JP2003098871A - 定着ベルト - Google Patents
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Abstract
一性及び定着特性を満足する定着ベルトであって、立ち
上がり時間短縮による省エネルギー化を達成する定着ベ
ルトを提供する。 【解決手段】 定着ベルト113の表面側から、押し込
み深さ4μmにおけるユニバーサル硬さ:HU1と、押
し込み深さ20μmにおけるユニバーサル硬さ:HU2
との関係が、以下の(1)、(2)式を満たすよう設定
する。 HU1 ≦ 15 N/mm2 …(1) HU1 / HU2 ≦ 10 …(2) また、弾性層202の材料はシリコーンゴムとし、離型
層203の材料は、フッ素樹脂のうち少なくとも1つを
成分として含み、離型層の膜厚は30μm以下とする。
Description
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる定着装
置の定着ベルトに関する。
を示す模式図である。画像形成装置は、回転する感光体
ドラム101を有し、感光体ドラム101表面の感光層
を帯電装置102を用いて一様に帯電させた後で、不図
示のレーザ走査ユニットからのレーザビームによる露光
103を感光体ドラム101に照射し、静電画像を形成
する。静電潜像は現像装置104によって現像されてト
ナー像となり、トナー像は転写装置106によって記録
紙107上に転写され、更にその記録紙を定着装置11
2に通過させ、トナー像を記録紙107に熱定着する様
に構成されている。
にそれぞれローラを用いた加熱ローラ110と加圧ロー
ラ111とで構成されている。従来の加熱ローラ110
は、例えば、アルミニウムなどの中空円筒体からなる芯
金の外周面にトナーの粘着を防止する為のフッ素樹脂層
などからなる粘着防止層を設けたもの等が使用されてい
る。この様な加熱ローラ110は、芯金の中空部に回転
中心線に沿ってハロゲンランプなどのヒータを配置し、
その輻射熱によって加熱ローラ110を内側から加熱す
る様になっている。更に加熱ローラ110と平行にこれ
に圧接する加圧ローラ111を設けて、加圧ローラと加
熱ローラとの間を記録紙107が通過することにより、
記録紙107上に付着しているトナーを加熱ローラ11
0の熱により軟化させつつ、加圧ローラ111の圧力に
より記録紙107上に定着させている。
た加熱ローラ110は、離型性には優れるものの、柔軟
性、弾力性に劣るため、画像の光沢を必要とするフルカ
ラー複写機やフルカラーレーザープリンタ等電子写真方
式の画像形成装置に対応することが困難である。これら
電子写真方式の画像形成装置では、赤(マゼンタ)、青
(シアン)、黄(イエロー)、黒(ブラック)の4色の
カラートナーが用いられる。カラー画像の定着時には、
これらのカラートナーを溶融状態で混合する必要があ
り、トナーを低融点化して溶融しやすくすると共に、加
熱ローラ110表面で、複数種のカラートナーを包み込
むようにして、溶融状態で、均一に混合させることが必
要になる。このため、定着装置の定着部表面には柔軟性
が必要なのである。
子写真方式の画像形成装置で用いる定着装置には、シリ
コーンゴムローラ上に、シリコーンゴム、フッ素ゴムな
どのゴム層を設けた構成の加熱ローラ110がある。こ
れは、下地のシリコーンゴムよりも、離型性、耐久性を
考慮したゴム材料を使用したものである。
加熱ローラ全体を所定温度に保持すること、熱容量が大
きいことなどから、プリント速度の高速化には適してい
るが、加熱ローラを所定の温度まで加熱するのにかなり
の時間が必要である。また、このことから、加熱ローラ
全体を加熱するのに、電力消費も大きくなる。
っており、立ち上がり時間の短縮が検討されている。そ
の一つとして、ヒーターにより熱せられたフィルム状の
エンドレスベルトを介して記録紙上のトナーを加熱す
る、ベルト定着方式が提案されている。この定着方式で
は、薄いフィルム状の定着ベルトを直接加熱することに
なり、電源投入後、加熱部は短時間で所定の温度に達す
るので、電源投入後の待ち時間をかなり減らすことがで
きる。また、必要部分のみを加熱するので、電力消費も
少ない利点がある。
置の画像形成プロセスの模式図である。定着ベルト11
3は加熱ローラ110と定着ローラ115とに張架され
ている。加熱ローラ110の熱でトナーを加熱し、定着
