JP2003066004A - 微粒子分離方法、微粒子分離装置、およびセンサ - Google Patents
微粒子分離方法、微粒子分離装置、およびセンサInfo
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Abstract
法および装置を提供すること、ならびに定量定性分析を
行うセンサを実現することを目的とする。 【解決手段】 電極対4、5間に交流電圧を印加し、溶
液チャンバー8内を流れる溶液9に含まれている微粒子
に誘電泳動力を働かせて、流れの力と誘電泳動力とがつ
りあう位置へ微粒子を集める。微粒子の種類によってつ
りあいの位置が異なるので、分離が可能となる。また、
交流電圧の周波数や電界強度を変化させることにより、
つりあいの位置を制御することができる。
Description
微粒子分離装置、およびセンサに関する。
る方法として、遠心力と電気泳動力の力のつりあいを利
用した方法がある。これは、遠心力が働く場の中に微粒
子を含む溶液を置き、遠心力と反対方向に作用する電場
を与えて電気泳動力を発生させ、遠心力と電気泳動力と
がつりあった位置に微粒子を分離する方法である。
は、イオン交換膜を用いて溶液にイオン濃度勾配を発生
させてその大きさが位置に依存する電場を作り出し、溶
液中の任意の位置にある粒子に働く遠心力と電気泳動力
の合成ベクトルがつりあいの位置に向かうような場を作
ることで高分子または粒子等溶液を分離する発明が記載
されている。
容積vの微粒子に働く力fは、遠心力fcと遠心力と反
対方向の大きさEの電場による力(電気泳動力)feの
合力で示され、次の(数1)式のようになる。
速度、rは遠心力の回転半径を示す。回転中心から一定
の点より半径rが増大するに従い、その大きさが増大す
るような分布を持つ電場をイオン濃度勾配を生み出すイ
オン交換膜の設置により実現し、角速度ωを適当に選ぶ
ことにより遠心力fcと電気泳動力feのつりあう位置r
pを決定、すなわち同一の粒子をすべて同じ位置に集合
させる分離方法を実現している。
含む溶液を分析する方法として、ゲルを用いて吸着の差
を利用して分析を行うゲルクロマトグラフィー法や、高
周波不平等電界を発生させて分子や粒子に働く誘電泳動
力の差を利用して分析を行う静電クロマトグラフィー法
がある。
は、入口から一定速度で流れているキャリアーにサンプ
ルとなる分子や粒子を添加し、これらに誘電泳動力を働
かせ、出口に達する所要時間の差から分子や粒子の分析
を行う静電クロマトグラフィー装置が記載されている。
これは、分子や粒子に働く誘電泳動力が、その分子や粒
子に固有の電気双極子モーメントによって大きさが異な
ることを利用して分子や粒子を分析するクロマトグラフ
ィー装置に関する発明である。
れも、分子や粒子等を分離する方法や装置の確立を目的
としている。しかしながら、上記従来の技術において
は、以下に示すような課題を有する。
と電気泳動力とがつりあう位置に粒子を集合させて分離
を行っており、具体的には任意の位置にある粒子に働く
合力が常につりあいの位置に向かうよう、イオン交換膜
を用いて勾配を持つ電場を作り出している。しかし、電
気泳動を利用することにより、様々な課題が発生する。
例えば、通電中に電気泳動槽中のイオンが消耗するた
め、電解質貯蔵溶液を別途設けるなど、非常に複雑な前
処理を必要とする。また、水溶液に直流電圧を印加した
場合、電極近傍において水が電気分解し、安全対策が必
要な場合も起こりうる。
一定速度で流れているキャリアーに含まれる分子や粒子
に誘電泳動力を働かせ、一定距離を移動するのに必要な
所要時間の差から様々な分子や粒子の分離を行ってい
る。しかし、所要時間の差に基づく分離方法であるた
め、分離にはある程度の時間がかかってしまうことにな
る。
で、高精度に微粒子を分離する方法および装置を提供す
ること、ならびに定量定性分析を行うセンサを提供する
ことである。
に本発明は、微粒子を含む溶液が流れている中で、前記
流れの力と反対方向に微粒子を誘電泳動させ、前記流れ
の力と誘電泳動力とがつりあった位置に前記微粒子を分
離させる微粒子分離方法としたものである。
る交流電界の周波数、交流電界の電圧値、交流電界の電
圧印加時間、溶液の流量の少なくともいずれかひとつを
制御することで、微粒子に働く流れの力と誘電泳動力と
がつりあう位置を制御するようにするのがよい。
力を与え、前記遠心力と反対方向に微粒子を誘電泳動さ
せ、前記遠心力と誘電泳動力とがつりあった位置に前記
微粒子を分離させる微粒子分離方法としたものである。
る交流電界の周波数、交流電界の電圧値、交流電界の電
圧印加時間、遠心力を発生させる角速度の少なくともい
ずれかひとつを制御することで、微粒子に働く遠心力と
誘電泳動力とがつりあう位置を制御するのがよい。
からなる電極対と、これら電極間に不均一な交流電界を
発生せしめる電圧源と、微粒子を含む溶液を流すための
ポンプと流路とを具備し、前記微粒子に働く流れの力と
誘電泳動力とがつりあった位置に前記微粒子を分離させ
る微粒子分離装置としたものである。
