[go: up one dir, main page]

JP2003012962A - 透明光輝性顔料、ならびにそれを用いた塗料、樹脂組成物、インキ組成物、人造大理石成型品、塗被紙および化粧料 - Google Patents

透明光輝性顔料、ならびにそれを用いた塗料、樹脂組成物、インキ組成物、人造大理石成型品、塗被紙および化粧料

Info

Publication number
JP2003012962A
JP2003012962A JP2001194343A JP2001194343A JP2003012962A JP 2003012962 A JP2003012962 A JP 2003012962A JP 2001194343 A JP2001194343 A JP 2001194343A JP 2001194343 A JP2001194343 A JP 2001194343A JP 2003012962 A JP2003012962 A JP 2003012962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bright pigment
resin
transparent bright
transparent
artificial marble
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001194343A
Other languages
English (en)
Inventor
Juichi Ino
寿一 猪野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP2001194343A priority Critical patent/JP2003012962A/ja
Publication of JP2003012962A publication Critical patent/JP2003012962A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗料や樹脂組成物などに配合されても、白く
浮き出ることがなく、素地の色調を変化させずに、光輝
性のみを向上させることのできる透明光輝性顔料を提供
する。さらには、この透明光輝性顔料を用いた塗料や樹
脂組成物などを提供する。 【解決手段】 基材がガラス粒子であって、その表面に
二酸化チタンからなる厚さ1〜70nmの被膜が形成され
たものである透明光輝性顔料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、塗料や樹脂組成
物などに配合して、それらにキラキラとした透明な光輝
性を付与する顔料に関する。さらには、その透明光輝性
顔料を含有する塗料、樹脂組成物、インキ組成物、人造
大理石成型品、塗被紙および化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から光輝性顔料として、フレーク状
のアルミニウム粉末、二酸化チタンまたは酸化鉄などの
金属酸化物で被覆された雲母片粒子またはグラファイト
片粒子、α−酸化鉄結晶粒子を主成分とする酸化鉄粒子
などが知られている。これらの光輝性顔料は、外部から
の入射光をその表面で反射してキラキラと輝き、塗料に
配合されれば塗膜に、インキ組成物であれば描線または
印刷面に、あるいは樹脂組成物であれば樹脂成型品の表
面に、それら各種素地の色調と相まって変化に富んだ美
粧性に優れた独特な外観を与える。この美粧性の向上を
目的として、自動車、オートバイ、OA機器、携帯電
話、家庭電化製品、印刷物または筆記用具類など各種用
途に光輝性顔料は広く利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光輝性
顔料は、隠蔽性が高いため、着色顔料と併用して塗料な
どに配合すると、求める色調と異なってしまう場合が多
かった。とくに濃色系の塗料などでは、色調が白くなっ
て粒子感が目立つようになり、仕上がりが粗い感じなっ
ていた。パールマイカなどの真珠光沢顔料であれば、全
体的な光輝性を高めることはできるが、却って白さが強
くなり、求める色調との差が大きくなってしまう場合も
あった。
【0004】また、マイカより平滑性が高く透明性の高
いガラスフレークを基材として、その表面に二酸化チタ
ンの被膜を設けた真珠光沢を呈する顔料が特開2001
−31421公報に記載されている。この顔料は、二酸
化チタンによる干渉色を利用して真珠光沢を呈するもの
であるため、その被膜は少なくとも100nm程度の厚さ
が必要であった。また、二酸化チタンは結晶性であるた
め、100nm程度の厚さになると被膜表面の凹凸が大き
くなり、反射光が散乱して白く見えるようになる。その
ため、この顔料を塗料や樹脂組成物中に配合すると、上
記同様に外観について求める色調を損なってしまう場合
があった。
【0005】この発明は、以上のような問題点に着目し
てなされたものである。その目的とするところは、塗料
や樹脂組成物などに配合されても、白く浮き出ることが
なく、素地の色調を変化させずに、光輝性のみを向上さ
せることのできる透明光輝性顔料を提供することにあ
る。さらには、この透明光輝性顔料を用いた塗料や樹脂
組成物などを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の透明光輝性顔料は、基材
がガラス粒子であって、その表面に二酸化チタンからな
る厚さ1〜70nmの被膜が形成されたものである。
【0007】請求項2に記載の発明の透明光輝性顔料
は、請求項1に記載の発明において、基材が可視光透過
率90%以上のガラス粒子からなるものである。
【0008】請求項3に記載の発明の透明光輝性顔料
は、請求項1または2に記載の発明において、基材がガ
ラスフレークであるものである。
【0009】請求項4に記載の発明の透明光輝性顔料
は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明におい
て、被膜がルチル型二酸化チタンからなるものである。
【0010】請求項5に記載の発明の塗料は、請求項1
〜4のいずれか1項に記載の透明光輝性顔料を含有する
ものである。
【0011】請求項6に記載の発明の樹脂組成物は、請
求項1〜4のいずれか1項に記載の透明光輝性顔料を含
有するものである。
【0012】請求項7に記載の発明のインキ組成物は、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の透明光輝性顔料を
含有するものである。
【0013】請求項8に記載の発明の人造大理石成型品
は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の透明光輝性顔
料を含有するものである。
【0014】請求項9に記載の発明の塗被紙は、請求項
