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JP2003088280A - スピニングリールのリール本体 - Google Patents

スピニングリールのリール本体

Info

Publication number
JP2003088280A
JP2003088280A JP2001280531A JP2001280531A JP2003088280A JP 2003088280 A JP2003088280 A JP 2003088280A JP 2001280531 A JP2001280531 A JP 2001280531A JP 2001280531 A JP2001280531 A JP 2001280531A JP 2003088280 A JP2003088280 A JP 2003088280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
braking
reel
lever
reel body
mounting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001280531A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ikuta
剛 生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Priority to JP2001280531A priority Critical patent/JP2003088280A/ja
Priority to TW091114069A priority patent/TW534794B/zh
Priority to CNB021429766A priority patent/CN1239076C/zh
Priority to KR1020020055935A priority patent/KR20030023587A/ko
Publication of JP2003088280A publication Critical patent/JP2003088280A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • A01K89/01121Frame details
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • A01K89/0111Spool details
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • A01K89/0122Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line with unwinding indicators, e.g. bell or flashing light
    • A01K89/0124Spring biased pawls

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピニングリールのリール本体において、指
を入れる空間を確保しつつリール全体の小型化を図れる
ようにする。 【解決手段】 スピニングリールのリール本体2は、釣
り竿に装着され、釣り竿の長手方向に沿う軸回りに釣り
糸を巻き取るものであって、第1及び第2リールボディ
2a,2dと、装着部2cと、脚部2bとを備えてい
る。第1リールボディ2aは、内部に機構装着用の空間
を有している。装着部2bは、釣り竿に沿うように前後
に配置され装着面75に釣り竿が装着されるものであ
る。脚部2bは、リールボディ2a及び装着部2cと一
体形成されリールボディ2aと装着部2cの中間部分と
を連結するものである。脚部2bの前側において装着部
2cと脚部2bとの連結部分における装着部2cの第1
厚みさT1が5.5mm以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リール本体、特
に、釣り竿に装着され、釣り竿の長手方向に沿う軸回り
に釣り糸を巻き取るスピニングリールのリール本体に関
する。
【0002】
【従来の技術】スピニングリールは、一般に、リール本
体と、リール本体に回転自在に装着されたロータと、ロ
ータにより釣り糸が巻き付けられるスプールとを備えて
いる。リール本体は、釣り竿に装着される装着部と、内
部に機構装着空間を有するリールボディと、リールボデ
ィと装着部とを連結する脚部とを有している。装着部
は、釣り竿に沿うように前後に配置され一面に釣り竿が
装着される。装着部とリールボディと脚部とは一体形成
されており、脚部は、装着部の前後方向の中間部分で装
着部に連結されている。
【0003】ロータは、リールボディに回転自在に装着
される円筒部と、円筒部の後部から前方に延びる1対の
ロータアームとを有している。ロータアームの先端には
ベールアームが揺動自在に装着されている。このロータ
は、リール本体の装着部から間隔を隔てて配置されてい
る。このような構成のスピニングリールでは、仕掛けに
魚がかかったとき、スプールの逆転が制動されるスプー
ル制動式のものと、ロータの逆転が制動されるレバーブ
レーキ式のものとが知られている。スプール制動式のス
ピニングリールを操作するときには、釣り竿を持ってい
る手のたとえば中指と薬指の間で脚部を挟んで釣り竿と
ともに装着部を握って釣りを行う。
【0004】また、レバーブレーキ式のスピニングリー
ルでは、装着部とロータとの間に制動操作のための制動
レバーが配置されている。このスピニングリールを操作
するときには、釣り竿を持っている手のたとえば中指と
薬指の間で脚部を挟んで釣り竿とともに装着部を握ると
ともに、人差し指で制動レバーを引き込み又は押し込み
操作を行ないながら釣りを行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