る交流電界の周波数、交流電界の電圧値、交流電界の電
圧印加時間、溶液の流量の少なくともいずれかひとつを
制御することで、微粒子に働く流れの力と誘電泳動力と
がつりあう位置を制御するのがよい。
からなる電極対と、これら電極間に不均一な交流電界を
発生せしめる電圧源と、微粒子を含む溶液を収容する容
器とを具備し、前記容器は前記微粒子に遠心力を与える
ための回転体に保持されており、前記微粒子に働く遠心
力と誘電泳動力とがつりあった位置に前記微粒子を分離
させる微粒子分離装置としたものである。
る交流電界の周波数、交流電界の電圧値、交流電界の電
圧印加時間、回転体の角速度の少なくともいずれかひと
つを制御することで、微粒子に働く遠心力と誘電泳動力
とがつりあう位置を制御するのがよい。
からなる電極対と、これら電極間に不均一な交流電界を
発生せしめる電圧源と、微粒子を含む溶液を流すための
ポンプと流路と、前記微粒子の濃度を測定する濃度測定
装置とを具備し、前記微粒子に働く流れの力と誘電泳動
力とがつりあった位置に前記微粒子を分離させ、分離し
た状態の微粒子濃度を前記濃度測定装置により測定する
センサとしたものである。
る交流電界の周波数、交流電界の電圧値、交流電界の電
圧印加時間、溶液の流量の少なくともいずれかひとつを
制御することで、微粒子が濃度測定部位に位置するよう
制御するのがよい。
からなる電極対と、これら電極間に不均一な交流電界を
発生せしめる電圧源と、微粒子を含む溶液を収容する容
器と、前記微粒子の濃度を測定する濃度測定装置とを具
備し、前記容器は前記微粒子に遠心力を与えるための回
転体に保持されており、前記微粒子に働く遠心力と誘電
泳動力とがつりあった位置に前記微粒子を分離させ、分
離した状態の微粒子の濃度を前記濃度測定装置により測
定するセンサとしたものである。
る交流電界の周波数、交流電界の電圧値、交流電界の電
圧印加時間、回転体の角速度の少なくともいずれかひと
つを制御することで、微粒子が濃度測定部位に位置する
よう制御するのがよい。
ン共鳴現象を利用したものとするのが好適である。
出器とを具備し、光源から発せられた光が微粒子を含む
溶液中を透過し、光検出器により計測されることで微粒
子による光の吸光度を求め、この値から微粒子の濃度を
求めるものとしてもよい。
度に微粒子を分離する方法および装置、ならびに定量定
性分析を行うセンサを得ることができる。
と数式を参照して説明する。
溶液が流れの方向に流速分布を有している流れの中で、
流れの力と反対方向に微粒子に誘電泳動力を印加し、流
れの力と誘電泳動力とがつりあった位置に留まることを
利用し、溶液中に含まれる様々な種類の微粒子を分離す
る方法やその装置、および分離したものを分析するセン
サに関するものである。特に、様々な種類のタンパク
質、細胞、高分子等の微粒子を含む溶液中から所望の微
粒子を選択的に抽出したり分離分析を行う生化学分析、
創薬、DNA解析、ハイスループットスクリーニング等
に好適に用いられる。
て、ある単一種の微粒子Aを分離する場合の一形態を示
す模式図である。図1(a)において、筐体1には厚さ
が一定で扇形の溶液チャンバー8が形成されており、扇
の幅の狭まった側の端部には溶液流入口2が、扇の幅の
広がった側の端部には溶液流出口3が設けられている。
また、溶液流入口2と溶液流出口3の間には第一の電極
4と第二の電極5がそれぞれ設けられており、これら電
極はそれぞれ図示していない交流電圧源に接続されてい
る。第一の電極4と第二の電極5の間の電界強度は、第
一の電極4に近いほど電気力線が密となるため、図中で
は左へ行くほど電界強度が強くなる。また図1(b)
は、図1(a)のM−M’断面図である。溶液チャンバ
ー8を含む流路6は微粒子Aを含む溶液9で満たされて
おり、溶液9はポンプ7によって流路6内を一定流量で
循環している。
置がrin、第一の電極4がr1、第二の電極5がr2、溶
液流出口3がroutとなるようなr座標を設定する。こ
のような条件下で、溶液チャンバー8内の溶液9に含ま
れている微粒子Aに働く流れの力Ffは、次の(数2)
式で示される。
子Aの半径、V(r)は流れの速さをそれぞれ示す。流
れの速さV(r)は位置rの関数であるが、ここでの場
合は循環流量が一定、溶液チャンバー8の厚さが一定で
あるため、V(r)はrに反比例する関数となる。位置
rと流れの力Ffとの関係を示すグラフを図2に示す。
力の働く方向は、+r方向である。
明する。Fdは次の(数3)式で示される。
の電極4、5により発生する電界強度の実効値、ωは交
流電圧源の角周波数、Re[]は実数部、▽は勾配を求
める微分演算子をそれぞれ示す。また、K*(ω)はク
ラウジウス−モソティ関数であり、次の(数4)式で定
義される。
m *は溶液9の複素誘電率、εpは微粒子Aの誘電率、εm
は溶液9の誘電率、σpは微粒子Aの導電率、σmは溶液
9の導電率、jは虚数単位をそれぞれ示す。電界強度の
実効値E(r)は位置rの関数であり、rが増加するに
従いその大きさは単純減少する。従って、実効値Eの二
乗の勾配も同様にrの増加に伴い単純減少することにな
る。位置rと誘電泳動力Fdとの関係を示すグラフも図
