JP2003012892A - 樹脂組成物ならびにそれを用いた難燃性の積層板および印刷配線板 - Google Patents
樹脂組成物ならびにそれを用いた難燃性の積層板および印刷配線板Info
- Publication number
- JP2003012892A JP2003012892A JP2001198251A JP2001198251A JP2003012892A JP 2003012892 A JP2003012892 A JP 2003012892A JP 2001198251 A JP2001198251 A JP 2001198251A JP 2001198251 A JP2001198251 A JP 2001198251A JP 2003012892 A JP2003012892 A JP 2003012892A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin composition
- resin
- flame
- group
- printed wiring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Epoxy Resins (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
耐熱性に優れ、かつハロゲン化合物を含まない難燃性樹
脂組成物を提供する。 【構成】 (A)エポキシ樹脂、(B)軟化点100℃
以上の多官能性フェノール樹脂、(C)金属酸化物の水
和物および(D)ケイ素官能性シロキサンオリゴマーを
必須成分とし、(C)が(A)と(B)の合計量に対し
て50〜200体積%であることを特徴とする、臭素化
合物を含まない樹脂組成物、ならびにそれを用いた、難
燃性の積層板および印刷配線板。
Description
樹脂組成物、それを用いた、各種電子材料に用いられる
難燃性を有する積層板、特に金属張積層板、および印刷
配線板に関する。
高まっている。大気や土壌を汚染し、人体にも有害とな
る可能性がある有機ハロゲン化合物や、アンチモン、鉛
合金、鉛化合物等は、使用規制の対象となっている。こ
のため、家電製品をはじめとして、パーソナルコンピュ
ータ等の各種情報端末機器を中心に、ハロゲン化合物や
鉛合金を含有しない製品への移行が進んでいる。このよ
うな電子機器に使用されるプリント配線板や実装部品
も、例外ではない。
ッケージに用いられる従来の基板材料の多くは、難燃化
のために有機ハロゲン系化合物を使用している。また、
実装部品のはんだ接続には、Sn−Pb系合金を使用し
ているのが現状である。
によると、そのようなはんだは、融点が上昇する傾向が
あり、これに伴って、リフロー温度も上昇する可能性が
高い。こうした状況において、基板材料としては、ハロ
ゲン化合物を用いないことと同時に、特にはんだの溶融
温度に耐えるために、これまで以上に高い耐熱性が要求
されている。
としては、従来から、リン化合物や窒素化合物を添加し
たり、それらを樹脂骨格に導入すること等が行われてい
る。しかしながら、リン化合物や窒素化合物により難燃
性を確保するためには、ある程度の量を配合する必要が
あり、それによって、吸水率の増加、および耐熱性の低
下等を引き起こす。そのため、リン化合物や窒素化合物
の配合量の低減を目的に、金属酸化物の水和物を併用す
る方法も試みられている。
焼時に冷却効果を発現する水を多くトラップしているた
め、ある程度の量以上配合すると、樹脂組成物や積層板
の耐熱性が急激に低下する。これは、金属酸化物の水和
物が水を放出する温度が、はんだの溶融温度よりも低い
ことに起因しており、このことは、必要な溶融温度がさ
らに高くなることが予想されている、鉛を含有しないは
んだでは、より顕著になると思われる。
剤を、その水酸基と反応する官能基を有するシロキサン
オリゴマーで処理することにより、基材や充填剤と樹脂
との界面の接着性を向上させて、ドリル加工性および絶
縁特性に優れた積層板および印刷配線板を製造しうるこ
とを見出している(特許国際公開WO97/01595
号公報参照)。しかしながら、この技術を、このような
積層板の難燃化に適用できるという知見は、今まで得ら
れていなかった。
状況を前提としてなされたもので、有機ハロゲン化合物
を含まず、かつ硬化して得られる積層板および印刷配線
板が難燃性および耐熱性に優れる樹脂組成物;それを用
いた、難燃性、耐熱性および加工性に優れた積層板;な
らびに印刷配線板を提供することを目的とする。
題を解決するために検討を重ねた結果、難燃剤として金
属酸化物の水和物を配合し、かつ該水和物との反応性を
有するケイ素官能性シロキサンオリゴマーを配合するこ
とによって、(C)金属酸化物の水和物による難燃効果
を損なうことなく、多量の(C)を配合しても優れた機
械的性質および加工性が得られること、ならびにそのこ
とによって上記の目的を達成しうることを見出して、本
発明を完成するに至った。
