JP2003041228A - 接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体とその製造方法、および、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子とその製造方法 - Google Patents
接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体とその製造方法、および、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子とその製造方法Info
- Publication number
- JP2003041228A JP2003041228A JP2001231124A JP2001231124A JP2003041228A JP 2003041228 A JP2003041228 A JP 2003041228A JP 2001231124 A JP2001231124 A JP 2001231124A JP 2001231124 A JP2001231124 A JP 2001231124A JP 2003041228 A JP2003041228 A JP 2003041228A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyester resin
- group
- spherical
- adhesive
- particle dispersion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 広い範囲で容易に粒子径を制御すること
が可能で、異形粒子の少なく、優れた接着力と耐久性を
有する接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体の製造
方法及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子の製造方法
と、優れた接着力と耐湿性を有する接着剤用球形ポリエ
ステル樹脂粒子分散体及び接着剤用球形ポリエステル樹
脂粒子を提供すること。 【解決手段】 カルボキシル基と疎水性基が隣接してい
る末端構造と、カルボキシル基以外のイオン性基とを有
し、重量平均分子量が1万〜50万のポリエステル樹脂
を含む樹脂溶融体の、該樹脂中のカルボキシル基の中和
と、水性媒体中への分散を行った後、冷却する接着剤用
球形ポリエステル粒子分散体の製造方法と該分散体を乾
燥させる接着剤用球形ポリエステル粒子の製造方法、及
び上記ポリエステル樹脂からなる接着剤用球形ポリエス
テル樹脂粒子分散体と接着剤用球形ポリエステル樹脂粒
子。
が可能で、異形粒子の少なく、優れた接着力と耐久性を
有する接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体の製造
方法及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子の製造方法
と、優れた接着力と耐湿性を有する接着剤用球形ポリエ
ステル樹脂粒子分散体及び接着剤用球形ポリエステル樹
脂粒子を提供すること。 【解決手段】 カルボキシル基と疎水性基が隣接してい
る末端構造と、カルボキシル基以外のイオン性基とを有
し、重量平均分子量が1万〜50万のポリエステル樹脂
を含む樹脂溶融体の、該樹脂中のカルボキシル基の中和
と、水性媒体中への分散を行った後、冷却する接着剤用
球形ポリエステル粒子分散体の製造方法と該分散体を乾
燥させる接着剤用球形ポリエステル粒子の製造方法、及
び上記ポリエステル樹脂からなる接着剤用球形ポリエス
テル樹脂粒子分散体と接着剤用球形ポリエステル樹脂粒
子。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエステル樹脂
粒子分散体とその製造方法、および、ポリエステル樹脂
粒子とその製造方法に関する。
粒子分散体とその製造方法、および、ポリエステル樹脂
粒子とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ホットメルト接着剤は、有機溶剤を実質
的に含まないため環境衛生上好ましく、また短時間で接
着できるので生産性が良い等、種々の長所を有してい
る。かかるホットメルト接着剤に使用される樹脂に要求
される性能としては、(1)加熱により容易に溶融し、
被着体に対し良好な濡れ性を有し、(2)接着力が高
く、(3)耐熱性、耐水性等の耐久性に優れること、等
が挙げられる。
的に含まないため環境衛生上好ましく、また短時間で接
着できるので生産性が良い等、種々の長所を有してい
る。かかるホットメルト接着剤に使用される樹脂に要求
される性能としては、(1)加熱により容易に溶融し、
被着体に対し良好な濡れ性を有し、(2)接着力が高
く、(3)耐熱性、耐水性等の耐久性に優れること、等
が挙げられる。
【0003】ポリエステル樹脂はPET(ポリエチレン
テレフタレート)等への接着性が良好であるため、かか
