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JP2003074768A - 管継手の構造 - Google Patents

管継手の構造

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Publication number
JP2003074768A
JP2003074768A JP2001263487A JP2001263487A JP2003074768A JP 2003074768 A JP2003074768 A JP 2003074768A JP 2001263487 A JP2001263487 A JP 2001263487A JP 2001263487 A JP2001263487 A JP 2001263487A JP 2003074768 A JP2003074768 A JP 2003074768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
connection
pipe joint
port body
flare
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001263487A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Fujinami
功 藤波
Junichiro Tanaka
順一郎 田中
Haruo Nakada
春男 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2001263487A priority Critical patent/JP2003074768A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒配管端部のフレア加工不良、接続状態悪
化、誤った取外し等による冷媒漏れその他、従来のフレ
ア管継手等管継手の問題点を解決する。 【解決手段】 ユニオン管継手等相手側筒状の接続口本
体31のフレア部突き合わせ端部31bに対して、接続
すべき配管2のフレア加工を施した接続端部2aを突き
合わせるとともに、同突き合わせ状態において、その外
周をフレアナット5で締付けることにより、相互に接続
固定するようにしてなる管継手において、上記接続口本
体31とフレアナット本体51に、上記接続完了状態に
おいて相互に係合して両者を結合する係合部31c,5
1cを設けることにより、接続部のシール性を向上、維
持させるとともに、容易に取り外せない構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、管継手の継手部
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内部に流体を流す流体管は、その配管状
態や配管位置に応じて、相互の接続や流体供給源側管状
の接続口部との接続が必要となる。そのために、従来か
ら用途に応じて各種の管継手が採用されてきている。
【0003】中でも、例えば図11に示すような空気調
和機1の室内ユニット1Aと室外ユニット1Bとを相互
に接続する冷媒配管(液管、ガス管)2,2と室内ユニ
ット1Aおよび室外ユニット1B側各接続口との接続に
は、一般に図12に示すようなフレア管継手構造が採用
されている(第1の従来例)。
【0004】このフレア管継手は、例えば室内ユニット
1A側に固定されているユニオン管継手3側の筒状の接
続口本体31(又は閉鎖弁4側の接続口本体41)に形
成されている所定フレア角のフレア部突き合わせ端部3
1bに対して、そのフレア角に対応したフレア形状に加
工されたフレア部2aを有する冷媒配管2の接続端部を
突き合わせるとともに、同突き合わせ状態において、そ
の外周をフレアナット5で締付けることにより、相互に
接続固定するようになっている。
【0005】フレアナット5は、図示のように、その内
周にユニオン管継手3側の接続口本体31の外周に形成
された螺条部31aに螺合される螺条部51aを備えた
筒状のフレアナット本体(螺合筒部)51と、該フレア
ナット本体51よりも後部にあって、その前端部53側
フレア角に対応したテーパ面によって上記突き合わせ状
態にあるフレア部2aを突き合わせ方向に圧着重合する
圧着部(圧着筒部)52とから構成されている。このフ
レアナット5は、上記冷媒配管2の接続端部をフレア加
工する前の段階で予じめ冷媒配管2の外周に嵌合させて
置く。
【0006】また、上記冷媒配管2のフレア部2aは、
当該現場での接続作業に際し、例えばフレアダイスを有
するフレア加工ツールを使用して、所定の拡がり角
で、かつ拡げられたフレア部の幅が全周方向に均一
で、しかもその内周面が面一状態となるように、慎重
に加工される。
【0007】しかし、この第1の従来例としてのフレア
管継手の場合、上記のように冷媒配管2の接続端部のフ
レア加工に相当の加工精度が要求され、この加工精度が
悪いと、シール性に大きな影響を与える。
【0008】そのため、少なくとも上記3つの条件〜
を確保するように、一般に慎重な加工作業がなされて
いるが、それでも据付現場での多忙な作業であること、
また作業者毎の熟練度や個人差によるバラツキがあるこ
となどにより、必ずしも常に高い加工精度を期待し得な
い問題がある。
【0009】このため、上記図12のようなフレア管継
手に変えて、さらに例えば図13に示すように、食い込
み式スリーブ(一種の圧縮リング)6を用い、その前端
6aを、フレアナット5の回転による軸方向前方への押
圧力により、上記ユニオン管継手3側の接続口本体31
と冷媒配管2の接続端部2bとの相互にストレートな嵌
合部に臨んで食い込ませ、それによって抜け止めおよび
シール機能を実現することによって、上述のようなフレ
ア加工を不要にする一方、さらに結合性およびシール性
を向上させたものがある(第2の従来例)。
【0010】なお、図中符号31eは、上記接続口本体
31の後端部(接続端部)側内周面に設けられた冷媒配
管2のストレートな接続端部2bを嵌合するストレート
な嵌合用段部(嵌合溝)、31fはその外周側にあっ
て、冷媒配管2の接続端部2bの外周側に嵌合され、フ
レアナット5の圧着部52の前端部53により前方に押
圧されてくる食い込み式スリーブ6の前端(食い込み端
部)6aを冷媒配管2の接続端部2b面に食い込ませる
ようにガイドする縮径方向へのテーパ面を有するガイド
部である。
【0011】一方、上記食い込み式スリーブ6の後端6
bは、上記フレアナット5の圧着部(圧着筒部)52の
前端部53のテーパ面形状の押圧面に対応したテーパ面
となっていて、フレアナット5の回転による軸方向前方
への適切な押圧力を効果的に受けるようになっている。
【0012】さらに、また同図13の構成において、上
記1圧縮リング方式の食い込み式スリーブ6に変えて、
前方側にフロントフェルール(第1の圧縮リング)8、
後方側にバックフェルール(第2の圧縮リング)9を設
けて、より確実に抜け止め及びシール機能を実現するよ
うにした図14のような2圧縮リング型の管継手も提供
されている(第3の従来例)。
【0013】該図14に示される2圧縮リング型の管継
