JP2003098438A - 顕微鏡対物レンズ - Google Patents
顕微鏡対物レンズInfo
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- JP2003098438A JP2003098438A JP2001293397A JP2001293397A JP2003098438A JP 2003098438 A JP2003098438 A JP 2003098438A JP 2001293397 A JP2001293397 A JP 2001293397A JP 2001293397 A JP2001293397 A JP 2001293397A JP 2003098438 A JP2003098438 A JP 2003098438A
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- lens group
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高開口数でカバーガラスの厚さの変動に対して
補正範囲の広い中倍率高開口数の顕微鏡対物レンズを提
供する。 【解決手段】物体側に凹面を向けたメニスカス形状の正
屈折力の第1レンズ群G1と、光軸方向に移動可能であ
り、両凸レンズLp1、両凹レンズLn1及び凸レンズ
Lp2を貼り合せた正屈折力の接合レンズを含む複数の
接合レンズを有し、全体で正屈折力の第2レンズ群G2
と、物体側に凸面を向け、両凸レンズLp3及び凹レン
ズLn2を貼り合せたメニスカス形状の屈折力が弱い接
合レンズ単体から成る第3レンズ群G3とを物体側から
順に配置し、Fを全系の焦点距離、r1を最も物体側の
レンズ面の曲率半径、F2を第2レンズ群G2の焦点距
離、F3を第3レンズ群G3の焦点距離としたとき、以
下の条件式を満たす顕微鏡対物レンズ。 0.35<|r1|/F<0.7 F2/F>1.5 |F3|/F>17
補正範囲の広い中倍率高開口数の顕微鏡対物レンズを提
供する。 【解決手段】物体側に凹面を向けたメニスカス形状の正
屈折力の第1レンズ群G1と、光軸方向に移動可能であ
り、両凸レンズLp1、両凹レンズLn1及び凸レンズ
Lp2を貼り合せた正屈折力の接合レンズを含む複数の
接合レンズを有し、全体で正屈折力の第2レンズ群G2
と、物体側に凸面を向け、両凸レンズLp3及び凹レン
ズLn2を貼り合せたメニスカス形状の屈折力が弱い接
合レンズ単体から成る第3レンズ群G3とを物体側から
順に配置し、Fを全系の焦点距離、r1を最も物体側の
レンズ面の曲率半径、F2を第2レンズ群G2の焦点距
離、F3を第3レンズ群G3の焦点距離としたとき、以
下の条件式を満たす顕微鏡対物レンズ。 0.35<|r1|/F<0.7 F2/F>1.5 |F3|/F>17
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は顕微鏡対物レンズ
に関し、特にカバーガラスの厚さのばらつきが原因で発
生する収差変動を補正できる補正環付顕微鏡対物レンズ
に関する。
に関し、特にカバーガラスの厚さのばらつきが原因で発
生する収差変動を補正できる補正環付顕微鏡対物レンズ
に関する。
【0002】
【従来の技術】顕微鏡対物レンズはカバーガラスやガラ
スシャーレ等の厚さは一定であるとして設計されてい
る。したがって、設計値以外のカバーガラスやガラスシ
ャーレを用いて顕微鏡観察した場合、球面収差等が発生
し結像性能が劣化する。
スシャーレ等の厚さは一定であるとして設計されてい
る。したがって、設計値以外のカバーガラスやガラスシ
ャーレを用いて顕微鏡観察した場合、球面収差等が発生
し結像性能が劣化する。
【0003】この結像性能の劣化は、開口数NA(Nu
meric Aperture)が大きくなる程顕著に
なる。
meric Aperture)が大きくなる程顕著に
なる。
【0004】ところで、細胞培養及び遺伝子操作等のバ
イオテクノロジー分野における顕微鏡観察ではガラスシ
ャ−レを用いることが多い。
イオテクノロジー分野における顕微鏡観察ではガラスシ
ャ−レを用いることが多い。
【0005】ガラスシャーレの厚さは1mm程度で一般に
使用されるカバーガラスの厚さ(0.17mm)と比べて厚
い。したがって、球面収差等が発生し結像性能の劣化が
生じ易いため、収差補正範囲が広く、しかも作動距離が
