JP2003011777A - スルーアンカ - Google Patents
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Abstract
貼着できるスルーアンカを得る。 【解決手段】 樹脂フィルム40の幅方向両端部には、
挿通孔24の内周部分におけるモールド部22成形時の
片割れ線(パーティングライン)26に対応して凹部4
6が形成されている。このため、樹脂フィルム40を貼
着する際には、凹部46を片割れ線26上に位置させる
ことで容易に樹脂フィルム40の位置決めができる。
Description
ト装置に用いられるスルーアンカに関する。
するためのシートベルト装置を構成するウエビングベル
トは、その長手方向一方の端部が例えば座席側方に設け
られた巻取装置の巻取軸に係止されており、他端がこの
巻取装置の近傍に設けられたアンカプレートに固定され
ている。また、ウエビングベルトの長手方向中間部は巻
取装置の上方、例えば、車両のセンタピラーの上端側に
てスルーアンカに形成された挿通孔を貫通して下方側へ
折り返されている。
との間でウエビングベルトはタングプレートの挿通孔を
貫通しており、タングプレートを引っ張ることで巻取装
置の巻取軸に巻き取られたウエビングベルトが引き出さ
れ、座席を介して巻取装置とは反対側に設けられたバッ
クル装置へタングプレートを連結させることで、ウエビ
ングベルトの装着状態となる。
ルーアンカは挿通孔の原孔が形成された金属製の芯金を
備えている。この芯金のうち、車両のセンタピラーへの
固定部分以外の部分は合成樹脂材によって被覆されてい
る。この樹脂被覆部分は挿通孔の原孔内周部にも施され
ており、したがって、ウエビングベルトは合成樹脂材で
形成された部分に摺接することになる。
周部との間に摩擦が生じるが、ウエビングベルトを装着
するためにウエビングベルトを引き出す場合や、車両急
減速時において慣性で車両前方へ移動する乗員身体がウ
エビングベルトを引き出す場合の引出性能を考慮する
と、挿通孔の内周部とウエビングベルトとの間の摩擦は
小さい方がよい。
摩擦抵抗が合成樹脂材で形成された挿通孔の内周部の摩
擦抵抗よりも小さな樹脂フィルムを挿通孔の内周部に貼
着し、これにより、ウエビングベルトとの摩擦を小さく
して引出性能を向上することが行なわれている。
作業者の手により行なわれるが、挿通孔はウエビングベ
ルトの幅方向に沿って長手のスリット状に形成されてい
るため極めて狭く、しかも、樹脂フィルムは挿通孔を貫
通していることから挿通孔を介して作業者側とは反対側
での樹脂フィルムの長さがわかりづらい。したがって、
スルーアンカ上の適切な貼着位置に樹脂フィルムを貼着
することが極めて難しい。
ルム等の低摩擦部材を適切な位置に貼着できるスルーア
ンカを得ることが目的である。
ンカは、長尺帯状のウエビングベルトの長手方向中間部
が挿通される挿通孔を有し、車両への取り付け状態で前
記挿通孔の内周一部を含めて構成される支持部にて前記
ウエビングベルトの長手方向中間部を支持すると共に、
少なくとも前記支持部が液状若しくは粉末状の成形材料
を金型により成形することで形成され、且つ、前記挿通
孔の内周部のうち前記支持部若しくは前記支持部の近傍
に前記金型による成形で生じる型割れ線が形成されるス
ルーアンカ本体と、前記ウエビングベルトに対する表面
の摩擦抵抗が前記支持部の摩擦抵抗よりも低く、前記支
持部への固着状態で前記表面が前記ウエビングベルトに
摺接すると共に、前記挿通孔の貫通方向中央部を境とす
る自らの一端側の長さと他端側の長さとが特定の比率と
なる前記支持部への固着状態で前記型割れ線に対応する
変形部が形成された低摩擦部材と、を備えている。
通されたウエビングベルトは挿通孔の内周部の一部であ
る支持部によって長手方向中間部が支持される。これに