2に示す。力の方向は、Re[K*(ω)]が正の場合
には電界強度の強い方向へと働き、負の場合には弱い方
向へと働く。ここでは正の場合、すなわち−r方向に力
が働く場合を、以下説明する。
泳動を働かせると、溶液9に含まれている微粒子Aには
流れの力Ffと誘電泳動力Fdとが働く。微粒子Aは、こ
れらの合力F=Ff−Fdによって溶液9中を運動するこ
とになる。図3に、位置rと合力Fとの関係を示すグラ
フを示す。r=raで示される位置は、合力F=0とな
る位置であり、ここに位置する微粒子Aはここに留まる
ことを表している。一方、r1<r<raの領域では、微
粒子Aには+r方向に力が働き、ra<r<r2の領域で
は、微粒子Aには−r方向に力が働くので、電極に挟ま
れた領域に存在する微粒子Aはすべて、位置raに集め
られる。また、電極に挟まれていない領域、すなわちr
<r1、r2<rに位置する微粒子Aは、流れによって必
ず電極に挟まれた領域に移動するので、結果的に溶液9
に含まれるすべての微粒子Aを位置raに集めることが
できる。
いる場合にこれらの微粒子を別々に分離する方法を説明
する。溶液9中に含まれているn種類の微粒子は、それ
ぞれに固有の粒子半径、誘電率、導電率を有している。
すなわち、これら固有パラメータの違いによって、それ
ぞれの微粒子に働く流れの力Ffと誘電泳動力Fdとは異
なる値を示す。従って、二つの力がつりあう位置(合力
=0となる位置)も、各微粒子に固有の値を示すことに
なり、分離が可能となる。また、すべての微粒子がr1
<r2の領域につりあいの位置を持つことができない場
合には、電界強度の実効値E、交流電圧源の角周波数
ω、交流電界の電圧印加時間、流路6内を流れる流量の
少なくともいずれかひとつを変化させることによって、
つりあいの位置を持てることを(数2)(数3)は示し
ている。
明を行ったが、微粒子の種類によっては負の誘電泳動が
働くケースもあり、この場合については、以下のように
説明をすることができる。図4は図1同様、流れの力と
誘電泳動力とを用いてある単一種の微粒子Bを分離する
場合の一形態を示す模式図で、図1に示した模式図と
は、溶液チャンバー8が左右が逆になっていることのみ
が違っている。すなわち、溶液流入口10と溶液流出口
11以外の構成は、図1と同一である。
Bに働く流れの力Ffと位置rとの関係は、図5のよう
に示される。力の働く方向は+r方向である。また、溶
液12に含まれている微粒子Bに働く誘電泳動力F
dは、電界強度の弱い方向、すなわち−r方向に働き、
その大きさはrの増加に伴い単純増加することになる。
位置rと誘電泳動力Fdとの関係を示すグラフも図5に
示す。
を示すグラフを示す。r=rbで示される位置は、合力
F=0となる位置であり、ここに位置する微粒子Bはこ
こに留まることを表している。一方、r1<r<rbの領
域では、微粒子Bには+r方向に力が働き、rb<r<
r2の領域では、微粒子Bには−r方向に力が働くの
で、電極に挟まれた領域に存在する微粒子Bはすべて、
位置rbに集められる。また、電極に挟まれていない領
域、すなわちr<r1、r2<rに位置する微粒子Bは、
流れによって必ず電極に挟まれた領域に移動するので、
結果的に溶液12に含まれるすべての微粒子Bを位置r
bに集めることができる。
同じく、溶液12が複数種類の微粒子を含んでいる場合
には、粒子半径、誘電率、導電率といったこれら固有パ
ラメータの違いによって、それぞれの微粒子に働く流れ
の力Ffと誘電泳動力Fdとは異なる値を示し、二つの力
がつりあう位置(合力=0となる位置)も、各微粒子に
固有の値を示すことになり、分離が可能となるし、電界
強度の実効値E、交流電圧源の角周波数ω、交流電界の
電圧印加時間、流路6内を流れる流量の少なくともいず
れかひとつを変化させることによって、つりあいの位置
を制御することができる。
粒子を球体として扱ったが、実際には複雑な形状を有す
るタンパク質や高分子の場合でも、数式が複雑になるも
のの原理的には同様な効果が得られることは言うまでも
ない。
図1を用いて流速が単調減少する流れの力と正の誘電泳
動力とのつりあいを利用した分離手法、および図4を用
いて流速が単調増加する流れの力と負の誘電泳動力との
つりあいを利用した分離方法について説明を行った。図
1、図4では、誘電泳動を作用させる流路の形状が扇形
であり、また二つの電極が流れの上流と下流とに位置す
る場合について説明を行ったが、流れの力と誘電泳動力
とのつりあいを利用した分離手法は、流れや電極配置に
他の様々な形態を用いても、その効果を発揮することが
できる。すなわち、流れの力Ffと誘電泳動力Fdの合力
Fが、溶液チャンバー内にF=0となるつりあいの位置
を持ち、つりあいの位置からはずれた場所では、つりあ
いの位置に向かう合力Fが働くような場を設定すれば、
溶液に含まれる微粒子を分離することが可能となる。本
実施の形態では、(実施の形態1)で示した微粒子分離
手法を具現化するための具体的な形態についていくつか
を説明する。
微粒子の分離を行う一形態を示す模式図である。筐体2
