JP2003051598A - 高周波パワーmosfet - Google Patents
高周波パワーmosfetInfo
- Publication number
- JP2003051598A JP2003051598A JP2001218722A JP2001218722A JP2003051598A JP 2003051598 A JP2003051598 A JP 2003051598A JP 2001218722 A JP2001218722 A JP 2001218722A JP 2001218722 A JP2001218722 A JP 2001218722A JP 2003051598 A JP2003051598 A JP 2003051598A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- semiconductor region
- semiconductor
- gate electrode
- conductivity type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims abstract description 59
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 42
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 32
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims abstract description 31
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims abstract description 29
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 208
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims description 82
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 15
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 15
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 claims description 13
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 claims description 11
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 239000010703 silicon Substances 0.000 claims description 7
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 6
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 5
- 238000002513 implantation Methods 0.000 claims description 3
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 claims 5
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims 4
- 230000005669 field effect Effects 0.000 abstract description 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 42
- 229910052785 arsenic Inorganic materials 0.000 description 8
- RQNWIZPPADIBDY-UHFFFAOYSA-N arsenic atom Chemical compound [As] RQNWIZPPADIBDY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 5
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 5
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 5
- 238000002161 passivation Methods 0.000 description 5
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 5
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 4
- 238000004518 low pressure chemical vapour deposition Methods 0.000 description 4
- 229920005591 polysilicon Polymers 0.000 description 4
- 238000000992 sputter etching Methods 0.000 description 4
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 3
- XPDWGBQVDMORPB-UHFFFAOYSA-N Fluoroform Chemical compound FC(F)F XPDWGBQVDMORPB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910003818 SiH2Cl2 Inorganic materials 0.000 description 2
- BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N Silane Chemical compound [SiH4] BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 2
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 2
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 2
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 229910021332 silicide Inorganic materials 0.000 description 1
- FVBUAEGBCNSCDD-UHFFFAOYSA-N silicide(4-) Chemical compound [Si-4] FVBUAEGBCNSCDD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical compound [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910010271 silicon carbide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007790 solid phase Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ソース電極を裏面に形成してボンディング
ワイヤ無しでソース接地することにより接地インダクタ
ンスを低減し、帰還容量、出力容量、入力容量を低減し
て高周波特性の向上した高周波パワーMOSFETおよ
びその製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 ソース電極22が第1導電型基板11の裏
面に形成され、第1導電型基板11の上に第2導電型の
ベース層12、第2ベース層13が順に形成され、第2
ベース層13の表面から基板11に達する溝が形成さ
れ、溝の下部に絶縁膜を介してゲート電極23が形成さ
れ、溝内のゲート電極23の上下は絶縁物で充填され、
溝の側面にゲート電極に対し自己整合的にドリフト領域
14およびがソース拡散領域111形成され、第2ベー
ス層の表面にドレイン領域15が形成された縦型電界効
果トランジスタ。
ワイヤ無しでソース接地することにより接地インダクタ
ンスを低減し、帰還容量、出力容量、入力容量を低減し
て高周波特性の向上した高周波パワーMOSFETおよ
びその製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 ソース電極22が第1導電型基板11の裏
面に形成され、第1導電型基板11の上に第2導電型の
ベース層12、第2ベース層13が順に形成され、第2
ベース層13の表面から基板11に達する溝が形成さ
れ、溝の下部に絶縁膜を介してゲート電極23が形成さ
れ、溝内のゲート電極23の上下は絶縁物で充填され、
溝の側面にゲート電極に対し自己整合的にドリフト領域
14およびがソース拡散領域111形成され、第2ベー
ス層の表面にドレイン領域15が形成された縦型電界効
果トランジスタ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波および高速スイ
ッチング用デバイスならびにパワー用デバイスとして使
用される半導体装置およびその製造方法に関し、特にト
レンチ側面を電流通路とする縦型の絶縁ゲート型半導体
装置およびその製造方法に関する。
ッチング用デバイスならびにパワー用デバイスとして使
用される半導体装置およびその製造方法に関し、特にト
レンチ側面を電流通路とする縦型の絶縁ゲート型半導体
装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、U溝を有した縦型電界効果トラン
ジスタ(以下、U−MOSFETと記す)は横形MOS
FETに比べてオン抵抗が低い、チップサイズが縮小で
きる等の利点を備えていて、電源分野、モータ制御分
野、通信分野等の種々の分野で使用されている。
ジスタ(以下、U−MOSFETと記す)は横形MOS
FETに比べてオン抵抗が低い、チップサイズが縮小で
きる等の利点を備えていて、電源分野、モータ制御分
野、通信分野等の種々の分野で使用されている。
【0003】図22に、従来のU−MOSFETの断面
構造図を示す。簡単化のためにnチャネルについて説明
する。すなわち、第1導電型をn型、第2導電型をp型
として説明する。図22ではn+基板119をドレイン
領域とし、n−エピタキシャル層129をドリフト領
域、pベース層25の内部に形成されたn+層26をソ
ース領域としている。また表面よりU溝を形成し、その
表面にゲート酸化膜19を形成し、U溝の内部にポリシ
リコン等からなるゲート電極23を形成している。また
n+基板119の裏面にドレイン電極21を、表面のn
+領域26から金属ソース電極22を取り出した構造と
なっている。
構造図を示す。簡単化のためにnチャネルについて説明
する。すなわち、第1導電型をn型、第2導電型をp型
として説明する。図22ではn+基板119をドレイン
領域とし、n−エピタキシャル層129をドリフト領
域、pベース層25の内部に形成されたn+層26をソ
ース領域としている。また表面よりU溝を形成し、その
表面にゲート酸化膜19を形成し、U溝の内部にポリシ
リコン等からなるゲート電極23を形成している。また
n+基板119の裏面にドレイン電極21を、表面のn
+領域26から金属ソース電極22を取り出した構造と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなU−MOS
FETを高周波および高速スイッチング用デバイスとし
て使用する場合、以下のような問題点がある。