長い顕微鏡対物レンズが必要になる。
使用されるカバーガラスの厚さ(0.17mm)と比べて厚
い。したがって、球面収差等が発生し結像性能の劣化が
生じ易いため、収差補正範囲が広く、しかも作動距離が
長い顕微鏡対物レンズが必要になる。
【0006】これに対し、厚さのばらつきが原因で発生
する収差に応じて顕微鏡対物レンズ内のレンズの間隔を
変えて収差変動を補正する、いわゆる補正環を備える顕
微鏡対物レンズが特開平9−292571号公報や特開
平10−142510号公報等に記載されている。
する収差に応じて顕微鏡対物レンズ内のレンズの間隔を
変えて収差変動を補正する、いわゆる補正環を備える顕
微鏡対物レンズが特開平9−292571号公報や特開
平10−142510号公報等に記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平9−2
92571号公報に記載されている顕微鏡対物レンズの
開口数は0.85と大きいが、カバーガラスの厚さが
0.17mmで補正範囲が0.1mmと小さく、また高
倍率(60×)であるため、視野範囲が狭くなるという
問題がある。
92571号公報に記載されている顕微鏡対物レンズの
開口数は0.85と大きいが、カバーガラスの厚さが
0.17mmで補正範囲が0.1mmと小さく、また高
倍率(60×)であるため、視野範囲が狭くなるという
問題がある。
【0008】一方、特開平10−142510号公報に
記載されている顕微鏡対物レンズのカバーガラスの厚さ
は1.2mmで補正範囲が2mmと大きいが、開口数が
0.55と小さく、高倍率(40×)であるため、やは
り視野範囲が狭くなるという問題がある。
記載されている顕微鏡対物レンズのカバーガラスの厚さ
は1.2mmで補正範囲が2mmと大きいが、開口数が
0.55と小さく、高倍率(40×)であるため、やは
り視野範囲が狭くなるという問題がある。
【0009】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は高開口数でカバーガラスの厚さの
変動に対して補正範囲の広い中倍率高開口数の顕微鏡対
物レンズを提供することである。
たもので、その課題は高開口数でカバーガラスの厚さの
変動に対して補正範囲の広い中倍率高開口数の顕微鏡対
物レンズを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明は、物体側に凹面を向けたメニス
カス形状の正屈折力の第1レンズ群G1と、光軸方向に
移動可能であり、両凸レンズ、両凹レンズ及び凸レンズ
を貼り合せた正屈折力の接合レンズを含む複数の接合レ
ンズを有し、全体で正屈折力の第2レンズ群G2と、物
体側に凸面を向け、両凸レンズ及び凹レンズを貼り合せ
たメニスカス形状の屈折力が弱い接合レンズ単体から成
る第3レンズ群G3とを物体側から順に配置し、Fを全
系の焦点距離、r1を最も物体側のレンズ面の曲率半
径、F2を第2レンズ群G2の焦点距離、F3を第3レ
ンズ群G3の焦点距離としたとき、以下の条件式を満た
すことを特徴とする。
め請求項1記載の発明は、物体側に凹面を向けたメニス
カス形状の正屈折力の第1レンズ群G1と、光軸方向に
移動可能であり、両凸レンズ、両凹レンズ及び凸レンズ
を貼り合せた正屈折力の接合レンズを含む複数の接合レ
ンズを有し、全体で正屈折力の第2レンズ群G2と、物
体側に凸面を向け、両凸レンズ及び凹レンズを貼り合せ
たメニスカス形状の屈折力が弱い接合レンズ単体から成
る第3レンズ群G3とを物体側から順に配置し、Fを全
系の焦点距離、r1を最も物体側のレンズ面の曲率半
径、F2を第2レンズ群G2の焦点距離、F3を第3レ
ンズ群G3の焦点距離としたとき、以下の条件式を満た
すことを特徴とする。
【0011】
0.35<|r1|/F<0.7 (1)
F2/F>1.5 (2)
|F3|/F>17 (3)
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の顕
微鏡対物レンズにおいて、前記第2レンズ群G2に含ま
れる正屈折力の接合レンズを構成する前記両凸レンズ及
び凸レンズのアッベ数をνdp、前記両凹レンズのアッベ
数をνdnとし、第3レンズ群G3の最も物体側の曲率半
径をRC1、最も像側の曲率半径をRC2としたとき、
以下の条件を満たすことを特徴とする。
微鏡対物レンズにおいて、前記第2レンズ群G2に含ま