脚部を挟んで釣り竿を握って釣りを行うとき、脚部の前
側で装着部とロータ又は制動レバーとの間に人差し指や
中指が配置される。この脚部の前側には、ロータ又は制
動レバーが配置されるので、指を入れても問題が生じな
い程度に装着部とロータ又は制動レバーとの間に空間を
確保する必要がある。このように、指を入れるための空
間を確保しようとすると、その分リール全体の上下の寸
法が大きくなり、リールの小型化が困難になる。
【0006】本発明の課題は、スピニングリールのリー
ル本体において、指を入れる空間を確保しつつリール全
体の小型化を図れるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニング
リールのリール本体は、釣り竿に装着され、釣り竿の長
手方向に沿う軸回りに釣り糸を巻き取るスピニングリー
ルのリール本体であって、リールボディと、装着部と、
脚部とを備えている。リールボディは、内部に機構装着
用の空間を有している。装着部は、釣り竿に沿うように
前後に配置され一面に釣り竿が装着されるものである。
脚部は、リールボディ及び装着部と一体形成されリール
ボディと装着部の中間部分とを連結するものである。脚
部の前側において装着部と前記脚部との連結部分におけ
る装着部の第1厚みが5.5mm以下である。
【0008】このリール本体では、装着部を釣り竿のリ
ールシートに装着して釣り竿とともに装着部を握って釣
りを行う。このとき、釣り竿を持っている手のたとえば
中指と薬指又は人差し指と中指の間で脚部を挟んで釣り
竿とともに装着部を握る。したがって、脚部の前側で人
差し指又は中指が装着部とともに釣り竿を握ることにな
る。ここでは、脚部の前側において装着部の連結部分に
おける第1厚みが5.5mm以下であるので、従来に比
べてかなり薄くなっている。このため、指を入れる空間
を確保してもロータや制動レバーを従来に比べて装着部
に接近させることができる。したがって、指を入れる空
間を確保しつつリール全体の小型化を図ることができ
る。
【0009】発明2に係るスピニングリールのリール本
体は、発明1に記載のリール本体において、脚部の後側
において連結部分における装着部の第2厚みは第1厚み
より厚い。この場合には、脚部の後側の連結部分で装着
部の第2厚みが第1厚みより厚いので、指を入れる空間
を確保するために第1厚みを薄くしても強度を高く維持
できる。マグネシウム合金などの比強度が比較的弱い軽
金属を用いても強度を確保できる。
【0010】発明3に係るスピニングリールのリール本
体は、発明1又は2に記載のリールにおいて、第1厚み
は、装着部の釣り竿装着面と逆側面で前後に延びる直線
から脚部に向けて湾曲して曲線に変化する部分の厚みで
ある。この場合には、応力集中を避けるとともに外観及
び触感を向上させるために曲線部分を設けても、指を入
れる空間を確保できる。
【0011】発明4に係るスピニングリールのリール本
体は、発明1から3のいずれかに記載のリール本体にお
いて、スピニングリールは、装着部に接離する方向に揺
動自在に装着された制動操作部材を有するレバーブレー
キ式のスピニングリールであり、第1厚みは、制動操作
部材と装着部の釣り竿装着面までの最短距離の15%か
ら19%の範囲である。この場合には、従来に比べて制
動レバーを装着部に近づけつつ指を入れる空間を確保で
きる。このため、レバーブレーキ式のスピニングリール
の小型化を図ることができる。
【0012】発明5に係るスピニングリールのリール本
体は、発明1から4のいずれかに記載のリールにおい
て、第1厚みは、装着部の前端部の第3厚みの150%
から190%の範囲である。この場合には、第1厚みの
第3厚みに対する増加率を抑えているので指を入れる空
間を確保しやすい。
【0013】
【発明の実施の形態】〔全体構成〕図1に示す本発明の
一実施形態を採用したスピニングリールは、釣り竿に装
着され、前記釣り竿の長手方向に沿う軸回りに釣り糸を
巻き取るスピニングリールである。スピニングリール
は、ハンドル1を備えたリール本体2と、リール本体2
の前部に回転自在に支持されたロータ3と、ロータ3の
前部に配置された釣り糸を巻き取るスプール4とを備え
ている。
【0014】〔リール本体の構成〕リール本体2は、例
えば合成樹脂製又は金属製である。リール本体2は、内
部に機構装着空間を有する第1及び第2リールボディ2
a,2dと、釣り竿に沿うように前後に配置され一面に
釣り竿が装着される装着部2cと、第1リールボディ2
a及び装着部2cと一体形成され第1リールボディ2a
と装着部2cの中間部分とを連結する脚部2bとを備え
ている。
【0015】装着部2cは、図6に示すように、釣り竿
が沿うように左右方向の中央部が凹んで形成された装着
面75を上面に有している。装着面75と逆側の面は、
図2に示すように、前端部から後方に向けて徐々に直線
的に厚みが増加する増加面80と、増加面75から装着
面75と略平行に同じ厚みで形成された平行面81と、
平行面から脚部2bの前側面に向けて湾曲する前湾曲面
82とを有している。さらに脚部2bの後側面から湾曲
する後湾曲面83と、後湾曲面から後端部に向けて徐々
に直線的に厚みが薄くなる減少面84を有している。こ
こで、平行面81と前湾曲面82との連結部分Pの第1
厚みT1は、5.5mm以下である。第1厚みT1の厚
みは、4.5mm〜5.5mmがより好ましい。なお、
第1厚みT1は、連結部分Pから装着面75に向けた垂
線における厚みである。また、第1厚みT1は、後湾曲
面83と減少面84との連結部分Qにおける第2厚みT
2より薄い。さらに、第1厚みT1は、増加面80の先
端部分の第3厚みT3の150%から190パーセント
の範囲である。この範囲は160%から180%の範囲
がより好ましい。さらに、第1厚みT1は、制動操作よ
りの補助レバー(制動操作部材の一例)18の第2操作
部26b(後述)と装着部2cの装着面75までの最短
距離L1の15%から19%の範囲である。
【0016】このように、脚部2bの前側において装着
