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JP2003098719A - 現像剤・定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤・定着装置及び画像形成装置

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Publication number
JP2003098719A
JP2003098719A JP2001288281A JP2001288281A JP2003098719A JP 2003098719 A JP2003098719 A JP 2003098719A JP 2001288281 A JP2001288281 A JP 2001288281A JP 2001288281 A JP2001288281 A JP 2001288281A JP 2003098719 A JP2003098719 A JP 2003098719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
fixing
toner
pressure
particle size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001288281A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Seki
貴之 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001288281A priority Critical patent/JP2003098719A/ja
Priority to US10/252,060 priority patent/US6694121B2/en
Publication of JP2003098719A publication Critical patent/JP2003098719A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成に用いるトナーの粒径をより細かく
して高画質化要求に対応しつつ、定着後の画像の盛り上
がりを低減するとともに、画像が剥がれも防止できる定
着装置や画像形成装置を提供する。 【解決手段】 互いに圧接しながら回転する定着回転体
1と加圧回転体2とを備え、体積平均粒径が5〜10μ
mで粒径5μm以下のものが60〜80個数%のトナー
を含む現像剤で現像された画像7を形成された記録材6
を、定着回転体1と加圧回転体2との圧接部100に通
過させて画像定着を行う定着装置であって、加圧回転体
2の表面抵抗値を109Ω〜1011Ωの範囲とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の現像に用い
られる現像剤、現像された画像の定着を行う定着装置及
び複写機、FAX、プリンタ、スキャナ、これらの複合
機等に代表されるの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタあるいはファクシミリ
装置などの画像形成装置では、感光体等の像担持体から
記録材に転写された可視像を定着するための定着装置が
装備されている。定着装置には、可視像がトナー画像で
ある場合、トナーの融着が可能な温度まで加熱される定
着回転体と、この定着回転体に対してトナー画像を当接
させる加圧回転体とを備えた構成がある。
【0003】記録材上に転写されるトナー画像は、トナ
ー粒径や像担持体表面の帯電量のバラツキ、画像の縁の
トナー付着量が多くなるエッジ効果、画像濃度等の原因
により、記録材の画像形成面に垂直な方向、すなわち、
トナーの付着高さ方向におけるトナー付着量にムラがあ
る。
【0004】トナー画像を記録材上に定着する方式とし
ては、定着回転体と加圧回転体とをローラで構成し、両
者を圧接させて定着ニップ部となる圧接部を形成し、定
着回転体を加熱ローラとするローラ定着方式や、定着回
転体を複数のローラ部材に巻き掛けた無端ベルトで構成
するとともに加圧回転体をローラで構成し、このローラ
と無端ベルトを圧接して定着ニップ部となる圧接部を形
成し、無端ベルトを直接あるいは間接的に加熱するベル
ト定着方式がある。中でも、ローラ定着方式は、トナー
画像と加熱ローラが直接接触し、トナーに均一な熱を与
えられるよう比較的高い圧力を持たせることができるた