れる正屈折力の接合レンズを構成する前記両凸レンズ及
び凸レンズのアッベ数をνdp、前記両凹レンズのアッベ
数をνdnとし、第3レンズ群G3の最も物体側の曲率半
径をRC1、最も像側の曲率半径をRC2としたとき、
以下の条件を満たすことを特徴とする。
【0013】
νdp-νdn>35 (4)
0.22<(RC1-RC2)/(RC1+RC2)<0.35 (5)
【0014】
【発明の実施形態】以下、この発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。
に基いて説明する。
【0015】顕微鏡対物レンズは、第1レンズ群G1
と、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3とを物体側
から順に配置してある(図1及び図2参照)。
と、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3とを物体側
から順に配置してある(図1及び図2参照)。
【0016】第1レンズ群G1は物体側に凹面を向けた
メニスカス形状の正屈折力で構成され、この配置により
特に球面収差の発生を最小限に抑えつつ、標本からの発
散光束をある程度収斂気味にすることができる。
メニスカス形状の正屈折力で構成され、この配置により
特に球面収差の発生を最小限に抑えつつ、標本からの発
散光束をある程度収斂気味にすることができる。
【0017】条件式(1)は第1レンズ群G1の最も物
体側の曲率半径を規定する。この条件を外れて小さくな
ると、凹面の作用が強くなり、ペッツバール和が小さく
なり過ぎ、像面湾曲が補正過剰になるだけでなく、発散
作用も強くなるため、高次の球面収差が補正過剰になり
過ぎて、後方のレンズ群による補正が困難になる。
体側の曲率半径を規定する。この条件を外れて小さくな
ると、凹面の作用が強くなり、ペッツバール和が小さく
なり過ぎ、像面湾曲が補正過剰になるだけでなく、発散
作用も強くなるため、高次の球面収差が補正過剰になり
過ぎて、後方のレンズ群による補正が困難になる。
【0018】逆に、この条件を外れて大きくなると、ペ
ッツバール和が大きくなり、像面補正が困難になる。
ッツバール和が大きくなり、像面補正が困難になる。
【0019】第1レンズ群G1によって収斂気味になっ
た発散光束は第2レンズ群G2に入射する。第2レンズ
群G2は、両凸レンズLp1、両凹レンズLn1、凸レ
ンズLp2の順に貼合された正屈折力の3枚接合レンズ
を含んだ複数の接合レンズを有し、標本のカバーガラス
10及び第1レンズ群G1で発生した球面収差や軸上色
収差を補正する。
た発散光束は第2レンズ群G2に入射する。第2レンズ
群G2は、両凸レンズLp1、両凹レンズLn1、凸レ
ンズLp2の順に貼合された正屈折力の3枚接合レンズ
を含んだ複数の接合レンズを有し、標本のカバーガラス
10及び第1レンズ群G1で発生した球面収差や軸上色
収差を補正する。
【0020】第2レンズ群G2は光軸方向に移動可能で
ある。この第2レンズ群G2を光軸方向に移動すること
により、第1レンズ群G1から第2レンズ群G2へ入射
した発散光束の入射する高さhが変化し、球面収差を補
正することができる。
ある。この第2レンズ群G2を光軸方向に移動すること
により、第1レンズ群G1から第2レンズ群G2へ入射
した発散光束の入射する高さhが変化し、球面収差を補
正することができる。
【0021】条件式(2)は第2レンズ群G2の適切な
屈折力の配分を規定している。この条件を外れて小さく
なると、第2レンズ群G2の収斂作用が強くなり過ぎ、
負の球面収差量が生じ、第1レンズ群G1で発生した球
面収差の補正が困難になる。
屈折力の配分を規定している。この条件を外れて小さく
なると、第2レンズ群G2の収斂作用が強くなり過ぎ、
負の球面収差量が生じ、第1レンズ群G1で発生した球
面収差の補正が困難になる。
【0022】条件式(4)は、第2レンズ群G2に含ま
れる正屈折力の3枚接合レンズの各正レンズと負レンズ
のアッベ数の差について適切な範囲を規定している。こ
の条件を外れて小さくなると、軸上色収差の補正が困難
になり、無理に補正しようとすると接合面の曲率半径が
小さくなりすぎて、高次の球面収差の発生を招くことに
なる。
れる正屈折力の3枚接合レンズの各正レンズと負レンズ
のアッベ数の差について適切な範囲を規定している。こ
の条件を外れて小さくなると、軸上色収差の補正が困難
