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JP2003096388A - 水性塗料用樹脂組成物 - Google Patents

水性塗料用樹脂組成物

Info

Publication number
JP2003096388A
JP2003096388A JP2001293594A JP2001293594A JP2003096388A JP 2003096388 A JP2003096388 A JP 2003096388A JP 2001293594 A JP2001293594 A JP 2001293594A JP 2001293594 A JP2001293594 A JP 2001293594A JP 2003096388 A JP2003096388 A JP 2003096388A
Authority
JP
Japan
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group
ethylenically unsaturated
compound
unsaturated monomer
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001293594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yushichi Ishihara
有七 石原
Masami Sugishima
正見 杉島
Nobushige Numa
伸茂 奴間
Mitsutaka Hasegawa
三高 長谷川
Hiroshi Inukai
宏 犬飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Toagosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd, Toagosei Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP2001293594A priority Critical patent/JP2003096388A/ja
Priority to EP02011633A priority patent/EP1300429A1/en
Priority to US10/156,793 priority patent/US6706818B2/en
Publication of JP2003096388A publication Critical patent/JP2003096388A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D175/00Coating compositions based on polyureas or polyurethanes; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D175/04Polyurethanes
    • C09D175/14Polyurethanes having carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C09D175/16Polyurethanes having carbon-to-carbon unsaturated bonds having terminal carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F290/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers modified by introduction of aliphatic unsaturated end or side groups
    • C08F290/02Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers modified by introduction of aliphatic unsaturated end or side groups on to polymers modified by introduction of unsaturated end groups
    • C08F290/06Polymers provided for in subclass C08G
    • C08F290/067Polyurethanes; Polyureas
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/67Unsaturated compounds having active hydrogen
    • C08G18/671Unsaturated compounds having only one group containing active hydrogen
    • C08G18/672Esters of acrylic or alkyl acrylic acid having only one group containing active hydrogen

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗装環境に関らず容易に硬化しうる一液型の
水性塗料用樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】 ジイソシアネート化合物(a)とグリコ
ール化合物(b)とカルボキシル基を有するグリコール
化合物(c)とヒドロキシル基を有するエチレン性不飽
和単量体(d)の反応により得られる不飽和基含有ウレ
タンプレポリマー(A)を、マレイミド基を有するエチ
レン性不飽和単量体(e)、カルボニル基を有するエチ
レン性不飽和単量体(f)及びその他のエチレン性不飽
和単量体(g)と共重合して得られる共重合体(I);
ならびにヒドラジド基、セミカルバジド基及びヒドラゾ
ン基から選ばれる同じもしくは異なる官能基を1分子あ
たり2個以上有する化合物(II)を含有することを特徴
とする水性塗料用樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗装環境に関わらず容易
に硬化しうる一液型の水性塗料用樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の内・外装等の用途に用い
られる水性常乾一液型塗料には、主にアクリル系共重合
体水分散液が使用されている。アクリル系共重合体水分
散液を含む塗料は、耐候性や硬度に優れた塗膜を形成す
るが、耐水性や耐汚染性等に難点がある。一方、市場で
は、塗膜弾性や強靭性等に優れた塗料に対するニーズが
高まっており、水性塗料にウレタン樹脂を用いることが
検討されつつある。これまでウレタン機能を付与した水
性塗料として、例えば、特開平10−259356号公
報、特開平11−5002号公報には、水性カルボニル
基含有ポリウレタン樹脂及びヒドラジド化合物を含む水
性塗料用樹脂組成物が開示されている。該組成物は、塗
装作業性に問題がなく、耐水性、耐候性、低温物性に優
れた塗膜を形成するが、塗装環境によっては十分に架橋
反応が進行しないという欠点がある。例えば、気温が低
い時のような、水分の蒸発が著しく遅い環境での塗装に
