JP2003030042A - 複数コア付マイクロコンピュータ装置 - Google Patents
複数コア付マイクロコンピュータ装置Info
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- JP2003030042A JP2003030042A JP2001211313A JP2001211313A JP2003030042A JP 2003030042 A JP2003030042 A JP 2003030042A JP 2001211313 A JP2001211313 A JP 2001211313A JP 2001211313 A JP2001211313 A JP 2001211313A JP 2003030042 A JP2003030042 A JP 2003030042A
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Landscapes
- Multi Processors (AREA)
- Microcomputers (AREA)
- Memory System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のコア間で共有メモリへのアクセスを効
率的に行う。 【解決手段】 同一の半導体集積回路チップ上に、複数
のコア1,2,3と共有メモリ10とを含む複数コア付
マイクロコンピュータ装置の構成が集積される。各コア
1,2,3は、メモリ11,12,13にそれぞれ専用
にアクセスしながら、独立してプログラム処理を実行す
る。共通のデータなどは、共有メモリ10を介して相互
に利用することができる。
率的に行う。 【解決手段】 同一の半導体集積回路チップ上に、複数
のコア1,2,3と共有メモリ10とを含む複数コア付
マイクロコンピュータ装置の構成が集積される。各コア
1,2,3は、メモリ11,12,13にそれぞれ専用
にアクセスしながら、独立してプログラム処理を実行す
る。共通のデータなどは、共有メモリ10を介して相互
に利用することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコアと共有
メモリとを同一の半導体集積回路チップ上に有する複複
数コア付マイクロコンピュータ装置に関する。
メモリとを同一の半導体集積回路チップ上に有する複複
数コア付マイクロコンピュータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体集積回路で実現される
マイクロコンピュータには、CPUやメモリ、周辺回路
などを含むコアを複数搭載するものが用いられている。
特開平2−244252号公報には、同一の半導体集積
回路チップ上に複数のマイクロプロセッサを集積した1
チップマルチプロセッサで、外部へのバスを共通化し、
メモリアクセスなどが同時に行われるときに調停するこ
とについての先行技術が開示されている。このような1
チップマルチプロセッサは、複数のマイクロプロセッサ
が同一のプログラムを分担して並列に処理し、全体とし
てスループットを上げる目的で使用される。各マイクロ
プロセッサは、メモリ空間を共有してプログラムを実行
する。この先行技術では、複数のマイクロプロセッサに
優先順位を付けておき、少なくとも2つのマイクロプロ
セッサから同時に外部アクセスが発生するときには、優
先順位が最も高いマイクロプロセッサに外部アクセスを
行わせるように調停している。
マイクロコンピュータには、CPUやメモリ、周辺回路
などを含むコアを複数搭載するものが用いられている。
特開平2−244252号公報には、同一の半導体集積
回路チップ上に複数のマイクロプロセッサを集積した1
チップマルチプロセッサで、外部へのバスを共通化し、
メモリアクセスなどが同時に行われるときに調停するこ
とについての先行技術が開示されている。このような1
チップマルチプロセッサは、複数のマイクロプロセッサ
が同一のプログラムを分担して並列に処理し、全体とし
てスループットを上げる目的で使用される。各マイクロ
プロセッサは、メモリ空間を共有してプログラムを実行
する。この先行技術では、複数のマイクロプロセッサに
優先順位を付けておき、少なくとも2つのマイクロプロ
セッサから同時に外部アクセスが発生するときには、優
先順位が最も高いマイクロプロセッサに外部アクセスを
行わせるように調停している。
【0003】複数のプロセッサからの同時アクセスを許
容するメモリ素子として、デュアルポートRAMも製品
化されている。デュアルポートRAMは、マイクロコン
ピュータシステムの中で、2つのプロセッサが同じRA
Mをアクセスすることができるようなハードウエア構成
を有する。一般に、アドレスバスとデータバスとが競合
しないように、同一のメモリセルについてのアクセスを
調停する機能が備えられている。一方のプロセッサが書
込みを行うときに、他方のプロセッサが読込みを行うよ
うな同時アクセスが可能である。2つのプロセッサのう
ちの一方がCPUであり、他方が画像や入出力用の専用
プロセッサであると、データなどの転送が互いに同期を
とらなくても可能になるので、効率よくデータやパラメ
ータ等の受渡しを行うことができる。デュアルポートR
AMは、相互に独立かつ並行して動作しているマイクロ
プロセッサ間の通信に利用することもできる。
容するメモリ素子として、デュアルポートRAMも製品
化されている。デュアルポートRAMは、マイクロコン
ピュータシステムの中で、2つのプロセッサが同じRA
Mをアクセスすることができるようなハードウエア構成
を有する。一般に、アドレスバスとデータバスとが競合
しないように、同一のメモリセルについてのアクセスを
調停する機能が備えられている。一方のプロセッサが書
込みを行うときに、他方のプロセッサが読込みを行うよ
うな同時アクセスが可能である。2つのプロセッサのう
ちの一方がCPUであり、他方が画像や入出力用の専用
プロセッサであると、データなどの転送が互いに同期を
とらなくても可能になるので、効率よくデータやパラメ
ータ等の受渡しを行うことができる。デュアルポートR
AMは、相互に独立かつ並行して動作しているマイクロ
プロセッサ間の通信に利用することもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】半導体集積回路の製造
技術の進歩は、大規模な集積回路を比較的小さいチップ