になり、無理に補正しようとすると接合面の曲率半径が
小さくなりすぎて、高次の球面収差の発生を招くことに
なる。
【0023】第2レンズ群G2の正屈折力が大きくなる
と、補正環を操作したときに顕微鏡対物レンズ全系の焦
点距離が変化し、ピントが外れてしまう。
と、補正環を操作したときに顕微鏡対物レンズ全系の焦
点距離が変化し、ピントが外れてしまう。
【0024】第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向
け、両凸レンズLp3、凹レンズLn2の順に貼合され
たメニスカス形状の弱い正又は負の屈折力の接合レンズ
単体から構成され、主に像面及び倍率色収差を補正す
る。
け、両凸レンズLp3、凹レンズLn2の順に貼合され
たメニスカス形状の弱い正又は負の屈折力の接合レンズ
単体から構成され、主に像面及び倍率色収差を補正す
る。
【0025】条件式(3)は第3レンズ群G3の適切な
屈折力の配分を規定している。この条件を外れて小さく
なると、像面湾曲が発生する。
屈折力の配分を規定している。この条件を外れて小さく
なると、像面湾曲が発生する。
【0026】条件式(5)は第3レンズ群G3のメニス
カス形状を規定する。この条件を外れて小さくなると、
メリジオナル像面が負の方向に大きくなり過ぎるととも
に、内向性のコマ収差が発生する。逆に、この条件を外
れて大きくなると、メリジオナル像面が正の方向に大き
くなり過ぎるとともに、外向性のコマ収差が発生する。
カス形状を規定する。この条件を外れて小さくなると、
メリジオナル像面が負の方向に大きくなり過ぎるととも
に、内向性のコマ収差が発生する。逆に、この条件を外
れて大きくなると、メリジオナル像面が正の方向に大き
くなり過ぎるとともに、外向性のコマ収差が発生する。
【0027】
【実施例】図1はこの発明の第1実施例に係る顕微鏡対
物レンズのレンズ構成を示す図、図2はこの発明の第2
実施例に係る顕微鏡対物レンズのレンズ構成を示す図で
ある。
物レンズのレンズ構成を示す図、図2はこの発明の第2
実施例に係る顕微鏡対物レンズのレンズ構成を示す図で
ある。
【0028】(第1実施例)表1に第1実施例の数値例
を示す。この実施例において、riは物体側より順に第i
番目のレンズ面の曲率半径、d0は作動距離、diは物体側
より順に第i番目のレンズの厚さ及び空気間隔、ndiとν
iは各々物体側より順に第i番目のレンズのガラスのd線
(λ=587.56nm)に対する屈折率とアッベ数である。ま
た、βは拡大倍率である。
を示す。この実施例において、riは物体側より順に第i
番目のレンズ面の曲率半径、d0は作動距離、diは物体側
より順に第i番目のレンズの厚さ及び空気間隔、ndiとν
iは各々物体側より順に第i番目のレンズのガラスのd線
(λ=587.56nm)に対する屈折率とアッベ数である。ま
た、βは拡大倍率である。
【0029】
【表1】実施例1
【0030】この実施例におけるカバーガラスの厚さCG
が1.0mm、0.8mm、1.2mmの場合の第2レンズ群G2の移
動による作動距離d0及び空気間隔d4,d12の変化量を以下
の表2に示す(単位mm)。
が1.0mm、0.8mm、1.2mmの場合の第2レンズ群G2の移
動による作動距離d0及び空気間隔d4,d12の変化量を以下
の表2に示す(単位mm)。
【0031】
【表2】
【0032】なお、表2から分るようにこの顕微鏡対物
レンズの補正範囲は0.4mmである。
レンズの補正範囲は0.4mmである。
【0033】図3はカバーガラスの厚さCGが1.0mmの場
合における第1実施例の球面収差を示す収差図、図4は
カバーガラスの厚さCGが0.8mmの場合における第1実施例
の球面収差を示す収差図、図5はカバーガラスの厚さCG
が1.2mmの場合における第1実施例の球面収差を示す収差
図である。
合における第1実施例の球面収差を示す収差図、図4は
カバーガラスの厚さCGが0.8mmの場合における第1実施例
の球面収差を示す収差図、図5はカバーガラスの厚さCG
が1.2mmの場合における第1実施例の球面収差を示す収差
図である。
【0034】図3〜図5において、実線、破線、一点鎖
線及び二点鎖線は、それぞれd線(λ=587.56nm)、C線
(λ=656.28nm)、F線(λ=486.13nm)及びg線(λ=435.84n
m)を示す。また、図3〜図5において、縦軸はNAを示
