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JP2003018009A - デジタルアナログコンバータ - Google Patents

デジタルアナログコンバータ

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Publication number
JP2003018009A
JP2003018009A JP2001199283A JP2001199283A JP2003018009A JP 2003018009 A JP2003018009 A JP 2003018009A JP 2001199283 A JP2001199283 A JP 2001199283A JP 2001199283 A JP2001199283 A JP 2001199283A JP 2003018009 A JP2003018009 A JP 2003018009A
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JP
Japan
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potential
pulse
clock
pdm
converter
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001199283A
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English (en)
Inventor
Yasuo Morimoto
康夫 森本
Toshio Kumamoto
敏夫 熊本
Takashi Okuda
孝 奥田
Takahiro Miki
隆博 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001199283A priority Critical patent/JP2003018009A/ja
Priority to US10/143,878 priority patent/US6703957B2/en
Publication of JP2003018009A publication Critical patent/JP2003018009A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/06Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters
    • H03M1/0614Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters of harmonic distortion
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/01Shaping pulses
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/133Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals using a chain of active delay devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M3/00Conversion of analogue values to or from differential modulation
    • H03M3/30Delta-sigma modulation
    • H03M3/322Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters
    • H03M3/368Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters of noise other than the quantisation noise already being shaped inherently by delta-sigma modulators
    • H03M3/37Compensation or reduction of delay or phase error
    • H03M3/372Jitter reduction
    • HELECTRICITY
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    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
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    • H03M1/82Digital/analogue converters with intermediate conversion to time interval
    • H03M1/822Digital/analogue converters with intermediate conversion to time interval using pulse width modulation
    • HELECTRICITY
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    • H03M3/00Conversion of analogue values to or from differential modulation
    • H03M3/30Delta-sigma modulation
    • H03M3/50Digital/analogue converters using delta-sigma modulation as an intermediate step
    • H03M3/502Details of the final digital/analogue conversion following the digital delta-sigma modulation
