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JP2003068301A - 非水二次電池 - Google Patents

非水二次電池

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Publication number
JP2003068301A
JP2003068301A JP2001255463A JP2001255463A JP2003068301A JP 2003068301 A JP2003068301 A JP 2003068301A JP 2001255463 A JP2001255463 A JP 2001255463A JP 2001255463 A JP2001255463 A JP 2001255463A JP 2003068301 A JP2003068301 A JP 2003068301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
graphite particles
negative electrode
secondary battery
graphite
aqueous secondary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001255463A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Koyama
俊洋 小山
Tohyo Kyo
東彪 姜
Shuichi Wada
秀一 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP2001255463A priority Critical patent/JP2003068301A/ja
Publication of JP2003068301A publication Critical patent/JP2003068301A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 負極活物質である黒鉛粒子として従来のもの
とは異なるものを使用して、負荷特性にすぐれる非水二
次電池を提供する。 【解決手段】 リチウムイオンを吸蔵・放出可能な正極
活物質を用いた正極と負極と非水系の電解質を有する非
水二次電池において、負極は、集電体とこの上に形成さ
れた負極活物質として平均円形度が0.93以上の黒鉛
粒子とそれ以外の黒鉛粒子とを含む負極合剤層とからな
り、この負極合剤層のX繰回折による黒鉛粒子の配向度
が0.001以上であることを特徴とする非水二次電
池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水二次電池に関
し、さらに詳しくは、負荷特性にすぐれた非水二次電池
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リチウムイオン二次電池に代表される非
水二次電池では、負極活物質として、黒鉛材料を使用し
ている。とくに最近では、高容量化の要請から、黒鉛材
料の中でも、リチウムイオンを吸蔵・放出できる容量が
大きな天然黒鉛や、これと同じような形態を持たせた人
造黒鉛が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の黒鉛粒子は、一般に、粒子形状が鱗片状と
なるものであり、このような黒鉛粒子を使用すると、電
池の負荷特性が悪くなることが知られており、使用上の
問題となっていた。
【0004】本発明は、このような事情に照らして、負
極活物質である黒鉛粒子として上記従来のものとは異な
る特定のものを使用することにより、負荷特性にすぐれ
た非水二次電池を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するため、鋭意検討した結果、負極活物質とし
て、円形度の高い黒鉛粒子を主体とし、これに上記以外
の黒鉛粒子、たとえばメソフェーズカーボン黒鉛化品や