し、横軸は収差を示す。
線及び二点鎖線は、それぞれd線(λ=587.56nm)、C線
(λ=656.28nm)、F線(λ=486.13nm)及びg線(λ=435.84n
m)を示す。また、図3〜図5において、縦軸はNAを示
し、横軸は収差を示す。
【0035】各収差図から明らかなように、この第1実
施例によれば、厚さの異なるカバーガラスに対して、球
面収差が良好に補正される。また、中倍率(20×)であ
るため、広い視野範囲が得られる。
施例によれば、厚さの異なるカバーガラスに対して、球
面収差が良好に補正される。また、中倍率(20×)であ
るため、広い視野範囲が得られる。
【0036】(第2実施例)次にこの発明の第3実施例
の数値例を表3に示す。各符号は第1実施例と同様であ
るので、その説明を省略する。
の数値例を表3に示す。各符号は第1実施例と同様であ
るので、その説明を省略する。
【0037】
【表3】実施例2
【0038】この実施例におけるカバーガラスの厚さCG
が1.0mm、0.8mm、1.2mmの場合の第2レンズ群G2の移
動による作動距離d0及び空気間隔d3,d12の変化量を以下
の表4に示す(単位mm)。
が1.0mm、0.8mm、1.2mmの場合の第2レンズ群G2の移
動による作動距離d0及び空気間隔d3,d12の変化量を以下
の表4に示す(単位mm)。
【0039】
【表4】
【0040】なお、表4から分るようにこの顕微鏡対物
レンズの補正範囲は0.4mmである。
レンズの補正範囲は0.4mmである。
【0041】図6はカバーガラスの厚さCGが1.0mmの場
合における第2実施例の球面収差を示す収差図、図7は
カバーガラスの厚さCGが0.8mmの場合における第2実施
例の球面収差を示す収差図、図8はカバーガラスの厚さ
CGが1.2mmの場合における第2実施例の球面収差を示す
収差図である。
合における第2実施例の球面収差を示す収差図、図7は
カバーガラスの厚さCGが0.8mmの場合における第2実施
例の球面収差を示す収差図、図8はカバーガラスの厚さ
CGが1.2mmの場合における第2実施例の球面収差を示す
収差図である。
【0042】図6〜図8において、実線、破線、一点鎖
線及び二点鎖線は、それぞれd線(λ=587.56nm)、C線
(λ=656.28nm)、F線(λ=486.13nm)及びg線(λ=435.84n
m)を示す。また、図6〜図8において、縦軸はNAを示
し、横軸は収差を示す。
線及び二点鎖線は、それぞれd線(λ=587.56nm)、C線
(λ=656.28nm)、F線(λ=486.13nm)及びg線(λ=435.84n
m)を示す。また、図6〜図8において、縦軸はNAを示
し、横軸は収差を示す。
【0043】各収差図から明らかなようにこの第2実施
例によれば、厚さの異なるカバーガラスに対して、球面
収差が良好に補正される。また、中倍率(20×)である
ため、広い視野範囲が得られる。
例によれば、厚さの異なるカバーガラスに対して、球面
収差が良好に補正される。また、中倍率(20×)である
ため、広い視野範囲が得られる。
【0044】また、第1実施例及び第2実施例における
条件式(1)〜(5)の数値例を以下の表5に示す。
条件式(1)〜(5)の数値例を以下の表5に示す。
【0045】
【表5】
【0046】更に、本発明の実施例は全て無限遠設計で
あり、以下の表6に示す構成の結像レンズと組合せて使
用される。表6において、diは物体側より順に第i番目
のレンズの厚さ及び空気間隔、ndiとνiは各々物体側よ
り順に第i番目のレンズのガラスのd線(λ=587.56nm)に
対する屈折率とアッベ数である。
あり、以下の表6に示す構成の結像レンズと組合せて使
用される。表6において、diは物体側より順に第i番目
のレンズの厚さ及び空気間隔、ndiとνiは各々物体側よ
り順に第i番目のレンズのガラスのd線(λ=587.56nm)に
対する屈折率とアッベ数である。
【0047】
【表6】
【0048】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
高開口数でカバーガラスの厚さの変動に対して補正範囲
の広い中倍率高開口数の顕微鏡対物レンズを提供するこ
とができる。
高開口数でカバーガラスの厚さの変動に対して補正範囲
の広い中倍率高開口数の顕微鏡対物レンズを提供するこ
とができる。
【図1】図1はこの発明の第1実施例に係る顕微鏡対物
