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JP2003080644A - ハードコート層を有するフィルムおよびその製造方法、並びにハードコート層を有するフィルムを適用した製品 - Google Patents

ハードコート層を有するフィルムおよびその製造方法、並びにハードコート層を有するフィルムを適用した製品

Info

Publication number
JP2003080644A
JP2003080644A JP2001272832A JP2001272832A JP2003080644A JP 2003080644 A JP2003080644 A JP 2003080644A JP 2001272832 A JP2001272832 A JP 2001272832A JP 2001272832 A JP2001272832 A JP 2001272832A JP 2003080644 A JP2003080644 A JP 2003080644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
hard coat
coat layer
ionizing radiation
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001272832A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroko Suzuki
裕子 鈴木
Fumihiro Arakawa
文裕 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2001272832A priority Critical patent/JP2003080644A/ja
Publication of JP2003080644A publication Critical patent/JP2003080644A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、ハードコート層を形成するために電離
放射線硬化性樹脂組成物中に配合した滑り剤を、塗膜の
表面に有効にブリードアウトさせて滑り性をもたらすこ
とと、塗膜の架橋度を向上させることの両立が困難であ
った点を解消することを課題とする。 【解決手段】 側鎖変性もしくは片末端変性の非反応性
変性シリコーン、および、いずれも2官能以上である多
官能モノマーまたは/および多官能オリゴマーを用いて
組成物を構成することにより、また、組成物の塗膜上を
酸素不透過性素材で被覆した上からの電離放射線の照
射、および酸素不透過性素材を剥離して、剥離した側か
らの電離放射線の照射により、硬化を行なわせ、課題を
解決することができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々のプラスチッ
クフィルム等の表面の、耐擦傷性等の硬度や耐汚染性等
の、物理的および化学的な性状を向上させた、ハードコ
ート層を有するフィルムおよびその製造方法、並びにハ
ードコート層を有するフィルムを適用した主として表示
装置関連の製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々のプラスチックフィルム等の表面
の、耐擦傷性等の硬度や耐汚染性等の、物理的および化
学的な性状を向上させたフィルムは、塗装により表面の
硬度が向上していることから、「ハードコート層を有す
るフィルム」、もしくは、フィルムの語も除いて、単に
「ハードコート」と呼ばれることがある。このような
「ハードコート層を有するフィルム」を製造する際に
は、熱硬化性樹脂や電離放射線硬化性樹脂を用いて塗膜
を形成し、前者の場合には塗膜を加熱し、後者の場合に
は、塗膜に電離放射線の照射を行なって架橋させること
により、必要な性状を付与している。最近では、製造時
の処理速度の点から、後者の、電離放射線硬化性樹脂を
用い、電離放射線の照射を行なう方法により製造するこ
とが多い。
【0003】ところで、表面の耐擦傷性を向上させるに
は、架橋度を高めることに加えて、表面に滑り性を付与
するための滑り剤を配合することが効率的であり、電離
放射線硬化性樹脂組成物に滑り剤を配合したものを塗付
し、塗付面から電離放射線を照射して硬化させることに
より、塗付された層の最表面が空気と接しているため
に、溶剤の揮発や電離放射線硬化性樹脂組成物の硬化に
伴ない、滑り剤が塗装された層の表面にブリードアウト
して、滑り性をもたらす。しかし、上記の方法では、滑
り性は付与されるものの、空気中の酸素が電離放射線硬
化性樹脂組成物の硬化を阻害するので、架橋が不十分に
なりやすく、架橋度と滑り性の両方を満足することがで
きない。また、ハードコート層に防眩性を付与するた
め、無機もしくは有機の充填剤を配合するような場合、
表面に、これらの充填剤が斑状に分布する傾向がある。
【0004】そこで、防眩性を付与する場合であれば、
必要な凹凸形状を有する凹凸ロールを用い、この凹凸ロ
ールの表面に電離放射線硬化性樹脂組成物の層を設け
て、透明プラスチックフィルムで被覆し、透明プラスチ
ックフィルム側より電離放射線を照射して架橋させる方
法により、充填剤を配合することなく、硬化物の層に防
眩性を付与できることが判明したが、この方法で、さら
に滑り性を付与しようとして、滑り剤を配合しても、電
離放射線の照射の際に、電離放射線硬化性樹脂組成物の
層が透明プラスチックフィルムで被覆されているため、
滑り剤のブリードアウトが生じにくく、滑り性をもたら
すことが難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、従
来、困難であった、電離放射線硬化性樹脂組成物中に配
合した滑り剤を塗膜の表面に有効にブリードアウトさせ
て、滑り性をもたらすことと、塗膜の電離放射線照射に
よる架橋度の向上の両方を同時に満足させることを課題
とする。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明においては、透明基材フ
ィルム上に設ける塗膜を構成するための、電離放射線硬
化性樹脂組成物中に、側鎖変性もしくは片末端変性の非
反応性変性シリコーンを配合すること、および電離放射
線硬化性化合物として、いずれも2官能以上である多官
能モノマーまたは/および多官能オリゴマーを用いるこ
とにより課題を解決することができた。また、透明基材
フィルム上への塗膜の形成後もしくは形成と同時に、塗
膜上を酸素不透過性素材で被覆した後、透明基材フィル
ム側より電離放射線を照射させて硬化を行なわせ、その
後、酸素不透過性素材と硬化物の層を剥離すること、お
よび硬化物の層に再度、透明基材フィルム側とは反対側
から電離放射線を照射することを順不同に行なうことに
より、滑り性の付与と、架橋度の向上の両方を実現する