面積で実現可能にしている。また集積回路の設計時に
は、CAD(ComputerAided Design)を利用して、過去
に製造していた集積回路の配置パターンを、縮小して新
たな集積回路の一部として利用することも可能になって
きている。したがって、特開平2−244252号公報
で開示されているような複数のマイクロプロセッサを有
するような半導体集積回路チップ上に、さらにデュアル
ポートRAMのような同時アクセス可能なメモリを集積
することも可能となっている。
技術の進歩は、大規模な集積回路を比較的小さいチップ
面積で実現可能にしている。また集積回路の設計時に
は、CAD(ComputerAided Design)を利用して、過去
に製造していた集積回路の配置パターンを、縮小して新
たな集積回路の一部として利用することも可能になって
きている。したがって、特開平2−244252号公報
で開示されているような複数のマイクロプロセッサを有
するような半導体集積回路チップ上に、さらにデュアル
ポートRAMのような同時アクセス可能なメモリを集積
することも可能となっている。
【0005】しかしながら、単に特開平2−24425
2号公報に示すような複数のマイクロプロセッサでのア
クセス調停を行ってデュアルポートRAMにアクセスす
ると、複数のマイクロプロセッサ間で予め選択される優
先度の高いマイクロプロセッサしか、デュアルポートR
AMにアクセスすることができない。また、デュアルポ
ートRAMでは2つのマイクロプロセッサからの同時ア
クセスが可能であっても、書込みについては、先にアク
セスした方に優先権がある。そのため、重要なプログラ
ムの処理が後回しにされるおそれがある。さらに、3以
上のマイクロプロセッサからの同時アクセスについては
全く考慮されていない。したがっって、特開平2−24
4252号公報に開示されている1チップマルチプロセ
ッサにデュアルポートRAMを集積するだけでは、マル
チプロセッサ間の効率的なデータ通信や交換にデュアル
ポートRAMのような共有メモリを有効に使用すること
はできない。
2号公報に示すような複数のマイクロプロセッサでのア
クセス調停を行ってデュアルポートRAMにアクセスす
ると、複数のマイクロプロセッサ間で予め選択される優
先度の高いマイクロプロセッサしか、デュアルポートR
AMにアクセスすることができない。また、デュアルポ
ートRAMでは2つのマイクロプロセッサからの同時ア
クセスが可能であっても、書込みについては、先にアク
セスした方に優先権がある。そのため、重要なプログラ
ムの処理が後回しにされるおそれがある。さらに、3以
上のマイクロプロセッサからの同時アクセスについては
全く考慮されていない。したがっって、特開平2−24
4252号公報に開示されている1チップマルチプロセ
ッサにデュアルポートRAMを集積するだけでは、マル
チプロセッサ間の効率的なデータ通信や交換にデュアル
ポートRAMのような共有メモリを有効に使用すること
はできない。
【0006】本発明の目的は、複数のコア間で共有メモ
リへのアクセスを効率的に行うことができる複数コア付
マイクロコンピュータ装置を提供することである。
リへのアクセスを効率的に行うことができる複数コア付
マイクロコンピュータ装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、同一の半導体
集積回路チップ上に、複数のコアと、該複数のコアから
アクセスが可能な共有メモリとを有する複数コア付マイ
クロコンピュータ装置であって、共有メモリに対して、
少なくとも2つのコアからのアクセスが行われるとき
に、予め定める調停条件に従って、コア間の競合状態を
調停する調停手段を含むことを特徴とする複数コア付マ
イクロコンピュータ装置である。
集積回路チップ上に、複数のコアと、該複数のコアから
アクセスが可能な共有メモリとを有する複数コア付マイ
クロコンピュータ装置であって、共有メモリに対して、
少なくとも2つのコアからのアクセスが行われるとき
に、予め定める調停条件に従って、コア間の競合状態を
調停する調停手段を含むことを特徴とする複数コア付マ
イクロコンピュータ装置である。
【0008】本発明に従えば、複数コア付マイクロコン
ピュータ装置は、同一の半導体集積回路チップ上に、複
数のコアと、該複数のコアからアクセスが可能な共有メ
モリとを有し、さらに調停手段を含む。調停手段は、共
有メモリに対して、少なくとも2つのコアからのアクセ
スが行われるときに、予め定める調停条件に従って、コ
ア間の競合状態を調停するので、各コアは共有メモリに
対して自由にアクセスを試みることができる。調停条件
が満たされればアクセスを継続することができるので、
共有メモリへのアクセスを迅速に行うことができる。
ピュータ装置は、同一の半導体集積回路チップ上に、複
数のコアと、該複数のコアからアクセスが可能な共有メ
モリとを有し、さらに調停手段を含む。調停手段は、共
有メモリに対して、少なくとも2つのコアからのアクセ
スが行われるときに、予め定める調停条件に従って、コ
ア間の競合状態を調停するので、各コアは共有メモリに
対して自由にアクセスを試みることができる。調停条件
が満たされればアクセスを継続することができるので、
共有メモリへのアクセスを迅速に行うことができる。
【0009】さらに本発明は、同一の半導体集積回路チ
ップ上に、複数のコアと、該複数のコアからアクセスが
可能な共有メモリとを有する複数コア付マイクロコンピ
ュータ装置であって、共有メモリは、少なくとも2つの
コアからのアクセスに対して、予め定める調停条件に従
うアクセスが可能であり、各コアは、該共有メモリに対
して、アクセスを行うときに、他のコアからのアクセス
の有無を検出し、他のコアからのアクセスがないときは
該共有メモリに対するアクセスを継続し、他のコアから
のアクセスがあるときは、該調停条件に従ってアクセス
の継続か中断かを判断することを特徴とする複数コア付
マイクロコンピュータ装置である。
ップ上に、複数のコアと、該複数のコアからアクセスが
可能な共有メモリとを有する複数コア付マイクロコンピ
ュータ装置であって、共有メモリは、少なくとも2つの
コアからのアクセスに対して、予め定める調停条件に従
うアクセスが可能であり、各コアは、該共有メモリに対
して、アクセスを行うときに、他のコアからのアクセス
の有無を検出し、他のコアからのアクセスがないときは
該共有メモリに対するアクセスを継続し、他のコアから
のアクセスがあるときは、該調停条件に従ってアクセス