手によると、フロントフェルール8の前端部8aおよび
後端部8b、バックフェルール9の前端部9aおよび後
端部9bが、各々相互協働して効果的に抜け止めを図る
一方、上記接続口本体31とフレアナット5の圧着部5
2との間を確実にシールするから、より結合性能、シー
ル性能が高くなる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第2,第
3の従来例の場合にも、少なくともフレアナット5の螺
合による締付力が作用していることが、シール性能を維
持するための要件であり、もしフレアナット5が緩んだ
り、誤って取り外されたりしたら、シール性能が害され
る問題がある。
【0015】本願発明は、以上のような問題を解決する
ためになされたもので、相手側接続口部と配管との突き
合わせ又は嵌合状態において、その外周をフレアナット
で締付けることにより、相互に接続固定するようにして
なる管継手において、上記接続口とフレアナット間に、
接続完了状態において相互に係合して両者を結合する係
合部を設けることによって、上記接続部のシール性能を
向上、維持させるとともに、容易に取り外せない構造と
した管継手を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記の目的
を達成するために、次のような課題解決手段を備えて構
成されている。
【0017】(1) 請求項1の発明 この発明の管継手の構造は、相手側筒状の接続口本体3
1の所定フレア角のフレア部突き合わせ端部31bに対
して、接続すべき配管2の接続端部に設けた上記フレア
部突き合わせ端部31bのフレア角に対応するフレア部
2aを突き合わせるとともに、該突き合わせ部の外周
を、上記接続口本体31に螺合される異径筒状のフレア
ナット5で締付けることにより、相互に接続固定するよ
うにしてなる管継手において、上記接続口本体31と上
記フレアナット本体51との間には、上記接続完了状態
において、相互に係合して両者を結合する係合手段31
c,51cが設けられている。
【0018】すなわち、該発明の構成では、先ず相手側
筒状の接続口本体31の所定フレア角のフレア部突き合
わせ端部31bに対して、接続すべき配管2の接続端部
に設けたフレア部突き合わせ端部31bのフレア角に対
応するフレア部2aを突き合わせるとともに、同突き合
わせ状態において、その外周を、上記接続口本体31と
の螺合部を有する異径筒状のフレアナット51により締
め付けることにより、上記フレア部突き合わせ端部31
bとの間で上記冷媒配管2のフレア部2aを圧着し、上
記フレア部2a部分を確実にシールした状態で相互に接
続固定される。
【0019】さらに、それに加えて上記接続口本体31
とフレアナット本体51との間には、上記接続完了時に
相互に係合して両者を確実に結合する係合手段31c,
51cが設けられており、それらが係合するので、以後
も同状態が確実に維持ロックされ、簡単には取り外せな
くなるので、誤った取外しも生じなくなる。
【0020】(2) 請求項2の発明 この発明の管継手の構造は、相手側筒状の接続口本体3
1の内周面に形成した配管嵌合用の段部31eに対し
て、接続すべき配管2のストレートな接続端部2bを挿
入嵌合するとともに、該嵌合部の外周を、上記接続端部
2bへの食い込み式スリーブ6,7を介して、上記接続
口本体31に螺合される異径筒状のフレアナット5で締
付けることにより、相互に接続固定するようにしてなる
管継手において、上記接続口本体31と上記フレアナッ
ト5との間には、上記接続完了状態において、相互に係
合して両者を結合する係合手段31c,51cが設けて
構成されている。
【0021】すなわち、該発明の構成では、先ず相手側
筒状の接続口本体31の内周面に形成した配管嵌合用の
段部31eに対して、接続すべき配管2のストレートな
接続端部2bを挿入嵌合するとともに、同嵌合状態にお
いて、その外周を、冷媒配管2の接続端部2bへの食い
込み式スリーブ6,7を介して、上記接続口本体31に
螺合されるフレアナット5で締付けることにより、上記
接続配管2の接続端部2bの接続口本体31との嵌合部
を確実にシールした状態で相互に接続固定される。
【0022】そして、その場合において、さらに上記接
続口本体31と上記フレアナット5との間には、上記接
続完了状態において、相互に係合して両者を結合する係
合手段31c,51cがが設けられている。
【0023】したがって、上記接続配管2の接続端部2
bに食い込み式スリーブ7が食い込んで抜け止めおよび
シールされた後に、係合手段31c,51cが係合し
て、同抜け止めおよびシール状態が確実にロックされ
る。
【0024】(3) 請求項3の発明 この発明の管継手の構造は、相手側筒状の接続口本体3
1の内周面に形成した配管嵌合用の段部31eに対し
て、接続すべき配管2のストレートな接続端部2bを挿
入嵌合するとともに、該嵌合部の外周を、上記接続端部
2bへの食い込み式スリーブ7を介して、上記接続口本
体31に螺合される異径筒状のフレアナット5で締付け
ることにより、相互に接続固定するようにしてなる管継
手において、上記接続口本体31と上記食い込み式スリ
ーブ7との間には、上記接続完了状態において、相互に
係合して両者を結合する係合手段が設けられている。
【0025】すなわち、該発明の構成では、先ず相手側
筒状の接続口本体31の内周面に形成した配管嵌合用の
段部31eに対して、接続すべき配管2のストレートな
接続端部2bを挿入嵌合するとともに、同嵌合状態にお
いて、その外周を、接続配管2の接続端部2bへの食い
込み式スリーブ7を介して、上記接続口本体31に螺合
される異径筒状のフレアナット5で締付けることによ
り、上記接続配管2の接続端部2bの接続口本体31と
の嵌合部を確実にシールした状態で相互に接続固定され
る。
【0026】そして、その場合において、さらに上記接
続口本体31と上記食い込み式スリーブ7との間には、
上記接続完了状態において、相互に係合して両者を結合
する係合手段が設けられている。
【0027】したがって、上記接続配管2の接続端部2
bに食い込み式スリーブ7が食い込んで抜け止めおよび
シールされた後に、それら相互の間の係合手段が係合し
て、同抜け止めおよびシール状態が確実にロックされ
る。
【0028】(4) 請求項4の発明 この発明の管継手の構造は、相手側筒状の接続口本体3
1の内周面に形成した配管嵌合用の段部31eに対し
て、接続すべき配管2のストレートな接続端部2bを挿
入嵌合するとともに、該嵌合部の外周を、上記接続端部
2bへの前後2組の食込式フェルール8,9を介して、
上記接続口本体31に螺合されるフレアナット5で締付
けることにより、相互に接続固定するようにしてなる管
継手において、上記接続口本体31とフレアナット本体
51との間には、上記接続完了状態において、相互に係
合して両者を結合する係合手段31c,51cが設けら
れている。
【0029】すなわち、該発明の構成では、先ず相手側
筒状の接続口本体31の内周面に形成した配管嵌合用の
段部31eに対して、接続すべき配管2のストレートな
接続端部2bを挿入嵌合し、同嵌合状態において、その
外周を、接続配管2の接続端部2bへの前後2組の食込
式フェルール8,9を介して、上記接続口本体31に螺
合される異径筒状のフレアナット5で締付けることによ