ことができた。
【0007】第1の発明は、透明基材フィルム上に、滑
り剤として、側鎖変性もしくは片末端変性の非反応性変
性シリコーンが配合された、いずれも2官能以上である
多官能モノマーまたは/および多官能オリゴマーから構
成されている電離放射線硬化性樹脂組成物の硬化物の層
からなるハードコート層が積層されており、前記ハード
コート層の前記透明基材フィルム側とは反対側に、前記
滑り剤の含有量が多い滑り層を有することを特徴とする
ハードコート層を有するフィルムに関するものである。
第2の発明は、第1の発明において、前記非反応性変性
シリコーンは、分子量が3000〜25000であり、
かつ、Si含有量が質量基準で20〜45%であること
を特徴とするハードコート層を有するフィルムに関する
ものである。第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記非反応性変性シリコーンは、ポリエーテル変
性シリコーンであることを特徴とするハードコート層を
有するフィルムに関するものである。第4の発明は、透
明基材フィルム上に、側鎖変性もしくは片末端変性の非
反応性変性シリコーンが配合された、いずれも2官能以
上である多官能モノマーまたは/および多官能オリゴマ
ーから構成されている電離放射線硬化性樹脂組成物を適
用して電離放射線硬化性層を形成し、形成後もしくは形
成と同時に、前記電離放射線硬化性層上を酸素不透過性
素材で被覆し、被覆後、透明基材フィルム側より電離放
射線を照射して前記電離放射線硬化性層を硬化させるこ
とにより、前記電離放射線硬化性樹脂組成物の硬化物の
層を生成させ、しかる後に、前記酸素不透過性素材と前
記硬化物の層との間を剥離すること、および前記硬化物
の層に対し、前記透明基材フィルム側とは反対側より電
離放射線を照射することを行なうことを特徴とするハー
ドコート層を有するフィルムの製造方法に関するもので
ある。第5の発明は、第4の発明において、前記非反応
性変性シリコーンは、分子量が3000〜25000で
あり、かつ、Si含有量が質量基準で20〜45%であ
ることを特徴とするハードコート層を有するフィルムの
製造方法に関するものである。第6の発明は、第4また
は第5の発明において、前記非反応性変性シリコーン
は、ポリエーテル変性シリコーンであることを特徴とす
るハードコート層を有するフィルムの製造方法に関する
ものである。第7の発明は、いずれも電極層を有する基
板と観察側のシートとが、各々が有する前記電極層どう
しが向かい合い、スペーサを介することにより微小な間
隙を有して積層されており、かつ前記シート側に請求項
1〜請求項3いずれか記載のハードコート層を有するフ
ィルムが適用されてタッチパネルを構成していることを
特徴とするハードコート層を有するフィルムを適用した
製品に関するものである。第8の発明は、表示装置の観
察側に、第1〜第3いずれかの発明のハードコート層を
有するフィルムが適用されていることを特徴とするハー
ドコート層を有するフィルムを適用した製品に関するも
のである。第9の発明は、第8の発明において、表示装
置が液晶ディスプレイであり、前記液晶ディスプレイの
表面には、偏光子の両面に保護層を積層したものからな
る偏光板が積層され、前記偏光板の前記液晶ディスプレ
イ側とは反対側の保護層として、ハードコート層を有す
るフィルムが、その前記透明基材フィルムが前記液晶デ
ィスプレイ側となるよう積層されていることを特徴とす
るハードコート層を有するフィルムを適用した製品に関
するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のハードコート層を有する
フィルムは、基本的には、透明基材フィルム上にハード
コート層が積層されたもので、ハードコート層はその上
面(ハードコート層の透明基材フィルム側では無い方の
面)側に滑り層を有するものである。透明基材フィルム
とハードコート層との間には、両者の間の接着強度を向
上させる目的で、プライマー層を施すほか、接着性向上
のための処理が施されていてもよい。また、ハードコー
ト層の表面は、種々の目的に合せた凹凸(もしくは微細
な凹凸)を有していてもよい。
【0009】透明基材フィルムとしては、視覚的な意味
での透明性、平滑性を備え、異物の混入のないものが好
ましく、また、加工上および使用上の理由で機械的強度
があるものが好ましい。また、表示装置(ディスプレ
イ)の前面に貼る等の場合で、ディスプレイの熱が伝わ
って来るようなときには、耐熱性があるものであること
が好ましい。
【0010】一般的に透明基材フィルムとして好ましい
ものは、セルロースジアセテート、セルローストリアセ
テート、もしくはセルロースアセテートブチレート等の
セルロース樹脂系、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)等のポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ノル
ボルネン、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリス
ルフォン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリ
塩化ビニル、ポリビニルアセタール、ポリエーテルケト
ン、ポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネート、もし
くはポリウレタン等の熱可塑性樹脂のフィルムである。
【0011】透明基材フィルムとしては、写真用フィル
ムの基材としてよく用いられるポリエステル樹脂フィル
ムや、透明性が高く光学的に異方性がないので、やはり
写真用フィルムによく用いられるセルローストリアセテ
ート(=トリアセチルセルロース、またはTAC)フィ
ルム等を使用することが、通常、特に好ましい。厚みと
しては、8〜1000μm程度が好ましいが、板状のも
のの場合には、この範囲を超えてもよい。
【0012】なお、これら熱可塑性樹脂のフィルムはフ
レキシブルで使いやすいものであるが、取り扱い時も含
めて曲げる必要が全くなく、むしろ、剛度のある硬いも
のが望まれるときは、上記の樹脂の板、もしくはガラス
板等の板状のものも使用できる。
【0013】ハードコート層を形成するために、電離放
射線硬化性樹脂組成物として紫外線硬化性のものを使用
する場合、透明基材フィルムとしては、紫外線による劣
化を防止する目的で、紫外線吸収剤が練り込まれて紫外
線吸収性とされたもの、もしくはそうでないもののいず
れも使用できる。ただし、紫外線吸収剤が練り込まれた
透明基材フィルムを使用する場合、透明基材フィルム側
から紫外線を照射すると、練り込まれた紫外線吸収剤の
特性に基づき、特定波長域の紫外線を吸収し、当該波長
域の紫外線の透過が抑制されることがあり得る。そこ
で、透明基材フィルムが紫外線吸収性とされたものであ
