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JP2003079981A - ボタン穴かがり縫いミシン - Google Patents

ボタン穴かがり縫いミシン

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Publication number
JP2003079981A
JP2003079981A JP2001280255A JP2001280255A JP2003079981A JP 2003079981 A JP2003079981 A JP 2003079981A JP 2001280255 A JP2001280255 A JP 2001280255A JP 2001280255 A JP2001280255 A JP 2001280255A JP 2003079981 A JP2003079981 A JP 2003079981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
buttonhole
sewing
center line
drop point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001280255A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Ueda
昌彦 植田
Keiko Yamatani
恵子 山谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP2001280255A priority Critical patent/JP2003079981A/ja
Priority to TW091119453A priority patent/TWI236510B/zh
Priority to KR1020020055220A priority patent/KR100861812B1/ko
Priority to CNB021429308A priority patent/CN100439588C/zh
Publication of JP2003079981A publication Critical patent/JP2003079981A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B3/00Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing
    • D05B3/06Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing for sewing buttonholes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/08Arrangements for inputting stitch or pattern data to memory ; Editing stitch or pattern data
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/12Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine
    • D05B19/14Control of needle movement, e.g. varying amplitude or period of needle movement
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B37/00Devices incorporated in sewing machines for slitting, grooving, or cutting
    • D05B37/02Slitting or grooving devices
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B55/00Needle holders; Needle bars
    • D05B55/14Needle-bar drives
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B69/00Driving-gear; Control devices
    • D05B69/30Details

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 課題は、閂止め縫い部と側縫い部のつなぎ目
を揃うようにするとともに、様々な形状の穴かがり縫い
目を形成することができるようにすることである。 【解決手段】 本発明のボタン穴かがりミシンでは、ボ
タン穴200の中心線201から針落ち点までの距離に
ついての幅補正率を操作パネルから入力すると、制御装
置がその幅補正率に基づいて、中心線201より右方の
各針落ち点について、中心線201から当該各針落ち点
までの距離を補正して、新たな針落ち点を演算する。そ
して、制御装置が新たな針落ち点に従って布送り装置、
針振り機構等を制御することによって、穴かがり縫い目
208が布に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボタン穴の左右に
配設される側縫い部及び前記ボタン穴の前後に配設され
る閂止め縫い部からなる穴かがり縫い目を形成するボタ
ン穴かがり縫いミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】被縫製物に対してボタン穴を形成すると
ともに、その周囲に穴かがり縫い目を施すボタン穴かが
り縫いミシンが知られている。図15(a)に示される
ように、穴かがり縫い目は、ボタン穴300の左右に形
成される側縫い部301,301と、ボタン穴300の
前後に形成される閂止め縫い部302,302とからな
る。
【0003】ボタン穴かがり縫いミシンは、ミシン針に
通された上糸を、釜装置内のボビンに巻かれた下糸に絡
めることで、縫いを行うようになっている。このボタン
穴かがり縫いミシンは、布にメスを下降してボタン穴3
00を形成する前又は後に、ミシン針を上下動するとも
に左右に振りながら布送り機構により布を前後方向に送
る。これにより、ボタン穴かがり縫いミシンは、ボタン
穴300の左右に沿って側縫い部301を形成し、側縫
い部301に連続してボタン穴300の前後に閂止め縫
い部302を形成する。
【0004】上述のようなボタン穴かがり縫いミシンの
電子化が進み、ボタン穴かがり縫いミシンの各機構が制
御装置によって制御されて、穴かがり縫い目が形成され
る。電子化されたボタン穴かがり縫いミシンとして、特
開2000−312785号公報に記載されたものがあ
る。このボタン穴かがり縫いミシンでは、左右の側縫い
部301,301の幅を別個にでき、設定された幅でそ
れぞれ左右の側縫い部301,301を形成する。その
設定方法としては、右若しくは左の側縫い部の幅、及び
右の側縫い部301の幅に対する左の側縫い部301の
幅の比率をボタン穴かがり縫いミシンに対して入力し、
ボタン穴かがり縫いミシンがその比率及び幅に基づいて
左右の側縫い部301,301の幅を別個に設定する。
更に、このボタン穴かがりミシンでは、左右の側縫い部
301,301の全体としての幅と閂止め縫い部30
2,302の幅を別個に設定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開2000
−312785号公報に記載されているミシンでは、左
右の側縫い部301,301の全体としての幅と閂止め
縫い部302,302の幅を別個に設定できるため、側
縫い部301,301と閂止め縫い部302のつなぎ目
が不連続になる。例えば、図15(b)に示されるよう
に、ボタン穴300の中心線304より右方について言
えば、閂止め縫い部302,302の右側縁が、右の側
