[go: up one dir, main page]

JP2003088181A - 動力出力装置およびその制御方法 - Google Patents

動力出力装置およびその制御方法

Info

Publication number
JP2003088181A
JP2003088181A JP2001274163A JP2001274163A JP2003088181A JP 2003088181 A JP2003088181 A JP 2003088181A JP 2001274163 A JP2001274163 A JP 2001274163A JP 2001274163 A JP2001274163 A JP 2001274163A JP 2003088181 A JP2003088181 A JP 2003088181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
switching
power supply
voltage
inverter circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001274163A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yamamoto
貴史 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2001274163A priority Critical patent/JP2003088181A/ja
Publication of JP2003088181A publication Critical patent/JP2003088181A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコンデンサの直並列切り替えにより端
子間電圧を調節可能な電源ユニットを電源として電動機
から動力を出力する場合、直並列の切り替えの際に電動
機に意図しないトルクが出力されるのを防止し、より安
定した動力を出力する。 【解決手段】 制御ユニット60は、スイッチSW1〜
SW3に対する指令信号に対応する電源ユニット22の
合成抵抗と平滑コンデンサ38の静電容量とから平滑コ
ンデンサ38の時定数(充放電特性)を算出し、この時
定数とスイッチSW1〜SW3に対する指令信号に対応
する電源ユニット22の合成電圧とに基づいて平滑コン
デンサ38の端子間電圧(インバータ回路30の正極母
線32と負極母線34との間に作用する電位差)を推定
し、この推定電圧を用いてモータ36から指令トルクが
出力されるようにPWM信号を生成し、インバータ回路
30に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力出力装置およ
びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の動力出力装置としては、
インバータ回路により変換された三相交流電力により回
転駆動する電動機の電力供給源となる電源ユニットとし
て、複数のコンデンサとこの複数のコンデンサのうちの
対となるコンデンサの直並列接続を切り替え可能な切り
替えスイッチとを備えるものが提案されている(特開平
11−215695号公報など)。この動力出力装置で
は、インバータ回路へ入力される電圧レベル(インバー
タ回路の正極母線と負極母線との間に作用する電位差)
に応じて対となるコンデンサの直並列接続を切り替える
ことにより、電圧レベルを適正な状態に保持し、電動機
の効率的な運転を実現しようとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た動力出力装置では、切り替えスイッチによる直並列切
り替えの際に電圧レベルが急激に変化するため電動機に
印加される電流も急激に変化し、電動機から意図しない
トルクが出力されてしまう。こうした問題を解決するた
めに、直並列切り替えの際の電圧レベルを電圧センサに
より逐次検出し、この検出結果に応じて電動機に印加す
る電流を制御することも考えられる。この場合には、電
圧センサにより検出された電圧は高周波成分を含むた
め、ローパスフィルタにより高周波成分を除去する必要
がある。従って、ローパスフィルタの時定数が、電動機
を駆動するインバータ回路のスイッチング素子のスイッ
チング周期(電流制御の間隔)に対して大きい場合に
は、上記直並列切り替えによる電圧レベルの急激な変化
に対応できず、電動機に意図しないトルクが出力される
のを防止できない。
【0004】本発明の動力出力装置およびその制御方法
は、複数の電力供給手段の直並列切り替えにより電圧を