る場合、ハードコート層は、透明基材フィルムが吸収す
る波長域以外の波長域で重合を開始し得る光重合開始剤
を含有した紫外線硬化性樹脂組成物を用いて形成される
ことが好ましい。電離放射線硬化性樹脂組成物として電
子線硬化性のものを使用する場合には、上記の制約が無
い。
【0014】透明基材フィルムには、その上に形成する
層との接着性の向上のために、通常、行なわれる各種の
処理、即ち、コロナ放電処理、酸化処理等の物理的な処
理のほか、前記したように、アンカー剤もしくはプライ
マー剤と呼ばれる塗料の塗布を予め行なってプライマー
層を形成する等しておいてもよい。
【0015】ハードコート層は、本発明のハードコート
層を有するフィルムの最表面の傷付きが起きないよう、
耐擦傷性を向上させるほか、種々の物理的、化学的性状
を向上させるためのものである。
【0016】傷が付くのは、まず、傷の原因となる物質
との硬度の差によるためであり、場合によっては熱可塑
性の樹脂を樹脂成分とする組成物で構成することもあり
得るが、一般的には熱硬化性樹脂を樹脂成分とする組成
物を硬化させたもので構成することがより好ましく、フ
レキシブルさを備えている点でポリウレタン樹脂等を樹
脂成分とする組成物等を用いて構成することも可能であ
る。
【0017】より一層の耐擦傷性の向上を望む場合に
は、ハードコート層を、アクリレート系等の電離放射線
硬化性樹脂組成物を電離放射線の照射によって架橋硬化
させた硬化物で構成することが好ましい。ハードコート
層のハードさとしては、JIS K5400で示す鉛筆
硬度試験で「H」以上の硬度を示すことが好ましい。
【0018】電離放射線硬化性樹脂組成物としては、分
子中に重合性不飽和結合または、エポキシ基を有するプ
レポリマー、オリゴマー、及び/又はモノマーを適宜に
混合したものを使用することが好ましい。
【0019】電離放射線硬化性樹脂組成物中のプレポリ
マー、オリゴマーの例としては、不飽和ジカルボン酸と
多価アルコールの縮合物等の不飽和ポリエステル類、ポ
リエステルメタクリレート、ポリエーテルメタクリレー
ト、ポリオールメタクリレート、メラミンメタクリレー
ト等のメタクリレート類、ポリエステルアクリレート、
エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエ
ーテルアクリレート、ポリオールアクリレート、メラミ
ンアクリレート等のアクリレート、カチオン重合型エポ
キシ化合物が挙げられ、硬化度を向上させる意味で、2
官能以上の多官能のものであることが好ましく、1種ま
たは2種以上を使用することができる。
【0020】電離放射線硬化性樹脂組成物中のモノマー
の例としては、エチレングリコールジアクリレート、プ
ロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリ
コールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジア
クリレート、トリエチレングリコールジアクリレート等
の化合物、ジプロピレングリコールジアクリレート、エ
チレングリコールジアクリレート、プロピレングリコー
ルジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリ
レート等の多官能性化合物、及び/又は分子中に2個以
上のチオール基を有するポリチオール化合物、例えばト
リメチロールプロパントリチオグリコレート、トリメチ
ロールプロパントリチオプロピレート、ペンタエリスリ
トールテトラチオグリコレート等の2官能以上の多官能
のものが挙げられ、1種または2種以上を使用すること
ができる。
【0021】電離放射線硬化性樹脂組成物を塗布し、硬
化させたときのフレキシビリティーが要求されるとき
は、モノマー量を減らすか、官能基の数が少ないアクリ
レートモノマーを使用するとよい。電離放射線硬化性樹
脂組成物を塗布し、硬化させたときの耐摩耗性、耐熱
性、耐溶剤性が要求されるときは、官能基の数が3つ以
上のアクリレートモノマーを使う等、電離放射線硬化性
樹脂組成物の設計が可能である。官能基が2のものとし
て、エチレングリコールジアクリレート、1,6−ヘキ
サンジオールジアクリレートが挙げられる。官能基が3
以上のものとして、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペ
ンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリ
スリトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトー
ルヘキサアクレリート等が挙げられる。
【0022】電離放射線硬化性樹脂組成物を塗布し、硬
化させたときのフレキシビリティーや表面硬度等の物性
を調整するため、電離放射線硬化性樹脂組成物に、電離
放射線照射では硬化しない樹脂を添加することもでき
る。具体的な樹脂の例としては次のものがある。ポリウ
レタン樹脂、セルロース樹脂、ポリビニルブチラール樹
脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂、ポリ酢酸ビニル等の熱可塑性樹脂である。中で
も、ポリウレタン樹脂、セルロース樹脂、ポリビニルブ
チラール樹脂等の添加がフレキシビリティーの向上の点
で好ましい。
【0023】電離放射線硬化性樹脂組成物が紫外線硬化
性樹脂組成物であるときは、光重合開始剤や光重合促進
剤を添加する。光重合開始剤としては、一般的には、ラ
ジカル重合性不飽和基を有する樹脂系の場合は、アセト
フェノン類、ベンゾフェノン類、チオキサントン類、ベ
ンゾイン、ベンゾインメチルエーテル等を単独又は混合
して用いる。また、カチオン重合性官能基を有する樹脂
系の場合は、光重合開始剤として、芳香族ジアゾニウム
塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨードニウム塩、メ
タセロン化合物、ベンゾインスルホン酸エステル等を単
独又は混合物として用いる。
【0024】光重合開始剤の配合量は、紫外線硬化性組
成物100質量部に対し、0.1〜10質量部である。
ハードコート層の厚みにもよるが、過度に配合すると、
透明基材フィルムとハードコート層との密着性を低下さ
せることもある。なお、光重合開始剤をプライマー層に
配合することにより、透明基材フィルムとハードコート
層との密着性をさらに向上させることもできる。
【0025】透明基材フィルムが紫外線吸収性である場
合、光重合開始剤としては、340nm以上、好ましく
は350nm〜450nmの波長域で反応し得るものを
使用することが好ましい。この下限値は、透明基材フィ
ルムが含有する可能性の高い紫外線吸収剤による吸収を
考慮したものであり、340nm未満で反応し得る光重
合開始剤を使用すると、反応が充分起こらない。また上
