JP2003008054A - シリコン系発光受光素子およびその製造方法およびシリコン系光電気集積回路およびシリコン系光電気集積回路システム - Google Patents
シリコン系発光受光素子およびその製造方法およびシリコン系光電気集積回路およびシリコン系光電気集積回路システムInfo
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- JP2003008054A JP2003008054A JP2001194702A JP2001194702A JP2003008054A JP 2003008054 A JP2003008054 A JP 2003008054A JP 2001194702 A JP2001194702 A JP 2001194702A JP 2001194702 A JP2001194702 A JP 2001194702A JP 2003008054 A JP2003008054 A JP 2003008054A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シリコン系集積回路における光配線を実現す
るための半導体発光/受光素子と光導波路を提供する。 【解決手段】 このシリコン系発光受光素子は、酸化膜
層11上のSOI層12と真性シリコン・エピタキシャ
ル層16とがなす第2のシリコン結晶層の中に、ゲルマ
ニウムからなる微粒子15を有するから、量子サイズ効
果を利用した効率の良い発光受光素子となるとともに、
この微粒子15が発光する光は、上記第2のシリコン結
晶層と酸化膜層11との界面と、酸化膜層11と反対側
の第2のシリコン結晶層の界面との間に閉じ込められ
る。これにより、上記第2のシリコン結晶層内へ光を効
率良く伝播させることができる。
るための半導体発光/受光素子と光導波路を提供する。 【解決手段】 このシリコン系発光受光素子は、酸化膜
層11上のSOI層12と真性シリコン・エピタキシャ
ル層16とがなす第2のシリコン結晶層の中に、ゲルマ
ニウムからなる微粒子15を有するから、量子サイズ効
果を利用した効率の良い発光受光素子となるとともに、
この微粒子15が発光する光は、上記第2のシリコン結
晶層と酸化膜層11との界面と、酸化膜層11と反対側
の第2のシリコン結晶層の界面との間に閉じ込められ
る。これにより、上記第2のシリコン結晶層内へ光を効
率良く伝播させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光を用いて情報
を伝達するための、シリコン系発光受光素子およびその
製造方法およびシリコン系光電気集積回路およびシリコ
ン系光電気集積回路システムにに関する。
を伝達するための、シリコン系発光受光素子およびその
製造方法およびシリコン系光電気集積回路およびシリコ
ン系光電気集積回路システムにに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の動作速度は、MOSFET
(メタルオキサイドセミコンダクタ・電解効果トランジ
スタ)ではチャネル長に反比例し、バイポーラトランジ
スタではベース長に反比例する。したがって、微細加工
技術の進歩に伴い、半導体素子の動作速度は高速化する
ことになる。
(メタルオキサイドセミコンダクタ・電解効果トランジ
スタ)ではチャネル長に反比例し、バイポーラトランジ
スタではベース長に反比例する。したがって、微細加工
技術の進歩に伴い、半導体素子の動作速度は高速化する
ことになる。
【0003】集積回路全体の速度は、集積回路を構成す
る素子の動作速度と素子間の信号の伝達速度によって決
定される。したがって、素子単体が高速化しても、信号
の伝達速度がそれに追随しないと、微細化による素子の
高速化の長所を享受できないこととなる。
る素子の動作速度と素子間の信号の伝達速度によって決
定される。したがって、素子単体が高速化しても、信号
の伝達速度がそれに追随しないと、微細化による素子の
高速化の長所を享受できないこととなる。
【0004】素子間の相互接続には、金属配線が一般に
使用されているが、素子の高速化にともない、金属配線
の抵抗と容量によって決まる遅延時間が問題となってき
ている。そのような課題を克服するために、多層金属配
線が行われており、銅のような低抵抗材料による金属配
線も検討されている。
使用されているが、素子の高速化にともない、金属配線
の抵抗と容量によって決まる遅延時間が問題となってき
ている。そのような課題を克服するために、多層金属配
線が行われており、銅のような低抵抗材料による金属配
線も検討されている。
【0005】しかしながら、今後、さらに微細な半導体
構造が加工できるようになり、素子がさらに高速化する
と、多層金属配線構造の更なる多層化や金属材料のより
一層の低抵抗化が必要となるが、限界に近づいている。
構造が加工できるようになり、素子がさらに高速化する
と、多層金属配線構造の更なる多層化や金属材料のより
一層の低抵抗化が必要となるが、限界に近づいている。
【0006】そこで、このような金属配線の代替案とし
て、光を伝送する光配線が考えられる。この光配線で
は、信号が光速で伝播するので、金属配線における遅延
の問題が解決される。
て、光を伝送する光配線が考えられる。この光配線で
は、信号が光速で伝播するので、金属配線における遅延
の問題が解決される。
【0007】III−V族半導体技術、特に、ガリウム砒
素ベース技術の直接バンドギャップ材料では、効率のよ
い発光素子と受光素子が形成可能である。このガリウム
砒素ベース技術を応用して、電子素子による信号処理と
発光受光素子による信号伝送とを組み合わせた光電気集
積回路(OEIC)が提案されている。
素ベース技術の直接バンドギャップ材料では、効率のよ
い発光素子と受光素子が形成可能である。このガリウム
砒素ベース技術を応用して、電子素子による信号処理と
発光受光素子による信号伝送とを組み合わせた光電気集
積回路(OEIC)が提案されている。
【0008】しかしながら、III−V族化合物半導体等
の直接バンドギャップ半導体とは対照的に、シリコン等
のIV族半導体はエネルギーバンド構造が間接遷移型で
あるためにバンド間遷移の確率が小さいので、効率のよ
い発光素子やそれを利用した光配線を形成することが困
難であった。
の直接バンドギャップ半導体とは対照的に、シリコン等
のIV族半導体はエネルギーバンド構造が間接遷移型で
あるためにバンド間遷移の確率が小さいので、効率のよ
い発光素子やそれを利用した光配線を形成することが困
難であった。
【0009】ところが、特開平6−326359公報で
は、図12に示すようなシリコンのp-i-n多層構造に
おいて、化学気相成長(CVD)法や分子線ビームエピタ
キシー(MBE)法を用いたエピタキシャル成長によっ
て、ゲルマニウムとシリコンの格子不整合を利用したゲ
ルマニウム・アイランドを、真正シリコン層114中に
微粒子113を形成したシリコン系発光受光素子が提案
されている。この半導体微粒子113における量子サイ
ズ効果を利用することで、シリコンでも効率のよい発光
および受光素子が形成できる。
は、図12に示すようなシリコンのp-i-n多層構造に
おいて、化学気相成長(CVD)法や分子線ビームエピタ
キシー(MBE)法を用いたエピタキシャル成長によっ
て、ゲルマニウムとシリコンの格子不整合を利用したゲ
ルマニウム・アイランドを、真正シリコン層114中に
微粒子113を形成したシリコン系発光受光素子が提案
されている。この半導体微粒子113における量子サイ
ズ効果を利用することで、シリコンでも効率のよい発光
および受光素子が形成できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図12
の従来例における発光受光素子では、シリコン中の微粒
子113は、形成された量子閉じ込め準位間の遷移によ
って、バルクシリコンのバンドギャップよりも低エネル
ギーの光を発光する。この光はバンドギャップよりも低
いエネルギーなので、シリコン中を伝播することが可能
となる。また、キャリアが存在しない半導体微粒子がバ
ンドギャップに相当するエネルギーの光を吸収すると、
この半導体微粒子内に電子と正孔が形成される。そのた
めに、半導体微粒子からの光が3次元の全ての方向に放
射されてしまうので、情報伝達効率が悪くなるという問
題がある。このため、金属配線の替わりとして任意の素
子間を制御するのが困難となる可能性があるという問題
がある。
の従来例における発光受光素子では、シリコン中の微粒
子113は、形成された量子閉じ込め準位間の遷移によ
って、バルクシリコンのバンドギャップよりも低エネル
ギーの光を発光する。この光はバンドギャップよりも低
いエネルギーなので、シリコン中を伝播することが可能
となる。また、キャリアが存在しない半導体微粒子がバ
ンドギャップに相当するエネルギーの光を吸収すると、
この半導体微粒子内に電子と正孔が形成される。そのた
めに、半導体微粒子からの光が3次元の全ての方向に放
射されてしまうので、情報伝達効率が悪くなるという問
題がある。このため、金属配線の替わりとして任意の素
子間を制御するのが困難となる可能性があるという問題
がある。
【0011】そこで、この発明の目的は、情報伝達効率
が良いシリコン系発光受光素子およびその製造方法およ
びシリコン系光電気集積回路およびシリコン系光電気集
積回路システムを提供することにある。
が良いシリコン系発光受光素子およびその製造方法およ
びシリコン系光電気集積回路およびシリコン系光電気集
積回路システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のシリコン系発光受光素子は、第1のシリ
コン結晶層と、上記第1のシリコン結晶層上の酸化膜層
と、上記酸化膜層上の第2のシリコン結晶層とが構成す
るシリコンオンインシュレータ構造を有する基板を備
え、上記第2のシリコン結晶層は、半導体からなる微粒
子を有する。
め、この発明のシリコン系発光受光素子は、第1のシリ
コン結晶層と、上記第1のシリコン結晶層上の酸化膜層
と、上記酸化膜層上の第2のシリコン結晶層とが構成す
るシリコンオンインシュレータ構造を有する基板を備
え、上記第2のシリコン結晶層は、半導体からなる微粒
子を有する。
【0013】この発明のシリコン系発光受光素子では、
上記酸化膜層上の第2のシリコン結晶層の中に、半導体
からなる微粒子を有するから、量子サイズ効果を利用し
た効率の良い発光受光素子となるとともに、この微粒子
が発光する光は、上記第2のシリコン結晶層と酸化膜層
との界面と、上記酸化膜層と反対側の上記第2のシリコ
ン結晶層の界面との間に閉じ込められる。これにより、
上記第2のシリコン結晶層内へ光を効率良く伝播させる
ことができる。
上記酸化膜層上の第2のシリコン結晶層の中に、半導体
からなる微粒子を有するから、量子サイズ効果を利用し
た効率の良い発光受光素子となるとともに、この微粒子
が発光する光は、上記第2のシリコン結晶層と酸化膜層
との界面と、上記酸化膜層と反対側の上記第2のシリコ
ン結晶層の界面との間に閉じ込められる。これにより、
上記第2のシリコン結晶層内へ光を効率良く伝播させる
ことができる。
【0014】また、上記第2のシリコン結晶層中に、上
記半導体からなる微粒子のバンドギャップと共鳴する光
が入射すると、光学遷移によって、上記半導体からなる
微粒子にキャリア(電子と正孔)が発生する。このキャリ
アを所定の電極へ出力することで、光による信号を電気
信号に変換することが可能となる。
記半導体からなる微粒子のバンドギャップと共鳴する光
が入射すると、光学遷移によって、上記半導体からなる
微粒子にキャリア(電子と正孔)が発生する。このキャリ
アを所定の電極へ出力することで、光による信号を電気
信号に変換することが可能となる。
【0015】また、一実施形態のシリコン系光電気集積
回路は、上記シリコン系発光受光素子を備え、このシリ
コン系発光受光素子で、光による半導体素子間の信号伝
送機構を構成した。
回路は、上記シリコン系発光受光素子を備え、このシリ
コン系発光受光素子で、光による半導体素子間の信号伝
送機構を構成した。
【0016】この一実施形態のシリコン系光電気集積回
路では、このシリコン系発光受光素子で、光による半導
体素子間の信号伝送機構を構成したことによって、半導
体素子間の効率の良い情報伝達が可能となる。
路では、このシリコン系発光受光素子で、光による半導
体素子間の信号伝送機構を構成したことによって、半導
体素子間の効率の良い情報伝達が可能となる。
【0017】また、一実施形態のシリコン系集積回路シ
ステムは、上記シリコン系発光受光素子を備え、このシ
リコン系発光受光素子で、光による集積回路間の信号伝
送機構を構成した。
ステムは、上記シリコン系発光受光素子を備え、このシ
リコン系発光受光素子で、光による集積回路間の信号伝
送機構を構成した。
【0018】この実施形態のシリコン系光電気集積回路
システムでは、このシリコン系発光受光素子で、光によ
る集積回路間の信号伝送機構を構成したことによって、
集積回路間の効率の良い情報伝達が可能となる。
システムでは、このシリコン系発光受光素子で、光によ
る集積回路間の信号伝送機構を構成したことによって、
集積回路間の効率の良い情報伝達が可能となる。
【0019】また、一実施形態の発光受光素子は、上記
シリコン系発光受光素子において、上記第2のシリコン
結晶層上に、シリコン酸化膜が形成されている。
シリコン系発光受光素子において、上記第2のシリコン
結晶層上に、シリコン酸化膜が形成されている。
【0020】この実施形態のシリコン系発光受光素子で
は、上記第2のシリコン結晶層上のシリコン酸化膜と上
記第2のシリコン結晶層との界面と、上記第2のシリコ
ン結晶層下の酸化膜層と上記第2のシリコン結晶層との
界面との間に、上記半導体からなる微粒子が発光する光
を閉じ込めるので、上記発光を上記第2のシリコン結晶
層内に効率良く伝播させることができる。
は、上記第2のシリコン結晶層上のシリコン酸化膜と上
記第2のシリコン結晶層との界面と、上記第2のシリコ
ン結晶層下の酸化膜層と上記第2のシリコン結晶層との
界面との間に、上記半導体からなる微粒子が発光する光
を閉じ込めるので、上記発光を上記第2のシリコン結晶
層内に効率良く伝播させることができる。
【0021】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記シリ
コン酸化膜は、このシリコン酸化膜における発光の減衰
距離よりも、膜厚を薄くした。
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記シリ
コン酸化膜は、このシリコン酸化膜における発光の減衰
距離よりも、膜厚を薄くした。
【0022】この実施形態のシリコン系発光受光素子で
は、上記シリコン酸化膜における発光の減衰距離より
も、上記シリコン酸化膜の膜厚を薄くしたから、空気の
屈折率が略1であることを利用して、半導体微粒子が発
光する光を、第2のシリコン結晶層の界面で、より効率
の高い全反射をさせることができる。したがって、より
一層、光の伝播効率を高めることができる。
は、上記シリコン酸化膜における発光の減衰距離より
も、上記シリコン酸化膜の膜厚を薄くしたから、空気の
屈折率が略1であることを利用して、半導体微粒子が発
光する光を、第2のシリコン結晶層の界面で、より効率
の高い全反射をさせることができる。したがって、より
一層、光の伝播効率を高めることができる。
【0023】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記第2のシリコン結晶層上に、シリコン窒化膜
が形成されている。
子は、上記第2のシリコン結晶層上に、シリコン窒化膜
が形成されている。
【0024】この実施形態のシリコン系発光受光素子で
は、上記第2のシリコン結晶層上に、シリコン窒化膜が
形成されていることで、このシリコン窒化膜と上記第2
シリコン結晶層との界面と、上記第2シリコン結晶層と
酸化膜との界面との間に、半導体微粒子が発光する光を
閉じ込めて、効率良く光信号を伝播させることができ
る。
は、上記第2のシリコン結晶層上に、シリコン窒化膜が
形成されていることで、このシリコン窒化膜と上記第2
シリコン結晶層との界面と、上記第2シリコン結晶層と
酸化膜との界面との間に、半導体微粒子が発光する光を
閉じ込めて、効率良く光信号を伝播させることができ
る。
【0025】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記第2
のシリコン結晶層上に、シリコン酸化膜とシリコン窒化
膜の積層膜が形成されている。
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記第2
のシリコン結晶層上に、シリコン酸化膜とシリコン窒化
膜の積層膜が形成されている。
【0026】この実施形態のシリコン系発光受光素子で
は、上記第2のシリコン結晶層上に、シリコン酸化膜と
シリコン窒化膜の積層膜が形成されていることで、各層
