JP2003014014A - 電動ブレーキ装置 - Google Patents
電動ブレーキ装置Info
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- JP2003014014A JP2003014014A JP2001199288A JP2001199288A JP2003014014A JP 2003014014 A JP2003014014 A JP 2003014014A JP 2001199288 A JP2001199288 A JP 2001199288A JP 2001199288 A JP2001199288 A JP 2001199288A JP 2003014014 A JP2003014014 A JP 2003014014A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特別の組付部材に頼ることなく簡単にブレー
キ解除を行うことができる電動ブレーキ装置を提供す
る。 【解決手段】 ピストン11と、モータ12と該モータ
の回転を直線運動に変換してピストン11に伝達するボ
ールランプ機構13とを配設してなるキャリパ2をキャ
リア1に浮動可能に支持させ、ピストン11を推進して
一方のブレーキパッド4をディスクロータDの一面に押
付けると共に、その反動を利用してキャリパ2の爪部5
aにより他方のブレーキパッド3をディスクロータDの
他面に押付けて制動力を発生する電動ブレーキ装置にお
いて、前記キャリパ2の爪部5aにねじ孔45を設けて
おき、モータ12の故障でブレーキがロックした場合
は、該ねじ孔45にねじ部材46をねじ込んで、他方の
ブレーキパッド3を押圧し、その反作用でピストン11
を後退させてブレーキ解除を行う。
キ解除を行うことができる電動ブレーキ装置を提供す
る。 【解決手段】 ピストン11と、モータ12と該モータ
の回転を直線運動に変換してピストン11に伝達するボ
ールランプ機構13とを配設してなるキャリパ2をキャ
リア1に浮動可能に支持させ、ピストン11を推進して
一方のブレーキパッド4をディスクロータDの一面に押
付けると共に、その反動を利用してキャリパ2の爪部5
aにより他方のブレーキパッド3をディスクロータDの
他面に押付けて制動力を発生する電動ブレーキ装置にお
いて、前記キャリパ2の爪部5aにねじ孔45を設けて
おき、モータ12の故障でブレーキがロックした場合
は、該ねじ孔45にねじ部材46をねじ込んで、他方の
ブレーキパッド3を押圧し、その反作用でピストン11
を後退させてブレーキ解除を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータのトルクに
よって制動力を発生させる電動ブレーキ装置に係り、特
に強制的にブレーキを解除するブレーキ解除機構を備え
た電動ブレーキ装置に関する。
よって制動力を発生させる電動ブレーキ装置に係り、特
に強制的にブレーキを解除するブレーキ解除機構を備え
た電動ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動ブレーキ装置としては、ピストン
と、モータと該モータの回転を直線運動に変換して前記
ピストンに伝達する回転−直動変換機構とを配設してな
るキャリパを車両の非回転部に固定されるキャリアに浮
動可能に支持させ、前記モータの回転に応じて前記ピス
トンを推進して前記キャリアに支持される一対のブレー
キパッドの一方をディスクロータの一面に押付けると共
に、その反動を利用してキャリパの爪部により前記ブレ
ーキパッドの他方をディスクロータの他面に押付けて制
動力を発生するものがある。
と、モータと該モータの回転を直線運動に変換して前記
ピストンに伝達する回転−直動変換機構とを配設してな
るキャリパを車両の非回転部に固定されるキャリアに浮
動可能に支持させ、前記モータの回転に応じて前記ピス
トンを推進して前記キャリアに支持される一対のブレー
キパッドの一方をディスクロータの一面に押付けると共
に、その反動を利用してキャリパの爪部により前記ブレ
ーキパッドの他方をディスクロータの他面に押付けて制
動力を発生するものがある。
【0003】このような電動ブレーキ装置においては、
ピストンに推力が発生している制動中、モータ故障など
によりピストンが制御不能になると、前記回転−直動変
換機構の逆作動性が低いため、ピストンに推力が残存し
てブレーキがロックしたままとなる。そこで従来、例え
ば特開2000−74110号公報に記載のものでは、
キャリパの爪部の背面側に楔状部材を配置し、この楔状
部材を、爪部を通したボルトにより該爪部の背面に楔合
固定して、モータ故障時には、前記ボルトをゆるめて楔
状部材の位置を変更して、ブレーキ解除を行う対策を採
っている。
ピストンに推力が発生している制動中、モータ故障など
によりピストンが制御不能になると、前記回転−直動変
換機構の逆作動性が低いため、ピストンに推力が残存し
てブレーキがロックしたままとなる。そこで従来、例え
ば特開2000−74110号公報に記載のものでは、
キャリパの爪部の背面側に楔状部材を配置し、この楔状
部材を、爪部を通したボルトにより該爪部の背面に楔合
固定して、モータ故障時には、前記ボルトをゆるめて楔