おいて、塗装後の初期段階における耐水性(初期耐水
性)が不十分であるという問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、従来の水
性ウレタン樹脂を含む水性常乾一液型塗料組成物がもつ
上記の如き問題を解決すべく鋭意検討を行った結果、今
回、不飽和基含有ウレタンプレポリマーとマレイミド基
を有するエチレン性不飽和単量体及び架橋性カルボニル
基を有するエチレン性不飽和単量体との共重合体、及び
ヒドラジド化合物を含む樹脂組成物が、塗装環境によら
ず塗装後の初期段階においても耐水性や硬化性等に優れ
た塗膜を形成しうることを見出し、本発明を完成するに
至った。
【0004】かくして、本発明は、ジイソシアネート化
合物(a)とグリコール化合物(b)とカルボキシル基
を有するグリコール化合物(c)とヒドロキシル基を有
するエチレン性不飽和単量体(d)の反応により得られ
る不飽和基含有ウレタンプレポリマー(A)を、マレイ
ミド基を有するエチレン性不飽和単量体(e)、カルボ
ニル基を有するエチレン性不飽和単量体(f)及びその
他のエチレン性不飽和単量体(g)と共重合して得られ
る共重合体(I);ならびにヒドラジド基、セミカルバ
ジド基及びヒドラゾン基から選ばれる同じもしくは異な
る官能基を1分子あたり2個以上有する化合物(II)を
含有することを特徴とする水性塗料用樹脂組成物を提供
するものである。以下、本発明の水性塗料組成物につい
てさらに詳細に説明する。なお、本明細書においては、
アクリロイル基又はメタクリロイル基を(メタ)アクリ
ロイル基と表し、アクリレート又はメタクリレートを
(メタ)アクリレートと表し、アクリル酸又はメタクリ
ル酸を(メタ)アクリル酸と表し、アクロレイン又はメ
タクリロレインを(メタ)アクロレインと表し、アクリ
ルアミド又はメタクリルアミドを(メタ)アクリルアミ
ドと表し、アリル基又はメタリル基を(メタ)アリル基
と表す。
【0005】
【発明の実施の形態】共重合体(I) 本発明の水性塗料用樹脂組成物に用いられる共重合体
(I)は、ジイソシアネート化合物(a)とグリコール
化合物(b)とカルボキシル基を有するグリコール化合
物(c)とヒドロキシル基を有するエチレン性不飽和単
量体(d)の反応により得られる不飽和基含有ウレタン
プレポリマー(A)を、さらにマレイミド基を有するエ
チレン性不飽和単量体(e)、カルボニル基を有するエ
チレン性不飽和単量体(f)およびその他のエチレン性
不飽和単量体(g)と共重合することにより得られるも
のである。
【0006】該不飽和基含有ウレタンプレポリマー
(A)の製造に使用されるジイソシアネート化合物
(a)には、1分子中に2個のイソシアネート基を有す
る脂肪族系、脂環式系、芳香族系などの化合物が包含さ
れ、具体的には、例えば、2,4−トリレンジイソシア
ネート、2,6−トリレンジイソシアネート、4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアネート、m−フェニレン
ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、テト
ラメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチル
ヘキサンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、リジンジイソシアネート、1,4−シクロヘキ
シレンジイソシアネート、4,4′−ジシクロヘキシル
メタンジイソシアネート、3,3′−ジメチル−4,
4′−ビフェニレンジイソシアネート、3,3′−ジメ
トキシ−4,4′−ビフェニレンジイソシアネート、
3,3′−ジクロロ−4,4′−ビフェニレンジイソシ
アネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、1,
5−テトラヒドロナフタレンジイソシアネート、イソホ
ロンジイソシアネートなどが挙げられ、これらの中で
も、特に、テトラメチレンジイソシアネート、2,2,
4−トリメチルヘキサンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、リジンジイソシアネートなどの
脂肪族ジイソシアネート及び1,4−シクロヘキシレン
ジイソシアネート、4,4′−ジシクロヘキシルメタン
ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートなどの
脂環式ジイソシアネートが好適である。
【0007】グリコール化合物(b)としては、低分子
量グリコール類、高分子量グリコール類、ポリエステル
ポリオール類、ポリカーボネートポリオール類等が挙げ
られ、これらはそれぞれ単独に用いてもよく、また、2
種以上混合して使用してもよい。
【0008】上記低分子量グリコール類としては、例え
ば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、テトラメチレングリコー
ル、ヘキサメチレングリコール、デカメチレングリコー
ル、オクタンジオール、トリシクロデカンジメチロー
ル、水添ビスフェノールA、シクロヘキサンジメタノー
ル、1,6ヘキサンジオール等が挙げられ、また、高分
子量グリコール類としては、例えば、ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール等があげられる。
【0009】ポリエステルポリオール類としては、グリ
コール成分とジカルボン酸成分を反応させたものがあげ
られ、エステル化反応、エステル交換反応等それ自体既
知の方法で容易に製造することができる。また、ε−カ
プロラクトン等の環状エステル化合物の開環反応によっ
て得られるポリエステルジオールおよびこれらの共縮合
ポリエステルも該ポリエステルポリオール類に包含され
る。
【0010】上記カルボキシル基を有するグリコール化
合物(c)としては、例えば、2,2−ジメチロールプ
ロピオン酸、2,2−ジメチロール酪酸、2,2−ジメ
チロール吉草酸およびこれを縮合したポリエステルポリ
オール又はポリエーテルポリオールが挙げられる。ま
た、該カルボキシル基を含有するグリコール化合物
(f)は、12−ヒドロキシステアリン酸、パラオキシ
安息香酸、サリチル酸などのヒドロキシカルボン酸と併
用してもよい。
【0011】ヒドロキシル基含有エチレン性不飽和単量
体(d)は、ポリウレタン樹脂骨格に不飽和基を導入す
るために使用されるものであり、例えば、ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレ
ート、ポリエチレングリコール−モノ(メタ)アクリレ
ート、ポリエチレングリコール−モノ(メタ)アクリレ
ート、ポリプロピレングリコール−モノ(メタ)アクリ
レート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートのε−
カプロラクトン重付加物、ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレートのβ−メチル−δ−バレロラクトン重付加
物、グリセロールモノ(メタ)アクリレート、グリセロ
ールジ(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリレー
ト類;アリルアルコール、グリセロールモノアリルエー
