JP2003080840A - インクジェット記録用シート - Google Patents
インクジェット記録用シートInfo
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- JP2003080840A JP2003080840A JP2002106270A JP2002106270A JP2003080840A JP 2003080840 A JP2003080840 A JP 2003080840A JP 2002106270 A JP2002106270 A JP 2002106270A JP 2002106270 A JP2002106270 A JP 2002106270A JP 2003080840 A JP2003080840 A JP 2003080840A
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Abstract
シートの長期保存での変色のほとんどないインクジェッ
ト記録用シートを提供する。 【解決手段】液体インクを用いて記録画像を形成するイ
ンクジェット記録用シートにおいて、記録用シート中に
一般式(1)で表わされる化合物から選ばれる少なくと
も一種を含有せしめたことを特徴とするインクジェット
記録用シート。 【化1】 〔式中、R1は、直接結合、C1〜C12の飽和または不
飽和アルキレン基、フェニレン基または一般式(2)〜
(4)で示される置換基を表す。〕 【化2】 〔式中、R2、R3はそれぞれC1〜C18のアルキル
基を、R4、R5はそれぞれ水素原子またはメチル基を
表す。〕 【化3】 〔式中、lは1または2を、o、pはそれぞれ1〜11
の整数を表す。〕 【化4】 〔式中、R6〜R9はそれぞれ水素原子またはC1〜C
4のアルキル基を、mは1または2を表す。〕
Description
インク等の液体インクを用いて記録画像を形成するイン
クジェット記録用シートに関するものであり、特に、イ
ンクジェット記録用シート上にフルカラーで印字された
画像の印字濃度が高く、インクの吸収性に優れるという
特徴を維持しつつ、従来のインクジェット記録用シート
の欠点であった長期保存での変色のないインクジェット
記録用シートに関するものである。
噴出して画像を形成させるインクジェット記録方式は、
記録時の騒音が少なく、カラー化が容易であること、高
速記録が可能であること、また、他の印刷装置より安価
であること等の理由から端末用プリンタ、ファクシミ
リ、プロッタ、あるいは帳票印刷などで広く利用されて
いる。一方、プリンタの急速な普及や高精細・高速化、
さらにはデジタルカメラの登場により、記録体側にも高
度な特性が要望されるようになった。すなわち、インク
吸収性、記録濃度、耐水性および保存性に優れた、銀塩
方式の写真に匹敵する画質と保存性を兼ね備えた記録体
の実現が強く求められている。
顔料および接着剤を主体とするインク受容層を設けたシ
ートに関する提案が多数なされてきた。例えば、非晶質
シリカおよび高分子バインダーからなる塗布層(特開昭
55−51583号公報、同57−157786号公
報、同62−158084号公報)、ゼオライト等のイ
ンク吸着顔料を有する塗布層(特開昭56−14417
2号公報)、微粉ケイ酸および水溶性樹脂からなる塗布
層(特開昭56−148583号公報)、多孔質のカチ
オン性アルミナ水和物を有する塗布層(特開昭60−2
32990号公報)等を支持体上に設ける方法が提案さ
れている。
オン性ポリマー(特開昭56−84992号公報、同6
0−49990号公報、同61−125878号公
報)、塩基性ラテックス(特開昭57−36692号公
報)等をインク受容層に含有させる方法が提案されてい
る。
ンタングステン酸、リンモリブデン酸、塩化第二クロム
等の金属酸化物、金属塩化物またはタンニン酸のうちの
少なくとも一つを添加する方法(特開昭57−8798
7号公報)、ヒンダードフェノール類等の酸化防止剤を
添加する方法(特開昭57−74192号公報)、ヒン
ダードアミン類を添加する方法(特開昭61−1465
91号公報)、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール
系やフェニルサリチル酸系等の紫外線吸収剤を添加する
方法(特開昭57−74193号公報、同57−879
88号公報、同63−222885号公報)、チオ尿素
系化合物を添加する方法(特開昭61−163886号
公報)、2−メルカプトベンゾチアゾール、2−メルカ
プトベンズイミダゾール等の特定のメルカプト化合物を
添加する方法(特開昭61−177279)、ジチオカ
ルバミン酸塩、チウラム塩、チオシアン酸エステルまた
はチオシアン酸塩を添加する方法(特開平7−3148
82号公報)等が提案されている。
されるフルカラーインクジェット記録画像は長期保存で
の変色に対してはまだまだ不十分であった。
クジェット記録用シート上にフルカラーで印字された場
合に、従来のインクジェット記録用シートの欠点であっ
た長期保存での変色を大幅に改善させたインクジェット
記録用シートに関するものである。
む。 [1]液体インクを用いて記録画像を形成するインクジ
ェット記録用シートにおいて、記録用シート中に一般式
(1)で表わされる化合物から選ばれる少なくとも一種
を含有せしめたことを特徴とするインクジェット記録用
シート。
飽和アルキレン基、フェニレン基または一般式(2)〜
(4)で示される置換基を表す。〕
基を、R4、R5はそれぞれ水素原子またはメチル基を
表す。〕
の整数を表す。〕
4のアルキル基を、mは1または2を表す。〕
ミン系化合物のホモポリマーおよび一般式(5)と共重
合可能なエチレン性不飽和化合物とのコポリマーから選
ばれる少なくとも一種を含有せしめたことを特徴とする
[1]記載のインクジェット記録用シート。
ル基を、R12は、水素原子またはC1〜C4のアルキ
ル基を、HXは酸を表す。〕 [3]一般式(1)のR1が、一般式(2)である