め、熱効率の良い定着方式であり、広く一般に用いられ
ている。
【0005】ローラ定着方式で用いる定着回転体として
の加熱ローラには、アルミ系、鉄系金属材の芯金の表面
に10〜30μm程度の離型層を設けて構成したハード
タイプと呼ばれるものがある。ハードタイプの加熱ロー
ラの離型層には、PFA、PTFE等のフッ素樹脂等の
材料が用いられている。このため、ハードタイプの加熱
ローラの表面の硬さは芯金表面の硬さと略等しく、記録
材に転写されたトナー画像を定着ニップ部で均一な高さ
まで潰すことができる。しかし、トナー画像は、トナー
付着高さに方向において付着量にムラがあるため、トナ
ーの付着高さの低い部分と高い部分とで、画像の潰れ方
に差が生じる。具体的には、高い部分の画像は、低い部
分に比べ、紙面方向に広がることになる。
【0006】そこで、トナーを均一な高さに潰すことに
より生じる紙面方向の画像広がりムラを防止するため、
アルミ系、鉄系金属材の芯金の表面に弾性層を設けてロ
ーラ表面を変形し易くしたソフトタイプと呼ばれる加熱
ローラが提案されている。ソフトタイプの加熱ローラに
用いられる弾性層の材質としては、フッ素ゴム、シリコ
ーンゴムまたは、樹脂とゴムの混合体が用いられてい
る。ソフトタイプの加熱ローラには、ローラ表面の耐摩
耗性を考慮して、弾性層の表面にPFAチューブを被覆
したものもある。
【0007】画像形成の分野では、スキャナ、デジタル
カメラ等の画像入力装置、コンピュータ等の画像記録/
編集機能を有する装置、プリンタ、MFP等の画像出力
装置の広範囲のユーザー普及に伴い、出力画像の高画質
化、高品質化、高生産性(高速プリント)の要求が高ま
っている。特に、高画質に対するニーズが高まりは強
く、画像細部の再現性にも注目されている。このような
細部をより忠実に再現するには、画像形成に使用するト
ナーの粒径が影響することは明らかで、粒が小さければ
より細かい再現が可能となる。例えば特開平8−829
51号公報では、体積平均粒径が6〜9μm、5μm以
下の粒子が10〜40個数%、4μm以下の粒子が0〜
20個数%という、従来の体積平均粒径が9.5μm、
粒径5μm以下が30個数%というトナーに比べて小径
なトナーやこれを用いた画像形成装置が提案されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】体積平均粒径が9.5
μm、粒径5μm以下が30個数%という、粒径が比較
的大きなトナーで現像された画像の場合、記録材上での
画像の凹凸、すなわち、トナー高さ方向への付着量のム
ラが激しく、定着後の画像が盛り上がる傾向になる。こ
のような傾向は、ハードタイプの加熱ローラを用いて定
着する場合よりも、ソフトタイプの加熱ローラを用いて
定着するときの方が顕著であった。このため、ソフトタ
イプの加熱ローラを用いると、記録材上に定着された画
像が剥がれ易くなる。このような粒径が比較的大きなト
ナーにおいて高画質化要求を達成するためには、弾性層
の厚さを0.5mm〜数mm程度とする必要があるが、
弾性層を厚くすると、ローラ内部からローラ表面への熱
の補給が遅くなり、高速プリントの要求に対応できな
い。
【0009】小径トナーを用いると、トナー1つあたり
の帯電量が高くなるので、互いに圧接状態で回転して摩
擦帯電している定着ニップ部に、このようなトナーで画
像が形成された記録材が搬送された場合、ニップで放電
が発生してトナーが飛散したり、トナーの極性と定着ニ
ップ部を形成する加熱ローラや加圧ローラの極性によっ
ては、トナーが記録材上から同極による反発力で弾かれ
て加熱ローラ側に付着してしまう。
【0010】また、粒径5μm以下の小径トナーが現像
剤全体の半分以上を占める場合、トナーの微細化に伴い
流動性が低下する傾向となるので、流動性を確保するた
めにシリカや酸化チタンなどを一定量の添加する場合が
ある。しかし、流動性がよくなると、静電気などの外的
な力によってトナーが飛散し易くなり画像チリが発生
し、小径トナーによる高画質効果の妨げとなる。
【0011】本発明は、画像形成に用いるトナーの粒径
をより細かくして高画質化要求に対応しつつ、定着後の
画像の盛り上がりを低減するとともに、画像が剥がれも
防止できる現像剤を提供することを目的とする。本発明
は、画像形成に用いるトナーの粒径をより細かくして高
画質化要求に対応しつつ、定着後の画像の盛り上がりを
低減するとともに、画像が剥がれも防止できる定着装置
や画像形成装置を提供することを目的とする。本発明