部2cの連結部分Pにおける第1厚みT1が5.5mm
以下であるので、従来に比べてかなり薄くなっている。
このため、指を入れる空間を確保してもロータ3や制動
操作部材を従来に比べて装着部に接近させることができ
る。したがって、指を入れる空間を確保しつつリール全
体の小型化を図ることができる。
【0017】第1リールボディ2aは、内部に機構装着
空間を有しており、その側部は開口している。この開口
部分は第1リールボディ2aにねじ止めされた第2リー
ルボディ2d(図4)により覆われている。第1リール
ボディ2aの内部には、ロータ3を回転させるためのロ
ータ駆動機構5と、ロータ3の糸繰り出し方向の回転
(逆転)を制動するためのレバーブレーキ機構6と、ス
プール4を回転軸芯に沿って前後方向に移動させてスプ
ール4に釣り糸を均一に巻き取るためのオシレーティン
グ機構7とが設けられている。
【0018】ロータ3は例えば合成樹脂又は金属製であ
り、リール本体2に回転自在に支持されている。ロータ
3は、円筒部3aと、円筒部3aの側方に互いに対向し
て設けられた第1アーム部3b及び第2アーム部3cと
を有している。円筒部3aの前壁3dの中央部には貫通
孔3eを有するボス部3fが形成されている。この貫通
孔3eにスプール軸8及びピニオンギア12(後述)が
貫通している。第1アーム部3bの先端と第2アーム部
3cの先端部とには、揺動自在にベールアーム9が設け
られている。このベールアーム9により釣り糸がスプー
ル4に案内される。
【0019】スプール4は例えば金属製であり、ロータ
3の第1アーム部3bと第2アーム部3cとの間に配置
されている。スプール4はスプール軸8の先端に着脱自
在かつ回転不能に装着されている。スプール4は、外周
に釣り糸が巻かれる糸巻き胴部4aと、糸巻き胴部4a
の後部に一体形成されたスカート部4bと、糸巻き胴部
4aの前端に固定されたフランジ部4cとを有してい
る。スプール軸8は、オシレーティング機構7により前
後方向に移動可能である。
【0020】ロータ駆動機構5は、ハンドル1が固定さ
れたハンドル軸10とともに回転するマスターギア11
と、このマスターギア11に噛み合うピニオンギア12
とを有している。ハンドル軸10は、リール本体2に回
転自在に支持されている。ピニオンギア12は筒状に形
成されており、その前部12aはロータ3の貫通孔3e
を貫通してスプール4側に延びている。この前部12a
で、ロータ3はナット13によりピニオンギア12に回
転不能に固定されている。ピニオンギア12は、中間部
と後部とで軸受14,15によりリール本体2に回転自
在に支持されている。ナット13には、軸受35が装着
されており、これによりピニオンギア12とスプール軸
8との間に所定の隙間を確保している。ナット13は、
袋状のリテーナ36により緩み止めされている。リテー
ナ36は前壁3dに形成された環状溝3gに装着された
止め輪37により抜け止めされている。リテーナ36と
ナット13の前端面との間には、スプール軸18との隙
間をシールするリップ付きのシール部材38が装着され
ている。
【0021】〔レバーブレーキ機構の構成〕レバーブレ
ーキ機構6は、図1〜図4に示すように、制動部16
と、制動部16の制動力を調整操作するための制動レバ
ー17と、制動部16を第1所定制動状態に操作するた
めの補助レバー18と、制動レバー17を装着部2cか
ら離反する方向に付勢するコイルばね19と、補助レバ
ー18により第1所定制動状態と制動解除状態とに切換
可能な第1所定制動部20と、第1所定制動状態より強
い第2所定制動状態でロータ3を制動可能な第2所定制
動部21と、第2所定制動状態をオンオフ切り換えする
ためのオンオフ切換部54とを有している。
【0022】〔制動部の構成〕制動部16は、図4に示
すように、制動レバー17の先端が圧接されて制動され
る制動部本体31と、制動部本体31をロータ3の糸繰
り出し方向の回転にのみ連動して回転させるワンウェイ
クラッチ32とを有している。制動部本体31は、図3
に示すように、ロータ3の内周側にロータ3と同心に配
置された制動円筒(制動部材の一例)40と、制動円筒
40を傾動自在かつ回転不能に支持する回転円筒41
と、第1リールボディ2aに設けられた円弧状の突出部
42とを有している。
【0023】制動円筒40は、図3及び図7に示すよう
に、薄肉の有底円筒形状の金属製円筒であり、その周部
の先端の周接部40aが外周側に配置された突出部42
と内周側に配置された制動レバー17の圧接部17d
(後述)との間に配置される。また、制動レバー17の
圧接部17dと異なる周方向位置で周接部40aの内周
側に第1所定制動部20の圧接部27a(図4)が配置
されている。制動円筒40はその中心部にギア歯形状の
内歯部40bを有している。
【0024】回転円筒41はワンウェイクラッチ32に
よりロータ3の糸繰り出し方向の回転には一体で回転
し、巻き取り時にはロータ3の回転力が作用しないよう
ロータ3に連結されている。回転円筒41は、大径部4
1aと小径部41bとを有する段付きの金属製円筒部材
であり、大径部41aには、内歯部40bに噛み合う外
歯部41cが形成されている。この外歯部41cの前後
端にワンウェイクラッチ32及び制動円筒40が間隔を
隔てて回転不能に係止されている。大径部41aの前部
外周面には、ワンウェイクラッチ32を後方に押圧して
係止するための止め輪45が装着される環状溝41dが
形成され、小径部41bの後部外周面には、軸受44
(後述)を係止するための止め輪46が装着される環状
溝41eが形成されている。
【0025】大径部41aの内周部には、ピニオンギア
12との間に軸受43が配置されている。小径部41b
の外周部には第1リールボディ2aとの間に軸受44が
配置されている。このため、回転円筒41は、前部が軸
受43によりピニオンギア12に回転自在に支持され、
後部が軸受44により第1リールボディ2aに回転自在
に支持されている。軸受43の内輪43aは、ピニオン
ギア12を支持する軸受14との間に配置された筒状の