[1]記載のインクジェット記録用シート。 [4]一般式(1)のR1が、一般式(3)である
[1]記載のインクジェット記録用シート。 [5]一般式(1)で表わされる化合物が、1,3−ビ
ス(ヒドラジノカルボニルエチル)−5−イソプロピル
ヒダントインである[1]記載のインクジェット記録用
シート。 [6]一般式(1)で表わされる化合物が、3,3'−
チオジプロピオン酸ジヒドラジドである[1]記載のイ
ンクジェット記録用シート。 [7]さらに、チオエーテル化合物の少なくとも1種を
併用する[1]〜[6]のいずれかに記載のインクジェ
ット記録用シート。 [8]チオエーテル化合物が、一般式(6)または一般
式(7)で表される化合物である[7]記載のインクジ
ェット記録用シート。
のアルキル基、C1〜C 4のヒドロキシアルキル基また
はC1〜C4のジヒドロキシアルキル基を、r、u、v
はそれぞれ1または2を、qは1〜3の整数を、tは1
〜6の整数を表す。〕
1,2−ビス(2−ヒドロキシエチルチオ)エタンであ
る[8]記載のインクジェット記録用シート。 [10]支持体上に無機微粒子を含有するインク受容層
を有するインクジェット用記録シートにおいて、無機微
粒子が一次粒子の平均粒経が30nm以下で、かつ、B
ET法による比表面積が200m2/g以上のシリカで
ある[1]〜[9]記載のインクジェット記録用シー
ト。 [11]インクジェット記録用シート上にキャスト処理
した光沢層を設けた[1]〜[10]記載のインクジェ
ット記録用シート。 [12]インクジェット記録用シートがキャスト処理し
たインク受容層を有する[1]〜[10]記載のインク
ジェット記録用シート。 [13]液体インクに用いられるシアン染料がフタロシ
アニン系染料である[1]〜[10]記載のインクジェ
ット記録用シート。
体インクを用いて記録画像を形成するインクジェット記
録用シートにおいて、記録用シート中に一般式(1)で
表わされる化合物から選ばれる少なくとも一種を含有さ
せることにより、インクジェット記録用シート上にフル
カラーで印字された場合に、従来のインクジェット記録
用シートの欠点であった長期保存中での変色を大幅に改
善したインクジェット記録用シートが得られることを見
出し、本発明を完成するに至った。
不飽和アルキレン基、フェニレン基または一般式(2)
〜(4)で示される置換基を表す。R1は好ましくは
(CH2)n、フェニレン基または一般式(2)〜(4)で
示される置換基を,nは0または1〜10の整数を表
す。〕
基を、R4、R5はそれぞれ水素原子またはメチル基を
表す。〕
の整数を表す。〕
4のアルキル基を、mは1または2を表す。〕
としては、シュウ酸ジヒドラジド、マロン酸ジヒドラジ
ド、コハク酸ジヒドラジド、グルタル酸ジヒドラジド、
アジピン酸ジヒドラジド、ピメリン酸ジヒドラジド、ズ
ベリン酸ジヒドラジド、アゼライン酸ジヒドラジド、セ
バシン酸ジヒドラジド、ドデカン二酸ジヒドラジド、テ
トラデカン二酸ジヒドラジド、マレイン酸ジヒドラジ
ド、フマル酸ジヒドラジド、イタコン酸ジヒドラジド、
フタル酸ジヒドラジド、イソフタル酸ジヒドラジド、テ
レフタル酸ジヒドラジド、1,3−ビス(ヒドラジノカ
ルボニルエチル)ヒダントイン、1,3−ビス(ヒドラ
ジノカルボニルエチル)−5−メチルヒダントイン、
1,3−ビス(ヒドラジノカルボニルエチル)−5−エ
チルヒダントイン、1,3−ビス(ヒドラジノカルボニ
ルエチル)−5−n−プロピルヒダントイン、1,3−
ビス(ヒドラジノカルボニルエチル)−5−イソプロピ
ルヒダントイン、1,3−ビス(ヒドラジノカルボニル
エチル)−5−n−ブチルヒダントイン、1,3−ビス
(ヒドラジノカルボニルエチル)−5−sec−ブチルヒ
ダントイン、1,3−ビス(ヒドラジノカルボニルエチ
ル)−5−n−アミルヒダントイン、1,3−ビス(ヒ
ドラジノカルボニルエチル)−5−n−ヘキシルヒダン
トイン、1,3−ビス(ヒドラジノカルボニルエチル)
−5−n−オクチルヒダントイン、1,3−ビス(ヒド
ラジノカルボニルエチル)−5−ラウリルヒダントイ
ン、1,3−ビス(ヒドラジノカルボニルエチル)−5
−ステアリルヒダントイン、1,3−ビス(ヒドラジノ
カルボニルエチル)−5,5−ジメチルヒダントイン、
1,3−ビス(ヒドラジノカルボニルエチル)−5−エ
チル−5−メチルヒダントイン、1,3−ビス(ヒドラ
ジノカルボニルエチル)−5,5−ジエチルヒダントイ
ン、1−ヒドラジノカルボニルエチル−3−(2−メチ
ルヒドラジノカルボニルエチル)ヒダントイン、1−ヒ
ドラジノカルボニルエチル−3−(2−メチルヒドラジ
ノカルボニルエチル)−5−メチルヒダントイン、1−
ヒドラジノカルボニルエチル−3−(2−メチルヒドラ
ジノカルボニルエチル)−5−イソプロピルヒダントイ
ン、1−ヒドラジノカルボニルエチル−3−(2−メチ
ルヒドラジノカルボニルエチル)−5,5−ジメチルヒ
ダントイン、1,3−ビス(2−メチルヒドラジノカル
ボニルエチル)ヒダントイン、1,3−ビス(2−メチ
ルヒドラジノカルボニルエチル)−5−メチルヒダント
イン、1,3−ビス(2−メチルヒドラジノカルボニル
エチル)−5−イソプロピルヒダントイン、1,3−ビ
ス(2−メチルヒドラジノカルボニルエチル)−5,5
−ジメチルヒダントイン、
ド、3,3'−チオジプロピオン酸ジヒドラジド、4,
4'−チオジブタン酸ジヒドラジド、6,6'−チオジカ
プロン酸ジヒドラジド、8,8'−チオジカプリル酸ジ
ヒドラジド、10,10'−チオジカプリン酸ジヒドラ
ジド、12,12'−チオジラウリン酸ジヒドラジド、
2,2'−ジチオジグリコール酸ジヒドラジド、3,3'
−ジチオジプロピオン酸ジヒドラジド、4,4'−ジチ
オジブタン酸ジヒドラジド、6,6'−ジチオジカプロ
ン酸ジヒドラジド、8,8'−ジチオジカプリル酸ジヒ
ドラジド、10,10'−ジチオジカプリン酸ジヒドラ
ジド、12,12'−ジチオジラウリン酸ジヒドラジ
ド、
ン酸ヒドラジド)、3,3'−チオビス(2−N−メチ