り、上記接続配管2の接続端部2bと接続口本体31と
の嵌合部を確実にシールした状態で相互に接続固定され
る。
【0030】そして、その場合において、さらに上記接
続口本体31と上記フレアナット5との間には、上記接
続完了状態において、相互に係合して両者を結合する係
合手段31c,51cが設けられている。
【0031】したがって、上記接続配管2の接続端部2
bに2組の食い込み式フェルール8,9の一方が食い込
んで抜け止めおよびシールされた後に、それら相互間の
係合手段31c,51cが係合して、同抜け止めおよび
シール状態が確実にロックされる。
【0032】(5) 請求項5の発明 この発明の管継手の構造は、上記請求項1,2又は4の
発明の構成において、上記係合手段は、上記接続口本体
31の螺合部基端側外周面に設けられた第1の係合リブ
31cと、上記フレアナット本体51の螺合部先端側内
周面に設けられた第2の係合リブ51cとよりなってい
る。
【0033】したがって、上記接続完了時に、該第1,
第2の係合リブ31c,51cが相互に係合して、当該
接続シール状態を確実にロックする。
【0034】(6) 請求項6の発明 この発明の管継手の構造は、上記請求項2又は3の発明
の構成において、上記係合手段は、上記接続口本体31
の先端部内周面に設けられた第1の係合リブ32と上記
食い込み式スリーブ7の後端部外周面に設けられた第2
の係合リブ74とよりなっている。
【0035】したがって、上記接続完了時に、該第1,
第2の係合リブ32,74が相互に係合して、当該接続
シール状態を確実にロックする。
【0036】(7) 請求項7の発明 この発明の管継手の構造は、上記請求項5又は6の発明
の構成において、上記第1,第2の係合リブ31c,5
1c、32,74は、各々係合方向にテーパ状の係合ガ
イド面を有する一方、離脱方向に係止面を有して構成さ
れている。
【0037】したがって、該構成では、係合操作時のス
ムーズな係合作用が可能でありながら、係合完了後は確
実なロックが可能となる。
【0038】(8) 請求項8の発明 この発明の管継手の構造は、上記請求項3の発明の構成
において、上記係合手段は、相互にヘリコイド係合す
る、上記接続口本体31の先端部側開口面に設けられた
スリット36,36を有する係止壁32Aと上記食い込
み式スリーブ7の後端部外周面に設けられた係合リブ7
1B,71Bとよりなっている。
【0039】すなわち、該構成では、上記食い込み式ス
リーブ7の後端側係合リブ71B,71Bの位置を、上
記接続口本体31側のスリット36,36の位置に合わ
せ、この状態で同食い込み式スリーブ7を冷媒配管2の
接続端部2bと共に嵌合段部31e方向に挿入し、その
後、上記接続口本体31に対して軸方向周りに所定角度
回転させる。すると、上記係合リブ71B,71Bが上
記係止壁32A部分に係合され、上記冷媒配管2の接続
端部2bの接続口本体31側嵌合段部31eへの嵌合お
よび食い込み式スリーブ7のヘリコイド係合が実現され
る。
【0040】つまり、該構成では、上記フレアナット5
の接続口本体31への螺合が行われる前の状態におい
て、食い込み式スリーブ7の接続口本体31側との確実
な係合が完了する。
【0041】(9) 請求項9の発明 この発明の管継手の構造は、相手側筒状の接続口本体3
1の内周面に形成した配管嵌合用の段部31eに対し
て、接続すべき配管2のストレートな接続端部2bを挿
入嵌合するとともに、該嵌合部の外周を、上記接続端部
2bへの食い込み式スリーブ7を介して、上記接続口本
体31に螺合される異径筒状のフレアナット5で締付け
ることにより、相互に接続固定するようにしてなる管継
手において、上記接続口本体31の先端部内周面には上
記食い込み式スリーブ7の先端71aを食い込み方向に
ガイドするテーパ面33が、また同先端部の外周壁部内
側には第1の係合リブ32が設けられている一方、上記
食い込み式スリーブ7のスリーブ本体71の後端部外周
面には上記接続完了状態において同第1の係合リブ32
と係合する第2の係合リブ74を設けて構成されてい
る。
【0042】すなわち、該発明の構成では、先ず相手側
筒状の接続口本体31の内周面に形成した配管嵌合用の
段部31eに対して、接続すべき配管2のストレートな
接続端部2bを挿入嵌合するとともに、同嵌合状態にお
いて、その外周を、抜け止め用の食い込み式スリーブ7
を介して、上記接続口本体31に螺合される異径筒状の
フレアナット5で締付けることにより、上記接続配管2
の接続端部2bの接続口本体31との嵌合部を確実にシ
ールした状態で相互に接続固定される。
【0043】そして、その場合において、さらに上記接
続口本体31の先端部内周面には上記食い込み式スリー
ブ7の先端71aを食い込み方向にガイドするテーパ面
33が設けられており、それによって上記スリーブ本体
71の先端を効果的に食い込み方向にガイドする。また
同先端部の外周壁部内側には、その内周面側に第1の係
合リブ32が設けられている一方、さらに上記食い込み
式スリーブ7のスリーブ本体71の後端部外周面には上
記接続完了状態において同第1の係合リブ32と係合す
る第2の係合リブ74が設けられている。
【0044】したがって、上記接続配管2の接続端部2
bに食い込み式スリーブ7の先端71aが食い込んで抜
け止めおよびシールされた後に、それら第1,第2の係
合リブ32,74が係合して、同抜け止めおよびシール
状態が確実にロックされる。
【0045】(10) 請求項10の発明 この発明の管継手の構造は、上記請求項9の発明の構成
において、食い込み式スリーブ7のスリーブ本体71の
後端部内周面には、テーパ面73が設けられているとと
もに、該スリーブ本体71を押圧する圧着筒部52の前
端部53には、それに対応して押圧方向に突出するテー
パ部材53aが設けられており、上記スリーブ本体71
は上記テーパ部材53aにより、配管2の接続端部2b
への食い込み時に当該食い込み方向に前傾せしめられる
とともに、該食い込み完了後に上記第2の係合リブ74
を上方に持ち上げて上記第1の係合リブ32に確実に係
合させるように構成されている。
【0046】したがって、該構成の場合には、上記圧着
筒部52の前端部53に設けられたテーパ部材53a
が、スリーブ本体71の配管接続端部2bへの食い込み
力向上作用と食い込み完了後のスリーブ本体71の確実
な係合ロック作用との2つの作用を果たし、簡単な構成
で、確実かつ安全な接続が可能になる。
【0047】(11) 請求項11の発明 この発明の管継手の構造は、上記請求項1,2,3,
4,5,6,7,8,9又は10記載の発明の構成にお
いて、上記接続すべき配管2が冷凍装置1A,1B用の
冷媒配管であり、該冷媒配管を流れる冷媒が、新冷媒R
32又は該新冷媒R32を重量比で70%以上含む混合
冷媒であることを特徴としている。
【0048】このような冷凍装置1A,1B用の冷媒
は、今後普及することが予想されるが、可燃性のもので
あるため、特に上記接続部のシール性の高さと外れにく
さが要求される。
【0049】したがって、上記請求項1,2,3,4,
5,6,7,8,9又は10の発明の構成は、当該可燃
性冷媒を使用する冷凍装置用冷媒配管の接続に特に適し
ており、その接続部のシール性能および接続状態の信頼
性を確保することができる。
