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JP2003088071A - リラクタンス型回転電機 - Google Patents

リラクタンス型回転電機

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JP2003088071A
JP2003088071A JP2001270678A JP2001270678A JP2003088071A JP 2003088071 A JP2003088071 A JP 2003088071A JP 2001270678 A JP2001270678 A JP 2001270678A JP 2001270678 A JP2001270678 A JP 2001270678A JP 2003088071 A JP2003088071 A JP 2003088071A
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JP
Japan
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cavity
electric machine
magnetic
rotor
reluctance type
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JP2001270678A
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Kazuto Sakai
和 人 堺
Masanori Shin
政 憲 新
Norio Takahashi
橋 則 雄 高
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Synchronous Machinery (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不可逆減磁することなく、小型・高出力・高
効率で広範囲の可変速運転を可能にするリラクタンス型
回転電機を提供する。 【解決手段】 電機子コイル(3)を有する電機子
(1)と、周方向に磁気抵抗の異なる部位を有する回転
子(5A)とを備える場合、回転子(5A)の磁気抵抗
の大きい部位は、中央部(9)とこの中央部(9)に対
して周方向の両側に連接して径方向外側に延出する側端
部(10)とを有する空洞(8)と、空洞(8)の中央
部(9)に嵌装されるフェライト磁石(7)とを備え、
空洞(8)の中央部(9)の径方向の内法寸法よりも側
端部の周方向の内法寸法を小さくし、フェライト磁石
(7)は空洞(8)を通る電機子電流の磁束を打ち消す
ように磁化されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転子に永久磁石
を嵌設したリラクタンス型回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のリラクタンス型回転電機
の横断面図である。同図において、電機子1は、複数の
スロットが設けられた電磁鋼板を積層してなる電機子鉄
心2と、スロットにそれぞれ収められて電機子歯4に巻
装された電機子コイル3とで構成されている。一方、電
機子歯4に外周面が対向する回転子5は、磁界を形成す
るコイルを持たず、外周部に凹凸が形成された回転子鉄
心6のみで構成されている。このためリラクタンス型回
転電機は構成が簡素であり、製造コストも安価である。
【0003】ここで、リラクタンス型回転電機の出力発
生原理について説明する。リラクタンス型回転電機は回
転子の外周部に凹凸を設けたことにより、電機子鉄心歯
4からの磁界に対して、磁極となる凸部12の磁気抵抗
は小さくなり、凹部13での磁気抵抗は大きくなる。従
って、凸部と凹部の各空隙部分で電機子コイル3に電流
を流すことによって蓄えられる随伴磁気エネルギーが異
なる。この随伴磁気エネルギーの変化によって出力が発
生する。
【0004】なお、回転子の外周部に幾何学的な凸部と
凹部とを形成するだけでなく、磁気抵抗、磁束密度分布
が回転子の周方向位置によって異なるように、磁気的な
凸部と凹部とを形成することもできる。
【0005】他の高性能な回転電機として、永久磁石回
転電機がある。その電機子はリラクタンス型回転電機と
同様であるが、回転子のほぼ全周にわたって永久磁石が
回転子鉄心の外周部に配置された表面配置型の回転電機
と、回転子鉄心内に永久磁石が埋めこまれた埋め込み型
永久磁石回転電機とがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】リラクタンス型回転電
機は回転子鉄心表面の凹凸により回転子の位置で磁気抵