の膜厚,層数を制御することで、この積層膜と上記第2
のシリコン結晶層との界面での反射に波長依存性を持た
せることができ、上記第2のシリコン結晶層中に伝播さ
せる光信号の波長に依存した導波特性を持たせることが
できる。
は、上記第2のシリコン結晶層上に、シリコン酸化膜と
シリコン窒化膜の積層膜が形成されていることで、各層
の膜厚,層数を制御することで、この積層膜と上記第2
のシリコン結晶層との界面での反射に波長依存性を持た
せることができ、上記第2のシリコン結晶層中に伝播さ
せる光信号の波長に依存した導波特性を持たせることが
できる。
【0027】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記第2のシリコン結晶層面内の光の進行方向を
制御する制御構造を有する。
子は、上記第2のシリコン結晶層面内の光の進行方向を
制御する制御構造を有する。
【0028】この実施形態のシリコン系発光受光素子で
は、上記第2のシリコン結晶層面内の光の進行方向を制
御する制御構造を有することにより、この制御構造を、
発光の光導波路とすることができる。
は、上記第2のシリコン結晶層面内の光の進行方向を制
御する制御構造を有することにより、この制御構造を、
発光の光導波路とすることができる。
【0029】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記制御
構造を、トレンチ構造とした。
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記制御
構造を、トレンチ構造とした。
【0030】この実施形態のシリコン系発光受光素子で
は、上記トレンチ構造でもって、上記光の進行方向の制
御構造を構築できる。
は、上記トレンチ構造でもって、上記光の進行方向の制
御構造を構築できる。
【0031】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記制御
構造を、LOCOS(ローカル・オキシデーション・オ
ブ・シリコン)構造とした。
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記制御
構造を、LOCOS(ローカル・オキシデーション・オ
ブ・シリコン)構造とした。
【0032】この実施形態のシリコン系発光受光素子で
は、上記LOCOS構造でもって、上記光の進行方向の
制御構造を構築できる。
は、上記LOCOS構造でもって、上記光の進行方向の
制御構造を構築できる。
【0033】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記半導
体からなる微粒子は、ゲルマニウムからなる。
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記半導
体からなる微粒子は、ゲルマニウムからなる。
【0034】この実施形態のシリコン系発光受光素子で
は、上記半導体からなる微粒子は、ゲルマニウムからな
る。ゲルマニウムは間接型半導体であるので、発光効率
が低いが、微粒子にすることで、量子閉じ込め効果によ
って、直接遷移型になって、発光効率が高くなる。
は、上記半導体からなる微粒子は、ゲルマニウムからな
る。ゲルマニウムは間接型半導体であるので、発光効率
が低いが、微粒子にすることで、量子閉じ込め効果によ
って、直接遷移型になって、発光効率が高くなる。
【0035】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記半導
体からなる微粒子は、シリコン・ゲルマニウム混晶半導
体からなる。
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記半導
体からなる微粒子は、シリコン・ゲルマニウム混晶半導
体からなる。
【0036】この実施形態のシリコン系発光受光素子で
は、上記半導体からなる微粒子は、シリコン・ゲルマニ
ウム混晶半導体からなるので、微粒子のサイズだけでな
く、混晶比によっても、バンドギャップを制御できる。
は、上記半導体からなる微粒子は、シリコン・ゲルマニ
ウム混晶半導体からなるので、微粒子のサイズだけでな
く、混晶比によっても、バンドギャップを制御できる。
【0037】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記半導
体からなる微粒子は、シリコンのバンドギャップよりも
小さいバンドギャップを有するインジウム砒素やインジ
ウムアンチモン等の化合物半導体からなる。
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記半導
体からなる微粒子は、シリコンのバンドギャップよりも
小さいバンドギャップを有するインジウム砒素やインジ
ウムアンチモン等の化合物半導体からなる。
【0038】この実施形態のシリコン系発光受光素子で
は、上記半導体からなる微粒子は、シリコンのバンドギ
ャップよりも小さいバンドギャップを有するインジウム
砒素やインジウムアンチモンの化合物半導体からなるか
ら、直接遷移型半導体の特性を生かしながら、微粒子サ
イズと混晶の組成比によって、バンドギャップを制御で
きる。
は、上記半導体からなる微粒子は、シリコンのバンドギ
ャップよりも小さいバンドギャップを有するインジウム
砒素やインジウムアンチモンの化合物半導体からなるか
ら、直接遷移型半導体の特性を生かしながら、微粒子サ
イズと混晶の組成比によって、バンドギャップを制御で
きる。
【0039】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記半導
体からなる微粒子は、インジウム,ガリウム,砒素,リン
およびアンチモンの内の少なくとも3種類以上の元素か
ら構成される混晶化合物半導体である。
子は、上記シリコン系発光受光素子において、上記半導
体からなる微粒子は、インジウム,ガリウム,砒素,リン
およびアンチモンの内の少なくとも3種類以上の元素か
ら構成される混晶化合物半導体である。
【0040】この実施形態のシリコン系発光受光素子で
は、上記半導体からなる微粒子は、インジウム,ガリウ
ム,砒素,リンおよびアンチモンの内の少なくとも3種類
以上の元素から構成される混晶化合物半導体であるか
ら、直接遷移型半導体の特性を生かしながら、微粒子サ
イズと混晶の組成比によって、バンドギャップを制御で
きる。
は、上記半導体からなる微粒子は、インジウム,ガリウ
ム,砒素,リンおよびアンチモンの内の少なくとも3種類
以上の元素から構成される混晶化合物半導体であるか
ら、直接遷移型半導体の特性を生かしながら、微粒子サ
イズと混晶の組成比によって、バンドギャップを制御で
きる。
【0041】また、一実施形態のシリコン系光電気集積
回路は、上記シリコン系光電気集積回路において、波長
の異なる複数の光が、それぞれ異なる信号情報を伝送す
ることで、同一の光導波路内で、上記波長の異なる複数
の光による波長多重並列伝送を行う。
回路は、上記シリコン系光電気集積回路において、波長
の異なる複数の光が、それぞれ異なる信号情報を伝送す
ることで、同一の光導波路内で、上記波長の異なる複数
の光による波長多重並列伝送を行う。
【0042】この実施形態のシリコン系光電気集積回路
では、波長の異なる複数の光が、それぞれ異なる信号情
報を伝送することで、同一の光導波路内で、上記波長の
異なる複数の光による波長多重並列伝送を行う。これに
より、同一の光導波路内で、複数の信号情報を並列伝送
できる。
では、波長の異なる複数の光が、それぞれ異なる信号情
報を伝送することで、同一の光導波路内で、上記波長の
異なる複数の光による波長多重並列伝送を行う。これに
より、同一の光導波路内で、複数の信号情報を並列伝送
できる。
【0043】また、一実施形態のシリコン系光電気集積
回路システムは、上記シリコン系光電気集積回路システ
ムにおいて、波長の異なる複数の光が、それぞれ異なる
信号情報を伝送することで、同一の光導波路内で、上記
波長の異なる複数の光による波長多重並列伝送を行う。
回路システムは、上記シリコン系光電気集積回路システ
ムにおいて、波長の異なる複数の光が、それぞれ異なる
信号情報を伝送することで、同一の光導波路内で、上記
波長の異なる複数の光による波長多重並列伝送を行う。
【0044】この実施形態のシリコン系光電気集積回路
システムでは、波長の異なる複数の光が、それぞれ異な
る信号情報を伝送することで、同一の光導波路内で、複
数の信号情報を並列伝送できる。
システムでは、波長の異なる複数の光が、それぞれ異な
る信号情報を伝送することで、同一の光導波路内で、複
数の信号情報を並列伝送できる。
【0045】また、一実施形態のシリコン系光電気集積
回路は、上記シリコン系光電気集積回路において、複数
のシリコン系発光受光素子を備え、この複数のシリコン
系発光受光素子は、それぞれ、大きさの異なる半導体か
らなる微粒子を有しており、この複数のシリコン系発光
受光素子によって、同一の光導波路内で、波長の異なる
複数の光による波長多重並列伝送を行う。
回路は、上記シリコン系光電気集積回路において、複数
のシリコン系発光受光素子を備え、この複数のシリコン
系発光受光素子は、それぞれ、大きさの異なる半導体か
らなる微粒子を有しており、この複数のシリコン系発光
受光素子によって、同一の光導波路内で、波長の異なる
複数の光による波長多重並列伝送を行う。
【0046】この実施形態のシリコン系光電気集積回路
では、複数のシリコン系発光受光素子が、それぞれ、大
きさの異なる半導体からなる微粒子を有していること
で、この複数のシリコン系発光受光素子によって、同一
の光導波路内で、波長の異なる複数の光による波長多重
並列伝送を行うことができる。
では、複数のシリコン系発光受光素子が、それぞれ、大
きさの異なる半導体からなる微粒子を有していること
で、この複数のシリコン系発光受光素子によって、同一
の光導波路内で、波長の異なる複数の光による波長多重
並列伝送を行うことができる。
【0047】また、一実施形態のシリコン系光電気集積
回路は、上記シリコン系光電気集積回路において、複数
のシリコン系発光受光素子を備え、上記複数のシリコン
系発光受光素子の半導体からなる微粒子が、混晶化合物
半導体からなり、この複数のシリコン系発光受光素子
は、それぞれ、混晶比が異なる混晶化合物半導体からな
る微粒子を有しており、この複数のシリコン系発光受光
素子によって、同一の光導波路内で、波長の異なる複数
の光による波長多重並列伝送を行う。
回路は、上記シリコン系光電気集積回路において、複数
のシリコン系発光受光素子を備え、上記複数のシリコン
系発光受光素子の半導体からなる微粒子が、混晶化合物
半導体からなり、この複数のシリコン系発光受光素子
は、それぞれ、混晶比が異なる混晶化合物半導体からな
る微粒子を有しており、この複数のシリコン系発光受光
素子によって、同一の光導波路内で、波長の異なる複数
の光による波長多重並列伝送を行う。
【0048】この実施形態のシリコン系光電気集積回路
では、上記複数のシリコン系発光受光素子の半導体から
なる微粒子が、混晶化合物半導体からなるので、この複
数のシリコン系発光受光素子によって、同一の光導波路
内で、波長の異なる複数の光による波長多重並列伝送を
行うことができる。
では、上記複数のシリコン系発光受光素子の半導体から
なる微粒子が、混晶化合物半導体からなるので、この複
数のシリコン系発光受光素子によって、同一の光導波路
内で、波長の異なる複数の光による波長多重並列伝送を
行うことができる。
【0049】また、一実施形態のシリコン系光電気集積
回路は、上記シリコン系光電気集積回路において、外部
システムに接続した光導波路を有し、この光導波路を介
して、波長の異なる複数の光による波長多重並列伝送
で、信号を入出力する。
回路は、上記シリコン系光電気集積回路において、外部
システムに接続した光導波路を有し、この光導波路を介
して、波長の異なる複数の光による波長多重並列伝送
で、信号を入出力する。
【0050】この実施形態のシリコン系光電気集積回路
では、外部システムに接続した光導波路を有し、この光
導波路を介して、波長の異なる複数の光による波長多重
並列伝送で、信号を入出力することができる。
では、外部システムに接続した光導波路を有し、この光
導波路を介して、波長の異なる複数の光による波長多重
並列伝送で、信号を入出力することができる。
【0051】また、一実施形態のシリコン系光電気集積
回路システムは、上記シリコン系光電気集積回路システ
ムにおいて、複数の集積回路の間に光導波路を接続し、
この光導波路を経由して、波長の異なる複数の光による
波長多重並列伝送で、信号を入出力する。
回路システムは、上記シリコン系光電気集積回路システ
ムにおいて、複数の集積回路の間に光導波路を接続し、
この光導波路を経由して、波長の異なる複数の光による
波長多重並列伝送で、信号を入出力する。
【0052】この実施形態のシリコン系光電気集積回路
システムでは、集積回路と集積回路との間に光導波路を
接続し、この光導波路を経由して、波長の異なる複数の
光による波長多重並列伝送で、信号を入出力することが
できる。
システムでは、集積回路と集積回路との間に光導波路を
接続し、この光導波路を経由して、波長の異なる複数の
光による波長多重並列伝送で、信号を入出力することが
できる。
【0053】また、一実施形態のシリコン系光電気集積
回路は、上記光導波路を、光ファイバーとした。
回路は、上記光導波路を、光ファイバーとした。
【0054】この実施形態のシリコン系光電気集積回路
では、光ファイバーからなる光導波路でもって、波長の
異なる複数の光による波長多重並列伝送で、信号を入出
力することができる。
では、光ファイバーからなる光導波路でもって、波長の
異なる複数の光による波長多重並列伝送で、信号を入出
力することができる。
【0055】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子を製造する方法は、第1の導電型にドープされたシリ
コンオンインシュレータ層の上に、請求項11乃至14
のいずれか1つに記載の半導体からなる微粒子を少なく
とも1つ形成する工程と、上記ドープされたシリコンオ
ンインシュレータ層および上記半導体からなる微粒子上
に、真性シリコン・エピタキシャル層を形成して、上記
半導体からなる微粒子を埋込む工程と、上記真性シリコ
ン・エピタキシャル層上に、第2の導電型のドープシリ
コン層を形成する工程と、上記シリコンオンインシュレ
ータ層および上記半導体からなる微粒子を有する発光受
光素子を形成する工程とを備える。
子を製造する方法は、第1の導電型にドープされたシリ
コンオンインシュレータ層の上に、請求項11乃至14
のいずれか1つに記載の半導体からなる微粒子を少なく
とも1つ形成する工程と、上記ドープされたシリコンオ
ンインシュレータ層および上記半導体からなる微粒子上
に、真性シリコン・エピタキシャル層を形成して、上記
半導体からなる微粒子を埋込む工程と、上記真性シリコ
ン・エピタキシャル層上に、第2の導電型のドープシリ
コン層を形成する工程と、上記シリコンオンインシュレ
ータ層および上記半導体からなる微粒子を有する発光受
光素子を形成する工程とを備える。
【0056】この実施形態のシリコン系発光受光素子の
製造方法では、上記半導体からなる微粒子を、第1導電
型のシリコンオンインシュレータ層と真性シリコンエピ
タキシャル層との間に埋め込んでから、上記真性シリコ
ンエピタキシャル層上に第2導電型のドープシリコン層
を形成することで、p-i-nあるいは、n-i-p構造を
持ったシリコン系発光受光素子を作製できる。
製造方法では、上記半導体からなる微粒子を、第1導電
型のシリコンオンインシュレータ層と真性シリコンエピ
タキシャル層との間に埋め込んでから、上記真性シリコ
ンエピタキシャル層上に第2導電型のドープシリコン層
を形成することで、p-i-nあるいは、n-i-p構造を
持ったシリコン系発光受光素子を作製できる。
【0057】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子の製造方法は、第1の導電型にドープされたシリコン
オンインシュレータ層の上に、真性シリコン・第1エピ
タキシャル層もしくは、上記シリコンオンインシュレー
タ層と同じ導電型のドープシリコン・第1エピタキシャ
ル層を形成する工程と、上記真性シリコン・第1エピタ
キシャル層もしくは、上記ドープシリコン・第1エピタ
キシャル層上に、請求項11乃至14のいずれか1つに
記載の半導体からなる微粒子を少なくとも1つ形成する
工程と、上記真性シリコン・第1エピタキシャル層もし
くは上記ドープシリコン・第1エピタキシャル層、およ
び、上記半導体からなる微粒子上に、真性シリコン・第
2エピタキシャル層を形成して、上記半導体からなる微
粒子を埋込む工程と、上記真性シリコン・第2エピタキ
シャル層上に、第2の導電型のドープシリコン層を形成
する工程と、上記シリコンオンインシュレータ層と、上
記真性シリコン・第1エピタキシャル層もしくは上記ド
