JP2003063881A - Alcパネル及びその製造方法 - Google Patents
Alcパネル及びその製造方法Info
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ALC(軽量気泡コンクリート)パネル及び
その製造方法に係り、パネル表面の加工の自由度を高
め、かつ経済的で自然調の表面テクスチャを有するAL
Cパネル及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 上記の目的を達成するために本発明によ
るALC パネルは、ALCパネル1の表面の所望の領
域に、線材を打撃して形成した打滅面4による模様を有
することを特徴とする。また本発明によるALCパネル
の製造方法は、予め所定の大きさ形状に形成したALC
パネル1の表面の所望の領域に線材を打撃し打滅面4を
形成することにより所望の模様を施すことを特徴とす
る。
その製造方法に係り、パネル表面の加工の自由度を高
め、かつ経済的で自然調の表面テクスチャを有するAL
Cパネル及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 上記の目的を達成するために本発明によ
るALC パネルは、ALCパネル1の表面の所望の領
域に、線材を打撃して形成した打滅面4による模様を有
することを特徴とする。また本発明によるALCパネル
の製造方法は、予め所定の大きさ形状に形成したALC
パネル1の表面の所望の領域に線材を打撃し打滅面4を
形成することにより所望の模様を施すことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ALC(軽量気泡
コンクリート)パネル及びその製造方法に関するもので
ある。
コンクリート)パネル及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ALCパネルは、経協済性、軽塾量性、
耐火断熱性、加工性に優れており、特に建築物の外壁
材、間仕切材として広く使用されている。しかしなが
ら、ALCは一般に型枠内で半硬化させた後脱型し、ピ
アノ線などでパネル状に切断する製法が用いられている
ため、得られるパネル表面は平滑で、意匠性に乏しいと
いう問題があった。また、近年意匠性に優れるパネルの
要求が高まっており、パネル表面に模様を付けるさまざ
まな方法が提案されている。
耐火断熱性、加工性に優れており、特に建築物の外壁
材、間仕切材として広く使用されている。しかしなが
ら、ALCは一般に型枠内で半硬化させた後脱型し、ピ
アノ線などでパネル状に切断する製法が用いられている
ため、得られるパネル表面は平滑で、意匠性に乏しいと
いう問題があった。また、近年意匠性に優れるパネルの
要求が高まっており、パネル表面に模様を付けるさまざ
まな方法が提案されている。
【0003】すなわち、ALCパネル表面に模様を付け
る方法として従来たとえば以下のようなものが提案され
ている。 (1)型枠内に軽量気泡モルタルを打設し、該モルタル
の上面に模様付きゴム型、シートを被せ、この上面をロ
ーラで転圧し模様を形成する方法(例えば特公平3−2
7368号公報参照)。 (2)模様付きの型枠内に軽量気泡モルタルを打設し、
模様を形成する方法(例えば特開平8−174525号
公報参照)。 (3)半硬化状の気泡性モルタルブロックをパネル状に
切断後、凹凸模様を有する型をパネル面に押し当てて模
様を形成する方法(例えば特公平5−34121号公報
参照)。 (4)オートクレーブ養生済みのALCパネルの表面を
回転する刃物で切削し、凹凸模様をつける方法(例えば
特開昭58−160106号公報参照)。 (5)エンペラーユニットを使用して小鋼球のような投
射材をパネル表面に衝突させて凹部を形成する方法(例
えば特開昭63−25284号公報参照)。 (6)ALCの表面に加工された凹溝条の縁部に剥離用
工具で衝撃を与え、剥離帯を形成する方法(例えば特開
平11−148198号公報参照)。