繊維状黒鉛などを混合使用して、集電体上に形成される
負極合剤層における黒鉛粒子のX線回折による配向度が
一定値以上となるように構成したときには、非水二次電
池の負荷特性が顕著に改善されたものとなることを知
り、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、リチウムイオンを吸
蔵・放出可能な正極活物質を用いた正極と負極と非水系
の電解質を有する非水二次電池において、負極は、集電
体とこの上に形成された負極活物質として平均円形度が
0.93以上の黒鉛粒子とそれ以外の黒鉛粒子とを含む
負極合剤層とからなり、この負極合剤層のX繰回折によ
る黒鉛粒子の配向度が0.001以上であることを特徴
とする非水二次電池に係るものであり、とくに上記の平
均円形度が0.93以上の黒鉛粒子が天然黒鉛からなる
上記構成の非水二次電池に係るものである。また、本発
明は、上記の平均円形度が0.93以上の黒鉛粒子以外
の黒鉛粒子がメソフェーズカーボン黒鉛化品および繊維
状黒鉛の中から選ばれる少なくともひとつである上記構
成の非水二次電池、とくに、メソフェーズカーボン黒鉛
化品が黒鉛粒子全体の3〜25重量%である、あるいは
繊維状黒鉛が黒鉛粒子全体の0.1〜3重量%である上
記構成の非水二次電池に係るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる平均円形度が
0.93以上の黒鉛粒子(以下、単に円形黒鉛粒子とい
う)は、粒子形状が鱗片状の黒鉛粒子に比べて、電池の
負荷特性の向上に寄与するものであり、天然黒鉛、人造
黒鉛のいずれでもよい。人造黒鉛は、一般に、放電容量
が天然黒鉛に比べて小さく、また製造時に膨大なエネル
ギーと長時間を要して、高価となるため、天然黒鉛がよ
り好ましい。平均円形度が0.93未満となると、電池
の負荷特性の向上に好結果を得にくい。
【0008】このような円形黒鉛粒子は、たとえば天然
黒鉛の場合、以下のように製造できる。すなわち、黒鉛
鉱山より産出した天然黒鉛を精製し、ジェットミルなど
の汎用の乾式粉砕機で粉砕して、所望の円形度を持つ天
然黒鉛とすればよい。また、この乾式粉砕の前か後に、
サンドミルなどの湿式粉砕を併用してもよい。さらに適
当な粉砕助剤を加えてもよく、乾式、湿式の分級機を使
用して、円形度を低下させるフラクションを除くように
してもよい。
【0009】本発明に用いられる円形黒鉛粒子以外の黒
鉛粒子(以下、単に他種黒鉛粒子という)は、円形黒鉛
粒子単独では負極合剤層中での黒鉛粒子の配向度が小さ
くなり、黒鉛粒子が過度に配向して負荷特性の改善を妨
げるため、これに他種黒鉛粒子を混合して上記配向度を
大きくし、負荷特性のさらなる改善をはかるものであ
る。このような他種黒鉛粒子としては、メソフェーズカ
ーボン黒鉛化品や繊維状黒鉛がとくに好ましいが、これ
以外のものであってもよい。
【0010】上記の他種黒鉛粒子は、これが少なすぎる
と上記効果が得られず、多すぎると配向度が大きくなっ
ても放電量の低下が顕著となり、いずれも、好ましくな
い。他種黒鉛粒子の種類に応じて最適使用量を選択すべ
きであり、メソフェーズカーボン黒鉛化品の場合は、黒
鉛粒子全体の3〜25重量%、繊維状黒鉛の場合は、黒
鉛粒子全体の0.1〜3重量%とするのが望ましい。
【0011】本発明においては、負極活物質として、上
記の円形黒鉛粒子と他種黒鉛粒子を混合して使用する
が、両黒鉛粒子の混合は、通常の粉体混合機としてプラ
ネタリーミキサーやヘンシェルミキサーなどを用いて、
行うことができる。繊維状黒鉛の場合は、粒子凝集を防
ぐために、ヘンシェルミキサーのような凝集粒子に強い
せん断力を与えられる混合機を使用するのが望ましい。
【0012】本発明において、負極は、たとえば、以下
のように作製できる。まず、上記の円形黒鉛粒子と他種
黒鉛粒子との混合物を負極活物質とし、これに必要によ
り、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレ
ンなどのバインダーなどを混合し、これらを溶剤に分散
させて負極合剤ペーストを調製する。バインダーはあら