るホットメルト接着剤用に使用されている。ポリエステ
ル樹脂をホットメルト接着剤として実用に供するために
は、凍結粉砕等の機械的製造方法によってポリエステル
樹脂を粒子とする方法があるが、コスト面での不利があ
るし、得られる粒子が不定形であり接着性が劣る欠点が
ある。また、ポリエステル樹脂粒子を水性分散体にして
接着剤として使用するには、更に分散処理が必要とな
る。
テレフタレート)等への接着性が良好であるため、かか
るホットメルト接着剤用に使用されている。ポリエステ
ル樹脂をホットメルト接着剤として実用に供するために
は、凍結粉砕等の機械的製造方法によってポリエステル
樹脂を粒子とする方法があるが、コスト面での不利があ
るし、得られる粒子が不定形であり接着性が劣る欠点が
ある。また、ポリエステル樹脂粒子を水性分散体にして
接着剤として使用するには、更に分散処理が必要とな
る。
【0004】ポリエステル樹脂粒子の水性分散体を製造
する方法としては、例えば、カルボキシル基を有するポ
リエステル樹脂の溶融体を、溶融状態で中和剤を含む水
性媒体中に機械的に分散させる方法が、特開2000−
191892号公報に開示されている。しかし、該製造
方法により得られる水性分散体は球形粒子の他にひも状
等の異形ポリエステル樹脂粒子を数多く含み、優れた接
着力と耐湿性を有する水性分散体を得ることは困難であ
った。
する方法としては、例えば、カルボキシル基を有するポ
リエステル樹脂の溶融体を、溶融状態で中和剤を含む水
性媒体中に機械的に分散させる方法が、特開2000−
191892号公報に開示されている。しかし、該製造
方法により得られる水性分散体は球形粒子の他にひも状
等の異形ポリエステル樹脂粒子を数多く含み、優れた接
着力と耐湿性を有する水性分散体を得ることは困難であ
った。
【0005】また、水性分散体をホットメルト接着剤と
して使用する際は、水性分散体の使用方法、使用部位等
に応じて分散体中のポリエステル樹脂粒子の平均粒子径
を制御することにより、より好ましい接着効果が得られ
るが、上記製造方法では、10μm以下の範囲でしか平
均粒子径を制御できず、より広い範囲で平均粒子径を任
意に制御することは困難だった。
して使用する際は、水性分散体の使用方法、使用部位等
に応じて分散体中のポリエステル樹脂粒子の平均粒子径
を制御することにより、より好ましい接着効果が得られ
るが、上記製造方法では、10μm以下の範囲でしか平
均粒子径を制御できず、より広い範囲で平均粒子径を任
意に制御することは困難だった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、広い
範囲で容易に平均粒子径を制御することが可能で、ひも
状等の異形粒子の少ない球形のポリエステル樹脂粒子か
らなり、優れた接着力と耐湿性を有する接着剤用球形ポ
リエステル樹脂粒子分散体の製造方法及び接着剤用球形
ポリエステル樹脂粒子の製造方法と、優れた接着力と耐
湿性を有する接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体
及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子を提供すること
である。
範囲で容易に平均粒子径を制御することが可能で、ひも
状等の異形粒子の少ない球形のポリエステル樹脂粒子か
らなり、優れた接着力と耐湿性を有する接着剤用球形ポ
リエステル樹脂粒子分散体の製造方法及び接着剤用球形
ポリエステル樹脂粒子の製造方法と、優れた接着力と耐
湿性を有する接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体
及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討し
た結果、カルボキシル基が結合している炭素原子、又は
この炭素原子の隣接炭素原子から原子数で4個以内にあ
る炭素原子の中の少なくとも1個の炭素原子に、疎水性
基(a1)が結合している末端構造と、カルボキシル基
以外のイオン性基(a2)とを有し、かつ、ゲルパーミ
エーションクロマトグラフィー(GPC)法による重量
平均分子量(Mw)が10,000〜500,000の
ポリエステル樹脂(A)を必須成分として含有する樹脂
溶融体(I)を用い、該樹脂溶融体(I)に含有されてい
るポリエステル樹脂(A)中のカルボキシル基の一部乃
至全部の塩基性化合物による中和と、該樹脂溶融体
(I)の溶融状態での加熱された水性媒体(II)中への
分散と冷却を行うポリエステル樹脂粒子分散体の製造方
法を用いると、該分散体を乾燥させるポリエステル樹脂
粒子の製造方法は、ポリエステル樹脂(A)の有する疎
水性基(a1)、中和されたカルボキシル基、カルボキ
シル基以外のイオン性基(a2)により、樹脂溶融体
(I)の水性媒体中への分散が良好となり、ひも状等の
異形粒子の少ない球形ポリエステル樹脂粒子が得られる
こと、広い範囲で容易に球形ポリエステル樹脂粒子の体
積平均粒子径を制御できることを見出した。