る方法として従来たとえば以下のようなものが提案され
ている。 (1)型枠内に軽量気泡モルタルを打設し、該モルタル
の上面に模様付きゴム型、シートを被せ、この上面をロ
ーラで転圧し模様を形成する方法(例えば特公平3−2
7368号公報参照)。 (2)模様付きの型枠内に軽量気泡モルタルを打設し、
模様を形成する方法(例えば特開平8−174525号
公報参照)。 (3)半硬化状の気泡性モルタルブロックをパネル状に
切断後、凹凸模様を有する型をパネル面に押し当てて模
様を形成する方法(例えば特公平5−34121号公報
参照)。 (4)オートクレーブ養生済みのALCパネルの表面を
回転する刃物で切削し、凹凸模様をつける方法(例えば
特開昭58−160106号公報参照)。 (5)エンペラーユニットを使用して小鋼球のような投
射材をパネル表面に衝突させて凹部を形成する方法(例
えば特開昭63−25284号公報参照)。 (6)ALCの表面に加工された凹溝条の縁部に剥離用
工具で衝撃を与え、剥離帯を形成する方法(例えば特開
平11−148198号公報参照)。
【0004】ところが、上記(1)の方法は、色々な模
様を形成するために、その模様に合わせた型が必要であ
り、模様ごとに型を作成するのは不経済である。また、
上記(2)の方法は上記と同様の理由とともに原料が型
枠に付着し、その清掃に手間が掛かる。上記(3)の方
法も(1)と(2)と同様の不具合がある。
様を形成するために、その模様に合わせた型が必要であ
り、模様ごとに型を作成するのは不経済である。また、
上記(2)の方法は上記と同様の理由とともに原料が型
枠に付着し、その清掃に手間が掛かる。上記(3)の方
法も(1)と(2)と同様の不具合がある。
【0005】さらに上記(4)の方法はALCパネルの
加工において通常用いられる方法であるが、得られる意
匠が機械的に画一的なものに限定される。また(5)の
方法は、使用する小鋼球等の投射材の回収、およびAL
Cパネルの気泡内に残った小鋼球の除去作業が面倒であ
る等の問題がある。更に(6)の方法においては、凹溝
条から剥離帯を形成することから、凹溝条周辺に加工が
限定され、広い面積での加工が難しい。
加工において通常用いられる方法であるが、得られる意
匠が機械的に画一的なものに限定される。また(5)の
方法は、使用する小鋼球等の投射材の回収、およびAL
Cパネルの気泡内に残った小鋼球の除去作業が面倒であ
る等の問題がある。更に(6)の方法においては、凹溝
条から剥離帯を形成することから、凹溝条周辺に加工が
限定され、広い面積での加工が難しい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決するために創案されたもので、パネル表面の加工
の自由度を高め、かつ経済的で自然調の表面模様等を有
するALCパネル及びその製造方法を提供することを目
的とする。
を解決するために創案されたもので、パネル表面の加工
の自由度を高め、かつ経済的で自然調の表面模様等を有
するALCパネル及びその製造方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明によるALC パネルは、ALCパネル表面
の所望の領域に、線材を打撃して形成した打滅面による
模様を有することを特徴とする。
めに本発明によるALC パネルは、ALCパネル表面
の所望の領域に、線材を打撃して形成した打滅面による
模様を有することを特徴とする。
【0008】また本発明によるALCパネルの製造方法
は、予め所定の大きさ形状に形成したALCパネル表面
の所望の領域に線材を打撃して打滅面を形成することに
よって所望の模様を施すことを特徴とする。
は、予め所定の大きさ形状に形成したALCパネル表面
の所望の領域に線材を打撃して打滅面を形成することに
よって所望の模様を施すことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態に基づい
て本発明を具体的に説明する。図1は本発明によるAL
Cパネルの一実施形態を示す一部の正面図、図2は図1