    • H03M3/506Details of the final digital/analogue conversion following the digital delta-sigma modulation the final digital/analogue converter being constituted by a pulse width modulator

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  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】クロックジッタの影響を低減することのでき
る、PWMやPDMを利用したD/Aコンバータを得
る。 【解決手段】デジタル信号に従って、PDMパルスを成
形するにあたって、段差クロックパルスのリーディング
エッジで、PDMパルスの上昇と下降のいずれかまたは
両方を階段状に遷移させる。PWMパルスを成形するに
あたって、段差クロックパルスのリーディングエッジ
で、PWMパルスの上昇と下降のいずれかまたは両方を
階段状に遷移させてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルアナロ
グコンバータ(D/Aコンバータ)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ΔΣD/Aコンバータを用いる音声用D
/Aコンバータをはじめ、世の中にはPDMやPWMを
用いたD/Aコンバータが数多く存在する。PDMと
は、Pulse Density Modulatio
nの略である。PDMを用いたD/Aコンバータでは、
図19に示すように、1つのデータサイクルをより高速
なクロックの細かいサイクルで分割し、それぞれのクロ
ックサイクルでの電位を1または0の2値のいずれかに
区分する。そして、1データサイクルでの出力の電位の
密度(density)を入力コードに応じて変更する
ことにより、入力コードを表現する。最終的なアナログ
信号は、パルス列をアナログローパスフィルタでフィル
タリングすることにより得られる。PDM機構は、出力
エネルギー量が入力データに応じたものになる特色を持
ったアナログ出力機構である。
【0003】多くのPDM機構は、1つのデータサイク
ル中に2値の電位を出力する一方で、その2値の中間の
電位も出力する。この中間の電位を出力する期間をリセ
ット期間という。例えば、図19では、最初のクロック
サイクルでは電位が+Vre であって1を示し、次
のクロックサイクル(リセット期間)では電位がV
enterであって待機状態を示し、次のクロックサイ
クルでは電位が−Vre であって0を示し、次のク
ロックサイクル(リセット期間)では電位がV
enterであって待機状態を示す。なお、1ビットΔ
ΣD/Aコンバータもオーバーサンプリングの技術を用
いることから、その出力はPDM機構と同様となってい
るものが多い。
【0004】一方、PWMはPulse Width
Modulationの略であり、図20に示すように
PDMと同じく1つのデータサイクルをより高速なクロ
ックサイクルに分割し、それぞれのクロックサイクル
で、2値の電位を出力する。しかし、PWMはPDMの
ようにコードを密度によって表すのではなく、コードに
応じて、1データサイクル中の電位がハイレベルになる
時間(クロックサイクル数)を変化させる。例えば、図
20中の最初のデータサイクルではハイレベルのクロッ
クサイクル数は1であり、コード1を表す。
【0005】PWMやPDMを利用したD/Aコンバー
タの出力は、2値または3値(うち1値はリセット状態
すなわち待機状態の値)に限定される。従って、多進数
のD/Aコンバータのように、各素子の性能のバラツキ
等に左右されず非常に高精度な出力が得られるととも
に、D/Aコンバータ自体の回路規模を小さく抑えるこ
とができる利点がある。しかし、1回1回の遷移する電
位差(Vref )が非常に大きいため、図21に示す
ようにクロックジッタtj0による影響が大きい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のPWMやPDM
を利用したD/Aコンバータは以上のように構成されて
いるので、クロックジッタtj0が出力の特性に与える
影響が大きいという課題があった。特にSNR(signal
-to-noise ratio)の劣化は非常に大きな課題である。
この課題を解決するために出力される電圧パルスの間隔
の移動平均を算出してパルスを補正する方法などもある
が、この方法ではジッタの影響は緩和されるものの、各
素子の性能のバラツキの影響が最終的に出力されるアナ
ログ波形の精度に影響を及ぼすため、PWMやPDMの
もつ本来の2値の利点が失われてしまう。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ジッタの影響を低減することので
きる、PWMやPDMを利用したD/Aコンバータを得
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るD/Aコ
ンバータは、デジタル信号に従って、PDMパルスを成
形する成形部と、上記成形部に組み込まれており、PD
Mパルスの上昇と下降のいずれかまたは両方を階段状に
遷移させる段差形成部とを備えるものである。
【0009】この発明に係るD/Aコンバータは、PD
Mパルスの階段状の遷移の包絡線が、サインカーブに近
似するように段差形成部がPDMパルスを階段状に上昇
および下降させるものである。
【0010】この発明に係るD/Aコンバータは、PD
Mパルスの階段状の遷移の包絡線が、指数関数のカーブ
に近似するように段差形成部がPDMパルスを階段状に
上昇および下降させるものである。
【0011】この発明に係るD/Aコンバータは、デジ
タル信号に従って、PWMパルスを成形する成形部と、
上記成形部に組み込まれており、PWMパルスの上昇と
下降のいずれかまたは両方を階段状に遷移させる段差形
成部とを備えるものである。
【0012】この発明に係るD/Aコンバータは、クロ
ックパルスのリーディングエッジおよびトレイリングエ
ッジで、段差形成部がPWMパルスを階段状に上昇また
は下降させるものである。
【0013】この発明に係るD/Aコンバータは、段差
形成部は、デジタル信号が供給される複数の遅延素子
と、デジタル信号および遅延素子の出力にそれぞれ基づ
いて、段差の契機になるトリガー信号を生成するトリガ
