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JP2003001814A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003001814A
JP2003001814A JP2001194291A JP2001194291A JP2003001814A JP 2003001814 A JP2003001814 A JP 2003001814A JP 2001194291 A JP2001194291 A JP 2001194291A JP 2001194291 A JP2001194291 A JP 2001194291A JP 2003001814 A JP2003001814 A JP 2003001814A
Authority
JP
Japan
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printing
transfer film
printing medium
image
medium
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001194291A
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English (en)
Other versions
JP2003001814A5 (ja
Inventor
Shigeo Ogawa
恵雄 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2001194291A priority Critical patent/JP2003001814A/ja
Priority to US10/174,516 priority patent/US20030007061A1/en
Publication of JP2003001814A publication Critical patent/JP2003001814A/ja
Publication of JP2003001814A5 publication Critical patent/JP2003001814A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/325Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet

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  • Ink Jet (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写フィルムと印刷用メディアとを隙間無く
密着させることで、媒体転写画像の画像品質を向上させ
ることができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 印刷用メディアCと、印刷表面が平滑面
からなる水溶性の樹脂材料で構成された転写フィルムF
とを用いて、印刷用メディアCに画像を形成する画像形
成装置1において、転写フィルムFに昇華性染料インク
を用いて画像の印刷を行う印刷手段32と、印刷後の転
写フィルムFと印刷用メディアCとを対面させて重ね、
重ねた転写フィルムFおよび印刷用メディアCを挟持
し、加熱圧接処理を行って印刷用メディアCに画像を拡
散・定着させる定着手段34と、を備え、定着手段34
は、重ねた転写フィルムFおよび印刷用メディアCを挟
持して回転送りする一対の加圧熱ローラ19,65で構
成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇華性染料インク
で画像を印刷した転写フィルムから印刷用メディアに画
像を熱転写する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種の印刷方式で昇華性染料
インクを用いて画像を印刷した転写紙から、印刷用メデ
ィアに画像を熱転写する画像形成装置が知られている。
このうち、インクジェット方式による画像形成装置で
は、転写紙にインク滴を着弾させることにより含浸保持
させ、この印刷面を印刷用メディアの転写面に重ね、熱
プレス機による加熱圧接処理を行い、転写紙に含浸保持
したインク滴を印刷面から積層方向に透過させて、印刷
用メディアの転写面に拡散・定着させることで、画像を
転写形成するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、転写式によ
る画像形成方法では、印刷用メディアの転写画像の品質
を向上させるために、転写紙と印刷用メディアとを加圧
して両者を密接させることが必要不可欠である。しか
し、転写紙は、印刷面が粗面であるため、印刷用メディ
アとは完全密接とならず、これにより生ずる微小空間が
転写画像に色むらを生じさせる問題がある。また、熱プ
レス機は、面接触による圧接処理であるため、同様にエ
アーの噛み込みにより微小空間を発生させやすく、転写
画像に支障をきたす問題がある。さらに、転写紙におい
ては、着弾したインク滴が紙の繊維に沿うため、にじみ
が生じやすく(フェザリング)、転写時には既に画像品
質を損なっている問題がある。
【0004】本発明は、転写フィルムと印刷用メディア
とを隙間無く密着させることで、媒体転写画像の画像品
質を向上させることができる画像形成装置を提供するこ
とをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、印刷用メディアと、印刷表面が平滑面からなる水溶
性の樹脂材料で構成された転写フィルムとを用いて、印
刷用メディアに画像を形成する画像形成装置において、
転写フィルムの印刷表面に昇華性染料インクを用いて画
像の印刷を行う印刷手段と、印刷後の転写フィルムの印
刷表面と印刷用メディアの転写表面とを対面させて重ね
る重合手段と、重ねた転写フィルムおよび印刷用メディ
アを挟持し、加熱圧接処理を行って印刷用メディアの転
写表面に画像を拡散・定着させる定着手段と、を備え、
定着手段は、重ねた転写フィルムおよび印刷用メディア
に対し、転写フィルムの非印刷表面側から相対的に押圧
転動する加圧熱ローラを有することを特徴とする。
