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JP2003015580A - 映像表示装置およびこれに用いられる発光表示素子の故障検出方法 - Google Patents

映像表示装置およびこれに用いられる発光表示素子の故障検出方法

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JP2003015580A
JP2003015580A JP2001197814A JP2001197814A JP2003015580A JP 2003015580 A JP2003015580 A JP 2003015580A JP 2001197814 A JP2001197814 A JP 2001197814A JP 2001197814 A JP2001197814 A JP 2001197814A JP 2003015580 A JP2003015580 A JP 2003015580A
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Japan
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light emitting
emitting display
voltage
lighting
display element
Prior art date
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Application number
JP2001197814A
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Inventor
Terunaga Kanemitsu
輝長 金光
Tsutomu Eto
力 江藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JP2003015580A publication Critical patent/JP2003015580A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の映像表示装置において、発光表示素子
の不点灯故障をチェックする回路は、一旦、映像表示装
置の映像表示を停止してから、発光表示素子に電圧を印
加し、そのとき流れる電流の値を監視するものであっ
た。しかし、不点灯故障の多くは映像表示中に生じるの
で、従来の方法では故障を発見するのが遅れるという課
題があった。 【解決手段】 映像表示中の1フィールド101の垂直
帰線期間101a中に、点検の対象とする発光表示素子
3に電圧を印加し、このとき流れる電流を監視する。ま
た、同じ垂直帰線期間101a中に点検対象以外の全て
の発光表示素子に電圧を印加する111aことにより、
画面を見かけ上均一に発光させて、点検のための発光1
10aが目立たないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画素として発光
表示素子が配列された映像表示装置、およびこれに用い
られる発光表示素子の故障素子検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】発光素子を面状に配列して映像表示画面
を構成する形式の映像表示装置がある。例えば放電素子
を並べたいわゆるプラズマディスプレイや発光ダイオー
ドを配列したLEDディスプレイなどがある。このよう
なデイスプレイをこの発明では総称して映像表示装置と
いう。このような映像表示装置で使用している発光素子
はきわめて故障しにくいものが使用されているが、使用
数が膨大であるから、たまには故障して発光できなくな
るものが生じることもある。この場合発光しない部分は
黒い点として視認され映像の品質を低下させるので、早
期に発見して交換などの処置を行う必要がある。
【0003】そこで映像表示装置の故障した発光素子を
発見するための装置が従来から提案されている。図11
は特開平10−20831号公報に開示されたもので、
直流放電ランプを用いて構成した映像表示装置の不点灯
となっているランプの検出回路を廉価に構成することを
目的とした故障検出回路のブロック図である。図におい
て、30、31は1ドットの発光機能単位で、それぞれ
直流放電ランプ21と22を含んでいる。発光機能単位
の構成はどれも同じなので、以下発光機能単位30につ
いて説明する。放電ランプ21は、熱陰極型の直流放電
ランプであり、電源38はそれらのフィラメントの電源
である。
【0004】電源37は放電ランプ21の点灯電流用の