ー信号生成部とを備えるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.この発明の実施の形態1は、PDM波を
出力するD/Aコンバータに関する。図1は、実施の形
態1によるD/Aコンバータを示す回路図である。図に
おいて、1は演算増幅器、2,3はキャパシタ、4は抵
抗器、5は積分器、10はデジタルフィルタ、11はコ
ントローラ(段差形成部)、12はローパスフィルタ、
13はクロック、14は分周器、S1〜S5はスイッチ
を示す。演算増幅器1、キャパシタ2,3、抵抗器4、
コントローラ11、スイッチS1〜S5はPDMパルス
を成形する成形部を構成する。
【0015】デジタルフィルタ10はコントローラ11
に接続されており、供給されるデジタル信号をフィルタ
リングしてコントローラ11に渡す。クロック13はク
ロックパルスを発生し、発生したクロックパルスをコン
トローラ11および分周器14に供給する。分周器14
は、クロック13から与えられたクロックパルスを分周
し、分周したクロックパルスをコントローラ11に供給
する。
【0016】コントローラ11は、デジタル信号に基づ
いて、クロック13から直接与えられるクロックパルス
(以下、データクロックパルスという)および分周器1
4から与えられるクロックパルス(以下、段差クロック
パルスという)に従って、周期的にスイッチS1〜S5
を開閉する。スイッチの開閉に関する規則は後述する。
コントローラ11は、例えばプログラムに従って動作す
るマイクロコンピュータを主要な構成要素として備える
が、電気部品のみにより構成された回路であってもよ
い。スイッチS1〜S5は好ましくはトランジスタであ
る。
【0017】スイッチS1の一方の端子は電位+V
ref /Nの電源回路の端子(図示せず)に接続さ
れ、スイッチS2の一方の端子は電位−Vref /N
の電源回路の端子(図示せず)に接続されている。V
ref /Nについては後に詳しく説明する。スイッチ
S3の一方の端子は接地されている。スイッチS1,S
2,S3の他方の端子は、キャパシタ3の一方の端子に
接続されており、キャパシタ3の他方の端子はスイッチ
S5の一方の端子に接続されており、両者の間の線はス
イッチS4の一方の端子に接続されている。スイッチS
4の他方の端子は接地されている。
【0018】スイッチS5の他方の端子は抵抗器4に接
続されており、この抵抗器4は演算増幅器1の反転入力
端子に接続されており、演算増幅器1の非反転入力端子
は接地されている。キャパシタ2は演算増幅器1の出力
端子と反転入力端子との間に接続されている。このよう
にして、演算増幅器1とキャパシタ2と抵抗器4は積分
器5を構成する。
【0019】演算増幅器1の出力端子はアナログのロー
パスフィルタ12にも接続されている。演算増幅器1の
出力端子の電位Vは、パルス列になるように変動し、最
終的なアナログ信号は、パルス列をローパスフィルタ1
2でフィルタリングすることにより得られる。
【0020】次に動作について説明する。この実施の形
態では、電位Vの上昇と下降のいずれかまたは両方を階
段状に行わせる。かかる階段状の遷移は、分周器14に
よる段差クロックパルスの発生時に(すなわち各段差ク
ロックサイクルの境界で)行う。この方法により、クロ
ックジッタの影響を低減することができる。
【0021】従来のD/Aコンバータを用いた従来の出
力方法では、クロックのリーディングエッジにより電位
を変化させる時に発生するクロックジッタtj0(図2
1参照)によるノイズのRMS(二乗平均)Ej0は、
下記式(1)で表される。
【数1】 ここで、Vref は電位のハイレベルとローレベルと
の差(基準電位差)であり、tjrmsはジッタのRM
Sである。
【0022】いま、図2に示すように、電位の変化をN
段の均等サイクル時間にわたって遷移させたとすると、
1ステップで発生するジッタによるノイズの二乗平均E
jkは、下記式(2)で表される。
【数2】
【0023】一回の電位の変化はN回の階段状の遷移か
らなるので、一回の電位の変化時に発生するノイズの二
乗平均Ej1は、下記式(3)で表される。
【数3】
【0024】従って、Ej1はEj0のN1/2であ
る。Nは1より大きいので、Ej1はEj0より小さ
い。つまり、この方法を用いることにより、ジッタによ
るノイズを低減することができ、SNRの向上を図るこ
とができる。
【0025】図3はPDMの電位の上昇および下降の両
方に、上記の原理を応用した実施の形態1に係る電位V
の変化を示すグラフである。図3の先のデータサイクル
ではコード1を表し、後のデータサイクルではコード0
を表す。一回の電位の上昇または下降はN回の階段状の
遷移からなるので、一つのデータサイクルは、段差クロ
ックサイクルの2N倍である。段差クロックサイクルは
分周器14による段差クロックパルスのサイクルである
から、データサイクルをクロック13のデータクロック
パルスのサイクルとすると、分周器14の分周比は2N
である。電位の上昇時も下降時も、一つのステップの増
分は、一回の電位の合計変化Vrefを均等にNで分割
したVref /Nである。ここではNは4である。
【0026】図示の形態では電位の上昇にかかる段差の
数と、電位の下降にかかる段差の数が等しいが、本発明
をこの実施の形態に限定する意図ではなく、段差の数が
互いに異なっていてもよく、そのような変更も本発明の
範囲内にある。
【0027】図1に示すこの実施の形態によるD/Aコ
ンバータにおいて、以上のような電圧Vの変化を達成す
るために、コントローラ11は次のような動作を行う。
コントローラ11は分周器14から供給される段差クロ
ックパルスに従って、周期的にスイッチS1〜S5を開
閉する。具体的には、図1の下方のタイムチャートに示
すように、段差クロックパルスの発生時(リーディング
エッジ)でスイッチS3およびS5を閉じ(オンし)、
所定期間後にスイッチS3およびS5を開く(オフす
る)とともにスイッチS1またはS2およびS4を閉じ
る(オンする)。このスイッチの動作を交互に繰り返
す。但し、スイッチS1が開閉される時(電位上昇時)
には、スイッチS2は一切使用されることなく継続的に
開かれたままでいる。逆に、スイッチS2が開閉される
時(電位下降時)には、スイッチS1は一切使用される
ことなく継続的に開かれたままでいる。
【0028】図4は、図1のD/Aコンバータの回路に
おいて、スイッチS1およびS4が閉じられ、他のスイ