は、画像形成に用いるトナーの粒径をより細かくして高
画質化要求に対応しつつ、定着後の画像の盛り上がりを
低減するとともに、高速プリントを可能とする定着装置
や画像形成装置を提供することを目的とする。本発明
は、画像形成に用いるトナーの粒径をより細かくして高
画質化要求に対応しつつ、定着後の画像の盛り上がりを
低減するとともに、定着ニップ部に進入する時に発生す
る放電による画像散りを低減できる定着装置や画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1では、体積平均粒径が5〜10μmであ
り、粒径5μm以下のものが60〜80個数%のトナー
を含む現像剤を提案する。
【0013】請求項2では、互いに圧接しながら回転す
る熱源で加熱される定着回転体と誘電性を有する加圧回
転体とを備え、体積平均粒径が5〜10μmで、粒径5
μm以下のものが60〜80個数%のトナーを含む現像
剤で現像された画像を形成された記録材を、定着回転体
と加圧回転体との圧接部に通過させて画像定着を行うも
のであって、加圧回転体の表面抵抗値を109Ω〜10
11Ωの範囲とした定着装置を提案する。
【0014】請求項3では、互いに圧接しながら回転す
る熱源で加熱される定着回転体と加圧回転体とを備え、
体積平均粒径が5〜10μmで、粒径5μm以下のもの
が60〜80個数%のトナーを含む現像剤で現像された
画像を形成された記録材を、定着回転体と加圧回転体と
の圧接部に通過させて画像定着を行うものであって、定
着回転体が、その芯金の周囲に形成された弾性層と、弾
性層の表面に形成された離型層とを有し、弾性層の厚さ
を0.1mm〜0.5mmの範囲とし、離型層の厚さを
50μm以下とした定着装置を提案する。
【0015】請求項4では、互いに圧接しながら回転す
る熱源で加熱される定着回転体と加圧回転体とを備え、
体積平均粒径が5〜10μmで、5μm以下のものが6
0〜80個数%のトナーを含む現像剤で現像された画像
を形成された記録材を、定着回転体と加圧回転体との圧
接部に通過させて画像定着を行うものであって、定着回
転体が、その芯金の周囲に形成された弾性層と、この弾
性層の表面に形成された離型層とを有し、弾性層の厚さ
を0.1mm〜0.5mmの範囲、離型層の厚さを50
μm以下とするとともに、加圧回転体の表面抵抗値を1
9Ω〜1011Ωの範囲とした定着装置を提案してい
る。
【0016】請求項5では、請求項2,3または4記載
の定着装置を備えた画像形成装置を提案し、請求項6で
は、体積平均粒径が5〜10μmであり、5μm以下の
ものが60〜80個数%のトナーを含む現像剤を用いた
画像形成装置を提案する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の一形態である定着装置を備えた
画像形成装置を示す。この画像形成装置は、露光光によ
る静電潜像形成が可能な複写機である。図1に示す複写
機は、像担持体としての感光体ドラム102を備えてい
る。感光体ドラム102は、図示しない駆動モータの駆
動により図中時計周りに回転する。感光体ドラム102
の周辺には、ドラムの回転過程において画像形成処理を
実行する帯電装置103,露光装置104,現像装置1
05,転写装置106およびクリーニング装置107が
それぞれ配置されている。像担持体としてはベルト状感
光体、あるいはベルト状やローラ状の中間転写体と感光
体とを併設する形態であってもよい。
【0018】複写機では、帯電装置103による一様帯
電後、露光装置104から照射される露光光としてのレ
ーザ光線によって感光体ドラム102に静電潜像が形成
される。この静電潜像は、現像装置105によって供給
されるトナーを用いて可視像処理(現像)されてトナー
画像となる。現像装置105で現像された感光体ドラム
102上のトナー画像は、図示しない給紙装置から繰り
出される記録材としての用紙6に対して転写装置106
と感光体ドラム102との間の転写位置で転写される。
転写後の感光体ドラム2はクリーニング装置107によ
って未転写トナーや残留電化を除去され、帯電装置10
3による一様帯電が施されて次の画像形成に備えられ
る。
【0019】本形態では、現像装置105で用いられる
現像剤として、体積平均粒径が5〜10μmであり、そ
の粒径5μm以下が60〜80個数%のトナーを含むも
のが用いられる。現像剤の構成として樹脂成分、着色剤
からなり、さらに、ワックス成分や無機微粒子を添加し
た構成を採用する場合もある。製造方法は特に限定され
