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JP2003050061A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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Publication number
JP2003050061A
JP2003050061A JP2001237778A JP2001237778A JP2003050061A JP 2003050061 A JP2003050061 A JP 2003050061A JP 2001237778 A JP2001237778 A JP 2001237778A JP 2001237778 A JP2001237778 A JP 2001237778A JP 2003050061 A JP2003050061 A JP 2003050061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow rate
heat exchanger
rate control
refrigerant
control means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001237778A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Shinohara
正人 篠原
Toshiaki Yoshikawa
利彰 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001237778A priority Critical patent/JP2003050061A/ja
Publication of JP2003050061A publication Critical patent/JP2003050061A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機、四方弁、室外熱交換器、第1流量制
御弁、室内熱交換器を備え、室内熱交換器を第1の室内
熱交換器と第2の室内熱交換器とに分割し、その間に第
2流量制御弁を設けて再熱除湿運転を行う空気調和機に
おいて、冷房回路と暖房回路では、冷媒の流れが逆向き
となり、特に冷房回路では冷媒と空気の流れが並行流と
なり、熱交換効率が低下するという問題があった。 【解決手段】 四方弁、室外熱交換器、第1及び第2の
室内熱交換器のそれぞれに接続し、運転モードに関わら
ず常に第1の室内熱交換器から第2の室内熱交換器へと
冷媒を流通させる流路切換手段と、第1流量制御弁と室
内熱交換器または室外熱交換器との間に、圧縮機吸入側
に接続されるガスバイパス回路を有した気液分離手段と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷房、暖房、除
湿の各モードで運転可能な空気調和装置において、室内
の温度と湿度に対する快適性を向上させるとともに運転
効率を向上させて省エネルギーを図る空気調和装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和装置においては、主とし
て回転数可変型圧縮機等が用いられ、空調負荷の変動に
対応している。しかし空調負荷が低い冷房低能力運転時
は圧縮機回転数が低下するものの、冷媒の蒸発温度も上
昇して室内空気の露点温度以上となり、除湿できないと
いう問題点がある。
【0003】冷房低能力運転時の除湿能力を向上させる
従来技術として、特開平9−42706号公報において
図13から図15に示す空気調和機がある。図13はこ
の装置による冷媒回路図である。圧縮機2、四方弁3、
室外熱交換器4、第1流量制御弁20、室内熱交換器を
備え、前記室内熱交換器を熱的に分割しその間に第2流
量制御弁14を設けている。冷媒の流れ方向は、冷房回
路での再熱除湿運転時は四方弁3を冷房方向として、図
中の二重破線矢印で示す方向となり、室内機側の第2流
量制御弁14を冷媒の主たる流量制御弁として用いてい
る。一方、暖房運転時は、四方弁3を暖房方向として、
図中の二重実線矢印で示す方向となり、室外機側の第1
流量制御弁20を冷媒の主たる流量制御弁として用いて
いる。
【0004】図14はこの空気調和装置の室内ユニット
の構成を示す断面図である。室内熱交換器を室内機の前
面から背面にかけて送風機を囲むように配置した空気調
和機であり、前記室内熱交換器を熱的に分割しその間に
第2流量制御弁14を設けるとともに、この第2流量制
御弁14の冷媒流れ上流側を再熱器12、冷媒流れ下流
側を蒸発器11として動作させる運転モードにて、除湿
能力を確保している。この時、前面上段から背面に設置
された熱交換器が再熱器12として作用している。
【0005】図15の室内ユニットの冷媒回路図で示す
ように、冷房回路(二重破線矢印)では、冷媒は第2の
室内熱交換器12(再熱器)から第2流量制御弁14を
通り第1の室内熱交換器11(蒸発器)へと流れ、冷媒
と室内空気50の流れがともに熱交換器の前列側から後
列側へと流れる並行流となっている。一方、暖房回路
(二重実線矢印)では、冷媒は第1の室内熱交換器11
から第2流量制御弁14を通り第2の室内熱交換器12
へと流れ、これにより熱交換器の後列側から前列側へ向
かう流れとなり、室内空気50に対して対向流となって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし特開平9−42
706においては、室内熱交換器内に第2流量制御弁1
4が設置されているため、ここでの冷媒圧力損失が大き