状部材の位置を変更して、ブレーキ解除を行う対策を採
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記楔
状部材を備えたブレーキ解除機構によれば、ピストンに
高推力が発生している場合は、楔状部材の位置変更が極
めて困難で、ブレーキ解除に長時間を要するという問題
があった。また、楔状部材を別途用意してキャリパに組
付けておかなければならないため、組立工数の増加によ
る製造コストの上昇が避けられないという問題もあっ
た。本発明は、上記した技術的背景に鑑みてなされたも
のであり、その課題とするところは、特別の組付部材に
頼ることなく簡単にブレーキ解除を行うことができる電
動ブレーキ装置を提供することにある。
状部材を備えたブレーキ解除機構によれば、ピストンに
高推力が発生している場合は、楔状部材の位置変更が極
めて困難で、ブレーキ解除に長時間を要するという問題
があった。また、楔状部材を別途用意してキャリパに組
付けておかなければならないため、組立工数の増加によ
る製造コストの上昇が避けられないという問題もあっ
た。本発明は、上記した技術的背景に鑑みてなされたも
のであり、その課題とするところは、特別の組付部材に
頼ることなく簡単にブレーキ解除を行うことができる電
動ブレーキ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ピストンと、モータと該モータの回転を
直線運動に変換して前記ピストンに伝達する回転−直動
変換機構とを配設してなるキャリパを車両の非回転部に
固定されるキャリアに浮動可能に支持させ、前記モータ
の回転に応じて前記ピストンを推進して前記キャリアに
支持される一対のブレーキパッドの一方をディスクロー
タの一面に押付けると共に、その反動を利用してキャリ
パの爪部により前記ブレーキパッドの他方をディスクロ
ータの他面に押付けて制動力を発生する電動ブレーキ装
置において、前記キャリパの爪部に、前記他方のブレー
キパッドに対してディスクロータ側への押圧力を加える
操作部材を挿入させるための貫通孔を設けたことを特徴
とする。このように構成した電動ブレーキ装置において
は、モータ故障等によりブレーキがロックした場合に
は、キャリパの爪部に設けた貫通孔を通して操作部材を
挿入し、爪部に対向するブレーキパッドに押圧力を加え
ると、その反作用でピストンが後退し、ピストンの推力
が減じる。本発明は、上記爪部に設けた貫通孔がねじ孔
であり、操作部材としてのねじ部材が該ねじ孔にねじ込
まれる構成とすることができ、この場合は、ねじ部材を
回螺操作するだけで、簡単にブレーキ解除を行うことが
できる。本発明はまた、爪部のおもて側に鍵状突起を一
体に設け、該鍵状突起を支点として回動可能な操作工具
に操作部材を持たせた構成とすることができ、この場合
は、鍵状突起に工具の先端を引掛けて回転させるだけ
で、ワンタッチでブレーキ解除を行うことができる。
め、本発明は、ピストンと、モータと該モータの回転を
直線運動に変換して前記ピストンに伝達する回転−直動
変換機構とを配設してなるキャリパを車両の非回転部に
固定されるキャリアに浮動可能に支持させ、前記モータ
の回転に応じて前記ピストンを推進して前記キャリアに
支持される一対のブレーキパッドの一方をディスクロー
タの一面に押付けると共に、その反動を利用してキャリ
パの爪部により前記ブレーキパッドの他方をディスクロ
ータの他面に押付けて制動力を発生する電動ブレーキ装
置において、前記キャリパの爪部に、前記他方のブレー
キパッドに対してディスクロータ側への押圧力を加える
操作部材を挿入させるための貫通孔を設けたことを特徴
とする。このように構成した電動ブレーキ装置において
は、モータ故障等によりブレーキがロックした場合に
は、キャリパの爪部に設けた貫通孔を通して操作部材を
挿入し、爪部に対向するブレーキパッドに押圧力を加え
ると、その反作用でピストンが後退し、ピストンの推力
が減じる。本発明は、上記爪部に設けた貫通孔がねじ孔
であり、操作部材としてのねじ部材が該ねじ孔にねじ込
まれる構成とすることができ、この場合は、ねじ部材を
回螺操作するだけで、簡単にブレーキ解除を行うことが
できる。本発明はまた、爪部のおもて側に鍵状突起を一
体に設け、該鍵状突起を支点として回動可能な操作工具
に操作部材を持たせた構成とすることができ、この場合
は、鍵状突起に工具の先端を引掛けて回転させるだけ
で、ワンタッチでブレーキ解除を行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の第1の実施の形態として
の電動ブレーキ装置を示したものである。同図におい
て、1は、ディスクロータDより車両内側に位置する車
両の非回転部(ナックル等)に固定されたキャリア、2
は、キャリア1にディスクロータDの軸方向へ浮動可能
に支持されたキャリパ、3,4は、ディスクロータDの
両側に配置された一対のブレーキパッドであり、ブレー
キパッド3,4はディスクロータDの軸方向に移動可能
にキャリア1に支持されている。キャリパ2は、先端側
に爪部5aを有する爪部材5と、この爪部材5の基端側
にボルト(図示略)により結合された環状の基体6と、
この基体6にボルト7により共に結合されたリング状支
持板8およびモータケース9とからなる組立型のキャリ