ローラ115と加圧ローラ111との圧力によって定着
させる。定着ベルト113の場合には、基体上に、前述
した離型性及び耐久性を考慮したゴム材料を直接形成さ
せる。しかし、以下に述べるような不具合を同じように
抱えている。上述した定着ローラ115、ベルト表面
(シリコーンゴム、フッ素ゴム等)は、柔軟性にはすぐ
れるものの、トナー離型性が不足しているため、トナー
オフセット現象が発生しやすい。また、これらゴム弾性
層は耐摩耗性が低いことから、表面の摩耗、劣化が激し
い。
の潤滑オイルを定着部表面に塗布する方法がある。しか
しながら、このオイル塗布方式も初期的には効果が見ら
れるが、長期に渡る安定性は十分ではなく、また、この
オイルによりゴム材料の膨潤という新たな不具合が発生
する。また、このオイル塗布の為の機構(塗布量制御機
構も含む)及びオイルの補充などはユーザーメンテナン
スの負荷、コスト高の不具合もあり、オイル不使用の良
好な定着装置が必要とされている。
弾性層を設け、その上にフッ素樹脂等の離型材料を被覆
させた構成も提案されている。しかし、この離型材料を
被覆させた場合、前述した表面の重要特性である柔軟性
が低下する傾向にある。この場合の不具合としては、画
像の不均一さ、OHPシート上画像の透過性の悪さが上
げられる。よって、これらを回避するための手段、つま
り、弾性層のもつ柔軟性をなるべく損なわない被覆方
法、被覆材料の検討、および、被覆時の表面硬度特性値
価などの検討が重要となる。
軟性を表すソフト指数Sを定義して、基体の厚さと外面
層の厚さとソフト指数Sの許容範囲とを規定している
が、フッ素樹脂層(外面層)の硬さに関する記述はない。
また、特許第3000516号公報では、トナーと、ポ
リイミド基体と、耐熱性弾性層と、表層樹脂の曲げ弾性
率を規定し、線圧で規定しているが、表面硬度の測定条
件/測定法に関する記述はない。
像と接触し、そのトナーに熱を与え、加圧することで記
録紙107上へ定着させるものであるが、ベルト表面に
凹凸がある場合、その山部分と谷部分でのトナーに対す
る接触状態は違うものとなる。この接触状態の違いは、
当然、熱の伝達やトナーへの圧力の違いに現れ、結果と
して、画像ムラ(光沢ムラ)となって現れる。前述した
弾性層は、この接触状態の違いを、弾性により小さくす
る効果がある。以降に、画像均一性と定着特性に及ぼ
す、表面状態の影響を述べる。
したように、画像のムラはベルト表面の凹凸(山谷)の
接触状態の違いにより発生すると考えられる。トナーお
よび記録紙との押圧時には、ベルト表面の弾性により、
山部はつぶされ、フラットな状態になろうとするが、そ
の弾性の大きさ、形状により、接触状態は違うものにな
る。ベルト表面の材質が同じ場合は、形状による効果の
みとなることから、山部が少なく、小さいほうが、凹凸
による接触状態のばらつきは少なくなる。また、画像が
不均一(光沢ムラ)な状態は、梨の表面のように見える
ことから、梨地とも呼ばれている。
の定着特性とは、離型性を意味する。つまり、定着ベル
トの表面状態により、定着温度幅がどのように変化する
かである。定着温度幅とは、ホットオフセット温度から
コールドオフセット温度を引いた温度幅を意味する。コ
ールドオフセットとは、一般的にトナーが記録紙に十分
に定着されない状態であり、トナーの溶融不足(定着温
度が低い)、ベルトと記録紙との間の加圧力不足に起因
する。ベルト表面が粗い場合は、谷部でトナーに対する
熱伝達、および加圧力が低くなり、コールドオフセット
を引き起こす可能性が高くなる。ホットオフセットと
は、溶融したトナーがベルト表面に付着、残留する現象
であり、トナーの凝集力よりも、ベルトとトナー間の付
着力が大きくなると発生する。図3に模式図を示す。ベ
ルト表面の材質が同じ場合には、トナーとの接触面積が
大きいほうが、ベルトとトナーの付着力が大きくなる。
ただし、最近では離型層に使用される多く使用されるフ
ッ素材料の離型性は向上しており、単純なホットオフセ
ット性等には余り材質差が見られないことが多い。
い。定着ベルト/トナー間の付着力とトナー/紙間の付
着力がどちらも強い場合には、記録紙が定着ベルト側に
巻き付き、排紙されない現象が発生する。この現象は紙
の厚さ、腰に起因する現象であり、薄紙になればなるほ
どこの巻付き現象は顕著に発生する。もちろんユニット
構成、特に定着ローラ径等、また、トナーの粘弾性の影
響も大きい。しかし、このような現象が解決できない場