ープシリコン・第1エピタキシャル層と、上記ドープシ
リコン層と、上記半導体からなる微粒子とを有するシリ
コン系発光受光素子を形成する工程とを備える。
子の製造方法は、第1の導電型にドープされたシリコン
オンインシュレータ層の上に、真性シリコン・第1エピ
タキシャル層もしくは、上記シリコンオンインシュレー
タ層と同じ導電型のドープシリコン・第1エピタキシャ
ル層を形成する工程と、上記真性シリコン・第1エピタ
キシャル層もしくは、上記ドープシリコン・第1エピタ
キシャル層上に、請求項11乃至14のいずれか1つに
記載の半導体からなる微粒子を少なくとも1つ形成する
工程と、上記真性シリコン・第1エピタキシャル層もし
くは上記ドープシリコン・第1エピタキシャル層、およ
び、上記半導体からなる微粒子上に、真性シリコン・第
2エピタキシャル層を形成して、上記半導体からなる微
粒子を埋込む工程と、上記真性シリコン・第2エピタキ
シャル層上に、第2の導電型のドープシリコン層を形成
する工程と、上記シリコンオンインシュレータ層と、上
記真性シリコン・第1エピタキシャル層もしくは上記ド
ープシリコン・第1エピタキシャル層と、上記ドープシ
リコン層と、上記半導体からなる微粒子とを有するシリ
コン系発光受光素子を形成する工程とを備える。
【0058】この実施形態のシリコン系発光受光素子の
製造方法では、上記SOI層上の真性シリコン・第1エ
ピタキシャル層(もしくは上記SOI層と同じ導電型の
ドープシリコン・第1エピタキシャル層)と、真性シリ
コン・第2エピタキシャル層との間に、上記半導体から
なる微粒子を埋め込み、次に、上記真性シリコン・第2
エピタキシャル層上に、第2の導電型のドープシリコン
層を形成する。これにより、p-i-nあるいは、n-i-
p構造を持ったシリコン系発光受光素子を作製できる。
製造方法では、上記SOI層上の真性シリコン・第1エ
ピタキシャル層(もしくは上記SOI層と同じ導電型の
ドープシリコン・第1エピタキシャル層)と、真性シリ
コン・第2エピタキシャル層との間に、上記半導体から
なる微粒子を埋め込み、次に、上記真性シリコン・第2
エピタキシャル層上に、第2の導電型のドープシリコン
層を形成する。これにより、p-i-nあるいは、n-i-
p構造を持ったシリコン系発光受光素子を作製できる。
【0059】また、この製造方法によれば、SOI層上
に形成される、平坦な真性シリコン・第1エピタキシャ
ル層(もしくは上記ドープシリコン・第1エピタキシャ
ル層)上に、半導体からなる微粒子を形成することがで
きる。これにより、深さ方向における半導体微粒子の分
布の制御や表面の凹凸や欠陥の低減が可能となる。
に形成される、平坦な真性シリコン・第1エピタキシャ
ル層(もしくは上記ドープシリコン・第1エピタキシャ
ル層)上に、半導体からなる微粒子を形成することがで
きる。これにより、深さ方向における半導体微粒子の分
布の制御や表面の凹凸や欠陥の低減が可能となる。
【0060】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子の製造方法は、アンドープシリコンオンインシュレー
タ層に、n型領域を形成する工程と、上記アンドープシ
リコンオンインシュレータ層に、p型領域を形成する工
程と、上記n型領域とp型領域の間のアンドープ領域
に、半導体をイオン注入する工程と、上記イオン注入後
に、半導体からなる微粒子を形成するための熱処理工程
と、上記アンドープシリコンオンインシュレータ層およ
び上記半導体からなる微粒子を有するシリコン系発光受
光素子を形成する工程とを備える。
子の製造方法は、アンドープシリコンオンインシュレー
タ層に、n型領域を形成する工程と、上記アンドープシ
リコンオンインシュレータ層に、p型領域を形成する工
程と、上記n型領域とp型領域の間のアンドープ領域
に、半導体をイオン注入する工程と、上記イオン注入後
に、半導体からなる微粒子を形成するための熱処理工程
と、上記アンドープシリコンオンインシュレータ層およ
び上記半導体からなる微粒子を有するシリコン系発光受
光素子を形成する工程とを備える。
【0061】この実施形態のシリコン系発光受光素子の
製造方法は、MOSFETの標準的な製造プロセスのみ
で構成されているので、製造プロセスの点で、MOSF
ETと相性がよい。
製造方法は、MOSFETの標準的な製造プロセスのみ
で構成されているので、製造プロセスの点で、MOSF
ETと相性がよい。
【0062】ここで、この発明の原理を説明する。シリ
コン基板中に形成された半導体からなる微粒子では、シ
リコンのバンドギャップ内に量子閉じ込め準位が形成さ
れる。この量子閉じ込め準位間の遷移による発光のエネ
ルギーは、バルクのバンドギャップよりも小さいので、
バルクシリコンに吸収されることなく伝播することが可
能である。
コン基板中に形成された半導体からなる微粒子では、シ
リコンのバンドギャップ内に量子閉じ込め準位が形成さ
れる。この量子閉じ込め準位間の遷移による発光のエネ
ルギーは、バルクのバンドギャップよりも小さいので、
バルクシリコンに吸収されることなく伝播することが可
能である。
【0063】i層(真正シリコンエピタキシャル層)に、
この半導体微粒子を形成したp-i-n発光素子もしくは
受光素子と、MOSFETもしくはバイポーラトランジ
スタを組み合わせて形成することで、電気信号から光信
号への変換および光信号から電気信号への変換が可能と
なる。
この半導体微粒子を形成したp-i-n発光素子もしくは
受光素子と、MOSFETもしくはバイポーラトランジ
スタを組み合わせて形成することで、電気信号から光信
号への変換および光信号から電気信号への変換が可能と
なる。
【0064】これによって、シリコン系集積回路中の半
導体素子間、集積回路間もしくは集積回路と外部システ
ム間の信号伝達が可能となる。
導体素子間、集積回路間もしくは集積回路と外部システ
ム間の信号伝達が可能となる。
【0065】ところで、シリコン基板中に形成した微粒
子は、バルクシリコンのバンドギャップよりも低いエネ
ルギーの光を発光する。したがって、上記発光は、バル
クシリコンに吸収されることなく、シリコン中を伝播す
ることが可能であるという長所を持つ。ところが、その
ために、上記発光は、バルクシリコン内の3次元の全て
の方向に伝播してしまい、素子間の金属配線の替わりに
使用することが不可能となる。
子は、バルクシリコンのバンドギャップよりも低いエネ
ルギーの光を発光する。したがって、上記発光は、バル
クシリコンに吸収されることなく、シリコン中を伝播す
ることが可能であるという長所を持つ。ところが、その
ために、上記発光は、バルクシリコン内の3次元の全て
の方向に伝播してしまい、素子間の金属配線の替わりに
使用することが不可能となる。
【0066】ここで、Si,SiO2およびSi2N3
の屈折率と臨界角をまとめると、表1のようになる。シ
リコン酸化膜(SiO2)やシリコン窒化膜(Si2N3)
の屈折率は、シリコン(Si)の屈折率に比べて小さい。
したがって、シリコンとシリコン酸化膜もしくはシリコ
ン窒化膜の界面では、光の全反射がおこる。スネルの法
則より全反射を起こす臨界角(θC)を計算すると表1の
ようになる。
の屈折率と臨界角をまとめると、表1のようになる。シ
リコン酸化膜(SiO2)やシリコン窒化膜(Si2N3)
の屈折率は、シリコン(Si)の屈折率に比べて小さい。
したがって、シリコンとシリコン酸化膜もしくはシリコ
ン窒化膜の界面では、光の全反射がおこる。スネルの法
則より全反射を起こす臨界角(θC)を計算すると表1の
ようになる。
【0067】
【表1】
【0068】したがって、図10に示すようなシリコン
層91と絶縁膜層92の界面において、臨界角よりも大
きい入射角で光が界面に入射すると光の上記絶縁層92
への屈折光成分は無くなり、上記シリコン領域91への
反射成分のみ(全反射)となる。したがって、SOI(シ
リコン・オン・インシュレータ)基板のSOI(シリコン
・オン・インシュレータ)層に半導体からなる微粒子を
形成し、SOI層の上にシリコン酸化膜か、シリコン窒
化膜、もしくはこれらの積層膜による絶縁膜を形成する
ことで、SOI層の下の埋め込み酸化膜と上記絶縁膜に
挟まれたSOI層の2次元空間内に、半導体からなる微
粒子からの発光が閉じ込められる。
層91と絶縁膜層92の界面において、臨界角よりも大
きい入射角で光が界面に入射すると光の上記絶縁層92
への屈折光成分は無くなり、上記シリコン領域91への
反射成分のみ(全反射)となる。したがって、SOI(シ
リコン・オン・インシュレータ)基板のSOI(シリコン
・オン・インシュレータ)層に半導体からなる微粒子を
形成し、SOI層の上にシリコン酸化膜か、シリコン窒
化膜、もしくはこれらの積層膜による絶縁膜を形成する
ことで、SOI層の下の埋め込み酸化膜と上記絶縁膜に
挟まれたSOI層の2次元空間内に、半導体からなる微
粒子からの発光が閉じ込められる。
【0069】特に、上記積層膜は、各層の膜厚と層数を
制御することによって、反射に波長依存性を持たせるこ
とが可能となるので、SOI層中に波長に依存した導波
特性をさらに持たせることが可能となる。
制御することによって、反射に波長依存性を持たせるこ
とが可能となるので、SOI層中に波長に依存した導波
特性をさらに持たせることが可能となる。
【0070】また、空気の屈折率は、ほぼn≒1であ
り、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜よりも小さい。し
たがって、シリコンと空気の界面における全反射角もθ
C≒17.0゜と小さくなる。
り、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜よりも小さい。し
たがって、シリコンと空気の界面における全反射角もθ
C≒17.0゜と小さくなる。
【0071】また、素子の保護膜としてシリコン酸化膜
の形成が必要である。
の形成が必要である。
【0072】しかし、このシリコン酸化膜中での光の染
み出しよりも、上記シリコン酸化膜の膜厚が薄ければ、
空気の屈折率がn≒1であることを利用した場合も、効
率の高い全反射を起こすことが可能となる。図11に、
シリコン領域101に閉じ込められた光の電界強度分布
103を示す。この光の電界強度分布103は、シリコ
ン酸化膜領域102では減衰する。このシリコン酸化膜
領域102での光の染み出し距離は、光の波長と入射角
によって決まる。
み出しよりも、上記シリコン酸化膜の膜厚が薄ければ、
空気の屈折率がn≒1であることを利用した場合も、効
率の高い全反射を起こすことが可能となる。図11に、
シリコン領域101に閉じ込められた光の電界強度分布
103を示す。この光の電界強度分布103は、シリコ
ン酸化膜領域102では減衰する。このシリコン酸化膜
領域102での光の染み出し距離は、光の波長と入射角
によって決まる。
【0073】ゲルマニウムやシリコン・ゲルマニウム
は、間接型半導体であるので、発光効率が低い。しか
し、これらは、微粒子にすることで、量子閉じ込め効果
によって、直接遷移型になるために、発光効率が高くな
る。
は、間接型半導体であるので、発光効率が低い。しか
し、これらは、微粒子にすることで、量子閉じ込め効果
によって、直接遷移型になるために、発光効率が高くな
る。
【0074】さらに、ガリウム・砒素をはじめとする化
合物半導体によって微粒子を形成すれば、元々直接遷移
型半導体であるので、より効率の高い発光受光素子を形
成できる。この直接遷移型半導体を用いるならば、微粒
子ではなくバルクのままでも、高効率の発光受光素子を
形成することができると考えられる。
合物半導体によって微粒子を形成すれば、元々直接遷移
型半導体であるので、より効率の高い発光受光素子を形
成できる。この直接遷移型半導体を用いるならば、微粒
子ではなくバルクのままでも、高効率の発光受光素子を
形成することができると考えられる。
【0075】しかし、ほとんどの化合物半導体が、シリ
コンと格子定数が異なるので、格子不整合に伴う欠陥の
無い安定したヘテロ構造を形成することは困難である。
逆に、この歪み(格子不整合)を積極的に利用すると、半
導体からなる微粒子を自己組織化的に形成することが可
能となる。さらに、格子不整合があっても半導体微粒子
であるならば、基板のほとんどがシリコンであることか
ら、一部分にのみ歪みが存在するだけであるので、安定
したシリコン系発光受光素子を形成することができる。
コンと格子定数が異なるので、格子不整合に伴う欠陥の
無い安定したヘテロ構造を形成することは困難である。
逆に、この歪み(格子不整合)を積極的に利用すると、半
導体からなる微粒子を自己組織化的に形成することが可
能となる。さらに、格子不整合があっても半導体微粒子
であるならば、基板のほとんどがシリコンであることか
ら、一部分にのみ歪みが存在するだけであるので、安定
したシリコン系発光受光素子を形成することができる。
【0076】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態に基いて詳細に説明する。
態に基いて詳細に説明する。
【0077】(第1実施形態:エピタキシャル法による
素子形成方法)図1,図2を参照して、この発明の第1実
施形態として、シリコン系発光受光素子の製造方法を説
明する。
素子形成方法)図1,図2を参照して、この発明の第1実
施形態として、シリコン系発光受光素子の製造方法を説
明する。
【0078】まず、図1(A)に示すSOI(シリコン・
オン・インシュレータ)層12の厚さが、30〜70n
m程度のSOI基板を用意する。このSOI基板は、シ
リコン単結晶層10と、このシリコン単結晶層10上の
埋め込み酸化膜11と、この酸化膜11上のSOI層1
2とを有する。
オン・インシュレータ)層12の厚さが、30〜70n
m程度のSOI基板を用意する。このSOI基板は、シ
リコン単結晶層10と、このシリコン単結晶層10上の
埋め込み酸化膜11と、この酸化膜11上のSOI層1
2とを有する。
【0079】このSOI基板に対し、30〜40keV
程度のエネルギーで、1014〜1×1015cm−2
程度のドーズで、例えば、砒素等のn型不純物を、SO
I層12にイオン注入する。このSOI層12は、微粒
子に電子を供給するので、最終的な不純物濃度が1×1
019〜1×1021cm−3程度となるように、上記
エネルギーやドーズ等の注入条件を調整する。
程度のエネルギーで、1014〜1×1015cm−2
程度のドーズで、例えば、砒素等のn型不純物を、SO
I層12にイオン注入する。このSOI層12は、微粒
子に電子を供給するので、最終的な不純物濃度が1×1
019〜1×1021cm−3程度となるように、上記
エネルギーやドーズ等の注入条件を調整する。
【0080】次に、SOI層12上に、レジスト(図示
せず)を、膜厚が、例えば、50〜300nmとなるよ
うに塗布する。ついで、紫外線露光機によってパターン
形状を露光し、引き続いて、これを現像して、レジスト
パターン(図示せず)を形成する。このSOI基板に、ス
パッタリング法によって、シリコン酸化膜を、例えば、
50〜300nm程度の厚さに堆積する。これによっ
て、上記レジストパターンのスペース部(窓部)では、S
OI基板上に、シリコン酸化膜が形成される。
せず)を、膜厚が、例えば、50〜300nmとなるよ
うに塗布する。ついで、紫外線露光機によってパターン
形状を露光し、引き続いて、これを現像して、レジスト
パターン(図示せず)を形成する。このSOI基板に、ス
パッタリング法によって、シリコン酸化膜を、例えば、
50〜300nm程度の厚さに堆積する。これによっ
て、上記レジストパターンのスペース部(窓部)では、S
OI基板上に、シリコン酸化膜が形成される。
【0081】次いで、リフトオフによって、上記レジス
トパターン上に堆積したシリコン酸化膜のみを除去する
と、図1(A)に示すように、上記SOI層12上に、シ
リコン酸化膜からなるマスクパターン13が形成され
る。
トパターン上に堆積したシリコン酸化膜のみを除去する
と、図1(A)に示すように、上記SOI層12上に、シ
リコン酸化膜からなるマスクパターン13が形成され
る。
【0082】次に、化学気相成長(CVD)法もしくは分
子線エピタキシー(MBE)法によって、約1〜30nm
の例えばゲルマニウムを、上記SOI基板上に堆積させ
る。図1(B)に示すように、このゲルマニウムとシリコ
ンの間の格子不整合によって生じた応力によって、上記
SOI基板上に堆積したゲルマニウムは平坦な薄膜とは
ならず、結晶またはアモルファス状のアイランド14が
SOI層12上およびマスクパターン13上に形成され
る。
子線エピタキシー(MBE)法によって、約1〜30nm
の例えばゲルマニウムを、上記SOI基板上に堆積させ
る。図1(B)に示すように、このゲルマニウムとシリコ
ンの間の格子不整合によって生じた応力によって、上記
SOI基板上に堆積したゲルマニウムは平坦な薄膜とは
ならず、結晶またはアモルファス状のアイランド14が
SOI層12上およびマスクパターン13上に形成され
る。
