JP2003013963A - 単列玉旋回軸受用保持器 - Google Patents
単列玉旋回軸受用保持器Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/38—Ball cages
- F16C33/3818—Ball cages formed of unconnected segments
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/14—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
- F16C19/16—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls
- F16C19/163—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls with angular contact
- F16C19/166—Four-point-contact ball bearings
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 セグメント端部の塑性変形を防止し、円滑な
旋回を可能とする単列玉旋回軸受用保持器を提供するこ
とである。 【解決手段】 内輪および外輪の各軌道溝間に環状に配
置され、周方向に複数に分割されたセグメントの内部
に、単列の多数のボールを収容するためのポケットとそ
の両端に半ポケット11aを設け、前記各セグメントの
半ポケット11aを突き合わせて端部間ポケット11b
を形成し、前記の半ポケット11aと隣接するポケット
11との間隔P1 を、従来の等間隔でポケットを設けた
場合の間隔よりも大きくし、セグメント9の内部のポケ
ットの間隔P2 を従来の前記ポケット間隔よりも小さく
して、ポケットを不等間隔に設けたのである。それによ
り、前記軸受の負荷容量を低下させることなく、セグメ
ント9の端部の塑性変形を防止でき、安定したトルクで
円滑な旋回が可能となる。
旋回を可能とする単列玉旋回軸受用保持器を提供するこ
とである。 【解決手段】 内輪および外輪の各軌道溝間に環状に配
置され、周方向に複数に分割されたセグメントの内部
に、単列の多数のボールを収容するためのポケットとそ
の両端に半ポケット11aを設け、前記各セグメントの
半ポケット11aを突き合わせて端部間ポケット11b
を形成し、前記の半ポケット11aと隣接するポケット
11との間隔P1 を、従来の等間隔でポケットを設けた
場合の間隔よりも大きくし、セグメント9の内部のポケ
ットの間隔P2 を従来の前記ポケット間隔よりも小さく
して、ポケットを不等間隔に設けたのである。それによ
り、前記軸受の負荷容量を低下させることなく、セグメ
ント9の端部の塑性変形を防止でき、安定したトルクで
円滑な旋回が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動式クレーン
などの運搬機械、パワーショベルなどの建設機械、工作
機械、パラボラアンテナなどの旋回部分に用いられる旋
回軸受、具体的には単列玉旋回軸受に用いる保持器に関
する。
などの運搬機械、パワーショベルなどの建設機械、工作
機械、パラボラアンテナなどの旋回部分に用いられる旋
回軸受、具体的には単列玉旋回軸受に用いる保持器に関
する。
【0002】
【従来の技術】前記の各種機械の旋回部分に用いられる
旋回軸受としては、玉旋回軸受、円筒ころ旋回軸受やク
ロスローラ旋回軸受などがある。この中で、主にクレー
ン用に使用される4点接触型単列玉旋回軸受1は、本願
の実施形態の説明図の図1に示すように、内輪2および
外輪3に、軸方向断面において少し離れた中心をもつ二
つの円弧4a、4bから形成される軌道溝4、5がそれ
ぞれ設けられ、この軌道溝に、保持器6のポケットに収
容された多数のボール7が組み込まれている。そして、
前記軸受1はラジアル荷重が作用したときに、ボール7
が内輪2および外輪3の各軌道溝と4点接触するように
なっている。
旋回軸受としては、玉旋回軸受、円筒ころ旋回軸受やク
ロスローラ旋回軸受などがある。この中で、主にクレー
ン用に使用される4点接触型単列玉旋回軸受1は、本願