縫い部301の右側縁と揃っておらず、閂止め縫い部3
02,302と右の側縫い部301のつなぎ目で段差が
できて、そのつなぎ目が不揃いとなる。
【0006】また、上記ミシンでは、側縫い部301,
301の幅、閂止め縫い部302,302の幅の設定し
か行えないため、穴かがり縫い目全体として略矩形状の
ものしか形成できない。例えば、穴かがり縫い目の前端
から後端に向かって、右の側縫い部301の右側縁及び
閂止め縫い部302,302が中止線304に向かって
傾斜したような穴かがり縫い目は形成できない。
【0007】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、閂止め縫い部と側縫い部のつなぎ目を揃うようにす
るとともに、様々な形状の穴かがり縫い目を形成するこ
とができるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば図1、図2、図3、
図4及び図13に示すように、被縫製物を保持して送る
布送り手段(例えば、布送り装置52)と、針(例え
ば、ミシン針9)を上下動することで前記被縫製物に縫
い目を形成する縫製手段(例えば、ミシンモータ5、昇
降機構50、針振り機構51、釜装置12及び連動機構
53)と、前記布送り手段及び前記縫製手段を制御し
て、ボタン穴の左右に配設される側縫い部及びボタン穴
の前後に配設される閂止め部からなる穴かがり縫い目を
形成させる縫製制御手段(例えば、制御装置110)
と、を備えるボタン穴かがり縫いミシンにおいて、ボタ
ン穴の長手方向の中心線から穴かがり縫い目の針落ち点
までの距離の補正率を入力するための入力手段(例え
ば、制御装置110:ステップS1)と、前記中心線よ
り左方又は右方の各針落ち点について、前記補正率に基
づいて前記中心線からの距離を変更して新たな針落ち点
を演算する演算手段(例えば、制御装置110:ステッ
プS4)と、を備え、前記縫製制御手段が、前記演算手
段によって演算された新たな針落ち点に基づいて穴かが
り縫い目を形成させることを特徴とする。
【0009】なお、「ボタン穴の長手方向の中心線から
穴かがり縫い目の針落ち点までの距離」とは、針落ち点
から中心線上のある点までを結んだ線が、中心線に対し
て垂直である場合であって、針落ち点から中心線上の前
記点までの距離である。
【0010】請求項1記載の発明では、ボタン穴の中心
線から針落ち点までの距離の補正率に基づいて、中心線
より左方又は右方の各針落ち点から中心線までの距離を
変更して新たな針落ち点が演算され、その新たな針落ち
点で穴かがり縫い目を形成する。そのため、中心線より
右方の各針落ち点について変更された場合、閂止め縫い
部にあっては、右側の側縁から中心線までの距離が調整
され、右の側縫い部にあっては、右側の側縁から中心線
までの距離が調整される。一方、中心線より左方の各針
落ち点について変更された場合、閂止め縫い部にあって
は、左側の側縁から中心線までの距離が調整され、左の
側縫い部にあっては、左の側縁から中心線までの距離が
調整される。このように、閂止め縫い部及び側縫い部の
側縁から中心線までの距離が、同一の補正率で補正され
て調整されるため、閂止め縫い部と側縫い部のつなぎ目
が連続的になって揃う。従って、見た目の良い穴かがり
縫い目が形成される。
【0011】更に、中心線より右方の各針落ち点につい
て変更された場合、右の側縫い部にあっては、左側及び
右側の側縁から中心線までの距離が調整される。一方、
中心線より左方の各針落ち点について変更された場合、
左の側縫い部にあっては、左側及び右側の側縁から中心
線までの距離が調整される。このため、左又は右の側縫
いの幅が調整され、穴かがり縫い目の形状は左右のバラ
ンスが調整される。
【0012】また、穴かがり縫い目の各針落ち点につい
て演算するため、変更前の穴かがり縫い目の形状が矩形
状でなくても良く、変更されて形成された穴かがり縫い
目の形状も矩形状に限らない。従って、様々な形状の穴
かがり縫い目を形成することができる。
【0013】請求項2記載の発明は、例えば図12に示
すように、請求項1記載のボタン穴かがり縫いミシンに
おいて、前記補正率の値を変更するための変更手段(例
えば、操作パネル100)を備えることを特徴とする。
【0014】請求項2記載の発明では、補正率が変更さ
れることで、穴かがり縫い目の形状が種々の形状に調整
される。
【0015】請求項3記載の発明は、例えば図1、図
2、図3、図4及び図13に示すように、被縫製物を保
持して送る布送り手段(例えば、布送り装置52)と、
針(例えば、ミシン針9)を上下動することで前記被縫
製物に縫い目を形成する縫製手段(例えば、ミシンモー
タ5、昇降機構50、針振り機構51、釜装置12及び
連動機構53)と、前記布送り手段及び前記縫製手段を
制御して、ボタン穴の左右に配設される側縫い部及びボ
タン穴の前後に配設される閂止め部からなる穴かがり縫
い目を形成させる縫製制御手段(例えば、制御装置11
0)と、を備えるボタン穴かがり縫いミシンにおいて、
ボタン穴の長手方向に沿った所与範囲内において、最前
の針落ち点からボタン穴の長手方向の中心線までの距離
の補正率に対する、最後尾の針落ち点から前記中心線ま
での距離の補正率の比率を入力するための入力手段(例
えば、制御装置110:ステップS1)と、前記所与範
囲内の各針落ち点について、前記最前の針落ち点又は前
記最後尾の針落ち点から当該各針落ち点までの長手方向
に沿った距離によって前記比率を線形補間してなる補正
率に基づいて、前記中心線からの距離を変更して新たな
針落ち点を演算する演算手段(例えば、制御装置11
0:ステップS4)と、を備え、前記縫製制御手段が、
前記演算手段によって演算された新たな針落ち点に基づ
いて穴かがり縫い目を形成させることを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明では、最前の針落ち点
からボタン穴の中心線までの距離の補正率に対する、最
後尾の針落ち点からボタン穴の中心線までの距離の補正
率の比率が、最前の針落ち点(又は、最後尾の針落ち
点)から各針落ち点までの距離によって線形補間され
る。そして、線形補間された比率に基づいて、前記所与
範囲内の各針落ち点について、前記中心線からの距離を
変更して新たな針落ち点が演算される。その新たな針落
ち点で穴かがり縫い目が形成される。そのため、所与範
囲内の各針落ち点は、中心線からの距離が調整される。
このように、中心線から各針落ち点までの距離が、線形
補間された比率に基づいて補正されて、所与範囲内に閂
止め縫い部と側縫い部のつなぎ目があったとしても、そ
のつなぎ目連続的になって揃う。従って、見た目の良い
穴かがり縫い目が形成される。
【0017】また、比率が、最前の針落ち点(又は、最
後尾の針落ち点)からの距離によって線形補間されるた
め、各針落ち点の補正率がボタン穴の長さ方向に沿って
変化する。従って、例えば補正前の穴かがり縫い目の形
状が矩形状であったとしても、変更されて形成される穴
かがり縫い目の形状は矩形状ではなく、例えば台形状に
なる。つまり、線形補間された比率に基づいて各針落ち
点の距離が変更されるため、例えば、補正前の穴かがり
縫い目の右側縁又は左側縁が中心線に対して平行であっ
ても、変更されて形成される穴かがり縫い目の右側縁又
は左側縁が中心線に対して傾斜することになる。従っ
て、様々な形状の穴かがり縫い目を形成することができ
る。
【0018】なお、比率については、中心線より左方の
各針落ち点、中心線より右方の各針落ち点に対して別個
に入力されても良い。この場合、穴かがり縫い目の形状
は左右のバランスが調整される。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項3記載のボ
タン穴かがり縫いミシンにおいて、前記所与範囲が穴か
がり縫い目の長さに略等しく、前記所与範囲内の各針落
ち点は穴かがり縫い目の全ての針落ち点であることを特
徴とする。
【0020】請求項4記載の発明では、穴かがり縫い目