の継続か中断かを判断することを特徴とする複数コア付
マイクロコンピュータ装置である。
【0010】本発明に従えば、複数コア付マイクロコン
ピュータ装置は、同一の半導体集積回路チップ上に、複
数のコアと、該複数のコアからアクセスが可能な共有メ
モリとを有する。各コアは、共有メモリに対して、アク
セスを行うときに、他のコアからのアクセスの有無を検
出し、他のコアからのアクセスがないときは該共有メモ
リに対するアクセスを継続し、他のコアからのアクセス
があるときは、調停条件に従ってアクセスの継続か中断
かを判断するので、複数のコア間で調停条件に従う共有
メモリへのアクセスが可能である。複数のコアが共有メ
モリを使用してデータなどを共有し、相互のプログラム
は独立して実行するような動作を効率的に行うことがで
きる。
ピュータ装置は、同一の半導体集積回路チップ上に、複
数のコアと、該複数のコアからアクセスが可能な共有メ
モリとを有する。各コアは、共有メモリに対して、アク
セスを行うときに、他のコアからのアクセスの有無を検
出し、他のコアからのアクセスがないときは該共有メモ
リに対するアクセスを継続し、他のコアからのアクセス
があるときは、調停条件に従ってアクセスの継続か中断
かを判断するので、複数のコア間で調停条件に従う共有
メモリへのアクセスが可能である。複数のコアが共有メ
モリを使用してデータなどを共有し、相互のプログラム
は独立して実行するような動作を効率的に行うことがで
きる。
【0011】また本発明で、前記複数のコアには、予め
優先順位が設定されており、前記調停条件は、少なくと
も2つのコアからのアクセスが競合するときに、優先順
位が高い方のコアによるアクセスの継続と、優先順位が
低い方のコアによるアクセスの中断とであることを特徴
とする。
優先順位が設定されており、前記調停条件は、少なくと
も2つのコアからのアクセスが競合するときに、優先順
位が高い方のコアによるアクセスの継続と、優先順位が
低い方のコアによるアクセスの中断とであることを特徴
とする。
【0012】本発明に従えば、予め設定される優先順位
に従って、少なくとも2つのコアによる共有メモリへの
アクセスの競合を調停することができる。優先順位の高
いコアで重要な処理を行うようにしておけば、重要な処
理について、優先的に共有メモリを使用することができ
る。
に従って、少なくとも2つのコアによる共有メモリへの
アクセスの競合を調停することができる。優先順位の高
いコアで重要な処理を行うようにしておけば、重要な処
理について、優先的に共有メモリを使用することができ
る。
【0013】また本発明で、前記調停条件は、少なくと
も2つのコアからのアクセスが競合するときに、いずれ
のアクセスも読出しであれば同時アクセスの継続であ
り、書込みを行うコアがあれば、該コアからの書込みの
継続と、他のコアからの読出しの中断とであることを特
徴とする。
も2つのコアからのアクセスが競合するときに、いずれ
のアクセスも読出しであれば同時アクセスの継続であ
り、書込みを行うコアがあれば、該コアからの書込みの
継続と、他のコアからの読出しの中断とであることを特
徴とする。
【0014】本発明に従えば、少なくとも2つのコアが
全部共有メモリに対する読出しのアクセスを行うときに
は同時アクセスを許容するので、共有メモリに記憶され
ているデータなどを2以上のコアで迅速に読出すことが
できる。共有メモリに対して書込みを行うコアがあると
きには、書込みを優先するので、同一のアドレスのデー
タに対して書込みと読出しとが競合するようなときに、
データの書込みを行ってからデータの読出しが行われる
ように調停することができる。
全部共有メモリに対する読出しのアクセスを行うときに
は同時アクセスを許容するので、共有メモリに記憶され
ているデータなどを2以上のコアで迅速に読出すことが
できる。共有メモリに対して書込みを行うコアがあると
きには、書込みを優先するので、同一のアドレスのデー
タに対して書込みと読出しとが競合するようなときに、
データの書込みを行ってからデータの読出しが行われる
ように調停することができる。
【0015】また本発明で、前記複数のコアには、予め
優先順位が設定されており、前記調停条件として、前記
書込みを行うコアが少なくとも2つあるときには、優先
順位が高い方のコアによるアクセスの継続と、優先順位
が低い方のコアによるアクセスの中断とを含むことを特
徴とする。
優先順位が設定されており、前記調停条件として、前記
書込みを行うコアが少なくとも2つあるときには、優先
順位が高い方のコアによるアクセスの継続と、優先順位
が低い方のコアによるアクセスの中断とを含むことを特
徴とする。
【0016】本発明に従えば、少なくとも2つのコアか
ら共有メモリに対する書込みが競合しているときには、
予め設定される優先順位に従って調停される。調停の結
果、優先順位が高い方のコアによる書込みが行われるの
で、重要な処理を行うコアの優先順位を高くしておけ
ば、重要な処理を迅速に行うことができる。
ら共有メモリに対する書込みが競合しているときには、
予め設定される優先順位に従って調停される。調停の結
果、優先順位が高い方のコアによる書込みが行われるの
で、重要な処理を行うコアの優先順位を高くしておけ
ば、重要な処理を迅速に行うことができる。
【0017】また本発明で、前記コアは、3以上含まれ
ていることを特徴とする。本発明に従えば、複数のコア
も共有メモリも同一の半導体集積回路チップ上に集積さ
れるので、共有メモリが単体の半導体集積回路チップと
して製造される場合のような端子数などの制約がなく、
デュアルポートRAMのように2系統のアドレスバスに
よるアクセスばかりではなく、3系統以上のアドレスバ
スによるアクセスも容易に実現し、効率的な利用を図る
ことができる。
ていることを特徴とする。本発明に従えば、複数のコア
も共有メモリも同一の半導体集積回路チップ上に集積さ
れるので、共有メモリが単体の半導体集積回路チップと
して製造される場合のような端子数などの制約がなく、
デュアルポートRAMのように2系統のアドレスバスに
よるアクセスばかりではなく、3系統以上のアドレスバ
スによるアクセスも容易に実現し、効率的な利用を図る
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の第1およ
び第2形態としての複数コア付マイクロコンピュータ装
置の概略的な機能構成を示す。本実施形態では、同一の
半導体集積回路チップ上に、複数のコア1,2,3と、