限値を超えるものは、人間の目に見える吸収を持つため
に、ハードコート層が着色して見える恐れがある。
【0026】例えば2,4,6−(トリメチルベンゾイ
ル)−ジフェニルホスフィンオキサイド(ビーエーエス
エフ(BASF)社製、商品名;ルシリン−TPOとし
て入手可能)は、波長が375nm付近(350nm〜
400nm)の紫外線を利用して光重合を開始し得る光
重合開始剤であって、特に好ましく、紫外線硬化性組成
物100質量部に対し、上記した配合比、特に2〜6質
量部用いる事が好ましい。また、ビス(2,4,6−
(トリメチルベンゾイル)−ジフェニルホスフィンオキ
サイド(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製、
商品名;イルガキュア819として入手可能)も、上記
の2,4,6−(トリメチルベンゾイル)−ジフェニル
ホスフィンオキサイドとほぼ同様な性能を示すが、40
0nm〜450nmの波長域でも反応性が高く、配合割
合を少なくしないと、ハードコート層4が着色して見え
るため、紫外線硬化性樹脂組成物100質量部に対し、
上記した配合比、特に0.1〜5質量部用いることが好
ましい。さらにまた、2−メチル−1[4−(メチルチ
オ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン
(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製、商品
名;イルガキュア907として入手可能)は、TACフ
ィルムを基材とする際には、あまり有効でないものの、
広い波長域に渡って、高い反応性を持つため、PETフ
ィルム等を基材とする場合においては有効であり、紫外
線硬化性樹脂組成物100質量部に対し、上記した配合
比、特に1〜6質量部用いることが好ましい。同様に、
2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(モルフォリ
ノフェニル)−ブタノン−1(チバ・スペシャリティ・
ケミカルズ(株)製、商品名;イルガキュア369とし
て入手可能)は、さらに広い波長域で高い反応性を持つ
ため、2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]
−2−モルフォリノプロパン−1−オンを用いたときよ
りも、内部硬化性が優れ、塗膜厚みが厚い場合にも良好
なハードコート層が得られる。なお、上記の特に好まし
い光重合開始剤に、その光重合開始機能を阻害しない範
囲で、他の波長域で光重合を開始させる光重合開始剤を
添加して併用することもできる。併用により硬化速度が
上昇する等の利点が生じるからである。
【0027】電離放射線硬化性組成物には、次のような
有機反応性ケイ素化合物を併用してもよい。例えば、そ
の1は、一般式RmSi(OR’)nで表せるもので、R
およびR’は炭素数1〜10のアルキル基を表し、Rの
添え字mとR’の添え字nとは、各々が、m+n=4の
関係を満たす整数であり、有機反応性ケイ素化合物の2
は、シランカップリング剤であり、また、有機反応性ケ
イ素化合物の3は、電離放射線硬化性ケイ素化合物であ
り、さらにこれら以外のものもある。
【0028】有機反応性ケイ素化合物の1である一般式
mSi(OR’)nで表せるものとしては、具体的に
は、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テ
トラ−iso−プロポキシシラン、テトラ−n−プロポ
キシシラン、テトラ−n−ブトキシシラン、テトラ−s
ec−ブトキシシラン、テトラ−tert−ブトキシシ
ラン、テトラペンタエトキシシラン、テトラペンタ−i
so−プロポキシシラン、テトラペンタ−n−プロポキ
シシラン、テトラペンタ−n−ブトキシシラン、テトラ
ペンタ−sec−ブトキシシラン、テトラペンタ−te
rt−ブトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、メ
チルトリプロポキシシラン、メチルトリブトキシシラ
ン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシ
ラン、ジメチルエトキシシラン、ジメチルメトキシシラ
ン、ジメチルプロポキシシラン、ジメチルブトキシシラ
ン、メチルジメトキシシラン、メチルジエトキシシラ
ン、ヘキシルトリメトキシシラン等が挙げられる。
【0029】有機反応性ケイ素化合物の2のシランカッ
プリング剤としては、具体的には、γ−(2−アミノエ
チル)アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−(2−
アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、γ−メタクリロキシプロピルメトキシシラン、N
−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミ
ノプロピルメトキシシラン・塩酸塩、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、アミノシラン、メチルメ
トキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、γ−メル
カプトプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピ
ルトリメトキシシラン、ヘキサメチルジシラザン、ビニ
ルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、オクタデシ
ルジメチル[3−(トリメトキシシリル)プロピル]ア
ンモニウムクロライド、メチルトリクロロシラン、ジメ
チルジクロロシラン等が挙げられる。
【0030】電離放射線硬化性組成物に併用し得る有機
ケイ素化合物の3の電離放射線硬化性ケイ素化合物とし
ては、具体的には、電離放射線の照射によって反応し架
橋する複数の官能基、例えば、重合性二重結合基を有す
る分子量5,000以下の有機ケイ素化合物が挙げら
れ、より具体的には、片末端ビニル官能性ポリシラン、
両末端ビニル官能性ポリシラン、片末端ビニル官能ポリ
シロキサン、両末端ビニル官能ポリシロキサン、又はこ
れらの化合物を反応させたビニル官能性ポリシラン、も
しくはビニル官能性ポリシロキサン等が挙げられる。
【0031】より具体的には、次のような化合物であ
る。
【0032】
【化1】
【0033】その他、電離放射線硬化性組成物に併用し
得る有機ケイ素化合物としては、3−(メタ)アクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン、3−(メタ)アクリ
ロキシプロピルメチルジメトキシシラン等の(メタ)ア
クリロキシシラン化合物等が挙げられる。
【0034】ハードコート層の耐擦傷性を向上させるた