の実施形態の説明図の図1に示すように、内輪2および
外輪3に、軸方向断面において少し離れた中心をもつ二
つの円弧4a、4bから形成される軌道溝4、5がそれ
ぞれ設けられ、この軌道溝に、保持器6のポケットに収
容された多数のボール7が組み込まれている。そして、
前記軸受1はラジアル荷重が作用したときに、ボール7
が内輪2および外輪3の各軌道溝と4点接触するように
なっている。
【0003】内輪2の下面側には、旋回部分、即ちター
ンテーブルへの取り付け用のボルト穴12aが設けれら
れ、内輪2の内周面には、ターンテーブルを駆動するピ
ニオンとかみ合う歯車13が形成されている。外輪3に
は、固定座への取り付け用のボルト穴12bが設けられ
ている。そして、前記軸受1は、ターンテーブルの回転
に伴い、アキシャル荷重、ラジアル荷重およびモーメン
ト荷重を負荷する。
ンテーブルへの取り付け用のボルト穴12aが設けれら
れ、内輪2の内周面には、ターンテーブルを駆動するピ
ニオンとかみ合う歯車13が形成されている。外輪3に
は、固定座への取り付け用のボルト穴12bが設けられ
ている。そして、前記軸受1は、ターンテーブルの回転
に伴い、アキシャル荷重、ラジアル荷重およびモーメン
ト荷重を負荷する。
【0004】従来、その周方向にボール7を収容する円
形の複数のポケットを設けた前記保持器はリング状に形
成されていた。前記軸受1が、ターンテーブルの旋回に
伴い、モーメント荷重を負荷して旋回すると、ボール7
と軌道溝4、5との接触状態が2点接触または4点接触
となるなど個々に異なり、接触角が個々に大きく変化し
て軌道径が異なるため、ボールの進み遅れ現象が発生す
る。
形の複数のポケットを設けた前記保持器はリング状に形
成されていた。前記軸受1が、ターンテーブルの旋回に
伴い、モーメント荷重を負荷して旋回すると、ボール7
と軌道溝4、5との接触状態が2点接触または4点接触
となるなど個々に異なり、接触角が個々に大きく変化し
て軌道径が異なるため、ボールの進み遅れ現象が発生す
る。
【0005】このようなボールの進み遅れ現象により、
前記保持器6に引張り荷重および圧縮荷重が作用し、円
滑な旋回が困難になり、旋回トルクが変動する。また、
保持器に対しても、引張りおよび圧縮の繰返し荷重が作
用するために、破損の危険性もある。
前記保持器6に引張り荷重および圧縮荷重が作用し、円
滑な旋回が困難になり、旋回トルクが変動する。また、
保持器に対しても、引張りおよび圧縮の繰返し荷重が作
用するために、破損の危険性もある。
【0006】このため、本出願人は、特願2001−0
94897号において、周方向に複数のセグメントに分
割した保持器を提案した。
94897号において、周方向に複数のセグメントに分
割した保持器を提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記の分割型の保持器
を形成するセグメント19は、図3(a)および(b)
に示すように、一対の緩やな円弧状の一定長さの側壁2
0、20間に複数の円形のポケット21が等しい間隔P
で形成され、前記セグメント19の各端部には、ポケッ
ト21の半ポケット21aが形成され、各セグメント1
9の対向する端部が突き合わさったときにポケット21
と同様に、端部間ポケット21bが形成される。そし
て、この半ポケット21aと隣接するポケット21との
間隔Pも、セグメント19の内部のポケットの間隔Pに
等しくなるように設定されている。そして、前記セグメ
ント19は、所要数突き合わせて前記軌道溝間に環状に
配置される。
を形成するセグメント19は、図3(a)および(b)
に示すように、一対の緩やな円弧状の一定長さの側壁2
0、20間に複数の円形のポケット21が等しい間隔P
で形成され、前記セグメント19の各端部には、ポケッ
ト21の半ポケット21aが形成され、各セグメント1
9の対向する端部が突き合わさったときにポケット21
と同様に、端部間ポケット21bが形成される。そし
て、この半ポケット21aと隣接するポケット21との
間隔Pも、セグメント19の内部のポケットの間隔Pに
等しくなるように設定されている。そして、前記セグメ
ント19は、所要数突き合わせて前記軌道溝間に環状に
配置される。