FETを高周波および高速スイッチング用デバイスとし
て使用する場合、以下のような問題点がある。
【0005】(1)裏面をドレイン電極21として使用
しているため、ソース電極22を接地するためにはボン
ディングワイヤが必要になる。したがってソース側の寄
生インダクタンスLsが大きくなるため、周波数特性が
悪化する。また高周波用のパワーデバイスとしては、放
熱性と絶縁性を共に考慮する必要があり、BeO、Al
N等の高価な高熱伝導性絶縁基板を用いてドレイン電極
21を接地面(ソース)から分離する必要が生じる。
しているため、ソース電極22を接地するためにはボン
ディングワイヤが必要になる。したがってソース側の寄
生インダクタンスLsが大きくなるため、周波数特性が
悪化する。また高周波用のパワーデバイスとしては、放
熱性と絶縁性を共に考慮する必要があり、BeO、Al
N等の高価な高熱伝導性絶縁基板を用いてドレイン電極
21を接地面(ソース)から分離する必要が生じる。
【0006】(2)ゲートとドレインがU溝の底の薄い
酸化膜を介して対向しているため、帰還容量(ゲート・
ドレイン間容量)Crssが大きい。(3)ゲート・ソ
ース間が薄いゲート酸化膜19で分離されているため、
入力容量(ゲート・ソース間容量)Cissが大きい。
さらに(4)ドレイン・ソース間がベース・ドレイン間の
幅広いpn接合を介して接続されているため、出力容量
(ドレイン・ソース間容量)Cossが大きく、周波数
特性を悪化させる。
酸化膜を介して対向しているため、帰還容量(ゲート・
ドレイン間容量)Crssが大きい。(3)ゲート・ソ
ース間が薄いゲート酸化膜19で分離されているため、
入力容量(ゲート・ソース間容量)Cissが大きい。
さらに(4)ドレイン・ソース間がベース・ドレイン間の
幅広いpn接合を介して接続されているため、出力容量
(ドレイン・ソース間容量)Cossが大きく、周波数
特性を悪化させる。
【0007】従来のU−MOSFETの改良例の断面構
造図を図23に示す。図23では、ドレイン領域とソー
ス領域を入替え、ベース領域12の上にドリフト領域1
13を設けた構造である。この例では、ソース電極22
が裏面にあるためソースボンディングワイヤが不要で、
ソース側の寄生インダクタンスLsは低減されている。
しかし、帰還容量Crssおよび出力容量Cossは図
22に比べ更に大きくなり、入力容量Cissの改善も
見られず、高周波での動作には限界がある。またドリフ
ト領域113とベース領域12とで形成されるn−p接
合はチップの終端で露出しておりドレイン耐圧を確保す
ることは困難と予測される。
造図を図23に示す。図23では、ドレイン領域とソー
ス領域を入替え、ベース領域12の上にドリフト領域1
13を設けた構造である。この例では、ソース電極22
が裏面にあるためソースボンディングワイヤが不要で、
ソース側の寄生インダクタンスLsは低減されている。
しかし、帰還容量Crssおよび出力容量Cossは図
22に比べ更に大きくなり、入力容量Cissの改善も
見られず、高周波での動作には限界がある。またドリフ
ト領域113とベース領域12とで形成されるn−p接
合はチップの終端で露出しておりドレイン耐圧を確保す
ることは困難と予測される。
【0008】したがって本発明の目的は、ゲート電極周
辺の形状、およびドリフト領域の改良により帰還容量C
rssおよび出力容量Cossの大幅な低減、更に入力
容量Cissの低減が容易なU−MOSFETの新規な
構造とその製造方法を提供することである。
辺の形状、およびドリフト領域の改良により帰還容量C
rssおよび出力容量Cossの大幅な低減、更に入力
容量Cissの低減が容易なU−MOSFETの新規な
構造とその製造方法を提供することである。
【0009】本発明の別の目的はソース電極を裏面に形
成してボンディングワイヤを介さずソース接地してソー
スインダクタンスを低減し、入力容量、出力容量、特に
帰還容量を大幅に低減すると同時に放熱特性を改良し高
周波・高出力特性の優れたU−MOSFETの構造とそ
の製造方法を提供することである。
成してボンディングワイヤを介さずソース接地してソー
スインダクタンスを低減し、入力容量、出力容量、特に
帰還容量を大幅に低減すると同時に放熱特性を改良し高
周波・高出力特性の優れたU−MOSFETの構造とそ
の製造方法を提供することである。
【0010】本発明のさらに別の目的はゲート・ドレイ
ン間のドリフト領域を自己整合的に確定して再現性の高
いU−MOSFETの構造とその製造方法を提供するこ
とである。
ン間のドリフト領域を自己整合的に確定して再現性の高
いU−MOSFETの構造とその製造方法を提供するこ
とである。
【0011】本発明のさらに別の目的はソース領域をゲ
ート電極に対し自己整合的に確定してゲート・ソース間
容量Cissの低減が容易なU−MOSFETの構造と
その製造方法を提供することである。
ート電極に対し自己整合的に確定してゲート・ソース間
容量Cissの低減が容易なU−MOSFETの構造と
その製造方法を提供することである。
【0012】本発明のさらに別の目的はドレイン領域お
よびそのコンタクト領域を自己整合的に開孔し、チップ
サイズの縮小および出力容量の低減を可能として高周波
特性を改良したU−MOSFETの構造とその製造方法
を提供することである。
よびそのコンタクト領域を自己整合的に開孔し、チップ
サイズの縮小および出力容量の低減を可能として高周波
特性を改良したU−MOSFETの構造とその製造方法
を提供することである。
【0013】本発明のさらに別の目的は高周波特性改善
のための短チャネル化を行なってもゲート抵抗の増加を
抑止するU−MOSFETの構造とその製造方法を提供
することである。
のための短チャネル化を行なってもゲート抵抗の増加を
抑止するU−MOSFETの構造とその製造方法を提供
することである。
【0014】本発明のさらに別の目的は専用のドレイン
ワイヤボンディングパッドを不要にしたU−MOSFE
Tの構造とその製造方法を提供することである。
ワイヤボンディングパッドを不要にしたU−MOSFE
Tの構造とその製造方法を提供することである。
【0015】本発明のさらに別の目的はシリコン中の埋
め込みゲート電極とチップ表面に形成されたゲート配線
とを導通する構造とその製造方法を提供することであ
る。
め込みゲート電極とチップ表面に形成されたゲート配線
とを導通する構造とその製造方法を提供することであ
る。
【0016】本発明のさらに別の目的はチャネルを形成
するベース領域とソース領域を接続して高周波特性の安
定したU−MOSFETの構造とその製造方法を提供す
ることである。
するベース領域とソース領域を接続して高周波特性の安
定したU−MOSFETの構造とその製造方法を提供す
ることである。
【0017】
【問題を解決する手段】上記目的を達成するために、本
発明は図1に一例として示すように、ソース電極22が
第1導電型基板11の裏面に、ドレイン電極21が前記
第1導電型基板の表面側に形成された半導体領域の表面
に形成される縦型絶縁ゲートトランジスタを基本とす
る。本発明の第1の特徴は図1に示すように、ソース領
域となる第1導電型高不純物濃度の第1の半導体領域1
1と、第1の半導体領域11の上部に形成された第2導
電型の第2の半導体領域12と、第2の半導体領域12
の上部に形成された第2導電型の第3の半導体領域13
と、第3の半導体領域13の表面から、第1の半導体領
域に達するように形成されたU溝部31と、第3の半導
体領域13の表面で、かつU溝部31の両側に形成され
た第5のドレイン領域15と、U溝部31の下部に形成
されたゲート絶縁膜19とゲート電極23とを有し、第
4のドリフト領域14がゲート絶縁膜19の上部で、か
つU溝部31の側面に形成されることが、他のU−MO
SFETと異なる大きな特徴である。更に溝部31のゲ
ート電極23およびゲート絶縁膜19の上部に充填され
た絶縁物17と、絶縁物17およびドレイン領域15の
上部に形成された概ね平坦なドレイン電極21を有す
る。加えるに、本構造によれば図10に示すように溝底
部の酸化膜を厚くするのが容易であり、図11に示すよ
うに、ドレイン領域の不純物分布を2段階にすることも
容易である。図8の縦型絶縁ゲートトランジスタは、ゲ
ート電極23上部の溝の形状がV字型であること、斜面
の熱酸化膜19を残すことが図1の素子との違いであ
る。
発明は図1に一例として示すように、ソース電極22が
第1導電型基板11の裏面に、ドレイン電極21が前記
第1導電型基板の表面側に形成された半導体領域の表面
に形成される縦型絶縁ゲートトランジスタを基本とす
る。本発明の第1の特徴は図1に示すように、ソース領
域となる第1導電型高不純物濃度の第1の半導体領域1
1と、第1の半導体領域11の上部に形成された第2導
電型の第2の半導体領域12と、第2の半導体領域12
の上部に形成された第2導電型の第3の半導体領域13
と、第3の半導体領域13の表面から、第1の半導体領
域に達するように形成されたU溝部31と、第3の半導
体領域13の表面で、かつU溝部31の両側に形成され
た第5のドレイン領域15と、U溝部31の下部に形成
されたゲート絶縁膜19とゲート電極23とを有し、第
4のドリフト領域14がゲート絶縁膜19の上部で、か
つU溝部31の側面に形成されることが、他のU−MO
SFETと異なる大きな特徴である。更に溝部31のゲ
ート電極23およびゲート絶縁膜19の上部に充填され
た絶縁物17と、絶縁物17およびドレイン領域15の
上部に形成された概ね平坦なドレイン電極21を有す
る。加えるに、本構造によれば図10に示すように溝底
部の酸化膜を厚くするのが容易であり、図11に示すよ
うに、ドレイン領域の不純物分布を2段階にすることも
容易である。図8の縦型絶縁ゲートトランジスタは、ゲ
ート電極23上部の溝の形状がV字型であること、斜面
の熱酸化膜19を残すことが図1の素子との違いであ
る。
【0018】本発明の第2の特徴は図7に示したような
工程で容易かつ安定に製造できることである。(a)第
1導電型高不純物濃度基板11(ソース領域)の上に第
2の半導体領域12(ベース領域)、第3の半導体領域
13(第2ベース領域)を連続エピタキシャル成長し、
表面からU溝部31を形成する第1の工程と、(b)ゲ
ート酸化膜19を形成し、U溝の底部に埋め込まれゲー
ト電極となる良導電性材料23を形成する第2の工程
と、(c)ゲート電極23上部の酸化膜を除去し、n型
不純物を含有し後の固層拡散源となる絶縁物17を溝内
のゲート電極23の上部に埋め込み、第3の半導体領域
13の表面にn型高濃度不純物のイオンを注入する(I
/I)第3の工程と、(d)熱処理を加え第4のドリフ
ト領域14と第5のドレイン領域15を同時に形成する
第4の工程とからなっていることを特徴としている。
工程で容易かつ安定に製造できることである。(a)第
1導電型高不純物濃度基板11(ソース領域)の上に第
2の半導体領域12(ベース領域)、第3の半導体領域
13(第2ベース領域)を連続エピタキシャル成長し、
表面からU溝部31を形成する第1の工程と、(b)ゲ
ート酸化膜19を形成し、U溝の底部に埋め込まれゲー
ト電極となる良導電性材料23を形成する第2の工程
と、(c)ゲート電極23上部の酸化膜を除去し、n型
不純物を含有し後の固層拡散源となる絶縁物17を溝内
のゲート電極23の上部に埋め込み、第3の半導体領域
13の表面にn型高濃度不純物のイオンを注入する(I
/I)第3の工程と、(d)熱処理を加え第4のドリフ
ト領域14と第5のドレイン領域15を同時に形成する
第4の工程とからなっていることを特徴としている。
【0019】本発明の第3の特徴は、図9で示す工程
で、図8の半導体装置が製造できることである。(a)
第1導電型高不純物濃度基板11(ソース領域)の上に
第2の半導体領域12(ベース領域)、第3の半導体領
域13(第2ベース領域)を連続エピタキシャル成長
し、表面からV字溝部32を形成する第1の工程と、
(b)V字溝32を絶縁物33で埋め込み、絶縁物33
の表面から基板11に達するU溝部34を形成する第2
