JP2003001648A - ポリウレタンシートの製造方法および製造装置 - Google Patents
ポリウレタンシートの製造方法および製造装置Info
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Abstract
原料を連続的に長時間安定に塗工し、これによってポリ
ウレタンシートを長時間にわたって連続的に安定に製造
する。 【解決手段】 ミキシングヘッド3は、水平方向に走行
する基材1の上面に、混合した2液反応型の熱硬化性ポ
リウレタン原料を吐出する。吐出された熱硬化性ポリウ
レタン原料は、上方から供給された剥離シート2と基材
1とに挟まれた状態で塗工ローラ6a,6bを通過して
一定の厚みとされ、さらに、補助加熱炉9および硬化加
熱炉10を通って硬化する。その後、剥離シート2が剥
離され、剥離シート2が剥離されることによって得られ
たポリウレタンシート15はポリウレタンシート巻き取
り機14に巻き取られる。
Description
化性ポリウレタン原料を基材に連続的に塗工することに
よって、基材の片面または両面に熱硬化性ポリウレタン
を積層した構造を有するポリウレタンシートを生産す
る、ポリウレタンシートの製造方法および製造装置に関
する。
ウレタンを積層する方法としては、基材を挿入した型内
に混合注入装置を用いて混合したウレタン原料を注入硬
化する注型成形や、2液衝突混合スプレー装置を用いて
基材にウレタン原料を吹き付けて硬化する方法、また
は、ポウレタン層だけをまず先に成形し、その後、この
ポリウレタン層を、接着層を介して基材と積層する方法
等、バッチ式に行う積層方法が確立されている。
上と長尺のシートを製造するという理由から、基材に連
続的に塗工する連続式積層方法が望まれていた。しか
し、従来の連続塗工技術では、製造装置のいずれかの部
分にウレタン反応硬化物が付着するため、長時間安定し
た生産ができなかった。すなわち、ナイフコーターやロ
ールコーター、ダイコーター等を用いる塗工方法では、
2液混合後、混合ウレタン原料の反応が進んでゲル化が
逐次進行するため、ウレタン原料が直接付着するドクタ
ーナイフ、ロール、ダイあるいは混合ウレタン原料を溜
めておくパンの壁等にゲル化物が時間とともに成長して
いく現象が見られ、やがて生産に支障をきたす原因とな
る。この現象は、混合ウレタン原料が固体壁面で滞留層
を形成し、順次ゲル化して固化層を厚く成長させること
によると考えられる。
原料の触媒量を減らしたり、原料に反応遅延剤を添加し
て意図的に原料の反応速度を落としたり、または原料を
溶媒で希釈して成形した後、加熱などによって溶媒を除
去する方法等がある。しかしながらこれらの方法は、上
記ゲル化の現象を緩和するに止まるだけでなく、反応速
度が落ちるため生産性の低下につながるため、根本的な
解決策ではない。しかも溶媒で希釈する方法では装置が
複雑で且つ制御が難しくなったり、また厚塗りを行うた
めには重ね塗りが必要になったり、更に溶媒が有機溶媒
の場合、揮発による作業者への人的被害や環境問題が課
題となる。
は、原料の反応性にもよるが発熱反応により熱が著しく
発生し蓄熱する性質をもつ。この現象は、混合ウレタン
原料が大きな溜まりを形成すればするほど顕著に起こる
ため、上述のナイフコーターやロールコーターのよう
な、原料溜まりを形成する塗工方法は不向きとなる。
触れさせることなく連続的に基材に塗工する方法とし
て、上述のバッチ式の方法で用いる2液衝突混合スプレ
ー装置を使用し、一定速度で走行する基材に定位置から
順次スプレー塗工していく生産方法が考えられる。また
別の方法としては特開昭58―58174号公報に、特
殊なダイの使用によって上記反応硬化物の付着成長を緩
和して安定に連続塗工する方法が提案されている。
突混合スプレー装置を用いた前者の方法では、スプレー
装置は混合ウレタン原料をノズルから噴射するため、原
料のミストが周囲に飛散し、環境汚染や装置の汚染の原
因となる。このため、ミストを除去する設備を増設した
り、装置のメンテナンスを頻繁に行う必要がある。また
塗工の際の歩留まりが悪くなるが、ノズルヘッドをある
程度基材に近づけるような方法をとっても、ミストの飛
散を避けることは難しい。また更に、スプレー塗工の、
製品に与える影響として、塗工表面の平滑性を出すこと
が難しくなる。これは、スプレー密度の違いによる厚み
ムラ、およびスプレー後の不完全なレベリングの二つの
理由によるものである。また、スプレーによる塗工は多
かれ少なかれ気泡が発生するため、外観が悪くなった
り、強度の低下を招く。したがってスプレー装置を用い
た連続塗工方法には多くの問題点がある。
示された方法では、確かに安定した連続塗工をある程度
保持できるが、上述の壁面でのポリウレタン原料の滞留
による硬化は着実に進行するため、塗工中に常にダイリ
ップを調整する必要がある。それでも、数時間から数日
間の連続塗工となると壁面での硬化を抑制するのは困難
であるため、ダイを複数用意して交換する方法をとる必
要もある。更にダイ内の構造は複雑であるため、洗浄に
手間がかかる。
硬化性ポリウレタン原料を連続的に長時間安定に塗工す
ることによって、ポリウレタンシートを長時間にわたっ
て連続的に安定に製造する方法および装置を提供するこ
とにある。
本発明のポリウレタンシートの製造方法の第1の態様
は、基材の片面に、混合した2液反応型の熱硬化性ポリ
ウレタン原料を連続的に塗工し、前記熱硬化性ポリウレ
タン原料を加熱硬化することによって、基材の片面にポ
リウレタン層を有するポリウレタンシートを製造するポ
リウレタンシートの製造方法において、前記原料を、一
定速度で走行する前記基材と、前記基材と間隔をあけて
対面しかつ等しい速度で走行する搬送体との間に吐出
し、前記基材と前記搬送体とを介して前記原料を少なく
とも一対のローラで押圧することによって厚みが均一な
塗工層を形成する工程と、前記基材と前記搬送体とに挟
持されている前記塗工層を加熱して硬化させる工程と、
前記塗工層が硬化することによって得られた積層物に処
理を行う工程とを有する。
型の熱硬化性ポリウレタン原料は、基材と搬送体との間
に吐出され、基材と搬送体とに挟まれた状態で、均一な
厚みの塗工層が形成されるとともに、この塗工層が加熱
硬化される。したがって、塗工層を形成するための機構
や、塗工層を加熱するための機構等が、硬化前の塗工層
すなわち熱硬化性ポリウレタン原料に直接触れることは
ない。その結果、長時間にわたってポリウレタンシート
を製造しても、それらの機構に、原料のゲル化の進行に
伴う固化層が固着することはない。また、塗工層を形成
する工程では、少なくとも一対のローラで原料を押圧す
るので、原料中に存在していた気泡はローラで押し出さ
れ、除去される。
第2の態様は、基材の両面に、混合した2液反応型の熱