パ本体10を備えており、前記爪部材5の爪部5aが車
両外側のブレーキパッド3の背面に近接して配置されて
いる。
の電動ブレーキ装置を示したものである。同図におい
て、1は、ディスクロータDより車両内側に位置する車
両の非回転部(ナックル等)に固定されたキャリア、2
は、キャリア1にディスクロータDの軸方向へ浮動可能
に支持されたキャリパ、3,4は、ディスクロータDの
両側に配置された一対のブレーキパッドであり、ブレー
キパッド3,4はディスクロータDの軸方向に移動可能
にキャリア1に支持されている。キャリパ2は、先端側
に爪部5aを有する爪部材5と、この爪部材5の基端側
にボルト(図示略)により結合された環状の基体6と、
この基体6にボルト7により共に結合されたリング状支
持板8およびモータケース9とからなる組立型のキャリ
パ本体10を備えており、前記爪部材5の爪部5aが車
両外側のブレーキパッド3の背面に近接して配置されて
いる。
【0008】キャリパ2はまた、車両内側のブレーキパ
ッド4の背面に当接可能なピストン11と、モータ12
と、このモータ12の回転を直線運動に変換して前記ピ
ストン11に伝えるボールランプ機構(回転−直動変換
機構)13と、モータ12の回転を減速して前記ボール
ランプ機構13に伝える差動減速機構14とを備えてい
る。
ッド4の背面に当接可能なピストン11と、モータ12
と、このモータ12の回転を直線運動に変換して前記ピ
ストン11に伝えるボールランプ機構(回転−直動変換
機構)13と、モータ12の回転を減速して前記ボール
ランプ機構13に伝える差動減速機構14とを備えてい
る。
【0009】上記ピストン11は、大径の本体部15と
小径の軸部16とを連設してなっており、その本体部1
5が車両内側のブレーキパッド4に近接して配置されて
いる。ピストン11の軸部16には軸穴16aが設けら
れており、ピストン11は、その軸穴16aに前記モー
タケース9の端板17から延ばしたロッド18の先端部
を挿入させることにより、該ロッド18に摺動可能にか
つ回転不能に支持されている。なお、ピストン11の本
体部15とキャリパ本体10の爪部材5との間には、キ
ャリパ本体10内を外部から閉塞するゴム製のカバー1
9が張設されている。
小径の軸部16とを連設してなっており、その本体部1
5が車両内側のブレーキパッド4に近接して配置されて
いる。ピストン11の軸部16には軸穴16aが設けら
れており、ピストン11は、その軸穴16aに前記モー
タケース9の端板17から延ばしたロッド18の先端部
を挿入させることにより、該ロッド18に摺動可能にか
つ回転不能に支持されている。なお、ピストン11の本
体部15とキャリパ本体10の爪部材5との間には、キ
ャリパ本体10内を外部から閉塞するゴム製のカバー1
9が張設されている。
【0010】上記モータ12は、モータケース9に嵌合
固定されたステータ20と、ステータ20内に配置され
た中空ロータ21とを備え、ロータ21は、モータケー
ス9および前記支持板8に軸受22,23によって回動
可能に支持されている。モータ12は、コントローラ
(図示せず)からの指令でロータ21を所望トルクで所
望角度だけ回転させるように作動し、そのロータ21の
回転角は、ロータ21に固定したレゾルバロータ24と
モータケース9の端板17に固定したレゾルバステータ
25とからなる回転検出器26によって検出されるよう
になっている。なお、モータケース9には、モータ12
のステータ20および回転検出器26と前記コントロー
ラとを接続する信号線27が取り回されている。
固定されたステータ20と、ステータ20内に配置され
た中空ロータ21とを備え、ロータ21は、モータケー
ス9および前記支持板8に軸受22,23によって回動
可能に支持されている。モータ12は、コントローラ
(図示せず)からの指令でロータ21を所望トルクで所
望角度だけ回転させるように作動し、そのロータ21の
回転角は、ロータ21に固定したレゾルバロータ24と
モータケース9の端板17に固定したレゾルバステータ
25とからなる回転検出器26によって検出されるよう
になっている。なお、モータケース9には、モータ12
のステータ20および回転検出器26と前記コントロー
ラとを接続する信号線27が取り回されている。
【0011】回転−直動変換機構としてのボールランプ
機構13は、キャリパ本体10の環状基体6の内周部に
クロスローラ軸受30を介して回動可能に支持されたリ
ング状第1ディスク31とピストン10の軸部16に螺
合されたリング状第2ディスク32と、両ディスク31
と32との間に介装されたボール33とを備えている。
機構13は、キャリパ本体10の環状基体6の内周部に
クロスローラ軸受30を介して回動可能に支持されたリ
ング状第1ディスク31とピストン10の軸部16に螺
合されたリング状第2ディスク32と、両ディスク31
と32との間に介装されたボール33とを備えている。
【0012】上記ボール33は、第1ディスク31およ
び第2ディスク32の対向面に、それぞれ円周方向に沿
って円弧状に形成された3つのボール溝34と35との
間に装入されている。ボール溝34,35は、それぞれ
同方向に傾斜して、等しい中心角(例えば90°)の範囲
で等間隔に配置されており、いま、第1ディスク31が
