JP2003014085A - 組立式カムシャフト - Google Patents
組立式カムシャフトInfo
- Publication number
- JP2003014085A JP2003014085A JP2001201610A JP2001201610A JP2003014085A JP 2003014085 A JP2003014085 A JP 2003014085A JP 2001201610 A JP2001201610 A JP 2001201610A JP 2001201610 A JP2001201610 A JP 2001201610A JP 2003014085 A JP2003014085 A JP 2003014085A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam piece
- shaft
- density
- cam
- warm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シャフト拡径処理時のカムピースの割れを未
然に防止することができる組立式カムシャフトを提供す
る。 【解決手段】 中空状のシャフト2をカムピース1内に
挿入した上でシャフト2を拡径処理することにより両者
を不離一体に固定してなる組立式カムシャフトにおい
て、カムピース1は、その密度が7.1〜7.4g/c
m3の範囲となるように温間成形した鉄系焼結成形体に
焼入れおよび焼戻しの熱処理を施したものをもって形成
されている。鉄系焼結成形体の組成としては、Cu:
1.5〜4重量%、C:0.7〜1.0重量%をそれぞ
れ含有し、残部をFeおよび不可避不純物とする。
然に防止することができる組立式カムシャフトを提供す
る。 【解決手段】 中空状のシャフト2をカムピース1内に
挿入した上でシャフト2を拡径処理することにより両者
を不離一体に固定してなる組立式カムシャフトにおい
て、カムピース1は、その密度が7.1〜7.4g/c
m3の範囲となるように温間成形した鉄系焼結成形体に
焼入れおよび焼戻しの熱処理を施したものをもって形成
されている。鉄系焼結成形体の組成としては、Cu:
1.5〜4重量%、C:0.7〜1.0重量%をそれぞ
れ含有し、残部をFeおよび不可避不純物とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の動弁系
の主要素として機能することになるカムシャフトに関
し、特に別々に形成した中空状のシャフトと焼結金属製
のカムピースとをシャフトの拡径(拡管)処理により相
互に一体化した組立式カムシャフトの改良に関する。
の主要素として機能することになるカムシャフトに関
し、特に別々に形成した中空状のシャフトと焼結金属製
のカムピースとをシャフトの拡径(拡管)処理により相
互に一体化した組立式カムシャフトの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の組立式カムシャフトとして、例
えば特開平8−333659号公報、特開平9−316
12号公報、特開平11−50210号公報に記載のも
ののほか、特開平10−339110号公報等に記載の
ものが提案されている。
えば特開平8−333659号公報、特開平9−316
12号公報、特開平11−50210号公報に記載のも
ののほか、特開平10−339110号公報等に記載の
ものが提案されている。
【0003】上記特開平8−333659号公報、特開
平9−31612号公報および特開平11−50210
号公報に記載の技術では、鉄(Fe)を主成分とする焼
結合金製のカムピース(カムロブ)の耐摩耗性向上を目
的としてモリブデンを含有させることを基本としてお
り、他方、特開平10−339110号公報に記載の技
術では、シャフト拡径時のカムピースの割れ対策とし
て、その内周側が外周側よりも硬さが低くなるように熱
処理時の条件を調整するようにしている。
平9−31612号公報および特開平11−50210
号公報に記載の技術では、鉄(Fe)を主成分とする焼
結合金製のカムピース(カムロブ)の耐摩耗性向上を目
的としてモリブデンを含有させることを基本としてお
り、他方、特開平10−339110号公報に記載の技
術では、シャフト拡径時のカムピースの割れ対策とし
て、その内周側が外周側よりも硬さが低くなるように熱
処理時の条件を調整するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平8−33365
9号公報、特開平9−31612号公報および特開平1
1−50210号公報に記載のように焼結合金の組成改
良に着目したものでは、それだけではシャフト拡径処理
時のカムピース側の割れ対策とはならず、なおも改善の
余地を残している。
9号公報、特開平9−31612号公報および特開平1
1−50210号公報に記載のように焼結合金の組成改
良に着目したものでは、それだけではシャフト拡径処理
時のカムピース側の割れ対策とはならず、なおも改善の
余地を残している。
【0005】また、特開平10−339110号公報に
記載のものでは、シャフト拡径時のカムピースの割れを
考慮したものではあるが、そのカムピースは熱間多段フ
ォーマーによって鍛造成形したものを使用することを前
提としているため、必ずしも焼結金属製のカムピースの
割れ対策となならず、上記と同様になおも改善の余地を
残している。
記載のものでは、シャフト拡径時のカムピースの割れを
考慮したものではあるが、そのカムピースは熱間多段フ