の工程と、(c)絶縁物33を除去し、ゲート酸化膜1
9を形成する第4の工程と、(d)U溝の底部に埋め込
まれゲート電極となる良導電性材料23を形成し、V字
溝内の第2、3の半導体領域12、13の斜面にn型の
不純物イオンを注入する(I/I)第4の工程と、
(e)絶縁物17を溝内のゲート電極23の上部に埋め
込み、第3の半導体領域13の表面にn型高濃度イオン
を注入する(I/I)第5の工程と、(f)熱処理を加
え第4のドリフト領域14と第5のドレイン領域15と
を同時に形成する第6の工程とからなっていることを特
徴としている。
で、図8の半導体装置が製造できることである。(a)
第1導電型高不純物濃度基板11(ソース領域)の上に
第2の半導体領域12(ベース領域)、第3の半導体領
域13(第2ベース領域)を連続エピタキシャル成長
し、表面からV字溝部32を形成する第1の工程と、
(b)V字溝32を絶縁物33で埋め込み、絶縁物33
の表面から基板11に達するU溝部34を形成する第2
の工程と、(c)絶縁物33を除去し、ゲート酸化膜1
9を形成する第4の工程と、(d)U溝の底部に埋め込
まれゲート電極となる良導電性材料23を形成し、V字
溝内の第2、3の半導体領域12、13の斜面にn型の
不純物イオンを注入する(I/I)第4の工程と、
(e)絶縁物17を溝内のゲート電極23の上部に埋め
込み、第3の半導体領域13の表面にn型高濃度イオン
を注入する(I/I)第5の工程と、(f)熱処理を加
え第4のドリフト領域14と第5のドレイン領域15と
を同時に形成する第6の工程とからなっていることを特
徴としている。
【0020】本発明の第4の特徴は図3に示すように、
埋め込みゲート電極23上に貫通孔を形成し、接続線2
4を埋設することによりゲート電極23とチップ表面の
ゲート配線20とを導通することを特徴としている。
埋め込みゲート電極23上に貫通孔を形成し、接続線2
4を埋設することによりゲート電極23とチップ表面の
ゲート配線20とを導通することを特徴としている。
【0021】本発明の第5の特徴は図12に示すよう
に、U溝の底部にn型不純物を含有する第1絶縁物19
9を形成し、その上部にゲート絶縁膜19およびゲート
電極23を形成し、さらにその上部にn型不純物を含有
する第2絶縁物17を埋め込み、ゲート電極23に対し
ドリフト領域14のみならずソース拡散領域111が自
己整合的に形成出来ることが特徴としている。加える
に、本構造によれば図12に示すように溝底部の第1の
絶縁物199を厚くするのは容易である。図14の縦型
絶縁ゲートトランジスタは溝の形状がV字型であること
が図12の半導体装置との違いである。
に、U溝の底部にn型不純物を含有する第1絶縁物19
9を形成し、その上部にゲート絶縁膜19およびゲート
電極23を形成し、さらにその上部にn型不純物を含有
する第2絶縁物17を埋め込み、ゲート電極23に対し
ドリフト領域14のみならずソース拡散領域111が自
己整合的に形成出来ることが特徴としている。加える
に、本構造によれば図12に示すように溝底部の第1の
絶縁物199を厚くするのは容易である。図14の縦型
絶縁ゲートトランジスタは溝の形状がV字型であること
が図12の半導体装置との違いである。
【0022】本発明の第6の特徴は図13に示したよう
な工程で容易かつ安定に製造できることである。すなは
ち(a)第1導電型高不純物濃度基板11の上に第2導
電型の第2の半導体領域12、第3の半導体領域13を
連続エピタキシャル成長し、表面からU溝部31を形成
し、溝部31の底部にn型不純物を含有し後の固層拡散
源となる第1の絶縁物199を形成する第1の工程と、
それに続く図7に類似の(b)(c)(d)の4つの工
程からなっていることを特徴としている。
な工程で容易かつ安定に製造できることである。すなは
ち(a)第1導電型高不純物濃度基板11の上に第2導
電型の第2の半導体領域12、第3の半導体領域13を
連続エピタキシャル成長し、表面からU溝部31を形成
し、溝部31の底部にn型不純物を含有し後の固層拡散
源となる第1の絶縁物199を形成する第1の工程と、
それに続く図7に類似の(b)(c)(d)の4つの工
程からなっていることを特徴としている。
【0023】本発明の第7の特徴は図14,15に示す
ように、V字溝の中にも簡単な工程で容易に製造できる
ことを特徴としている。
ように、V字溝の中にも簡単な工程で容易に製造できる
ことを特徴としている。
【0024】本発明の第8の特徴は図16,17に示す
ように、第1導電型高不純物濃度基板11の上に選択的
に連続エピタキシャル成長する方法でも、容易に製造で
きることを特徴としている。
ように、第1導電型高不純物濃度基板11の上に選択的
に連続エピタキシャル成長する方法でも、容易に製造で
きることを特徴としている。
【0025】本発明の第9の特徴は図19,20に示す
ように、第1導電型高不純物濃度基板11の上のベース
領域12が1層であることを特徴としている。
ように、第1導電型高不純物濃度基板11の上のベース
領域12が1層であることを特徴としている。
【0026】
【作用】本発明の第1の特徴によればドリフト領域がU
溝の側面に浅く低不純物濃度で形成されているので、第
2,3の半導体領域12,13と第4のドリフト領域1
4で形成されるpn接合の空乏層は印加電圧の増加と共
にドリフト領域内に伸びていき、シリコン表面まで達
し、第5のドレイン領域15とゲート電極23間は空乏
層で隔離されるため、帰還容量Crssが大幅に低減さ
れる。また第5のドレイン領域15はU溝31により自
己整合的に形成されており、加工精度および電極との接
触抵抗が影響を及ぼさない範囲にまで面積を小さく出来
るため、出力容量Cossが低減される。更に図4に示
すように、第4のドリフト領域14の不純物濃度と第3
の半導体領域13の不純物濃度および幅Ldを適切に選
べば、対向する左右のpn接合の空乏層はつながる状態
が生じるため、出力容量Cossは大幅に低減される。
図11に示すようにドレイン領域の15を高濃度に15
5を低濃度の2段階構造にすれば図8の半導体装置や周
辺部の出力容量Cossの低減に効果がある。図10に
示すようにゲート電極下部の絶縁膜を厚くすれば入力容
量Cissが低減される。更に短チャネル化で問題とな
るゲート抵抗の増加は、ゲート電極厚さの減少を補うよ
うに横方向の幅(=溝の幅)を大きくすれば抑止でき
る。以上述べたことから高周波特性が大幅に改善され
る。基板底部にソース電極22が形成されているので、
ソース接地が容易となり、ソースのボンディングワイヤ
が不要であり、ソースインダクタンスLsが低減し高周
波動作が容易となる。また放熱基板は絶縁性基板の必要
性がなく、放熱が容易となり、高出力化が可能となる。
溝の側面に浅く低不純物濃度で形成されているので、第
2,3の半導体領域12,13と第4のドリフト領域1
4で形成されるpn接合の空乏層は印加電圧の増加と共
にドリフト領域内に伸びていき、シリコン表面まで達
し、第5のドレイン領域15とゲート電極23間は空乏
層で隔離されるため、帰還容量Crssが大幅に低減さ
れる。また第5のドレイン領域15はU溝31により自
己整合的に形成されており、加工精度および電極との接
触抵抗が影響を及ぼさない範囲にまで面積を小さく出来
るため、出力容量Cossが低減される。更に図4に示
すように、第4のドリフト領域14の不純物濃度と第3
の半導体領域13の不純物濃度および幅Ldを適切に選
べば、対向する左右のpn接合の空乏層はつながる状態
が生じるため、出力容量Cossは大幅に低減される。
図11に示すようにドレイン領域の15を高濃度に15
5を低濃度の2段階構造にすれば図8の半導体装置や周
辺部の出力容量Cossの低減に効果がある。図10に
示すようにゲート電極下部の絶縁膜を厚くすれば入力容
量Cissが低減される。更に短チャネル化で問題とな
るゲート抵抗の増加は、ゲート電極厚さの減少を補うよ
うに横方向の幅(=溝の幅)を大きくすれば抑止でき
る。以上述べたことから高周波特性が大幅に改善され
る。基板底部にソース電極22が形成されているので、
ソース接地が容易となり、ソースのボンディングワイヤ
が不要であり、ソースインダクタンスLsが低減し高周
波動作が容易となる。また放熱基板は絶縁性基板の必要
性がなく、放熱が容易となり、高出力化が可能となる。
【0027】本発明の第2の特徴によれば、図7に示す
ように容易かつ安定に製造できる特徴を有している。第
4のドリフト領域14および第5のドレイン領域15が
自己整合的に形成されるので、高周波特性が向上する。
ように容易かつ安定に製造できる特徴を有している。第
4のドリフト領域14および第5のドレイン領域15が
自己整合的に形成されるので、高周波特性が向上する。
【0028】また第3の特徴によれば、図8に示すよう
にV字溝にイオン注入法で第4のドリフト領域14を形
成するのでドリフト領域14の不純物濃度はより高い精
度が得られる。
にV字溝にイオン注入法で第4のドリフト領域14を形
成するのでドリフト領域14の不純物濃度はより高い精
度が得られる。
【0029】本発明の第4の特徴によれば、埋め込みゲ
ート電極23とゲート配線20はゲート接続線24で接
続されているので良い導通が得られ、ゲートの制御性が
向上する。
ート電極23とゲート配線20はゲート接続線24で接
続されているので良い導通が得られ、ゲートの制御性が
向上する。
【0030】本発明の第5の特徴によれば、図12に示
すように、ゲート電極23とソース基板11の間には第
1の厚い絶縁膜199が介在するので入力容量Ciss
は低減する。またゲート電極に対し第1の絶縁膜199
からソース拡散領域111が自己整合的に形成されるた
め、ゲート電極23とソース拡散領域111の重なりが
無いのでさらに入力容量Cissは低減する。ゲート電
極23の厚さでチャネル長が決定されるためそのばらつ
きが低減する。また図14の構造では第4のドリフト領
域14の形成がイオン注入法が適用でき、ドリフト領域
の不純物濃度はより正確になる。
すように、ゲート電極23とソース基板11の間には第
1の厚い絶縁膜199が介在するので入力容量Ciss
は低減する。またゲート電極に対し第1の絶縁膜199
からソース拡散領域111が自己整合的に形成されるた
め、ゲート電極23とソース拡散領域111の重なりが
無いのでさらに入力容量Cissは低減する。ゲート電
極23の厚さでチャネル長が決定されるためそのばらつ
きが低減する。また図14の構造では第4のドリフト領
域14の形成がイオン注入法が適用でき、ドリフト領域
の不純物濃度はより正確になる。
【0031】本発明の第6の特徴によれば、図13に示
すように、図7の工程のゲート酸化膜19形成前に第1
の絶縁物199を形成すればよく、容易かつ安定に製造
できる特徴を有している。第4のドリフト領域14およ
び第5のドレイン領域15および第6のソース拡散領域
111が自己整合的に形成されるので、高周波特性が向
上する。
すように、図7の工程のゲート酸化膜19形成前に第1
の絶縁物199を形成すればよく、容易かつ安定に製造
できる特徴を有している。第4のドリフト領域14およ
び第5のドレイン領域15および第6のソース拡散領域
111が自己整合的に形成されるので、高周波特性が向
上する。
【0032】また第7の特徴によれば、図14、図15
に示すように、V溝の中に容易に精度良く製造できる。
に示すように、V溝の中に容易に精度良く製造できる。
【0033】また第8の特徴によれば、図16、図17
に示すように選択エピタキシャル成長法によっても容易
に所望の半導体装置の構成が得られる。
に示すように選択エピタキシャル成長法によっても容易
に所望の半導体装置の構成が得られる。
【0034】また第9の特徴によれば、より簡単な構造
であるので安価に製造できる。
であるので安価に製造できる。
【0035】
【実施例】図1に本発明の一実施例に係る半導体装置の
構成図を示す。同図において、nチャネル型を例にとっ
て説明する。すなわち第一導電型をn型とし、第二導電
型をp型として説明する。図1の縦型U−MOSFET