ッチが開かれた状態を示す。この状態では、キャパシタ
3の一方の端子に+Vref /Nの電位が与えられ、
他方の端子のグラウンドレベルの電位が与えられるの
で、キャパシタ3に電荷が蓄積される。一方、積分器5
においては、演算増幅器1の出力端子の電位Vは直前の
レベルから緩やかに低減するが、微小時間においてはほ
ぼ一定に維持されるとみなされる。
【0029】図5は、同じ回路において、スイッチS3
およびS5が閉じられ、他のスイッチが開かれた状態を
示す。この状態では、キャパシタ3への電荷の蓄積が途
絶えると同時に、キャパシタ3から積分器5に電荷が移
動する。これにより、演算増幅器1の出力端子の電位V
は直前のレベルから一気にVref /Nだけ上昇す
る。
【0030】このような図4の状態と図5の状態の変化
を交互に繰り返すことにより、演算増幅器1の出力端子
の電位Vは階段状に遷移(上昇)する。従って、図2お
よび図3に示すような階段状の電位の上昇をコントロー
ラ11は達成することが可能である。
【0031】上記の電位の上昇にはスイッチS2が使用
されないが、これは電位の下降時に使用される。図4お
よび図5に関連した上の説明において、スイッチS1を
スイッチS2に置き換えれば、その動作は明らかであろ
う。すなわち、スイッチS2およびS4が閉じられた時
には、キャパシタ3の一方の端子に−Vref /Nの
電位が与えられ、キャパシタ3に電荷が蓄積される一方
で、演算増幅器1の出力端子の電位Vはほぼ一定に維持
される。そして、スイッチS3およびS5が閉じられた
時には演算増幅器1の出力端子の電位Vは直前のレベル
から一気にV ef /Nだけ下降する。
【0032】一つのデータサイクル中、最初のN回の段
差クロックサイクルでは、電位の上昇のためにスイッチ
S2ではなくスイッチS1が使われ、後のN回の段差ク
ロックサイクルでは、電位の下降のためにスイッチS1
ではなくスイッチS2が使われる。このようにして、図
3および図6に示すように、階段状の電位の下降をコン
トローラ11は達成することが可能である。
【0033】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、PDMを利用したD/Aコンバータにおいて、ジッ
タによるノイズを低減することができ、SNRの向上を
図ることができるなどの効果が得られる。
【0034】実施の形態2.上記の実施の形態1では、
図3に示すように、電位が極大レベル+Vrefまたは
極小レベル−Vref に達した後、一つの段差クロッ
クサイクルの経過後に直ちに電位を遷移させているが、
極大または極小レベルの電位をしばらくの期間、持続す
ることも可能である。図7は、この概念に基づく実施の
形態2に係る電位Vの変化を示すグラフである。図7の
先のデータサイクルではコード1を表し、後のデータサ
イクルではコード0を表す。この実施の形態2に係るP
DM波を出力するD/Aコンバータの構造は、図1に示
された実施の形態1のそれと同じでよい。
【0035】次に動作について説明する。実施の形態1
に関連して説明した方式と同様に、コントローラ11
は、必要な回数だけスイッチの動作を繰り返して電位V
を遷移させる。電位Vが極大レベル+Vref または
極小レベル−Vref に達したなら、コントローラ1
1は、一定数の段差クロックサイクルだけ全てのスイッ
チS1〜S5を開く(オフする)。これにより、演算増
幅器1の出力端子の電位Vはほぼ一定に維持される。従
って、図7に示す結果が得られる。極大または極小レベ
ルの電位の持続の分、データサイクルが延長され、SN
Rをさらに向上させることが可能である。
【0036】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ジッタによるノイズを低減することができ、さらに
SNRの向上を図ることができるなどの効果が得られ
る。
【0037】実施の形態3.上記の実施の形態1または
実施の形態2では、電位の階段状の遷移の増分は一定で
あるが、増分を変化させることも可能である。図8は、
この概念に基づく実施の形態3に係る電位Vの変化を示
すグラフである。図8の先のデータサイクルではコード
1を表し、後のデータサイクルではコード0を表す。こ
の電位の遷移の軌跡は、サインカーブに近似している。
【0038】図9は、この実施の形態3に係るPDM波
を出力するD/Aコンバータの構成を示す。図におい
て、30はデジタルフィルタ、31はカウンタ、32は
ローパスフィルタ、33はクロック、35はD/Aコン
バータ回路(成形部、波形形成部)、36はマルチプレ
クサ(成形部、波形形成部)、37,38はメモリを示
す。
【0039】この実施の形態3でのD/Aコンバータ回
路35は、実施の形態1および実施の形態2で用いられ
たD/Aコンバータではなく、コードで指定された通り
の電位を出力する電位制御回路である。
【0040】メモリ37にはデジタル信号のコード1に
対応したテーブルが保存され、メモリ38にはデジタル
信号のコード0に対応したテーブルが保存されている。
各テーブルには、時間の経過に応じたD/Aコンバータ
回路35から出力されるべき電位の目標値、換言すれば
電位の遷移が記憶されている。
【0041】両方のメモリ37,38はマルチプレクサ
36に接続されており、時間の経過に応じて逐次、両方
のテーブルに記憶された電位の目標値がマルチプレクサ
36にそれぞれ供給される。デジタルフィルタ30はマ
ルチプレクサ36に接続されており、供給されるデジタ
ル信号をフィルタリングしてコントローラ21に渡す。
マルチプレクサ36は、デジタル信号が含むコード(1
または0)に応じて、メモリ37,38のいずれかの内
容を選択する。
【0042】次に動作について説明する。クロック33
は段差クロックパルスを発生し、発生した段差クロック
パルスをカウンタ31に供給する。段差クロックパルス
に応じて、カウンタ31はメモリ37,38に共通のテ
ーブル読み出し用のインデックスを生成し、これをメモ
リ37,38に供給する。メモリ37,38はインデッ
クスに従って、D/Aコンバータ回路35から出力され
るべき電位の目標値を示す信号をマルチプレクサ36に
供給する。
【0043】マルチプレクサ36はデジタル信号のコー
ドに応じて、メモリ37,38から供給される信号のい
ずれかを選択し、選択した信号が示す目標値をD/Aコ
ンバータ回路35に渡す。例えば、デジタルフィルタ3