く、通常冷房運転や暖房運転での効率低下を引き起こす
という問題点がある。
【0007】従来の空気調和装置は上記のように構成さ
れているので、冷房回路では冷媒が第2の室内熱交換器
12から流入して、第1の室内熱交換器11より流出す
るようにしているため、冷媒と室内空気50の流れがと
もに第2から第1の室内熱交換器へと流れる並行流とな
り、熱交換効率が低下するという問題点がある。
【0008】また、従来の空気調和機においては冷媒と
してR22が使用されていたが、オゾン層破壊防止のた
め、R410Aなどへの代替化が進行中である。R41
0AはR22より動作圧力が高くなるため、第2流量制
御弁14での差圧も大きくなるという問題点がある。
【0009】加えて特開平9−42706における冷媒
回路図の図13において、暖房回路にて再熱除湿運転を
しようとして冷媒流れを暖房方向に切り換えた時、第2
流量制御弁下流側の室内熱交換器と室外熱交換器が蒸発
器として動作するが、室外熱交換器容量が大きいため、
室内熱交換器の蒸発温度が室内空気の露点温度以下に下
がらず、除湿できないという問題点がある。
【0010】この発明は、以上に述べたような問題点を
解決するためになされたものであり、冷凍サイクルの凝
縮熱を室内空気への加熱源として利用する空気調和装置
において、冷房、暖房、除湿、各運転時における、温度
と湿度の制御性を高め、冷房シーズン暖房シーズンを問
わず再熱除湿運転を実現するとともに、通常冷房・暖房
運転時の効率も向上させ、加えて従来冷媒だけでなく、
代替冷媒においてもその特性を生かすことを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の空気調和装置
は、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、第1流量制御手
段、第1の室内熱交換器、前記第1の室内熱交換器と直
列接続する第2の室内熱交換器との間に設けられた第2
流量制御手段を冷媒配管で順次接続した冷媒回路を備
え、前記四方弁、室外熱交換器、第1及び第2の室内熱
交換器のそれぞれに接続し、運転モードに関わらず常に
前記第1の室内熱交換器から第2の室内熱交換器へと冷
媒を流通させる流路切換手段と、前記第1流量制御手段
と前記流路切換手段または前記室外熱交換器の間に接続
された気液分離手段と、前記気液分離手段から前記圧縮
機吸入側配管に接続されたガスバイパス回路上に第3流
量制御手段とを設けたものである。
【0012】また、この発明の空気調和装置は、通常冷
房運転モードにおいて、前記四方弁を冷房回路に設定
し、前記第2流量制御手段を開状態とし、前記第1流量
制御手段にて主たる冷房回路の流量制御を行うととも
に、前記第3流量制御手段により前記気液分離手段にて
分離したガス冷媒が圧縮機吸入側配管への流れる流量を
制御するものである。
【0013】また、この発明の空気調和装置は、通常暖
房運転モードにおいて、前記四方弁を暖房回路に設定
し、前記第2流量制御手段を開状態とすると共に、前記
ガスバイパス回路に設けた第3流量制御手段を閉状態と
し、前記第1流量制御手段にて流量制御を行うものであ
る。
【0014】また、この発明の空気調和装置は、前記四
方弁を冷房回路に設定し、前記ガスバイパス回路に設け
た第3流量制御手段を閉状態とし、前記第1流量制御手
段および第2流量制御手段の少なくともいずれかにより
流量制御を行う冷房回路での再熱除湿運転モードを有す
るものである。
【0015】また、この発明の空気調和装置は、前記四
方弁を暖房回路に設定し、前記第1流量制御手段は閉状
態とすると共に、前記第3流量制御手段を開状態とし
て、前記第2流量制御手段により流量制御を行う暖房回
路での再熱除湿運転モードを有するものである。
【0016】また、この発明の空気調和装置は、前記室
外熱交換器へ外気を送風する回転数可変の室外ファンを
備え、室内温度と設定温度に応じて前記四方弁の流路切
換え及び前記室外ファンの回転数を制御するものであ
る。
【0017】また、この発明の空気調和装置は、冷媒と
してR410AまたはR32またはR290を用いたも
のである。
【0018】また、この発明の空気調和装置は、冷媒と
してR290またはR32を用い、前記第1流量制御手
段および第2流量制御手段および第3流量制御手段の少
なくともいずれか1つの流量制御手段に全閉機能を備え
るとともに、冷媒漏れを検知する手段を備え、冷媒漏れ
を検知した場合には前記流量制御手段を全閉状態にする
ものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1を図を用いて説明する。図1は、この発明の実施
の形態1の空気調和装置における通常冷房運転時の冷媒
回路図である。図において、1は室外機、2は圧縮機、
3は四方弁、4は室外熱交換器、5は回転数をリニアに
可変できる室外ファン、10は室内機、11は第1の室
内熱交換器、12は熱的に分離された第2の室内熱交換
器、13は第1の室内熱交換器11と第2の室内熱交換
器12とを直列接続する室内熱交換器間接続配管、14
は13の途中に設けられた流量制御手段である第2流量
制御弁、15は室内ファンである。
【0020】また、16は室外機1に配設された流路切
換手段で、室外機1からの冷媒が運転モードに関わらず
常に第1の室内熱交換器11から第2の室内熱交換器1
2へ流入するように、この場合は4個の逆止弁17a〜
17dにより構成されている。18は流路切換手段16
と四方弁3とを接続する第1の接続配管、19は流路切
換手段16と室外熱交換器4とを接続する第2の接続配
管、20は室外熱交換器4と室内機10へ接続された流
路切換手段16の間に設けられた第1流量制御弁、21