【0006】この構成によれば、転写フィルムに画像の
印刷を行うと昇華性染料インクが含浸保持され、この印
刷面を表面に重ねた状態で印刷用メディアを加熱圧接処
理すると、昇華性染料インクが転写フィルムから印刷用
メディアの表面深部にまで分子レベルで移行し、発色す
ることで転写画像が形成される。そして、転写フィルム
を印刷用メディアから除去することで、表面に画像を簡
易的に形成した印刷用メディアが作成される。この場
合、転写フィルムへの加圧熱ローラの相対転動による線
接触加圧且つ加熱が行われるため、表面全域を均一且つ
安定に加圧・加熱することができる。すなわち、加圧熱
ローラにより、転写フィルムと印刷用メディアとの間に
噛み込んだエアーを順次押し出しながら、転写フィルム
と印刷用メディアとの部分密着を連続して行うことがで
きる。このため、転写フィルムと印刷用メディアとの間
に微小空間を生じさせること無く、両者を強密接させる
ことができる。これにより、高品質の転写画像を得るこ
とができると共に、加熱圧接処理を連続して行うことが
でき、処理時間を短縮することができる。なお、加圧熱
ローラを単一のもので構成する場合には、印刷用メディ
アの圧接に対する受けは、ベルトコンベヤ、パレットな
ど媒体搬送手段を兼ねるもので構成することで、一層、
その処理時間を短縮することができる。また、転写フィ
ルムは、印刷面が平滑性を有する樹脂であるため、加圧
したときに、印刷用メディアとの間に噛む空気が抜け易
く、印刷用メディアに限りなく密に接触させることがで
きる。これにより、転写フィルムと印刷用メディアとを
確実に密着させることができる。さらに、転写媒体を水
溶性樹脂からなる転写フィルムとして構成したため、フ
ェザリングを防ぎ、印刷時におけるインク吸収性を良好
にして、転写フィルム内部でインクを拡散させることな
く安定して含浸保持することができる。このため、加熱
圧接処理において、印刷画像は転写フィルムを透過する
ことなく、直接、印刷用メディアの表面に移行するた
め、忠実性良く転写することができる。なお、転写フィ
ルムは、印刷用メディアの材質およびインクの浸透深さ
にもよるが、軟質樹脂で構成されていることが好まし
い。
【0007】また、本発明の画像形成装置は、印刷用メ
ディアと、印刷表面が平滑面からなる水溶性の樹脂材料
で構成された転写フィルムとを用いて、印刷用メディア
に画像を形成する画像形成装置において、転写フィルム
の印刷表面に昇華性染料インクを用いて画像の印刷を行
う印刷手段と、印刷後の転写フィルムの印刷表面と印刷
用メディアの転写表面とを対面させて重ねる重合手段
と、重ねた転写フィルムおよび印刷用メディアを挟持
し、加熱圧接処理を行って印刷用メディアの転写表面に
画像を拡散・定着させる定着手段と、を備え、定着手段
は、重ねた転写フィルムおよび印刷用メディアを挟持し
て回転送りする一対の加圧熱ローラで構成されているこ
とを特徴とする。
【0008】この構成によれば、上記と同様に作用し
て、高品質の転写画像を得ることができる。この場合、
一対の加圧熱ローラで加熱圧接処理を行うため、一対の
加圧熱ローラが、転写フィルムと印刷用メディアとを定
速で送りながら圧接することができると共に、加熱する
ことができる。したがって、構造を単純にして、連続処
理を効率良く行うことができると共に、加熱ムラおよび
加圧ムラによる印刷画像の低下を有効に防止することが
できる。
【0009】この場合、印刷手段、重合手段および定着
手段に沿って転写フィルムを連続して送るフィルム送り
手段と、重合手段および定着手段に沿って印刷用メディ
アを送るメディア送り手段と、フィルム送り手段とメデ
ィア送り手段とを同期させる送り制御手段とを更に備え
ることが、好ましい。
【0010】この構成によれば、印刷から加熱圧接処理
までの一連の動作を連続的に行うことができ、装置全体
として構造の単純化および処理時間の短縮化を達成する
ことができる。
【0011】この場合、一対の加圧熱ローラは、前記フ
ィルム送り手段および前記メディア送り手段の共通の送
りローラを兼ねていることが、好ましい。
【0012】この構成によれば、装置全体として構造の
単純化を図ることができる。
【0013】これらの場合、一対の加圧熱ローラの加熱
駆動を制御する発熱制御手段を備え、発熱制御手段は、
一対の加圧熱ローラの加熱温度を個々に制御可能に構成
されていることが、好ましい。
【0014】この構成によれば、一対の加圧熱ローラを
個々に温度コントロールすることで、画像転写後で印刷
用メディアの変形(反り)を確実に防止できる。例え
ば、転写フィルムと印刷用メディアとの重合形態に基づ
く熱膨張率の相違、転写フィルムおよび印刷用メディア
のそれぞれを構成する積層形態に基づく(各層の)熱膨
張率の相違を考慮した加熱処理形態をとることで、画像
転写後の印刷用メディアの反りを好適に阻止することが
できる。
【0015】これらの場合、加圧熱ローラは、赤外線ヒ
ータを内蔵するゴムローラで構成されていることが、好
ましい。
【0016】この構成によれば、重ねた転写フィルムお
よび印刷用メディアに対し、平面方向は元より深さ方向
においても均一な加熱を行うことができ、且つ転写フィ
ルムおよび印刷用メディアを均一な力で圧接することが
できる。したがって、転写むらやエアーの噛み込みを有
効に防止することができ、高品質の転写画像を得ること
ができる。なお、加圧熱ローラは、ステンレス等の金属
性の筒状ローラに耐熱性のシリコンゴムを巻装させると
共に、内部に赤外線ランプを収容した構成とすること
が、好ましい。
【0017】これらの場合、印刷手段は、インクジェッ
トプリンタで構成されており、転写フィルムに印刷した
印刷画像のインク水分を気化させる乾燥手段を、更に備
えることが好ましい。
【0018】この構成によれば、印刷用メディアと重ね
て加圧加熱処理される転写フィルムは、その印刷画像の
水分が除去されているため、加圧加熱処理におけるイン
ク水分の気化気泡による色むらや滲みなどを、有効に防
止することができる。
【0019】これらの場合、印刷用メディアは、カード
であることが好ましい。
【0020】この構成によれば、カード上に高品質の画
像を形成することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明の一実施形態に係る画像形成装置について説明す
