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JP2003032880A - 多出力電源回路 - Google Patents

多出力電源回路

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JP2003032880A
JP2003032880A JP2001217380A JP2001217380A JP2003032880A JP 2003032880 A JP2003032880 A JP 2003032880A JP 2001217380 A JP2001217380 A JP 2001217380A JP 2001217380 A JP2001217380 A JP 2001217380A JP 2003032880 A JP2003032880 A JP 2003032880A
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Hiroaki Koga
啓章 古賀
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数電圧を複数の負荷に同時に供給可能な多出
力電源回路において、負荷への電源電圧供給開始を同時
に行うとともに、この時の突入電流防止動作も適切に行
って、負荷のデバイス等に損傷を与えることのない多出
力電源回路を提供する。 【解決手段】多出力電源回路を、複数の電源出力を負荷
に供給する多出力電源部と、この多出力電源回路の入力
側に接続されて適宜の電源供給手段から供給される電流
を制限するとともに負荷への電源供給に対応する制限制
御信号の入力に応じては非制限とする突入電流防止手段
と、前記複数の電源出力の個々の出力電圧を監視し各電
源出力の出力電圧が夫々に定めた所定電圧以上に達した
場合を検出し出力する出力電圧検出手段と、前記複数の
電源出力と負荷との間に個々に設けられた複数のスイッ
チを備え、前記出力電圧検出手段の出力に応じて夫々の
電源出力の負荷への供給を同時に断続する出力断続手段
と、を含み構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負荷に複数電圧を
供給可能な多出力電源回路に関し、特に複数電源電圧の
供給開始時における突入電流防止動作を合理的に制御す
るようにした電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器・装置において用いられる電源
回路には電圧供給開始時における自回路の保護や負荷の
保護の目的で突入電流制御回路を備えたものがある。例
えば(A);特開平03-027721 公報には、こうした突入電流
制御回路が開示されている。同公報の技術では、単一電
源供給回路においてあらかじめ一次側の突入電流防止回
路を作動させておき、電源投入後二次側の出力が一定値
に収まると、その情報をもとに突入電流防止回路をOFF
するために防止回路用の抵抗を短絡するように構成され
ている。
【0003】また、(B);特開平1-152921号公報に開示の
電源回路も、同様な突入電流防止回路として突入電流制
限用の抵抗器を具備しており、電源投入時には前記抵抗
器で突入電流を制限し、定常時は前記抵抗器に並列接続
されたソリッドステートリレーを動作させ電源電流を全
てソリッドステートリレーを介して流すようにしてい
る。この技術では、ソリッドステートリレーを用いるこ
とにより切替え時のノイズ発生を無くし、以て他の電子
回路の誤動作を防止している。なお、同技術では突入電
流防止用の抵抗の短絡は、電源の出力電圧に基づいて行
っている。
【0004】この他、(C);特許第 2998201号公報(「電
源装置」)に開示の技術では、交流電流の整流回路と、
該整流回路の出力側に設けた平滑用コンデンサと、該整
流回路の入力側に設けた交流電流切り替え手段と、整流
回路と平滑回路間に設けられ突入電流を検出する突入電
流検出手段を備えて、この突入電流検出手段の検出値が
所定値以上となった時に、前記交流電流切り替え手段を