複数のコア1,2,3からアクセスが可能なRAMであ
る共有メモリ10とが集積されている。各コア1,2,
3は、専用のメモリ11,12,13も備えている。共
有メモリ10に対して、少なくとも2つのコア1,2,
3からのアクセスが行われるときに、アクセスの競合が
生じる。コア間の競合状態を予め定める調停条件に従っ
て調停するために、共有メモリ10には調停手段20が
備えられている。なお、コア1,2,3は、それぞれ独
立にプログラム動作可能であり、3つ設ける例を示すけ
れども、2以上であれば同様に本発明を適用することが
できる。同一の半導体集積回路チップ上に形成するの
で、3以上のコア1,2,3に対してアクセス可能なポ
ートを備えるいわばマルチポートのRAMであって多く
のアドレス信号線やデータ信号線の配線が必要であって
も、プリント配線基板上に配線パターンを形成する場合
よりも、容易に実現することができる。
び第2形態としての複数コア付マイクロコンピュータ装
置の概略的な機能構成を示す。本実施形態では、同一の
半導体集積回路チップ上に、複数のコア1,2,3と、
複数のコア1,2,3からアクセスが可能なRAMであ
る共有メモリ10とが集積されている。各コア1,2,
3は、専用のメモリ11,12,13も備えている。共
有メモリ10に対して、少なくとも2つのコア1,2,
3からのアクセスが行われるときに、アクセスの競合が
生じる。コア間の競合状態を予め定める調停条件に従っ
て調停するために、共有メモリ10には調停手段20が
備えられている。なお、コア1,2,3は、それぞれ独
立にプログラム動作可能であり、3つ設ける例を示すけ
れども、2以上であれば同様に本発明を適用することが
できる。同一の半導体集積回路チップ上に形成するの
で、3以上のコア1,2,3に対してアクセス可能なポ
ートを備えるいわばマルチポートのRAMであって多く
のアドレス信号線やデータ信号線の配線が必要であって
も、プリント配線基板上に配線パターンを形成する場合
よりも、容易に実現することができる。
【0019】すなわち、本実施形態の複数コア付マイク
ロコンピュータ装置は、同一の半導体集積回路チップ上
に、複数のコア1,2,3と、複数のコア1,2,3か
らアクセスが可能な共有メモリ10とを有し、さらに調
停手段20を含む。調停手段20は、予め定める調停条
件に従って、コア1,2,3間の競合状態を調停するの
で、各コア1,2,3は共有メモリ10に対して自由に
アクセスを試みることができる。調停条件が満たされれ
ばアクセスを継続することができるので、共有メモリ1
0へのアクセスを迅速に行うことができる。
ロコンピュータ装置は、同一の半導体集積回路チップ上
に、複数のコア1,2,3と、複数のコア1,2,3か
らアクセスが可能な共有メモリ10とを有し、さらに調
停手段20を含む。調停手段20は、予め定める調停条
件に従って、コア1,2,3間の競合状態を調停するの
で、各コア1,2,3は共有メモリ10に対して自由に
アクセスを試みることができる。調停条件が満たされれ
ばアクセスを継続することができるので、共有メモリ1
0へのアクセスを迅速に行うことができる。
【0020】図2は、本発明の実施の第1形態として、
図1の調停手段20によって行われるアクセス競合に対
する調停手順を示す。本実施形態では、複数のコア1,
2,3には予め共有メモリ10へのアクセスに対して優
先順位を設定しておき、アクセスが競合するときには、
優先順位に従って調停を行う。優先順位は、たとえば、
コア1>コア2>コア3であるとする。ステップa0か
ら手順を開始し、ステップa1ではいずれか1つのコア
1,2,3からの共有メモリ10に対する読出しか書込
みかのアクセスが検知されるのを待つ。1つのコア1,
2,3からのアクセスが検知されると、ステップ宇a2
で、他のコア1,2,3からアクセスがあるか否かを判
断する。他のコア1,2,3からのアクセスが無けれ
ば、ステップa3でステップa1で検知したコア1,
2,3からのアクセスを実行させ、ステップa1に戻
る。ステップa2で他のコア1,2,3からのアクセス
があり、共有メモリ10に対するアクセスが競合すると
きは、ステップa4で優先順位が低いコア1,2,3の
アクセスを中断し、ステップa5で優先順位が高いコア
1,2,3からのアクセスを実行させる。ステップa5
が終了するとステップa1に戻る。
図1の調停手段20によって行われるアクセス競合に対
する調停手順を示す。本実施形態では、複数のコア1,
2,3には予め共有メモリ10へのアクセスに対して優
先順位を設定しておき、アクセスが競合するときには、
優先順位に従って調停を行う。優先順位は、たとえば、
コア1>コア2>コア3であるとする。ステップa0か
ら手順を開始し、ステップa1ではいずれか1つのコア
1,2,3からの共有メモリ10に対する読出しか書込
みかのアクセスが検知されるのを待つ。1つのコア1,
2,3からのアクセスが検知されると、ステップ宇a2
で、他のコア1,2,3からアクセスがあるか否かを判
断する。他のコア1,2,3からのアクセスが無けれ
ば、ステップa3でステップa1で検知したコア1,
2,3からのアクセスを実行させ、ステップa1に戻
る。ステップa2で他のコア1,2,3からのアクセス
があり、共有メモリ10に対するアクセスが競合すると
きは、ステップa4で優先順位が低いコア1,2,3の
アクセスを中断し、ステップa5で優先順位が高いコア
1,2,3からのアクセスを実行させる。ステップa5
が終了するとステップa1に戻る。
【0021】アクセスの中断は、種々の方法でコア1,
2,3に通知することができる。たとえば、強制的に待
ち状態にする信号を利用することができる。アクセスが
中断されたコア1,2,3は、アクセスが可能になるま
で動作を休止し、アクセスが可能になれば動作を再開す
る。また、アクセスの可否をフラグなどで通知し、アク
セスが許可されないコア1,2,3は、フラグを監視し
て、アクセスが許可されるのを待つようにすることもで
きる。フラグの監視は間欠的に行い、監視の間には他の
処理動作を行うことができる。
2,3に通知することができる。たとえば、強制的に待
ち状態にする信号を利用することができる。アクセスが
中断されたコア1,2,3は、アクセスが可能になるま
で動作を休止し、アクセスが可能になれば動作を再開す
る。また、アクセスの可否をフラグなどで通知し、アク
セスが許可されないコア1,2,3は、フラグを監視し