ォーマーによって鍛造成形したものを使用することを前
提としているため、必ずしも焼結金属製のカムピースの
割れ対策となならず、上記と同様になおも改善の余地を
残している。
【0006】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、焼結金属製のカムピースを使用することを
前提として、特にシャフト拡径処理時のカムピースの割
れを未然に防止することができるようにした組立式カム
シャフトを提供するものである。
れたもので、焼結金属製のカムピースを使用することを
前提として、特にシャフト拡径処理時のカムピースの割
れを未然に防止することができるようにした組立式カム
シャフトを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、中空状のシャフトをカムピース内に挿入した上でシ
ャフトを拡径処理することにより両者を不離一体に固定
してなる組立式カムシャフトにおいて、上記カムピース
は、その密度が7.1〜7.4g/cm3の範囲となる
ように温間成形した鉄系焼結成形体をもって形成されて
いることを特徴としている。
は、中空状のシャフトをカムピース内に挿入した上でシ
ャフトを拡径処理することにより両者を不離一体に固定
してなる組立式カムシャフトにおいて、上記カムピース
は、その密度が7.1〜7.4g/cm3の範囲となる
ように温間成形した鉄系焼結成形体をもって形成されて
いることを特徴としている。
【0008】この場合、請求項2に記載の発明のよう
に、上記カムピースは、その密度が7.1〜7.4g/
cm3の範囲となるように温間成形した鉄系焼結成形体
(圧粉体)に焼入れおよび焼戻しの熱処理を施したもの
をもって形成されていることが望ましい。
に、上記カムピースは、その密度が7.1〜7.4g/
cm3の範囲となるように温間成形した鉄系焼結成形体
(圧粉体)に焼入れおよび焼戻しの熱処理を施したもの
をもって形成されていることが望ましい。
【0009】さらに望ましくは、請求項3に記載の発明
のように、上記カムピースを形成することになる鉄系焼
結成形体は、その組成としてCu:1.5〜4重量%、
C:0.7〜1.0重量%をそれぞれ含有し、残部がF
eおよび不可避不純物であることとする。
のように、上記カムピースを形成することになる鉄系焼
結成形体は、その組成としてCu:1.5〜4重量%、
C:0.7〜1.0重量%をそれぞれ含有し、残部がF
eおよび不可避不純物であることとする。
【0010】したがって、この請求項1,2に記載の発
明では、鉄系焼結成形体の密度を7.1g/cm3以上
とすることで熱処理後の引張強度等の機械的特性が向上
し、例えば所定のマンドレルを用いて行うシャフトの拡
径時にカムピース側に発生する応力に十分に耐え得るよ
うになり、割れ発生防止の上で有効に作用する。しか
も、上記密度向上のための手段として、材料粉末および
金型を130℃程度に加熱して圧縮成形を行なう温間成
形法を採用したことから、経済的不利益を伴うことなく
鉄系焼結成形体の密度を7.1〜7.4g/cm3の範
囲内まで向上させることができる。
明では、鉄系焼結成形体の密度を7.1g/cm3以上
とすることで熱処理後の引張強度等の機械的特性が向上
し、例えば所定のマンドレルを用いて行うシャフトの拡
径時にカムピース側に発生する応力に十分に耐え得るよ
うになり、割れ発生防止の上で有効に作用する。しか
も、上記密度向上のための手段として、材料粉末および
金型を130℃程度に加熱して圧縮成形を行なう温間成
形法を採用したことから、経済的不利益を伴うことなく
鉄系焼結成形体の密度を7.1〜7.4g/cm3の範
囲内まで向上させることができる。
【0011】特に、請求項3に記載の発明のように、鉄
系焼結成形体の組成としてCu:1.5〜4重量%、
C:0.7〜1.0重量%をそれぞれ含有し、残部がF
eおよび不可避不純物であると、カムピースに要求され
る耐摩耗性をも十分に充足することができるようにな
る。
系焼結成形体の組成としてCu:1.5〜4重量%、
C:0.7〜1.0重量%をそれぞれ含有し、残部がF
eおよび不可避不純物であると、カムピースに要求され
る耐摩耗性をも十分に充足することができるようにな
る。
【0012】ここで、焼結工法により製造されるカムピ
ースはその寸法精度に優れていることから、組立式カム
シャフトへの積極的採用が提案されていることは先に述
べたとおりである。その一方、マンドレルによりパイプ
状のシャフトを拡径処理してカムピースをそのシャフト
に固定する場合に、カムピースに発生する内部応力が大
きいために通常の焼結材料では割れが発生し、実用化が
困難となっている。拡径処理時の内部応力に耐え得るよ
うに、成形、仮焼結、再成形、本焼結の順に成形と焼結
とを繰り返す工法や焼結鍛造等によってカムピース自体
の密度を高める方法もあるが、いずれの工法も大幅な工
程増加によるコストアップが余儀なくされる。
ースはその寸法精度に優れていることから、組立式カム
シャフトへの積極的採用が提案されていることは先に述
べたとおりである。その一方、マンドレルによりパイプ
状のシャフトを拡径処理してカムピースをそのシャフト
に固定する場合に、カムピースに発生する内部応力が大
きいために通常の焼結材料では割れが発生し、実用化が
困難となっている。拡径処理時の内部応力に耐え得るよ
うに、成形、仮焼結、再成形、本焼結の順に成形と焼結
とを繰り返す工法や焼結鍛造等によってカムピース自体
の密度を高める方法もあるが、いずれの工法も大幅な工
程増加によるコストアップが余儀なくされる。