0からコード1が供給された場合(表現すべきコードが
1である場合)、図8の先のデータサイクルにおける電
位の遷移を実現するために、マルチプレクサ36はメモ
リ37を信号を選択する。従って、メモリ37のテーブ
ルの指定の通りに、D/Aコンバータ回路35の出力電
位は遷移する。
【0044】一方、デジタルフィルタ30からコード1
が供給された場合(表現すべきコードが0である場
合)、図8の後のデータサイクルにおける電位の遷移を
実現するために、マルチプレクサ36はメモリ38を信
号を選択する。従って、メモリ38のテーブルの指定の
通りに、D/Aコンバータ回路35の出力電位は遷移す
る。
【0045】D/Aコンバータ回路35の出力端子はア
ナログのローパスフィルタ32にも接続されている。最
終的なアナログ信号は、パルス列をローパスフィルタ3
2でフィルタリングすることにより得られる。D/Aコ
ンバータ回路35の出力の上昇または下降時に非直線成
分があったとしても、必ず段差クロックサイクルおきに
(規則的な間隔で)非直線成分が発生するので、非直線
成分による歪みが出力信号に重畳されないため問題にな
らない。
【0046】一般に通信では、有意の情報以外の情報を
送信する場合には、コード0と1を交互に繰り返すこと
が多い。この実施の形態3は、D/Aコンバータ回路3
5の出力波がサイン波になるため、そのようなコード0
と1の交互の繰り返しからなるデータ送信の周波数に関
する高調波を低減できる。
【0047】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、ジッタによるノイズを低減することができ、さらに
SNRの向上を図ることができるなどの効果が得られ
る。
【0048】この実施の形態3では、マルチプレクサ3
6で二つの信号ストリームのいずれかを選択するが、メ
モリ37,38を実装した集積部品にチップセレクト機
能を追加し、デジタル信号のコードに従ってチップセレ
クト機能が信号ストリームを適切に選択するようにして
もよい。
【0049】実施の形態4.実施の形態3と同様の動作
は以下のようにしても達成されうる。図10は、この実
施の形態4に係るPDM波を出力するD/Aコンバータ
の構成を示す。図において、20はデジタルフィルタ、
21はコントローラ(成形部、波形形成部)、22はロ
ーパスフィルタ、23はクロック、24は分周器、25
は電位制御器(成形部)、26はメモリ、27,28は
メモリ26内に記憶されたテーブルを示す。
【0050】次に動作について説明する。デジタルフィ
ルタ20はコントローラ21に接続されており、供給さ
れるデジタル信号をフィルタリングしてコントローラ2
1に渡す。クロック23はクロックパルスを発生し、発
生したクロックパルスをコントローラ21および分周器
24に供給する。分周器24は、クロック23から与え
られたクロックパルスを分周し、分周したクロックパル
スをコントローラ21に供給する。
【0051】コントローラ21は、カウンタ機能を備え
ており、デジタル信号に基づいて、クロック23から直
接与えられるクロックパルス(データクロックパルス)
および分周器24から与えられるクロックパルス(段差
クロックパルス)に従って、電位制御回路25を制御す
る。コントローラ21は、例えばプログラムに従って動
作するマイクロコンピュータを主要な構成要素として備
える。
【0052】メモリ26には、二つのテーブル27,2
8が記憶されている。テーブル27はデジタル信号のコ
ード1に対応し、テーブル28はデジタル信号のコード
0に対応する。各テーブル27,28には、時間の経過
に応じた電位制御回路25から出力されるべき電位の目
標値、換言すれば電位の遷移が記憶されている。
【0053】例えば、デジタルフィルタ20からコード
1が供給された場合(表現すべきコードが1である場
合)、図8の先のデータサイクルにおける電位の遷移を
実現するために、コントローラ21はメモリ26からテ
ーブル27を読み出す。そして、テーブル27で経過時
間に関連づけられた電位の目標値を達成するように、分
周器24からの段差クロックパルスを受信するたびに、
電位制御回路25を制御する。従って、テーブル27の
指定の通りに、電位制御回路25の出力電位は遷移す
る。
【0054】一方、デジタルフィルタ20からコード0
が供給された場合(表現すべきコードが0である場
合)、図8の後のデータサイクルにおける電位の遷移を
実現するために、コントローラ21はメモリ26からテ
ーブル28を読み出す。そして、テーブル28で経過時
間に関連づけられた電位の目標値を達成するように、分
周器24からの段差クロックパルスを受信するたびに、
電位制御回路25を制御する。従って、テーブル28の
指定の通りに、電位制御回路25の出力電位は遷移す
る。
【0055】電位制御回路25の出力端子はアナログの
ローパスフィルタ22にも接続されている。最終的なア
ナログ信号は、パルス列をローパスフィルタ22でフィ
ルタリングすることにより得られる。以上のように、こ
の実施の形態4によれば、実施の形態3と同等の効果が
得られる。
【0056】実施の形態5.図11は、実施の形態5に
係る電位Vの変化を示すグラフである。図11の先のデ
ータサイクルではコード1を表し、後のデータサイクル
ではコード0を表す。各データサイクルにおいて、電位
の遷移の軌跡は、指数関数のカーブに近似している。
【0057】この実施の形態5のような電位の遷移は、
実施の形態3および実施の形態4に関連して説明した図
9および図10に示すD/Aコンバータのいずれによっ
ても達成できる。
【0058】この出力方法により、電位制御回路25ま
たはD/Aコンバータ回路35の出力波形のデータの送
信周波数に対する高調波成分が減少し、後段のローパス
フィルタ22または32に与える影響を緩和することが
できる。
【0059】実施の形態6.この発明の実施の形態6
は、PWM波を出力するD/Aコンバータに関する。こ
の実施の形態6の動作は、図1に示されたD/Aコンバ
ータで達成されるので、その構成を詳細には説明しな
い。
【0060】次に動作について説明する。この実施の形
態でも、電位Vの上昇と下降のいずれかまたは両方を階
段状に行わせる。かかる階段状の遷移は、分周器14に
よる段差クロックパルスの発生時に(すなわち各段差ク
ロックサイクルの境界で)行う。この方法により、クロ
ックジッタの影響を低減することができる。