脂; (C)金属酸化物の水和物;および (D)ケイ素官能基を有するシロキサンオリゴマーを含
み、(C)の含有量が、(A)と(B)の合計量に対し
て50〜200体積%であり、かつ有機ハロゲン化合物
を実質的に含有しないことを特徴とする。本発明の難燃
性積層板は、該樹脂組成物から得られるプリプレグを積
層し、硬化させて得られ、本発明の難燃性印刷配線板
は、そのようにして得られた金属張積層板から回路を形
成して得られる。
は、分子内に2個以上のエポキシ基を有する化合物であ
ればよく、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェ
ノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ
樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、フェノールノボラッ
ク型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹
脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、ビス
フェノールFノボラック型エポキシ樹脂、ジシクロペン
タジエン型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、脂肪族
鎖状エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹
脂、イソシアヌラート型エポキシ樹脂、ヒダントイン型
エポキシ樹脂、多官能フェノール類のグリシジルエーテ
ル化合物、二官能アルコール類のグリシジルエーテル化
合物、およびそれらの水素添加物等があり、1種を用い
ても、2種以上を併用してもよい。
(A)成分の硬化剤である。(B)成分としては、フェ
ノールノボラック、クレゾールノボラック、ビスフェノ
ールAノボラック、ビスフェノールFノボラック、カテ
コールノボラックおよびこれらの芳香環をアルキル基で
置換したもの等があり、1種を用いても、2種以上を併
用してもよい。本発明においては、これらの多官能性フ
ェノール樹脂のうち、軟化点が100℃以上、好ましく
は100〜150℃のものを配合することにより、耐熱
性、難燃性が良好な樹脂組成物を得ることができる。
れた耐熱性を与えることから、(B)成分の水酸基の数
が、(A)成分のエポキシ基1個あたり0.8〜1.2
個になる量が好ましい。
明の組成物に難燃性を付与するものである。ここで、金
属酸化物の水和物とは、金属水酸化物として表現されて
いるものを含めた概念である。(C)成分としては、通
常、周期律表2族または13族の金属酸化物の水和物が
用いられ、酸化アルミニウム水和物、水酸化マグネシウ
ムおよび水酸化カルシウムが好ましい。酸化アルミニウ
ム水和物には、水酸化アルミニウムといわれるものを包
含し、ベーマイト、ジアスポアのような一水和物;およ
びギブサイト、バイエライトのような三水和物(水酸化
アルミニウム)が挙げられる。(C)成分は、1種を用
いても、2種以上を併用してもよい。同一の配合量で優
れた難燃性が得られることから、ギブサイトが特に好ま
しい。
(B)成分の合計量に対して50〜200体積%、好ま
しくは70〜150体積%が用いられる。(C)成分の
量が50体積%未満の場合は、充分な難燃性が得られ
ず、200体積%を越える場合は、成形性が不十分とな
る。
(C)成分および場合によっては配合される(C)成分
以外の無機充填剤の表面処理剤である。(D)成分とし
ては、シロキサン単位が2個以上で、基材表面の水酸基
と反応するケイ素官能基を1個以上有するものであれ
ば、特に限定はない。シロキサン骨格は、直鎖状、分岐
状、環状、網状のいずれかであってもよく、(A)成分
および(B)成分との相溶性から、分岐構造を有するこ
とが好ましい。また、取扱いが容易で処理むらを生じな
いことから、シロキサン単位の数は2〜70個が好まし
く、5〜50個がさらに好ましい。ケイ素官能基として
は、水酸基(ケイ素原子を含めてシラノール基ともい
う);メトキシ、エトキシ、プロポキシのようなアルコ
キシ基;2−メトキシエトキシのようなアルコキシ置換
アルコキシ基;および水素原子が例示され、合成が容易
で、反応性が優れていることから、水酸基およびメトキ
シ基が好ましく、水酸基が特に好ましい。このようなケ
イ素官能性基は、シロキサン骨格が直鎖状の場合は、末
端ケイ素原子に結合していることが好ましいが、その他
の骨格構造の場合は、任意のケイ素原子に結合していて
もよい。
に、非置換または置換の1価の炭化水素基が結合してい
る。このような基としては、メチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、ペンチル、ヘキシルのようなアルキル基;
フェニルのようなアリール基;ビニルのようなアルケニ
ル基;および3−メトキシプロピルのような置換炭化水
素基が例示され、硬化した樹脂に優れた耐熱性を与える