の全ての針落ち点について、中心線からの距離が調整さ
れる。従って、穴かがり縫い目全体として、形状が調整
される。
【0021】請求項5記載の発明は、例えば図12に示
すように、請求項3記載のボタン穴かがり縫いミシンに
おいて、前記所与範囲を変更するための変更手段(例え
ば、操作パネル100)を備えることを特徴とする。
【0022】請求項5記載の発明では、所与範囲が変更
されることで、中心線からの距離が変更される針落ち点
が変更される。従って、穴かがり縫い目の形状が種々の
形状に調整される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るボタン穴か
がり縫いミシンの一例として、図面を用いて具体的な態
様を説明する。ただし、図面は概略的に示してあるもの
で、発明の範囲を図示例に限定するものではない。図
1、図2及び図3には、本発明が適用されたボタン穴か
がり縫いミシン1が示されている。このボタン穴かがり
縫いミシン1は、図5に示すように、被縫製物である布
にボタン穴200を形成するとともに、ボタン穴200
の形成前又は形成後にボタン穴200の周囲に穴かがり
縫い目208を施すものである。穴かがり縫い目208
は、ボタン穴200の左に形成されたジグザグ状の左側
縫い部209と、ボタン穴200の奥側に形成されたジ
グザグ状の第一閂止め縫い部210と、ボタン穴200
の右側に形成されたジグザグ状の右側縫い部211と、
及びボタン穴の手前側に形成されたジグザグ状の第二閂
止め縫い部212とから構成されている。
【0024】まず、ボタン穴かがり縫いミシン1の構成
について説明する。図1、図2及び図3に示すように、
ボタン穴かがり縫いミシン1は、略水平なベッド面を有
するベッド部2と、ベッド部2の後部において起立した
縦胴部3と、縦胴部3の上部からベッド部2に平行とな
って延出したアーム部4と、縦胴部3の上部に取り付け
られたミシンモータ5と、アーム部4の前端部から下方
に向けて突出する針棒8と、針棒8の下端に取り付けら
れたミシン針9と、ミシンモータ5の動力を伝動して針
棒8及びミシン針9を昇降する昇降機構50と、ミシン
針9を左右に振る針振り機構51と、布を送る布送り装
置52と、アーム部4の前端部から下方に向けて突出す
る布切りメス16と、布切りメス16を昇降させる布切
りメスシリンダ19と、針棒8の直下においてベッド部
2内に設けられた釜装置12と、昇降機構50と連動し
て釜装置12を作動する連動機構53と、上糸を切断す
る上糸切断装置80と、下糸を切断する下糸切断装置
(図示略)と、上糸切断装置80を駆動する上糸切断ア
クチュエータ76(図4に図示)と、下糸切断装置を駆
動する下糸切断アクチュエータ66(図4に図示)と、
ボタン穴かがり縫いミシン1全体を制御する制御装置1
10(図4に図示)とを備える。
【0025】布送り装置52は、布が載置される布送り
板14と、この布送り板14に載置された布を布送り板
14に押さえつける布押え15と、布送り板14及び布
押え15を一体的に移動させる移動装置13と、布押え
15を上下に移動する押え上げソレノイド127(図4
に図示)とを備える。移動装置13は、Y送りパルスモ
ータ20と、送り軸22と、布送り部材23と、連結ア
ーム24とを備え、以下のように構成されている。即
ち、Y送りパルスモータ20は、縦胴部3内に取り付け
られており、布送り装置52の動力源となるものであ
る。送り軸22は前後に延在しており、その後部にラッ
ク22aが設けられている。ラック22aは、Y送りパ
ルスモータ20の駆動取出軸に噛み合っている。送り軸
22の中間部には、上下に延在する布送り部材23の上
端部が固定されている。布送り部材23の下端部には、
連結アーム24の基端部が左右の軸心周りに回転自在と
なって取り付けられている。連結アーム24の先端部
(即ち、前端部)には布押え15が取り付けられてい
る。布押え15は、布押え15を上下移動する押え上げ
ソレノイド127に連結されている。更に、布送り部材
23の下端部に、布送り板14の基端部が取り付けられ
ている。布送り板14は、略水平となってベッド部2の
ベッド面上に配置されている。
【0026】以上の布送り装置52では、押え上げソレ
ノイド127がONになると、布押え15が下降して、
布送り板14と布押え15の間に布が挟持される。一
方、押え上げソレノイド127がOFFとなると、布押
え15が上昇して、布に対する挟持が解除される。ま
た、Y送りパルスモータ20が作動すると送り軸22が
前後動し、送り軸22とともに布送り部材23、布送り
板14、連結アーム24及び布押え15が前後に移動す
る。これにより、布送り板14と布押え15の間に挟ま
れた布が送られる。
【0027】昇降機構50は、上軸6と、針棒摺動台1
8と、クランク機構7等とを備えており、以下のように
構成されている。上軸6は、前後に延在しており、回転
自在となってアーム部4内に設けられている。上軸6の
後端部は、ミシンモータ5の駆動取出軸に連結してい
る。上軸6の前端部が、アーム部4内の前端部において
クランク機構7に連結している。針棒摺動台18は、そ
の上端部が上軸6と平行な軸線18a周りに回転自在と
なって、アーム部4内の前端部に設けられている。この
針棒摺動台18に、針棒8が上下に摺動自在となって支
持されている。以上のように構成される昇降機構50で
は、ミシンモータ5が上軸6を回転駆動すると、上軸6
の回転運動がクランク機構7により昇降運動に変換され
て針棒8に伝動されることで、針棒8とともにミシン針
9が昇降運動する。
【0028】連動機構53は、縦胴部3内にて上下に延
在する連動軸10と、ベッド部2内に前後に延在する下
軸11等とを備えており、以下のように構成されてい
る。連動軸10の上端部には傘歯車10aが設けられて
おり、連動軸10の下端部には傘歯車10bが設けられ
ている。傘歯車10aは傘歯車6aに噛み合っており、
この傘歯車6aは上軸6の後部に設けられている。一
方、傘歯車10bは傘歯車11aに噛み合っており、こ
の傘歯車11aは下軸11の後端部に設けられている。
下軸11の前端部には、釜装置12が設けられている。
なお、釜装置12には、下糸の巻回されたボビンが収納
されている。以上のように構成される連動機構53で
は、ミシンモータ5による上軸6の回転運動が、連動軸
10及び下軸11を介して釜装置12に伝動される。釜
装置12は、針棒8の上下動に連動して回転すること
で、ミシン針9と協働して布に縫い目を形成する。
【0029】針振り機構51は、ある基線を原点として
左右方向の所与の振り幅でミシン針9を振る主針振り機
構と、この振り幅を変更する振り幅変更機構と、基線を
左右方向に変更する基線変更機構等とを備えている。
【0030】図3に示すように、主針振り機構は、ギア
42aと、ギア42bと、偏心カム35と、針振りカム
レバー46と、連結レバー47と、連結軸48と、針振
り腕49と、針棒摺動台18とを備え、以下のように構
成されている。即ち、ギア42aは、上軸6に固定され
ている。このギア42aにギア42bが噛み合ってい
る。ギア42bには、偏心カム35が軸35aを介して
取り付けられている。偏心カム35は、針振りカムレバ
ー46の一端部に形成されたカム係合部に摺動自在とな
って当接している。針振りカムレバー46の他端部は、
連結レバー47の一端部に回転自在となって連結してい
る。連結レバー47の他端部は、連結軸48の後端部に
固定されている。連結軸48は、前後に延在しており、
回転自在となってアーム部4内に設けられている。連結
軸48の前端部は、針振り腕49の一端部に固定されて
いる。針振り腕49の他端部は、回転自在となって針棒
摺動台18の下端部に連結している。
【0031】以上のように構成される主針振り機構にお
いては、上軸6の回転運動がギア42a,42bにより
偏心カム35の回転運動に伝動し、偏心カム35が回転
することで針振りカムレバー46が所与の振り幅で揺動
する。針振りカムレバー46が揺動することで、連結軸
48が正転反転をし、針棒摺動台18が軸線18aを中
心に左右に回動する。針棒摺動台18が左右に回動する