【0061】図12はPWMの電位の上昇および下降の
両方に、上記の原理を応用した実施の形態6に係る電位
Vの変化を示すグラフである。図において、Rは電位V
の上昇区間、Hは最高レベル区間(コード表示区間)、
Fは電位Vの下降区間、Lは最低レベル区間を示す。一
般に、PWMでは、電位のハイレベルの期間またはロー
レベルの期間の長さによってコードを表現する。この実
施の形態では、最高レベル区間Hの長さがコードを表現
するが、本発明をこの実施の形態に限定する意図ではな
く、最低レベル区間Lの長さでコードを表現してもよ
く、そのような変更も本発明の範囲内にある。
【0062】上昇区間Rの長さをri×段差クロックサ
イクル、最高レベル区間Hの長さをhi×段差クロック
サイクル、下降区間Fの長さをfa×段差クロックサイ
クル、最低レベル区間Lの長さをlo×段差クロックサ
イクルとすると、一つのデータサイクルは、一つの段差
クロックサイクルの(ri+hi+fa+lo)倍であ
る。クロック13と分周器14の特性は、この関係に合
致している。
【0063】最高レベル区間Hの長さに関する数値hi
は、下記式(4)および式(5)で表される。 hi = k・n ...(4) ここで、nは表現しようとするコードの数値であり、k
は定数である。 hi + lo = c ...(5) ここで、cは整数の定数であり、下記式(6)で表され
る。 c > nmax + 1 ...(6) ここで、nmax は、表現しようとするコードの数値
のうち、とりうる可能性のある最大値である。
【0064】ジッタの影響の低減を図るために、電位の
上昇および下降には、実施の形態1に関連して説明した
原理が応用されている。すなわち一回の電位の上昇はr
i+1回の階段状の遷移からなり、一回の電位の下降は
fa+1回の階段状の遷移からなる。図示の実施の形態
では、riはfaに等しいが、本発明をこの実施の形態
に限定する意図ではなく、riはfaと異なっていても
よく、そのような変更も本発明の範囲内にある。
【0065】図12に示されたグラフでは、k=2、r
i=fa=3、c=10である。例えば、表現しようと
するコードの数値n=2の時、hi=4、lo=6とな
り、n=4の時、hi=8、lo=2となる。
【0066】図示の形態と逆に、最低レベル区間Lの長
さでコードを表現する場合には、前記式(4)の代わり
に下記式(7)が適用される。 lo = k・n ...(7)
【0067】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、PWMを利用したD/Aコンバータでも、ジッタに
よるノイズを低減することができ、SNRの向上を図る
ことができるなどの効果が得られる。
【0068】実施の形態7.実施の形態6を次のように
修正して、この発明の実施の形態7を実現してもよい。
すなわち、前記式(4)および式(6)の代わりに、下
記式(8)および式(9)を適用する。 hi = k・n + l1 ...(8) ここで、l1は、最高レベル区間Hに与えられる冗長サ
イクル数であり、1以上の整数である。 c > nmax + 1 + l1 +l2 ...(9) ここで、l2は、最低レベル区間Lに与えられる冗長サ
イクル数であり、1以上の整数である。前記式(5)は
この実施の形態6でも適用する。
【0069】要するに、実施の形態7の最高レベル区間
Hの長さに関する数値hiは、実施の形態6のそれより
もl1だけ大きく、実施の形態7の最低レベル区間Lの
長さに関する数値loは、実施の形態6のそれよりもl
2だけ大きい。図13は実施の形態7に係る電位Vの変
化を示すグラフである。図12とは異なり、図13で
は、表現しようとするコードが0であっても、最高レベ
ル区間Hは0でない。このときのこの区間の長さがl1
×段差クロックサイクルである。
【0070】図12に示すように、実施の形態6では、
表現しようとするコードが0の時には、電位のスパイク
が発生しているが、図13に示すように、実施の形態7
では、表現しようとするコードが0の時でも、電位のス
パイクの発生が防止される。
【0071】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、電位のスパイクの発生を防止することができるとい
う効果がある。
【0072】実施の形態8.上記の実施の形態では、段
差クロックパルスのリーディングエッジで、電位を遷移
させているが(図6参照)、次のように修正して、この
発明の実施の形態8を実現してもよい。すなわち、図1
4に示すように、段差クロックパルスのリーディングエ
ッジだけでなく、トレイリングエッジでも電位を遷移す
るようにしてもよい。これにより、段差クロックパルス
の1サイクルでなく、半サイクルを動作の基準とするこ
とが可能である。
【0073】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、PWMに必要なクロックの周波数を低減化でき、高
速のクロックを用意する必要がなくなるとともに、高速
のクロックによる高周波ノイズの増加を防ぐことができ
る。また、一つのデータサイクル内において、より多数
の電位の遷移を実現することができる。
【0074】このような修正は、PWMを利用したD/
Aコンバータだけでなく、PDMを利用したD/Aコン
バータにも行うことが可能であり、そのような変更も本
発明の範囲内にある。
【0075】実施の形態9.上記の全ての実施の形態で
は、アナログの階段波形の生成(電位の遷移)にクロッ
クパルスを利用しているが、次のように修正して、この
発明の実施の形態9を実現してもよい。図15は、この
発明の実施の形態9に係るD/Aコンバータの構成を示
す回路図である。図において、50,51は遅延素子
(成形部、波形形成部)、52,54,56は出力バッ
ファ(成形部、波形形成部、トリガー信号生成部)、5
3,55,57は抵抗器(成形部、波形形成部)を示
す。また、58はデジタルフィルタ、59はローパスフ
ィルタを示す。
【0076】遅延素子50,51は互いに相関のない素
子であり、互いに直列に接続されており、遅延素子50
の入力端子はデジタルフィルタ58に接続され、遅延素
子51の出力端子は出力バッファ52の入力端子に接続
されている。出力バッファ52の出力端子は抵抗器53
を経てローパスフィルタ59に接続されている。
【0077】遅延素子50,51の中間点は、出力バッ