1には厚さが一定で円形の溶液チャンバー27が形成さ
れており、円の中央に溶液流入口22が、円の外周部に
溶液流出口23が設けられている。また、溶液流入口2
2と溶液流出口23の間には第一の電極24と第二の電
極25がそれぞれ設けられており、これら電極はそれぞ
れ図示していない交流電圧源に接続されている。第一の
電極24と第二の電極25の間の電界強度は、第一の電
極24に近いほど電気力線が密となるため、溶液チャン
バー27の中央へ行くほど電界強度が強くなる。溶液チ
ャンバー27を含む流路26は微粒子Bを含む溶液28
で満たされており、溶液28は図示していないポンプに
よって流路26内を一定流量で循環している。
に含まれている微粒子Bに働く流れの力Ffは、(実施
の形態1)と同様、(数2)で示される。また、微粒子
Bに働く誘電泳動力Fdも同様に(数3)で示される。
詳細な説明は(実施の形態1)で行ったため省略する
が、円形の溶液チャンバー27の場合でも不均一電界が
形成されるため、扇形の溶液チャンバーの場合と全く同
様に、+r方向(中心から外へ向かう方向)に働く流れ
の力Ffと−r方向(中心へ向かう方向)に働く正の誘
電泳動力Fdとのつりあいを利用して、微粒子Bをつり
あいの位置rbに集めることができる。
微粒子の分離を行う一形態を示す模式図である。筐体3
1には厚さが一定で扇形の溶液チャンバー37が形成さ
れており、扇の幅の狭まった側の端部には溶液流入口3
2が、扇の幅の広がった側の端部には溶液流出口33が
設けられている。また、溶液流入口32と溶液流出口3
3の間には流れの方向に沿って第一の電極34と第二の
電極35がそれぞれ設けられており、これら電極はそれ
ぞれ図示していない交流電圧源に接続されている。第一
の電極34と第二の電極35の間の電界強度は、溶液流
入口32に近いほど強くなる。溶液チャンバー37を含
む流路36は微粒子Cを含む溶液38で満たされてお
り、溶液38は図示していないポンプによって流路26
内を一定流量で循環している。
に含まれている微粒子Cに働く流れの力Ffは、(数
2)で示され、また微粒子Cに働く誘電泳動力Fdも
(数3)で示される。詳細な説明は省略するが、流れに
沿って配置された電極を用いても不均一電界が形成され
るため、(実施の形態1)の場合と同様、+r方向に働
く流れの力Ffと−r方向に働く正の誘電泳動力Fdとの
つりあいを利用して、微粒子Cをつりあいの位置rcに
集めることができる。
と似たような構成として、電極機能を有する二枚の長方
形の金属板を対向させ、この金属板間に溶液を流す際
に、流出口断面積が流入口断面積よりも広くなるように
設定することによっても、同様な効果が得られることは
言うまでもない。
微粒子の分離を行う一形態を示す模式図である。筐体4
1には厚さと幅が一定の細長い溶液チャンバー47が形
成されており、微粒子Dを含む溶液48は溶液流入口4
2から流入し、溶液流出口43から流出する。溶液48
は図示していないポンプによって流路46内を一定流量
で循環している。また、筐体41内には電極設置空間4
9が設けられており、ここに第一の電極44と第二の電
極45がそれぞれ設けられ、これら電極はそれぞれ図示
していない交流電圧源に接続されている。なお、電極設
置空間49内は誘電体で満たされており、その種類は空
気や窒素等の気体、または水やエチルアルコール等の液
体、またはPMMAやガラス等の固体が好適に用いられ
る。第一の電極44と第二の電極45は、その電極間隔
が下流に行くに従い急激に広がる形状をしており、下流
ほど電界強度が弱くなる。
液48に含まれている微粒子Dに働く流れの力Ffと誘
電泳動力Fdとは、図10に示すようなグラフとなる。
流れの断面積と流量が一定なので、流れの力Ffは一定
値を示す。一方誘電泳動力Fdは、電界強度E(r)が
円弧の一部を描くような強度分布を有するよう電極形状
と配置を取っているので、E(r)2の勾配の大きさは
下流ほど大きくなり、従って誘電泳動力Fdは図10に
示すようなグラフとなる。図11に位置rと合力Fとの
関係を示すグラフを示す。r=rdで示される位置は、
合力F=0となる位置であり、ここに位置する微粒子D
はここに留まることを表している。一方、r<rdの領
域では、微粒子Dには+r方向に力が働き、rd<rの
領域では、微粒子Dには−r方向に力が働くので、微粒
子Dをすべて位置rdに集めることができる。
泳動力Fdの合力Fが、溶液チャンバー内にF=0とな
るつりあいの位置を持ち、つりあいの位置からはずれた
場所ではつりあいの位置に向かう合力Fが働くように流
れの形状と電極配置を構成すれば、溶液に含まれる微粒
子をつりあいの位置に分離することが可能となる。
溶液に遠心力が働いている場の中で、遠心力と反対方向
に微粒子に誘電泳動力を印加し、遠心力と誘電泳動力と
がつりあった位置に留まることを利用し、溶液中に含ま
れる様々な種類の微粒子を分離する方法やその装置、お
よび分離したものを分析するセンサに関するものであ
る。本発明も、様々な種類のタンパク質や高分子を含む
溶液中から所望の分子を選択的に抽出したり分離分析を