るものではなく、粉砕方式、重合方式いずれを用いるこ
とも可能である。
【0020】樹脂成分としては従来公知の樹脂全てを用
いることができ、例えば、以下のものが挙げられる。ス
チレン、ポリ−α−スチルスチレン、スチレン−クロロ
スチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、ス
チレン−ブタジェン共重合体、スチレン−塩化ビニル共
重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マ
レイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重
合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチ
レン−α−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレン
−アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体等の
スチレン樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を含む単
重合体または共重合体)、ポリエステル樹脂、エポキシ
樹脂、塩化ビニル樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フ
ェノール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリプロピレン樹脂、石油樹脂、ポリウレタン樹脂、ケ
トン樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体、キ
シレン樹脂、ポリビニルブチラート樹脂等が挙げられ
る。また、単独使用も可能であるが、二種類併用しても
良い。
【0021】着色剤としては公知のものとして、カーボ
ンブラック、ランプブラック、鉄黒、群青、ニグロシン
染料、アニリンブルー、カルコオイルブルー、オイルブ
ラック、アゾオイルブラック等、特に限定はされない。
ワックス成分としては公知のものとして、カルナウバワ
ックス、ライスワックス、合成エステルワックスなど、
特に限定されないものが用いられる。無機微粒子として
は、公知のものとして、シリカ、酸化チタン微粉末など
が用いられる。本形態では、トナーが非常に細かいた
め、流動性を確保するためにシリカが添加されている。
【0022】トナー画像を転写された用紙6は、転写位
置から図示しない排紙部に向けて延長された一転鎖線で
示す搬送路中に配置されている定着装置108によって
トナー画像が定着される。
【0023】定着装置108は、図2に示すように、熱
源としてのヒータ4を内蔵した定着回転体としての加熱
ローラ1と、誘電性を有する加圧回転体としての加圧ロ
ーラ2とを備えている。加熱ローラ1と加圧ローラ2
は、用紙6の搬送路を挟んで対向配置されて当接し、加
熱ローラ1が図示しない駆動モータで回転されることで
互いに圧接しながら回転する。定着装置108には、ト
ナー画像を形成された用紙6を、加熱ローラ1と加圧ロ
ーラ2との圧接部である定着ニップ部100に通過させ
ることで、トナー画像7に対してヒータ4で加熱される
加熱ローラ1からの熱と圧力を作用させてトナーを加熱
融着して用紙6に定着するローラ定着方式が採用されて
いる。
【0024】加熱ローラ1の周囲には、定着ニップ部1
00を中心にして時計回りに、加熱ローラ1から用紙6
を剥離するための分離爪9、加熱ローラ1の表面温度を
検出する温度検知素子3、定着クリーニング装置8が配
設されている。定着クリーニング装置8は、加熱ローラ
1の表面を清掃するためにオイル塗布/クリーニングす
るものであり、一対のローラ8A、8Bを備えている。
一方のローラ8Aは、加熱ローラ1の表面に接触するク
リーニングウエブ8Dの巻き取りローラを構成し、他方
のローラ8Bはクリーニングウエブ8Dの繰り出しロー
ラを構成している。クリーニングウエブ8Dは、バネな
どの図示しない弾性体により加熱ローラ1に向けて押圧
付勢されている押圧ローラ8Cによって加熱ローラ1の
表面に押圧接触されるように構成されている。
【0025】加圧ローラ1の表面に当接した温度検知素
子3は、ローラ表面の温度を検出するもので、制御手段
110に検出信号を入力している。制御手段110は、
周知のマイクロコンピュータでその主要部が構成されて
いて、温度検知素子3から入力される検出値が一定とな