より、ウエビングベルトの長手方向中間部が本スルーア
ンカを介して間接的に車両の所定位置で支持される。
ビングベルトの基端側が巻き取られた巻取軸からウエビ
ングベルトが引き出され、或いは、この巻取軸にウエビ
ングベルトが巻き取られる際には支持部にウエビングベ
ルトが摺接する。
部には低摩擦部材が固着されており、したがって、基本
的に支持部は露出せず低摩擦部材に被覆されるが、低摩
擦部材のウエビングベルトと対向する表面の摩擦抵抗が
支持部の摩擦抵抗よりも小さい。このため、円滑にウエ
ビングベルトを巻取軸等から引き出し、或いは、巻取軸
等へ巻き取らせることができる。
部が液状若しくは粉末状の成形材料を金型により成形さ
れる。この金型により成形される際に生じる型割れ線
(パーティングライン)は挿通孔の内周部のうち、支持
部若しくは支持部の近傍に形成される。
形成され、この変形部を片割れ線に対応させた状態で低
摩擦部材を支持部に固着させることで挿通孔の貫通方向
中央部を境とする低摩擦部材の一端側の長さと他端側の
長さとが特定の比率となる。
て低摩擦部材を支持部に固着させることで、基本的にス
ルーアンカ本体に対する低摩擦部材の固着位置を容易に
決定できる。
記載の本発明において、前記支持部へ固着されるシート
状の低摩擦部材本体と、前記低摩擦部材本体の外周部か
ら延出されると共に、自らの厚さ方向及び前記低摩擦部
材本体から延出方向の双方に対して直交する方向の寸法
が同方向に沿った前記低摩擦部材本体の寸法よりも短い
シート状に形成されて、前記支持部への前記低摩擦部材
本体の固着状態で前記スルーアンカ本体の所定部位に固
着される1乃至複数の固着片と、を含めて前記低摩擦部
材を構成したことを特徴としている。
を構成するシート状の低摩擦部材本体が支持部へ固着さ
れ、低摩擦部材本体から延出されたシート状の固着片は
支持部とは別の部位でスルーアンカ本体に固着される。
これにより、低摩擦部材がスルーアンカ本体に取り付け
られる。
その幅方向若しくは長手方向を軸方向としてこの軸周り
に湾曲若しくは屈曲させてスルーアンカ本体に固着する
場合に、この固着部位が湾曲していると、この固着部位
の曲率に沿って低摩擦部材の一部を湾曲させなくてはな
らない。
方向若しくは長手方向を軸方向としてこの軸周りに湾曲
若しくは屈曲されているため、固着部位の湾曲方向に沿
った方向の低摩擦部材の寸法が長いと低摩擦部材を固着
部位の曲率に沿って曲させることは難しく、固着部位か
らの浮き上がりや皺等が部分的に生じ、確実に固着でき
ない可能性がある。
び低摩擦部材本体からの延出方向の双方に対して直交す
る方向の固着片の寸法が、同方向の低摩擦部材の寸法よ
りも短い。このため、仮に、固着片の固着部位が湾曲し
ていたとしても、固着片を大きく湾曲させずに固着部位
の湾曲に沿わせることができ、その結果、確実に固着部
位に固着させることができる。
又は請求項2記載の本発明において、前記支持部に固着
された前記低摩擦部材の外周一部が内周一部に固着され
る溝部を、前記スルーアンカ本体の前記支持部とは異な
る部位に形成すると共に、前記溝部内に入り込んだ部分
での前記低摩擦部材の幅方向に対して直交する方向に沿
った前記溝部の開口寸法を、前記溝部内への前記低摩擦
部材の入り込み寸法よりも短くした、ことを特徴として
いる。
着された低摩擦部材の外周一部はスルーアンカ本体の支
持部とは別の部位に形成された溝部に入り込み、この溝
部の内周一部に固着される。
擦部材の幅方向に対して直交する方向に沿った溝部の開
口寸法は、溝部内への低摩擦部材の入り込み寸法よりも
短い。このため、仮に、溝部の内周一部から低摩擦部材
が剥がれ、溝部から低摩擦部材が抜け出ようとすると、
溝部の内周部のうち低摩擦部材が貼着されていた内周一
部に対向する部分が低摩擦部材に干渉する。これによ
り、溝部から低摩擦部材が抜け出ることを防止若しくは