【0008】しかし、このように、保持器を複数のセグ
メントに分割しても、モーメント荷重が負荷して旋回し
たときに生じる前記のボールの進み遅れ現象によって、
セグメント単位で進み遅れ現象が生じる。この場合、前
述のように、ボールの進み遅れ現象によって保持器に作
用する繰返しの引張りおよび圧縮荷重は、セグメントに
分割することにより著しく軽減されるが、各セグメント
19の対向する端部の半ポケット21aで形成された端
部間ポケットに収容されたボール7と、この半ポケット
21aとの接触圧力が大きくなって、セグメント端部が
塑性変形して円滑な回転が困難になり、旋回トルクに変
動が発生する場合がある。
メントに分割しても、モーメント荷重が負荷して旋回し
たときに生じる前記のボールの進み遅れ現象によって、
セグメント単位で進み遅れ現象が生じる。この場合、前
述のように、ボールの進み遅れ現象によって保持器に作
用する繰返しの引張りおよび圧縮荷重は、セグメントに
分割することにより著しく軽減されるが、各セグメント
19の対向する端部の半ポケット21aで形成された端
部間ポケットに収容されたボール7と、この半ポケット
21aとの接触圧力が大きくなって、セグメント端部が
塑性変形して円滑な回転が困難になり、旋回トルクに変
動が発生する場合がある。
【0009】このようなセグメント端部の塑性変形の挙
動を把握するために、セグメント端部に接触圧力を作用
させて応力解析を実施し、セグメントの端部のポケット
間および内部の各ポケット間に生じる応力を算出したと
ころ、応力はセグメントの端部域に集中し、端部域以外
の内部の各ポケット間には塑性変形が起こるほどの応力
は発生しないことが明らかになった。
動を把握するために、セグメント端部に接触圧力を作用
させて応力解析を実施し、セグメントの端部のポケット
間および内部の各ポケット間に生じる応力を算出したと
ころ、応力はセグメントの端部域に集中し、端部域以外
の内部の各ポケット間には塑性変形が起こるほどの応力
は発生しないことが明らかになった。
【0010】そこで、この発明の課題は、これらの解析
結果に基づいて、セグメント端部の塑性変形を防止し、
円滑な旋回を可能とする単列玉旋回軸受用保持器を提供
することである。
結果に基づいて、セグメント端部の塑性変形を防止し、
円滑な旋回を可能とする単列玉旋回軸受用保持器を提供
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、この発明では以下の構成を採用したのである。
めに、この発明では以下の構成を採用したのである。
【0012】即ち、内輪および外輪の各軌道溝間に環状
に配置され、周方向に複数に分割されたセグメントの内
部に、単列の多数のボールを収容するためのポケットと
その両端に半ポケットを設け、前記各セグメントの半ポ
ケットを突き合わせて端部間ポケットを形成し、前記の
半ポケットと隣接するポケットとの間隔P1 を前記セグ
メントの内部に設けた各ポケットの間隔P2 よりも大き
くしたのである。
に配置され、周方向に複数に分割されたセグメントの内
部に、単列の多数のボールを収容するためのポケットと
その両端に半ポケットを設け、前記各セグメントの半ポ
ケットを突き合わせて端部間ポケットを形成し、前記の
半ポケットと隣接するポケットとの間隔P1 を前記セグ
メントの内部に設けた各ポケットの間隔P2 よりも大き
くしたのである。
【0013】このようにすれば、セグメント端部の半ポ
ケットと隣接するポケットとの間隔が大きくなり、セグ
メント周方向の肉厚が大きくなるので、軸受に作用する
前記の荷重が大きい場合などに、セグメント単位で進み
遅れを生じてボールと前記の端部間ポケットとの接触圧
力が大きくなっても、この端部域の応力が、従来のポケ
ットを等間隔で設けた場合よりも抑制されて小さくな
る。それにより、この応力をセグメントの降伏応力以下
に抑えることが可能となり、セグメント端部の塑性変形
を防止することができる。
ケットと隣接するポケットとの間隔が大きくなり、セグ
メント周方向の肉厚が大きくなるので、軸受に作用する
前記の荷重が大きい場合などに、セグメント単位で進み
遅れを生じてボールと前記の端部間ポケットとの接触圧
力が大きくなっても、この端部域の応力が、従来のポケ