におけるA−A線拡大断面図である。
て本発明を具体的に説明する。図1は本発明によるAL
Cパネルの一実施形態を示す一部の正面図、図2は図1
におけるA−A線拡大断面図である。
【0010】本実施形態は、ALCパネル1の表面に、
該パネルの長手方向に延びる複数本の凹溝条2aと、そ
の隣り合う凹溝条2a・2a間にパネル長手方向に位置
を交互にずらしてパネル幅方向の凹溝条2bとを形成す
ることによって、その両凹溝条2a・2bで囲まれた領
域にタイル等を模した略長方形状の突出部3を形成し、
その各突出部3の縁部に線材を打撃することによって打
滅面4を形成したものである。特に本実施形態において
は上記打滅面4を各突出部3の縁部全周にわたって形成
したもので、その各打滅面4は線材の打撃痕によって微
細な凹凸を有し、各突出部3の中央部表面よりもパネル
中心側にランダムに窪んだ状態に形成されている。
該パネルの長手方向に延びる複数本の凹溝条2aと、そ
の隣り合う凹溝条2a・2a間にパネル長手方向に位置
を交互にずらしてパネル幅方向の凹溝条2bとを形成す
ることによって、その両凹溝条2a・2bで囲まれた領
域にタイル等を模した略長方形状の突出部3を形成し、
その各突出部3の縁部に線材を打撃することによって打
滅面4を形成したものである。特に本実施形態において
は上記打滅面4を各突出部3の縁部全周にわたって形成
したもので、その各打滅面4は線材の打撃痕によって微
細な凹凸を有し、各突出部3の中央部表面よりもパネル
中心側にランダムに窪んだ状態に形成されている。
【0011】図3は本発明によるALCパネルの他の実
施形態を示すもので、パネルの長手方向の凹溝条2a
と、パネル幅方向の凹溝条2bとを格子状に形成し、そ
の凹溝条2a・2bで囲まれた略長方形状の突出部3の
上下両側縁部に線材を打撃することによって打滅面4を
形成したものである。その打滅面4の図で上下方向の幅
は、図で左右方向に行くに従ってランダムに変化するよ
うに構成され、かつ隣り合う突出部3の打滅面4の正面
形状はそれぞれ異なるように形成されている。
施形態を示すもので、パネルの長手方向の凹溝条2a
と、パネル幅方向の凹溝条2bとを格子状に形成し、そ
の凹溝条2a・2bで囲まれた略長方形状の突出部3の
上下両側縁部に線材を打撃することによって打滅面4を
形成したものである。その打滅面4の図で上下方向の幅
は、図で左右方向に行くに従ってランダムに変化するよ
うに構成され、かつ隣り合う突出部3の打滅面4の正面
形状はそれぞれ異なるように形成されている。
【0012】また図4は本発明によるALCパネルの更
に他の実施形態を示すもので、本実施形態はパネルの長
手方向および幅方向の凹溝条2a・2bによって形成さ
れる突出部3を略正方形状に形成すると共に、その上記
図1および図3の実施形態を上下2列に並んだ状態に形
成し、その各突出部3の表面全面に線材を打撃すること
によって打滅面4を形成したものである。
に他の実施形態を示すもので、本実施形態はパネルの長
手方向および幅方向の凹溝条2a・2bによって形成さ
れる突出部3を略正方形状に形成すると共に、その上記
図1および図3の実施形態を上下2列に並んだ状態に形
成し、その各突出部3の表面全面に線材を打撃すること
によって打滅面4を形成したものである。
【0013】上記実施形態は一例であり、例えば上記図
1および図3の実施形態においては打滅面4を各突出部
3の縁部に形成したが、突出部3の中央部に設けてもよ
く、又その打滅面4の正面形状は適宜である。また図4
の実施形態においても各突出部3の任意の位置もしくは
領域に打滅面4を形成してもよい。さらに上記打滅面4
を凹溝条2a・2bに形成してもよく、又その凹溝条2
a・2bは必ずしも設けなくてもよい。
1および図3の実施形態においては打滅面4を各突出部
3の縁部に形成したが、突出部3の中央部に設けてもよ
く、又その打滅面4の正面形状は適宜である。また図4
の実施形態においても各突出部3の任意の位置もしくは
領域に打滅面4を形成してもよい。さらに上記打滅面4
を凹溝条2a・2bに形成してもよく、又その凹溝条2