ことから、分子中に少なくとも1個のフェニル基を有す
ることが好ましく、金属酸化物の水和物が水を放出する
温度を上げて、はんだ付けなどの加工により樹脂にふく
れを生じることがなく、かつ難燃性を損なうことがない
ことから、全シロキサン単位の25モル%以上が、少な
くとも1個のフェニル基を有する単位であることがさら
に好ましい。その他の基としては、合成および取扱いが
容易なことから、メチル基が好ましい。
えば、該オリゴマーを構成するシロキサン単位に対応す
る、アルコキシシラン類やクロロシラン類のようなケイ
素官能性基含有シラン類および/またはその部分加水分
解縮合物を、(共)加水分解または(共)アルコリシス
および部分縮合させて得ることができる。たとえば、上
記のシラン類を、メタノール、エタノール、2−メトキ
シエタノールのようなアルコール系溶媒;および/また
はトルエン、キシレンのような炭化水素系溶媒に溶解し
て、水;酢酸のような酸で弱酸性にした水;アルコール
などを滴下し、あるいは逆に同様な水などの中に混合シ
ラン溶液を加えて、所望の重合度になるまで撹拌を続
け、分液して、油相をシロキサンオリゴマーとして回収
することができる。
るその他の無機充填剤に対するシロキサンオリゴマーの
処理方法は、特に限定されるものではなく、シロキサン
オリゴマーを直接添加する乾式法や、有機溶媒などで希
釈された処理液を用いる湿式法等が好適である。
シロキサンオリゴマーの処理量は、特に限定されない
が、系に充分に分散して対象物の処理に有効であり、か
つ(C)成分および必要に応じて配合されるその他の無
機質充填剤の表面に適度の厚さのポリシロキサン層を形
成して、(A)成分との間に優れた界面接着性を生じ、
かつ残留応力を低減する効果があることと、樹脂に優れ
た耐熱性を与えることから、(C)成分とその他の無機
充填剤との合計量に対して0.01〜5.0重量%が好
適である。
分〜(D)成分のほかに、任意に各種の成分を配合する
ことができる。
に応じて硬化促進剤を配合することができる。硬化促進
剤の種類や配合量は、特に限定するものではなく、例え
ばイミダゾール系化合物、第三級アミン、オニウム塩等
が用いられ、1種を用いても、2種以上を併用してもよ
い。
して、また樹脂組成物および/またはその硬化物に適切
な機械的性質を与えるために、(C)成分以外の無機充
填剤を併用してもよい。このような無機充填剤として
は、アルミナ、シリカ、酸化チタン、クレー、炭酸カル
シウム、炭酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ
酸アルミニウム、マイカ、ガラス短繊維等が用いられ、
またホウ酸アルミニウム、炭化ケイ素等の各種ウィスカ
ーが用いられる。これらは、1種を用いても、2種以上
を併用してもよい。
性を高めるために、その表面処理に、シロキサンオリゴ
マーに加えて各種カップリング剤を併用してもよい。カ
ップリング剤としては、シラン系カップリング剤、チタ
ネート系カップリング剤等が用いられる。シラン系カッ
プリング剤としては、炭素官能性シランが用いられ、3
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリ
シドキシプロピル(メチル)ジメトキシシラン、2−
(2,3−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシランのようなエポキシ基含有シラン;3−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)
−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−
アミノエチル)−3−アミノプロピル(メチル)ジメト
キシシランのようなアミノ基含有シラン;3−(トリメ
トキシリル)プロピルテトラメチルアンモニウムクロリ
ドのようなカチオン性シラン;ビニルトリエトキシシラ
ンのようなビニル基含有シラン;3−メタクリロキシプ
ロピルトリメトキシシランのようなアクリル基含有シラ
ン;および3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン
のようなメルカプト基含有シランが例示される。チタネ
ート系カップリング剤としては、チタンプロポキシド、
チタンブトキシドのようなチタン酸アルキルエステルが
例示される。このようなカップリング剤は、1種を用い
ても2種以上を併用してもよく、その配合量は、特に制
限はない。
る無機充填剤等を、希釈し、または分散させてワニスを
形成させるために、溶媒が用いられる。溶媒としては、
たとえばトルエン、キシレンのような炭化水素類;アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンの
ようなケトン類;酢酸エチルのようなエステル類;エチ
レングリコールモノメチルエーテルのようなエーテルア