調節可能な電源ユニットを電力供給源として電動機から
動力を出力する場合、直並列の切り替えの際にも電動機
から意図しないトルクが出力されるのを防止することを
目的の一つとする。また、本発明の動力出力装置および
その制御方法は、複数の電力供給手段の直並列切り替え
により電圧を調節可能な電源ユニットを電力供給源とし
て電動機から動力を出力する場合、直並列の切り替えの
際にもより安定した動力を出力することを目的の一つと
する。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の動力出力装置およびその制御方法は、上述の目的
の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採っ
た。
【0006】本発明の動力出力装置は、複数の電力供給
手段と、該複数の電力供給手段のうちの対となる電力供
給手段の直列接続と並列接続とを切り替え可能な切替手
段とを有する電源ユニットと、該電源ユニットからの電
力をスイッチング素子のスイッチングにより多相交流電
力に変換して出力可能なインバータ回路と、該出力され
た多相交流電力により駆動する電動機と、前記インバー
タ回路の正極母線と負極母線とに接続された充放電可能
な蓄電手段と、前記切替手段に対する直並列の切り替え
の信号と前記複数の電力供給手段の各電圧と前記蓄電手
段の充放電特性とに基づいて該蓄電手段の電圧を推定す
る電圧推定手段と、該推定された電圧を用いて前記電動
機に要求される動力を出力可能な電流が該電動機に印加
されるよう前記インバータ回路のスイッチング素子をス
イッチング制御するスイッチング制御手段とを備えるこ
とを要旨とする。
【0007】この本発明の動力出力装置では、電圧推定
手段が、切替手段に対する直並列の切り替えの信号と複
数の電力供給手段の各電圧と蓄電手段の充放電特性とに
基づいて蓄電手段の電圧を推定し、スイッチング制御手
段が、推定された電圧を用いて電動機に要求される動力
を出力可能な電流が電動機に印加されるようインバータ
回路のスイッチング素子をスイッチング制御する。こう
すれば、切替手段の直並列の切り替えの際にもより正確
に蓄電手段の電圧を導出でき、この電圧を用いて電動機
に印加する電流を調節することができる。この結果、切
替手段の直並列切り替えの際にも電動機から意図しない
トルクが出力されるのを防止することができ、より安定
した動力を出力することができる。
【0008】こうした本発明の動力出力装置において、
前記電圧推定手段は、前記切替手段に対する直並列の切
り替えの指令に応じた前記電源ユニットの内部抵抗と前
記蓄電手段の容量とに基づいて該蓄電手段の充放電特性
を算出する充放電特性算出手段を備えるものとすること
もできる。こうすれば、より正確に蓄電手段の充放電特
性を算出することができる。
【0009】本発明の動力出力装置の制御方法は、複数
の電力供給手段と該複数の電力供給手段のうちの対とな
る電力供給手段の直列接続と並列接続とを切り替え可能
な切替手段とを有する電源ユニットと、該電源ユニット
からの電力をスイッチング素子のスイッチングにより多
相交流電力に変換して出力可能なインバータ回路と、該
出力された多相交流電力により駆動する電動機と、前記
インバータ回路の正極母線と負極母線とに接続された充
放電可能な蓄電手段とを備える動力出力装置の制御方法
であって、(a)前記切替手段に対する直並列の切り替
えの信号と前記複数の電力供給手段の各電圧と前記蓄電
手段の充放電特性とに基づいて該蓄電手段の電圧を推定
し、(b)該推定された電圧を用いて前記電動機に要求
される動力を出力可能な電流が該電動機に印加されるよ
う前記インバータ回路のスイッチング素子をスイッチン
グ制御することを要旨とする。
【0010】この本発明の動力出力装置の制御方法で
は、切替手段に対する直並列の切り替えの信号と複数の
電力供給手段の各電圧と蓄電手段の充放電特性とに基づ
いて蓄電手段の電圧を推定し、推定された電圧を用いて
電動機に要求される動力を出力可能な電流が電動機に印
加されるようインバータ回路のスイッチング素子をスイ
ッチング制御する。こうすれば、切替手段の直並列の切
り替えの際にもより正確に蓄電手段の電圧を導出でき、
この電圧を用いて電動機に印加する電流を調節すること
ができる。この結果、切替手段の直並列切り替えの際に
も電動機から意図しないトルクが出力されるのを防止す
ることができ、より安定した動力を出力することができ
る。
【0011】こうした本発明の動力出力装置の制御方法
において、前記ステップ(a)は、前記切替手段に対す
る直並列の切り替えの信号に応じた前記電源ユニットの
内部抵抗と前記蓄電手段の容量とに基づいて該蓄電手段