て、アクセスが許可されるのを待つようにすることもで
きる。フラグの監視は間欠的に行い、監視の間には他の
処理動作を行うことができる。
【0022】実施の第1形態のような複数コア付マイク
ロコンピュータ装置は、たとえば自動車に搭載し、各種
走行関係の制御を行う機能を各コア1,2,3で分担し
て行い、共有メモリ10でデータやパラメータを共通化
するような制御に利用することができる。最も優先順位
が高いコア1では、エンジンの点火や燃料噴射に関する
制御に利用することができる。中間の優先順位を有する
コア2では、スロットルバルブの制御による定速走行制
御に利用することができる。優先順位が最も低いコア3
では、トランスミッション関係の制御に利用することが
できる。共有メモリ10は、エンジンの回転速度、車両
の走行速度、気温などの共通するデータやパラメータの
共通化に利用することができる。各コア1,2,3の代
りに、独立した電子制御ユニット(ECU)を使用する
ときは、共通データやパラメータは、電子制御ユニット
間のデータ通信処理で伝達しなければならない。データ
通信処理には、多くの構成を必要とし、時間もかかる。
共有メモリ10を介する伝達では、アクセスの競合時に
アクセスの中断があっても、データ通信を行う場合に比
較すれば極めて迅速にデータの伝達を行うことができ
る。アクセスの中断がなければ、さらに迅速なデータの
伝達が可能となる。
ロコンピュータ装置は、たとえば自動車に搭載し、各種
走行関係の制御を行う機能を各コア1,2,3で分担し
て行い、共有メモリ10でデータやパラメータを共通化
するような制御に利用することができる。最も優先順位
が高いコア1では、エンジンの点火や燃料噴射に関する
制御に利用することができる。中間の優先順位を有する
コア2では、スロットルバルブの制御による定速走行制
御に利用することができる。優先順位が最も低いコア3
では、トランスミッション関係の制御に利用することが
できる。共有メモリ10は、エンジンの回転速度、車両
の走行速度、気温などの共通するデータやパラメータの
共通化に利用することができる。各コア1,2,3の代
りに、独立した電子制御ユニット(ECU)を使用する
ときは、共通データやパラメータは、電子制御ユニット
間のデータ通信処理で伝達しなければならない。データ
通信処理には、多くの構成を必要とし、時間もかかる。
共有メモリ10を介する伝達では、アクセスの競合時に
アクセスの中断があっても、データ通信を行う場合に比
較すれば極めて迅速にデータの伝達を行うことができ
る。アクセスの中断がなければ、さらに迅速なデータの
伝達が可能となる。
【0023】図3は、本発明の実施の第2形態として、
図1の調停手段20によって行われるアクセス競合に対
する調停手順を示す。本実施形態では、共有メモリ10
への読出しと書込みとが競合するときには、書込みを優
先し、書込み同士が競合するときには、予め設定されて
いる優先順位に従う。共有メモリ10に対する読出しの
みのアクセスは、複数同時に可能である。書込みを読出
しよりも優先するので、データの更新などのための書込
みと、そのデータの利用のための読出しとが競合するよ
うなときに、データの更新が優先され、読出すデータは
更新されたデータであることが保証される。
図1の調停手段20によって行われるアクセス競合に対
する調停手順を示す。本実施形態では、共有メモリ10
への読出しと書込みとが競合するときには、書込みを優
先し、書込み同士が競合するときには、予め設定されて
いる優先順位に従う。共有メモリ10に対する読出しの
みのアクセスは、複数同時に可能である。書込みを読出
しよりも優先するので、データの更新などのための書込
みと、そのデータの利用のための読出しとが競合するよ
うなときに、データの更新が優先され、読出すデータは
更新されたデータであることが保証される。
【0024】ステップb0から手順を開始し、ステップ
b1では、1つのコア1、2、3からのアクセスを検知
するまで待つ。1つのコア1,2,3からのアクセスが
検知されると、ステップb2で他のコア1,2,3から
のアクセスがあるか否かを判断する。他のコア1,2,
3からもアクセスがあるときには、ステップb3に移
り、複数のコア1,2,3が共有メモリ10への書込み
のためのアクセスを行おうとしているか否かを判断す
る。複数のコア1,2,3が書込みを行おうとしている
ときには、ステップb4に移り、優先順位が低いコア
1,2,3の書込みを中断する。もし、複数のコア1,
2,3による書込みの他に、読出しのアクセスも競合し
ているときには、優先順位によらず、読出しを行おうと
しているコア1,2,3のアクセスを中断する。次にス
テップb5に移り、優先順位が高いコア1,2,3の書
込みを実行する。ステップb5が終了すると、ステップ
b1に戻る。
b1では、1つのコア1、2、3からのアクセスを検知
するまで待つ。1つのコア1,2,3からのアクセスが
検知されると、ステップb2で他のコア1,2,3から
のアクセスがあるか否かを判断する。他のコア1,2,
3からもアクセスがあるときには、ステップb3に移
り、複数のコア1,2,3が共有メモリ10への書込み
のためのアクセスを行おうとしているか否かを判断す
る。複数のコア1,2,3が書込みを行おうとしている
ときには、ステップb4に移り、優先順位が低いコア
1,2,3の書込みを中断する。もし、複数のコア1,
2,3による書込みの他に、読出しのアクセスも競合し
ているときには、優先順位によらず、読出しを行おうと
しているコア1,2,3のアクセスを中断する。次にス
テップb5に移り、優先順位が高いコア1,2,3の書
込みを実行する。ステップb5が終了すると、ステップ
b1に戻る。
【0025】ステップb3で、複数のコア1,2,3か
らの書込みではないと判断されるときには、ステップb
6で1つのコア1,2,3からの書込みか否かを判断す
る。1つのコア1,2,3からの書込みであれば、ステ
ップb7で読込みのコア1,2,3からのアクセスを中
断し、ステップb8で書込みのコア1,2,3からのア
クセスを実行して、ステップb1に戻る。ステップb6
で書込みのアクセスを行おうとしているコア1,2,3
が1つもないと判断されるときには、ステップb9で同
時アクセスを実行させ、ステップb1に戻る。
らの書込みではないと判断されるときには、ステップb
6で1つのコア1,2,3からの書込みか否かを判断す
る。1つのコア1,2,3からの書込みであれば、ステ
ップb7で読込みのコア1,2,3からのアクセスを中