【0050】(12) 請求項12の発明 この発明の管継手の構造は、上記請求項請求項1,2,
3,4,5,6,7,8,9又は10記載の発明の構成
において、上記接続すべき配管2が冷凍装置1A,1B
用の冷媒配管であり、該冷媒配管を流れる冷媒が、高圧
ガス保安法に基づき規定された冷凍保安規則第2条にお
いて定義されている可燃性ガス又は毒性ガスとなってい
る。
【0051】このような冷凍装置1A,1B用の冷媒
は、すでに使用されているが、可燃性又は毒性のもので
あるため、特に確実な上記接続部のシール性と固定性が
要求される。
【0052】したがって、上記請求項1,2,3,4,
5,6,7,8,9又は10の発明の構成は、当該可燃
性又は毒性のガス冷媒を使用する冷凍装置用冷媒配管の
接続に特に適しており、その接続部のシール性能および
接続状態の信頼性を確保することができる。
【0053】(13) 請求項13の発明 この発明の管継手の構造は、上記請求項1,2,3,
4,5,6,7,8,9又は10記載の発明の構成にお
いて、上記接続すべき配管2が冷凍装置1A,1B用の
冷媒配管であり、該冷媒配管を流れる冷媒が、二酸化炭
素冷媒となっている。
【0054】このような冷凍装置1A,1B用の冷媒
は、代替冷媒として今後さらに普及することが予想され
るが、地球温暖化の問題もあり、その排出が規制される
ので、特に上記接続部のシール性の高さと外れにくさが
要求される。
【0055】したがって、上記請求項1,2,3,4,
5,6,7,8,9又は10の発明の構成は、当該二酸
化炭素冷媒を使用する冷凍装置用冷媒配管の接続に特に
適しており、その接続部のシール性能および接続状態の
信頼性を確保することができる。
【0056】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の構造の管継手に
よると、次のような効果を得ることができる。
【0057】 フレア管の場合において、フレア加工
の良否に拘わらずシール性能が向上する。したがって、
フレア管継手の信頼性が向上する。
【0058】 フレアナットの緩み等継時的要素によ
るシール性の悪化が生じにくくなる。
【0059】 一旦接続すると、簡単には取り外せな
くなるので、誤って冷媒漏れを生じさせるようなことが
解消される。
【0060】 接続部の高シール性能、同高シール性
能の維持・確保を確実に実現することができるので、環
境規制要求の高い冷媒や可燃性冷媒等を使用する時に特
に有利となる。
【0061】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、冷凍装
置の一例として、例えば空気調和機の冷媒配管の接続に
適用した本願発明の実施の形態1に係る管継手の構造を
示している。
【0062】本実施の形態の管継手は、上述した図12
のフレア管継手の構成を基本としているが、接続時のシ
ール性を確保しやすくするとともに、また接続後、その
シール性のある接続状態を確実に維持することができる
ように、一寸とした操作では簡単には取り外せない係合
構造(ロック構造)を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0063】すなわち、この実施の形態のフレア管継手
は、例えば図11の室内ユニット1A側に固定されてい
るユニオン管継手3の筒状の接続口本体(ユニオンつ
ば)31のテーパ面状(所定フレア角)のフレア部突き
合わせ端部31bに対して、前述のようにして現場で加
工されたフレア部2aを有する冷媒配管2の接続端部を
突き合わせるとともに、同突き合わせ状態において、そ
の外周にフレアナット5を螺合して締付けることによ
り、両者を接続固定するようになっている。
【0064】フレアナット5は、図示のように同心一体
型の径違いソケット(異径筒状体)よりなっており、図
示のように、その内側に螺条部51aを備え、上記ユニ
オン管継手3側の接続口本体(ユニオンつば)31の外
周に形成された螺条部(ユニオンねじ部)31aに螺合
される筒状の螺合筒部(大径部)51と、該螺合筒部5
1よりも後部にあって、その内周面側前端部53を上記
突き合わせ状態にあるフレア部2aの背面を後方側から
前方側突き合わせ方向に螺合力により圧着して重合する
小径の圧着筒部(フレア圧着部)52とから構成されて
いる。なお、このフレアナット5は、あらかじめ上記冷
媒配管2の接続端部をフレア加工する前の段階で上記冷
媒配管2に嵌合させて置く。
【0065】一方、符号31cは、上記ユニオン管継手
3の接続口本体31の基端側外周に突設された第1の係
合リブ、また51cは、上記フレアナット本体51の前
端側内周面に突設され、上記接続口本体31への螺合完
了状態において上記第1の係合リブ31cに係合する第
2の係合リブであり、それぞれ図示のように相互に係合
することによって、上記冷媒配管2のフレア部2aの内
周面と上記接続口本体31のフレア部突き合わせ端部3
1bの突き合わせ面との面一でシール性の高い圧接接続
状態を確保するとともに、同圧接接続状態を簡単には取
外せないようにロックして、誤って簡単に外されること
を可及的に阻止する。
【0066】なお、上記第1,第2の係合リブ31c,
51c(係合手段)は、各々その係合面側が軸方向と直
交する半径方向の垂直面に、その反対面が最終的に係合
するまで、相互の突部頂縁同士をスライドさせながらス
ムーズにガイドするテーパ面に形成されている。
【0067】したがって、係合作用そのものは、比較的
スムーズになされる。
【0068】(実施の形態2)次に図2〜図4は、同じ
く空気調和機の冷媒配管の接続に適用した本願発明の実
施の形態2に係る管継手の構造を示している。
【0069】本実施の形態の管継手は、例えば図13に
示した従来の食い込み式スリーブの構造を、例えば図4
のような構造のものに変更するとともに、接続口本体3
1側後端部およびフレアナット5の圧着筒部52の前端
部の構造を図2、図3のように変更して、フレアナット
螺合時における食い込み式スリーブの食い込み力を向上
させて、仮にフレアナット5が取り外されたとしても、
冷媒配管2の接続口本体31に対する接続が外れないよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0070】すなわち、この実施の形態の管継手は、例
えば図11の室内ユニット1A側に固定されているユニ
オン管継手3の筒状の接続口本体(ユニオンつば)31
の内周側冷媒配管の嵌合段部31eに対して、フレア部
を有しない冷媒配管2のストレートな接続端部2bを嵌
合するとともに、後述する食い込み式スリーブ7を介し
て、その外周にフレアナット5を螺合して締付けること
により、確実に接続固定するようになっている。
【0071】フレアナット5は、前述の場合と同様に同
心一体型の径違いソケット(異径筒状体)よりなってお
り、図示のように、その内側に螺条部51aを備え、上
記ユニオン管継手3側の接続口本体(ユニオンつば)3
1の外周に形成された螺条部(ユニオンねじ)31aに
螺合する筒状の螺合筒部51と、該螺合筒部51よりも
後部にあって、その内側前端部53から前方に延ばして
設けた前方から後方に昇り傾斜したテーパ面を有するテ
ーパ部材53aを有する圧着筒部52とから構成されて
