JP2003056168A - 床材及びその製造方法 - Google Patents
床材及びその製造方法Info
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- JP2003056168A JP2003056168A JP2001250271A JP2001250271A JP2003056168A JP 2003056168 A JP2003056168 A JP 2003056168A JP 2001250271 A JP2001250271 A JP 2001250271A JP 2001250271 A JP2001250271 A JP 2001250271A JP 2003056168 A JP2003056168 A JP 2003056168A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】木質基材等の床材用基材の表面に、熱可塑性樹
脂中間層を介して化粧シートが積層されてなる、耐水性
や耐キャスター性等に優れた床材を、工程上の層間剥離
や表面の歪み、膨れ等の不良を発生することなく、生産
性良く高品質且つ安定的に製造可能な床材の製造方法
と、当該製造方法によって製造された床材とを提供す
る。 【解決手段】床材用基材1の表面に、溶融熱可塑性樹脂
21を押出し積層し、好ましくは冷却ロール5にて押圧
して表面を平坦化した後、冷却固化して熱可塑性樹脂中
間層2を形成し、しかる後、該熱可塑性樹脂中間層2上
に、熱可塑性樹脂製の化粧シート3を積層して、目的の
床材を得る製造方法である。
脂中間層を介して化粧シートが積層されてなる、耐水性
や耐キャスター性等に優れた床材を、工程上の層間剥離
や表面の歪み、膨れ等の不良を発生することなく、生産
性良く高品質且つ安定的に製造可能な床材の製造方法
と、当該製造方法によって製造された床材とを提供す
る。 【解決手段】床材用基材1の表面に、溶融熱可塑性樹脂
21を押出し積層し、好ましくは冷却ロール5にて押圧
して表面を平坦化した後、冷却固化して熱可塑性樹脂中
間層2を形成し、しかる後、該熱可塑性樹脂中間層2上
に、熱可塑性樹脂製の化粧シート3を積層して、目的の
床材を得る製造方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、戸建て住宅、アパ
ート、マンション、保養所、店舗等の建築物における室
内床面に使用するための床材の製造方法、及び当該製造
方法によって製造した床材に関するものである。
ート、マンション、保養所、店舗等の建築物における室
内床面に使用するための床材の製造方法、及び当該製造
方法によって製造した床材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、戸建て住宅、アパート、マンショ
ン、保養所、店舗等の建築物における室内床面用の床材
としては、木質系フローリング材が最も広く流行してい
る。この木質系フローリング材とは具体的には、厚み6
〜15mm程度の天然木材の無垢板や、厚み6〜15m
m程度の積層合板等の木質基材上に、厚み数百μm及至
数mm程度の天然木材の突板を貼着したもの、或いはそ
れらの塗装品等である。
ン、保養所、店舗等の建築物における室内床面用の床材
としては、木質系フローリング材が最も広く流行してい
る。この木質系フローリング材とは具体的には、厚み6
〜15mm程度の天然木材の無垢板や、厚み6〜15m
m程度の積層合板等の木質基材上に、厚み数百μm及至
数mm程度の天然木材の突板を貼着したもの、或いはそ
れらの塗装品等である。
【0003】これらの天然木材を使用した木質系フロー
リング材は、日光による変色等の耐候性の問題や、表面
に傷が付き易く耐水性も弱い等の問題が有るにも拘わら
ず、その表面の意匠が天然木材の木目という、最も自然
で親しみやすく美麗な意匠であることが最大の強みとな
って、耐候性の弱さは天然物ゆえに大目に見られ、表面
の傷付きは研磨・塗装による補修で対応することで許容
されて、消費者に広く受け入れられている現状がある。
リング材は、日光による変色等の耐候性の問題や、表面
に傷が付き易く耐水性も弱い等の問題が有るにも拘わら
ず、その表面の意匠が天然木材の木目という、最も自然
で親しみやすく美麗な意匠であることが最大の強みとな
って、耐候性の弱さは天然物ゆえに大目に見られ、表面
の傷付きは研磨・塗装による補修で対応することで許容
されて、消費者に広く受け入れられている現状がある。
【0004】しかるに、上記木質系フローリング材は、
その表面意匠が天然木材に依存するため、色調や木目模
様などの衣装品質の安定した製品を安定的に大量生産す
ることが困難であるという問題点がある。資源が比較的
に豊富なオーク材(楢材)であれば現在のところ問題は
ないが、消費者の多様な嗜好に合わせて、例えばバーチ
材(樺材)やチェリー材(桜材)などを使用してライト
調(淡色系)の意匠の製品を品揃えに加えようとする
と、世界的にも木材資源が不足していることから、意匠
品質の安定した製品の大量供給は非常に困難である。
その表面意匠が天然木材に依存するため、色調や木目模
様などの衣装品質の安定した製品を安定的に大量生産す
ることが困難であるという問題点がある。資源が比較的
に豊富なオーク材(楢材)であれば現在のところ問題は
ないが、消費者の多様な嗜好に合わせて、例えばバーチ
材(樺材)やチェリー材(桜材)などを使用してライト
調(淡色系)の意匠の製品を品揃えに加えようとする
と、世界的にも木材資源が不足していることから、意匠
品質の安定した製品の大量供給は非常に困難である。
【0005】また、上記木質系フローリング材は、表面
化粧材として天然木突板が使用されているため、本質的
に耐水性が弱く、例えば浴室脱衣所や洗面所、厨房の流
し台近傍等の様に、床面が水に濡れる機会の多い箇所に
使用すると、水分が突板層やその下の木質基材に滲み込
み易く、突板層の膨れや木質基材からの剥離、床材全体
としての反り等が発生し易いという問題点もある。
化粧材として天然木突板が使用されているため、本質的
に耐水性が弱く、例えば浴室脱衣所や洗面所、厨房の流
し台近傍等の様に、床面が水に濡れる機会の多い箇所に
使用すると、水分が突板層やその下の木質基材に滲み込
み易く、突板層の膨れや木質基材からの剥離、床材全体
としての反り等が発生し易いという問題点もある。
【0006】こうした問題点に鑑みて、表面の意匠の付
与手段として、上記した天然木材の突板に代えて、熱可
塑性樹脂シート等に木目模様等を印刷等により人工的に
表現した意匠を付与してなる化粧シートを使用した床材
も、既に提案されている。係る床材は、表面意匠の自由
度や安定性に優れることは勿論、化粧シートが合成材料
であることから耐候性や耐水性にも優れるなどの利点が
ある。
与手段として、上記した天然木材の突板に代えて、熱可
塑性樹脂シート等に木目模様等を印刷等により人工的に
表現した意匠を付与してなる化粧シートを使用した床材
も、既に提案されている。係る床材は、表面意匠の自由
度や安定性に優れることは勿論、化粧シートが合成材料
であることから耐候性や耐水性にも優れるなどの利点が
ある。
【0007】しかし、積層合板等の木質基材の表面に直
接化粧シートを貼着すると、化粧シートは通常厚み50
〜250μm程度の薄いシート状体であるから、貼着さ
れた化粧シートの表面が木質基材の表面の不陸を拾い易
く、意匠性に優れた平滑な仕上がりが得られにくいとい
う問題がある。加えて、表面上をキャスター付きの家具
又は車椅子等を転動させり、表面上に器物が落下したり
した際に、車輪の軌跡や落下の痕跡が凹み傷となって残
りやすい耐キャスター性や耐落下物性の問題、表面に溝
加工を施したり施工時に切断したりすると、使用時に水
に濡れると溝部や切断部から水分が滲み込み、化粧シー
トの膨れや剥離の原因となる耐水性の問題などもある。
接化粧シートを貼着すると、化粧シートは通常厚み50
〜250μm程度の薄いシート状体であるから、貼着さ
れた化粧シートの表面が木質基材の表面の不陸を拾い易
く、意匠性に優れた平滑な仕上がりが得られにくいとい
う問題がある。加えて、表面上をキャスター付きの家具
又は車椅子等を転動させり、表面上に器物が落下したり
した際に、車輪の軌跡や落下の痕跡が凹み傷となって残
りやすい耐キャスター性や耐落下物性の問題、表面に溝
加工を施したり施工時に切断したりすると、使用時に水
に濡れると溝部や切断部から水分が滲み込み、化粧シー
トの膨れや剥離の原因となる耐水性の問題などもある。
【0008】係る問題点を解決するために、本発明者ら
は既に、木質基材と化粧シートとの間に、熱可塑性樹脂
を主成分とする厚みが0.5〜3mm程度の薄板状体
(以下、熱可塑性樹脂中間層という)を介在させた構成
の床材を提案した(特願2001−198671号、特
願2001−224194号)。これにより、床材の表
面の耐水性が大幅に改善されると共に、上記熱可塑性樹
脂中間層として表面硬度の高いものを採用すれば、耐キ
ャスター性や耐落下物性にも優れた床材を得ることがで
きる。
は既に、木質基材と化粧シートとの間に、熱可塑性樹脂
を主成分とする厚みが0.5〜3mm程度の薄板状体
(以下、熱可塑性樹脂中間層という)を介在させた構成
の床材を提案した(特願2001−198671号、特
願2001−224194号)。これにより、床材の表
面の耐水性が大幅に改善されると共に、上記熱可塑性樹
脂中間層として表面硬度の高いものを採用すれば、耐キ
ャスター性や耐落下物性にも優れた床材を得ることがで
きる。
【0009】ところが、本発明者らが上記構成の床材の
試作検討を進めたところ、上記構成の床材もその製造
上、無視し得ない問題点を有していることが判明した。
すなわち、積層合板等の木質基材と熱可塑性樹脂中間層
とを積層する際に、硬質の板状体同士の積層であるか
ら、その一方又は両方にわずかな反りや歪み(波打ち、
凹凸等)があったり、その積層界面に微細な異物が混入
したりすると、木質基材又は熱可塑性樹脂中間層が柔軟
な変形により追従してこれらを吸収することが困難であ
るので、接着剤等を介して積層しても、十分に接着する
前に剥離してしまう。この問題は、接着剤が十分に硬化
するまでの間、積層プレス装置による圧締を続けていれ
ば回避できるが、そうすると、長時間の圧締の間、積層
プレス装置を占有することから、生産性が極めて低いも
のとなってしまう。
試作検討を進めたところ、上記構成の床材もその製造
上、無視し得ない問題点を有していることが判明した。
すなわち、積層合板等の木質基材と熱可塑性樹脂中間層
とを積層する際に、硬質の板状体同士の積層であるか
ら、その一方又は両方にわずかな反りや歪み(波打ち、
凹凸等)があったり、その積層界面に微細な異物が混入
したりすると、木質基材又は熱可塑性樹脂中間層が柔軟
な変形により追従してこれらを吸収することが困難であ
るので、接着剤等を介して積層しても、十分に接着する
前に剥離してしまう。この問題は、接着剤が十分に硬化
するまでの間、積層プレス装置による圧締を続けていれ
ば回避できるが、そうすると、長時間の圧締の間、積層
プレス装置を占有することから、生産性が極めて低いも
のとなってしまう。
【0010】特に、熱可塑性樹脂中間層はその取扱上、
ロール状での供給が望ましいのであるが、ロール状で供
給された熱可塑性樹脂中間層の巻き癖は、その厚みが厚
いために矯正が困難であるので、上記した積層時の問題
が顕著である。枚葉状での供給とすればその問題は少な
いが、熱可塑性樹脂中間層の製造設備や床材への加工設
備が複雑化したり、ロール状と比較しての取扱い難さ
(多数枚積み上げられた中から1枚ずつに分離する作業
など)のために、生産性が低下するなどの問題がある。
ロール状での供給が望ましいのであるが、ロール状で供
給された熱可塑性樹脂中間層の巻き癖は、その厚みが厚
いために矯正が困難であるので、上記した積層時の問題
が顕著である。枚葉状での供給とすればその問題は少な
いが、熱可塑性樹脂中間層の製造設備や床材への加工設
備が複雑化したり、ロール状と比較しての取扱い難さ
(多数枚積み上げられた中から1枚ずつに分離する作業
など)のために、生産性が低下するなどの問題がある。
【0011】また、たとえ木質基材と熱可塑性樹脂中間
層との良好な積層に成功したとしても、製造される床材
の品質面で問題が残る。すなわち、共に微妙な反りや歪
みを有する硬質な板状体である木質基材と熱可塑性樹脂
中間層とを、その反りや歪みを強制的に吸収させて積層
したことにより、得られた積層体の表面は歪みを有する
ものとなり、斜光で見ると反射光が揺らいで見える、外
観意匠性の劣る床材となってしまうことや、熱可塑性樹
脂中間層の表面に化粧シートを積層する際に、表面の歪
みによる凹部に空気を抱き込むために、膨れ不良を発生
し易いことなどの問題点がある。
層との良好な積層に成功したとしても、製造される床材
の品質面で問題が残る。すなわち、共に微妙な反りや歪
みを有する硬質な板状体である木質基材と熱可塑性樹脂
中間層とを、その反りや歪みを強制的に吸収させて積層
したことにより、得られた積層体の表面は歪みを有する
ものとなり、斜光で見ると反射光が揺らいで見える、外
観意匠性の劣る床材となってしまうことや、熱可塑性樹
脂中間層の表面に化粧シートを積層する際に、表面の歪
みによる凹部に空気を抱き込むために、膨れ不良を発生
し易いことなどの問題点がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における上記した問題点を解決すべくなされたものであ
り、木質基材等の床材用基材の表面に、熱可塑性樹脂中
間層を介して化粧シートが積層されてなる、耐水性や耐
キャスター性等に優れた床材を、工程上の層間剥離や表
面の歪み、膨れ等の不良を発生することなく、生産性良
く高品質且つ安定的に製造可能な床材の製造方法と、当
該製造方法によって製造された床材とを提供することを
目的とするものである。
における上記した問題点を解決すべくなされたものであ
り、木質基材等の床材用基材の表面に、熱可塑性樹脂中
間層を介して化粧シートが積層されてなる、耐水性や耐
キャスター性等に優れた床材を、工程上の層間剥離や表
面の歪み、膨れ等の不良を発生することなく、生産性良
く高品質且つ安定的に製造可能な床材の製造方法と、当
該製造方法によって製造された床材とを提供することを
目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の床材の製造方法
は、床材用基材の表面に、熱可塑性樹脂を溶融押出し積
層、冷却固化して熱可塑性樹脂中間層を形成した後、該