a・2bは必ずしも設けなくてもよい。
【0014】上記のようにALCパネルの表面に、線材
を打撃して打滅面4を形成することで、前記従来の方法
では得ることのできない新規な凹凸模様を得ることが可
能となる。特に、線材のパネル表面に対する角度が垂直
に近いほど線材の先端形状を反映した凹凸模様が得ら
れ、また線材をパネル表面に対して傾斜させ、その傾斜
角度が小さいほど線状に近い凹凸模様が得られる。さら
に打滅面4を形成する領域等を適宜変更することによっ
て種々の表面模様が得られ、ALCパネルの設計やデザ
インの自由度および汎用性を増大させることが可能とな
るものである。
を打撃して打滅面4を形成することで、前記従来の方法
では得ることのできない新規な凹凸模様を得ることが可
能となる。特に、線材のパネル表面に対する角度が垂直
に近いほど線材の先端形状を反映した凹凸模様が得ら
れ、また線材をパネル表面に対して傾斜させ、その傾斜
角度が小さいほど線状に近い凹凸模様が得られる。さら
に打滅面4を形成する領域等を適宜変更することによっ
て種々の表面模様が得られ、ALCパネルの設計やデザ
インの自由度および汎用性を増大させることが可能とな
るものである。
【0015】次に、上記のような打滅面を有するALC
パネルの製造方法について説明する。使用する素材パネ
ルとしては、予め所定の大きさ形状に形成したものを用
いるもので、その製法等は適宜であるが、例えば、石灰
質原料や珪酸質原料に水および発泡剤等を加えたモルタ
ルスラリーを、予め補強用鉄筋を多数組み込んだ型枠内
に注入し、硬化途中の半可塑性状態でピアノ線等を用い
て所定の大きさ形状に切断した後、オートクレープ養生
したものを用いることができる。
パネルの製造方法について説明する。使用する素材パネ
ルとしては、予め所定の大きさ形状に形成したものを用
いるもので、その製法等は適宜であるが、例えば、石灰
質原料や珪酸質原料に水および発泡剤等を加えたモルタ
ルスラリーを、予め補強用鉄筋を多数組み込んだ型枠内
に注入し、硬化途中の半可塑性状態でピアノ線等を用い
て所定の大きさ形状に切断した後、オートクレープ養生
したものを用いることができる。
【0016】また上記素材パネルとしては、上記のよう
な方法で得られる気泡を含むものであればどのような形
状のものでもよく、例えば建築物の外壁、床、屋根、間
仕切材などとして使用される、いわゆるフラットパネル
や、外壁などの隅部に使用される断面L字形の、いわゆ
るコーナーパネルなどにも適用できる。
な方法で得られる気泡を含むものであればどのような形
状のものでもよく、例えば建築物の外壁、床、屋根、間
仕切材などとして使用される、いわゆるフラットパネル
や、外壁などの隅部に使用される断面L字形の、いわゆ
るコーナーパネルなどにも適用できる。
【0017】上記のようにして予め所定の大きさ形状に
形成したALCパネルの表面に必要に応じて前記のよう
な凹溝条2を形成し、そのパネル表面の所望の位置に線
材を打撃して打滅面4を形成するもので、その線材の本
数は適宜であるが、好ましくは複数本束ねたものを用い
るとよく、そのようにすると能率よく打滅面を形成する
ことができる。
形成したALCパネルの表面に必要に応じて前記のよう
な凹溝条2を形成し、そのパネル表面の所望の位置に線
材を打撃して打滅面4を形成するもので、その線材の本
数は適宜であるが、好ましくは複数本束ねたものを用い
るとよく、そのようにすると能率よく打滅面を形成する
ことができる。
【0018】図5はその一例を示すもので、複数本の線
材5をまとめて筒状の支持体6に取付け支持させた構成
である。その各線材5は、本実施形態においては上記支
持体6内に設けた間隔保持用の穴あき板(不図示)に挿
通させることによって所定の間隔をおいて互いに離間さ
せた状態に配置固定されている。
材5をまとめて筒状の支持体6に取付け支持させた構成
である。その各線材5は、本実施形態においては上記支
持体6内に設けた間隔保持用の穴あき板(不図示)に挿
通させることによって所定の間隔をおいて互いに離間さ