の充放電特性を算出するステップを備えるものとするこ
ともできる。こうすれば、より正確に蓄電手段の充放電
特性を算出することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
動力出力装置20の構成の概略を示す構成図である。実
施例の動力出力装置20は、図示するように、複数のコ
ンデンサバンク24〜28と複数のコンデンサバンク2
4〜28のうちの対となるバンク26,28の直列接続
と並列接続とを切り替え可能なスイッチSW1〜SW3
とからなる電源ユニット22と、電源ユニット22から
の電力を三相交流電力に変換して出力可能なインバータ
回路30と、この出力された三相交流電力により回転駆
動するモータ36と、インバータ回路30の正極母線3
2と負極母線34とに接続された平滑用の平滑コンデン
サ38と、装置全体をコントロールする制御ユニット6
0とを備える。
【0013】電源ユニット22を構成するコンデンサバ
ンク24〜28は、各々1個または複数個のコンデンサ
(例えば、電気二重層コンデンサなど)を単位とするバ
ンクとして構成されている。このコンデンサバンク24
〜28の直列接続と並列接続とを切り替え可能なスイッ
チSW1〜SW3は、スイッチSW1,SW2をオンす
ると共にスイッチSW3をオフすれば、コンデンサバン
ク26,28を並列接続された状態とし、スイッチSW
1,SW2をオフすると共にスイッチSW3をオンすれ
ば、コンデンサバンク26,28を直列接続された状態
とする。これは、コンデンサをモータ36を駆動するた
めの電力供給源として用いると、電力の受給に伴いコン
デンサの端子間電圧、即ちインバータ回路30の正極母
線32と負極母線34との間に作用する電位差が大きく
変動することに基づいている。従って、コンデンサバン
ク24〜28の放電に伴って正極母線32と負極母線3
4との間に作用する電位差が下降すると、並列接続から
直列接続の状態に切り替えて電位差を上昇させ、逆にコ
ンデンサバンク24〜28の充電に伴って正極母線32
と負極母線34との間の電位差が上昇すると、直列接続
から並列接続に切り替えて電位差を下降させることによ
り、正極母線32と負極母線34との間の電位差を所定
範囲内に保つことができ、モータ36に安定した電力を
供給することができるのである。
【0014】インバータ回路30は、6個のトランジス
タT1〜T6と6個のダイオードD1〜D6とにより構
成されている。6個のトランジスタT1〜T6は、それ
ぞれ正極母線32と負極母線34とに対してソース側と
シンク側となるよう2個ずつペアで配置され、その接続
点にモータ36の三相コイル(uvw)の各々が接続さ
れている。したがって、正極母線32と負極母線34と
に電位差が作用している状態で対をなすトランジスタT
1〜T6のオン時間の割合を制御すれば、モータ36の
三相コイルに回転磁界を形成し、モータ36を回転駆動
することができる。
【0015】モータ36は、例えば、外表面に永久磁石
が貼り付けられたロータと三相コイルが巻回されたステ
ータとからなる発電可能なPM型の同期発電電動機とし
て構成されている。このモータ36の回転軸は、実施例
の動力出力装置20の出力軸となっており、この出力軸
から動力が出力される。例えば、実施例の動力出力装置
20が車輌に搭載される場合を考えると、モータ36の
回転軸は車輪の車軸に接続されることになる。また、モ
ータ36は、発電電動機として構成されているから、モ
ータ36の回転軸に動力を入力すれば、モータ36によ
り発電することもできる。
【0016】制御ユニット60は、CPU62を中心と
したマイクロプロセッサとして構成されており、処理プ
ログラムを記憶したROM64と、一時的にデータを記
憶するRAM66と、入出力ポート(図示せず)とを備
える。この制御ユニット60には、電源ユニット22の
各コンデンサバンク24〜28の端子間電圧を検出する
電圧センサ40〜44からの各バンク電圧Vb1〜Vb
3や、平滑コンデンサ38の端子間電圧を検出する電圧
センサ46からの電圧Vc、インバータ回路30の入力
電流を検出する電流センサ48からの入力電流Iin、
モータ36の三相コイルに印加されている各相電流を検
出する電流センサ50〜54からの各相電流Iu,I
v,Iw、モータ36の回転軸に取り付けられた回転角
センサ39からの回転角θ、モータ36の駆動に関する
指令値などが入力ポートを介して入力されている。ま
た、制御ユニット60からは、インバータ回路30への
トランジスタT1〜T6のオンオフに関するスイッチン
グ制御信号などが出力ポートを介して出力されている。
なお、モータ36の三相コイルに印加されている各相電
流を検出する電流センサ50〜54に関しては、いずれ