めには、硬化の度合いを向上させることとは別に、ハー
ドコート層の上部に滑り剤を含有する滑り層を形成する
ことが好ましい。滑り層は、ハードコート層の硬度を変
えるものではないが、ハードコート層と、ハードコート
に触れるものとの間の摩擦力が低減されるので、見かけ
上、耐擦傷性が向上する。
【0035】滑り層を構成するための滑り剤としては、
非反応性変性シリコーンである、ポリエーテル変性、メ
チルスチリル変性、アルキル変性、高級脂肪酸エステル
変性、親水性特殊変性、高級アルコキシ変性、高級脂肪
酸含有、もしくはフッ素変性のものを使用することが好
ましく、これらのうちから、必要に応じて、二種以上を
併用してもよい。ここで、非反応性変性シリコーンが好
ましいのは、ハードコート層を構成する電離放射線硬化
性樹脂組成物中で、電離放射線硬化性樹脂との反応が無
いか、もしくは実質的に無いので、滑り剤が電離放射線
硬化性樹脂と硬化時に結合することが無く、ブリードア
ウトの支障とならないためと考えられる。これに対し
て、反応性変性シリコーンは、添加しても滑り性の向上
効果が乏しい。これは、ハードコート層を形成するため
の電離放射線硬化性樹脂組成物との反応により、ブリー
ドアウトが抑制されるためと考えられる。
【0036】非反応性変性シリコーンは、分子量が30
00〜25000であり、かつSi含有量が質量基準で
20%〜40%であるものが好ましい。非反応性変性シ
リコーンの分子量が3000未満であると、ハードコー
ト層中でのブリードアウトは起こりやすいものの、滑り
性が充分得られず、結果的に、耐擦傷性を向上させる効
果が乏しい。また、非反応性変性シリコーンの分子量が
25000を超えると、ハードコート層内での移動が阻
害されるので、やはり、滑り性が充分得られず、結果的
に、耐擦傷性を向上させる効果が乏しい。また、非反応
性変性シリコーンにおけるSi含有量は、質量基準で2
0〜45%であることが好ましい。非反応性変性シリコ
ーンにおけるSi含有量が20%未満であるか、もしく
はSi含有量が45%を超える場合、滑り性を付与する
効果が乏しく、ハードコート層の充分な耐擦傷性が得ら
れない。
【0037】また、非反応性変性シリコーンの中でも、
変性による導入される官能基が、C 24O(エチレンオ
キサイド)およびC36O(プロピレンオキサイド、以
降において、前者をEO、後者をPO、両方を合わせ
て、EO/POと表記することがある。)であるもの
が、特に配合した効果が高い。EOは、室温で結晶であ
り、有機バインダーとの親和性も良好であるため、非反
応性変性シリコーンを塗膜中に保持する効果があり、P
OもEOと同様な効果があるが、EOにくらべて流動性
が高いため、むしろ、非反応性変性シリコーンに流動性
を付与する。従って、EOの配合割合の方が、POの配
合割合と同じか、もしくは多いことが好ましい。
【0038】また、本発明における滑り剤としては、非
反応性変性シリコーンであって、その変性によって導入
された官能基の位置が、側鎖もしくは片末端であるもの
を用いることが好ましい。
【0039】上記の非反応性変性シリコーンは、ハード
コート層を構成するための電離放射線硬化性樹脂組成物
中、電離放射線硬化性樹脂100質量部に対し、0.3
〜2質量部を配合することが好ましく、滑り剤の配合量
が下限未満であると、配合による耐擦傷性の向上効果が
乏しくなり、また、上限を超えると、ハードコート層形
成時に、硬化が充分に行なわれない。
【0040】ハードコート層は、以上のような組成物を
用いて、公知のコーティング法により、透明基材フィル
ム上に塗布し、塗布後、電離放射線を選択して照射し、
塗膜を架橋硬化させる。なお、必要に応じ、ハードコー
ト層が製品になった後に、電離放射線による劣化を防止
する目的で、光重合の開始を阻害しない範囲で、紫外線
吸収剤を配合してもよい。
【0041】ハードコート層の厚みは、好ましくは0.
5〜30μm、より好ましくは2〜15μmである。ハ
ードコート層を有するフィルムの場合においても、ま
た、ハードコート層を有するフィルムにさらに加工を施
して反射防止フィルムとする場合においても、ハードコ
ート層の厚みが薄すぎると、得られる表面の硬度や耐汚
染性等の耐久性が不十分であり、また、厚すぎると、全
体のフレキシブルさを低下させ、また、硬化に時間がか
かる等、生産効率の低下をまねく。
【0042】ハードコート層の表面には、凹凸もしくは
微細な凹凸を形成することにより、表面の質感、もしく
は防眩性を付与できる。防眩性を付与した防眩フィルム
の場合には、ディスプレイに適用したとき、ディスプレ
イ表面への入射光を拡散させ、蛍光灯等の写り込みを防
止できる。又、凹凸を微細なものとして設計することに
より、ディスプレイ内部から発光される光と、凹凸との
間で生じる、フィルム上の特定の部分の輝度が高くなっ
てぎらついて見える現象を緩和できる。更に、微細な凹
凸を形成したハードコート層の表面に、さらに反射防止
膜を積層することにより、ディスプレイの映像のコント
ラストが向上し、文字視認性を向上させることもでき
る。
【0043】凹凸もしくは微細な凹凸の形成は、ハード
コート層を透明基材フィルム上に塗布形成する際に、凹
凸を有する型付け用フィルムで塗膜を被覆したまま固化
させるか、形成された塗膜に型付け用ロール等の型付け
手段を、必要に応じて加熱しつつ押し付けて行なうか、
あるいは、剥離面に凹凸を有する剥離性基材上にハード
コート層を塗布形成して転写シートを作成し、その転写
シートを用いて転写する等によればよいが、好ましく
は、金属製等で、ハードコート層を形成する際に電離放
射線硬化性樹脂組成物が付着しない性質を有し、かつ酸
素不透過性素材からなるエンボス板、もしくはエンボス
ロールを用いて行なう。
【0044】ところで、一般的な用途では、必ずしも、
ハードコート層表面を凹凸状に形成する必要はないし、
凹凸の程度も様々で、艶の異なる表面を得たいときは、
平坦なものさえあり、フラットエンボスと言う言い方も
あるくらいである。そこで、この明細書中、凹凸には、
平坦なものも含めることとし、従って、エンボス版の凹
凸、エンボス版によるエンボス加工も、そのような広義
の「凹凸」に対応するものとする。本発明においては、
狭義の凹凸を付与する場合も、フラットな、極端な場合
にはミラー面を形成する場合にも、酸素不透過性素材か
らなるエンボス板、もしくはエンボスロールで塗膜を被
覆しつつ、透明基材フィルム側から電離放射線を照射す
ることが好ましい。
【0045】酸素不透過性素材としては、金属、プラス
チック等を表面材とし、適宜に裏打した板状、もしくは
内側を補強したロール状のものが使用でき、好ましくは
薄いプラスチックフィルム以外のもので構成される。塗
膜に凹凸を付与する際の凹凸の程度は、凹凸の高低差
が、好ましくは0.2〜10μm、より好ましくは3μ
m以下であり、ピッチが20〜200μm程度がよく、
Raが0.10〜0.40μm、Rzが1.10〜6.