る。この画像形成装置は、樹脂製のカードである印刷用
メディアと水溶性の転写フィルムとを用いて、転写フィ
ルムから印刷用メディアに所望の画像を熱転写するもの
である。具体的には、昇華性染料インクを用いてインク
ジェット方式で、転写フィルムに文字、図形、背景など
の所望の画像の印刷を行い、印刷画像を強制的に乾燥さ
せた後、転写フィルムを印刷用メディアに重ねて、この
印刷画像を印刷用メディアに熱転写することで、印刷用
メディアに高品質な転写画像を形成するものである。
【0022】図1に示すように、この画像形成装置1
は、箱型の筐体2で外郭を形成した装置本体3の内部
に、ほぼ中央部を境にして下側の印刷用メディアCを搬
送させるメディア部4と、上側の転写フィルムFを走行
させるフィルム部5とを備え、メディア部4およびフィ
ルム部5を個別および関連させて統括制御するコントロ
ーラ6とを有している。筐体2の左側上部には、印刷用
メディアCを導入するためのメディア供給口7が形成さ
れ、また筐体2の右側部には、印刷用メディアCを筐体
2外に送り出すためのメディア排出口8が形成されてい
る。また、装置本体3には、メディア供給口7とメディ
ア排出口8とを連通するようにして、水平直線状の印刷
用メディアCのメディア搬送路10が形成されている。
【0023】メディア部4は、印刷用メディアCを供給
するメディア供給手段11と、印刷用メディアCをメデ
ィア搬送路10に沿って搬送するメディア送り手段12
とを有している。一方、フィルム部5は、ロール状の転
写フィルムFと、ロール状の転写フィルムFを略「U」
字状のフィルム走行路30に沿って繰り出すと共に巻き
取るフィルム送り手段31と、転写フィルムFにインク
ジェット方式で印刷する印刷手段32と、印刷後の転写
フィルムFを熱風により強制的に乾燥させる乾燥手段3
3と、転写フィルムFを印刷用メディアCに対し加熱圧
接する加熱圧接手段34とを有している。この画像形成
装置1は、転写フィルムFを送りながらこれに昇華性染
料インクを用いて所望の画像の印刷および乾燥を行い、
転写フィルムFの印刷済み部分を印刷用メディアCに位
置合わせし且つ重ねて加熱圧接し、印刷画像を印刷用メ
ディアCに転写・定着させて、印刷用メディアCをメデ
ィア排出口8から排出するものである。
【0024】ここで、画像形成装置1の各構成について
説明する前に、その理解を容易にすべく、先ず、転写フ
ィルムFおよび印刷用メディアCと、この両者を用いた
画像形成のプロセスについて詳細に説明する。図2は、
転写フィルムFおよび印刷用メディアCの構造を模式的
に表した断面図であり、図3は、転写フィルムFから印
刷用メディアCに画像が形成されてゆくプロセスを模式
的に表した断面模式図である。
【0025】転写フィルムFは、いわゆるインク受容シ
ートであり、図2(a)に示すように、耐熱性を有する
と共に水溶性を有する樹脂材料で単一の層として構成さ
れ、ダイレクトに印刷される昇華性染料インクを一時的
に保持可能に構成されている。転写フィルムFは、例え
ば、PVA(ポリビニルアルコール)またはピロリドン
を主成分とする水溶性樹脂で構成され、層厚方向のほぼ
その上半部領域に昇華性染料インクを受容する。この場
合、転写フィルムFを水溶性の樹脂材料で構成したこと
により、印刷時における昇華性染料インクのインク吸収
性を良好にして、転写フィルムF内部で昇華性染料イン
クを拡散させることなく安定して含浸保持することがで
きるようになっている。
【0026】また、転写フィルムFは、主成分のPVA
等の他、加圧・加熱を加えることにより弱粘着性を発揮
する特性を有する材料や、加圧・加熱を加えた後空気に
曝すと僅かに硬化性を発揮する特性を有する材料が付加
されて構成されている。前者の特性を有する転写フィル
ムFは、加熱圧接処理により、弱粘着性を発揮して印刷
用メディアCに強密着し、また後者の特性を有する転写
フィルムFは、ファン等の送風により、硬化性を僅かに
発揮して印刷用メディアCから分離し易くなる。
【0027】さらに、転写フィルムFは、印刷用メディ
アCに適切に密接して重なるように、昇華性染料インク
を受容する印刷表面が平滑性を有して構成されていると
共に、全体として軟質に構成されている。このため、転
写フィルムFと印刷用メディアCとを重ねて加圧する
と、両者間の接触面である界面に介在する空気や気泡が
追い出され、両者が密に接触するようになる。もっと
も、印刷用メディアCの種類等によっては、転写フィル
ムFは硬質樹脂であってもよい。
【0028】一方、印刷用メディアCは、図2(b)、
(c)にその積層構造を示すように、2種類の印刷用メ
ディアCが用意されている。図2(b)の印刷用メディ
アCは、基材層71と、基材層71の表面に積層したイ
ンク定着層72とからなり、図2(c)の印刷用メディ
アCは、インク定着層72の表面にラミネートフィルム
に代わるフッ素フィルム層73が更に積層されている。
すなわち、図2(b)の印刷用メディアCではインク定
着層72が転写表面となり、図2(c)の印刷用メディ
アCではフッ素フィルム層73が転写表面となる。印刷
用メディアCは、ロール紙、印刷テープ、あるいは単票
紙でもよいが、ここではカードを例に説明する。
【0029】印刷用メディア(カード)Cの基材層71
は、PVC(ポリ塩化ビニル)、PET(ポリエチレン
テレフタレート)等のプラスチックフィルムや、合成紙
などで構成され、印刷用メディアC全体の剛性を保持し
ている。また、基材層71は、一般的に主として白色系
で構成されている。インク定着層72は、透明なPET
フィルム等で構成され、最終的に印刷される昇華性染料
インクが浸透する層となる。すなわち、インク定着層7
2に印刷画像が熱転写され、ここでインク(印刷画像)
が定着する。なお、印刷用メディアCの転写表面、すな
わち転写フィルムFの印刷表面が対面するインク定着層
72の表面も平滑にしておくことが好ましい。
【0030】図3に示すように、転写フィルムFにイン
クジェット方式で画像の印刷を行うと、昇華性染料イン
クのインク滴が転写フィルムFに含浸保持される(同図
(a))。このとき、インク滴は、転写フィルムFの内
部にて周辺部に拡散することなく、ほぼ上半部領域に含
浸保持されているが、印刷画像によっては、単位面積当
たりのインク水分は異なっている。そこで、湿潤状態の
転写フィルムFを送風加熱により乾燥処理し、インク水