か一つ省略することもできる。
【0017】次に、こうして構成された実施例の動力出
力装置20の動作、特にスイッチSW1〜SW3の操作
によりコンデンサバンク26,28の直並列を切り替え
る際に正極母線32と負極母線34との間に作用する電
位差(以下、母線間電圧という)を推定する処理につい
て説明する。図2は、実施例の動力出力装置20の制御
ユニット60により実行される母線間電圧推定処理ルー
チンの一例を示すフローチャートである。このルーチン
は、スイッチSW1〜SW3に対するコンデンサバンク
26,28の直並列の切り替え指令が入力されたとき、
例えば、電圧センサ46により検出された電圧がコンデ
ンサバンク26,28の直列から並列への切り替えを指
令する所定の閾値Vh以上となったときや、電圧センサ
46により検出された電圧がコンデンサバンク26,2
8の並列から直列への切り替えを指令する所定の閾値V
l以下となったときから母線間電圧が十分収束する時間
(例えば、20msec)まで所定時間毎(例えば、2
00μsec毎)繰り返し実行される。
【0018】母線間電圧推定処理ルーチンが実行される
と、制御ユニット60のCPU62は、まず、スイッチ
SW1〜SW3に対するオンオフ指令信号やコンデンサ
バンク24〜28の各バンク電圧Vb1〜Vb3を読み
込み(ステップS100)、各バンク電圧Vb1〜Vb
3からスイッチSW1〜SW3のオンオフ指令信号に対
応する電源ユニット22の合成電圧Vbを算出すると共
に予め実験などにより導出されたコンデンサバンク24
〜28の内部抵抗Rb1〜Rb3からスイッチSW1〜
SW3のオンオフ指令信号に対応する電源ユニット22
の合成抵抗Rbを算出する処理を行なう(ステップS1
02)。この処理は、スイッチSW1,SW2を共にオ
フとしスイッチSW2をオンとする指令信号を入力した
場合には、コンデンサバンク26,28は並列接続から
直列接続へ切り替えられることになるから、電源ユニッ
ト22の合成電圧Vおよび合成抵抗Rは次式(1),
(2)を用いて算出することができる。
【0019】Vb=Vb1+Vb2+Vb3 (1) Rb=Rb1+Rb2+Rb3 (2)
【0020】一方、スイッチSW1,SW2を共にオン
としスイッチSW2をオフとする指令信号を入力した場
合には、コンデンサバンク26,28は直列接続から並
列接続へ切り替えられることになるから、電源ユニット
22の合成電圧Vおよび合成抵抗Rは次式(3)(また
は(4)),(5)を用いて算出することができる。
【0021】 Vb=Vb1+Vb2 (3) Vb=Vb1+Vb3 (4) Rb=Rb1+Rb2・Rb3/(Rb2+Rb3) (5)
【0022】電源ユニット22の合成電圧Vbと合成抵
抗Rbとが算出されると、電源ユニット22の合成抵抗
Rbに予めROM64などに記憶されている平滑コンデ
ンサ38の静電容量Cを乗じて平滑コンデンサ38の充
放電特性としての時定数τを算出する(ステップS10
4)。そして、平滑コンデンサ38の端子間電圧、即ち
母線間電圧V(t)を次式(6)を用いて推定する処理
を行なって(ステップS106)、本ルーチンを終了す
る。ここで、母線間電圧V(t−1)は、前回のルーチ
ンで算出された母線間電圧であり、初期値としては所定
時間毎(例えば、20msec)に電圧センサ46から
ローパスフィルタを介して入力される電圧値が用いられ
る。なお、Δは、本ルーチンの実行時間間隔(例えば、
上記の200μsec)である。
【0023】 V(t)=(1−Δ/τ)V(t−1)+(Δ/τ)Vb (6)
【0024】こうして母線間電圧V(t)が推定される
と、推定された母線間電圧V(t)を用いてモータ36
の駆動制御が行なわれる。このモータ36の駆動制御
は、図3に例示するモータ制御ルーチンを実行すること
により行なわれる。
【0025】このモータ制御ルーチンが実行されると、
制御ユニット60のCPU62は、まず、母線間電圧V
(t)やモータ36の三相コイルに流れている各相電流
Iu,Iv,Iw、モータ36のトルク指令値に対応す
る指令d−q電流Id*,Iq*などの各種データを読
み込む処理を実行する(ステップS200)。なお、図
2のルーチンが実行されていないときには、母線間電圧
V(t)として所定時間毎(例えば、10msec毎)
に電圧センサ46からローパスフィルタを介して入力さ
れる電圧が用いられる。続いて、読み込んだ各相電流I
u,Iv,Iwを三相二相変換してd−q電流Id,I
qを算出し(ステップS202)、このd−q電流I
d,IqとステップS200で読み込んだ指令d−q電
流Id*,Iq*との偏差ΔId,ΔIqを算出する
(ステップS204)。そして、指令d−q電圧Vd