【0013】その一方、近年に至り、焼結材料となる粉
末および成形金型を130℃程度に加熱して圧縮成形す
る温間成形と称される工法が試みられており、上記のよ
うな工程増加を伴うことなくより高密度の成形体が得ら
れるとされている。すなわち、図2にも示すように、従
来より広く用いられてきた常温成形法では焼結後の成形
体密度が7.1g/cm3程度が限界であるとされてい
るのに対して、上記温間成形法では焼結前の圧粉体の密
度を7.4g/cm3程度まで高密度化することがで
き、本発明ではこの温間成形法を使用することを前提と
している。なお、7.4g/cm3を大きく上回るよう
な高密度化は工業的生産条件下では困難であるため、そ
の焼結成形体の密度の範囲を7.1〜7.4g/cm3
と規定した。
末および成形金型を130℃程度に加熱して圧縮成形す
る温間成形と称される工法が試みられており、上記のよ
うな工程増加を伴うことなくより高密度の成形体が得ら
れるとされている。すなわち、図2にも示すように、従
来より広く用いられてきた常温成形法では焼結後の成形
体密度が7.1g/cm3程度が限界であるとされてい
るのに対して、上記温間成形法では焼結前の圧粉体の密
度を7.4g/cm3程度まで高密度化することがで
き、本発明ではこの温間成形法を使用することを前提と
している。なお、7.4g/cm3を大きく上回るよう
な高密度化は工業的生産条件下では困難であるため、そ
の焼結成形体の密度の範囲を7.1〜7.4g/cm3
と規定した。
【0014】焼結成形体の機械的特性、特に引張強度は
密度との相関が高く、その高密度化にほぼ比例して引張
強度が向上し、例えば焼結成形体の密度が7.1g/c
m3の場合には引張強度は1000MPa以上に達す
る。その結果として、上記鉄系焼結成形体にて形成した
カムピースを相手側となるシャフトに固定するにあた
り、例えばマンドレルにてそのシャフトを拡径処理した
際にカムピース側に発生する応力は上記の引張強度を下
回り、カムピースの割れ発生を招くことなく、シャフト
の拡径処理をもって両者を確実に固定できることを確認
できた。
密度との相関が高く、その高密度化にほぼ比例して引張
強度が向上し、例えば焼結成形体の密度が7.1g/c
m3の場合には引張強度は1000MPa以上に達す
る。その結果として、上記鉄系焼結成形体にて形成した
カムピースを相手側となるシャフトに固定するにあた
り、例えばマンドレルにてそのシャフトを拡径処理した
際にカムピース側に発生する応力は上記の引張強度を下
回り、カムピースの割れ発生を招くことなく、シャフト
の拡径処理をもって両者を確実に固定できることを確認
できた。
【0015】上記カムピースは、所定形状に温間成形し
た圧粉体を1080℃以上の焼結温度で焼結した後に、
さらに浸炭焼入れと焼戻し処理もしくは高周波焼入れと
焼戻し処理等の熱処理を施すことにより製造される。高
密度化による強度向上は他の材料にも共通する性質であ
るが、所要の機械的強度を得ると同時により経済的な製
法で製造するためには、材料中の含有成分も選択する必
要がある。
た圧粉体を1080℃以上の焼結温度で焼結した後に、
さらに浸炭焼入れと焼戻し処理もしくは高周波焼入れと
焼戻し処理等の熱処理を施すことにより製造される。高
密度化による強度向上は他の材料にも共通する性質であ
るが、所要の機械的強度を得ると同時により経済的な製
法で製造するためには、材料中の含有成分も選択する必
要がある。
【0016】例えば、Crを含有する鉄系焼結材料はカ
ムピース用として広く用いられているが、粒界酸化を防
止する上で焼結および熱処理の雰囲気が限定されてしま
い、生産性の高い連続炉での処理が不可能となるため
に、含有しない方が好ましい。また、Niについては2
%以上含有すると残留オーステナイトが多く析出される
ことから、耐摩耗性向上の観点からはその含有は好まし
くない。
ムピース用として広く用いられているが、粒界酸化を防
止する上で焼結および熱処理の雰囲気が限定されてしま
い、生産性の高い連続炉での処理が不可能となるため
に、含有しない方が好ましい。また、Niについては2
%以上含有すると残留オーステナイトが多く析出される
ことから、耐摩耗性向上の観点からはその含有は好まし
くない。
【0017】また、Fe−Cu−C系の焼結材料は、高
価な合金元素を含まず最も一般的な材料である。Cuは
素地を強化して強度を向上させるには有効であるが、
1.5%以下では所望の効果を得ることができず、他
方、その含有量が4%を越えると脆化するとともに焼結
時の寸法膨張が大きくなるために過剰な含有は好ましく
ない。よって、Cuの含有量は請求項3に記載のように
1.5〜4重量%とし、より望ましくは2〜3重量%と
する。
価な合金元素を含まず最も一般的な材料である。Cuは
素地を強化して強度を向上させるには有効であるが、
1.5%以下では所望の効果を得ることができず、他
方、その含有量が4%を越えると脆化するとともに焼結
時の寸法膨張が大きくなるために過剰な含有は好ましく
ない。よって、Cuの含有量は請求項3に記載のように
1.5〜4重量%とし、より望ましくは2〜3重量%と
する。
【0018】Cは素地に固溶して強度を向上させる作用
があり、焼結成形体に焼入れ処理を施すことを前提とし
た場合には必要不可欠な元素である。焼入れ後の材料組
織はマルテンサイトおよび微細なパーライトにより構成
されるが、カムピースのような耐摩耗性が要求される部
品には十分なマルテンサイト組織を得るために0.7%
以上の含有が必要である。その一方、Cの含有量が1.