るように、ヒータ4のオン/オフ制御を行っている。こ
のため、加熱ローラ1の表面温度は、トナー溶融に十分
な定着に適した温度範囲に保持される。すなわち、その
温度制御は、予め設定された制御温度上限に比較して、
温度検知素子3が測定した温度が高ければヒータ4への
通電を切断して加熱ローラ1の温度が上昇することを抑
制し、加熱ローラ1の温度が設定された制御温度下限に
比較して、温度検知素子3の測定した温度が低ければヒ
ータ4へ通電し、加熱ローラ1の温度が低下するのを防
ぐことで、制御温度範囲に加熱ローラ1を保っている。
【0026】加熱ローラ1には、図3に示すように、そ
の中空の芯金11の周囲に形成された弾性層14と、こ
の弾性層14の表面に形成された離型層16とを有し、
弾性層14の厚さを0.1mm〜0.5mmの範囲と
し、離型層16の厚さを50μm以下としたソフトタイ
プが採用されている。弾性層14の材質としては、フッ
素ゴム、シリコーンゴムまたは、樹脂とゴムの混合体を
用いている。離型層16の材料としては、フッ素樹脂を
用いる。フッ素樹脂としてはPFAチューブを使用して
いる。図3では、図2に示したヒータ4の記載を省略し
ているが、ヒータ4は、芯金11の内部空間に設けられ
る。
【0027】加圧ローラ2は、その芯金21の外側にフ
ッ素ゴム、シリコーンゴム等の弾性層22が被覆され、
その弾性層22の表面をPFAチューブ等の離型層23
で覆われている。加圧ローラ2としては離型層23のな
い形態であってもよい。
【0028】図7(a)は、従来のハードタイプの加熱
ローラ200と、加圧ローラ203を示す。加熱ローラ
200は、その芯金201の表面に離型層202を被覆
したものである。離型層12としては、PFA、PTF
E等のフッ素樹脂を10μm〜30μm被覆している。
加圧ローラ203は、その芯金204の外側にフッ素ゴ
ム、シリコーンゴム等の弾性層205が被覆され、この
弾性層205の表面をPFAチューブ等の離型層206
で覆われている。
【0029】図7(b)は、従来のソフトタイプの加熱
ローラ300と、加圧ローラ203を示す。加熱ローラ
300は、その芯金301の表面に、厚さ0.5mm〜
数mm程度の弾性層302を被覆したものである。弾性
層302の材質としては、フッ素ゴム、シリコーンゴム
または、樹脂とゴムの混合体等を用いている。さらにこ
の弾性層302の表面に離型層を被覆してもよい。
【0030】図4、図5は、従来のハードタイプの加熱
ローラ200と加圧ローラ203を用いた場合と、本発
明のソフトタイプの加熱ローラ1と加圧ローラ2を用い
た場合の、定着前画像と定着後画像の差を示したもので
ある。このときの条件は、定着に使用するローラの条件
以外は、温度、各ローラの線速度、使用するトナーなど
の条件をすべて同一にして行った。
【0031】図4は、用紙6に転写されたトナー画像7
が線画像の場合である。同図において(a−1)、(b
−1)、(c−1)は、用紙6上の線画像7を上方から
見た図であり、(a−2)、(b−2)、(c−2)
は、用紙6上の線画像7を側面から見た図である。図4
(a−1)に示すように、その幅が均一である未定着の
線画像7も、図4(a−2)に示すように、場所によっ
てトナーの高さが異なる。ハードタイプのものを用いた
場合、図4(b−2)に示すように、定着後の線画像7
1の高さは均一になるが、トナーの高さが高い部分とト
ナーの高さが低い部分、すなわち、トナー付着量が多い
部分と少ない部分では、図4(b−1)に示すように定
着後の線画像71の幅が不均一となる。
【0032】これに対し本願のソフトタイプの加圧ロー
ラ1を用いた場合、ローラ表面が柔らかく、トナーを無
理やり均一な高さまで押しつぶすことがないため、図4
(c−2)に示すように定着後の線画像71の高さは不
均一となるものの、図4(c−1)に示すように線画像
71の幅が不均一となる現象は見られない。また、線画
像71の高さは不均一となるが、この不均一差は、従来
のトナーよりもトナーの径が非常に細かいので少なくな
る。
【0033】図5は、用紙6に転写されたトナー画像7
がドットで形成されるドット画像(デジタル画像)の場
合である。同図において(a−1)、(b−1)、(c
−1)は、用紙6上のドット画像を上方から見た図であ
り、(a−2)、(b−2)、(c−2)は、用紙6上
のドット画像を側面から見た図である。図5(a−1)
に示すように、ドット径は均一である未定着のドット画
像7も、図5(a−2)に示すように、トナーの高さが