せた状態に配置固定されている。
【0019】上記の線材5の材質は適宜であるが、例え
ば金属硬鋼線等を用いることができる。線材5の断面形
状は、図6(a)〜(d)に示すような円形、正方形、
三角形、星形等その他適宜である。また線材5の先端部
は、図7(a)のように平に切断するか、あるいは同図
(b)のように斜めに切断してもよく、また例えば同図
(c)のように円錐または角錐状もしくは同図(d)の
ように逆円錐台形または角錐台形に形成してもよい。或
いは同図(e)のように半球状に形成する等その他任意
である。
ば金属硬鋼線等を用いることができる。線材5の断面形
状は、図6(a)〜(d)に示すような円形、正方形、
三角形、星形等その他適宜である。また線材5の先端部
は、図7(a)のように平に切断するか、あるいは同図
(b)のように斜めに切断してもよく、また例えば同図
(c)のように円錐または角錐状もしくは同図(d)の
ように逆円錐台形または角錐台形に形成してもよい。或
いは同図(e)のように半球状に形成する等その他任意
である。
【0020】線材5の太さは、細すぎると折れやすく、
太すぎると細かい凹凸模様が得にくくなるので、直径1
〜20mm程度のものを用いるのが望ましい。また線材
5の本数は形成する打滅面の大きさ等に応じて適宜設定
すればよく、例えば前記図1に示すようなパネルを製造
する場合には、1〜20本程度束ねたものを用いればよ
い。
太すぎると細かい凹凸模様が得にくくなるので、直径1
〜20mm程度のものを用いるのが望ましい。また線材
5の本数は形成する打滅面の大きさ等に応じて適宜設定
すればよく、例えば前記図1に示すようなパネルを製造
する場合には、1〜20本程度束ねたものを用いればよ
い。
【0021】打滅面4を形成する際には、図5に示すよ
うに線材5の先端をパネル1の表面に向けた状態で支持
体6とともに線材5を激しく上下動させてパネル表面を
打撃しながら横方向に移動走査して打滅面4を形成する
もので、例えば前記図1に示すようなパネルを製造する
場合には、支持体6とともに線材5を激しく上下動させ
ながら前記突出部3の縁部もしくは凹溝条2a・2bに
沿って移動走査することにより突出部3の縁部全周に打
滅面4を形成するものである。
うに線材5の先端をパネル1の表面に向けた状態で支持
体6とともに線材5を激しく上下動させてパネル表面を
打撃しながら横方向に移動走査して打滅面4を形成する
もので、例えば前記図1に示すようなパネルを製造する
場合には、支持体6とともに線材5を激しく上下動させ
ながら前記突出部3の縁部もしくは凹溝条2a・2bに
沿って移動走査することにより突出部3の縁部全周に打
滅面4を形成するものである。
【0022】この場合、線材5を上下動する周期は、毎
分1000〜5000回程度が好ましく、それよりも遅
すぎても又逆に速すぎても安定した打滅面が得にくい。
また線材5の横方向への移動走査速度は、毎分0.1〜
5m程度とするのが望ましく、それよりも遅いと加工効
率および経済効率が悪く、それよりも速いと安定した打
滅面が得にくい。
分1000〜5000回程度が好ましく、それよりも遅
すぎても又逆に速すぎても安定した打滅面が得にくい。
また線材5の横方向への移動走査速度は、毎分0.1〜
5m程度とするのが望ましく、それよりも遅いと加工効
率および経済効率が悪く、それよりも速いと安定した打
滅面が得にくい。
【0023】なお線材5の上下動する速度が速く、横方
向への移動走査速度が遅い場合は、打滅面が深い形状で
得られ、逆に上下動が遅く、走査速度が速い場合は、浅
い打滅面が得られる。また線材5の先端形状と材質は得
られる打撃痕の形状ひいては打滅面の性状に影響を与
え、線材5の先端が前記図7(e)のように丸くなって
いるものであれば、得られる表面形状はなだらかな形状
となり、先端が同図(a)のようにずん切り状であれば
粗い形状、同図(b)および(c)のように尖っている
ものであればシャープな形状の打撃痕が得られる。さら
に線材5の材質がやわらかいものであれば、打撃時に被
加工面にあたる振動が比較的穏やかなものとなるため、