ットを等間隔で設けた場合よりも抑制されて小さくな
る。それにより、この応力をセグメントの降伏応力以下
に抑えることが可能となり、セグメント端部の塑性変形
を防止することができる。
【0014】前記の一つのセグメントに設けるポケット
の数を、ポケットを等しい間隔Pで設けた場合と同数設
定し、前記内部の間隔P2 を前記間隔Pよりも小さくす
ることにより、前記の端部の間隔P1 を前記間隔Pより
も増加させることができる。
の数を、ポケットを等しい間隔Pで設けた場合と同数設
定し、前記内部の間隔P2 を前記間隔Pよりも小さくす
ることにより、前記の端部の間隔P1 を前記間隔Pより
も増加させることができる。
【0015】このようにすれば、一つのセグメントに収
容できるボールの数を、全ポケットを等しい間隔で設け
た場合と同じにできるので、軸受の負荷容量を低下させ
ずに、セグメント端部の塑性変形を防止することができ
る。
容できるボールの数を、全ポケットを等しい間隔で設け
た場合と同じにできるので、軸受の負荷容量を低下させ
ずに、セグメント端部の塑性変形を防止することができ
る。
【0016】前記内部の各ポケット間の間隔P2 が等し
くすることが望ましい。
くすることが望ましい。
【0017】このようにすれば、セグメントの端部以外
は、ボールが等間隔でポケットに収容されるので、一つ
のセグメント内で、前述の各荷重を前記軌道溝の周方向
にほぼ均等に負荷することができるため、軸受を円滑に
旋回させる上で好ましい。
は、ボールが等間隔でポケットに収容されるので、一つ
のセグメント内で、前述の各荷重を前記軌道溝の周方向
にほぼ均等に負荷することができるため、軸受を円滑に
旋回させる上で好ましい。
【0018】前記の端部のポケットの間隔を大きくした
複数のセグメントからなる保持器を、前記の内輪および
外輪の各軌道溝がそれぞれ二つの円弧で形成され、ラジ
アル荷重が作用したときに、前記ボールの内外輪の軌道
溝との接触状態が4点接触状態となる4点接触型単列玉
旋回軸受などの単列旋回玉軸受に組み込むことができ
る。
複数のセグメントからなる保持器を、前記の内輪および
外輪の各軌道溝がそれぞれ二つの円弧で形成され、ラジ
アル荷重が作用したときに、前記ボールの内外輪の軌道
溝との接触状態が4点接触状態となる4点接触型単列玉
旋回軸受などの単列旋回玉軸受に組み込むことができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施形態を添
付の図1および図2に基づいて説明する。
付の図1および図2に基づいて説明する。
【0020】図1は、この発明の実施形態の4点接触型
の単列玉旋回軸受1を示したもので、内輪2および外輪
3に、軸方向断面において少し離れた中心をもつ二つの
円弧4a、4bおよび5a、5bから形成される軌道溝
4、5が内輪2および外輪3が対向する軌道面にそれぞ
れ設けられ、この軌道溝4、5に、保持器6のポケット
に収容された多数のボール7が組み込まれている。前記
軌道面の上下端には、シール部材8、8が装着されてい
る。そして、前記軸受1はラジアル荷重が作用したとき
に、ボール7が前記軌道溝4、5と4点接触するように
なっている。
の単列玉旋回軸受1を示したもので、内輪2および外輪
3に、軸方向断面において少し離れた中心をもつ二つの
円弧4a、4bおよび5a、5bから形成される軌道溝
4、5が内輪2および外輪3が対向する軌道面にそれぞ
れ設けられ、この軌道溝4、5に、保持器6のポケット
に収容された多数のボール7が組み込まれている。前記
軌道面の上下端には、シール部材8、8が装着されてい
る。そして、前記軸受1はラジアル荷重が作用したとき
に、ボール7が前記軌道溝4、5と4点接触するように
なっている。
【0021】前記保持器6は、図2に示した複数のセグ
メント9から形成され、前記セグメント9は、図3に示
した従来のセグメント19と等しい長さの、一対の緩や
な円弧状の側壁10、10間に、円形のポケット11が
従来のセグメント19のポケット21の間隔Pよりも小
さく、等しい間隔P2 で、前記ポケット21の数と同じ
数だけ形成されている。セグメント9の各端部には、前
記セグメント19と同様に、ポケット11の半ポケット
11aが設けられ、前記半ポケット11aの深さはポケ