0%を越えると脆化するとともに圧縮成形時の圧縮性を
阻害して密度向上が困難となることから、そのCの含有
量は請求項3に記載のように0.7〜1.0%とした。
があり、焼結成形体に焼入れ処理を施すことを前提とし
た場合には必要不可欠な元素である。焼入れ後の材料組
織はマルテンサイトおよび微細なパーライトにより構成
されるが、カムピースのような耐摩耗性が要求される部
品には十分なマルテンサイト組織を得るために0.7%
以上の含有が必要である。その一方、Cの含有量が1.
0%を越えると脆化するとともに圧縮成形時の圧縮性を
阻害して密度向上が困難となることから、そのCの含有
量は請求項3に記載のように0.7〜1.0%とした。
【0019】請求項4に記載の発明は、上記請求項2ま
たは3に記載の発明を前提として、カムピースの軸心方
向での厚み寸法が5mm以上であることを特徴としてい
る。
たは3に記載の発明を前提として、カムピースの軸心方
向での厚み寸法が5mm以上であることを特徴としてい
る。
【0020】さらに、請求項5に記載の発明は、上記請
求項2〜4のいずれかに記載の発明を前提として、カム
ピースの少なくとも一方の側面においてベースサークル
の内側に相当する位置に一段高い環状凸部が温間成形を
もって形成されていることを特徴としている。
求項2〜4のいずれかに記載の発明を前提として、カム
ピースの少なくとも一方の側面においてベースサークル
の内側に相当する位置に一段高い環状凸部が温間成形を
もって形成されていることを特徴としている。
【0021】したがって、請求項4に記載の発明では、
カムピースの最小厚み寸法が5mmあれば足りることを
意味し、結果としてエンジンの軽量化およびフリクショ
ンの低減化ならびにエンジン設計の際の設計自由度向上
の上で有利に作用するとともに、カムピースそのものの
製造コストの低減にも寄与できるようになる。すなわ
ち、自動車用エンジンに用いられるカムピースは、エン
ジン自体の軽量化およびフリクションの低減に対応する
ために、可能な限りその厚み寸法(カムピース自体の軸
心方向での厚み寸法)を小さくすることが求められてい
る。一方、カムピースの厚み寸法を小さくするほどシャ
フト拡径時に発生する内部応力が増大して強度的に不利
になるが、上記のような引張強度の向上効果のために、
カムピースの厚み寸法として最低で5mm確保できれば
材料自体の引張強度がシャフト拡径時の内部応力を上回
り、拡径時の割れを防止できることが確認できた。
カムピースの最小厚み寸法が5mmあれば足りることを
意味し、結果としてエンジンの軽量化およびフリクショ
ンの低減化ならびにエンジン設計の際の設計自由度向上
の上で有利に作用するとともに、カムピースそのものの
製造コストの低減にも寄与できるようになる。すなわ
ち、自動車用エンジンに用いられるカムピースは、エン
ジン自体の軽量化およびフリクションの低減に対応する
ために、可能な限りその厚み寸法(カムピース自体の軸
心方向での厚み寸法)を小さくすることが求められてい
る。一方、カムピースの厚み寸法を小さくするほどシャ
フト拡径時に発生する内部応力が増大して強度的に不利
になるが、上記のような引張強度の向上効果のために、
カムピースの厚み寸法として最低で5mm確保できれば
材料自体の引張強度がシャフト拡径時の内部応力を上回
り、拡径時の割れを防止できることが確認できた。
【0022】また、請求項5に記載の発明では、カムピ
ースの重量増加と相手側バルブリフタとの摺動面積の増
加を抑制しつつ、そのカムピースの内周側面積の増加に
より、相対的に拡径処理時における発生応力低減の上で
有効に作用するようになる。すなわち、局部的な環状凸
部を形成したことにより、カムピース全体の厚み寸法を
大きくした場合と比べてカムピースの重量増加を抑制で
きることはもちろん、相手側となるバルブリフタの摺動
面との間のフリクションを増加させることもない。ま
た、上記環状凸部は温間成形の際に同時成形されるもの
であるから、機械加工等による削り出しが不要となり、
例えばカムピースの厚み寸法が12.5mmの場合に
0.5mm程度の高さの環状凸部を形成するだけで拡径
時の発生応力をおよそ5%低減できることが確認でき
た。
ースの重量増加と相手側バルブリフタとの摺動面積の増
加を抑制しつつ、そのカムピースの内周側面積の増加に
より、相対的に拡径処理時における発生応力低減の上で
有効に作用するようになる。すなわち、局部的な環状凸