緩やかな表面形状の打撃痕が得られる。
向への移動走査速度が遅い場合は、打滅面が深い形状で
得られ、逆に上下動が遅く、走査速度が速い場合は、浅
い打滅面が得られる。また線材5の先端形状と材質は得
られる打撃痕の形状ひいては打滅面の性状に影響を与
え、線材5の先端が前記図7(e)のように丸くなって
いるものであれば、得られる表面形状はなだらかな形状
となり、先端が同図(a)のようにずん切り状であれば
粗い形状、同図(b)および(c)のように尖っている
ものであればシャープな形状の打撃痕が得られる。さら
に線材5の材質がやわらかいものであれば、打撃時に被
加工面にあたる振動が比較的穏やかなものとなるため、
緩やかな表面形状の打撃痕が得られる。
【0024】線材5のパネル表面に対する角度θは、通
常前記図5および図8(a)のように約90°すなわち
パネル1に対して略垂直に配置して使用するが、必要に
応じて同図(b)のように90°以下、15°程度以上
の範囲内で傾斜させてもよい。図8(a)のように90
°もしくはそれに近い角度で加工を行うと、打滅部分は
当てた線材5の先端形状に近い形になり、同図(b)の
ようにパネル表面に対する角度θを小さくすると斜めに
浅い線状の打滅面が得られる。
常前記図5および図8(a)のように約90°すなわち
パネル1に対して略垂直に配置して使用するが、必要に
応じて同図(b)のように90°以下、15°程度以上
の範囲内で傾斜させてもよい。図8(a)のように90
°もしくはそれに近い角度で加工を行うと、打滅部分は
当てた線材5の先端形状に近い形になり、同図(b)の
ようにパネル表面に対する角度θを小さくすると斜めに
浅い線状の打滅面が得られる。
【0025】なお前記図3および図4のように前記図1
よりも幅の広い打滅面を形成する場合には、例えば図9
(a)のように複数本の線材5を支持体6に取付け支持
させたものを複数個並べて使用する、あるいは同図
(b)のように支持体6を横長に形成してその支持体6
に多数の線材5を取付け支持させたものを用いるように
してもよい。
よりも幅の広い打滅面を形成する場合には、例えば図9
(a)のように複数本の線材5を支持体6に取付け支持
させたものを複数個並べて使用する、あるいは同図
(b)のように支持体6を横長に形成してその支持体6
に多数の線材5を取付け支持させたものを用いるように
してもよい。
【0026】例えば、図4のようにパネル1の略全面に
打滅面4を形成する場合には、パネルの幅と同等もしく
はそれよりも長い支持体6に多数の線材5を取付け支持
させたものを、パネル幅方向に配置し、それを上下動さ
せながらパネル長手方向に移動走査すれば1回の移動走
査でパネル1の略全面に打滅面4を形成することができ
る。
打滅面4を形成する場合には、パネルの幅と同等もしく
はそれよりも長い支持体6に多数の線材5を取付け支持
させたものを、パネル幅方向に配置し、それを上下動さ
せながらパネル長手方向に移動走査すれば1回の移動走
査でパネル1の略全面に打滅面4を形成することができ
る。
【0027】上記のように本発明においては、パネル1
の表面に線材5を打撃して打滅面4を形成するようにし
たので、前記従来の各種方法に比べて簡便かつ容易・安
価に凹凸模様等を形成することができる。特に前記
(6)のパネルの凹溝条に剥離用工具で剥離帯を形成す
る場合のように凹溝条周辺に加工が限定されることがな
く、また前記(5)の小鋼球のような投射材をパネル表
面に衝突させて凹部を形成する場合のように投射材を回
収する面倒がなく、作業が容易である。
の表面に線材5を打撃して打滅面4を形成するようにし
たので、前記従来の各種方法に比べて簡便かつ容易・安
価に凹凸模様等を形成することができる。特に前記
(6)のパネルの凹溝条に剥離用工具で剥離帯を形成す
る場合のように凹溝条周辺に加工が限定されることがな
く、また前記(5)の小鋼球のような投射材をパネル表
面に衝突させて凹部を形成する場合のように投射材を回
収する面倒がなく、作業が容易である。
【0028】