カラー47(図3)により後方への移動が規制されてい
る。軸受43の内輪43aの前面にはロータ3のボス部
3fが当接している。ボス部3fの外周面と大径部41
aの内周面との隙間は、ボス部3fに装着されたリップ
付きのシールリング48によりシールされている。
【0026】軸受44の内輪44aは、止め輪46によ
り後方への移動が規制されている。また、軸受44の外
輪44bは、円形孔50aを有し第1リールボディ2a
の先端に固定された押さえ板50により前方への移動が
規制されている。回転円筒41の大径部41aと小径部
41bとの境界部分には、大小2段の外径を有する段付
きカラー49が装着されている。段付きカラー49の小
径部分と押さえ板50の円形孔50aとの隙間は、段付
きカラー49に装着されたリップ付きのシールリング5
1によりシールされている。
【0027】突出部42は、図3及び図4に示すよう
に、第1リールボディ2aの前部に前方に突出して形成
されている。突出部42には、円弧状の合成樹脂製の制
動シュー42aが装着されている。ワンウェイクラッチ
32は外輪遊転型のローラクラッチであり、ロータ3の
円筒部3aの内周側に回転不能に外輪32aが連結され
ている。内輪32b(図3)の内周面には、回転円筒4
1の外歯部41cに係止される内歯部32cが形成され
ており、内輪32bは、回転円筒41に回転不能に連結
されている。内輪32bは、止め輪45により後方に押
圧された状態で回転円筒41に装着されている。これに
より、このワンウェイクラッチ32と制動円筒40との
間に後で詳細に説明する第2所定制動部21が装着され
ている。
【0028】〔制動レバーの構成〕図1に示すように、
制動レバー17は、リール本体2に装着された支持軸3
3によりリール本体2に揺動自在に支持されている。ま
た、前述したように、制動レバー17は、コイルばね1
9により装着部2cと離反する方向に付勢されている。
制動レバー17は、図9に示す制動解除位置と、制動解
除位置より装着部2cに接近した図11に示す制動位置
との間で揺動自在にリール本体2に取り付けられてい
る。
【0029】制動レバー17は、支持軸33による支持
部分から湾曲して前方に延びる制動操作部17aと、支
持部分から湾曲して斜め前下方に延びる制動作用部17
bとを有している。制動操作部17aは、支持部分から
装着部2cに沿ってベールアーム9の外方付近まで前方
に延びた後、径方向外方に向けて延び、さらに先端が前
方に向けて湾曲した形状である。この湾曲部分から前方
が釣り竿を握る手の人差し指で操作可能な第1操作部1
7cとなっている。第1操作部17cは、制動レバー1
7の揺動により図1に示す第1位置から装着部2cに接
近する方向に移動可能である。制動操作部17aは、脚
部2bから前方部分にかけて、径方向外方に延びる部分
まで幅が大きくなっており、その幅広部分17hには、
装着部2cに向けて略矩形の開口17eが形成されてい
る。この開口17eから後述する補助レバー18の操作
部材26が装着部2cに向かって上方に露出している。
また、幅広部分17hから前方に向けて開口17gが形
成されている。この開口17gを貫通して前方に向かっ
て操作部材26が突出している。この開口17gは、制
動レバー17と、補助レバー18との隙間から釣り糸が
侵入して糸カミが生じるのを防止するために設けられて
いる。
【0030】制動作用部17bの先端は、制動円筒40
の内周側に対向して配置され、そこには、図3に示すよ
うに、制動円筒40の周接部40aの内周面に接触可能
な圧接部17dが着脱自在に取り付けられている。圧接
部17dは合成樹脂製であり、制動レバー17の揺動に
より制動円筒40を外方に配置された制動シュー42a
に押圧する。制動レバー17は、何も操作されないとコ
イルばね19により付勢されて、図1に示すように、制
動解除位置に配置されて圧接部17dが制動円筒40か
ら離反している。
【0031】コイルばね19は、制動レバー17の制動
操作部17aとリール本体2の脚部2bとの間に圧縮状
態で配置されている。コイルばね19は、制動レバー1
7を制動解除側に向けて図1反時計回りに付勢してい
る。これにより、制動レバー17から手を離すと、ロー
タ3は制動解除状態になる。 〔補助レバーの構成〕補助レバー18は、第1所定制動
部20によりロータ3を図9及び図11に示す制動解除
状態と図10に示す第1所定制動状態とに切り換える操
作を行うためのものである。補助レバー18は、図9及
び図11に示すように、第2操作部26a(後述)が装
着部2cに接近した第2位置に配置される制動解除位置
と、図10に示すように、第2操作部26aが装着部2
cから離反した第3位置に配置される所定制動位置との
間で揺動する。補助レバー18は、図1、図4〜図6に
示すように、支持軸33回りに揺動自在にリール本体2
に支持された第1レバー部材25と、第1レバー部材2
5に装着された操作部材26とを有している。
【0032】第1レバー部材25は、制動レバー17の
図9手前側側面に並べて配置されている。第1レバー部
材25は、支持部分から制動レバー17に沿って上前方
及び下前方に延びており、上方に延びた先端にねじ29
により操作部材26が固定されている。第1レバー部材
25の先端は制動レバー17の制動操作部17aの幅広
部分17hの開口17e内に位置している。また、支持
部分より斜め前下方に延びた第1レバー部材25の基端
は、制動部16の後方に対向して配置されている。レバ
ー本体25aの基端には、第1所定制動部20の第2レ
バー部材27の先端が係止される矩形の係止切欠き25
cが形成されている。係止切欠き25cは、第2レバー
部材27の先端部の横断面積より大きい面積の矩形の切
欠きである。
【0033】操作部材26は、先端に第2操作部26a
を有し、基端側(図9右側)に第3操作部26bを有し
ている。第2操作部26aは、装着部2cから離反する
側に第1操作部17cと対向して配置され、第3操作部
26bは、制動レバー17の第1操作部17cより基端