【0083】なお、この図1(B)に示すゲルマニウムか
らなる複数のアイランド14は、その大きさと個数によ
っては、個々に分離された状態で存在する場合と、複数
個が連結した状態で存在する場合とがある。このゲルマ
ニウムからなるアイランド14が形成された後に、フッ
酸によってマスクパターン13を取り除く。
らなる複数のアイランド14は、その大きさと個数によ
っては、個々に分離された状態で存在する場合と、複数
個が連結した状態で存在する場合とがある。このゲルマ
ニウムからなるアイランド14が形成された後に、フッ
酸によってマスクパターン13を取り除く。
【0084】次に、図1(C)に示すように、上記エピタ
キシャル成長法を用いて、上記SOI基板上に、真性シ
リコン・エピタキシャル層(i層)16を形成し、上記S
OI基板を、例えば、500〜700℃程度でアニール
処理を行う。これによって、上記アイランド14が結晶
化し、上記SOI層12の表面上のゲルマニウム微粒子
15が真性シリコン・エピタキシャル層16中に形成さ
れる。この真性シリコン・エピタキシャル層16と上記
SOI層12とが第2のシリコン結晶層をなす。
キシャル成長法を用いて、上記SOI基板上に、真性シ
リコン・エピタキシャル層(i層)16を形成し、上記S
OI基板を、例えば、500〜700℃程度でアニール
処理を行う。これによって、上記アイランド14が結晶
化し、上記SOI層12の表面上のゲルマニウム微粒子
15が真性シリコン・エピタキシャル層16中に形成さ
れる。この真性シリコン・エピタキシャル層16と上記
SOI層12とが第2のシリコン結晶層をなす。
【0085】次に、上記真性シリコン・エピタキシャル
層16上に、不純物濃度が1×10 19〜1×1021
cm−2程度のp型シリコン層17をエピタキシャル成
長すると、図1(C)に示すように、i層16中にゲルマ
ニウム微粒子15を有するp-i-n構造が形成される。
層16上に、不純物濃度が1×10 19〜1×1021
cm−2程度のp型シリコン層17をエピタキシャル成
長すると、図1(C)に示すように、i層16中にゲルマ
ニウム微粒子15を有するp-i-n構造が形成される。
【0086】この実施形態を用いると、SOI層12上
に、半導体微粒子15を形成することで、光の伝播方向
を2次元的なSOI層12内に制御するシリコン系発光
受光素子が構成可能となる。また、後述の第3実施形態
で説明するように、このシリコン系発光受光素子に、M
OSFETもしくはバイポーラトランジスタを組み合わ
せることで、電気配線よりも高速な光を用いた情報伝達
が可能となる。なお、この半導体微粒子15のサイズ
は、量子サイズ効果が現われるサイズであり、たとえ
ば、ナノメータのオーダである。
に、半導体微粒子15を形成することで、光の伝播方向
を2次元的なSOI層12内に制御するシリコン系発光
受光素子が構成可能となる。また、後述の第3実施形態
で説明するように、このシリコン系発光受光素子に、M
OSFETもしくはバイポーラトランジスタを組み合わ
せることで、電気配線よりも高速な光を用いた情報伝達
が可能となる。なお、この半導体微粒子15のサイズ
は、量子サイズ効果が現われるサイズであり、たとえ
ば、ナノメータのオーダである。
【0087】さらに、次の変形例で説明するように、S
OI層12にトレンチ構造やLOCOS構造を形成する
ことによって、SOI層12内での光の伝播方向が制御
可能となり、素子間の信号伝達を選択的に行うことが可
能となる。
OI層12にトレンチ構造やLOCOS構造を形成する
ことによって、SOI層12内での光の伝播方向が制御
可能となり、素子間の信号伝達を選択的に行うことが可
能となる。
【0088】(第1実施形態の変形例)なお、上記第1実
施形態では、SOI層12の上に、直接、ゲルマニウム
からなるアイランド14を堆積しているが、SOI層1
2の表面は、SOI基板の製造プロセスによっては、凹
凸や欠陥が生じる場合がある。
施形態では、SOI層12の上に、直接、ゲルマニウム
からなるアイランド14を堆積しているが、SOI層1
2の表面は、SOI基板の製造プロセスによっては、凹
凸や欠陥が生じる場合がある。
【0089】この場合には、図2(A)に示すように、S
OI層12の上に、真正(もしくはn型)のシリコンエピ
タキシャル層21をエピタキシャル成長してから、この
シリコンエピタキシャル層21上に、上記ゲルマニウム
からなるアイランド14を形成してもよい。なお、SO
I層12は、埋め込み酸化膜11上に形成され、この埋
め込み酸化膜11は、シリコン単結晶層10上に形成さ
れている点は、上述の図1のSOI基板と同じである。
OI層12の上に、真正(もしくはn型)のシリコンエピ
タキシャル層21をエピタキシャル成長してから、この
シリコンエピタキシャル層21上に、上記ゲルマニウム
からなるアイランド14を形成してもよい。なお、SO
I層12は、埋め込み酸化膜11上に形成され、この埋
め込み酸化膜11は、シリコン単結晶層10上に形成さ
れている点は、上述の図1のSOI基板と同じである。
【0090】このように、SOI層12の上に、シリコ
ンエピタキシャル層21を形成することによって、SO
I基板の表面を平坦とすることができる。これによっ
て、深さ方向におけるゲルマニウムからなるアイランド
14の分布の制御や表面の凹凸や欠陥の低減が可能とな
る。その後、上記第1実施形態と同じプロセスを行え
ば、図2(B)に示すように、ゲルマニウム微粒子15が
シリコンエピタキシャル層21上の真性シリコン・エピ
タキシャル層16内に形成されたp-i-n構造を形成で
きる。この変形例では、SOI層12,エピタキシャル
層21,16が第2のシリコン結晶層をなす。
ンエピタキシャル層21を形成することによって、SO
I基板の表面を平坦とすることができる。これによっ
て、深さ方向におけるゲルマニウムからなるアイランド
14の分布の制御や表面の凹凸や欠陥の低減が可能とな
る。その後、上記第1実施形態と同じプロセスを行え
ば、図2(B)に示すように、ゲルマニウム微粒子15が
シリコンエピタキシャル層21上の真性シリコン・エピ
タキシャル層16内に形成されたp-i-n構造を形成で
きる。この変形例では、SOI層12,エピタキシャル
層21,16が第2のシリコン結晶層をなす。
【0091】なお、上記第1実施形態では、SOI層1
2がn型である場合について説明したが、SOI層12
がp型の場合には、エピタキシャル成長するドープシリ
コン層17をn型にすることによって、上記第1実施形
態と同じ方法で、p-i-n構造を形成できる。
2がn型である場合について説明したが、SOI層12
がp型の場合には、エピタキシャル成長するドープシリ
コン層17をn型にすることによって、上記第1実施形
態と同じ方法で、p-i-n構造を形成できる。
【0092】また、上記第1実施形態では、ゲルマニウ
ムからなる微粒子15の位置を制御するために、マスク
パターン13を形成したが、積層型のp-i-n構造であ
るので、マスクパターン13を無くして、SOI層12
の表面全体に、ゲルマニウムからなる微粒子15を形成
することも可能である。
ムからなる微粒子15の位置を制御するために、マスク
パターン13を形成したが、積層型のp-i-n構造であ
るので、マスクパターン13を無くして、SOI層12
の表面全体に、ゲルマニウムからなる微粒子15を形成
することも可能である。
【0093】また、上記SOI層12、真性シリコン・
エピタキシャル層16、p型シリコン層17からなるp
-i-n構造を形成した後に、トレンチ構造もしくはLO
COS構造を形成することでも、SOI層12の面内に
おけるゲルマニウムからなる微粒子15の分布を制御す
ることが可能となる。
エピタキシャル層16、p型シリコン層17からなるp
-i-n構造を形成した後に、トレンチ構造もしくはLO
COS構造を形成することでも、SOI層12の面内に
おけるゲルマニウムからなる微粒子15の分布を制御す
ることが可能となる。
【0094】(第2実施形態)
(イオン注入法による素子形成方法)次に、図3,図4を
参照して、この発明の第2実施形態であるシリコン系発
光受光素子の製造方法を説明する。
参照して、この発明の第2実施形態であるシリコン系発
光受光素子の製造方法を説明する。
【0095】この第2実施形態では、SOI層31が、
真正もしくは1017cm−3以下の低濃度の不純物が
ドーピングされているSOI基板を形成する。上記不純
物は、低濃度であるならば、n型であってもp型であっ
ても、特に制限はない。
真正もしくは1017cm−3以下の低濃度の不純物が
ドーピングされているSOI基板を形成する。上記不純
物は、低濃度であるならば、n型であってもp型であっ
ても、特に制限はない。
【0096】図3(A)に示すSOI層31上に、膜厚
が、例えば50〜300nmとなるように、レジスト
(図示せず)を塗布する。次いで、紫外線露光機によっ
て、上記レジストをパターン形状に露光し、引き続い
て、このパターン形状に露光したレジストを現像して、
レジストパターン(図示せず)を形成する。
が、例えば50〜300nmとなるように、レジスト
(図示せず)を塗布する。次いで、紫外線露光機によっ
て、上記レジストをパターン形状に露光し、引き続い
て、このパターン形状に露光したレジストを現像して、
レジストパターン(図示せず)を形成する。
【0097】次に、このSOI基板に、スパッタリング
法によって、シリコン酸化膜を、例えば、50〜300
nm程度の膜厚に堆積する。上記レジストパターンのス
ペース部(窓部)では、SOI基板のSOI層31上に、
シリコン酸化膜が形成される。次いで、リフトオフによ
って、上記レジストパターン上に堆積したシリコン酸化
膜のみを除去することで、上記シリコン酸化膜からなる
マスクパターン32が形成される。この状態を、図3
(A)に示している。
法によって、シリコン酸化膜を、例えば、50〜300
nm程度の膜厚に堆積する。上記レジストパターンのス
ペース部(窓部)では、SOI基板のSOI層31上に、
シリコン酸化膜が形成される。次いで、リフトオフによ
って、上記レジストパターン上に堆積したシリコン酸化
膜のみを除去することで、上記シリコン酸化膜からなる
マスクパターン32が形成される。この状態を、図3
(A)に示している。
【0098】次に、図3(A)に矢印で示すように、上記
SOI基板上に、例えば、ボロンなどのp型不純物をイ
オン注入した後、フッ酸によってマスクパターン32を
取り除く。これにより、上記SOI層31にp型シリコ
ン領域33となる領域を形成する。
SOI基板上に、例えば、ボロンなどのp型不純物をイ
オン注入した後、フッ酸によってマスクパターン32を
取り除く。これにより、上記SOI層31にp型シリコ
ン領域33となる領域を形成する。
【0099】次に、上記SOI基板に対して、上述と同
様の方法で、レジストのパターニングを行い、図3(B)
に示すような、シリコン酸化膜からなるマスクパターン
34を形成する。このマスクパターン34は、上記p型
シリコン領域33となる領域およびそれに隣接する領域
を覆っている。
様の方法で、レジストのパターニングを行い、図3(B)
に示すような、シリコン酸化膜からなるマスクパターン
34を形成する。このマスクパターン34は、上記p型
シリコン領域33となる領域およびそれに隣接する領域
を覆っている。
【0100】そして、図3(B)に矢印で示すように、上
記SOI基板上に、例えば、砒素等のn型不純物をイオ
ン注入する。これにより、上記p型シリコン領域33と
なる領域から所定の寸法だけ離隔したn型シリコン領域
35となる領域が、SOI層31に形成される。次い
で、このSOI基板にアニール処理を行うことによっ
て、上記n型およびp型領域の不純物を活性化させて、
図3(B)に示すように、SOI層31に、p型シリコン
領域33とn型シリコン領域35を形成する。
記SOI基板上に、例えば、砒素等のn型不純物をイオ
ン注入する。これにより、上記p型シリコン領域33と
なる領域から所定の寸法だけ離隔したn型シリコン領域
35となる領域が、SOI層31に形成される。次い
で、このSOI基板にアニール処理を行うことによっ
て、上記n型およびp型領域の不純物を活性化させて、
図3(B)に示すように、SOI層31に、p型シリコン
領域33とn型シリコン領域35を形成する。
【0101】次に、図3(C)に示すように、マスクパタ
ーン36を、上述と同様の方法で形成し、図3(C)に矢
印で示すように、ゲルマニウムイオンを、例えば、50
keV程度の低エネルギーで、SOI基板にイオン注入
する。このように、低エネルギーで、ゲルマニウムイオ
ンをイオン注入することによって、ゲルマニウムのイオ
ン打ち込み層37が形成される。このゲルマニウムのイ
オン打ち込み層37は、図3(C)に示すように、SOI
層31の最表面から深さ約20nm付近を中心に8nm
程度の幅を持った領域に形成される。
ーン36を、上述と同様の方法で形成し、図3(C)に矢
印で示すように、ゲルマニウムイオンを、例えば、50
keV程度の低エネルギーで、SOI基板にイオン注入
する。このように、低エネルギーで、ゲルマニウムイオ
ンをイオン注入することによって、ゲルマニウムのイオ
ン打ち込み層37が形成される。このゲルマニウムのイ
オン打ち込み層37は、図3(C)に示すように、SOI
層31の最表面から深さ約20nm付近を中心に8nm
程度の幅を持った領域に形成される。
【0102】その後、このSOI基板を、例えば、50
0〜700℃程度でアニール処理することによって、S
OI層31中のゲルマニウムイオン打ち込み層37を結
晶化させる。これにより、図4に示すように、上記ゲル
マニウムイオン打ち込み層37からゲルマニウム微粒子
38を形成する。
0〜700℃程度でアニール処理することによって、S
OI層31中のゲルマニウムイオン打ち込み層37を結
晶化させる。これにより、図4に示すように、上記ゲル
マニウムイオン打ち込み層37からゲルマニウム微粒子
38を形成する。
【0103】このゲルマウム微粒子38が形成された
後、フッ酸によって、上記マスクパターン36を取り除
くことで、SOI層31内に、p-i-n構造が形成され
る。このp-i-n構造は、p型シリコン領域33とn型
シリコン領域35および、この領域33と35の間の領
域39からなる。
後、フッ酸によって、上記マスクパターン36を取り除
くことで、SOI層31内に、p-i-n構造が形成され
る。このp-i-n構造は、p型シリコン領域33とn型
シリコン領域35および、この領域33と35の間の領
域39からなる。
【0104】なお、この第2実施形態では、図3(A)お
よび図3(B)に示す工程において、p型不純物イオンお
よびn型不純物イオンを、30〜40keV程度のエネ
ルギーで、1014〜1016cm−2程度のドーズで
注入する。
よび図3(B)に示す工程において、p型不純物イオンお
よびn型不純物イオンを、30〜40keV程度のエネ
ルギーで、1014〜1016cm−2程度のドーズで
注入する。
【0105】ゲルマニウムからなる微粒子38が存在す
るi層(領域39)に、電子や正孔のキャリアを供給する
必要があるので、p層(p型シリコン領域33)およびn
層(n型シリコン領域35)の最終的な不純物濃度n
dが、nd=1×1019〜1×1021cm−3程度
となるように、上記注入のエネルギーやドーズ等の注入
条件を調整する。
るi層(領域39)に、電子や正孔のキャリアを供給する
必要があるので、p層(p型シリコン領域33)およびn
層(n型シリコン領域35)の最終的な不純物濃度n
dが、nd=1×1019〜1×1021cm−3程度
となるように、上記注入のエネルギーやドーズ等の注入
条件を調整する。
【0106】p型のイオン注入およびn型のイオン注入
が終わった時点で、それぞれ、活性化アニールを行う
と、i型領域39にゲルマニウム微粒子38を有するp
-i-n構造が形成される。
が終わった時点で、それぞれ、活性化アニールを行う
と、i型領域39にゲルマニウム微粒子38を有するp
-i-n構造が形成される。
【0107】なお、上記すべてのイオン(p型イオン,n
型イオン,ゲルマニウムイオン)注入後に、アニール処理
をまとめて行うことでも、上述と同じp-i-n構造を形
成することができる。
型イオン,ゲルマニウムイオン)注入後に、アニール処理
をまとめて行うことでも、上述と同じp-i-n構造を形
成することができる。
【0108】この実施形態では、SOI層31へのゲル
マニウムイオンの注入によるイオンの深さ方向分布が重
要となる。注入するゲルマニウムイオンの深さ方向プロ
ファイルは、イオンのドーズやエネルギーで決定され
る。S.M.Sze著VLSI Technology 2nd ed. McGra
wHill出版(1988)によると、イオン注入の深さ方向
プロファイルは、イオンの投影飛程Rpと投影分散△R
pおよび3次のモーメントm3から、LSS(Lindhar
d、Scharaff、Schiott)理論に基づいて概算することが
可能である。J.F.Gibsons、W.S.Johnson、S.M.