【実施例】厚さ100mm、幅600mm、長さ800
0mmのALCパネル表面に、前処理として通常の回転
刃を利用し、通常の加工方法で前記図1に示すような凹
溝条2a・2bを加工して突出部3を形成した。その
後、前記図5に示すような筒状の支持体6に20本まと
めて取付け支持させた直径2mm、長さ180mmの硬
鋼線よりなる線材5の下端を、上記突出部3の縁部上面
に当接させた状態で、支持体6と共に線材5を毎分40
00回の周期で上下動させながら、毎分0.5mの速度
で上記突出部3の縁部に沿って移動走査して各突出部3
の縁部全周に前記図1に示すような打滅面4を形成し
た。
0mmのALCパネル表面に、前処理として通常の回転
刃を利用し、通常の加工方法で前記図1に示すような凹
溝条2a・2bを加工して突出部3を形成した。その
後、前記図5に示すような筒状の支持体6に20本まと
めて取付け支持させた直径2mm、長さ180mmの硬
鋼線よりなる線材5の下端を、上記突出部3の縁部上面
に当接させた状態で、支持体6と共に線材5を毎分40
00回の周期で上下動させながら、毎分0.5mの速度
で上記突出部3の縁部に沿って移動走査して各突出部3
の縁部全周に前記図1に示すような打滅面4を形成し
た。
【0029】その結果、上記各突出部3の縁部全周に、
線材5による微細な凹状の打撃痕を有する打滅面4を万
遍なく且つ容易・迅速に形成することができた。また線
材5の本数等を異ならせた以外は上記と同様の要領で前
記図3および図4に示すようなパネルを製造したところ
上記と同様の結果が得られた。
線材5による微細な凹状の打撃痕を有する打滅面4を万
遍なく且つ容易・迅速に形成することができた。また線
材5の本数等を異ならせた以外は上記と同様の要領で前
記図3および図4に示すようなパネルを製造したところ
上記と同様の結果が得られた。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるAL
Cパネル及びその製造方法は、上記の構成であるから、
前記従来の方法では得ることのできない新規な凹凸模様
を得ることができる。また打滅面4を形成する領域等を
適宜変更することによって種々の模様が容易に得られ、
このALCパネルを建築物の外壁に使用すれば、外観の
優れた壁面を構成することができると共に、壁面の設計
やデザインの自由度および汎用性を増大させることが可
能となる。
Cパネル及びその製造方法は、上記の構成であるから、
前記従来の方法では得ることのできない新規な凹凸模様
を得ることができる。また打滅面4を形成する領域等を
適宜変更することによって種々の模様が容易に得られ、
このALCパネルを建築物の外壁に使用すれば、外観の
優れた壁面を構成することができると共に、壁面の設計
やデザインの自由度および汎用性を増大させることが可
能となる。
【0031】さらに前記従来の各種方法に比べて簡便か
つ容易・安価に凹凸模様等を形成することができるもの
で、特に前記(6)のパネルの凹溝条に剥離用工具で剥
離帯を形成する場合のように凹溝条周辺に加工が限定さ
れることがなく、また前記(5)の小鋼球のような投射
材をパネル表面に衝突させて凹部を形成する場合のよう
に投射材を回収する面倒がなく、作業が容易である等の
効果がある。
つ容易・安価に凹凸模様等を形成することができるもの
で、特に前記(6)のパネルの凹溝条に剥離用工具で剥
離帯を形成する場合のように凹溝条周辺に加工が限定さ
れることがなく、また前記(5)の小鋼球のような投射
材をパネル表面に衝突させて凹部を形成する場合のよう
に投射材を回収する面倒がなく、作業が容易である等の
効果がある。
【図1】本発明によるALCパネルの一実施形態を示す
正面図。
正面図。
【図2】図1におけるA−A線拡大断面図。
【図3】本発明によるALCパネルの他の実施形態を示
す正面図。
す正面図。
【図4】本発明によるALCパネルの更に他の実施形態
を示す正面図。
を示す正面図。
【図5】(a)は線材およびその支持体の構成例を示す
正面図。(b)は(a)におけるb−b線断面図。