1〜4のいずれか1項に記載の透明光輝性顔料を含有す
るものである。
【0015】請求項10に記載の発明の化粧料は、請求
項1〜4のいずれか1項に記載の透明光輝性顔料を含有
するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て詳細に説明する。なお、この実施の形態に限定するも
のではない。
【0017】透明光輝性顔料は、ガラス粒子を基材とし
て、その表面に高屈折率材料である二酸化チタンからな
る被膜を成形したものである。ガラス粒子は非晶質であ
るため、その表面が極めて平滑であり、そこで反射光が
大きく散乱することはない。この表面平滑な基材を用い
ることにより、結晶性材料である二酸化チタンの被膜を
成形しても、被膜表面の凹凸を小さくすることができ
る。これに対し、従来の光輝性顔料の基材であるマイカ
や金属粒子などは結晶性であるため、その表面に凹凸が
形成され易い。そのため、従来の基材上に二酸化チタン
の被膜を成形すると、被膜成形段階で結晶成長速度に部
分的な差が生じて、被膜表面に比較的大きな凹凸が形成
される。
【0018】また、この透明光輝性顔料では、二酸化チ
タンからなる被膜の厚さが70nm以下であるので、被膜
の成形において局部的な結晶成長が生じ難く、被膜の表
面形状は基板表面の平滑さを反映したものとなる。被膜
表面の凹凸が大きくなれば、その大きさに比例して反射
光が散乱するようになるため、従来の顔料では、真珠光
沢を呈することはできても、素地の色調を変化させるこ
となく製品に光輝性のみを付与することはできなかっ
た。
【0019】さらに、二酸化チタンからなる被膜は、本
来無色透明であるため、被膜表面だけでなく基材表面で
も反射が生じる。そのため、表面凹凸の大きな基材を用
いた場合は、基材表面でも反射光が散乱することにな
る。この透明光輝性顔料は、基材表面および被膜表面の
いずれも平滑であるため、反射光の散乱が極めて生じ難
く、素地の色調を損なうことなく光輝性のみを製品に付
与することができる。
【0020】従来の光輝性顔料のように二酸化チタンか
らなる被膜の厚さが100nmを越えると、被膜が結晶性
であるが故に、その表面に凹凸が目立つようになる。そ
のため、良好な透明性を確保するには、その膜厚を70
nm以下にする必要がある。一方で、被膜は少なくとも1
nm以上の厚さが必要である。1nm未満では反射率が上昇
せず、光輝性が不足するからである。上記各機能を確実
に発揮させるには、二酸化チタンからなる被膜の厚さを
5〜50nmにすることが好ましい。
【0021】この発明は、素地の色調を変化させずに透
明な光輝性のみを製品に付与することを目的とするの
で、基材となるガラス粒子は、透明性が高いものほど好
ましい。具体的には、可視光透過率が90%以上である
ことが好適である。可視光透過率が90%未満の場合
は、基材の透明性が損なわれ、肉眼で見てもやや白さが
目立つようになる。
【0022】ガラス粒子は、その形状をとくに限定され
るものではなく、略球形状やブロック状でもよいが、ア
スペクト比の高い鱗片状のガラスフレークが最適であ
る。ガラスフレークは、表面積のほとんどが平滑平面で
あるため反射光に指向性があり、特定方向に高い光輝性
を示すので、製品に高級感を付与できるからである。
【0023】ガラスフレークの形状は、使用用途によっ
て多少異なるが、一般的には平均粒径5〜1,000μ
m、かつ、平均厚さ0.5〜20μmであることが好まし
い。粒径が大きすぎる場合は、透明光輝性顔料を塗料や
樹脂組成物に配合/混合撹拌する際に、ガラスフレーク
が破砕され、二酸化チタンで被覆されていない断面が現
れてその反射率が低下するなどの問題が生じる。一方、
粒径が小さすぎると、塗膜や樹脂成型品中で透明光輝性
顔料の平面がバラバラの方向を向いてしまい、また個々
の粒子が放つ反射光が弱くなるため、反射光が散乱した
のと同様の外観を製品に与えてしまう。
【0024】二酸化チタンには、その結晶型によりアナ
ターゼ型、ルチル型およびブルッカイト型の3種が存在
する。これらの内、屈折率と化学的安定性が最も高いル
チル型が好ましい。二酸化チタンの屈折率が高いほど、
透明光輝性顔料の反射率が高くなり、製品により高い光
輝性を付与することができる。また、その化学的安定性
が高いので、光触媒機能による塗料や樹脂組成物中の他
成分の分解などの問題を生じ難いからである。ちなみ
に、一般的なEガラス組成からなるガラスフレークの屈
折率は、1.5〜1.6であり、アナターゼ型二酸化チ
タンの屈折率は2.55、ルチル型二酸化チタンの屈折
率は2.70である。
【0025】ガラス粒子上に二酸化チタンの被膜を成形
する方法は、とくに限定されるものではなく、たとえば
スパッタリング法、ゾルゲル法、CVD法またはLPD
法など公知の方法を利用することができる。ただし、ガ
ラスフレークのような鱗片状粒子に被膜を形成する方法
としては、金属塩から酸化物をその表面に析出させる液
相法が好ましい。とくに、ルチル型二酸化チタンをガラ
ス粒子表面に直接析出させることのできる特開2001
−31421公報に記載の方法が最適である。
【0026】この透明光輝性顔料は、従来から顔料を利
用してきた各種用途において、とくに表面処理など施す
ことなくそのまま使用できる。しかし、強酸性/強アル
カリ性の溶液を利用する用途においては、耐薬品性をさ
らに向上させるため、透明な光輝性を製品に付与すると
いうこの発明の目的を阻害しない範囲で、シリカ(SiO 2)
やアルミニウムなどからなる保護膜を設けてもよい。同
様に、耐水性や樹脂との混練性を高めるためにカップリ
ング剤で表面処理してもよく、耐光性を向上させるため
に紫外線吸収被膜を成形してもよい。
【0027】この透明光輝性顔料は、従来の光輝性顔料
と同様に、溶液や樹脂中に適量配合され、また他の着色
顔料と併用されて、塗料、樹脂組成物、インキ組成物、
人造大理石成型品、塗被紙および化粧料などの各種用途
に利用される。たとえば、塗料中に配合する場合は、母
材樹脂に熱硬化性樹脂としてアクリル樹脂、ポリエステ
ル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、フ
ッ素樹脂、ポリエステル−ウレタン硬化系樹脂、エポキ
シ−ポリエステル硬化系樹脂、アクリル−ポリエステル
系樹脂、アクリル−ウレタン硬化系樹脂、アクリル−メ
ラミン硬化系樹脂もしくはポリエステル−メラミン硬化
系樹脂などを、熱可塑性樹脂としてポリエチレン樹脂、
ポリプロピレン樹脂、石油樹脂、熱可塑性ポリエステル
樹脂もしくは熱可塑性フッ素樹脂などを使用し、また硬
化剤にポリイソシアネート、アミン、ポリアミド、多塩
基酸、酸無水物、ポリスルフィド、三フッ化ホウ素酸、
酸ジヒドラジドもしくはイミダゾールなどを使用するこ
とが好ましい。塗料中における透明光輝性顔料の含有率
は、乾燥硬化後の塗膜において0.1〜30重量%とな