側に配置されている。このため、第2操作部26aは、
釣り竿を握る手の人差し指で押し込み操作可能であり、
第3操作部26bは、釣り竿を握る手の中指で押し込み
操作可能である。とくに、第1操作部17cと第2操作
部26aは、同じ指による引き込み操作と押し込み操作
とが可能である。第2操作部26aは、補助レバー17
の揺動により図1及び図9に示す第2位置と図10及び
図11に示す第3位置とに配置される。
【0034】操作部材26は、制動操作部17aの幅広
部分17hに設けられた開口17eから装着部2cに向
けて上方に突出して配置されている。この突出部分に第
3操作部26bが設けられている。操作部材26は、開
口17eの下部から開口17gを貫通して前方に延びて
おり、延びた先端に第2操作部26aが形成されてい
る。このように第2操作部26aが開口17gを貫通し
て前方に延びているので、第2操作部26aの周囲、特
にベールアーム9に近接する部分が開口17eにより囲
まれる。このため、釣り糸が糸ふけによりこの部分に接
触しても操作部材26と制動レバー17との隙間への釣
り糸の噛み込み(糸カミ)が生じにくくなる。
【0035】また、第3操作部26bの先端には、制動
操作部17aの上面に係止される係止部26cが僅かに
凹んで形成されている。係止部26cは、補助レバー1
8が制動解除位置にあるとき、制動操作部17aの開口
17eの前部上面と間隔を隔てて配置されている。ま
た、補助レバー18が制動解除位置に配置されると、図
5に示すように、第3操作部26bの係止部26cは、
制動操作部17aの開口17eの前部上面にほぼ接触す
る。これにより、補助レバー18は、所定制動位置にあ
るとき、制動レバー17の装着部2cに接近する方向の
揺動に連動して制動解除位置に揺動する。
【0036】〔第1所定制動部の構成〕第1所定制動部
20は、第1レバー部材25と連動して揺動する第2レ
バー部材27と、第2レバー部材27を制動解除位置と
第1所定制動位置とで保持するトグルばね28とを有し
ている。第2レバー部材27は、図4及び図12に示す
ように、リール本体2の前部にスプール軸8と平行な軸
回りに揺動自在に装着されている。第2レバー部材27
の基端から揺動中心までの距離は、先端から揺動中心ま
での距離より2倍以上長い。第2レバー部材27の先端
は、係止切欠き25cに係止されており、第2レバー部
材27は、第1レバー部材25と連動して制動解除位置
に(図12(a))と所定制動位置(図12(b))と
の間で揺動する。
【0037】ここで、制動解除位置あるとき第2レバー
部材27の基端はトグルばね28により付勢されて係止
切欠き25cの上面に接触し、所定制動位置にあるとき
下面に接触する。第2レバー部材27の途中には、先端
が制動円筒40の周接部40aの内周側に配置された圧
接部27aが着脱自在に設けられている。第2レバー部
材27は、圧接部27aの設置部分からさらに折れ曲が
って延びており、延びた基端にトグルばね28が装着さ
れている。また、圧接部27aと先端との間には、第2
所定制動部21と連動させるための連動突起27b(図
8)が形成されている。圧接部27aに対向して制動円
筒40の外周側には、制動シュー30の先端部が制動円
筒40と間隔をあけて配置されている。制動シュー30
は、基端部が第1リールボディ2aの前端面に固定され
ている。
【0038】ここでは、第2位置にある第2操作部26
aを押し込み操作して第3位置に配置し、第1レバー部
材25を、図9に示す制動解除位置から図10に示す第
1所定制動位置側に揺動させると、それに連動して第2
レバー部材27も制動解除位置から第1所定制動位置に
揺動する。この結果、圧接部27aが制動円筒40を制
動シュー30とで挟持してロータ3の糸繰り出し方向の
回転を第1所定制動状態で制動する。
【0039】トグルばね28は、図4及び図12に示す
ように、第2レバー部材27を付勢して第2操作部26
aを第2位置と第3位置とに振り分けて付勢し、その姿
勢を保持することができる。トグルばね28は、第2レ
バー部材27の基端に装着された捩じりコイルばねであ
る。トグルばね28は、一端が第2レバー部材27の基
端に係止され、他端が第1リールボディ2aの前端面に
係止されている。トグルばね28は、図10に示すよう
に、第2レバー部材27が制動解除位置に配置される
と、第2レバー部材27を図12(a)の時計回りに付
勢し、所定制動位置に配置されると図12(b)の反時
計回りに付勢する。これにより、第2レバー部材27が
制動解除位置と第1所定制動位置とで保持され、さらに
第1レバー部材25が制動解除位置と第1所定制動位置
とに保持される。
【0040】ここでは、第2レバー部材27の基端から
揺動中心までの距離が先端から揺動中心までの距離より
2倍以上長いので、第1レバー部材25が揺動すると、
その揺動が第2レバー部材27の基端側で2倍以上の揺
動距離となって現れ、トグルばね28が容易に反転可能
になる。 〔第2所定制動部の構成〕第2所定制動部21は、図7
に示すように、リール本体2に対して回転不能な第1ド
ラグディスク22と、第1ドラグディスク22に圧接す
る第2ドラグディスク23と、3枚のドラグワッシャ2
4a〜24cとを有している。第2所定制動部21は、
ロータ3の糸繰り出し方向の回転を第1所定制動状態よ
り強力な第2所定制動状態で制動可能である。
【0041】第1ドラグディスク22は、たとえばステ
ンレス合金などの金属製の円板部材であり、外周部に鋸
歯状の係止歯22aが形成されている。第1ドラグディ
スク22は、オンオフ切換部54によりリール本体2に
対して矢印で示す糸繰り出し方向に回転不能な状態と回
転可能な状態とに切り換えられる。これにより、第2所
定制動部21は、オン(第2所定制動状態)オフ(制動
解除状態)切り換えされる。
【0042】第2ドラグディスク23は、たとえばステ
ンレス合金などの金属製の円板部材であり、回転円筒4
1に回転不能かつ軸方向移動自在に装着されている。第