かじめ溶剤に溶解させておいてから負極活物質などと混
合してもよい。つぎに、この負極合剤ペーストを基体を
兼ねる集電体上に塗布し、乾燥して、負極合剤層を形成
することにより、負極が作製される。
【0013】バインダーには、スチレン−ブタジェン共
重合体(SBR)/カルボキシメチルセルロ−ス(CM
C)系などの水系バインダーを用いてもよい。負極合剤
ペーストを集電体上に塗布するには、押出しコーター、
リバースローラー、ドクターブレードなどの塗布方法が
用いられる。集電体には、アルミニウム、ニッケル、ス
テンレス鋼、チタン、銅などの金属の網、パンチドメタ
ル、エキスパンドメタル、フォームメタル、箔などが用
いられるが、とくに銅箔が適している。なお、負極の作
製は、上記方法に限られず、他の方法によってもよい。
【0014】このように作製される負極は、負極合剤層
のX線回折による黒鉛粒子の配向度が0.001以上で
あることを特徴とする。この配向度が0.001未満で
あると負極合剤中で黒鉛が過度に配向するため十分な負
荷特性が得られない。配向度は以下のように測定する。
X線回折装置のガラスフォルダーに集電体上に負極合剤
層を形成した試料を両面テープで貼り付け、X繰回折装
置によって黒鉛の(002)面の回折ピーク強度(I
002 )と(110)面の回折ピーク強度(I110)を求
める。この強度比I110 /I002 を配向度とする。
【0015】本発明において、正極活物質はリチウムイ
オンの吸蔵・放出が可能なものであればよく、非水二次
電池の正極活物質として公知のものをいずれも使用でき
る。好適な例として、LiCoO2 、LiMn2 4
LiNiO2 、LixNiyMnzOaなどのリチウム
含有複合金属酸化物が挙げられる。
【0016】正極は、たとえば、以下のように作製でき
る。まず、上記の正極活物質に、必要により鱗片状黒
鉛、アセチレンブラック、カーボンブラックなどの導電
助剤や、負極の場合と同様のバインダーを混合し、これ
らを溶剤に分散させて、正極合剤ペーストを調製する。
バインダーはあらかじめ溶剤に溶解させておいてから正
極活物質などと混合してもよい。つぎに、この正極合剤
ペーストを基体を兼ねる集電体上に塗布し、乾燥して、
正極合剤層を形成することにより、正極が作製される。
【0017】正極合剤ペーストを集電体上に塗布するに
は、負極の場合と同様の各種の塗布方法を採用できる。
また、集電体には、アルミニウム、ニッケル、ステンレ
ス鋼、チタン、銅などの金属の網、パンチドメタル、エ
キスパンドメタル、フォームメタル、箔などが用いられ
るが、とくにアルミニウム箔が適している。正極の作製
は、上記方法に限られず、他の方法によってもよい。
【0018】本発明において、非水系の電解質には、一
般に電解液と呼ばれる液状電解質、これをゲル化剤でゲ
ル化したゲル状ポリマー電解質、無機系や有機系の固体
電解質などがあるが、液状電解質やゲル状ポリマー電解
質が好ましい。液状電解質は、最も多用されており、以
下「電解液」という表現で説明する。電解液は、有機溶
媒などの非水溶媒にリチウム塩などの電解質塩を溶解さ
せることにより、調製される。非水溶媒は、とくに限定
されないが、鎖状エステルを主溶媒とするのが望まし
い。鎖状エステルには、ジエチルカーボネート、ジメチ
ルカーボネート、エチルメチルカーボネート、酢酸エチ
ル、プロピオン酸メチルなどの鎖状のCOO−結合を有
する有機溶媒が用いられる。
【0019】上記の主溶媒とともに、誘電率の高いエス
テルが好ましく用いられる。具体的には、エチレンカー
ボネート、プロピレンカーボネート、プチレンカーボネ
ート、γ−ブチロラクトン、エチレングリコールサルフ
ァイトなどであり、とくに、エチレンカーボネートやプ
ロピレンカーボネートなどの環状構造のものが好まし
い。また、このような誘電率の高いエステル以外に、
1,2−ジメトキシエタン、1,3−ジオキソラン、テ
トラヒドロフラン、2−メチルーテトラヒドロフラン、
ジエチルエーテルなどや、その他、アミン系やイミド系
有機溶媒、含イオウ系や含フッ素系有機溶媒なども使用
することができる。
【0020】電解液の調製にあたり、上記の非水溶媒に
