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JP2003018014A - 符号化方法,復号方法,符号化装置,復号装置,符号化プログラム,復号プログラムおよびそれらのプログラム記録媒体 - Google Patents

符号化方法,復号方法,符号化装置,復号装置,符号化プログラム,復号プログラムおよびそれらのプログラム記録媒体

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JP2003018014A
JP2003018014A JP2001204416A JP2001204416A JP2003018014A JP 2003018014 A JP2003018014 A JP 2003018014A JP 2001204416 A JP2001204416 A JP 2001204416A JP 2001204416 A JP2001204416 A JP 2001204416A JP 2003018014 A JP2003018014 A JP 2003018014A
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JP
Japan
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component
value
vector
multidimensional
unit
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JP2001204416A
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English (en)
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Hideaki Kimata
英明 木全
Yoshiyuki Yashima
由幸 八島
Naoki Kobayashi
小林  直樹
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多次元行列の値の符号化に際して,多次元で
表される位置の各成分の相関を損なわずに可変長符号化
することにより,符号化効率を向上させる。 【解決手段】 有効成分判定部103 は,多次元行列の有
効な成分を逐次検出し,前成分座標蓄積部105 は,多次
元位置情報を蓄積する。ベクトル計算部106 は,前に得
られた有効な成分の多次元位置情報と,有効成分判定部
103 で新たに得られた有効な成分の多次元位置情報との
差を計算し,多次元ベクトルを求める。ラスト判定部11
0 は,有効成分判定部103 で得られた有効な成分が,多
次元行列内最後の有効な成分かどうかを判断し,これを
ラスト情報として出力する。ベクトル値ラスト符号化部
111 は,ベクトル計算部106 で求めた多次元ベクトルの
各成分と,有効成分判定部103 で得られた有効な成分の
値と,ラスト判定部110 で得られたラスト情報の組み合
わせに対して,1つの可変長符号を割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,情報源符号化にお
ける可変長符号化と可変長復号に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多次元行列の各成分が,多数の同じ値
(A)と,それと異なる値(B1 ,B2,... ,Bn
とで構成されている場合,この行列の成分を符号化する
手法に,ランレングス符号化を応用する方法がある。ま
ず,多次元行列中の成分を,ある定められた順序でスキ
ャンして,1次元配列にする。この1次元配列中では,
同じ値(A)が多数を占めているため,値(A)が連続
して並ぶ場合が多い。そこで値(A)の並んだ成分の数
をランレングス符号化する。あるいは,値(A)の並ぶ
数(LA )と,値(A)の前後にある値(Bi ;i=
1,... ,n)との間に相関がある場合には,(LA
と(Bi )の組み合わせに対して,1つの可変長符号を
割り当てる2次元可変長符号化を行う方法もある。ここ
で一般的に,(LA )をラン,(Bi )をレベルと呼
ぶ。
【0003】例えば,2次元画像の符号化では一般に,
画素を離散コサイン変換(DCT)した後の係数を2次
元可変長符号化する。まず,各画素を縦横8画素のブロ
ックに分割し,ブロック毎に2次元DCTする。2次元
DCTでは,低周波数部分には0以外の値が集中し,逆
に高周波数部分には値0が多くなる性質がある。このD
CT係数を8×8の2次元行列とみなす。
【0004】図13は,8×8DCT係数上のジグザグ
スキャンの例を示す図である。低周波数部分から高周波
数部分へジグザグスキャンして1次元配列にする。値が
0の係数の連続する数をランとし,その後の係数の値を
レベルとして,2次元可変長符号化する。予めランとレ
ベルの各組み合わせに対して,1つの符号を対応させた
ルックアップテーブルを作っておき,このルックアップ
テーブルを利用して2次元可変長符号化する。ルックア
ップテーブルにない組み合わせの場合には,エスケープ
符号を使った固定長符号化を行う。あるいは,2次元可
変長符号化を行う方法として,ルックアップテーブルを