Mylrorie著Projected Ranges Statics:Semicond
uctors and Related Materials,2nded.Dowden,Hut
chinson & Ross出版社(1975)には、上記Rpおよ
び△Rpおよびm3について表にまとまっている。SO
I層の最表面から深さRpを中心に△Rp程度の幅で、
ゲルマニウムの打ち込み層が形成される。イオンの注入
エネルギーを変えることで、打ち込み層の幅△Rpが変
わり、形成される半導体微粒子のサイズが制御可能とな
る。例えば、30keVの場合には、Rp=21.8n
m、△Rp=8.2nmである。
マニウムイオンの注入によるイオンの深さ方向分布が重
要となる。注入するゲルマニウムイオンの深さ方向プロ
ファイルは、イオンのドーズやエネルギーで決定され
る。S.M.Sze著VLSI Technology 2nd ed. McGra
wHill出版(1988)によると、イオン注入の深さ方向
プロファイルは、イオンの投影飛程Rpと投影分散△R
pおよび3次のモーメントm3から、LSS(Lindhar
d、Scharaff、Schiott)理論に基づいて概算することが
可能である。J.F.Gibsons、W.S.Johnson、S.M.
Mylrorie著Projected Ranges Statics:Semicond
uctors and Related Materials,2nded.Dowden,Hut
chinson & Ross出版社(1975)には、上記Rpおよ
び△Rpおよびm3について表にまとまっている。SO
I層の最表面から深さRpを中心に△Rp程度の幅で、
ゲルマニウムの打ち込み層が形成される。イオンの注入
エネルギーを変えることで、打ち込み層の幅△Rpが変
わり、形成される半導体微粒子のサイズが制御可能とな
る。例えば、30keVの場合には、Rp=21.8n
m、△Rp=8.2nmである。
【0109】上述の第1もしくは第2実施形態で形成し
た上記p-i-n構造において、p層およびn層に電極を
形成することによって、外部からキャリアを注入するこ
とが可能な発光受光素子が形成できる。さらに、上記p
-i-n構造を、MOSFETのドレイン領域、もしくは
バイポーラトランジスタのコレクタ側に形成し、上記ド
レインもしくは上記コレクタからのキャリアと逆の極性
のキャリアを供給する電極を形成し、電子と正孔をi層
中の微粒子に供給すれば半導体素子の出力電気信号を光
信号に変えることが可能となる。このことを以下の実施
形態において詳細に説明する。
た上記p-i-n構造において、p層およびn層に電極を
形成することによって、外部からキャリアを注入するこ
とが可能な発光受光素子が形成できる。さらに、上記p
-i-n構造を、MOSFETのドレイン領域、もしくは
バイポーラトランジスタのコレクタ側に形成し、上記ド
レインもしくは上記コレクタからのキャリアと逆の極性
のキャリアを供給する電極を形成し、電子と正孔をi層
中の微粒子に供給すれば半導体素子の出力電気信号を光
信号に変えることが可能となる。このことを以下の実施
形態において詳細に説明する。
【0110】(第3実施形態)
(半導体素子間の信号の光伝送)図5に、この発明の第3
実施形態としてのシリコン系光電気集積回路を示す。こ
のシリコン系光電気集積回路は、n-p-n型バイポーラ
トランジスタB1と、i層16に微粒子15が形成され
たp-i-n型発光素子L1とを組み合わせたものであ
る。このシリコン系光電気集積回路は、上記バイポーラ
トランジスタB1のコレクタ42と上記発光素子L1の
n型領域41とを共通にしている。このコレクタ42と
n型領域41とは、埋め込み酸化層11上に形成されて
いる。また、この埋め込み酸化層11は、シリコン単結
晶層10上に形成されている。
実施形態としてのシリコン系光電気集積回路を示す。こ
のシリコン系光電気集積回路は、n-p-n型バイポーラ
トランジスタB1と、i層16に微粒子15が形成され
たp-i-n型発光素子L1とを組み合わせたものであ
る。このシリコン系光電気集積回路は、上記バイポーラ
トランジスタB1のコレクタ42と上記発光素子L1の
n型領域41とを共通にしている。このコレクタ42と
n型領域41とは、埋め込み酸化層11上に形成されて
いる。また、この埋め込み酸化層11は、シリコン単結
晶層10上に形成されている。
【0111】この第3実施形態における上記バイポーラ
トランジスタB1は、前述の第1実施形態と同様の方法
で、形成可能である。
トランジスタB1は、前述の第1実施形態と同様の方法
で、形成可能である。
【0112】上記バイポーラトランジスタB1とp-i-
n型発光受光素子L1との間には、シリコン酸化膜48
が形成され、このシリコン酸化膜48がバイポーラトラ
ンジスタB1と発光素子L1を分離している。また、発
光素子L1のp型シリコン層17上には、発光素子金属
コンタクト45が形成され、トランジスタB1のエミッ
タ44上にはエミッタ金属コンタクト46が形成され、
ベース43上にはベース金属コンタクト47が形成され
ている。
n型発光受光素子L1との間には、シリコン酸化膜48
が形成され、このシリコン酸化膜48がバイポーラトラ
ンジスタB1と発光素子L1を分離している。また、発
光素子L1のp型シリコン層17上には、発光素子金属
コンタクト45が形成され、トランジスタB1のエミッ
タ44上にはエミッタ金属コンタクト46が形成され、
ベース43上にはベース金属コンタクト47が形成され
ている。
【0113】発光素子L1は、n型領域41と、n型領
域41上の真性シリコンエピタキシャル層16と、この
エピタキシャル層16上のp型シリコンエピタキシャル
層17とを有し、上記真性シリコンエピタキシャル層1
6は、ゲルマニウムからなる微粒子15を含んでいる。
域41上の真性シリコンエピタキシャル層16と、この
エピタキシャル層16上のp型シリコンエピタキシャル
層17とを有し、上記真性シリコンエピタキシャル層1
6は、ゲルマニウムからなる微粒子15を含んでいる。
【0114】また、上記バイポーラトランジスタB1
は、エミッタ44,ベース43,コレクタ42で構成され
ている。このベース43にベース電流が流れると、上記
バイポーラトランジスタB1はオンとなり、コレクタ4
2に電子が注入される。そして、この電子が、発光素子
L1のn型シリコン領域41に注入され、金属コンタク
ト45を介して、発光素子L1のp型シリコン領域17
に正孔が注入されると、真性シリコン・エピタキシャル
層16中のゲルマニウムからなる半導体微粒子15が発
光する。
は、エミッタ44,ベース43,コレクタ42で構成され
ている。このベース43にベース電流が流れると、上記
バイポーラトランジスタB1はオンとなり、コレクタ4
2に電子が注入される。そして、この電子が、発光素子
L1のn型シリコン領域41に注入され、金属コンタク
ト45を介して、発光素子L1のp型シリコン領域17
に正孔が注入されると、真性シリコン・エピタキシャル
層16中のゲルマニウムからなる半導体微粒子15が発
光する。
【0115】なお、この実施形態において、上記発光素
子L1の各層17,16,領域41と、上記バイポーラト
ランジスタB1の深さ方向で対応する各領域(エミッタ
44,ベース43,コレクタ42)との間で、導電型や不
純物濃度が異なる。例えば、発光素子L1では、エピタ
キシャル層16は真正シリコンであるのに対し、ベース
43はp型である。また、発光素子L1のp型シリコン
領域17はp型シリコンであるのに対し、バイポーラト
ランジスタB1のエミッタ44はn型である必要があ
る。
子L1の各層17,16,領域41と、上記バイポーラト
ランジスタB1の深さ方向で対応する各領域(エミッタ
44,ベース43,コレクタ42)との間で、導電型や不
純物濃度が異なる。例えば、発光素子L1では、エピタ
キシャル層16は真正シリコンであるのに対し、ベース
43はp型である。また、発光素子L1のp型シリコン
領域17はp型シリコンであるのに対し、バイポーラト
ランジスタB1のエミッタ44はn型である必要があ
る。
【0116】これらの構造は、リソグラフィーとエッチ
ングもしくはリフトオフを組み合わせて作製できる。例
えば、シリコン酸化膜からなるマスクパターンを形成
し、シリコン酸化膜が無い領域に選択的にイオン注入す
ることによって、各領域の導電型と不純物濃度が制御可
能となる。
ングもしくはリフトオフを組み合わせて作製できる。例
えば、シリコン酸化膜からなるマスクパターンを形成
し、シリコン酸化膜が無い領域に選択的にイオン注入す
ることによって、各領域の導電型と不純物濃度が制御可
能となる。
【0117】(第3実施形態の変形例)次に、図6に、上
記第3実施形態の変形例を示す。この変形例は、n−M
OSFET50と真性シリコン領域(i層)31に半導体
微粒子38が形成されたp-i-n発光素子60とを半導
体基板に一体的に組み込んだシリコン系光電気集積回路
である。
記第3実施形態の変形例を示す。この変形例は、n−M
OSFET50と真性シリコン領域(i層)31に半導体
微粒子38が形成されたp-i-n発光素子60とを半導
体基板に一体的に組み込んだシリコン系光電気集積回路
である。
【0118】このp-i-n発光素子60は、シリコン単
結晶層10上の埋め込み酸化層11上に形成されたn型
領域53,真性シリコン領域31,p型領域35を備え、
この真性シリコン領域31は半導体微粒子38を含んで
いる。また、このp型領域35上には、金属コンタクト
57が形成されている。
結晶層10上の埋め込み酸化層11上に形成されたn型
領域53,真性シリコン領域31,p型領域35を備え、
この真性シリコン領域31は半導体微粒子38を含んで
いる。また、このp型領域35上には、金属コンタクト
57が形成されている。
【0119】図6に示すn型領域53は、n−MOSF
ET50のドレイン領域53と発光素子60のn型領域
53との2つの役目を果す。
ET50のドレイン領域53と発光素子60のn型領域
53との2つの役目を果す。
【0120】この変形例のMOSFET50は、前述の
第2実施形態で述べたの同様の方法で形成できる。この
MOSFET50は、ソース領域51、チャネル領域5
2、ドレイン領域53、ゲート酸化膜54、ゲート電極
55で構成されている。上記ゲート電極55に電圧が印
加されると、上記MOSFETはオンとなり、上記ドレ
イン領域53に電子が注入される。電子がn型領域53
から真性シリコン領域31に注入されるので、金属コン
タクト57から上記発光素子60のp型領域35を介し
て上記真性シリコン領域31に正孔を注入すると、真性
シリコン層31中の半導体微粒子38が発光する。
第2実施形態で述べたの同様の方法で形成できる。この
MOSFET50は、ソース領域51、チャネル領域5
2、ドレイン領域53、ゲート酸化膜54、ゲート電極
55で構成されている。上記ゲート電極55に電圧が印
加されると、上記MOSFETはオンとなり、上記ドレ
イン領域53に電子が注入される。電子がn型領域53
から真性シリコン領域31に注入されるので、金属コン
タクト57から上記発光素子60のp型領域35を介し
て上記真性シリコン領域31に正孔を注入すると、真性
シリコン層31中の半導体微粒子38が発光する。
【0121】なお、この第3実施形態およびその変形例
では、n-p-n型バイポーラトランジスタB1と発光素
子L1との組み合わせ、および、n−MOSFET50
と発光素子60との組み合わせについて説明したが、p
-n-p型バイポーラトランジスタやp−MOSFETと
発光素子L1あるいは60とを組み合わせてもよい。こ
の場合は、各領域の導電型を入れ替えることで構成可能
である。
では、n-p-n型バイポーラトランジスタB1と発光素
子L1との組み合わせ、および、n−MOSFET50
と発光素子60との組み合わせについて説明したが、p
-n-p型バイポーラトランジスタやp−MOSFETと
発光素子L1あるいは60とを組み合わせてもよい。こ
の場合は、各領域の導電型を入れ替えることで構成可能
である。
【0122】また、上記説明とは逆に、上記図5,図6
に示した発光素子L1,60におけるp-i-n構造に、
i層16,31中に形成された半導体からなる微粒子1
5,38のバンドギャップと共鳴する光が入ると、光学
遷移によって微粒子15,38で電子と正孔が発生す
る。これにより、上記発光素子L1,60が有するp-i
-n構造のn型領域41,53もしくは、p型領域17,
35からキャリアを取り出すことが可能であり、片方の
キャリアを電極を介して他のトランジスタに流せばよ
い。
に示した発光素子L1,60におけるp-i-n構造に、
i層16,31中に形成された半導体からなる微粒子1
5,38のバンドギャップと共鳴する光が入ると、光学
遷移によって微粒子15,38で電子と正孔が発生す
る。これにより、上記発光素子L1,60が有するp-i
-n構造のn型領域41,53もしくは、p型領域17,
35からキャリアを取り出すことが可能であり、片方の
キャリアを電極を介して他のトランジスタに流せばよ
い。
【0123】さらにまた、上記p-i-n構造を、図5に
示すバイポーラトランジスタB1のエミッタ44側もし
くは、図6に示すMOSFET50のソース51側に組
み込めば、上記バイポーラトランジスタB1もしくは上
記MOSFET50がオンのときだけ、光による信号を
電気信号に変換することが可能になる。
示すバイポーラトランジスタB1のエミッタ44側もし
くは、図6に示すMOSFET50のソース51側に組
み込めば、上記バイポーラトランジスタB1もしくは上
記MOSFET50がオンのときだけ、光による信号を
電気信号に変換することが可能になる。
【0124】この光から電気信号への信号変換機能は、
図5に示す構造において、バイポーラトランジスタB1
のエミッタ44とベース43を入れ替えることによっ
て、実現可能である。また、図6に示す構造において
は、MOSFET50のソース51とドレイン53を入
れ替えることによって、実現可能である。
図5に示す構造において、バイポーラトランジスタB1
のエミッタ44とベース43を入れ替えることによっ
て、実現可能である。また、図6に示す構造において
は、MOSFET50のソース51とドレイン53を入
れ替えることによって、実現可能である。
【0125】ところで、特に、前述した第1実施形態の
シリコン系発光受光素子の製造方法では、バイポーラト
ランジスタの標準的な製造プロセスのみで、シリコン系
発光受光素子が構成されているので、バイポーラトラン
ジスタと製造プロセスの点で相性がよい。したがって、
前述の第1実施形態の製造方法によれば、上記第3実施
形態におけるバイポーラトランジスタB1と上記発光受
光素子L1とを同一のプロセスで同時に並行して形成す
ることができる。
シリコン系発光受光素子の製造方法では、バイポーラト
ランジスタの標準的な製造プロセスのみで、シリコン系
発光受光素子が構成されているので、バイポーラトラン
ジスタと製造プロセスの点で相性がよい。したがって、
前述の第1実施形態の製造方法によれば、上記第3実施
形態におけるバイポーラトランジスタB1と上記発光受
光素子L1とを同一のプロセスで同時に並行して形成す
ることができる。
【0126】また、前述の第2実施形態の製造方法は、
MOSFETの標準的な製造プロセスのみで構成されて
いるので、製造プロセスの点でMOSFETと相性がよ
い。したがって、前述の第2実施形態の製造方法によれ
ば、上記変形例におけるMOSFET50と上記発光受
光素子60とを、同一のプロセスで同時に並行して形成
することができる。
MOSFETの標準的な製造プロセスのみで構成されて
いるので、製造プロセスの点でMOSFETと相性がよ
い。したがって、前述の第2実施形態の製造方法によれ
ば、上記変形例におけるMOSFET50と上記発光受
光素子60とを、同一のプロセスで同時に並行して形成
することができる。
【0127】さらにまた、微細加工の進歩によって、バ
イポーラトランジスタの製造プロセスにおいても、従来
のエピタキシャルに替え、MOSFETと同様のリソグ
ラフィーとイオン注入によるプロセスが現在検討されて
きている。したがって、今後この製造プロセスの進展に
よって、上記第2実施形態の製造方法は、バイポーラト
ランジスタの製造プロセスとも相性が良くなる可能性が
高い。
イポーラトランジスタの製造プロセスにおいても、従来
のエピタキシャルに替え、MOSFETと同様のリソグ
ラフィーとイオン注入によるプロセスが現在検討されて
きている。したがって、今後この製造プロセスの進展に
よって、上記第2実施形態の製造方法は、バイポーラト
ランジスタの製造プロセスとも相性が良くなる可能性が
高い。
【0128】(第4実施形態)
(トレンチ構造やLOCOS構造による光の伝播方向制
御)前述の第1および第2の実施形態で形成した発光受
光素子では、発光素子からの光は、SOI層12,31
の面内を伝播する。しかし、SOI層12,31では、