分を除去するようにする(同図(b))。つづいて、転
写フィルムFを上下反転させ、その印刷面を印刷用メデ
ィアCの表面に対面させるように重ねる(同図
(c))。
【0031】重合後の印刷用メディアCを圧接状態で、
すなわち重ねた転写フィルムFと印刷用メディアCとを
相対的に押圧した状態で加熱すると、インク滴は、イン
ク定着層72の基材層71近傍にまで分子レベルで移行
する(同図(d))。すなわち、転写フィルムFに保持
されているインク滴は、加熱によりインク定着層72へ
と浸透して、ここで蒸発・拡散し、発色する。これによ
り、印刷画像がインク定着層72に定着し形成される。
その後、転写フィルムFを印刷用メディアCから分離し
(同図(e))、インク定着層72を外部に露出させる
ことで、印刷画像をインク定着層72に熱転写した印刷
用メディアC(カード)が作成される。
【0032】一方、分離後の転写フィルムFは、水に浸
漬することで、その水溶性を発揮して溶融分解される。
したがって、画像転写後において、転写フィルムFに僅
かに残る原画を完全消失することができるため、印刷用
メディアCの偽造防止も図ることができる。
【0033】図2(c)のフッ素フィルム層73を積層
した印刷用メディアCを使用した場合には、転写フィル
ムFの加熱加圧の際に、インク滴がフッ素フィルム層7
3を透過してインク定着層72に拡散し定着する。すな
わち、転写フィルムFを分離した状態の印刷用メディア
Cは、フッ素フィルム層73を最表層として、インク定
着層72の転写画像を保護することとなる。これによ
り、画像形成後の印刷用メディアCは、フッ素フィルム
層73のコーティングにより、より一層耐候性、耐光
性、耐熱性、耐擦性、耐磨耗性および耐薬品性を有し
て、光沢のあるものとなる。
【0034】なお、印刷用メディアCを基材層71を挟
んで表裏同一の積層形態として構成し、印刷用メディア
Cの表裏両面に印刷画像を熱転写可能に構成してもよ
い。また、分離することを考慮して、印刷用メディアC
に対し転写フィルムFをひと回り大きなものとすること
が好ましい。これによれば、印刷用メディアCに対しそ
の四周縁端まで印刷画像を適切に転写することができる
(いわゆる全面印刷・転写)。さらに、加熱の度合いに
よっては、印刷用メディアCの基材層71にもインクを
定着させることができるため、コストダウンを考慮し
て、透明なインク定着層72を省略することも可能であ
る。
【0035】次に、画像形成装置1の各構成についてメ
ディア部4から詳細に説明する。メディア供給手段11
は、複数枚の印刷用メディアCを積層してストックする
メディアカセット14と、駆動源となる供給モータ15
と、供給モータ15により回転する供給ローラ16とで
構成されている。メディアカセット14は、筐体2の一
部を側方に突出させて形成されており、内側の平面形状
が印刷用メディアCの平面形状とほぼ同一に形成されて
いる。また、メディアカセット14は、複数枚の印刷用
メディアCを重ねてセット可能な所定の深さを有し、上
部がメディア供給口7に臨んでいると共に、閉塞状態で
は積層され最上位に位置する印刷用メディアCの上面
(転写表面)をばねで押し下げている。
【0036】供給ローラ16は、メディアカセット14
の前部下側に配設され、積層され最下位に位置する印刷
用メディアCの前部下面に転接するようになっている。
供給モータ15は、コントローラ6に接続されており、
供給ローラ16の回転を制御する。そして、メディアカ
セット14を構成する前壁の下端は、最下位の印刷用メ
ディアCのみが通過可能な位置まで下方に延びており、
供給ローラ16が転接することで一枚ずつメディア送り
手段12へと印刷用メディアCを確実に送り出すことが
できるようになっている。
【0037】メディア送り手段12は、供給ローラ16
に近接してメディア搬送路10の上流側に位置する送込
みローラ18と、中流側に位置する加熱ローラ19と、
下流側に位置する送出しローラ20と、これら各ローラ
18,19,20の駆動源となる送込みモータ21と、
加熱モータ22と、送出しモータ23と、で構成されて
いる。この場合、加熱ローラ19は、加熱圧接手段34
の主体を為すと共に、印刷用メディアCを送出しローラ
20に送り出すメディア送り手段12の機能の一部を兼
ねている。
【0038】送込みローラ18は、供給ローラ16から
送られてきた印刷用メディアCの下面に転接し、メディ
ア搬送路10に沿って印刷用メディアCを加熱ローラ1
9に向かって送り込む。送込みモータ21は、コントロ
ーラ6に接続され、送込みローラ18の回転を制御して
いる。すなわち、送込みローラ18は、コントローラ6
により制御されて、フィルム送り手段31の転写フィル
ムFの送りに同期して回転するようになっており、加熱
圧接手段34の位置で転写フィルムFの印刷済み部分と
印刷用メディアCとが制度良く重なるように加熱ローラ
19に対し送り込む。
【0039】加熱ローラ19は、ステンレスにより筒状
に構成されたローラ本体26と、ローラ本体26の内部
に内蔵した加熱源となる赤外線ランプ27と、ローラ本
体26の筒状周面に巻装したゴムロール28とで構成さ
れている。赤外線ランプ27は、ハロゲンランプで構成
されており、コントローラ6にその加熱駆動を制御さ
れ、加熱ローラ19をその長さ方向に均一に保温する。
ゴムロール28は、耐熱性を有するシリコンゴムで構成
され、印刷用メディアCの下面に直接接触すると共に、
ローラ本体26を介して赤外線ランプ27の熱を伝達さ
れる。そして、加熱ローラ19は、印刷用メディアCの
幅に対応した所定の長さを有して印刷用メディアCの下
面に転接する。
【0040】加熱モータ22は、コントローラ6に接続
されて、加熱ローラ19の回転を制御している。すなわ
ち、加熱ローラ19は、フィルム送り手段31の転写フ
ィルムFの送りに同期して回転するようになっており、
加熱圧接手段34の加圧熱ローラ65と協働して印刷用
メディアCを挟持して回転送りする。より具体的には、
印刷用メディアCは、上面であるインク定着層72を加
圧熱ローラ65に臨ませた状態で、転写フィルムFを挟
んで加熱ローラ19および加圧熱ローラ65に両面から
強く挟持されて定速で回転送りされ、メディア搬送路1
0に沿って送出しローラ20に送り込まれてゆく。
【0041】送出しローラ20は、メディア排出口8に
近接して配設され、印刷用メディアCの下面に転接し、