ドットによって異なる。ハードタイプのものを用いた場
合、図5(b−2)に示すように定着後のドット画像7
1の高さは均一になるが、トナーの高さが高いドットと
トナーの高さが低いドット、すなわち、トナー付着量が
多い部分と少ない部分では、図5(b−1)に示すよう
にドット画像71の径が不均一となる。
【0034】これに対し本願のソフトタイプの加圧ロー
ラ1を用いた場合、ローラ表面が柔らかく、トナーを無
理やり均一な高さまで押しつぶすことがないため、図5
(c−2)に示すようにドット画像71の高さは不均一
となるものの、図5(c−1)に示すようにドット画像
71の径が不均一となる現象は見られない。この場合に
おいても、線画像71の高さは不均一となるが、この不
均一差は、従来のトナーよりもトナーの径が非常に細か
いので少なくなる。
【0035】図6は、図7(b)に示す従来のソフトタ
イプの加熱ローラ300と加圧ローラ203とを用いて
定着を行った際のトナー画像の状態を示すものである。
図6(a)は、ドット画像72を示し、図6(b)は線
画像72を示す。このときの条件も、図4、図5の場合
と同様、使用するローラの条件以外はすべて同一として
いる。
【0036】従来のソフトタイプの加熱ローラ300を
用いた場合、線画像72の幅、ドット画像72のドット
径は均一になるものの、高帯電した微粉トナーによりト
ナーが散り、定着後の画像の周辺に付着して、画像のシ
ャープ性が損なわれ、ぼやけた画像となる。また、トナ
ーが散るレベルによっては、線幅やドット径にムラが生
じることや、未定着画像が加熱ローラ300にオフセッ
トし、用紙6に二度写りする場合もある。
【0037】次に、加圧ローラ2の抵抗値と小径トナー
の割合による画像チリの発生度合について表1を用いて
説明する。表1において、○は画像チリの発生がない場
合を、×は画像チリが発生した状態をそれぞれ示してい
る。このときの測定条件は、加圧ローラ2の抵抗値と5
μm以下のトナーの割合だけを変化させ、定着時の諸条
件は同一にしている。
【0038】
【表1】
【0039】表1から明らかなように、粒径5μm以下
のトナーが60〜80個数%の場合においては、加圧ロ
ーラ2の表面抵抗値が109Ω以上でないと画像チリが
発生する。粒径5μm以下のトナーが40〜60個数%
の場合においては、加圧ローラ2の表面抵抗値が108
Ω以上でないと画像チリが発生する。これに対し、粒径
5μm以下のトナーが20〜40個数%の場合において
は、加圧ローラ2の表面抵抗値に関わらず画像チリが発
生しない。これは、粒径5μm以下のトナーが20〜4
0個数%のような比較的大きいトナーの場合、流動性を
よくするための添加剤が少なく、本願のような小径トナ
ーの割合が多いほど流動性を向上させる添加剤の比率が
多くなるため、現像剤中に占める小径トナーの割合が増
えるほど、画像チリが発生し易くなるためである。ま
た、加圧ローラ2の表面抵抗値が1012Ω以上となる
と、帯電特性の関係から用紙6が定着ニップ部100に
進入する際に放電などの影響でオフセットが発生し易く
なる。
【0040】したがって、本形態のような粒径5μm以
下のトナーが60〜80個数%の場合、画像チリの発生
を効果的に抑えるためには、加圧ローラ2の表面抵抗値
を、109Ω〜1011Ωとするのが望ましい。本形態で
は、加熱ローラ1の離型層の厚さを50μm以下とし、
弾性層の厚さを0.1mm〜0.5mmの範囲に規定し
て非常に薄くしたので、ヒータ4から加熱ローラ1の表
面までの距離を短くでき、ローラ表面の加熱時間、すな
わち定着に必要な温度になるまでの立ち上がり時間を早
められる。このため、用紙6が高速で連続的に図2に示
す定着ニップ部100に搬送される場合でも、加熱ロー
ラ1の表面温度不足による定着不良の発生を抑えられ、
高画質でありながら高速画像プリントを達成することが
できる。
【0041】本形態では、定着回転体として加熱ローラ
1を例に説明したが、複数のローラ部材に巻きかけられ
た無端ベルトを定着回転体としてもよい。この場合でも
無端ベルトの構造を、芯金となる基材の外側に弾性層を
形成し、この弾性層の表面に離型層を形成し、弾性層の
厚さを0.1mm〜0.5mmの範囲とし、離型層の厚
さを50μm以下とすることで、同様の効果を得られ
る。無端ベルトの加熱は、ローラ部材の内部に熱源を設
けてもよいし、無端ベルトの近傍に、このベルトを加熱
するための熱源を配置すればよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、体積平均粒径が5〜1