において、ソース電極22がn+基板11の裏面に、ド
レイン電極21が前記n+基板上部のエピタキシャル成
長層13の表面にそれぞれ配置されている。
構成図を示す。同図において、nチャネル型を例にとっ
て説明する。すなわち第一導電型をn型とし、第二導電
型をp型として説明する。図1の縦型U−MOSFET
において、ソース電極22がn+基板11の裏面に、ド
レイン電極21が前記n+基板上部のエピタキシャル成
長層13の表面にそれぞれ配置されている。
【0036】本発明の半導体装置の構造的特徴は、エピ
タキシャル層を貫通し、ソース領域11まで達するU溝
の側面にドリフト領域14が配されていることである。
すなわち第2ベース層13、ベース層12を貫通しソー
ス領域11まで達するU溝31の下部にゲート酸化膜1
9、埋め込みゲート電極23を形成し、そのゲート電極
23に対し自己整合的に溝の側面に第4のドリフト領域
14が形成されている。第5のドレイン領域15もまた
同様に溝により自己整合的に形成されている。埋め込み
ゲート電極23はドープトポリシリコンで良いが、ゲー
ト抵抗が問題となる高周波動作用途ではW、Mo、Ti
などの高融点金属あるいはそのシリサイド等が望まし
い。U溝は絶縁物17で埋め込まれているので、ドレイ
ン電極21は概ね平坦に形成できるので、活性領域の上
をボンディングパッド219として使用できる。したが
って特別なパッドを用意する必要がなくチップ面積が縮
小できる。ベース領域はソース領域に対し電位が固定さ
れているのが望ましい。図1に示すようにベース領域1
2ソース領域11のpn接合210はチップの端部で露
出しているので、この部分で導通しベース領域12の電
位はソース領域11の電位に固定される。ゲート電極の
構成については後に述べる。
タキシャル層を貫通し、ソース領域11まで達するU溝
の側面にドリフト領域14が配されていることである。
すなわち第2ベース層13、ベース層12を貫通しソー
ス領域11まで達するU溝31の下部にゲート酸化膜1
9、埋め込みゲート電極23を形成し、そのゲート電極
23に対し自己整合的に溝の側面に第4のドリフト領域
14が形成されている。第5のドレイン領域15もまた
同様に溝により自己整合的に形成されている。埋め込み
ゲート電極23はドープトポリシリコンで良いが、ゲー
ト抵抗が問題となる高周波動作用途ではW、Mo、Ti
などの高融点金属あるいはそのシリサイド等が望まし
い。U溝は絶縁物17で埋め込まれているので、ドレイ
ン電極21は概ね平坦に形成できるので、活性領域の上
をボンディングパッド219として使用できる。したが
って特別なパッドを用意する必要がなくチップ面積が縮
小できる。ベース領域はソース領域に対し電位が固定さ
れているのが望ましい。図1に示すようにベース領域1
2ソース領域11のpn接合210はチップの端部で露
出しているので、この部分で導通しベース領域12の電
位はソース領域11の電位に固定される。ゲート電極の
構成については後に述べる。
【0037】図1のU−MOSFETの構造定数は要求
される電気的諸特性から決定される。すなわちベース領
域12は所望のVthから決まり、その不純物濃度は概
ね1e16〜1e18/cm3程度である。第2ベース
領域13とドリフト領域14はドレイン耐圧とオン抵抗
から決定される。第2ベース領域13の不純物濃度は1
e16〜1e18/cm3、ドリフト領域14の不純物
濃度は1e17〜1e18/cm3程度である。本構成
によれば、動作中ドリフト領域は空乏層で満たされ帰還
容量Crssが大幅に低減できる。高周波用途を考えれ
ば、チャネル長は0.3〜1.5μm、ドリフト領域1
4の長さは0.5〜5μm、ゲート酸化膜厚は10〜5
0nm程度が望ましい。
される電気的諸特性から決定される。すなわちベース領
域12は所望のVthから決まり、その不純物濃度は概
ね1e16〜1e18/cm3程度である。第2ベース
領域13とドリフト領域14はドレイン耐圧とオン抵抗
から決定される。第2ベース領域13の不純物濃度は1
e16〜1e18/cm3、ドリフト領域14の不純物
濃度は1e17〜1e18/cm3程度である。本構成
によれば、動作中ドリフト領域は空乏層で満たされ帰還
容量Crssが大幅に低減できる。高周波用途を考えれ
ば、チャネル長は0.3〜1.5μm、ドリフト領域1
4の長さは0.5〜5μm、ゲート酸化膜厚は10〜5
0nm程度が望ましい。
【0038】図2は本発明の半導体素子の平面図であ
る。図にはドレインボンディングパッド219およびゲ
ートボンディングパッド209が示されている。図で分
かるようにドレイン電極21のほぼ全域がパッドにな
り、特別なパッドを設ける必要がない。A部はゲート電
極23の取り出し部を示し、B部はベース領域12の電
位固定手段を示している。図中■―■方向の断面略図が
図1に示されている。
る。図にはドレインボンディングパッド219およびゲ
ートボンディングパッド209が示されている。図で分
かるようにドレイン電極21のほぼ全域がパッドにな
り、特別なパッドを設ける必要がない。A部はゲート電
極23の取り出し部を示し、B部はベース領域12の電
位固定手段を示している。図中■―■方向の断面略図が
図1に示されている。
【0039】図3は図2の■―■方向の断面略図であ
る。注目すべきはゲート電極取出し部である(A部)。
パシベーション膜18の形成後パシベーション膜18、
絶縁物17を貫通してゲート電極23まで達する孔をあ
け、そこに良導電材料24を埋め込みゲート配線20と
の接続線とする。また図6は図2の■―■方向の断面略
図である(B部)。図1のpn接合210が導通してい
るので、必ずしも必要ではないが、ベース領域12の電
位の固定を確実なものにしたい場合適用できる。パシベ
ーション膜18形成後、パシベーション膜18の表面か
らソース領域11まで貫通する孔をあけ、そこに少なく
ともソース領域11とベース領域12にまたがるよう
に、良導電材料245を埋め込み短絡線とする。電極2
50は信頼性確保のための孔を塞ぐ蓋の役目をする。ま
た電極250とゲートボンディングパッド209との間
に多結晶シリコンからなるダイオード列を挿入して、ゲ
ート保護ダイオードを形成することも可能である。
る。注目すべきはゲート電極取出し部である(A部)。
パシベーション膜18の形成後パシベーション膜18、
絶縁物17を貫通してゲート電極23まで達する孔をあ
け、そこに良導電材料24を埋め込みゲート配線20と
の接続線とする。また図6は図2の■―■方向の断面略
図である(B部)。図1のpn接合210が導通してい
るので、必ずしも必要ではないが、ベース領域12の電
位の固定を確実なものにしたい場合適用できる。パシベ
ーション膜18形成後、パシベーション膜18の表面か
らソース領域11まで貫通する孔をあけ、そこに少なく
ともソース領域11とベース領域12にまたがるよう
に、良導電材料245を埋め込み短絡線とする。電極2
50は信頼性確保のための孔を塞ぐ蓋の役目をする。ま
た電極250とゲートボンディングパッド209との間
に多結晶シリコンからなるダイオード列を挿入して、ゲ
ート保護ダイオードを形成することも可能である。
【0040】図4は本発明の半導体装置の活性領域の要
部断面略図である。図中破線220は空乏層を表す。第
2ベース領域13の不純物濃度、第2ベース領域13と
ドリフト領域14とのpn接合間の距離Lbおよびドリ
フト領域14の不純物濃度を適切に選べば、図4に示す
ように左右の空乏層はつながりドレイン・ソース間の空
乏層は、ドレイン領域15と第2ベース領域13のpn
接合に生じる空乏層より各段に厚くなり、出力容量Co
ssが大幅に低減できる。
部断面略図である。図中破線220は空乏層を表す。第
2ベース領域13の不純物濃度、第2ベース領域13と
ドリフト領域14とのpn接合間の距離Lbおよびドリ
フト領域14の不純物濃度を適切に選べば、図4に示す
ように左右の空乏層はつながりドレイン・ソース間の空
乏層は、ドレイン領域15と第2ベース領域13のpn
接合に生じる空乏層より各段に厚くなり、出力容量Co
ssが大幅に低減できる。
【0041】図5は図1に類似の台形の要部断面の斜視
図である。凸部のあるソース領域11の上に柱状のベー
ス領域12があり、そのベース領域12の対向する側面
に絶縁膜19を介してゲート電極23が存在する。そし
てゲート電極23の上部のベース領域12にドリフト領
域14が形成され、ベース領域12の頂上にドレイン領
域15が形成された構造となっている。
図である。凸部のあるソース領域11の上に柱状のベー
ス領域12があり、そのベース領域12の対向する側面
に絶縁膜19を介してゲート電極23が存在する。そし
てゲート電極23の上部のベース領域12にドリフト領
域14が形成され、ベース領域12の頂上にドレイン領
域15が形成された構造となっている。
【0042】図1に示す半導体装置の製造方法を図7を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0043】(a)図7(a)に示すようにソース領域
11となる不純物濃度1e19〜1e21/cm3のn
基板の上にベース領域となる不純物濃度1e16〜1e
18/cm3のp層を1〜3μmエピタキシャル成長
し、その上に第2ベース領域13となる不純物濃度1e
16〜1e18/cm3前後のp層を1〜5μmエピタ
キシャル成長させる。このエピタキシャル成長はなるべ
く低温で行いたいので、SiH2Cl2またはSiH4
と水素によるエピタキシャル成長が望ましい。次いでデ
バイス領域(活性領域)の周辺にフィールド酸化膜16
を形成する。これはLOCOS等の周知の方法で形成す
れば良い。次にフォトレジストを用いた通常のフォトリ
ソグラフィ技術によりU溝31を形成する。この溝の形
成にはC3F8あるいはCHF3を用いたECRイオン
エッチ等が適用できる。
11となる不純物濃度1e19〜1e21/cm3のn
基板の上にベース領域となる不純物濃度1e16〜1e
18/cm3のp層を1〜3μmエピタキシャル成長
し、その上に第2ベース領域13となる不純物濃度1e
16〜1e18/cm3前後のp層を1〜5μmエピタ
キシャル成長させる。このエピタキシャル成長はなるべ
く低温で行いたいので、SiH2Cl2またはSiH4
と水素によるエピタキシャル成長が望ましい。次いでデ
バイス領域(活性領域)の周辺にフィールド酸化膜16
を形成する。これはLOCOS等の周知の方法で形成す
れば良い。次にフォトレジストを用いた通常のフォトリ
ソグラフィ技術によりU溝31を形成する。この溝の形
成にはC3F8あるいはCHF3を用いたECRイオン
エッチ等が適用できる。
【0044】(b)活性領域の絶縁膜の除去後、犠牲酸
化エッチ等により加工ダメージ層を除去した後に10〜
50nmのゲート酸化膜19を形成する。ゲート電極2
3の形成はドープトポリシリコン、W、Mo、Ti等の
良導電材料を減圧CVDで溝31を埋め込み、その後ス
パッタエッチ等で所定の厚さまで削ってもよいし、ある
いはスパッタ法などの方向性の有る堆積法で溝の中に所
定の厚さ堆積しても良い。
化エッチ等により加工ダメージ層を除去した後に10〜
50nmのゲート酸化膜19を形成する。ゲート電極2
3の形成はドープトポリシリコン、W、Mo、Ti等の
良導電材料を減圧CVDで溝31を埋め込み、その後ス
パッタエッチ等で所定の厚さまで削ってもよいし、ある
いはスパッタ法などの方向性の有る堆積法で溝の中に所
定の厚さ堆積しても良い。
【0045】(c)次にゲート電極より上の酸化膜を除
去し、n型不純物を含有する酸化物を減圧CVD法によ
り溝31に埋め込み絶縁物17を形成する。n型不純物
は拡散速度の大きさより砒素が望ましい。その後ドレイ
ン領域となる第2ベース領域の表面に砒素を高濃度イオ
ン注入する。
去し、n型不純物を含有する酸化物を減圧CVD法によ
り溝31に埋め込み絶縁物17を形成する。n型不純物
は拡散速度の大きさより砒素が望ましい。その後ドレイ
ン領域となる第2ベース領域の表面に砒素を高濃度イオ
ン注入する。