電源であり、抵抗24とトランジスタ33はともに放電
ランプ21に対して定電流駆動回路を構成している。放
電ランプ21に対してはトランジスタ28が対応し、点
灯状態を制御する。
【0005】電源39と抵抗27は、トランジスタ33
の“ON”状態の時のべ一ス電位をコントロールする。
電源39の電圧の大きさはトランジスタ33のべースー
エミッタ間の電圧の4〜5倍程度の大きさに設定され
る。抵抗24の抵抗値の大きさは放電ランプ21に流す
べき電流と電源39の電圧の大きさより設定される。
【0006】トランジスタ33は直流増幅率100以
上、抵抗27の抵抗値の大きさは抵抗24の4〜5倍程
度の大きさとする。コンパレータ43は、トランジスタ
33のべース電位をセンスするために設けられ、ダイオ
ード25によりべース電位をセンスする。また、ダイオ
ード25により、最も電位の低い状態をセンスできるよ
うに構成されている。
【0007】コンパレータ43の出力は不点灯チエック
シーケンサ40に入力される。不点灯チェックシーケン
サ40は、表示制御信号発生部41に対して、“ON”
させるランプを指示し、その指示に応じてトランジスタ
28のゲート電圧を制御する。不点灯チェックシーケン
サ40は、不点灯情報メモリ42に対して不点灯情報を
書き込める構成とする。
【0008】次に図11のものの動作について説明す
る。電源37、抵抗24およびトランジスタ33により
構成される定電流駆動回路により放電ランプ21に一定
の電流が流れる。トランジスタ33の状態は、トランジ
スタ28により制御され、トランジスタ28が“ON”
のときには放電ランプ21は電流が流れずに消灯する。
トランジスタ28が“OFF”のときに放電ランプ21
は電流が流れて点灯する。トランジスタ28の状態は、
表示制御信号発生部41より出力される電圧により制御
される。
【0009】トランジスタ33のべ一ス電位は、電源3
9に比べ抵抗27で発生する電圧降下分だけ高い電位と
なる。放電ランプ21に電流が流れる状態の時に、抵抗
24にはエミッタ電流による電圧降下が生じ、抵抗27
にはべース電流による電圧降下が生じる。トランジスタ
33を直流増幅率100以上、抵抗27の抵抗値の大き
さを抵抗24の4〜5倍程度の大きさとすると、放電ラ
ンプ21に電流が流れる時に、抵抗24の電圧降下は抵
抗27の電圧降下の20倍程度の大きさとなる。
【0010】電源39の電圧の大きさをトランジスタ3
3のべ一スーエミッタ間の電圧の4〜5倍程度の大きさ
に設定すると、放電ランプ21に電流が流れる時には、
抵抗24の電圧はほぼ一定に制御され、その結果、ラン
プにはほぼ一定の電流が流れる。トランジスタ28が
“ON”の時に、トランジスタ33のべ一ス電位は、電
源19のプラス側と同じ値となり、抵抗27の電圧降下
は、電源19の電圧と同じ大きさとなり、抵抗24の電
圧降下はゼロとなる。
【0011】放電ランプ21が何らかの故障で、電流が
流れないときには、トランジスタ33には、コレクタ電
流が流れないためにエミッタ電流=べース電流となっ
て、抵抗24での電圧降下は放電ランプ21の電流が流
れるときよりも十分小さな値となり、トランジスタ33
のべース電位は、ほぼ電源39のプラス側からトランジ
スタ33のべースーエミッタ電圧分低い電位となる。
【0012】コンパレータ43の入力端子35は、トラ
ンジスタ33のべース端子にダイオード25により接続
される。これにより、入力端子35にはトランジスタ3
3のべース電位のうちの低い方の電位よりダイオードの
電圧降下分大きい電位が現れる。入力端子36には、基
準電位発生用電源34が接続され、電源34は、トラン
ジスタ33のべ一ス電位の変化に対して、放電ランプ2
1のランプ電流が流れた時の入力端子35の電位よりも
高く、放電ランプ21のランプ電流が流れない時の入力
端子35の電位よりも低く設定される。
【0013】コンパレータ43は、入力端子35の電位
が入力端子36の電位よりも大きいときにHレベルを、
入力端子35の電位が入力端子36の電位よりも小さい
ときにLレベルを出力する。これにより、いずれかの放
電ランプに電流が流れたときに入力端子35に入力端子
36よりも小さい電位が現れ、コンパレータ43の出力
はLレベルとなる。
【0014】発光機能単位30のトランジスタ28と、
発光機能単位31の同じトランジスタのうちどちらか一
方のみを“OFF”状態とし、放電ランプ21、22の
一方のみに電流を流そうとした時の、コンパレータ出力
をチェックすることにより、放電ランプ21、22の不
点灯を知ることができる。
【0015】図11において、不点灯チェックシーケン
サ40は、表示制御信号発生部41に対し、ランプ2