た結果、カルボキシル基が結合している炭素原子、又は
この炭素原子の隣接炭素原子から原子数で4個以内にあ
る炭素原子の中の少なくとも1個の炭素原子に、疎水性
基(a1)が結合している末端構造と、カルボキシル基
以外のイオン性基(a2)とを有し、かつ、ゲルパーミ
エーションクロマトグラフィー(GPC)法による重量
平均分子量(Mw)が10,000〜500,000の
ポリエステル樹脂(A)を必須成分として含有する樹脂
溶融体(I)を用い、該樹脂溶融体(I)に含有されてい
るポリエステル樹脂(A)中のカルボキシル基の一部乃
至全部の塩基性化合物による中和と、該樹脂溶融体
(I)の溶融状態での加熱された水性媒体(II)中への
分散と冷却を行うポリエステル樹脂粒子分散体の製造方
法を用いると、該分散体を乾燥させるポリエステル樹脂
粒子の製造方法は、ポリエステル樹脂(A)の有する疎
水性基(a1)、中和されたカルボキシル基、カルボキ
シル基以外のイオン性基(a2)により、樹脂溶融体
(I)の水性媒体中への分散が良好となり、ひも状等の
異形粒子の少ない球形ポリエステル樹脂粒子が得られる
こと、広い範囲で容易に球形ポリエステル樹脂粒子の体
積平均粒子径を制御できることを見出した。
【0008】また、上記の製造方法等で得られる球形ポ
リエステル樹脂粒子分散体及び球形ポリエステル樹脂粒
子は、ポリエステル樹脂(A)を用いたものであれば製
造方法によらず、優れた接着力と耐湿性を有すること、
更に、球形ポリエステル樹脂粒子は中和されていても良
いし、中和に用いた塩基性化合物を除去したものでもよ
いこと等も見出し、本発明を完成するに至った。
リエステル樹脂粒子分散体及び球形ポリエステル樹脂粒
子は、ポリエステル樹脂(A)を用いたものであれば製
造方法によらず、優れた接着力と耐湿性を有すること、
更に、球形ポリエステル樹脂粒子は中和されていても良
いし、中和に用いた塩基性化合物を除去したものでもよ
いこと等も見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明は、カルボキシル基が結
合している炭素原子、又はこの炭素原子の隣接炭素原子
から原子数で4個以内にある炭素原子の中の少なくとも
1個の炭素原子に疎水性基(a1)が結合している末端
構造と、カルボキシル基以外のイオン性基(a2)とを
有し、かつ、ゲルパ−ミエ−ションクロマトグラフィ−
(GPC)法による重量平均分子量(Mw)が10,0
00〜500,000のポリエステル樹脂(A)を必須
成分として含有する樹脂溶融体(I)を用い、該樹脂溶
融体(I)に含有されているポリエステル樹脂(A)中
のカルボキシル基の一部乃至全部の塩基性化合物による
中和と該樹脂溶融体(I)の溶融状態での加熱された水
性媒体(II)中への分散とを行った後、得られた樹脂粒
子分散体を冷却することを特徴とする接着剤用球形ポリ
エステル樹脂粒子分散体の製造方法を提供するものであ
る。
合している炭素原子、又はこの炭素原子の隣接炭素原子
から原子数で4個以内にある炭素原子の中の少なくとも
1個の炭素原子に疎水性基(a1)が結合している末端
構造と、カルボキシル基以外のイオン性基(a2)とを
有し、かつ、ゲルパ−ミエ−ションクロマトグラフィ−
(GPC)法による重量平均分子量(Mw)が10,0
00〜500,000のポリエステル樹脂(A)を必須
成分として含有する樹脂溶融体(I)を用い、該樹脂溶
融体(I)に含有されているポリエステル樹脂(A)中
のカルボキシル基の一部乃至全部の塩基性化合物による
中和と該樹脂溶融体(I)の溶融状態での加熱された水
性媒体(II)中への分散とを行った後、得られた樹脂粒
子分散体を冷却することを特徴とする接着剤用球形ポリ
エステル樹脂粒子分散体の製造方法を提供するものであ
る。
【0010】また、本発明は、上記製造方法により得ら
れる接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体を乾燥す
ることを特徴とする、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒
子の製造方法を提供するものである。
れる接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体を乾燥す
ることを特徴とする、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒
子の製造方法を提供するものである。
【0011】更に、本発明は、上記ポリエステル樹脂
(A)中のカルボキシル基の一部乃至全部を中和してな
る樹脂を必須成分として含有する樹脂粒子の水性分散体
であることを特徴とする、接着剤用球形ポリエステル樹
脂粒子分散体を提供するのもである。
(A)中のカルボキシル基の一部乃至全部を中和してな
る樹脂を必須成分として含有する樹脂粒子の水性分散体
であることを特徴とする、接着剤用球形ポリエステル樹
脂粒子分散体を提供するのもである。
【0012】また、本発明は、上記ポリエステル樹脂
(A)を必須成分として含有する樹脂粒子、もしくは、