ルアミノプロピオン酸ヒドラジド)、3,3'−チオビ
ス(2−N,N−ジメチルアミノプロピオン酸ヒドラジ
ド)、3,3'−チオビス(2−N−エチルアミノプロ
ピオン酸ヒドラジド)、3,3'−チオビス(2−N,
N−ジエチルアミノプロピオン酸ヒドラジド)、3,
3'−ジチオビス(2−アミノプロピオン酸ヒドラジ
ド)、3,3'−ジチオビス(2−N−メチルアミノプ
ロピオン酸ヒドラジド)、3,3'−ジチオビス(2−
N,N−ジメチルアミノプロピオン酸ヒドラジド)、
3,3'−ジチオビス(2−N−エチルアミノプロピオ
ン酸ヒドラジド)、3,3'−ジチオビス(2−N,N
−ジエチルアミノプロピオン酸ヒドラジド)等が挙げら
れる。
のR1が一般式(2)である化合物は、画像の変色防止
のみならず白紙保存性にも優れているため、好ましく用
いられる。
基を、R4、R5はそれぞれ水素原子またはメチル基を
表す。〕
ボニルエチル)−5−イソプロピルヒダントインはとり
わけ画像の変色防止効果が高いため、特に好ましく用い
られる。
(3)である化合物は、とりわけ画像の変色防止効果に
優れているため、好ましく用いられる。
の整数を表す。〕
ジヒドラジドは、とりわけ画像の変色防止効果に優れて
いるため、特に好ましく用いられる。
で表されるジアリルアミン系化合物のホモポリマーおよ
び一般式(5)と共重合可能なエチレン性不飽和化合物
とのコポリマーから選ばれる少なくとも一種を含有せし
めることにより、変色防止に対して、高い相乗効果が認
められる。
ル基を、R12は、水素原子またはC1〜C4のアルキ
ル基を、HXは酸を表す。〕
酸、有機酸のいずれでもよく、無機酸としては、塩酸、
硫酸、硝酸、リン酸、ピロリン酸、メタリン酸等が、有
機酸としては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、メタンスル
ホン酸、p−トルエンスルホン酸等が挙げられる。これ
らの酸のうちでも、塩酸、硫酸は特に変色防止に効果的
であり、好んで用いられる。
化合物のホモポリマーおよびコポリマーとしては、例え
ば、ポリジアリルアミン塩酸塩、ポリジアリルアミン硫
酸塩、ポリジアリルアミンのリン酸塩、ポリジアリルア
ミンの酢酸塩、ポリジアリルアミンのプロピオン酸塩、
ポリジアリルアミンのメタンスルホン酸塩、ポリジアリ
ルメチルアミン塩酸塩、ポリジアリルメチルアミン硫酸
塩、ポリジアリルエチルアミン塩酸塩、ポリジアリルエ
チルアミン硫酸塩、ポリジアリル−n−プロピルアミン
塩酸塩、ポリジアリル−n−ブチルアミン塩酸塩、ポリ
(ジ−2−メチルアリルアミン塩酸塩)、ポリ(ジ−2
−メチルアリルアミン硫酸塩)、ジアリルアミン塩酸塩
・アクリルアミド共重合体、ジアリルアミン硫酸塩・ア
クリルアミド共重合体、ジアリルアミンのリン酸塩・ア
クリルアミド共重合体、ジアリルメチルアミン塩酸塩・
アクリルアミド共重合体、ジアリルメチルアミン硫酸塩
・アクリルアミド共重合体、ジアリルアミン塩酸塩・二
酸化イオウ共重合体、ジアリルアミン硫酸塩・二酸化イ
オウ共重合体、ジアリルメチルアミン塩酸塩・二酸化イ
オウ共重合体等が挙げられる。R10、R11は水素原
子が好ましい。R12も水素原子が好ましい。これらを
用いることにより、耐水性が向上するだけでなく、変色
防止に相乗効果がある。
とりわけ、一般式(6)または一般式(7)で表される
化合物を併用することにより、画像の変色防止に対して
さらなる相乗効果がある。
4のアルキル基、C1〜C4のヒドロキシアルキル基ま
たはC1〜C4のジヒドロキシアルキル基を、r、u、
vはそれぞれ1または2を、qは1〜3の整数を、tは
1〜6の整数を表す。〕
れる化合物の具体例としては、2,2'−チオジエタノ
ール、2,2'−ジチオジエタノール、1,2−ビス
(2−ヒドロキシエチルチオ)エタン、1,2−ビス
(2−ヒドロキシエチルジチオ)エタン、2,2'−ビ
ス(2−ヒドロキシエチルチオ)ジエチルスルフィド、
2,2'−ビス(2−ヒドロキシエチルチオ)ジエチル
ジスルフィド、ビス(2−ヒドロキシエチルチオ)メタ
ン、ビス(2−ヒドロキシエチルジチオ)メタン、1,
3−ビス(2−ヒドロキシエチルチオ)プロパン、1,
3−ビス(2−ヒドロキシエチルジチオ)プロパン、
1,4−ビス(2−ヒドロキシエチルチオ)ブタン、
1,4−ビス(2−ヒドロキシエチルジチオ)ブタン、
1,6−ビス(2−ヒドロキシエチルチオ)ヘキサン、
1,6−ビス(2−ヒドロキシエチルジチオ)ヘキサ
ン、エチルチオエタノール、エチルジチオエタノール、
n−プロピルチオエタノール、イソプロピルチオエタノ
ール、イソプロピルジチオエタノール、n−ブチルチオ
エタノール、1−エチルチオ−1−(2−ヒドロキシエ
チルチオ)メタン、1−エチルチオ−2−(2−ヒドロ
キシエチルチオ)エタン、1−エチルチオ−3−(2−
ヒドロキシエチルチオ)プロパン、1−エチルチオ−4
−(2−ヒドロキシエチルチオ)ブタン、1,1−ビス
(2,3−ジヒドロキシプロピルチオ)メタン、1,2
−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピルチオ)エタン、
1,2−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピルチオ)エ
タン、1,3−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピルジ
チオ)プロパン、1,4−ビス(2,3−ジヒドロキシ
プロピルチオ)ブタン、1,6−ビス(2,3−ジヒド
ロキシプロピルチオ)ヘキサン、1−エチルチオ−2−
(2,3−ジヒドロキシプロピルチオ)エタン等が挙げ
られる。
(2−ヒドロキシエチルチオ)エタンはとりわけ変色防
止効果が高く、かつ安全性も高いため、特に好ましく用
いられる。
保存中に変色する要因は、使用されている染料が、空気
中のガス、特にオゾンのような酸化力の強いガスにより
容易に酸化されるためと考えられる。とりわけ、シアン