第2ディスク32に対して、図2の右方向から見て時計
回りに回転するとき、第2ディスク32が同図の左方向
へ前進(直線移動)する。この時、第2ディスク32と
前記ピストン11の軸部16との間の螺合部にはかなり
の抵抗があり、これにより第2ディスク32は回転しな
いで前進し、これに応じてピストン11が前進(推進)
し、車両内側のブレーキパッド4をディスクロータDに
対して押付けるように作動する。
び第2ディスク32の対向面に、それぞれ円周方向に沿
って円弧状に形成された3つのボール溝34と35との
間に装入されている。ボール溝34,35は、それぞれ
同方向に傾斜して、等しい中心角(例えば90°)の範囲
で等間隔に配置されており、いま、第1ディスク31が
第2ディスク32に対して、図2の右方向から見て時計
回りに回転するとき、第2ディスク32が同図の左方向
へ前進(直線移動)する。この時、第2ディスク32と
前記ピストン11の軸部16との間の螺合部にはかなり
の抵抗があり、これにより第2ディスク32は回転しな
いで前進し、これに応じてピストン11が前進(推進)
し、車両内側のブレーキパッド4をディスクロータDに
対して押付けるように作動する。
【0013】一方、第2ディスク32の、ピストン11
の軸部16に螺合された部分にはモータケース9の端板
17側へ大きく延長する延長筒部36が連設されてお
り、この延長筒部36内には、前記ロッド18に一端が
係止され、該延長筒部36を介して常時は第2ディスク
32を第1ディスク31側へ付勢する皿ばね37が配設
されている。これにより、ボールランプ機構13のボー
ル33は2つのディスク31と32との間に強圧され、
第1ディスク31が第2ディスク32に対して、図2の
右方向から見て反時計回りに回転するとき、第2ディス
ク32が同図の右方向へ後退し、ピストン11がブレー
キパッド4から離間するようになる。なお、第2ディス
ク32の延長筒部36の周りには、ブレーキパッド4の
摩耗にピストン11を追従させるリミッタ機構38が配
設されている。
の軸部16に螺合された部分にはモータケース9の端板
17側へ大きく延長する延長筒部36が連設されてお
り、この延長筒部36内には、前記ロッド18に一端が
係止され、該延長筒部36を介して常時は第2ディスク
32を第1ディスク31側へ付勢する皿ばね37が配設
されている。これにより、ボールランプ機構13のボー
ル33は2つのディスク31と32との間に強圧され、
第1ディスク31が第2ディスク32に対して、図2の
右方向から見て反時計回りに回転するとき、第2ディス
ク32が同図の右方向へ後退し、ピストン11がブレー
キパッド4から離間するようになる。なお、第2ディス
ク32の延長筒部36の周りには、ブレーキパッド4の
摩耗にピストン11を追従させるリミッタ機構38が配
設されている。
【0014】差動減速機構14は、モータ12のロータ
21の、ディスクロータD側への延長端部に形成された
偏心軸40、この偏心軸40に軸受41を介して回動可
能に嵌装された偏心板42、この偏心板42と前記キャ
リパ本体10の支持板8との間に介装されたオルダム機
構43および偏心板42と前記ボールランプ機構13の
第1ディスク31との間に介装されたサイクロイドボー
ル減速機構44からなっている。偏心板42は、前記オ
ルダム機構43の作動により偏心軸40の回転に応じて
自転せずに公転運動をし、一方、この偏心板42の公転
運動に応じてサイクロイドボール減速機構44が作動し
て、ボールランプ機構13の第1ディスク31がロータ
21と一定の回転比で回転するようになる。なお、図1
中、O1はロータ21の回転中心を、O2 は偏心軸40
の回転中心を、δは両者の偏心量をそれぞれ示してい
る。
21の、ディスクロータD側への延長端部に形成された
偏心軸40、この偏心軸40に軸受41を介して回動可
能に嵌装された偏心板42、この偏心板42と前記キャ
リパ本体10の支持板8との間に介装されたオルダム機
構43および偏心板42と前記ボールランプ機構13の
第1ディスク31との間に介装されたサイクロイドボー
ル減速機構44からなっている。偏心板42は、前記オ
ルダム機構43の作動により偏心軸40の回転に応じて
自転せずに公転運動をし、一方、この偏心板42の公転
運動に応じてサイクロイドボール減速機構44が作動し
て、ボールランプ機構13の第1ディスク31がロータ
21と一定の回転比で回転するようになる。なお、図1
中、O1はロータ21の回転中心を、O2 は偏心軸40
の回転中心を、δは両者の偏心量をそれぞれ示してい
る。
【0015】しかして、上記キャリパ本体10を構成す
る爪部材5の爪部5aには、ねじ孔(貫通孔)45が設
けられている。このねじ孔45は、前記ロータ21の回
転中心O1 すなわちピストン11の軸心とほぼ同心上に
形成されており、これには、後述のブレーキ解除が必要
になった際、ねじ部材(操作部材)46がねじ込まれる
ようになっている。
る爪部材5の爪部5aには、ねじ孔(貫通孔)45が設
けられている。このねじ孔45は、前記ロータ21の回
転中心O1 すなわちピストン11の軸心とほぼ同心上に
形成されており、これには、後述のブレーキ解除が必要
になった際、ねじ部材(操作部材)46がねじ込まれる
ようになっている。