合には定着ベルトから紙を分離するための部材(分離
爪、分離板)を接触あるいは非接触で設置せざるをえな
い。ただし、分離部材はあくまでも最終回避手段で合あ
り、信頼性を考えると基本的には分離部材を使用せずに
紙が分離できることが望ましい。以上のように、表面の
粗さ及び硬さは、画像均一性、離型性に大きく影響を及
ぼし、安定した定着システムの実現のためには、これら
の特性値化が必要である。
点をなくすために、定着ベルトや、ベルト基体+弾性層
+表面層という3層構造等のベルト部品について、要求
される部品の特性を明確にしたものである。本発明の課
題は、表面硬度を特性値化し、これにより、画像、定着
特性を満足する定着ベルトであって、立ち上がり時間短
縮による省エネルギー化を達成する、定着ベルトを提供
することにある。
に、請求項1に記載の本発明は、ベルト基体上に弾性層
を形成し、さらに弾性層の上に離型層を形成した定着ベ
ルトであって、記録媒体上の未定着トナー画像を、加熱
定着方式により定着する定着ベルトにおいて、定着ベル
トの表面側から、押し込み深さ4μmにおけるユニバー
サル硬さ:HU1と、押し込み深さ20μmにおけるユ
ニバーサル硬さ:HU2との関係が、以下の(1)、
(2)式を満たすことを特徴とする定着ベルトとする。 HU1 ≦ 15 N/mm2 …(1) HU1 / HU2 ≦ 10 …(2)
が、シリコーンゴムであることを特徴とする請求項1記
載の定着ベルトとする。請求項3に記載の本発明は、離
型層の材料が、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、四
フッ化エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共
重合体樹脂(PFA)、及び四フッ化エチレン・六フッ
化プロピレン共重合体樹脂(FEP)のうち、少なくと
も1つを成分として含んでいることを特徴とする請求項
1又は2記載の定着ベルトとする。請求項4に記載の本
発明は、離型層の膜厚が、30μm以下であることを特
徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の定着ベル
トとする。
し4のいずれかに記載の定着ベルトと、ワックス含有ト
ナーとを、組み合わせて使用すること特徴とする画像形
成装置とする。
ついて図に基づき説明する。本発明の定着ベルトに係る
画像形成装置の画像形成プロセスは、図2と同様であ
る。図4は本発明における定着ベルト113の断面図で
ある。定着ベルト113の構成は、ベルト基体201、
弾性層202、および離型層203からなる。ベルト基
体201は耐熱性材料からなり、耐熱性材料としては、
SUS、ニッケル等の金属材料、もしくはポリイミド、
ポリアミドイミド、フッ素樹脂等の耐熱性樹脂が用いら
れる。金属材料を用いる場合は、ベルトの撓みを考慮し
て、100μm以下の膜厚であることが望ましい。耐熱
性樹脂の場合には、熱容量と強度の点から、30〜20
0μmの膜厚が望ましい。立ち上がり時間を短縮するた
めには薄い方が有利であるが、薄すぎると強度が保たれ
なくなってしまう。
性と、定着時の温度(〜200℃)に耐えうる耐熱性と
を有する材料として、シリコーンゴム、フロロシリコー
ンゴム等が用いられる。
四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、四フッ化エチレン
・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(P
FA)、および四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン
共重合体樹脂(FEP)等のフッ素系樹脂、もしくはこ
れらの樹脂の混合物、または耐熱性樹脂にこれらフッ素
系樹脂を分散させたものが挙げられる。
と、潤滑オイルを塗布しなくても、トナー離型性、紙粉
固着防止が可能となる。しかし、これらの離型性を有す
る樹脂は一般的にはゴム材料のような弾性を持たないこ
とから、弾性層202上に厚く離型層203を形成させ
ると、画像の光沢ムラが発生してしまう。つまり光沢ム
ラ防止、トナー及び紙粉に体する離型性確保を成り立た
せるためには、弾性層202の柔軟性を損なわないよう
な離型層203形成が必要となる。このためには、離型
層203材料がなるべく柔軟であること、膜厚が薄いこ
とであることが必要である。