行う生化学分析、創薬、DNA解析、ハイスループット
スクリーニング等に好適に用いられる。
て、ある単一種の微粒子Eを分離する場合の一形態を示
す模式図である。図12において、筐体61には厚さと
幅が一定の細長い溶液チャンバー64が形成されてお
り、内部には微粒子Eを含む溶液65が満たされてい
る。また、筐体61内には電極設置空間66が設けられ
ており、ここに第一の電極62と第二の電極63がそれ
ぞれ設けられ、これら電極はそれぞれ図示していない交
流電圧源に接続されている。なお、電極設置空間66内
は誘電体で満たされており、その種類は空気や窒素等の
気体、または水やエチルアルコール等の液体、またはP
MMAやガラス等の固体が好適に用いられる。第一の電
極62と第二の電極63は、その電極間隔が図12中で
右に行くに従い急激に広がる形状をしており、右へ行く
ほど電界強度が弱くなる。さらに筐体61は、回転体6
7に設置されており、角速度ωcで回転するものであ
る。
転中心がr=0、溶液チャンバー64の左端部がr3、
右端部がr4となるようなr座標を設定する。このよう
な条件下で、溶液チャンバー64内の溶液65に含まれ
ている微粒子Eに働く遠心力F cは、次の(数5)式で
示される。
量、比容積、ρは微粒子Eの数密度を示す。式が示すよ
うに、遠心力Fc(r)は位置rに比例する関数とな
る。位置rと遠心力Fcとの関係を示すグラフを図13
に示す。力の働く方向は、+r方向である。
明する。Fdは次の(数6)式で示される。
つの電極62、63により発生する電界強度の実効値、
ωは交流電圧源の角周波数、Re[]は実数部、▽は勾
配を求める微分演算子をそれぞれ示す。また、K
*(ω)はクラウジウス−モソティ関数であり、次の
(数7)式で定義される。
m *は溶液65の複素誘電率、εpは微粒子Eの誘電率、
εmは溶液65の誘電率、σpは微粒子Eの導電率、σm
は溶液65の導電率、jは虚数単位をそれぞれ示す。電
界強度の実効値E(r)が円弧の一部を描くような強度
分布を有するような電極形状と配置であるので、E
(r)2の勾配の大きさは図中の右へ行くほど大きくな
り、従って誘電泳動力Fdは図13に示すようなグラフ
となる。力の方向は、Re[K*(ω)]が正の場合、
すなわち−r方向に働く場合を設定する。
で溶液65に誘電泳動を働かせると、溶液65に含まれ
ている微粒子Eには遠心力Fcと誘電泳動力Fdとが働
く。微粒子Eは、これらの合力F=Fc−Fdによって溶
液65中を運動することになる。図14に、位置rと合
力Fとの関係を示すグラフを示す。r=reで示される
位置は、合力F=0となる位置であり、ここに位置する
微粒子Eはここに留まることを表している。一方、r3
<r<reの領域では、微粒子Eには+r方向に力が働
き、re<r<r4の領域では、微粒子Eには−r方向に
力が働くので、溶液チャンバー64内に存在する微粒子
Eはすべて、位置reに集めることができる。
でいる場合にこれらの微粒子を別々に分離する方法を説
明する。溶液65中に含まれているn種類の微粒子は、
それぞれに固有の粒子半径、質量、比容積、誘電率、導
電率を有している。すなわち、これら固有パラメータの
違いによって、それぞれの微粒子に働く遠心力Fcと誘
電泳動力Fdとは異なる値を示す。従って、二つの力が
つりあう位置(合力=0となる位置)も、各微粒子に固
有の値を示すことになり、分離が可能となる。また、す
べての微粒子がr3<r4の領域につりあいの位置を持つ
ことができない場合には、電界強度の実効値E、交流電
圧源の角周波数ω、交流電界の電圧印加時間、回転体6
7の角速度ωcの少なくともいずれかひとつを変化させ
ることによって、つりあいの位置を持てることを(数
5)(数6)は示している。
明を行ったが、微粒子の種類によっては負の誘電泳動が
働くケースもあり、この場合について図を用いて以下説
明する。
微粒子の分離を行う一形態を示す模式図である。筐体7
1には、扇形の溶液チャンバー74が形成されており、
内部には微粒子Gを含む溶液75が満たされている。溶
液チャンバー74の扇の幅の広がった側の端部には第一
の電極72が、狭まった側の端部には第二の電極73が
設けられており、これら電極はそれぞれ図示していない
交流電圧源に接続されている。第一の電極72と第二の
電極73の間の電界強度は、第一の電極72に近いほど
弱くなる。さらに筐体71は、回転体76に設置されて
おり、角速度ω cで回転するものである。
に働く遠心力Fcと位置rとの関係は、図16のように
示される。力の方向は+r方向である。また、微粒子G
に働く誘電泳動力Fdは、電界強度の弱い方向、すなわ
ち−r方向に働き、その大きさはrの増加に伴い単純増
加することになる。位置rと誘電泳動力Fdとの関係
も、図16に示す。
係を示すグラフを示す。r=rgで示される位置は、合
力F=0となる位置であり、ここに位置する微粒子Gは
ここに留まることを表している。一方、r<rgの領域
では、微粒子Gには+r方向に力が働き、rg<rの領
域では、微粒子Gには−r方向に力が働くので、電極に
挟まれた領域に存在する微粒子Gはすべて、位置rgに