正面図。(b)は(a)におけるb−b線断面図。
【図6】(a)〜(d)は線材の断面形状の一例を示す
説明図。
説明図。
【図7】(a)〜(d)は線材先端部の構成例を示す説
明図。
明図。
【図8】(a)および(b)は線材のパネルに対する傾
斜角と打撃痕との関係を示す説明図。
斜角と打撃痕との関係を示す説明図。
【図9】(a)および(d)は線材および支持体の他の
構成例を示す説明図。
構成例を示す説明図。
1 ALCパネル
2a、2b 凹溝条
3 突出部
4 打滅面
5 線材
6 支持体
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 山崎 智廣
東京都港区新橋5−11−3 住友金属鉱山
シポレックス株式会社内
(72)発明者 八木 良樹
東京都港区新橋5−11−3 住友金属鉱山
シポレックス株式会社内
Fターム(参考) 2E162 CA13
4G028 AA04
Claims (4)
- 【請求項1】 ALCパネル表面の所望の領域に、線材
を打撃して形成した打滅面による模様を有することを特
徴とするALCパネル。 - 【請求項2】 予め所定の大きさ形状に形成したALC
パネル表面の所望の領域に線材を打撃して打滅面を形成
することによって所望の模様を施すことを特徴とするA
LCパネルの製造方法。 - 【請求項3】 前記線材は、求める打滅面の形状等に応
じて、1〜20mm程度の太さのものを、1本もしくは
複数本束ねて使用するようにした請求項2記載のALC
パネルの製造方法。 - 【請求項4】 前記線材の先端形状は、求める打滅面の
形状等に応じて、平坦面、錐状、半球状のものを用い、
パネル表面に対して15〜90度の角度で打撃すること
を特徴とする請求項2または3記載のALCパネルの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001255566A JP2003063881A (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | Alcパネル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001255566A JP2003063881A (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | Alcパネル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003063881A true JP2003063881A (ja) | 2003-03-05 |
Family
ID=19083515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001255566A Withdrawn JP2003063881A (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | Alcパネル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003063881A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013007207A (ja) * | 2011-06-24 | 2013-01-10 | Asahi Kasei Homes Co | パネル材、建物、及びパネル材の製造方法 |
-
2001
- 2001-08-27 JP JP2001255566A patent/JP2003063881A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013007207A (ja) * | 2011-06-24 | 2013-01-10 | Asahi Kasei Homes Co | パネル材、建物、及びパネル材の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081104 |