料がシリコーンゴムであり、その表面の離型層203の
材料が、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、四フッ化
エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体
樹脂(PFA)、及び四フッ化エチレン・六フッ化プロ
ピレン共重合体樹脂(FEP)のうち、少なくとも1つ
を成分として含み、さらに離型層203の膜厚を30μ
m以下とすることで、定着ベルト113は柔軟性と離型
性とを備えることができる。
しては、表面状態の適正化および、特性値化が挙げられ
る。次に、本発明での特性値化の方法について説明す
る。表面状態(形状)を評価する方法としては表面粗さ
と表面硬さとがある。表面粗さについて一般的に用いら
れる特性値としては、中心線平均粗さRa、十点平均粗
さRz等がある。図5は十点平均粗さRzと定着温度幅
との関係を示す図である。表面硬さについては、従来技
術でも述べたように、定着装置112の主要な画質特性
である画像均一性、OHPシート画像透過性と相関の高
い特性を見出すことが困難であり、安定した画質の再現
が困難という点があった。そこで、本発明では、紙また
はOHPフィルム等の上に現像されたトナー像を定着す
ることを考慮し、定着ベルト113の表面硬度としての
最適な特性と、DIN 50359−1で定義されるユ
ニバーサル硬さ:HUとの相関を検討した。具体的に
は、押し込み深さとユニバーサル硬さ:HUの関係を求
めることによって、定着ベルト113の特性を表現でき
ないか検討した。
mのHUと画像均一性との相関が高いという関係性が得
られた。同様に、表面からの押し込み深さ4μm及び2
0μmのユニバーサル硬さ:HUをそれぞれHU1及び
HU2とし、離型性(紙分離性)との関連についても検
討した結果、以下の(1)、(2)の式を満たす表面硬
度が最適であることがわかった。 HU1 ≦ 15 N/mm2 …(1) HU1 / HU2 ≦ 10 …(2) ユニバーサル硬さ:HUは、DIN 50359−1
(1997年)で標準化された新しい規格であるが、ビ
ッカース硬度:Hv等に比べると、材料特性をより詳細
に記述できるという特徴がある。
紙に定着させるトナーを、ワックス含有トナーとするこ
とで、よりいっそう離型性をよくすることができる。
定着特性に与える影響を、実施例を用いて説明する。図
4に模式図を示す定着装置112を用いて、画像光沢ム
ラ及び離型性の状況を調査した。定着温度幅はコールド
オフセットからホットオフセットとし、離型性は紙分離
性とした。定着ローラ115と加圧ローラ111間の荷
重は20kgとし、定着ローラ115は径φ38mm、
ゴム硬度30゜(JISA)のものを用いた。
ト113の構成を振って試作、評価を行った。ベルト基
体201としてポリイミド樹脂をφ60mm、面長31
5mm、50μmに形成し、その上に、弾性層202と
してシリコーンゴム2種類(硬度(JIS K6301)
20、30°)を塗装にて膜厚を4水準(100〜50
0μm)に成膜した。成膜工法はブレード塗装方法を使
用したが、スプレー塗装方法、ディッピング塗装方法等
でも構わない。その後にプライマーを介して離型層20
3を形成した。離型層203の材料としてはフッ素樹脂
の中で代表的なPFAを用い、3種類用いた(PFA
1、PFA2、PFA3)。成膜工法はスプレー塗装方
法を使用した。なお、表1中にチューブと記載されてい
るものは、弾性層202成膜後にPFAチューブを被覆
したものである。
00mNで測定) 定着ベルトは腰が弱いので、シート状に切り出したの
ち、補強するためにBK7ガラスに接着・硬化させてか
ら測定した。また、定着性の評価は図4の定着装置を用
い、オイルレス定着用のトナー(ワックス含有トナー)
を記録紙状に定着させた。また、ベルト定着方式は図6
に示すように大きくわけて二つの設置方法がある。本実
施例では図6(b)の方法で評価を行ったが、どちらの
設置方法でも傾向に大きな差は見られない。必要な省エ
ネ度合い、高速対応性等によって選択している。表1に
ベルト構成及びそのユニバーサル硬さHUと画像均一
性、紙分離性との関係を示す。また、各関係をグラフに
示したものを図7、図8に示す。
におけるユニバーサル硬さ:HU1が、 HU1 ≦ 15 N/mm2 …(1) の範囲にあるとき、良好な画像均一性(ランク4以上)
の画質を得ることができた。HU1が15以上の硬度の