インク用染料としてフタロシアニン系染料を用いた場
合、その変色が顕著である。
化合物が、とりわけ変色防止に効果的であった理由は明
らかではないが、一般式(1)で表わされる化合物自体
がオゾンのような酸化力の強いガスにより酸化されやす
いため、染料が酸化される前に酸化され、結果的に染料
の酸化を防止するものと考えられる。
酸化されて生じる化合物は無色のため、地肌が黄変する
等の問題点を生じないことも大きな特徴である。
ンクジェット記録用シート中の含有量としては、0.1
〜4g/m2程度、好ましくは0.2〜2g/m2程度
である。因みに、0.1g/m2より少ないと保存性改
善効果が不十分となる恐れがあり、また4g/m2より
多いと画質の低下を招く恐れがある。
マーおよびコポリマーを併用する際、その含有量は、一
般に顔料100質量部に対して1〜100質量部、 好
ましくは5〜50質量部の範囲で調節される。配合量が
少ないと印字耐水性、印字濃度等の向上効果が得られに
くく、多いと逆に印字濃度が低下したり、画像のにじみ
が発生しやすい。
むインクジェット記録用シートの作成方法としては、例
えば抄紙工程中でサイズプレス等によって特定の化合物
を含む塗液を原紙に塗布または含浸させる方法、インク
吸収性顔料、接着剤、特定の化合物を混合して得たイン
ク受容層用塗液を、紙(酸性紙、中性紙)、合成紙、プ
ラスチックフィルム、不織布等の支持体に塗工機を用い
て塗布乾燥してインク受容層を形成する方法、顔料、接
着剤、さらには特定のポリマーからなるインク受容層上
に特定の化合物を含む塗液を塗布する方法等が挙げられ
る。
合物を含有させる方法は、画像の変色防止により効果的
であるため好ましい。
溶性の場合には、水溶液をインク受容層塗液中に添加あ
るいはインク受容層上に塗工して用いる。一方、水への
溶解性が低い場合には、水を分散媒体とし、ボールミ
ル、アトライター、サンドミル、コロイドミル等の撹拌
・粉砕機により微粉砕した後、用いる。
は、紙(酸性紙、中性紙)、合成紙、プラスチックフィ
ルム、不織布あるいはプラスチックフィルムをコート紙
や上質紙等と接着剤を介して貼合せたもの、または紙に
プラスチックをラミネートしたもの等が使用される。か
かるプラスチックフィルムとしては、例えば、ポリエス
テル、ポリプロピレン、ナイロン等のフィルムが挙げら
れる。
は、例えばゼオライト、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウム、カオリン、タルク、硫
酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、
硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、ケイ酸アルミニ
ウム、ケイソウ土、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシ
ウム、シリカ、水酸化アルミニウム、アルミナ、アルミ
ナ水和物、アルミノシリケート、ベーマイト、擬ベーマ
イト、リトポン、尿素−ホルマリン樹脂フィラー等が挙
げられる。これらは単独または二種以上を混合して用い
られる。
びアルミナ水和物はインク吸収性に優れているため好ま
しい。
以下でかつBET法による比表面積が200m2/g以
上のシリカを用いると、とりわけ高画質の画像が得られ
るため好ましい。一次粒子の下限は特に限定しないが1
nm以上が好ましく、比表面積の上限も特に限定しない
が500m2/g以下が好ましい。
インク受容層の固形分に対して20〜90重量%程度、
好ましくは30〜80重量%程度である。なお、90重
量%を越えるとインク受容層の塗膜強度が低下し、また
20重量%未満になるとインクの吸収性が低下し、記録
後のインク乾燥性が不充分となり画質が低下する恐れが
ある。
ーとして、水に溶解あるいは乳化したときに解離してカ
チオン性を呈するポリマーを併用することも可能であ
る。このようなカチオン性ポリマーとしては、例えば、
ポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジアリ
ルジメチルアンモニウムクロライド・アクリルアミド共
重合体、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド・二
酸化イオウ共重合体、ポリアリルアミン塩酸塩、N−ビ
ニルアクリルアミジン塩酸塩・アクリルアミド共重合
体、ジアルキルアミン・エピクロロヒドリン付加重合
物、ポリアミドポリアミンエピクロロヒドリン重合物、
ジシアンジアミド・ホルマリン重縮合物、ポリアルキレ
ンポリアミン・ジシアンジアミド重縮合物、ポリエチレ
ンイミン塩酸塩、ポリ(メタ)アクリロイルオキシアル
キルジアルキルアミン塩酸塩、(メタ)アクリロイルオ
キシアルキルジアルキルアミン塩酸塩・アクリルアミド
共重合体、ポリ(メタ)アクリロイルオキシアルキルト
リアルキルアンモニウムクロライド、(メタ)アクリロ
イルオキシアルキルトリアルキルアンモニウムクロライ
ド・アクリルアミド共重合体、ポリ(メタ)アクリルア
ミドアルキルジアルキルアミン塩酸塩、(メタ)アクリ
ルアミドアルキルジアルキルアミン塩酸塩・アクリルア
ミド共重合体、ポリ(メタ)アクリルアミドアルキルト
リアルキルアンモニウムクロライド、(メタ)アクリル
アミドアルキルトリアルキルアンモニウムクロライド・
アクリルアミド共重合体等が挙げられる。
酸化澱粉、エーテル化澱粉等の澱粉誘導体、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセ
ルロース誘導体、カゼイン、ゼラチン、大豆タンパク、
完全(部分)ケン化ポリビニルアルコール、ケイ素変性
ポリビニルアルコール、アセトアセチル基変性ポリビニ
ルアルコール、スチレン−無水マレイン酸共重合体の
塩、スチレン−ブタジエン系ラテックス、アクリル系ラ
テックス、ポリエステルポリウレタン系ラテックス、酢
酸ビニル系ラテックス等の水性接着剤、或いはポリメチ