断し、ステップb8で書込みのコア1,2,3からのア
クセスを実行して、ステップb1に戻る。ステップb6
で書込みのアクセスを行おうとしているコア1,2,3
が1つもないと判断されるときには、ステップb9で同
時アクセスを実行させ、ステップb1に戻る。
【0026】図4は、本発明の実施の第3および第4形
態としての複数コア付マイクロコンピュータ装置の概略
的な機能構成を示す。本実施形態で図1の実施形態に対
応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明は省
略する。本実施形態では、同一の半導体集積回路チップ
上に、複数のコア21,22,23と、複数のコア2
1,22,23からアクセスが可能なRAMである共有
メモリ10とが集積されている。各コア21,22,2
3は、専用のメモリ11,12,13をそれぞれ備えて
いるとともに、共有メモリ10に対してアクセスして、
他のコア21,22,23からのアクセスと競合すると
きに、予め定める調停条件に従って調停する機能も備え
られている。なお、コア21,22,23は、それぞれ
独立にプログラム動作可能であり、3つ設ける例を示す
けれども、2以上であれば同様に本発明を適用すること
ができる。
態としての複数コア付マイクロコンピュータ装置の概略
的な機能構成を示す。本実施形態で図1の実施形態に対
応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明は省
略する。本実施形態では、同一の半導体集積回路チップ
上に、複数のコア21,22,23と、複数のコア2
1,22,23からアクセスが可能なRAMである共有
メモリ10とが集積されている。各コア21,22,2
3は、専用のメモリ11,12,13をそれぞれ備えて
いるとともに、共有メモリ10に対してアクセスして、
他のコア21,22,23からのアクセスと競合すると
きに、予め定める調停条件に従って調停する機能も備え
られている。なお、コア21,22,23は、それぞれ
独立にプログラム動作可能であり、3つ設ける例を示す
けれども、2以上であれば同様に本発明を適用すること
ができる。
【0027】すなわち、本実施形態の複数コア付マイク
ロコンピュータ装置は、同一の半導体集積回路チップ上
に、複数のコア21,22,23と、複数のコア21,
22,23からアクセスが可能な共有メモリ10とを有
し、共有メモリ10は、少なくとも2つのコア21,2
2,23からのアクセスに対して、予め定める調停条件
に従うアクセスが可能である。各コア21,22,23
は、共有メモリ10に対してアクセスを行うときに、他
のコア21,22,23からのアクセスの有無を検出
し、他のコア21,22,23からのアクセスがないと
きは共有メモリ10に対するアクセスを継続し、他のコ
ア21,22,23からのアクセスがあるときは、調停
条件に従ってアクセスの継続か中断かを判断する。複数
のコア21,22,23間は、相互間で調停条件に従う
共有メモリ10へのアクセスが可能であるので、共有メ
モリ10を使用してデータなどを共有し、相互のプログ
ラムは独立して実行するような動作を効率的に行うこと
ができる。
ロコンピュータ装置は、同一の半導体集積回路チップ上
に、複数のコア21,22,23と、複数のコア21,
22,23からアクセスが可能な共有メモリ10とを有
し、共有メモリ10は、少なくとも2つのコア21,2
2,23からのアクセスに対して、予め定める調停条件
に従うアクセスが可能である。各コア21,22,23
は、共有メモリ10に対してアクセスを行うときに、他
のコア21,22,23からのアクセスの有無を検出
し、他のコア21,22,23からのアクセスがないと
きは共有メモリ10に対するアクセスを継続し、他のコ
ア21,22,23からのアクセスがあるときは、調停
条件に従ってアクセスの継続か中断かを判断する。複数
のコア21,22,23間は、相互間で調停条件に従う
共有メモリ10へのアクセスが可能であるので、共有メ
モリ10を使用してデータなどを共有し、相互のプログ
ラムは独立して実行するような動作を効率的に行うこと
ができる。
【0028】図5は、本発明の実施の第3形態として、
図2と同様に、複数のコア21,22,23に予め優先
順位が設定されており、優先順位に従うことが調停条件
であるときの各コア21,22,23での調停手順を示
す。ステップc0から手順を開始し、ステップc1では
共有メモリ10へのアクセスを開始するに際して、他の
コア21,22,23からのアクセスがあるか否かを検
知して判断する。他のコア21,22,23からのアク
セスがあると判断されるときには、ステップc2に移
り、自コアの優先順位が他コアの優先順位より高いか否
かを判断する。自コアの優先順位の方が高くないと判断
されるときは、ステップc3で自コアのアクセスと中断
し、ステップc4で他コアのアクセスを実行させ、ステ
ップc1に戻る。ステップc2で自コアの優先順位の方
が他コアの優先順位よりも高いと判断されるときは、ス
テップc5で自コアのアクセスを実行し、ステップc1
に戻る。
図2と同様に、複数のコア21,22,23に予め優先
順位が設定されており、優先順位に従うことが調停条件
であるときの各コア21,22,23での調停手順を示
す。ステップc0から手順を開始し、ステップc1では
共有メモリ10へのアクセスを開始するに際して、他の
コア21,22,23からのアクセスがあるか否かを検
知して判断する。他のコア21,22,23からのアク
セスがあると判断されるときには、ステップc2に移
り、自コアの優先順位が他コアの優先順位より高いか否
かを判断する。自コアの優先順位の方が高くないと判断
されるときは、ステップc3で自コアのアクセスと中断
し、ステップc4で他コアのアクセスを実行させ、ステ
ップc1に戻る。ステップc2で自コアの優先順位の方
が他コアの優先順位よりも高いと判断されるときは、ス
テップc5で自コアのアクセスを実行し、ステップc1
に戻る。
【0029】本実施形態では、各コア21,22,23
自身で、予め設定される優先順位に従って、少なくとも
2つのコア21,22,23による共有メモリ10への
アクセスの競合を調停する機能を備えている。優先順位
の高いコア21,22,23で重要な処理を行うように
しておけば、重要な処理について、優先的に共有メモリ
10を使用することができる。
自身で、予め設定される優先順位に従って、少なくとも