利用しない,算術符号化を用いることも可能である。
【0005】特に画像符号化方式MPEG−1では,2
次元DCTに,大きな値の係数の周囲には小さい値の係
数が存在する性質があることを利用して,2次元可変長
符号化のルックアップテーブルを構成している。例え
ば,値の大きいランに対しては,値の小さいレベルとの
組み合わせに符号長の短い符号を用意しておく。
【0006】また,多次元行列中の値(Bi )と,値
(A)の長さ(LA )の2次元可変長符号化を行う前
に,値(Bi )を量子化する方法がある。量子化によっ
て,値(Bi )が,より小さい値(BQi )に変換され
るとすると,値(BQi )と(L A )の組み合わせを2
次元可変長符号化する。一般的に,2次元可変長符号化
では,値(Bi )が小さいほど,より短い符号長の符号
を割り当てるため,量子化により符号量の削減が可能と
なる。
【0007】また,値(Bi )と(LA )を可変長符号
化する際に,値(Bi )が,多次元行列中で最後の,値
(A)以外の成分かどうかを示すラスト情報を含めて符
号化する3次元可変長符号化方法がある。
【0008】例えば画像符号化方式MPEG−4では,
2次元DCTした係数のうち,値が0以外の係数を符号
化する際に,最後の0以外の係数でない場合にはラスト
情報を0に,最後の0以外の係数である場合にはラスト
情報を1に設定し,ランとレベルとラスト情報の3次元
可変長符号化を行う。各ランとレベルとラストに対して
符号を対応させたルックアップテーブルを予め作ってお
き,それを参照しながら3次元可変長符号化を行う。
【0009】逆に画像符号化方式MPEG−1では,2
次元DCTの最後の係数を符号化した後に,EOBとい
う特有なビットパターンをした固定長符号を出力する。
このEOBは,復号側でビット配列から2次元DCTの
係数を可変長復号する際に,復号するべき係数が終わっ
たことを知ることに利用される。このEOB符号は一般
的に符号長が長いため,2次元DCT内の符号化する係
数が少ない場合には,符号化効率が低下する。
【0010】3次元可変長符号化は,ラスト情報の符号
化を可変長符号化で行うことにより,EOBの出力を避
けることができる。すなわち,2次元DCTの符号化す
る係数が少ない場合に,符号化効率の低下を避けること
ができる。
【0011】また,3次元画像符号化で3次元DCTを
使う方法もある。この場合には,3次元DCT係数をジ
グザグスキャンして1次元配列にする。その後,2次元
画像符号化と同様に,1次元配列に対して,2次元可変
長符号化あるいは3次元可変長符号化を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】多次元行列中で,値の
大きな成分の周囲に値の小さな成分がある場合には,符
号化すべき成分がかたまって存在する。例えば,2次元
画像符号化における2次元DCTでは,値の大きい係数
の周囲に,値の小さい係数が存在する。このような成分
間の相関がある場合には,多次元行列の各成分を,一旦
1次元配列にする方法であると,成分間の相関を損なっ
てしまう。
【0013】図14は,8×8DCT係数位置の例を示
す図である。例えば,図14に示すような2次元DCT
において,係数A〜Gの値が0以外であり,係数Dを中
心に他の成分が配置されている場合を考える。ジグザグ
スキャンして1次元配列にするので,係数Aから係数B
は連続しており,短い符号長の符号を割り当てることが
できる。しかし,係数Bから係数Cまでの間には多くの
値0の係数が存在するため,割り当てられる可変長符号
の符号長が長くなるか,あるいはエスケープ符号を使っ
た固定長となる。すなわち,隣り合う係数の符号化に関
して,スキャン方向に隣り合う場合には短い符号長の符
号を割り当てられるが,スキャン方向ではない場合には
短い符号長を割り当てられない。
【0014】このように,多次元行列を1次元配列に変
換して符号化する方法では,変換に用いるスキャンの方
向以外の方向に関する相関性を損なう。このため,従来
の方法では,符号化効率の低下を引き起こすことがあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め,本発明は,多次元で表される位置の差分ベクトルの
成分とレベルの組み合わせに対して,可変長符号語を割
り当てることを,最も主要な特徴とする。また,位置の
差分ベクトルの成分を量子化することを特徴とする。
【0016】具体的には,第1の発明は,有限個の成分
を持つ多次元行列成分の値の符号化に際して,ビットレ
ートを低減する方法であって,少なくとも1つの可変長
符号語の形成において,2成分間の位置の差分情報を,
そのうちの片方の成分の値と共に使うことを特徴とす
る。
【0017】この第1の発明では,多次元行列中の符号
化データとして必要な成分の位置情報の符号化に,成分
間の位置の差分を使う。N次元行列の場合,成分Pの位
置は,次の式(1)で表現される。
【0018】 P(p1 ,p2 ,... ,pn ) (1) 成分Pに対する成分Qの位置の差分は,N次元ベクトル
となり,このベクトルV(P,Q)は,式(2)で示さ
れる。
【0019】 V(P,Q)=(q1 −p1 ,q2 −p2 ,... ,qn −pn ) (2) そして,多次元行列中の,符号化データとして必要な成