動作させ整流回路に供給する交流電流を制限するように
して突入電流を防止している。
【0005】ところで、近年の電子機器・装置において
は、低消費電力化を追及するために、複数の電圧を用い
て部分毎に最適の電圧を供給して各機能を動作させるも
のが多い。この流れは、各負荷、使用デバイスにも及
び、デバイス自体が複数の電圧入力を要求することがあ
る。なお、このような用途に対応する電源として、例え
ば(D);特開2000-116127 号公報、(E);特開2000-184713
号公報、(F);特開2000-217356 号公報に、「多出力DC
/DCコンバータ」が開示されている。
【0006】複数電圧で動作する装置では、負荷部に要
求される複数電源電圧のうちいずれか1 つでも供給され
ずに他の電源電圧のみが供給されるとやはりデバイス等
の破壊を招く場合があり保護が必要である。
【0007】これに対する対策として、各負荷側で、個
別に被供給電源の電圧を監視するようにして、電圧が供
給されていないときは動作を停止させることもできる
が、一般に負荷部やデバイスの回路規模の増大を招き得
策でない。このため、電源側での対策が好ましい。電源
側での対策技術として、例えば、(G);特開平8-79971 号
公報は、共通の電源により駆動する複数の電源部が夫々
に接続した別の負荷に所定の電圧で同時に給電開始する
ようにした電源装置を開示している。同公報に開示の技
術では、複数の電源部への電源オンによって、複数の電
源部のうちの一つに接続されたタイマ回路が計時を開始
し、予め設定される複数の電源部それぞれが立上がりに
要する所定時間を計測できたとき、制御回路がスイッチ
手段を制御して、同スイッチ手段を介して複数の電源部
全てから各々の負荷への給電を同時に開始させている。
【0008】また、(H);特開平8-317553号公報には、プ
ラス・マイナス電源の立ち上がり・立ち下がり特性を対
称にし、電源供給回路でのクリックノイズの発生を抑え
るようにした複数出力電源回路が開示されている。その
他、(I);特開平4-289725号公報(「電源の投入切断回
路」)も、負荷となる半導体集積回路の破壊防止を目的
とする、複数のDC/DCコンバータからなる電源での
各DC/DCコンバータの出力電圧の立ち上げ・立ち下
げを任意に選定できるようにした技術を開示している。
しかし、上述の如き電源としてひろく使われている、複
数の電源電圧を出力可能なDC/DCコンバータ(多出
力DC/DCコンバータ)において、正確な同時出力動
作を保証することは一般に難しい。さらに、DC/DC
コンバータの故障時においては、同時出力動作の保証は
全く不可能である。
【0009】また、既に述べたように、突入防止回路に
よる制御は、単一電源供給システム等では一般的に用い
られており、先に述べたように近年の一つのデバイスで
二種類の入力電圧を要求しているシステムにおいても突
入防止回路を備えるのが好ましい。しかしこのようなシ
ステムの電源には、上述した各既知技術に見られるよう
に単一の電源のみに依存した突入電流防止技術を単に転
用しただけでは、片側の電圧状態だけを把握して、他の
電源電圧の状態を無視して電流防止回路の作動を停止さ
せてしまうため、負荷のデバイスに障害を引き起こす可
能性が高い。従って、この種システムに適した技術が必
要となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うな複数出力電源に係る実状に鑑みてなされたもので、
複数電圧を複数の負荷に同時に供給可能な多出力電源回
路において、負荷への電源電圧供給開始を同時に行うと
ともにこの時の突入電流防止動作も適切に行って、負荷
のデバイス等に損傷を与えることのない多出力電源回路
を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】課題解決のため本発明で
は、多出力電源回路を、複数の電源出力を負荷に供給す
る多出力電源部と、前記多出力電源部の入力側に接続さ
れており前記負荷へ供給された前記多出力電源主部の出
力に基づき得られる制限信号が入力されている状態に対