面内の方向性を有さない。このため、このSOI層を、
素子間の配線に用いるには、以下に述べるようにして、
SOI層に方向性を持たせることが必要となる。
御)前述の第1および第2の実施形態で形成した発光受
光素子では、発光素子からの光は、SOI層12,31
の面内を伝播する。しかし、SOI層12,31では、
面内の方向性を有さない。このため、このSOI層を、
素子間の配線に用いるには、以下に述べるようにして、
SOI層に方向性を持たせることが必要となる。
【0129】すなわち、リソグラフィー技術および、エ
ッチングもしくはリフトオフを用いたパターニング技術
を用いて、SOI層に、溝(トレンチ)を形成して、1次
元構造を形成する。次に、第1または第2実施形態の製
造方法を実行し、発光受光素子を形成する。これによ
り、SOI層の2次元空間内で、光の伝播方向に方向性
を持たすことができる。
ッチングもしくはリフトオフを用いたパターニング技術
を用いて、SOI層に、溝(トレンチ)を形成して、1次
元構造を形成する。次に、第1または第2実施形態の製
造方法を実行し、発光受光素子を形成する。これによ
り、SOI層の2次元空間内で、光の伝播方向に方向性
を持たすことができる。
【0130】なお、上記トレンチ構造の代わりに、導波
路領域以外のSOI層領域を酸化するLOCOS構造を
用いて、SOI層を1次元化することによっても、光の
伝播方向を制御することができる。
路領域以外のSOI層領域を酸化するLOCOS構造を
用いて、SOI層を1次元化することによっても、光の
伝播方向を制御することができる。
【0131】また、最初に、前述の第1もしくは第2実
施形態の製造方法を実行して形成したSOI基板に、ト
レンチもしくはLOCOS構造を形成することによって
も、光の伝播方向を制御することが可能である。
施形態の製造方法を実行して形成したSOI基板に、ト
レンチもしくはLOCOS構造を形成することによって
も、光の伝播方向を制御することが可能である。
【0132】図7に、上記第1または第2実施形態で形
成した発光受光素子を組み込んだ素子を有する集積回路
のSOI層の平面的な断面を、基板上方から見た様子を
示す。
成した発光受光素子を組み込んだ素子を有する集積回路
のSOI層の平面的な断面を、基板上方から見た様子を
示す。
【0133】この集積回路は、2個のMOSFET60
1と602を備え、このMOSFET601と602
は、光導波路631で接続されている。そして、この光
導波路631以外の領域に、トレンチ構造を形成して、
酸化膜を堆積する。あるいは、光導波路631以外の領
域に、LOCOS構造を形成する。
1と602を備え、このMOSFET601と602
は、光導波路631で接続されている。そして、この光
導波路631以外の領域に、トレンチ構造を形成して、
酸化膜を堆積する。あるいは、光導波路631以外の領
域に、LOCOS構造を形成する。
【0134】これにより、図7に示すように、光導波路
631で結合された2個のMOSFET601,602
が形成される。図7において、上記光導波路631と上
記2個のMOSFET601,602以外の領域632
は、シリコン酸化膜である。
631で結合された2個のMOSFET601,602
が形成される。図7において、上記光導波路631と上
記2個のMOSFET601,602以外の領域632
は、シリコン酸化膜である。
【0135】nチャネルMOSFET601は、ソース
領域611、チャネル領域612、ドレイン領域613
からなり、nチャネルMOSFET602は、ソース領
域621、チャネル領域622、ドレイン領域623か
らなる。FET601のドレイン領域613は、発光受
光素子603のn型領域613を兼ねている。また、F
ET602のドレイン領域623は、発光受光素子60
4のn型領域623を兼ねている。
領域611、チャネル領域612、ドレイン領域613
からなり、nチャネルMOSFET602は、ソース領
域621、チャネル領域622、ドレイン領域623か
らなる。FET601のドレイン領域613は、発光受
光素子603のn型領域613を兼ねている。また、F
ET602のドレイン領域623は、発光受光素子60
4のn型領域623を兼ねている。
【0136】この発光受光素子603は、上記n型領域
613とp型領域615と発光領域614とを有し、上
記発光受光素子604は、上記n型領域623と受光領
域624とp型領域625とを有している。
613とp型領域615と発光領域614とを有し、上
記発光受光素子604は、上記n型領域623と受光領
域624とp型領域625とを有している。
【0137】なお、各領域の上には、図5に示すような
電極が形成されている。すなわち、MOSFET60
1,602のチャネル領域612,622上には、ゲート
酸化膜を介してゲート電極が形成され、ソース領域61
1,621上には、ソース電極が形成されている。
電極が形成されている。すなわち、MOSFET60
1,602のチャネル領域612,622上には、ゲート
酸化膜を介してゲート電極が形成され、ソース領域61
1,621上には、ソース電極が形成されている。
【0138】この第4実施形態の集積回路では、上記n
チャネルMOSFET601がオンになると、発光領域
614が発光し、この光は、SOI層からなる光導波路
631を経由して、矢印で示すように伝播する。そし
て、この光は、発光受光素子604の受光領域624で
キャリアを形成し、nチャネルMOSFET602をオ
ンにする。このようにして、nチャネルMOSFET6
01とnチャネルMOSFET602との間の情報の伝
播を光で行うことが可能となる。
チャネルMOSFET601がオンになると、発光領域
614が発光し、この光は、SOI層からなる光導波路
631を経由して、矢印で示すように伝播する。そし
て、この光は、発光受光素子604の受光領域624で
キャリアを形成し、nチャネルMOSFET602をオ
ンにする。このようにして、nチャネルMOSFET6
01とnチャネルMOSFET602との間の情報の伝
播を光で行うことが可能となる。
【0139】なお、この第4実施形態では、2個のMO
SFET間の情報の伝播を光で行う集積回路について説
明したが、この第3実施形態において、2個のMOSF
ET601,602に替えて、2個のバイポーラトラン
ジスタを備えれば、2個のバイポーラトランジスタ間の
情報の伝播を光で行う集積回路となる。
SFET間の情報の伝播を光で行う集積回路について説
明したが、この第3実施形態において、2個のMOSF
ET601,602に替えて、2個のバイポーラトラン
ジスタを備えれば、2個のバイポーラトランジスタ間の
情報の伝播を光で行う集積回路となる。
【0140】(第5実施形態)
(集積回路およびシステム間の信号の光伝送)前述の第
1,第2実施形態で作製した発光受光素子もしくは、前
述の第3実施形態のシリコン系光電気集積回路を用い
て、集積回路の出力信号を、光に変換することができ
る。
1,第2実施形態で作製した発光受光素子もしくは、前
述の第3実施形態のシリコン系光電気集積回路を用い
て、集積回路の出力信号を、光に変換することができ
る。
【0141】図8に示すように、SOI基板からなる集
積回路71に溝73を形成し、この溝73の外周回路内
部の光導波路部分の中心を、光ファイバー72のコアの
中心に合わせて接続する。この接続部分には、必要に応
じてレンズ等の光学系を導入する。この光ファイバー7
2を用いることにより、集積回路71の出力信号を上記
集積回路71の外部に、光で出力することが可能とな
る。
積回路71に溝73を形成し、この溝73の外周回路内
部の光導波路部分の中心を、光ファイバー72のコアの
中心に合わせて接続する。この接続部分には、必要に応
じてレンズ等の光学系を導入する。この光ファイバー7
2を用いることにより、集積回路71の出力信号を上記
集積回路71の外部に、光で出力することが可能とな
る。
【0142】例えば、図9に示す集積回路システムは、
集積回路81と82が光ファイバー84で接続され、こ
の集積回路82は光ファイバー85でキーボード85に
接続されている。
集積回路81と82が光ファイバー84で接続され、こ
の集積回路82は光ファイバー85でキーボード85に
接続されている。
【0143】この集積回路81,82としては、前述の
第1,第2実施形態で作製した発光受光素子を組み込ん
だ素子あるいは上記第3実施形態の集積回路からなるシ
リコン系光電気集積回路である。
第1,第2実施形態で作製した発光受光素子を組み込ん
だ素子あるいは上記第3実施形態の集積回路からなるシ
リコン系光電気集積回路である。
【0144】上記集積回路81と82は、光ファイバー
84を通して、情報の入出力が可能となっている。
84を通して、情報の入出力が可能となっている。
【0145】また、同様に、光ファイバー85を、この
光ファイバーコアの中心と、この集積回路85内部の光
導波路の中心とが合うように接続したことによって、こ
の光ファイバー85に、外部から入力された光信号を、
上記集積回路85でもって、電気信号に変換し、この集
積回路85の内部に入力することができる。たとえば、
図9において、キーボード83からの入カデータを、光
ファイバー85を介して、集積回路82に入力すること
で、集積回路82と外部システムと間の信号の入出力が
可能となる。なお、この外部システムとしては、キーボ
ード83以外に、マウス、コンピュータ、モニター、オ
ーディオ等でも構わない。
光ファイバーコアの中心と、この集積回路85内部の光
導波路の中心とが合うように接続したことによって、こ
の光ファイバー85に、外部から入力された光信号を、
上記集積回路85でもって、電気信号に変換し、この集
積回路85の内部に入力することができる。たとえば、
図9において、キーボード83からの入カデータを、光
ファイバー85を介して、集積回路82に入力すること
で、集積回路82と外部システムと間の信号の入出力が
可能となる。なお、この外部システムとしては、キーボ
ード83以外に、マウス、コンピュータ、モニター、オ
ーディオ等でも構わない。
【0146】この2つの光ファイバー84と85との組
み合わせでもって、集積回路81と82との間、および
集積回路82と外部システム(図ではキーボード83)と
の間における情報伝送を光で行うことが可能となる。こ
れによって、情報伝達速度が高速になる。
み合わせでもって、集積回路81と82との間、および
集積回路82と外部システム(図ではキーボード83)と
の間における情報伝送を光で行うことが可能となる。こ
れによって、情報伝達速度が高速になる。
【0147】(第6実施形態)
(信号情報の並列伝送)半導体微粒子のバンドギャップ
は、この半導体微粒子のサイズによって制御可能であ
る。半導体微粒子の半径をRとし、電子の有効質量をm
eとし、正孔の有効質量をmhとし、電子と正孔の波動
関数が上記半導体微粒子境界で0となる近似と、有効質
量近似とを導入すると、この半導体微粒子のバンドギャ
ップEgmi croは、次式で算出できる。
は、この半導体微粒子のサイズによって制御可能であ
る。半導体微粒子の半径をRとし、電子の有効質量をm
eとし、正孔の有効質量をmhとし、電子と正孔の波動
関数が上記半導体微粒子境界で0となる近似と、有効質
量近似とを導入すると、この半導体微粒子のバンドギャ
ップEgmi croは、次式で算出できる。
【0148】
Egmicro=Egbulk+h2φ1 2/2μR2 … (1)
なお、式(1)において、hはブランク定数であり、μは
電子と正孔の換算質量μである。μ=memh/(me
+mh)、また、Egbulkは、バルクにおけるバンドギ
ャップであり、φ1=πである。
電子と正孔の換算質量μである。μ=memh/(me
+mh)、また、Egbulkは、バルクにおけるバンドギ
ャップであり、φ1=πである。
【0149】また、ゲルマニウムの代わりに、シリコン
・ゲルマニウム混晶で微粒子を形成すると、サイズだけ
でなく、混晶比によってもバンドギャップを制御するこ
とが可能になる。例えば、シリコンのバンドギャップを
EgSiとし、ゲルマニウムのバンドギャップをEg
Geとし、Siの組成比をxとすると、シリコン・ゲル
マニウムのバンドギャップEgSiGeは、次式で算出
できる。
・ゲルマニウム混晶で微粒子を形成すると、サイズだけ
でなく、混晶比によってもバンドギャップを制御するこ
とが可能になる。例えば、シリコンのバンドギャップを
EgSiとし、ゲルマニウムのバンドギャップをEg
Geとし、Siの組成比をxとすると、シリコン・ゲル
マニウムのバンドギャップEgSiGeは、次式で算出
できる。
【0150】
EgSiGe=xEgSi+(1−x)EgGe … (2)
他の混晶系においても、上記式(2)と同様の関係が成り
立つことが知られている。組成比が、整数比となる化合
物半導体の代わりに、インジウム、ガリウム、砒素、リ
ンおよびアンチモンの内の少なくとも3種類以上の元素
から構成される混晶半導体で微粒子を形成すれば、直接
遷移型半導体の特性を生かしながら、微粒子サイズと混
晶の組成比によって、バンドギャップを制御することが
可能となる。
立つことが知られている。組成比が、整数比となる化合
物半導体の代わりに、インジウム、ガリウム、砒素、リ
ンおよびアンチモンの内の少なくとも3種類以上の元素
から構成される混晶半導体で微粒子を形成すれば、直接
遷移型半導体の特性を生かしながら、微粒子サイズと混
晶の組成比によって、バンドギャップを制御することが
可能となる。
【0151】同一の配線で、複数の信号情報を並列伝送
することは、従来の金属配線では困難であったが、信号
として光を使用する場合では、異なる波長の光毎に、異
なる信号情報を伝送することで、複数の信号情報を並列
伝送することが可能となる。
することは、従来の金属配線では困難であったが、信号
として光を使用する場合では、異なる波長の光毎に、異
なる信号情報を伝送することで、複数の信号情報を並列
伝送することが可能となる。
【0152】たとえば、第3実施形態にしたがって、半
導体からなる微粒子のサイズや混晶の組成比を制御し
て、バンドギャップの異なる微粒子による発光受光素子
を集積回路の各素子として組み込み、上記発光受光素子
からなる受光素子部もしくは上記発光素子部を、同一の
SOI導波路内に形成する。このことによって、複数の
異なる信号情報を、共通のSOI導波路において、波長
の異なる光でもって、同時に並列伝送することが可能と
なる。
導体からなる微粒子のサイズや混晶の組成比を制御し
て、バンドギャップの異なる微粒子による発光受光素子
を集積回路の各素子として組み込み、上記発光受光素子
からなる受光素子部もしくは上記発光素子部を、同一の
SOI導波路内に形成する。このことによって、複数の
異なる信号情報を、共通のSOI導波路において、波長
の異なる光でもって、同時に並列伝送することが可能と
なる。
【0153】さらに、この第6実施形態と前記第5実施
形態とを組み合わせることによって、 集積回路から
出力される複数の光信号を、1本の光ファイバーで外部
に入力することができ、 光からなる複数の外部信号
を、1本の光ファイバーで、集積回路に入力することが
できる。その上、1本の光ファイバーで集積回路間お
よび集積回路と外部システム間の情報の入出力を行うこ
とが可能となる。この光ファイバーは、複数でも構わな
いが、現在の電気信号では数十から数百本程度入出力ピ
ンを必要とする信号の入出力が、それよりも少ない数の
光ファイバーで可能となる。
形態とを組み合わせることによって、 集積回路から
出力される複数の光信号を、1本の光ファイバーで外部
に入力することができ、 光からなる複数の外部信号
を、1本の光ファイバーで、集積回路に入力することが
できる。その上、1本の光ファイバーで集積回路間お
よび集積回路と外部システム間の情報の入出力を行うこ
とが可能となる。この光ファイバーは、複数でも構わな
いが、現在の電気信号では数十から数百本程度入出力ピ
ンを必要とする信号の入出力が、それよりも少ない数の
光ファイバーで可能となる。
【0154】このように、この実施形態の光電気集積回
路システムによれば、数百本の入出力ピンに相当する入
出力信号が、それよりも少ない本数の光ファイバーによ
って、外部からの上記集積回路に信号入力でき、上記集
積回路から外部へ信号出力できる。したがって、ピンの
配置に伴うコストや開発の負担が低減され、上記集積回
路を組み込むプリント基板の配線を簡略することが可能
となる。さらに、上記集積回路と他の集積回路との間の
光信号の入出力や、上記集積回路と外部システムと間の
光信号の入出力を行うことができる。
路システムによれば、数百本の入出力ピンに相当する入
出力信号が、それよりも少ない本数の光ファイバーによ
って、外部からの上記集積回路に信号入力でき、上記集
積回路から外部へ信号出力できる。したがって、ピンの
配置に伴うコストや開発の負担が低減され、上記集積回