硬化性ポリウレタン原料を連続的に塗工し、前記熱硬化
性ポリウレタン原料を加熱硬化することによって、基材
の両面にポリウレタン層を有するポリウレタンシートを
製造するポリウレタンシートの製造方法において、一定
速度で走行する第1の搬送体の上面に前記原料を吐出す
る工程と、前記基材を、前記原料が吐出された前記第1
の搬送体の上方から、前記第1の搬送体と対面し前記第
1の搬送体と等しい速度で走行するように供給し、前記
第1の搬送体と前記基材とを介して前記原料を少なくと
も一対のローラで押圧することによって厚みが均一な第
1の塗工層を形成する工程と、前記第1の搬送体との間
で前記第1の塗工層を形成している前記基材の上面に更
に前記原料を吐出する工程と、第2の搬送体を、上面に
前記原料が吐出された前記基材の上方から、前記基材と
対面し前記基材と等しい速度で走行するように供給し、
前記基材と第2の搬送体とを介して、前記基材の上面に
供給された原料を少なくとも一対のローラで押圧するこ
とによって厚みが均一な第2の塗工層を形成する工程
と、前記第1の搬送体と前記基材とに挟持されている前
記第1の塗工層、および前記基材と前記第2の搬送体と
に挟持されている前記第2の塗工層を加熱して硬化させ
る工程と、前記第1の塗工層および前記第2の塗工層の
少なくとも一方が硬化することによって得られた積層物
に処理を行う工程とを有する。
層を一体化させたポリウレタンシートを製造するもので
あるが、混合された2液反応型の熱硬化性ポリウレタン
原料は、基材一方の面と第1の搬送体との間、および基
材の他方の面と第2の搬送体との間に吐出され、それら
の間に挟まれた状態で、均一な厚みの第1および第2の
塗工層が形成されるとともに、これら塗工層が加熱硬化
される。したがって、本発明のポリウレタンシートの製
造方法の第1の態様と同様に、長時間にわたってポリウ
レタンシートを製造しても、塗工層を形成するための機
構や塗工層を加熱するための機構等に、原料のゲル化の
進行に伴う固化層が固着することはない。しかも、塗工
層の形成には少なくとも一対のローラを用いて原料を押
圧しているので、原料中の気泡も除去される。
おいて、熱硬化性ポリウレタン原料は、熱硬化性ポリウ
レタン原料を基材と搬送体とで挟むことができれば、基
材上に吐出してもよいし、搬送体上に吐出してもよい。
また、熱硬化性ポリウレタン原料を基材の幅方向に広げ
るために、熱硬化性ポリウレタン原料の吐出は、熱硬化
性ポリウレタン原料を吐出するノズルを基材の幅方向に
往復移動させながら行ってもよいし、熱硬化性ポリウレ
タン原料が吐出される部材をその走行方向下流に向かっ
て下向きに傾斜させて行ってもよい。基材や搬送体に
は、しわの発生による塗工層の厚みの不均一を防止する
ために、基材や搬送体の走行方向に張力を与えることが
好ましい。
た後のポリウレタンシートの処理としては、ロール状に
巻き取ってもよいし、一定の長さに切断してもよい。ポ
リウレタンシートをロール状に巻き取る場合には、巻き
取る前に剥離シートが剥離される。ポリウレタンシート
を切断する場合には、剥離シートを剥離せず、保護シー
トとして利用することができる。
1の態様は、一定速度で走行する基材と、該基材と間隔
をあけて対面し前記基材と等しい速度で走行する搬送体
との間に、混合した2液反応型の熱硬化性ポリウレタン
原料を吐出するウレタン原料注入手段と、前記ウレタン
原料注入手段から吐出された原料を、前記基材および前
記搬送体を介して少なくとも一対のローラで押圧するこ
とによって、均一な厚みの塗工層を形成する塗工手段
と、前記塗工層を、前記基材と前記搬送体とに挟持され
ている状態で加熱し硬化させる加熱手段と、前記塗工層
が硬化することによって得られた積層物に処理を行う処
理手段とを有する。
2の態様は、一定速度で走行する第1の搬送体の上面
に、混合した2液反応型の熱硬化性ポリウレタン原料を
吐出する第1のウレタン原料注入手段と、前記第1の搬
送体の上方から、前記第1の搬送体と対面しかつ等しい
速度で走行するように前記基材を供給し、前記第1の搬
送体および前記基材を介して、前記第1のウレタン原料
注入手段から吐出された原料を少なくとも一対のローラ
で押圧することで均一な厚みの第1の塗工層を形成する
第1の塗工手段と、前記第1の搬送体との間で前記第1
の塗工層を保持している前記基材の上面に、混合した2
液反応型熱硬化性ポリウレタン原料を吐出する第2のウ
レタン原料注入手段と、前記第1の搬送体との間で前記
第1の塗工層を保持している前記基材の上方から、前記
基材と対面しかつ等しい速度で走行するように第2の搬
送体を供給し、少なくとも前記基材および前記第2の搬
送体を介して、前記第2のウレタン原料注入手段から吐
出された原料を少なくとも一対のローラで押圧すること
で均一な厚みの第2の塗工層を形成する第2の塗工手段
と、前記第1の塗工層を前記第1の搬送体と前記基材と
に挟持されている状態で加熱し硬化させるとともに、前
記第2の塗工層を前記基材と前記第2の搬送体とに挟持
されている状態で加熱し硬化させる加熱手段と、前記第
1の塗工層および前記第2の塗工層の少なくとも一方が
硬化することによって得られた積層物に処理を行う処理
手段とを有する。
れば、塗工手段は、ウレタン原料注入手段から吐出され
た原料を、基材および搬送体を介して挟持して塗工層を
形成し、さらに、加熱手段は、基材と搬送体とに挟持さ
れた状態で塗工層を加熱硬化させるので、これら塗工手
段および加熱手段に、硬化前の原料が接触することはな
い。その結果、長時間にわたってポリウレタンシートを
製造しても、原料のゲル化の進行に伴う固化層が、これ
ら塗工手段や加熱手段に固着することはない。また、塗
工手段は、少なくとも一対のローラで原料を押圧する構
成となっているので、原料中の気泡は、このローラによ
る押圧で除去される。
「下流」とは、熱硬化性ポリウレタンを塗工する際の基
材やシートの移動方向に対しての上流および下流を意味
する。
図面を参照して説明する。
の実施形態によるポリウレタンシート製造装置の概略構
成図である。
応型の熱硬化性ポリウレタン原料を塗工し、これを硬化
させることで長尺のポリウレタンシートを連続的に生産
するものであり、混合した熱硬化性ポリウレタン原料
を、基材1と剥離シート2とに挟まれた状態となるよう
に塗工する塗工領域と、塗工された熱硬化性ポリウレタ
ン原料を加熱することによって反応硬化を促進させる硬
化領域と、硬化した熱硬化性ポリウレタン原料を常温ま
で冷却し、ロールに巻き取る冷却巻き取り領域とに大別
される。
4に巻かれている。基材供給ローラ4から繰り出された
基材1は、塗工領域において、熱硬化性ポリウレタン原
料が塗工される面を上方に向けて、水平方向に搬送され
る。
状態で剥離シート供給ローラ5に巻かれている。剥離シ
ート供給ローラ5から繰り出された剥離シート2は、塗