集めることができる。
が、溶液チャンバー内にF=0となるつりあいの位置を
持ち、つりあいの位置からはずれた場所ではつりあいの
位置に向かう合力Fが働くように電極形状や電極配置を
構成すれば、溶液に含まれる微粒子をつりあいの位置に
分離することが可能となるのは言うまでもない。
微粒子を球体として扱ったが、実際には複雑な形状を有
するタンパク質や高分子の場合でも、数式が複雑になる
ものの原理的には同様な効果が得られることは言うまで
もない。
までに説明した微粒子分離方式を用いて微粒子を定量定
性分析するためのセンサに関して具体的に述べる。
する微粒子分離方式と、表面プラズモン共鳴現象とを用
いて微粒子の定性定量分析を行うセンサの一形態を示す
模式図であり、微粒子の分離に関しては図1に示した方
式を用いているものである。筐体101には厚さが一定
で、上から見ると図1に示したような扇形の溶液チャン
バー107が形成されており、流路106の一部を構成
している。扇の幅の狭まった側の端部には溶液流入口1
02が、扇の幅の広がった側の端部には溶液流出口10
3が設けられている。また、溶液流入口102と溶液流
出口103の間には第一の電極104と第二の電極10
5がそれぞれ設けられており、これら電極はそれぞれ図
示していない交流電圧源に接続されている。第一の電極
104と第二の電極105の間の電界強度は、第一の電
極104に近いほど電気力線が密となるため、図中では
左へ行くほど電界強度が強くなる。溶液チャンバー10
7を含む流路106は微粒子を含む溶液108で満たさ
れており、溶液108は図示していないポンプによって
流路106内を一定流量で循環している。このとき、微
粒子に働く流れの力Ffと誘電泳動力Fdとは図2のよう
に示され、これらの合力は図3のように示される。すな
わち、溶液108に含まれる微粒子はすべて、合力F=
0となるつりあいの位置に集められる。
12は、第一のレンズ110、第二のレンズ111、プ
リズム113、筐体101の底面を構成するガラス11
5を経由して金属薄膜114に照射される。光源は単一
波長を発振するレーザダイオードであり、第一のレンズ
110、第二のレンズ111は、入射光112の焦点が
金属薄膜114に結ぶよう調整されている。すなわち入
射光112は、レンズの大きさ、焦点距離、プリズムの
屈折率等で規定される入射角範囲を有することになる。
また、金属薄膜114は、Au薄膜が好適に用いられる
が、Ag、Cu、Al、Pt等、他の金属であっても表
面プラズモン共鳴現象を起こすものであれば差し支えは
ない。さらに、金属薄膜114表面には厚さ100nm
以下の非金属物質により被覆されていることが好適であ
るが、被覆されていなくてもかまわない。
は、再度ガラス115、プリズム113を透過し光検出
器117へと照射され、ここで入射角毎の光量検出が行
われる。光検出器117は、CCDやアレイセンサによ
り構成されると好適である。なお、プリズム113とガ
ラス115とは図示していないマッチングオイルにて密
着している。図18では、筐体101の底面全体がガラ
ス製であるが、筐体101全体がガラス製であっても、
入射光112と反射光116を透過させる部分のみがガ
ラス製であってもかまわない。
量分析を行う手法について説明する。溶液108中の任
意の種類の微粒子が金属薄膜114上に集まるよう、電
界強度の実効値E、交流電圧源の角周波数ω、交流電界
の電圧印加時間、流路106内を流れる流量の少なくと
もいずれかひとつを制御する。微粒子はその物質固有の
パラメータを有しているので、微粒子が金属薄膜114
上に集まったときの電界強度の実効値Eや交流電圧源の
角周波数ωから、その微粒子の種類を同定することがで
きる。
られた状態で表面プラズモン共鳴現象を利用して微粒子
の屈折率、すなわち濃度を定量的に求めることができ
る。金属薄膜114からの反射光116の光量が最も減
少する角度、すなわち表面プラズモン共鳴が発生する条
件を満たす入射光112の角度を測定する。この角度測
定を微粒子が分離されていない状態でも行い、未分離状
態と分離状態の角度差から微粒子の濃度を求める。
の溶液の濃度を決定するにあたっては、既知の濃度を持
つ参照溶液を測定し、それとの比較によって行うものと
する。
電圧源、ポンプはそれぞれ、図示していない制御演算装
置と接続されており、予めプログラムされた手順で、も
しくは作業者が状況に応じて、機器制御、計測、検出、
演算、記録等を行うことができる。
るために、流れの力と誘電泳動力とを用いたが、流れの
力の替わりに遠心力を用いても一向にかまわず、遠心力
を用いる場合には微粒子を金属薄膜114上に集めるた
めに制御するパラメータが、流路内を流れる流量ではな
く回転体の角速度に替わるだけであって、遠心力と誘電
泳動力を用いる手法でも同様の効果が得られることは言
うまでもない。
の形態4)同様、これまでに説明した微粒子分離方式を
用いて微粒子を定量定性分析するためのセンサに関して
具体的に述べる。
する微粒子分離方式と、光吸収現象とを用いて微粒子の
定性定量分析を行うセンサの一形態を示す模式図であ