応して適宜の電源供給手段から供給される電流を制限し
ないが、前記制限信号の入力がないと前記電源供給手段
から供給される電流を制限する突入電流制御部と、前記
複数の電源出力の個々の出力電圧を監視し各電源出力の
出力電圧が供給可能になったことを検出する出力電圧検
出手段と、前記複数の電源出力と負荷との間に設けられ
て、前記出力電圧検出手段からの検出出力に応じて前記
複数の電源出力を負荷へ同時に供給開始させる出力制御
部と、を含み構成する。
【0012】上記構成において、前記多出力電源部に多
出力DC/DCコンバータを用い、また、前記出力制御
部を、前記複数の電源出力と負荷との間に個々に設けら
れた複数のスイッチ要素と各スイッチ要素を同時に閉成
させる出力制御手段とから構成し、前記突入電流制御部
を、両端が前記電源供給主と前記多出力DC/DCコン
バータの入力とにそれぞれ接続された流入電流制限手段
とこの流入電流制限手段の両端を前記負荷へ供給された
前記多出力電源主部の出力に基づき短絡する短絡手段と
から構成し、前記出力電圧検出手段は、各電源出力の出
力電圧が夫々に定めた所定電圧以上に達した場合を供給
可能になったとして検出するようにしても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明では、複数の入力電圧を必
要とする負荷に対して複数電圧(電力)を供給する多出
力電源供給回路において、特にその負荷に対して、電圧
が同時に供給されることが必須条件となる場合に対応す
べく、各電源電圧出力の状態を検出する手段を設け、各
電圧が同時供給可能となったことを判定した後、負荷に
対して電圧を供給する。これにより、複数電圧を負荷に
正確に同時に供給開始するとともにその際の突入電流を
適切に防止する。更に、これにより負荷に実際に電圧を
供給したことが確認されると、抵抗器等でなる流入電流
防止手段を回避させるように電源供給路の切替えを行
う。これにより、流入電流防止手段による発熱や回路の
効率低下を回避する。
【0014】〔実施例〕以下、実施例を挙げ図面を用い
て本発明を詳細に説明する。ここでは説明の簡略化のた
め、2 種類の電圧出力の電源回路を例にして説明する。
図1は、本発明の多出力電源回路の一実施例の構成を示
すブロック図である。また、図2は、実施例回路の動作
を説明するフローチャート、図3は実施例回路における
電力供給開始からの回路入力電流の変化を説明する波形
図である。
【0015】図1を参照すると、本実施例の多出力電源
回路は、電源供給手段1、ON/OFF手段2、突入電流制御
部3、多出力電源部としての多出力DC/DCコンバー
タ4、出力電圧検出手段5、出力制御部7を含み構成さ
れている。突入電流制御部3は流入電流制限種31と短
絡手段32から構成され、また出力制御部7は、スイッ
チ要素としての接点8,9と、出力制御手段10とで構
成されている。
【0016】電源供給手段1は、回路に電源を供給する
ための供給源である。携帯用機器等では、電源電池がこ
れに相当する。また、商用電源を利用する装置では、例
えば変圧トランスや整流器、平滑回路からなる既知の直
流電源を作りだす電源回路部が相当する。なお、本発明
の多出力電源回路は、電源供給手段1を備えた形態のも
の、電源供給手段1を外部要素とするものの双方を含
む。
【0017】ON/OFF手段2は、主電源の供給ラインをON
/OFFするための主電源スイッチで、機械的スイッチ、或
いは電子スイッチ等を用いる。
【0018】突入電流制御部3は、主電源投入時および
負荷への電圧供給時に突入電流に対しての保護機能を担
う制御部分であり、両端が前記電源供給主と前記多出力
DC/DCコンバータの入力とにそれぞれ接続された流
入電流制御手段としての抵抗器31と、この抵抗器31
の両端を短絡するための短絡手段32からなる。
【0019】図の短絡手段32は、電気的に制御可能な
スイッチ要素で、抵抗器31の両端を短絡可能で多出力
電源回路の連続動作時に電源供給手段1から供給される
電流を流すに足る容量の導電経路を形成できれば良く、
半導体リレーあるいは電磁リレー等を用いる。短絡手段