工領域において、基材1と所定の間隔をあけて、基材1
に対面して基材1と同一方向に同一速度で搬送される。
ウレタン原料を混合し基材1の上面に吐出するウレタン
混合注入装置が、基材1の上方に配置されている。ウレ
タン混合注入装置としては、攪拌するチャンバーを備え
たウレタン混合注入装置を一般的に使用することができ
る。
設備としては、2液をそれぞれ貯蔵するタンクと、混合
した熱硬化性ウレタン原料を吐出するノズル3aを備え
たミキシングヘッド3と、タンクからミキシングヘッド
3に原料を輸送するポンプおよびホースと、ミキシング
ヘッド3を洗浄するための洗浄ラインとがある。またオ
プションとしては、タンク内を攪拌する装置や温度調節
する装置、タンク内の圧力調整装置等が例示できるが、
これらに限られるものではない。少なくとも上記ウレタ
ン混合注入装置に必要な性能としては、2液の攪拌混合
が確実に行えること、吐出量が安定すること、およびミ
キシングヘッド3aにおいて吐出圧力が長時間連続的に
安定した吐出が行えることであり、吐出量については混
合液として±2重量%以下が好ましく、±1.5重量%
以下が更に好ましい。
によって、基材1の幅方向すなわち基材1の搬送方向と
直交する方向に往復移動可能に支持されている。不図示
の駆動機構によりミキシングヘッド3を所定の速度で基
材1の幅方向に往復移動させながら、ノズル3aより熱
硬化性ポリウレタン原料を吐出することで、熱硬化性ウ
レタン原料を所定の幅で吐出することができる。
塗工ローラ6a,6bが配置されている。塗工ローラ6
a,6bは、基材1を間において上下方向に間隔をあけ
て対向して設けられている。塗工ローラ6a,6bの間
隔は、塗工ローラ6a,6bに挟まれる基材1および剥
離シート2の厚みを考慮した上で、熱硬化性ポリウレタ
ン原料の塗工厚に応じて設定される。下方の塗工ローラ
6bは基材1の下方から基材1を支持つつ回転される。
上方の塗工ローラ6aは、剥離シート供給ローラ5から
繰り出された剥離シート2を、基材1の上方から供給し
た後、基材1と平行に搬送するように、周面の一部位に
剥離シート2を密着させて回転される。
し、上方の塗工ローラ6aを介して剥離シート2を供給
することで、熱硬化性ポリウレタン原料は、基材1と剥
離シート2との間に吐出される。そして、塗工ローラ6
a,6bの、両者の間隔が最小となる部位よりも上流側
には、基材1上に、熱硬化性ポリウレタン原料の溜まり
である樹脂バンク7が形成されている。以上の構成によ
り、樹脂バンク7を形成して基材1上に吐出された熱硬
化性ポリウレタン原料は、塗工ローラ6a,6bの回転
に伴い、基材1および剥離シート2を介して塗工ローラ
6a,6bに押圧され、基材1と剥離シート2との間で
所定の厚みで塗工される。
料の塗工厚が所望の厚さよりも薄くならないようにする
ために重要である。しかし、基材1上に吐出された熱硬
化性ポリウレタン原料は重力の影響によって基材1の表
面で広がるので、時間の経過とともに樹脂バンク7は消
失してしまう。そこで、本実施形態では、ミキシングヘ
ッド3は、その移動範囲の全域において樹脂バンク7が
消失しない速度で移動させている。
すぎると、ミキシングヘッド3の移動範囲の両端部では
樹脂バンク7が形成されるが中央部では殆ど形成されな
くなるという現象が発生する。これは、ミキシングヘッ
ド3の移動範囲の両端では、ミキシングヘッド3は、そ
の移動方向の切り替えのために必ず一旦停止するが、移
動範囲の中間部では、ミキシングヘッド3の移動速度が
大きくなるほど、単位長さ当たりの熱硬化性ポリウレタ
ン原料の吐出量が少なくなり、樹脂バンク7が形成され
る前に熱硬化性ポリウレタン原料が塗工ロール6a,6
b間に取り込まれるからである。
囲の中央部でも樹脂バンク7が確実に形成され、しかも
形成された樹脂バンク7が、ミキシングヘッド3の移動
範囲の全域で消失しない速度でミキシングヘッド3を移
動させることが、熱硬化性ポリウレタン原料を均一な厚
さで塗工するためには重要である。このような条件を満
足するために、具体的には、5m/min以上、かつ1
00m/min以下の速度でミキシングヘッド3を移動
させるのが好ましい。
a,6bの下流側には、塗工ロール6a,6bにより所
定の厚みとされた熱硬化性ポリウレタン原料を更に押圧
する一対のニップローラ8が配置されている。
熱炉10の2つの加熱炉によって、熱硬化性ポリウレタ
ン原料を加熱する。補助加熱炉9は、硬化加熱炉10で
の熱硬化性ポリウレタン原料の硬化をより効率的に行わ
せるために熱硬化性ポリウレタン原料を予備的に加熱す
るものであり、ニップローラ8の下流側に配置されてい
る。硬化加熱炉10は、補助加熱炉9の下流側に配置さ
れている。熱硬化性ポリウレタン原料が基材1および剥
離シート2に挟まれた状態で硬化加熱炉10を通過する
ことにより熱硬化性ポリウレタン原料は、剥離シート2
を熱硬化性ポリウレタン原料から剥離することができる
程度に十分に硬化する。
れた熱硬化性ポリウレタン原料から剥離シート2を剥離
しロール状に巻き取る剥離シート巻き取り機13と、剥
離シート巻き取り機13により剥離シート2が剥離され
ることで得られた、基材1の片面に熱硬化性ポリウレタ
ンが積層されたポリウレタンシート15を常温まで冷却
する冷却ローラ群12と、冷却ローラ群12で冷却され
たポリウレタンシート15をロール状に巻き取るポリウ
レタンシート巻き取り機14とが配置されている。
置による、基材1の片面への熱硬化性ポリウレタンの塗
工手順について説明する。
ぞれ基材供給ローラ4および剥離シート供給ローラ5か
ら繰り出しつつ、ミキシングヘッド3のノズル3aか
ら、一定速度で走行する基材1上に、熱硬化性ポリウレ
タン原料を吐出する。この際、ミキシングヘッド3は基
材1の幅方向に往復移動されており、樹脂バンク7も、
ミキシングヘッド3の移動範囲全域にわたって形成され
る。そして、基材1の走行に伴い、吐出された熱硬化性
ポリウレタン原料は一対の塗工ロール6a,6bの間を
通過し、これにより、熱硬化性ポリウレタン原料は均一
な厚みとされる。
レタン原料は、基材1と剥離シート2との間に吐出され
るので、基材1と剥離シート2とに挟まれた状態で搬送
される。これにより、塗工ローラ6a,6bに熱硬化性
ポリウレタン原料を付着させることなく、基材1の上面
に熱硬化性ポリウレタン原料を連続的に塗工することが
できるようになる。
された熱硬化性ポリウレタン原料は、一対のニップロー
ラ8の間を通過する。これにより、熱硬化性ポリウレタ
ン原料は、ニップローラ8により更に押圧され、脱泡が
行われる。この工程においても、熱硬化性ポリウレタン
原料は基材1と剥離シート2とに挟持された状態である
ので、熱硬化性ポリウレタン原料がニップローラ8に付
着することはない。
ポリウレタン原料は、基材1と剥離シート2とに挟持さ