【0016】以下、上記のように構成した電動ブレーキ
装置の作用について説明する。制動時(ブレーキ時)に
は、コントローラ(図示せず)からの指令でモータ12
のロータ21が所定のトルクで時計回りに回転すると、
これと一体に偏心軸40が回転し、偏心板42が、オル
ダム機構43により自転せずに公転運動をする。そし
て、この偏心板42の公転運動により、サイクロイドボ
ール減速機構44が作動し、ボールランプ機構13の第
1ディスク31がロータ21と一定の回転比をもって回
転する。一方、第2ディスク32は、ピストン11の軸
部16に対する螺合部の抵抗により回転が規制されてい
るので、前記第1ディスク31の回転に応じて前進す
る。
装置の作用について説明する。制動時(ブレーキ時)に
は、コントローラ(図示せず)からの指令でモータ12
のロータ21が所定のトルクで時計回りに回転すると、
これと一体に偏心軸40が回転し、偏心板42が、オル
ダム機構43により自転せずに公転運動をする。そし
て、この偏心板42の公転運動により、サイクロイドボ
ール減速機構44が作動し、ボールランプ機構13の第
1ディスク31がロータ21と一定の回転比をもって回
転する。一方、第2ディスク32は、ピストン11の軸
部16に対する螺合部の抵抗により回転が規制されてい
るので、前記第1ディスク31の回転に応じて前進す
る。
【0017】この時、上記サイクロイドボール減速機構
44における、偏心板42側のサイクロイド溝の基準円
の直径をd、第1ディスク31側のサイクロイド溝の基
準円の直径をDとすると、ボールランプ機構13の第1
ディスク31はロータ21と一定の回転比N{=(D−
d)/D}をもって回転する。この場合、第1ディスク
31が一回転するときのロータ21の回転数が減速比α
(=1/N)となる。そして、ロータ21が、ある角度θ
だけ回転すると、第1ディスク21の回転角θ A はθ/
αとなり、ボールランプ機構13のボール溝34、35
の傾斜(リード)をLとすると、第2ディスク32はδ
{=(L/360)×(θ/α)}だけ前進することになる。
44における、偏心板42側のサイクロイド溝の基準円
の直径をd、第1ディスク31側のサイクロイド溝の基
準円の直径をDとすると、ボールランプ機構13の第1
ディスク31はロータ21と一定の回転比N{=(D−
d)/D}をもって回転する。この場合、第1ディスク
31が一回転するときのロータ21の回転数が減速比α
(=1/N)となる。そして、ロータ21が、ある角度θ
だけ回転すると、第1ディスク21の回転角θ A はθ/
αとなり、ボールランプ機構13のボール溝34、35
の傾斜(リード)をLとすると、第2ディスク32はδ
{=(L/360)×(θ/α)}だけ前進することになる。
【0018】そして、上記ボールランプ機構13の第2
ディスク32が前進する結果、ピストン11が推進し
て、車両内側のブレーキパッド4をディスクロータDに
対して押付け、その反力によってキャリパ2がキャリア
1に対して移動し、爪部材5の爪部5aが車両外側のブ
レーキパッド3をディスクロータDの外側面に押付け、
これによりモータ12のトルクに応じた制動力が発生す
る。一方、この制動状態からモータ12のロータ21を
逆回転させると、皿ばね37の付勢力により第2ディス
ク32およびピストン11が一体的に後退し、ディスク
ロータDへの押付け力が解放され、ブレーキが解除され
る。
ディスク32が前進する結果、ピストン11が推進し
て、車両内側のブレーキパッド4をディスクロータDに
対して押付け、その反力によってキャリパ2がキャリア
1に対して移動し、爪部材5の爪部5aが車両外側のブ
レーキパッド3をディスクロータDの外側面に押付け、
これによりモータ12のトルクに応じた制動力が発生す
る。一方、この制動状態からモータ12のロータ21を
逆回転させると、皿ばね37の付勢力により第2ディス
ク32およびピストン11が一体的に後退し、ディスク
ロータDへの押付け力が解放され、ブレーキが解除され
る。
【0019】しかして、制動中にモータ12が故障して
ピストン11が制御不能になると、前記ボールランプ機
構13および差動減速機構14が抵抗となってピストン
11に推力が残存し、ブレーキがロックしたままとな
る。このような事態になった場合は、別途用意したねじ
部材46を前記爪部5aのねじ孔45にねじ込む。する
と、該ねじ部材46の先端が車両外側のブレーキパッド
3の背面(裏板)に当接し、このねじ部材46のねじ込
みに応じて該ブレーキパッド3にディスクロータD側へ
の押圧力が作用する。すると、その反作用でピストン1
1に後退方向の力が加わり、その力がピストン11の後
退に必要なフリクションを超えると、ピストン11が後
退し始める。そして、ピストン11がある程度後退した
ところで、ねじ部材46を緩めると、ディスクロータD
に対するブレーキパッド3の押圧力が解放され、該ブレ
ーキパッド3がディスクロータDに軽く接触するか、わ
ずか離間する状態となって、ブレーキ解除がなされる。
したがって、その後は、残存する正常なブレーキ系統を
使用して安全な場所へ車両を移動することができる。
ピストン11が制御不能になると、前記ボールランプ機
構13および差動減速機構14が抵抗となってピストン
11に推力が残存し、ブレーキがロックしたままとな