テル、グリセロールジアリルエーテルなどのアリル化合
物;これらの炭素数2〜4のアルキレンオキシド付加物
(アルキレンオキシドの付加モル数は、通常0〜30モ
ル、好ましくは20〜30モルである)等が挙げられ
る。
【0012】不飽和基含有ウレタンプレポリマー(A)
の合成において、ジイソシアネート化合物(a)、グリ
コール化合物(b)、カルボキシル基を有するグリコー
ル化合物(c)及びヒドロキシル基含有エチレン性不飽
和単量体(d)に加えて、過剰のイソシアネート基を封
鎖し、不飽和基の濃度を調整する目的で、必要に応じて
1価アルコールを併用してもよい。これら(a)、
(b)、(c)及び(d)成分の使用割合は厳密に制限
されるものではないが、これら成分中のイソシアネート
基と水酸基との当量比が一般に1:1〜1:1.5、好
ましくは1:1〜1:1.3の範囲内となるような割合
で反応させることができる。このうちヒドロキシル基含
有エチレン性不飽和単量体(d)はイソシアネート基1
当量に対し一般に0.01〜1当量、特に0.02〜
0.8当量の範囲内で使用することが好ましい。
【0013】上記不飽和基含有ウレタンプレポリマー
(A)は、例えば、以上に述べたジイソシアネート化合
物(a)、グリコール化合物(b)、カルボキシル基を
有するグリコール化合物(c)及びヒドロキシル基含有
エチレン性不飽和単量体(d)を一度に反応させること
により、或いは多段階で、例えば、まず、ジイソシアネ
ート化合物(a)とグリコール化合物(b)の一部とカ
ルボキシル基含有グリコール化合物(c)とを反応させ
てイソシアネート末端でプレポリマーを合成した後、グ
リコール化合物(b)の残りとヒドロキシル基含有エチ
レン性不飽和単量体(d)を反応させる方法などにより
製造することができる。反応は通常40〜180℃、好
ましくは60〜130℃の温度で行われる。
【0014】上記の反応は、例えば、ジオキサン、アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
N−メチルピロリドン、テトラヒドロフラン、テキサノ
ールイソブチルエーテル等のイソシアネート基に不活性
でかつ水との親和性の大きい有機溶剤中で行なうことが
望ましい。
【0015】また、上記の反応を促進させるために、通
常のウレタン化反応において使用されるように、トリエ
チルアミン、N−エチルモルホリン、トリエチレンジア
ミンなどのアミン系触媒や、ジブチル錫ジラウレート、
ジオクチル錫ジラウレートなどの錫系触媒を用いてもよ
く、さらに、エチレン性不飽和化合物がウレタン化反応
中に重合するのを防止するため、ハイドロキノン、ハイ
ドロキノンモノメチルエーテル、p−ベンゾキノン等の
重合禁止剤を使用することができる。
【0016】かくして製造される不飽和基含有ウレタン
プレポリマー(A)は、一般に、樹脂固形分当り10〜
200mgKOH/g、特に、10〜150mgKOH
/gの範囲内と酸価を有することが好ましい。
【0017】上記不飽和基含有ウレタンプレポリマー
(A)は、さらに、マレイミド基を有するエチレン性不
飽和単量体(e)、カルボニル基を有するエチレン性不
飽和単量体(f)及び他のエチレン性不飽和単量体
(g)と共重合させ、共重合体(I)を製造する。
【0018】上記マレイミド基を有するエチレン性不飽
和単量体(e)は、自然光の照射により、光2量化して
本発明の樹脂組成物から形成される塗膜を3次元架橋さ
せるためのマレイミド基を共重合体(I)に導入するた
めに使用されるものである。
【0019】かかるマレイミド基を有するエチレン性不
飽和単量体(e)には、エチレン性不飽和基と、下記式
(1)で表される環状イミド基を有する化合物(以下、
単に「イミド化合物」という。)が包含される。
【0020】
【化1】
【0021】式中、R1及びR2は、それぞれ独立に水素
原子又はアルキル基であり、或いはR1とR2それらが結
合している炭素原子と一緒になって炭素環を形成する基
である。
【0022】上記イミド化合物におけるエチレン性不飽
和基としては、例えば、ビニル、アリル、(メタ)アク
リロイル基等が挙げられ、特に(メタ)アクリロイル基
が好ましい。
【0023】また、上記式(1)におけるR1及びR2
しては、イミド化合物同士の重合性や他の不飽和単量体
との共重合性との観点から、それぞれ独立してアルキル
基、好ましくは炭素数4以下のアルキル基であるか、又
は一緒になって炭素環を形成する基、例えば、基−CH
2CH2CH2−、−CH2CH2CH2CH2−等、好まし
くは−CH2CH2CH2CH2−である。
【0024】しかして、イミド化合物として、具体的に
は、例えば、下記式(2)で表されるイミド(メタ)アク
リレートが挙げられる。
【0025】
【化2】
【0026】式中、R1及びR2は前記と同義であり、R
3はアルキレン基、好ましくは炭素数1〜6のアルキレ
ン基、より好ましくはエチレン又はプロピレン基であ
り、R 4は水素原子又はメチル基であり、nは1〜6の
整数であり、好ましくは1又は2でありより、好ましく
は1である。
【0027】上記イミド(メタ)アクリレートとして
は、好ましくは、下記式(3)及び(4)で表される化
合物を挙げることができる。
【0028】
【化3】
【0029】
【化4】
【0030】式中、R4及びR5はそれぞれ独立に水素原
子又はメチル基であり、R6及びR7はそれぞれ独立に炭
素数4以下のアルキル基であり、nは1〜6の整数であ
る。
【0031】イミド(メタ)アクリレートは、それ自体
既知の化合物であり、例えば、加藤清ら、有機合成化学
協会誌,30(10),897,(1972);Javier
deAbajo et.al,Polymer,vol33(5),
1090,(1992);特開昭56−53119号公
報、特開平1−242569号公報等に記載されている
方法により、酸無水物、アミノアルコール及び(メタ)
アクリル酸から製造することができる。
【0032】カルボニル基を有するエチレン性不飽和単
量体(f)としては、アルデヒド基とケト基から選ばれ
るカルボニル基を1分子中に少なくとも1個有する重合
可能な二重結合を含有する単量体が好適であり、例え
ば、(メタ)アクロレイン、アセトアセトキシエチル
(メタ)アクリレート、ダイアセトン(メタ)アクリル
アミド等が挙げられる。これらの中でも、入手が容易で
後述の化合物(III)との反応性に優れる等の理由か
ら、ダイアセトン(メタ)アクリルアミドが好ましい。
【0033】他方、上記不飽和基含有ウレタンプレポリ
マー(A)、マレイミド基を有するエチレン性不飽和単
量体(e)及びカルボニル基を有するエチレン性不飽和
単量体(f)と共重合されるその他のエチレン性不飽和
単量体(g)としては、例えば、メチル(メタ)アクリ
レート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メ
タ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、
イソブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)ア
クリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチ
ルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)ア
クリレート及びステアリル(メタ)アクリレート等のア