溶解させる電解質塩には、たとえば、LiClO4 、L
iPF6 、LiBF4 、LiAsF6 、LiCF3 SO
3 、LiC4 9 SO3 、LiCF3 CO2 、Li2
2 4 (SO3 2 、LiN(CF3 SO2 2 、Li
C(CF3 SO2 3 、LiCnF2n+1SO3 (n≧
2)、LiN(RfOSO2 2 (ここで、Rfはフル
オロアルキル基〕などが単独でまたは2種以上混合して
用いられる。これらの中でも、LiPF6 やLiC4
9 SO3 などが好ましく用いられる。電解液における電
解質塩の濃度は、とくに限定されないが、通常、0.8
モル/リットル以上であるのが好ましく、また1.3モ
ル/リットル以下であるのが好ましい。
【0021】ゲル状ポリマー電解質は、上記の電解液を
ゲル化剤によってゲル化したものに相当するが、ゲル化
に際しては、ポリフツ化ビニリデン、ポリエチレンオキ
サイド、ポリアクリロニトリルなどの直鎖状ポリマーま
たはそれらのコポリマー、紫外線や電子線などの活性光
線の照射によりポリマー化する多官能モノマー(たとえ
ば、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジトリ
メチロールプロパンテトラアクリレート、エトキシ化ペ
ンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリ
スリトールヒドロキシペンタアクリレート、ジペンタエ
リスリトールヘキサアクリレートなどの四官能以上のア
クリレートまたは上記アクリレートと同様の四官能以上
のメタクリレートなど)が用いられる。
【0022】上記の多官能モノマーの場合、モノマーそ
のものが電解液をゲル化させるのではなく、これをポリ
マー化したポリマーがゲル化剤として作用する。このよ
うに多官能モノマーを用いて電解液をゲル化させる場
合、必要により、重合開始剤として、ベンゾイル類、ベ
ンゾインアルキルエーテル類、ベンゾフェノン類、ベン
ゾイルフェニルフォスフィンオキサイド類、アセトフェ
ノン類、チオキサントン類、アントラキノン類などを使
用してもよい。また、重合開始剤の増惑剤としてアルキ
ルアミン類、アミノエステル類などを併用してもよい。
【0023】本発明の非水二次電池においては、通常、
正極と負極との問にセパレータを介在させる。セパレー
タは、とくに限定されないが、強度が十分で電解液を多
く保持できるものがよく、このような観点から、厚さが
10〜50μmで、開孔率が30〜70%のポリプロピ
レン製、ポリエチレン製、プロピレンとエチレンとのコ
ポリマー製の微孔性フィルムや不織布などが好ましい。
【0024】本発明の非水二次電池は、たとえば、正極
および負極をセパレータを介して積層または巻回して電
極体を作製し、これを金属製の電池ケース内あるいはア
ルミニウム箔などの金属箔を芯材とするラミネートフィ
ルムで構成される外装材内に収容し、電解液の注入後、
密閉することにより、作製される.また、上記電極体を
電池ケースに収容して非水二次電池を構成する場合、電
池ケースの封口に際して使用する封口体には、開裂ベン
トを設けておくのが望ましい。
【0025】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を記載して、より具
体的に説明する.ただし、本発明は以下の実施例のみに
限定されるものではない。なお、以下において、部とあ
るのは重量部を意味するものとする。
【0026】実施例1 黒鉛原料として薬剤精製済みの天然黒鉛を使用し、乾式
粉砕機(ジェットミル、特開平11−263612号公
報に記載されているのと同様のもの)により、空気圧
2.2Kg、空気量3.5m3/分、空気速度1.2m/
秒、操作時間45分の条件で、平均円形度が0.935
である円形天然黒鉛粒子を製造した。
【0027】上記の円形天然黒鉛粒子75部と、他種黒
鉛粒子としてメソフェーズカーボン黒鉛化品25部と
を、プラネタリーミキサーで混合した。これにバインダ
ーとしてのポリフッ化ビニリデンを、混合黒鉛粒子とバ
インダーとの重量比が90:10となるように混合し、