定着ベルトでは画像ムラが発生し、目標とするランク4
以上の画質は得られなかった。先述したように表面硬度
が高いと紙の微小な凹凸に追従できずに画像に光沢ムラ
が発生する。また、表面からの深さ20μmにおけるユ
ニバーサル硬度:HU2との関係が HU1 / HU2 ≦ 10 …(2) の範囲にあるとき、規格である170℃以上の温度での
良好な紙分離性(紙巻き付き性)、紙搬送性(ジャムが
発生しにくい)を達成することができた。また、10以
上の定着ベルトでは紙分離温度が低下し、安定した紙搬
送性を達成することができない。
ば同じ品質が得られるが、紙分離性はある一点の深さで
の硬度では説明できない。これは表面硬度(深さ4μ
m)が同一でも内側硬度(深さ20μm)より差が出て
くることを示している。例えば比較例2、6では表面硬
度がほぼ同一なため画像均一性はほぼ同一である。しか
し、内側硬度が異なり、その比率が異なるために、紙分
離性には大きな差が生じている。つまり、画像均一性及
び紙分離性の両特性を両立するには上記(1)、(2)
式を満足する必要がある。
本発明によれば、定着中に定着ベルトがトナーに適度の
圧力と熱を加えるため、画像ムラが発生せず、また、紙
分離の際に表面と内側の硬度差を利用することで離型性
が優れるため、高画質と良好な紙搬送性の両立を可能と
した定着ベルトを提供することができる。また、請求項
2に記載の本発明によれば、定着ベルトの弾性層として
シリコーンゴムを使用することで、定着温度〜200℃
の使用温度に耐えられ、且つ、画像均一性のために十分
必要な柔軟性が発揮される。これにより、フルカラー画
像の画像特性、および紙搬送性を満足する定着ベルトを
提供することができる。また、請求項3に記載の本発明
によれば、定着ベルトの離型層として、フッ素樹脂また
はフッ素樹脂成分を含有したものを用いることで、離型
性の良好な定着ベルトを提供することができる。また、
請求項4に記載の本発明によれば、離型層の層厚を30
μm以下とすることで、弾性層の弾性を最外面に伝える
ことができ、フルカラー画像の画像特性を満足する定着
ベルトを提供することができる。また、請求項5に記載
の本発明によれば、上記本発明の定着ベルトとワックス
含有トナーとを組み合わせて使用することで、フルカラ
ー画像の画像特性、定着特性、および耐久性に優れた画
像形成装置を提供することができる。
置の画像形成プロセスを示す模式図である。
置の画像形成プロセスを示す模式図である。
式図である。
すグラフである。
略図である。
の関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】 ベルト基体上に弾性層を形成し、さらに
弾性層の上に離型層を形成した定着ベルトであって、記
録媒体上の未定着トナー画像を、加熱定着方式により定
着する定着ベルトにおいて、定着ベルトの表面側から、
押し込み深さ4μmにおけるユニバーサル硬さ:HU1
と、押し込み深さ20μmにおけるユニバーサル硬さ:
HU2との関係が、以下の(1)、(2)式を満たすこ
とを特徴とする定着ベルト。 HU1 ≦ 15 N/mm2 …(1) HU1 / HU2 ≦ 10 …(2) - 【請求項2】 弾性層の材料が、シリコーンゴムである
ことを特徴とする請求項1記載の定着ベルト。 - 【請求項3】 離型層の材料が、四フッ化エチレン樹脂
(PTFE)、四フッ化エチレン・パーフロロアルキル
ビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)、及び四フッ化
エチレン・六フッ化プロピレン共重合体樹脂(FEP)
のうち、少なくとも1つを成分として含んでいることを
特徴とする請求項1又は2記載の定着ベルト。 - 【請求項4】 離型層の膜厚が、30μm以下であるこ
とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の定
着ベルト。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の定
着ベルトと、ワックス含有トナーとを、組み合わせて使
用すること特徴とする画像形成装置。
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-
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