2ドラグディスク23の内周面には、回転円筒41の外
歯部41cに噛み合う内歯部23aが形成されている。
ドラグワッシャ24a〜24cは、それぞれ布又はフェ
ルト製の円板部材であり、ドラグワッシャ24aはワン
ウェイクラッチ32の内輪32bと第1ドラグディスク
22との間に、ドラグワッシャ24bは第1ドラグディ
スク22とは第2ドラグディスク23との間に、ドラグ
ワッシャ24cは第2ドラグディスク23とは制動円筒
40との間にそれぞれ圧接状態で配置されている。
【0043】第2所定制動部21は、止め輪45により
付勢された内輪32bにより制動円筒40側に押圧さ
れ、第1ドラグディスク22がリール本体2に対して回
転不能な状態のとき、制動円筒40の糸繰り出し方向の
回転を第2所定制動状態で制動する。このときの制動力
は、主に、第1ドラグディスク22と第2ドラグディス
ク23との摩擦力により定められ、制動時の圧接面積が
大きくなる。このため、大きな制動力を小さい面圧で得
ることができ、耐久性を維持して比較的大きな制動力を
容易に得ることができる。
【0044】〔オンオフ切換部の構成〕オンオフ切換部
54は、図4及び図8に示すように、リール本体2の第
2リールボディ2dに揺動自在に装着された切換レバー
55と、切換レバー55により揺動する切換カム56
と、切換カム56により揺動して第1ドラグディスク2
2に係合する係止部材57とを有している。
【0045】切換レバー55は、オフ位置とオン位置と
の間で揺動自在に第2リールボディ2dに装着されてい
る。切換レバー55は、鍔付きの軸受ブッシュ58を介
して第2リールボディ2dに回動自在に装着された金属
製の軸部55aと、軸部55aとインサート成形された
合成樹脂製のレバー部55bとを有している。軸部55
aには、切換カム56を回転不能に装着するための互い
に平行な面取り部55cが形成されている。また、軸部
55aの先端には、切換カム56を抜け止めするための
C型止め輪59が装着される環状溝55dが形成されて
いる。
【0046】切換カム56は、金属製のプレス成形され
た板状部材であり、切換レバー55と連動してオフ位置
とオン位置とに回動するものである。切換カム56は、
軸部55aに回転不能に装着される円形の装着部56a
と、装着部56aから径方向外方に延びるばね止め部5
6bと、装着部56aから折り曲げられて前方に延びる
係止突起56cとを有している。装着部56aの中心に
は、面取り部55cに係止される小判孔56dが形成さ
れている。これにより、切換カム56は軸部55aに回
転不能に係止される。ばね止め部56bには、一端が第
2リールボディ2dに係止されたトグルばね60が係止
されている。トグルばね60は、死点を超えると切換カ
ム56を逆側の位置に向けて付勢する。このトグルばね
60により、切換レバー55及び切換カム56はオン位
置とオフ位置とに付勢される。
【0047】係止部材57は、たとえば金属製のプレス
成形された板状部材であり、第1ドラグディスク22の
係止歯22aを係止する係止位置と係止歯22aから離
反する離反位置とに回動自在に第1リールボディ2aに
装着されている。係止部材57は、切換カム56のオン
位置からオフ位置への揺動に連動して係止位置から離反
位置に回動する。係止部材57は、第1リールボディ2
aに回動自在に装着される円形の装着部57aと、装着
部57aから径方向外方に延びる係止爪部57bと、装
着部57aから折り曲げられて後方に延びる連結部57
cと、連結部57cの後端から折り曲げられて略上方に
延びる連動係止部57dとを有している。
【0048】係止部材57は、捩じりコイルばね61に
より係止位置側に付勢されている。装着部57aは、回
動軸となる取付ボルト62により第1リールボディ2a
に回動自在に支持されている。係止爪部57bは、第1
ドラグディスク22の係止歯22aを係止可能なように
先端部が前方に折り曲げられている。連動係止部57d
は、切換カム56がオン位置からオフ位置に回動すると
き、係止突起56cにより押圧される。これにより係止
部材57は、係止位置から離反位置に回動する。また、
連動係止部57dは、第2レバー部材27が制動レバー
17に連動して制動解除位置に向けて揺動すると、第2
レバー部材27の連動突起27bによっても押圧され
て、係止位置から離反位置に回動する。したがって、第
2所定制動部21は、制動レバー17又は補助レバー1
8の操作によっても第2所定制動状態が解除される。
【0049】〔リールの動作及び操作〕キャスティング
時にはベールアーム9を糸開放姿勢側に倒し、釣り竿を
降り出すことにより、スプール4の外周から釣り糸が繰
り出される。糸巻取時には、ハンドル1を糸巻き取り方
向に回転させると、ベールアーム9が図示しない戻し機
構により糸巻き取り姿勢に戻る。ハンドル1の回転力は
ハンドル軸10、マスターギア11を介してピニオンギ
ア12に伝達される。ピニオンギア12に伝達された回
転力は、ピニオンギアの前部12aを介してロータ3に
伝達される。このときロータ3は糸巻き取り方向に回転
するので、ワンウェイクラッチ32の作用によりこの回
転力は回転円筒41には伝達されない。ピニオンギア1
2が回転すると図示しない中間ギアによりその回転がオ
シレーティング機構7に伝達され、スプール軸8が前後
方向に往復移動する。
【0050】制動レバー17を何も操作しなければ、制
動レバー17はコイルばね19により押圧され制動解除
位置側に配置される。このとき、補助レバー18の第2
操作部26aが第2位置に配置されていると、図9、図
12(a)に示すように、圧接部17d及び圧接部27
aが制動円筒40から離反し、ロータ3は制動解除状態
になる。また、第2所定制動部21において、第2レバ
ー部材27が制動解除位置に配置されると、連動突起2
7bにより係止部材57が離反位置側に押圧され、切換
レバー55のオンオフにかかわらず第2所定制動部21
も制動解除状態になる。
【0051】ロータ3を逆転させて魚とやりとりする時