【0046】(d)次に800℃〜1000℃で30分
程度熱処理し、n型絶縁物17から不純物を固層拡散さ
せドリフト領域14を形成し、同時にイオン注入層を活
性化させドレイン領域15を形成する。
程度熱処理し、n型絶縁物17から不純物を固層拡散さ
せドリフト領域14を形成し、同時にイオン注入層を活
性化させドレイン領域15を形成する。
【0047】以上ドリフト領域14の形成に固層拡散を
用いる例を述べてきたが、後述するように斜め方向から
のイオン注入法を用いてもドリフト領域14の形成は可
能であり、以下も同様である。
用いる例を述べてきたが、後述するように斜め方向から
のイオン注入法を用いてもドリフト領域14の形成は可
能であり、以下も同様である。
【0048】図8は第2の実施例をしめす断面略図であ
る。図1との違いはドリフト領域14がV字溝の斜面に
形成されていることと、ゲート酸化膜19が残っている
ことである。また図4の左右の空乏層のつながりの効果
が薄いので、後述する2段階ドレイン構造が出力容量C
ossの低減に効果的である。
る。図1との違いはドリフト領域14がV字溝の斜面に
形成されていることと、ゲート酸化膜19が残っている
ことである。また図4の左右の空乏層のつながりの効果
が薄いので、後述する2段階ドレイン構造が出力容量C
ossの低減に効果的である。
【0049】図8に示す半導体装置の製造方法を図9を
参照して説明する
参照して説明する
【0050】(a)(100)基板11の上にベース層
12、第2ベース層13を順次エピタキシャル成長させ
る。次いでKOH溶液を用いてシリコンを異方性エッチ
によりV字溝32を形成する。
12、第2ベース層13を順次エピタキシャル成長させ
る。次いでKOH溶液を用いてシリコンを異方性エッチ
によりV字溝32を形成する。
【0051】(b)減圧CVDによりV字溝32を絶縁
物33で埋め込む。次いで絶縁物33の表面からソース
領域11に達するU溝34を形成する。
物33で埋め込む。次いで絶縁物33の表面からソース
領域11に達するU溝34を形成する。
【0052】(c)絶縁物33を除去し、加工ダメージ
層をエッチ後、ゲート酸化膜19を形成する。
層をエッチ後、ゲート酸化膜19を形成する。
【0053】(d)所定の厚さの良導電材料23を埋め
込みゲート電極を形成した後、ドリフト領域14となる
砒素をイオン注入する。
込みゲート電極を形成した後、ドリフト領域14となる
砒素をイオン注入する。
【0054】(e)ゲート電極23の上部のV字溝を絶
縁物17で埋め込む。次いでドレイン領域15となる高
濃度砒素をイオン注入する。
縁物17で埋め込む。次いでドレイン領域15となる高
濃度砒素をイオン注入する。
【0055】(f)熱処理を加え注入されたイオンを活
性化し、ドリフト領域14とドレイン領域15を同時に
形成する。
性化し、ドリフト領域14とドレイン領域15を同時に
形成する。
【0056】図10は第3の実施例を示す活性領域の要
部断面図である。本実施例ではゲート電極23下部の絶
縁膜が厚くなっており、入力容量Cissの低減が図れ
る。厚い膜の形成にはゲート酸化前に、溝の底部にあら
かじめ酸素をイオン注入する等の方法がある。
部断面図である。本実施例ではゲート電極23下部の絶
縁膜が厚くなっており、入力容量Cissの低減が図れ
る。厚い膜の形成にはゲート酸化前に、溝の底部にあら
かじめ酸素をイオン注入する等の方法がある。
【0057】図11は第4の実施例を示す活性領域の要
部断面図である。本実施例ではドレイン領域が高濃度の
ドレイン領域15と低濃度のドレイン領域155から構
成されている。低濃度層に燐の、高濃度層に砒素のイオ
ン注入法を用いれば1回の熱処理で2段階構造が得られ
る。ドレイン領域の不純物濃度を2段階にすることによ
り空乏層がドレイン領域155の方にも伸びていき全体
の空乏層の幅は大きくなり出力容量Cossの低減が図
れる。もちろん2段階だけではなく多段階にしても良
く、連続的に不純物濃度が薄くなるようにしても良い。
要するにドレイン領域の方にも空乏層が伸びやすい構造
であれば良い。本実施例に記載の構造は本明細書に記載
の全ての構造に適用できる。
部断面図である。本実施例ではドレイン領域が高濃度の
ドレイン領域15と低濃度のドレイン領域155から構
成されている。低濃度層に燐の、高濃度層に砒素のイオ
ン注入法を用いれば1回の熱処理で2段階構造が得られ
る。ドレイン領域の不純物濃度を2段階にすることによ
り空乏層がドレイン領域155の方にも伸びていき全体
の空乏層の幅は大きくなり出力容量Cossの低減が図
れる。もちろん2段階だけではなく多段階にしても良
く、連続的に不純物濃度が薄くなるようにしても良い。
要するにドレイン領域の方にも空乏層が伸びやすい構造
であれば良い。本実施例に記載の構造は本明細書に記載
の全ての構造に適用できる。
【0058】図12は第5の実施例を示す要部断面図で
ある。本発明の半導体装置の構造的特徴は、エピタキシ
ャル層を貫通し、ソース領域11まで達するU溝の側面
に第4のドリフト領域14および第6のソース拡散領域
111が配されていることである。すなわち第2ベース
層13、ベース層12を貫通しソース領域11まで達す
るU溝の底部に第1の厚い絶縁物199、ゲート酸化膜
19および埋め込みゲート電極23を形成し、そのゲー
ト電極23の上に第2絶縁物17を形成し、そのゲート
電極23に対し自己整合的に溝の側面にドリフト領域1
4、ソース拡散領域111が形成されている。ドレイン領
域15もまた同様にU溝により自己整合的に形成されて
いる。
ある。本発明の半導体装置の構造的特徴は、エピタキシ
ャル層を貫通し、ソース領域11まで達するU溝の側面
に第4のドリフト領域14および第6のソース拡散領域
111が配されていることである。すなわち第2ベース
層13、ベース層12を貫通しソース領域11まで達す
るU溝の底部に第1の厚い絶縁物199、ゲート酸化膜
19および埋め込みゲート電極23を形成し、そのゲー
ト電極23の上に第2絶縁物17を形成し、そのゲート
電極23に対し自己整合的に溝の側面にドリフト領域1
4、ソース拡散領域111が形成されている。ドレイン領
域15もまた同様にU溝により自己整合的に形成されて
いる。
【0059】本構造の図4との違いはゲート電極23の
下部にもベース領域12が存在し、その側面に第6のソ
ース拡散領域111が存在することである。
下部にもベース領域12が存在し、その側面に第6のソ
ース拡散領域111が存在することである。
【0060】図12に示す半導体装置の製造方法を図1
3を参照して説明する。 (a)図13(a)に示すようにソース領域となる不純
物濃度1e19〜1e21/cm3のn基板の上にベー
ス領域となる不純物濃度1e17/cm3オーダーのp
層を1〜3μmエピタキシャル成長し、その上に第2ベ
ース領域となる不純物濃度1e16〜1e18/cm3
程度のp層を1〜5μmエピタキシャル成長させる。こ
のエピタキシャル成長はなるべく低温で行いたいので、
SiH2Cl2またはSiH4と水素によるエピタキシ
ャル成長が望ましい。次いでデバイス領域(活性領域)
の周辺にフィールド酸化膜16を形成する。これはLO
COS等の周知の方法で形成すれば良い。次にフォトレ
ジストを用いた通常のフォトリソグラフィ技術によりU
溝31を形成する。この溝の形成にはC3F8あるいは
CHF3を用いたECRイオンエッチ等が適用できる。
活性領域の絶縁膜の除去後、犠牲酸化エッチ等により加
工ダメージ層を除去した後にU溝の底部にn型不純物を
高濃度含有する第1の絶縁膜199を形成する。n型不
純物は拡散速度の大きさから砒素が望ましい。
3を参照して説明する。 (a)図13(a)に示すようにソース領域となる不純
物濃度1e19〜1e21/cm3のn基板の上にベー
ス領域となる不純物濃度1e17/cm3オーダーのp
層を1〜3μmエピタキシャル成長し、その上に第2ベ
ース領域となる不純物濃度1e16〜1e18/cm3
程度のp層を1〜5μmエピタキシャル成長させる。こ
のエピタキシャル成長はなるべく低温で行いたいので、
SiH2Cl2またはSiH4と水素によるエピタキシ
ャル成長が望ましい。次いでデバイス領域(活性領域)
の周辺にフィールド酸化膜16を形成する。これはLO
COS等の周知の方法で形成すれば良い。次にフォトレ
ジストを用いた通常のフォトリソグラフィ技術によりU
溝31を形成する。この溝の形成にはC3F8あるいは
CHF3を用いたECRイオンエッチ等が適用できる。
活性領域の絶縁膜の除去後、犠牲酸化エッチ等により加
工ダメージ層を除去した後にU溝の底部にn型不純物を
高濃度含有する第1の絶縁膜199を形成する。n型不
純物は拡散速度の大きさから砒素が望ましい。
【0061】(b)その後10〜50nmのゲート酸化
膜19を形成する。ゲート電極23の形成はドープトポ
リシリコン、W、Mo、Ti等の良導電材料を減圧CV
Dで溝31を埋め込み、その後スパッタエッチ等で所定
の厚さまで削ってもよいし、あるいはスパッタ法などの
方向性の有る堆積法で溝の中に所定の厚さ堆積しても良
い。
膜19を形成する。ゲート電極23の形成はドープトポ
リシリコン、W、Mo、Ti等の良導電材料を減圧CV
Dで溝31を埋め込み、その後スパッタエッチ等で所定
の厚さまで削ってもよいし、あるいはスパッタ法などの
方向性の有る堆積法で溝の中に所定の厚さ堆積しても良
い。
【0062】(c)次にゲート電極より上の酸化膜を除
去し、n型不純物を含有する絶縁物を減圧CVD法によ
り溝31に埋め込み第2の絶縁物17を形成する。n型
不純物は拡散速度の大きさより砒素が望ましい。その後
ドレイン領域となる第2ベース領域13の表面に砒素を
高濃度イオン注入する。
去し、n型不純物を含有する絶縁物を減圧CVD法によ
り溝31に埋め込み第2の絶縁物17を形成する。n型
不純物は拡散速度の大きさより砒素が望ましい。その後
ドレイン領域となる第2ベース領域13の表面に砒素を
高濃度イオン注入する。
【0063】(d)次に800℃〜1000℃で30分
程度熱処理し、n型不純物含有の第1の絶縁膜199か
ら不純物を固層拡散させソース拡散領域111を形成
し、n型不純物含有の第2の絶縁物17から不純物を固
層拡散させドリフト領域14を形成し、同時にイオン注
入層を活性化させドレイン領域15を形成する。ソース
拡散領域111はこの工程以前のゲート酸化等の熱処理
により徐々に形成されている。
程度熱処理し、n型不純物含有の第1の絶縁膜199か
ら不純物を固層拡散させソース拡散領域111を形成
し、n型不純物含有の第2の絶縁物17から不純物を固
層拡散させドリフト領域14を形成し、同時にイオン注
入層を活性化させドレイン領域15を形成する。ソース
拡散領域111はこの工程以前のゲート酸化等の熱処理
により徐々に形成されている。
【0064】図14は第6の実施例をしめす断面略図で
ある。図12との違いはソース拡散領域111とドリフ
ト領域14がV字溝の斜面に形成されていることであ
る。
ある。図12との違いはソース拡散領域111とドリフ
ト領域14がV字溝の斜面に形成されていることであ
る。
【0065】図14に示す半導体装置の製造方法を図1
4、15を参照して説明する。すなわち(a)(10
0)n基板11の上にベース領域12、第2ベース領域
13を連続エピタキシャル成長し、第2ベース領域13
の表面から基板11に達するV字状溝32を形成し、V
字溝32の底部にn型不純物を含有する第1の絶縁物1
99を形成する。
4、15を参照して説明する。すなわち(a)(10
0)n基板11の上にベース領域12、第2ベース領域
13を連続エピタキシャル成長し、第2ベース領域13
の表面から基板11に達するV字状溝32を形成し、V
字溝32の底部にn型不純物を含有する第1の絶縁物1
99を形成する。
【0066】(b)ゲート酸化膜19を形成後、ゲート
電極となる所定の厚さの良導電性材料23を第1の絶縁
物199上の溝内部に埋め込み、その後ドリフト領域1
4となるn型不純物をイオン注入する。
電極となる所定の厚さの良導電性材料23を第1の絶縁
物199上の溝内部に埋め込み、その後ドリフト領域1