分の値レベルと,位置の差分ベクトルの成分の組み合わ
せに対して,1つの可変長符号を割り当てる。
【0020】ここで,ベクトルV(P,Q)のノルムの
大きさの小さい順に符号長の短い符号を割り当てると,
隣接する成分はノルムが小さい値となるため,短い符号
長で符号化することができる。これにより,1次元配列
に変換する方法において失われた,スキャン方向以外の
方向に関する相関性を失うことなく,効率よく符号化す
ることが可能となる。
【0021】さらに,差分ベクトルのノルムの大きな場
合には,値の小さいレベルが多くなる相関性がある。そ
のため,差分ベクトルの成分とレベルの組み合わせに対
して1つの可変長符号を割り当てる。このように,差分
ベクトルの成分とレベルの組み合わせに対する可変長符
号化を行うことにより,差分ベクトルの成分とレベルを
個別に符号化するよりも,より効率良く可変長符号化す
ることができる。
【0022】図1は,8×8DCT係数上の2次元ベク
トル符号化の一例(例1)を示す。例えば,2次元DC
Tの場合,図1に示すようなX軸(Vx )とY軸
(Vy )を持つ2次元座標を設定すると,係数Bから係
数Cはベクトルとして(1,0)と表現できる。このよ
うにノルムの小さいベクトルに対して,符号長の短い符
号を割り当てれば,符号化効率を向上することができ
る。
【0023】第2の発明は,有限個の成分を持つ多次元
行列成分の値の符号化に際して,ビットレートを低減す
る方法であって,少なくとも1つの可変長符号語の形成
において,2成分間の位置の差分情報を,そのうちの片
方の成分の値と,符号化する最後の成分かどうかを示す
ラスト情報と共に使うことを特徴とする。
【0024】この第2の発明によれば,上記の差分ベク
トルの成分と,符号化する成分の値と,多次元行列内で
符号化する成分が,その成分で最後であるかどうかを示
すラスト情報の組み合わせに対して,1つの可変長符号
を割り当てることができる。これにより,多次元行列内
の,符号化する成分の数が少ない場合に発生する符号化
効率の低下を避けることができる。
【0025】第3の発明は,有限個の成分を持つ多次元
行列成分の値の符号化において,前記第1または第2の
ビットレートを低減する符号化方法で作られる可変長符
号語を,予めルックアップテーブルに記録しておき,ル
ックアップテーブルを使って可変長符号化することを特
徴とする。
【0026】この第3の発明によれば,第1または第2
の発明における可変長符号語を予め作ってルックアップ
テーブルに記録しておくことにより,多次元行列の符号
化において,ルックアップテーブルを参照しながら可変
長符号化することが可能となる。
【0027】第4の発明は,上記の符号化方法におい
て,可変長符号化する2成分間の位置の差分情報を,多
次元行列とは異なる座標系で求めることを特徴とする。
この多次元行列とは異なる座標系は,差分を計算する原
点の成分の位置毎に変更することができる。
【0028】この第4の発明によれば,多次元行列の符
号化において,差分ベクトルを多次元行列とは異なる座
標系に変換して求めることができる。図2は,8×8D
CT係数上の2次元ベクトル符号化の一例(例2)を示
している。例えば,2次元DCTにおいて,係数Aに対
しては図1に示すような座標系を適用するのではなく,
図2に示すようなX軸(Vx )とY軸(Vy )とからな
る座標系を使うことができる。これにより係数Aから係
数Bの差分ベクトルは(1,0)と表現でき,より符号
長の短い符号を割り当てることができる。
【0029】さらに,この第4の発明において差分ベク
トルを多次元行列とは異なる座標系に変換する際に,差
分ベクトルの原点の位置毎に座標系を変更することがで
きる。例えば,2次元DCTにおいて,係数Aに対して
は図2に示す座標系を用い,係数Bに対しては図1に示
すような座標系を適用することが可能となる。
【0030】第5の発明は,上記の符号化方法におい
て,可変長符号化する2成分間の位置の差分情報を量子
化してから,可変長符号化を行うことを特徴とする。
【0031】この第5の発明によれば,多次元行列の符
号化において,差分ベクトルの成分の値を量子化した後
で,可変長符号化することができる。これにより,差分
ベクトルのノルムが小さい程,符号長の短い符号を割り
当てるような可変長符号化を行う場合には,より符号化
効率を向上することができる。
【0032】第6の発明は,有限個の成分を持つ多次元
行列成分の値の復号において,上記の符号化方法で作ら
れた可変長符号から,少なくとも多次元ベクトルの各成
分と有効な成分の値とを含む値を可変長復号し,多次元
ベクトルの成分を用いて多次元行列内の位置情報を計算
することにより,多次元行列成分の値を復号することを
特徴とする。ここでは,上記の符号化方法で作られた可
変長符号語を,予めルックアップテーブルに記録してお
き,ルックアッブテーブルを使って可変長復号すること
ができる。
【0033】この第6の発明によれば,多次元行列の復
号において,上記第1ないし第5の発明による符号化方
法によって出力されるビット配列を,ルックアップテー
ブル等を使って復号することができる。
【0034】また,上記の第1ないし第5の符号化方法
を実施する符号化装置を構成することができ,上記の第