部を形成したことにより、カムピース全体の厚み寸法を
大きくした場合と比べてカムピースの重量増加を抑制で
きることはもちろん、相手側となるバルブリフタの摺動
面との間のフリクションを増加させることもない。ま
た、上記環状凸部は温間成形の際に同時成形されるもの
であるから、機械加工等による削り出しが不要となり、
例えばカムピースの厚み寸法が12.5mmの場合に
0.5mm程度の高さの環状凸部を形成するだけで拡径
時の発生応力をおよそ5%低減できることが確認でき
た。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、温間成
形したカムピースに熱処理を施すことによって引張強度
等の機械的強度が向上し、シャフト拡径処理時における
カムピースの割れを確実に防止できるようになり、特に
請求項2に記載の発明のように熱処理として焼入れ,焼
戻し処理を施すとそのカムピースの割れ発生防止効果が
一段と顕著となる利点がある。
形したカムピースに熱処理を施すことによって引張強度
等の機械的強度が向上し、シャフト拡径処理時における
カムピースの割れを確実に防止できるようになり、特に
請求項2に記載の発明のように熱処理として焼入れ,焼
戻し処理を施すとそのカムピースの割れ発生防止効果が
一段と顕著となる利点がある。
【0024】また、請求項3に記載の発明によれば、F
eを主成分とする焼結材料のCuおよびCの含有量を特
定の値に規定したものであるから、請求項2に記載の発
明と同様の効果に加えて、カムピースに要求される耐摩
耗性性能をも十分に満たすことができる効果がある。
eを主成分とする焼結材料のCuおよびCの含有量を特
定の値に規定したものであるから、請求項2に記載の発
明と同様の効果に加えて、カムピースに要求される耐摩
耗性性能をも十分に満たすことができる効果がある。
【0025】請求項4に記載の発明によれば、カムピー
スの最小厚み寸法を特定の値に規定したものであるか
ら、請求項2または3に記載の発明と同様の効果に加え
て、エンジンの軽量化、フリクションの低減化ならびに
エンジン設計の際の設計自由度の拡大化に寄与できる利
点がある。
スの最小厚み寸法を特定の値に規定したものであるか
ら、請求項2または3に記載の発明と同様の効果に加え
て、エンジンの軽量化、フリクションの低減化ならびに
エンジン設計の際の設計自由度の拡大化に寄与できる利
点がある。
【0026】さらに請求項5に記載の発明によれば、カ
ムピースの側面に環状凸部を温間成形の際に形成したも
のであるから、カムピースの重量増加と相手側バルブリ
フタとの摺動面積の増加を抑制しつつ、拡径処理時にお
けるカムピース側の発生応力を低減できる利点がある。
ムピースの側面に環状凸部を温間成形の際に形成したも
のであるから、カムピースの重量増加と相手側バルブリ
フタとの摺動面積の増加を抑制しつつ、拡径処理時にお
けるカムピース側の発生応力を低減できる利点がある。
【0027】
【発明の実施の形態】図1には本発明に係るカムシャフ
トの好ましい実施の形態として焼結成形体からなるカム
ピースの詳細を示す。
トの好ましい実施の形態として焼結成形体からなるカム
ピースの詳細を示す。
【0028】このカムピース1は、Fe−Cu−C系の
焼結用金属粉末を用いて温間成形法により所定のカムプ
ロフィールを含む形状に圧縮成形し、この圧粉体を焼結
した後に、さらに浸炭焼入れおよび焼戻しの熱処理を施
すことにより形成したものである。なお、圧縮成形の際
には、相手側となる中空状のシャフト2を挿入するため
凹溝3a付きのシャフト穴3が同時に形成されるととも
に、カムピース1の両側面にはベースサークルの内側に
相当する位置に微小高さの環状凸部4が同時成形され
る。
焼結用金属粉末を用いて温間成形法により所定のカムプ
ロフィールを含む形状に圧縮成形し、この圧粉体を焼結
した後に、さらに浸炭焼入れおよび焼戻しの熱処理を施
すことにより形成したものである。なお、圧縮成形の際
には、相手側となる中空状のシャフト2を挿入するため
凹溝3a付きのシャフト穴3が同時に形成されるととも
に、カムピース1の両側面にはベースサークルの内側に
相当する位置に微小高さの環状凸部4が同時成形され
る。
【0029】上記温間成形法とは、焼結用金属粉末およ
び金型をともに130℃程度に加熱した状態で圧縮成形
して圧粉体を成形する方法であり、図2から明らかなよ
うに従来の常温での圧縮成形法と比べて圧粉体の密度を
一段と高密度化できる点に特徴がある。ここでは、圧縮