れた状態で、補助加熱炉9で予備的に加熱された後、コ
ンベア10aで搬送されて硬化加熱炉10を通過する。
硬化加熱炉10を通過することにより、熱硬化性ポリウ
レタン原料は硬化し基材1と一体化する。硬化加熱炉1
0による加熱温度および加熱時間は、熱硬化性ポリウレ
タン原料を、剥離シート2を剥離することができる程度
に十分に硬化させることができるように、熱硬化性ポリ
ウレタン原料の種類、塗工厚さ、塗工幅等に応じて適宜
設定される。
レタン原料が硬化した基材1は、次に、冷却巻き取り領
域へ移送される。冷却巻き取り領域では、まず、硬化し
た熱硬化性ポリウレタン原料から、剥離シート2が剥離
される。剥離された剥離シート2は、剥離シート巻き取
り機13に巻き取られる。一方、硬化した熱硬化性ポリ
ウレタン原料から剥離シート2が剥離されることによっ
て、基材1の片面にポリウレタン層が積層された構造の
ポリウレタンシート15が得られる。ただし、このポリ
ウレタンシート15は、硬化加熱炉10から出たばかり
でまだ高温の状態であるので、冷却ローラ群12を経由
して熱が取り除かれる。熱が取り除かれたポリウレタン
シートは、最後に、ポリウレタンシート巻き取り機14
に巻き取られる。
ば、基材1の片面にポリウレタン層を有するポリウレタ
ンシート15が得られるが、硬化する前のポリウレタン
層は、必ず基材1と剥離シート2との間に挟まれて搬送
され、塗工装置を構成するどの部品とも直接は接触しな
い構成となっているので、これらの部品に熱硬化性ポリ
ウレタン原料が付着するのを確実に防止することができ
る。その結果、熱硬化性ウレタン原料のゲル化の進行に
伴う固化層が塗工装置の部品に固着することもなくなる
ので、熱硬化性ウレタン原料を長時間にわたって安定し
て連続的に塗工することができ、ひいては、ポリウレタ
ンシート15を、長時間にわたって安定して連続的に生
産することができる。
細に述べる。
ば、塗工ローラ6a,6bで塗工する際、熱硬化性ポリ
ウレタン原料中に気泡が発生することはほとんどない。
しかし、僅かではあるが気泡が生じることもあり、剥離
シート2が平滑でない場合は、樹脂バンク7に剥離シー
ト2を密着させるときに気泡が発生して塗工ロール6a
に巻き込まれやすくなる。また、基材1や剥離シート2
が平滑であっても、熱硬化性ポリウレタン原料の吐出時
に気泡が発生したり、原料中に気泡が存在することもあ
る。このようにして熱硬化性ポリウレタン原料中に取り
込まれた気泡は、得られたポリウレタンシート15のポ
リウレタン層中に気泡として存在するか、表面に移行し
てクレーターとなる。クレーターとなる場合は、ポリウ
レタンシート15の外観を悪くする原因となる。気泡と
して存在する場合であっても、外観には無関係である
が、ポリウレタン層の物性の低下につながるおそれがあ
る。
する必要がある。そこで、塗工ローラ6a,6bの間隔
よりもニップローラ8の間隔を狭くし、基材1上に塗工
された熱硬化性ポリウレタン原料をニップローラ8で更
に押圧することにより、熱硬化性ポリウレタン原料中に
取り込まれた気泡を基材1の幅方向端部に逃がすことが
できる。また、熱硬化性ポリウレタン原料をニップロー
ラ8で更に押圧することで、塗工ローラ6a,6bによ
る塗工精度を更に高めることができる。この際のニップ
ローラ8の間隔は、熱硬化性ポリウレタン原料の粘度や
硬化速度によって多少異なるが、塗工ローラ6a,6b
の間隔に対して85〜99.5%が好ましく、90〜9
9%が更に好ましい。
化前の熱硬化性ポリウレタン原料の脱泡、および塗工精
度の向上に効果があるが、塗工ローラ6a,6bも、ニ
ップローラ8と同様に熱硬化性ポリウレタン原料を加圧
しつつ回転するものであるので、ニップローラ8と同様
の効果が期待できる。従って、塗工ローラ6a,6bに
よる押圧だけで十分な効果が得られる場合には、ニップ
ローラ8は必ずしも設けなくても良い。
料の反応硬化を促進させるため、補助加熱炉9および硬
化加熱炉10の2つの加熱炉を用いた例を示したが、そ
の設置位置および数については、加熱炉の性能等に応じ
て任意に設定することができる。加熱装置としても、加
熱炉に限らず加熱テーブルを用いることもでき、加熱装
置の形態や加熱方式は特に制限されるものでない。
炉10を通過し、熱硬化性ポリウレタン原料が硬化した
後、剥離シート2を剥離する例を示したが、この「硬
化」というのは、具体的には、2液混合後の熱硬化性ポ
リウレタン原料の粘度が、100パスカル秒(Pa・
s)以上となった状態を意味する。従って、この条件を
満たしていれば、熱硬化性ポリウレタン原料が塗工され
た基材1が硬化加熱炉10に供給される前に、剥離シー
ト2を熱硬化性ポリウレタン原料から剥離しても良い。
レタンシート15をポリウレタンシート巻き取り機14
で巻き取る例を示したが、ポリウレタンシート15の使
用目的によっては、ポリウレタンシート巻き取り機14
に代えて、ポリウレタンシート15を幅方向に切断する
裁断機を設置し、ポリウレタンシート15を一定の長さ
に切断してもよい。ポリウレタンシート15を巻き取る
場合には、ポリウレタンシート15と剥離シート2との
周長差により剥離シート2が次第にずれるので、剥離シ
ート2を剥離せずにポリウレタンシート15を巻き取る
ことはできないが、ポリウレタンシート15を巻き取ら
ずに切断する場合には、ポリウレタン層の表面を保護す
る目的で、剥離シート2を剥離せず、剥離シート2とと
もに切断してもよい。
の実施形態によるポリウレタンシート製造装置の概略構
成図である。
液反応型の熱硬化性ポリウレタン原料を塗工し、これを
硬化させることで長尺のポリウレタンシートを連続的に
生産するものである。
性ポリウレタン原料を基材21の両面に塗工するもので
あるので、それに対応して、2枚の剥離シート22a,
22bを用いる。従って、シートの供給機構としては、
基材21が水平方向に搬送される塗工領域および硬化領
域での搬送状態で、最も下側に位置する剥離シート22
aが巻き付けられている第1の剥離シート供給ローラ2
5aと、中間に位置する基材21が巻き付けられている
基材供給ローラ24と、最も上側に位置する剥離シート
22bが巻き付けられている第2の剥離シート供給ロー
ラ25bとを有する。塗工領域へは、まず剥離シート2
2aが供給され、次いで、剥離シート22aの上方から
基材21が供給され、最後に、基材21の上方から剥離
シート22bが供給される。塗工領域での、基材21お
よび各剥離シート22a,22bの走行速度は互いに等
しくなるように設定されている。
熱硬化性ポリウレタン原料を塗工することに対応して、
基材21の裏面側に熱硬化性ポリウレタン原料を塗工す
るための第1のウレタン混合注入装置と、基材21の表
面側に熱硬化性ポリウレタン原料を塗工するための第2
のウレタン混合注入装置とを有する。各ウレタン混合注
入装置はそれぞれ、第1の実施形態と同様に、熱硬化性