6の復号方法を実施する復号装置を構成することができ
る。符号化装置では,多次元行列の各成分の値が予め決
められた基準を満たす値かどうかを判定し,満たす場合
には有効な成分とする有効成分判定部を設けることによ
り,多次元行列中から有効な成分を判定して,有効な成
分のみを符号化することが可能である。有効成分である
かどうかを判定する基準としては,例えば次のものが挙
げられる。 (a)基準値T以上の値の場合を有効とする。Tが1の
場合には,0以外の場合に有効な成分とみなすことがで
きる。 (b)値が偶数の場合を有効とする。
【0035】以上の符号化方法および復号方法は,回路
化されたハードウェアによって実現することができるだ
けでなく,コンピュータと,そのコンピュータにインス
トールされ実行されるソフトウェアプログラムによって
実現することができ,そのプログラムは,コンピュータ
が読み取り可能な可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハー
ドディスク等の適当な記録媒体に格納することができ
る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。例として,2次元の縦横8画
素の画像を2次元DCTし,DCT係数を可変長符号化
する画像符号化装置と画像復号装置の構成と動作例を示
す。この実施の形態では,DCT係数の係数の値と,位
置の差分ベクトルを量子化してから可変長符号化するも
のとする。また,可変長符号化では,係数の値と,差分
ベクトルの成分と,ラスト情報を使うものとする。
【0037】図3は,本実施の形態における画像符号化
装置の構成例を示す図である。画像符号化装置1は,D
CT係数の値を量子化する値量子化部101と,DCT
係数の値を図13に示した順序で読み出す多次元行列読
み出し部102と,読み出した値が0かどうかを判定し
て0以外の場合には有効な成分とする有効成分判定部1
03と,有効な成分の値を蓄積する値蓄積部104と,
有効な成分の2次元位置情報を蓄積する前成分座標蓄積
部105と,前成分座標蓄積部105に蓄積した2次元
位置情報と,有効成分判定部103で得られた有効な成
分の2次元位置情報の差を計算し,2次元ベクトルを求
めるベクトル計算部106と,2次元ベクトルの成分を
量子化するベクトル成分量子化部107と,量子化した
2次元ベクトルの成分を逆量子化して2次元位置情報を
計算し,それをもとに前成分の位置情報を求めて前成分
座標蓄積部105に蓄積するベクトル成分逆量子化部1
09と,ベクトル計算部106で求めたベクトルの成分
を蓄積するベクトル蓄積部108と,有効成分判定部1
03で有効な成分がDCT係数内の最後まで得られない
場合にはラスト情報として1を,得られた場合にはラス
ト情報として0を出力するラスト判定部110と,ベク
トル成分量子化部107で求めた2次元ベクトルの各成
分と,有効成分判定部103で得られた有効な成分の値
と,ラスト判定部110で得られるラスト情報の組み合
わせに対して,1つの可変長符号を割り当てるベクトル
値ラスト符号化部111と,多次元ベクトルの成分と有
効な成分の値とラスト情報に対して,1つの可変長符号
を割り当てたルックアップテーブルを蓄積するベクトル
値ラストテーブル部112とを備える。
【0038】図4は,2次元ベクトル座標の例を示す図
である。ベクトル計算部106で使用するベクトルの座
標系は,前成分座標蓄積部105に蓄積した位置情報に
従って,図4に示す3種類を変更するものとする。行列
成分(x,y)(x,y=0,... ,7)に対して,x
が偶数または0でyが0の場合には図4(a)の座標系
を適用し,それ以外で,x+yが偶数の場合には図4
(b)の座標系を適用し,x+yが奇数の場合には図4
(c)の座標系を適用するものとする。
【0039】ベクトル値ラストテーブル部112には,
図5に示すルックアップテーブルが蓄積されているもの
とする。なお,このルックアップテーブルは,ベクトル
x成分,ベクトルVy 成分,量子化されたDCT係数
の値,ラスト情報の組み合わせによって,符号語が参照
される構成になっている。
【0040】値量子化部101は,式(3)に従って全
ての係数の値を量子化するものとする。Iは入力値を示
し,Oは出力値を示す。
【0041】 O=I/2 (3) ベクトル成分量子化部107は,位置の差分ベクトル
(I1 ,I2 )を入力ベクトルとして出力ベクトル(O
1 ,O2 )を求めるものであり,2次元ベクトルの成分
を式(4)に従って量子化するものとする。ただし,
x,yはそれぞれ前成分座標蓄積部105に蓄積した位
置を示すものとする。なお,前成分座標蓄積部105に
は,初期値として(0,0)が予め蓄積されているもの
とする。
【0042】 Oi =(Ii +1)/((x+y+7)/7) (4) ベクトル成分逆量子化部109は式(5)に従って逆量
子化するものとする。
【0043】 Oi =Ii *((x+y+7)/7)−1 (5) 図6は,本実施の形態における入力DCT係数の例を示
す図である。上記のような前提の下で,すでに2次元D
CTが施された図6に示す2次元DCT係数が得られた
場合に,画像符号化装置1は次のように動作する。ま
ず,値量子化部101は,DCT係数の値を式(3)に
従って量子化する。図7は,量子化されたDCT係数の