ルメタクリレート、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリビ
ニルブチラール、アルキッド樹脂等の有機溶剤可溶性樹
脂が、単独あるいは複数を混合して用いられる。これら
の接着剤は、一般に顔料100重量部に対して1〜20
0重量部程度、好ましくは10〜100重量部程度の範
囲で使用される。
剤、増粘剤、架橋剤、流動性変性剤、消泡剤、抑泡剤、
離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増
白剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤等を適宜添加するこ
ともできる。
ーコーター、ブレードコーター、エアナイフコーター、
グラビアコーター、ダイコーター、カーテンコーター等
の塗工方式で支持体上の少なくとも片面に乾燥後の塗布
量が2〜30g/m2程度となるように塗布乾燥して形
成される。因みに、塗布量が2g/m2より少ないと記
録画質が低下し、また30g/m2より多いと塗膜強度
が低下する恐れがある。
の目的のために例えばスーパーカレンダー、グロスカレ
ンダーなどで加圧下のロールニップ間を通して表面の平
滑性を与えることも可能である。
設けることができる。この光沢層は、樹脂を主成分とす
ることができる。また顔料および樹脂を含有させて構成
することもできる。光沢層はインクを速やかに通過また
は吸収できるよう、光沢を阻害しない範囲で多孔性もし
くは通液性にするのが好ましい。このようにするために
は、顔料を配合するか、光沢を落とさない範囲で、樹脂
が完全に成膜しないような乾燥条件を選択すると良い。
いたものと同様のものが挙げられるが、光沢、透明性、
インク吸収性の点で、コロイダルシリカ、非晶質シリ
カ、酸化アルミニウム、アルミノシリケート、ゼオライ
ト、合成スメクタイト等が好ましい。これらの顔料は光
沢層中に10〜80重量%含まれることが望ましい。顔
料のBET比表面積が大きいほど、インクの吸収性に優
れるため、150m2/g以上が好ましい。上限は特に
ないが1000m2/g程度までであり、700m2/g
程度以下が好ましい。顔料の平均粒子径(凝集粒子の場
合は凝集粒子の径)は、0.01〜5μmが好ましく、
0.05〜1μmのものがより好ましい。更に好ましく
は0.05〜0.8μmである。粒子径が0.01μm
未満になると、インク吸収性の改良効果に乏しくなる恐
れがあり、5μmを超えると、光沢や印字濃度の低下が
起こる恐れがある。顔料として一次粒子の平均粒子径が
3nm以上40nm以下で、二次粒子の平均粒子径が1
0nm以上500nm以下であるシリカ微細粒子を使用
すると、光沢、インクの吸収性に特に優れたものとな
る。光沢層が顔料を主成分(10〜80%)として形成
する場合、インクの吸収性が特に好ましい。
明性に優れるため、光沢層にカチオン性化合物を配合す
ると、インク染料が効率よく光沢層に定着し、光沢層の
透明性とあいまって印字濃度の極めて優れたものとなり
易い。光沢層の樹脂としては、水溶性樹脂(例えばポリ
ビニルアルコール、カチオン変性ポリビニルアルコー
ル、シリル変性ポリビニルアルコール等のポリビニルア
ルコール類、カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白質類、でん
ぷん、カルボキシルメチルセルロースやメチルセルロー
ス等のセルロース誘導体)、スチレン−ブタジエン共重
合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体等の
共役ジエン系重合体ラテックス、スチレン−酢酸ビニル
共重合体等のビニル系共重合体ラテックス等の水分散性
樹脂、水性アクリル樹脂、水性ポリウレタン樹脂、水性
ポリエステル樹脂等、その他一般に塗工紙分野で公知公
用の各種樹脂(接着剤)が単独あるいは併用して使用さ
れる。
合、特にエチレン性不飽和結合を有するモノマー(以下
エチレン性モノマーという)を重合させてなる重合体あ
るいは共重合体(以下一括して重合体と称する)を主成
分として構成されるのが好ましい。さらに、これら重合
体の置換誘導体でも良い。また、上記のエチレン性モノ
マーをコロイダルシリカの存在下で重合させ、Si−O
−R(R:重合体成分)結合によって複合体になった
形、あるいは上記重合体にSiOH基等のコロイダルシ
リカと反応するような官能基を導入しておき、コロイダ
ルシリカと反応させて複合体になった形で使用すること
も可能である。この複合体を使用した場合、光沢、イン
ク吸収性に優れたものとなりやすい。
式で光沢層を得る態様では、 上記の重合体等の樹脂
は、そのガラス転移点が40℃以上のものが好ましく、
50〜100℃の範囲であるものがより望ましい。ガラ
ス転移点が低いと乾燥の際に成膜が進みすぎ、表面の多
孔性が低下する結果、インクの吸収速度が低下するおそ
れが生じる。また、乾燥温度が重要であり、乾燥温度が
高すぎると成膜が進みすぎ、表面の多孔性が低下する結
果、インクの吸収速度が低下し、逆に乾燥温度が低すぎ
ると、光沢に乏しくなる傾向が有り、生産性も低下す
る。光沢層ではキャスト方式を用いることもできる。こ
の態様では、キャストドラムからの離型性に優れたもの
となり易い。複合体粒子は特に限定しないが、例えば平
均粒径が20〜200nm程度である。
湿潤状態にあるうちに該光沢発現層を加熱された鏡面ド
ラム面に圧接して強光沢仕上げを行うものである。ゲル
化法は、基紙上に塗工した光沢層が湿潤状態にあるうち
にこの光沢層をゲル化剤浴に接触させ、ゲル化状態にし
た光沢層を加熱ドラム面に圧接して強光沢仕上げを行う
ものである。リウェット法は、湿潤状態の光沢層を一旦
乾燥してから再度湿潤液に接触させた後、加熱ドラム面
に圧接して強光沢仕上げを行うものである。
30g/m2 、好ましくは、1〜20g/m2である。
ここで、0.2g/m2未満では光沢が十分に出ない場
合があり、30g/m2を越えて多いとインク乾燥性が