00μm、Smが好ましくは10〜70μm、より好ま
しくは20〜50μmである。いずれもJISに定める
表面粗さに関するもので、Raは算術平均粗さ、Rzは
10点平均粗さ、Smは平均間隔である。
【0046】本発明においては、透明基材フィルムが紫
外線吸収剤を仮に含有していても、紫外線硬化性樹脂組
成物中に配合する光重合開始剤として、既に述べたよう
に、340nm以上、好ましくは350nm〜450n
mの波長域で反応し得るものを使用することにより、透
明基材フィルム側からの紫外線照射が可能であるため、
金属製のエンボス板、もしくは金属製のエンボスロール
等の酸素不透過性素材に密着させ、即ち酸素を遮断した
状態で紫外線を照射でき、塗膜の硬化を高度に進めるこ
とができる。また、金属製のエンボス板、もしくは金属
製のエンボスロールを使用すると、塗膜の付着が生じな
いので、プラスチックフィルムを使用して被覆した上か
ら紫外線を照射する際のように、プラスチックフィルム
が消耗品となる無駄も生じない利点がある。なお、電子
線硬化性樹脂組成物と電子線を用いる場合には、電子線
の浸透性が高いので、紫外線吸収剤を含有する透明基材
フィルム側から電子線を照射を行なって、電子線硬化性
樹脂組成物を硬化させることができる。
【0047】ところで、ハードコート層の硬化を透明基
材フィルム側からの電離放射線照射により行なうと、透
明基材フィルムが含有する電離放射線吸収剤の問題を別
にしても、透明基材フィルム側から入射した電離放射線
は、透明基材フィルム、および電離放射線硬化性樹脂組
成物の塗膜中を透過する際に、各々の中を透過した距離
に応じて、次第に強度が減衰する。従って、ハードコー
ト層をミクロ的に眺めたとき、ハードコート層の透明基
材フィルム側ほど、硬化が進んでいるのに対し、ハード
コート層の透明基材フィルムが積層された側とは反対側
では、硬化の度合いが低くなる。このような硬化の度合
いの差は、光重合開始剤を用いる際の配合量の多少や、
製品としたときの光安定性を増すための紫外線吸収剤の
添加量にも影響される。
【0048】そこで、第一義的には透明基材フィルム側
から電離放射線の照射を行なうが、その後、ハードコー
ト層側からも、電離放射線の照射を行なって、硬化の度
合いを高めることが好ましい。後者のハードコート層側
からの照射を行なうときには、ハードコート層が酸素不
透過性素材で被覆されていることが好ましいが、すで
に、透明基材フィルム側からの電離放射線照射により硬
化が進んでいるので、酸素不透過性素材による被覆を省
いても実際上、支障がない。勿論、ハードコート層側か
らの照射を、N2ガス雰囲気で行なえば、酸素阻害がな
くなり、より一層硬化の度合いを高めることができる。
なお、ハードコート層の硬化の度合いを高めるためのみ
であり、かつ、ハードコート層側からの電離放射線照射
が可能であれば、両側からの電離放射線照射を同時に行
なうこともできる。
【0049】ハードコート層の形成を、上記のような滑
り剤を含有する電離放射線硬化性樹脂組成物を用いて行
なうときは、先に、透明基材フィルム側から電離放射線
を照射することにより、電離放射線硬化性樹脂組成物中
の電離放射線硬化性樹脂が重合することにより、組成物
中の非反応性変性シリコーンが、重合の起きた部分から
次第に押し出され、結果として、ハードコート層の透明
基材フィルムのある側とは反対側にブリードアウトす
る。
【0050】この種の非反応性変性シリコーンは、電離
放射線硬化性樹脂組成物中での親和性も持っているもの
を選ぶことが普通であるので、上記のブリードアウトが
起こっても、電離放射線硬化性樹脂、もしくはその硬化
物と、非反応性変性シリコーンとが明瞭な境界を有して
分離することはなく、実際には、ハードコート層の上面
(透明基材フィルムと積層している側とは反対側の面)
に、電離放射線硬化性樹脂の硬化物中の非反応性変性シ
リコーンの含有量が多い滑り層が形成される。この滑り
層においては、非反応性変性シリコーンの含有量が、透
明基材フィルムのある側とは反対の側に近くなるほど多
くなっており、即ち、非反応性変性シリコーンの濃度の
傾斜が生じている。
【0051】滑り層においては、上面側ほど、電離放射
線硬化性樹脂の含有割合が低下するために、透明基材フ
ィルム側のみからの電離放射線照射では、完全硬化しに
くくなる。そこで、さらに、ハードコート層の上面側か
ら、電離放射線を照射し、滑り層、および必要であれ
ば、ハードコート層の上面側を硬化させる。このように
ハードコート層の上面側から硬化させると、滑り層の上
面や上面近くにも電離放射線硬化性樹脂の硬化物が僅か
ながら存在するので、非反応性変性シリコーンが滑り層
内に固定されて、ハードコート層上によく保持される。
従って、例えば、タッチパネルの表面に適用されると
き、使用時の摩擦によって非反応性変性シリコーンが減
少する割合を減らすことができる。なお、この2回目の
電離放射線照射を行なうときは、照射を行なう側、即
ち、ハードコート層の上面側に、非反応性シリコーンが
高濃度に存在するので、照射による硬化は、未反応の電
離放射線硬化性樹脂の多い、内側から進行するため、な
お一層、シリコーン類を表面に押し出すブリードアウト
が起こるので、2回目の電離放射線照射を行なうことに
より、表面の滑り性がより一層向上する。
【0052】従って、シリコーン類のブリードアウト、
および滑り層の硬化を目的として、透明基材フィルム側
からの電離放射線照射、およびハードコート層上面側か
らの電離放射線照射の二つの電離放射線照射を行なう。
これら二つの電離放射線照射は、前にも述べたように同
時に行なってもよいが、より好ましくは、記載順に逐次
行なうとよい。
【0053】本発明のハードコート層を有するフィルム
は、種々の対象に積層して使用することができるが、と
りわけ、種々の表示装置(ディスプレイ)の表面に反射
防止や傷付き防止の目的で貼り付けたり、特に人が触れ
ることが多いタッチパネルに適用すると、効果を発揮す
ることができる。
【0054】表示装置としては、CRT、液晶ディスプ
レイ、プラズマディスプレイ、もしくはエクトロルミネ
ッセンスディスプレイ等があり、これらの観察側に、粘
着剤を介する等してハードコート層を有するフィルム
を、ハードコート層を観察側に向けて積層するか、既に
それらの観察側に貼り付けられているものを透明基材フ
ィルムとして利用して、その観察側にハードコート層を
積層する等により、ハードコート層を有するフィルムを
適用することができる。
【0055】表示装置が液晶ディスプレイである場合、
その表面には偏光板が粘着剤等により貼られて適用され
ている。一般に偏光板は、PVAにヨウ素をドープして
延伸させたものからなる偏光子の両面に、保護層として
TACフィルム等を積層したものであるが、本発明のハ
ードコート層を有するフィルムをTACフィルム等をベ
ースとして製作し、ハードコート層を外側にして、偏光
板の一方の保護層とした、いわば、ハードコート層付き
の偏光板を製作しておき、このような偏光板をハードコ
ート層が外側になるよう、液晶ディスプレイに適用する