ルコール類;メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、ブタノールのようなアルコール類;およびN,N−
ジメチルホルムアミドのような非プロトン極性溶媒等が
例示され、1種を用いても2種以上を混合して用いても
よい。また、分子中に1個のエポキシ基を有する反応性
希釈剤を配合してもよい。
樹脂組成や無機充填剤の種類および配合量等により適宜
変更できるが、プリプレグの樹脂分が、各層の絶縁性を
保つのに充分であり、かつワニスの見掛け粘度の上昇に
より作業性を損ねたり、プリプレグの外観を損ねたりし
ないことから、50〜80重量%の範囲が好ましい。
着色剤、酸化防止剤、還元剤、紫外線遮離剤などを配合
することができる。ただし、本発明の樹脂組成物は、そ
の課題から、芳香族臭素化合物、臭素化エポキシ樹脂お
よびその末端基誘導体、臭素化アルコール、臭素化ペン
タエリトリトール、臭素化ベンジルアクリラート、臭素
化アルキルイソシアヌラートのような有機臭素化合物;
塩素化パラフィン、塩素化ポリエチレンのような有機塩
素化合物等の有機ハロゲン化合物を実質的に含有しな
い。
にさらに溶媒および/または反応性希釈剤を配合して調
製したワニスを、基材に含浸し、必要に応じて風乾した
後、乾燥炉中で半硬化させることにより、印刷配線板用
プリプレグを得る。処理条件は、通常80〜200℃、
好ましくは100〜180℃の温度で3〜30分、好ま
しくは5〜15分である。基材としては、金属張積層板
や多層印刷配線板を製造する際に用いられるものであれ
ば特に制限されないが、通常、織布や不織布等の繊維基
材が用いられる。繊維基材としては、たとえばガラス、
シリカガラス、シリカアルミナガラス、アルミナ、ジル
コニア、アスベスト、チラノ、炭化ケイ素、窒化ケイ
素、炭化ホウ素のような無機繊維;カーボン繊維;芳香
族ポリアミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエー
テルイミド、ポリエーテルスルホン、セルロースのよう
な有機繊維等、ならびにこれらの混抄系があり、特にガ
ラス繊維の織布が好ましく用いられる。
〜200℃、圧力約1.0〜8.0MPaの範囲で加熱加
圧して硬化させ、積層板、特に銅張積層板のような金属
張積層板や、さらに回路を形成した多層印刷配線板を製
造するのに用いられる。
和物を樹脂分の50〜200体積%配合することによ
り、燃焼の際に水和水を放出するので、組成物を硬化し
て得られた積層板に難燃性を付与できる。
ーを配合することにより、系中への該水和物の分散性を
高め、その凝集による絶縁性の低下を防ぐとともに、良
好な加工性を保つことができる。特に該シロキサンオリ
ゴマーとして、全シロキサン単位の25モル%以上が少
なくとも1個のフェニル基を有するものを用いると、金
属酸化物の水和物が水を放出する温度を上げることがで
きる。したがって、はんだ付けのような加工の際の温度
で、水が放出されることがないので、それによって樹脂
にふくれを生じることがない。また多官能性エポキシ樹
脂と、軟化点が100℃以上の多官能性フェノール樹脂
を使用することにより、該水和物からの水の放出に基因
する耐熱性の低下を防ぐことができる。
発明は、これらの実施例によって限定されるものではな
い。実施例および比較例において、部は重量部を表す。
部およびテトラメトキシシラン25部を配合して、溶液
を調製した。これを撹拌しながら、蒸留水17.8部と
酢酸0.60部の溶液を滴下し、ついで50℃に8時間
加熱して、共加水分解および部分縮合を進めた。分液し
て油相を、シラノール基含有シロキサンオリゴマーとし
て得た。
ケトンに溶解して、固形分1重量%の溶液とした。以下
の樹脂および無機充填剤からなるワニスを調製し、撹拌
しながら、上記のシロキサンオリゴマー溶液を、シロキ
サン分換算0.5部添加した。 ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エポキシ当量:245) 10部 ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂(エポキシ当量:205) 90部 フェノールノボラック樹脂(水酸基当量:108、軟化点:108℃) 52部 2−エチル−4−メチルイミダゾール 0.5部 水酸化アルミニウム(ギブサイト) 90部 焼成クレー 30部 これにさらにメチルエチルケトンを加えて、固形分70
重量%のワニスを調製した。
基当量108、軟化点120℃のフェノールノボラック
樹脂52部を用いた以外は、実施例1と同様にして、固
形分70重量%のワニスを調製した。
ゾールノボラック樹脂(水酸化当量:108、軟化点:
121℃)52部を用いた以外は、実施例1と同様にし
て、固形分70重量%のワニスを調製した。
た以外は、実施例1と同様にして、固形分70重量%の
ワニスを調製した。
キシシランを0.5部添加した以外は、実施例1と同様
にして、固形分70重量%のワニスを調製した。