劣ったり、記録濃度が低下する恐れがある。
支持体と記録層の間に中間層を設けることももちろん可
能で、インクジェット記録用シート製造分野における各
種の公知技術が付加し得るものである。
は、着色剤および液媒体、その他の添加剤からなる記録
液体である。着色剤としては直接染料、酸性染料、反応
性染料等の各種水溶性染料が挙げられる。また、水性イ
ンクの液媒体としては、水単独、あるいは水および水溶
性有機溶剤の併用がある。更に油性インクでもよい。水
溶性有機溶剤としては、例えばエチルアルコール、イソ
プロピルアルコール等の一価アルコール、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、グリセリン等の多価アルコール、トリエチレングリ
コールモノメチルエーテル、トリエチリン、トリエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコ
ールモノエチルエーテル等の多価アルコールの低級アル
キルエーテル等が挙げられる。さらに添加剤としては、
例えばpH調整剤、金属封鎖剤、防ばい剤、粘度調整
剤、表面張力調整剤、界面活性剤、および防錆剤等が挙
げられる。
説明するが、もちろんこれらに限定されるものではな
い。なお、例中の「部」および「%」は、特に断わらな
い限りそれぞれ重量部および重量%を示す。 実施例1
質シリカ(商品名:ファインシールX60、(株)トクヤ
マ製,平均粒径5.9μm,比表面積290m2/g)
100部、ケイ素変性ポリビニルアルコール(商品名:
R−1130、(株)クラレ製)の10%水溶液250
部、ジアリルアミン塩酸塩・アクリルアミド共重合体
(商品名:スミレーズレジン 1001、住友化学(株)
製)の40%水溶液75部、1,3−ビス(ヒドラジノ
カルボニルエチル)−5−メチルヒダントイン10部お
よび少量の消泡剤、分散剤および水からなる固形分濃度
15%のインク受容層用塗液Aを得た。
5g/m2の上質紙上にインク受容層用塗液Aを固形分
で12g/m2となるようにワイヤーバーにて塗布乾燥
してインク受理層を設けた後、スーパーキャレンダー処
理してインクジェット記録用シートを作成した。
ルエチル)−5−メチルヒダントインの代わりに、以下
の化合物を用いた以外は、実施例1と同様にしてインク
ジェット記録用シートを作成した。 実施例2:1,3−ビス(ヒドラジノカルボニルエチ
ル)−5−エチルヒダントイン 実施例3:1,3−ビス(ヒドラジノカルボニルエチ
ル)−5−イソプロピルヒダントイン 実施例4:1,3−ビス(ヒドラジノカルボニルエチ
ル)−5−sec−ブチルヒダントイン 実施例5:1,3−ビス(ヒドラジノカルボニルエチ
ル)−5,5−ジメチルヒダントイン 実施例6:アジピン酸ジヒドラジド 実施例7:コハク酸ジヒドラジド 実施例8:マロン酸ジヒドラジド 実施例9:3,3'−チオジプロピオン酸ジヒドラジド 実施例10:3,3'−ジチオジプロピオン酸ジヒドラ
ジド 実施例11:2,2'−チオジグリコール酸ジヒドラジ
ド
ジヒドラジド100部、スルホン基変性ポリビニルアル
コール(商品名:ゴーセランL−3266、日本合成化
学(株)製)5部、少量の界面活性剤、消泡剤および水か
らなる固形分濃度20%の組成物をサンドグラインダー
で平均粒子径が、0.5μmとなるまで粉砕し、分散液
を得た。
質シリカ(商品名:ファインシールX60、(株)トクヤ
マ製)100部、ケイ素変性ポリビニルアルコール(商
品名:R−1130、(株)クラレ製)の10%水溶液2
50部、ジアリルアミン塩酸塩・アクリルアミド共重合
物(商品名:スミレーズレジン 1001、住友化学
(株)製)の40%水溶液75部、セバシン酸ジヒドラジ
ドの20%分散液 50部および少量の消泡剤、分散剤
および水からなる固形分濃度15%のインク受容層用塗
液Bを得た。
5g/m2の上質紙上にインク受容層用塗液Bを固形分
で12g/m2となるようにワイヤーバーにて塗布乾燥
してインク受理層を設けた後、スーパーキャレンダー処
理してインクジェット記録用シートを作成した。
に、以下の化合物を用いた以外は、実施例12と同様に
してインクジェット記録用シートを作成した。 実施例13:ドデカン二酸ジヒドラジド 実施例14:イソフタル酸ジヒドラジド 実施例15:3,3'−チオビス(2−アミノプロピオ
ン酸ヒドラジド)
ルエチル)−5−メチルヒダントイン10部の代わり
に、以下の化合物を用いた以外は、実施例1と同様にし
てインクジェット記録用シートを作成した。 実施例16:1,3−ビス(ヒドラジノカルボニルエチ
ル)−5−イソプロピルヒダントイン10部および1,
2−ビス(2−ヒドロキシエチルチオ)エタン10部 実施例17:1,3−ビス(ヒドラジノカルボニルエチ
ル)−5−イソプロピルヒダントイン10部および1,
4−ビス(2−ヒドロキシエチルチオ)ブタン10部 実施例18:コハク酸ジヒドラジド10部および1,2
−ビス(2−ヒドロキシエチルチオ)エタン10部
ミド共重合体(商品名:スミレーズレジン 1001、
住友化学(株)製)の代わりに、以下の化合物を用いた以
外は、実施例3と同様にしてインクジェット記録用シー
トを作成した。 実施例19:ジアリルアミン塩酸塩・二酸化イオウ共重
合体(商品名:PAS−92、日東紡績(株)製) 実施例20:ポリジアリルメチルアミン塩酸塩(商品
名:PAS−M−1、日東紡績(株)製) 実施例21:ポリジアリルジメチルアンモニウムクロラ
イド・アクリルアミド共重合体(商品名:PAS−J−8
1、日東紡績(株)製) 実施例22
質シリカ(商品名:ファインシールX60、トクヤマ
製)100部、ケイ素変性ポリビニルアルコール(商品
名:R−1130、クラレ製)の10%水溶液250
部、ジアリルアミン塩酸塩・アクリルアミド共重合体
(商品名:スミレーズレジン 1001、住友化学(株)
製)の40%水溶液75部および少量の消泡剤、分散剤
および水からなる固形分濃度15%のインク受容層用塗
液Cを得た。