例を示す図である。図6のDCT係数が量子化される
と,図7のようになる。多次元行列読み出し部102
は,図13に示した順序で量子化した値を読み出す。
【0044】多次元行列読み出し部102で読み出した
順序で係数を符号化する手順を示す。行列成分位置
(x,y)の値をA(x,y)と記すことにする。有効
成分判定部103は,A(1,0)が0以外であるので
有効な成分と判定する。A(1,0)を値蓄積部104
に蓄積する。
【0045】ベクトル計算部106は,前成分座標蓄積
部105に蓄積した位置(0,0)と現成分の座標位置
(1,0)の差分を求める。このとき,ベクトルの座標
系は図4(a)を用いる。差分ベクトルは(1,0)と
求めることができる。
【0046】ベクトル成分量子化部107は,式(4)
を使って量子化して(1,0)を得る。これをベクトル
蓄積部108に蓄積する。ベクトル成分逆量子化部10
9は,式(5)を使って逆量子化し(1,0)を得る。
そして,ベクトル座標系は図4(c)であるため,この
ベクトル成分を行列成分に座標変換して(1,0)を得
て,前成分座標蓄積部105に(0,0)+(1,0)
=(1,0)を蓄積する。
【0047】ラスト判定部110は,有効成分判定部1
03で有効な値が得られたので,ラスト情報として0を
出力する。ベクトル値ラスト符号化部111は,ラスト
情報のみ得られたときには何も動作しない。
【0048】続いて,有効成分判定部103は,A
(0,1)が0以外であるので有効な成分と判定する。
A(0,1)を値蓄積部104に蓄積する。ベクトル計
算部106は,前成分座標蓄積部105に蓄積した位置
(1,0)と(0,1)の差分を求める。このとき,ベ
クトルの座標系は図4(c)を用いる。差分ベクトルは
(1,0)と求めることができる。ベクトル成分量子化
部107は,式(4)を使って量子化して(1,0)を
得る。これをベクトル蓄積部108に蓄積する。ベクト
ル成分逆量子化部109は,式(5)を使って逆量子化
し(1,0)を得る。そして,このベクトル成分を行列
成分に座標変換して(−1,1)を得て,前成分座標蓄
積部105に(1,0)+(−1,1)=(0,1)を
蓄積する。
【0049】ラスト判定部110は,有効成分判定部1
03で有効な値が得られたので,ラスト情報として0を
出力する。ベクトル値ラスト符号化部111は値蓄積部
108に蓄積されていた値A(0,1)と,ベクトル蓄
積部108に蓄積されていた(1,0)と,ラスト情報
0を,ベクトル値ラストテーブル部112に記録された
ルックアップテーブルを使って可変長符号化する。
【0050】このような処理を繰り返して,図8に示す
順序でDCT係数を可変長符号化する。図8は,符号化
されるDCT係数の順序の例を示している。最後の係数
A(3,5)を符号化した後で,有効成分判定部103
は,DCT係数内に有効な成分を得られない。この場合
には,ラスト判定部110は,ラスト情報として1を出
力する。ベクトル値ラスト符号化部111は,値蓄積部
104に蓄積されていた値A(2,6)と,ベクトル蓄
積部108に蓄積されていた(1,0)と,ラスト情報
の1を,ベクトル値ラストテーブル部112に記録され
たルックアップテーブルを使って可変長符号化する。
【0051】このような処理の繰り返しによって得られ
る値A(x,y)とベクトル成分とラスト情報の一覧
は,図9に示すようになる。図9は,ベクトル値ラスト
符号化部111で符号化する組み合わせの例を示してい
る。図10は,ベクトル値ラスト符号化部111で出力
される符号語の例を示しており,図9のそれぞれの組み
合わせごとに,ベクトル値ラストテーブル部112のル
ックアップテーブル(図7)を参照して,符号語が決定
され,図10のような可変長符号化のビット列が出力さ
れる。
【0052】図11は,本実施の形態における画像復号
装置の構成例を示す図である。画像復号装置2は,ベク
トル値ラストテーブル部201と,1つの可変長符号を
検出して,多次元ベクトルの各成分と有効な成分の値と
ラスト情報を復号するベクトル値ラスト復号部202
と,ベクトル値ラスト復号部202で得られる多次元ベ
クトルの成分を逆量子化するベクトル成分逆量子化部2
03と,多次元行列の成分の位置情報を蓄積する前成分
座標蓄積部204と,ベクトル成分逆量子化部203で
得られる多次元ベクトルの成分と,前成分座標蓄積部2
04に蓄積した位置情報から,多次元行列内の位置情報
を計算する位置情報計算部205と,ベクトル値ラスト
復号部202で得られる有効な成分の値を逆量子化する
値逆量子化部206と,値逆量子化部206で得られる
有効な成分の値を位置情報計算部205で得られた位置
のDCT係数に代入する値代入部207と,ベクトル値
ラスト復号部202で得られるラスト情報が1であった
場合に,値が得られていない係数の値を0にする非有効
成分値設定部208とを備える。
【0053】前成分座標蓄積部204には,位置(0,
0)が予め蓄積されているものとする。位置情報計算部
205では,前成分座標蓄積部204に蓄積した位置情
報に従って,ベクトル成分逆量子化部203で得られた
ベクトルの座標系を変換し,位置情報を計算するものと
する。ベクトルの座標系は,図4に示す3種類を変更す
るものとする。行列成分(x,y)(x,y=0,...