は流路切換手段16と第1の室内熱交換器11とを接続
する室内外機間接続配管C、22は流路切換手段16と
第2の室内熱交換器12とを接続する室内外機間接続配
管Dである。82は第1流量制御弁20と流路切換手段
16の間に接続された気液分離手段、80は気液分離手
段82からガス冷媒を分離し圧縮機吸入側に接続される
ガスバイパス回路、81はガスバイパス回路80上の流
通ガス冷媒の流量を制御する第3流量制御弁である。
【0021】次に図1における通常冷房運転時の動作に
ついて説明する。この通常冷房運転モードは、室内機1
4の第2流量制御弁14は開状態にして、室外機1の第1
流量制御弁20を主たる減圧装置として使用し、気液分
離手段82で分離されたガスバイパス回路80上のガス
バイパス流量を第3流量制御弁81にて制御する冷凍サ
イクルとなる。この通常冷房運転時の冷凍サイクルにお
ける圧力−エンタルピ線図を図2に示す。図2におい
て、縦軸は圧力、横軸はエンタルピーをとり、図中の記
号は、図1の冷媒回路におけるA〜Hにそれぞれ対応す
る。また、冷房運転時の冷媒流れ方向を図1の二重破線
矢印で示す。
【0022】圧縮機2より吐出された高温高圧冷媒ガス
は、四方弁3を通り、図2のA点から室外熱交換器4に
て凝縮液化しB点となり、第1流量制御弁20にて低温
の気液二相状態まで減圧され気液分離容器82に入り
C'点となる。気液分離容器82にて分離された冷媒の
うち、C点の液冷媒は流路切換手段16の逆止弁17b
を介して21の室内外機間接続配管Cを通り室内機10
に導かれ、第1の室内熱交換器11、全開状態となって
いる第2流量制御弁14、第2の室内熱交換器12の順に
流入し、室内空気と熱交換(冷房)しガス化する。ガス
化した冷媒は22の室内外機間接続配管Dにより室外機
1に導かれ、流路切換手段16の逆止弁17dを介して
四方弁3へと流れる。一方、気液分離手段82にて分離
された冷媒のうち、H点のガス冷媒はガスバイパス回路
80上に設けた第3流量制御弁81にて若干減圧され、
ガスバイパス回路80を経て四方弁3から圧縮機吸入側
へ接続する配管と合流して図2のG点となり、圧縮機2
に吸入される。このようにして循環サイクルを構成し、
冷房運転を行なう。これにより、冷媒回路における圧力
損失を低減して性能向上が図れる。
【0023】図3は、この発明の実施の形態1の空気調
和装置における通常暖房運転時の冷媒回路図である。な
お、図1と同一記号は同一部分を示し、説明を省略す
る。この通常暖房運転モードにおいては、室内機10の
第2流量制御弁14は開状態にして、室外機1のガスバ
イパス回路80上の第3流量制御弁81を閉状態として
使用し、第1流量制御弁20を主たる減圧装置として制
御する冷凍サイクルとなる。また、この通常暖房運転時
の冷凍サイクルにおける圧力−エンタルピ線図を図4に
示す。図4において、縦軸に圧力、横軸にエンタルピー
をとり、図中の記号は、図3の冷媒回路におけるA〜F
にそれぞれ対応する。なお、通常暖房運転時の冷媒流れ
方向を図3の二重実線矢印で示す。
【0024】次に動作について説明する。圧縮機2より
吐出された高温高圧冷媒ガスは、上記冷房運転とは逆の
流れ方向に切換えられた四方弁3を通り、図3のF点か
ら流路切替手段16の逆止弁17aを介して21の室内
外機間接続配管Cを通り室内機10に導かれ、第1の室
内熱交換器11、全開状態となっている第2流量制御弁
14、第2の室内熱交換器12の順に流入し、室内空気
と熱交換(暖房)し凝縮液化する。凝縮液化した冷媒は
22の室内外機間接続配管Dから室外機1に導かれ、流
路切換手段16の逆止弁17cを介してC点から第1流
量制御弁20に流入し、ここで低温の気液二相状態まで
減圧されB点となり、低温となった冷媒は室外熱交換器
4で室外ファン5により外気と熱交換してガス状態とな
ってA点となり再び圧縮機2に吸入される。このように
して循環サイクルを構成し、暖房運転を行なう。
【0025】ここで、図1及び図3において室外機1の
第1流量制御弁20と室内熱交換器との間に気液分離手
段82を配設した一実施例を示しているが、第1流量制
御弁20と室外熱交換器4との間に気液分離手段82を
配設しても良く、この場合の暖房運転において第3流量
制御弁81を開にして、C点から第1流量制御弁20に
て気液二相状態まで減圧され気液分離容器82に流入
し、気液分離容器82にて分離された冷媒のうち、液冷
媒は室外熱交換器4へ、ガス冷媒はガスバイパス回路8
0のの第3流量制御弁81へとそれぞれ流入する。さら
には第1流量制御弁20を2つ設けその間に気液分離手
段82を有しても良く、この場合の冷暖房運転それぞれ
では、第3流量制御弁81を開状態にして、冷媒は気液
分離手段82に流入し、気液分離された冷媒をガスバイ
パス回路80側と蒸発器側とに分けて冷凍サイクルに用
いることができる。
【0026】図5は、この発明の実施の形態1の空気調
和装置における冷房再熱除湿運転時の冷媒回路図であ
る。なお、図1と同一記号は同一部分を示す。この冷房
回路での再熱除湿運転モードにおいては、室外機1の第
1流量制御弁20は開状態にして、さらにガスバイパス
回路80上の第3流量制御弁81を閉状態として使用
し、室内機10の第2流量制御弁14を主たる減圧装置
として制御する冷凍サイクルとなる。また、この冷房回
路での再熱除湿運転時の冷凍サイクルにおける圧力−エ
ンタルピ線図を図6に示す。図6において、縦軸は圧
力、横軸はエンタルピーとし、図中の記号は、図5の冷
媒回路におけるA〜Gにそれぞれ対応する。なお冷房回
路での再熱除湿運転時の冷媒流れ方向を図5の二重破線
矢印で示す。
【0027】次に動作について説明する。圧縮機2より
吐出された高温高圧冷媒ガスは、四方弁3を通り、A点