5g/m2 の上質紙上にインク受容層用塗液Cを固形分
で12g/m2 となるようにワイヤーバーにて塗布乾燥
しインク受理層を設けた後、さらに1,3−ビス(ヒド
ラジノカルボニルエチル)−5−イソプロピルヒダント
インの5%水溶液を固形分で1.0g/m2 となるよう
にワイヤーバーにて塗布乾燥し、スーパーキャレンダー
処理してインクジェット記録用シートを作成した。
チレン−2−エチルヘキシルアクリレート共重合体とコ
ロイダルシリカの複合体(共重合体とコロイダルシリカ
は、重量比で40:60)100部、増粘・分散剤とし
てアルキルビニルエーテル・マレイン酸誘導体共重合体
5部、離型剤としてレシチン3部よりなる固形分濃度3
0%の光沢発現層用塗液Dを得た。
5g/m2の上質紙上に実施例3のインク受容層用塗液
を固形分で12g/m2となるようにワイヤーバーにて
塗布乾燥してインク受理層を設けた後、光沢発現層用塗
液Dを塗工した後、ただちに表面温度が85℃の鏡面ド
ラムに圧接し、乾燥後離型させ、光沢層を有する光沢タ
イプのインクジェット記録用シートを作成した。このと
きの光沢層の塗工量は固形分で8g/m2であった。
ニルエチル)−5−イソプロピルヒダントインの代わり
に3,3'−チオジプロピオン酸ジヒドラジドを用いた
以外は、実施例23と同様にして、インクジェット記録
用シートを作成した。
チレン−2−エチルヘキシルアクリレート共重合体とコ
ロイダルシリカの複合体(共重合体とコロイダルシリカ
は、重量比で40:60)100部、1,3−ビス(ヒ
ドラジノカルボニルエチル)−5−イソプロピルヒダン
トイン10部、増粘・分散剤としてアルキルビニルエー
テル・マレイン酸誘導体共重合体5部、離型剤としてレ
シチン3部よりなる固形分濃度30%の光沢発現層用塗
液Eを得た。
5g/m2 の上質紙上に実施例3のインク受容層用塗液
Aを固形分で12g/m2 となるようにワイヤーバーに
て塗布乾燥してインク受理層を設けた後、光沢発現層用
塗液Eを塗工した後、ただちに表面温度が85℃の鏡面
ドラムに圧接し、乾燥後離型させ、光沢タイプのインク
ジェット記録用シートを作成した。このときの光沢層の
塗工量は固形分で8g/m2 であった。
品名:ファインシールX60、トクヤマ製)100部、
ケイ素変性ポリビニルアルコール(商品名:R−113
0、クラレ製)の10%水溶液250部、ジアリルアミ
ン塩酸塩・アクリルアミド共重合体(商品名:スミレー
ズレジン 1001、住友化学(株)製)の40%水溶液
75部、1,2−ビス(2−ヒドロキシエチルチオ)エ
タン 10部および少量の消泡剤、分散剤および水から
なる固形分濃度15%のインク受容層用塗液Fを得た。
5g/m2 の上質紙上にインク受容層用塗液Fを固形分
で12g/m2 となるようにワイヤーバーにて塗布乾燥
してインク受理層を設けた後、光沢発現層用塗液Eを塗
工した後、ただちに表面温度が85℃の鏡面ドラムに圧
接し、乾燥後離型させ、光沢タイプのインクジェット記
録用シートを作成した。このときの光沢層の塗工量は固
形分で8g/m2 であった。
名:アエロジル300、一次粒子の平均粒経 0.00
7μm、BET法による比表面積 300m2/g、日
本アエロジル工業社(株)製)100部、ポリビニルアル
コール(商品名:PVA−235、(株)クラレ製)の1
0%水溶液200部、ジアリルアミン塩酸塩・二酸化硫
黄共重合体(商品名:PAS−92、日東紡績(株)製)
の20%水溶液50部、1,3−ビス(ヒドラジノカル
ボニルエチル)−5−イソプロピルヒダントイン10部
および少量の消泡剤、分散剤および水からなる固形分濃
度10%のインク受容層用塗液Gを得た。
ミネート塗工紙(市販コート紙(商品名:OKコート
紙、127.9g/m 2、王子製紙(株)製)の塗工面
にポリエチレンを15μmラミネートしたもの)上にイ
ンク受容層用塗液Gを固形分で20g/m2となるよう
にワイヤーバーにて塗布乾燥してインク受容層を設けた
後、スーパーキャレンダー処理してインクジェット記録
用シートを作成した。
ニルエチル)−5−イソプロピルヒダントインの代わり
に3,3'−チオジプロピオン酸ジヒドラジドを用いた
以外は、実施例27と同様にして、インクジェット記録
用シートを作成した。
ルエチル)−5−メチルヒダントインを用いなかった以
外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用シー
トを作成した。
ルエチル)−5−メチルヒダントインの代わりに、アセ
チルヒドラジドを用いた以外は、実施例1と同様にして
インクジェット記録用シートを作成した。
ニルエチル)−5−イソプロピルヒダントインを用いな
かった以外は、実施例23と同様にしてインクジェット
記録用シートを作成した。
ニルエチル)−5−イソプロピルヒダントインを用いな
かった以外は、実施例27と同様にしてインクジェット
記録用シートを作成した。
記録用シートについて、エプソンインクジェットプリン
ターPM−800Cを用いて、シアン、マゼンタ、イエ
ロー混色によるミックスブラックおよびシアンインクの
ベタ印字およびISO−400の画像(「高精細カラー
ディジタル標準画像データISO/JIS−SCI
D」、p13、画像名称:ポートレート、財団法人日本
企画協会発行)を印字し、以下の評価を行い、結果を表
1に示した。なお、PM−800Cには、シアン染料と
してフタロシアニン系染料が使用されている。
混色によるミックスブラックおよびシアンインクのベタ
印字部の濃度をマクベス濃度計(形式:RD−914、
マクベス製)を用いて測定した。
耐オゾン性を評価した。シアン、マゼンタ、イエロー混
色によるミックスブラックおよびシアンインクのベタ印
字およびISO−400の画像を、オゾン濃度 10p
pmの容器に12時間放置した。ベタ印字の場合には試
験後のマクベス濃度を測定し、次の式により画像残存率
を算出した。一方、画像の場合には目視により変色の度
合いを観察し、評価した。 画像残存率(%)=〔(処理後の濃度)/(処理前の濃