いる。なお、このフレアナット5および後述する食い込
み式スリーブ7は、上記冷媒配管2の接続端部2bを上
記接続口本体31に嵌合する前の段階で予じめ冷媒配管
2に嵌合させて置く。
【0072】一方、符号31dは、上記接続口本体31
の後端部側外周に後方に延びて設けられた筒状の係合部
材であり、上記螺合完了状態において、以下に述べる食
い込み式スリーブ7の後端部側外周面に設けられた第2
の係合リブ74に係合する第1の係合リブ32を備えて
いる。そして、それぞれ図示のように、それら第1,第
2のリブ32,74を相互に係合することによって、上
記冷媒配管2の接続端部2bと接続口本体31の嵌合段
部31eの嵌合面との面一でシール性の高い圧接状態を
確保するとともに、同接続状態を簡単には取外せないよ
うにして、誤って外されることを可及的に阻止する。
【0073】なお、上記第1,第2の係合リブ32,7
4は、各々係合面側が軸方向と直交する半径方向の垂直
面に、その反対対面が最終的に係合するまで、相互の突
部頂縁同士をスライドさせながらガイドするテーパ面に
形成されている。
【0074】したがって、係合そのものは、比較的スム
ーズになされる。
【0075】一方、上記食い込み式スリーブ7は、例え
ば図4に示すように、上記冷媒配管2のストレートな接
続端部2bにスライド可能な状態で嵌合される等径の内
周面を有した全体として筒状の真ちゅう製のスリーブ本
体71を中心とし、該スリーブ本体71の前端部71a
の端面を前方から後方に昇り傾斜した第1のテーパ面7
2に形成する一方、後端部71b側の内外周面をも同じ
く前方から後方に若干昇り方向に傾斜した第2のテーパ
面73としている。
【0076】したがって、該構成では上記フレアナット
5、食い込み式スリーブ7を嵌合した冷媒配管2の接続
端部2bを、上記接続口本体31の後端部側内周面の嵌
合段部31e内に挿入して嵌合した後、上記フレアナッ
ト5を回動操作して上記接続口本体31に螺合して行く
と、例えば図2の状態まで来た時に、上記フレアナット
5の圧着筒部52前端部53側のテーパ部材53aが上
記食い込み式スリーブ7の後端部71b側内周の第2の
テーパ面73下方に侵入し、同食い込み式スリーブ7の
スリーブ本体71を次第に前方に寄せて行く。
【0077】そして、さらに同フレアナット5の接続口
本体31に対する螺合が進行し、例えば図3に示すよう
な螺合完了直前の状態になると、上記食い込み式スリー
ブ7の後端部71b側外周の第2の係合リブ74が、上
記接続口本体31側後端部外周の係合部材31d後端の
第1の係合リブ32を越えて前進し、同前進位置におい
て、その前端部71a側第1のテーパ面72が上記接続
口本体31の後端部中間の食い込み方向へのガイド作用
を果たすテーパ面33に衝突すると、停止する。
【0078】しかし、その後も、上記フレアナット5は
所定量の回動操作が可能となっており、その回動トルク
により、さらにフレアナット5が前進すると、今度は上
記前進が阻止されている食い込み式スリーブ7は、上記
テーパ部材53aによって上記後端部71b側内周の第
2のテーパ面73部分が前進方向の押圧力を受けながら
上方に掬い上げられて上昇するようになる一方、他方、
前端部71a側は、前進方向の押圧力を受けながら、て
この原理で下方に押し下げられて、上記すでに嵌合状態
にある冷媒配管2の接続端部2bに外周面側から確実に
食い込む一方、該テールアップ状態において上記第1の
係合リブ32と第2の係合リブ74が図3のごとく、よ
り確実に係合して、同接続状態を簡単に取り外せないよ
うにロックする。
【0079】なお、図3中において、符号21aは上記
冷媒配管2の接続端部2b外周面への上記食い込み式ス
リーブ7の前端部71aの食い込み部、21bは同食い
込みによる上記接続端部2b内周面への若干の突出部
(変形部)を示している。
【0080】(実施の形態3)また図5は、同じく空気
調和機の冷媒配管の接続に適用した本願発明の実施の形
態3に係る管継手の構造を示している。
【0081】本実施の形態の管継手は、例えば前述の図
13に示した1圧縮リング型管継手の構造に対して、例
えば図5に示すように、上記実施の形態1のものと同様
の第1,第2の係合リブ31c,51cを設けて、フレ
アナット5の確実な螺合状態を維持するようにすること
によって、容易にフレアナット5が取り外されることを
防止し、冷媒配管2の接続口本体31に対する確実な接
続状態を確保するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0082】すなわち、この実施の形態の管継手は、例
えば図7の室内ユニット1A側に固定されているユニオ
ン管継手3の筒状の接続口本体(ユニオンつば)31の
内周側冷媒配管嵌合用の嵌合段部(嵌合溝)31eに対
して、フレア部を有しない冷媒配管2のストレートな接
続端部2bを密に嵌合するとともに、次のような食い込
み式スリーブ6を介して、その外周にフレアナット5を
螺合して締付けることにより、確実に接続固定するよう
になっている。
【0083】上記食い込み式スリーブ6は、一種の圧縮
リングとなっており、その前端6aを、上記フレアナッ
ト5の回転による軸方向前方への押圧力により、上記ユ
ニオン管継手3側の接続口本体31と冷媒配管2の接続
端部2bとの相互にストレートな嵌合部間に臨んで食い
込ませ、それによって確実な抜け止めおよびシール機能
を実現することによって、フレア加工を不要にしている
一方、さらに結合性およびシール性を向上させるように
している。
【0084】なお、図中符号31fは、上記接続口本体
31の後端部(接続端部)側内周面に設けられた冷媒配
管2のストレートな接続端部2bを嵌合する嵌合用段部
(嵌合溝)31eの外周側にあって、上記冷媒配管2の
接続端部2bの外周側に嵌合され、上記フレアナット5
の圧着筒部52の前端部53により前方に押圧されてく
る上記食い込み式スリーブ6の前端(食い込み端部)6
aを上記冷媒配管2の接続端部2bの外周面に食い込ま
せるようにガイドする縮径方向へのテーパ面を有するガ
イド部である。
【0085】一方、上記食い込み式スリーブ6の後端6
bは、上記フレアナット5の圧着筒部52の前端部53
のテーパ面形状の押圧面に対応したテーパ面となってい
て、フレアナット5の回転による軸方向前方への適切な
押圧力を効果的に受けるようになっている。
【0086】(実施の形態4)さらに図6は、同じく空
気調和機の冷媒配管の接続に適用した本願発明の実施の
形態4に係る管継手の構造を示している。
【0087】本実施の形態の管継手は、例えば前述の図
14に示した2圧縮リング型管継手の構造において、例
えば図6に示すように、上記実施の形態1のものと同様
の第1,第2の係合リブ31c,51cを設けて、フレ
アナット螺合時におけるフロントフェルール8、バック
フェルール9相互の食い込み力を確実に維持するように
して、フレアナット5が簡単に取り外されることを防止
し、冷媒配管2の接続口本体31に対する確実な接続状
態を確保するようにしたことを特徴とするものである。
【0088】すなわち、この実施の形態のものでは、図
6に示すように、上記図5の実施の形態3の管継手の構
造において、上記1圧縮リング方式の食い込み式スリー
ブ6に変えて、前方側にフロントフェルール(第1の圧