り、微粒子の分離に関しては図1に示した方式を用いて
いるものである。筐体121には厚さが一定で、上から
見ると図1に示したような扇形の溶液チャンバー127
が形成されており、流路126の一部を構成している。
扇の幅の狭まった側の端部には溶液流入口122が、扇
の幅の広がった側の端部には溶液流出口123が設けら
れている。また、溶液流入口122と溶液流出口123
の間には第一の電極124と第二の電極125がそれぞ
れ設けられており、これら電極はそれぞれ図示していな
い交流電圧源に接続されている。第一の電極124と第
二の電極125の間の電界強度は、第一の電極124に
近いほど電気力線が密となるため、図中では左へ行くほ
ど電界強度が強くなる。溶液チャンバー127を含む流
路126は微粒子を含む溶液128で満たされており、
溶液128は図示していないポンプによって流路126
内を一定流量で循環している。このとき、微粒子に働く
流れの力Ffと誘電泳動力Fdとは図2のように示され、
これらの合力は図3のように示される。すなわち、溶液
128に含まれる微粒子はすべて、合力F=0となるつ
りあいの位置に集められる。
33は、第一のレンズ130、第二のレンズ131、第
三のレンズ132、筐体121の底面を構成するガラス
135を経由して溶液128中に照射される。光源12
9は単一波長を発振するレーザダイオードが好適であ
り、第一のレンズ130、第二のレンズ131、第三の
レンズ132は、検査光133のビーム幅が溶液128
中で一定であるよう調整されている。
ガラス136を透過し光検出器134へと照射され、こ
こで透過光量検出が行われる。光検出器134は、フォ
トダイオードやCCDにより構成されると好適である。
図19では、筐体121の底面と上面全体がガラス製で
あるが、筐体121全体がガラス製であっても、検査光
133を透過させる部分のみがガラス製であってもかま
わない。
量分析を行う手法について説明する。溶液128中の任
意の種類の微粒子が検査光133の光路上に集まるよ
う、電界強度の実効値E、交流電圧源の角周波数ω、交
流電界の電圧印加時間、流路126内を流れる流量の少
なくともいずれかひとつを制御する。微粒子はその物質
固有のパラメータを有しているので、微粒子が検査光1
33の光路上に集まったときの電界強度の実効値Eや交
流電圧源の角周波数ωから、その微粒子の種類を同定す
ることができる。
集められた状態で光吸収現象を利用して微粒子の濃度を
定量的に求めることができる。この濃度測定を微粒子が
分離されていない状態でも行い、未分離状態と分離状態
の光吸収の差から微粒子の濃度を求める。
電圧源、ポンプはそれぞれ、図示していない制御演算装
置と接続されており、予めプログラムされた手順で、も
しくは作業者が状況に応じて、機器制御、計測、検出、
演算、記録等を行うことができる。
るために、流れの力と誘電泳動力とを用いたが、流れの
力の替わりに遠心力を用いても一向にかまわず、遠心力
を用いる場合には微粒子を検査光133の光路上に集め
るために制御するパラメータが、流路内を流れる流量で
はなく回転体の角速度に替わるだけであって、遠心力と
誘電泳動力を用いる手法でも同様の効果が得られること
は言うまでもない。
高速で、高精度に微粒子を分離する方法および装置、な
らびに定量定性分析を行うセンサを実現することができ
る。
表す模式図
泳動力の位置依存性を示す特性図
を示す特性図
表す模式図
泳動力の位置依存性を示す特性図
を示す特性図
表す模式図
表す模式図
表す模式図
電泳動力の位置依存性を示す特性図
性を示す特性図
を表す模式図
泳動力の位置依存性を示す特性図
性を示す特性図
を表す模式図
泳動力の位置依存性を示す特性図
性を示す特性図
行うセンサを表す模式図
行うセンサを表す模式図
筐体 2、10、22、32、42、102、122 溶液流
入口 3、11、23、33、43、103、123 溶液流
出口 4、24、34、44、62、72、104、124
第一の電極 5、25、35、45、63、73、105、125
第二の電極 6、26、36、46、106、126 流路 7 ポンプ 8、27、37、47、64、74、107、127
溶液チャンバー 9、12、28、38、48、65、75、108、1
28 溶液 49、66 電極設置空間 67、76 回転体 109、129 光源 110、130 第一のレンズ 111、131 第二のレンズ 112 入射光 113 プリズム 114 金属薄膜 115、135、136 ガラス 116 反射光 117、134 光検出器 132 第三のレンズ 133 検査光
Claims (21)
- 【請求項1】 微粒子を含む溶液が流れている中で、前
記流れの力と反対方向に微粒子を誘電泳動させ、前記流
れの力と誘電泳動力とがつりあった位置に前記微粒子を
分離させる微粒子分離方法。 - 【請求項2】 誘電泳動を発生させる際に印加する交流
電界の周波数、交流電界の電圧値、交流電界の電圧印加
時間、溶液の流量の少なくともいずれかひとつを制御す
ることで、微粒子に働く流れの力と誘電泳動力とがつり