ウレタン原料を吐出するノズル23a,43aを備え、
かつ、ヘッドガイド23a,43aによって基材21の
幅方向と直交する方向に往復移動可能に支持されたミキ
シングヘッド23,43を有している。各ミキシングヘ
ッド23,43は、塗工領域での剥離シート22aの搬
送方向に距離をおいて配置されている。
a,43aから吐出された熱硬化性ポリウレタン原料を
所望の厚みとするため、それぞれ第1の実施形態と同様
の、第1の塗工ローラ26a,26bおよび第2の塗工
ローラ46a,46bを有する。
のミキシングヘッド23,43の間の領域に、剥離シー
ト22aを間において上下方向に間隔をあけて対向配置
されている。基材21は、上方に位置する第1の塗工ロ
ーラ26aを経由して、剥離シート22aの上方に供給
される。したがって、上流側に位置するノズル23a
は、剥離シート22aと基材21との間に熱硬化性ポリ
ウレタン原料を吐出することになる。
一方のノズル43aよりも下流側に、第1の塗工ローラ
26a,26bと同様に配置されている。剥離シート2
2bは、上方に位置する第2の塗工ローラ46aを経由
して、基材21の上方に供給される。したがって、下流
側に位置するノズル43aは、基材21と剥離シート2
2bとの間に熱硬化性ポリウレタン原料を吐出すること
になる。
の間には、剥離シート22aは、その上面に熱硬化性ポ
リウレタン原料が塗工され、さらにその上面に基材21
が密着した状態で通過するので、第2の塗工ローラ46
a,46bの間隔は、第1の塗工ローラ26a,26b
の間隔よりも、ミキシングヘッド43による熱硬化性ポ
リウレタン原料の塗工厚および剥離シート22bの厚さ
分だけ広くなっている。
工ローラ26a,26bおよび第2の塗工ローラ46
a,46bの下流側には、それぞれ第1の実施形態と同
様のニップローラが配置されている。
での構成であるが、それ以降の、硬化領域および冷却巻
き取り領域での構成は、下側の剥離シート22aを巻き
取るための剥離シート巻き取り機33aが付加された点
を除いて、第1の実施形態と同様である。
および硬化加熱炉30の2つの加熱炉が設置されてい
る。また、冷却巻き取り領域では、上側の剥離シート2
2bを剥離しロール状に巻き取る剥離シート巻き取り機
33bと、下側の剥離シート22aを剥離しロール状に
巻き取る剥離シート巻き取り機33aと、剥離シート2
2a,22bが剥離されることで得られたポリウレタン
シートを常温まで冷却する冷却ローラ群32と、冷却さ
れたポリウレタンシートをロール状に巻き取るポリウレ
タンシート巻き取り機34とが設置されている。
の両面への熱硬化性ポリウレタンの塗工手順について説
明する。
り出され、水平方向に搬送されている剥離シート22a
上に、上流側のミキシングヘッド23のノズル23aか
ら、熱硬化性ポリウレタン原料を吐出する。このとき、
ミキシングヘッド23は、剥離シート22a上に樹脂バ
ンクを形成しながら、剥離シート22aの幅方向に往復
移動している。剥離シート22a上に吐出された熱硬化
性ポリウレタン原料は、剥離シート22aと基材21と
に挟まれつつ第1の塗工ローラ26a,26bの間を通
過し、これにより均一な厚みとされる。熱硬化性ポリウ
レタン原料は、剥離シート22aと基材21との間に吐
出されるので、第1の塗工ローラ26a,26bに熱硬
化性ポリウレタン原料を付着させることなく、基材21
の裏面に熱硬化性ポリウレタン原料を連続的に塗工する
ことができる。
ポリウレタン原料は、剥離シート22aと基材21とに
挟まれた状態でニップローラを通過し、これにより、熱
硬化性ポリウレタン原料の脱泡が行われる。なお、熱硬
化性ポリウレタン原料の脱泡および塗工精度が第1の塗
工ローラ26a,26bのみで十分な場合は、このニッ
プローラは不要である。
ウレタン原料の脱泡後、下流側のミキシングヘッド43
のノズル43aから、基材21上に熱硬化性ポリウレタ
ン原料を吐出する。このとき、ミキシングヘッド43
は、基材21上に樹脂バンクを形成しながら、基材21
の幅方向に往復移動している。基材21上に吐出された
熱硬化性ポリウレタン原料は、基材21と剥離シート2
2bとに挟まれつつ第2の塗工ローラ46a,46bの
間を通過し、これにより均一な厚みとされる。下流側の
ミキシングヘッド43のノズル43aから吐出された熱
硬化性ポリウレタン原料は、基材21と剥離シート22
bとの間に吐出されるので、第2の塗工ローラ46a,
46bに熱硬化性ポリウレタン原料を付着させることな
く、基材21の表面に熱硬化性ポリウレタン原料を連続
的に塗工することができる。
タン原料は、基材21と剥離シート22bとに挟まれた
状態で下流側のニップローラを通過し、これにより、熱
硬化性ポリウレタン原料の脱泡が行われる。なお、熱硬
化性ポリウレタン原料の脱泡および塗工精度が第2の塗
工ローラ46a,46bのみで十分な場合は、このニッ
プローラは不要である。
リウレタン原料が塗工され、さらにその上下面に剥離シ
ート22a,22bが密着したウェブが得られる。
に補助加熱炉29および硬化加熱炉30を通過し、これ
によって、基材21の両面に塗工された熱硬化性ポリウ
レタン原料は硬化し基材21と一体化する。その後、ウ
ェブから剥離シート22a,22bが剥離される。ウェ
ブから剥離された剥離シート22a,22bは、それぞ
れ剥離シート巻き取り機33a,33bによってロール
状に巻き取られる。一方、ウェブから剥離シート22
a,22bを剥離することによって、基材21の両面に
ポリウレタン層が積層された構造のポリウレタンシート
が得られる。ポリウレタンシートは、冷却ローラ群32
を経由して熱が取り除かれ、ポリウレタンシート巻き取
り機34によってロール状に巻き取られる。
のポリウレタン層を有するポリウレタンシートが得られ
るが、硬化する前のポリウレタン層は、基材21と剥離
シート22a,22bとの間に挟まれた状態で搬送さ
れ、塗工装置を構成するどの部品とも直接は接触しない
構成となっている。したがって、本実施形態でも第1の
実施形態と同様に、熱硬化性ポリウレタン原料を長時間
にわたって安定して連続的に塗工することができる。
発明の第2の実施形態について説明したが、本実施形態
でも第1の実施形態と同様に、基材21の両面の熱硬化
性ポリウレタン原料を硬化させることができるのであれ
ば、加熱装置の形態や加熱方式は制限されない。特に、
本実施形態では、2層の熱硬化性ポリウレタン原料を塗
工するので、各層を個別に加熱することもできる。各層
を個別に加熱する方法としては、例えば、第1の塗工ロ
ーラ26a,26bと第2の塗工ローラ46a,46b
との間に適宜加熱装置を設置し、基材21の表面に熱硬
化性ポリウレタン原料を塗工する前に、基材21の裏面
に塗工された熱硬化性ポリウレタン原料を加熱し硬化さ
せる方法が挙げられる。