加熱ローラ19から送られてくる印刷用メディアCをメ
ディア搬送路10に沿ってメディア排出口8に送り出
す。送出しモータ23は、コントローラ6に接続され、
送出しローラ20の回転を制御する。このようにして、
印刷用メディアCは、水平姿勢でメディア搬送路10に
沿って送られてゆく。なお、送込みモータ21、加熱モ
ータ22および送出しモータ23を駆動源としてローラ
別に設けたが、単一の駆動源を介して動力伝達機構によ
り、各ローラ18,19,20を同期して定速で回転す
るようにしてもよい。
【0042】つづいて、フィルム部5の各構成について
説明する。フィルム送り手段31は、図示左上方の転写
フィルムFを繰り出す繰出しリール37と、図示右上方
の転写フィルムFを巻き取る巻取りリール38と、繰出
しリール37から繰り出した転写フィルムFを印刷手段
32および乾燥手段33に案内する第1ガイドローラ3
9と、転写フィルムFを第1ガイドローラ39から加熱
圧接手段34に案内する第2ガイドローラ40と、巻取
りリール38を駆動する巻取りモータ41と、加熱圧接
手段34を挟んで配設された一対の経路突起42,43
とで構成されている。繰出しリール37、第1ガイドロ
ーラ39、および第2ガイドローラ40は、自由回転可
能に構成されており、またこの第1ガイドローラ39、
加熱圧接手段34、第2ガイドローラ40および一対の
経路突起42,43により、繰出しリール37から巻取
りリール38に到る上述のフィルム走行路30が構成さ
れている。なお、フィルム走行路30は、加熱圧接手段
34の位置でメディア搬送路10と一部合流している。
【0043】繰出しリール37は、印刷手段32の上流
側に配設され、未使用の転写フィルムFを繰り出し自在
に巻回している。転写フィルムFは、その印刷表面を印
刷手段32の後述するヘッドユニット51に臨ませるべ
く繰出しリール37に巻回されている。第1ガイドロー
ラ39は、乾燥手段33の下流側において、メディア搬
送路10を挟んで送込みローラ18に対峙して配設され
ている。繰出しリール37と第1ガイドローラ39と
は、印刷手段32および乾燥手段33を挟んで配設され
ていると共に、ヘッドユニット51および乾燥手段33
に対し平行となるフィルム走行路30を形成している。
すなわち、繰出しリール37および第1ガイドローラ3
9により、転写フィルムFは、印刷手段32の印刷位置
および乾燥手段33の乾燥位置に水平に臨むこととな
る。
【0044】一対の経路突起42,43は、第1ガイド
ローラ39と加熱圧接手段34との間に配設された第1
経路突起42と、加熱圧接手段34と第2ガイドローラ
40との間に配設された第2経路突起43とからなる。
一対の経路突起42,43は、メディア搬送路10に平
行に配設されており、転写フィルムFをメディア搬送路
10に対し平行状態とする。すなわち、第1ガイドロー
ラ39から送られ第1経路突起42に走行を案内されて
送られてくる印刷・乾燥済みの転写フィルムFは、一対
の経路突起42,43間において、印刷表面が印刷用メ
ディアCに平行に臨むようになっている。
【0045】一方、巻取りリール38は、巻取りモータ
41により回転駆動することで、加熱圧接された後の転
写フィルムFを巻き取り収容する。すなわち、転写フィ
ルムFは、巻取りリール38の回転により、繰出しリー
ル37から繰り出され、巻取りリール38に巻き取られ
てゆく。巻取りモータ41は、コントローラ6に接続さ
れ、巻取りリール38の回転を制御している。すなわ
ち、巻取りリール38は、印刷用メディアCのメディア
送り手段12に同期して回転し、転写フィルムFをフィ
ルム走行路30に沿って送る。
【0046】第2ガイドローラ40は、巻取りリール3
8と第2経路突起43との間に配設されていると共に、
メディア搬送路10を挟んで送出しローラ20に対峙し
て配設されている。具体的には、第2ガイドローラ40
は、加圧熱ローラ65および第2経路突起43を経て巻
取りリール38に巻き取られてゆく転写フィルムFの送
りを、メディア搬送路10に対し傾送するようにガイド
する。すなわち、第2ガイドローラ40は、転写フィル
ムFの送りを案内すると共に、加熱圧接手段34で印刷
用メディアCに重なった転写フィルムFを印刷用メディ
アCから分離する分離手段を兼ねるようになっている。
【0047】なお、繰出しリール37、巻取りリール3
8および転写フィルムFを一のカートリッジケースに収
容したフィルムカートリッジを、筐体2に着脱自在式に
提供してもよい。この場合、カートリッジケース内に、
転写フィルムFのフィルム走行路30を構成するように
すると共に、加圧熱ローラ65、ヘッドユニット51お
よびドライヤ33等に対応する位置を開口部として構成
すればよい。これにより、転写フィルムFの保管などを
含め運搬上の取扱いを容易ならしめることができる。
【0048】印刷手段32は、インクジェットプリンタ
として構成され、ヘッドユニット51と、駆動源となる
キャリッジモータ52と、キャリッジモータ52の回転
を受けてヘッドユニット51を往復動させる往復動機構
53とを備えていると共に、コントローラ6に接続され
ている。ヘッドユニット51は、下面に多数のノズルを
形成したインクジェットヘッド55と、インクジェット
ヘッド55に昇華性染料インクを供給するインクカート
リッジ56と、インクジェットヘッド55およびインク
カートリッジ56を搭載したキャリッジ54とで構成さ
れている。インクカートリッジ56には、イエロー
(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、およびブラッ
ク(B)の4色の昇華性染料インクが充填されている。
あるいは、これらにライトシアン(LC)およびライト
マゼンタ(LM)の2色を加えた計6色のインクを充填
してもよい。
【0049】転写フィルムFへの印刷は、キャリッジ5
4が往復動機構53により往復動することで、この往復
動の際に、インクジェットヘッド55から適宜インク滴
が吐出されることで行われる。具体的には、ヘッドユニ
ット51の下側を通過する転写フィルムFは、フィルム
送り手段31によりフィルム走行路30に沿って間欠送
りされ、これに対しヘッドユニット51が送り方向に直
交する方向に往復動して、転写フィルムFへの印刷が行
われる。すなわち、ヘッドユニット51の往復動と転写