に、固形分70重量%のワニスを調製した。
化当量108、軟化点84℃のフェノールノボラック樹
脂52重量部を配合した以外は、実施例1と同様にし
て、固形分70重量%のワニスを調製した。
実施例1と同様にして、固形分70重量%のワニスを調
製した。
それぞれのワニスを、厚さ約0.1mmのガラス布(#2
116、E−ガラス)に含浸した後、150℃で3〜1
0分加熱乾燥して、樹脂分48重量%のプリプレグを得
た。このプリプレグ4枚を重ね、その両側に厚さが18
μmの銅箔を重ね、170℃、3.0MPaのプレス条件で
90分間プレスして、両面銅張積層板を作製した。
性、ガラス転移温度、耐熱性および耐電食性の評価を行
った。その結果は、表1に示すとおりであった。
に準じて測定した。 耐熱性:両面銅張積層板を、50mm×50mmに切断し、
288℃のはんだにフローティングし、ふくれが発生す
るまでの時間を測定した。 耐電食性:両面銅張積層板を、直径0.4mmのドリル
で、穴間隔0.3mmに加工し、穴の間に電圧50Vを印
加して、85℃、85%RHの条件で500時間および
1,000時間放置後の絶縁抵抗の測定を行った。
銅張積層板は、難燃性および耐熱性に優れており、かつ
耐電食性に優れていた。それに対して、比較例1で得ら
れた積層板は、難燃性が著しく劣り、比較例2で得られ
た積層板は、難燃性と耐熱性が劣り、比較例3で得られ
た積層板は、耐熱性が劣るほか、耐電食性が著しく劣っ
ていた。
ロロシラン21.1部をトルエン36.0部に溶解して
得た溶液を、温度70℃で激しく撹拌している水100
部に滴下し、ついでトルエンの還流温度で2時間撹拌し
て、共加水分解および部分縮合を行った。静置して分液
し、常法により油層を中和、水洗した後脱水、ろ過し、
さらに一部のトルエンを留去して、シロキサンオリゴマ
ーの60重量%トルエン溶液を得た。得られたシロキサ
ンオリゴマーは、(CH3)2SiO単位とC6H5SiO
3/2単位を等モル含有し、6重量%の水酸基を含有して
いた。
マーを、実施例1で用いたのと同じエポキシ樹脂ワニス
に、シロキサン分換算で0.5重量%配合し、撹拌して
溶解させ、シロキサンオリゴマー含有エポキシ樹脂ワニ
スを調製した。これを用いて、実施例1と同様にして両
面銅張積層板を作製して、実施例1と同様の方法で難燃
性および耐熱性を評価したところ、難燃性は94V−
0、耐熱性は>300秒であった。
シシラン20部をエチレングリコールモノメチルエーテ
ル50部に溶解して、混合シラン溶液を調製した。これ
を撹拌しながら、室温で蒸留水50部と酢酸0.28部
の溶液を滴下し、ついで50℃に8時間加熱して、共加
水分解および部分縮合を進めた。
マーを、実施例1で用いたのと同じエポキシ樹脂ワニス
に、シロキサン分換算で0.5重量%配合し、撹拌して
溶解させ、シロキサンオリゴマー含有エポキシ樹脂ワニ
スを調製した。これを用いて、実施例1と同様にして両
面銅張積層板を作製して、実施例1と同様の方法で難燃
性、耐熱性、Tgおよび耐電食性を評価した。その結果
は次のとおりであった。 難燃性: 94V−0 耐熱性: >300秒 Tg: 163℃ 耐電食性(500h): 1×1012 耐電食性(1,000h): 1×1012
は、ハロゲン化合物を含有しない材料でありながら、難
燃性、耐熱性および作業性に優れ、かつ耐電食性に優れ
ている。このような積層板から回路を形成して得られた
プリント配線板は、信頼性が高く、ワイヤボンディング
性が優れている。したがって、本発明の樹脂組成物、な
らびにそれを用いた積層板および印刷配線板は、電子機
器用の絶縁材料やプリント配線板として、きわめて有用
である。
Claims (9)
- 【請求項1】 (A)エポキシ樹脂; (B)軟化点が100℃以上の多官能性フェノール樹
脂; (C)金属酸化物の水和物;および (D)ケイ素官能基を有するシロキサンオリゴマーを含
み、(C)の含有量が、(A)と(B)の合計量に対し
て50〜200体積%であり、かつ有機ハロゲン化合物
を実質的に含有しないことを特徴とする樹脂組成物。 - 【請求項2】 (C)が、酸化アルミニウム水和物、水
酸化マグネシウムおよび水酸化カルシウムからなる群よ
り選ばれる1種または2種以上である、請求項1記載の
樹脂組成物。 - 【請求項3】 (D)のケイ素官能基が、水酸基であ
る、請求項1または2記載の樹脂組成物。 - 【請求項4】 (D)のシロキサン単位が、2〜70個
である、請求項1〜3のいずれか1項記載の樹脂組成
物。 - 【請求項5】 (D)が、分子中に少なくとも1個のフ
ェニル基を有する、請求項1〜4のいずれか1項記載の
樹脂組成物。 - 【請求項6】 (D)の全シロキサン単位の25%以上
が、少なくとも1個のフェニル基を有する、請求項5記
載の樹脂組成物。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項記載の樹脂
組成物から得られるプリプレグを積層し、硬化させて得
られる難燃性積層板。 - 【請求項8】 金属張積層板である、請求項7記載の積