熱可塑性樹脂中間層上に、熱可塑性樹脂製の化粧シート
を積層することを特徴とするものである。
は、床材用基材の表面に、熱可塑性樹脂を溶融押出し積
層、冷却固化して熱可塑性樹脂中間層を形成した後、該
熱可塑性樹脂中間層上に、熱可塑性樹脂製の化粧シート
を積層することを特徴とするものである。
【0014】また、本発明の床材の製造方法は、前記熱
可塑性樹脂を溶融押出し積層と同時、若しくは積層後冷
却固化前に、該熱可塑性樹脂の表面を冷却ロールで押圧
して平坦化することを特徴とするものである。
可塑性樹脂を溶融押出し積層と同時、若しくは積層後冷
却固化前に、該熱可塑性樹脂の表面を冷却ロールで押圧
して平坦化することを特徴とするものである。
【0015】また、本発明の床材の製造方法は、前記熱
可塑性樹脂中間層の表面に、該熱可塑性樹脂中間層を貫
通しない深さの凹凸模様を形成した後、該凹凸模様の凹
部の内面を含む前記熱可塑性樹脂中間層の表面に、前記
化粧シートを積層することを特徴とするものである。
可塑性樹脂中間層の表面に、該熱可塑性樹脂中間層を貫
通しない深さの凹凸模様を形成した後、該凹凸模様の凹
部の内面を含む前記熱可塑性樹脂中間層の表面に、前記
化粧シートを積層することを特徴とするものである。
【0016】また、本発明の床材の製造方法は、前記凹
凸模様を、前記熱可塑性樹脂中間層の切削加工により形
成することを特徴とするものである。
凸模様を、前記熱可塑性樹脂中間層の切削加工により形
成することを特徴とするものである。
【0017】また、本発明の床材の製造方法は、前記凹
凸模様を、前記熱可塑性樹脂の溶融押出し積層と同時、
若しくは積層後冷却固化前に、該熱可塑性樹脂の表面を
冷却凹凸ロールで押圧して形成することを特徴とするも
のである。
凸模様を、前記熱可塑性樹脂の溶融押出し積層と同時、
若しくは積層後冷却固化前に、該熱可塑性樹脂の表面を
冷却凹凸ロールで押圧して形成することを特徴とするも
のである。
【0018】また、本発明の床材の製造方法は、前記化
粧シートを、前記熱可塑性樹脂中間層上に、真空成形法
又はソフトラッピング法により積層することを特徴とす
るものである。
粧シートを、前記熱可塑性樹脂中間層上に、真空成形法
又はソフトラッピング法により積層することを特徴とす
るものである。
【0019】また、本発明の床材の製造方法は、前記熱
可塑性樹脂中間層上に前記化粧シートを積層した後、該
化粧シートの表面からの切削加工により、該化粧シート
の厚みを超え前記熱可塑性樹脂中間層を貫通しない深さ
の凹凸模様を施すことを特徴とするものである。
可塑性樹脂中間層上に前記化粧シートを積層した後、該
化粧シートの表面からの切削加工により、該化粧シート
の厚みを超え前記熱可塑性樹脂中間層を貫通しない深さ
の凹凸模様を施すことを特徴とするものである。
【0020】また、本発明の床材の製造方法は、前記熱
可塑性樹脂中間層の表面硬度が、デュロメーター硬さ試
験タイプD(JIS K 6253)にて60以上であ
ることを特徴とするものである。
可塑性樹脂中間層の表面硬度が、デュロメーター硬さ試
験タイプD(JIS K 6253)にて60以上であ
ることを特徴とするものである。
【0021】また、本発明の床材の製造方法は、前記床
材用基材が木質基材であることを特徴とするものであ
る。
材用基材が木質基材であることを特徴とするものであ
る。
【0022】本発明の床材は、上記のいずれかの製造方
法によって製造したことを特徴とするものである。
法によって製造したことを特徴とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の床材及びその製造
方法の実施の形態を、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。図1〜5は、それぞれ本発明の床材の製造方法の各
種の実施の形態を工程順に示す模式断面図であり、図6
〜7は、それぞれ本発明の床材及びその製造方法の実施
の形態に用いられる化粧シートの各種の例を示す模式断
面図である。
方法の実施の形態を、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。図1〜5は、それぞれ本発明の床材の製造方法の各
種の実施の形態を工程順に示す模式断面図であり、図6
〜7は、それぞれ本発明の床材及びその製造方法の実施
の形態に用いられる化粧シートの各種の例を示す模式断
面図である。
【0024】本発明の床材の製造方法は、図1に示す様
に、木質基材等の床材用基材1の表面に、熱可塑性樹脂
中間層2を介して、熱可塑性樹脂製の化粧シート3が積
層されてなる床材(図1(c))を製造するための方法
であって、熱可塑性樹脂中間層2を形成するための熱可
塑性樹脂を加熱溶融し、押出機4からシート状に押出し
た溶融熱可塑性樹脂21を、その冷却固化前に床材用基
材1の表面に積層して(図1(a))、床材用基材1上
に熱可塑性樹脂中間層2が形成された積層体を形成し
(図1(b))、該積層体の熱可塑性樹脂中間層2上
に、熱可塑性樹脂製の化粧シート3を積層する(図1
(c))ことを特徴とするものである。
に、木質基材等の床材用基材1の表面に、熱可塑性樹脂
中間層2を介して、熱可塑性樹脂製の化粧シート3が積
層されてなる床材(図1(c))を製造するための方法
であって、熱可塑性樹脂中間層2を形成するための熱可
塑性樹脂を加熱溶融し、押出機4からシート状に押出し
た溶融熱可塑性樹脂21を、その冷却固化前に床材用基
材1の表面に積層して(図1(a))、床材用基材1上
に熱可塑性樹脂中間層2が形成された積層体を形成し
(図1(b))、該積層体の熱可塑性樹脂中間層2上
に、熱可塑性樹脂製の化粧シート3を積層する(図1
(c))ことを特徴とするものである。
【0025】本発明の床材の製造方法によれば、上述の
如く、床材用基材1の表面上に積層される時点におい
て、熱可塑性樹脂中間層2は、加熱溶融された液状体で
あるから、床材用基材1の表面に反りや歪み(波打ち、
凹凸等)があったり、微小な異物が付着していたりして
も、これらを埋める様に自由に変形しながら積層するこ
とができ、しかも該積層後には、溶融状態の熱可塑性樹
脂の持つ表面張力によって、その表面が平坦化(レベリ
ング)され、それが冷却固化によって固定される。この
様にして、床材用基材1と熱可塑性樹脂中間層2とを積
層プレス装置等により圧締する必要なく、表面の平坦性
に優れた熱可塑性樹脂中間層2を床材用基材1上に容易
に形成することができる。
如く、床材用基材1の表面上に積層される時点におい
て、熱可塑性樹脂中間層2は、加熱溶融された液状体で
あるから、床材用基材1の表面に反りや歪み(波打ち、
凹凸等)があったり、微小な異物が付着していたりして
も、これらを埋める様に自由に変形しながら積層するこ
とができ、しかも該積層後には、溶融状態の熱可塑性樹
脂の持つ表面張力によって、その表面が平坦化(レベリ
ング)され、それが冷却固化によって固定される。この
様にして、床材用基材1と熱可塑性樹脂中間層2とを積
層プレス装置等により圧締する必要なく、表面の平坦性
に優れた熱可塑性樹脂中間層2を床材用基材1上に容易
に形成することができる。
【0026】従って、上記の如くして形成された熱可塑
性樹脂中間層2上に、熱可塑性樹脂製の化粧シート3を
積層すれば、こうして得られた本発明の床材は、その表
面平坦性に優れたものとなり、斜光により観察しても表
面反射光の揺らぎの殆どない、外観意匠性に優れたもの
となる。また、上記熱可塑性樹脂中間層2上に熱可塑性
樹脂製の化粧シート3を積層する際にも、熱可塑性樹脂
中間層2の表面の高い平坦性故に、両者の積層界面に空
気を抱き込む事故を発生することなく、表面の膨れ欠陥
のない高品質の床材を容易且つ安定的に製造することが
できる。
性樹脂中間層2上に、熱可塑性樹脂製の化粧シート3を
積層すれば、こうして得られた本発明の床材は、その表
面平坦性に優れたものとなり、斜光により観察しても表
面反射光の揺らぎの殆どない、外観意匠性に優れたもの
となる。また、上記熱可塑性樹脂中間層2上に熱可塑性
樹脂製の化粧シート3を積層する際にも、熱可塑性樹脂
中間層2の表面の高い平坦性故に、両者の積層界面に空
気を抱き込む事故を発生することなく、表面の膨れ欠陥
のない高品質の床材を容易且つ安定的に製造することが
できる。
【0027】なお、床材用基材1の表面上に、熱可塑性
樹脂中間層2を押出ラミネート法により積層形成するに
先立ち、床材用基材1の表面に、その微細な凹凸を埋め
て平滑化するためのシーラー処理や、熱可塑性樹脂中間
層2との接着性を高めるためのコロナ放電処理、オゾン
処理、プラズマ処理、フレーム処理、電離放射線処理、
酸処理、アルカリ処理、アンカー又はプライマー処理等
の従来公知の表面処理を施したり、接着剤を塗布してお
いたりしても良い。
樹脂中間層2を押出ラミネート法により積層形成するに
先立ち、床材用基材1の表面に、その微細な凹凸を埋め
て平滑化するためのシーラー処理や、熱可塑性樹脂中間
層2との接着性を高めるためのコロナ放電処理、オゾン
処理、プラズマ処理、フレーム処理、電離放射線処理、
酸処理、アルカリ処理、アンカー又はプライマー処理等
の従来公知の表面処理を施したり、接着剤を塗布してお
いたりしても良い。
【0028】熱可塑性樹脂中間層2を形成するための熱
可塑性樹脂として、溶融粘度の高い種類のものを採用し
たり、或いは、物性強化などの目的で、充填剤を大量に
添加したりすると、溶融押出により床材用基材1上に積
層された溶融熱可塑性樹脂21が、その表面張力のみに
よっては十分に平坦化されない場合もある。そのような
場合には、図2に示す様に、押出機4から押出されて床
材用基材1上に積層された溶融熱可塑性樹脂21が冷却
固化される前に、その表面を、精度の高い円筒形に造ら
れた金属製ロール等の冷却ロール5で押圧して平坦化す
る(図2(a))方法を採用すると良い。
可塑性樹脂として、溶融粘度の高い種類のものを採用し
たり、或いは、物性強化などの目的で、充填剤を大量に
添加したりすると、溶融押出により床材用基材1上に積
層された溶融熱可塑性樹脂21が、その表面張力のみに
よっては十分に平坦化されない場合もある。そのような
場合には、図2に示す様に、押出機4から押出されて床
材用基材1上に積層された溶融熱可塑性樹脂21が冷却
固化される前に、その表面を、精度の高い円筒形に造ら
れた金属製ロール等の冷却ロール5で押圧して平坦化す
る(図2(a))方法を採用すると良い。
【0029】なお、冷却ロールによる押圧の時期は、図
2(a)に示した様に、溶融熱可塑性樹脂21の床材用
基材1上への積層後に限定されるものではなく、該積層
と同時であっても良い。すなわち、溶融熱可塑性樹脂2
1を床材用基材1と冷却ロール5との間隙に押出す方法
や、溶融熱可塑性樹脂21を冷却ロール5の表面に押出
した後に床材用基材1の表面に押圧して積層する方法等
を採用することも可能である。
2(a)に示した様に、溶融熱可塑性樹脂21の床材用
基材1上への積層後に限定されるものではなく、該積層
と同時であっても良い。すなわち、溶融熱可塑性樹脂2
1を床材用基材1と冷却ロール5との間隙に押出す方法
や、溶融熱可塑性樹脂21を冷却ロール5の表面に押出
した後に床材用基材1の表面に押圧して積層する方法等
を採用することも可能である。
【0030】本発明において製造される床材には、例え
ば従来の木質系フローリング材の外観意匠を模倣して、
表面に目地状溝などの凹凸模様7を形成することが求め
られる場合が多い。係る凹凸模様7の形成方法としては
幾つかの方法が考えられる。
ば従来の木質系フローリング材の外観意匠を模倣して、
表面に目地状溝などの凹凸模様7を形成することが求め
られる場合が多い。係る凹凸模様7の形成方法としては
幾つかの方法が考えられる。
【0031】第一の方法は、図3に示す様に、床材用基
材1上に溶融熱可塑性樹脂21を押出機4により押出し
積層(図3(a))して、熱可塑性樹脂中間層2を形成
し(図3(b))、該熱可塑性樹脂中間層2の表面か
ら、ルーター6、鋸又は鑿等の切削工具を使用した切削
加工により凹凸模様7を形成し(図3(c))、しかる
後に、該凹凸模様7を含む熱可塑性樹脂中間層2の表面
に、該凹凸模様7の凹部の内面に沿わせる様に、熱可塑
性樹脂製の化粧シート3を積層(図3(d))する方法
である。
材1上に溶融熱可塑性樹脂21を押出機4により押出し
積層(図3(a))して、熱可塑性樹脂中間層2を形成
し(図3(b))、該熱可塑性樹脂中間層2の表面か
ら、ルーター6、鋸又は鑿等の切削工具を使用した切削
加工により凹凸模様7を形成し(図3(c))、しかる
後に、該凹凸模様7を含む熱可塑性樹脂中間層2の表面
に、該凹凸模様7の凹部の内面に沿わせる様に、熱可塑
性樹脂製の化粧シート3を積層(図3(d))する方法
である。
【0032】第二の方法は、図4に示す様に、床材用基
材1上に溶融熱可塑性樹脂21を押出機4により押出し
積層した後、その冷却固化前にその表面に、目的の床材
の表面に形成すべき凹凸模様7を反転した凹凸形状を表
面に有する冷却凹凸ロール51を押圧して(図4
(a))、表面が平坦化されると同時に凹凸模様7が形
成された熱可塑性樹脂中間層2が床材用基材1上に積層
された積層体を作製し(図4(b))、しかる後に、該
凹凸模様7を含む熱可塑性樹脂中間層2の表面に、該凹
凸模様7の凹部の内面に沿わせる様に、熱可塑性樹脂製
の化粧シート3を積層(図3(d))する方法である。
材1上に溶融熱可塑性樹脂21を押出機4により押出し
積層した後、その冷却固化前にその表面に、目的の床材
の表面に形成すべき凹凸模様7を反転した凹凸形状を表
面に有する冷却凹凸ロール51を押圧して(図4
(a))、表面が平坦化されると同時に凹凸模様7が形
成された熱可塑性樹脂中間層2が床材用基材1上に積層
された積層体を作製し(図4(b))、しかる後に、該
凹凸模様7を含む熱可塑性樹脂中間層2の表面に、該凹
凸模様7の凹部の内面に沿わせる様に、熱可塑性樹脂製
の化粧シート3を積層(図3(d))する方法である。
【0033】第三の方法は、図5に示す様に、床材用基
材1上に溶融熱可塑性樹脂21を押出機4により押出積
層して(図5(a))熱可塑性樹脂中間層2を形成し
(図5(b))、該熱可塑性樹脂中間層2上に熱可塑性
樹脂製の化粧シート3を積層し(図5(c))、しかる
後に、該化粧シート3の表面から、ルーター、鋸又は鑿
等の切削工具を使用した切削加工により、凹凸模様7を
形成する(図5(d))方法である。
材1上に溶融熱可塑性樹脂21を押出機4により押出積
層して(図5(a))熱可塑性樹脂中間層2を形成し
(図5(b))、該熱可塑性樹脂中間層2上に熱可塑性