ミングについても、第1の実施形態と同様に、熱硬化性
ポリウレタン原料の粘度が100パスカル秒以上となる
状態であれば、どのタイミングで剥離シート22a,2
2bを剥離しても構わない。したがって、上述のように
基材21の両面の熱硬化性ポリウレタン原料を別々の工
程で加熱硬化させる場合には、両方の剥離シート22
a,22bを同時に剥離する必要はなく、一方の熱硬化
性ポリウレタン原料が硬化した時点で、他方の熱硬化性
ポリウレタン原料の状態に拘わらず、硬化したポリウレ
タン原料側の剥離シートを剥離してもよい。
ト22a,22bを剥離せずにポリウレタンシートを切
断し、剥離シート22a,22bを保護シートとしても
よい。この場合は、両面の剥離シート22a,22bの
双方を残してもよいしいずれか一方を剥離してもよい。
1の両面にポリウレタン層を形成するものであるが、図
2に示した構成から、基材21の上面への熱硬化性ポリ
ウレタン原料の塗工に関連する機構、具体的には、ミキ
シングヘッド43、第2の塗工ローラ46a,46b、
および剥離シート巻き取り機33bを除くことによっ
て、基材21の裏面のみにポリウレタン層が形成された
ポリウレタンシートを製造することもできる。この場合
の各機構の動作は、除かれた機構の動作がなくなる以外
は、上述した動作と同様である。
形態を例に挙げて説明したが、ここで、本発明に用いら
れる2液反応型の熱硬化性ポリウレタンおよび各機構に
ついて述べる。
ポリウレタンとは、例えばトリレンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネート等のイソシアネート
基をもつ化合物と、プロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコール等のポリオール類との反応で生成される高
分子であり、架橋反応により液体原料から固体へと硬化
する反応硬化型の樹脂であり、架橋剤として例えば3,
3‘ジクロロ4,4’ジアミノジフェニルメタン等の公
知の架橋剤が使用でき、また公知の触媒が使用できる。
上記樹脂において、基材の片面または両面に連続的に塗
工し硬化一体化する製造方法に好ましい反応硬化速度と
しては、25℃において2液混合後粘度が100パスカ
ル秒に到達するまでの時間(以下ポットライフという)
が0.1〜10分であり、0.5〜5分が更に好まし
い。また上記樹脂において本発明の製造方法に好ましい
粘度は、混合前の2液原料の粘度として0.1〜5パス
カル秒であり、0.2〜2パスカル秒が更に好ましい。
あり、連続塗工時の引き取り張力に耐えることができる
ものであれば特に限定されないが、本発明に適用できる
ものとしては水密性があることが望ましい。すなわち、
基材が不織布等の場合、ポリウレタン原料が基材に浸透
し基材を通過し、塗工ロールに付着してしまうおそれが
ある。好ましい基材としては、各種高分子フィルム、フ
ィルムを積層した紙、金属箔、複合材シート等が例示で
き、特に複合材シートでは特公平4−42168号公報
に示されているガラス繊維強化複合シートも好ましく使
用できる。
硬化性ポリウレタン原料が硬化した後に剥離できるシー
トであれば特に制約はなく、ポリウレタンとの接着性が
ほとんどないエチレン、プロピレン等のフィルム、シリ
コーン等をコートした剥離紙等が好ましく例示できる。
また剥離シートの熱硬化性ポリウレタンとの密着面に
は、塗工物表面の光沢を調整したり、エンボス模様を転
写できるような凹凸加工が施されていてもよい。
熱硬化性ポリウレタン原料が硬化するまでは、その全幅
にわたって走行方向に張力が与えられていることが好ま
しい。張力が与えられていないと、基材あるいは搬送体
の幅方向側の端部にしわが生じることがある。また、熱
硬化性ポリウレタン原料の硬化時に原料自身が収縮する
ことによって、基材あるいは搬送体にしわが生じること
がある。このように、しわが生じた状態で熱硬化性ポリ
ウレタン原料が硬化すると、均一な厚みを有する平坦な
シートは得られない。そこで、基材および搬送体にしわ
が発生しないように基材および搬送体に張力を与えるこ
とで、均一な厚みを有する平坦なポリウレタンシートを
得ることができる。
ては、供給ローラのシャフト自身に負荷を与えることに
よって、繰り出し側の引張力との間で張力を与える、パ
ウダーブレーキやテンションロールを利用することがで
きる。基材および搬送体に与える張力の値としては、基
材については約200〜500N/mの範囲、搬送体に
ついては約50〜200N/mの範囲であることが好ま
しい。
した実施形態では剥離シートを用いた例を示したが、こ
れに限らずエンドレスベルトを用いてもよい。搬送体と
してエンドレスベルトを用いた場合、エンドレスベルト
は、ポリウレタン原料が直接塗工されるものであるの
で、少なくともポリウレタン原料が硬化した後に剥離す
ることが必須となるが、この機能を発揮するエンドレス
ベルトとしては表面にテフロン(登録商標)コートした
エンドレスベルトが好ましく例示できる。エンドレスベ
ルト基材の材質には特に制約はなく、ガラスクロスに樹
脂を含浸したベルトや、金属ベルト等が目的に応じて選
択できる。また、エンドレスベルトを用いた場合、硬化
した熱硬化性ポリウレタン原料からの剥離は、エンドレ
スベルトの折り返しによって自動的に行われるので、硬
化領域では、エンドレスベルトが折り返されるまでの間
に熱硬化性ポリウレタン原料を硬化させるように、加熱
装置の性能およびエンドレスベルトの長さを規定しなけ
ればならない。
形状、構造等特に制約なく市販のものが利用できるが、
目的の塗工厚み精度に合せてローラ表面の平滑度、ロー
ラの真円度、ローラ間の平行度等を考慮して選択するの
が好ましい。また基材や剥離シートの繰り出し時の張力
や速度を考慮して、ローラ径や駆動の有無等を決めるの
が好ましい。また更に、ポリウレタン原料の粘度が高い
場合には、複数組のローラ対を用いて段階的に押圧を加
えるのが好ましい。また、必要に応じて、ローラの温度
を調節したり、基材の引き取り速度に同期してロールを
駆動してもよい。
領域において熱硬化性ポリウレタン原料を所望の幅で塗
工するために、ミキシングヘッドを往復移動させる例を
示したが、重力を利用して熱硬化性ポリウレタン原料を
拡幅する方法もある。すなわち、ミキシングヘッドを、
熱硬化性ポリウレタン原料の塗工幅に対して中央部に固
定する一方、熱硬化性ポリウレタン原料が塗工される基
材または搬送体を、その走行方向下流に向かって、水平
面に対して下向きに傾斜させる。
を、ミキシングヘッドを幅方向に移動させずに拡幅させ
ることができるだけでなく、樹脂バンクの体積も減って
蓄熱もしにくくなる。また、熱硬化性ポリウレタン原料
が塗工される基材または搬送体を傾斜させることによ
り、樹脂バンク内に発生した気泡が、塗工ローラの直下
へ侵入するのを防止する効果も見いだされた。