ルキル(メタ)アクリレート;シクロヘキシル(メタ)
アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート等の
脂環式(メタ)アクリレート;ベンジル(メタ)アクリ
レート等のアラルキル(メタ)アクリレート;2−メト
キシエチル(メタ)アクリレート及び2−エトキシエチ
ル(メタ)アクリレート等のアルコキシアルキル(メ
タ)アクリレート;ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のヒ
ドロキシアルキル(メタ)アクリレート;パーフルオロ
アルキル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)ア
クリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)ア
クリレート、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリルア
ミド、(メタ)アクリロニトリル、酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル等のビニルエステル化合物;スチレン、α
−メチルスチレン等のビニル芳香族化合物;ビニルトリ
メトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−メタ
クリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メ
タクリロイルオキシプロピルトリエトキシシラン等のア
ルコキシシリル基を有するエチレン性不飽和単量体等が
挙げられる。これらの中で、共重合性、塗膜物性、粒子
安定性等の面から好ましい単量体として、スチレン、炭
素数が1〜8のアルキル基を有するアルキル(メタ)ア
クリレート、(メタ)アクリル酸、炭素数が2〜3のア
ルキレン基を有するヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
レート、アクリルアミド等が挙げられる。
【0034】共重合体(I)は、例えば、一般的な乳化
重合法に従い、上記不飽和基含有ウレタンプレポリマー
(A)を、水及び乳化剤としての界面活性剤の存在下
に、マレイミド基を有するエチレン性不飽和単量体
(e)、カルボニル基を有するエチレン性不飽和単量体
(f)及びその他のエチレン性不飽和単量体(g)と共
重合することにより容易に製造することができる。
【0035】上記の乳化重合に際し不飽和基含有ウレタ
ンプレポリマー(A)、マレイミド基を有するエチレン
性不飽和単量体(e)、カルボニル基を有するエチレン
性不飽和単量体(f)及びその他のエチレン性不飽和単
量体(g)の各成分は、これら(A)、(e)、
(f)、(g)成分の合計量を基準にして、一般に、不
飽和基含有ウレタンプレポリマー(A)が2〜40重量
%、好ましくは4〜35重量%、マレイミド基を有する
エチレン性不飽和単量体(e)が1〜30重量%、好ま
しくは4〜20重量%、カルボニル基を有するエチレン
性不飽和単量体(f)1〜30重量%、好ましくは2〜
25重量%、そしてその他のエチレン性不飽和単量体
(g)0〜96重量%、好ましくは20〜90重量%の
範囲内となるような割合で使用することができる。
【0036】不飽和基含有ウレタンプレポリマー(A)
の使用割合が2重量%未満では、低温での塗膜物性が低
下し、他方40重量%を越えると、得られる塗膜の耐候
性等の物性に悪影響を及ぼす可能性があり、また、マレ
イミド基を有するエチレン性不飽和単量体(e)の使用
割合が1重量%未満では、光硬化による架橋が不十分と
なり、水分の蒸発が遅い環境において、被膜の耐水性等
が劣ることがあり、他方30重量%を超えると、架橋密
度が高くなりすぎて被膜が脆くなることがある。さら
に、カルボニル基を有するエチレン性不飽和単量体
(f)の使用量が1重量%未満では、塗膜の硬度、耐水
性、耐汚染性が低下する傾向があり、他方30重量%を
越えると、塗料の貯蔵安定性が低下する可能性がある。
【0037】乳化剤としては、アニオン性界面活性剤が
好適であり、特に、ポリオキシアルキレン基を主鎖と
し、一端に疎水基を有し且つ他端にイオン解離性基を有
する界面活性剤が好適である。そのような界面活性剤の
市販品として、例えば、「NEWCOL 560SN」、
「NEWCOL 560SF」、「NEWCOL 707S
F」、「NEWCOL 861SE」、「NEWCOL 13
05SN」、(以上、日本乳化剤(株)社製)、「ハイテ
ノール」シリーズ(第一工業製薬(株)社製)、「エマー
ルNC−35」、「レベノールWZ」(以上花王(株)社
製)等が挙げられる。
【0038】このような界面活性剤を乳化剤として用い
ると、形成される共重合体粒子のポリマー相と水中のア
ニオンとの間に親水性のポリオキシアルキレン鎖部分が
配位し、乳化共重合体の貯蔵中における粒子表面での架
橋の促進を妨げることができる。また、本発明において
は、上記不飽和基含有ウレタンプレポリマー(A)が乳
化能を有するために、これにより通常の上記した乳化剤
(界面活性剤)量を減らすことができる。
【0039】不飽和基含有ウレタンプレポリマー
(A)、マレイミド基を有するエチレン性不飽和単量体
(e)、カルボニル基を有するエチレン性不飽和単量体
(f)及びその他のエチレン性不飽和単量体(g)の乳
化重合は、例えば、上記成分(A)を中和し、これに成
分(e)、(f)及び(g)の混合物を加えて上記の如
き界面活性剤を用いてまず水性乳濁液とし、その水性乳
濁液を重合開始剤を含む水性媒体中に添加しつつ、加熱
攪拌する方法により行うことができる。
【0040】ウレタンプレポリマー(A)の中和のため
に使用される中和剤としては、カルボキシル基を中和す
ることができるものであれば特に制限はなく、例えば、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリメチルアミ
ン、ジメチルアミノエタノール、2−メチル−2−アミ
ノプロパノール、トリエチルアミン、アンモニア等が挙
げられる。中和剤は、あらかじめウレタンプレポリマー
に加えてカルボキシル基を中和してもよく又は分散媒で
ある水に加えておき分散と同時に中和してもよい。その
使用量はカルボキシル基1当量に対して、通常0.5〜
2.0当量、特に0.7〜1.3当量となるような割合
が好ましい。
【0041】重合開始剤としては、例えば、アゾイソバ
レロニトリルのようなアゾ系開始剤、過硫酸アンモニウ
ム、過硫酸カリウム、t−ブチルハイドロパーオキシド
等の過硫化物等を用いることができ、重合温度を下げる
目的でホルムアルデヒドスルホキシル酸ナトリウム等の
還元剤を用いることもできる。
【0042】本発明において、共重合体(I)は、前述
の不飽和基含有ウレタンプレポリマー(A)を、水及び
乳化剤の存在下で、マレイミド基を有するエチレン性不
飽和単量体(e)、カルボニル基を有するエチレン性不
飽和単量体(f)及びその他のエチレン性不飽和単量体
(g)を多段階で乳化重合して製造することが望まし
い。
【0043】多段階の乳化重合法としては、例えば、ま
ず、内層成分を形成する不飽和単量体混合物を、乳化剤
の存在下で重合開始剤を使用して第1段階の乳化重合を
行い重合体水分散液を得た後、該水分散液中に、外層成
分を形成する不飽和単量体混合物及び不飽和基含有ウレ