樹脂製の化粧シート3を積層し(図5(c))、しかる
後に、該化粧シート3の表面から、ルーター、鋸又は鑿
等の切削工具を使用した切削加工により、凹凸模様7を
形成する(図5(d))方法である。
【0034】なお、上記第三の方法の場合には、切削加
工による凹凸模様7を、熱可塑性樹脂中間層2を貫通し
て床材用基材1内に達する深さに形成してしまうと、床
材用基材1として木質基材等の吸水性材料を使用した場
合に、床材の表面に付着した水分が、凹凸模様7による
溝部から床材用基材1内に滲み込み、床材用基材1の膨
潤による膨れや、床材用基材1と熱可塑性樹脂中間層2
との層間での剥離、床材全体の伸縮や反り等の原因とな
り易い。一方、凹凸模様7の深さが化粧シート3の厚み
の範囲内であっては、凹凸模様7による意匠感が不足す
る。従って、凹凸模様7は、化粧シート3の厚みを越
え、熱可塑性樹脂中間層2を貫通しない深さに設けるこ
とが望ましい。
工による凹凸模様7を、熱可塑性樹脂中間層2を貫通し
て床材用基材1内に達する深さに形成してしまうと、床
材用基材1として木質基材等の吸水性材料を使用した場
合に、床材の表面に付着した水分が、凹凸模様7による
溝部から床材用基材1内に滲み込み、床材用基材1の膨
潤による膨れや、床材用基材1と熱可塑性樹脂中間層2
との層間での剥離、床材全体の伸縮や反り等の原因とな
り易い。一方、凹凸模様7の深さが化粧シート3の厚み
の範囲内であっては、凹凸模様7による意匠感が不足す
る。従って、凹凸模様7は、化粧シート3の厚みを越
え、熱可塑性樹脂中間層2を貫通しない深さに設けるこ
とが望ましい。
【0035】上記第一の方法の場合には、凹凸模様7の
深さは、その加工条件面から必然的に、熱可塑性樹脂中
間層2を貫通しない深さに制約される。上記第二の方法
であれば、加工条件面からも耐水性面からもこの様な制
約はなく、熱可塑性樹脂中間層2を貫通し床材用基材1
に至る深い凹凸模様7を形成することも可能である。但
し、この様な深い凹凸模様7によって熱可塑性樹脂中間
層2が分断されると、表面に加えられた外力による熱可
塑性樹脂中間層2の床材用基材1からの剥離に対する抵
抗性が弱まることや、化粧シート3を凹凸模様7の凹部
の内面に沿って沿わせて積層する際に、化粧シート3の
延伸により亀裂やピンホールが発生すると、そこが弱点
となって耐水性の低下の原因となること等を考慮する
と、凹凸模様7は、熱可塑性樹脂中間層2を貫通しない
深さに留めることが望ましい。
深さは、その加工条件面から必然的に、熱可塑性樹脂中
間層2を貫通しない深さに制約される。上記第二の方法
であれば、加工条件面からも耐水性面からもこの様な制
約はなく、熱可塑性樹脂中間層2を貫通し床材用基材1
に至る深い凹凸模様7を形成することも可能である。但
し、この様な深い凹凸模様7によって熱可塑性樹脂中間
層2が分断されると、表面に加えられた外力による熱可
塑性樹脂中間層2の床材用基材1からの剥離に対する抵
抗性が弱まることや、化粧シート3を凹凸模様7の凹部
の内面に沿って沿わせて積層する際に、化粧シート3の
延伸により亀裂やピンホールが発生すると、そこが弱点
となって耐水性の低下の原因となること等を考慮する
と、凹凸模様7は、熱可塑性樹脂中間層2を貫通しない
深さに留めることが望ましい。
【0036】具体的な凹凸模様7の深さは、上記のいず
れの方法による場合であっても、通例0.5〜3mm程
度である。凹凸模様7による凹部の断面形状としては、
例えばV字状、U字状、四角形状、多角形状、曲面状
(例えば、最外表面から溝に落ち込む角部を外側に凸の
曲面とした形状など。通称R形状)等、所望により任意
である。また、凹凸模様7の形状は、従来の木質系フロ
ーリング材の目地状溝を模した形状に限定されるもので
は勿論なく、例えば石目柄の床材にあっては花崗岩等の
石材の劈開面状の凹凸形状としたり、抽象柄の床材にあ
っては絵柄に合わせた抽象柄状の凹凸形状とするなど、
所望により任意に選ぶことができる。
れの方法による場合であっても、通例0.5〜3mm程
度である。凹凸模様7による凹部の断面形状としては、
例えばV字状、U字状、四角形状、多角形状、曲面状
(例えば、最外表面から溝に落ち込む角部を外側に凸の
曲面とした形状など。通称R形状)等、所望により任意
である。また、凹凸模様7の形状は、従来の木質系フロ
ーリング材の目地状溝を模した形状に限定されるもので
は勿論なく、例えば石目柄の床材にあっては花崗岩等の
石材の劈開面状の凹凸形状としたり、抽象柄の床材にあ
っては絵柄に合わせた抽象柄状の凹凸形状とするなど、
所望により任意に選ぶことができる。
【0037】本発明において、熱可塑性樹脂中間層2上
への化粧シート3の積層方法は特に限定されるものでは
なく、例えば通常のロールラミネート法や平圧プレス法
等であっても良い。しかし、上述の如く、予め凹凸模様
7を形成した熱可塑性樹脂中間層2上に化粧シート3を
積層する場合には、該凹凸模様7の凹部の内面に沿って
化粧シートを成形しながら積層するために、積層方法と
して真空成形法またはソフトラッピング法を用いること
が望ましい。
への化粧シート3の積層方法は特に限定されるものでは
なく、例えば通常のロールラミネート法や平圧プレス法
等であっても良い。しかし、上述の如く、予め凹凸模様
7を形成した熱可塑性樹脂中間層2上に化粧シート3を
積層する場合には、該凹凸模様7の凹部の内面に沿って
化粧シートを成形しながら積層するために、積層方法と
して真空成形法またはソフトラッピング法を用いること
が望ましい。
【0038】上記真空成形法とは、周知の如く、被貼着
体である床材用基材1と熱可塑性樹脂中間層2との積層
体の上面、すなわち熱可塑性樹脂中間層2の上面の上方
に、熱可塑性樹脂製の化粧シート3を水平に展張し、該
化粧シート3を加熱して軟化させた後、化粧シート3の
下側の空間を減圧すると共に、化粧シート3の上側の空
間を加圧し、その圧力差によって化粧シート3を熱可塑
性樹脂中間層2の上面に押圧して、化粧シート3を熱可
塑性樹脂中間層2の表面形状に沿って成形しつつ積層す
る方法である。
体である床材用基材1と熱可塑性樹脂中間層2との積層
体の上面、すなわち熱可塑性樹脂中間層2の上面の上方
に、熱可塑性樹脂製の化粧シート3を水平に展張し、該
化粧シート3を加熱して軟化させた後、化粧シート3の
下側の空間を減圧すると共に、化粧シート3の上側の空
間を加圧し、その圧力差によって化粧シート3を熱可塑
性樹脂中間層2の上面に押圧して、化粧シート3を熱可
塑性樹脂中間層2の表面形状に沿って成形しつつ積層す
る方法である。
【0039】この方法によれば、化粧シート3を熱可塑
性樹脂中間層2の上面に積層できることは勿論のこと、
熱可塑性樹脂中間層2の上面に凹凸模様7が形成されて
いる場合にあっても、化粧シート3を凹凸模様7の凹部
の内面に沿わせて成形しつつ積層することができる。
性樹脂中間層2の上面に積層できることは勿論のこと、
熱可塑性樹脂中間層2の上面に凹凸模様7が形成されて
いる場合にあっても、化粧シート3を凹凸模様7の凹部
の内面に沿わせて成形しつつ積層することができる。
【0040】なお、凹凸模様7による凹部の全てが熱可
塑性樹脂中間層2の側面に通じている場合には、通常の
真空成形法であっても良いが、側面に通じていない孤立
した凹部を含む凹凸模様7が設けられている場合には、
熱可塑性樹脂中間層2上に展張した化粧シート3の上下
両側の空間を一旦十分に減圧した後、化粧シート3の上
側の空間のみを加圧する方法によれば、凹凸模様7の凹
部に空気を巻き込むことなく、良好に成形可能である。
塑性樹脂中間層2の側面に通じている場合には、通常の
真空成形法であっても良いが、側面に通じていない孤立
した凹部を含む凹凸模様7が設けられている場合には、
熱可塑性樹脂中間層2上に展張した化粧シート3の上下
両側の空間を一旦十分に減圧した後、化粧シート3の上
側の空間のみを加圧する方法によれば、凹凸模様7の凹
部に空気を巻き込むことなく、良好に成形可能である。
【0041】また、上記ソフトラッピング法とは、これ
も周知の如く、被貼着体である床材用基材1と熱可塑性
樹脂中間層2との積層体を一定方向に搬送しつつ、その
上面に熱可塑性樹脂製の化粧シート3を、前記搬送の方
向に直交する回転軸を有する、シリコーンゴムロール等
の柔軟な耐熱性弾性体ロールを使用して、加熱しつつ押
圧することにより、化粧シート3を被貼着体の表面形
状、すなわち熱可塑性樹脂中間層2の表面形状に沿って
成形しつつ積層する方法である。
も周知の如く、被貼着体である床材用基材1と熱可塑性
樹脂中間層2との積層体を一定方向に搬送しつつ、その
上面に熱可塑性樹脂製の化粧シート3を、前記搬送の方
向に直交する回転軸を有する、シリコーンゴムロール等
の柔軟な耐熱性弾性体ロールを使用して、加熱しつつ押
圧することにより、化粧シート3を被貼着体の表面形
状、すなわち熱可塑性樹脂中間層2の表面形状に沿って
成形しつつ積層する方法である。
【0042】この方法によれば、化粧シート3の積層面
である熱可塑性樹脂中間層2の上面に凹凸模様7が設け
られている場合にあっても、化粧シート3が耐熱性弾性
体ロールの圧力によって凹凸模様7の凹部の内部に押し
込まれる結果、化粧シート3を該凹部の内面に沿わせて
成形しつつ積層することができる。
である熱可塑性樹脂中間層2の上面に凹凸模様7が設け
られている場合にあっても、化粧シート3が耐熱性弾性
体ロールの圧力によって凹凸模様7の凹部の内部に押し
込まれる結果、化粧シート3を該凹部の内面に沿わせて
成形しつつ積層することができる。
【0043】これら真空成形法やソフトラッピング法
は、上述した様に、凹凸模様7の凹部の内面に沿わせて
化粧シート3を積層可能であることに加えて、被貼着体
すなわち床材用基材1と熱可塑性樹脂中間層2との積層
体の側面部分にまで連続して化粧シート3を積層するこ
とも可能である利点がある。すなわち、床材用基材1と
熱可塑性樹脂中間層2との積層体における上面から、そ
の全外周の側面の少なくとも上側の一部にかけて、連続
して化粧シート3を積層することにより、こうして得た
床材を敷き詰めて床面を施工した際に、床材同士の継ぎ
目において、耐水性に優れた熱可塑性樹脂製の化粧シー
ト3の積層面同士で突き合わされた構造となるので、床
材用基材1として木質基材等の様に耐水性に劣る材質を
使用した場合にあっても、床材同士の継ぎ目から床材用
基材1や各層の積層界面への水分の滲み込みに起因す
る、床材用基材1の膨潤、腐朽、伸縮や反り、各層の積
層界面での膨れや剥離等の床材の劣化が効果的に防止さ
れ、耐久性に優れた床材を得ることができる。
は、上述した様に、凹凸模様7の凹部の内面に沿わせて
化粧シート3を積層可能であることに加えて、被貼着体
すなわち床材用基材1と熱可塑性樹脂中間層2との積層
体の側面部分にまで連続して化粧シート3を積層するこ
とも可能である利点がある。すなわち、床材用基材1と
熱可塑性樹脂中間層2との積層体における上面から、そ
の全外周の側面の少なくとも上側の一部にかけて、連続
して化粧シート3を積層することにより、こうして得た
床材を敷き詰めて床面を施工した際に、床材同士の継ぎ
目において、耐水性に優れた熱可塑性樹脂製の化粧シー
ト3の積層面同士で突き合わされた構造となるので、床
材用基材1として木質基材等の様に耐水性に劣る材質を
使用した場合にあっても、床材同士の継ぎ目から床材用
基材1や各層の積層界面への水分の滲み込みに起因す
る、床材用基材1の膨潤、腐朽、伸縮や反り、各層の積
層界面での膨れや剥離等の床材の劣化が効果的に防止さ
れ、耐久性に優れた床材を得ることができる。
【0044】本発明において、床材用基材1、熱可塑性
樹脂中間層2及び熱可塑性樹脂製の化粧シート3の材質
には一切制限はなく、例えば従来より類似の床材に使用
されているものと同様の、従来公知の各種の材質から適
宜選択して使用すれば良い。
樹脂中間層2及び熱可塑性樹脂製の化粧シート3の材質
には一切制限はなく、例えば従来より類似の床材に使用
されているものと同様の、従来公知の各種の材質から適
宜選択して使用すれば良い。
【0045】床材用基材1の材質として最も代表的なの
は、積層合板等の木質基材である。積層合板は、複数枚
(通常奇数枚)の木材単板をその繊維方向を交互に直交
させて積層接着してなるものであり、該木材単板の材種
としては、ラワン材等の広葉樹材やパイン材(松材)等
の針葉樹材のいずれかもしくはそれらの混合であっても
良い。最表面の木材単板として、例えばクルイン材、カ
プール材、メンクラン材等、シリカ分を含み硬質で耐久
性の高い南洋材系の材種を使用すれば、更に表面強度や
耐キャスター性等に優れた床材が得られる。
は、積層合板等の木質基材である。積層合板は、複数枚
(通常奇数枚)の木材単板をその繊維方向を交互に直交
させて積層接着してなるものであり、該木材単板の材種
としては、ラワン材等の広葉樹材やパイン材(松材)等
の針葉樹材のいずれかもしくはそれらの混合であっても
良い。最表面の木材単板として、例えばクルイン材、カ
プール材、メンクラン材等、シリカ分を含み硬質で耐久
性の高い南洋材系の材種を使用すれば、更に表面強度や
耐キャスター性等に優れた床材が得られる。
【0046】積層合板の他にも、例えば単板積層材、配
向性ボード、パーティクルボード、高密度繊維板等、従
来公知の各種の木質系ボード類を任意に使用することが
できる。また、木質基材以外にも、例えば陶磁器又はコ
ンクリート板等の無機質系基材、鉄、アルミニウム、真
鍮、ステンレス鋼等の金属系基材、熱可塑性樹脂の異形
押出成形体や繊維強化プラスチック(FRP)等の合成
樹脂系基材等を使用することもできる。なお、床材用基
材1の側面部には、床材同士の嵌合による接合のための
実加工等が施されていてもよい。
向性ボード、パーティクルボード、高密度繊維板等、従
来公知の各種の木質系ボード類を任意に使用することが
できる。また、木質基材以外にも、例えば陶磁器又はコ
ンクリート板等の無機質系基材、鉄、アルミニウム、真
鍮、ステンレス鋼等の金属系基材、熱可塑性樹脂の異形
押出成形体や繊維強化プラスチック(FRP)等の合成
樹脂系基材等を使用することもできる。なお、床材用基
材1の側面部には、床材同士の嵌合による接合のための
実加工等が施されていてもよい。
【0047】熱可塑性樹脂中間層2に用いられる熱可塑
性樹脂の種類には特に制限はなく、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン
等のポリオレフィン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、その金