から回転数を可変できる室外ファン5を備えた室外熱交
換器4にて凝縮しB点となり、第1流量制御弁20で若
干減圧されC点となり、気液分離手段82を通過し流路
切換手段16の逆止弁17dを介して21の室内外機間
接続配管Cを通り室内機10に導かれ、第1の室内熱交
換器11に流入し再熱器として作用し、D点まで再凝縮
する。その後、この冷凍サイクルの主たる減圧装置であ
る第2流量制御弁14を通ってE点まで減圧され、第2の
室内熱交換器12に流入し蒸発器として作用しF点まで
ガス化する。そして、22の室内外機間接続配管Dによ
り室外機1に導かれ、流路切換手段16の逆止弁17d
を介して四方弁3へと流れG点となり、圧縮機2に吸入
される。このようにして循環サイクルを構成し、冷房回
路での再熱除湿運転を行なう。この時、室内機10で
は、室内ファン15により第2の室内熱交換器12で冷
却除湿された空気と第1の室内熱交換器11で加熱され
た空気が混合して吹き出す。よってこの冷房回路での再
熱除湿運転時には、室温の低下を防ぎながら除湿を行う
ことができる。なお、空調負荷の条件によっては、室外
機1の第1流量制御弁20も冷媒回路の流量制御として
作動させることもできる、同様の効果が得られる。
【0028】図7は、この発明の実施の形態1の空気調
和装置における暖房再熱除湿運転時の冷媒回路図であ
る。なお、図1と同一記号は同一部分を示す。また、図
8はこの暖房回路での再熱除湿運転時の冷凍サイクルに
おける圧力−エンタルピ線図である。図8において、縦
軸に冷媒の圧力、横軸に冷媒のエンタルピーをとり、図
中の記号は、図7の冷媒回路におけるD〜Gにそれぞれ
対応する。なお、暖房回路での再熱除湿運転時の冷媒流
れ方向を図7の二重実線矢印で示す。
【0029】次にこの動作について説明する。圧縮機2
より吐出された高温高圧冷媒ガスは、冷媒流れ方向を暖
房側へ切り換えられた四方弁3を通り、F点から流路切
換手段16の逆止弁17aを介して21の室内外機間接
続配管Cを通り室内機10に導かれ、第1の室内熱交換
器11に流入し再熱器として作用し、D点まで凝縮す
る。その後、第2流量制御弁14で減圧されE点とな
り、第2の室内熱交換器12に流入し蒸発器として作用
しガス化する。そして、22の室内外機間接続配管Dに
より室外機1に導かれ、流路切換手段16の逆止弁17
cを介して、第2の接続配管19のC点を通り気液分離
手段82に流入し、ガスバイパス回路80から全開状態
の第3流量制御弁81を通りG点となり、圧縮機2に吸
入される。このようにして循環サイクルを構成し、暖房
回路での再熱除湿運転モードによる動作を行なう。
【0030】また、第1の室内熱交換器11を通過した
後のD点にて冷媒に過冷却がつかない場合の動作は、図
8の点線のD’、E’の動作となる。この時、室外機1
の第1流量制御弁20は閉状態として室外熱交換器4に
冷媒が流入しないようにしており、気液分離手段82か
ら接続されたガスバイパス回路80上に設けられた第3
流量制御弁81は開状態として流動抵抗とならないよう
にしている。このため冷媒は第2の室内熱交換器12で
蒸発しなければならないため、その蒸発温度は室内空気
温度より必ず低くなる。ただし蒸発温度が室内空気温度
より低いが、室内空気の露点温度以下とならないと除湿
できないが、この場合は蒸発器として作用する第2の室
内熱交換器12に蒸発温度検知装置と、室内空気の露点
温度を検知する装置を室内機10に備え、室内送風機の
風量を低下させて蒸発温度を下げたり、圧縮機回転数を
増速させて冷媒流量を増加させ蒸発温度を下げたりし
て、室内空気の露点温度以下としてやればよい。これに
より室内機10では、外気温条件によらずに第2の室内
熱交換器12で冷却除湿された空気と第1の室内熱交換
器11で加熱された空気が混合して吹き出し、暖房運転
での室内空気の除湿運転ができる。
【0031】また暖房回路での再熱除湿運転において、
上記の冷媒が流れる循環サイクルでは室外機1の第1流
量制御弁20は閉状態とするとともにガスバイパス回路
80上の第3流量制御弁81は開状態としており、冷媒
がC点を通り気液分離手段82に流入し、ガスバイパス
回路80から第3流量制御弁81を通りG点となり、圧
縮機2に吸入される循環サイクルであるが、この第3流
量制御弁81を閉状態とし、C点から気液分離手段82
を経て第1流量制御弁20に流入し、室外熱交換器4よ
り圧縮機2に吸入される循環サイクルを構成する暖房回
路での再熱除湿運転を行なっても良い。
【0032】次に再熱除湿運転の制御について説明す
る。再熱除湿運転では室温TRと設定室温TRSとによっ
て四方弁3と室外ファン5の回転数Fの制御を図7に示
した制御フローに従って行う。ここで、Fは室外ファン
5の回転数を示し、ΔFは回転数の変化量、FMIN、FM
AXは回転数の最小と最大値を示す。運転が除湿運転にな
ると、まず四方弁3を冷房モードに、そして室外ファン
5の回転数Fを最小回転数FMINと最大回転数FMAXの中
間とする。圧縮機2から吐出された高温高圧冷媒ガスは
室外熱交換器4に流入し、外気と熱交換したのちに21
の室内外機間接続配管Cから室内機10に導かれ第1の
室内熱交換器11でさらに熱交換(第2の室内熱交換器
12で冷却除湿された空気を加熱)して凝縮液化する。
この時、第1流量制御弁20は開状態とされる。また、
第1の室内熱交換器11での空気加熱量は室温(室内温
度)TRと設定室温(設定温度)TRSとの関係から室外
ファン5の回転数Fを変化させTR=TRSとなるよう制
御される。すなわちTR>TRSの条件では新しい室外ファ
ン、回転数F※を F※=F+ΔF として、現在の回転数Fに回転数変化分のΔFを加えて
回転数を増加させ、室外熱交換器4での熱交換量を多く