これらをN−メチル−2−ピロリドンに分散させて負極
合剤ペーストを調製した。この負極合剤ペーストを、厚
さが10μmの銅箔からなる集電体の両面に塗布し、乾
燥して、集電体の両面に負極合剤層を形成したのち、カ
レンダーでプレスして、シート状の負極を作製した。
【0028】つぎに、この負極を用いて、非水二次電池
としての「14500型電池」を作製した。この非水二
次電池は、正極として、アルミニウム箔からなる集電体
の両面に正極活物質であるLiCoO2 とバインダーと
してのポリフッ化ビニリデンを含む正極合剤層を設けた
ものを使用し、また電解液として、エチレンカーボネー
ト/エチルメチルカーボネート=1/2(体積比)の混
合溶剤に電解質塩としてLiPF6 を1.2モル/リッ
トル溶解させたものを使用し、さらにセパレータとし
て、ポリプロピレン製の微孔性フィルムを使用したもの
である。
【0029】実施例2 円形天然黒鉛粒子とメソフェーズカーボン黒鉛化品との
混合割合を、円形天然黒鉛粒子が97部、メソフェーズ
カーボン黒鉛化品が3部となるように変更した以外は、
実施例1と同様にして、負極を作製した。この負極を用
い、実施例1と同様にして、非水二次電池(14500
型電池)を作製した。
【0030】実施例3 他種黒鉛粒子として繊維状黒鉛を使用し、これと円形天
然黒鉛粒子を、円形天然黒鉛粒子が97部、繊維状黒鉛
が3部となるように混合使用し、混合にヘンシェルミキ
サーを使用した以外は、実施例1と同様にして、負極を
作製した。この負極を用い、実施例1と同様にして、非
水二次電池(14500型電池)を作製した。
【0031】実施例4 円形天然黒鉛粒子と繊維状黒鉛との混合割合を、円形天
然黒鉛粒子が99.9部、繊維状黒鉛が0.1部となる
ように変更した以外は、実施例3と同様にして、負極を
作製した。この負極を用い、実施例1と同様にして、非
水二次電池(14500型電池)を作製した。
【0032】実施例5 他種黒鉛粒子として、メソフェーズカーボン黒鉛化品と
繊維状黒鉛を併用し、これと円形天然黒鉛粒子を、円形
天然黒鉛粒子が84部、メソフェーズカーボン黒鉛化品
が15部、繊維状黒鉛が1部となるように混合使用し、
混合にヘンシェルミキサーを使用した以外は、実施例1
と同様にして、負極を作製した。この負極を用い、実施
例1と同様にして、非水二次電池(14500型電池)
を作製した。
【0033】比較例1 メソフェーズカーボン黒鉛化品を使用せず、円形天然黒
鉛粒子を100部使用した以外は、実施例1と同様にし
て、負極を作製した。この負極を用い、実施例1と同様
にして、非水二次電池(14500型電池)を作製し
た。
【0034】比較例2 平均円形度が0.935である円形天然黒鉛粒子に代え
て、平均円形度が0.868である天然黒鉛粒子(実施
例1における粉砕条件を変更して製造した黒鉛粒子)を
用いた以外は、実施例1と同様にして、負極を作製し
た。この負極を用い、実施例1と同様にして、非水二次
電池(14500型電池)を作製した。
【0035】比敦例3 平均円形度が0.935である円形天然黒鉛粒子に代え
て、平均円形度が0.868である天然黒鉛粒子(実施
例1における粉砕条件を変更して製造した黒鉛粒子)を
用いた以外は、実施例3と同様にして、負極を作製し
た。この負極を用い、実施例1と同様にして、非水二次
電池(14500型電池)を作製した。
【0036】上記の実施例1〜5および比較例1〜3の
非水二次電池について、使用した負極の負極合剤層中の
黒鉛粒子の配向度の測定と、電池の放電特性試験とを、
下記の方法により、行った。これらの結果を、負極に使
用した他種黒鉛粒子の種類と量(黒鉛粒子全体中の重量
%)とともに、表1に示した。表1中、他種黒鉛粒子を
示す「A」はメソフェーズカーボン黒鉛化品、「B」は
繊維状黒鉛である。
【0037】<負極合剤層中の黒鉛粒子の配向度の測定
>負極をXRD用ガラスセルに両面テープで貼り付け、
(002)面と(110)面との回折強度を、リガク社
製X線回折装置「RINT2500」を用いて、 電圧:50KV 電流:200mA 操作角:25.5〜27.5度および76.5〜78.