成形後の圧粉体の密度が7.1〜7.4g/cm3とな
るように成形する。
び金型をともに130℃程度に加熱した状態で圧縮成形
して圧粉体を成形する方法であり、図2から明らかなよ
うに従来の常温での圧縮成形法と比べて圧粉体の密度を
一段と高密度化できる点に特徴がある。ここでは、圧縮
成形後の圧粉体の密度が7.1〜7.4g/cm3とな
るように成形する。
【0030】また、上記の温間成形法に用いるFe−C
u−C系の焼結用金属粉末は、その組成としてCuを
1.5〜4重量%、Cを0.7〜1.0重量%それぞれ
含有し、且つ残部がFeおよび不可避不純物であるもの
を用いる。Cuの含有量としては少なすぎても多すぎて
も好ましくないことは先に述べたとおりであり、より望
ましくは2.0〜3.0重量%とする。
u−C系の焼結用金属粉末は、その組成としてCuを
1.5〜4重量%、Cを0.7〜1.0重量%それぞれ
含有し、且つ残部がFeおよび不可避不純物であるもの
を用いる。Cuの含有量としては少なすぎても多すぎて
も好ましくないことは先に述べたとおりであり、より望
ましくは2.0〜3.0重量%とする。
【0031】上記圧縮成形に続く焼結処理は、ブタン変
成ガス雰囲気中にて1120℃の温度条件で行うものと
し、また焼結後の熱処理は、浸炭温度900℃にて浸炭
処理を施した後に60℃にて油焼入れ処理を行い、さら
に180℃にて焼戻し処理を行うものとする。
成ガス雰囲気中にて1120℃の温度条件で行うものと
し、また焼結後の熱処理は、浸炭温度900℃にて浸炭
処理を施した後に60℃にて油焼入れ処理を行い、さら
に180℃にて焼戻し処理を行うものとする。
【0032】熱処理後のカムピース1の引張強度はその
密度に比例して向上し、図3から明らかなように例えば
密度7.1g/cm3の場合に1030MPa以上に達
するようになる。
密度に比例して向上し、図3から明らかなように例えば
密度7.1g/cm3の場合に1030MPa以上に達
するようになる。
【0033】上記の熱処理をもって完成したカムピース
ピース1は、相手側となる中空状のシャフト(例えば鋼
管製のもの)2に外挿されて相対位置決めがなされた後
に、シャフト2の内部に所定のマンドレルを圧入して例
えば拡径率3.3%程度のもとで拡径もしくは拡管処理
することにより両者は不離一体に固定される。なお、こ
こにいう拡径率とは、拡径後のシャフト2の直径をA、
拡径前のシャフト2の直径をBとしたときに、(A−
B)/Bで表される。
ピース1は、相手側となる中空状のシャフト(例えば鋼
管製のもの)2に外挿されて相対位置決めがなされた後
に、シャフト2の内部に所定のマンドレルを圧入して例
えば拡径率3.3%程度のもとで拡径もしくは拡管処理
することにより両者は不離一体に固定される。なお、こ
こにいう拡径率とは、拡径後のシャフト2の直径をA、
拡径前のシャフト2の直径をBとしたときに、(A−
B)/Bで表される。
【0034】実施例1として、Cuを3.0重量%、C
を0.8重量%それぞれ含有し且つ残部がFeおよび不
可避不純物としたFe−Cu−C系の焼結用金属粉末を
用いて密度が7.1g/cm3となるように温間成形し
た圧粉体を、ブタン変成ガス雰囲気中で温度1120℃
にて焼結し、さらに焼結後の熱処理として、浸炭温度9
00℃にて浸炭処理を施した後に60℃にて油焼入れ処
理を行い、さらに180℃にて焼戻し処理を行ってカム
ピースを製作した。
を0.8重量%それぞれ含有し且つ残部がFeおよび不
可避不純物としたFe−Cu−C系の焼結用金属粉末を
用いて密度が7.1g/cm3となるように温間成形し
た圧粉体を、ブタン変成ガス雰囲気中で温度1120℃
にて焼結し、さらに焼結後の熱処理として、浸炭温度9
00℃にて浸炭処理を施した後に60℃にて油焼入れ処
理を行い、さらに180℃にて焼戻し処理を行ってカム
ピースを製作した。
【0035】実施例2として、Fe−Cu−C系の焼結
用金属粉末の組成をCu:3.0重量%、C:0.8重
量%、Feおよび不可避不純物:残部、とした上で、密
度が7.2g/cm3となるように温間成形し、それ以
外は実施例1と同じ条件でカムピースを製作した。
用金属粉末の組成をCu:3.0重量%、C:0.8重
量%、Feおよび不可避不純物:残部、とした上で、密
度が7.2g/cm3となるように温間成形し、それ以
外は実施例1と同じ条件でカムピースを製作した。
【0036】比較例1として、温間成形時の密度が6.