して空気加熱量を減少させる。またTRS>TRの条件で
は F※=F−ΔF として回転数F※を低くし空気加熱量を増加させる。そ
して、さらに低外気温時や外風等により室外熱交換器4
での放熱が多く、F※が最小回転数FMINとなっても空
気加熱量が不足し、TRS>TRとなっている場合では、
四方弁3を暖房モードとして圧縮機2で吐出された冷媒
を四方弁3から流路切換手段16を介して室内外機間接
続配管21より第1の室内熱交換器11に流入させ空気
加熱量を増加させる。
【0033】上記のように、この空気調和装置の冷房、
暖房、除湿のすべての運転モードにおいて流路切換手段
16によって常に冷媒を第1の室内熱交換器11から流
入させ、第2の室内熱交換器12から流出しているた
め、熱交換器内を流れる冷媒と室内空気50の流れが常
に対向流の形となり熱交換効率の高い運転を行なうこと
ができる。またさらに再熱除湿運転時に室温と設定温度
を検知して室外ファン5の回転数Fと四方弁3の切替え
とを制御し、室外熱交換器4での放熱量を変化させ、第
1の室内熱交換器11での空気加熱量をコントロールし
ているため、低外気温時や外風等がある場合であっても
室温を設定室温とすることができる。なお、上記実施例
では、流路切換手段16を4個の逆止弁による組み合わ
せで構成したが、特にこれに限る必要はなく、電磁弁等
の開閉弁や電動弁、四方弁などを組み合わせて同一の機
能が得られるように構成したものでも良い。そして、さ
らにこの流路切換手段16を室外機内に設けているが、
特に室外機1に限るものではなく室内機10やあるいは
室内外機間を接続する配管に設けても良く、同様の効果
が得られる。
【0034】実施の形態2.この発明の実施形態2を図
を用いて以下に説明する。図10は、この発明の実施の
形態2を示す冷媒回路で、図1と同一記号は、同一部分
を示している。ここでは、図1の冷媒回路にさらに、室
外機1に配置される気液分離手段82と第3流量制御弁
81との間のガスバイパス回路80から分岐接続し圧縮
機側へ流通したガスバイパス回路90を設け、ガスバイ
パス回路90上に第4流量制御弁91と圧縮機側へ流通
可能とする逆止弁92を備えている。図10に示す実施
例では逆止弁92を設けているが、逆流防止手段が用い
られていれば良く、逆流防止弁が圧縮機2内にあっても
良い。実施の形態1で説明した各運転モードは同様に行
なうことができる。
【0035】この実施の形態2において、室外機1の第
3流量制御弁81は全閉状態とし、気液分離手段82に
おいて分離された冷媒のうち、ガス冷媒はガスバイパス
回路90から第4流量制御弁91を通り、圧縮機中間圧
に戻す気液分離冷凍サイクルを形成している。図10で
は、第3流量制御弁81とガスバイパス回路80に加え
て、第4流量制御弁91とガスバイパス回路90を設け
ているが、気液分離手段82から直接ガスバイパス回路
90を設けても良く、その時にはガスバイパス回路80
を削除しても良い。図10に示すようにガスバイパス回
路80、90を両方とも備えている場合には、最高効率
を得られるような運転になるよう運転周波数、各冷媒温
度、圧力、運転電流等を検知しながら第3流量制御弁8
1及び第4流量制御弁91を開閉する。
【0036】実施の形態3.この発明の実施の形態3を
図を用いて説明する。図11は、この発明の実施の形態
3を示す冷媒回路であり、図1と同一記号は同一部分を
示している。ここでは、図1の冷媒回路の室内機10に
配置される第1の室内熱交換器11と第2の室内熱交換
器12とを接続する熱交換器間接続配管13部分に、第
2流量制御弁の代わりに多孔質透過材を用いた絞り装置
36と、これと並列に絞り装置36をバイパスする冷媒
流路上に電磁開閉弁37を設けている。この絞り装置3
6の構造の一例を図12に示す。絞り装置36本体は円
筒状の容器で構成され、多孔質透過材の一例である発泡
金属38a、38bがオリィフィス39を所定の空間を
有して挟み込む構造としている。多孔質透過材の他の例
としては、金属粉やセラミック粉、焼結金属および発泡
樹脂などを型に入れて加圧成形し、溶融点以下の温度で
焼き固めた物であればよい。そして発泡金属38a、3
8bの両端は、固定冶具40で固定され、配管41が接
続されている。
【0037】次に、この絞り装置36と電磁開閉弁37
の動作について説明する。この実施の形態3において、
再熱除湿運転以外では、電磁開閉弁37を開状態とし、
冷媒流路を構成する。この時、絞り装置36の流動抵抗
に対して電磁開閉弁37の流動抵抗が小さいので、冷媒
は絞り装置36をバイパスして電磁開閉弁37を流れ
る。従って、冷媒圧力損失増加による能力の低下や効率
の低下がなく、空気調和機を動作させることができる。
一方再熱除湿運転時は、電磁開閉弁37を閉状態とし、
冷媒はオリィフィス39を通って減圧される。この時、
図12における実線の矢印方向に流入した気液二相冷媒
は発泡金属38aを通過する。この時発泡金属38a
は、オリィフィス39に流入する気液二相冷媒を均一に
混合し、発泡金属38bはオリィフィス39から流出し
た気液二相冷媒を均一に混合する作用を示すので、冷媒
流動音の発生を防止することができる。なお、上述では
室内機10内の第1および第2室内熱交換器間における
冷媒の動作について説明したが、それ以外の室外機1及
び室内機10内の冷媒回路については実施の形態1にて
説明した冷媒動作と同様に行うものである。
【0038】なお、図12においては、発泡金属38が
オリィフィス39を挟み込む構造としたが、オリィフィ
ス39は、発泡金属38のみでは流動抵抗が小さく、所
定の減圧作用が得られ場合に併用すればよい物であり、
多孔質透過材の大きさや冷媒が通過する流路長さおよび