4となるn型不純物をイオン注入する。
【0067】(c)ゲート電極23より上の溝内部に第
2の絶縁物17を埋め込み、第2ベース領域13の表面
にドレイン領域15となるn型高濃度不純物をイオン注
入する。
2の絶縁物17を埋め込み、第2ベース領域13の表面
にドレイン領域15となるn型高濃度不純物をイオン注
入する。
【0068】その後熱処理により、ソース拡散領域11
1、ドリフト領域14、およびドレイン領域15の形成
を行なえば、図14の構造が得られる。
1、ドリフト領域14、およびドレイン領域15の形成
を行なえば、図14の構造が得られる。
【0069】図12に示す半導体装置に類似の構成をも
つ第7の実施例である図17の製造方法を図16、図1
7を参照して説明する(a)n基板11の上にベース層
12、第2ベース層13を形成する領域を除いてn型高
濃度不純物を含有する第1の絶縁膜197を形成する。
つ第7の実施例である図17の製造方法を図16、図1
7を参照して説明する(a)n基板11の上にベース層
12、第2ベース層13を形成する領域を除いてn型高
濃度不純物を含有する第1の絶縁膜197を形成する。
【0070】(b)基板11表面のシリコンの露出した
部分に選択的にベース領域12、第2ベース領域13を
連続エピタキシャル成長してU溝部35を形成する。
部分に選択的にベース領域12、第2ベース領域13を
連続エピタキシャル成長してU溝部35を形成する。
【0071】(c)ゲート酸化膜19を形成後、ゲート
電極となる所定の厚さの良導電性材料23を第1の絶縁
物197上の溝内部に埋め込む。
電極となる所定の厚さの良導電性材料23を第1の絶縁
物197上の溝内部に埋め込む。
【0072】(d)ゲート電極23より上の溝部側壁の
酸化膜を除去後、n型不純物含有の第2の絶縁物17を
埋め込む。その後活性領域以外の周辺部にフィールド酸
化膜161を形成し、第2ベース領域13の表面に高濃
度n型不純物をイオン注入する。
酸化膜を除去後、n型不純物含有の第2の絶縁物17を
埋め込む。その後活性領域以外の周辺部にフィールド酸
化膜161を形成し、第2ベース領域13の表面に高濃
度n型不純物をイオン注入する。
【0073】800〜1000℃で30分程度熱処理
し、ソース拡散領域111、ドリフト領域14形成し、
同時に注入したイオンを活性化してドレイン領域15を
形成し図17の構造が完成する。なおソース拡散領域1
11はゲート酸化等の熱処理により徐々に形成される。
し、ソース拡散領域111、ドリフト領域14形成し、
同時に注入したイオンを活性化してドレイン領域15を
形成し図17の構造が完成する。なおソース拡散領域1
11はゲート酸化等の熱処理により徐々に形成される。
【0074】図18は図12、図17に類似の台形の要
部断面の斜視図である。ソース領域11の上に柱状のベ
ース領域12が有り、ベース領域12の対向する側面に
絶縁膜19を介して制御電極23が形成され、ベース領
域12の側面の制御電極23の上下にそれぞれドリフト
領域14、ソース拡散領域111が形成され、ベース領
域12の頂上にはドレイン領域15が形成されている。
部断面の斜視図である。ソース領域11の上に柱状のベ
ース領域12が有り、ベース領域12の対向する側面に
絶縁膜19を介して制御電極23が形成され、ベース領
域12の側面の制御電極23の上下にそれぞれドリフト
領域14、ソース拡散領域111が形成され、ベース領
域12の頂上にはドレイン領域15が形成されている。
【0075】図19、図20は第8、9の実施例をしめ
す断面図である。ベース領域12が1層構造であるが、
2層構造で述べた効果は維持でき、構造が簡単なためチ
ップが安価に製造できる。
す断面図である。ベース領域12が1層構造であるが、
2層構造で述べた効果は維持でき、構造が簡単なためチ
ップが安価に製造できる。
【0076】図21は第10の実施例を説明する断面図
と不純物濃度を示す。ドリフト領域14の不純物濃度が
ゲート側からドレイン側に向って増加する構造となって
いる。このためドリフト領域14のゲート近傍の電界強
度が低減され、耐圧を維持したままオン抵抗の低減が図
れる。
と不純物濃度を示す。ドリフト領域14の不純物濃度が
ゲート側からドレイン側に向って増加する構造となって
いる。このためドリフト領域14のゲート近傍の電界強
度が低減され、耐圧を維持したままオン抵抗の低減が図
れる。
【0077】上記構造はイオン注入法を用いることで実
現できる。すなわち図21に示すようにゲート電極形成
後、ドリフト領域14の形成に際し、溝部31に対し斜
め方向からのイオン注入を利用し、その注入の入射角度
を変化させることによってゲートからドレインに向って
不純物濃度が増加する構造を得ることが出来る。なお注
入の入射角度を変化させず一定に保てば、形成されるド
リフト領域14の不純物濃度は一様になるのは自明の理
である。
現できる。すなわち図21に示すようにゲート電極形成
後、ドリフト領域14の形成に際し、溝部31に対し斜
め方向からのイオン注入を利用し、その注入の入射角度
を変化させることによってゲートからドレインに向って
不純物濃度が増加する構造を得ることが出来る。なお注
入の入射角度を変化させず一定に保てば、形成されるド
リフト領域14の不純物濃度は一様になるのは自明の理
である。
【0078】またゲート電極形成後、U溝部31に充填
する絶縁物17の不純物濃度を上部に行くにしたがって
増加することによっても得ることが出来る。
する絶縁物17の不純物濃度を上部に行くにしたがって
増加することによっても得ることが出来る。
【0079】本明細書では簡略化のため、第1導電型を
n型とし、第2導電型をp型としたが、第1導電型をp
型とし、第2導電型をn型としても、全く同じ効果が得
られる。
n型とし、第2導電型をp型としたが、第1導電型をp
型とし、第2導電型をn型としても、全く同じ効果が得
られる。
【0080】半導体材料としてシリコンを題材として説
明してきたが、他の半導体材料たとえば炭化珪素のよう
な化合物半導体にも適用できる。
明してきたが、他の半導体材料たとえば炭化珪素のよう
な化合物半導体にも適用できる。
【発明の効果】以上詳しく述べてきたように、本発明で
は高周波パワーMOSFETで特に重要な電気的特性、
帰還容量Crssや出力容量Cossが大幅に低減で
き、短チャネル化に伴うゲート抵抗の増加を抑止でき
る。さらに入力容量Cissも低減でき、チャネル長の
ばらつきも低減できる。またソース電極をチップ裏面に
配置することにより、ソースインダクタンスLsが大幅
に低減される。更に放熱基板の絶縁性基板が不要となり
放熱性が高まる。高周波パワーMOSFETとして好適
な半導体装置といえる。
は高周波パワーMOSFETで特に重要な電気的特性、
帰還容量Crssや出力容量Cossが大幅に低減で
き、短チャネル化に伴うゲート抵抗の増加を抑止でき
る。さらに入力容量Cissも低減でき、チャネル長の
ばらつきも低減できる。またソース電極をチップ裏面に
配置することにより、ソースインダクタンスLsが大幅
に低減される。更に放熱基板の絶縁性基板が不要となり
放熱性が高まる。高周波パワーMOSFETとして好適
な半導体装置といえる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る半導体装置(縦型
絶縁ゲート電界効果トランジスタ)の断面図である。
絶縁ゲート電界効果トランジスタ)の断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2の■―■方向の断面図である。
【図4】活性領域の空乏層の様子を説明する要部断面図
である。
である。
【図5】図1に類似の台形の要部断面の斜視図である。
【図6】図2の■―■方向の断面図である。
【図7】本発明の第1の実施例の半導体装置の製造方法
を説明する断面図である。
を説明する断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例に係る半導体装置の断面
図である。
図である。
【図9】本発明の第2の実施例の半導体装置の製造方法
を説明する断面図である。
を説明する断面図である。
【図10】本発明の第3の実施例の断面図である。
【図11】本発明の第4の実施例の断面図である。
【図12】本発明の第の5実施例に係る半導体装置の断
面図である。
面図である。
【図13】本発明の第5実施例の半導体装置の製造方法
を説明する断面図である。
を説明する断面図である。
【図14】本発明の第6の実施例の断面図である。
【図15】本発明の第6実施例の半導体装置の製造方法
を説明する断面図である。
を説明する断面図である。
【図16】本発明の第7実施例の半導体装置の製造方法
を説明する断面図である。
を説明する断面図である。
【図17】本発明の第7実施例の断面図である。
【図18】図17に類似の台形の要部断面の斜視図であ
る。
る。
【図19】本発明の第8実施例の断面図である。
【図20】本発明の第9実施例の断面図である。
【図21】本発明の第10実施例の断面図である。
【図22】従来のU−MOSFETの断面図である。
【図23】従来の改良されたU−MOSFETの断面図
である。
である。
11 半導体基板(n+)、第1導電型基板
111 ソース拡散領域
113、129 ドリフト領域
12 第2の半導体領域 ベース領域
13 第3の半導体領域 第2ベース領域
14 ドリフト領域
144 イオン注入された(ドリフト)領域
15 ドレイン領域(n+)
155 第2ドレイン領域
16 161 フィールド酸化膜
17、199、197 絶縁物
18 パシベーション膜
19 ゲート絶縁膜
195 厚い絶縁膜
20 ゲート配線
209 ゲートボンディングパッド
21 ドレイン電極
219 ドレインボンディングパッド
22 ソース電極
23 ゲート電極
24 ゲート接続線
245 ベース・ソース短絡線
25 ベース領域
26 ソース領域
31、34、35 溝
32 V字溝
33 絶縁物
220 空乏層
A部 ゲートコンタクト部
B部 ベース・ソース短絡部
Claims (34)
- 【請求項1】ソース領域となる第1導電型高不純物濃度
の第1の半導体領域と、該第1の半導体領域の上部に形
成された第2導電型の第2の半導体領域と、該第2の半
導体領域の表面より、該第1の半導体領域内に達するよ
うに形成された溝部と、該溝部内に形成された絶縁膜を
介して該溝部の底部に形成されたゲート電極と、該ゲー
ト電極に対して自己整合的に該溝部の第2の半導体領域
の側面に形成された第1導電型の第4のドリフト領域
と、該ゲート電極の上部の該溝部を充填する絶縁物と、
該第2の半導体領域の表面にその位置および寸法が自己
整合的に形成された第1導電型高不純物濃度の第5のド
レイン領域とを有することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 ソース領域となる第1導電型高不純物濃
度の第1の半導体領域と、該第1の半導体領域の上部に
形成された第2導電型の第2の半導体領域と、該第2の
半導体領域の上部に形成された第2導電型の第3の半導
体領域と、該第3の半導体領域の表面より、該第1の半
導体領域内に達するように形成された溝部と、該溝部内
に形成された絶縁膜を介して該溝部の底部に形成された
ゲート電極と、該ゲート電極に対して自己整合的に該溝
部の第2、第3の半導体領域の側面に形成された第1導
電型の第4のドリフト領域と、該ゲート電極の上部の該
溝部を充填する絶縁物と、該第3の半導体領域の表面に
その位置および寸法が自己整合的に形成された第1導電
型高不純物濃度の第5のドレイン領域とを有することを
特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】第3の半導体領域の不純物濃度が第2の半
導体領域の不純物濃度よりも低いことを特徴とする請求
項2に記載の半導体装置。 - 【請求項4】 第4のドリフト領域がV字溝の斜面に形
成されることを特徴とする請求項1、2、3のいずれか