1、22の一方のみを点灯する指令を与える。表示制御
信号発生部41の出力信号により放電ランプ21、22
の状態が決まり、コンパレータ43から電流の状態を示
すレベルが出力され、不点灯チェックシーケンサ40
は、現在点灯しているランプの点灯/不点灯を知ること
ができ、その情報を不点灯情報メモリ42に保持してお
く。
【0016】しかして、表示制御信号発生部41は、多
数配列されている放電ランブのうちの1個だけを点灯さ
せ、その点灯を総ての放電ランプについて順番にシーケ
ンス的に実行する。これらの点灯に対応して、コンパレ
ータ13はその都度入力端子15の電位を入力端子16
の基準電位との比較を行い、その比較結果を不点灯チエ
ックシーケンサ40に転送する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像表示装置で
は、点検の対象とする発光表示素子または全ての発光表
示素子をを点検しようとするときは、あらかじめ入力し
てある検査プログラムに従って、検査するランプを順に
点灯させる必要がある。順番に点灯する表示灯は、画面
上に光点の移動として視認されるので、映像表示を一時
的に停止して点検を行うことが必要で、実際上、映像表
示運転中には点検が実施できない。また、映像表示中に
発生した発光表示素子の故障は検出できないという課題
があった。
【0018】この発明は、上記のような課題を解消し、
検査中の光点が視認されず、従って、映像表示中である
か否かに関わりなく発光表示素子の故障検出が実行でき
る発光表示素子の故障検出方法と、この故障検出方法を
用いた映像表示装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明による映像表示
装置は、複数の発光表示素子を配列して構成した映像表
示画面、前記複数の発光表示素子に1フィールドの映像
信号を送って映像を表示させる映像表示期間と、この映
像表示期間に連続して設けられ前記映像を表示させない
垂直帰線期間とを設けて前記映像表示画面を制御する表
示制御ロジック、前記垂直帰線期間中に前記複数の発光
表示素子の少なくとも1個に電圧を印加して発光させ、
このとき前記発光表示素子に流れる電流の値があらかじ
め定めたレベル以下のとき、前記1個の発光素子が異常
であると判定して、前記1個の発光素子の前記映像表示
画面上の位置データを含む警報信号を出力する不点灯素
子検出回路を備えたものである。
【0020】また、前記不点灯素子検出回路は、前記電
圧を印加する発光表示素子を、1フィールドごとに順次
選択して切り替えるものである。
【0021】また、前記不点灯素子検出回路は、前記電
圧を印加する発光表示素子を、1フィールドごとに無秩
序に選択して切り替えるものである。
【0022】また、前記不点灯素子検出回路は、1の前
記垂直帰線期間中に前記電圧を印加した発光表示素子を
除いた他の全ての発光表示素子に対して前記電圧を印加
したタイミングとは別のタイミングで電圧を印加する反
転点灯指令を出力するものである。
【0023】また、前記不点灯素子検出回路は、前記電
圧を印加する時間長さを、使用している発光表示素子の
種類に応じて調整する調整回路を備えたものである。
【0024】また、1つの前記帰線期間中に複数の前記
発光表示素子に電圧を印加して点検を行うものである。
【0025】この発明による発光表示素子の故障検出方
法は、映像表示画面を構成する発光表示素子の中から、
故障検出の対象とする素子を選定し、その位置データを
得る素子選定手順、1の垂直帰線期間中に前記対象とし
た発光表示素子に電圧を印加する電圧印加手順、前記印
加した電圧によって対象とした発光表示素子に流れる電
流の大きさがあらかじめ定めた所定のレベル以下か否か
を判定する判定手順、前記判定手順で以下であると判定
したときこの発光表示素子が異常であるとして警報を出
力する警報手順、前記警報を出力した発光表示素子の位
置データを出力する位置データ出力手順、前記垂直帰線
期間中に前記対象とした発光表示素子以外の発光表示素
子に電流を流して画面の輝度を均一化する均一化手順、
1フィールドごとに前記全ての手順を繰り返す反復手順
を含むものである。
【0026】また、電圧印加手段により1帰線期間中に
複数の前記発光表示素子に電圧を印可するものである。
【0027】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1による映像表示装置の構成を図1に示す。また、
図1の構成による発光表示素子の動作を説明するタイム
チャートを図2に、映像表示画面上の動作説明を図3、
図4に示す。図1において、1は発光表示素子用電源