*,Vq*を次式(7),(8)を用いて算出する(ス
テップS206)。ここで、KPD,KPQは比例項に
おけるゲインであり、KID,KIQは積分項における
ゲインである。
【0026】 Vd*=KPDΔId+KID∫ΔIddt (7) Vq*=KPQΔIq+KIQ∫ΔIqdt (8)
【0027】指令d−q電圧Vd*,Vq*が算出され
ると、これを二相三相変換して各相の指令電圧Vu*,
Vv*,Vw*として算出し(ステップS208)、こ
れとステップS200で読み込んだ母線間電圧V(t)
とにより次式(9),(10),(11)を用いてPW
M変換、即ちトランジスタT1〜T6の各ペアのオン時
間の割合PWMu,PWMv,PWMwを設定して(ス
テップS210)、この設定されたオン時間の割合とな
るようPWM信号をインバータ回路30のトランジスタ
T1〜T6へ出力して(ステップS212)本ルーチン
を終了する。なお、PWMu,PWMv,PWMwは、
値1をオン時間の割合100%として値0〜1の範囲内
で設定されるものである。
【0028】 PWMu=0.5+Vu*/V(t) (9) PWMv=0.5+Vv*/V(t) (10) PWmw=0.5+Vw*/V(t) (11)
【0029】これにより、PWM信号を受けたインバー
タ回路30はトランジスタT1〜T6のオンオフにより
モータ36を回転駆動させ、実施例の動力出力装置20
の出力軸に動力が出力される。
【0030】図4は、平滑コンデンサ38の充放電特性
を考慮しない場合のコンデンサバンク26,28の並列
から直列への切り替えの際にモータ36に印加される電
流波形を示す図であり、図5は、平滑コンデンサ38の
充放電特性を考慮した場合のコンデンサバンク26,2
8の並列から直列への切り替えの際にモータ36に印加
される電流波形を示す図である。なお、図4(a)と図
5(a)は、d−q軸における電流波形を示し、図4
(b)と図5(b)は、モータ36の三相コイルのu相
における電流波形を示す。図4(a),(b)に示すよ
うに、コンデンサの充放電特性を考慮しない場合には、
q軸に流れる電流Iq(トルク)が指令電流Iq*(ト
ルク指令)に一致しておらず、コンデンサバンク26,
28の並列から直列への切り替えの際の平滑コンデンサ
38の端子間電圧(母線間電圧)の急激な変化に対して
対応できずにモータ36から意図しないトルクが出力さ
れていることが分かる。一方、コンデンサの充放電特性
を考慮する場合、即ち図6に例示するように平滑コンデ
ンサ38の充放電特性に基づいて平滑コンデンサ38の
端子間電圧を推定しこれをモータ36の駆動制御に用い
る場合、q軸に流れる電流Iq(トルク)が指令電流I
q*(トルク指令)にほぼ一致しており、平滑コンデン
サ38の端子間電圧の急激な変化に対してもモータ36
から指令トルクどおりのトルクが出力されていることが
分かる。
【0031】以上説明した実施例の動力出力装置20に
よれば、平滑コンデンサ38の充放電特性に基づいてコ
ンデンサバンク26,28の直並列の切り替えの際の平
滑コンデンサ38の端子間電圧を推定し、この推定電圧
を用いてモータ36を駆動制御するから、モータ36に
意図しないトルクが出力されるのを防止してより適切に
モータ36を駆動させることができる。この結果、動力
出力装置20の安定した運転を確保することができる。
また、実施例の動力出力装置20を車輌に搭載する場合
には、車輌の良好な乗り心地を確保することができる。
【0032】実施例の動力出力装置20では、電動機と
して三相交流電力により駆動するモータ36を用いた
が、多相交流電力により駆動する如何なるタイプの電動
機を用いるものとしても構わない。
【0033】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明のこうした実施例に何ら限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である動力出力装置20の
構成の概略を示す構成図である。
【図2】 実施例の動力出力装置20の制御ユニット6
0により実行される母線間電圧推定処理ルーチンの一例
を示すフローチャートである。
【図3】 実施例の動力出力装置20の制御ユニット6
0により実行されるモータ制御ルーチンの一例を示すフ
ローチャートである。
【図4】 平滑コンデンサ38の充放電特性を考慮しな
い場合のコンデンサバンク26,28の並列から直列へ
の切り替えの際にモータ36に印加される電流波形を示
す図である。
【図5】 平滑コンデンサ38の充放電特性を考慮した
場合のコンデンサバンク26,28の並列から直列への
切り替えの際にモータ36に印加される電流波形を示す
図である。