32は、多出力電源部から前記負荷へ供給された前記多
出力電源主部の出力(実施例ではいずれか1つの出力で
良い)に基づき前記導電経路を形成して抵抗器(流入電
流防止手段)31の両端を短絡し無効化する。すなわ
ち、短絡手段従って突入電流制御部は、前記負荷へ供給
された前記多出力電源主部の出力に基づき得られる制限
信号(負荷へ供給された前記多出力電源主部の出力自身
でも良い)が入力されている状態に対応してのみ、適宜
の電源供給手段から供給される電流を制限しないが、こ
れ以外の場合には前記電源供給手段から供給される電流
を制限する。従って、動作開始時や負荷への電圧供給開
始時には、突入電流の制限(防止)をする。
【0020】多出力電源部としての多出力DC/DCコ
ンバータ4は、直流電圧を入力して2種類の電圧を出力
する既知回路である。例えば、先に挙げた:(D); 特開20
00-116127 号公報、(E);特開2000-184713 号公報、(F);
特開2000-217356 号公報にも開示があり、その他にも各
種の多出力DC/DCコンバータが知られている。本発
明ではその構成はどのようなものであっても良い。多出
力DC/DCコンバータ4の2つの出力は、個々に出力
制御部7を介して夫々に対応する負荷に接続される。な
お、図中で符号6は、複数電圧を同時入力することを要
求する負荷である。
【0021】出力電圧検出手段5は、多出力電源部の2
つの出力電圧が供給可能かを検出する機能部である。す
なわち、出力電圧検出手段5は、多出力DC/DCコン
バータ4の2種類の出力の出力電圧を個々に監視し各電
源出力の出力電圧がすべて夫々に定められた所定電圧以
上に達した場合を検出し出力する。例えば、複数の出力
電圧(実施例では2)夫々に接続された入力電圧を所定
基準電圧と比較するコンパレータ回路と各コンパレータ
回路の出力のANDを出力する論理回路とで構成するこ
とができる。
【0022】出力制御部7は、前記出力電圧検出手段4
の出力端子に接続されている。出力制御部7は、出力電
圧検出手段5にて、複数電圧が同時供給可能と判定され
結果が出力された時、この検出出力に対応して負荷6に
対し出力許可する機能部である。
【0023】実施例の出力制御部7は、前記出力電圧検
出手段4の出力端子に接続された出力制御手段10と、
この出力制御手段10により駆動される接点8,9とで
構成されている。接点8,9は、その一端が多出力DC
/DCコンバータ4の夫々の出力に接続され、他端は負
荷6の対応する電源端子に接続されている。実際に、出
力制御手段10から信号が接点8,9に送出されると、
接点8,9は同時に閉じて、各電圧出力を負荷6の電源
端子に接続してそれぞれの電圧が略同時に供給される。
【0024】続いて、同じ図1を用いて本実施例の動作
の概略を説明する。異なる電圧を同時に負荷に供給しな
ければならない電源供給回路において、出力電圧検出手
段 5で複数の電圧を出力する多出力DC/DCコンバー
タ4の二次側から出力される電圧を監視し、全ての電源
が供給可能であることを検出した場合に、複数の電圧出
力可能となったことを示す信号(検出信号)を出力す
る。
【0025】次に、出力電圧検出手段5からの上記検出
信号に基づき、出力制御手段10の駆動により接点8,
9の接点を閉じる。これにより、負荷6に対して複数の
電圧出力が同時に供給される。この時、負荷へ供給され
る電流は前記突入電流防止手段31によって過電流が抑
止される。
【0026】そして、この実際に負荷に供給されるよう
になった電圧が前記突入電流制御部3の短絡手段32の
スイッチを切替えて、前記突入電流防止手段31をパス
する経路によって前記電源供給手段1からの供給電流
が、突入電流防止手段31を経由することなく直接に多
出力DC/DCコンバータ4に供給される。
【0027】このように、短絡手段32では、電源回路
動作開始時には、突入電流を防止するために設けられ
た、抵抗器31の経路を選択するよう設定されている
が、上記電圧が負荷に供給されたことが確認されると、
抵抗器31をパスする経路を選択する。
【0028】以降、短絡手段32は電源回路の動作が連
続する限り切替え状態を維持し、従って抵抗器31をパ