と、表面の耐擦傷性等の硬度や耐汚染性等の、物理的お
よび化学的な性状を向上させた液晶ディスプレイを得る
ことができる。
【0056】タッチパネルは、上記のような表示装置の
観察側に、観察側に電極層を有する基板(もしくはシー
ト)に、電極層を有するシートを、各々の電極層どうし
が向かい合いように、かつ、スペーサを介することによ
り微小な間隙を有して積層されたもので、タッチ(押
す)ことにより、両電極層が導通することにより、表示
装置の画面が指示する個所を選択して入力することが出
来るものであるが、この場合、最も観察側のシートのさ
らに手前に、粘着剤を介する等してハードコート層を有
するフィルムを、ハードコート層を観察側に向けて積層
するか、タッチパネルの最も観察側のシートを透明基材
フィルムとして利用して、その観察側にハードコート層
を積層する等により、ハードコート層を有するフィルム
を適用することができる。
【0057】
【実施例】(実施例1)透明基材として、厚み100μ
mのPETフィルム上にプライマー層を積層したものを
準備した。ハードコート層形成用組成物として、DPH
A(ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート)/P
ETA(ペンタエリスリトールトリアクリレート)=3
/7(質量比、以降、比および部は質量基準である。)
のモノマー混合物100質量部に対し、EO/PO変性
ジメチルシロキサン(側鎖変性、Si含有量;34%、
分子量;17000)を1質量部、光重合開始剤とし
て、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケト
ン(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製、商品
名;イルガキュア184を使用)を2質量部、および2
−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モ
ルフォリノプロパン−1−オン(チバ・スペシャリティ
・ケミカルズ(株)製、商品名;イルガキュア907を
使用)を2質量部、それぞれ配合した無溶剤のものを準
備した。
【0058】上記のPETフィルムのプライマー層が積
層された上に、上記のハードコート層形成用組成物を、
リバースロールコーティング法により、塗付量が5g/
2になるよう塗布した。塗布後、塗布面に、表面に微
細凹凸面を有するエンボス版を、その微細凹凸面側が接
するようにして重ね、重ねた状態で、PETフィルム側
より、紫外線を300mJ照射して、塗膜を硬化させ、
その後、エンボス版を剥離して除去し、除去後、塗布面
側から、紫外線を300mJ照射して、表面に微細な凹
凸が再現され、耐擦傷性の高いハードコート層を有する
フィルムを得た。得られた製品のハードコート層の表面
を、#0000のスチールウールを用いて、荷重;2K
g/cm2の荷重をかけて往復させたが、100往復擦
っても傷が付かず、耐擦傷性が良好であった。
【0059】(実施例2)基材のPETフィルムを、厚
み80μmのTACフィルムに、EO/PO変性ジメチ
ルシロキサンを、同質量部のEO変性ジメチルシロキサ
ン(片末端変性、Si含有量;45%、分子量;170
00)に、光重合開始剤のうち、2−メチル−1[4−
(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン
−1−オンを同質量部の2,4,6−(トリメチルベン
ゾイル)−ジフェニルホスフィンオキサイド(ビーエー
エスエフ(BASF)社製、商品名;ルシリン−TPO
を使用。)に、それぞれ変更した以外は、実施例1と同
様に行ない、同様な結果を得た。
【0060】(比較例1)EO/PO変性ジメチルシロ
キサンを、同質量部のEO変性ジメチルシロキサン(側
鎖変性、Si含有量;54%、分子量;46000)に
変更した以外は、実施例1と同様に行なってハードコー
ト層を有するフィルムを得た。このものに、#0000
のスチールウールを用いて、荷重;2Kg/cm2の荷
重をかけて往復させたところ、50往復擦った時点で傷
が付いた。
【0061】(比較例2)EO/PO変性ジメチルシロ
キサンを、同質量部のEO変性ジメチルシロキサン(両
末端変性、Si含有量;36%、分子量;16000)
に変更した以外は、実施例2と同様に行なってハードコ
ート層を有するフィルムを得た。このものに、#000
0のスチールウールを用いて、荷重;2Kg/cm2
荷重をかけて往復させたところ、30往復擦った時点で
傷が付いた。
【0062】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ハードコート
層および滑り層が、2官能以上の多官能成分からなる電
離放射線硬化性樹脂組成物と、側鎖または片末端変性の
非反応性変性シリコーンが配合された硬化物から形成さ
れ、滑り層は滑り剤の含有量が多い部分として形成され
ているので、架橋度と滑り性との両方が満足された耐擦
傷性の優れたハードコート層を有するフィルムを提供す
ることができる。請求項2の発明によれば、請求項1の
発明の効果に加え、非反応性変性シリコーンの分子量、
およびSi含有量を規定したので、滑り剤がブリードア
ウトしやすく、しかも、滑り性を発揮しやすいものであ
るので、耐擦傷性が一層優れたハードコート層を有する
フィルムを提供することができる。請求項3の発明によ
れば、請求項1または請求項2の発明の効果に加え、非
反応性変性シリコーンをポリエーテル変性シリコーンに
限定したので、耐擦傷性がより一層優れたハードコート
層を有するフィルムを提供することができる。請求項4
の発明によれば、2官能以上の多官能成分からなる電離
放射線硬化性樹脂組成物と、側鎖または片末端変性の非
反応性変性シリコーンが配合された組成物を用い、透明
基材フィルム、組成物、酸素不透過性素材が積層した状
態で透明基材フィルム側より電離放射線を照射し、その
後、酸素不透過性素材を剥離して、剥離した側から、再
度、電離放射線を照射するので、一方の側のみから電離
放射線を照射する場合よりも、非反応性変性シリコーン
のブリードアウトが進むため、滑り性がより一層発揮さ
れ、また、ハードコート層の透明基材フィルム側とは反
対側のめんの近傍の電離放射線硬化性樹脂組成物の架橋
も充分おこなわせることが可能なハードコート層を有す
るフィルムの製造方法を提供することができる。請求項
5の発明によれば、請求項4の発明の効果に加え、用い
る非反応性変性シリコーンの分子量、およびSi含有量
を規定したので、発揮される滑り性が高い滑り剤が、ブ
リードアウトにより確実に進行することが可能なハード
コート層を有するフィルムの製造方法を提供することが
できる。請求項6の発明によれば、請求項4または請求
項5の発明の効果に加え、用いる非反応性変性シリコー
ンをポリエーテル変性シリコーンに限定したので、発揮
される滑り性がより高く、耐擦傷性がより一層優れたも
のとすることが可能なハードコート層を有するフィルム
の製造方法を提供することができる。請求項7の発明に