,7)に対して,xが偶数または0でyが0の場合に
は図4(a)の座標系を適用し,それ以外で,x+yが
偶数の場合には図4(b)の座標系を適用し,x+yが
奇数の場合には図4(c)の座標系を適用するものとす
る。
【0054】ベクトル値ラストテーブル部201には,
図5に示すルックアップテーブルが蓄積されているもの
とする。値逆量子化部206は式(6)に従って全ての
係数の値を量子化するものとする。Iは入力値を示し,
Oは出力値を示す。
【0055】 O=I*2 (6) ベクトル成分逆量子化部203は式(5)に従って逆量
子化するものとする。
【0056】このような前提の下で,まずベクトル値ラ
スト復号部202は,ビット列から図10の順に可変長
符号語を検出し,個々の可変長符号語毎に,ベクトル値
ラストテーブル部201に記録してあるルックアップテ
ーブルを参照して,ベクトル成分と有効な値とラスト情
報を復号する。
【0057】最初の可変長符号語に対して,ベクトル
(1,0)と値5とラスト情報0を得る。ベクトル成分
逆量子化部203は式(5)に従ってベクトルを逆量子
化し(1,0)を得る。位置情報計算部205は,前成
分座標蓄積部204に(0,0)が蓄積されていること
から,図4(a)の座標系を使ってベクトル(1,0)
を(1,0)に変換し,前成分座標蓄積部204に蓄積
されている(0,0)に加算する。これによって,
(0,0)+(1,0)=(1,0)と位置情報が求ま
る。この位置情報は,前成分座標蓄積部204に蓄積す
る。次に値逆量子化部206は,値5を式(6)に従っ
て逆量子化して値10を得る。値代入部207はDCT
係数位置(1,0)に値10を代入する。
【0058】続いて,ベクトル値ラスト復号部202
は,次の可変長符号語に対して,ベクトル(1,0)と
値5とラスト情報0を得る。ベクトル成分逆量子化部2
03は式(5)に従ってベクトルを逆量子化し(1,
0)を得る。位置情報計算部205は,前成分座標蓄積
部204に(1,0)が蓄積されていることから,図4
(c)の座標系を使ってベクトル(1,0)を(−1,
1)に変換し,前成分座標蓄積部204に蓄積されてい
る(1,0)に加算する。これによって,(1,0)+
(−1,1)=(0,1)と位置情報が求まる。この位
置情報は,前成分座標蓄積部204に蓄積する。次に値
逆量子化部206は,値5を式(6)に従って逆量子化
して値10を得る。値代入部207はDCT係数位置
(0,1)に値10を代入する。
【0059】このような処理を繰り返して,ビット列を
最後まで可変長復号する。最後の可変長符号語をベクト
ル値ラスト復号部202が復号したときに,ラスト情報
として1を得る。非有効成分値設定部208は値が得ら
れていない係数に値0を代入する。
【0060】図12は,画像復号装置2で得られるDC
T係数の例である。図12のように,本実施の形態で
は,有効な成分間のベクトルを量子化するため,DCT
の位相がずれる係数もあるが,式(4)(5)のように
高周波でのみずれる可能性があるように設定することが
できる。すなわち,一般的に高周波の歪みは視覚的な劣
化が少ないため,位相のずれによる画質劣化は少なくす
ることができる。
【0061】また,本実施の形態では,予めルックアッ
プテーブルを記録しておき,それを参照することによっ
て可変長符号化と復号を行った。このテーブルを利用せ
ずに,算術符号化を使って可変長符号化と復号をするこ
とも可能である。この場合には,画像符号化装置1に,
ベクトル値ラスト符号化部111とベクトル値ラストテ
ーブル部112の代わりに,ベクトル値ラスト算術符号
化部(図示省略)を備える。また画像復号装置2に,ベ
クトル値ラスト復号部202とベクトル値ラストテーブ
ル部201の代わりに,ベクトル値ラスト算術復号部
(図示省略)を備える。
【0062】また,本実施の形態では有効な成分の値を
量子化したが量子化しない方法も可能である。この場合
には,画像符号化装置1に値量子化部101を備えな
い。また画像復号装置2に値逆量子化部206を備えな
い。
【0063】また,本実施の形態では有効な成分間の位
置情報を量子化したが量子化しない方法も可能である。
この場合には,画像符号化装置1にベクトル成分量子化
部107とベクトル成分逆量子化部109を備えない。
また画像復号装置2にベクトル成分逆量子化部203を
備えない。
【0064】また,本実施の形態ではラスト情報を含め
て可変長符号化を行ったが,含めない方法も可能であ
る。この場合には,画像符号化装置1にラスト判定部1
10と値蓄積部104とベクトル蓄積部108を備えな
い。また画像復号装置2に非有効成分値設定部208を
備えない。
【0065】また,本実施の形態では有効な成分間の位
置情報を2次元ベクトルとし,その座標系を変換したが
変換しない方法も可能である。
【0066】この実施の形態のように本発明による画像
符号化装置1と画像復号装置2では,有効な成分間のベ
クトルのノルムが小さいほど,符号長の短い可変長符号
を割り当てることが可能となる。
【0067】本発明は,画像符号化に限らず,有限個の
成分を持つ多次元行列成分の値の符号化であれば適用す
ることができ,同様にビットレートを低減することが可
能である。
【0068】
【発明の効果】以上の発明によれば,多次元で表される
位置の差分ベクトルの成分とレベルの組み合わせに対し
て,可変長符号語を割り当てる。したがって,多次元で
表される位置の各成分の相関を損なわずに可変長符号化
することができる。特に,多次元行列内の,2成分間の