層板。 - 【請求項9】 請求項8記載の金属張積層板から回路を
形成して得られる難燃性印刷配線板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001198251A JP4821059B2 (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 樹脂組成物ならびにそれを用いた難燃性の積層板および印刷配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001198251A JP4821059B2 (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 樹脂組成物ならびにそれを用いた難燃性の積層板および印刷配線板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003012892A true JP2003012892A (ja) | 2003-01-15 |
| JP4821059B2 JP4821059B2 (ja) | 2011-11-24 |
Family
ID=19035726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001198251A Expired - Lifetime JP4821059B2 (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 樹脂組成物ならびにそれを用いた難燃性の積層板および印刷配線板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4821059B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006051731A1 (ja) * | 2004-11-11 | 2006-05-18 | Kaneka Corporation | エポキシ樹脂組成物 |
| JP2006131749A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Hitachi Chem Co Ltd | 樹脂組成物、それを用いたプリプレグ、積層板および印刷配線板 |
| JP2006249343A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Mitsui Chemicals Inc | エポキシ樹脂組成物および半導体素子収納用パッケージ |
| JP2008001880A (ja) * | 2005-10-21 | 2008-01-10 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | プリプレグおよび銅張積層板 |
| JP2010159427A (ja) * | 2010-03-23 | 2010-07-22 | Hitachi Chem Co Ltd | 樹脂組成物、それを用いたプリプレグ、積層板および印刷配線板 |
| WO2012165012A1 (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-06 | 味の素株式会社 | 樹脂組成物 |
| WO2020064916A1 (en) | 2018-09-27 | 2020-04-02 | Basf Se | Epoxy resin composition |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997001595A1 (en) * | 1995-06-27 | 1997-01-16 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Prepreg for printed wiring boards, resin varnish, resin composition, and laminate for printed wiring boards produced by using these substances |
| JPH1160951A (ja) * | 1997-08-19 | 1999-03-05 | Hitachi Chem Co Ltd | 印刷配線板用樹脂組成物及びそれを用いたプリプレグ、金属張り積層板 |
| JP2001122949A (ja) * | 1999-10-28 | 2001-05-08 | Hitachi Chem Co Ltd | 熱硬化性樹脂組成物及びそれを用いたプリプレグ、電気配線板用積層板 |
| JP2002194213A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-07-10 | Hitachi Chem Co Ltd | 難燃性樹脂組成物、それを用いたプリプレグ、積層板、金属張積層板、印刷配線板及び多層印刷配線板 |