属中和物(いわゆるアイオノマー樹脂)、エチレン−
(メタ)アクリレート共重合体等のオレフィン系共重合
体樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイ
ソフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリテト
ラメチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト、ポリアリレート、ポリカーボネート等のポリエステ
ル系樹脂、ポリアクリロニトリル、ポリメチルメタクリ
レート等のアクリル系樹脂、6−ナイロン、6,6−ナ
イロン、6,10−ナイロン等のポリアミド系樹脂、ポ
リスチレン、AS樹脂、ABS樹脂等のスチレン系樹
脂、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニ
ル等のビニル系樹脂等、或いはそれらの2種以上の混合
物、共重合体、積層体、複合体等から適宜選択して使用
することができる。
性樹脂の種類には特に制限はなく、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン
等のポリオレフィン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、その金
属中和物(いわゆるアイオノマー樹脂)、エチレン−
(メタ)アクリレート共重合体等のオレフィン系共重合
体樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイ
ソフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリテト
ラメチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト、ポリアリレート、ポリカーボネート等のポリエステ
ル系樹脂、ポリアクリロニトリル、ポリメチルメタクリ
レート等のアクリル系樹脂、6−ナイロン、6,6−ナ
イロン、6,10−ナイロン等のポリアミド系樹脂、ポ
リスチレン、AS樹脂、ABS樹脂等のスチレン系樹
脂、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニ
ル等のビニル系樹脂等、或いはそれらの2種以上の混合
物、共重合体、積層体、複合体等から適宜選択して使用
することができる。
【0048】上記した各種の熱可塑性樹脂の中でも、リ
サイクル適性や廃棄性(焼却性)、加工性、経済性等の
各面からはポリオレフィン系樹脂を使用することが望ま
しく、その中でも硬度の高いポリプロピレン樹脂、特に
ホモポリプロピレン樹脂などが最も望ましい。
サイクル適性や廃棄性(焼却性)、加工性、経済性等の
各面からはポリオレフィン系樹脂を使用することが望ま
しく、その中でも硬度の高いポリプロピレン樹脂、特に
ホモポリプロピレン樹脂などが最も望ましい。
【0049】本発明の床材に、優れた耐キャスター性や
耐落下物性を付与する為には、熱可塑性樹脂中間層2の
材質としては、表面硬度がデュロメーター硬さ試験タイ
プD(JIS K 6253)にて60以上、より好ま
しくは65以上である材質を用いることが望ましい。
耐落下物性を付与する為には、熱可塑性樹脂中間層2の
材質としては、表面硬度がデュロメーター硬さ試験タイ
プD(JIS K 6253)にて60以上、より好ま
しくは65以上である材質を用いることが望ましい。
【0050】上記の目的には、熱可塑性樹脂類は単体物
では一般に硬度が不足するので、適宜の充填剤を添加し
て表面強度を強化した物を使用することが望ましい。充
填剤としては具体的には、例えば炭酸カルシウム、タル
ク、クレー、ガラス粉末、ガラス繊維、金属粉等の無機
系充填剤や、木粉、紙粉等の有機充填剤などである。充
填剤の配合量としては通常、熱可塑性樹脂100重量部
当たり5〜400重量部程度であるが、表面硬度の強化
には高充填化が必要であり、より好ましくは熱可塑性樹
脂100重量部当たり150〜400重量部程度の充填
剤を配合することが望ましい。
では一般に硬度が不足するので、適宜の充填剤を添加し
て表面強度を強化した物を使用することが望ましい。充
填剤としては具体的には、例えば炭酸カルシウム、タル
ク、クレー、ガラス粉末、ガラス繊維、金属粉等の無機
系充填剤や、木粉、紙粉等の有機充填剤などである。充
填剤の配合量としては通常、熱可塑性樹脂100重量部
当たり5〜400重量部程度であるが、表面硬度の強化
には高充填化が必要であり、より好ましくは熱可塑性樹
脂100重量部当たり150〜400重量部程度の充填
剤を配合することが望ましい。
【0051】具体的には例えば、ホモポリプロピレン樹
脂等のポリプロピレン樹脂に、木粉(平均粒径0.00
5〜0.3mm程度)を添加した木質樹脂組成物など
が、熱可塑性樹脂中間層2の材質として最も好適であ
る。なお、熱可塑性樹脂中間層2は、その耐水性や表面
強度に支障のない範囲であれば、公知の化学的及び/又
は物理的手法により発泡させても良い。
脂等のポリプロピレン樹脂に、木粉(平均粒径0.00
5〜0.3mm程度)を添加した木質樹脂組成物など
が、熱可塑性樹脂中間層2の材質として最も好適であ
る。なお、熱可塑性樹脂中間層2は、その耐水性や表面
強度に支障のない範囲であれば、公知の化学的及び/又
は物理的手法により発泡させても良い。
【0052】化粧シート3は、本発明の床材の表面に所
望の意匠や耐摩耗性、耐擦傷性、耐溶剤性、耐候性、耐
油性等の表面物性を付与するために設けられるものであ
る。本発明において、化粧シート3として熱可塑性樹脂
製のものを採用した理由は、上記した各種の表面物性に
優れることに加えて、熱可塑性樹脂中間層2の上面に形
成された凹凸模様7の凹部の内面に沿わせて積層した
り、床材用基材1や熱可塑性樹脂中間層2の側面にまで
回り込ませて連続して積層したりすることも可能である
からである。
望の意匠や耐摩耗性、耐擦傷性、耐溶剤性、耐候性、耐
油性等の表面物性を付与するために設けられるものであ
る。本発明において、化粧シート3として熱可塑性樹脂
製のものを採用した理由は、上記した各種の表面物性に
優れることに加えて、熱可塑性樹脂中間層2の上面に形
成された凹凸模様7の凹部の内面に沿わせて積層した
り、床材用基材1や熱可塑性樹脂中間層2の側面にまで
回り込ませて連続して積層したりすることも可能である
からである。
【0053】上記熱可塑性樹脂製の化粧シート3とは更
に具体的には、熱可塑性樹脂からなる不透明な基材シー
トの表面に絵柄層を設けたものや、熱可塑性樹脂からな
らる透明な基材シートの裏面及び/又は絵柄層を設けた
もの、それらの表面に表面保護層を設けたものなどの単
層構成の化粧シートであっても良いが、図6に示した様
に、透明又は不透明の熱可塑性樹脂からなる基材シート
31上に、絵柄層32を介して、透明な熱可塑性樹脂か
らなる透明樹脂層34を設けてなる、複層構成の化粧シ
ート3が、その意匠性、接着適性、耐候性、耐溶剤性、
耐摩耗性等の各種の面で最も好適である。なお、絵柄層
32は、基材シート31と透明樹脂層34との層間に設
けるほか、透明樹脂層34の表面や、基材シート31が
透明である場合にはその裏面などに設けることも勿論差
し支えない。
に具体的には、熱可塑性樹脂からなる不透明な基材シー
トの表面に絵柄層を設けたものや、熱可塑性樹脂からな
らる透明な基材シートの裏面及び/又は絵柄層を設けた
もの、それらの表面に表面保護層を設けたものなどの単
層構成の化粧シートであっても良いが、図6に示した様
に、透明又は不透明の熱可塑性樹脂からなる基材シート
31上に、絵柄層32を介して、透明な熱可塑性樹脂か
らなる透明樹脂層34を設けてなる、複層構成の化粧シ
ート3が、その意匠性、接着適性、耐候性、耐溶剤性、
耐摩耗性等の各種の面で最も好適である。なお、絵柄層
32は、基材シート31と透明樹脂層34との層間に設
けるほか、透明樹脂層34の表面や、基材シート31が
透明である場合にはその裏面などに設けることも勿論差
し支えない。
【0054】化粧シート3には、床材用基材1及び/又
は熱可塑性樹脂中間層2の表面の好ましくない色彩や色
ムラ、欠陥等を隠蔽して意匠性を高めるために、隠蔽性
が要求される場合が多い。化粧シート3に隠蔽性を付与
するには、絵柄層32より裏面側の熱可塑性樹脂層、す
なわち図6に示した例では基材シート31に、酸化チタ
ンや酸化亜鉛、カーボンブラック、酸化鉄等の不透明顔
料を添加して、隠蔽性に着色しておくことが最も有効で
ある。その他、後述する様に不透明印刷インキ等により
隠蔽層を形成したり、これらを併用することもできる。
は熱可塑性樹脂中間層2の表面の好ましくない色彩や色
ムラ、欠陥等を隠蔽して意匠性を高めるために、隠蔽性
が要求される場合が多い。化粧シート3に隠蔽性を付与
するには、絵柄層32より裏面側の熱可塑性樹脂層、す
なわち図6に示した例では基材シート31に、酸化チタ
ンや酸化亜鉛、カーボンブラック、酸化鉄等の不透明顔
料を添加して、隠蔽性に着色しておくことが最も有効で
ある。その他、後述する様に不透明印刷インキ等により
隠蔽層を形成したり、これらを併用することもできる。
【0055】化粧シート3の主体である、基材シート3
1や透明樹脂層34を構成する熱可塑性樹脂としては、
例えばポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ア
クリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂等を使用することができる。中
でも、床材としての表面物性や加工性、経済性、廃棄性
(焼却性も含む)等を考慮すると、ポリオレフィン系樹
脂及び/又はポリエステル系樹脂を使用することが望ま
しい。
1や透明樹脂層34を構成する熱可塑性樹脂としては、
例えばポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ア
クリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂等を使用することができる。中
でも、床材としての表面物性や加工性、経済性、廃棄性
(焼却性も含む)等を考慮すると、ポリオレフィン系樹
脂及び/又はポリエステル系樹脂を使用することが望ま
しい。
【0056】上記ポリオレフィン系樹脂としては、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメ
チルペンテン等のポリオレフィン樹脂や、エチレン−プ
ロピレン共重合体樹脂、エチレン−プロピレン−ブテン
共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エ
チレン−ビニルアルコール共重合体樹脂、エチレン−
(メタ)アクリル酸共重合体樹脂、その金属中和物(所
謂アイオノマー樹脂)、エチレン−(メタ)アクリレー
ト共重合体樹脂等のオレフィン系共重合体樹脂、オレフ
ィン系熱可塑性エラストマー樹脂等を挙げることができ
る。
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメ
チルペンテン等のポリオレフィン樹脂や、エチレン−プ
ロピレン共重合体樹脂、エチレン−プロピレン−ブテン
共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エ
チレン−ビニルアルコール共重合体樹脂、エチレン−
(メタ)アクリル酸共重合体樹脂、その金属中和物(所
謂アイオノマー樹脂)、エチレン−(メタ)アクリレー
ト共重合体樹脂等のオレフィン系共重合体樹脂、オレフ
ィン系熱可塑性エラストマー樹脂等を挙げることができ
る。
【0057】また、上記ポリエステル系樹脂としては、
例えばポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレン
テレフタレート樹脂、ポリテトラメチレンテレフタレー
ト樹脂、ポリエチレンテレフタレート−イソフタレート
共重合体樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂等の結晶性ポリエステル樹脂や、ポリア
リレート樹脂、非晶質ポリエチレンテレフタレート樹脂
(所謂A−PET樹脂)、共重合ポリエステル樹脂
(例.1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合ポリ
エチレンテレフタレート樹脂である所謂PET−G樹
脂)等の非晶質ポリエステル樹脂等を挙げることができ
る。
例えばポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレン
テレフタレート樹脂、ポリテトラメチレンテレフタレー
ト樹脂、ポリエチレンテレフタレート−イソフタレート
共重合体樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂等の結晶性ポリエステル樹脂や、ポリア
リレート樹脂、非晶質ポリエチレンテレフタレート樹脂
(所謂A−PET樹脂)、共重合ポリエステル樹脂
(例.1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合ポリ
エチレンテレフタレート樹脂である所謂PET−G樹
脂)等の非晶質ポリエステル樹脂等を挙げることができ
る。
【0058】本発明の床材に用いる化粧シート3は、上
記した各種の熱可塑性樹脂から選ばれる複数種を適宜組
み合わせて構成することも可能である。床材として要求
される表面の耐傷付き性と、凹凸模様7の凹部内面や側
面などへの回り込み性との両立を考慮すると、化粧シー
ト3の表面側の層は耐傷付き性に優れた硬質の樹脂から
構成する一方、裏面側の層若しくは中間層として、真空
成形法又はソフトラッピング法等による立体成形性に優
れた軟質の樹脂からなる層を設けた構成とすることが望
ましい。
記した各種の熱可塑性樹脂から選ばれる複数種を適宜組
み合わせて構成することも可能である。床材として要求
される表面の耐傷付き性と、凹凸模様7の凹部内面や側
面などへの回り込み性との両立を考慮すると、化粧シー
ト3の表面側の層は耐傷付き性に優れた硬質の樹脂から
構成する一方、裏面側の層若しくは中間層として、真空
成形法又はソフトラッピング法等による立体成形性に優
れた軟質の樹脂からなる層を設けた構成とすることが望
ましい。
【0059】具体的には、図6に示した様に、基材シー
ト31と透明樹脂層34との2層の熱可塑性樹脂層を有
する2層構成の化粧シート3にあっては、表面側の透明