位置の差分が小さいほど,符号長の短い可変長符号を割
り当てることができ,ビットレートを低減することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】8×8DCT係数上の2次元ベクトル符号化の
一例を示す図である。
【図2】8×8DCT係数上の2次元ベクトル符号化の
他の一例を示す図である。
【図3】本実施の形態における画像符号化装置の構成例
を示す図である。
【図4】2次元ベクトル座標の例を示す図である。
【図5】ベクトル値ラストテーブル部に蓄積したルック
アップテーブルの例を示す図である。
【図6】本実施の形態における入力DCT係数の例を示
す図である。
【図7】量子化されたDCT係数の例を示す図である。
【図8】符号化されるDCT係数の順序の例を示す図で
ある。
【図9】ベクトル値ラスト符号化部で符号化する組み合
わせの例を示す図である。
【図10】ベクトル値ラスト符号化部で出力される符号
語の例を示す図である。
【図11】本実施の形態における画像復号装置の構成例
を示す図である。
【図12】画像復号装置で得られるDCT係数の例を示
す図である。
【図13】8×8DCT係数上のジグザグスキャンの例
を示す図である。
【図14】8×8DCT係数位置の例を示す図である。
【符号の説明】
1 画像符号化装置 101 値量子化部 102 多次元行列読み出し部 103 有効成分判定部 104 値蓄積部 105 前成分座標蓄積部 106 べクトル計算部 107 べクトル成分量子化部 108 ベクトル蓄積部 109 ベクトル成分逆量子化部 110 ラスト判定部 111 ベクトル値ラスト符号化部 112 ベクトル値ラストテーブル部 2 画像復号装置 201 ベクトル値ラストテーブル部 202 ベクトル値ラスト復号部 203 ベクトル成分逆量子化部 204 前成分座標蓄積部 205 位置情報計算部 206 値逆量子化部 207 値代入部 208 非有効成分値設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 直樹 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C059 MA23 MC11 ME01 SS20 UA02 UA05 UA39 5J064 AA02 BA09 BA16 BB01 BC14 BD03 BD04

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有限個の成分を持つ多次元行列成分の値
    の符号化に際して,ビットレートを低減する方法であっ
    て,少なくとも1つの可変長符号語の形成において,2
    成分間の位置の差分情報を,そのうちの片方の成分の値
    と共に使用することを特徴とする符号化方法。
  2. 【請求項2】 有限個の成分を持つ多次元行列成分の値
    の符号化に際して,ビットレートを低減する方法であっ
    て,少なくとも1つの可変長符号語の形成において,2
    成分間の位置の差分情報を,そのうちの片方の成分の値
    と,符号化する最後の成分かどうかを示す情報と共に使
    用することを特徴とする符号化方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の符号化
    方法において,少なくとも前記2成分間の位置の差分情
    報を使用して作られる可変長符号語を,予めルックアッ
    プテーブルに記録しておき,該ルックアップテーブルを
    使って可変長符号化することを特徴とする符号化方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれかに
    記載の符号化方法において,前記可変長符号化する2成
    分間の位置の差分情報を,前記多次元行列とは異なる座
    標系で求めることを特徴とする符号化方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれかに
    記載の符号化方法において,前記可変長符号化する2成
    分間の位置の差分情報を量子化してから,可変長符号化
    を行うことを特徴とする符号化方法。
  6. 【請求項6】 有限個の成分を持つ多次元行列成分の値
    の復号において,請求項1から請求項5までのいずれか
    に記載の符号化方法で作られた可変長符号から,少なく
    とも多次元ベクトルの各成分と有効な成分の値とを含む
    値を可変長復号し,多次元ベクトルの成分を用いて多次
    元行列内の位置情報を計算することにより,多次元行列
    成分の値を復号することを特徴とする復号方法。
  7. 【請求項7】 有限個の成分を持つ多次元行列成分の値
    の符号化装置において,多次元行列の各成分の値を,予
    め定められた順序で読み出す多次元行列読み出し部と,
    読み出した値が,予め決められた基準を満たす値かどう
    かを判定し,満たす場合には有効な成分とする有効成分
    判定部と,有効な成分の多次元位置情報を蓄積する前成
    分座標蓄積部と,前記前成分座標蓄積部に蓄積した多次
    元位置情報と,前記有効成分判定部で得られた有効な成
    分の多次元位置情報の差を計算し,多次元ベクトルを求
    めるベクトル計算部と,前記ベクトル計算部で求めた多
    次元ベクトルの各成分と,前記有効成分判定部で得られ
    た有効な成分の値の組み合わせに対して,1つの可変長