-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001198251A patent/JP4821059B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997001595A1 (en) * | 1995-06-27 | 1997-01-16 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Prepreg for printed wiring boards, resin varnish, resin composition, and laminate for printed wiring boards produced by using these substances |
| JPH1160951A (ja) * | 1997-08-19 | 1999-03-05 | Hitachi Chem Co Ltd | 印刷配線板用樹脂組成物及びそれを用いたプリプレグ、金属張り積層板 |
| JP2001122949A (ja) * | 1999-10-28 | 2001-05-08 | Hitachi Chem Co Ltd | 熱硬化性樹脂組成物及びそれを用いたプリプレグ、電気配線板用積層板 |
| JP2002194213A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-07-10 | Hitachi Chem Co Ltd | 難燃性樹脂組成物、それを用いたプリプレグ、積層板、金属張積層板、印刷配線板及び多層印刷配線板 |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006131749A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Hitachi Chem Co Ltd | 樹脂組成物、それを用いたプリプレグ、積層板および印刷配線板 |
| WO2006051731A1 (ja) * | 2004-11-11 | 2006-05-18 | Kaneka Corporation | エポキシ樹脂組成物 |
| JP5153141B2 (ja) * | 2004-11-11 | 2013-02-27 | 株式会社カネカ | エポキシ樹脂組成物 |
| JP2006249343A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Mitsui Chemicals Inc | エポキシ樹脂組成物および半導体素子収納用パッケージ |
| JP2008001880A (ja) * | 2005-10-21 | 2008-01-10 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | プリプレグおよび銅張積層板 |
| JP2010159427A (ja) * | 2010-03-23 | 2010-07-22 | Hitachi Chem Co Ltd | 樹脂組成物、それを用いたプリプレグ、積層板および印刷配線板 |
| WO2012165012A1 (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-06 | 味の素株式会社 | 樹脂組成物 |
| JP5234229B1 (ja) * | 2011-05-27 | 2013-07-10 | 味の素株式会社 | 樹脂組成物 |
| US8912279B2 (en) | 2011-05-27 | 2014-12-16 | Ajinomoto Co., Inc. | Resin composition |
| WO2020064916A1 (en) | 2018-09-27 | 2020-04-02 | Basf Se | Epoxy resin composition |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4821059B2 (ja) | 2011-11-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5186221B2 (ja) | 難燃性樹脂組成物、それを用いたプリプレグ、積層板、金属張積層板、印刷配線板及び多層印刷配線板 | |
| KR100840456B1 (ko) | 열경화성 수지 조성물, 수지 필름, 절연 재료 부착 금속박,양면 금속박 부착 절연 필름, 금속장 적층판, 다층 금속장적층판 및 다층 프린트 배선판 | |
| JP3539633B2 (ja) | アルコキシ基含有シラン変性ポリアミック酸樹脂組成物およびポリイミド−シリカハイブリッド硬化物 | |