縮リング)8、後方側にバックフェルール(第2の圧縮
リング)9の2つのフェルール(圧縮リング)を設け
て、より確実に抜け止め及びシール機能を実現するよう
にしている。
【0089】該2圧縮リング型の管継手によると、上記
フロントフェルール8の前端部8aおよび後端部8b、
上記バックフェルール9の前端部9aおよび後端部9b
が、各々相互に協働して効果的に抜け止めを図る一方、
上記接続口本体31とフレアナット5の圧着部52との
間を確実にシールするから、1圧縮リング方式の場合に
比べて、より結合性能、シール性能が高くなるメリット
がある。
【0090】(実施の形態5)図7〜図10は、同じく
空気調和機の冷媒配管の接続に適用した本願発明の実施
の形態5に係る管継手の構造を示している。
【0091】本実施の形態の管継手は、例えば図2〜図
4に示した上記実施の形態2における筒状の係合部材3
1dおよび食い込み式スリーブ7相互の係合構造を、例
えば図8〜図9のようなヘリコイド係合構造のものに変
更するとともに、圧着筒部52側前端部53のテーパ部
材53a部分の構造を図7に示すようにストレートな押
圧部材53Aに変更して、フレアナット螺合時における
食い込み式スリーブ7の食い込み力による係合力ととも
に、ヘリコイド係合による係合力をも実現して、仮にフ
レアナット5が取り外されたとしても、より確実に冷媒
配管2の接続口本体31に対する接続が外れないように
したことを特徴とするものである。
【0092】すなわち、この実施の形態の管継手は、例
えば図11の室内ユニット1A側に固定されているユニ
オン管継手3の筒状の接続口本体(ユニオンつば)31
の内周側冷媒配管の嵌合段部31eに対して、フレア部
を有しない冷媒配管2のストレートな接続端部2bを嵌
合するとともに、後述するヘリコイド係合構造の食い込
み式スリーブ7を介して、その外周にフレアナット5を
螺合して締付ける(カシメ込む)ことにより、より確実
に接続固定するようになっている。
【0093】上記食い込み式スリーブ7は、例えば上記
冷媒配管2のストレートな接続端部2bにスライド可能
な状態で嵌合される等径の内周面を有した全体として筒
状の真ちゅう製のスリーブ本体71を中心とし、該スリ
ーブ本体71の前端部71aの端面を前方から後方に昇
り傾斜したテーパ面に形成する一方、後端部側の外周面
直径方向には、所定幅、所定高さの係合リブ71B,7
1Bが設けられている。
【0094】フレアナット5は、基本的には前述の実施
の形態2のものと同様に同心一体型の径違いソケット
(異径筒状体)よりなっており、図示のように、その内
側に螺条部51aを備え、上記ユニオン管継手3側の接
続口本体(ユニオンつば)31の外周に形成された螺条
部(ユニオンねじ)31aに螺合する大径の螺合筒部5
1と、該螺合筒部51よりも後部にあって、その内周面
側前端部53から所定長さ前方にストレートに延ばして
設けられた押圧部材53Aを有する小径の圧着筒部52
とから構成されている。なお、このフレアナット5およ
び上記食い込み式スリーブ7は、上記冷媒配管2の接続
端部2bを上記接続口本体31に嵌合する前の段階で予
じめ冷媒配管2に嵌合させて置く。
【0095】一方、符号31dは、上記接続口本体31
の嵌合段部31eの後端部側外周に後方に延びて設けら
れた筒状の係合部材であるが、この実施の形態の場合の
同係合部材31dは、その端面側配管挿入用開口部35
の外周の全周方向に所定の幅を有する係止壁32Aが設
けられており、同全周方向の係止壁32Aが、上述した
実施の形態2の第1の係合リブ32の役目を果たすよう
になっている。
【0096】そして、該係止壁32Aの開口部35周縁
には、その直径方向同軸線上に対向して、所定幅、所定
長さの2組のスリット36,36が設けられており、上
記配管挿入用開口部35およびスリット36,36を介
して、上記冷媒配管2の接続端部2bおよび係合リブ7
1B,71Bを有する食い込み式スリーブ7が図8の状
態から図9の状態に挿入係合されるようになっている。
【0097】すなわち、該構成では、図8のように、食
い込み式スリーブ7の係合リブ71B,71Bの位置を
筒状の係合部材31d側のスリット36,36の位置に
合わせ、この状態で図示しない冷媒配管2の接続端部2
bと共に仮想線方向に挿入し、その後、接続口本体31
に対して軸方向周りに所定角度(例えば90度)回転さ
せる。すると、上記係合リブ71B,71Bが上記係合
リブ71B,71Bの中間の係止壁32A部分に係合さ
れた図9、図10のような状態となり、冷媒配管2の接
続端部2bの接続口本体31側嵌合段部31eへの嵌合
および食い込み式スリーブ7の係合部材31dへのヘリ
コイド係合が実現される。
【0098】つまり、該構成では、上記フレアナット5
の接続口本体31への螺合が行われる前の状態におい
て、食い込み式スリーブ7の接続口本体31側筒状の係
合部材31dとの係合が完了する。
【0099】したがって、該構成では、上記のようにフ
レアナット5、食い込み式スリーブ7を嵌合した冷媒配
管2の接続端部2bを、接続口本体31の先端部側内周
面の嵌合段部31e内に挿入して嵌合した後、フレアナ
ット5を回動操作して上記接続口本体31側に螺合して
行くと、図7に示すように、上記フレアナット5の圧着
筒部52前端部53側の押圧部材53Aが上記配管挿通
用開口部35の隙間を介して、上記食い込み式スリーブ
7の後端部を次第に前方側筒状の係合部材31d内周の
テーパ面33方向に押し寄せて行く。
【0100】そして、さらに同フレアナット5の接続口
本体31に対する螺合が進行し、例えば図7に示すよう
な螺合完了直前の状態になると、同食い込み式スリーブ
7の前端部71a側が食い込み方向へのガイド作用を果
たす上記テーパ面33に衝突すると、前進は停止する。
【0101】しかし、その後も、フレアナット5は所定
量の回動操作が可能となっており、その回動トルクによ
り、さらにフレアナット5が前進すると、今度は上記の
ようにテーパ面33によって前進が阻止されている食い
込み式スリーブ7は、当該テーパ面33によって前端部
71a側が、さらに前進方向の押圧力を受けながら、て
この原理で下方に押し下げられて、上記すでに嵌合状態
にある冷媒配管2の接続端部2bの外周面に確実に食い
込む一方、他方後端部側では上記のようにヘリコイド係
合によって係合されて、各々より確実に係合して、当該
接続状態を簡単に取り外せないようにロックする。
【0102】なお、図7中において、符号21aは上記
冷媒配管2の接続端部2b外周面への上記食い込み式ス
リーブ7の前端部71aの食い込み部、21bは同食い
込みによる上記接続端部2b内周面への若干の突出変形
部を示している。
【0103】これらの結果、上記冷媒配管2の接続端部
2bと接続口本体31の嵌合段部31eの嵌合面との面
一でシール性の高い圧接状態が確保されるとともに、同
接続状態が簡単には取外されないようにして、誤って外
されることを可及的に阻止する。
【0104】なお、以上のように構成した場合、上記係
止壁32A部分のスリット36,36は一種の挿入方向
へのガイド溝となるが、これは上述のような中心軸と平
行なストレートタイプの場合のスリットの他に、例えば
ラジアル方向に傾斜したものでもよい。その方が、係合
が外れにくくなる。