2つのコア21,22,23による共有メモリ10への
アクセスの競合を調停する機能を備えている。優先順位
の高いコア21,22,23で重要な処理を行うように
しておけば、重要な処理について、優先的に共有メモリ
10を使用することができる。
【0030】図6は、本発明の実施の第4形態として、
図3と同様な調停条件で、各コア21,22,23自体
でがアクセス競合に対する調停を行う手順を示す。本実
施形態では、共有メモリ10への読出しと書込みとが競
合するときには、書込みを優先し、書込み同士が競合す
るときには、予め設定されている優先順位に従う。共有
メモリ10に対する読出しのみのアクセスは、複数同時
に可能である。
図3と同様な調停条件で、各コア21,22,23自体
でがアクセス競合に対する調停を行う手順を示す。本実
施形態では、共有メモリ10への読出しと書込みとが競
合するときには、書込みを優先し、書込み同士が競合す
るときには、予め設定されている優先順位に従う。共有
メモリ10に対する読出しのみのアクセスは、複数同時
に可能である。
【0031】ステップd0から手順を開始し、ステップ
d1では、他のコア21,22,23から共有メモリ1
0に対するアクセスがあるか否かを判断する。他のコア
21,22,23からのアクセスがあると判断されると
きは、ステップd2で他のコア21,22,23が書込
みを行おうとしているか否かを判断する。書込みを行お
うとしていないときには、ステップd3でアクセスを実
行する。ステップd1で他のコア21,22,23から
のアクセスがないと判断されるときも、ステップd3で
アクセスを実行する。
d1では、他のコア21,22,23から共有メモリ1
0に対するアクセスがあるか否かを判断する。他のコア
21,22,23からのアクセスがあると判断されると
きは、ステップd2で他のコア21,22,23が書込
みを行おうとしているか否かを判断する。書込みを行お
うとしていないときには、ステップd3でアクセスを実
行する。ステップd1で他のコア21,22,23から
のアクセスがないと判断されるときも、ステップd3で
アクセスを実行する。
【0032】ステップd2で他のコア21,22,23
も書込みを行おうとしていると判断されるときには、ス
テップd4に移り、自コア21,22,23も書込みを
行おうとしているか否かを判断する。自コア21,2
2,23も書込みを行おうとしているときには、書込み
の競合が生じるので、ステップd5で優先順位を調べ、
自コア21,22,23の優先順位の方が高いときには
ステップd6で書込みを実行し、ステップd1に戻る。
ステップd4で自コア21,22,23は書込みではな
いと判断されるとき、またはステップd5で自コアの優
先順位が書込みを行おうとしている他コア21,22,
23の優先順位よりも高くないときには、ステップd7
でアクセスを中断し、ステップd1に戻る。
も書込みを行おうとしていると判断されるときには、ス
テップd4に移り、自コア21,22,23も書込みを
行おうとしているか否かを判断する。自コア21,2
2,23も書込みを行おうとしているときには、書込み
の競合が生じるので、ステップd5で優先順位を調べ、
自コア21,22,23の優先順位の方が高いときには
ステップd6で書込みを実行し、ステップd1に戻る。
ステップd4で自コア21,22,23は書込みではな
いと判断されるとき、またはステップd5で自コアの優
先順位が書込みを行おうとしている他コア21,22,
23の優先順位よりも高くないときには、ステップd7
でアクセスを中断し、ステップd1に戻る。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、共有メモ
リに対して、少なくとも2つのコアからのアクセスが行
われるときに、予め定める調停条件に従い、コア間の競
合状態が調停手段によって調停される。各コアは、共有
メモリに対して自由にアクセスして、予め定めるルール
としての調停条件が満たされればアクセスを継続するこ
とができるので、共有メモリへのアクセスを迅速に行う
ことができる。
リに対して、少なくとも2つのコアからのアクセスが行
われるときに、予め定める調停条件に従い、コア間の競
合状態が調停手段によって調停される。各コアは、共有
メモリに対して自由にアクセスして、予め定めるルール
としての調停条件が満たされればアクセスを継続するこ
とができるので、共有メモリへのアクセスを迅速に行う
ことができる。
【0034】さらに本発明によれば、複数のコアは、共
有メモリに対してアクセスを行うときに、他のコアから
のアクセスに応じてそれぞれ調停を行うので、複数のコ
ア間で調停条件に従う共有メモリへのアクセスが可能で
ある。複数のコアが相互のプログラムは独立して実行
し、一部のデータを共有するような動作を効率的に行う
ことができる。
有メモリに対してアクセスを行うときに、他のコアから
のアクセスに応じてそれぞれ調停を行うので、複数のコ
ア間で調停条件に従う共有メモリへのアクセスが可能で
ある。複数のコアが相互のプログラムは独立して実行
し、一部のデータを共有するような動作を効率的に行う
ことができる。
【0035】また本発明によれば、予め設定される優先
順位に従って、共有メモリへのアクセスの競合を調停す
ることができる。重要な処理を優先順位の高いコアに割
当てておけば、優先的に共有メモリを使用して処理を実
行することができる。
順位に従って、共有メモリへのアクセスの競合を調停す
ることができる。重要な処理を優先順位の高いコアに割
当てておけば、優先的に共有メモリを使用して処理を実
行することができる。
【0036】また本発明によれば、共有メモリに対する
読出しのアクセスのみであれば、同時アクセスを許容す
るので、共有メモリから2以上のコアがデータを迅速に
読出すことができる。共有メモリに対して書込みを行う
コアがあるときには、書込みを優先するので、データの
書込みを行ってからデータの読出しが行われるように調
停することができる。
読出しのアクセスのみであれば、同時アクセスを許容す
るので、共有メモリから2以上のコアがデータを迅速に
読出すことができる。共有メモリに対して書込みを行う
コアがあるときには、書込みを優先するので、データの
書込みを行ってからデータの読出しが行われるように調
停することができる。
【0037】また本発明によれば、優先順位に従って共
有メモリに対する書込みの競合を調停することができ
る。重要な処理を行うコアの優先順位を高くしておけ