【図6】 平滑コンデンサ38の充放電特性に基づく推
定電圧波形の一例を示す図である。
【符号の説明】
20 動力出力装置、22 電源ユニット、24,2
6,28 コンデンサバンク、30 インバータ回路、
32 正極母線、34 負極母線、36 モータ、38
平滑コンデンサ、39 回転角センサ、40,42,
44,46 電圧センサ、48,50,52,54 電
流センサ、60 制御ユニット、62 CPU、64
ROM、66 RAM、SW1〜SW3 スイッチ、T
1〜T6トランジスタ、D1〜D6 ダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H115 PA00 PC06 PG04 PI11 PI21 PI29 PU10 PV09 PV23 RB22 RB26 SE04 TO12 TO13 5H576 AA15 BB08 BB10 CC06 CC09 DD07 EE01 EE11 EE21 HA02 HB01 LL22 LL24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電力供給手段と、該複数の電力供
    給手段のうちの対となる電力供給手段の直列接続と並列
    接続とを切り替え可能な切替手段とを有する電源ユニッ
    トと、 該電源ユニットからの電力をスイッチング素子のスイッ
    チングにより多相交流電力に変換して出力可能なインバ
    ータ回路と、 該出力された多相交流電力により駆動する電動機と、 前記インバータ回路の正極母線と負極母線とに接続され
    た充放電可能な蓄電手段と、 前記切替手段に対する直並列の切り替えの信号と前記複
    数の電力供給手段の各電圧と前記蓄電手段の充放電特性
    とに基づいて該蓄電手段の電圧を推定する電圧推定手段
    と、 該推定された電圧を用いて前記電動機に要求される動力
    を出力可能な電流が該電動機に印加されるよう前記イン
    バータ回路のスイッチング素子をスイッチング制御する
    スイッチング制御手段とを備える動力出力装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧推定手段は、前記切替手段に対
    する直並列の切り替えの指令に応じた前記電源ユニット
    の内部抵抗と前記蓄電手段の容量とに基づいて該蓄電手
    段の充放電特性を算出する充放電特性算出手段を備える
    請求項1記載の動力出力装置。
  3. 【請求項3】 複数の電力供給手段と該複数の電力供給
    手段のうちの対となる電力供給手段の直列接続と並列接
    続とを切り替え可能な切替手段とを有する電源ユニット
    と、該電源ユニットからの電力をスイッチング素子のス
    イッチングにより多相交流電力に変換して出力可能なイ
    ンバータ回路と、該出力された多相交流電力により駆動
    する電動機と、前記インバータ回路の正極母線と負極母
    線とに接続された充放電可能な蓄電手段とを備える動力
    出力装置の制御方法であって、 (a)前記切替手段に対する直並列の切り替えの信号と
    前記複数の電力供給手段の各電圧と前記蓄電手段の充放
    電特性とに基づいて該蓄電手段の電圧を推定し、 (b)該推定された電圧を用いて前記電動機に要求され
    る動力を出力可能な電流が該電動機に印加されるよう前
    記インバータ回路のスイッチング素子をスイッチング制
    御する動力出力装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記ステップ(a)は、前記切替手段に
    対する直並列の切り替えの信号に応じた前記電源ユニッ
    トの内部抵抗と前記蓄電手段の容量とに基づいて該蓄電
    手段の充放電特性を算出するステップを備える請求項3
    記載の動力出力装置の制御方法。
JP2001274163A 2001-09-10 2001-09-10 動力出力装置およびその制御方法 Pending JP2003088181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001274163A JP2003088181A (ja) 2001-09-10 2001-09-10 動力出力装置およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001274163A JP2003088181A (ja) 2001-09-10 2001-09-10 動力出力装置およびその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003088181A true JP2003088181A (ja) 2003-03-20