1項に記載の半導体装置。 - 【請求項5】該ゲート電極下方の該絶縁膜が側面の該ゲ
ート絶縁膜より厚いことを特徴とする請求項1、2,
3,4のいずれか1項に記載の半導体装置。 - 【請求項6】 少なくとも第4のドリフト領域の殆どが
空乏層で満たされる状態が存在し、第2の半導体領域に
おいて、対向する左右のpn接合の空乏層が互いに接触
し連なる状態が存在することを特徴とする請求項1、
4、5のいずれか1項に記載の半導体装置。 - 【請求項7】 少なくとも第4のドリフト領域の殆どが
空乏層で満たされる状態が存在し、少なくとも第3の半
導体領域において、対向する左右のpn接合の空乏層が
互いに接触し連なる状態が存在する事を特徴とする請求
項2、3,4、5のいずれか1項に記載の半導体装置。 - 【請求項8】 (1)ソース領域となる第1導電型高不
純物濃度基板の上部に、第2導電型の第2の半導体領
域、第2導電型の第3の半導体領域を連続エピタキシャ
ル成長し、該第3半導体の表面から該第1の半導体領域
内に達する溝部を形成する第1の工程と、(2)該溝部
の底部および側壁に絶縁膜を形成し、更にその底部に埋
め込みゲート電極となる良導電性材料を形成する第2の
工程と、(3)該ゲート電極より上方の側壁に形成した
絶縁膜を除去し、該ゲート電極の上方の溝内部に絶縁物
を埋め込み、該第3半導体領域の表面に第1導電型の不
純物をイオン注入する第3の工程と(4)1回の熱処理
で、該第2,3の半導体領域の側面に第4のドリフト領
域を形成し、該第3の半導体領域表面の注入されたイオ
ンを活性化して第5のドレイン領域を形成する第4の工
程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】請求項8の第3の工程が、「該ゲート電極
より上方の側壁に形成した絶縁膜を除去し」を「該ゲー
ト電極より上方の側壁に斜め方向より第1導電型の不純
物をイオン注入し」に置き換えたことを特徴とする請求
項8に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項10】 (1)ソース領域となる第1導電型高
不純物濃度基板の上部に、第2導電型の第2の半導体領
域、第2導電型の第3の半導体領域を連続エピタキシャ
ル成長し、該第3の半導体領域の表面から第2の半導体
領域に達するV字状の溝部を形成する第1の工程と
(2)該V字溝部の内部に絶縁物を埋め込み、該絶縁物
の表面から該第1の半導体領域内に達する溝部を形成す
る第2の工程と、(3)該絶縁物を除去し、該溝部底部
および側壁に絶縁膜を形成する第3の工程と、(4)該
溝部の内部に埋め込みゲート電極となる良導電性材料を
形成し、該第2,3の半導体領域の側面に第1導電型の
不純物をイオン注入する第4の工程と、(5)該ゲート
電極の上方の溝内に絶縁物を埋め込み、該第3の半導体
領域の表面に第1導電型の高濃度不純物をイオン注入す
る第5の工程と、(6)1回の熱処理で、該第2,3の
半導体領域側面の注入されたイオンを活性化して第4の
ドリフト領域を形成し、該第3の半導体領域の表面に注
入された高濃度イオンを活性化して第5のドレイン領域
を形成する第6の工程とを有することを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項11】 シリコン中に埋め込まれたゲート電極
と、その上方の絶縁物と、該絶縁物の上方の1部が除去
されたドレイン電極と、該ドレイン電極の上方の絶縁膜
と、該ドレイン電極の除去された部分の該絶縁膜の表面
から該ゲート電極に達する孔とをそなえ、該孔に充填さ
れた良導電材料の接続線と、該絶縁膜の上方のゲート配
線とを有し、接続線を介して該ゲート電極と該ゲート配
線が導通していることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項12】 ソース領域となる第1導電型高不純
物濃度の第1の半導体領域と、該第1の半導体領域の上
部に形成された第2導電型の第2の半導体領域と、該第
2の半導体領域の表面より、該第1の半導体領域内に達
するように形成された溝部と、該溝部の底部に形成され
た第1の絶縁物と、該溝部の側壁に形成された絶縁膜を
介して該第1の絶縁物の上に形成されたゲート電極と、
該ゲート電極の上部の該溝部を充填する第2の絶縁物
と、該ゲート電極に対して自己整合的に該ゲート電極よ
り下部の該第2の半導体領域の側面に形成された第6の
ソース拡散領域と、該ゲート電極に対し自己整合的に該
溝部の該ゲート電極より上部の該第2の半導体領域の側
面に形成された第1導電型の第4のドリフト領域と、該
第2の半導体領域の表面にその位置および寸法が自己整
合的に形成された第1導電型高不純物濃度の第5のドレ
イン領域とを有することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項13】 ソース領域となる第1導電型高不純
物濃度の第1の半導体領域と、該第1の半導体領域の上
部に形成された第2導電型の第2の半導体領域と、該第
2の半導体領域の上部に形成された第2導電型の第3の
半導体領域と、該第3の半導体領域の表面より、該第1
の半導体領域内に達するように形成された溝部と、該溝
部の底部に形成された第1の絶縁物と、該溝部の側壁に
形成された絶縁膜を介して該第1の絶縁物の上に形成さ
れたゲート電極と、該ゲート電極の上部の該溝部を充填
する第2の絶縁物と、該ゲート電極に対して自己整合的
に該ゲート電極より下部の該第2の半導体領域の側面に
形成された第6のソース拡散領域と、該ゲート電極に対
し自己整合的に該溝部の該ゲート電極より上部の該第
2、第3の半導体領域の側面に形成された第1導電型の
第4のドリフト領域と、該第3の半導体領域の表面にそ
の位置および寸法が自己整合的に形成された第1導電型
高不純物濃度の第5のドレイン領域とを有することを特
徴とする半導体装置。 - 【請求項14】 第6のソース拡散領域および第4のド
リフト領域がV字溝の斜面に形成されることを特徴とす
る請求項12または請求項13に記載の半導体装置。 - 【請求項15】 すくなくとも第4のドリフト領域のほ
ぼ全域が空欠層で満たされる状態が存在し、第2の半導
体領域において対向する左右のpn接合の空乏層が互い
に接触し連なる状態が存在することを特徴とする請求項
12または請求項14に記載の半導体装置。 - 【請求項16】 すくなくとも第4のドリフト領域のほ
ぼ全域が空欠層で満たされる状態が存在し、さらにすく
なくとも第3の半導体領域において対向する左右のpn
接合の空乏層が互いに接触し連なる状態が存在すること
を特徴とする請求項13または請求項14に記載の半導
体装置。 - 【請求項17】(1)ソース領域となる第1導電型高不
純物濃度基板の上部に、第2導電型の第2の半導体領
域、該第2の半導体領域の上に第2導電型の第3の半導
体領域を連続エピタキシャル成長し、該第3の半導体の
表面から第1の半導体領域内に達する溝部を形成し、該
溝部の底部に第1の絶縁物を形成する第1の工程と、
(2)該溝部の該第1の絶縁物の上部の側壁に絶縁膜を
形成し、更に該溝内部の該絶縁物の上に埋め込みゲート
電極となる良導電性材料を形成する第2の工程と、
(3)該ゲート電極より上方の側壁に形成した該絶縁膜
を除去し、該ゲート電極の上方の溝内部に第2の絶縁物
を埋め込み、該第3の半導体領域の表面に第1導電型の
高濃度不純物をイオン注入する第3の工程と(4)熱処
理を行い、該ゲート電極より下部の該第2の半導体領域
の側面に第6のソース拡散領域および該ゲート電極より
上部の該第2,3の半導体領域の側面に第4のドリフト
領域を形成し、該第3の半導体領域表面に注入された高
濃度イオンを活性化して第5のドレイン領域を形成する
第4の工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項18】請求項17の第3の工程が、「該ゲート
電極より上方の側壁に形成した絶縁膜を除去し」を「該
ゲート電極より上方の側壁に斜め方向より第1導電型の
不純物をイオン注入し」に置き換えたことを特徴とする
請求項17に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項19】(1)ソース領域となる第1導電型高不
純物濃度基板の上部に、第2導電型の第2の半導体領
域、該第2の半導体領域の上に第2導電型の第3の半導
体領域を連続エピタキシャル成長し、該第3の半導体領
域の表面から第1の半導体領域に達するV字状の溝部を
形成し、該溝部の底部に第1の絶縁物を形成する第1の
工程と、(2)該溝部の該第1の絶縁物の上部の側壁に
絶縁膜を形成し、更に該溝内部の該絶縁物の上に埋め込
みゲート電極となる良導電性材料を形成し、該ゲート電
極より上部の第2,3半導体領域の側面に第1導電型の
不純物をイオンを注入する第2の工程と、(3)該ゲー
ト電極の上方の溝内部に第2の絶縁物を埋め込み、該第
3の半導体領域の表面に第1導電型の高濃度不純物をイ
オン注入する第3の工程と(4)熱処理を行い、該ゲー
ト電極より下部の該第2の半導体領域の側面に第6のソ
ース拡散領域および該ゲート電極より上部の該第2,3
の半導体領域の側面に第4のドリフト領域を形成し、該
第3の半導体領域表面に注入された高濃度イオンを活性
化して第5のドレイン領域を形成する第4の工程とを有
することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項20】請求項19の第2の工程が、「該ゲート
電極より上部の第2,3半導体領域の側面に第1導電型
のイオンを注入する」を「該ゲート電極より上方の側壁
に形成した該絶縁膜を除去する」に置き換えたことを特
徴とする請求項19に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項21】 (1)ソース領域となる第1導電型高
不純物濃度基板の上部に、第1の絶縁物を部分的に形成
する第1の工程と(2)該ソース領域のシリコンの露出
した表面に第2導電型の第2の半導体領域と、該第2の
半導体領域の上に第2導電型の第3の半導体領域を選択
的に連続エピタキシャル成長し、溝部を形成する第2の
工程と、(3)該溝部の側壁に絶縁膜を形成し、該第1
の絶縁物の上にゲート電極となる良導電性材料を埋め込
む第3の工程と、(4)該側壁の絶縁膜を除去し、該ゲ
ート電極の上方の溝内に第2の絶縁物を埋め込み、該第
3の半導体領域表面の活性領域以外の周辺に酸化膜を形
成してフィールド酸化膜とし、該第3の半導体領域表面
に第1導電型の高濃度不純物をイオン注入する第4の工
程と、(5)熱処理行い、該ゲート電極より下部の該第
2の半導体領域の側面に第6のソース拡散領域および該
ゲート電極より上部の該第2、第3の半導体領域の側面
に第4のドリフト領域を形成し、該第3の半導体領域の
表面に注入された高濃度イオンを活性化して第5のドレ
イン領域を形成する第5の工程とを有することを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項22】 請求項21の第2工程において、第2
の半導体領域形成前に第1導電型高濃度不純物領域の形
成を追加したことを特徴とする請求項21に記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項23】第4のドリフト領域がゲート側からドレ
イン領域に向ってその不純物濃度が連続的にあるいは多
段階的に増加する請求項1、2、3、4、5、6、7、
12、13、14、15、16のいずれか1項に記載の
半導体装置。 - 【請求項24】半導体の溝部の側面に第4のドリフト領
域を形成する方法において、イオン注入時に注入の入射
角度を変化させることにより、該ドリフト領域の縦方向
の不純物濃度分布に変化を持たせることを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - 【請求項25】半導体の溝部の側面に第4のドリフト領
域を形成する方法において、溝内部に充填する絶縁物の
不純物濃度を縦方向に変化させることにより、該ドリフ