よれば、請求項1〜請求項3いずれかの発明の効果を有
するハードコート層を有するフィルムが、観察側に適用
されているので、使用時に繰返してタッチされても、表
面の耐擦傷性が優れているために、傷が付きにくいタッ
チパネルとして利用可能な、ハードコート層を有するフ
ィルムを適用した製品を提供することができる。請求項
8の発明によれば、請求項1〜請求項3いずれかの発明
の効果を有するハードコート層を有するフィルムが、表
示装置の観察側に適用されているので、使用時に繰返し
てタッチされても、表面の耐擦傷性が優れているため
に、傷が付きにくいタッチパネルとして利用可能な、ハ
ードコート層を有するフィルムを適用した製品を提供す
ることができる。請求項9の発明によれば、請求項8の
発明の効果に加え、液晶ディスプレイに適用される偏光
板と、ハードコート層を有するフィルムとの機能を兼ね
ることができるので、偏光板に加えて、ハードコート層
を有する別のフィルムを適用する必要がない、ハードコ
ート層を有するフィルムを適用した製品を提供すること
ができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08F 290/00 C08F 290/00 4J026 G02B 1/10 G02F 1/1335 510 4J027 1/11 G09F 9/00 302 5G435 G02F 1/1335 510 313 G09F 9/00 302 G02B 1/10 Z 313 A Fターム(参考) 2H091 FA08X FA08Z FA37X FA50X FB02 FB06 FC25 GA16 LA02 2K009 AA12 AA15 BB28 CC12 CC42 CC47 DD02 DD05 DD15 4D075 AE03 CA02 CA09 CA34 CA48 DA04 DB33 DB36 DB38 DB40 DB43 DB48 DB50 DB53 DC24 EA07 EA10 EA21 EB22 EB35 EB37 EB38 EB46 EB52 EB56 EC07 EC54 4F100 AK01A AK42 AK52B AK52C BA03 BA07 BA10B BA10C BA27 CA19B CA19C CC00B CC00C EJ53B EJ53C EJ91B JA07B JB14B JB14C JK12 JL06 JN01A YY00B 4J011 PA99 PB15 PB18 PB19 PB33 PB40 PC02 PC08 4J026 AB44 BA28 BA29 BA30 BA50 BB03 BB08 CA01 DB06 DB26 DB36 FA05 GA08 4J027 AB02 AB03 AC06 AE01 AG01 BA19 BA20 BA21 BA24 BA25 BA26 BA27 BA28 CA10 CB10 CC05 CD00 5G435 AA08 AA17 BB12 FF05 HH02 KK07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基材フィルム上に、滑り剤として、
    側鎖変性もしくは片末端変性の非反応性変性シリコーン
    が配合された、いずれも2官能以上である多官能モノマ
    ーまたは/および多官能オリゴマーから構成されている
    電離放射線硬化性樹脂組成物の硬化物の層からなるハー
    ドコート層が積層されており、前記ハードコート層の前
    記透明基材フィルム側とは反対側に、前記滑り剤の含有
    量が多い滑り層を有することを特徴とするハードコート
    層を有するフィルム。
  2. 【請求項2】 前記非反応性変性シリコーンは、分子量
    が3000〜25000であり、かつ、Si含有量が質
    量基準で20〜45%であることを特徴とする請求項1
    記載のハードコート層を有するフィルム。
  3. 【請求項3】 前記非反応性変性シリコーンは、ポリエ
    ーテル変性シリコーンであることを特徴とする請求項1
    または2記載のハードコート層を有するフィルム。
  4. 【請求項4】 透明基材フィルム上に、側鎖変性もしく
    は片末端変性の非反応性変性シリコーンが配合された、
    いずれも2官能以上である多官能モノマーまたは/およ
    び多官能オリゴマーから構成されている電離放射線硬化
    性樹脂組成物を適用して電離放射線硬化性層を形成し、
    形成後もしくは形成と同時に、前記電離放射線硬化性層
    上を酸素不透過性素材で被覆し、被覆後、透明基材フィ
    ルム側より電離放射線を照射して前記電離放射線硬化性
    層を硬化させることにより、前記電離放射線硬化性樹脂
    組成物の硬化物の層を生成させ、しかる後に、前記酸素
    不透過性素材と前記硬化物の層との間を剥離すること、
    および前記硬化物の層に対し、前記透明基材フィルム側
    とは反対側より電離放射線を照射することを行なうこと
    を特徴とするハードコート層を有するフィルムの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記非反応性変性シリコーンは、分子量
    が3000〜25000であり、かつ、Si含有量が質
    量基準で20〜45%であることを特徴とする請求項4
    記載のハードコート層を有するフィルムの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記非反応性変性シリコーンは、ポリエ
    ーテル変性シリコーンであることを特徴とする請求項4
    または5記載のハードコート層を有するフィルムの製造
    方法。
  7. 【請求項7】 いずれも電極層を有する基板と観察側の
    シートとが、各々が有する前記電極層どうしが向かい合
    い、スペーサを介することにより微小な間隙を有して積
    層されており、かつ前記シート側に請求項1〜請求項3
    いずれか記載のハードコート層を有するフィルムが適用
    されてタッチパネルを構成していることを特徴とするハ
    ードコート層を有するフィルムを適用した製品。
  8. 【請求項8】 表示装置の観察側に、請求項1〜請求項
    3いずれか記載のハードコート層を有するフィルムが適
    用されていることを特徴とするハードコート層を有する
    フィルムを適用した製品。
  9. 【請求項9】 表示装置が液晶ディスプレイであり、前
    記液晶ディスプレイの表面には、偏光子の両面に保護層
    を積層したものからなる偏光板が積層され、前記偏光板
    の前記液晶ディスプレイ側とは反対側の保護層として、
    ハードコート層を有するフィルムが、その前記透明基材
    フィルムが前記液晶ディスプレイ側となるよう積層され
    ていることを特徴とする請求項8記載のハードコート層
    を有するフィルムを適用した製品。
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