軽減できる。
には本発明の第1の実施の形態に係るスルーアンカ10
の斜視図が示されており、図2には図1の2−2線に沿
った断面図が示されている。
ンカ10は金属によって全体的に板状に形成されたスル
ーアンカ本体を構成する芯金12を備えている。この芯
金12には取付部14が形成されている。この取付部1
4の一部には厚さ方向に貫通した取付孔16が形成され
ている。この取付孔16には図示しない取付ボルトが貫
通し、この取付ボルトが車両のセンターピラー若しくは
センターピラーに設けられた高さ調整装置を構成するス
ライダ等に固定されることで本スルーアンカ10が車両
へ取り付けられる。
の一端からは連続して芯金本体18が形成されている。
この芯金本体18は取付部14よりも幅広とされている
と共に、厚さ方向に貫通した原孔20が形成されてい
る。
モールド部22が形成されている。このモールド部22
は全体的に合成樹脂材により形成されており、芯金12
の厚さ方向に沿って対向する一対の金型の双方に形成さ
れたキャビティ内に芯金12の一部(すなわち、芯金本
体18)を配置した状態で溶融した合成樹脂材を鋳込む
ことで正面視で取付孔16側へ向けて開口した三日月形
状に形成されている。
されている。挿通孔24は上述した原孔20の内周側に
位置しており、芯金12と共にスルーアンカ本体を構成
するモールド部22を構成する合成樹脂材が原孔20の
内周部を被覆することで形成されている。
形成されており、上述した芯金12の厚さ方向に沿って
貫通している。また、挿通孔24の長手方向両端部では
挿通孔24の一部が取付孔16側へ向けて略直角に屈曲
しており、このため、挿通孔24は正面視で全体的に取
付孔16側へ向けて開口した凹形状となっている。
は芯金12の厚さ方向に沿って対向する一対の金型の双
方に形成されたキャビティ内に芯金12の一部(すなわ
ち、芯金本体18)を配置した状態で溶融した合成樹脂
材を充填することで形成されているため、挿通孔24の
貫通方向中間部には、挿通孔24の内周部に沿ってモー
ルド部22の成形時に用いる金型の合わせ面に対応した
型割れ線(パーティングライン)26が形成される。
ルド部22の一方の側には支持部としての顎状部28が
形成されている。この顎状部28は正面視で取付孔16
側へ向けて開口した略凹形状とされており、挿通孔24
の内周部のうち、相対的に取付孔16とは反対側に位置
する支持部としての内周下部30に沿って形成されてい
る。
中間部よりも取付孔16側(挿通孔24側)の部分は、
表面が内周下部30に沿って円滑に湾曲している。これ
に対して挿通孔24の幅方向に沿った顎状部28の中間
部よりも取付孔16とは反対側の部分は貼着面32とさ
れている。貼着面32は挿通孔24の貫通方向一方(顎
状部28が形成されている方向)に対して取付孔16と
は反対側へ向けて傾斜した傾斜面であると共に、芯金1
2の厚さ方向を軸方向としてこの軸周りに所定の曲率で
取付孔16とは反対方向側へ向けて張り出すように湾曲
した湾曲面とされている。
対側には支持部としての顎状部34が形成されている。
この顎状部34の表面もまた挿通孔24の幅方向に沿っ
た顎状部28の中間部よりも取付孔16側(挿通孔24
側)の部分と同様に内周下部30に沿って円滑に湾曲し
ている。
ートベルト装置を構成するウエビングベルト36が挿通
される。このウエビングベルト36は長尺帯状で自らの
幅方向を軸方向としてこの軸周りに撓曲自在とされてい
る。ウエビングベルト36の長手方向基端部はシートベ
ルト装置を構成する巻取装置の巻取軸(図示省略)へ係
止されており、ウエビングベルト36を装着しない場合
には基本的に基端側からウエビングベルト36の大部分
が巻取装置の巻取軸に巻き取られた状態で収納されてい
る。したがって、ウエビングベルト36を装着する場合