(以下電源という)である。2は電源1と発光表示素子
3との間に挿入された発光表示素子の不点灯検出回路
(以下不点灯素子検出回路という)である。ここでは発
光表示素子3は1個のみ示しているが、面状に多数の素
子を配置して映像表示画面(図示しない)が構成されて
いる。4はこの映像表示装置に外部から入力される画像
データである。5は画像データ4を一時的に記憶するR
AMである。6は発光表示素子3の不点灯故障情報や、
マイコン10の作業データを一時保管するRAM、7は
RAM5から映像データを読み込んで発光表示素子3の
ドライバ駆動用信号の生成などを行う表示制御ロジック
である。8は発光表示素子3を駆動するドライバ回路、
9はこの画像表示装置に表示素子の点検の実行などを指
令する外部命令、10はこれらを統括制御するマイコン
である。11は制御ロジック7などを含む制御ブロッ
ク、12はプログラムやマイコンの初期設定値などを記
憶する不揮発性ROMである。50は映像表示装置であ
り、図1の映像データ4と外部命令9を除くそれ以外の
部分を含んでいる。
【0028】次に動作について説明する。映像データ4
を表示するための動作については、公知の従来の表示動
作と同じなので、簡略に説明する。外部から入力される
映像データ4は、一旦、表示制御ブロック7に取り込ま
れ、映像データ用RAM5に記憶される。この記憶され
た映像データは、1フィールド分づつ再度表示制御ロジ
ック7に読み込み、必要な演算処理例えばコントラスト
などの調整処理を行った後、ドライバ回路8へ出力す
る。図2にこのように出力される映像信号のタイミング
を示す。第n番目のフィールドの映像信号101と次の
(n+1番目)のフィールドの映像信号102との間に
は、光点の走査位置を画面の端(一般には下端)から他
の端(上端)に戻すための時間などが必要であるため、
映像信号が出力されない期間(垂直帰線期間)101
a、102a・・・が設けられている。
【0029】図1の表示制御ブロック7は,図2の垂直
帰線期間、例えば101aの間に、任意の発光表示素子
(例えば1個)を対象とした不点灯故障検出を行う。こ
の不点灯故障検出は、前記1個の素子に対する点検用点
灯信号と、上記の対象以外の全ての発光表示素子を対象
として、前記不点灯故障検出用信号の点灯/不点灯指令
を反転した信号とを、続けて出力する。そして次の垂直
帰線期間中例えば102aに別の1個を対象とした同様
の信号を出力し、これを各垂直帰線期間中に順次繰り返
す。そして、例えば映像表示素子が全部でA個あったと
すると、A個のフィールドを表示し終えたとき全ての表
示素子の点検が一巡する。点検用点灯信号によって点灯
した発光表示素子3には所定の電流が流れるので、この
電流の大きさを、例えばマイコン10を用いて監視すれ
ば異常(不点灯)を検出することができる。
【0030】この不点灯故障検出用信号とその反転信号
とのタイミングを図3に説明する。図3(a)は1フィ
ールドの映像信号101と不点灯故障検出用信号110
aおよびその反転信号111aを示し、図3(b)はそ
の拡大図である。図において110は垂直帰線期間10
1aの前半部で点灯指令期間という。111は同じく後
半部で反転点灯指令期間という。点灯指令期間110と
反転点灯指令期間111とは、ほぼ同じ時間長さに区切
られている。そして、この垂直帰線期間101aの中の
点灯指令期間110の間に、故障検出を行う発光表示素
子1個に対して点灯指令110aを出力し、同じくこの
垂直帰線期間101aの中の反転点灯指令期間111の
間に故障検出を行わない発光表示素子に対して点灯指令
111aを出力する。
【0031】ここで点灯指令期間110も反転点灯指令
期間111もともにその全期間の中での時間位置が画面
を構成する発光表示素子の一つ一つに対応している。す
なわち、発光表示素子ドライバ8の内部はシフトレジス
タとラッチで構成してあり、これを駆動するドライブ信
号は表示制御ロジック7内で演算されたのちシリアル信
号として入力されるので、この映像データ上の位置によ
り、どの位置のデータであればどの位置の発光表示素子
に対応するかをあらかじめ決めることができる。点灯指
令期間110と画面上の対応する発光素子の位置関係の
一例を図4に示す。また、反転点灯指令期間111につ
いても同様である。
【0032】図4において、51は画面、52は水平走
査線である。l,k,m,nは説明の都合上、点灯指令
期間110の上に設けた位置を示しており、L,K,
M,Nは位置l,k,m,nに対応する画面上の発光素
子の位置を示している。すなわち、点灯指令期間110
または反転点灯指令期間111の左端から右端に至る位