ット11の半径よりもやや小さく形成され、各セグメン
ト9の対向する端部の半ポケット11aが突き合わさっ
て、前記ポケット11と同様に、端部間ポケット11b
が形成されるようになっている。そして、この半ポケッ
ト11aと隣接するポケット11との間隔P1 は、セグ
メント9の内部のポケット11の間隔P2 よりも大きく
形成されている。セグメント9の内部のポケット間隔P
2は、従来のポケット21の間隔Pよりも小さくしたも
のであるので、その分だけ、前記の端部の半ポケット1
1aの間隔P1 は従来のポケット21の間隔Pよりも大
きくなっている(P1 >P>P2 )。そして、前記セグ
メント9は、所要数突き合わせて前記軌道溝4、5間に
環状に配置されている。
メント9から形成され、前記セグメント9は、図3に示
した従来のセグメント19と等しい長さの、一対の緩や
な円弧状の側壁10、10間に、円形のポケット11が
従来のセグメント19のポケット21の間隔Pよりも小
さく、等しい間隔P2 で、前記ポケット21の数と同じ
数だけ形成されている。セグメント9の各端部には、前
記セグメント19と同様に、ポケット11の半ポケット
11aが設けられ、前記半ポケット11aの深さはポケ
ット11の半径よりもやや小さく形成され、各セグメン
ト9の対向する端部の半ポケット11aが突き合わさっ
て、前記ポケット11と同様に、端部間ポケット11b
が形成されるようになっている。そして、この半ポケッ
ト11aと隣接するポケット11との間隔P1 は、セグ
メント9の内部のポケット11の間隔P2 よりも大きく
形成されている。セグメント9の内部のポケット間隔P
2は、従来のポケット21の間隔Pよりも小さくしたも
のであるので、その分だけ、前記の端部の半ポケット1
1aの間隔P1 は従来のポケット21の間隔Pよりも大
きくなっている(P1 >P>P2 )。そして、前記セグ
メント9は、所要数突き合わせて前記軌道溝4、5間に
環状に配置されている。
【0022】内輪2の下面側には、ターンテーブルへの
取り付け用のボルト穴12aが設けられ、内輪2の内周
面には、ターンテーブルを駆動するピニオンとかみ合う
歯車13が形成されている。外輪3には、固定座への取
り付け用のボルト穴12bが設けられている。外輪3に
は、図示していない、ボール7を前記軌道溝4、5間に
組み入れるための穴が設けられ、この穴は止め栓で閉じ
られる。そして、前記軸受1は、ターンテーブルの回転
に伴い、アキシャル荷重、ラジアル荷重およびモーメン
ト荷重をそれぞれ負荷する。
取り付け用のボルト穴12aが設けられ、内輪2の内周
面には、ターンテーブルを駆動するピニオンとかみ合う
歯車13が形成されている。外輪3には、固定座への取
り付け用のボルト穴12bが設けられている。外輪3に
は、図示していない、ボール7を前記軌道溝4、5間に
組み入れるための穴が設けられ、この穴は止め栓で閉じ
られる。そして、前記軸受1は、ターンテーブルの回転
に伴い、アキシャル荷重、ラジアル荷重およびモーメン
ト荷重をそれぞれ負荷する。
【0023】この発明の実施形態は以上のような構成で
あり、以下にその作用について説明する。
あり、以下にその作用について説明する。
【0024】各セグメント9の対向する端部で形成され
る半ポケット11aと隣接するポケット11との間隔P
1 を、従来のセグメント19のポケット21の間隔Pよ
りも大きくしたので、セグメント9の端部の周方向の肉
厚が大きくなり、軸受に作用する前記の荷重が大きい場
合などに、セグメント9単位で進み遅れを生じてボール
7と端部のポケット11aとの接触圧力が大きくなって
も、セグメント9の端部に発生する応力が、従来のポケ
ット21を等しい間隔Pで設けた場合よりも小さくな
る。それにより、セグメント9の端部に発生する応力を
その降伏応力以下に抑えることが可能となり、前記端部
の塑性変形を防止でき、旋回トルクの変動が小さく、円
滑な旋回が可能となる。
る半ポケット11aと隣接するポケット11との間隔P
1 を、従来のセグメント19のポケット21の間隔Pよ
りも大きくしたので、セグメント9の端部の周方向の肉
厚が大きくなり、軸受に作用する前記の荷重が大きい場
合などに、セグメント9単位で進み遅れを生じてボール