る。このような事態になった場合は、別途用意したねじ
部材46を前記爪部5aのねじ孔45にねじ込む。する
と、該ねじ部材46の先端が車両外側のブレーキパッド
3の背面(裏板)に当接し、このねじ部材46のねじ込
みに応じて該ブレーキパッド3にディスクロータD側へ
の押圧力が作用する。すると、その反作用でピストン1
1に後退方向の力が加わり、その力がピストン11の後
退に必要なフリクションを超えると、ピストン11が後
退し始める。そして、ピストン11がある程度後退した
ところで、ねじ部材46を緩めると、ディスクロータD
に対するブレーキパッド3の押圧力が解放され、該ブレ
ーキパッド3がディスクロータDに軽く接触するか、わ
ずか離間する状態となって、ブレーキ解除がなされる。
したがって、その後は、残存する正常なブレーキ系統を
使用して安全な場所へ車両を移動することができる。
【0020】本第1の実施の形態においては、キャリパ
本体10を構成する爪部材5の爪部5aにねじ孔45を
形成するだけなので、ブレーキ解除のために、楔状部材
のような特別の部品をキャリパ2に組付ける必要はな
く、部品点数の削減並びに組立工数の削減による製造コ
ストの低減を達成できる。また、爪部材5の爪部5a
は、楔合面を設ける必要がないため、従前どおりの肉厚
で足り、キャリパ本体10が大型化することもない。本
第1の実施の形態においてはまた、モータ12のロータ
21の回転が差動減速機構14により十分に減速される
ので、モータ12に必要とされるトルクの可及的低減が
可能になり、その分、モータ12の小型化ひいてはキャ
リパ本体10の小型化を達成できる。
本体10を構成する爪部材5の爪部5aにねじ孔45を
形成するだけなので、ブレーキ解除のために、楔状部材
のような特別の部品をキャリパ2に組付ける必要はな
く、部品点数の削減並びに組立工数の削減による製造コ
ストの低減を達成できる。また、爪部材5の爪部5a
は、楔合面を設ける必要がないため、従前どおりの肉厚
で足り、キャリパ本体10が大型化することもない。本
第1の実施の形態においてはまた、モータ12のロータ
21の回転が差動減速機構14により十分に減速される
ので、モータ12に必要とされるトルクの可及的低減が
可能になり、その分、モータ12の小型化ひいてはキャ
リパ本体10の小型化を達成できる。
【0021】図2は、本発明の第2の実施の形態として
の電動ブレーキ装置を示したものである。なお、本電動
ブレーキ装置の全体的構成および作用は、上記第1の実
施の形態と変わるところがないので、ここでは、図1に
示した部分と同一部分に同一符号を付し、重複する説明
を省略することとする。本第2の実施の形態において
は、キャリパ本体10を構成する爪部材5の爪部5a
に、上記第1の実施の形態におけるねじ孔45に代え
て、単純な貫通孔50を設け、一方、該爪部材5の爪部
5aのおもて側上部に鍵状突起51を設け、さらに前記
貫通孔50に挿入可能は操作部材52を有する板状の操
作工具53を用意している。操作工具53の先端部は、
次第に板厚を減じるテーパ形状部となっており、操作工
具53は、そのテーパ形状部の先端に設けた係合爪53
aを前記鍵状突起51に係合させることで、該鍵状突起
51を支点に揺動可能となっている。しかして、操作部
材42は、前記鍵状突起51を支点に操作工具53を、
矢印F方向すなわち爪部5aに接近する方向へ回転させ
た際、丁度爪部5aの貫通孔50に入り込む位置に設け
られている。
の電動ブレーキ装置を示したものである。なお、本電動
ブレーキ装置の全体的構成および作用は、上記第1の実
施の形態と変わるところがないので、ここでは、図1に
示した部分と同一部分に同一符号を付し、重複する説明
を省略することとする。本第2の実施の形態において
は、キャリパ本体10を構成する爪部材5の爪部5a
に、上記第1の実施の形態におけるねじ孔45に代え
て、単純な貫通孔50を設け、一方、該爪部材5の爪部
5aのおもて側上部に鍵状突起51を設け、さらに前記
貫通孔50に挿入可能は操作部材52を有する板状の操
作工具53を用意している。操作工具53の先端部は、
次第に板厚を減じるテーパ形状部となっており、操作工
具53は、そのテーパ形状部の先端に設けた係合爪53
aを前記鍵状突起51に係合させることで、該鍵状突起
51を支点に揺動可能となっている。しかして、操作部
材42は、前記鍵状突起51を支点に操作工具53を、
矢印F方向すなわち爪部5aに接近する方向へ回転させ
た際、丁度爪部5aの貫通孔50に入り込む位置に設け
られている。
【0022】本第2の実施の形態によれば、制動中にモ
ータ12が故障してピストン11が制御不能になった場
合には、操作工具53を、その先端の係合爪53aを鍵
状突起51に係合させて矢印F方向へ回転させる。これ
により、操作工具53に設けた操作部材52が爪部5a
の貫通孔50に入り込み、車両外側のブレーキパッド3
をの背面に当接する。したがって、この状態からさらに
操作工具53を矢印F方向へ回転させると、鍵状突起5
1が支点、操作部材52の先端が作用点となって、操作
工具53がてこ状に機能し、該ブレーキパッド3にディ
スクロータD側への押圧力が作用する。すると、上記第
1の実施の形態と同様に、その反作用でピストン11に
後退方向の力が加わり、ピストン11が後退し始める。