ことで、針棒8が左右に振られる。なお、ミシン針9及
び針棒8は、昇降機構50によって上下動されると共
に、主針振り機構によって左右に振られる。
【0032】振り幅変更機構は、針振り送りパルスモー
タ41と、振り幅用アーム36と、リンク37と、連結
リンク45等とを備えており、以下のように構成されて
いる。即ち、針振り送りパルスモータ41、振り幅用ア
ーム36、リンク37及び連結リンク45は、縦胴部3
内に配置されている。針振り送りパルスモータ41の駆
動取出軸に設けられたピニオンは、振り幅用アーム36
の一端部に設けられたラックに噛み合っている。振り幅
用アーム36の他端部は回転自在となってリンク37の
一端部に連結している。リンク37の他端部は回転自在
となって連結リンク45の一端部に連結している。連結
リンク45の他端部は回転自在となって針振りカムレバ
ー46の一端部に連結している。以上のように構成され
る振り幅変更機構では、針振り送りパルスモータ41が
回転することにより、振り幅用アーム36、リンク37
及び連結リンク45を介して、針振りカムレバー46の
振り幅量が変更され、これによりミシン針9の振り幅量
が変更される。
【0033】基線変更機構は、基線送りパルスモータ4
0と、基線変更用レバー43と、基線用レバー44等と
を備えており、以下のように構成されている。即ち、基
線送りパルスモータ40の駆動取出軸に設けられたピニ
オンは、基線変更用レバー43の一端部に設けられたラ
ックに噛み合っている。基線変更用レバー43の中心部
は支点43aを中心にして回転自在となって縦胴部3に
取り付けられており、基線変更用レバー43の他端部は
支点44aを中心にして回転自在となって基線用レバー
44の一端部に連結している。基線用レバー44の他端
部は回転自在となって連結リンク45の一端部に連結し
ている。以上のように構成される基線変更機構では、基
線送りパルスモータ40が回転することにより、基線変
更用レバー43が支点43aを中心に回動して、基線用
レバー44の支点44aの位置が変更される。支点44
aは針振りカムレバー46の揺動運動の原点を決定して
いるもので、支点44aの位置が変わることで、連結リ
ンク45を介して、針振りカムレバー46の揺動運動の
原点が変わり、ミシン針9の針振りの基線位置が左右に
変更される。
【0034】図4に示すように、制御装置110は、C
PU111、ROM112、RAM113及びこれらを
接続するバスを有する演算処理装置を基本構成としてい
る。更に、制御装置110は、各パルスモータの駆動制
御を行うY送りパルスモータドライバ114、基線送り
パルスモータドライバ115及び針振り送りパルスモー
タドライバ116を具備する。更に、制御装置110
は、上糸切断アクチュエータ76の駆動制御を行う上糸
切断アクチュエータドライバ117と、下糸切断アクチ
ュエータ66の駆動制御を行う下糸切断アクチュエータ
ドライバ118と、押え上げソレノイド127の駆動制
御を行う押え上げソレノイドドライバ126と、布切り
メスシリンダ19の駆動制御を行うシリンダドライバ1
20と、ミシンモータ5の駆動制御を行うミシンモータ
ドライバ119と、を具備する。これらドライバは、C
PU111に接続されており、CPU111の信号に従
ってパルスモータ、アクチュエータ、モータ又はシリン
ダの制御を行うものである。
【0035】ミシンモータドライバ119には、ミシン
モータ5の他、ミシンモータ5の回転量を上軸6の回転
角度としてコード化するミシンモータエンコーダ121
と、ミシン針9が上方位置にあることを検出する針上位
置センサ122と、上軸6の回転速度を検出するTG
(タコジェネレーター)発生器123等とが接続されて
いる。
【0036】CPU111には、布押え15の上昇・下
降を指示するための押えスイッチ124、並びに、ミシ
ンモータ5の駆動スタートを指示するスタートスイッチ
125等が接続されている。CPU111には、操作パ
ネル100が接続されている。操作パネル100は、作
業者等に操作されたことを検知して、その旨をCPU1
11に出力するものである。これにより、作業者等は、
操作パネル100を操作することで、種々のデータを入
力することができる。
【0037】ROM112には、操作パネル100から
データを入力するための入力処理、操作パネル100を
介して入力された入力データに基づいて縫製のための制
御データを演算するための演算処理、及び演算された制
御データに従って縫製動作を行うための縫製処理等に関
する制御プログラム130が格納されている。
【0038】ROM112には、制御データを演算する
際に参照される縫製用データベース132が格納されて
いる。具体的には、縫製用データベース132は、図6
に模式的に示されるようなデータベースである。図6に
示すように、縫製用データベース132は、ボタン穴か
がり縫いミシン1による縫製に係る複数の縫製データか
ら構成されている。縫製データ毎にパターンNo.が付
されており、パターンNo.によって各縫製データが識
別される。各縫製データには、「形状」、「かがり
幅」、「メス左調整値」、「メス右調整値」及び「針落
ち座標値」等の種々の項目が含まれている。
【0039】「形状」は、縫製データに基づいて形成さ
れる穴かがり縫い目の外形形状を表すものである。「形
状」としては、図7に示される穴かがり縫い目の外形形
状のうちの一が定まる。図7(a)の穴かがり縫い目の
外形形状は、図5の穴かがり縫い目208と同様に略矩
形状をしている。図7(b)の穴かがり縫い目の外形形
状は、第一閂止め縫い部及び第二閂止め縫い部が半円状
の外形となるものである。図7(c)に示す穴かがり縫
い目の外形形状は、第一閂止め縫い部が半円状の外形と
なり、かつ第二閂止め縫い部が矩形状となるものであ
る。図7(d)の穴かがり縫い目の外形形状は、第一閂
止め縫い部及び第二閂止め縫い部が円形に膨らんだ外形
となるものである。図7(e)の穴かがり縫い目の外形
形状は、第一閂止め縫い部及び第二閂止め縫い部が五角
形の外形となるものである。図7(f)の穴かがり縫い
目の外形形状は、第一閂止め縫い部及び第二閂止め縫い
部が三角のテーパ状に細くなった外形となるものであ
る。
【0040】「メス左調整値」は、図5に示すように、
ボタン穴200の長手方向の中心線201から左側縫い
部209の右側縁までの距離であり、つまり、左側縫い
部209におけるミシン針9の右側の下降位置から中心
線201までの距離である。
【0041】「メス右調整値」は、図5に示すように、
中心線201から右側縫い部211の左側縁までの距離
であり、つまり、右側縫い部211におけるミシン針9
の左側の下降位置から中心線201までの距離である。
【0042】「かがり幅」は、図5に示すように、左側
縫い部209及び右側縫い部211の左右の幅、つま
り、左側縫い部209及び右側縫い部211における右
側のミシン針9の下降位置からミシン針9の左側の下降
位置までの距離である。
【0043】「針落ち座標値」は、例えば図8に模式的
に示されるようなデータである。即ち、「針落ち座標
値」は、ミシン針9が下降する各位置の座標値が定まっ
たものであるとともに、ミシン針9が下降する位置の順
序が定まったものである。ここで、図8の「針落ち座標
値」は、図7(e)の外形形状となる穴かがり縫い目に
ついてのデータである。詳細に説明すると、第二閂止め
縫い部の手前の側縁と中心線201の交わる点が原点と
して、また布送りの方向(前後方向)がY方向として、
針振り方向(左右方向)がX方向として定まるとする
と、ミシン針9の下降する順序は、座標(X1,Y1),
座標(X2,Y2),…,座標(X66,Y66)の順とな
る。ここで、各座標のX座標値が負である場合、ミシン
針9の下降位置は中心線201(即ち、Y軸)より左方
であり、X座標値が正である場合、ミシン針9の下降位
置は中心線201より右方である。
【0044】なお、左側縫い部の右側の針下降位置のX
座標値(図8の場合、X2、X4、X 6、X8、X10
12、X14、X16及びX18)は、「メス左調整値」をB