フィルムFの間欠送りとが、印刷技術における主走査お
よび副走査となって、昇華性染料インクを使用したイン
クジェット方式の印刷が行われる。
【0050】昇華性染料インクは、昇華性染料からなる
インクであり、上述のように、高温加熱により昇華性を
発揮するものである。すなわち、昇華性染料インクは、
印刷において転写フィルムFに一旦は含浸保持されると
共に、熱転写の際の加熱処理における高温加熱により印
刷用メディアCに移行して、蒸発・拡散することで発色
する。なお、印刷手段32は、印刷用メディアCに転写
後の画像が正画像となるように、転写フィルムFに鏡画
像となる印刷を行うことが好ましい。
【0051】乾燥手段33は、印刷手段32の下流側に
配設されており、送られてきた転写フィルムFに非接触
状態で臨むドライヤで構成されている。ドライヤ33
は、フィルム走行路30に対し風を送るファン61と、
ファン61による送風エアーを暖めるニクロム線ヒータ
62とで構成されている。ドライヤ33は、乾燥位置に
ある転写フィルムFの印刷面に一定の間隙を保って臨
み、その印刷画像に対し送風エアーを吹き付けることに
より乾燥処理を行う。すなわち、転写フィルムFは、ド
ライヤ33により湿潤状態の印刷画像を熱風に曝される
ことで強制的に乾燥処理され、印刷画像のインク水分が
気化された状態で、加熱圧接手段34へと送られる。
【0052】なお、転写フィルムFへの乾燥制御は、ド
ライヤ33による送風量および加熱熱量からなる要素
と、転写フィルムFの送り速度からなる要素とで制御可
能である(詳細は後述する)。また、図示しないが筐体
2には、ファン61のエアー流路に臨んで吸気ガラリ
(吸気口)および排気ガラリ(排気口)を形成すること
が、好ましい。
【0053】加熱圧接手段34は、上述の下側に位置す
る加熱ローラ19と、メディア搬送路10およびフィル
ム走行路30を挟んで加熱ローラ19に対峙する上側の
加圧熱ローラ65と、加圧熱ローラ65を加熱ローラ1
9に対し昇降移動させる昇降機構および付勢部材(いず
れも図示省略)とで構成されている。加圧熱ローラ65
は、フィルム走行路30とメディア搬送路10との合流
部分に臨み、加熱ローラ19と同様に構成されて自由回
転可能となっており、ステンレス製のローラ本体66
と、ローラ本体66の内部に収容されると共にコントロ
ーラ6により加熱駆動を制御される赤外線ランプ67
と、ローラ本体66に巻装した耐熱性のゴムロール68
とで構成されている。
【0054】加圧熱ローラ65は、印刷用メディアC
(転写フィルムF)の幅に対応した所定の長さを有して
転写フィルムFの非印刷表面側に転接する。なお、後述
するが、加圧熱ローラ65および加熱ローラ19の個々
の温度コントロールにより、メディア排出口8から送り
出した画像定着後の印刷用メディアCの反り等の変形を
巧みに阻止することができるようになっている。
【0055】昇降機構は、ばねなどの付勢部材を含み、
加圧熱ローラ65を適宜昇降させ、加熱ローラ19(転
写フィルムF)に対する加圧力が調整されるようになっ
ている。具体的には、転写フィルムFは、印刷表面であ
る下面を加熱ローラ19に臨ませた状態で、加熱ローラ
19の回転により回転する加圧熱ローラ65が非印刷表
面側から押圧転動される。すなわち、転写フィルムFお
よび印刷用メディアCは、上下から強く挟持されて先方
に定速で同時に回転送りされることで加熱処理される。
これにより、転写フィルムFおよび印刷用メディアC
は、線接触加圧且つ加熱が行われ、転写フィルムFに保
持した昇華性染料インクが印刷用メディアCに移行し
て、印刷画像が印刷用メディアCに転写・形成される。
【0056】コントローラ6は、各種の制御を行うCP
Uと、各種手段を制御するための制御プログラムや制御
データを記憶するROMと、制御処理のための各種作業
領域となるRAMと、各種主要部の駆動のための駆動回
路とを備え、各種手段を個別且つ関連させて制御してい
る。特に図示しないが、筐体2内には、コントローラ6
に接続された、印刷手段32を挟んでフィルム走行路3
0に臨む2個のセンサと、乾燥手段33を挟んで下流側
に1個のセンサと、送込みローラ18に近接してメディ
ア搬送路10に臨む1個のセンサとが配設されている。
これらにより、転写フィルムFの印刷位置および乾燥位
置が検出され、これに基づいて、送込みローラ18によ
り送られる印刷用メディアCは、転写フィルムFの印刷
・乾燥済み部分が加熱圧接手段34において、適切に位
置合わされて重なるようになっている。そして、コント
ローラ6は、印刷用メディアCに高品質な転写画像が形
成されるように、特に乾燥手段33、フィルム送り手段
31および加熱圧接手段34を巧みに制御している。
【0057】ここで、コントローラ6による制御処理に
ついて、乾燥手段33および加熱圧接手段34における
制御処理を中心に説明する。コントローラ6は、パーソ
ナルコンピュータ等で作成した画像情報に基づいて、印
刷手段32により転写フィルムFに印刷を行う。また、
コントローラ6は、転写フィルムFの性状(材質、種
類、厚さ)が加味された自身の条件テーブルを検索する
と共に、印刷手段32による転写フィルムFへの印刷処
理に関する印刷情報(主としてインク量)に基づいて、
乾燥手段33の加熱熱量(加熱温度および時間から成
る)および風量と、フィルム送り手段31のフィルム送
り速度とを決定する。
【0058】具体的には、コントローラ6により、転写
フィルムFの印刷後に乾燥手段33を立ち上げ、乾燥手
段33を転写フィルムFの印刷情報に基づいた所定の加
熱熱量および/または風量で駆動させると、フィルム送
り手段31は、この加熱熱量および/または風量に基づ
いた送り速度で転写フィルムFを乾燥手段33に臨ませ
ながら、所定の時間をかけて先方へと送る。なお、この
場合、例えば、フィルム送り手段31によるフィルム送
り速度を一定とし、加熱熱量および/または風量のみを
制御して、乾燥手段33の制御を簡単に行ってもよい。
もっとも、フィルム送り速度を0とした、転写フィルム
Fの送り停止状態で、転写フィルムFを乾燥手段33に
臨ませてもよい。
【0059】そして、転写フィルムFの印刷済み部分を
十分乾燥させた後、乾燥手段33の駆動を停止させると
共に、フィルム送り手段31およびメディア送り手段1
2を同期させて、転写フィルムFの印刷・乾燥済み部分