には、ウエビングベルト36をその先端側へ引っ張って
巻取装置の巻取軸に巻き取られた部分を引き出すことに
なる。
ターピラーへ直接若しくはセンターピラーに設けられた
高さ調整装置を構成するスライダ等を介して間接的に取
り付けられる。したがって、ウエビングベルト36はこ
のセンターピラーへ直接或いは間接的に取り付けられた
本スルーアンカ10の挿通孔24へ挿通されることによ
り内周下部30、顎状部28、及び顎状部34で構成さ
れる支持部38によって湾曲しつつ支持される。
摩擦部材としての樹脂フィルム40が貼着されている。
樹脂フィルム40は裏面に接着剤等の固着手段が塗布さ
れており、支持部38等の所望の部位の表面に樹脂フィ
ルム40の裏面が対向した状態で密着させることによ
り、固着手段の粘着力で所望の部位へ一体的に貼着(固
着)できるようになっている。一方、樹脂フィルム40
の表面は、ウエビングベルト36の裏面(支持部38と
対向する側の面)に対する摩擦抵抗(摩擦係数)が支持
部38の表面における摩擦抵抗(摩擦係数)よりも低
い。
してのフィルム本体42を備えている。フィルム本体4
2は支持部38の表面上に貼着されており、したがっ
て、ウエビングベルト36が巻取装置の巻取軸から引き
出され、又は、巻取軸へ巻き取られるフィルム本体42
の表面にウエビングベルト36の裏面が摺接する。
フィルム本体42の両端部からはウエビングベルト36
の幅方向に沿って複数の固着片44が断続的に延出され
ている。これらの固着片44の各々は幅寸法(ウエビン
グベルト36の幅方向に沿った固着片44の寸法)が同
じ方向に沿ったフィルム本体42の幅寸法(ウエビング
ベルト36の幅方向に沿ったフィルム本体42の寸法)
よりも充分に短く、フィルム本体42の顎状部28側の
端部から延出された固着片44の先端側は顎状部28の
貼着面32に達し、貼着面32へ一体的に貼着されてい
る。
4側の端部から延出された固着片44は顎状部34を介
して挿通孔24とは反対側でモールド部22に一体的に
貼着されている。
には、変形部としての凹部46が形成されている。凹部
46はフィルム本体42の長手方向に沿って略同位置に
形成されており、図1及び図2に示されるように、樹脂
フィルム40が支持部38等を含めて所定の貼着部位に
位置した状態では、凹部46が型割れ線26上に位置す
るように形成されている。
本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
ように、取付孔16を貫通する図示しない取付ボルトが
車両のセンターピラーやこのセンターピラーに設けられ
た高さ調節装置のスライダに固定されることで車両へ取
り付けられると共に、挿通孔24に挿通されたウエビン
グベルト36が本スルーアンカ10によって支持され
る。
36が貫通するタングプレートを引っ張ってウエビング
ベルト36を巻取装置の巻取軸から引き出し、更に、タ
ングプレートをバックル装置へ係合させることでウエビ
ングベルト36の装着状態となる。
おいては、ウエビングベルト36が支持部38に対して
摺動することになるが、支持部38の表面には樹脂フィ
ルム40が貼着されているため、実際には、ウエビング
ベルト36は樹脂フィルム40の表面に対して摺動する
ことになる。
ト36の裏面(支持部38と対向する側の面)に対する
樹脂フィルム40の表面の摩擦抵抗(摩擦係数)は、支
持部38の表面の摩擦抵抗(摩擦係数)よりも低いた
め、ウエビングベルト36が支持部38に接触し支持部
38の表面上を摺動する構成に比べて巻取装置の巻取軸
からウエビングベルト36を円滑に引き出し又は巻取装
置の巻取軸にウエビングベルト36を円滑に巻き取らせ
ることができる。
ングベルト36が摺動する際には、摩擦によってウエビ
ングベルト36が樹脂フィルム40をその摺動方向へ引
