するベ
クトル演算部と、を備えたモータ制御装置であって、 外部から与えられる内部状態指令値に内部状態の値が一
致するよう前記回転速度指令を算出する回転速度指令演
算部と、を有することを特徴とするモータ制御装置。 - 【請求項11】請求項10記載のモータ制御装置であっ
て、 前記内部状態値は、モータ出力,モータ出力トルク、も
しくはトルク電流のいずれかであるモータ制御装置。 - 【請求項12】請求項10記載のモータ制御装置であっ
て、 前記ベクトル演算部の演算に用いる回転速度値を前記回
転速度指令値とすることを特徴とするモータ制御装置。 - 【請求項13】請求項10,11,12のいずれか記載
のモータ制御装置において、前記回転速度指令が所定の
回転速度制限値を越えないように前記回転速度指令に制
限を設けることを特徴とするモータ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001208673A JP2003033068A (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | モータ制御装置及びそれを用いた電気駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001208673A JP2003033068A (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | モータ制御装置及びそれを用いた電気駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003033068A true JP2003033068A (ja) | 2003-01-31 |
Family
ID=19044451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001208673A Pending JP2003033068A (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | モータ制御装置及びそれを用いた電気駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003033068A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100435467C (zh) * | 2005-09-29 | 2008-11-19 | 丹福斯压缩器有限公司 | 起动电机的方法、控制电机起动的控制系统和起动机组件 |
| JP2010142031A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Hitachi Appliances Inc | 磁石モータの速度制御装置 |
| JP2012065377A (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-29 | Hitachi Car Eng Co Ltd | 電動オイルポンプ用モータ制御装置及び制御方法 |
| JP2016001977A (ja) * | 2014-06-12 | 2016-01-07 | 多摩川精機株式会社 | モータ速度制御構造、モータ、モータシステムおよびモータ速度制御方法 |
| WO2019053944A1 (ja) * | 2017-09-14 | 2019-03-21 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | 同期電動機の制御装置及び制御方法 |
| CN113054888A (zh) * | 2019-12-27 | 2021-06-29 | 山洋电气株式会社 | 电机控制装置以及电机的控制方法 |
| TWI890716B (zh) * | 2019-12-27 | 2025-07-21 | 日商山洋電氣股份有限公司 | 馬達控制裝置及馬達控制方法 |
-
2001
- 2001-07-10 JP JP2001208673A patent/JP2003033068A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN111095775A (zh) * | 2017-09-14 | 2020-05-01 | 昕芙旎雅有限公司 | 同步电动机的控制装置及控制方法 |
| EP3683958A4 (en) * | 2017-09-14 | 2021-04-28 | Sinfonia Technology Co., Ltd. | CONTROL DEVICE AND CONTROL METHOD FOR AN ELECTRIC SYNCHRONOUS MOTOR |
| US11196373B2 (en) | 2017-09-14 | 2021-12-07 | Sinfonia Technology Co., Ltd. | Control device and control method for synchronous electric motor |
| CN111095775B (zh) * | 2017-09-14 | 2023-04-21 | 昕芙旎雅有限公司 | 同步电动机的控制装置及控制方法 |
| CN113054888A (zh) * | 2019-12-27 | 2021-06-29 | 山洋电气株式会社 | 电机控制装置以及电机的控制方法 |
| TWI890716B (zh) * | 2019-12-27 | 2025-07-21 | 日商山洋電氣股份有限公司 | 馬達控制裝置及馬達控制方法 |
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