【0105】(その他の実施の形態) (1) なお、以上の説明では、その何れにあっても冷
媒配管2を、図11の室内ユニット1A側ユニオン管継
手3の接続口本体31と接続する場合について説明した
が、以上の各構成は、例えば冷媒配管2を、図11の室
外ユニット1B側閉鎖弁(三方弁)4の接続口本体41
と接続する場合についても、全く同様に適用できるもの
であることは言うまでもない。
【0106】(2) また、上記実施の形態4のよう
に、前後2組のフェルール8,9を使用する場合におい
て、例えばフロント側フェルール8およびガイド部31
fに前述の実施の形態2の食い込み式スリーブ7および
係合部材31dのような構造を採用することも可能であ
り、そのようにすれば、同実施の形態4における第1,
第2の係合リブ31c,51cは不要となる。
【0107】(3) 本願発明の管継手の構造は、もち
ろん上述のような冷凍装置用の冷媒配管に限らず種々の
用途に適用することができるものではあるが、特に上述
の各実施の形態の冷凍装置用のもののように、接続すべ
き配管2が冷媒配管であり、しかも該冷媒配管を流れる
冷媒が、例えば新冷媒R32又は同新冷媒R32を重量
比で70%以上含む混合冷媒のような可燃性の冷媒であ
る場合に有効である。
【0108】混合されるR32以外の冷媒としては、例
えばフッ素系冷媒でもよいし、自然冷媒であってもよ
い。自然冷媒には、プロパン、ブタン、CO2、アンモ
ニア等が含まれる。このような混合冷媒としては、例え
ばR32を70〜90wt.%含み、残りの成分がCO
2であるようなものが挙げられる。また、古いタイプの
冷凍装置に代替冷媒としてR32を充填する、いわゆる
レトロフィットやR22機のサービス時などには、混合
冷媒として、R32を70〜90wt.%含み、残りの
成分がR22であるようなものも用いることができる。
【0109】このような冷凍装置用の冷媒は、今後一般
に普及することが予想されるが、可燃性のものであるた
め、特に上記接続部のシール性の高さと外れにくさが要
求される。
【0110】したがって、上記本願発明の管継手の構造
は、特に当該冷媒を使用する冷凍装置用冷媒配管の接続
に特に適しており、その接続部のシール性能および接続
状態の信頼性を確保することができる。
【0111】(4) 本願発明の管継手の構造は、もち
ろん上述のような冷凍装置用の冷媒配管に限らず種々の
用途に適用することができるものではあるが、特に上述
の各実施の形態の冷凍装置用のもののように、接続すべ
き配管2が冷媒配管であり、しかも該冷媒配管を流れる
冷媒が、例えば高圧ガス保安法に基づき規定された冷凍
保安規則第2条において定義されている可燃性ガス(例
えばアンモニア、イソブタン、エタン、エチレン、クロ
ルメチル、ノルマルブタン及びプロパン)又は毒性のガ
ス(例えばアンモニア及びクロルメチル)の冷媒である
場合に有効である。
【0112】このような冷凍装置用の冷媒は、すでに使
用されているが、可燃性又は毒性のものであるため、特
に確実な上記接続部のシール性と固定性が要求される。
【0113】したがって、上記本願発明の管継手の構造
は、特に当該冷媒を使用する冷凍装置用冷媒配管の接続
に特に適しており、その接続部のシール性能および接続
状態の信頼性を確保することができる。
【0114】(5) 本願発明の管継手の構造は、もち
ろん上述のような冷凍装置用の冷媒配管に限らず種々の
用途に適用することができるものではあるが、特に上述
の各実施の形態の冷凍装置用のもののように、接続すべ
き配管2が冷媒配管であり、しかも該冷媒配管を流れる
冷媒が、例えば二酸化炭素冷媒(CO2冷媒)である場
合に有効である。
【0115】このような冷凍装置用の冷媒は、今後さら
に普及することが予想されるが、地球温暖化の問題もあ
り、その排出が規制されるので、特に上記接続部の確実
なシール性と固定性が要求される。
【0116】したがって、上記本願発明の管継手の構造
は、特に当該二酸化炭素冷媒を使用する冷凍装置用冷媒
配管の接続に特に適しており、その接続部のシール性能
および接続状態の信頼性を確保することができる。
【0117】(6) 本願発明が適用される冷凍装置
は、上述したような空気調和機等の冷凍装置の場合に限
らず、冷蔵装置その他の各種冷凍装置の場合にも全く同
様に適用できるものであることは言うまでもない。
【0118】(7) さらに、以上の各構成における接
続口本体31と配管2、食い込み式スリーブ7又はフレ
アナット5等との係合手段、係合構造は、その目的を阻
害しない限り、これまで周知のあらゆる構成、構造のも
のの採用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態1に係る管継手の構造を
示す断面図である。
【図2】本願発明の実施の形態2に係る管継手の構造を
示す接続初期の断面図である。
【図3】同管継手の構造を示す接続後期の断面図であ
る。
【図4】同管継手の構造における主要構成部材の構造を
示す拡大断面図である。
【図5】本願発明の実施の形態3に係る管継手の構造を
示す断面図である。
【図6】本願発明の実施の形態4に係る管継手の構造を
示す断面図である。
【図7】本願発明の実施の形態5に係る管継手の構造を
示す断面図である。
【図8】同管継手の構造を示す斜視図である。
【図9】同管継手の構造を示す図8のA−A線切断部の
断面図である。
【図10】同管継手の構造を示す要部の拡大断面図であ
る。
【図11】従来一般の空気調和機の室内ユニットと室外
ユニットとの間の冷媒配管の接続状態を示す概略図であ
る。
【図12】第1の従来例に係る管継手の構造を示す断面
図である。
【図13】第2の従来例に係る管継手の構造を示す断面
図である。
【図14】第3の従来例に係る管継手の構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
1は空気調和機、1Aは室内ユニット、1Bは室外ユニ
ット、2は冷媒配管、2aはフレア部、2bは接続端
部、3はユニオン管継手、4は閉鎖弁、5はフレアナッ
ト、6,7は食い込み式スリーブ、8はフロントフェル
ール、9はバックフェルール、31,41は接続口本
体、31aは螺条部、32は第1の係合リブ、32Aは
係止壁、33はテーパ面、35は配管挿通用開口部、3
6はスリット、51は螺合筒部、51aは螺条部、52
は圧着筒部、53は前端部、53aはテーパ部材、53
Aは押圧部材、71はスリーブ本体、71Bは係合リ
ブ、72は第1のテーパ面、73は第2のテーパ面、7
4は第2の係合リブである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 春男 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 Fターム(参考) 3H014 EA07 GA16 GA17

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側筒状の接続口本体(31)の所定
    フレア角のフレア部突き合わせ端部(31b)に対し
    て、接続すべき配管(2)の接続端部に設けた上記フレ
    ア部突き合わせ端部(31b)のフレア角に対応するフ
    レア部(2a)を突き合わせるとともに、該突き合わせ