樹脂層34として硬度の高いポリプロピレン樹脂や結晶
性ポリエステル樹脂、裏面側の基材シート31として柔
軟性に優れた軟質ポリオレフィン系樹脂やオレフィン系
熱可塑性エラストマー樹脂、非晶質ポリエステル樹脂等
を組み合わせて構成することができる。
ト31と透明樹脂層34との2層の熱可塑性樹脂層を有
する2層構成の化粧シート3にあっては、表面側の透明
樹脂層34として硬度の高いポリプロピレン樹脂や結晶
性ポリエステル樹脂、裏面側の基材シート31として柔
軟性に優れた軟質ポリオレフィン系樹脂やオレフィン系
熱可塑性エラストマー樹脂、非晶質ポリエステル樹脂等
を組み合わせて構成することができる。
【0060】なお、上記軟質ポリオレフィン系樹脂とし
ては例えば、ポリプロピレン樹脂等の通常のポリオレフ
ィン系樹脂に、低密度ポリエチレン、アタクチックポリ
プロピレン、エチレン及びプロピレン以外のα−オレフ
ィン重合体、エチレン−α−オレフィン共重合体、エチ
レン−プロピレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム又は
その水素添加物等の軟質成分を添加又は共重合させて、
柔軟性を改善した樹脂などを使用することができる。
ては例えば、ポリプロピレン樹脂等の通常のポリオレフ
ィン系樹脂に、低密度ポリエチレン、アタクチックポリ
プロピレン、エチレン及びプロピレン以外のα−オレフ
ィン重合体、エチレン−α−オレフィン共重合体、エチ
レン−プロピレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム又は
その水素添加物等の軟質成分を添加又は共重合させて、
柔軟性を改善した樹脂などを使用することができる。
【0061】また、表面側の透明樹脂層34として結晶
性ポリエステル樹脂を使用する場合には、熱可塑性樹脂
中間層2上への積層前の化粧シート3の状態では、透明
樹脂層34を非晶状態の結晶性ポリエステル樹脂から構
成しておき、この化粧シート3を例えば真空成形法又は
ソフトラッピング法等により熱可塑性樹脂中間層2上に
積層する時の熱により、若しくは積層後の加熱により、
透明樹脂層24を構成している非晶状態の結晶性ポリエ
ステル樹脂を部分的に結晶化させる手法を採用すると、
床材用基材1及び熱可塑性樹脂中間層2との積層時には
優れた成形性を発現させつつ、積層後には優れた耐傷付
き性や耐溶剤性等の表面物性を発現させることができ
る。
性ポリエステル樹脂を使用する場合には、熱可塑性樹脂
中間層2上への積層前の化粧シート3の状態では、透明
樹脂層34を非晶状態の結晶性ポリエステル樹脂から構
成しておき、この化粧シート3を例えば真空成形法又は
ソフトラッピング法等により熱可塑性樹脂中間層2上に
積層する時の熱により、若しくは積層後の加熱により、
透明樹脂層24を構成している非晶状態の結晶性ポリエ
ステル樹脂を部分的に結晶化させる手法を採用すると、
床材用基材1及び熱可塑性樹脂中間層2との積層時には
優れた成形性を発現させつつ、積層後には優れた耐傷付
き性や耐溶剤性等の表面物性を発現させることができ
る。
【0062】上記の様に、基材シート31を柔軟性の高
い樹脂によって構成すると、成形性の面では有利である
が、基材シート31の表面に絵柄層32を印刷形成する
際に、基材シート31の耐熱性や耐溶剤性が不足する為
に、絵柄層32の印刷インキを乾燥させるための熱によ
り基材シート31が伸縮・反り・波打ち等を発生した
り、印刷インキに含有される溶剤によって基材シート3
1が侵されたりする場合がある。
い樹脂によって構成すると、成形性の面では有利である
が、基材シート31の表面に絵柄層32を印刷形成する
際に、基材シート31の耐熱性や耐溶剤性が不足する為
に、絵柄層32の印刷インキを乾燥させるための熱によ
り基材シート31が伸縮・反り・波打ち等を発生した
り、印刷インキに含有される溶剤によって基材シート3
1が侵されたりする場合がある。
【0063】上記の様な問題を回避するためには、図7
に示す様に、透明樹脂層34を基材シート31側の第一
透明樹脂層341とその表面側の第二透明樹脂層342
との2層に分けて設けた、3層構成の化粧シート3と
し、該第一透明樹脂層341を前述した様な柔軟性の高
い樹脂によって構成すれば、基材シート31として耐熱
性や耐溶剤性に優れた硬質の樹脂を採用して、絵柄層3
2の印刷適性を確保しつつ、成形性にも優れた化粧シー
ト3とすることができる。この場合、基材シート31及
び表面側の第二透明樹脂層342を構成する樹脂として
は、前述した2層構成の化粧シート3における透明樹脂
層34と同様の樹脂を採用することができ、これらは同
種の樹脂であっても相異なる樹脂であっても良い。
に示す様に、透明樹脂層34を基材シート31側の第一
透明樹脂層341とその表面側の第二透明樹脂層342
との2層に分けて設けた、3層構成の化粧シート3と
し、該第一透明樹脂層341を前述した様な柔軟性の高
い樹脂によって構成すれば、基材シート31として耐熱
性や耐溶剤性に優れた硬質の樹脂を採用して、絵柄層3
2の印刷適性を確保しつつ、成形性にも優れた化粧シー
ト3とすることができる。この場合、基材シート31及
び表面側の第二透明樹脂層342を構成する樹脂として
は、前述した2層構成の化粧シート3における透明樹脂
層34と同様の樹脂を採用することができ、これらは同
種の樹脂であっても相異なる樹脂であっても良い。
【0064】絵柄層32は、所望の意匠の絵柄を印刷等
によって表現したものであり、その絵柄の種類や構成材
料、形成方法等に関しては一切制限はない。一般的に
は、絵柄としては例えば木目柄や石目柄、布目柄、抽象
柄、幾何学模様、文字又は記号、或いはそれらの組み合
わせ等であり、単色無地(ベタ)であっても勿論かまわ
ない。基材シート31の隠蔽性が不十分である場合に
は、意匠絵柄と併用して若しくは単独で、不透明顔料を
大量に含有する隠蔽ベタ層を設けることもできる。
によって表現したものであり、その絵柄の種類や構成材
料、形成方法等に関しては一切制限はない。一般的に
は、絵柄としては例えば木目柄や石目柄、布目柄、抽象
柄、幾何学模様、文字又は記号、或いはそれらの組み合
わせ等であり、単色無地(ベタ)であっても勿論かまわ
ない。基材シート31の隠蔽性が不十分である場合に
は、意匠絵柄と併用して若しくは単独で、不透明顔料を
大量に含有する隠蔽ベタ層を設けることもできる。
【0065】絵柄層32の構成材料は、染料又は顔料等
の着色剤を合成樹脂等の展色剤と共に適宜の溶剤中に溶
解又は分散した印刷インキ又は塗料等を使用するのが一
般的である。着色顔料としては例えば酸化チタン、酸化
亜鉛、酸化鉄(弁柄、黄色酸化鉄、鉄黒)コバルトブル
ー、カーボンブラック等の無機顔料や、アゾ顔料、イミ
ダゾロン顔料等の有機顔料等、展色剤としては例えばウ
レタン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、繊維素誘導体等を
使用することができる。
の着色剤を合成樹脂等の展色剤と共に適宜の溶剤中に溶
解又は分散した印刷インキ又は塗料等を使用するのが一
般的である。着色顔料としては例えば酸化チタン、酸化
亜鉛、酸化鉄(弁柄、黄色酸化鉄、鉄黒)コバルトブル
ー、カーボンブラック等の無機顔料や、アゾ顔料、イミ
ダゾロン顔料等の有機顔料等、展色剤としては例えばウ
レタン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、繊維素誘導体等を
使用することができる。
【0066】絵柄層32の形成方法としては、例えばグ
ラビア印刷法、オフセット印刷法、グラビアオフセット
印刷法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、転写印刷
法、正殿印刷法、インキジェット印刷法などの各種印刷
法や、ベタ状の場合には、グラビアコート、ナイフコー
ト法、エアーナイフコート法、ロールコート法、キスコ
ート法、ロッドコート法、ダイコート法、リップコート
法、コンマコート法、スプレーコート法、フローコート
法、ディップコート法等の各種塗工方法等が適宜使用可
能である。
ラビア印刷法、オフセット印刷法、グラビアオフセット
印刷法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、転写印刷
法、正殿印刷法、インキジェット印刷法などの各種印刷
法や、ベタ状の場合には、グラビアコート、ナイフコー
ト法、エアーナイフコート法、ロールコート法、キスコ
ート法、ロッドコート法、ダイコート法、リップコート
法、コンマコート法、スプレーコート法、フローコート
法、ディップコート法等の各種塗工方法等が適宜使用可
能である。
【0067】絵柄層32の印刷形成に先立ち、その印刷
面、すなわち図6や図7に示した例では基材シート31
の表面に、例えばコロナ放電処理、オゾン処理、プラズ
マ処理、フレーム処理、電離放射線処理、酸処理、アル
カリ処理、プライマー又はアンカー処理等の易接着化の
ための表面処理を施しておくことにより、層間密着性の
向上を図ることもできる。
面、すなわち図6や図7に示した例では基材シート31
の表面に、例えばコロナ放電処理、オゾン処理、プラズ
マ処理、フレーム処理、電離放射線処理、酸処理、アル
カリ処理、プライマー又はアンカー処理等の易接着化の
ための表面処理を施しておくことにより、層間密着性の
向上を図ることもできる。
【0068】化粧シート3への意匠絵柄の付与方法とし
ては、上記した様な印刷又は塗工方法による代わりに、
無着色の熱可塑性樹脂と着色した熱可塑性樹脂を不十分
な混合状態でシート状に形成することにより、木目に類
似した着色模様を呈するようにした基材シート31とし
て使用することもできる。
ては、上記した様な印刷又は塗工方法による代わりに、
無着色の熱可塑性樹脂と着色した熱可塑性樹脂を不十分
な混合状態でシート状に形成することにより、木目に類
似した着色模様を呈するようにした基材シート31とし
て使用することもできる。
【0069】化粧シート3を構成する各熱可塑性樹脂
層、すなわち基材シート31や透明樹脂層34(第一透
明樹脂層341、第二透明樹脂層342)の相互間の積
層方法としては、例えば、適宜の接着剤33を介したド
ライラミネート法、ウェットラミネート法や、接着剤層
33を介した又は介さない熱ラミネート法、高周波ラミ
ネート法、熱可塑性樹脂を溶融状態で押し出すと同時に
積層する押出ラミネート法等が適宜可能である。押出ラ
ミネート法にあっては、必要に応じて、接着剤層23と
しての酸変性オレフィン系樹脂又はオレフィン−(メ
タ)アクリレート共重合体樹脂等の接着性樹脂を共押出
にて同時に積層形成してもよい。
層、すなわち基材シート31や透明樹脂層34(第一透
明樹脂層341、第二透明樹脂層342)の相互間の積
層方法としては、例えば、適宜の接着剤33を介したド
ライラミネート法、ウェットラミネート法や、接着剤層
33を介した又は介さない熱ラミネート法、高周波ラミ
ネート法、熱可塑性樹脂を溶融状態で押し出すと同時に
積層する押出ラミネート法等が適宜可能である。押出ラ
ミネート法にあっては、必要に応じて、接着剤層23と
しての酸変性オレフィン系樹脂又はオレフィン−(メ
タ)アクリレート共重合体樹脂等の接着性樹脂を共押出
にて同時に積層形成してもよい。
【0070】透明樹脂層34を複数層(第一透明樹脂層
341、第二透明樹脂層342)から構成する場合に
は、これらを共押出法により製膜すると、層間密着性に
優れたものが容易に得られるので好適である。例えば、
第一透明樹脂層341として共重合ポリエステル樹脂等
の非結晶性ポリエステル樹脂、第二透明樹脂層342と
して非晶質ポリエチレンテレフタレート樹脂等の非晶状
態の結晶性ポリエステル樹脂を共押出法により積層した
フィルムの場合等である。勿論、これらの共押出法によ
る積層製膜と同時に溶融状態で基材シート31上に積層
してもよい。
341、第二透明樹脂層342)から構成する場合に
は、これらを共押出法により製膜すると、層間密着性に
優れたものが容易に得られるので好適である。例えば、
第一透明樹脂層341として共重合ポリエステル樹脂等
の非結晶性ポリエステル樹脂、第二透明樹脂層342と
して非晶質ポリエチレンテレフタレート樹脂等の非晶状
態の結晶性ポリエステル樹脂を共押出法により積層した
フィルムの場合等である。勿論、これらの共押出法によ
る積層製膜と同時に溶融状態で基材シート31上に積層
してもよい。
【0071】化粧シート3には、通常の類似の化粧シー
トの場合と同様に、透明樹脂層34の表面に表面保護層
35を形成したり、エンボス36を施したり、基材シー
ト31の裏面に易接着コート層37を形成したりしてお
くこともできる。
トの場合と同様に、透明樹脂層34の表面に表面保護層
35を形成したり、エンボス36を施したり、基材シー
ト31の裏面に易接着コート層37を形成したりしてお
くこともできる。
【0072】エンボス36は、例えば製膜後の樹脂シー
トの表面を加熱しつつエンボスロールを押圧するロール
エンボス法や、樹脂の押出製膜時の冷却ロールとしてエ
ンボス冷却ロールを使用して樹脂の冷却固化と同時にエ
ンボスを施す押出製膜同時エンボス法などにより、例え
ば木目導管柄、石目柄、布目柄、砂目柄、抽象柄等の所
望の絵柄状の凹凸が施される。
トの表面を加熱しつつエンボスロールを押圧するロール
エンボス法や、樹脂の押出製膜時の冷却ロールとしてエ
ンボス冷却ロールを使用して樹脂の冷却固化と同時にエ
ンボスを施す押出製膜同時エンボス法などにより、例え
ば木目導管柄、石目柄、布目柄、砂目柄、抽象柄等の所
望の絵柄状の凹凸が施される。
【0073】易接着コート層37は、熱可塑性樹脂中間
層2との積層時に使用される酢酸ビニル系やウレタン系
等の汎用接着剤に対する接着性を確保するためのもの
で、例えば2液硬化型ウレタン系樹脂やアクリル系樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂等の易接着性樹
脂組成物を主体としたものが用いられ、これに粒径0.
5〜5μm程度のシリカ等の無機質粉体を添加すること
により、投錨効果による接着力の向上と共に、化粧シー
ト3の巻取保存時のブロッキングの防止を図ることもで
きる。
層2との積層時に使用される酢酸ビニル系やウレタン系
等の汎用接着剤に対する接着性を確保するためのもの
で、例えば2液硬化型ウレタン系樹脂やアクリル系樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂等の易接着性樹
脂組成物を主体としたものが用いられ、これに粒径0.