7g/cm3となるように圧粉体を圧縮成形し、それ以
外は全て実施例1と同じ条件でカムピースを製作した。
7g/cm3となるように圧粉体を圧縮成形し、それ以
外は全て実施例1と同じ条件でカムピースを製作した。
【0037】比較例2として、Fe−Cu−C系の焼結
用金属粉末の組成をCu:3.0重量%、C:0.5重
量%、Feおよび不可避不純物:残部、とした上で、そ
れ以外は実施例1と同じ条件でカムピースを製作した。
用金属粉末の組成をCu:3.0重量%、C:0.5重
量%、Feおよび不可避不純物:残部、とした上で、そ
れ以外は実施例1と同じ条件でカムピースを製作した。
【0038】これら実施例1,2および比較例1,2の
諸条件等をまとめたものを表1に示す。なお、製作した
カムピース1のサイズは、図1に示すようにカムピース
1の厚み寸法(軸心方向での厚み寸法)W=12.5m
m、シャフト穴3の直径D=18.2mm、環状凸部4
の最大直径M=34mm、環状凸部4の高さC=0.5
mm、ベースサークル部の肉厚t=5.65mmとし
た。また、比摩耗量はピンオンディスク試験機により評
価し、実施例1における摩耗量を1としたときの割合で
表している。
諸条件等をまとめたものを表1に示す。なお、製作した
カムピース1のサイズは、図1に示すようにカムピース
1の厚み寸法(軸心方向での厚み寸法)W=12.5m
m、シャフト穴3の直径D=18.2mm、環状凸部4
の最大直径M=34mm、環状凸部4の高さC=0.5
mm、ベースサークル部の肉厚t=5.65mmとし
た。また、比摩耗量はピンオンディスク試験機により評
価し、実施例1における摩耗量を1としたときの割合で
表している。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】表1から明らかなように、実施例1,2は
ともに比摩耗量が小さく且つ引張強度に優れており、所
期の要求性能を充足していることがわかる。これに対し
て、比較例1は圧縮成形時の密度が低いために焼結およ
び熱処理後において十分な引張強度が得られない。ま
た、比較例2ではCの含有量が小さいために比摩耗量が
1.7と大きく、耐摩耗性に問題がある。
ともに比摩耗量が小さく且つ引張強度に優れており、所
期の要求性能を充足していることがわかる。これに対し
て、比較例1は圧縮成形時の密度が低いために焼結およ
び熱処理後において十分な引張強度が得られない。ま
た、比較例2ではCの含有量が小さいために比摩耗量が
1.7と大きく、耐摩耗性に問題がある。
【0042】表2は実施例1に相当するカムピース1を
マンドレルにてシャフト2を拡径させて結合するにあた
り、そのカムピース1に発生する内部応力を示してお
り、実施例3〜5ではカムピース2の厚み寸法Wのみを
変化させた場合の内部応力を示している。実施例1から
明らかなように、内部発生応力が引張強度よりも小さけ
ればシャフト拡径時にカムピース1には割れが発生しな
いことになる。また、実施例3〜5のようにカムピース
1の厚み寸法Wを実施例1よりも小さくした場合にも材
料自体の引張強度が内部発生応力を上回っており、たと
えカムピース1の厚み寸法Wが5mmであってもシャフ
ト拡径時に割れが発生しないことがわかる。
マンドレルにてシャフト2を拡径させて結合するにあた
り、そのカムピース1に発生する内部応力を示してお
り、実施例3〜5ではカムピース2の厚み寸法Wのみを
変化させた場合の内部応力を示している。実施例1から
明らかなように、内部発生応力が引張強度よりも小さけ
ればシャフト拡径時にカムピース1には割れが発生しな
いことになる。また、実施例3〜5のようにカムピース
1の厚み寸法Wを実施例1よりも小さくした場合にも材
料自体の引張強度が内部発生応力を上回っており、たと
えカムピース1の厚み寸法Wが5mmであってもシャフ
ト拡径時に割れが発生しないことがわかる。
【0043】また、図1に示したように厚み寸法W=1
2.5mmのカムピース1の両側面に高さが0.5mm
の環状凸部4を形成したことから、その受圧面積の拡大
化によって拡径時における内部発生応力の低減化が図ら
れ、上記のように高さが0.5mmの環状凸部4をもっ
ておよそ5%の応力低減効果が確認できた。ただし、環
状凸部4の高さ寸法Cを必要以上に大きくすると、環状
凸部4の段差が大きくなることにより、温間成形(圧縮
成形)時に他の部位との密度の不均一が生じないよう、
金型のパンチ等を分割させて、それぞれの加圧力を等し
く制御する等、装置の複雑化や生産性の低下を招くおそ
れがあるので、最大でも厚み寸法Wのおよそ20%程度
にとどめるのが望ましい。
2.5mmのカムピース1の両側面に高さが0.5mm
の環状凸部4を形成したことから、その受圧面積の拡大
化によって拡径時における内部発生応力の低減化が図ら
れ、上記のように高さが0.5mmの環状凸部4をもっ
ておよそ5%の応力低減効果が確認できた。ただし、環
状凸部4の高さ寸法Cを必要以上に大きくすると、環状
凸部4の段差が大きくなることにより、温間成形(圧縮
成形)時に他の部位との密度の不均一が生じないよう、
金型のパンチ等を分割させて、それぞれの加圧力を等し
く制御する等、装置の複雑化や生産性の低下を招くおそ
れがあるので、最大でも厚み寸法Wのおよそ20%程度
にとどめるのが望ましい。
【図1】本発明に係る組立式カムシャフト実施の形態を
示す図で、(A)はその正面図、(B)はその全断面
図。
示す図で、(A)はその正面図、(B)はその全断面
図。
【図2】焼結成形体の圧縮成形時における成形荷重と密
度との関係を示す説明図。
度との関係を示す説明図。
【図3】焼結成形体の焼結後における密度と引張強度と
の関係を示す説明図。
の関係を示す説明図。
1…カムピース
2…シャフト
4…環状凸部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F01L 1/04 F01L 1/04 H
(72)発明者 岩切 誠
千葉県松戸市稔台520番地 日立粉末冶金
株式会社内
(72)発明者 光野 貴雄
千葉県松戸市稔台520番地 日立粉末冶金
株式会社内
(72)発明者 平尾 隆行
神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産
自動車株式会社内
(72)発明者 西村 公男
神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産
自動車株式会社内
(72)発明者 板倉 浩二
神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産