路を組み込むプリント基板の配線を簡略することが可能
となる。さらに、上記集積回路と他の集積回路との間の
光信号の入出力や、上記集積回路と外部システムと間の
光信号の入出力を行うことができる。
【0155】尚、上記第1,第2実施形態で示した発光
受光素子の製造方法は、一例であり、同様の構造が形成
されるならば、この製造方法に限定されるものではな
い。例えば、パターニングの方法は、紫外線露光に限定
されるものではなく、電子線、エキシマレーザ、X線レ
ーザやシンクロトロン放射光等によるリソグラフィーで
も、同様にして、同じ構造のSOIMOSFETを形成
できる。
受光素子の製造方法は、一例であり、同様の構造が形成
されるならば、この製造方法に限定されるものではな
い。例えば、パターニングの方法は、紫外線露光に限定
されるものではなく、電子線、エキシマレーザ、X線レ
ーザやシンクロトロン放射光等によるリソグラフィーで
も、同様にして、同じ構造のSOIMOSFETを形成
できる。
【0156】また、上記第1,第2実施形態では、フォ
トリソグラフィーとリフトオフとの組み合わせでもっ
て、マスクパターンの形成を行ったが、フォトリソグラ
フィーとエッチングとの組み合わせでも、同じ構造のマ
スクパターンを形成できる。
トリソグラフィーとリフトオフとの組み合わせでもっ
て、マスクパターンの形成を行ったが、フォトリソグラ
フィーとエッチングとの組み合わせでも、同じ構造のマ
スクパターンを形成できる。
【0157】また、上記実施形態では、微粒子を構成す
る半導体としては、ゲルマニウムを一例にして、説明し
たが、シリコンのバンドギャップよりも小さいバンドギ
ャップの他の半導体による微粒子を採用してもよく、上
記実施形態と同じ製造方法でもって、作製することが可
能である。
る半導体としては、ゲルマニウムを一例にして、説明し
たが、シリコンのバンドギャップよりも小さいバンドギ
ャップの他の半導体による微粒子を採用してもよく、上
記実施形態と同じ製造方法でもって、作製することが可
能である。
【0158】このように、この実施形態によれば、半導
体素子、集積回路、システム等の間の信号伝達を光で行
うことで、今後の微細加工の発展に伴う半導体素子の高
速化に対応した信号伝達が可能となり、画像処理を始め
とする高い処理能力を要求される高度な情報処理がより
高速に実現可能となる。また、従来のシリコンプロセス
技術の延長で作製したシリコン系発光受光素子でもっ
て、高速かつ多重の光による情報伝達が、素子間、集積
回路間、集積回路・システム間で可能となる。
体素子、集積回路、システム等の間の信号伝達を光で行
うことで、今後の微細加工の発展に伴う半導体素子の高
速化に対応した信号伝達が可能となり、画像処理を始め
とする高い処理能力を要求される高度な情報処理がより
高速に実現可能となる。また、従来のシリコンプロセス
技術の延長で作製したシリコン系発光受光素子でもっ
て、高速かつ多重の光による情報伝達が、素子間、集積
回路間、集積回路・システム間で可能となる。
【0159】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明のシ
リコン系発光受光素子は、酸化膜層上の第2のシリコン
結晶層の中に、半導体からなる微粒子を有するから、量
子サイズ効果を利用した効率の良い発光受光素子となる
とともに、この微粒子が発光する光は、上記第2のシリ
コン結晶層と酸化膜層との界面と、上記酸化膜層と反対
側の上記第2のシリコン結晶層の界面との間に閉じ込め
られる。これにより、上記第2のシリコン結晶層内へ光
を効率良く伝播させることができる。
リコン系発光受光素子は、酸化膜層上の第2のシリコン
結晶層の中に、半導体からなる微粒子を有するから、量
子サイズ効果を利用した効率の良い発光受光素子となる
とともに、この微粒子が発光する光は、上記第2のシリ
コン結晶層と酸化膜層との界面と、上記酸化膜層と反対
側の上記第2のシリコン結晶層の界面との間に閉じ込め
られる。これにより、上記第2のシリコン結晶層内へ光
を効率良く伝播させることができる。
【0160】また、第2のシリコン結晶層中に、上記半
導体からなる微粒子のバンドギャップと共鳴する光が入
射すると、光学遷移によって、上記半導体からなる微粒
子にキャリア(電子と正孔)が発生する。このキャリアを
所定の電極へ出力することで、光による信号を電気信号
に変換することが可能となる。
導体からなる微粒子のバンドギャップと共鳴する光が入
射すると、光学遷移によって、上記半導体からなる微粒
子にキャリア(電子と正孔)が発生する。このキャリアを
所定の電極へ出力することで、光による信号を電気信号
に変換することが可能となる。
【0161】また、一実施形態のシリコン系光電気集積
回路は、上記シリコン系発光受光素子を備え、このシリ
コン系発光受光素子で、光による半導体素子間の信号伝
送機構を構成したことによって、半導体素子間の効率の
良い情報伝達が可能となる。
回路は、上記シリコン系発光受光素子を備え、このシリ
コン系発光受光素子で、光による半導体素子間の信号伝
送機構を構成したことによって、半導体素子間の効率の
良い情報伝達が可能となる。
【0162】また、一実施形態のシリコン系集積回路シ
ステムは、上記シリコン系発光受光素子で、光による集
積回路間の信号伝送機構を構成したことによって、集積
回路間の効率の良い情報伝達が可能となる。
ステムは、上記シリコン系発光受光素子で、光による集
積回路間の信号伝送機構を構成したことによって、集積
回路間の効率の良い情報伝達が可能となる。
【0163】また、一実施形態の発光受光素子は、上記
第2のシリコン結晶層上に、シリコン酸化膜が形成され
ている。このシリコン系発光受光素子では、上記第2の
シリコン結晶層上のシリコン酸化膜と上記第2のシリコ
ン結晶層との界面と、上記第2のシリコン結晶層下の酸
化膜層と上記第2のシリコン結晶層との界面との間に、
上記半導体からなる微粒子が発光する光を閉じ込めるの
で、上記発光を上記シリコン結晶層内に効率良く伝播さ
せることができる。
第2のシリコン結晶層上に、シリコン酸化膜が形成され
ている。このシリコン系発光受光素子では、上記第2の
シリコン結晶層上のシリコン酸化膜と上記第2のシリコ
ン結晶層との界面と、上記第2のシリコン結晶層下の酸
化膜層と上記第2のシリコン結晶層との界面との間に、
上記半導体からなる微粒子が発光する光を閉じ込めるの
で、上記発光を上記シリコン結晶層内に効率良く伝播さ
せることができる。
【0164】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記シリコン酸化膜における発光の減衰距離より
も、上記シリコン酸化膜の膜厚を薄くしたから、空気の
屈折率が略1であることを利用して、半導体微粒子が発
光する光を、第2のシリコン結晶層の界面で、より効率
の高い全反射をさせることができる。したがって、より
一層、光の伝播効率を高めることができる。
子は、上記シリコン酸化膜における発光の減衰距離より
も、上記シリコン酸化膜の膜厚を薄くしたから、空気の
屈折率が略1であることを利用して、半導体微粒子が発
光する光を、第2のシリコン結晶層の界面で、より効率
の高い全反射をさせることができる。したがって、より
一層、光の伝播効率を高めることができる。
【0165】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記第2のシリコン結晶層上に、シリコン窒化膜
が形成されていることで、このシリコン窒化膜と上記第
2のシリコン結晶層との界面と、上記第2のシリコン結
晶層と酸化膜との界面との間に、半導体微粒子が発光す
る光を閉じ込めて、効率良く光信号を伝播させることが
できる。
子は、上記第2のシリコン結晶層上に、シリコン窒化膜
が形成されていることで、このシリコン窒化膜と上記第
2のシリコン結晶層との界面と、上記第2のシリコン結
晶層と酸化膜との界面との間に、半導体微粒子が発光す
る光を閉じ込めて、効率良く光信号を伝播させることが
できる。
【0166】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記第2シリコン結晶層上に、シリコン酸化膜と
シリコン窒化膜の積層膜が形成されているから、各層の
膜厚,層数を制御することで、この積層膜と上記第2シ
リコン結晶層との界面での反射に波長依存性を持たせる
ことができ、上記第2シリコン結晶層中に伝播させる光
信号の波長に依存した導波特性を持たせることができ
る。
子は、上記第2シリコン結晶層上に、シリコン酸化膜と
シリコン窒化膜の積層膜が形成されているから、各層の
膜厚,層数を制御することで、この積層膜と上記第2シ
リコン結晶層との界面での反射に波長依存性を持たせる
ことができ、上記第2シリコン結晶層中に伝播させる光
信号の波長に依存した導波特性を持たせることができ
る。
【0167】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記第2のシリコン結晶層面内の光の進行方向を
制御する制御構造を有することにより、この制御構造
を、発光の光導波路とすることができる。
子は、上記第2のシリコン結晶層面内の光の進行方向を
制御する制御構造を有することにより、この制御構造
を、発光の光導波路とすることができる。
【0168】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記制御構造を、トレンチ構造とした。このシリ
コン系発光受光素子では、上記トレンチ構造でもって、
上記光の進行方向の制御構造を構築できる。
子は、上記制御構造を、トレンチ構造とした。このシリ
コン系発光受光素子では、上記トレンチ構造でもって、
上記光の進行方向の制御構造を構築できる。
【0169】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記制御構造を、LOCOS構造とした。このシ
リコン系発光受光素子では、上記LOCOS構造でもっ
て、上記光の進行方向の制御構造を構築できる。
子は、上記制御構造を、LOCOS構造とした。このシ
リコン系発光受光素子では、上記LOCOS構造でもっ
て、上記光の進行方向の制御構造を構築できる。
【0170】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記半導体からなる微粒子は、ゲルマニウムから
なる。ゲルマニウムは間接型半導体であるので、発光効
率が低いが、微粒子にすることで、量子閉じ込め効果に
よって、直接遷移型になって、発光効率が高くなる。
子は、上記半導体からなる微粒子は、ゲルマニウムから
なる。ゲルマニウムは間接型半導体であるので、発光効
率が低いが、微粒子にすることで、量子閉じ込め効果に
よって、直接遷移型になって、発光効率が高くなる。
【0171】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子は、上記半導体からなる微粒子は、シリコン・ゲルマ
ニウム混晶半導体からなるので、微粒子のサイズだけで
なく、混晶比によっても、バンドギャップを制御でき
る。
子は、上記半導体からなる微粒子は、シリコン・ゲルマ
ニウム混晶半導体からなるので、微粒子のサイズだけで
なく、混晶比によっても、バンドギャップを制御でき
る。
【0172】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子では、上記半導体からなる微粒子は、シリコンのバン
ドギャップよりも小さいバンドギャップを有するインジ
ウム砒素やインジウムアンチモン等の化合物半導体から
なるから、直接遷移型半導体の特性を生かしながら、微
粒子サイズと混晶の組成比によって、バンドギャップを
制御できる。
子では、上記半導体からなる微粒子は、シリコンのバン
ドギャップよりも小さいバンドギャップを有するインジ
ウム砒素やインジウムアンチモン等の化合物半導体から
なるから、直接遷移型半導体の特性を生かしながら、微
粒子サイズと混晶の組成比によって、バンドギャップを
制御できる。
【0173】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子では、上記半導体からなる微粒子は、インジウム,ガ
リウム,砒素,リンおよびアンチモンの内の少なくとも3
種類以上の元素から構成される混晶化合物半導体である
から、直接遷移型半導体の特性を生かしながら、微粒子
サイズと混晶の組成比によって、バンドギャップを制御
できる。
子では、上記半導体からなる微粒子は、インジウム,ガ
リウム,砒素,リンおよびアンチモンの内の少なくとも3
種類以上の元素から構成される混晶化合物半導体である
から、直接遷移型半導体の特性を生かしながら、微粒子
サイズと混晶の組成比によって、バンドギャップを制御
できる。
【0174】また、一実施形態のシリコン系光電気集積
回路では、波長の異なる複数の光が、それぞれ異なる信
号情報を伝送することで、同一の光導波路内で、上記波
長の異なる複数の光による波長多重並列伝送を行う。こ
れにより、同一の光導波路内で、複数の信号情報を並列
伝送できる。
回路では、波長の異なる複数の光が、それぞれ異なる信
号情報を伝送することで、同一の光導波路内で、上記波
長の異なる複数の光による波長多重並列伝送を行う。こ
れにより、同一の光導波路内で、複数の信号情報を並列
伝送できる。
【0175】また、一実施形態のシリコン系光電気集積
回路システムでは、波長の異なる複数の光が、それぞれ
異なる信号情報を伝送することで、同一の光導波路内
で、複数の信号情報を並列伝送できる。
回路システムでは、波長の異なる複数の光が、それぞれ
異なる信号情報を伝送することで、同一の光導波路内
で、複数の信号情報を並列伝送できる。
【0176】また、一実施形態のシリコン系光電気集積
回路では、複数のシリコン系発光受光素子が、それぞ
れ、大きさの異なる半導体からなる微粒子を有している
ことで、この複数のシリコン系発光受光素子によって、
同一の光導波路内で、波長の異なる複数の光による波長
多重並列伝送を行うことができる。
回路では、複数のシリコン系発光受光素子が、それぞ
れ、大きさの異なる半導体からなる微粒子を有している
ことで、この複数のシリコン系発光受光素子によって、
同一の光導波路内で、波長の異なる複数の光による波長
多重並列伝送を行うことができる。
【0177】また、一実施形態のシリコン系光電気集積
回路では、上記複数のシリコン系発光受光素子の半導体
からなる微粒子が、混晶化合物半導体からなるので、こ
の複数のシリコン系発光受光素子によって、同一の光導
波路内で、波長の異なる複数の光による波長多重並列伝
送を行うことができる。
回路では、上記複数のシリコン系発光受光素子の半導体
からなる微粒子が、混晶化合物半導体からなるので、こ
の複数のシリコン系発光受光素子によって、同一の光導
波路内で、波長の異なる複数の光による波長多重並列伝
送を行うことができる。
【0178】また、一実施形態のシリコン系光電気集積
回路では、外部システムに接続した光導波路を有し、こ
の光導波路を介して、波長の異なる複数の光による波長
多重並列伝送で、信号を入出力することができる。
回路では、外部システムに接続した光導波路を有し、こ
の光導波路を介して、波長の異なる複数の光による波長
多重並列伝送で、信号を入出力することができる。
【0179】また、一実施形態のシリコン系光電気集積
回路システムでは、複数の集積回路間に光導波路を接続
し、この光導波路を経由して、波長の異なる複数の光に
よる波長多重並列伝送で、信号を入出力することができ
る。
回路システムでは、複数の集積回路間に光導波路を接続
し、この光導波路を経由して、波長の異なる複数の光に
よる波長多重並列伝送で、信号を入出力することができ
る。
【0180】また、一実施形態では、光ファイバーから
なる光導波路でもって、波長の異なる複数の光による波
長多重並列伝送で、信号を入出力することができる。
なる光導波路でもって、波長の異なる複数の光による波
長多重並列伝送で、信号を入出力することができる。
【0181】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子の製造方法では、半導体からなる微粒子を、第1導電
型のシリコンオンインシュレータ層と真性シリコンエピ
タキシャル層との間に埋め込んでから、上記真性シリコ
ンエピタキシャル層上に第2導電型のドープシリコン層
を形成することで、p-i-nあるいは、n-i-p構造を
持ったシリコン系発光受光素子を作製できる。
子の製造方法では、半導体からなる微粒子を、第1導電
型のシリコンオンインシュレータ層と真性シリコンエピ
タキシャル層との間に埋め込んでから、上記真性シリコ
ンエピタキシャル層上に第2導電型のドープシリコン層
を形成することで、p-i-nあるいは、n-i-p構造を
持ったシリコン系発光受光素子を作製できる。
【0182】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子の製造方法では、上記SOI層上の真性シリコン・第