0μm、その粒径5μm以下が60〜80個数%という
非常に細かいトナーを有する現像剤を用いるので、高画
質化要求に対応し、定着後の画像の盛り上がりを低減
し、画像が剥がれを防止することができる。このような
非常に細かいトナーを用いる場合に、加圧回転体の表面
抵抗値を109Ω〜1011Ωの範囲とすることで、記録
材が定着ニップに進入する時に発生する放電による画像
散りなどの発生を抑制でき、より画像の高画質化を図る
ことができる。
【0043】本発明よれば、体積平均粒径が5〜10μ
m、その粒径5μm以下が60〜80個数%という非常
に細かいトナーを用いる場合に、定着回転体の離型層の
厚さを50μm以下とし、弾性層の厚さを0.1mm〜
0.5mmの範囲と非常に薄くしたので、高画質化要求
に対応し、定着後の画像の盛り上がりを低減しながら、
効率よく記録材に熱を供給することができ、高画質な画
像の高速プリントを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像形成装置の一例を示す模式
図である。
【図2】図1に示した画像形成装置に用いた定着装置の
要部構成を示す拡大図である。
【図3】定着回転体と加圧回転体の一形態を示す拡大断
面図である。
【図4】定着前と定着後における線画像の状態を示す図
である。
【図5】定着前と定着後におけるドット画像の状態を示
す図である。
【図6】従来のソフトタイプの定着回転体による線画像
及びドット画像の定着後の状態を示す図である。
【図7】従来のハードタイプとソフトタイプの定着回転
体及び加圧回転体の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 定着回転体 2 加圧回転体 6 記録材 7 画像 11 芯金 14 弾性層 16 離型層 100 圧接部 108 定着装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体積平均粒径が5〜10μmであり、粒径
    5μm以下のものが60〜80個数%のトナーを含む現
    像剤。
  2. 【請求項2】互いに圧接しながら回転する熱源で加熱さ
    れる定着回転体と加圧回転体とを備え、体積平均粒径が
    5〜10μmで粒径5μm以下のものが60〜80個数
    %のトナーを含む現像剤で現像された画像を形成された
    記録材を、上記定着回転体と上記加圧回転体との圧接部
    に通過させて画像定着を行う定着装置であって、 上記加圧回転体の表面抵抗値を109Ω〜1011Ωの範
    囲とした定着装置。
  3. 【請求項3】互いに圧接しながら回転する熱源で加熱さ
    れる定着回転体と加圧回転体とを備え、体積平均粒径が
    5〜10μmで、粒径5μm以下のものが60〜80個
    数%のトナーを含む現像剤で現像された画像を形成され
    た記録材を、上記定着回転体と上記加圧回転体との圧接
    部に通過させて画像定着を行う定着装置であって、 上記定着回転体は、その芯金の周囲に形成された弾性層
    と、この弾性層の表面に形成された離型層とを有し、前
    記弾性層の厚さを0.1mm〜0.5mmの範囲とし、
    前記離型層の厚さを50μm以下とした定着装置。
  4. 【請求項4】互いに圧接しながら回転する熱源で加熱さ
    れる定着回転体と加圧回転体とを備え、体積平均粒径が
    5〜10μmで、5μm以下のものが60〜80個数%
    のトナーを含む現像剤で現像された画像を形成された記
    録材を、上記定着回転体と上記加圧回転体との圧接部に
    通過させて画像定着を行う定着装置であって、 上記定着回転体は、その芯金の周囲に形成された弾性層
    と、この弾性層の表面に形成された離型層とを有し、前
    記弾性層の厚さを0.1mm〜0.5mmの範囲、前記
    離型層の厚さを50μm以下とするとともに、上記加圧
    回転体の表面抵抗値を109Ω〜1011Ωの範囲とした
    定着装置。
  5. 【請求項5】請求項2,3または4記載の定着装置を備
    えた画像形成装置。
  6. 【請求項6】体積平均粒径が5〜10μmであり、5μ
    m以下のものが60〜80個数%のトナーを含む現像剤
    を用いた画像形成装置。
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