置は、画面51の左上から画面の水平/垂直走査線に沿
って右下へと順に対応している。故障検出のため発光表
示素子3を点灯する時間110aはきわめて短いので、
これによる発光は光点としてはわずかにしか視認されな
いとはいうものの、点灯指令期間110しか設けていな
い場合、この光点がフィールドごとに規則正しく移動す
るため、線として視認されてしまう。しかし本発明では
故障検出のための点灯指令期間110のすぐ後に反転点
灯指令期間111を設けて、故障検出の対象でない表示
灯全部を点灯させているので、図5に示すように、画面
全体としては均一に光り、光点あるいは線として視認さ
れることがない。図5において118は点灯指令期間1
10のある瞬間の画面、119は前記画面の直後の反転
点灯指令期間111の画面、120は結果として目に見
える画面の状態を表したものである。以上の説明におい
て、1フィールドで故障検出する発光素子は1個である
として説明したが、複数個を同時に検出しても良い。
【0033】以上の動作を発光表示素子3の故障検出方
法としてその手順を図6のフローチャートに示し説明す
る。図6において、ステップS1は故障検出の対象とす
る素子を選定する素子選定手順である。この選定によっ
て対象素子の位置データを得る。ステップS2は垂直帰
線期間101a中に対象とする発光表示素子に電圧を印
加する(定電流回路から電流を流す)電圧印加手順であ
る。ステップS3は対象素子に流れる電流の大きさがあ
らかじめ定めた所定のレベル以下か否かを判定する判定
手順である。ステップS4はステップS3の判定手順で
以下であると判定したとき、この素子が異常であるとし
て警報を出力する警報手順である。ステップS5は警報
を出力した発光表示素子の位置データを出力する位置デ
ータ出力手順である。ステップS6は次のフィールドで
行う次の故障検出の対象素子位置を変更する手順であ
る。ステップS7はステップS2に続いて同じ垂直帰線
期間中に故障検出のため電流を流さなかった素子に電流
を流して画面の輝度を均一化する均一化手順である。以
上の各ステップを毎フィールドごとに繰り返す(反復手
順)。
【0034】実施の形態2.実施の形態1の説明では発
光表示素子3に流れる電流を、例えばマイコンを用いて
監視すると説明したが、以下に説明するようなアナログ
回路で構成することもできる。実施の形態1の図1の発
光表示素子の素子不点灯険出回路2の一例を図7に示
す。図3の点灯指令110aの入力により発光表示素子
3が発光すると、発光表示素子3に直列接続したダイオ
ード16に消費電流が流れ、発光しないと消費電流が流
れない。110aのタイミングで、不点灯故障検出用ダ
イオード16に電流が流れないとコンパレータ入力のマ
イナス端子の電圧よりも,コンパレータ入力のプラス端
子は高い電圧になるように抵抗値があらかじめ設定され
ていて、コンパレータ出力はHとなる。
【0035】発光表示素子3が正常なときは故障検出ダ
イオード16には電流が流れ、故障検出ダイオードのカ
ソード電位が下がり、コンパレータ入力(一)の基準電
圧よりもコンパし一タ入力(+)が低くなるとコンパレ
ータ出力はLとなる。このように、不点灯素子検出回路
2は発光表示素子に流れる表示素子電流を監視して発光
しているかいないか、つまり、不点灯故障か否かを判定
することが可能になる。図7で故障検出用ダイオード1
6の挿入箇所は図の位置に限るものではなく、発光表示
素子3に直列接続された位置でさえあればよい。図7の
不点灯素子検出回路2の出力はそのタイミングから故障
している素子の位置を判定し、その結果を表示制御ロジ
ック7へと出力し、メモリ6に出力して外部から参照す
ることを可能にする。上記の故障検出は、検出対象とす
る素子の位置を順次移動し、図8に示すように1フイー
ルドごとに一点ずつ検査する。フィールドが進むごとに
検査対象となる表示灯の位置が変化する。
【0036】図7の回路では、1個のコンパレータ15
を全表示灯に対応させているため、例えば1垂直帰線期
間中に2個を点検するようにした場合、2個の故障/正
常を分離して出力することができなくなる。しかし、不
点灯故障は表示画面をよく見れば見つけることができる
ので、例えば隣同士の2個の内、いずれか一方が故障で
あるという情報が出力されれば実用上は十分であり、検
出の効率は2倍に高くなるので、1垂直帰線期間中に複
数個を点検するときにも同じ回路を使用することができ
る。
【0037】実施の形態3.実施の形態1、2の故障検
出方法では、検出のため発光表示素子3に電流を流すの
で、素子が点灯し、画面が無用の発光をするため、それ
だけ画像品質が低下する。そこでこの発光をできるだけ
低くする方法を説明する。図9は不点灯故障の検出を行