レンズのレンズ構成を示す図である。
レンズのレンズ構成を示す図である。
【図2】図2はこの発明の第2実施例に係る顕微鏡対物
レンズのレンズ構成を示す図である。
レンズのレンズ構成を示す図である。
【図3】図3はカバーガラスの厚さCGが1.0mmの場合に
おける第1実施例の球面収差を示す収差図である。
おける第1実施例の球面収差を示す収差図である。
【図4】図4はカバーガラスの厚さCGが0.8mmの場合に
おける第1実施例の球面収差を示す収差図である。
おける第1実施例の球面収差を示す収差図である。
【図5】図5はカバーガラスの厚さCGが1.2mmの場合に
おける第1実施例の球面収差を示す収差図である。
おける第1実施例の球面収差を示す収差図である。
【図6】図6はカバーガラスの厚さCGが1.0mmの場合に
おける第2実施例の球面収差を示す収差図である。
おける第2実施例の球面収差を示す収差図である。
【図7】図7はカバーガラスの厚さCGが0.8mmの場合に
おける第2実施例の球面収差を示す収差図である。
おける第2実施例の球面収差を示す収差図である。
【図8】図8はカバーガラスの厚さCGが1.2mmの場合に
おける第2実施例の球面収差を示す収差図である。
おける第2実施例の球面収差を示す収差図である。
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
Lp1 両凸レンズ
Lp2 凸レンズ
Lp3 両凸レンズ
Ln1 両凹レンズ
Ln2 凹レンズ
Claims (2)
- 【請求項1】 物体側に凹面を向けたメニスカス形状の
正屈折力の第1レンズ群G1と、光軸方向に移動可能で
あり、両凸レンズ、両凹レンズ及び凸レンズを貼り合せ
た正屈折力の接合レンズを含む複数の接合レンズを有
し、全体で正屈折力の第2レンズ群G2と、物体側に凸
面を向け、両凸レンズ及び凹レンズを貼り合せたメニス
カス形状の屈折力が弱い接合レンズ単体から成る第3レ
ンズ群G3とを物体側から順に配置し、Fを全系の焦点
距離、r1を最も物体側のレンズ面の曲率半径、F2を
第2レンズ群G2の焦点距離、F3を第3レンズ群G3
の焦点距離としたとき、以下の条件式を満たすことを特
徴とする顕微鏡対物レンズ。 0.35<|r1|/F<0.7 F2/F>1.5 |F3|/F>17 - 【請求項2】 前記第2レンズ群G2に含まれる正屈折
力の接合レンズを構成する前記両凸レンズ及び凸レンズ
のアッベ数をνdp、前記両凹レンズのアッベ数をνdnと
し、第3レンズ群G3の最も物体側の曲率半径をRC
1、最も像側の曲率半径をRC2としたとき、以下の条
件を満たすことを特徴とする請求項1記載の顕微鏡対物
レンズ。 νdp-νdn>35 0.22<(RC1-RC2)/(RC1+RC2)<0.35
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|---|---|---|---|
| JP2001293397A JP2003098438A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 顕微鏡対物レンズ |
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| JP2001293397A JP2003098438A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 顕微鏡対物レンズ |
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Family Applications (1)
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| JP2001293397A Withdrawn JP2003098438A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 顕微鏡対物レンズ |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2001
- 2001-09-26 JP JP2001293397A patent/JP2003098438A/ja not_active Withdrawn
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