スする経路が維持される。この定常状態では、抵抗器3
1で電力が消費されることがなく発熱と電源回路の効率
低下が回避される。
【0029】なお、出力制御手段10が、接点8,9の
接点を閉じると同時に、所定の電圧が負荷に供給された
という情報を、突入電流制御部3の短絡手段32へ出力
し、これにより短絡手段32の切替えを行うようにして
も同様の結果が得られる。
【0030】以下では、更に本実施例の動作について、
図1を参照し図2のフローチャートを用いてより詳細に
説明する。まず、初期状態(ステップ:S201 )において
は、図1の電源供給手段1は電圧供給が可能な状態であ
り、図1の回路内に電源を供給するためのスイッチ ON/
OFF 手段2はOFF 状態である。また、短絡手段32は、
突入電流を防止する状態が選択されている(流入電流制
限手段:有効)。
【0031】図1のON/OFF手段2がONされて(ステッ
プ:S202 ;YES)、回路内に電源の供給が開始される
と、図1の抵抗器31で突入電流が抑制された後、同じ
く図1の多出力DC/DCコンバータ4に電源が供給さ
れ所定電圧が出力される(ステップ:S203 )。なお、ス
テップ:S202 において図1のON/OFF手段2がONされずに
OFF 状態のままであれば、初期状態のままである。
【0032】ON/OFF手段2がON操作されると(ステッ
プ:S202 ;YES)、多出力DC/DCコンバータ4に
電源が供給され、多出力DC/DCコンバータ4は、設
定された電圧値で二次側に電源供給を行う(ステップ:S
203 )。
【0033】多出力DC/DCコンバータ4への電力供
給が開始される際には、多出力DC/DCコンバータ4
の入力側に挿入されている前記抵抗器31が機能して過
大な突入電流が流れるのを防止する。つまり実施例で
は、図3に示す波形においてX部に示すように、電源O
Nにともなう突入電流xの部分を抑制することが可能と
なる。これは、自回路の保護に有効である。
【0034】図1の出力電圧検出手段5は、多出力DC
/DCコンバータ4から供給されている2種類の電圧を
監視し、全ての電圧供給が可能と判断した場合は(ステ
ップ:S204 ;YES)、出力制御部7に対し負荷6への
電源供給ラインをONするよう要求する(ステップ:S205
)。この時、負荷に対して2種類の電圧供給が可能で
ない間(ステップ:S204 ;NO)は、可能になるまで出
力制御部7に対し、電源供給ラインをONする要求は行わ
ない。
【0035】図1の出力制御部7では、出力電圧検出手
段5から負荷6への電圧供給の要求(ステップ:S205 )
を受けると接点8、接点9を閉じて負荷に両電圧出力を
同時に供給する(ステップ:S206 )。
【0036】本実施例によれば、2種類の電圧が正確に
同時に負荷に供給され負荷に損傷を与える慮が無い。併
せて、負荷への電圧供給が開始される際に、多出力DC
/DCコンバータ4の入力側に挿入されている前記抵抗
器3が機能して過大な突入電流が流れるのを防止する。
つまり図3に示す波形においてY部に示すように、負荷
への電圧供給開始時の突入電流yの部分を抑制すること
が可能となる。これは自回路の保護と負荷の保護に有効
である。
【0037】上述のようにして、負荷6に対して2種類
の電圧の供給が同時に行われると、この実際に負荷に供
給された電圧を用いて短絡手段32が抵抗器31の両端
を短絡して抵抗器31をパスする経路が形成され(抵抗
器OFF )、抵抗器31は、電源供給ラインから実質的に
切り離される(ステップ:S207 )。
【0038】以上説明したように、本実施例の多出力電
源回路によれば、負荷に対して複数の電圧を同時に供給
することが可能となり、負荷の損傷が防止できる。ま
た、負荷が同時に接続される際の突入電流の防止が可能
でこの面からも負荷の保護ができる。また、実際に負荷
に供給される電圧を使って図1の突入電流制御部を作動
させ突入電流防止機能を解除することにより、確実な突
入電流防止が可能となっている。例えばDC/DCコン
バータの故障があった場合等は、突入電流防止機能は有