ば、重要な処理を迅速に行うことができる。
有メモリに対する書込みの競合を調停することができ
る。重要な処理を行うコアの優先順位を高くしておけ
ば、重要な処理を迅速に行うことができる。
【0038】また本発明によれば、同一の半導体集積回
路チップ上に複数のコアと共有メモリとが集積されるこ
とを利用し、3以上のコアによる同時アクセスも可能に
して、共有メモリの効率的な利用を図ることができる。
路チップ上に複数のコアと共有メモリとが集積されるこ
とを利用し、3以上のコアによる同時アクセスも可能に
して、共有メモリの効率的な利用を図ることができる。
【図1】本発明の実施の第1形態および第2形態である
複数コア付マイクロコンピュータ装置の概略的な機能構
成を示すブロック図である。
複数コア付マイクロコンピュータ装置の概略的な機能構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の第1形態での調停手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】本発明の実施の第2形態での調停手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】本発明の実施の第3形態および第4形態である
複数コア付マイクロコンピュータ装置の概略的な機能構
成を示すブロック図である。
複数コア付マイクロコンピュータ装置の概略的な機能構
成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の第3形態での調停手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図6】本発明の実施の第4形態での調停手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1,2,3,21,22,23 コア
10 共有メモリ
11,12,13 メモリ
20 調停手段
Claims (6)
- 【請求項1】 同一の半導体集積回路チップ上に、複数
のコアと、該複数のコアからアクセスが可能な共有メモ
リとを有する複数コア付マイクロコンピュータ装置であ
って、 共有メモリに対して、少なくとも2つのコアからのアク
セスが行われるときに、予め定める調停条件に従って、
コア間の競合状態を調停する調停手段を含むことを特徴
とする複数コア付マイクロコンピュータ装置。 - 【請求項2】 同一の半導体集積回路チップ上に、複数
のコアと、該複数のコアからアクセスが可能な共有メモ
リとを有する複数コア付マイクロコンピュータ装置であ
って、 共有メモリは、少なくとも2つのコアからのアクセスに
対して、予め定める調停条件に従うアクセスが可能であ
り、 各コアは、該共有メモリに対して、アクセスを行うとき
に、他のコアからのアクセスの有無を検出し、他のコア
からのアクセスがないときは該共有メモリに対するアク
セスを継続し、他のコアからのアクセスがあるときは、
該調停条件に従ってアクセスの継続か中断かを判断する
ことを特徴とする複数コア付マイクロコンピュータ装
置。 - 【請求項3】 前記複数のコアには、予め優先順位が設
定されており、 前記調停条件は、少なくとも2つのコアからのアクセス
が競合するときに、優先順位が高い方のコアによるアク
セスの継続と、優先順位が低い方のコアによるアクセス
の中断とであることを特徴とする請求項1または2記載
の複数コア付マイクロコンピュータ装置。 - 【請求項4】 前記調停条件は、少なくとも2つのコア
からのアクセスが競合するときに、いずれのアクセスも
読出しであれば同時アクセスの継続であり、書込みを行
うコアがあれば、該コアからの書込みの継続と、他のコ
アからの読出しの中断とであることを特徴とする請求項
1または2記載の複数コア付マイクロコンピュータ装
置。 - 【請求項5】 前記複数のコアには、予め優先順位が設
定されており、 前記調停条件として、前記書込みを行うコアが少なくと
も2つあるときには、優先順位が高い方のコアによるア
クセスの継続と、優先順位が低い方のコアによるアクセ
スの中断とを含むことを特徴とする請求項4記載の複数
コア付マイクロコンピュータ装置。 - 【請求項6】 前記コアは、3以上含まれていることを
特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の複数コア付
マイクロコンピュータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001211313A JP2003030042A (ja) | 2001-07-11 | 2001-07-11 | 複数コア付マイクロコンピュータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001211313A JP2003030042A (ja) | 2001-07-11 | 2001-07-11 | 複数コア付マイクロコンピュータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003030042A true JP2003030042A (ja) | 2003-01-31 |
Family
ID=19046649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001211313A Withdrawn JP2003030042A (ja) | 2001-07-11 | 2001-07-11 | 複数コア付マイクロコンピュータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003030042A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2009265843A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Toyota Motor Corp | マルチコアシステム、車両用ゲートウェイ装置 |
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-
2001
- 2001-07-11 JP JP2001211313A patent/JP2003030042A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081007 |