    部の外周を、上記接続口本体(31)に螺合される異径
    筒状のフレアナット(5)で締付けることにより、相互
    に接続固定するようにしてなる管継手において、上記接
    続口本体(31)と上記フレアナット本体(51)との
    間には、上記接続完了状態において、相互に係合して両
    者を結合する係合手段(31c),(51c)が設けら
    れていることを特徴とする管継手の構造。
  2. 【請求項2】 相手側筒状の接続口本体(31)の内周
    面に形成した配管嵌合用の段部(31e)に対して、接
    続すべき配管(2)のストレートな接続端部(2b)を
    挿入嵌合するとともに、該嵌合部の外周を、上記接続端
    部(2b)への食い込み式スリーブ(6),(7)を介
    して、上記接続口本体(31)に螺合される異径筒状の
    フレアナット(5)で締付けることにより、相互に接続
    固定するようにしてなる管継手において、上記接続口本
    体(31)と上記フレアナット(5)との間には、上記
    接続完了状態において、相互に係合して両者を結合する
    係合手段(31c),(51c)が設けられていること
    を特徴とする管継手の構造。
  3. 【請求項3】 相手側筒状の接続口本体(31)の内周
    面に形成した配管嵌合用の段部(31e)に対して、接
    続すべき配管(2)のストレートな接続端部(2b)を
    挿入嵌合するとともに、該嵌合部の外周を、上記接続端
    部(2b)への食い込み式スリーブ(7)を介して、上
    記接続口本体(31)に螺合される異径筒状のフレアナ
    ット(5)で締付けることにより、相互に接続固定する
    ようにしてなる管継手において、上記接続口本体(3
    1)と上記食い込み式スリーブ(7)との間には、上記
    接続完了状態において、相互に係合して両者を結合する
    係合手段が設けられていることを特徴とする管継手の構
    造。
  4. 【請求項4】 相手側筒状の接続口本体(31)の内周
    面に形成した配管嵌合用の段部(31e)に対して、接
    続すべき配管(2)のストレートな接続端部(2b)を
    挿入嵌合するとともに、該嵌合部の外周を、上記接続端
    部(2b)への前後2組の食込式フェルール(8),
    (9)を介して、上記接続口本体(31)に螺合される
    フレアナット(5)で締付けることにより、相互に接続
    固定するようにしてなる管継手において、上記接続口本
    体(31)とフレアナット本体(51)との間には、上
    記接続完了状態において、相互に係合して両者を結合す
    る係合手段(31c),(51c)が設けられているこ
    とを特徴とする管継手の構造。
  5. 【請求項5】 係合手段は、接続口本体(31)の螺合
    部基端側外周面に設けられた第1の係合リブ(31c)
    と、フレアナット本体(51)の螺合部先端側内周面に
    設けられた第2の係合リブ(51c)とよりなることを
    特徴とする請求項1,2又は4記載の管継手の構造。
  6. 【請求項6】 係合手段は、接続口本体(31)の先端
    部内周面に設けられた第1の係合リブ(32)と食い込
    み式スリーブ(7)の後端部外周面に設けられた第2の
    係合リブ(74)とよりなることを特徴とする請求項2
    又は3記載の管継手の構造。
  7. 【請求項7】 第1,第2の係合リブ(31c),(5
    1c)、(32),(74)は、各々係合方向にテーパ
    状の係合ガイド面を有する一方、離脱方向に係止面を有
    して構成されていることを特徴とする請求項5又は6記
    載の管継手の構造。
  8. 【請求項8】 係合手段は、相互にヘリコイド係合す
    る、接続口本体(31)の先端部側開口面に設けられた
    スリット(36),(36)を有する係止壁(32A)
    と、食い込み式スリーブ(7)の後端部外周面に設けら
    れた係合リブ(71B),(71B)とよりなることを
    特徴とする請求項3記載の管継手の構造。
  9. 【請求項9】 相手側筒状の接続口本体(31)の内周
    面に形成した配管嵌合用の段部(31e)に対して、接
    続すべき配管(2)のストレートな接続端部(2b)を
    挿入嵌合するとともに、該嵌合部の外周を、上記接続端
    部(2b)への食い込み式スリーブ(7)を介して、上
    記接続口本体(31)に螺合される異径筒状のフレアナ
    ット(5)で締付けることにより、相互に接続固定する
    ようにしてなる管継手において、上記接続口本体(3
    1)の先端部内周面には上記食い込み式スリーブ(7)
    の先端(71a)を食い込み方向にガイドするテーパ面
    (33)が、また同先端部の外周壁部内側には第1の係
    合リブ(32)が設けられている一方、上記食い込み式
    スリーブ(7)のスリーブ本体(71)の後端部外周面
    には上記接続完了状態において同第1の係合リブ(3
    2)と係合する第2の係合リブ(74)が設けられてい
    ることを特徴とする管継手の構造。
  10. 【請求項10】 食い込み式スリーブ(7)のスリーブ
    本体(71)の後端部内周面には、テーパ面(73)が
    設けられているとともに、該スリーブ本体(71)を押
    圧する圧着筒部(52)の前端部(53)には、それに
    対応して押圧方向に突出するテーパ部材(53a)が設
    けられており、上記スリーブ本体(71)は上記テーパ
    部材(53a)により、配管(2)の接続端部(2b)
    への食い込み時に当該食い込み方向に前傾せしめられる
    とともに、該食い込み完了後に上記第2の係合リブ(7
    4)を上方に持ち上げて上記第1の係合リブ(32)に
    確実に係合させるように構成されていることを特徴とす
    る請求項9記載の管継手の構造。
  11. 【請求項11】 接続すべき配管(2)が冷凍装置(1
    A),(1B)用の冷媒配管であり、該冷媒配管を流れ
    る冷媒が、新冷媒R32又は該新冷媒R32を重量比で
    70%以上含む混合冷媒であることを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5,6,7,8,9又は10記載の管
    継手の構造。
  12. 【請求項12】 接続すべき配管(2)が冷凍装置(1
    A),(1B)用の冷媒配管であり、該冷媒配管を流れ
    る冷媒が、高圧ガス保安法に基づき規定された冷凍保安
    規則第2条において定義されている可燃性ガス又は毒性
    ガスであることを特徴とする請求項1,2,3,4,
    5,6,7,8,9又は10記載の管継手の構造。
  13. 【請求項13】 接続すべき配管(2)が冷凍装置(1
    A),(1B)用の冷媒配管であり、該冷媒配管を流れ
    る冷媒が、二酸化炭素冷媒であることを特徴とする請求
    項1,2,3,4,5,6,7,8,9又は10記載の
    管継手の構造。
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