と印刷用メディアCとが、加熱圧接手段34において、
適切に位置合わされて重なるように送り込む。
【0060】ところで、印刷情報は、画像単位当たり
(転写フィルムFへの1回の印刷当たり)の総インク使
用量を基底としており、ここでその例を挙げて、具体的
に説明する。例えば、印刷画像の解像度を向上して印刷
した場合、すなわち、インクジェットヘッド55からの
インクの吐出回数または吐出ヘッドの数を増やして単位
面積当たりのドット数を増加させることにより解像度を
向上させるか、あるいは1ドット当たりに複数のインク
滴を打ち込んで多値記録を行うことにより中間調画像の
再現性を向上させた場合には、乾燥手段33の加熱熱量
および/風量を通常値より高めに設定するように制御す
る。
【0061】また、画像を印刷するのに、ブラック
(B)の昇華性染料インクに対し、イエロー(Y)、シ
アン(C)およびマゼンタ(M)の3色の昇華性染料イ
ンクを混色したコンポジットブラックを置換使用した場
合には、必然的に単位面積当たりのインク量(単位イン
ク吐出量)が増えることとなる。したがって、この場合
には、単位インク吐出量を算出することにより、印刷画
像のうちコンポジットブラックを使用した印刷領域を加
味した上で、乾燥手段33等の乾燥処理を制御するよう
にする。
【0062】また、特に印刷用メディアCがカードであ
る場合に要求される、いわゆる全面印刷にあっては、印
刷領域および単位インク吐出量の大きいべた印刷となる
ことから、加熱熱量を上げて乾燥処理するように制御す
る。このように、印刷画像を保持する湿潤状態の転写フ
ィルムFは、予め乾燥され、その印刷画像のインク水分
を気化された状態で、つづく加熱圧接手段34に安定し
て臨むようになる。
【0063】加熱圧接手段34における制御処理につい
て簡単に説明する。コントローラ6は、印刷用メディア
Cの材質等が加味された自身の条件テーブルを検索し
て、加熱圧接手段34における加熱条件等を制御してい
る。具体的には、コントローラ6は、加圧熱ローラ65
および加熱ローラ19の加熱温度、加圧熱ローラ65の
押圧力、フィルム送り速度およびメディア送り速度を決
定する。もっとも、本画像形成装置1を、転写フィルム
Fおよび印刷用メディアCの属性情報を記憶するパーソ
ナルコンピュータにリンクさせておいて、これにより加
熱条件等を決定するようにしてもよい。
【0064】ここで、決定された加熱条件等に基づく制
御処理およびその流れについて説明する。コントローラ
6により、加圧熱ローラ65および加熱ローラ19を決
定された所定の加熱温度で発熱駆動する。このとき、両
ローラ19,65の赤外線ランプ27,67を立ち上げ
るが、画像転写後の印刷用メディアCの変形(反り)を
阻止するべく、両ローラ19,65を個々に温度コント
ロールしている。具体的には、転写フィルムFと印刷用
メディアCとの重合形態(密着形態)に基づく熱膨張率
の相違、転写フィルムFおよび印刷用メディアCのそれ
ぞれを構成する積層形態に基づく熱膨張率の相違を考慮
して、ローラ19,65(赤外線ランプ27,67)個
々に加熱温度を設定している。
【0065】つづいて、フィルム送り手段31およびメ
ディア送り手段12(送込みローラ18)により、転写
フィルムFおよび印刷用メディアCが両ローラ19,6
5間で位置合わされるように送り込まれてゆく。そし
て、フィルム送り手段31およびメディア送り手段12
(加熱ローラ19)は、上記加熱温度に基づいた送り速
度で且つ調整された加圧熱ローラ65の押圧力で、転写
フィルムFおよび印刷用メディアCを同時に回転送りす
る。なお、この場合、例えば、それぞれの送り速度を一
定とし、加熱温度のみを制御して、加熱熱量の制御を簡
単に行ってもよい。また、それぞれの送り速度を印刷解
像度により決定するようにしてもよい。
【0066】このようにして、転写フィルムFおよび印
刷用メディアCは、先方に送られつつ幅方向に加圧熱ロ
ーラ65および加熱ローラ19が転接して、送り方向先
端側から線接触加圧且つ加熱が行われ、その界面に噛み
込むエアーを順次押し出されながら加熱がなされてゆ
く。すなわち、転写フィルムFおよび印刷用メディアC
の双方は、所定の時間かけて先方へと送られることで、
転写フィルムFから印刷用メディアCに印刷画像が熱転
写されてゆく。そして、転写フィルムFは、印刷用メデ
ィアCから分離するようにして巻き取られてゆき、一方
印刷画像を定着した印刷用メディアCは、メディア排出
口8から送り出され、ユーザの手に渡るようになる。
【0067】以上のような画像形成装置1によれば、加
熱圧接処理による画像転写を、加圧熱ローラ65および
加熱ローラ19の線接触加圧・加熱で行っているため、
転写フィルムFと印刷用メディアCとの間に微小空間を
生じさせること無く、両者を強密接させた状態で、両者
の表面全域を均一且つ安定に加圧・加熱することができ
る。これにより、高品質の転写画像を得ることができる
と共に、加熱圧接処理を連続して行うことができ、処理
時間を短縮することができる。
【0068】なお、加熱圧接処理においての転写フィル
ムFと印刷用メディアCとの密着積層形態から、加熱ロ
ーラ19の赤外線ランプ27の加熱温度を、加圧熱ロー
ラ65の赤外線ランプ67の加熱温度に比べ、幾分低い
設定となるように制御するようにしてもよい。もっと
も、加熱圧接処理の際に、エネルギー効率を考慮して加
圧熱ローラ65のみの発熱駆動であってもよい。また、
乾燥手段33は、上記のドライヤ33に代え、ハロゲン
ランプ等による照射式によるもので構成してもよい。
【0069】なお、本実施形態では、加圧熱ローラ65
による転写フィルムFを挟んだ印刷用メディアCの圧接
に対する受けとして、加熱ローラ19を用いたが、これ
に限るものでない。例えば、印刷用メディアCの圧接に
対する受けをベルト式として構成し、その搬送ベルトで
印刷用メディアCの下面を支持(載置)した状態で、メ
ディア搬送路10に沿って印刷用メディアCを上方の加
圧熱ローラ65に臨ませるように搬送してもよい。この
場合においても、上記と同様に、加圧熱ローラ65が転
写フィルムFと印刷用メディアCとの間に噛み込んだエ
アーを順次押し出しながら、転写フィルムFと印刷用メ
ディアCとの部分密着を連続して行うことができる。
【0070】また、本実施形態においては、転写フィル
ムFを巻取走行させることで連続して送るようにしてい