ファ54の入力端子に接続されており、出力バッファ5
4の出力端子は抵抗器55を経てローパスフィルタ59
に接続されている。デジタルフィルタ58と遅延素子5
0の中間点は、出力バッファ56の入力端子に接続され
ており、出力バッファ56の出力端子は抵抗器57を経
てローパスフィルタ59に接続されている。
【0078】次に動作について説明する。出力バッファ
52,54,56はデジタル信号の1が入力端子に供給
されると、それぞれ一定の時間だけハイレベルの電流を
出力端子から出力する。遅延素子50,51の存在によ
り、地点A,B,Cでの出力の時期は互いに相違する。
すなわち、図16に示すように、図15中の地点Bでの
出力は地点Cでの出力よりも遅延素子50の遅延特性の
分遅れ、地点Aでの出力は地点Bでの出力よりもさらに
遅延素子51の遅延特性の分遅れる。従って、合流地点
Zでの出力電流は、階段状に遷移(上昇)する。出力バ
ッファ52,54,56からのハイレベルの電流の出力
の持続時間は一定であるから、これらの出力の終了の時
期も互いに相違する。従って、合流地点Zでの出力電流
が下降するときも、電流は階段状に遷移する。
【0079】図示しないが、各遅延素子50または51
は、多数の直列に接続されたNOTゲートを備えた遅延
素子であって、NOTゲートの間に出力タップが設けら
れていると好ましい。このような遅延素子では、それぞ
れの出力タップは異なる遅延量を持つ。公知のPLL
(phase−locked loop)の技術を応用
することにより、各出力タップの遅延量を計測すること
ができる。いずれの出力タップを選択するか決定するこ
とにより、出力の遅延量を選択することが可能である。
換言すれば、このような遅延素子によれば、その遅延量
を自由に調節することが可能である。
【0080】図示の実施の形態は、二つの遅延素子5
0,51と三つの出力バッファ52,54,56を有し
ており、N回の階段状の遷移で一回の電位の上昇または
下降が実現されるようになっているが、図面はこの実施
の形態の概念を示すだけのものであって、遅延素子およ
び出力バッファの個数はこの実施の形態に限定されない
ことは当業者に明らかであろう。
【0081】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、高速のクロックを用意する必要がなくなるととも
に、上述した他の実施の形態と同じ効果を達成すること
ができるという効果がある。
【0082】実施の形態10.図17は、この発明の実
施の形態10に係るD/Aコンバータの構成を示す回路
図である。この実施の形態10は上述の実施の形態9の
バリエーションである。図において、60,61は遅延
素子(成形部、波形形成部)、62,64,66は出力
バッファ(成形部、波形形成部、トリガー信号生成
部)、63,65,67は抵抗器(成形部、波形形成
部)を示す。また、68はデジタルフィルタ、69はロ
ーパスフィルタを示す。
【0083】遅延素子60,61は並列にデジタルフィ
ルタ68に接続されているが、遅延素子60,61は互
いに相関のない素子であり、両者の遅延時間も異なる。
遅延素子61の出力端子は出力バッファ62の入力端子
に接続されており、出力バッファ62の出力端子は抵抗
器63を経てローパスフィルタ69に接続されている。
【0084】遅延素子61の出力端子は、出力バッファ
64の入力端子に接続されており、出力バッファ64の
出力端子は抵抗器65を経てローパスフィルタ69に接
続されている。デジタルフィルタ68と遅延素子60,
61の中間点は、出力バッファ66の入力端子に接続さ
れており、出力バッファ66の出力端子は抵抗器67を
経てローパスフィルタ69に接続されている。
【0085】このような構成により、実施の形態9と同
様の結果をもたらすことが可能である。実施の形態9に
関連して説明したのと同様の手法により、遅延素子6
0,61の遅延量を調節してもよい。さらに、この実施
の形態10によれば、遅延素子の直列を避けたことによ
り、これらの遅延素子のジッタが重畳するのが避けられ
る。従って、よりジッタを低減することが可能である。
【0086】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、高速のクロックを用意する必要がなくなるととも
に、上述した他の実施の形態と同じかそれより高い効果
を達成することができるという効果がある。
【0087】以上、本発明を様々な実施の形態を参照し
ながら詳細に図示して説明したが、特許請求の範囲に記
載された本発明の趣旨および範囲の区域内で、形式およ
び細部に関する様々な変更が可能であることは当業者で
あれば理解できることだろう。かかる変更、代替、修正
も本発明の範囲に含まれる均等なものであると出願人は
意図している。
【0088】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、デジ
タル信号に従って、PDMパルスを成形する成形部と、
上記成形部に組み込まれており、PDMパルスの上昇と
下降のいずれかまたは両方を階段状に遷移させる段差形
成部とを備えるように構成したので、PDMを利用した
D/Aコンバータにおいて、ジッタによるノイズを低減
することができ、SNRの向上を図ることができるなど
の効果がある。
【0089】この発明によれば、PDMパルスの階段状
の遷移の包絡線が、サインカーブに近似するように段差
形成部がPDMパルスを階段状に上昇および下降させる
ように構成したので、コード0と1の交互の繰り返しか
らなるデータ送信の周波数に関する高調波を低減できる
などの効果がある。
【0090】この発明によれば、PDMパルスの階段状
の遷移の包絡線が、指数関数のカーブに近似するように
段差形成部がPDMパルスを階段状に上昇および下降さ
せるように構成したので、パルス波形のデータの送信周
波数に対する高調波成分が減少し、パルス波形が供給さ
れるローパスフィルタに与える影響を緩和することがで
きるなどの効果がある。
【0091】この発明によれば、デジタル信号に従っ
て、PWMパルスを成形する成形部と、上記成形部に組
み込まれており、PWMパルスの上昇と下降のいずれか
または両方を階段状に遷移させる段差形成部とを備える
ように構成したので、PWMを利用したD/Aコンバー
タにおいて、ジッタによるノイズを低減することがで
き、SNRの向上を図ることができるなどの効果があ
る。