抗が異なるため、空隙磁束密度も変化する。この変化に
より磁気エネルギーが変化して出力が得られる。
【0007】しかし、電流が増加すると、磁極となる鉄
心の凸部(以下、d軸とも言う)において局部的な磁気
飽和が拡大する。これにより、磁極間となる鉄心の凹部
(以下、q軸ともいう)に漏れる磁束が増加すると共
に、磁極を通る有効な磁束が減少して出力は低下する。
一方、磁気エネルギーから考えると、鉄心の凸部の磁気
飽和によって生じる漏れ磁束により、空隙磁束密度の変
化が緩やかになり、随伴磁気エネルギーの変化が小さく
なる。このため、電流に対して出力の増加率が低下し、
やがて出力は飽和する。また、q軸の漏れ磁束は無効な
電圧を誘起して力率を低下させる。
【0008】一方、永久磁石回転電機では小型・高出力
化のために高磁気エネルギー積の希土類永久磁石が用い
られる。希土類材料は資源的に少なく、従って、大量生
産が行われる汎用機械に最適なものではなかった。これ
に対して、酸化鉄のフェライト磁石は材料としては豊富
な資源であるため、安定的に供給することができる。し
かし、フェライト磁石を回転電機の界磁に適用した場合
には、二つの大きな問題がある。
【0009】その一つは、フェライト磁石の磁気エネル
ギー積が希土類磁石の1/10程度であるため永久磁石
の鎖交磁束と電流との積で生じるトルクは小さく、従っ
て、体積当たりの出力も小さい。
【0010】もう一つの問題は、小型高出力化する場
合、比電気装荷(電機子内周の長さ当たりのアンペアタ
ーン)が高くなり、フェライト磁石の保磁力が小さいた
め、電機子の電機子反作用磁界でフェライト磁石が不可
逆減磁する。特にフェライト磁石は20℃以下の低温で
上記よりもさらに低い減磁界で不可逆減磁を生じるとい
う大きな問題がある。
【0011】可変速運転を考えた場合、さらに次の問題
も生じる。すなわち、永久磁石の磁束は一定であるので
電機子コイルに誘導される電圧は回転速度に比例して大
きくなる。従って、高速回転までの広範囲の可変速運転
を行う場合、表面磁石型回転電機は界磁磁束を減らすこ
とができないため、電源電圧を一定とすると基底速度の
2倍以上の定出力運転は困難である。埋め込み型永久磁
石回転電機は、永久磁石の鎖交磁束が表面型永久磁石回
転電機よりも少なくなるので、磁石の磁化方向と逆の減
磁界を形成する電機子反作用を磁石に作用させて、磁石
の鎖交磁束を減少させる方法がある。しかし、大きな減
磁界を永久磁石にかける必要があるため、フェライト磁
石では不可逆減磁を生じる。
【0012】また、空転時において、上記の磁石の磁束
を減少させるための電機子巻線に電流を流すため、ジュ
ール熱による電力損失が発生して総合効率は低下する。
【0013】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、第1の目的は不可逆減磁することなく、小
型・高出力・高効率で広範囲の可変速運転を可能にする
リラクタンス型回転電機を提供するにある。
【0014】本発明の他の目的は、信頼性が高く、製造
性に優れたリラクタンス型回転電機を提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
電機子コイルを有する電機子と、周方向に磁気抵抗の異
なる部位を有する回転子とを備えるリラクタンス型回転
電機において、回転子の磁気抵抗の大きい部位は、中央
部とこの中央部に対して周方向の両側に連接して径方向
外側に延出する側端部とを有する空洞と、空洞の中央部
に嵌装されるフェライト磁石と、を備え、空洞の中央部
の径方向の内法寸法よりも側端部の周方向の内法寸法を
小さくし、フェライト磁石は空洞を通る電機子電流の磁
束を打ち消すように磁化されていることを特徴とする。
【0016】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
リラクタンス型回転電機において、側端部の周方向の内
法寸法はエアギャップ長の5倍以上とすることを特徴と
する。
【0017】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載のリラクタンス型回転電機において、フェライト磁
石は、周方向の幅を基準にして径方向の厚みが0.3倍
乃至1.0倍であることを特徴とする。
【0018】請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の
いずれか1項に記載のリラクタンス型回転電機におい
て、空洞の中央部の周方向に対向する内側面はそれぞれ
平面状に形成されると共に、回転中心に近い側の内法寸
法よりも径方向外側に離れた側の内法寸法が狭く形成さ
れ、フェライト磁石の周方向の側面は空洞の内側面に嵌
合する形状を有することを特徴とする。
【0019】請求項5に係る発明は、請求項1乃至3の
いずれか1項に記載のリラクタンス型回転電機におい
て、空洞の中央部の周方向に対向する内側面はそれぞれ
平面状に形成されると共に、回転中心に近い側の内法寸
法よりも径方向外側に離れた側の内法寸法がより形成さ
れ、フェライト磁石の周方向の側面の少なくとも一部が
空洞の内側面に当接することを特徴とする。
【0020】請求項6に係る発明は、請求項4又は5に
記載のリラクタンス型回転電機において、フェライト磁
石の径方向外側面と、これと対向する空洞の内側面との
間に隙間を設けたことを特徴とする。
【0021】請求項7に係る発明は、請求項1乃至6の
いずれか1項に記載のリラクタンス型回転電機におい
て、空洞の中間部を通る中心線と回転子の外周との交点
を基準にして、空洞の径方向外側の側面までの厚みが、
側端部までの周方向距離の0.5倍以上であることを特
徴とする。
【0022】請求項8に係る発明は、請求項1乃至7の
いずれか1項に記載のリラクタンス型回転電機におい
て、空洞の中間部を通る中心線と回転子の外周との交差
部に、凹形の窪みを形成したことを特徴とする。
【0023】請求項9に係る発明は、請求項1乃至8の
いずれか1項に記載の永久磁石式リラクタンス型回転電
機において、回転子の磁気抵抗の小さい部位は鉄心のみ
の磁極で構成され、かつ、磁極の周方向幅は、磁極ピッ
チの0.15乃至0.35倍とすることを特徴とする。
【0024】請求項10に係る発明は、請求項1乃至9
のいずれか1項に記載の永久磁石式リラクタンス型回転
電機において、空洞の各側端部にフェライト磁石より磁
気エネルギーの高い永久磁石を嵌装したことを特徴とす
る。
【0025】請求項11に係る発明は、電機子コイルを
有する電機子と、周方向に磁気抵抗の異なる部位を有す
る回転子とを備えるリラクタンス型回転電機において、
回転子の磁気抵抗の大きい部位は、中央部とこの中央部
に対して周方向の両側に連接して径方向外側に延出する
側端部とを有する空洞と、空洞の側端部に嵌装されるフ
ェライト磁石より磁気エネルギーの高い永久磁石と、を
備え、空洞の中央部の径方向の内法寸法よりも側端部の
周方向の内法寸法を小さくしたことを特徴とする。
【0026】請求項12に係る発明は、電機子コイルを
有する電機子と、周方向に磁気抵抗の異なる部位を有す
る回転子とを備えるリラクタンス型回転電機において、
回転子の磁気抵抗の小さい部位は鉄心のみの磁極で構成
され、磁極の周方向幅は磁極のピッチの0.15乃至
0.35倍とし、磁極間には径方向外側に磁極に連接す
る鉄心を有し、鉄心の内側に空洞が形成され、空洞の周
方向の両端部を空けてその中央部に電機子の磁束を打ち
消す方向に磁化されている永久磁石を嵌装したことを特
徴とする。
【0027】請求項13に係る発明は、請求項12に記
載のリラクタンス型回転電機において、空洞の中間部を
通る中心線と回転子の外周との交差部に、凹形の窪みを
形成したことを特徴とする。
【0028】請求項14に係る発明は、請求項12又は
13に記載のリラクタンス型回転電機において、永久磁
石は樹脂と磁石紛から作られていることを特徴とする。
【0029】請求項15に係る発明は、請求項1乃至1
4のいずれか1項に記載のリラクタンス型回転電機にお
いて、電機子巻線に鎖交するq軸磁束において、負荷時
に電流による磁束とフェライト磁石又は永久磁石による
磁束が相殺されて零となる状態で動作させることを特徴
とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す好適な
実施形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係
るリラクタンス型回転電機の第1の実施形態の構成を示
す横断面図である。同図において、電機子1は、複数の
スロットが設けられた電磁鋼板を積層してなる電機子鉄
心2と、スロットにそれぞれ収められた電機子コイル3
とで構成される。回転子5Aは、電磁鋼板を積層した回
転子鉄心6と複数のフェライト磁石7とで構成される。
この場合、回転子鉄心6には、周方向を例えば2n(n
は整数)等分した各等分点に空洞8が形成されている。
空洞8の周方向の中央部9の対向壁の径方向寸法(以
下、q軸電機子磁束の通過方向を考慮して深さともい
う)は大きく、空洞8の周方向の両側の側端部10は外
周面に近づけて形成されると共に、周方向寸法(以下、
q軸電機子磁束の通過方向を考慮して深さともいう)は
小さく形成されている。
【0031】図2は回転子5Aの磁極間の空洞部の近傍
を拡大して示した部分断面図である。空洞8の側端部1
0の磁束の通過方向で見る深さをCsl、幅をCs2と
し、空洞8の中央部9の磁束の通過方向で見た深さをC
dとすると、本実施形態ではCs1=6×Lg,Cs2
=0.5×Cdに形成している。ここで、Lgはエアギ
ャップ長である。また、空洞8の中央部9にはフェライ
ト磁石7が嵌装され、このフェライト磁石7は磁気抵抗
の高い部分を通る電機子の磁束を打ち消すように磁化さ
れている。さらに、空洞8の中央部9の周方向の両側に
位置する対向内側面8sは、それぞれ平面状に形成され
ると共に、回転中心に近い側の相互間隔と比較して径方
向外側に離れた側の相互間隔がより狭くされた傾斜面が
形成され、フェライト磁石7もこれに嵌合するように、
径方向外側が先細に形成されている。
【0032】上記のように構成されたリラクタンス型回
転電機における、耐減磁、トルク、永久磁石の保持及び
可変速運転と効率について、図3をも参照して以下に説
明する。
【0033】a:耐減磁 隣り合う空洞8の間に存在する磁極部鉄心6aは磁気抵
抗の低い主磁極を形成している。逆に、これらの磁極間
に空洞8が存在するので、この磁極間の磁気抵抗は高く
なる。空洞8が形成された部分に対するq軸電機子磁束
は図3に示すように分布すると考えられる。すなわち、
空洞8の中央部9は深さが大きいため、磁気抵抗はかな
り大きくなり、空洞8の側端部10の磁気抵抗は中央部
9よりも小さくなっている。このため、電流による減磁
界は空洞8の側端部10において高く、磁束も集中す
る。一方、空洞8の中央部9に嵌装されたフェライト磁
石7における減磁界は小さくなる。したがって、保磁力
の小さなフェライト磁石7を使用しても負荷時に不可逆
減磁を生じることはない。
【0034】b:トルク 空洞8の中央部9は深さが大きいため磁気抵抗はかなり
大きくなっている。従って、リラクタンストルクを大に
することができる。また、磁極部鉄心6aの幅Cs2は
空洞8で制限されるが、空洞8が形成された部位の側端
部10までの周方向幅及び空洞8の径方向外側の径方向
幅は広くなっているため、鉄心の磁気飽和によるd軸イ
ンダクタンスの低下を緩和できる。ここで、図1に示し
たように、フェライト磁石7の径方向の寸法をMt、フ
ェライト磁石7の周方向の寸法をMwとした場合、次式
の関係、 0.3<磁石の厚み(磁化方向)Mt/磁石の幅Mw<1.0 …(1) を持つ磁石形状にすると、電機子反作用磁束を効果的に
相殺できる永久磁石の磁束を確保した上で、高磁気抵抗
とすることができる。すなわち,高力率で大きなリラク
タンストルクが得られる。より好ましくは、次式の関
係、 0,4<磁石の厚みMt(磁化方向)/磁石の幅Mw<0.6 …(2) を持つ磁石形状とすると、トルクと力率と可変速範囲
(誘起電圧が小)の高い値が得られる。
【0035】c:永久磁石の保持 回転時には永久磁石に遠心力が作用するので、磁石を保
持する必要がある。本実施形態では,空洞8の周方向に
対向する内側面8sは、中心部に近い側の相互間隔と比
較して径方向外側に離れた側の相互間隔が狭く形成さ
れ、フェライト磁石7も空洞8の中央部9に、その半分
程度が接触するように形成されているため、フェライト
磁石7の遠心力を傾斜した内側面8sで受けることにな
り、フェライト磁石7による内側面8sの一部に応力が
集中することを緩和することができ、鉄心が永久磁石7
を強固に保持することができる。
【0036】d:可変速運転と効率 一般的な永久磁石モータ、埋め込み型永久磁石モータ
(IPM)では永久磁石のエアギャップの磁束密度は約
1[T]程度と高く、誘起電圧も高くなる。また、鉄損
も大である。本実施形態では、永久磁石のエアギャップ
磁束密度は0.1〜0.2[T]程度であり、永久磁石
モータの磁束の1/10〜1/5でも大きな出力が得ら
れるため次のような利点がある。
【0037】高速回転で過大な誘起電圧を発生しないた
め、過電圧でインバータのパワー素子やコンデンサを破
損することはない。
【0038】本実施形態では、d軸電流が主に磁界を形
成する励磁電流であり、q軸電流はトルク電流となる。
従って、高速回転になるにつれて、励磁電流であるd軸
電流を小さくすれば一定電圧で高速回転まで容易に運転
できる。従って、永久磁石モータのように永久磁石の磁
束による過大な誘起電圧を打ち消すような弱め磁束のた
めの大きな電流を流す必要はない。また、弱め磁束で生
じる高周波鉄損も僅かである。
【0039】運転状態に応じて、d軸の励磁電流とq軸
のトルク電流を変化させることができ、最適な状態で運
転できるので軽負荷から高負荷、低速から高速回転まで
広範囲で効率が向上する。
【0040】特に,外部から回転電機が空転させられて
いる状態がある場合,永久磁石回転電機、埋め込み型永
久磁石回転電機は、中・高速回転時に磁石の誘起電圧を
電源電圧以下に抑制するための弱め磁束の電流を流し続
けなければならない。つまり、出力を発生してないにも
かかわらず電流を流すため、発生したジュール熱による
電力の損失が積算されて総合運転効率が低下する。
【0041】これに対して,本実施形態は誘起電圧が従
来の永久磁石回転電機の1/10程度であるので、空転
時に誘起電圧を低減する必要が無く、電流によるジュー
ル熱による損失は発生しない。したがって、総合運転効
率も向上できる。
【0042】さらに、永久磁石回転電機は磁石磁束と電
流で出力を発生するため、高い磁束を発生する希土類磁
石を適用しなければならない。NdFeB等の希土類磁
石は電気抵抗が小さいため、高調波磁界により磁石内に
渦電流が発生して、損失が発生する。さらに、この損失
のため磁石が高温になり不可逆減磁を起こす場合もあ
る。一方,フェライト磁石の電気抵抗は希土類磁石の1
00倍程度もあるので,ほとんど渦電流が発生せず、総
合運転効率を向上させることができる。また、回転子損
失により永久磁石が熱減磁することもない。
【0043】e:信頼性:永久磁石7による巻線の鎖交
磁束は少ないので、巻線が電気的に短絡した状態で回転
しても過大な短絡電流は流れず、巻線を焼損することは
ない。さらに電気自動車、電車等の駆動モータに適用し
た場合でも、短絡故障時に急ブレーキが作用することが
無く、また、回転時のブレーキ力は僅かであるので牽引
することができる。
【0044】仮に、永久磁石7が不可逆減磁しても、本
実施形態ではリラクタンストルクが主であるので、出力
は低下するが、純粋なリラクタンスモータとして駆動す
ることができる。
【0045】図4は本発明に係るリラクタンス型回転電
機の第2の実施形態の回転子の構成を示す横断面図であ
り、図5は磁極間の空洞部の近傍を拡大して示した部分
断面図である。ここで、回転子5Bは、回転子鉄心6の
回転中心Oから見て空洞8の周方向の中心の延長上の外
周面に凹形の窪み6cを形成したものである。ここで、
回転子鉄心6の回転中心Oと、隣接する空洞8の中間部
における側端部10の外縁とを直線的に結んだ範囲が主
磁極幅Mwを形成している。なお、窪み6cを形成した
以外は第1の実施形態と同一であるので、それぞれ同一
の符号を付してその説明を省略する。
【0046】この第2の実施形態のように、回転子鉄心
6の空洞8の周方向の中心の延長上の外周面に凹形の窪
み6cを形成することによって、磁極間のフェライト磁
石7の外周部の磁気抵抗が、一層大きくされる。ここ
で、例えば、空洞8が形成された部位の径方向外側に形
成した窪み6cの縁から側端部10までの周方向幅をW
db1とし、空洞8の径方向外側の幅をWbd2とした
とき、Wbd2/Wdb1≧0.5のように構成する。
【0047】これにより、d軸バイパス磁路6bは、空
洞8の一方の側端部10から他方の側端部10までが磁
気回路となる。このd軸バイパス磁路6bの外周部の磁
束密度を1[T]とすると、d軸バイパス磁路6bの中
央部(外周から一番深い箇所)では2[T]以下となる
ので磁気飽和の影響を緩和することができ、d軸の磁気
抵抗が小となり、負荷時の電流が大きな運転領域でもイ
ンダクタンスは大きくなるので、大きなリラクタンスト
ルクが得られる。
【0048】すなわち、d軸とq軸のインダクタンスの
差が大きくなり、q軸磁束の絶対値が小さくなると、電
圧降下分も減少するので,力率の向上と電圧源で駆動し
ているときの最高回転数が伸びる。これにより、可変速
範囲をさらに拡大できる。この場合、磁気抵抗の低い磁
極部分6aは鉄心のみで構成され、磁極鉄心6aの周方
向幅Mwは磁極ピッチの0.15〜0.35倍とすると
良好な結果が得られた。
【0049】図6は、第2の実施形態において主磁極の
幅/磁極ピッチを変化させたときのリラクタンストルク
の変化と、d軸インダクタンスからq軸のインダクタン
スを引いたインダクタンス差の変化とを示している。主
磁極の幅/磁極ピッチが0.15〜0.35の範囲で高
いトルク、大きなインダクタンスの差が得られている。
好ましくは、0.2〜0.3の範囲が最もよい値が得ら
れることが分かる。
【0050】図7は本発明に係るリラクタンス型回転電
機の第3の実施形態の回転子の構成を示す部分横断面図
である。図中、図5と同一の要素には同一の符号を付し
てその説明を省略する。この実施形態による回転子5C
は、フェライト磁石7の径方向外側の面と、その外側に
位置する外周側鉄心、すなわち、d軸バイパス磁路6b
との間に間隙14を設けた点が第1及び第2の実施形態
と構成を異にしている。
【0051】図7において、フェライト磁石7の径方向
外側に位置するd軸バイパス磁路6bは、d軸、すなわ
ち、磁気抵抗の低い磁極の中心軸に沿った方向の磁束が
周方向に通る磁路であり、磁気回路では磁極と並列に配
置されるので、d軸磁束のバイパス磁路となる。なお,
q軸は磁気抵抗の大きい領域となり、空洞の中心軸に沿
った方向となる。フェライト磁石7とその外周側に位置
するd軸バイパス磁路6b間に間隙14を設けたので、
フェライト磁石7の遠心力がd軸バイパス磁路6bにか
かることがなく、空洞8の中央部9の傾斜した内側面8
sのみで受けることとなる。これによって、強度的に弱
いd軸バイパス磁路6bを破損することを未然に防止す
ることができる。
【0052】図8は本発明に係るリラクタンス型回転電
機の第4の実施形態の回転子の構成を示す部分横断面図
である。図中、第2の実施形態を示す図5と同一の要素
には同一の符号を付してその説明を省略する。この実施
形態による回転子5Dは、空洞8の側端部10にフェラ
イト磁石7より磁気エネルギーの高いNdFeB磁石1
1を嵌装したものである。ここで、NdFeB磁石ll
は保磁力が高く,例えばフェライト磁石7の保磁力は3
00kA/mであるのに対して、NdFeB磁石llは
1000kA/mである。両者が同じ厚みの磁石であれ
ば、約3〜4倍の電流による減磁界に耐え得る。また、
空洞8の側端部10は電流による減磁界が高くなる。
【0053】このように、第4の実施形態では空洞8の
側端部10に保磁力の高いNdFeB磁石11を嵌装し
ているので、減磁することなく、永久磁石の磁束を増加
させて永久磁石によるトルクを増加させることができ
る。空洞8の中央部9は磁気抵抗が大となり、リラクタ
ンストルクが高くなり、同時にフェライト磁石7を厚く
できるため、電流による減磁界に対しても強くなる効果
が得られる。
【0054】図9は本発明に係るリラクタンス形回転電
機の第5の実施形態の回転子の構成を示す部分横断面図
である。この実施形態による回転子5Eは、図8に示す
第4の実施形態のうち、フェライト磁石7を除去し、空
洞8の中央部9を空気のみとするか、ここに非磁性材
(図示を省略)を挿入するかのいずれか一方を採用した
ものである。
【0055】本発明に係る回転電機では、リラクタンス
トルクが主であり、永久磁石によるトルクは全トルクの
10〜30%程度である。中央部9はフェライト磁石7
を除去しても、磁気抵抗は略同じであるので、支配的な
リラクタンストルクは僅かな減少となる。NdFeB磁
石llはフェライト磁石7の10倍の磁気エネルギーを
持つため、NdFeB磁石llの体積を図8に示したも
のより若干増加すれば、フェライト磁石7に相当する磁
束を補って同等のトルクが得られる。
【0056】図10は本発明に係るリラクタンス形回転
電機の第6の実施形態の回転子の構成を示す横断面図で
ある。図中、第2の実施形態を示す図4と同一の要素に
は同一の符号を付してその説明を省略する。この実施形
態による回転子5Fは、空洞8Aの径方向内側の内面が
平面をなし、径方向外側の内面がその外側に向かって凹
状の円弧面をなし、さらに、周方向に相互に対向する内
側面は放射状の平面をなしており、回転中心から見て末
広がりの対向側面を形成している。そして、この空洞8
Aの内部には径方向の内側及び外側が空洞8Aの内面に
嵌合するが、周方向の側面は互いに平行に形成された樹
脂成形磁石7bが嵌装されており、これによって側端部
10が形成される。なお、樹脂成形磁石7Aは希土類永
久磁石の紛を含んだ樹脂で成形したものである。そし
て、空洞の側面の鉄心6で樹脂成形磁石7Aを保持でき
ないので、d軸バイパス磁路6bで樹脂成形磁石7Aを
保持する。
【0057】この第6の実施形態は、希土類永久磁石の
紛を含んだ樹脂を回転子鉄心の空洞部8に注入すること
により、磁石7Aの成形と挿入を同時に行う。これによ
り、樹脂成形磁石7Aの機械加工及び回転子鉄心の空洞
部8Aへの磁石7の挿入工程が簡素化される。さらに量
産性が向上する。
【0058】この場合、電機子巻線に鎖交するq軸の磁
束において、負荷時に電流による磁束と永久磁石による
磁束が相殺されて零となる状態で動作させる。このとき
のトルクTを式で表現すると次のようになる。
【0059】 T=P×(Ld・Id・Iq−(Lq・Iq−ψm)Id) …(3) ここで、 Ld,Lq:d軸,q軸のインダクタンス、 Id,Iq:d軸、q軸の電流、 ψm:永久磁石の鎖交磁束 である。この実施形態に係る回転電機では、q軸電流に
よる磁束を永久磁石7の磁束で相殺して零とする。すな
わち、 λq=Lq・Iq−ψm=0 …(4) q軸磁束λqは0となるので、負荷時の電圧はd軸電圧
のみとなり、力率を向上できる。同時に、(3)式から
分かるようにq軸磁束λqは負のトルクを発生してお
り、空洞部8に漏れる磁束であるλqの磁束を減少させ
ることにより、λqによる負のトルクを減少させてトル
クも増加する。同時に、鉄心のコアバックを通る全磁束
は少なくなるので、鉄心コアバックの磁気飽和も緩和さ
れて出力も向上する。
【0060】図11は本発明に係るリラクタンス形回転
電機の第7の実施形態の回転子の構成を示す横断面図で
ある。図中、第6の実施形態を示す図10と同一の要素
には同一の符号を付してその説明を省略する。この実施
形態における回転子5Gは空洞8Bの径方向内側の内面
が、平面の中央部とその両側が径方向外側に向かう斜面
との組み合わせになっている点が図10と異なってい
る。また、この形状に嵌合するような樹脂成形磁石7B
とした点が図10と異なるだけであり、これ以外は図1
0と同一に構成され、同様な作用、効果が得られる。
【0061】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、不可逆減磁することなく、小型・高出力
・高効率で広範囲の可変速運転を可能にするリラクタン
ス型回転電機を提供することができる。
【0062】また、信頼性が高く、製造性に優れたリラ
クタンス型回転電機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリラクタンス型回転電機の第1の
実施形態の構成を示す横断面図。
【図2】図1に示した第1の実施形態の回転子の磁極間
の空洞部の近傍を拡大して示した部分断面図。
【図3】図1に示した第1の実施形態の動作を説明する
ために、d軸、q軸の各電機子磁束の経路を示した説明
図。
【図4】本発明に係るリラクタンス型回転電機の第2の
実施形態の回転子の構成を示す横断面図。
【図5】図4に示した第2の実施形態の回転子の磁極間
の空洞部の近傍を拡大して示した部分断面図。
【図6】本発明に係る第2の実施形態の動作を説明する
ために、主磁極の幅/磁極ピッチのと、トルク及びd
軸,q軸のインダクタンス差との関係を示す線図。
【図7】本発明に係るリラクタンス型回転電機の第3の
実施形態の回転子の構成を示す部分横断面図。
【図8】本発明に係るリラクタンス型回転電機の第4の
実施形態の回転子の構成を示す部分横断面図。
【図9】本発明に係るリラクタンス形回転電機の第5の
実施形態の回転子の構成を示す部分横断面図。
【図10】本発明に係るリラクタンス形回転電機の第6
の実施形態の回転子の構成を示す横断面図。
【図11】本発明に係るリラクタンス形回転電機の第7
の実施形態の回転子の構成を示す横断面図。
【図12】従来のリラクタンス型回転電機の横断面図。
【符号の説明】
1 電機子 2 電機子鉄心 3 電機子コイル 4 電機子歯 5,5A〜5G 回転子 6 回転子鉄心 6a 磁極部鉄心 6b d軸バイパス磁路 7 フェライト磁石 7A,7B 樹脂成形磁石 8,8A,8B 空洞 9 空洞の中央部 10 空洞の側端部 11 NdFeB磁石 12 回転子の凸部(磁極) 13 回転子の凹部 14 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02P 7/05 H02P 7/00 501 (72)発明者 高 橋 則 雄 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 Fターム(参考) 5H550 BB02 BB03 DD09 GG05 LL22 LL29 5H619 AA01 PP02 PP05 PP06 PP08 5H621 AA03 GA04 GA16 GA18 HH01 HH10 5H622 AA03 AA04 CA02 CA05 CA10 CA11 DD01 DD02 DD04 PP10 PP20

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電機子コイルを有する電機子と、周方向に
    磁気抵抗の異なる部位を有する回転子とを備えるリラク
    タンス型回転電機において、 前記回転子の磁気抵抗の大きい部位は、中央部とこの中
    央部に対して周方向の両側に連接して径方向外側に延出
    する側端部とを有する空洞と、 前記空洞の中央部に嵌装されるフェライト磁石と、 を備え、前記空洞の中央部の径方向の内法寸法よりも前
    記側端部の周方向の内法寸法を小さくし、前記フェライ
    ト磁石は前記空洞を通る電機子電流の磁束を打ち消すよ
    うに磁化されていることを特徴とするリラクタンス型回
    転電機。
  2. 【請求項2】前記側端部の周方向の内法寸法はエアギャ
    ップ長の5倍以上とすることを特徴とする請求項1に記
    載のリラクタンス型回転電機。
  3. 【請求項3】前記フェライト磁石は、周方向の幅を基準
    にして径方向の厚みが0.3倍乃至1.0倍であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のリラクタンス型回
    転電機。
  4. 【請求項4】前記空洞の中央部の周方向に対向する内側
    面はそれぞれ平面状に形成されると共に、回転中心に近