度)〕×100 (評価基準) ◎ :変褪色がみられない ○ :変褪色がややみられるものの、良好 × :変褪色が著しく、実用上問題あり
シートを80℃、50%の条件下1週間放置し、試験前
後の白紙のL*,a*,b*を色彩色差計(形式:CR
−321,ミノルタ(株)製)により測定し、次の式よ
りΔE* abを算出した。 ΔE* ab=[(ΔL*)2+(Δa*)2+(Δ
b*)2]1/2 (式中、ΔL*、Δa*およびΔb*は、試験前後のL
*、a*、b*の座標のそれぞれの差を意味する。)
クジェット記録用シートは、オゾンガスに暴露された場
合でも画像の変褪色が非常に少なく、長期保存性に優れ
た記録用シートであった。
Claims (13)
- 【請求項1】液体インクを用いて記録画像を形成するイ
ンクジェット記録用シートにおいて、記録用シート中に
一般式(1)で表わされる化合物から選ばれる少なくと
も一種を含有せしめたことを特徴とするインクジェット
記録用シート。 【化1】 〔式中、R1は、直接結合、C1〜C12の飽和または不
飽和アルキレン基、フェニレン基または一般式(2)〜
(4)で示される置換基を表す。〕 【化2】 〔式中、R2、R3はそれぞれC1〜C18のアルキル
基を、R4、R5はそれぞれ水素原子またはメチル基を
表す。〕 【化3】 〔式中、lは1または2を、o、pはそれぞれ1〜11
の整数を表す。〕 【化4】 〔式中、R6〜R9はそれぞれ水素原子またはC1〜C
4のアルキル基を、mは1または2を表す。〕 - 【請求項2】一般式(5)で表されるジアリルアミン系
化合物のホモポリマーおよび一般式(5)と共重合可能
なエチレン性不飽和化合物とのコポリマーから選ばれる
少なくとも一種を含有せしめたことを特徴とする請求項
1記載のインクジェット記録用シート。 【化5】 〔式中、R10、R11はそれぞれ水素原子またはメチ
ル基を、R12は、水素原子またはC1〜C4のアルキ
ル基を、HXは酸を表す。〕 - 【請求項3】一般式(1)のR1が、一般式(2)であ
る請求項1記載のインクジェット記録用シート。 - 【請求項4】一般式(1)のR1が、一般式(3)であ
る請求項1記載のインクジェット記録用シート。 - 【請求項5】一般式(1)で表わされる化合物が、1,
3−ビス(ヒドラジノカルボニルエチル)−5−イソプ
ロピルヒダントインである請求項1記載のインクジェッ
ト記録用シート。 - 【請求項6】一般式(1)で表わされる化合物が、3,
3'−チオジプロピオン酸ジヒドラジドである請求項1
記載のインクジェット記録用シート。 - 【請求項7】さらに、チオエーテル化合物の少なくとも
1種を併用することを特徴とする請求項1〜6のいずれ
かに記載のインクジェット記録用シート。 - 【請求項8】チオエーテル化合物が、一般式(6)また
は一般式(7)で表される化合物であることを特徴とす
る請求項7記載のインクジェット記録用シート。 【化6】 【化7】 〔式中、R13、R14、R15はそれぞれC1〜C4
のアルキル基、C1〜C4のヒドロキシアルキル基また
はC1〜C4のジヒドロキシアルキル基を、r、u、v
はそれぞれ1または2を、qは1〜3の整数を、tは1
〜6の整数を表す。〕 - 【請求項9】一般式(6)で表される化合物が、1,2
−ビス(2−ヒドロキシエチルチオ)エタンである請求
項8記載のインクジェット記録用シート。 - 【請求項10】支持体上に無機微粒子を含有するインク
受容層を有するインクジェット用記録シートにおいて、
無機微粒子が一次粒子の平均粒経が30nm以下で、か
つ、BET法による比表面積が200m2/g以上のシ
リカであることを特徴とする請求項1〜9記載のインク
ジェット記録用シート。 - 【請求項11】インクジェット記録用シート上にキャス
ト処理した光沢層を設けた請求項1〜10記載のインク
ジェット記録用シート。 - 【請求項12】インクジェット記録用シートがキャスト
処理したインク受容層を有する請求項1〜10記載のイ
ンクジェット記録用シート。 - 【請求項13】液体インクに用いられるシアン染料がフ
タロシアニン系染料である請求項1〜10記載のインク
ジェット記録用シート。
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|---|---|---|---|---|
| WO2004106080A1 (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-09 | Oji Paper Co., Ltd. | キャストインクジェット記録用紙 |
| JP2006341542A (ja) * | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Oji Paper Co Ltd | インクジェット記録用シート |
| WO2009113702A1 (en) * | 2008-03-14 | 2009-09-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording medium and production process thereof, and fine particle dispersion |
-
2002
- 2002-04-09 JP JP2002106270A patent/JP4168650B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US8158223B2 (en) | 2008-03-14 | 2012-04-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording medium and production process thereof, and fine particle dispersion |
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