あう位置を制御する請求項1記載の微粒子分離方法。 - 【請求項3】 微粒子を含む溶液に遠心力を与え、前記
遠心力と反対方向に微粒子を誘電泳動させ、前記遠心力
と誘電泳動力とがつりあった位置に前記微粒子を分離さ
せる微粒子分離方法。 - 【請求項4】 誘電泳動を発生させる際に印加する交流
電界の周波数、交流電界の電圧値、交流電界の電圧印加
時間、遠心力を発生させる角速度の少なくともいずれか
ひとつを制御することで、微粒子に働く遠心力と誘電泳
動力とがつりあう位置を制御する請求項3記載の微粒子
分離方法。 - 【請求項5】 誘電泳動力が、電界強度の強い方向に働
く正の誘電泳動力である請求項1から請求項4のいずれ
か記載の微粒子分離方法。 - 【請求項6】 誘電泳動力が、電界強度の弱い方向に働
く負の誘電泳動力である請求項1から請求項4のいずれ
か記載の微粒子分離方法。 - 【請求項7】 第一の電極と第二の電極からなる電極対
と、これら電極間に不均一な交流電界を発生せしめる電
圧源と、微粒子を含む溶液を流すためのポンプと流路と
を具備し、前記微粒子に働く流れの力と誘電泳動力とが
つりあった位置に前記微粒子を分離させる微粒子分離装
置。 - 【請求項8】 誘電泳動を発生させる際に印加する交流
電界の周波数、交流電界の電圧値、交流電界の電圧印加
時間、溶液の流量の少なくともいずれかひとつを制御す
ることで、微粒子に働く流れの力と誘電泳動力とがつり
あう位置を制御する請求項7記載の微粒子分離装置。 - 【請求項9】 第一の電極と第二の電極からなる電極対
と、これら電極間に不均一な交流電界を発生せしめる電
圧源と、微粒子を含む溶液を収容する容器とを具備し、
前記容器は前記微粒子に遠心力を与えるための回転体に
保持されており、前記微粒子に働く遠心力と誘電泳動力
とがつりあった位置に前記微粒子を分離させる微粒子分
離装置。 - 【請求項10】 誘電泳動を発生させる際に印加する交
流電界の周波数、交流電界の電圧値、交流電界の電圧印
加時間、回転体の角速度の少なくともいずれかひとつを
制御することで、微粒子に働く遠心力と誘電泳動力とが
つりあう位置を制御する請求項9記載の微粒子分離装
置。 - 【請求項11】 誘電泳動力が、電界強度の強い方向に
働く正の誘電泳動力である請求項7から請求項11のい
ずれか記載の微粒子分離装置。 - 【請求項12】 誘電泳動力が、電界強度の弱い方向に
働く負の誘電泳動力である請求項7から請求項11のい
ずれか記載の微粒子分離装置。 - 【請求項13】 第一の電極と第二の電極からなる電極
対と、これら電極間に不均一な交流電界を発生せしめる
電圧源と、微粒子を含む溶液を流すためのポンプと流路
と、前記微粒子の濃度を測定する濃度測定装置とを具備
し、前記微粒子に働く流れの力と誘電泳動力とがつりあ
った位置に前記微粒子を分離させ、分離した状態の微粒
子濃度を前記濃度測定装置により測定するセンサ。 - 【請求項14】 誘電泳動を発生させる際に印加する交
流電界の周波数、交流電界の電圧値、交流電界の電圧印
加時間、溶液の流量の少なくともいずれかひとつを制御
することで、微粒子が濃度測定部位に位置するよう制御
する請求項13記載のセンサ。 - 【請求項15】 第一の電極と第二の電極からなる電極
対と、これら電極間に不均一な交流電界を発生せしめる
電圧源と、微粒子を含む溶液を収容する容器と、前記微
粒子の濃度を測定する濃度測定装置とを具備し、前記容
器は前記微粒子に遠心力を与えるための回転体に保持さ
れており、前記微粒子に働く遠心力と誘電泳動力とがつ
りあった位置に前記微粒子を分離させ、分離した状態の
微粒子の濃度を前記濃度測定装置により測定するセン
サ。 - 【請求項16】 誘電泳動を発生させる際に印加する交
流電界の周波数、交流電界の電圧値、交流電界の電圧印
加時間、回転体の角速度の少なくともいずれかひとつを
制御することで、微粒子が濃度測定部位に位置するよう
制御する請求項15記載のセンサ。 - 【請求項17】 誘電泳動力が、電界強度の強い方向に
働く正の誘電泳動力である請求項13から請求項16の
いずれか記載のセンサ。 - 【請求項18】 誘電泳動力が、電界強度の弱い方向に
働く負の誘電泳動力である請求項13から請求項16の
いずれか記載のセンサ。 - 【請求項19】 濃度測定装置が表面プラズモン共鳴現
象を利用したものである請求項13から請求項16のい
ずれか記載のセンサ。 - 【請求項20】 濃度測定装置が光源と光検出器とを具
備し、光源から発せられた光が微粒子を含む溶液中を透
過し、光検出器により計測されることで微粒子による光
の吸光度を求め、この値から微粒子の濃度を求めるもの
である請求項13から請求項16のいずれか記載のセン
サ。 - 【請求項21】 光源から発せされる光が、レーザ光で
ある請求項20記載のセンサ。
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|---|---|---|---|
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