5〜5μm程度のシリカ等の無機質粉体を添加すること
により、投錨効果による接着力の向上と共に、化粧シー
ト3の巻取保存時のブロッキングの防止を図ることもで
きる。
【0074】表面保護層35は、基材シート31や透明
樹脂層34を構成する熱可塑性樹脂よりも硬質且つ強靱
な材質である硬化型樹脂を使用することが望ましい。具
体的には、例えばウレタン系樹脂、メラミン系樹脂、エ
ポキシ系樹脂、尿素系樹脂、不飽和ポリエステル系樹
脂、シリコーン系樹脂等の熱硬化型樹脂や、不飽和ポリ
エステル系樹脂、(メタ)アクリレート系樹脂等の電離
放射線硬化型樹脂などである。中でも、架橋密度が高く
硬質で耐摩耗性や耐擦傷性に優れた硬化被膜が得られる
電離放射線硬化型樹脂を使用することが最も望ましい。
樹脂層34を構成する熱可塑性樹脂よりも硬質且つ強靱
な材質である硬化型樹脂を使用することが望ましい。具
体的には、例えばウレタン系樹脂、メラミン系樹脂、エ
ポキシ系樹脂、尿素系樹脂、不飽和ポリエステル系樹
脂、シリコーン系樹脂等の熱硬化型樹脂や、不飽和ポリ
エステル系樹脂、(メタ)アクリレート系樹脂等の電離
放射線硬化型樹脂などである。中でも、架橋密度が高く
硬質で耐摩耗性や耐擦傷性に優れた硬化被膜が得られる
電離放射線硬化型樹脂を使用することが最も望ましい。
【0075】上記電離放射線硬化型樹脂とは、紫外線又
は電子線等の電離放射線の照射により重合架橋反応可能
なラジカル重合性二重結合を分子中に少なくとも一つ有
するプレポリマー、オリゴマー及び/又はモノマーを適
宜配合してなるものである。係るプレポリマー、オリゴ
マーとしては、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウ
レタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリ
レート、メラミン(メタ)アクリレート、ポリエーテル
(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレー
ト等の(メタ)アクリレート系プレポリマー又はオリゴ
マー類等、モノマーとしては、メチル(メタ)アクリレ
ート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)ア
クリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、エ
チルヘキシル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート等の単官能(メタ)アクリレート
類や、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート等の2官能(メタ)ア
クリレート類、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリ
レート等の多官能(メタ)アクリレート類等を挙げるこ
とができる。なお、ここで「(メタ)アクリレート」と
は、アクリレート又はメタクリレートという意味であ
る。
は電子線等の電離放射線の照射により重合架橋反応可能
なラジカル重合性二重結合を分子中に少なくとも一つ有
するプレポリマー、オリゴマー及び/又はモノマーを適
宜配合してなるものである。係るプレポリマー、オリゴ
マーとしては、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウ
レタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリ
レート、メラミン(メタ)アクリレート、ポリエーテル
(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレー
ト等の(メタ)アクリレート系プレポリマー又はオリゴ
マー類等、モノマーとしては、メチル(メタ)アクリレ
ート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)ア
クリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、エ
チルヘキシル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート等の単官能(メタ)アクリレート
類や、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート等の2官能(メタ)ア
クリレート類、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリ
レート等の多官能(メタ)アクリレート類等を挙げるこ
とができる。なお、ここで「(メタ)アクリレート」と
は、アクリレート又はメタクリレートという意味であ
る。
【0076】上記電離放射線硬化型樹脂の塗工被膜を紫
外線の照射によって硬化させる場合には、当該電離放射
線硬化型樹脂には、例えばベンゾイン類、アセトフェノ
ン類、チオキサントン類、ベンゾフェノン類、アゾ化合
物の光ラジカル重合開始剤が添加される。また必要に応
じて、例えばトリエタノールアミン等の第3級アミン類
や、2−ジメチルアミノ安息香酸エチル等の安息香酸誘
導体等の光増感剤が併用される。さらに、副成分とし
て、着色剤、充填剤、艶消剤、消泡剤、離型剤、耐磨
剤、難燃剤、滑剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、光安定
剤、熱安定剤、酸化防止剤、抗菌剤、防黴剤、希釈溶剤
その他の添加物を、必要に応じて適宜含有させても良
い。
外線の照射によって硬化させる場合には、当該電離放射
線硬化型樹脂には、例えばベンゾイン類、アセトフェノ
ン類、チオキサントン類、ベンゾフェノン類、アゾ化合
物の光ラジカル重合開始剤が添加される。また必要に応
じて、例えばトリエタノールアミン等の第3級アミン類
や、2−ジメチルアミノ安息香酸エチル等の安息香酸誘
導体等の光増感剤が併用される。さらに、副成分とし
て、着色剤、充填剤、艶消剤、消泡剤、離型剤、耐磨
剤、難燃剤、滑剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、光安定
剤、熱安定剤、酸化防止剤、抗菌剤、防黴剤、希釈溶剤
その他の添加物を、必要に応じて適宜含有させても良
い。
【0077】表面保護層35の厚みや形成方法には特に
制限はなく、目的とする床材の表面に要求される物性に
合わせて適宜設計すればよい。一般的には、表面保護層
35の厚みは1〜100μm程度、更に好ましくは5〜
50μm程度の範囲内とするのが良い。表面保護層35
の形成方法としては、例えばロールコート法、ナイフコ
ート法、エアーナイフコート法、ダイコート法、リップ
コート法、コンマコート法、キスコート法、フローコー
ト法、ディップコート法、グラビアコート法、グラビア
リバースコート法、マイクログラビアコート法等の各種
コーティング法から任意に選択すればよい。
制限はなく、目的とする床材の表面に要求される物性に
合わせて適宜設計すればよい。一般的には、表面保護層
35の厚みは1〜100μm程度、更に好ましくは5〜
50μm程度の範囲内とするのが良い。表面保護層35
の形成方法としては、例えばロールコート法、ナイフコ
ート法、エアーナイフコート法、ダイコート法、リップ
コート法、コンマコート法、キスコート法、フローコー
ト法、ディップコート法、グラビアコート法、グラビア
リバースコート法、マイクログラビアコート法等の各種
コーティング法から任意に選択すればよい。
【0078】表面保護層35には、耐摩耗性向上のため
に減摩剤を添加することもできる。減摩剤としては、例
えばアルミナ、ダイアモンド、炭化珪素、シリカ、ガラ
ス、ジルコニア、ゼオライト、シラスバルーン、珪藻土
等少なくとも表面保護層35の主成分である樹脂よりも
高硬度の材質からなる、平均粒径5〜50μm程度の粉
粒体が用いられる。減摩剤の粒径と表面保護層35の膜
厚との関係を適宜設計することにより、減摩剤が表面保
護層35の平均表面より突出して、表面保護層35の表
面に微細凸状部を形成する様に構成すると、得られる化
粧材の表面硬度や耐摩耗性、耐擦傷性等を更に向上させ
ると共に、床材の表面に耐滑り性(滑り止め性)を付与
することもできる。
に減摩剤を添加することもできる。減摩剤としては、例
えばアルミナ、ダイアモンド、炭化珪素、シリカ、ガラ
ス、ジルコニア、ゼオライト、シラスバルーン、珪藻土
等少なくとも表面保護層35の主成分である樹脂よりも
高硬度の材質からなる、平均粒径5〜50μm程度の粉
粒体が用いられる。減摩剤の粒径と表面保護層35の膜
厚との関係を適宜設計することにより、減摩剤が表面保
護層35の平均表面より突出して、表面保護層35の表
面に微細凸状部を形成する様に構成すると、得られる化
粧材の表面硬度や耐摩耗性、耐擦傷性等を更に向上させ
ると共に、床材の表面に耐滑り性(滑り止め性)を付与
することもできる。
【0079】但し、減摩剤が表面保護層35の表面に突
出した状態で露出していると、本発明の床材の上を歩行
する人の靴下の裏面を摩耗させたり、子供が転んだとき
に膝小僧をすりむいたりするという問題が発生する虞が
ある。そこで、表面保護層35を複数層から構成すると
共に、減摩剤はその最上層以外の層(例えば、下塗層及
び上塗層の2層構成における下塗層や、下塗層、中塗層
及び上塗層の3層構成における下塗層及び/又は中塗
層)に添加しておき、その層の平均表面より突出した減
摩剤の表面を覆うように、減摩剤が添加されていない最
上層(上塗層)を設けることが望ましい。この様にする
と、表面保護層35の平均表面から減摩剤の突出による
微細凸部がなす鋭い表面凹凸が、最上層の表面保護層
(上塗層)によって鈍化される結果、上記した接触物の
摩耗の低減のほか、表面に触れたときのざらつきや、視
覚的な過度の艶消し感(粉っぽさ)なども軽減すること
ができる。
出した状態で露出していると、本発明の床材の上を歩行
する人の靴下の裏面を摩耗させたり、子供が転んだとき
に膝小僧をすりむいたりするという問題が発生する虞が
ある。そこで、表面保護層35を複数層から構成すると
共に、減摩剤はその最上層以外の層(例えば、下塗層及
び上塗層の2層構成における下塗層や、下塗層、中塗層
及び上塗層の3層構成における下塗層及び/又は中塗
層)に添加しておき、その層の平均表面より突出した減
摩剤の表面を覆うように、減摩剤が添加されていない最
上層(上塗層)を設けることが望ましい。この様にする
と、表面保護層35の平均表面から減摩剤の突出による
微細凸部がなす鋭い表面凹凸が、最上層の表面保護層
(上塗層)によって鈍化される結果、上記した接触物の
摩耗の低減のほか、表面に触れたときのざらつきや、視
覚的な過度の艶消し感(粉っぽさ)なども軽減すること
ができる。
【0080】本発明の床材の製造にあたり、表面保護層
35の形成は、化粧シート3の熱可塑性樹脂中間層2上
への積層前であっても良いし、積層後であっても良い。
また、その一部(例えば下塗層)を積層前、残部(例え
ば上塗層)を積層後という様に、複数層を積層前後に分
けて形成することもできる。化粧シート3の熱可塑性樹
脂中間層2上への積層後に表面保護層35の一部又は全
部を形成する方法によれば、巻取状での取扱いに適さな
い大塗布量の表面保護層35を設ける場合にも容易に対
応可能であるので、より耐傷付き性等の表面物性に優れ
た床材を容易に製造できる利点がある。
35の形成は、化粧シート3の熱可塑性樹脂中間層2上
への積層前であっても良いし、積層後であっても良い。
また、その一部(例えば下塗層)を積層前、残部(例え
ば上塗層)を積層後という様に、複数層を積層前後に分
けて形成することもできる。化粧シート3の熱可塑性樹
脂中間層2上への積層後に表面保護層35の一部又は全
部を形成する方法によれば、巻取状での取扱いに適さな
い大塗布量の表面保護層35を設ける場合にも容易に対
応可能であるので、より耐傷付き性等の表面物性に優れ
た床材を容易に製造できる利点がある。
【0081】化粧シート3の表面に表面保護層35を設
けるにあたり、該表面保護層35の形成面、すなわち図
6や図7に示す例では透明樹脂層34(第二透明樹脂層
342)の表面、と表面保護層35との間に、十分な密
着性を確保する必要がある。そのために、透明樹脂層3
4の表面に例えばコロナ放電処理又はオゾン処理等の表
面活性化処理を施すか、若しくは、透明樹脂層34を構
成する熱可塑性樹脂と、表面保護層35を構成する樹脂
との双方に対して密着性の優れた樹脂組成物からなるリ
コート性樹脂層を、透明樹脂層34の表面に設けておく
こともできる。
けるにあたり、該表面保護層35の形成面、すなわち図
6や図7に示す例では透明樹脂層34(第二透明樹脂層
342)の表面、と表面保護層35との間に、十分な密
着性を確保する必要がある。そのために、透明樹脂層3
4の表面に例えばコロナ放電処理又はオゾン処理等の表
面活性化処理を施すか、若しくは、透明樹脂層34を構
成する熱可塑性樹脂と、表面保護層35を構成する樹脂
との双方に対して密着性の優れた樹脂組成物からなるリ
コート性樹脂層を、透明樹脂層34の表面に設けておく
こともできる。
【0082】上記リコート性樹脂層としては、例えばウ
レタン系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、尿
素樹脂、アルキド系樹脂、ポリエステル系樹脂等の熱硬
化性樹脂を使用することが望ましく、中でもポリオール
化合物とイソシアネート化合物との配合による二液硬化
型ウレタン系樹脂を使用することが最も望ましい。ポリ
オール化合物としては、例えばアクリルポリオール化合
物、ポリエーテルポリオール化合物、ポリエステルポリ
オール化合物等が使用可能であるが、中でも熱可塑性樹
脂及び電離放射線硬化型樹脂等の硬化型樹脂との密着性
と内部凝集力とのバランス面から、ポリエステルポリオ
ール化合物を使用することが最も望ましい。
レタン系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、尿
素樹脂、アルキド系樹脂、ポリエステル系樹脂等の熱硬
化性樹脂を使用することが望ましく、中でもポリオール
化合物とイソシアネート化合物との配合による二液硬化
型ウレタン系樹脂を使用することが最も望ましい。ポリ
オール化合物としては、例えばアクリルポリオール化合
物、ポリエーテルポリオール化合物、ポリエステルポリ
オール化合物等が使用可能であるが、中でも熱可塑性樹
脂及び電離放射線硬化型樹脂等の硬化型樹脂との密着性
と内部凝集力とのバランス面から、ポリエステルポリオ
ール化合物を使用することが最も望ましい。
【0083】この様に、透明樹脂層34と表面保護層3
5との間にリコート性樹脂層を設けた構成とすると、前
述した様に表面保護層35を化粧シート3の熱可塑性樹
脂中間層2上への積層後に形成する場合の様に、工程の
都合上、表面保護層35の形成前の化粧シート3の作製
から、熱可塑性樹脂中間層2上への積層後の表面保護層
35の形成までの間に、長期間が経過することがあって
も、透明樹脂層34と表面保護層35との間に十分な密
着性が容易に得られる利点がある。
5との間にリコート性樹脂層を設けた構成とすると、前
述した様に表面保護層35を化粧シート3の熱可塑性樹
脂中間層2上への積層後に形成する場合の様に、工程の
都合上、表面保護層35の形成前の化粧シート3の作製
から、熱可塑性樹脂中間層2上への積層後の表面保護層
35の形成までの間に、長期間が経過することがあって
も、透明樹脂層34と表面保護層35との間に十分な密
着性が容易に得られる利点がある。
【0084】その他、本発明の床材には、床下の湿気の