多孔質透過材の空隙率(単位体積あたりの隙間容積)を
調整することによって、流動抵抗を調整することができ
れば、発泡金属38単独で流動抵抗として用いても良
い。また、オリィフィス39を併用する場合、焼結金属
38はオリィフィス39の冷媒流れ上流側38a、もし
くは冷媒流れ下流側38bのみの配置としても、通過す
る気液二相流は非常によく混合されるので、冷媒流動音
の発生を防止することができる。なお、実際冷媒回路中
にはスラッジと呼ばれる微小流体(ゴミ、劣化物など)
が流動するので、発泡金属38の多孔質透過材の空隙率
が小さすぎるとこれらスラッジが堆積し、発泡金属38
に冷媒が流れなくなる恐れがある。そこで実際の設計と
しては、発泡金属38の多孔質透過材の空隙率はスラッ
ジが堆積せず、かつ気液二相流が非常によく混合される
よう、発泡金属38の流路断面積、厚さと空隙率を調整
し、この発泡金属38の流動抵抗で確保できない所定の
減圧量をオリィフィス39にて減圧する手段がとられ
る。またオリィフィス39と発泡金属38に間隔を設け
ることにより、気液二相流がよりよく混合される。また
オリィフィス39と発泡金属38aの間隔と、オリィフ
ィス39と発泡金属38bの間隔は同一としても良い
が、下流側の間隔を大きくした方がより冷媒流動音低下
の効果が得られる。また図12は、主弁体34に用いた
多孔質透過材を用いた流量制御弁より非常に安価とな
り、加えて電磁開閉弁37は従来から用いられている二
方弁を流用できるので、絞り装置36と電磁開閉弁37
を併用しても、安価にすることができる。
【0039】なお上述の実施の形態1から3に述べた空
気調和装置に用いる冷媒としてR410AもしくはR3
2もしくはR290を使用した場合の特徴について説明
する。従来の空気調和装置に用いられていたR22冷媒
に対して、R410AやR32やR290冷媒はオゾン
破壊係数が0であり、特にR32やR290は地球温暖
化係数もR22やR410Aより小さく、地球環境に優
しい冷媒という特徴がある。加えて、R410AやR3
2やR290はR22と比較して冷媒圧力損失が小さい
という特性を持つ。R410AやR290はR22と比
較して冷媒圧力損失が70%、R32はR22と比較し
て冷媒圧力損失が50%となる。従って、R410Aや
R32やR290では蒸発器入口温度と出口温度の温度
勾配が小さくなり、蒸発器温度が均一化されるという特
性を持つ。従って蒸発器を出て冷却除湿された空気には
温度ムラがなく、加熱された空気と非常によく混合する
ことになり、温度低下がなく除湿された空気が、温度ム
ラがなく吹き出されるため、非常に快適な室内環境を作
ることができるという、この実施例の目的により合致し
た冷媒であると言える。
【0040】またR410AやR32やR290はR2
2と比較して冷媒圧力損失が小さいという特性を持つた
め、冷媒流速向上による冷媒管内熱伝達率向上効果が大
きく、各運転モードにおいても熱交換能力の向上を図る
ことができる。R410AやR32やR290のように
冷媒圧力損失が小さい冷媒を用いれば、熱ロスの少ない
状態では快適な空調環境を提供することが可能になる。
【0041】また冷媒としては、HFC系(R116、
R125、R134a、R14、R143a、R152
a、R227ea、R23、R236ea、R236f
a、R245ca、R245fa、R32、R41、R
C318などや、これら冷媒の数種の混合冷媒R407
A、R407B、R407C、R407D、R407
E、R410B、R404A、R507A、R508
A、R508Bなど)、HC系(ブタン、イソブタン、
エタン、プロパン、プロピレンなどや、これら冷媒の数
種の混合冷媒)、自然冷媒(空気、炭酸ガス、アンモニ
アなどや、これら冷媒の数種の混合冷媒)、またこれら
HFC系、HC系、自然冷媒などの数種の混合冷媒な
ど、どんな冷媒を用いてもオゾン破壊係数が0であり、
以上の実施形態に述べた再熱除湿運転時の効果は発揮さ
れる。
【0042】なお以上の実施の形態1から3に述べた空
気調和装置において、熱交換器は円管プレートフィンチ
ューブタイプの例を示したが、楕円管プレートフィンチ
ューブタイプや、扁平管プレートフィンチューブタイ
プ、また楕円管・扁平管コルゲートフィンチューブタイ
プを用いても良い。またこれら熱交換器の製造におい
て、特に伝熱管やフィンを炉中ろう付けにより接合すれ
ば、ろう付けが一回で完了するため、ろう付け不良によ
る冷媒漏れの確率が減少し、燃焼性のあるR32やR2
90冷媒を用いたときの安全性をより確保することが出
来る。また伝熱管とフィンの間の接触熱抵抗が激減し、
熱交換器性能を高めることができ、加えて伝熱管とフィ
ンを、銅、もしくはアルミニウムなど同一の材料とすれ
ば、解体時のリサイクル性に優れた熱交換器を提供する
ことができる。
【0043】また、実施の形態1から3に述べた空気調
和装置において、冷凍機油としては、HCFCやHF
C、HC冷媒や自然冷媒などの上述した冷媒に対して非
相溶性または難溶性の冷凍機油、もしくは相溶性の冷凍
機油であっても、アルキルベンゼン系、鉱油系、エステ
ル油系、エーテル油系、フッ素油系など、どんな冷凍機
油についても、その効果を達成することができる。
【0044】なお以上の実施の形態1から3に述べた空
気調和装置において、室外機1と室内機10が1台ずつ
である空気調和装置の例を示したが、室外機1が1台で
室内機10が複数台である空気調和装置においても、そ
の効果は達成される。
【0045】また、以上の実施の形態1から3に述べた
空気調和装置において、特に冷媒としては可燃性である
R290またはR32などを用いたときの、第1流量制
御弁20、または第2流量制御弁14、または第3流量