とすると以下の式で定まる。 X(n)=−B また、左側縫い部の左側の針下降位置のX座標値(図8
の場合、X1、X3、X 5、X7、X9、X11、X13
15、X17及びX19)は、「かがり幅」をAとすると以
下の式で定まる。 X(n)=−(A+B) また、右側縫い部の左側の針下降位置のX座標値(図8
の場合、X35、X37、X39、X41、X43、X45、X47
49及びX51)は、「メス右調整値」をCとすると以下
の式で定まる。 X(n)=C また、右側縫い部の右側の針下降位置のX座標値(図8
の場合、X34、X36、X38、X40、X42、X44、X46
48、X50及びX52)は、以下の式で定まる。 X(n)=A+C 従って、縫製データにおける左右の側縫い部の幅は互い
に等しい。
【0045】CPU111は、ROM112に格納され
た制御プログラム130に従って入力処理を行うこと
で、操作パネル100から入力データを入力できる。ま
た、CPU111は、制御プログラム130に従って演
算処理を行うことで、入力データ及びROM112に格
納された縫製用データベース132に基づいて制御デー
タを演算できる。更に、CPU111は、制御プログラ
ム130に従って縫製処理を行うことで、制御データ及
び各種センサからの検出信号に基づいて、各ドライバを
介して各駆動部の制御を行える。なお、RAM113
は、CPU111の作業領域として種々のデータを一次
格納するものである。
【0046】入力処理において、パターンNo.の値が
操作パネル100から入力されると、CPU111は、
入力されたパターンNo.の値の縫製データを縫製用デ
ータベース132から検索する。更に、幅補正率α
〔%〕が操作パネル100から入力されると、CPU1
11は、幅補正率α及び検索された縫製データに基づい
て、各針下降位置を以下の式(1)、(2)により補正
する。 (X(n)’,Y(n)’)=(α/100×X(n),Y(n)) (但し、X(n)≧0) …(1) (X(n)’,Y(n)’)=(X(n),Y(n)) (但し、X(n)<0) …(2)
【0047】ここで、X(n)は、検索された縫製データ
に含まれる「針落ち座標値」の各X座標値であり、Y
(n)は、検索された縫製データに含まれる「針落ち座標
値」の各Y座標値である。
【0048】この結果、例えば、図8に示される「針落
ち座標値」は、図9に示されるように新たな「針落ち座
標値」に変更されて、補正される。つまり、中心線20
1より右方の各針下降位置が補正されるから、幅補正率
αは、検索された縫製データの右方の各針下降位置の中
心線201からの距離に対する、補正された縫製データ
の右方の各針下降位置の中心線201からの距離の割合
である。ここで、補正前の縫製データにおける左右の側
縫い部の幅が等しいため、幅補正率αは、補正後の縫製
データにおいて、左側縫い部の幅に対する右側縫い部の
幅の割合ともいえる。なお、幅補正率αが入力されなか
った場合、その値は100とする。
【0049】更に、入力処理において、補正比率β
〔%〕及び補正比率γ〔%〕が操作パネル100から入
力されると、CPU111は、幅補正率α、補正比率
β、補正比率γ及び検索された縫製データに基づいて各
針下降位置を以下の式(3)、(4)により補正する。 (X(n)’,Y(n)’)=(α/100×{1−(100−γ)/100×(Yma x1 −Y(n))/(Ymax1−Ymin1)}×X(n),Y(n)) (但し、X(n)≧0) …(3) (X(n)’,Y(n)’)=({1−(100−β)/100×(Ymax2−Y(n)) /(Ymax2−Ymin2)}×X(n),Y(n)) (但し、X(n)<0) …(4)
【0050】ここで、Ymax1は、中心線201より右方
の各針下降位置の中で最も奥側(つまり、最大)のY座
標値であり、例えば図8の場合Y20である。Ymin1は、
中心線201より右方の各針下降位置の中で最も手前
(つまり、最小)のY座標値であり、例えば図8の場合
66である。Ymax2は、中心線201より左方の各針下
降位置の中で最も奥側(つまり、最大)のY座標値であ
り、例えば図8の場合Y 21である。Ymin2は、中心線2
01より左方の各針下降位置の中で最も手前(つまり、
最小)のY座標値であり、例えば図8の場合Y65であ
る。
【0051】この結果、例えば、図8に示される「針落
ち座標値」は、図10に示されるように補正される。つ
まり、補正比率βは、中心線201より左方でありかつ
最小のY座標値である補正前の針下降位置(図8では、
座標(X65,Y65))から中心線201までの距離に対
する、補正後のこの針下降位置(図10では、座標(X
65’,Y65’))から中心線201までの距離の割合
(以下、この割合を、割合ζと述べる。)である。ま
た、中心線201より左方でありかつ最大のY座標値で
ある針下降位置については補正されておらず、図8及び
図10の場合、X21=X21’である。つまり、中心線2
01より左方でありかつ最大のY座標値である補正前の
針下降位置から中心線201までの距離に対する、補正
後のこの針下降位置から中心線201までの距離の割合
(以下、割合ηと述べる。)は、100〔%〕である。
従って、補正比率βは、割合ηに対する割合ζの比率と
も言える。
【0052】そして、他の中心線201より左方の各針
下降位置については、X座標値がY座標値に対応して線
形補間されており、その線形補間の係数は上式のように
(100−β)/100である。つまり、図8を用いて
説明すると、X(n)’は、(X21,Y21)の針下降位置
から(X(n),Y(n))の針下降位置までのY方向の距離
によって補正比率βが線形補間されてなる補正率(即
ち、{1−(100−β)/100×(Ymax2
(n))/(Ymax2−Ymin2)})に基づいて演算され
る。
【0053】また、中心線201より右方の各針下降位
置についても、幅補正率αを100としたら、左方の各
針下降位置と同様である。つまり、幅補正率αを100
とした場合、補正比率γは、中心線201より右方であ
りかつ最小のY座標値である補正前の針下降位置(図8
では、座標(X66,Y66))から中心線201までの距
離に対する、補正後の針下降位置(図10では、座標
(X66’,Y66’))から中心線201までの距離の割
合である。また、中心線201より右方でありかつ最大
のY座標値である針下降位置については補正されておら
ず、図8及び図10の場合、X20=X20’である。そし
て、他の中心線201より右方の各針下降位置について
は、X座標値がY座標値に対応して線形補間されてお
り、その線形補間の係数は上式のように(100−γ)
/100である。
【0054】なお、補正比率γが100である場合、式
(3)は式(1)と同等であり、補正比率βが100で
ある場合、式(4)は式(2)と同等である。また、補
正比率β又は補正比率γが入力されなかった場合、それ
ぞれの値は100とする。
【0055】更に、入力処理において、奥基準値δ及び
前基準値ε(但し、δ>ε)が操作パネル100から入
力されると、CPU111は、幅補正率α、補正比率
β、補正比率γ、奥基準値δ、前基準値ε及び検索され
た縫製データに基づいて各針下降位置を以下の式(5)
〜(10)により補正する。 (X(n)’,Y(n)’)=(α/100×X(n),Y(n)) (但し、X(n)≧0か つY(n)>δ) …(5) (X(n)’,Y(n)’)=(X(n),Y(n)) (但し、X(n)<0かつY(n)>δ) …(6) (X(n)’,Y(n)’)=(α/100×{1−(100−γ)/100×(Yma x3 −Y(n))/(Ymax3−Ymin3)}×X(n),Y(n)) (但し、X(n)≧0かつ ε≦Y(n)≦δ) …(7) (X(n)’,Y(n)’)=({1−(100−β)/100×(Ymax4−Y(n)) /(Ymax4−Ymin4)}×X(n),Y(n)) (但し、X(n)<0かつε≦Y(n)≦ δ) …(8) (X(n)’,Y(n)’)=(α/100×γ/100×X(n),Y(n)) (但し、 X(n)≧0かつY(n)<ε) …(9) (X(n)’,Y(n)’)=(β/100×X(n),Y(n)) (但し、X(n)<0か つY(n)<ε) …(10)