タンプレポリマー(A)を乳化剤及び重合開始剤を使用
して第2段階以降の乳化重合を順次同様に行う方法が挙
げられ、それにより複層構造を有する乳化重合体の粒子
水分散液を得ることができる。
【0044】このとき、多段階の乳化重合工程のうち少
なくとも1段以上の重合において、架橋成分であるマレ
イミド基を有するエチレン性不飽和単量体(e)及びカ
ルボニル基を有するエチレン性不飽和単量体(f)を使
用することが必須であり、多段階の工程で使用される単
量体(e)、(f)、(g)の合計重量に対して、マレ
イミド基を有するエチレン性不飽和単量体(e)は1〜
40重量%、好ましくは4〜35重量%、及びカルボニ
ル基を有するエチレン性不飽和単量体(f)は1〜30
重量%、好ましくは4〜35重量%の範囲内で使用する
ことが好ましい。特に、最後の段の重合において、その
段で使用される単量体(e)、(f)、(g)の合計重
量に対して、マレイミド基を有するエチレン性不飽和単
量体(e)が5〜40重量%、好ましくは10〜35重
量%、及びカルボニル基を有するエチレン性不飽和単量
体(f)が5〜30重量%、好ましくは10〜25重量
%を占めるように用いることが好適である。
【0045】不飽和基含有ウレタンプレポリマー(A)
は、多段階の工程のうち、いずれの段階の乳化重合でも
使用可能であるが、粒子の安定性等の点から、また、低
温物性等のウレタンの効果を効果的に発揮させるため
に、最後の段階の乳化重合で配合することが好ましい。
また、該不飽和基含有ウレタンプレポリマー(A)を使
用する段階の乳化重合では、その段で配合される不飽和
基含有ウレタンプレポリマー(A)及び不飽和単量体の
合計重量に対して、該不飽和単量体成分を5重量%以
上、好ましくは10重量%以上含むことが好ましい。
【0046】かくして得られる共重合体は、そのエマル
ジョン粒子が複層構造を有し、且つその内の少なくとも
1層がウレタングラフト共重合体層を形成している。ま
た、上記の多段重合によれば、エマルジョン粒子に要求
される目的に応じて重合成分を自由に選択することがで
き、さらに、ウレタン成分を含みながらエマルジョン全
体を高固形分化することが可能である。化合物(II) 本発明組成物は、共重合体(I)及び必要に応じて添加
される後述のカルボニル基含有共重合体(III)に含ま
れるカルボニル基に反応する架橋剤として、ヒドラジド
基、セミカルバジド基及びヒドラゾン基から選ばれる同
じもしくは異なる官能基を1分子あたり2個以上有する
化合物(II)を含有する。
【0047】ヒドラジド基を1分子当たり2個以上有す
る化合物(II−1)としては、例えば、蓚酸ジヒドラジ
ド、マロン酸ジヒドラジド、こはく酸ジヒドラジド、グ
ルタル酸ジヒドラジド、アジピン酸ジヒドラジド、セバ
シン酸ジヒドラジドなどの炭素数2〜18の飽和脂肪族
カルボン酸のジヒドラジド;マレイン酸ジヒドラジド、
フマル酸ジヒドラジド、イタコン酸ジヒドラジドなどの
モノオレフィン性不飽和ジカルボン酸のジヒドラジド;
フタル酸、テレフタル酸又はイソフタル酸ジヒドラジ
ド;ピロメリット酸のジヒドラジド、トリヒドラジド又
はテトラヒドラジド;ニトリロトリ酢酸トリヒドラジ
ド、クエン酸トリヒドラジド、1,2,4−ベンゼント
リヒドラジド;エチレンジアミンテトラ酢酸テトラヒド
ラジド;1,4,5,8−ナフトエ酸テトラヒドラジ
ド;カルボン酸低級アルキルエステル基を有する低重合
体をヒドラジン又はヒドラジン水化物(ヒドラジンヒド
ラ−ド)と反応させてなるポリヒドラジド(特公昭52
−22878号公報参照)などが挙げられる。
【0048】上記ヒドラジド化合物は、疎水性が強すぎ
ると水分散化が困難となり、均一な架橋塗膜が得られな
くなる可能性があるので、適度な親水性を有する比較的
低分子量の化合物を使用することが好適であり、上記例
示中では、例えば、アジピン酸ジヒドラジド、こはく酸
ジヒドラジドなどのジカルボン酸のジヒドラジドが好適
である。
【0049】セミカルバジド基を1分子当たり2個以上
有する化合物(II−2)としては、例えば、炭酸ジヒド
ラジド、ビスセミカルバジド;ヘキサメチレンジイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネート等のジイソシア
ネート及びそれにより誘導されるポリイソシアネート化
合物にN,N−ジメチルヒドラジン等のN,N−置換ヒ
ドラジンや上記例示のヒドラジドを過剰に反応させて得
られる多官能セミカルバジド;該ポリイソシアネート化
合物とポリエーテルポリオール類やポリエチレングリコ
ールモノアルキルエーテル類等の親水性基を含む活性水
素化合物との反応物中のイソシアネート基に上記例示の
ジヒドラジドを過剰に反応させて得られる水系多官能セ
ミカルバジド;該多官能セミカルバジドと水系多官能セ
ミカルバジドとの混合物(例えば特開平8−15135
8号公報、特開平8−283377号公報、特開平8−
245878号公報参照)等が挙げられる。
【0050】ヒドラゾン基を1分子当たり2個以上有す
る化合物(II−3)としては、例えばビスアセチルジヒド
ラゾンが好適に使用できる。
【0051】以上に述べた化合物(II−1)、(II−
2)及び(II−3)は、それぞれ単独で使用することが
でき、又は2種もしくはそれ以上組み合わせて使用して
もよい。水性塗料用樹脂組成物 本発明の水性塗料用樹脂組成物は、以上に述べた共重合
体(I)及び化合物(II)を必須成分として含有し、こ
れらを水性媒体中に溶解ないし分散させてなるものであ
る。
【0052】本発明の水性塗料用樹脂組成物は、上記共
重合体(I)をビヒクル成分として含むものであるが、
組成物全体の固形分を向上させ且つ耐候性を向上させる
等目的で、さらに、カルボニル基含有共重合体(III)
を含有させることが望ましい。
【0053】カルボニル基含有共重合体(III)は、例
えば、カルボニル基を有するエチレン性不飽和単量体
(h)を含む単量体混合物を共重合して得られるものを
使用することができる。
【0054】カルボニル基を有するエチレン性不飽和単
量体(h)としては、前記共重合体(I)の製造の際に
用いるカルボニル基を有するエチレン性不飽和単量体
(f)と同様のものを使用することができる。
【0055】カルボニル基を有するエチレン性不飽和単
量体(h)に共重合されるその他のエチレン性不飽和単
量体としては、前記共重合体(I)の製造の際に用いる
その他のエチレン性不飽和単量体(g)と同様のものを
使用することができ、これらの中でも、共重合性、塗膜
物性、粒子安定性等の面から好ましい単量体としては、
スチレン、炭素数が1〜8のアルキル基を有するアルキ
ル(メタ)アクリレート、炭素数2〜3のアルキレン基
を有するヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、
(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリルアミド等が挙げ
られる。
【0056】共重合体(III)は、例えば、一般的な乳
化重合法に従い、乳化剤としての界面活性剤の存在下
に、上記カルボニル基を有するエチレン性不飽和単量体
(h)をその他のエチレン性不飽和単量体と共重合する
ことにより容易に製造することができる。
【0057】上記の乳化重合に際して、カルボニル基を
有するエチレン性不飽和単量体(h)は、単量体の合計
量を基準にして、一般に0.5〜50重量%、好ましく