るが、その送り途中で印刷済み部分を切断し、この転写
フィルム(F)片を印刷用メディアCに重ね、その上
で、転写フィルム(F)の非印刷面側から加圧熱ローラ
65を相対的に押圧転動させることで、転写フィルム
(F)と印刷用メディアCとを加熱圧接処理してもよ
い。
【0071】さらに、印刷手段32と乾燥手段33との
間のフィルム走行路30途上に、印刷後の転写フィルム
Fの印刷面に臨み、印刷後の転写フィルムFを低い温度
で予熱する予熱プレートを非接触状態で配設することが
好ましい。これにより、印刷後において、湿潤状態の転
写フィルムFは、予め加熱されることにより保温状態で
乾燥手段33に臨むため、乾燥手段33による本乾燥処
理を短時間で行うことができる。また、予熱プレートを
配設したことにより、印刷手段32と乾燥手段33との
間に所定間隔をもたせることができるため、ファン61
によるインクジェットヘッド55への直接の風的影響を
好適に防止することができる。
【0072】
【発明の効果】本発明の画像形成装置によれば、加熱圧
接処理による画像転写を、加圧熱ローラを押圧転動させ
ることで行っているため、転写フィルムと印刷用メディ
アとの間のエアーを順次押し出すことができ、両者を強
密接させた状態で、両者の表面全域を均一且つ安定に加
圧・加熱することができる。したがって、高品質の転写
画像を得ることができると共に、加熱圧接処理を連続し
て行うことができ、処理時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置を模式
的に表した断面構造図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る画像形成装置に用い
る、(a)転写フィルム(b)廉価印刷用メディア、
(c)高級印刷用メディアの構造を示す断面図である。
【図3】転写フィルムから印刷用メディアへと画像が転
写・形成されてゆく様子を示す断面模式図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 筐体 6 コントローラ 11 メディア供給手段 12 メディア送り手段 19 加熱ローラ 31 フィルム送り手段 32 印刷手段 33 乾燥手段 34 加熱圧接手段 65 加圧熱ローラ C 印刷用メディア F 転写フィルム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷用メディアと、印刷表面が平滑面か
    らなる水溶性の樹脂材料で構成された転写フィルムとを
    用いて、前記印刷用メディアに画像を形成する画像形成
    装置において、 前記転写フィルムの印刷表面に昇華性染料インクを用い
    て画像の印刷を行う印刷手段と、 印刷後の前記転写フィルムの印刷表面と前記印刷用メデ
    ィアの転写表面とを対面させて重ねる重合手段と、 重ねた前記転写フィルムおよび前記印刷用メディアを挟
    持し、加熱圧接処理を行って前記印刷用メディアの転写
    表面に前記画像を拡散・定着させる定着手段と、を備
    え、 前記定着手段は、重ねた前記転写フィルムおよび前記印
    刷用メディアに対し、前記転写フィルムの非印刷表面側
    から相対的に押圧転動する加圧熱ローラを有することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 印刷用メディアと、印刷表面が平滑面か
    らなる水溶性の樹脂材料で構成された転写フィルムとを
    用いて、前記印刷用メディアに画像を形成する画像形成
    装置において、 前記転写フィルムの印刷表面に昇華性染料インクを用い
    て画像の印刷を行う印刷手段と、 印刷後の前記転写フィルムの印刷表面と前記印刷用メデ
    ィアの転写表面とを対面させて重ねる重合手段と、 重ねた前記転写フィルムおよび前記印刷用メディアを挟
    持し、加熱圧接処理を行って前記印刷用メディアの転写
    表面に前記画像を拡散・定着させる定着手段と、を備
    え、 前記定着手段は、重ねた前記転写フィルムおよび前記印
    刷用メディアを挟持して回転送りする一対の加圧熱ロー
    ラで構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷手段、前記重合手段および前記
    定着手段に沿って前記転写フィルムを連続して送るフィ
    ルム送り手段と、 前記重合手段および前記定着手段に沿って前記印刷用メ
    ディアを送るメディア送り手段と、 前記フィルム送り手段と前記メディア送り手段とを同期
    させる送り制御手段と、を更に備えたことを特徴とする
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記一対の加圧熱ローラは、前記フィル
    ム送り手段および前記メディア送り手段の共通の送りロ
    ーラを兼ねていることを特徴とする請求項3に記載の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記一対の加圧熱ローラの加熱駆動を制
    御する発熱制御手段を備え、 前記発熱制御手段は、前記一対の加圧熱ローラの加熱温
    度を個々に制御可能に構成されていることを特徴とする
    請求項2、3または4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記加圧熱ローラは、赤外線ヒータを内
    蔵するゴムローラで構成されていることを特徴とする請
    求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記印刷手段は、インクジェットプリン
    タで構成されており、 前記転写フィルムに印刷した印刷画像のインク水分を気
    化させる乾燥手段を、更に備えたことを特徴とする請求
    項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記印刷用メディアは、カードであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の画
    像形成装置。
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