そして、ピストン11がある程度後退したところで、操
作工具53を矢印F方向と逆方向へすなわち戻し方向へ
回転させると、ディスクロータDに対するブレーキパッ
ド3の押圧力が解放され、該ブレーキパッド3がディス
クロータDに軽く接触するか、わずか離間する状態とな
って、ブレーキ解除がなされる。本第2の実施の形態に
おいては、操作工具53の先端の係合爪53aを鍵状突
起51に引掛けて回転させるだけで、ワンタッチでブレ
ーキ解除を行うことができ、ブレーキ解除をより短時間
で実行することができる。
ータ12が故障してピストン11が制御不能になった場
合には、操作工具53を、その先端の係合爪53aを鍵
状突起51に係合させて矢印F方向へ回転させる。これ
により、操作工具53に設けた操作部材52が爪部5a
の貫通孔50に入り込み、車両外側のブレーキパッド3
をの背面に当接する。したがって、この状態からさらに
操作工具53を矢印F方向へ回転させると、鍵状突起5
1が支点、操作部材52の先端が作用点となって、操作
工具53がてこ状に機能し、該ブレーキパッド3にディ
スクロータD側への押圧力が作用する。すると、上記第
1の実施の形態と同様に、その反作用でピストン11に
後退方向の力が加わり、ピストン11が後退し始める。
そして、ピストン11がある程度後退したところで、操
作工具53を矢印F方向と逆方向へすなわち戻し方向へ
回転させると、ディスクロータDに対するブレーキパッ
ド3の押圧力が解放され、該ブレーキパッド3がディス
クロータDに軽く接触するか、わずか離間する状態とな
って、ブレーキ解除がなされる。本第2の実施の形態に
おいては、操作工具53の先端の係合爪53aを鍵状突
起51に引掛けて回転させるだけで、ワンタッチでブレ
ーキ解除を行うことができ、ブレーキ解除をより短時間
で実行することができる。
【0023】なお、上記2つの実施の形態においては、
モータ12の回転を直線運動に変換してピストン11に
伝達する回転−直動変換機構としてボールランプ機構1
3を用いたが、この回転−直動変換機構はボールねじ機
構を用いてもよいことはもちろんである。
モータ12の回転を直線運動に変換してピストン11に
伝達する回転−直動変換機構としてボールランプ機構1
3を用いたが、この回転−直動変換機構はボールねじ機
構を用いてもよいことはもちろんである。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る電動
ブレーキ装置によれば、キャリパの爪部に設けた貫通孔
を利用して、簡単にブレーキ解除を行うことができ、特
別の組付部材が不要になることもあって、製造コストの
低減を達成できる。
ブレーキ装置によれば、キャリパの爪部に設けた貫通孔
を利用して、簡単にブレーキ解除を行うことができ、特
別の組付部材が不要になることもあって、製造コストの
低減を達成できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態としての電動ブレー
キ装置の構造を示す断面図である。
キ装置の構造を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態としての電動ブレー
キ装置の構造を示す断面図である。
キ装置の構造を示す断面図である。
1 キャリア
2 キャリパ
3、4 ブレーキパッド
5 爪部材
5a 爪部
D ディスクロータ
10 キャリパ本体
11 ピストン
12 モータ
13 ボールランプ機構(回転−直動変換機構)
14 差動減速機構
45 爪部のねじ孔(貫通孔)
46 ねじ部材(操作部材)
50 爪部の貫通孔
51 鍵状突起
52 操作部材
53 操作工具
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3J058 AA43 AA48 AA53 AA63 AA78
AA87 BA17 BA62 BA80 CC15
CC26 CC56 CC76 FA01 FA11
FA21
Claims (3)
- 【請求項1】 ピストンと、モータと該モータの回転を
直線運動に変換して前記ピストンに伝達する回転−直動
変換機構とを配設してなるキャリパを車両の非回転部に
固定されるキャリアに浮動可能に支持させ、前記モータ
の回転に応じて前記ピストンを推進して前記キャリアに
支持される一対のブレーキパッドの一方をディスクロー
タの片側面に押付けると共に、その反動を利用してキャ
リパの爪部により前記ブレーキパッドの他方をディスク
ロータの他側面に押付けて制動力を発生する電動ブレー
キ装置において、前記キャリパの爪部に、前記他方のブ
レーキパッドに対してディスクロータ側への押圧力を加
える操作部材を挿入させるための貫通孔を設けたことを
特徴とする電動ブレーキ装置。 - 【請求項2】 爪部に設けた貫通孔がねじ孔であり、操
作部材としてのねじ部材が該ねじ孔にねじ込まれること
を特徴とする請求項1に電動ブレーキ装置。 - 【請求項3】 爪部のおもて側に鍵状突起を一体に設
け、該鍵状突起を支点に回動可能な操作工具に操作部材