【0056】ここで、Ymax3は、中心線201より右方
の各針下降位置の中でかつε≦Y(n )≦δの範囲で最も
奥側(つまり、最大)のY座標値であり、例えば図8の
場合Y39である。Ymin3は、中心線201より右方の各
針下降位置の中でかつε≦Y (n)≦δの範囲で最も手前
(つまり、最小)のY座標値であり、例えば図8の場合
48である。Ymax4は、中心線201より左方の各針下
降位置の中でε≦Y(n )≦δの範囲で最も奥側(つま
り、最大)のY座標値であり、例えば図8の場合Y14
ある。Ymin4は、中心線201より左方の各針下降位置
の中でε≦Y(n)≦δの範囲で最も手前(つまり、最
小)のY座標値であり、例えば図8の場合Y 5である。
【0057】この結果、例えば、図8に示される「針落
ち座標値」は、図11に示されるように補正される。つ
まり、補正比率βは、X(n)<0かつY(n)<εである補
正前の針下降位置における中心線201からの距離に対
する、補正後の針下降位置における中心線201からの
距離の割合である。そして、X(n)<0かつε≦Y(n)
δである各針下降位置については、X座標値がY座標値
に対応して線形補間されており、その線形補間の係数は
上式のように(100−β)/100である。一方、幅
補正率αを100とした場合、補正比率γは、X(n)
0かつY(n)<εである補正前の針下降位置における中
心線201からの距離に対する、補正後の針下降位置に
おける中心線201からの距離の割合である。そして、
(n)≧0かつε≦Y(n)≦δである各針下降位置につい
ては、X座標値がY座標値に対応して線形補間されてお
り、その線形補間の係数は上式のように(100−γ)
/100である。なお、奥基準値δ又は前基準値εが入
力されなかった場合、奥基準値δの値は、各針下降位置
の中で最も奥側のY座標値(図8の場合、Y20又は
21)であり、前基準値εの値は、各針下降位置の中で
最も手前のY座標値(図8の場合、Y65又はY66)であ
る。この場合、上記式(7)、(8)は、上記式
(3)、(4)と同等になる。
【0058】上記式(1)〜式(10)については、α
/100の係数が、右側(即ち、X (n)≧0)の各針下
降位置を算出する際に用いられていたが、右側ではなく
逆に左側(即ち、X(n)<0)の各針下降位置を算出す
る際に用いられても良い。
【0059】以上のように、CPU111は、演算処理
において式(1)〜式(10)によって「針落ち座標
値」を演算して補正したら、補正した「針落ち座標値」
を制御データとして該制御データに基づいて縫製処理を
行える。
【0060】次に、操作パネル100の構成について説
明する。操作パネル100は、幅補正率α、補正比率
β、補正比率γ、奥基準値δ、前基準値ε及びパターン
No.の値を設定するために用いられる。操作パネル1
00には、図12に示すように、スタート操作部15
1、データ項目操作部154、データ値操作部163、
モード切替操作部158が設けられている。
【0061】スタート操作部151には、オペレータが
縫製準備の整った旨を入力するための準備キー152
と、点灯することでその状態を表すLED等の点灯部1
53とが設けられている。
【0062】データ項目操作部154には、項目番号表
示部155と、ダウンキー156と、アップキー157
とが設けられている。項目番号表示部155は、二桁の
七セグメント表示器からなり、番号を表示する。ダウン
キー156及びアップキー157は、項目番号表示部1
55に表示される番号を一つずつ変更するためのキーで
ある。ダウンキー156が操作されると、項目番号表示
部155に表示される番号は一つ繰り下がり、アップキ
ー157が操作されると、項目番号表示部155に表示
される番号は一つ繰り上がる。
【0063】データ値操作部163には、データ値表示
部164と、マイナスキー165と、プラスキー166
とが設けられている。データ値表示部164は、四桁の
七セグメント表示器からなり、データ値を表示する。マ
イナスキー165及びプラスキー166は、データ値表
示部164に表示されるデータ値を増減するためのキー
である。マイナスキー165が操作されると、データ値
表示部164に表示される値は減少し、プラスキー16
6が操作されると、データ値表示部164に表示される
値は増加する。
【0064】モード切替部158には、パターン設定モ
ードキー160と、データ入力モードキー162と、点
灯部159,161とが設けられている。パターン設定
モードキー160は、パターンNo.の値を設定するパ
ターン設定モードに切り替えるものである。パターン設
定モードキー160が操作されると、点灯部159が点
灯する。一方、データ入力モードキー162は、データ
値を入力するデータ入力モードに切り替えるものであ
る。データ入力モードキー162が操作されると、点灯
部161が点灯する。
【0065】次に、操作パネル100を用いて、幅補正
率α、補正比率β、補正比率γ、奥基準値δ、前基準値
ε及びパターンNo.の値を設定する方法について説明
する。
【0066】まず、操作パネル100では、点灯部15
3が表示されていない。そして、作業者は、パターンN
o.を設定する。パターンNo.を設定するためには作
業者がパターン設定モードキー160を操作すると、点
灯部159が点灯し、パターン設定モードに切り替わ
る。更に、項目番号表示部155には数字が表示され、
特にデフォルトでは「01」が表示される。点灯部15
9の点灯により、作業者はパターン設定モードになった
ことを認識できるとともに、項目番号表示部155に表
示される番号がパターンNo.の値であることを認識で
きる。そして、作業者は、ダウンキー156或いはアッ
プキー157を操作することで項目番号表示部155に
表示される番号を変更し、パターンNo.の値を所望の
値に変更する。これにより、パターンNo.が設定され
る。
【0067】次に、作業者は、幅補正率α、補正比率
β、補正比率γ、奥基準値δ、前基準値εを設定する。
幅補正率α、補正比率β、補正比率γ、奥基準値δ、前
基準値εを設定するためには作業者がデータ入力モード
キー162を操作すると、点灯部161が点灯するとと
もに点灯部159が消灯し、データ入力モードに切り替
わる。更に、項目番号表示部155には数字が表示さ
れ、特にデフォルトでは「01」が表示される。点灯部
161の点灯により、作業者はデータ入力モードになっ
たことを認識できるとともに、項目番号表示部155に
表示される番号が、設定できる項目(幅補正率α、補正
比率β、補正比率γ、奥基準値δ或いは前基準値εの何
れか)に対応していることを認識できる。つまり、例え
ば、項目番号表示部155に「01」が表示された場
合、幅補正率αの設定モードであり、「02」が表示さ
れた場合、補正比率βの設定モードであり、「03」が
表示された場合、補正比率γの設定モードであり、「0
4」が表示された場合、奥基準値δの設定モードであ
り、「05」が表示された場合、前基準値εの設定モー
ドである。
【0068】そして、作業者は、ダウンキー156或い
はアップキー157を操作することで項目番号表示部1
55に表示される番号を変更し、所望の設定モードを選
択する。設定モードが選択されると、その設定モードで
設定される項目(幅補正率α、補正比率β、補正比率
γ、奥基準値δ或いは前基準値εの何れか)のデフォル
ト値がデータ値表示部164に表示される。この状態
で、作業者がマイナスキー165或いはプラスキー16
6を操作することで、データ値表示部164に表示され
る値を変更し、所望の値まで変更すれば項目の設定が完
了である。設定された値は、その項目の入力値としてR
AM113に格納される。
【0069】以上のように、作業者はダウンキー15
6、アップキー157、マイナスキー165及びプラス
キー166を操作することで、幅補正率α、補正比率