40°以下であることが好ましい。傾斜角度が5°未満
では熱硬化性ポリウレタン原料の拡幅の効果が十分でな
いため好ましくない。また、傾斜角度が40°を超える
と、拡幅への効果は大きいが、塗工した熱硬化性ポリウ
レタン原料が流動して均一な厚みが保持できなくなって
しまうため好ましくない。
極めて有効な塗工幅の上限は、200cm程度である。
しかし、200cm以下の塗工幅の場合であっても、塗
工幅が広いほど拡幅しずらくなるので、例えば100c
mを超える塗工幅に対しては、上述した実施形態のよう
にミキシングヘッドを幅方向に移動させるか、または、
塗工幅方向に複数のミキシングヘッドを配置し、熱硬化
性ポリウレタン原料の多点注入を行うことが好ましい。
タン原料を、装置に触れることなく、基材に連続的に長
時間安定に塗工できる製造方法を提供するものである
が、実際に塗工装置を得る場合にはこれらに限定される
ものではなく、上述の実施形態で説明した以外の公知の
製造技術を本発明の効果を損なわない範囲で組み合わせ
ることが可能である。例えば、ポリウレタン層の表面に
凹凸を転写するためにエンボスロールを組み込む、また
は本発明の製造方法を実施するプロセスを全体の一部分
とする等が考えられる。
硬化性ポリウレタン原料からなる塗工層の形成およびそ
の塗工層の加熱硬化が、熱硬化性ポリウレタン原料を基
材と搬送体とに挟まれた状態で行われるので、熱硬化性
ポリウレタン原料が他の部分に付着することなく、ポリ
ウレタンシートを長時間にわたって安定的に製造するこ
とができる。また、塗工層の形成は、少なくとも一対の
ローラで熱硬化性ポリウレタン原料を押圧して行うの
で、原料中に気泡が存在していても、その気泡を除去す
ることができる。
ート製造装置の概略構成図である。
ート製造装置の概略構成図である。
ローラ 7 樹脂バンク 8 ニップローラ 9,29 補助加熱炉 10,30 硬化加熱炉 12,32 冷却ローラ群 13,33a,33b 剥離シート巻き取り機 14,34 ポリウレタンシート巻き取り機 15 ポリウレタンシート
Claims (30)
- 【請求項1】 基材の片面に、混合した2液反応型の熱
硬化性ポリウレタン原料を連続的に塗工し、前記熱硬化
性ポリウレタン原料を加熱硬化することによって、基材
の片面にポリウレタン層を有するポリウレタンシートを
製造するポリウレタンシートの製造方法において、 前記原料を、一定速度で走行する前記基材と、前記基材
と間隔をあけて対面しかつ等しい速度で走行する搬送体
との間に吐出し、前記基材と前記搬送体とを介して前記
原料を少なくとも一対のローラで押圧することによって
厚みが均一な塗工層を形成する工程と、 前記基材と前記搬送体とに挟持されている前記塗工層を
加熱して硬化させる工程と、 前記塗工層が硬化することによって得られた積層物に処
理を行う工程とを有する、ポリウレタンシートの製造方
法。 - 【請求項2】 前記塗工層を形成する工程は、前記基材
の上面に前記原料を吐出することと、前記基材の上面に
吐出された原料の上に前記搬送体を供給し前記基材と前
記搬送体とで前記原料を挟持することとを含む、請求項
1に記載のポリウレタンシートの製造方法。 - 【請求項3】 前記塗工層を形成する工程は、前記搬送
体の上面に前記原料を吐出する工程と、前記搬送体の上
面に吐出された原料の上に前記基材を供給し前記搬送体
と前記基材とで前記原料を挟持する工程とを含む、請求
項1に記載のポリウレタンシートの製造方法。 - 【請求項4】 前記塗工層を形成する工程は、前記原料
を吐出するノズルを前記基材の幅方向に往復移動させる
ことを含む、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
ポリウレタンシートの製造方法。 - 【請求項5】 前記塗工層を形成する工程は、上面に前
記原料が吐出される部材をそのその走行方向に下向きに
傾斜させることを含む、請求項2または3に記載のポリ
ウレタンシートの製造方法。 - 【請求項6】 少なくとも前記原料を吐出してから前記
塗工層が硬化するまでの間、前記基材および前記搬送体
にその走行方向への張力を与える工程を有する、請求項
1ないし5のいずれか1項に記載のポリウレタンシート
の製造方法。 - 【請求項7】 前記積層物に処理を行う工程は、硬化し
た前記塗工層から前記搬送体を剥離することと、前記搬
送体が剥離された積層物をロール状に巻き取ることとを
含む、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のポリウ
レタンシートの製造方法。 - 【請求項8】 前記搬送体の剥離を、前記塗工層の粘度
が100パスカル秒以上の状態で行う、請求項7に記載
のポリウレタンシートの製造方法。 - 【請求項9】 前記積層物に処理を行う工程は、前記搬
送体を剥離せず前記積層物をその幅方向に切断すること
を含む、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のポリ
ウレタンシートの製造方法。 - 【請求項10】 基材の両面に、混合した2液反応型の
熱硬化性ポリウレタン原料を連続的に塗工し、前記熱硬
化性ポリウレタン原料を加熱硬化することによって、基
材の両面にポリウレタン層を有するポリウレタンシート
を製造するポリウレタンシートの製造方法において、 一定速度で走行する第1の搬送体の上面に前記原料を吐
出する工程と、 前記基材を、前記原料が吐出された前記第1の搬送体の
上方から、前記第1の搬送体と対面し前記第1の搬送体
と等しい速度で走行するように供給し、前記第1の搬送
体と前記基材とを介して前記原料を少なくとも一対のロ
ーラで押圧することによって厚みが均一な第1の塗工層
を形成する工程と、 前記第1の搬送体との間で前記第1の塗工層を形成して
いる前記基材の上面に更に前記原料を吐出する工程と、 第2の搬送体を、上面に前記原料が吐出された前記基材
の上方から、前記基材と対面し前記基材と等しい速度で
走行するように供給し、前記基材と第2の搬送体とを介
して、前記基材の上面に供給された原料を少なくとも一
対のローラで押圧することによって厚みが均一な第2の
塗工層を形成する工程と、 前記第1の搬送体と前記基材とに挟持されている前記第
1の塗工層、および前記基材と前記第2の搬送体とに挟
持されている前記第2の塗工層を加熱して硬化させる工
程と、 前記第1の塗工層および前記第2の塗工層の少なくとも
一方が硬化することによって得られた積層物に処理を行
う工程とを有する、ポリウレタンシートの製造方法。 - 【請求項11】 前記第1の搬送体の上面に前記原料を
吐出する工程、および前記基材の上面に前記原料を吐出
する工程は、それぞれ前記原料を吐出する、前記第1の
塗工層形成用のノズルおよび前記第2の塗工層形成用の