制御弁81、またはその全ての流量制御手段に全閉機能
を備えた場合の効果について説明する。実施の形態1か
ら3の空気調和装置に冷媒漏れを検知する冷媒漏れ検知
手段を併せ持つことにより、空調機運転中や停止中に冷
媒漏れを検知した場合にはこれら流量制御弁をそれぞれ
全閉することにより冷媒回路内に冷媒を封止し、室内へ
の冷媒漏れを最小に抑えることができ、可燃性冷媒を用
いた空気調和機での安全性を確保することができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明の空気調和装置
によれば、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、第1流量制
御手段、第1の室内熱交換器、前記第1の室内熱交換器
と直列接続する第2の室内熱交換器との間に設けられた
第2流量制御手段を冷媒配管で順次接続した冷媒回路を
備え、前記四方弁、室外熱交換器、第1及び第2の室内
熱交換器のそれぞれに接続し、運転モードに関わらず常
に前記第1の室内熱交換器から第2の室内熱交換器へと
冷媒を流通させる流路切換手段と、前記第1流量制御手
段と前記流路切換手段または前記室外熱交換器の間に接
続された気液分離手段と、前記気液分離手段から前記圧
縮機吸入側配管に接続されたガスバイパス回路上に第3
流量制御手段とを設けたので、冷房、暖房、除湿運転の
全ての運転モードにおいて、室内機での冷媒の流れと室
内空気の流れを対向流の形とすることができ熱交換効率
を向上させることができると共に、気液分離手段からの
ガスバイパス回路を用いることにより冷媒回路における
圧力損失も低減できて性能向上が図れる。
【0047】また、この発明の空気調和装置によれば、
通常冷房運転モードにおいて、前記四方弁を冷房回路に
設定し、前記第2流量制御手段を開状態とし、前記第1
流量制御手段にて主たる冷房回路の流量制御を行うとと
もに、前記第3流量制御手段により前記気液分離手段に
て分離したガス冷媒が圧縮機吸入側配管への流れる流量
を制御するので、室内機での冷媒流れと室内空気の流れ
を対向流の形とすることができ熱交換効率を向上させる
ことができると共に、気液分離手段からのガスバイパス
回路を流通させて冷媒回路における圧力損失も低減でき
性能向上が図れる。
【0048】また、この発明の空気調和装置によれば、
通常暖房運転モードにおいて、前記四方弁を暖房回路に
設定し、前記第2流量制御手段を開状態とすると共に、
前記ガスバイパス回路に設けた第3流量制御手段を閉状
態とし、前記第1流量制御手段にて流量制御を行うの
で、室内機での冷媒流れと室内空気の流れを対向流の形
とすることができ熱交換効率を向上させることができ
る。
【0049】また、この発明の空気調和装置によれば、
前記四方弁を冷房回路に設定し、前記ガスバイパス回路
に設けた第3流量制御手段を閉状態とし、前記第1流量
制御手段および第2流量制御手段の少なくともいずれか
により流量制御を行う冷房回路での再熱除湿運転モード
を有するので、室内機での冷媒流れと室内空気の流れを
対向流とすることができ熱交換効率を向上させることが
できる。
【0050】また、この発明の空気調和装置によれば、
前記四方弁を暖房回路に設定し、前記第1流量制御手段
は閉状態とすると共に、前記第3流量制御手段を開状態
として、前記第2流量制御手段により流量制御を行う暖
房回路での再熱除湿運転モードを有するので、室内機で
の冷媒流れと室内空気の流れを対向流とすることができ
熱交換効率を向上させることができると共に、四方弁の
切換えにより冷媒の流れが冷房モードから暖房モードと
同様にして室内熱交換器での空気加熱量を調整できるの
で室温を設定温度に保つことができる。
【0051】また、この発明の空気調和装置によれば、
前記室外熱交換器へ外気を送風する回転数可変の室外フ
ァンを備え、室内温度と設定温度に応じて前記四方弁の
流路切換え及び前記室外ファンの回転数を制御するの
で、再熱除湿運転においても室外ファンの回転数を制御
して外気への放熱量をコントロールして、低外気温時や
外風等がある場合でも室温を設定温度とすることができ
る。
【0052】また、この発明の空気調和装置によれば、
冷媒としてR410AまたはR32またはR290を用
いたので、オゾン層破壊防止や地球温暖化防止に役立つ
ことができる。
【0053】また、この発明の空気調和装置によれば、
冷媒としてR290またはR32を用い、第1流量制御
手段および第2流量制御手段および第3流量制御手段の
少なくともいずれか1つの流量制御手段に全閉機能を備
えるとともに、冷媒漏れを検知する手段を備え、冷媒漏
れを検知した場合には前記流量制御手段を全閉状態にす
るので、可燃性冷媒に対する室内への冷媒漏洩を防止
し、機器の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における空気調和装
置の通常冷房運転時の冷媒回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における空気調和装
置の通常冷房運転での動作状態を表わす特性図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における空気調和装
置の通常暖房運転時の冷媒回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態1における空気調和装
置の通常暖房運転での動作状態を表わす特性図である。
【図5】 この発明の実施の形態1における空気調和装
置の冷房再熱除湿運転時の冷媒回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態1における空気調和装