1エピタキシャル層(もしくは上記SOI層と同じ導電
型のドープシリコン・第1エピタキシャル層)と、真性
シリコン・第2エピタキシャル層との間に、上記半導体
からなる微粒子を埋め込み、次に、上記真性シリコン・
第2エピタキシャル層上に、第2の導電型のドープシリ
コン層を形成する。これにより、p-i-nあるいは、n
-i-p構造を持ったシリコン系発光受光素子を作製でき
る。
子の製造方法では、上記SOI層上の真性シリコン・第
1エピタキシャル層(もしくは上記SOI層と同じ導電
型のドープシリコン・第1エピタキシャル層)と、真性
シリコン・第2エピタキシャル層との間に、上記半導体
からなる微粒子を埋め込み、次に、上記真性シリコン・
第2エピタキシャル層上に、第2の導電型のドープシリ
コン層を形成する。これにより、p-i-nあるいは、n
-i-p構造を持ったシリコン系発光受光素子を作製でき
る。
【0183】また、この製造方法によれば、SOI層上
に形成される、平坦な真性シリコン・第1エピタキシャ
ル層(もしくは上記ドープシリコン・第1エピタキシャ
ル層)上に、半導体からなる微粒子を形成することがで
きる。これにより、深さ方向における半導体微粒子の分
布の制御や表面の凹凸や欠陥の低減が可能となる。
に形成される、平坦な真性シリコン・第1エピタキシャ
ル層(もしくは上記ドープシリコン・第1エピタキシャ
ル層)上に、半導体からなる微粒子を形成することがで
きる。これにより、深さ方向における半導体微粒子の分
布の制御や表面の凹凸や欠陥の低減が可能となる。
【0184】また、一実施形態のシリコン系発光受光素
子の製造方法は、MOSFETの標準的な製造プロセス
のみで構成されているので、製造プロセスの点で、MO
SFETと相性がよい。
子の製造方法は、MOSFETの標準的な製造プロセス
のみで構成されているので、製造プロセスの点で、MO
SFETと相性がよい。
【図1】 図1(A)〜図1(C)は、この発明の第1実施
形態としてのシリコン系発光受光素子の製造方法(エピ
タキシャル法による微粒子の形成方法)を工程順に示す
模式断面図である。
形態としてのシリコン系発光受光素子の製造方法(エピ
タキシャル法による微粒子の形成方法)を工程順に示す
模式断面図である。
【図2】 図2(A),図2(B)は、上記第1実施形態の
変形例(エピタキシャル法による微粒子の形成方法)を説
明する模式断面図である。
変形例(エピタキシャル法による微粒子の形成方法)を説
明する模式断面図である。
【図3】 図3(A)〜図3(C)は、この発明の第2実施
形態としてのシリコン系発光受光素子の製造方法(イオ
ン注入法による微粒子の形成方法)を順に示す模式断面
図である。
形態としてのシリコン系発光受光素子の製造方法(イオ
ン注入法による微粒子の形成方法)を順に示す模式断面
図である。
【図4】 上記第2実施形態で作製されたp-i-n構造
を持つSOI層31を有するSOI基板の断面図であ
る。
を持つSOI層31を有するSOI基板の断面図であ
る。
【図5】 この発明の第3実施形態であるシリコン系発
光受光素子を含んだシリコン系光電気集積回路(バイポ
ーラトランジスタに発光素子を組み込んだ例)の構造を
示す断面図である。
光受光素子を含んだシリコン系光電気集積回路(バイポ
ーラトランジスタに発光素子を組み込んだ例)の構造を
示す断面図である。
【図6】 上記第3実施形態の変形例(MOSFETに
発光素子を組み込んだ例)の構造を示す断面図である。
発光素子を組み込んだ例)の構造を示す断面図である。
【図7】 この発明の第4実施形態であるシリコン系光
電気集積回路の構造を示す平面的断面図である。
電気集積回路の構造を示す平面的断面図である。
【図8】 この発明の第5実施形態であるシリコン系光
電気集積回路システムが備える光ファイバーと集積回路
との接続を示す斜視図である。
電気集積回路システムが備える光ファイバーと集積回路
との接続を示す斜視図である。
【図9】 上記第5実施形態のシステムでの光ファイバ
ーによる接続を示す模式図である。
ーによる接続を示す模式図である。
【図10】 シリコン/絶縁膜界面における全反射の様
子を示す模式図である。
子を示す模式図である。
【図11】 シリコン/シリコン酸化膜界面における光
の電界強度分布を示す模式図である。
の電界強度分布を示す模式図である。
【図12】 従来のシリコン系発光受光素子の構造を示
す模式断面図である。
す模式断面図である。
11…埋め込み酸化膜、12…n型SOI層、13…シ
リコン酸化膜からなるマスクパターン、14…ゲルマニ
ウムアイランド、15…ゲルマニウム微粒子、16…真
性シリコン・エピタキシャル層、17…p型シリコン・
エピタキシャル層、21…シリコン・エピタキシャル層
(真性もしくはn型)、31…SOI層、32…マスクパ
ターン、33…n型シリコン領域、34…マスクパター
ン、35…p型シリコン領域、36…マスクパターン、
37…ゲルマニウムイオン打ち込み層、38…ゲルマニ
ウム微粒子、41…発光素子部n型領域、42…コレク
タ部n型領域、43…ベース、44…エミッタ、45…
発光素子部金属コンタクト、46…エミッタ金属コンタ
クト、47…ベース金属コンタクト、48…シリコン酸
化膜、51…ソース(n型)、52…チャネル領域(p
型)、53…ドレインおよび発光素子部n型領域共用領
域、54…ゲート酸化膜、55…ゲート電極、56…ソ
ース金属コンタクト、57…発光素子部p型領域金属コ
ンタクト、611…ソース領域、612…チャネル領
域、613…ドレイン領域および発光素子n型領域、6
14…発光領域、615…発光素子p型領域、621…
ソース領域、622…チャネル領域、623…ドレイン
領域および発光素子n型領域、624…発光領域、62
5…発光素子p型領域、631…光導波路、632…シ
リコン酸化膜、71…SOI基板、72:光ファイバ
ー、73…溝、81…集積回路、82…集積回路、83
…キーボード、84…光ファイバー、85…光ファイバ
ー、91…屈折率がn=3.42のシリコン、92…屈
折率nの絶縁膜、101…シリコン、102…シリコン
酸化膜、103…光の電界強度、111…n+シリコン
層、112…第1のエピタキシャル層、113…半導体
微粒子、114…第2のエピタキシャル層、115…p
+エピタキシャル層。
リコン酸化膜からなるマスクパターン、14…ゲルマニ
ウムアイランド、15…ゲルマニウム微粒子、16…真
性シリコン・エピタキシャル層、17…p型シリコン・
エピタキシャル層、21…シリコン・エピタキシャル層
(真性もしくはn型)、31…SOI層、32…マスクパ
ターン、33…n型シリコン領域、34…マスクパター
ン、35…p型シリコン領域、36…マスクパターン、
37…ゲルマニウムイオン打ち込み層、38…ゲルマニ
ウム微粒子、41…発光素子部n型領域、42…コレク
タ部n型領域、43…ベース、44…エミッタ、45…
発光素子部金属コンタクト、46…エミッタ金属コンタ
クト、47…ベース金属コンタクト、48…シリコン酸
化膜、51…ソース(n型)、52…チャネル領域(p
型)、53…ドレインおよび発光素子部n型領域共用領
域、54…ゲート酸化膜、55…ゲート電極、56…ソ
ース金属コンタクト、57…発光素子部p型領域金属コ
ンタクト、611…ソース領域、612…チャネル領
域、613…ドレイン領域および発光素子n型領域、6
14…発光領域、615…発光素子p型領域、621…
ソース領域、622…チャネル領域、623…ドレイン
領域および発光素子n型領域、624…発光領域、62
5…発光素子p型領域、631…光導波路、632…シ
リコン酸化膜、71…SOI基板、72:光ファイバ
ー、73…溝、81…集積回路、82…集積回路、83
…キーボード、84…光ファイバー、85…光ファイバ
ー、91…屈折率がn=3.42のシリコン、92…屈
折率nの絶縁膜、101…シリコン、102…シリコン
酸化膜、103…光の電界強度、111…n+シリコン
層、112…第1のエピタキシャル層、113…半導体
微粒子、114…第2のエピタキシャル層、115…p
+エピタキシャル層。
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フロントページの続き
Fターム(参考) 2H037 AA01 BA02 BA11 DA04 DA06
DA12 DA16
5F041 CA05 CA08 CA33 CA57 CA71
CA74 CB32 CB33 EE01 FF16
5F089 AA06 AB03 AB15 AC02 AC05
AC16 CA03 DA02
Claims (24)
- 【請求項1】 第1のシリコン結晶層と、上記第1のシ
リコン結晶層上の酸化膜層と、上記酸化膜層上の第2の
シリコン結晶層とが構成するシリコンオンインシュレー
タ構造を有する基板を備え、 上記第2のシリコン結晶層は、半導体からなる微粒子を
有することを特徴とするシリコン系発光受光素子。 - 【請求項2】 請求項1に記載のシリコン系発光受光素
子を備え、 このシリコン系発光受光素子で、光による半導体素子間
の信号伝送機構を構成したことを特徴とするシリコン系
光電気集積回路。 - 【請求項3】 請求項1に記載のシリコン系発光受光素
子を備え、 このシリコン系発光受光素子で、光による集積回路間の
信号伝送機構を構成したことを特徴とするシリコン系集
積回路システム。 - 【請求項4】 請求項1に記載のシリコン系発光受光素
子において、 上記第2のシリコン結晶層上に、シリコン酸化膜が形成
されていることを特徴とするシリコン系発光受光素子。 - 【請求項5】 請求項4に記載のシリコン系発光受光素
子において、 上記シリコン酸化膜は、このシリコン酸化膜における発
光の減衰距離よりも、膜厚が薄いことを特徴とするシリ
コン系発光受光素子。 - 【請求項6】 請求項1に記載のシリコン系発光受光素
子において、 上記第2のシリコン結晶層上に、シリコン窒化膜が形成
されていることを特徴とするシリコン系発光受光素子。 - 【請求項7】 請求項1に記載のシリコン系発光受光素
子において、 上記第2のシリコン結晶層上に、シリコン酸化膜とシリ
コン窒化膜の積層膜が形成されていることを特徴とする
シリコン系発光受光素子。 - 【請求項8】 請求項1,4乃至7のいずれか1つに記
載のシリコン系発光受光素子において、 上記シリコン結晶層面内の光の進行方向を制御する制御
構造を有することを特徴とするシリコン系発光受光素
子。 - 【請求項9】 請求項8に記載のシリコン系発光受光素
子において、 上記制御構造を、トレンチ構造としたことを特徴とする
シリコン系発光受光素子。 - 【請求項10】 請求項8に記載のシリコン系発光受光
素子において、 上記制御構造を、LOCOS構造としたことを特徴とす
るシリコン系発光受光素子。 - 【請求項11】 請求項1に記載のシリコン系発光受光
素子において、 上記半導体からなる微粒子は、ゲルマニウムからなるこ
とを特徴とするシリコン系発光受光素子。 - 【請求項12】 請求項1に記載のシリコン系発光受光
素子において、 上記半導体からなる微粒子は、シリコン・ゲルマニウム
混晶半導体からなることを特徴とするシリコン系発光受
光素子。 - 【請求項13】 請求項1に記載のシリコン系発光受光
素子において、 上記半導体からなる微粒子は、シリコンのバンドギャッ
プよりも小さいバンドギャップを有するインジウム砒素
やインジウムアンチモンの化合物半導体からなることを
特徴とするシリコン系発光受光素子。 - 【請求項14】 請求項1に記載のシリコン系発光受光
素子において、 上記半導体からなる微粒子は、インジウム,ガリウム,砒
素,リンおよびアンチモンの内の少なくとも3種類以上
の元素から構成される混晶化合物半導体であることを特
徴とするシリコン系発光受光素子。 - 【請求項15】 請求項2に記載のシリコン系光電気集
積回路において、 波長の異なる複数の光が、それぞれ異なる信号情報を伝
送することで、同一の光導波路内で、上記波長の異なる
複数の光による波長多重並列伝送を行うことを特徴とす
るシリコン系光電気集積回路。 - 【請求項16】 請求項3に記載のシリコン系光電気集
積回路システムにおいて、 波長の異なる複数の光が、それぞれ異なる信号情報を伝
送することで、同一の光導波路内で、上記波長の異なる
複数の光による波長多重並列伝送を行うことを特徴とす
るシリコン系光電気集積回路システム。 - 【請求項17】 請求項15に記載のシリコン系光電気
集積回路において、複数のシリコン系発光受光素子を備
え、 この複数のシリコン系発光受光素子は、それぞれ、大き
さの異なる半導体からなる微粒子を有しており、 この複数のシリコン系発光受光素子によって、同一の光
導波路内で、波長の異なる複数の光による波長多重並列
伝送を行うことを特徴とするシリコン系光電気集積回
路。 - 【請求項18】 請求項15に記載のシリコン系光電気
集積回路において、複数のシリコン系発光受光素子を備
え、 上記複数のシリコン系発光受光素子の半導体からなる微
粒子が、混晶化合物半導体からなり、 この複数のシリコン系発光受光素子は、それぞれ、混晶
比が異なる混晶化合物半導体からなる微粒子を有してお
り、 この複数のシリコン系発光受光素子によって、同一の光
導波路内で、波長の異なる複数の光による波長多重並列
伝送を行うことを特徴とするシリコン系光電気集積回
路。 - 【請求項19】 請求項15,17,18のいずれか1つ
に記載のシリコン系光電気集積回路において、 外部システムに接続した光導波路を有し、 この光導波路を介して、波長の異なる複数の光による波
長多重並列伝送で、信号を入出力することを特徴とする
シリコン系光電気集積回路。 - 【請求項20】 請求項16に記載のシリコン系光電気
集積回路システムにおいて、 複数の集積回路の間に光導波路を接続し、この光導波路
を経由して、波長の異なる複数の光による波長多重並列
伝送で、信号を入出力することを特徴とするシリコン系
光電気集積回路システム。 - 【請求項21】 請求項20に記載のシリコン系光電気
集積回路において、 上記光導波路を、光ファイバーとしたことを特徴とする
シリコン系光電気集積回路。 - 【請求項22】 請求項1に記載のシリコン系発光受光
素子を製造する方法であって、 第1の導電型にドープされたシリコンオンインシュレー
タ層の上に、請求項11乃至14のいずれか1つに記載
の半導体からなる微粒子を少なくとも1つ形成する工程
と、 上記ドープされたシリコンオンインシュレータ層および
上記半導体からなる微粒子上に、真性シリコン・エピタ
キシャル層を形成して、上記半導体からなる微粒子を埋
込む工程と、 上記真性シリコン・エピタキシャル層上に、第2の導電
型の第2のドープシリコン層を形成する工程と、 上記シリコンオンインシュレータ層および上記半導体か
らなる微粒子を有する発光受光素子を形成する工程とを
備えることを特徴とするシリコン系発光受光素子の製造
方法。 - 【請求項23】 請求項1に記載のシリコン系発光受光
素子を製造する方法であって、 第1の導電型にドープされたシリコンオンインシュレー
タ層の上に、真性シリコン・第1エピタキシャル層もし
くは、上記シリコンオンインシュレータ層と同じ導電型
のドープシリコン・第1エピタキシャル層を形成する工
程と、 上記真性シリコン・第1エピタキシャル層もしくは、上
記ドープシリコン・第1エピタキシャル層上に、請求項
11乃至14のいずれか1つに記載の半導体からなる微
粒子を少なくとも1つ形成する工程と、 上記真性シリコン・第1エピタキシャル層もしくは上記
ドープシリコン・第1エピタキシャル層、および、上記
半導体からなる微粒子上に、真性シリコン・第2エピタ
キシャル層を形成して、上記半導体からなる微粒子を埋
込む工程と、 上記真性シリコン・第2エピタキシャル層上に、第2の
導電型のドープシリコン層を形成する工程と、 上記シリコンオンインシュレータ層と、上記真性シリコ
ン・第1エピタキシャル層もしくは上記ドープシリコン
・第1エピタキシャル層と、上記ドープシリコン層と、
上記半導体からなる微粒子とを有するシリコン系発光受
光素子を形成する工程とを備えることを特徴とするシリ
コン系発光受光素子の製造方法。 - 【請求項24】 請求項1に記載のシリコン系発光受光
素子の製造方法であって、 アンドープシリコンオンインシュレータ層に、n型領域
を形成する工程と、 上記アンドープシリコンオンインシュレータ層に、p型
領域を形成する工程と、 上記n型領域とp型領域の間のアンドープ領域に、半導
体をイオン注入する工程と、 上記イオン注入後に、半導体からなる微粒子を形成する
ための熱処理工程と、 上記アンドープシリコンオンインシュレータ層および上
記半導体からなる微粒子を有するシリコン系発光受光素
子を形成する工程とを備えることを特徴とするシリコン
系発光受光素子の製造方法。
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