Family

ID=19099260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001274163A Pending JP2003088181A (ja) 2001-09-10 2001-09-10 動力出力装置およびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003088181A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006166495A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Nissan Motor Co Ltd インバータ制御装置
KR20160019105A (ko) * 2013-06-18 2016-02-18 르노 에스.아.에스. 배터리에 의해 스스로 전력을 공급받는 컨버터에 의해 전력 공급되는 부하를 관리하는 방법 및 시스템

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006166495A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Nissan Motor Co Ltd インバータ制御装置
KR20160019105A (ko) * 2013-06-18 2016-02-18 르노 에스.아.에스. 배터리에 의해 스스로 전력을 공급받는 컨버터에 의해 전력 공급되는 부하를 관리하는 방법 및 시스템
CN105409108A (zh) * 2013-06-18 2016-03-16 雷诺两合公司 管理通过自身由电池供电的变换器来供电的负载的方法及其系统
JP2016530856A (ja) * 2013-06-18 2016-09-29 ルノー エス.ア.エス. バッテリによってそれ自体給電される変換器によって給電される負荷を統御する方法および対応するシステム
KR102276402B1 (ko) * 2013-06-18 2021-07-12 르노 에스.아.에스. 배터리에 의해 스스로 전력을 공급받는 컨버터에 의해 전력 공급되는 부하를 관리하는 방법 및 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3692993B2 (ja) 駆動装置および動力出力装置
US8232753B2 (en) Control device for electric motor drive apparatus
JP3396440B2 (ja) 同期電動機の制御装置
CN102197581B (zh) 交流电动机的控制装置以及控制方法
US8390223B2 (en) Control device for electric motor drive device
US8054031B2 (en) Converter device, rotating electrical machine control device, and drive device
JP5831444B2 (ja) 回転機の制御装置
US6775115B2 (en) Voltage conversion system and method and recording medium
CN107148746B (zh) 电动机驱动装置
EP2190112A1 (en) Ac motor control device and ac motor control method
JP2006320039A (ja) モータ駆動システムの制御装置
JP2009106069A (ja) 電動機制御装置
JP2015208143A (ja) 電動機駆動装置
CN110785920A (zh) 逆变器装置及电动助力转向装置
EP1172926A2 (en) Power output device
JPH08289588A (ja) 電力変換装置
JPWO2019102539A1 (ja) 回転電機制御装置及び電動車両
JP4346813B2 (ja) 動力出力装置およびその制御方法
JP5354036B2 (ja) 車両および車両の制御方法
JP4723743B2 (ja) 動力出力装置
JP2002300800A (ja) 電力変換装置
JPH1169900A (ja) 電気車の制御装置
JP2002272183A (ja) 動力出力装置およびその制御方法
JP2003066078A (ja) コンデンサ検査装置
JP2004061217A (ja) 電流検出装置とその方法及び電動機装置