    符号を割り当てるベクトル値符号化部と,前記多次元ベ
    クトルの成分と有効な成分の値に対して,1つの可変長
    符号を割り当てたルックアップテーブルを蓄積するベク
    トル値テーブル部とを備えることを特徴とする符号化装
    置。
  8. 【請求項8】 有限個の成分を持つ多次元行列成分の値
    の符号化装置において,多次元行列の各成分の値を,予
    め定められた順序で読み出す多次元行列読み出し部と,
    読み出した値が,予め決められた基準を満たす値かどう
    かを判定し,満たす場合には有効な成分とする有効成分
    判定部と,有効な成分の多次元位置情報を蓄積する前成
    分座標蓄積部と,前記前成分座標蓄積部に蓄積した多次
    元位置情報と,前記有効成分判定部で得られた有効な成
    分の多次元位置情報の差を計算し,多次元ベクトルを求
    めるベクトル計算部と,前記有効成分判定部で得られた
    有効な成分が,多次元行列内最後の有効な成分かどうか
    を判断し,これをラスト情報として出力するラスト判定
    部と,前記ベクトル計算部で求めた多次元ベクトルの各
    成分と,前記有効成分判定部で得られた有効な成分の値
    と,前記ラスト判定部で得られるラスト情報の組み合わ
    せに対して,1つの可変長符号を割り当てるベクトル値
    ラスト符号化部と,前記多次元ベクトルの成分と有効な
    成分の値とラスト情報に対して,1つの可変長符号を割
    り当てたルックアップテーブルを蓄積するベクトル値ラ
    ストテーブル部とを備えることを特徴とする符号化装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8に記載の符号化
    装置において,前記ベクトル計算部が,前記多次元行列
    とは異なる座標系で多次元ベクトルを求めるものである
    ことを特徴とする符号化装置。
  10. 【請求項10】 請求項7から請求項9までのいずれか
    に記載の符号化装置において,前記ベクトル計算部で求
    めた多次元ベクトルの成分の値を量子化するベクトル成
    分量子化部を備えることを特徴とする符号化装置。
  11. 【請求項11】 有限個の成分を持つ多次元行列成分の
    値の復号装置において,多次元ベクトルの成分と有効な
    成分の値に対して,1つの可変長符号を割り当てたルッ
    クアップテーブルを蓄積するベクトル値テーブル部と,
    前記ルックアップテーブルを使って,1つの可変長符号
    から,多次元ベクトルの各成分と,有効な成分の値を復
    号するベクトル値復号部と,多次元行列の成分の位置情
    報を蓄積する前成分座標蓄積部と,前記ベクトル値復号
    部で得られる多次元ベクトルの成分と,前記前成分座標
    蓄積部に蓄積した位置情報から,多次元行列内の位置情
    報を計算する位置情報計算部とを備えることを特徴とす
    る復号装置。
  12. 【請求項12】 有限個の成分を持つ多次元行列成分の
    値の復号装置において,多次元ベクトルの成分と,有効
    な成分の値と,多次元行列内最後の有効な成分かどうか
    を示すラスト情報とに対して,1つの可変長符号を割り
    当てたルックアップテーブルを蓄積するベクトル値ラス
    トテーブル部と,前記ルックアップテーブルを使って,
    1つの可変長符号から,多次元ベクトルの各成分と,有
    効な成分の値と,ラスト情報とを復号するベクトル値ラ
    スト復号部と,多次元行列の成分の位置情報を蓄積する
    前成分座標蓄積部と,前記ベクトル値ラスト復号部で得
    られる多次元ベクトルの成分と,前記前成分座標蓄積部
    に蓄積した位置情報から,多次元行列内の位置情報を計
    算する位置情報計算部と,前記ベクトル値ラスト復号部
    で得られるラスト情報が,得られた有効な成分の値が多
    次元行列内最後であることを示す場合に,行列内で値が
    得られていない成分の値を予め定められた値にする非有
    効成分値設定部とを備えることを特徴とする復号装置。
  13. 【請求項13】 請求項11または請求項12に記載の
    復号装置において,前記位置情報計算部が,多次元行列
    と異なる座標系を使って位置情報を計算するものである
    ことを特徴とする復号装置。
  14. 【請求項14】 請求項11から請求項13までのいず
    れかに記載の復号装置において,多次元ベクトルの各成
    分を復号した後で,得られたベクトルの各成分を逆量子
    化することを特徴とする復号装置。
  15. 【請求項15】 請求項1から請求項5までのいずれか
    に記載の符号化方法を,コンピュータに実行させるため
    の符号化プログラム。
  16. 【請求項16】 請求項6に記載の復号方法を,コンピ
    ュータに実行させるための復号プログラム。
  17. 【請求項17】 請求項1から請求項5までのいずれか
    に記載の符号化方法を,コンピュータに実行させるため
    のプログラムを記録したことを特徴とする符号化プログ
    ラムの記録媒体。
  18. 【請求項18】 請求項6に記載の復号方法を,コンピ
    ュータに実行させるためのプログラムを記録したことを
    特徴とする復号プログラムの記録媒体。
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