は5〜30重量%の範囲内で使用することができる。
【0058】本発明において、共重合体(I)とカルボ
ニル基含有共重合体(III)は、共重合体(I)/カル
ボニル基含有共重合体(III)の固形分重量比で、一般
に99/1〜10/90、好ましくは90/10〜20
/80の範囲内で使用することができる。
【0059】また、共重合体(I)として多段階の乳化
重合で得られる共重合体を使用する場合には、共重合体
(I)とカルボニル基含有共重合体(III)は、共重合
体(I)/カルボニル基含有共重合体(III)の固形分
重量比で、一般に100/0〜15/85、好ましくは
100/0〜20/80の範囲内で使用することができ
る。さらに、本発明の樹脂組成物には、単層仕上げ又は
複層仕上げの上塗り塗料に使用した時の塗膜の耐汚染性
をさらに向上せしめるために、必要に応じて、オルガノ
シリケート化合物を含ませることができる。そのような
目的で使用しうるオルガノシリケート化合物としては、
例えば下記式(5)で表される化合物等を挙げることが
できる。
【0060】
【化5】
【0061】式中、R8は同一もしくは異なり、水素原
子又は炭素数1〜10の1価の炭化水素基である。
【0062】上記の炭化水素基としては、例えば、メチ
ル、エチル、n−プロピル、イソ−プロピル、n−ブチ
ル、イソ−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、イソ−
ペンチル、n−ヘキシル、イソ−ヘキシル、n−オクチ
ルなどのアルキル基や、フェニルなどのアリール基が好
適である。
【0063】しかして、上記式(5)のオルガノシリケ
ート化合物の具体例としては、例えば、テトラヒドロキ
シシラン、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラ
ン、テトラプロポキシシラン、テトラブトキシシラン、
テトラフェノキシシラン、ジメトキシジエトキシシラン
などが挙げられる。これらはそれぞれ単独で又は2種以
上組み合わせて用いることができる。
【0064】また、上記オルガノシリケ−ト化合物同士
の分岐状もしくは直鎖状の縮合物も使用することがで
き、その縮合度は通常2〜100の範囲内が適当であ
る。
【0065】さらに、水に対する溶解性が良好であると
いう理由から、オルガノシリケート化合物として、上記
のオルガノシリケ−ト化合物及び/又はその縮合物中の
アルコキシ基又は水酸基にポリアルキレングリコ−ル系
化合物を一部反応させた変性オルガノシリケ−ト化合物
が特に好適に使用できる。
【0066】変性剤としてのポリアルキレングリコ−ル
系化合物としては、下記一般式(6)で表されるものが
挙げられる。
【0067】R9O−(R10O)n−H (6) 式中、R9は水素原子、アルキル基又はアリ−ル基であ
り、R10は炭素数2〜4のアルキレン基であり、nは2
〜60である、そのような化合物としては、具体的に
は、例えば、ポリエチレングリコ−ル、ポリプロピレン
グリコ−ル、ポリテトラメチレングリコ−ルなどのポリ
アルキレングリコ−ル;メトキシポリエチレングリコ−
ル、エトキシポリエチレングリコ−ル、エトキシポリプ
ロピレングリコ−ル、エトキシポリブチレングリコ−ル
などのアルコキシポリアルキレングリコ−ル;ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエ−テル、ポリオキシエチレ
ンオクチルフェニルエ−テルなどのポリオキシアルキレ
ンアルキルフェニルエ−テル等が挙げられ、特にポリエ
チレングリコ−ル、ポリオキシエチレンノニルフェニル
エ−テルが好適である。
【0068】本発明の樹脂組成物における上記オルガノ
シリケ−ト化合物の含有量は、樹脂固形分100重量部
あたり一般に0.1〜50重量部、好ましくは1〜20
重量部の範囲内とすることができる。本発明の水性塗料
用樹脂組成物においては、共重合体(I)における光硬
化を促進するために、場合により、アルキレングリコー
ルジ(メタ)アクリレートやポリアルキレングリコールポ
リ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレー
ト、ポリエステル(メタ)アクリレート等の2個以上の
(メタ)アクリロイル基を有する化合物を含ませること
ができる。
【0069】また、さらに必要に応じて、着色顔料、体
質顔料、界面活性剤、分散剤、消泡剤、増粘剤、造膜助
剤、防腐剤、凍結防止剤などを配合することができる。
【0070】本発明の樹脂組成物が顔料を含む場合、顔
料をの含有量は、該樹脂組成物の光硬化を実質的に妨げ
ず且つエナメル塗料として適度な隠蔽性を保持するため
に、該樹脂組成物中における顔料体積濃度(以下、「P
VC」と略称する)が10〜70%の範囲内で使用する
ことが望ましい。
【0071】ここで「顔料体積濃度(PVC)」は該樹
脂組成物中の樹脂及び顔料の混合物固形分に占める顔料
分の体積割合であり、次式により算出される値である。
【0072】
【数1】
【0073】上記PVCは、本発明の樹脂組成物を上塗
り塗料用途として使用する場合は、10〜60%、好ま
しくは15〜55%の範囲内、そして下塗り用途として
使用する場合は、30〜70%、好ましくは30〜66
%の範囲内とすることができる。
【0074】本発明の水性塗料用樹脂組成物は、常温で
容易に硬化し、また、自然光の照射によって硬化がさら
に促進されるので、特に建築物内・外装や、橋梁、船舶
等の塗装のための塗料用途に適している。
【0075】また、本発明の樹脂組成物は、単層仕上げ
でも優れた性能の塗膜を形成するので単層上塗り塗料と
して使用することができるが、複層仕上げのための上塗
り塗料として、又は下地調整等の下塗り用塗料としても
使用することができる。
【0076】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明する。なお、「部」は重量部を意味する。不飽和基含有ウレタンプレポリマーを用いた共重合体の
製造 製造例1 容量2リットルの4つ口フラスコに、「キョーワノール
D」(注1)860部、ポリプロピレングリコール(分
子量約1,000)2,000部、ポリカプロラクトン
ジオール(分子量約530)740部及び2,2′−ジ
メチロールプロピオン酸210部を仕込み、100℃に
昇温しイソホロンジイソシアネート1,110部を滴下
した。滴下終了後100℃で撹拌し1時間後にイソシア
ネート基の濃度が0.41meq/gになった時点で2
−ヒドロキシエチルメタクリレート195部とn−ブチ
ルアルコール37部を加え、100℃で2時間撹拌した
後40℃に冷却し、トリエチルアミン162部、脱イオ
ン水9,000部を加え、固形分30重量%の不飽和基
含有ウレタンプレポリマー水分散物(UP−1)を得
た。 (注1)「キョーワノールD」:協和醗酵社製 テキサ
ノールイソブチルエーテルついで別の容量2リットルの
4つ口フラスコに、脱イオン水201部及び「Newc
ol 707SF」(注2)6部を仕込み、窒素置換
後、70℃に加温した。この中に下記組成の単量体エマ
ルションと触媒水溶液と還元剤水溶液とを3時間かけて
滴下した。 (注2)「Newcol 707SF」:日本乳化剤社
製、ポリオキシエチレン鎖を有するアニオン性界面活性