7と端部のポケット11aとの接触圧力が大きくなって
も、セグメント9の端部に発生する応力が、従来のポケ
ット21を等しい間隔Pで設けた場合よりも小さくな
る。それにより、セグメント9の端部に発生する応力を
その降伏応力以下に抑えることが可能となり、前記端部
の塑性変形を防止でき、旋回トルクの変動が小さく、円
滑な旋回が可能となる。
【0025】また、セグメント9の内部のポケットの間
隔P2 を、従来のポケット21の間隔Pよりも小さくし
たので、一つのセグメント9に収容できるボール7の数
を、従来のポケット21を等しい間隔Pで設けたセグメ
ント19の場合と同数にできるので、軸受の負荷容量を
低下させずに、セグメント端部の塑性変形を防止するこ
とができる。
隔P2 を、従来のポケット21の間隔Pよりも小さくし
たので、一つのセグメント9に収容できるボール7の数
を、従来のポケット21を等しい間隔Pで設けたセグメ
ント19の場合と同数にできるので、軸受の負荷容量を
低下させずに、セグメント端部の塑性変形を防止するこ
とができる。
【0026】さらに、セグメント9の内部の各ポケット
間の間隔P2 を等しくしたので、セグメント9の端部以
外は、ボール7が等しい間隔P2 でポケット11に収容
され、一つのセグメント内で、前述の各荷重を前記軌道
溝4、5の周方向にほぼ均等に負荷することができ、軸
受を円滑に旋回させる上で好ましい。
間の間隔P2 を等しくしたので、セグメント9の端部以
外は、ボール7が等しい間隔P2 でポケット11に収容
され、一つのセグメント内で、前述の各荷重を前記軌道
溝4、5の周方向にほぼ均等に負荷することができ、軸
受を円滑に旋回させる上で好ましい。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、前述
のように、分割型保持器を形成するセグメントの端部の
半ポケットと隣接するポケットとの間隔を、セグメント
に設けるポケット数を変えずに、従来の全ポケットの間
隔を等しくした場合よりも大きくしたので、セグメント
単位の進み遅れによって、ボールと端部の半ポケットの
接触圧力が大きくなる場合でも、セグメント端部の塑性
変形が防止される。
のように、分割型保持器を形成するセグメントの端部の
半ポケットと隣接するポケットとの間隔を、セグメント
に設けるポケット数を変えずに、従来の全ポケットの間
隔を等しくした場合よりも大きくしたので、セグメント
単位の進み遅れによって、ボールと端部の半ポケットの
接触圧力が大きくなる場合でも、セグメント端部の塑性
変形が防止される。
【0028】また、1セグメントに収容できるボールの
数は、従来のポケットを等間隔で設けたセグメントと同
じであるため、軸受の負荷容量が低下させずに済む。
数は、従来のポケットを等間隔で設けたセグメントと同
じであるため、軸受の負荷容量が低下させずに済む。
【0029】さらに、セグメントの端部以外のポケット
は等間隔で設けているため、旋回時の荷重を軌道溝の周
方向にほぼ均等に負荷することができる。
は等間隔で設けているため、旋回時の荷重を軌道溝の周
方向にほぼ均等に負荷することができる。
【0030】これらによって、軸受の負荷容量を低下さ
せずに、安定したトルクで円滑に回転できる単列玉旋回
軸受を実現することができる。
せずに、安定したトルクで円滑に回転できる単列玉旋回
軸受を実現することができる。
【図1】この発明の実施形態の単列玉旋回軸受の縦断正
面図
面図
【図2】(a)実施形態の保持器のセグメントの斜視図
(b)同上の正面図
【図3】(a)先行技術の保持器のセグメントを示す斜
視図 (b)同上の正面図
視図 (b)同上の正面図
1 単列玉旋回軸受
2 内輪
3 外輪
4、5 軌道溝
4a、4b、5a、5b 円弧
6 保持器
7 ボール
8 シール部材
9 セグメント
10 側壁
11 ポケット
11a 半ポケット
12a、12b ボルト穴
13 歯車
P、P1 、P2 間隔
Claims (5)
- 【請求項1】 内輪および外輪の各軌道溝間に環状に配
置され、周方向に複数に分割されたセグメントの内部
に、単列の多数のボールを収容するためのポケットとそ
の両端に半ポケットを設け、前記各セグメントの半ポケ
ットを突き合わせて端部間ポケットを形成し、前記の半