には、制動レバー17の第1操作部17cを例えば人差
し指により装着部2c側に引き込み操作して制動力を調
整する。釣り糸が魚により引かれてロータ3が糸繰り出
し方向に逆転すると、その回転力がワンウェイクラッチ
32を介して回転円筒41に伝達され、さらに制動円筒
40に伝達される。この結果、制動円筒40がロータ3
と一体で回転する。制動レバー17の第1操作部17c
を装着部2cに接近する方向に引き込み操作すると、た
とえ第2レバー部材27が所定制動位置にあっても、図
10に示すように、制動操作部17aが操作部材26の
係止部26cを装着部2cに接近する方向に押圧し、補
助レバー18が制動レバー17に連動して所定制動位置
から制動解除位置側に揺動し、第2レバー部材27が制
動解除位置側に揺動する。この結果、第1所定制動部2
0又は第2所定制動部21による第1又は第2所定制動
状態が一旦解除される。このとき、トグルばね28が、
第2レバー部材27の揺動により反転し、第2レバー部
材27が制動解除位置側に付勢され、第1レバー部材2
5が制動解除位置側で保持される(図12(a))。
【0052】この状態でさらに制動レバー17を装着部
2cに接近する方向に操作すると、図11に示すよう
に、制動レバー17の圧接部17dが制動円筒40の周
接部40aを径方向外方に強く押圧し、制動円筒40を
傾け、周接部40aの外面が制動シュー42aに圧接す
る。この制動力は制動レバー17に加える力を加減する
ことにより調整でき、ロータ3の逆転量を任意に調整で
きる。この結果、制動レバー17の操作力に応じた制動
力がロータ3に付与される。このように、第1又は第2
所定制動状態の解除を忘れても、制動レバー17を引き
込み操作するだけで、第1又は第2所定制動状態を解除
できる。
【0053】このとき、補助レバー18の第2操作部2
6bが装着部2cに接近するが、装着部2cの前連結部
分Pでの第1厚みT1が5.5mm以下と薄いので、指
を入れる空間を確保して補助レバー18や制動レバー1
7を装着部2cに接近させることができる。このため、
リール全体の小型化を図ることができる。釣り場を移動
する時やリールを収納する時には、第1操作部17cか
ら手を離した状態で、補助レバー18の第2操作部26
a又は第3操作部26bを装着部2cから離反する方向
に押し込み操作する。すると、図10及び図12(b)
に示すように、補助レバー18が制動解除位置から所定
制動位置に揺動し、第2レバー部材27が制動解除位置
から所定制動位置に揺動し、トグルばね28によりその
位置で保持される。この所定制動位置では、第3操作部
26bの係止部26cが制動操作部17aの開口17e
にほぼ接触する。
【0054】このとき、切換レバー55がオフ位置にあ
るときには、係止部材57が切換カム56を介して離反
位置側に押圧されているので、第2所定制動部21は作
用しない。このため、制動円筒40の周接部40aの外
周面が圧接部27aにより径方向外方に押圧されてロー
タ3が制動シュー30とで挟持され、第1所定制動部2
0による第1所定制動状態でロータ3の糸繰り出し方向
の回転が制動される。この結果、釣り場を移動するとき
なリールを収納するときに、仕掛けの重さなどにより釣
り用リールが不意にスプール4から繰り出されることが
なくなる。
【0055】一方、切換レバー55をオフ位置からオン
位置に操作すると、係止部材57に対する押圧が解除さ
れ、係止部材57は、捩じりコイルばね61より付勢さ
れて係止位置に回動する。この結果、係止部材57が第
1ドラグディスク22を係止し第1ドラグディスク22
がリール本体2に対して回転不能な状態になる。この結
果、第2所定制動部20による制動力が制動円筒40に
作用し、第2所定制動部21による第2所定制動状態で
ロータ3の糸繰り出し方向の回転が制動される。したが
って、ここでは、第1所定制動部20に弱い制動力と第
2所定制動部21による強い制動力との強弱2つの所定
制動状態を得ることができる。この結果、たとえば、釣
り場の移動等のときには第2所定制動部21による強い
第2所定制動状態にし、釣りをしているときには釣り糸
の切断を防止するために第1所定制動部20による弱い
第1所定制動状態にするなどの選択が可能になる。
【0056】さらに、仕掛けの垂らし長さを変更するた
めや、魚に当たりがあった時に魚に仕掛けを確実に食い
込ませるために、ロータ3を第1又は第2所定制動状態
から制動解除状態にしたい場合には、制動レバー17を
僅かに装着部2cに接近する方向に操作すればよい。す
ると、前述した図10に示すように、制動レバー17に
より第2操作部26aが押圧されて補助レバー18が制
動解除位置側に揺動する。この結果、第2レバー部材2
7が制動解除位置に揺動して第1又は第2所定制動状態
がいったん解除される。もちろん、第2操作部26aを
引き込み操作しても所定制動状態を解除できる。
【0057】ここでは、制動レバー17ではなく、別に
設けられた補助レバー18を装着部2cから離反する方
向に操作することにより第1又は第2所定制動部20,
21を制動解除状態から所定制動状態に切り換えできる
ので、回転規制操作を行う際に必要なストロークを制動
レバーの操作ストローク以下にすることができる。この
ため、制動レバー17の操作ストロークを増やすことな
く片手でロータ3の回転規制操作を簡単に行えるように
なる。しかも制動による規制を加えているだけであるの
で、所定制動状態で大きな負荷が作用しても釣り糸が切
れにくくなる。また、所定制動状態のとき、制動レバー
17の引き込み操作と連動して補助レバー18が揺動す
るように構成したので、第1又は第2所定制動状態から
制動解除状態への切換操作を制動レバー17で行える。
このため、制動解除操作が容易になる。
【0058】また、制動解除状態と第1又は第2所定制
動状態とで2つのレバー17,18の位置関係が異なる
ので、ロータ3が制動解除状態にあるのか所定制動状態
にあるのかを瞬時に判別できる。とくに、たとえば補助
レバーの操作部材26の側面を色付けして制動解除位置