剤、不揮発分30% 単量体エマルション組成 不飽和基含有ウレタンプレポリマー水分散物(UP−1) 333部 脱イオン水 600部 ダイアセトンアクリルアミド 40部 イミドアクリレート(注3) 50部 スチレン 60部 メチルメタクリレート 150部 n−ブチルアクリレート 100部 過硫酸アンモニウム 2部 (注3)イミドアクリレート:下記式(7)で表される
イミドアクリレート
【0077】
【化6】
【0078】 触媒水溶液組成 t−ブチルハイドロパーオキシド 1.5部 脱イオン水 30部 還元剤水溶液組成 ホルムアルデヒドスルホキシル酸ナトリウム 1.5部 脱イオン水 30部 滴下終了後、さらに1時間70℃に保持した後、冷却
し、固形分30%の共重合体水分散液(U−1)を得
た。 製造例2 製造例1において単量体エマルション組成を下記とする
以外は、製造例1と同様にして共重合体水分散液(U−
2)を得た。単量体エマルション組成 不飽和基含有ウレタンプレポリマー水分散物(UP−1) 333部 脱イオン水 600部 ダイアセトンアクリルアミド 40部 スチレン 100部 メチルメタクリレート 180部 n−ブチルアクリレート 80部 過硫酸アンモニウム 2部不飽和基含有ウレタンプレポリマーを用いた共重合体の
製造(多段階) 製造例3 容量4リットルの4つ口フラスコに、「プラクセル20
5」(注4)660部、ジメチロールブタン酸111部
及び「キョーワノールD」(注1)325部を撹拌下で
加え、80℃に昇温した。均一になったところで、この
中にイソホロンジイソシアネート666部を30分間か
けて滴下した。滴下終了後、そのまま80℃に保ち、イ
ソシアネート価が65以下になった時点で2−ヒドロキ
シエチルアクリレート139部を加えた。そのまま80
℃に保ち、イソシアネート価が25以下になった時点で
エチレングリコール212部を加えた。そのまま80℃
に保ち、イソシアネート価が5以下になった後に冷却
し、固形分77%の不飽和基含有ウレタンプレポリマー
溶液(UP−2)を得た。 (注4)「プラクセル205」:ダイセル化学工業社
製、ポリカプロラクトンジオール ついで別の容量5リットルの4つ口フラスコに脱イオン
水348部及び「Newcol 707SF」(注2)
0.6gを仕込み、窒素置換後、85℃に加温した。内
液を85℃に維持しながらこの中に過硫酸アンモニウム
0.8gを下記組成の一段目単量体エマルションを滴下
する直前に加えた後、該単量体エマルションを3時間か
けて滴下した。
【0079】 一段目単量体エマルション組成 脱イオン水 271部 イミドアクリレート(注3) 75部 メチルメタクリレート 210部 スチレン 100部 n−ブチルアクリレート 180部 2−エチルヘキシルアクリレート 110部 ダイアセトンアクリルアミド 60部 ヒドロキシエチルアクリレート 15部 「Newcol 707SF」(注2) 50部 過硫酸アンモニウム 1.5部 滴下終了後から85℃で30分間熟成し、75℃に冷却
した。さらに30分間熟成した後、内液を75℃に維持
しながらこの中に下記組成の二段目単量体エマルション
を2時間かけて滴下した。
【0080】 二段目単量体エマルション 不飽和基含有ウレタンプレポリマー溶液(UP−2) 130部 イミドアクリレート(注3) 25部 メチルメタクリレート 50部 n−ブチルアクリレート 55部 ダイアセトンアクリルアミド 20部 トリエチルアミン 5.1部 過硫酸アンモニウム 0.6部 脱イオン水 373部 滴下終了後から30分間熟成し、この中に、過硫酸アン
モニウム0.5部を脱イオン水40部に溶かした溶液を
30分間かけて滴下した。滴下終了後、これをさらに1
時間75℃に保持して固形分47%のエマルジョン型の
共重合体水分散液(U−3)を得た。 製造例4 製造例3において、滴下する各単量体エマルションの組
成を下記とする以外は、製造例3と同様にして固形分4
7%の共重合体水分散液(U−4)を得た。
【0081】 一段目単量体エマルション組成 脱イオン水 271部 メチルメタクリレート 250部 スチレン 100部 n−ブチルアクリレート 215部 2−エチルヘキシルアクリレート 110部 ヒドロキシエチルアクリレート 15部 ダイアセトンアクリルアミド 60部 「Newcol 707SF」(注2) 50部 過硫酸アンモニウム 1.5部二段目単量体エマルション 不飽和基含有ウレタンプレポリマー溶液(UP−2) 130部 メチルメタクリレート 60部 n−ブチルアクリレート 70部 ダイアセトンアクリルアミド 20部 トリエチルアミン 5.1部 過硫酸アンモニウム 0.6部 脱イオン水 373部カルボニル基を有するアクリル共重合体の製造 製造例5 2リットルの4つ口フラスコに脱イオン水242部及び
「Newcol 707SF」 (注2)2.4部を加え、
窒素置換後、内液を80℃に加温した。下記組成の単量
体エマルションを滴下する直前に0.7部の過硫酸アン
モニウムをフラスコに加え、下記組成の単量体エマルシ
ョンを3時間にわたって滴下した。
【0082】 単量体エマルション 脱イオン水 352部 ダイアセトンアクリルアミド 33部 アクリル酸 3.3部 スチレン 101部 メチルメタクリレート 251部 2−エチルヘキシルアクリレート 104部 n−ブチルアクリレート 179部 「Newcol707SF」(注2) 64.5部 過硫酸アンモニウム 1.3部 滴下終了後30分間熟成し、0.7部の過硫酸アンモニ
ウムを7部の脱イオン水に溶かした溶液を30分間かけ
て滴下し、さらに2時間80℃で熟成し固形分51%の
カルボニル基を有するアクリル共重合体を得た。変性オルガノシリケートの製造 製造例6 攪拌機、温度計、還流管、窒素導入管及び水分離器を備
えた反応容器に、「エチルシリケ−ト48」(注5)5
00部、「Newcol568」(注6)324.5部及
び「Scat24」(注7)0.082部を仕込み、窒素
雰囲気で攪拌しながら120℃に昇温し、その後4時間
かけて160℃に昇温し同温度で1時間保持した。その
際に蒸発するエタノ−ル等が水分離器にて25部留去さ
れ、変性オルガノシリケ−ト800部を得た。 (注5)「エチルシリケ−ト48」:多摩化学社製、エ
チルシリケ−トの縮合物 (注6)「Newcol568」:日本乳化剤社製、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエ−テル (注7)「Scat24」:三共有機合成社製、スズ系
触媒顔料分散ペーストの製造 製造例7 容器に、下記に示される各成分を順次仕込み、ディスパ
ーで30分間均一になるまで攪拌を続け顔料分散ペース
トを得た。
【0083】 (注8)「スラオフ72N」:武田薬品製、防腐剤 (注9)「ノプコサントK」:サンノプコ社製、顔料分散
剤 (注10)「チタン白JR−600A」:テイカ製チタン
白 (注11)「SNデフォーマーA−63」:サンノプコ社
製、消泡剤プレミックス塗料の作成 製造例8〜15 上記顔料分散ペーストに、下記表1の組成に示される各
成分を順次添加して、ディスパーで均一になるまで攪拌
し、プレミックス塗料(T−1)〜(T−8)を得た。
【0084】
【表1】
【0085】(注12)「アデカノールUH−438」:
アデカ社製、増粘剤 (注13)PVC:顔料容積濃度;樹脂及び顔料の混合
物固形分に占める顔料の体積割合塗料の作成 実施例1〜8及び比較例1〜4 下記表2に示す組み合わせで製造例8〜15で得られた
各プレミックス塗料100部に架橋剤を配合し、各塗料
組成物を得た。試験塗板の作成 70×150×5mmのスレート板に「マルチコンクリ