β、補正比率γ、奥基準値δ或いは前基準値εの値を変
更し、設定することができる。
【0070】以上のように構成されるボタン穴かがり縫
いミシン1の動作、及びCPU111による制御装置1
10の処理の流れについて説明する。
【0071】図13に示すように、まず、制御装置11
0は、ROM112に格納された制御プログラム130
に従って入力処理を行う(ステップS1)。つまり、作
業者が、操作パネル100を操作することでパターンN
o.、幅補正率α、補正比率β、補正比率γ、奥基準値
δ或いは前基準値εの値を設定するが、制御装置110
は各設定値を操作パネル100から入力して、RAM1
13にて格納する。
【0072】そして、制御装置110は、準備キー15
2が操作されて押されたか否かを判断し(ステップS
2)、準備キー152が押された場合には(ステップS
2:Yes)、制御装置110の処理はステップS3に
移行する。ステップS3では、制御装置110は、パタ
ーンNo.、幅補正率α、補正比率β、補正比率γ、奥
基準値δ或いは前基準値εをRAM113に格納された
設定値に確定する。
【0073】次に、制御装置110は、確定された設定
値に基づいて、演算処理を行う(ステップS4)。つま
り、まず、制御装置110は、パターンNo.の値に対
応する縫製データを、縫製用データベース132から検
索して読み出す。その後、制御装置110は、入力され
た幅補正率α、補正比率β、補正比率γ、奥基準値δ及
び前基準値εに基づいて、上記式(1)〜式(10)の
何れかにより、縫製データに含まれる「針落ち座標値」
を補正する。そして、制御装置110は、補正した「針
落ち座標値」が含まれる制御データをRAM113に格
納する。
【0074】次に、制御装置110は、準備キー152
が押されたか否かを判断し(ステップS5)、準備キー
152が押されない場合には制御装置110の処理はス
テップS1に移行し、準備キー152が押された場合に
は処理はステップS6に移行する。
【0075】制御装置110は、ステップS6では押え
スイッチ124が操作されて押されたか否かを判断し、
押えスイッチ124が押された場合には押え上げソレノ
イド127を制御して、布押え15を下降させる(ステ
ップS7)。これにより、布送り板14に載置された布
が布押え15に挟まれる。
【0076】次に、制御装置110は、スタートスイッ
チ125が操作されて押されたか否かを判断し(ステッ
プS8)、スタートスイッチ125が押された場合に制
御装置110の処理はステップS9に移行する。
【0077】つまり、ステップS9では、制御装置11
0は、制御データに基づきミシンモータ5、Y送りパル
スモータ20、基線送りパルスモータ40及び針振り送
りパルスモータ41を制御することで、ミシン針9を上
下動させるとともに釜装置12を回転させつつ、布押え
15及び布送り板14を移動させたりミシン針9を左右
に振る。これにより、補正された「針落ち座標値」に従
って、ミシン針9が所与の順序で各針下降位置に下降す
る。このため、左側縫い部、第一閂止め縫い部、右側縫
い部そして第二閂止め縫い部の順に、穴かがり縫い目が
布に形成される。
【0078】次に、制御装置110が、布切りメスシリ
ンダ19を作動させることで、布切りメス16を下降さ
せる。これにより布にボタン穴200が形成されて、ボ
タン穴200が形成されたら、布切りメスシリンダ19
によって布切りメス16が上昇する。次に、制御装置1
10は、上糸切断アクチュエータ76を作動させること
で上糸切断装置80に上糸を切断させるとともに、下糸
切断アクチュエータ66を作動させることで下糸切断装
置に下糸を切断させる。以上により、一つのボタン穴の
形成に係る一連の動作が終了する。
【0079】次に、上記ボタン穴かがり縫いミシン1の
効果について図14を用いて説明する。幅補正率α、補
正比率β、補正比率γ、奥基準値δ及び前基準値εを設
定しなかった場合(つまり、幅補正率α=補正比率β=
補正比率γ=100と設定し、奥基準値δを穴かがり縫
い目208の最も奥側の針下降位置のY座標より大きく
設定し、かつ前基準値εを穴かがり縫い目208の最も
手前側の針下降位置のY座標より小さく設定した場
合)、図14(a)に示すような外形形状をした穴かが
り縫い目208が布に形成される。つまり、予めROM
112に格納された縫製データに含れた「針落ち座標
値」が変更・補正されず、そのままの縫製データに従っ
て穴かがり縫い目208が布に形成される。
【0080】幅補正率αを0<α<100と設定し、か
つ補正比率β、補正比率γ、奥基準値δ及び前基準値ε
を設定しなかった場合、図14(b)に示すような外形
形状をした穴かがり縫い目208が布に形成される。幅
補正率αによって、中心線201より右側の針下降位置
が一様に変更・補正されるため、図14(b)に示すよ
うに穴かがり縫い目208の外形形状の左右のバランス
が調整される。更に、第一閂止め縫い部210及び第二
閂止め縫い部212の右側縁が右側縫い部211の右側
縁に対して不連続にならず、つなぎ目が揃っている。従
って、図14(b)に示される穴かがり縫い目208の
外形形状が綺麗である。
【0081】幅補正率α、奥基準値δ及び前基準値εを
設定せず、かつ0<補正比率β=補正比率γ<100と
設定した場合、図14(c)に示すような外形形状をし
た穴かがり縫い目208が布に形成される。図14
(c)に示すように、穴かがり縫い目208の幅は、手
前になるにつれて狭くなっている。更に、第一閂止め縫
い部210及び第二閂止め縫い部212の左側縁が左側
縫い部209の左側縁に対して不連続にならず、つなぎ
目が揃っている。また、第一閂止め縫い部210及び第
二閂止め縫い部212の右側縁が右側縫い部211の右
側縁に対して不連続にならず、つなぎ目が揃っている。
従って、図14(c)に示される穴かがり縫い目208
の外形形状が綺麗である。
【0082】幅補正率αを設定せず、0<補正比率β=
補正比率γ<100と設定し、奥基準値δを穴かがり縫
い目208の最も奥側の針下降位置のY座標より小さく
設定し、かつ前基準値εを穴かがり縫い目208の最も
手前側の針下降位置のY座標より大きく設定した場合、
図14(d)に示すような外形形状をした穴かがり縫い
目208が布に形成される。図14(d)に示すよう
に、奥基準値δよりY座標が大きい範囲では、各針下降
位置は変更・補正されていない。奥基準値δと前基準値
εの間の範囲では、各針下降位置が変更・補正されてお
り、中心線201からの距離は手前になるにつれて小さ
くなっており、その範囲内では穴かがり縫い目208の
幅は手前になるにつれて狭くなっている。前基準値εよ
りY座標が小さい範囲では、各針下降位置は、補正比率
β或いは補正比率γによって一様に変更・補正されてい
る。更に、第一閂止め縫い部210及び第二閂止め縫い
部212の左側縁が左側縫い部209の左側縁に対して
不連続にならず、つなぎ目が揃っている。また、第一閂
止め縫い部210及び第二閂止め縫い部212の右側縁
が右側縫い部211の右側縁に対して不連続にならず、
つなぎ目が揃っている。従って、図14(d)に示され
る穴かがり縫い目208の外形形状が綺麗である。
【0083】また、図14(b)、(c)、(d)の穴
かがり縫い目208が縫製される際に用いられた補正前
の「針落ち座標値」は、図14(a)の「針落ち座標
値」と同じである。このように、一つの「針落ち座標
値」から様々な形状の穴かがり縫い目208が形成され
る。
【0084】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、
種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
【0085】例えば、上記実施形態では、縫製用データ
ベース132に補正前の「針落ち座標値」を含んでいる
が、「形状」、「かがり幅」等の入力データから「針落
ち座標値」を演算しても良い。本発明が、本縫いによる
ボタン穴かがり縫いを行うミシンに適用されているが、
環縫いによりボタン穴かがり縫いを行うミシンに適用し