を持たせたことを特徴とする請求項1に電動ブレーキ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001199288A JP2003014014A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 電動ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001199288A JP2003014014A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 電動ブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003014014A true JP2003014014A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19036599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001199288A Pending JP2003014014A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 電動ブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003014014A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1686029A1 (en) | 2005-01-27 | 2006-08-02 | Hitachi, Ltd. | Electrically powered brake system and control unit for electrically powered brake system |
| US7215090B2 (en) | 2004-02-27 | 2007-05-08 | Hitachi, Ltd. | Control apparatus for electric motor of inverter system and control apparatus for electro mechanical brake |
| JP2009287732A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 電動ディスクブレーキ |
| CN110936974A (zh) * | 2018-09-21 | 2020-03-31 | 比亚迪股份有限公司 | 制动器、轨道交通制动系统及轨道交通系统 |
| CN113280062A (zh) * | 2021-05-28 | 2021-08-20 | 长安大学 | 一种自锁式操纵机构制动器 |
-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001199288A patent/JP2003014014A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7215090B2 (en) | 2004-02-27 | 2007-05-08 | Hitachi, Ltd. | Control apparatus for electric motor of inverter system and control apparatus for electro mechanical brake |
| US7285927B2 (en) | 2004-02-27 | 2007-10-23 | Hitachi, Ltd. | Control apparatus for electric motor of inverter system and control apparatus for electro mechanical brake |
| EP1686029A1 (en) | 2005-01-27 | 2006-08-02 | Hitachi, Ltd. | Electrically powered brake system and control unit for electrically powered brake system |
| US7673949B2 (en) | 2005-01-27 | 2010-03-09 | Hitachi, Ltd. | Electrically powered brake system and control unit for electrically powered brake system |
| JP2009287732A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 電動ディスクブレーキ |
| CN110936974A (zh) * | 2018-09-21 | 2020-03-31 | 比亚迪股份有限公司 | 制动器、轨道交通制动系统及轨道交通系统 |
| CN110936974B (zh) * | 2018-09-21 | 2021-02-23 | 比亚迪股份有限公司 | 制动器、轨道交通制动系统及轨道交通系统 |
| CN113280062A (zh) * | 2021-05-28 | 2021-08-20 | 长安大学 | 一种自锁式操纵机构制动器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041129 |