ト領域の縦方向の不純物濃度分布に変化を持たせること
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項26】 第5のドレイン領域が、第2の半導体
領域の表面から高不純物濃度、低不純物濃度の順に構成
されていることを特徴とする請求項1、4、5、6、1
2、14、15のいずれか1項に記載の半導体装置。 - 【請求項27】 第5のドレイン領域が、第3の半導体
領域の表面から高不純物濃度、低不純物濃度の順に構成
されていることを特徴とする請求項2、3、4、5、
7、13、14、16のいずれか1項に記載の半導体装
置。 - 【請求項28】凸部を有する第1導電型の第1の半導体
基板と、該半導体基板の凸部上の第2導電型の断面形状
が柱状の第2の半導体領域と、該柱状の第2の半導体領
域の対向する側面に絶縁膜を介して設けられた制御用電
極と、該制御用電極の上部の該第2の半導体領域側面の
表面に形成された第1導電型の第4の半導体領域と、該
第2の半導体領域の頂上の表面に形成された第1導電型
の第5の半導体領域とを有することを特徴とする半導体
装置。 - 【請求項29】該制御用電極の上部に絶縁物を有するこ
とを特徴とする請求項28に記載の半導体装置。 - 【請求項30】凸部を有する第1導電型の第1の半導体
基板と、該半導体基板の凸部上の第2導電型の断面形状
が柱状の第2の半導体領域と、該柱状の第2の半導体領
域の対向する側面に絶縁膜を介して設けられた制御用電
極と、該制御用電極の上部の該第2の半導体領域側面の
表面に形成された第1導電型の第4の半導体領域と、該
第2の半導体領域の頂上の表面に形成された第1導電型
の第5の半導体領域と、該制御用電極の下部の該第2の
半導体領域側面の表面に形成された第1導電型の第6の
半導体領域を有することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項31】 第1導電型の第1の半導体基板と、
該半導体基板上の第2導電型の断面形状が柱状の第2の
半導体領域と、該柱状の第2の半導体領域の対向する側
面に絶縁膜を介して設けられた制御用電極と、該制御用
電極の上部の第2の半導体領域側面の表面に形成された
第1導電型の第4の半導体領域と、該第2の半導体領域
の頂上の表面に形成された第1導電型の第5の半導体領
域と、該制御用電極の下部の該第2の半導体側面の表面
に形成された第1導電型の第6の半導体領域とを有する
ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項32】 該制御電極の上部および下部に絶縁
物を有することを特徴とする請求項30または請求項3
1に記載の半導体装置。 - 【請求項33】 該第2導電型の柱状の第2の半導体
領域の不純物濃度分布が縦方向に変化していることを特
徴とする請求項28、29、30、31、32のいずれ
か1項に記載の半導体装置。 - 【請求項34】 該第1導電型の第4の半導体領域の
不純物濃度分布が縦方向に変化していることを特徴とす
る請求項28、29、30、31、32、33のいずれ
か1項に記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001218722A JP2003051598A (ja) | 2001-05-31 | 2001-07-18 | 高周波パワーmosfet |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001204082 | 2001-05-31 | ||
| JP2001-204082 | 2001-05-31 | ||
| JP2001218722A JP2003051598A (ja) | 2001-05-31 | 2001-07-18 | 高周波パワーmosfet |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003051598A true JP2003051598A (ja) | 2003-02-21 |
Family
ID=26618156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001218722A Pending JP2003051598A (ja) | 2001-05-31 | 2001-07-18 | 高周波パワーmosfet |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003051598A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006310735A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-11-09 | Internatl Rectifier Corp | 一体型本体短絡を有する上部ドレインfet |
| WO2009142233A1 (ja) * | 2008-05-20 | 2009-11-26 | ローム株式会社 | 半導体装置 |
| JP2011082401A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 半導体装置 |
| TWI575704B (zh) * | 2011-06-30 | 2017-03-21 | 瑞薩電子股份有限公司 | 半導體裝置 |
| CN111477685A (zh) * | 2020-04-26 | 2020-07-31 | 复旦大学 | 基于半导体衬底的凹槽型场效应正反馈晶体管及制备方法 |
| CN113380889A (zh) * | 2020-03-10 | 2021-09-10 | 株式会社东芝 | 半导体装置 |
-
2001
- 2001-07-18 JP JP2001218722A patent/JP2003051598A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006310735A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-11-09 | Internatl Rectifier Corp | 一体型本体短絡を有する上部ドレインfet |
| WO2009142233A1 (ja) * | 2008-05-20 | 2009-11-26 | ローム株式会社 | 半導体装置 |
| US8575622B2 (en) | 2008-05-20 | 2013-11-05 | Rohm Co., Ltd. | Silicon carbide trench MOSFET having reduced on-resistance, increased dielectric withstand voltage, and reduced threshold voltage |
| US9024329B2 (en) | 2008-05-20 | 2015-05-05 | Rohm Co., Ltd. | Silicon carbide trench MOSFET having reduced on-resistance, increased dielectric withstand voltage, and reduced threshold voltage |
| JP5819064B2 (ja) * | 2008-05-20 | 2015-11-18 | ローム株式会社 | 半導体装置 |
| JP2011082401A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 半導体装置 |
| TWI575704B (zh) * | 2011-06-30 | 2017-03-21 | 瑞薩電子股份有限公司 | 半導體裝置 |
| CN113380889A (zh) * | 2020-03-10 | 2021-09-10 | 株式会社东芝 | 半导体装置 |
| CN111477685A (zh) * | 2020-04-26 | 2020-07-31 | 复旦大学 | 基于半导体衬底的凹槽型场效应正反馈晶体管及制备方法 |
| CN111477685B (zh) * | 2020-04-26 | 2021-09-28 | 复旦大学 | 基于半导体衬底的凹槽型场效应正反馈晶体管及制备方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5897343A (en) | Method of making a power switching trench MOSFET having aligned source regions | |
| US7943993B2 (en) | Structure and method for forming field effect transistor with low resistance channel region | |
| US6765264B1 (en) | Method of fabricating power rectifier device to vary operating parameters and resulting device | |
| US7833863B1 (en) | Method of manufacturing a closed cell trench MOSFET | |
| CN100524809C (zh) | 场效应晶体管半导体器件 | |
| US6060746A (en) | Power transistor having vertical FETs and method for making same | |
| JP5378635B2 (ja) | シリコン・オン・インシュレータ内に形成された金属酸化膜半導体デバイス | |
| US8907408B2 (en) | Stress-reduced field-effect semiconductor device and method for forming therefor | |
| US20240194754A1 (en) | Semiconductor device and corresponding methods of manufacture | |
| US20020175368A1 (en) | Power mosfet semiconductor device and method of manufacturing the same | |
| KR100883795B1 (ko) | 대칭적인 트렌치 mosfet 디바이스 및 그 제조 방법 | |
| US11031466B2 (en) | Method of forming oxygen inserted Si-layers in power semiconductor devices | |
| JP2003518748A (ja) | 自己整合されたシリコンカーバイトlmosfet | |
| US6570218B1 (en) | MOSFET with a buried gate | |
| TW202215548A (zh) | Ldmos電晶體及其製造方法 | |
| US11705506B2 (en) | Lateral trench transistor device | |
| JP2003051598A (ja) | 高周波パワーmosfet | |
| KR101682420B1 (ko) | 선택적 게르마늄 응축과 측벽공정을 이용한 자기정렬된 이종접합 터널링 전계효과 트랜지스터의 제조방법 | |
| JPH09260648A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
| US20240355872A1 (en) | Transistors with field-shield contacts and base contacts | |
| KR100257148B1 (ko) | 반도체 소자 및 그의 제조방법 |