ートプライマーEPO」(関西ペイント社製、エポキシ
系プライマー)を塗装し、翌日下記表2に示す各塗料を
約70KUに上水で希釈した後、ハケにて塗布量が約
0.15kg/m2となるように塗装した。
【0086】各塗料及び各試験塗板を後記の基準にて評
価し、その結果を表2に示す。
【0087】
【表2】
【0088】(注14)「SX−601」:旭化成工業社
製、セミカルバジド系官能基含有化合物、固形分45
%、−NHCO−NHNH2含有量 4.8mmol/
g樹脂 (注15)20%ビスアセチルジヒドラゾン:メチルエ
チルケトン溶液評価試験 塗料の貯蔵性試験 上記で得られた各上塗り塗料及び下塗り塗料を50℃の
恒温室に1ケ月貯蔵した後、塗料の状態を目視評価し
た。
【0089】◎:初期と比べてほとんど変わらず良好。
【0090】○:やや増粘がみられるものの、実用的に
は問題ない。
【0091】△:増粘が著しく実用性はないが、ゲル化
には至っていない。
【0092】×:ゲル化している。
【0093】初期耐水性試験(屋外) 上記で得られた各塗料を塗装した各試験塗板を、塗装直
後に5℃冷温室に30分置いた後、曇りの日の屋外(建
物の北側で日陰になる所)にて約1時間放置した(温度
8〜10℃、65〜75%RHの条件)。その後、各試
験板を10分間没水して塗膜外観を目視評価した。
【0094】◎:塗膜に異常がなく良好。
【0095】○:ややツヤビケ又はフクレが見られるも
のの実用上問題ない。
【0096】△:フクレが大きいか多数見られる又は一
部塗膜溶出が見られる。
【0097】×:塗膜溶出が著しい。
【0098】初期耐水性試験(室内) 上記で得られた各塗料を塗装した各試験塗板を、塗装直
後に10℃冷温室に30分置いた後、直射日光は当たら
ないが自然光が入る明るい室内にて約1時間放置した
(20℃、60〜70%RHの条件)。その後各試験塗
板を10分間没水して塗膜外観を目視評価した。
【0099】◎:塗膜に異常がなく良好。
【0100】○:ややツヤビケ又はフクレが見られるも
のの実用上問題ない。
【0101】△:フクレが大きいか多数見られる又は一
部塗膜溶出が見られる。
【0102】×:塗膜溶出が著しい。
【0103】低温時の塗膜伸び率 離型紙上に各塗料を150μmアプリケーターで塗装
し、20℃65%RH恒温恒湿室で28日間乾燥させた
後、離型紙から塗膜を剥がして膜厚が約40μmの塗膜
片を得た。この塗膜片の伸び率を、−10℃条件下、引
っ張り速度20mm/minで測定した。
【0104】 ○:20%以上 △:5%以上20%未満 ×:5%未満屋外汚染試験 90×300×5mmのスレート板に上記塗料用試験板
と同様の方法でプライマー、各塗料を塗装した後、さら
に翌日各塗料を同様に塗装し、塗り重ね、室温で7日乾
燥したものを試験塗板とし、これを各2枚ずつ作成し
た。このうち一方を暴露用、他方を控え用とした。暴露
用の試験塗板を関西ペイント東京事業所内の南面30度
の曝露板に取り付け、3ケ月後に取り出し、控え用試験
板との色差ΔEを測定した。値が小さいほど良好である
ことを意味する。
【0105】 ◎:ΔEが3未満 ○:ΔEが3以上5未満 △:ΔEが5以上7未満 ×:ΔEが7以上
【0106】
【発明の効果】本発明の水性塗料用樹脂組成物は、ウレ
タンの機能を有する共重合体に含まれるカルボニル基と
架橋剤との反応より常温で容易に硬化する。さらに、塗
装乾燥条件が水分の蒸発が遅いような場合(例えば曇
り、低温、室内)であっても、紫外線等の光線が届く範
囲であれば、マレイミド基による光硬化が進行するの
で、ウレタンの持つ柔軟性、低温物性とアクリルのもつ
耐候性を両立させながら、塗装後の初期段階における耐
水性、耐汚染性等の塗膜物性をも向上させることができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉島 正見 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 (72)発明者 奴間 伸茂 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 (72)発明者 長谷川 三高 愛知県名古屋市港区船見町1番地の1東亞 合成株式会社高分子材料研究所内 (72)発明者 犬飼 宏 愛知県名古屋市港区船見町1番地の1東亞 合成株式会社高分子材料研究所内 Fターム(参考) 4J038 CC061 CE051 CE052 CF071 CF072 CG141 CG142 CG161 CG162 CG171 CG172 CH031 CH032 CH041 CH042 CH071 CH072 CH121 CH122 CH131 CH132 CH201 CH202 CH221 CH222 DB271 DG031 DG032 DG111 DG112 DG131 DG211 DG212 DL021 DL022 DL111 DL112 DL121 DL122 GA02 GA06 JB17 MA08 MA10 MA12 NA04 NA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジイソシアネート化合物(a)とグリコ
    ール化合物(b)とカルボキシル基を有するグリコール
    化合物(c)とヒドロキシル基を有するエチレン性不飽
    和単量体(d)の反応により得られる不飽和基含有ウレ
    タンプレポリマー(A)を、マレイミド基を有するエチ
    レン性不飽和単量体(e)、カルボニル基を有するエチ
    レン性不飽和単量体(f)及びその他のエチレン性不飽
    和単量体(g)と共重合して得られる共重合体(I);
    ならびにヒドラジド基、セミカルバジド基及びヒドラゾ
    ン基から選ばれる同じもしくは異なる官能基を1分子あ
    たり2個以上有する化合物(II)を含有することを特徴
    とする水性塗料用樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 共重合体(I)が、不飽和基含有ウレタ
    ンプレポリマー(A)を、水及び乳化剤の存在下で、マ
    レイミド基を有するエチレン性不飽和単量体(e)、カ
    ルボニル基を有するエチレン性不飽和単量体(f)及び
    その他のエチレン性不飽和単量体(g)と多段階で乳化
    重合して得られるものである請求項1に記載の水性塗料
    用樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 カルボニル基含有共重合体(III)をさ
    らに含有する請求項1又は2に記載の水性塗料用樹脂組
    成物。
  4. 【請求項4】 オルガノシリケ−ト及び/又はその縮合
    物に、そのアルコキシ基又は水酸基1モルに対して、ポ
    リアルキレングリコ−ル系化合物を0.001〜0.5
    モル反応させてなる変性オルガノシリケ−ト化合物をさ
    らに含有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    水性塗料用樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項に記載
    の水性塗料用樹脂を含む水性塗料組成物。
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