影響や、環境の温湿度変化による湿気移動の影響によ
る、床材の伸縮や反りの発生等を防止するために、床材
用基材1の裏面に防湿シートを積層したり、床下地面の
不陸の吸収やガタツキ防止、断熱性、防音性、防振性等
の付与を目的として、床材用基材1の裏面に発泡層を積
層したりしてもよい。
影響や、環境の温湿度変化による湿気移動の影響によ
る、床材の伸縮や反りの発生等を防止するために、床材
用基材1の裏面に防湿シートを積層したり、床下地面の
不陸の吸収やガタツキ防止、断熱性、防音性、防振性等
の付与を目的として、床材用基材1の裏面に発泡層を積
層したりしてもよい。
【0085】上記防湿シートは、厚み10〜100μm
程度の防湿性樹脂層を主体として、必要に応じてその表
面/又は裏面に、例えば薄葉紙、樹脂含浸紙、紙間強化
紙等の紙層を積層したシートなどであり、上記防湿性樹
脂層としては、例えばポリエチレン(高密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレン)等のポリオレフィン系樹脂
や、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリフッ
化ビニリデン樹脂等の透湿性の低い疎水性熱可塑性樹脂
を好適に使用することができる。防湿シートの透湿度は
一般的には、3〜30g/m2・24h程度とすること
が望ましい。また、上記紙層に含窒素化合物等のホルム
アルデヒド捕捉剤を含有させることにより、積層合板等
の木質基材が発散するホルムアルデヒドの捕捉除去機能
を付与することも可能である。
程度の防湿性樹脂層を主体として、必要に応じてその表
面/又は裏面に、例えば薄葉紙、樹脂含浸紙、紙間強化
紙等の紙層を積層したシートなどであり、上記防湿性樹
脂層としては、例えばポリエチレン(高密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレン)等のポリオレフィン系樹脂
や、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリフッ
化ビニリデン樹脂等の透湿性の低い疎水性熱可塑性樹脂
を好適に使用することができる。防湿シートの透湿度は
一般的には、3〜30g/m2・24h程度とすること
が望ましい。また、上記紙層に含窒素化合物等のホルム
アルデヒド捕捉剤を含有させることにより、積層合板等
の木質基材が発散するホルムアルデヒドの捕捉除去機能
を付与することも可能である。
【0086】上記発泡層としては、例えばポリエチレン
(高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン)等のポリ
オレフィン系樹脂や、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレ
ン樹脂等を公知の発泡剤で発泡させたものや、軟質ポリ
ウレタンフォーム等であり、発泡倍率は2倍〜20倍程
度、厚みは2〜12mm程度のシート状のものを使用す
ることができる。なお、発泡層は、床材用基材1の裏面
に積層された防湿シートの裏面に積層しても良いし、防
湿シートを設けずに直接床材用基材1の裏面に積層して
も良い。
(高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン)等のポリ
オレフィン系樹脂や、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレ
ン樹脂等を公知の発泡剤で発泡させたものや、軟質ポリ
ウレタンフォーム等であり、発泡倍率は2倍〜20倍程
度、厚みは2〜12mm程度のシート状のものを使用す
ることができる。なお、発泡層は、床材用基材1の裏面
に積層された防湿シートの裏面に積層しても良いし、防
湿シートを設けずに直接床材用基材1の裏面に積層して
も良い。
【0087】
【実施例】以下に、本発明の床材とその製造方法の具体
的な実施例及び比較例を挙げ、本発明をより詳細に説明
する。
的な実施例及び比較例を挙げ、本発明をより詳細に説明
する。
【0088】実施例1
厚み70μmの着色非結晶性共重合ポリエステル樹脂シ
ート(理研ビニル工業株式会社製「リベスター」)を基
材シートとして、その表面に、ウレタン樹脂系印刷イン
キを使用してグラビア印刷法により隠蔽層及びチェリー
(桜)柄の木目の絵柄層を順次印刷形成し、更に2液ウ
レタン樹脂系アンカー剤を乾燥後の塗布量1g/m2に
塗布した後、該塗布面に、エチレン−エチルアクリレー
ト系接着性樹脂と、光安定剤0.2重量%及び紫外線吸
収剤0.3重量%を添加したホモポリプロピレン樹脂と
を、厚みがそれぞれ20μm及び80μmになるよう
に、接着性樹脂層面を基材シート側に向けて共押出ラミ
ネートして透明樹脂層を形成すると同時に、金属製エン
ボス冷却ロールにて該透明樹脂層の表面に導管柄のエン
ボスを施した。冷却固化後、表面に二液硬化型ウレタン
樹脂系リコート性塗料をグラビアコート法にて乾燥後の
塗布量2g/m2に施し、一方裏面に、シリカ粉末を配
合したウレタン樹脂プライマー剤をグラビアコート法に
て乾燥後の塗布量1g/m2に施して、表面保護層の形
成前の化粧シートを作製した。
ート(理研ビニル工業株式会社製「リベスター」)を基
材シートとして、その表面に、ウレタン樹脂系印刷イン
キを使用してグラビア印刷法により隠蔽層及びチェリー
(桜)柄の木目の絵柄層を順次印刷形成し、更に2液ウ
レタン樹脂系アンカー剤を乾燥後の塗布量1g/m2に
塗布した後、該塗布面に、エチレン−エチルアクリレー
ト系接着性樹脂と、光安定剤0.2重量%及び紫外線吸
収剤0.3重量%を添加したホモポリプロピレン樹脂と
を、厚みがそれぞれ20μm及び80μmになるよう
に、接着性樹脂層面を基材シート側に向けて共押出ラミ
ネートして透明樹脂層を形成すると同時に、金属製エン
ボス冷却ロールにて該透明樹脂層の表面に導管柄のエン
ボスを施した。冷却固化後、表面に二液硬化型ウレタン
樹脂系リコート性塗料をグラビアコート法にて乾燥後の
塗布量2g/m2に施し、一方裏面に、シリカ粉末を配
合したウレタン樹脂プライマー剤をグラビアコート法に
て乾燥後の塗布量1g/m2に施して、表面保護層の形
成前の化粧シートを作製した。
【0089】ホモポリプロピレン樹脂90重量部、無水
マレイン酸グラフト重合ホモポリプロピレン樹脂10重
量部、平均粒径20μmの木粉(木材をカッターミルで
破断し、これをボールミルにより粉砕して微粉状にした
もの)200重量部を2軸押出混練機によって混合、ペ
レット化して木質樹脂組成物を作製した。この木質樹脂
組成物を押出成形法により厚さ2mmのシート状に押出
しながら、予め表面に二液硬化型ウレタン水性エマルジ
ョン接着剤(主剤BA−10A:硬化剤BA−10B=
100:5;中央理化工業株式会社製)をロールコート
法にて乾燥後の塗布量10g/m2に塗布して指触乾燥
してなる縦300mm×横1800mm×厚さ12mm
のラワン系積層合板からなる床材用基材の該接着剤塗布
面に積層し、その冷却固化前に鏡面版の冷却ロールで押
圧して平坦化し、冷却固化させて熱可塑性樹脂中間層を
形成した。尚、この熱可塑性樹脂中間層の表面硬度は、
デュロメーター硬さ試験タイプD(JIS K 625
3)にて67であった。
マレイン酸グラフト重合ホモポリプロピレン樹脂10重
量部、平均粒径20μmの木粉(木材をカッターミルで
破断し、これをボールミルにより粉砕して微粉状にした
もの)200重量部を2軸押出混練機によって混合、ペ
レット化して木質樹脂組成物を作製した。この木質樹脂
組成物を押出成形法により厚さ2mmのシート状に押出
しながら、予め表面に二液硬化型ウレタン水性エマルジ
ョン接着剤(主剤BA−10A:硬化剤BA−10B=
100:5;中央理化工業株式会社製)をロールコート
法にて乾燥後の塗布量10g/m2に塗布して指触乾燥
してなる縦300mm×横1800mm×厚さ12mm
のラワン系積層合板からなる床材用基材の該接着剤塗布
面に積層し、その冷却固化前に鏡面版の冷却ロールで押
圧して平坦化し、冷却固化させて熱可塑性樹脂中間層を
形成した。尚、この熱可塑性樹脂中間層の表面硬度は、
デュロメーター硬さ試験タイプD(JIS K 625
3)にて67であった。
【0090】上記熱可塑性樹脂中間層の上面に、ルータ
ー加工により木質系フローリング材を模して縦横方向に
幅、深さともに2mmの断面V字状溝からなる凹凸模様
を施し、変性酢酸ビニル系水性エマルジョン接着剤(C
VC555;コニシ株式会社製)を乾燥後の塗布量30
g/m2に噴霧塗布して指触乾燥した後、上記化粧シー
トを真空成形法(熱盤温度150℃、真空圧着時間12
0秒間)にて、前記凹凸模様の凹部の内面に沿わせる様
に成形しつつ積層し、不要部分の化粧シートをカッター
にて切除した。しかる後、積層された化粧シートの表面
に、減摩剤が添加されていないウレタン系紫外線硬化型
樹脂と、減摩剤として粒径10〜50μmの鱗片状炭化
珪素を主剤樹脂100重量部あたり20重量部添加した
エポキシ系紫外線硬化型塗料と、減摩剤が添加されてい
ないポリエステル系紫外線硬化型塗料とを、硬化後の塗
布量がそれぞれ1g/m2、22g/m2及び13g/m
2となるように、順次フローコート法により塗工し、紫
外線の照射により硬化させて表面保護層を形成して、本
発明の床材を作製した。
ー加工により木質系フローリング材を模して縦横方向に
幅、深さともに2mmの断面V字状溝からなる凹凸模様
を施し、変性酢酸ビニル系水性エマルジョン接着剤(C
VC555;コニシ株式会社製)を乾燥後の塗布量30
g/m2に噴霧塗布して指触乾燥した後、上記化粧シー
トを真空成形法(熱盤温度150℃、真空圧着時間12
0秒間)にて、前記凹凸模様の凹部の内面に沿わせる様
に成形しつつ積層し、不要部分の化粧シートをカッター
にて切除した。しかる後、積層された化粧シートの表面
に、減摩剤が添加されていないウレタン系紫外線硬化型
樹脂と、減摩剤として粒径10〜50μmの鱗片状炭化
珪素を主剤樹脂100重量部あたり20重量部添加した
エポキシ系紫外線硬化型塗料と、減摩剤が添加されてい
ないポリエステル系紫外線硬化型塗料とを、硬化後の塗
布量がそれぞれ1g/m2、22g/m2及び13g/m
2となるように、順次フローコート法により塗工し、紫
外線の照射により硬化させて表面保護層を形成して、本
発明の床材を作製した。
【0091】実施例2
厚み70μmの着色無延伸ポリエチレン樹脂シート(理
研ビニル工業株式会社製)を基材シートとして、その表
面に、ウレタン樹脂系インキにてグラビア印刷法により
隠蔽層及びバーチ(樺)柄の木目の絵柄層を順次印刷形
成し、更に二液ウレタン樹脂系アンカー剤を乾燥後の塗
布量1g/m2に塗布した後、該塗布面に、光安定剤
0.2重量%及び紫外線吸収剤0.3重量%を添加した
透明非結晶性1,4−シクロヘキサンジメタノール共重
合ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET−G)と、
光安定剤0.2重量%及び紫外線吸収剤0.3重量%添
加した透明結晶性ポリエチレンテレフタレート樹脂(P
ET)とを、厚みがそれぞれ80μm及び20μmとな
るように、しかも後者を結晶化させない条件で、前者を
基材シート側に向けて共押出しラミネートして、厚み8
0μmの透明非結晶性1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール共重合ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET−
G)からなる第一透明樹脂層と、厚み20μmの非晶状
態の透明結晶性ポリエチレンテレフタレート樹脂(A−
PET)からなる第二透明樹脂層との2層からなる透明
樹脂層を形成すると同時に、該透明樹脂層の表面に金属
製エンボス冷却ロールにて導管柄のエンボスを施した。
冷却固化後、表面に二液硬化型ウレタン樹脂系リコート
性塗料をグラビアコート法にて乾燥後の塗布量2g/m
2に施し、一方裏面に、シリカ粉末を配合したウレタン
樹脂プライマー剤をグラビアコート法にて乾燥後の塗布
量1g/m2に施して、表面保護層の形成前の化粧シー
トを作製した。
研ビニル工業株式会社製)を基材シートとして、その表
面に、ウレタン樹脂系インキにてグラビア印刷法により
隠蔽層及びバーチ(樺)柄の木目の絵柄層を順次印刷形
成し、更に二液ウレタン樹脂系アンカー剤を乾燥後の塗
布量1g/m2に塗布した後、該塗布面に、光安定剤
0.2重量%及び紫外線吸収剤0.3重量%を添加した
透明非結晶性1,4−シクロヘキサンジメタノール共重
合ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET−G)と、
光安定剤0.2重量%及び紫外線吸収剤0.3重量%添
加した透明結晶性ポリエチレンテレフタレート樹脂(P
ET)とを、厚みがそれぞれ80μm及び20μmとな
るように、しかも後者を結晶化させない条件で、前者を
基材シート側に向けて共押出しラミネートして、厚み8
0μmの透明非結晶性1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール共重合ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET−
G)からなる第一透明樹脂層と、厚み20μmの非晶状
態の透明結晶性ポリエチレンテレフタレート樹脂(A−
PET)からなる第二透明樹脂層との2層からなる透明
樹脂層を形成すると同時に、該透明樹脂層の表面に金属
製エンボス冷却ロールにて導管柄のエンボスを施した。
冷却固化後、表面に二液硬化型ウレタン樹脂系リコート
性塗料をグラビアコート法にて乾燥後の塗布量2g/m
2に施し、一方裏面に、シリカ粉末を配合したウレタン
樹脂プライマー剤をグラビアコート法にて乾燥後の塗布
量1g/m2に施して、表面保護層の形成前の化粧シー
トを作製した。
【0092】前記実施例1において使用したものと同一
の床材用基材(接着剤塗布済)の表面に、前記実施例1
において使用したものと同一の木質樹脂組成物を、押出
成形法により厚み2mmのシート状に押出しつつ積層
し、その冷却固化前に、木質系フローリング材の表面の
目地溝を模した凹凸模様を反転した凹凸形状を表面に有
する冷却凹凸ロールで押圧して、溶融熱可塑性樹脂の表
面を平坦化すると同時に、幅、深さともに2mmの断面
V字状溝からなる凹凸模様を施し、冷却固化させて熱可
塑性樹脂中間層を形成した。
の床材用基材(接着剤塗布済)の表面に、前記実施例1
において使用したものと同一の木質樹脂組成物を、押出
成形法により厚み2mmのシート状に押出しつつ積層
し、その冷却固化前に、木質系フローリング材の表面の
目地溝を模した凹凸模様を反転した凹凸形状を表面に有
する冷却凹凸ロールで押圧して、溶融熱可塑性樹脂の表
面を平坦化すると同時に、幅、深さともに2mmの断面
V字状溝からなる凹凸模様を施し、冷却固化させて熱可
塑性樹脂中間層を形成した。
【0093】上記熱可塑性樹脂中間層の上面に、変性酢
酸ビニル系水性エマルジョン接着剤(CVC555;コ
ニシ株式会社製)を乾燥後の塗布量30g/m2に噴霧
塗布して指触乾燥した後、上記化粧シートを、ゴム硬度
40度のシリコーンゴム製ロールを使用したソフトラッ
ピング法(ロール表面温度150℃)にて、前記凹凸模
様の凹部の内面に沿わせる様に成形しつつ積層し、不要
部分の化粧シートをカッターにて切除した。しかる後、
積層された化粧シートの表面に、減摩剤が添加されてい
ないウレタン系紫外線硬化型樹脂と、減摩剤として粒径
10〜50μmの鱗片状炭化珪素を主剤樹脂100重量
部あたり20重量部添加したエポキシ系紫外線硬化型塗