5度 走査速度:6度/分(25.5〜27.5度) 0.2度/分(76.5〜78.5度) の条件で求めた。また、データ処理は、積分強度比、平
均化点数9点、自動バックグランド除去で行った。配向
度は、(002)面の回折ピーク(26.5度)強度
(I002 )と、(110)面の回折ピーク(77.5
度)強度(I110 )とから、I110 /I002 として、求
めた。
【0038】<電池の放電特性試験>電池を620mA
で4.2Vまで充電したのち、4.2Vで合計充電時間
が2.5時間となるまでさらに充電を行い、その後、1
24mAで3Vまで放電した(この放電強度を0.2C
と表現する)。ついで、620mAで4.2Vまで充電
したのち、620mAで3Vまで放電した(この放電強
度を1Cと表現する)。さらに、620mAで4.2V
まで充電したのち、4.2Vで合計充電時間が2.5時
間となるまでさらに充電を行い、その後、1,240m
Aで3Vまで放電した(この放電強度を2Cと表現す
る)。これらの放電容量の測定結果から、0.2Cの放
電強度時の放電容量に対する2Cの放電強度時の放電容
量の割合〔(2Cの放電強度時の放電容量/0.2Cの
放電強度時の放電容量)×100(%)〕を求め、その
結果を2C/0.2Cとして表1に示した。この2C/
0.2Cの値が大きいほど、負荷特性として、大電流時
の放電特性が良いことを示している。
【0039】
【0040】上記の表1の結果から、本発明の実施例1
〜5の非水二次電池は、負極活物質として、平均円形度
が0.93以上である円形天然黒鉛粒子と、他種黒鉛粒
子としてメソフェーズカーボン黒鉛化品または/および
繊維状黒鉛とを、混合使用し、負極合剤層中の黒鉛粒子
の配向度が0.001以上となるようにしたことによ
り、負荷特性(大電流時の放電特性)にすぐれているこ
とがわかる。
【0041】これに対し、他種黒鉛粒子を使用しない比
較例1の非水二次電池、平均円形度が0.93に満たな
い天然黒鉛粒子を使用した比較例2,3の非水二次電池
は、いずれも、負荷特性に明らかに劣っていることがわ
かる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明は、負極活物質と
して、円形度の高い黒鉛粒子を主体とし、これに上記以
外の黒鉛粒子、たとえばメソフェーズカーボン黒鉛化品
や繊維状黒鉛などを混合使用して、集電体上に形成され
る負極合剤層における黒鉛粒子のX線回折による配向度
が一定値以上となるようにしたことにより、負荷特性に
すぐれた非水二次電池を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 秀一 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 Fターム(参考) 5H029 AJ02 AK03 AL07 AM03 AM04 AM05 AM07 DJ05 DJ07 HJ00 HJ01 5H050 AA02 BA17 CA07 CA08 CA09 CB08 DA04 HA00 HA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リチウムイオンを吸蔵・放出可能な正極
    活物質を用いた正極と負極と非水系の電解質を有する非
    水二次電池において、負極は、集電体とこの上に形成さ
    れた負極活物質として平均円形度が0.93以上の黒鉛
    粒子とそれ以外の黒鉛粒子とを含む負極合剤層とからな
    り、この負極合剤層のX繰回折による黒鉛粒子の配向度
    が0.001以上であることを特徴とする非水二次電
    池。
  2. 【請求項2】 平均円形度が0.93以上の黒鉛粒子
    は、天然黒鉛からなる請求項1に記載の非水二次電池。
  3. 【請求項3】 平均円形度が0.93以上の黒鉛粒子以
    外の黒鉛粒子は、メソフェーズカーボン黒鉛化品および
    繊維状黒鉛の中から選ばれる少なくともひとつである請
    求項1または2に記載の非水二次電池。
  4. 【請求項4】 メソフェーズカーボン黒鉛化品は、黒鉛
    粒子全体の3〜25重量%である請求項3に記載の非水
    二次電池。
  5. 【請求項5】 繊維状黒鉛は、黒鉛粒子全体の0.1〜
    3重量%である請求項3に記載の非水二次電池。
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