| WO2000049070A1 (en) | Prepreg, metal-clad laminate, and printed circuit board obtained from these | |
| JP2007308640A (ja) | 積層板用樹脂組成物、有機基材プリプレグ、金属張積層板およびプリント配線板 | |
| JP3664124B2 (ja) | 難燃性樹脂組成物、それを用いたプリプレグ、積層板、金属張積層板、印刷配線板及び多層印刷配線板 | |
| JP4821059B2 (ja) | 樹脂組成物ならびにそれを用いた難燃性の積層板および印刷配線板 | |
| JPH1160951A (ja) | 印刷配線板用樹脂組成物及びそれを用いたプリプレグ、金属張り積層板 | |
| KR20200138231A (ko) | 열경화성 수지 조성물, 프리프레그, 수지 부착 금속박, 적층체, 프린트 배선판 및 반도체 패키지 | |
| JP2007051267A (ja) | 樹脂組成物、それを用いたプリプレグ、難燃性積層板及び印刷配線板 | |
| JP4619084B2 (ja) | 難燃性樹脂組成物、それを用いたプリプレグ、積層板、金属張積層板、印刷配線板及び多層印刷配線板 | |
| JP4572661B2 (ja) | 樹脂組成物、それを用いたプリプレグ、積層板および印刷配線板 | |
| JP2007326956A (ja) | プリプレグ、積層板、およびこれらからなるプリント配線板 | |
| JP4899280B2 (ja) | 配線板用複合材料とその製造方法 | |
| JP3731264B2 (ja) | 印刷配線板用プリプレグの製造方法 | |
| JP5407973B2 (ja) | 樹脂組成物、それを用いたプリプレグ、積層板および印刷配線板 | |
| JP2010258462A (ja) | 配線板用複合材料とその製造方法 | |
| JP2904311B2 (ja) | 印刷配線板用プリプレグ、樹脂ワニス及び樹脂組成物とそれらを用いて作製される印刷配線板用積層板 | |
| JP4245197B2 (ja) | 印刷配線板用プリプレグの製造方法及びこれを用いた金属張積層板 | |
| JP2006137826A (ja) | 難燃性樹脂組成物およびその用途 | |
| JP2005247889A (ja) | 熱硬化性樹脂組成物、プリプレグ及びこれを用いた積層板 | |
| JP2012084923A (ja) | 配線板用複合材料とその製造方法 | |
| JP2006176726A (ja) | プリント配線板用プリプレグ及びそれを用いた金属張り積層板 | |
| JPH1171475A (ja) | 印刷配線板用プリプレグの製造方法及びこれを用いた金属張積層板 | |
| JP2009067988A (ja) | 高耐熱性樹脂組成物及びそれを用いたプリプレグ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080124 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101206 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101214 |
|
| RD13 | Notification of appointment of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433 Effective date: 20110127 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110208 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110127 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110628 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110701 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110809 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110822 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4821059 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916 Year of fee payment: 3 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916 Year of fee payment: 3 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |