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JP2003082314A - 水性エマルジョン型粘着剤及びそれを用いた粘着シート - Google Patents

水性エマルジョン型粘着剤及びそれを用いた粘着シート

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Publication number
JP2003082314A
JP2003082314A JP2002110019A JP2002110019A JP2003082314A JP 2003082314 A JP2003082314 A JP 2003082314A JP 2002110019 A JP2002110019 A JP 2002110019A JP 2002110019 A JP2002110019 A JP 2002110019A JP 2003082314 A JP2003082314 A JP 2003082314A
Authority
JP
Japan
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sensitive adhesive
adhesive
weight
pressure
aqueous emulsion
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002110019A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Nakamura
拓二 中村
Norihiro Ikeda
憲弘 池田
Yoshikatsu Yasui
義勝 安井
Tetsuya Onishi
哲弥 大西
Haruki Nishiike
春樹 西池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Highpolymer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Showa Highpolymer Co Ltd filed Critical Showa Highpolymer Co Ltd
Priority to JP2002110019A priority Critical patent/JP2003082314A/ja
Publication of JP2003082314A publication Critical patent/JP2003082314A/ja
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水性エマルジョン型粘着剤のハジキやチジミ
のない粘着剤の平滑な塗工面が得られる粘着シートの製
造を可能した低せん断粘度の低い水性エマルジョン型粘
着剤の提供。 【解決手段】 下記(a)、(b)および(c)からな
る不飽和単量体混合物100重量部に対して、不飽和二
重結合を分子内に有するラジカル重合性界面活性剤0.
1〜10重量部を配合し乳化重合し、更にアンモニア水
を配合してpHを6〜10に調整して得られる水性分散
液からなる、低せん断粘度が50mPa・s以上、500
mPa・s未満であることを特徴とする水性エマルジョ
ン型粘着剤。(a)カルボキシル基含有不飽和単量体:
0.1〜5重量%、(b)アルキル基の炭素数が4〜1
2のアクリル酸エステル:60〜99.9重量%、
(c)その他不飽和単量体:0〜40重量%。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性エマルジョン
型粘着剤を剥離シートなどのハジキやチジミが発生しや
すい基材に塗工装置を使用して塗工して得られる粘着シ
ートを製造する際に、水性エマルジョン型粘着剤のハジ
キやチジミが起こらない低せん断粘度の低い水性エマル
ジョン型粘着剤及びそれを用いた粘着シートに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から粘着シートは、ラベル、ステッ
カー、シール、ワッペン、オーバーラミネートフィル
ム、保護シートなどに加工され、標示識別、装飾、被覆
マスキング、封緘シール、情報伝達、防災安全などの目
的で、商業用、産業用、事務用、家庭用などの広範囲に
使用されている。粘着シートは、表面基材と剥離シート
の間に粘着剤層を形成したものである。通常、表面基材
には、紙、フィルム、金属箔などが用いられ、剥離シー
トには、グラシン紙、クレーコート紙、ポリラミ原紙、
ポリエステルフィルム、ポリエチレンフィルムなどにシ
リコン化合物などの剥離剤を塗布したものなどが使用さ
れている。粘着剤としては、溶剤型、水性エマルジョン
型、ホットメルト型などがあり、アクリル系、ゴム系、
ウレタン系、シリコン系などの樹脂系のものが使用され
ている。粘着シートの粘着剤層に用いられる粘着剤によ
り用途、性質が大きく異なることから粘着シートを特徴
付けるには、粘着剤層に用いる粘着剤が重要な要素とな
る。
【0003】地球環境、労働環境などを配慮して、コス
トが安く、且つ、有機溶剤を殆ど含有しないことなどか
ら水性エマルジョン型粘着剤が多くの粘着シートに使用
され広く普及してきている。一方、経済的観点から生産
性を上げるために、粘着シートの製造において、粘着剤
の塗工速度を高速にする要望や、粘着剤の塗工量を少な
くする要望がある。しかしながら、従来の粘着シートの
製造方法では、低せん断粘度の低い水性エマルジョン型
粘着剤を、離型処理された基材に塗布した場合にハジキ
やチジミが発生するので、低せん断粘度の高い水性エマ
ルジョン型粘着剤が使用されている。そのために、水性
エマルジョン型粘着剤の塗工速度を上げると、水性エマ
ルジョン型粘着剤の塗工面にリブ模様、ハジキ、カスレ
などが発生したり、空気同伴による微細な泡の欠陥が発
生したり、塗工量のばらつきが発生したりする。特に、
塗工量のばらつきが大きくなると、水性エマルジョン型
粘着剤の塗工量を下げることが困難になる。
【0004】水性エマルジョン型粘着剤の塗工速度を高
速にする試みは、塗工装置の改良の面と水性エマルジョ
ン型粘着剤の改良の両面で試みられている。例えば、塗
工装置面では従来のリーバースロールコーター、エアー
ナイフコーター、ナイフコーター、コンマコーターなど
から、粘着剤を加圧して押し出して基材に塗布するスロ
ットダイコーター、リップコーター、カーテンダイコー
ターなどのファウンテンコーターが高速塗工に適した塗
工装置として開発されている。ファウンテンコーターの
開発により、塗工速度を、100m/分以上に高速にす
ることが可能になったが、従来の水性エマルジョン型粘
着剤粘着剤では、低せん断粘度が高過ぎるために、10
0m/分以上の高速塗工には適していないのが実情であ
る。
【0005】水性エマルジョン型粘着剤の面から、高速
塗工適性を良くするために、低せん断粘度を低くする方
法が不可欠であるが、低せん断粘度を低くすると、剥離
シートに塗工した時にハジキやチジミが発生したり、液
ダレや、粘着剤層が広がり過ぎる問題点が発生する。そ
のために、従来は特許第3003317号で提案されて
いる様に、水性エマルジョン型粘着剤の低せん断粘度
(B型粘度計を用いて、No.4ローター/60rpmでの測
定)を500mPa・s以上まで高くする必要があると
している。また、特開平8−218047号公報におい
て高速塗工に適した粘着剤が提案されているが、実施例
1に示されている様に低せん断粘度(B型粘度計を用い
て、No.4ローター/12rpmでの測定)を8000m
Pa・s程に高くする必要があるとしている。しかしな
がら、この条件では水性エマルジョン型粘着剤の塗工速
度を高速にすると低せん断粘度(B型粘度計を用いて、N
o.4ローター/60rpmでの測定)が高過ぎるために、
粘着剤の塗工面が平滑な粘着シートを製造するには不十
分であるのが現状である。特に水性エマルジョン型粘着
剤を100m/分以上の速度で塗工して粘着シートを製
造した場合や、100m/分以上の速度で塗工してオー
バーラミネートフィルムなどの透明性を要求される粘着
シートを製造した場合に、粘着剤塗工面の仕上がり面に
筋引きが発生して悪くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の技術に
おける前記問題点を背景になされたもので、水性エマル
ジョン型粘着剤のハジキやチジミのない粘着剤の平滑な
塗工面が得られる粘着シートの製造を可能した低せん断
粘度の低い水性エマルジョン型粘着剤を提供しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、上
記課題を解決するため鋭意研究の結果、下記(a)、
(b)および(c)からなる不飽和単量体混合物100
重量部に対して、不飽和二重結合を分子内に有するラジ
カル重合性界面活性剤0.1〜10重量部を配合し乳化
重合し、更にアンモニア水を配合してpHを6〜10に
調整して得られる水性分散液からなる、低せん断粘度が
50mPa・s以上、500mPa・s未満であることを特
徴とする水性エマルジョン型粘着剤を塗工した粘着シー
トは、ハジキやチジミのない塗工面が得られることを見
出し、本発明を完成するに至った。 (a)カルボキシル基含有不飽和単量体:0.1〜5重
量% (b)アルキル基の炭素数が4〜12のアクリル酸エス
テル:60〜99.9重量% (c)その他不飽和単量体:0〜40重量%
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を更に詳しく説明す
る。不飽和単量体混合物を構成する(a)カルボキシル
基含有単量体は、乳化重合の後、アンモニア水でpHを
6〜10に調整することにより、粘着剤の塗工時に必要
不可欠な水性分散液の機械的安定性の付与と、乾燥皮膜
の成膜性を向上させる目的で必須成分として使用する。
カルボキシル基含有不飽和単量体としては、アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、フマール
酸、β―カルボキシルエチルアクリレート、アクリル酸
2ヒドロキシエチルとジカルボン酸誘導体のモノエステ
ル等があり、単独或いは併用して用いることができる。
中でも、アクリル酸、β―カルボキシルエチルアクリレ
ート、アクリル酸2ヒドロキシエチルとジカルボン酸誘
導体のモノエステルが好ましい。使用量は(a)、
(b)および(c)成分全体に対して0.1〜5重量
%、好ましくは、1〜3重量%である。使用が0.1重
量%より少なくなると、水性分散液の機械的安定性が低
下し、塗工時にエマルジョンが凝集し、ハジキが発生す
る。更に、成膜性が低下して、乾燥皮膜の平滑性が低下
する。逆に、5重量%より多くなると皮膜の保水性が高
くなり過ぎて、乾燥性が低下する。また、pHを6未満
にすると、水性分散液の機械的安定性が低下し、塗工時
にエマルジョンが凝集し、ハジキが発生する。更に、成
膜性が低下して、乾燥皮膜の平滑性が低下する。アンモ
ニア水以外の揮散性の劣る沸点の高いアルカリ中和剤で
中和すると中和剤が乾燥時に揮散し難くなり、乾燥性が
低下する。pHが10を超える場合、臭気が強く、作業
環境に負荷を与えて好ましくない。
【0009】不飽和単量体混合物を構成する(b)アル
キル基の炭素数が4〜12のアクリル酸エステルは、ブ
チルアクリレート、2―エチルヘキシルアクリレート、
n−オクチルアクリレート、イソオクチルアクリレー
ト、n―ノニルアクリレート、イソノニルアクリレー
ト、ラウリルアクリレート等であり、単独或いは併用し
て用いることができる。中でも、ブチルアクリレート、
2−エチルヘキシルアクリレートが好ましい。使用量は
(a)、(b)および(c)成分全体に対して60〜9
9.9重量%、好ましくは、70〜95重量%である。
使用量が60重量%より少なくなると、粘着性が低下し
感圧接着剤として必要なタックがなくなる。
【0010】(c)その他不飽和単量体は、通常のエマ
ルジョン型粘着剤の共重合体を構成する不飽和単量体で
あることができ、例えば、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチルメタアク
リレート、シクロヘキシル(メタ)クリレート)、スチ
レン、αメチルスチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニ
ル等の不飽和単量体を目的に応じて使用することが出来
る。また、グリシジル(メタ)アクリレート、メチルグ
リシジル(メタ)アクリレート等のエポキシ基含有不飽
和単量体、(メタ)アクロレイン、ダイアセトンアクリ
ルアミド等のカルボニル基含有単量体、N−メチロール
(メタ)アクリルアマイド等のメチロール基含有単量
体、ジビニルベンゼン等の不飽和二重結合を2個以上有
する不飽和単量体、ビニルスルホン酸ナトリウム、スチ
レンスルホン酸ナトリウム、2−アクリルアミドー2−
メチルプロパンスルホン酸ナトリウム等のスルホン酸基
含有単量体、ビニルメトキシシラン、ビニルエトキシシ
ラン、ビニルトリス(β―メトキシエトキシ)シラン、
γ―メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ―
メタクリロキシプロピルジメトキシシラン、γ―アクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、γ―アクリロキシ
プロピルジメトキシシラン等のアルコキシシラン基含有
単量体及びその他の官能基を有する不飽和単量体を目的
に応じて用いることができる。使用量は(a)、(b)
および(c)成分全体に対して0〜40重量%が好まし
い。
【0011】必要に応じて、連鎖移動剤を、感圧接着剤
として必要な粘着力を付与するために使用することもで
きる。具体例としては、メタノール、エタノール、イソ
プロビルアルコール等のアルコール、ドデシルメルカプ
タン、2−エチルヘキシルチオグリコレート等のメルカ
プタン等であり、単独或いは併用して用いることができ
る。
【0012】本発明で用いられる不飽和二重結合を分子
内に有するラジカル重合性界面活性剤としては、例えば
式(1)〜式(11)で示されるような界面活性剤が挙
げられる。
【0013】
【化1】
【0014】
【化2】
【0015】
【化3】
【0016】ここで、R、R、R、Rは水素ま
たはアルキル基、Rはアルキル基またはアルキルフェ
ニル基等であり、Mはアンモニウム塩またはカリウム、
ナトリウム等の金属塩であり、AOはエチレンオキサイ
ド(EO)、プロピレンオキサイド(PO)を含むアル
キレンオキサイドであり、nは0〜20の整数、mは0
〜20の整数を示す。その中でも、不飽和二重結合とポ
リオキシアルキレンエーテル硫酸エステルのアンモニウ
ム塩を構造に有するラジカル重合性界面活性剤が望まし
い。その中でも、式(5)、式(6)、式(7)で表さ
れる化合物である反応性界面活性剤が、界面活性能が高
くより少量の界面活性剤で水性分散液を安定にすること
ができるために望ましい。式(5)で表させる化合物と
しては、アクアロンKH−10(第一工業製薬(株)
製)等があり、式(6)で表される化合物としては、ア
デカリアソープSE−10N(旭電化工業(株)製)等
があり、式(7)で表される化合物としては、アクアロ
ンHS−10(第一工業製薬(株)製)等がある。
【0017】式(10)で表される化合物としては、ア
デカリアソープNE−30(旭電化工業(株)製)等が
あり、式(11)で表される化合物としては、アクアロ
ンRN−20(第一工業製薬(株)製)等がある。これ
ら式(1)〜式(11)で示されるような界面活性剤の使
用量は不飽和単量体混合物100重量部に対して、0.
1〜10重量部が用いられ、好ましくは0.2〜5重量
部である。
【0018】尚、ハジキ、チジミがでない範囲で不飽和
二重結合を分子内に持たないイオン性界面活性剤、非イ
オン性界面活性剤を併用することもできるが、極力併用
しない方が望ましい。
【0019】なお本発明では、低せん断粘度を調整する
増粘剤として、一般に使用されているアルカリ増粘型の
ものや会合型のもの、水性高分子型のものなどの増粘剤
を使用できる。
【0020】本発明において、低せん断粘度はJIS K
6828(合成樹脂エマルジョンの試験方法)に規定さ
れた方法に従って測定した粘度であり、50mPa・s以
上、500mPa・s未満の範囲になければならない。5
0mPa・s未満であると粘着剤の塗工時にハジキ、チ
ジミが発生し、500mPa・sを超えると粘着剤の塗
工時に筋引きが発生する。特に低せん断粘度は好ましく
は100〜490mPa・s、さらに好ましくは200
〜460mPa・sである。
【0021】乳化重合には通常の開始剤を用いて重合す
ることができ、ハジキ、チジミや筋引きの発生等をはじ
めとする諸性能に影響の少ない範囲で、目的に応じて、
防腐剤、消泡剤、増粘剤、架橋剤、粘着付与剤等の各種
添加剤を乳化重合時または乳化重合物に併用することが
できる。
【0022】本発明の水性エマルジョン型粘着剤を、用
途に応じて公知の各種基材上に塗布すれば、ハジキやチ
ジミのない粘着剤の平滑な塗工面が得られる粘着シート
を提供することができる。
【0023】
【実施例】以下本発明を実施例および比較例により説明
するが、本発明はこれらの例に限定されるものではな
い。なお、例中「部」とあるのは重量部を意味する。 (実施例1)撹拌機、温度計、還流冷却機、滴下ロート
を有する容器中に、イオン交換水を14部仕込み80℃
まで昇温した。一方、イオン交換水25部、アクリル酸
ブチル53部、アクリル酸1.6部、式(5)で示され
るアクアロンKH−10(第一工業製薬(株)製)1.
0部をホモミキサーで乳化し、混合乳化液(A)をつく
った。上記の容器中に、3%過硫酸カリウム水溶液を1
部仕込み、乳化重合を開始した。重合は混合乳化液と3
%過硫酸カリウム水溶液4.3部をそれぞれ3時間かけ
て滴下した。この間容器内は80℃に保った。滴下終了
後、1時間、80℃に保ち、熟成を行った。その後冷却
を開始し、30℃まで冷却後、アンモニア水を添加しp
Hを8に調整し、増粘剤としてアデカノールUH−42
0(旭電化工業(株)製)を用いて、低せん断粘度を4
00mPa・s(B型粘度計を用いて、No.2ローター
/60rpmでの測定)に調整した水性エマルジョン型粘
着剤Aを作製した。コンマコーター(ヒラノテクシード
(株)製マルチコーター)を用い、剥離シート(林紙工
(株)製のポリラミ色上質紙KP−8)にこの水性エマ
ルジョン型粘着剤Aを塗工量が18g/m(DRY)
になるように10m/分の塗工速度で塗工し、炉長4
m、100℃の乾燥炉で乾燥後、上質紙<55>(紀州
製紙(株)製)を圧着し、粘着シートを得た。得られた
粘着シートの粘着剤塗工面のハジキ、チジミはなく、塗
工面も平滑であり、乾燥性も良好であった。結果を表1
に示す。
【0024】また、図1は、本実施例で使用した高速塗
工機Aを説明するための図である。高速塗工機Aは、剥
離シート上に本発明の粘着剤をバーコーターにより塗布
する装置である。この高速塗工機Aを用い剥離シート
(林紙工(株)製のポリラミ色上質紙KP−8)に水性
エマルジョン型アクリル系エマルジョンAを塗工量が1
8g/m(DRY)になるように塗工し、ハジキ、チ
ジミの有無を観察した。その結果塗工速度400m/分
においても、剥離シート上にハジキ、チジミは発生せ
ず、塗工面は平滑であった。結果を表1に示す。
【0025】(実施例2)実施例1において、式(1
0)で示されるアデカリソープNE−30(旭電化工業
(株)製)を1部併用した以外は実施例1と同様にし
た。結果を表1に示す。
【0026】(実施例3)実施例1において、アクアロ
ンKH−10(第一工業製薬(株)製)を式(6)で示
されるアデカリソープSE−10N(旭電化工業(株)
製)に変更した以外は実施例1と同様にした。結果を表
1に示す。
【0027】(実施例4)実施例1において、アクリル
酸をβ―カルボキシエチルアクリレートに変更した以外
は実施例1と同様にした。結果を表1に示す。
【0028】(比較例1)実施例1において、アクアロ
ンKH−10(第一工業製薬(株)製)を、不飽和二重
結合を分子内に有しないアニオン性界面活性剤であるハ
イテノール08E(第一工業製薬(株)製)に変更した
以外は実施例1と同様にした。結果を表2に示す。
【0029】(比較例2)実施例1において、アクアロ
ンKH−10(第一工業製薬(株)製)を不飽和二重結
合を分子内に有しない非イオン性界面年活性剤であるエ
マゲン931(花王(株)製)に変更した以外は実施例
1と同様にした。結果を表2に示す。
【0030】(比較例3)実施例1において、アクリル
酸を0部に変更した以外は実施例1と同様にした。結果
を表2に示す。
【0031】(比較例4)実施例1において、pHを5
に調整した以外は実施例1と同様にした。結果を表2に
示す。
【0032】(比較例5)実施例1において、アンモニ
ア水を水酸化ナトリウムに変更した以外は実施例1と同
様にした。結果を表2に示す。
【0033】(比較例6)実施例1において、低せん断
粘度を5000mPa・s(B型粘度計 No.4ロータ
ー/60rpmでの測定)に設定した以外は実施例1と同
様にした。結果を表2に示す。
【0034】(比較例7)実施例1において、低せん断
粘度を40mPa・s(B型粘度計 No.1ローター/
60rpmでの測定)に設定した以外は実施例1と同様に
した。結果を表2に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】
【発明の効果】本発明の水性エマルジョン型粘着剤は、
低せん断粘度が低いのにもかかわらず、ハジキ、チジミ
がない平滑な粘着剤塗工面を得ることができる。特に、
表面が離型処理された基材である剥離紙でも、100m
/分以上の高速塗工で、ハジキ、チジミがない平滑な粘
着剤塗工面を得ることができる。その結果、粘着シート
の粘着剤塗工面の平滑性を格段に向上させることができ
る。さらに粘着剤の塗工速度を100/分以上の高速に
することができるために生産性を格段に向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例および比較例で使用した高速塗工機Aを
説明するための図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 哲弥 兵庫県姫路市城見台4−6−14 (72)発明者 西池 春樹 兵庫県龍野市龍野町中村199−85 Fターム(参考) 4J004 AA10 AB01 CA00 DB02 4J011 KA06 KA14 KB14 KB29 4J040 DF041 GA07 GA11 GA21 GA22 GA25 GA29 JA03 JB09 KA38 LA01 4J100 AB02Q AJ02Q AJ08Q AJ09Q AL03P AL03R AL04P AL05P AM02R CA04 CA05 FA20 JA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(a)、(b)および(c)からな
    る不飽和単量体混合物100重量部に対して、不飽和二
    重結合を分子内に有するラジカル重合性界面活性剤0.
    1〜10重量部を配合し乳化重合し、更にアンモニア水
    を配合してpHを6〜10に調整して得られる水性分散
    液からなる、低せん断粘度が50mPa・s 以上、500
    mPa・s未満であることを特徴とする水性エマルジョ
    ン型粘着剤。 (a)カルボキシル基含有不飽和単量体:0.1〜5重
    量% (b)アルキル基の炭素数が4〜12のアクリル酸エス
    テル:60〜99.9重量% (c)その他不飽和単量体:0〜40重量%
  2. 【請求項2】 基材上に請求項1に記載の水性エマルジ
    ョン型粘着剤を塗布してなる粘着シート。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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