るように調整することが好ましい。より好ましい含有率
は、1〜20重量%である。透明光輝性顔料の含有率が
0.1重量%よりも少ない場合は、塗膜に十分な光輝性
がなく、一方30重量%よりも多いと、含有率の割には
光輝性の向上が小さくなり、却って素地の色調を損なっ
てしまうおそれが生じる。この透明光輝性顔料は、素地
の色調を損なうことがないので、あらゆる色の塗料に利
用することができる。たとえば、赤、青、緑、黒などの
原色に加え、色調の調整が困難なパステルカラーなどに
も使用できる。
【0028】樹脂組成物中に配合する場合は、母材樹脂
に上記の各種熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を利用す
ることができる。とくに、熱可塑性樹脂に使用すれば、
射出成形が可能となるため、複雑な形状の成型品を得る
ことができる。この透明光輝性顔料は、基材がガラス粒
子であるため、マイカのような劈開性がなく、射出成型
においても一定の粒径を維持することができる。
【0029】インキ組成物に配合する場合は、基材のガ
ラス粒子に平均厚さ0.2〜2μm、平均粒径120μm
以下のガラスフレークを使用することが好ましい。平均
厚さが2μmを越えると、筆跡の外観上、透明光輝性顔
料が飛び出したようになり、滑らかさが損なわれる。ま
た、平均粒径が120μmを越える場合も筆跡の滑らか
さが損なわれる。
【0030】インキ組成物には、各種ボールペン、サイ
ンペンなどの筆記具用インキならびにグラビアインキ、
オフセットインキなどの印刷インキがあるが、いずれの
インキ組成物にも使用することができる。筆記具用イン
キのビヒクルの例としては、アクリル樹脂、スチレン−
アクリル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸塩、アクリル酢酸ビニル共重合体、ザンサンガムな
どの微生物産性多糖類またはグアーガムなどの水溶性植
物性多糖類などと、溶剤としての水、アルコール、炭化
水素、エステルなどからなるものとが挙げられる。
【0031】グラビアインキ用ビヒクルの例としては、
ガムロジン、ウッドロジン、トール油ロジン、ライムロ
ジン、ロジンエスエル、マレイン酸樹脂、ポリアミド樹
脂、ビニル樹脂、ニトロセルロース、酢酸セルロース、
エチルセルロース、塩化ゴム、環化ゴム、エチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹
脂、アルキド樹脂、ギルソナイト、ダンマルもしくはセ
ラックなどの樹脂混合物、上記樹脂の混合物、上記樹脂
を水溶化した水溶性樹脂または水性エマルション樹脂
と、炭化水素、アルコール、エーテル、エステルまたは
水などの溶剤とからなるものが挙げられる。
【0032】オフセットインキ用ビヒクルの例として
は、ロジン変性フェノール樹脂、石油樹脂、アルキド樹
脂またはこれらの乾性変性樹脂などの樹脂と、アマニ
油、桐油または大豆油などの植物油と、n−パラフィ
ン、イソパラフィン、アロマテック、ナフテン、α−オ
レフィンまたは水などの溶剤とからなるものが挙げられ
る。
【0033】なお、上記の各種ビヒクル成分には、染
料、顔料、各種界面活性剤、潤滑剤、消泡剤、レベリン
グ剤などの慣用の添加剤を適宜選択して配合してもよ
い。
【0034】人造大理石成型品に透明光輝性顔料を使用
する場合は、最表層に透明ゲルコート層、その内部に透
明光輝性顔料を含む中間層、その中間層の下に着色され
た骨材を含む人造大理石層の3層構造にすることが好ま
しい。この構成であれば、最表層が透明ゲルコート層で
あるため、中間層の発する強い反射光と人造大理石層の
模様とが相まって、キラキラとした高い光輝感を有する
大理石調の外観が形成される。
【0035】透明ゲルコート層の厚さは、奥行き感と可
視光透過率の低減とを勘案して、0.3〜0.7mmとす
ることが好ましい。透明ゲルコート層の成分は、とくに
限定されないが、取り扱い易さや加工成形性の高さから
熱硬化性樹脂が好ましい。具体的には、不飽和ポリエス
テル樹脂、ビニルエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタ
ン樹脂、フェノール樹脂またはこれらの混合物もしくは
変性物(たとえば、不飽和ポリエステル樹脂の末端基を
アクリル系に変えた変性物など)などが挙げられる。と
くに、不飽和ポリエステル樹脂は、透明性が高く、安価
で入手し易いので好ましい。
【0036】中間層は、大理石調の外観に高い光輝感を
与えるためのものであり、人造大理石層の模様を覆い隠
すものであってはならない。そのため、少なくとも可視
光透過性を備える必要がある。ただし、その主成分に最
表層の透明ゲルコートと同一のものを使用する必要はな
い。なお、外観が損なわれない限り、透明ゲルコート層
と人造大理石層との間に、上記中間層以外の層をさらに
設けてもよい。具体的には、可視光透過性の高い色付き
フイルムを配置することにより、人造大理石成型品の色
調を簡便に調整することができる。
【0037】中間層は、厚さが0.05〜1mmの範囲が
好ましく、その構成成分として可視光透過性の高い熱硬
化性樹脂が好適である。また、透明光輝性顔料の他に、
硬化剤や促進剤を含有してもよく、必要に応じて増粘
剤、揺変剤、消泡剤または特性向上剤が配合されてもよ
い。さらに、着色顔料、その他の金属顔料(アルミニウ
ム顔料や酸化鉄顔料など)、干渉色顔料(金属酸化物で
被覆したマイカなど)から選ばれた1種または2種以上
が素地の色調を著しく損なわない範囲で配合されてもよ
い。
【0038】人造大理石層は、厚さ3〜25mmが好まし
く、その主成分は熱硬化性樹脂であり、その他の成分と
して骨材、促進剤、硬化剤および着色剤を含有する。こ
の熱硬化性樹脂には、上記透明ゲルコート層の熱硬化性
樹脂を利用できる。たとえば、不飽和ポリエステル樹脂
である。骨材としては、ガラスフリット、寒水石、水酸
化アルミニウム、炭酸カルシウムまたはシリカ粉体など
の無機材料、あるいは熱可塑性ポリエステル樹脂などの
有機材料が使用できる。さらに、必要に応じて強化材と
してガラス繊維を含有してもよい。
【0039】中間層における透明光輝性顔料の配合率が
過度に低い場合は、光輝性と奥行き感が得られ難くな
り、一方過度に高いとコスト面および物性面などで問題
が生じる。そこで、中間層における透明光輝性顔料の配
合率は、熱硬化性樹脂100重量部に対し0.01〜1
0重量部が好ましい。
【0040】人造大理石成型品に強度が求められる場合
は、人造大理石層の背面にFRP層を設けてもよい。こ
の場合、FRP層は人造大理石層の背面に配置されるた
め、人造大理石成型品の光輝性は損なわれない。FRP
層は、たとえばチョップドストランドグラスマットに不
飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂またはエポ
キシ樹脂のような熱硬化性樹脂を含浸させ、加熱硬化す
ることによって得られる。また、FRP層に着色剤を添
加すれば、人造大理石成型品に彩りを与えたり、背面か
らの光線を遮蔽することができる。
【0041】人造大理石成型品の製造方法は、とくに限
定されるものではなく、従来の方法をそのまま利用でき
る。たとえば、浴槽のように複雑な形状のものを製造す
る場合は、注型法やプレス成形法などの方法を利用でき
る。また、FRP層を備えた浴槽を製造する場合は、人
造大理石層を形成させた後、チョップドストランドグラ
スを含有する熱硬化性樹脂を人造大理石層の表面にスプ
レーガンで吹き付ける方法(スプレーアップ法)や、熱
硬化性樹脂を含浸させたチョップドストランドグラスマ
ットを人造大理石層の表面にハンドレイアップ法により
取り付けた後に50℃で1時間キュアリングする方法な
どによることができる。あるいは、人造大理石層を成形
する前に、上記のスプレーアップ法またはハンドレイア
ップ法により、浴槽の裏型材の表面に予めFRP層を形
成させてもよい。
【0042】人造大理石成型品に使用する透明光輝性顔
料の形状は、ガラスフレークを基材とする場合、平均厚
さ0.5〜30μm、平均粒径0.01〜2mmが好まし
い。平均粒径が2mmを越える場合は、中間層の成形加工
過程において割れが生じ易くなり、一方0.01mm未満
になると、光輝感の低下が著しくなる。また、平均厚さ
が0.5μm未満のものは破砕され易く、一方30μmを
越えると中間層における透明光輝性顔料の粒子数が少な
く光輝性が乏しくなり、外観不良が生じ易くなる。
【0043】塗被紙に透明光輝性顔料を配合する場合
は、ステアリン酸、ラウリル酸のアルカリ塩、共重合ラ
テックスもしくは澱粉などからなる接着剤、界面活性剤
および水などの溶媒に、必要に応じて酸化防止剤、紫外
線吸収剤、耐水化剤、防腐防黴剤、殺菌剤、消泡剤、香
料および/または染料を配合して得られる溶液を、ブレ
ードコーター、エアナイフコーター、ロールコーター、
カーテンコーター、バーコーター、グラビアコーターま
たはサイズプレスコーターなどの塗被装置で原紙上に片
面または両面に単層または二層以上塗被することで、光
輝性の高い塗被紙が得られる。
【0044】化粧料に透明光輝性顔料を配合する場合
は、その配合率を1〜100重量%とすることが好まし
い。配合率が1重量%未満の場合は、光輝性が十分に向
上しない。一方、100重量%であっても、肌上では人
脂などが存在するため、これらと結合し化粧料として機
能しうる。
【0045】この化粧料には、フェーシャル化粧料、メ
ーキャップ化粧料、ヘア化粧料など幅広い範囲の化粧料
が含まれる。これらの中でも、とくにファンデーショ
ン、粉白粉、アイシャドー、ブラッシャー、化粧下地、
ネイルエナメル、アイライナー、マスカラ、口紅、ファ
ンシーパウダーなどのメーキャップ化粧料において、こ
の透明光輝性顔料は好適に使用される。
【0046】この透明光輝性顔料は、化粧料の目的に応
じて、適宜疎水化処理が施されてもよい。疎水化処理の
方法としては、第一にメチルハイドロジェンポリシロキ
サン、高粘度シリコーンオイルおよびシリコーン樹脂な
どのシリコーン化合物による処理方法、第二にアニオン
活性剤、カチオン活性剤などの界面活性剤による処理方
法、第三にナイロン、ポリメチルメタクリレート、ポリ
エチレン、テフロン(登録商標)、ポリアミノ酸などの
高分子化合物による処理方法、第四にパーフルオロ基含
有化合物、レシチン、コラーゲン、金属石鹸、親油性ワ
ックス、多価アルコール部分エステルまたは完全エステ
ルなどによる処理方法、第五にこれらを複合した処理方
法が挙げられる。ただし、一般に粉末の疎水化処理に適
用できる方法であれば、上記の方法以外でも利用するこ
とができる。
【0047】この化粧料には、通常化粧料に用いられる
他の材料を必要に応じて適宜配合することができる。た
とえば、タルク、カオリン、セリサイト、白雲母、金雲
母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バーミキュライト、
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイソウ土、ケイ
酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウ
ム、ケイ酸バリウム、硫酸バリウム、ケイ酸ストロンチ
ウム、タングステン酸金属塩、シリカ、ヒドロキシアパ
タイト、ゼオライト、窒化ホウ素、セラミックスパウダ
ーなどの無機粉末、ナイロンパウダー、ポリエチレンパ
ウダー、ポリスチレンパウダー、ベンゾグアナミンパウ
ダー、ポリ四フッ化エチレンパウダー、ジスチレンベン
ゼンポリマーパウダー、エポキシパウダー、アクリルパ
ウダー、微結晶性セルロースなどの有機粉末、酸化チタ
ン、酸化亜鉛などの無機白色顔料、酸化鉄(ベンガ
ラ)、チタン酸鉄などの無機赤色系顔料、γ酸化鉄など
の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土などの無機黄色系顔
料、黒酸化鉄、カーボンブラックなどの無機黒色系顔
料、マンゴバイオレット、コバルトバイオレットなどの
無機紫色系顔料、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸
コバルトなどの無機緑色系顔料、群青、紺青などの無機
青色系顔料、酸化チタン被膜雲母、酸化チタン被膜オキ
シ塩化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被膜
タルク、魚鱗箔、着色酸化チタン被膜雲母などのパール
顔料、アルミニウムパウダー、カッパーパウダーなどの
金属粉末顔料、赤色201号、赤色202号、赤色20
4号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤
色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204
号、黄色205号、黄色401号および青色404号な
どの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106
号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色
505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色2
02号、黄色203号、緑色3号および青色1号のジル
コニウム、バリウムまたはアルミニウムレーキなどの有
機顔料、クロロフィル、β-カロチンなどの天然色素、
スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、マイクロクリ