自動車株式会社内
Fターム(参考) 3G016 AA19 BA34 CA04 EA03 EA09
EA10 EA24 FA08 GA05
3J030 EA01 EB01
Claims (5)
- 【請求項1】 中空状のシャフトをカムピース内に挿入
した上でシャフトを拡径処理することにより両者を不離
一体に固定してなる組立式カムシャフトにおいて、 上記カムピースは、その密度が7.1〜7.4g/cm
3の範囲となるように温間成形した鉄系焼結成形体をも
って形成されていることを特徴とする組立式カムシャフ
ト。 - 【請求項2】 上記カムピースは、その密度が7.1〜
7.4g/cm3の範囲となるように温間成形した鉄系
焼結成形体に焼入れおよび焼戻しの熱処理を施したもの
をもって形成されていることを特徴とする請求項1に記
載の組立式カムシャフト。 - 【請求項3】 上記カムピースを形成することになる鉄
系焼結成形体は、その組成としてCu:1.5〜4重量
%、C:0.7〜1.0重量%をそれぞれ含有し、残部
がFeおよび不可避不純物であることを特徴とする請求
項2に記載の組立式カムシャフト。 - 【請求項4】 上記カムピースの軸心方向での厚み寸法
が5mm以上であることを特徴とする請求項2または3
に記載の組立式カムシャフト。 - 【請求項5】 上記カムピースの少なくとも一方の側面
においてベースサークルの内側に相当する位置に一段高
い環状凸部が温間成形をもって形成されていることを特
徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の組立式カムシ
ャフト。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001201610A JP2003014085A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 組立式カムシャフト |
| EP02013813A EP1273769A3 (en) | 2001-07-03 | 2002-06-21 | Cam lobe piece of built-up type camshaft |
| US10/187,434 US20030033901A1 (en) | 2001-07-03 | 2002-07-02 | Cam lobe piece of built-up type camshaft |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001201610A JP2003014085A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 組立式カムシャフト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003014085A true JP2003014085A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19038536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001201610A Pending JP2003014085A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 組立式カムシャフト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003014085A (ja) |
-
2001
- 2001-07-03 JP JP2001201610A patent/JP2003014085A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1173062C (zh) | 滚动轴承部件 | |
| KR20010052876A (ko) | 금속질 가루 성형 소재와 그 재압축 성형체 및 이 재압축성형체로부터 얻어지는 소결체 및 그들의 제조 방법 | |
| KR101622378B1 (ko) | 피스톤 링 및 실린더 슬리브 | |
| JP4570066B2 (ja) | サイレントチェーン用焼結スプロケットの製造方法 | |
| JP3869620B2 (ja) | 合金鋼粉成形素材と合金鋼粉加工体及び合金鋼粉成形素材の製造方法 | |
| KR101173054B1 (ko) | 커넥팅로드용 합금분말 조성물 및 이를 이용한 커넥팅로드의 제조방법 | |
| KR100601267B1 (ko) | 사일런트 체인용 소결 스프로켓 및 그 제조방법 | |
| JP3389590B2 (ja) | コンロッドの製造方法 | |
| JP2002129295A (ja) | 焼結スプロケット | |
| JP2007262536A (ja) | 焼結歯車およびその製造方法 | |
| JP2004124244A (ja) | 高精度焼結カムロブ材 | |
| JP2003014085A (ja) | 組立式カムシャフト | |
| EP1273769A2 (en) | Cam lobe piece of built-up type camshaft | |
| US20090129964A1 (en) | Method of forming powder metal components having surface densification | |
| JP3696476B2 (ja) | 組立式カムシャフトのシャフトおよび組立式カムシャフトの製造方法 | |
| JPH0525591A (ja) | ピストンリング用線およびその製造方法 | |
| US7166255B2 (en) | Method for manufacturing a cam | |
| JP4745017B2 (ja) | 冷間鍛造および耐摩耗用合金鋼およびその製造方法 | |
| JPH09194908A (ja) | 焼結鍛造品およびその製造方法 | |
| JP2000017307A (ja) | 焼結部材の製造方法 | |
| JPH09280013A (ja) | 組立カムシャフト用カムピース | |
| KR100957074B1 (ko) | 공기 압축기용 크랭크 샤프트 및 이의 제조 방법 | |
| JP2020139193A (ja) | 機械部品およびその製造方法 | |
| JPH07317510A (ja) | エンジン用タペットの製造方法 | |
| JP2004124137A (ja) | 高精度焼結カムロブ材 |