ノズルを、前記基材の幅方向に移動させることを含む、
請求項10に記載のポリウレタンシートの製造方法。 - 【請求項12】 前記第1の搬送体の上面に前記原料を
吐出する工程および前記基材の上面に前記基材を吐出す
る工程は、上面に前記原料が吐出される部材をその走行
方向に下向きに傾斜させることを含む、請求項10に記
載のポリウレタンシートの製造方法。 - 【請求項13】 少なくとも前記原料を吐出してから前
記第1の塗工層および前記第2の塗工層が硬化するまで
の間、前記基材、前記第1の搬送体および前記第2の搬
送体に、その走行方向へ張力を与える工程を有する、請
求項10ないし12のいずれか1項に記載のポリウレタ
ンシートの製造方法。 - 【請求項14】 前記積層物に処理を行う工程は、硬化
した前記第1の塗工層から前記第1の搬送体を剥離する
ことと、硬化した前記第2の塗工層から前記第2の搬送
体を剥離することと、前記第1の搬送体および前記第2
の搬送体が剥離された積層物をロール状に巻き取ること
とを含む、請求項10ないし13のいずれか1項に記載
のポリウレタンシートの製造方法。 - 【請求項15】 前記第1の搬送体の剥離および前記第
2の搬送体の剥離を、それぞれ前記第1の塗工層および
前記第2の塗工層の粘度が100パスカル秒以上の状態
で行う、請求項14に記載のポリウレタンシートの製造
方法。 - 【請求項16】 前記積層物に処理を行う工程は、前記
第1の搬送体および前記第2の搬送体の少なくとも一方
を剥離せず前記積層物をその幅方向に切断することを含
む、請求項10ないし12のいずれか1項に記載のポリ
ウレタンシートの製造方法。 - 【請求項17】 一定速度で走行する基材と、該基材と
間隔をあけて対面し前記基材と等しい速度で走行する搬
送体との間に、混合した2液反応型の熱硬化性ポリウレ
タン原料を吐出するウレタン原料注入手段と、 前記ウレタン原料注入手段から吐出された原料を、前記
基材および前記搬送体を介して少なくとも一対のローラ
で押圧することによって、均一な厚みの塗工層を形成す
る塗工手段と、 前記塗工層を、前記基材と前記搬送体とに挟持されてい
る状態で加熱し硬化させる加熱手段と、 前記塗工層が硬化することによって得られた積層物に処
理を行う処理手段とを有するポリウレタンシート製造装
置。 - 【請求項18】 前記搬送体は前記基材の上方から供給
され、前記ウレタン原料注入手段は前記基材の上面に前
記原料を吐出する、請求項17に記載のポリウレタンシ
ート製造装置。 - 【請求項19】 前記基材は前記搬送体の上方から供給
され、前記ウレタン原料注入手段は前記搬送体の上面に
前記原料を吐出する、請求項17に記載のポリウレタン
シート製造装置。 - 【請求項20】 前記ウレタン原料注入手段は、前記基
材の幅方向に往復移動可能に設けられた、前記原料を吐
出するノズルを有する、請求項17ないし19のいずれ
か1項に記載のポリウレタンシート製造装置。 - 【請求項21】 前記塗工手段は、前記基材および前記
搬送体を、下向きに傾斜させて走行させる、請求項17
ないし19のいずれか1項に記載のポリウレタンシート
製造装置。 - 【請求項22】 前記基材および前記搬送体に、その走
行方向への張力を与える機構を有する、請求項17ない
し21のいずれか1項に記載のポリウレタンシート製造
装置。 - 【請求項23】 前記処理手段は、硬化した前記塗工層
から前記搬送体を剥離させる剥離手段と、前記搬送体が
剥離された積層物をロール状に巻き取る巻き取り手段と
を有する、請求項17ないし22のいずれか1項に記載
のポリウレタンシート製造装置。 - 【請求項24】 前記処理手段は、前記積層物を前記搬
送体とともに幅方向に切断する切断手段を有する、請求
項17ないし22のいずれか1項に記載のポリウレタン
シート製造装置。 - 【請求項25】 一定速度で走行する第1の搬送体の上
面に、混合した2液反応型の熱硬化性ポリウレタン原料
を吐出する第1のウレタン原料注入手段と、 前記第1の搬送体の上方から、前記第1の搬送体と対面
しかつ等しい速度で走行するように前記基材を供給し、
前記第1の搬送体および前記基材を介して、前記第1の
ウレタン原料注入手段から吐出された原料を少なくとも
一対のローラで押圧することで均一な厚みの第1の塗工
層を形成する第1の塗工手段と、 前記第1の搬送体との間で前記第1の塗工層を保持して
いる前記基材の上面に、混合した2液反応型熱硬化性ポ
リウレタン原料を吐出する第2のウレタン原料注入手段
と、 前記第1の搬送体との間で前記第1の塗工層を保持して
いる前記基材の上方から、前記基材と対面しかつ等しい
速度で走行するように第2の搬送体を供給し、少なくと
も前記基材および前記第2の搬送体を介して、前記第2
のウレタン原料注入手段から吐出された原料を少なくと
も一対のローラで押圧することで均一な厚みの第2の塗
工層を形成する第2の塗工手段と、 前記第1の塗工層を前記第1の搬送体と前記基材とに挟
持されている状態で加熱し硬化させるとともに、前記第
2の塗工層を前記基材と前記第2の搬送体とに挟持され
ている状態で加熱し硬化させる加熱手段と、 前記第1の塗工層および前記第2の塗工層の少なくとも
一方が硬化することによって得られた積層物に処理を行
う処理手段とを有するポリウレタンシート製造装置。 - 【請求項26】 前記第1のウレタン原料注入手段およ
び前記第2のウレタン原料注入手段はそれぞれ、前記基
材の幅方向に往復移動可能に設けられた、前記原料を吐
出するノズルを有する、請求項25に記載のポリウレタ
ンシート製造装置。 - 【請求項27】 前記第1の塗工手段は前記基材および
前記第1の搬送体を下向きに傾斜させて走行させ、前記
第2の塗工手段は前記基材および前記第2の搬送体を下
向きに傾斜させて走行させることを含む、請求項25に
記載のポリウレタンシート製造装置。 - 【請求項28】 前記基材、前記第1の搬送体および前
記第2の搬送体に、その走行方向への張力を与える機構
を有する、請求項25ないし27のいずれか1項に記載
のポリウレタンシート製造装置。 - 【請求項29】 前記処理手段は、硬化した前記第1の
塗工層から前記第1の搬送体を剥離させる第1の剥離手
段と、硬化した前記第2の塗工層から前記第2の搬送体
を剥離させる第2の剥離手段と、前記第1の搬送体およ
び前記第2の搬送体が剥離された積層物をロール状に巻
き取る巻き取り手段とを有する、請求項25ないし28
のいずれか1項に記載のポリウレタンシート製造装置。 - 【請求項30】 前記処理手段は、前記積層物を、前記
第1の搬送体および前記第2の搬送体の少なくとも一方
ととともに幅方向に切断する切断手段を有する、請求項
25ないし29のいずれか1項に記載のポリウレタンシ
ート製造装置。
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