スタリンワックス、オケゾライト、セレシン、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソ
ステアリン酸、セチルアルコール、ヘキサデシルアルコ
ール、オレイルアルコール、2−エチルヘキサン酸セチ
ル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2
−オクチルドデシル、ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペ
ンチルグリコール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセ
ロール、オレイン酸−2−オクチルドデシル、ミリスチ
ン酸イソプロピル、トリイソステアリン酸グリセロー
ル、トリヤシ油脂肪酸グリセロール、オリーブ油、アボ
ガド油、ミツロウ、ミリスチン酸ミリスチル、ミンク
油、ラノリンなどの各種炭化水素、シリコーン油、高級
脂肪酸、油脂類のエステル類、高級アルコール、ロウな
どの油性成分、アセトン、トルエン、酢酸ブチル、酢酸
エステルなどの有機溶剤、アルキド樹脂、尿素樹脂など
の樹脂、カンファ、クエン酸アセチルトリブチルなどの
可塑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、界面活性
剤、保湿剤、香料、水、アルコール、増粘剤などが挙げ
られる。
【0048】この化粧料の形態は、とくに限定されるも
のではなく、粉末状、ケーキ状、ペンシル状、スティッ
ク状、軟膏状、液状、乳液状、クリーム状などが例示さ
れる。
【0049】
【実施例】以下、実施例および比較例を示してこの発明
をより詳細に説明するが、この発明の目的を越えない限
り、以下の実施例に限定するものではない。
【0050】(実施例1)基材としてガラスフレーク
(日本板硝子社製:平均厚さ1μm、平均粒径80μm)
を用い、以下の手順でルチル型二酸化チタンの被膜を成
形し、透明光輝性顔料を作製した。まず、イオン交換水
10Lに塩化第一スズ・二水和物1.6gを溶かし、こ
れに希塩酸を加えてpH2.0〜2.5に調整した。こ
の溶液に、前記ガラスフレーク1kgを撹拌しながらに加
え、10分後に濾過した。つぎに、イオン交換水10L
にヘキサクロロ白金酸・六水和物0.15gを溶かし、
この溶液に前記濾過したガラスフレークを撹拌しつつ投
入し、10分後に濾過した。つづいて、イオン交換水1
0Lに塩酸溶液(35重量%)0.32Lを加え、pH
約0.7の塩酸酸性溶液を製造した。この溶液に上記前
処理を施したガラスフレーク1kgを撹拌しつつ投入し、
溶液温度を75℃まで昇温した。さらに、四塩化チタン
(TiCl4)溶液をTi換算で0.2g/minの割合で溶液中に添
加し、pHが変わらないよう水酸化ナトリウムを同時に
加え、中和反応により二酸化チタン(TiO2)またはその水
和物をガラスフレーク上に析出させる方法で2時間処理
した。その後、被膜が形成されたガラスフレークを濾過
し、180℃で2時間乾燥させ、目的とする透明光輝性
顔料を得た。この透明光輝性顔料は、電子顕微鏡観察に
より、ガラスフレーク上に50nmの二酸化チタン被膜が
形成されていることが確認された。また、透明光輝性顔
料をX線回折装置(島津製作所社製 XD−D1)を用
いて測定したところ、その表面に存在する二酸化チタン
はルチル型のみからなることが確認された。
【0051】(実施例2)実施例1における処理時間を
1時間とした以外は実施例1と同様にして光輝性顔料を
作製した。この透明光輝性顔料は電子顕微鏡観察によ
り、ガラスフレーク上に20〜30nmのルチル型二酸化
チタンの被膜が形成されていることが確認された。
【0052】(比較例1)実施例1における処理時間を
3.5時間とした以外は実施例1と同様にして光輝性顔
料を作製した。この光輝性顔料は電子顕微鏡観察によ
り、ガラスフレーク上に80nmのルチル型二酸化チタン
の被膜が形成されていることが確認された。
【0053】(比較例2)実施例1と同様に基材として
ガラスフレーク(日本板硝子社製:平均厚さ1μm、平
均粒径80μm)を用い、以下に記載する通常の無電解
メッキ法で銀からなる被膜を成形して光輝性顔料を得
た。まず、実施例1と同様に塩化第一スズとヘキサクロ
ロ白金酸・六水和物による処理を行った。つづいて、イ
オン交換水10Lに硝酸銀200gとアンモニア水を適
当量加え、銀液を製造した。この銀液に上記前処理を施
したガラスフレーク1kgを撹拌しつつ投入し、さらに1
4重量%の酒石酸ナトリウムカリウム溶液を還元液とし
て添加し、銀をガラスフレーク上に被覆した。その後、
このガラスフレークを濾過し、400℃で2時間乾燥さ
せ、銀の被膜を有する光輝性顔料を得た。電子顕微鏡観
察により、この光輝性顔料は、厚さ50nmの銀の被膜が
形成されていることが確認された。
【0054】〔光輝性顔料の物性測定〕上記の手段によ
り得られた透明光輝性顔料/光輝性顔料を、赤または青
の着色顔料を含むアクリル樹脂(日本ペイント社製 ア
クリルオートクリアースーパー)に混ぜ、その混合液を
9ミルのアプリケーターを用いて隠蔽測定紙上に塗布し
て塗膜を成形した。この混合液は、アクリル樹脂40g
(固形分重量)に着色顔料を5gと顔料5gをペイント
シェーカーで十分に撹拌混合したものである。また、着
色顔料としては、市販のアクリル塗料の赤、青および黒
を用いた。この塗膜の比較対照として、上記の透明光輝
性顔料/光輝性顔料を含まない以外は全く同じ組成から
なる「対比塗膜」を成形した。この塗膜と対比塗膜につ
いて、それぞれ色彩色差計(ミノルタ社製 CR−30
0)でその明度(L値)と彩度(a値、b値)を測定し
た。塗膜の彩度差はΔCで表され、塗膜の彩度をa*、
b*、対比塗膜の彩度をa、bとした場合に、下記「式
1」より算出される。彩度差の値が大きいほど、対比塗
膜の色調からずれた色調であることを示す。なお、この
彩度差ΔCが5以下であると、通常は肉眼では色差が認
めないと考えられている。
【0055】
【数1】ΔC=√((a*~a)2+(b*~b)2)
【0056】参考までに、対比塗膜の明度および彩度も
下記「表1」に記載する。また、黒については明度(L
値)と彩度(a値、b値)では表現が難しいため、目視
における状態を「表2」に示す。
【0057】
【表1】
【0058】
【表2】
【0059】上記実施例および比較例の結果を検討する
ことにより、以下のことが判る。実施例1および2と比
較例1との対比から、二酸化チタンの被膜厚さを70nm
以下にすると、塗膜の素地の色調を変化させることな
く、その光輝性だけを高められることが判る。一方、被
膜厚さが70nmを越えると、光輝性は一層高くなるが、
塗膜の素地(着色顔料)本来の色調を損ない、白く変色
したように見えることが判る。このことから、二酸化チ
タンの被膜が厚くなると、被膜表面の凹凸が大きくな
り、反射光の散乱が目立ってくることが判る。