    い側の内法寸法よりも径方向外側に離れた側の内法寸法
    が狭く形成され、前記フェライト磁石の周方向の側面は
    前記空洞の内側面に嵌合する形状を有することを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリラクタン
    ス型回転電機。
  5. 【請求項5】前記空洞の中央部の周方向に対向する内側
    面はそれぞれ平面状に形成されると共に、回転中心に近
    い側の内法寸法よりも径方向外側に離れた側の内法寸法
    がより形成され、前記フェライト磁石の周方向の側面の
    少なくとも一部が前記空洞の内側面に当接することを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリラク
    タンス型回転電機。
  6. 【請求項6】前記フェライト磁石の径方向外側面と、こ
    れと対向する前記空洞の内側面との間に隙間を設けたこ
    とを特徴とする請求項4又は5に記載のリラクタンス型
    回転電機。
  7. 【請求項7】前記空洞の中間部を通る中心線と前記回転
    子の外周との交点を基準にして、前記空洞の径方向外側
    の側面までの厚みが、前記側端部までの周方向距離の
    0.5倍以上であることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれか1項に記載のリラクタンス型回転電機。
  8. 【請求項8】前記空洞の中間部を通る中心線と前記回転
    子の外周との交差部に、凹形の窪みを形成したことを特
    徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のリラク
    タンス型回転電機。
  9. 【請求項9】前記回転子の磁気抵抗の小さい部位は鉄心
    のみの磁極で構成され、かつ、前記磁極の周方向幅は、
    磁極ピッチの0.15乃至0.35倍とすることを特徴
    とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の永久磁石
    式リラクタンス型回転電機。
  10. 【請求項10】前記空洞の各側端部に前記フェライト磁
    石より磁気エネルギーの高い永久磁石を嵌装したことを
    特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の永久
    磁石式リラクタンス型回転電機。
  11. 【請求項11】電機子コイルを有する電機子と、周方向
    に磁気抵抗の異なる部位を有する回転子とを備えるリラ
    クタンス型回転電機において、 前記回転子の磁気抵抗の大きい部位は、中央部とこの中
    央部に対して周方向の両側に連接して径方向外側に延出
    する側端部とを有する空洞と、 前記空洞の側端部に嵌装されるフェライト磁石より磁気
    エネルギーの高い永久磁石と、 を備え、前記空洞の中央部の径方向の内法寸法よりも前
    記側端部の周方向の内法寸法を小さくしたことを特徴と
    するリラクタンス型回転電機。
  12. 【請求項12】電機子コイルを有する電機子と、周方向
    に磁気抵抗の異なる部位を有する回転子とを備えるリラ
    クタンス型回転電機において、 前記回転子の磁気抵抗の小さい部位は鉄心のみの磁極で
    構成され、前記磁極の周方向幅は前記磁極のピッチの
    0.15乃至0.35倍とし、前記磁極間には径方向外
    側に前記磁極に連接する鉄心を有し、前記鉄心の内側に
    空洞が形成され、前記空洞の周方向の両端部を空けてそ
    の中央部に前記電機子の磁束を打ち消す方向に磁化され
    ている永久磁石を嵌装したことを特徴とするリラクタン
    ス型回転電機。
  13. 【請求項13】前記空洞の中間部を通る中心線と前記回
    転子の外周との交差部に、凹形の窪みを形成したことを
    特徴とする請求項12に記載のリラクタンス型回転電
    機。
  14. 【請求項14】前記永久磁石は樹脂と磁石紛から作られ
    ていることを特徴とする請求項12又は13に記載のリ
    ラクタンス型回転電機。
  15. 【請求項15】電機子巻線に鎖交するq軸磁束におい
    て、負荷時に電流による磁束と前記フェライト磁石又は
    永久磁石による磁束が相殺されて零となる状態で動作さ
    せることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項
    に記載のリラクタンス型回転電機。
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