っ張ろうとするが、樹脂フィルム40の固着片44は貼
着面32や顎状部34を介して挿通孔24とは反対側で
モールド部22に貼着されている。このため、ウエビン
グベルト36の摺動方向(長手方向)に沿った樹脂フィ
ルム40の端部(すなわち、固着片44の端部)にウエ
ビングベルト36が接触することがない。したがって、
ウエビングベルト36が引き出され、或いは、巻き取ら
れる際に、ウエビングベルト36が固着片44の端部に
干渉することはない。このため、フィルム本体42上で
ウエビングベルト36が摺動したとしても固着片44が
剥離することはなく、所定の貼着位置での樹脂フィルム
40の貼着状態を維持できる。
芯金12の厚さ方向を軸方向としてこの軸周りに所定の
曲率で取付孔16とは反対方向側へ向けて張り出すよう
に湾曲した湾曲面とされている。しかしながら、この貼
着面32に貼着される固着片44は、幅寸法(ウエビン
グベルト36の幅方向に沿った固着片44の寸法)が同
じ方向に沿ったフィルム本体42の幅寸法(ウエビング
ベルト36の幅方向に沿ったフィルム本体42の寸法)
よりも充分に短い。このため、貼着面32の湾曲に沿わ
せても皺や浮き上がりが生じないか、仮に生じたとして
もフィルム本体42を直接貼着面32へ貼着させる場合
に比べると皺や浮き上がりが少ない。これにより、固着
片44を貼着面32に確実に貼着でき、しかも、長期に
亘り確実に固着片44を貼着面32に貼着させておくこ
とができる。
の摩擦を小さくする樹脂フィルム40は、フィルム本体
42の幅方向両端部に形成された凹部46が型割れ線2
6上に位置する。ここで、本スルーアンカ10にあって
は、モールド部22が成形品(樹脂成形品)であるた
め、基本的に型割れ線26は常に同じ部位に形成され
る。したがって、凹部46を型割れ線26に合わせるこ
とで常に一定の位置、すなわち、型割れ線26を境とし
て一端側と他端側とで長さが同じ比率となるように樹脂
フィルム40を貼着できる。
の第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実
施の形態を説明する上で基本的に前記第1の実施の形態
と同一の部位に関しては同一の符号を付与してその詳細
な説明を省略する。
70の斜視図が示されており、図4には図3の4−4線
に沿った断面図が示されている。これらの図に示される
ように、本スルーアンカ70はモールド部22に代わり
芯金12と共にスルーアンカ本体を構成するモールド部
72を備えている。このモールド部72は基本的にモー
ルド部22と同じ樹脂成形品であるが、顎状部28、3
4を備えていない。また、モールド部72には、挿通孔
24を介して取付部14とは反対方向側へ開口した一対
の溝部74が形成されている。この溝部74は芯金12
の幅方向に長手方向とされた有底のスリット孔で、モー
ルド部72の厚さ方向中間部を介してその両側にそれぞ
れ形成されている。
ム40に固着片44が形成されておらず、代わりにフィ
ルム本体42の両端部(ウエビングベルト36の長手方
向に沿った方向の端部)から入込部76が延出されてい
る。
フィルム本体42の幅寸法に等しく、溝部74の開口縁
にて溝部74の内方側へ折り返され、溝部74の幅寸法
よりも長く溝部74内に入り込んだ状態で溝部74の内
壁に貼着されている。
り込み寸法は、溝部74の幅寸法(溝部74の開口形状
を長方形とみなした場合、その長手方向に対して直交す
る短手方向の寸法)よりも長い。
込部76の幅寸法は基本的にフィルム本体42と同じで
あるが、固着片44と同様にフィルム本体42よりも細
幅であってもよいし、溝部74内に成形時における変形
等を防止するためのリブを形成する場合には、リブを避
けるように適宜に形状を変形させてもよい。
ーアンカ70では、フィルム本体42の長手方向両端部
に形成された入込部76は溝部74内に入り込んでいる