【0060】実施例1および2と比較例2との対比か
ら、銀などの金属色を呈する被膜を用いると、被膜厚さ
が薄くても光輝性は高くなるものの、彩度が大幅に変わ
り、素地本来の色調と全く別の色調になってしまうこと
が判る。
【0061】
【発明の効果】上記記載から明らかなように、表面平滑
なガラス粒子を基材とし、その表面に1〜70nmの従来
より薄い二酸化チタンの被膜を設けることにより、極め
て表面平滑で反射光を散乱させない、かつ、反射光が干
渉着色しない透明光輝性顔料が得られる。
【0062】また、基材に可視光透過率90%以上のガ
ラス粒子を用いることにより、透明光輝性顔料の透明性
を一層高めることができ、またガラスフレークを用いる
ことにより、光輝性を一層高めることができる。
【0063】さらに、ガラス粒子表面の被膜にルチル型
の二酸化チタンを用いることにより、反射率を十分に高
めることができ、かつ、光触媒機能による塗膜の分解な
どを抑制することができる。
【0064】そして、この透明光輝性顔料を用いること
により、素地の色調を損なうことなく、光輝性のみが向
上した塗料、樹脂組成物、インキ組成物、人造大理石成
型品、塗被紙および化粧料が従来と同様の手段により得
られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09C 3/06 C09C 3/06 4J039 C09D 11/00 C09D 11/00 4L055 201/00 201/00 D21H 19/38 D21H 19/38 Fターム(参考) 4C083 AB24 CC01 CC03 EE06 4G059 AA20 AC08 AC09 EA04 EB05 4J002 AA001 AA011 AA021 AB011 AF011 AF021 BB031 BB121 BC061 BD021 BD121 BE021 BG041 CC031 CC181 CD001 CF001 CK011 CK021 CL001 CM001 DL006 FB076 FD096 GH00 GH01 4J037 AA08 CA09 CC00 DD05 DD10 EE03 FF02 4J038 CG141 DA061 DB001 DD001 DG001 HA48 KA08 KA15 KA20 NA01 4J039 AB02 AB08 AD00 AD01 AD08 AD14 AE04 AE06 AE08 BA25 BE01 CA06 EA21 GA01 4L055 AG19 AG30 AG98 AH02 EA15 FA30 GA19

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材がガラス粒子であって、その表面に
    二酸化チタンからなる厚さ1〜70nmの被膜が形成され
    たものである透明光輝性顔料。
  2. 【請求項2】 上記基材は、可視光透過率が90%以上
    のガラス粒子である請求項1に記載の透明光輝性顔料。
  3. 【請求項3】 上記基材がガラスフレークである請求項
    1または2に記載の透明光輝性顔料。
  4. 【請求項4】 上記被膜は、ルチル型二酸化チタンから
    なるものである請求項1〜3のいずれか1項に記載の透
    明光輝性顔料。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の透
    明光輝性顔料を含有する塗料。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の透
    明光輝性顔料を含有する樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の透
    明光輝性顔料を含有するインキ組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の透
    明光輝性顔料を含有する人造大理石成型品。
  9. 【請求項9】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の透
    明光輝性顔料を含有する塗被紙。
  10. 【請求項10】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    透明光輝性顔料を含有する化粧料。
JP2001194343A 2001-06-27 2001-06-27 透明光輝性顔料、ならびにそれを用いた塗料、樹脂組成物、インキ組成物、人造大理石成型品、塗被紙および化粧料 Pending JP2003012962A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001194343A JP2003012962A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 透明光輝性顔料、ならびにそれを用いた塗料、樹脂組成物、インキ組成物、人造大理石成型品、塗被紙および化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001194343A JP2003012962A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 透明光輝性顔料、ならびにそれを用いた塗料、樹脂組成物、インキ組成物、人造大理石成型品、塗被紙および化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003012962A true JP2003012962A (ja) 2003-01-15

Family

ID=19032495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001194343A Pending JP2003012962A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 透明光輝性顔料、ならびにそれを用いた塗料、樹脂組成物、インキ組成物、人造大理石成型品、塗被紙および化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003012962A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005187782A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Nippon Sheet Glass Co Ltd 真珠調光沢顔料およびその製造方法、ならびにそれを用いた化粧料、塗料組成物、樹脂組成物およびインキ組成物
WO2005075369A1 (ja) * 2004-02-09 2005-08-18 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. ガラス物品及びガラス物品表面の表示形成方法
WO2006068255A1 (ja) * 2004-12-24 2006-06-29 Nippon Sheet Glass Company, Limited 鱗片状ガラス
JP2006283238A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 National Printing Bureau 識別マークが施された多層抄き合わせ紙
JP2006316228A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Nippon Sheet Glass Co Ltd 樹脂組成物
JP2007217319A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Sekisui Plastics Co Ltd メイクアップ化粧料
JP2007269890A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Toray Ind Inc レーザ溶着樹脂組成物およびそれからなる成形品
US7285508B2 (en) 2003-08-29 2007-10-23 Nippon Sheet Glass Company, Limited Glass flake
JP2007290915A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Matsushita Electric Works Ltd 人工大理石への塗布材料
WO2007148758A1 (ja) 2006-06-23 2007-12-27 Nippon Sheet Glass Company, Limited 鱗片状ガラス
JP2008260872A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Pialex Technologies Corp クリヤー塗料および皮膜検査方法
WO2011025126A1 (ko) * 2009-08-28 2011-03-03 에이비씨나노텍 주식회사 마이크로웨이브를 이용한 금속색조광택안료 제조방법
WO2018096936A1 (ja) 2016-11-25 2018-05-31 日本板硝子株式会社 光輝性顔料、顔料含有組成物、及び顔料含有塗装体
WO2018199182A1 (ja) 2017-04-28 2018-11-01 日本板硝子株式会社 光輝性顔料、顔料含有組成物、及び顔料含有塗装体
US10577502B2 (en) 2015-06-02 2020-03-03 Nippon Sheet Glass Company, Limited Bright pigment, method for producing same, pigment-containing composition, and pigment-containing painted product
JP2020059706A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 大阪ガスケミカル株式会社 化粧料組成物及びその製造方法、並びに化粧料
WO2021014981A1 (ja) 2019-07-23 2021-01-28 日本板硝子株式会社 近赤外線遮蔽材
JP2023169058A (ja) * 2022-05-16 2023-11-29 株式会社パイロットコーポレーション 筆記具用油性インキ組成物およびそれを用いた筆記具
WO2024195669A1 (ja) 2023-03-22 2024-09-26 日本板硝子株式会社 光輝材
WO2024237253A1 (ja) 2023-05-15 2024-11-21 日本板硝子株式会社 光輝性顔料、顔料含有組成物、及び顔料含有塗装体

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7285508B2 (en) 2003-08-29 2007-10-23 Nippon Sheet Glass Company, Limited Glass flake
JP2005187782A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Nippon Sheet Glass Co Ltd 真珠調光沢顔料およびその製造方法、ならびにそれを用いた化粧料、塗料組成物、樹脂組成物およびインキ組成物
WO2005075369A1 (ja) * 2004-02-09 2005-08-18 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. ガラス物品及びガラス物品表面の表示形成方法
US8383531B2 (en) 2004-12-24 2013-02-26 Nippon Sheet Glass Company, Limited Glass flake
KR100843011B1 (ko) * 2004-12-24 2008-07-01 니혼 이타가라스 가부시키가이샤 비늘조각형상 글래스
WO2006068255A1 (ja) * 2004-12-24 2006-06-29 Nippon Sheet Glass Company, Limited 鱗片状ガラス
EP1829833A4 (en) * 2004-12-24 2009-04-01 Nippon Sheet Glass Co Ltd SHED GLASS
JP2006283238A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 National Printing Bureau 識別マークが施された多層抄き合わせ紙
JP2006316228A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Nippon Sheet Glass Co Ltd 樹脂組成物
JP2007217319A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Sekisui Plastics Co Ltd メイクアップ化粧料
JP2007269890A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Toray Ind Inc レーザ溶着樹脂組成物およびそれからなる成形品
JP2007290915A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Matsushita Electric Works Ltd 人工大理石への塗布材料
WO2007148758A1 (ja) 2006-06-23 2007-12-27 Nippon Sheet Glass Company, Limited 鱗片状ガラス
US8383532B2 (en) 2006-06-23 2013-02-26 Nippon Sheet Glass Company, Limited Glass flake
JP2008260872A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Pialex Technologies Corp クリヤー塗料および皮膜検査方法
WO2011025126A1 (ko) * 2009-08-28 2011-03-03 에이비씨나노텍 주식회사 마이크로웨이브를 이용한 금속색조광택안료 제조방법
US10577502B2 (en) 2015-06-02 2020-03-03 Nippon Sheet Glass Company, Limited Bright pigment, method for producing same, pigment-containing composition, and pigment-containing painted product
WO2018096936A1 (ja) 2016-11-25 2018-05-31 日本板硝子株式会社 光輝性顔料、顔料含有組成物、及び顔料含有塗装体
US11365319B2 (en) 2016-11-25 2022-06-21 Nippon Sheet Glass Company, Limited Glitter pigment, pigment-containing composition, and pigment-containing painted product
WO2018199182A1 (ja) 2017-04-28 2018-11-01 日本板硝子株式会社 光輝性顔料、顔料含有組成物、及び顔料含有塗装体
US11472963B2 (en) 2017-04-28 2022-10-18 Nippon Sheet Glass Company, Limited Glitter pigment, pigment-containing composition, and pigment-containing painted product
JP2020059706A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 大阪ガスケミカル株式会社 化粧料組成物及びその製造方法、並びに化粧料
JP7341834B2 (ja) 2018-10-05 2023-09-11 大阪ガスケミカル株式会社 化粧料組成物及びその製造方法、並びに化粧料
WO2021014981A1 (ja) 2019-07-23 2021-01-28 日本板硝子株式会社 近赤外線遮蔽材
US12448521B2 (en) 2019-07-23 2025-10-21 Nippon Sheet Glass Company, Limited Near-infrared-shielding material
JP2023169058A (ja) * 2022-05-16 2023-11-29 株式会社パイロットコーポレーション 筆記具用油性インキ組成物およびそれを用いた筆記具
WO2024195669A1 (ja) 2023-03-22 2024-09-26 日本板硝子株式会社 光輝材
EP4685197A1 (en) 2023-03-22 2026-01-28 Nippon Sheet Glass Company, Limited Lustrous material
WO2024237253A1 (ja) 2023-05-15 2024-11-21 日本板硝子株式会社 光輝性顔料、顔料含有組成物、及び顔料含有塗装体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003012962A (ja) 透明光輝性顔料、ならびにそれを用いた塗料、樹脂組成物、インキ組成物、人造大理石成型品、塗被紙および化粧料
JP4647494B2 (ja) 黒色系光輝顔料およびそれを配合した化粧料、塗料組成物、樹脂組成物およびインキ組成物
JP4334204B2 (ja) 高輝度高彩度虹彩顔料およびその製造方法
CN100551976C (zh) 多层效果颜料
KR101158115B1 (ko) 금속 광택을 갖는 간섭 발색 안료, 및 이의 제조 방법 및용도
US8211225B2 (en) Magnetic pigments and process of enhancing magnetic properties
JP5138862B2 (ja) 光沢黒色干渉顔料
US20100180796A1 (en) Black bright pigment, and cosmetic, paint, ink or resin composition containing the black bright pigment
US10675225B2 (en) Optically diffusing particles
EP1935946B1 (en) Filler, process for producing the same, and cosmetic
EP1753826A1 (en) Aluminum effect pigment blends
WO2007116769A1 (ja) 金色調を有する光輝性顔料、これを含有する化粧料、塗料、インク、または樹脂組成物
US8323396B2 (en) Orange pearlescent pigments
JP2007138053A (ja) 光輝性顔料
WO2010024256A1 (ja) 銀系光輝性顔料、ならびにこれを含有する化粧料組成物、塗料組成物、遮熱塗料組成物、インク組成物及び樹脂組成物
JP4727048B2 (ja) 光沢顔料、ならびにそれを含有する塗料組成物、樹脂成形品、化粧料およびインキ組成物
JP2003165924A (ja) 光輝性顔料、ならびにそれを用いた塗料、樹脂組成物、インキ組成物、人造大理石成型品、塗被紙および化粧料
JP4990303B2 (ja) 高輝度高彩度虹彩顔料およびその製造方法
JP4920962B2 (ja) 複合有機粉末とそれを用いた製品
CN101189306A (zh) 独特颗粒尺寸分布的闪光效果
JP2006176741A (ja) 着色された光輝性顔料
JP2000336284A (ja) Ti−Co−Al系複合酸化物被覆雲母及びそれを用いた塗装体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040409

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060905

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070116