ポケットと隣接するポケットとの間隔P 1 を前記セグメ
ントの内部に設けた各ポケットの間隔P2 よりも大きく
した単列玉旋回軸受用保持器。 - 【請求項2】 前記の一つのセグメントに設けるポケッ
トの数を、ポケットを等しい間隔Pで設けた場合と同数
設定し、前記内部の間隔P2 を前記間隔Pよりも小さく
することにより、前記の端部の間隔P1 を前記間隔Pよ
りも増加させた請求項1に記載の単列玉旋回軸受用保持
器。 - 【請求項3】 前記内部の各ポケット間の間隔P2 が等
しい請求項1または2に記載の単列玉旋回軸受用保持
器。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の保持
器を用いた単列玉旋回軸受。 - 【請求項5】 前記の単列玉旋回軸受が、4点接触型単
列玉旋回軸受である請求項4に記載の単列玉旋回軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001199433A JP2003013963A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 単列玉旋回軸受用保持器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001199433A JP2003013963A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 単列玉旋回軸受用保持器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003013963A true JP2003013963A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19036732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001199433A Pending JP2003013963A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 単列玉旋回軸受用保持器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003013963A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3013087A1 (fr) * | 2013-11-14 | 2015-05-15 | Skf Aerospace France | Roulement mecanique |
| WO2018005138A1 (en) * | 2016-06-26 | 2018-01-04 | Atec Corporation | Synthetic resin retainer for large thrust ball bearings with dry-lubricant and wet-lubricant management systems |
| CN114922901A (zh) * | 2022-05-13 | 2022-08-19 | 常熟长城轴承有限公司 | 一种工程塑料模注高速角接触球轴承保持架及其润滑方法 |
-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001199433A patent/JP2003013963A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| FR3013087A1 (fr) * | 2013-11-14 | 2015-05-15 | Skf Aerospace France | Roulement mecanique |
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| US9239077B2 (en) | 2013-11-14 | 2016-01-19 | Aktiebolaget | Mechanical bearing |
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