にあるときその色が見え、所定制動位置にあるとき見え
ないようにすれば、ロータ3の状態判別をより瞬時に行
いやすくなる。
【0059】さらに、第1操作部17cと第2操作部2
6aとを装着部2cと接離する方向に対向して配置して
いるので、同じ指の押し込み操作と引き込み操作とで制
動操作と規制切換操作とを行うことができる。このよう
に、制動操作と同じ指で規制切換操作を行えるので、他
の指を釣り竿から離す必要がなくなり、円滑に規制切換
操作を行えるようになる。また、第2位置や第3位置に
第2操作部を配置すると位置保持手段により手を離して
もその位置で保持されるので、規制状態を持続できる。
【0060】さらにまた、補助レバー18の先端部分の
第2操作部26aを制動レバー17に設けた開口17g
で囲んでいるので、ベールアーム9で糸ふけが生じたり
キャスティング時に釣り糸が制動レバー17に接触した
りしても、補助レバー18と制動レバー17との隙間に
釣り糸が噛み込みこむ、いわゆる糸カミが生じにくくな
る。
【0061】また、第2所定制動部21は、円板状の両
ドラグディスク22,23の圧接力により所定の制動力
を得ているので、制動時の圧接面積が大きくなる。この
ため、大きな制動力を小さい面圧で得ることができ、耐
久性を維持して比較的大きな制動力を容易に得ることが
できる。また、第1所定制動部20による第1所定制動
状態と第2所定制動部21による第2所定制動部21と
を切換レバー55で切り換えできるので、釣り対象の魚
や用途などに応じて所定制動状態における制動力を適宜
選択できる。
【0062】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、制動レバー17と補助レバ
ーとを有するレバーブレーキ式のスピニングリールを例
に説明したが、1本の制動レバーだけを有するスピニン
グリールにも本発明を適用できる。 (b) 前記実施形態では、制動レバー17を有するレ
バーブレーキ式のスピニングリールを例に説明したが、
スプールを制動するフロントドラグ又はリアドラグ式の
スピニングリールや制動機構を有さないスピニングリー
ル等の全てのスピニングリールのリール本体に本発明を
適用できる。
【0063】(c) 前記実施形態では、第1リールボ
ディ2aと脚部2bとが一体形成されていたが、第2リ
ールボディ2dと脚部2bとが一体形成されたリール本
体にも本発明を適用できる。
【0064】
【発明の効果】本発明に係るスピニングリールのリール
本体では、脚部の前側において装着部の連結部分におけ
る第1厚みが5.5mm以下であるので、従来に比べて
かなり薄くなっている。このため、指を入れる空間を確
保してもロータや制動レバーを従来に比べて装着部に接
近させることができる。したがって、指を入れる空間を
確保しつつリール全体の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1によるスピニングリールの
側面断面図。
【図2】リール本体の上部の側面部分図
【図3】その制動部の断面拡大図。
【図4】図1のIV−IV断面図。
【図5】図1のV−V断面図。
【図6】スピニングリールの正面部分図。
【図7】第2所定制動部の分解斜視図。
【図8】オンオフ切換部の分解斜視図。
【図9】制動解除状態の各レバーと制動円筒の状態を示
す断面模式図。
【図10】所定制動状態の各レバーと制動円筒の状態を
示す断面模式図。
【図11】制動状態における各レバーと制動円筒の状態
を示す断面模式図。
【図12】制動解除状態と所定制動状態での第2レバー
部材の動作を示す模式図。
【符号の説明】
2 リール本体 2a リールボディ 2c 装着部 3 ロータ 4 スプール 6 レバーブレーキ機構 16 制動部 17 制動レバー 18 補助レバー 26a 第2操作部 81 平行面 82 前湾曲面 83 後湾曲面 84 増加面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣り竿に装着され、前記釣り竿の長手方向
    に沿う軸回りに釣り糸を巻き取るスピニングリールのリ
    ール本体であって、 内部に機構装着空間を有するリールボディと、 前記釣り竿に沿うように前後に配置され一面に前記釣り
    竿が装着される装着部と、 前記リールボディ及び前記装着部と一体形成され前記リ
    ールボディと前記装着部の中間部分とを連結する脚部と
    を備え、 前記脚部の前側において前記装着部と前記脚部との連結
    部分における前記装着部の第1厚みが5.5mm以下で
    ある、スピニングリールのリール本体。
  2. 【請求項2】前記脚部の後側において前記連結部分にお
    ける前記装着部の第2厚みは前記第1厚みより厚い、請
    求項1に記載のスピニングリールのリール本体。
  3. 【請求項3】前記第1厚みは、前記装着部の釣り竿装着
    面と逆側面で前後に延びる直線から前記脚部に向けて湾
    曲して曲線に変化する部分の厚みである、請求項1又は
    2に記載のスピニングリールのリール本体。
  4. 【請求項4】前記スピニングリールは、前記装着部に接
    離する方向に揺動自在に装着された制動操作部材を有す
    るレバーブレーキ式のスピニングリールであり、 前記第1厚みは、前記制動操作部材と前記装着部の釣り
    竿装着面までの最短距離の15%から19%の範囲であ
    る、請求項1から3のいずれかに記載のスピニングリー
    ルのリール本体。
  5. 【請求項5】前記第1厚みは、前記装着部の前端部の第
    3厚みの150%から190%の範囲である、請求項1
    から4のいずれかに記載のスピニングリールのリール本
    体。
JP2001280531A 2001-09-14 2001-09-14 スピニングリールのリール本体 Pending JP2003088280A (ja)

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