うための短縮した点灯指令期間110と反転点灯指令期
間111とを示すもので、いずれも基線期間101aの
例えば1/2とか1/3の時間に縮小している。このよ
うにした場合、実施の形態2で説明した電流検出のため
のコンパレータ15は動作速度をより速くしたものを使
用する必要があるが、例えば発光表示素子3として発光
ダイオードを使用した例について説明すると、点灯指令
期間110を2μsとしても、十分に不点灯故障の検出
が可能であった。このとき1フィールド16.6msに
おける不点灯故障検出発光率は0.01%と微少輝度と
なって、ほとんど視認することができない程度であっ
た。この故障検出可能な最小時間は発光素子の種類によ
り変わるので、不点灯素子検出回路2としては調整可能
にしておくことが望ましい。なお、点灯指令期間110
と反転点灯指令期間111の垂直帰線期間101a内に
おける位置は図の位置に限定されるものではなく、前後
してもよく、たとえば反転点灯指令期間111が前に、
点灯指令期間110が後になつていても良い。
【0038】実施の形態4.実施の形態2の図8におい
て、点検する対象素子の位置はフィールドごとに規則正
しく移動すると説明したが、規則正しく移動すると、反
転点灯により平均化されているとはいえ、それだけ目に
付きやすくなる。そこで、1フィールドごとに故障検出
対象の表示素子の位置を、例えば、乱数表を用いて不規
則(無秩序)に決定しても良い。ここで言う不規則(無
秩序)とは順次選択される表示素子の位置に規則性がな
いことを言う。
【0039】実施の形態5.実施の形態1から4の説明
では、1フィールドごとに1個の発光表示素子の故障の
検出を行っているが、実施の形態3で説明したように、
検出時間を短くすると1フィールド中に複数の発光素子
の故障検出を行うことも可能である。図10は、1フィ
ールド中に3個の発光表示素子の故障検出を実行するよ
うにした場合を示す。図において130、131、13
2はそれぞれ第1個目、第2個目、第3個目の不点灯故
障検出用信号、133は反転点灯信号である。第1個
目、第2個目、第3個目の不点灯故障検出用信号13
0、131、132の位置は規則性を持たせても不規則
にしてもどちらでも良いが、同時に同じ点の検出を行わ
ないようにする方が望ましい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明の映像表示装置
は垂直帰線期間中に発光表示素子の故障検出を実行して
いるので、映像表示を続行しながら故障検出を行うこと
ができる。
【0041】また、画面1フィールドごとに故障検出す
る素子を切り替えていくので、全ての発光表示素子の故
障検出を映像表示の続行中に実施できる。
【0042】また、画面1フィールドごとに故障検出す
る素子を切り替えるとき、無秩序に切り替えていくの
で、故障検出のため発光している素子が目立たず、映像
の品質を落とすことがない。
【0043】また、故障検出する発光素子と、故障検出
の対象でない発光素子とを少しのタイミング差でともに
点灯させるので、画面が均一に発光して映像表示の品質
を落とすことがない。
【0044】また、故障検出のため発光させる時間長さ
を発光表示素子の種類に応じて調整できるので、各種の
表示装置に適用できる。
【0045】また、この映像表示装置は1帰線期間中に
複数の発光表示素子の点検を行えるので、点検の効率が
向上する。
【0046】この発明の発光表示素子の故障検出方法
は、垂直帰線期間中に対象とする発光表示素子に電圧を
印加してその電流のレベルにより素子の異常を検出する
手順を含んでいるので、映像表示を継続しながら故障の
検出を行うことができる。
【0047】また、この発光表示素子の故障検出方法
は、1帰線期間中に複数の素子の点検を行う方法なので
点検効率がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による映像表示装置
の構成図である。
【図2】 図1の動作を説明する映像信号のタイミング
説明図である。
【図3】 図2の詳細説明図である。
【図4】 図2の動作説明図である。
【図5】 図2の動作説明図である。
【図6】 実施の形態1の動作を説明するフローチャー
トである。
【図7】 実施の形態2の故障判定のための電流比較回
路である。
【図8】 実施の形態3の故障検出を実行するタイミン
グの説明図である。
【図9】 実施の形態4のタイミングの説明図である。
【図10】 実施の形態5のタイミングの説明図であ
る。
【図11】 従来の映像表示装置の構成図である。
【符号の説明】 1 発光表示素子用電源、 2 不点灯素子検出回
路、3 発光表示素子、 7 表示制御ロジック、8