置の冷房回路での再熱除湿運転での動作状態を表わす特
性図である。
【図7】 この発明の実施の形態1における空気調和装
置の暖房再熱除湿運転時の冷媒回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態1における空気調和装
置の暖房回路での再熱除湿運転での動作状態を表わす特
性図である。
【図9】 この発明の実施の形態1における空気調和装
置の除湿運転における四方弁、室外ファンの制御フロー
を示すフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態2における空気調和
装置の冷媒回路図である。
【図11】 この発明の実施の形態3における空気調和
装置の冷媒回路図である。
【図12】 この発明の実施の形態3における第2流量
制御手段の構成を表す断面図である。
【図13】 従来の空気調和装置の冷媒回路図である。
【図14】 従来の空気調和装置における室内ユニット
の構成を示す断面図である。
【図15】 従来の空気調和装置における室内ユニット
の冷媒回路図である。
【符号の説明】
1 室外機、2 圧縮機、3 四方弁、4 室外熱交換
器、5 室外ファン、10 室内機、11 第1の室内
熱交換器、12 第2の室内熱交換器、13室内熱交換
器間接続配管、14 第2流量制御弁、15 室内ファ
ン、16 流量切換手段、17a〜17d 逆止弁、1
8 第1の接続配管、19 第2の接続配管、20 第
1流量制御弁、21 流路切替手段16と第1の室内熱
交換器11とを接続する室内外機間接続配管C、22
流路切替手段16と第2の室内熱交換器12とを接続す
る室内外機間接続配管D、36 多孔質透過材を用いた
絞り装置、37 電磁開閉弁、38a,38b 発泡金
属、39 オリフィス、40 固定冶具、41 配管、
50 室内空気流方向、80 ガスバイパス回路、81
第3流量制御弁、82 気液分離手段、90 ガスバ
イパス回路、91第4流量制御弁、92 逆止弁。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、四方弁、室外熱交換器、第1流
    量制御手段、第1の室内熱交換器、前記第1の室内熱交
    換器と直列接続する第2の室内熱交換器との間に設けら
    れた第2流量制御手段を冷媒配管で順次接続した冷媒回
    路を備え、前記四方弁、室外熱交換器、第1及び第2の
    室内熱交換器のそれぞれに接続し、運転モードに関わら
    ず常に前記第1の室内熱交換器から第2の室内熱交換器
    へと冷媒を流通させる流路切換手段と、前記第1流量制
    御手段と前記流路切換手段または前記室外熱交換器の間
    に接続された気液分離手段と、前記気液分離手段から前
    記圧縮機吸入側配管に接続されたガスバイパス回路上に
    第3流量制御手段とを設けたことを特徴とする空気調和
    装置。
  2. 【請求項2】 通常冷房運転モードにおいて、前記四方
    弁を冷房回路に設定し、前記第2流量制御手段を開状態
    とし、前記第1流量制御手段にて主たる冷房回路の流量
    制御を行うとともに、前記第3流量制御手段により前記
    気液分離手段にて分離したガス冷媒が圧縮機吸入側配管
    への流れる流量を制御することを特徴とする請求項1に
    記載の空気調和装置。
  3. 【請求項3】 通常暖房運転モードにおいて、前記四方
    弁を暖房回路に設定し、前記第2流量制御手段を開状態
    とすると共に、前記ガスバイパス回路に設けた第3流量
    制御手段を閉状態とし、前記第1流量制御手段にて流量
    制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の空気調和
    装置。
  4. 【請求項4】 前記四方弁を冷房回路に設定し、前記ガ
    スバイパス回路に設けた第3流量制御手段を閉状態と
    し、前記第1流量制御手段および第2流量制御手段の少
    なくともいずれかにより流量制御を行う冷房回路での再
    熱除湿運転モードを有することを特徴とする請求項1に
    記載の空気調和装置。
  5. 【請求項5】 前記四方弁を暖房回路に設定し、前記第
    1流量制御手段は閉状態とすると共に、前記第3流量制
    御手段を開状態として、前記第2流量制御手段により流
    量制御を行う暖房回路での再熱除湿運転モードを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  6. 【請求項6】 前記室外熱交換器へ外気を送風する回転
    数可変の室外ファンを備え、室内温度と設定温度に応じ
    て前記四方弁の流路切換え及び前記室外ファンの回転数
    を制御することを特徴とする請求項4または請求項5に
    記載の空気調和装置。
  7. 【請求項7】 冷媒としてR410AまたはR32また
    はR290を用いたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項6のいずれかに記載の空気調和装置。
  8. 【請求項8】 冷媒としてR290またはR32を用
    い、前記第1流量制御手段および第2流量制御手段およ
    び第3流量制御手段の少なくともいずれか1つの流量制
    御手段に全閉機能を備えるとともに、冷媒漏れを検知す
    る手段を備え、冷媒漏れを検知した場合には前記流量制
    御手段を全閉状態にすることを特徴とする請求項1乃至
    請求項7のいずれかに記載の空気調和装置。
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