てもよい。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、閂止め縫
い部及び側縫い部の側縁から中心線までの距離が、同一
の補正率で補正されて調整されるため、閂止め縫い部と
側縫い部のつなぎ目が連続的になって揃う。従って、見
た目の良い穴かがり縫い目が形成される。また、左又は
右の側縫いの幅が調整され、穴かがり縫い目の形状は左
右のバランスが調整される。
【0087】請求項2記載の発明によれば、補正率が変
更されることで、種々の形状の穴かがり縫い目の形状を
施すことが可能となる。
【0088】請求項3記載の発明によれば、線形補間さ
れた比率に基づいて、前記所与範囲内の各針落ち点につ
いて、前記中心線からの距離を変更して新たな針落ち点
が演算され、その新たな針落ち点で穴かがり縫い目が形
成される。そのため、所与範囲内の各針落ち点は、中心
線からの距離が調整される。このように、中心線から各
針落ち点までの距離が、線形補間された比率に基づいて
補正されて、所与範囲内に閂止め縫い部と側縫い部のつ
なぎ目があったとしても、そのつなぎ目が連続的になっ
て揃う。従って、見た目の良い穴かがり縫い目が形成さ
れる。
【0089】また、比率が、最前の針落ち点(又は、最
後尾の針落ち点)からの距離によって線形補間されるた
め、各針落ち点の補正率がボタン穴の長さ方向に沿って
変化する。従って、例えば補正前の穴かがり縫い目の形
状が矩形状であったとしても、変更されて形成される穴
かがり縫い目の形状は矩形状ではない。例えば、補正前
の穴かがり縫い目の右側縁又は左側縁が中心線に対して
平行であっても、変更されて形成される穴かがり縫い目
の右側縁又は左側縁が中心線に対して傾斜することにな
る。従って、様々な形状の穴かがり縫い目を形成するこ
とができる。
【0090】請求項4記載の発明によれば、穴かがり縫
い目の全ての針落ち点について、中心線からの距離が調
整される。従って、穴かがり縫い目全体として、形状が
調整される。
【0091】請求項5記載の発明によれば、所与範囲が
変更されることで、中心線からの距離が変更される針落
ち点が変更される。従って、種々の形状の穴かがり縫い
目を施すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたボタン穴かがり縫いミシン
の具体的態様が示された外観斜視図である。
【図2】上記ボタン穴かがり縫いミシンに設けられた布
送り機構及び昇降機構が主に透視して示された斜視図で
ある。
【図3】上記ボタン穴かがり縫いミシンに設けられた昇
降機構及び針振り機構が主に透視して示された斜視図で
ある。
【図4】上記ボタン穴かがり縫いミシンの制御系が示さ
れたブロック図である。
【図5】上記ボタン穴かがり縫いミシンにより施された
穴かがり縫い目を説明するための図面である。
【図6】上記ボタン穴かがり縫いミシンに格納された縫
製用データベースのデータ構成が模式的に表された図面
である。
【図7】上記縫製用データベースの「形状」について説
明するための図面である。
【図8】上記縫製用データベースの「針落ち座標値」に
ついて説明するための図面であり、そのデータ構成が模
式的に表されている。
【図9】補正された「針落ち座標値」について説明する
ための図面である。
【図10】上記補正された「針落ち座標値」とは別の補
正された「針落ち座標値」について説明するための図面
である。
【図11】上記補正された「針落ち座標値」とは別の補
正された「針落ち座標値」について説明するための図面
である。
【図12】上記ボタン穴かがり縫いミシンに設けられた
操作パネルが示された平面図である。
【図13】上記ボタン穴かがり縫いミシンに設けられた
制御装置の処理の流れが示されたフローチャートであ
る。
【図14】上記ボタン穴かがり縫いミシンにより施され
た穴かがり縫い目を説明するための図面である。
【図15】従来のボタン穴かがり縫いミシンにより施さ
れた穴かがり縫い目を説明するための図面である。
【符号の説明】
1 ボタン穴かがり縫いミシン 5 ミシンモータ(縫製手段) 9 ミシン針(針) 12 釜装置(縫製手段) 50 昇降機構(縫製手段) 51 針振り機構(縫製手段) 52 布送り装置(布送り手段) 53 連動機構(縫製手段) 110 制御装置(縫製制御手段、入力手段、演算
手段) 200 ボタン穴 201 中心線 208 穴かがり縫い目 209 左側縫い部 210 第一閂止め縫い部 211 右側縫い部 212 第二閂止め縫い部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B150 AA24 CB03 DB03 GD14 GD22 GF02 GF03 JA03 JA07 JA11 JA20 JA31 LA05 LA07 LA15 LA73 LA88 LB01 LB02 NA05 NA14 NA64 NB02 NB03 NC03 NC06 NC11 QA02 QA06 QA07 QA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被縫製物を保持して送る布送り手段と、 針を上下動することで前記被縫製物に縫い目を形成する
    縫製手段と、 前記布送り手段及び前記縫製手段を制御して、ボタン穴
    の左右に配設される側縫い部及びボタン穴の前後に配設
    される閂止め部からなる穴かがり縫い目を形成させる縫
    製制御手段と、を備えるボタン穴かがり縫いミシンにお
    いて、 ボタン穴の長手方向の中心線から穴かがり縫い目の針落
    ち点までの距離の補正率を入力するための入力手段と、 前記中心線より左方又は右方の各針落ち点について、前
    記補正率に基づいて前記中心線からの距離を変更して新
    たな針落ち点を演算する演算手段と、を備え、 前記縫製制御手段が、前記演算手段によって演算された
    新たな針落ち点に基づいて穴かがり縫い目を形成させる
    ことを特徴とするボタン穴かがり縫いミシン。
  2. 【請求項2】請求項1記載のボタン穴かがり縫いミシン
    において、 前記補正率の値を変更するための変更手段を備えること
    を特徴とするボタン穴かがり縫いミシン。
  3. 【請求項3】被縫製物を保持して送る布送り手段と、 針を上下動することで前記被縫製物に縫い目を形成する
    縫製手段と、 前記布送り手段及び前記縫製手段を制御して、ボタン穴
    の左右に配設される側縫い部及びボタン穴の前後に配設
    される閂止め部からなる穴かがり縫い目を形成させる縫
    製制御手段と、を備えるボタン穴かがり縫いミシンにお
    いて、 ボタン穴の長手方向に沿った所与範囲内において、最前
    の針落ち点からボタン穴の長手方向の中心線までの距離
    の補正率に対する、最後尾の針落ち点から前記中心線ま
    での距離の補正率の比率を入力するための入力手段と、 前記所与範囲内の各針落ち点について、前記最前の針落
    ち点又は前記最後尾の針落ち点から当該各針落ち点まで
    の長手方向に沿った距離によって前記比率を線形補間し
    てなる補正率に基づいて、前記中心線からの距離を変更
    して新たな針落ち点を演算する演算手段と、を備え、 前記縫製制御手段が、前記演算手段によって演算された
    新たな針落ち点に基づいて穴かがり縫い目を形成させる
    ことを特徴とするボタン穴かがり縫いミシン。
  4. 【請求項4】請求項3記載のボタン穴かがり縫いミシン
    において、 前記所与範囲が穴かがり縫い目の長さに略等しく、前記
    所与範囲内の各針落ち点は穴かがり縫い目の全ての針落
    ち点であることを特徴とするボタン穴かがり縫いミシ
    ン。
  5. 【請求項5】請求項3記載のボタン穴かがり縫いミシン
    において、 前記所与範囲を変更するための変更手段を備えることを
    特徴とするボタン穴かがり縫いミシン。
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