料と、減摩剤が添加されていないポリエステル系紫外線
硬化型塗料とを、硬化後の塗布量がそれぞれ1g/
m2、22g/m2及び13g/m2となるように、順次
フローコート法により塗工し、紫外線の照射により硬化
させて表面保護層を形成して、本発明の床材を作製し
た。
酸ビニル系水性エマルジョン接着剤(CVC555;コ
ニシ株式会社製)を乾燥後の塗布量30g/m2に噴霧
塗布して指触乾燥した後、上記化粧シートを、ゴム硬度
40度のシリコーンゴム製ロールを使用したソフトラッ
ピング法(ロール表面温度150℃)にて、前記凹凸模
様の凹部の内面に沿わせる様に成形しつつ積層し、不要
部分の化粧シートをカッターにて切除した。しかる後、
積層された化粧シートの表面に、減摩剤が添加されてい
ないウレタン系紫外線硬化型樹脂と、減摩剤として粒径
10〜50μmの鱗片状炭化珪素を主剤樹脂100重量
部あたり20重量部添加したエポキシ系紫外線硬化型塗
料と、減摩剤が添加されていないポリエステル系紫外線
硬化型塗料とを、硬化後の塗布量がそれぞれ1g/
m2、22g/m2及び13g/m2となるように、順次
フローコート法により塗工し、紫外線の照射により硬化
させて表面保護層を形成して、本発明の床材を作製し
た。
【0094】実施例3
厚み70μmの着色無延伸ポリプロピレン樹脂シート
(理研ビニル工業株式会社製)を基材シートとして、以
下上記実施例2と同一の要領にて、表面への隠蔽層及び
絵柄層の印刷形成、アンカー剤の塗布、透明樹脂層の形
成及びエンボス、リコート性塗料の塗布と、裏面へのプ
ライマー剤の塗布とを施して、表面保護層の形成前の化
粧シートを作製した。
(理研ビニル工業株式会社製)を基材シートとして、以
下上記実施例2と同一の要領にて、表面への隠蔽層及び
絵柄層の印刷形成、アンカー剤の塗布、透明樹脂層の形
成及びエンボス、リコート性塗料の塗布と、裏面へのプ
ライマー剤の塗布とを施して、表面保護層の形成前の化
粧シートを作製した。
【0095】前記実施例1において使用したものと同一
の床材用基材(接着剤塗布済)の表面に、前記実施例1
において使用したものと同一の木質樹脂組成物を、押出
成形法により厚み2mmのシート状に押出しつつ積層
し、その冷却固化前に鏡面版の冷却ロールで押圧して平
坦化し、冷却固化させて熱可塑性樹脂中間層を形成し
た。
の床材用基材(接着剤塗布済)の表面に、前記実施例1
において使用したものと同一の木質樹脂組成物を、押出
成形法により厚み2mmのシート状に押出しつつ積層
し、その冷却固化前に鏡面版の冷却ロールで押圧して平
坦化し、冷却固化させて熱可塑性樹脂中間層を形成し
た。
【0096】上記熱可塑性樹脂中間層の上面に、変性酢
酸ビニル系水性エマルジョン接着剤(CVC555;コ
ニシ株式会社製)を乾燥後の塗布量30g/m2に噴霧
塗布して指触乾燥し、上記化粧シートをロールラミネー
ト法にて積層した後、該化粧シートの表面からのルータ
ー加工により、木質系フローリング材を模して縦横方向
に幅、深さともに2mmの断面V字状溝からなる凹凸模
様を施した。しかる後、化粧シートの表面に、減摩剤が
添加されていないウレタン系紫外線硬化型樹脂と、減摩
剤として粒径10〜50μmの鱗片状炭化珪素を主剤樹
脂100重量部あたり20重量部添加したエポキシ系紫
外線硬化型塗料と、減摩剤が添加されていないポリエス
テル系紫外線硬化型塗料とを、硬化後の塗布量がそれぞ
れ1g/m2、22g/m2及び13g/m2となるよう
に、順次フローコート法により塗工し、紫外線の照射に
より硬化させて表面保護層を形成して、本発明の床材を
作製した。
酸ビニル系水性エマルジョン接着剤(CVC555;コ
ニシ株式会社製)を乾燥後の塗布量30g/m2に噴霧
塗布して指触乾燥し、上記化粧シートをロールラミネー
ト法にて積層した後、該化粧シートの表面からのルータ
ー加工により、木質系フローリング材を模して縦横方向
に幅、深さともに2mmの断面V字状溝からなる凹凸模
様を施した。しかる後、化粧シートの表面に、減摩剤が
添加されていないウレタン系紫外線硬化型樹脂と、減摩
剤として粒径10〜50μmの鱗片状炭化珪素を主剤樹
脂100重量部あたり20重量部添加したエポキシ系紫
外線硬化型塗料と、減摩剤が添加されていないポリエス
テル系紫外線硬化型塗料とを、硬化後の塗布量がそれぞ
れ1g/m2、22g/m2及び13g/m2となるよう
に、順次フローコート法により塗工し、紫外線の照射に
より硬化させて表面保護層を形成して、本発明の床材を
作製した。
【0097】比較例1
上記実施例1において、木質樹脂組成物を床材用基材上
に押出ラミネートする代わりに、予め木質樹脂組成物を
厚み2mmの長尺シート状に押出成形してロール状に巻
取ったものを、巻出して所定の寸法に断裁して熱可塑性
樹脂中間層とし、これを上記実施例1において使用した
ものと同一の床材用基材上に、上記実施例1において使
用したものと同一の二液硬化型ウレタン水性エマルジョ
ン接着剤(乾燥後の塗布量30g/m2)を介して積層
した。その際、床材用基材と熱可塑性樹脂中間層とを積
層後直ちに積層圧力を解除すると剥離してしまうので、
両者を良好に接着するために、平圧プレス機にて約2時
間の圧締を要した。以下、上記実施例1と同一の要領に
て凹凸模様の形成、化粧シートの積層及び表面保護層の
形成を施して、床材を作製した。
に押出ラミネートする代わりに、予め木質樹脂組成物を
厚み2mmの長尺シート状に押出成形してロール状に巻
取ったものを、巻出して所定の寸法に断裁して熱可塑性
樹脂中間層とし、これを上記実施例1において使用した
ものと同一の床材用基材上に、上記実施例1において使
用したものと同一の二液硬化型ウレタン水性エマルジョ
ン接着剤(乾燥後の塗布量30g/m2)を介して積層
した。その際、床材用基材と熱可塑性樹脂中間層とを積
層後直ちに積層圧力を解除すると剥離してしまうので、
両者を良好に接着するために、平圧プレス機にて約2時
間の圧締を要した。以下、上記実施例1と同一の要領に
て凹凸模様の形成、化粧シートの積層及び表面保護層の
形成を施して、床材を作製した。
【0098】性能比較
上記実施例1〜3及び比較例1の床材について、表面の
平坦性(斜光で見て反射光の揺らぎの有無を目視観察)
及び化粧シートの膨れの有無(目視観察)を評価すると
共に、特殊合板の日本農林規格の一類浸漬剥離試験(同
一接着層における剥離しない部分の長さがそれぞれの側
面において50mm以上であること)を行った。その結
果は以下の表の通りであった。
平坦性(斜光で見て反射光の揺らぎの有無を目視観察)
及び化粧シートの膨れの有無(目視観察)を評価すると
共に、特殊合板の日本農林規格の一類浸漬剥離試験(同
一接着層における剥離しない部分の長さがそれぞれの側
面において50mm以上であること)を行った。その結
果は以下の表の通りであった。
【0099】
評価・試験結果 表面平坦性 化粧シート膨れ 一類浸漬剥離試験
実施例1 良好 無し 良好
実施例2 良好 無し 良好
実施例3 良好 無し 良好 比較例1 凹凸有り 若干有り 若干剥離
【0100】但し、一類浸漬剥離試験における比較例1
の剥離は、積層合板と木質樹脂組成物層との接着面にお
けるものである。
の剥離は、積層合板と木質樹脂組成物層との接着面にお
けるものである。
【0101】
【発明の効果】本発明の床材の製造方法によれば、床材
用基材の表面に熱可塑性樹脂中間層を溶融押出し積層法
により形成するので、床材用基材の表面が多少の反りや
歪みがあったり、微小な異物が付着していたりしても、
溶融状態の熱可塑性樹脂がこれらの凹凸を吸収するよう
に容易に変形することができるので、積層後の長時間の
圧締を要することなく、残留応力なく床材用基材と良好
に接着した、しかも表面の平坦性にも優れた熱可塑性樹
脂中間層を、容易に形成することができる。
用基材の表面に熱可塑性樹脂中間層を溶融押出し積層法
により形成するので、床材用基材の表面が多少の反りや
歪みがあったり、微小な異物が付着していたりしても、
溶融状態の熱可塑性樹脂がこれらの凹凸を吸収するよう
に容易に変形することができるので、積層後の長時間の
圧締を要することなく、残留応力なく床材用基材と良好
に接着した、しかも表面の平坦性にも優れた熱可塑性樹
脂中間層を、容易に形成することができる。
【0102】従って、本発明によって製造される床材
は、床材用基材と化粧シートとの間に熱可塑性樹脂中間
層が挟持されているので、耐水性や耐キャスター性に優
れており、しかもその生産性が高く品質も安定してお
り、積層間の密着性に優れ耐久性が高いことに加えて、
その表面の平坦性が優れているので、斜光で観察した場
合に反射光が揺らいで見える様なことがなく、また、熱
可塑性樹脂中間層上に化粧シートを積層する際に、該熱
可塑性樹脂中間層の表面の凹み部分に空気を抱き込んで
膨れを発生することもないので、外観意匠性にも優れた
ものとなるという顕著な効果を奏するものである。
は、床材用基材と化粧シートとの間に熱可塑性樹脂中間
層が挟持されているので、耐水性や耐キャスター性に優
れており、しかもその生産性が高く品質も安定してお
り、積層間の密着性に優れ耐久性が高いことに加えて、
その表面の平坦性が優れているので、斜光で観察した場
合に反射光が揺らいで見える様なことがなく、また、熱
可塑性樹脂中間層上に化粧シートを積層する際に、該熱
可塑性樹脂中間層の表面の凹み部分に空気を抱き込んで
膨れを発生することもないので、外観意匠性にも優れた
ものとなるという顕著な効果を奏するものである。
【図1】本発明の床材の製造方法の実施の形態の一例を
工程順に示す模式断面図である。
工程順に示す模式断面図である。
【図2】本発明の床材の製造方法の実施の形態の一例を
工程順に示す模式断面図である。
工程順に示す模式断面図である。
【図3】本発明の床材の製造方法の実施の形態の一例を
工程順に示す模式断面図である。
工程順に示す模式断面図である。
【図4】本発明の床材の製造方法の実施の形態の一例を
工程順に示す模式断面図である。
工程順に示す模式断面図である。
【図5】本発明の床材の製造方法の実施の形態の一例を
工程順に示す模式断面図である。
工程順に示す模式断面図である。
【図6】本発明の床材及びその製造方法の実施の形態に
使用される化粧シートの一例を示す模式断面図である。
使用される化粧シートの一例を示す模式断面図である。
【図7】本発明の床材及びその製造方法の実施の形態に
使用される化粧シートの一例を示す模式断面図である。
使用される化粧シートの一例を示す模式断面図である。
1‥‥‥床材用基材
2‥‥‥熱可塑性樹脂中間層
21‥‥溶融熱可塑性樹脂
3‥‥‥化粧シート
31‥‥基材シート
32‥‥絵柄層
33‥‥接着剤層
34‥‥透明樹脂層
341‥第一透明樹脂層
342‥第二透明樹脂層
35‥‥表面保護層
36‥‥エンボス
37‥‥易接着コート層
4‥‥‥押出機
5‥‥‥冷却ロール
51‥‥冷却凹凸ロール
6‥‥‥ルーター
7‥‥‥凹凸模様
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
// B29L 9:00 B29L 9:00
31:10 31:10
(72)発明者 鈴木 仁
東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印
刷株式会社内
(72)発明者 鈴木 幸雄
東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印
刷株式会社内
Fターム(参考) 4F100 AK01B AK01C AT00A BA03
BA07 BA10A BA10C DD08B
EH172 EJ342 EJ393 GB08
HB00C HB21B JB16B JB16C
JK06 JK15 JN06
4F207 AA11 AA24 AA31 AB06 AG01
AG03 AH48 KA01 KA17 KB13
KK64
Claims (10)
- 【請求項1】床材用基材の表面に、熱可塑性樹脂を溶融
押出し積層、冷却固化して熱可塑性樹脂中間層を形成し
た後、該熱可塑性樹脂中間層上に、熱可塑性樹脂製の化
粧シートを積層することを特徴とする床材の製造方法。 - 【請求項2】前記熱可塑性樹脂を溶融押出し積層と同
時、若しくは積層後冷却固化前に、該熱可塑性樹脂の表
面を冷却ロールで押圧して平坦化することを特徴とする
請求項1に記載の床材の製造方法。 - 【請求項3】前記熱可塑性樹脂中間層の表面に、該熱可
塑性樹脂中間層を貫通しない深さの凹凸模様を形成した
後、該凹凸模様の凹部の内面を含む前記熱可塑性樹脂中
間層の表面に、前記化粧シートを積層することを特徴と
する請求項1又は2に記載の床材の製造方法。 - 【請求項4】前記凹凸模様を、前記熱可塑性樹脂中間層
の切削加工により形成することを特徴とする請求項3に
記載の床材の製造方法。 - 【請求項5】前記凹凸模様を、前記熱可塑性樹脂の溶融
押出し積層と同時、若しくは積層後冷却固化前に、該熱
可塑性樹脂の表面を冷却凹凸ロールで押圧して形成する
ことを特徴とする請求項3に記載の床材の製造方法。 - 【請求項6】前記化粧シートを、前記熱可塑性樹脂中間
層上に、真空成形法又はソフトラッピング法により積層
することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の
床材の製造方法。 - 【請求項7】前記熱可塑性樹脂中間層上に前記化粧シー
トを積層した後、該化粧シートの表面からの切削加工に
より、該化粧シートの厚みを超え前記熱可塑性樹脂中間
層を貫通しない深さの凹凸模様を施すことを特徴とする
請求項1又は2に記載の床材の製造方法。 - 【請求項8】前記熱可塑性樹脂中間層の表面硬度が、デ
ュロメーター硬さ試験タイプD(JIS K 625
3)にて60以上であることを特徴とする請求項1〜7
のいずれかに記載の床材の製造方法。 - 【請求項9】前記床材用基材が木質基材であることを特
徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の床材の製造方
法。 - 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載の製造方
法によって製造した床材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001250271A JP2003056168A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | 床材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001250271A JP2003056168A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | 床材及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003056168A true JP2003056168A (ja) | 2003-02-26 |
Family
ID=19079130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001250271A Pending JP2003056168A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | 床材及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003056168A (ja) |
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