【0092】この発明によれば、クロックパルスのリー
ディングエッジおよびトレイリングエッジで、段差形成
部がPWMパルスを階段状に上昇または下降させるよう
に構成したので、PWMに必要なクロックの周波数を低
減化でき、高速のクロックを用意する必要がなくなると
ともに、高速のクロックによる高周波ノイズの増加を防
ぐことができる。また、一つのデータサイクル内におい
て、より多数の電位の遷移を実現することができるなど
の効果がある。
【0093】この発明によれば、段差形成部は、デジタ
ル信号が供給される複数の遅延素子と、デジタル信号お
よび遅延素子の出力にそれぞれ基づいて、段差の契機に
なるトリガー信号を生成するトリガー信号生成部とを備
えるように構成したので、高速のクロックを用意する必
要がなくなるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるD/Aコンバ
ータを示す回路図である。
【図2】 図1に示すD/Aコンバータで実現される電
位の階段状の遷移を示すグラフ図である。
【図3】 図1に示すD/Aコンバータで実現されるP
DMパルスの波形を示すグラフ図である。
【図4】 図1に示すD/Aコンバータの回路の動作中
のある場面を示す回路図である。
【図5】 図1に示すD/Aコンバータの回路の動作中
の他の場面を示す回路図である。
【図6】 図1に示すD/Aコンバータの動作の説明に
参照される電位の階段状の遷移を示すグラフ図である。
【図7】 この発明の実施の形態2による電位の階段状
の遷移を示すグラフ図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による電位の階段状
の遷移を示すグラフ図である。
【図9】 実施の形態3に係るPDM波を出力するD/
Aコンバータの構成を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態4に係るPDM波を
出力するD/Aコンバータの構成を示すブロック図であ
る。
【図11】 この発明の実施の形態5に係る電位の階段
状の遷移を示すグラフ図である。
【図12】 この発明の実施の形態6によるD/Aコン
バータで実現されるPWMパルスの波形を示すグラフ図
である。
【図13】 この発明の実施の形態7によるD/Aコン
バータで実現されるPWMパルスの波形を示すグラフ図
である。
【図14】 この発明の実施の形態8による動作の説明
に参照されるPWMパルスの波形を示すグラフ図であ
る。
【図15】 この発明の実施の形態9に係るD/Aコン
バータの構成を示す回路図である。
【図16】 図15の回路の各部分での出力を示すグラ
フ図である。
【図17】 この発明の実施の形態10に係るD/Aコ
ンバータの構成を示す回路図である。
【図18】 図17の回路の各部分での出力を示すグラ
フ図である。
【図19】 従来のPDMにおける電位の変化を示すグ
ラフ図である。
【図20】 従来のPWMにおける電位の変化を示すグ
ラフ図である。
【図21】 図19または図20のパルスのリーディン
グエッジを拡大した図である。
【符号の説明】
1 演算増幅器(成形部)、2,3 キャパシタ(成形
部)、4 抵抗器(成形部)、5 積分器、10,2
0,30,58,68 デジタルフィルタ、11,21
コントローラ(成形部、段差形成部)、12,22,
32,59,69ローパスフィルタ、13,23,33
クロック、14,24 分周器、25電位制御回路
(成形部)、26 メモリ、27,28 テーブル、3
1 カウンタ、35 D/Aコンバータ回路(成形部、
波形形成部)、36 マルチプレクサ(成形部、波形形
成部)、37,38 メモリ、50,51,60,61
遅延素子(成形部、波形形成部)、52,54,56,
62,64,66 出力バッファ(成形部、波形形成
部、トリガー信号生成部)、53,55,57,63,
65,67 抵抗器(成形部、波形形成部)、S1〜S
5 スイッチ(成形部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 孝 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 三木 隆博 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J022 AB08 BA02 CA07 CE03 CE05 CF02 CF03 CF07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル信号に従って、PDMパルスを
    成形する成形部と、上記成形部に組み込まれており、P
    DMパルスの上昇と下降のいずれかまたは両方を階段状
    に遷移させる段差形成部とを備えることを特徴とするデ
    ジタルアナログコンバータ。
  2. 【請求項2】 PDMパルスの階段状の遷移の包絡線
    が、サインカーブに近似するように段差形成部がPDM
    パルスを階段状に上昇および下降させることを特徴とす
    る請求項1記載のデジタルアナログコンバータ。
  3. 【請求項3】 PDMパルスの階段状の遷移の包絡線
    が、指数関数のカーブに近似するように段差形成部がP
    DMパルスを階段状に上昇および下降させることを特徴
    とする請求項1記載のデジタルアナログコンバータ。
  4. 【請求項4】 デジタル信号に従って、PWMパルスを
    成形する成形部と、上記成形部に組み込まれており、P
    WMパルスの上昇と下降のいずれかまたは両方を階段状
    に遷移させる段差形成部とを備えることを特徴とするデ
    ジタルアナログコンバータ。
  5. 【請求項5】 クロックパルスのリーディングエッジお
    よびトレイリングエッジで、段差形成部がPWMパルス
    を階段状に上昇または下降させることを特徴とする請求
    項4記載のデジタルアナログコンバータ。
  6. 【請求項6】 段差形成部は、デジタル信号が供給され
    る複数の遅延素子と、デジタル信号および遅延素子の出
    力にそれぞれ基づいて、段差の契機になるトリガー信号
    を生成するトリガー信号生成部とを備えることを特徴と
    する請求項1または請求項4記載のデジタルアナログコ
    ンバータ。
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