ため、ウエビングベルト36がフィルム本体42上で摺
動してもウエビングベルト36が入込部76に干渉する
ことはない。したがって、本スルーアンカ70であって
もフィルム本体42上でのウエビングベルト36の摺動
で入込部76が剥離することはなく、所定の貼着位置で
の樹脂フィルム40の貼着状態を長期に亘り維持でき
る。
の幅寸法よりも大きいため、仮に、溝部74の内壁から
入込部76が剥がれ、自らの弾性でその形状を復元する
ように溝部74の開口縁における折り返し部分で回動し
ても、溝部74の内壁のうち入込部76が貼着されてい
た部分に対して溝部74の幅方向に対向する部分が入込
部76に干渉する。これにより、入込部76は溝部74
から抜け出ることはできない。したがって、溝部74か
ら抜け出た入込部76がウエビングベルト36に干渉さ
れることはなく、所定の貼着位置での樹脂フィルム40
の貼着状態を維持できる。
応してフィルム本体42に凹部46が形成されているた
め、この点に関しては前記第1の実施の形態と同様の作
用を奏し、同様の効果を得ることができることは言うま
でもない。
発明は、型割れ線に変形部を対応させることで、樹脂フ
ィルム等の低摩擦部材を適切な位置に貼着できる。
記載の本発明の効果に加え、低摩擦部材の皺の発生や浮
き上がりを防止又は抑制できる。
1又は請求項2記載の本発明の効果に加え、溝部からの
低摩擦部材の抜けを防止でき、したがって、溝部から抜
け出た部分に対するウエビングベルトの干渉を防止でき
る。これによって、所定の固着位置での低摩擦部材の固
着状態を維持できる。
の斜視図である。
である。
の斜視図である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 長尺帯状のウエビングベルトの長手方向
中間部が挿通される挿通孔を有し、車両への取り付け状
態で前記挿通孔の内周一部を含めて構成される支持部に
て前記ウエビングベルトの長手方向中間部を支持すると
共に、少なくとも前記支持部が液状若しくは粉末状の成
形材料を金型により成形することで形成され、且つ、前
記挿通孔の内周部のうち前記支持部若しくは前記支持部
の近傍に前記金型による成形で生じる型割れ線が形成さ
れるスルーアンカ本体と、 前記ウエビングベルトに対する表面の摩擦抵抗が前記支
持部の摩擦抵抗よりも低く、前記支持部への固着状態で
前記表面が前記ウエビングベルトに摺接すると共に、前
記挿通孔の貫通方向中央部を境とする自らの一端側の長
さと他端側の長さとが特定の比率となる前記支持部への
固着状態で前記型割れ線に対応する変形部が形成された
低摩擦部材と、 を備えるスルーアンカ。 - 【請求項2】 前記支持部へ固着されるシート状の低摩
擦部材本体と、 前記低摩擦部材本体の外周部から延出されると共に、自
らの厚さ方向及び前記低摩擦部材本体から延出方向の双
方に対して直交する方向の寸法が同方向に沿った前記低
摩擦部材本体の寸法よりも短いシート状に形成されて、
前記支持部への前記低摩擦部材本体の固着状態で前記ス
ルーアンカ本体の所定部位に固着される1乃至複数の固
着片と、 を含めて前記低摩擦部材を構成したことを特徴とする請
求項1記載のスルーアンカ。 - 【請求項3】 前記支持部に固着された前記低摩擦部材
の外周一部が内周一部に固着される溝部を、前記スルー
アンカ本体の前記支持部とは異なる部位に形成すると共
に、前記溝部内に入り込んだ部分での前記低摩擦部材の
幅方向に対して直交する方向に沿った前記溝部の開口寸
法を、前記溝部内への前記低摩擦部材の入り込み寸法よ
りも短くした、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスルーア
ンカ。
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