効であり、また負荷への電圧供給は起こらず負荷の保護
が図れる。なお、通常稼働中は抵抗器は切り離されるの
でこれによる発熱や本回路の効率低下は無い。
【0039】以上説明した図1の実施例においては、直
流入力の場合を説明しており、多出力電源部として多出
力DC/DCコンバータを用いた例を示した。しかし、
本発明はこれに限らず種々の変形が可能である。例え
ば、電源供給手段1が商用交流電源の場合でも、多出力
電源部を多出力AC/DCコンバータとすることで、本
発明を実施可能である。既知の変圧トランスと整流回路
等を用いた電源部にも本発明を適用できる。また、実施
例では多出力DC/DCコンバータ4は、一体型構成で
表しているが、単出力電源を複数個用いて各入力には共
通の電圧源から電力を供給して、各単出力電源それぞれ
の出力を検出して所定条件を満たすことを確認して抵抗
器をパスさせても良いことは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、次のような各効果を得
ることができる。第1の効果は、負荷に対する複数の電
圧の供給に際し、厳密に同時に供給開始することが可能
となることである。第2の効果は、電圧出力が実際に負
荷に同時に接続される際(供給開始時)の突入電流の防
止が可能となることである。第3の効果は、実際に負荷
に供給される電圧を使って突入電流制御部を作動させる
ことにより、確実な突入電流防止が可能となることであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多出力電源回路の一実施例を示す構成
ブロック図である。
【図2】実施例回路の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図3】実施例回路における電力供給開始からの回路入
力電流の変化を説明する波形図である。
【符号の説明】
1…電源供給手段 2…ON/OFF手段(主電源スイッチ) 3…突入電流制御部 4…多出力DC/DCコンバータ(多出力電源部) 5…出力電圧検出手段 6…負荷 7…出力制御部 8…接点 9…接点 10…出力制御手段 31…抵抗器(流入電流防止手段) 32…短絡手段(突入電流防止機能切替え手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電源出力を負荷に供給する多出力
    電源部と、 前記多出力電源部の入力側に接続されており前記負荷へ
    供給された前記多出力電源主部の出力に基づき得られる
    制限信号が入力されている状態に対応してのみ適宜の電
    源供給手段から供給される電流を制限しないが、前記制
    限信号の入力がないと前記電源供給手段から供給される
    電流を制限する突入電流制御部と、 前記複数の電源出力の個々の出力電圧を監視し各電源出
    力の出力電圧が供給可能になったことを検出する出力電
    圧検出手段と、 前記複数の電源出力と負荷との間に設けられて、前記出
    力電圧検出手段からの検出出力に応じて前記複数の電源
    出力を負荷へ同時に供給開始させる出力制御部と、を含
    み構成されたことを特徴とする多出力電源回路。
  2. 【請求項2】 前記多出力電源部が多出力DC/DCコ
    ンバータであり、 前記出力制御部は、前記複数の電源出力と負荷との間に
    個々に設けられた複数のスイッチ要素と各スイッチ要素
    を同時に閉成させる出力制御手段とからなり、 前記突入電流制御部は、両端が前記電源供給主と前記多
    出力DC/DCコンバータの入力とにそれぞれ接続され
    た流入電流制限手段とこの流入電流制限手段の両端を前
    記負荷へ供給された前記多出力電源主部の出力に基づき
    短絡する短絡手段とからなり、 前記出力電圧検出手段は、各電源出力の出力電圧が夫々
    に定めた所定電圧以上に達した場合を供給可能になった
    ものとして検出する、ことを特徴とする請求項1に記載
    の多出力電源回路。
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