ドライバ回路、 10 マイコン、11 制御ブロ
ック、101 n番目のフィールドの映像信号、101
a 垂直帰線期間、 110 点灯指令期間、111
反転点灯指令期間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C080 AA04 BB05 DD15 EE25 FF09 GG02 JJ01 JJ02 JJ03 JJ04 JJ07 5G435 AA01 AA17 AA19 BB01 CC09 KK05 KK10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光表示素子を配列して構成した
    映像表示画面、 前記複数の発光表示素子に1フィールドの映像信号を送
    って映像を表示させる映像表示期間と、この映像表示期
    間に連続して設けられ前記映像を表示させない垂直帰線
    期間とを設けて前記映像表示画面を制御する表示制御ロ
    ジック、 前記垂直帰線期間中に前記複数の発光表示素子の少なく
    とも1個に電圧を印加して発光させ、このとき前記発光
    表示素子に流れる電流の値があらかじめ定めたレベル以
    下のとき、前記1個の発光素子が異常であると判定し
    て、前記1個の発光素子の前記映像表示画面上の位置デ
    ータを含む警報信号を出力する不点灯素子検出回路を備
    えたことを特徴とする映像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記不点灯素子検出回路は、前記電圧を
    印加する発光表示素子を、1フィールドごとに順次選択
    して切り替えることを特徴とする請求項1に記載の映像
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記不点灯素子検出回路は、前記電圧を
    印加する発光表示素子を、1フィールドごとに無秩序に
    選択して切り替えることを特徴とする請求項2に記載の
    映像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記不点灯素子検出回路は、1の前記垂
    直帰線期間中に前記電圧を印加した発光表示素子を除い
    た他の全ての発光表示素子に対して、前記電圧を印加し
    たタイミングとは別のタイミングで電圧を印加すること
    により、見かけの画面輝度を均一化する反転点灯指令を
    出力することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    一項に記載の映像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記不点灯素子検出回路は、前記電圧を
    印加する時間長さを、使用している発光表示素子の種類
    に応じて調整する調整回路を備えたことを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれか一項に記載の映像表示装置。
  6. 【請求項6】 1つの前記帰線期間中に複数の前記発光
    表示素子に電圧を印加して点検を行うことを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれか一項に記載の映像表示装
    置。
  7. 【請求項7】 映像表示画面を構成する発光表示素子の
    中から、故障検出の対象とする素子を選定し、その位置
    データを得る素子選定手順、 1の垂直帰線期間中に前記対象とした発光表示素子に電
    圧を印加する電圧印加手順、 前記印加した電圧によって対象とした発光表示素子に流
    れる電流の大きさがあらかじめ定めた所定のレベル以下
    か否かを判定する判定手順、 前記判定手順で以下であると判定したとき、この発光表
    示素子が異常であるとして警報を出力する警報手順、 前記警報を出力した発光表示素子の位置データを出力す
    る位置データ出力手順、 前記垂直帰線期間中に前記対象とした発光表示素子以外
    の発光表示素子に電流を流して画面の輝度を均一化する
    均一化手順、 1フィールドごとに前記全ての手順を繰り返す反復手順
    を含むことを特徴とする発光表示素子の故障検出方法。
  8. 【請求項8】 電圧印加手段により1帰線期間中に複数
    の前記発光表示素子に電圧を印可することを特徴とする
    請求項7に記載の発光表示素子の故障検出方法。
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