該ポリエステル樹脂(A)中のカルボキシル基の一部乃
至全部を塩基性化合物で中和してなる樹脂を必須成分と
して含有する樹脂粒子であることを特徴とする、接着剤
用球形ポリエステル樹脂粒子を提供するものである。
(A)を必須成分として含有する樹脂粒子、もしくは、
該ポリエステル樹脂(A)中のカルボキシル基の一部乃
至全部を塩基性化合物で中和してなる樹脂を必須成分と
して含有する樹脂粒子であることを特徴とする、接着剤
用球形ポリエステル樹脂粒子を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。本発明で使用されるポリエステル樹脂(A)とし
ては、カルボキシル基が結合している炭素原子、又はこ
の炭素原子の隣接炭素原子から原子数で4個以内にある
炭素原子の少なくとも1個の炭素原子に、疎水性基(a
1)が結合している末端構造と、イオン性基(a2)と
を有し、かつ、ゲルパ−ミエ−ションクロマトグラフィ
−(GPC)法による重量平均分子量(Mw)が10,
000〜500,000のポリエステル樹脂であればよ
く、他に限定はないが、なかでもカルボキシル基が結合
している炭素原子、又はこの炭素の隣接炭素原子に、疎
水性基(a1)が結合している末端構造と、イオン性基
(a2)とを有するポリエステル樹脂が、球形のポリエ
ステル樹脂粒子が容易に得られることから好ましい。
する。本発明で使用されるポリエステル樹脂(A)とし
ては、カルボキシル基が結合している炭素原子、又はこ
の炭素原子の隣接炭素原子から原子数で4個以内にある
炭素原子の少なくとも1個の炭素原子に、疎水性基(a
1)が結合している末端構造と、イオン性基(a2)と
を有し、かつ、ゲルパ−ミエ−ションクロマトグラフィ
−(GPC)法による重量平均分子量(Mw)が10,
000〜500,000のポリエステル樹脂であればよ
く、他に限定はないが、なかでもカルボキシル基が結合
している炭素原子、又はこの炭素の隣接炭素原子に、疎
水性基(a1)が結合している末端構造と、イオン性基
(a2)とを有するポリエステル樹脂が、球形のポリエ
ステル樹脂粒子が容易に得られることから好ましい。
【0014】次にポリエステル樹脂(A)の性状を説明
する。ポリエステル樹脂(A)は、GPC法による重量
平均分子量(Mw)が15,000〜300,000で
あることが、接着力、耐湿性が向上する点からより好ま
しい。
する。ポリエステル樹脂(A)は、GPC法による重量
平均分子量(Mw)が15,000〜300,000で
あることが、接着力、耐湿性が向上する点からより好ま
しい。
【0015】ポリエステル樹脂(A)を必須成分とする
樹脂溶融体(I)を水性分散体とする際には、水性媒体
中での分散性を良好にするために、ポリエステル樹脂
(A)は、塩基性化合物で中和されるカルボキシル基を
有している必要があるが、ポリエステル樹脂(A)の酸
価としては、5〜140mgKOH/gの範囲であるこ
とが好ましく、なかでも6〜100mgKOH/gの範
囲であることが特に好ましい。
樹脂溶融体(I)を水性分散体とする際には、水性媒体
中での分散性を良好にするために、ポリエステル樹脂
(A)は、塩基性化合物で中和されるカルボキシル基を
有している必要があるが、ポリエステル樹脂(A)の酸
価としては、5〜140mgKOH/gの範囲であるこ
とが好ましく、なかでも6〜100mgKOH/gの範
囲であることが特に好ましい。
【0016】また、ポリエステル樹脂(A)の水酸基価
についても、水性媒体中での分散性を良好にするため
に、5〜100mgKOH/gの範囲であることが好ま
しく、なかでも7〜70mgKOH/gの範囲であるこ
とが特に好ましい。
についても、水性媒体中での分散性を良好にするため
に、5〜100mgKOH/gの範囲であることが好ま
しく、なかでも7〜70mgKOH/gの範囲であるこ
とが特に好ましい。
【0017】ポリエステル樹脂(A)は、接着力が強
く、耐熱性に優れる樹脂粒子が得られることから、その
溶融粘度が1×104Pa・s となる温度(以下「T
4」と表記する。)が、80〜160℃の範囲のもので
あるこのが好ましく、なかでも90〜140℃の範囲で
あるものが特に好ましい。また、同様の理由により示差
熱測定(以下「DSC」と略記する。)によるガラス転
移温度(以下「Tg」と略記する。)が、40〜100
℃の範囲であるものが好ましく、なかでも50〜80℃
の範囲であるものが特に好ましい。
く、耐熱性に優れる樹脂粒子が得られることから、その
溶融粘度が1×104Pa・s となる温度(以下「T
4」と表記する。)が、80〜160℃の範囲のもので
あるこのが好ましく、なかでも90〜140℃の範囲で
あるものが特に好ましい。また、同様の理由により示差
熱測定(以下「DSC」と略記する。)によるガラス転
移温度(以下「Tg」と略記する。)が、40〜100
℃の範囲であるものが好ましく、なかでも50〜80℃
の範囲であるものが特に好ましい。
【0018】また、ポリエステル樹脂(A)は、分岐状
ポリエステル樹脂であることが、接着力が強く、耐湿性
に優れる樹脂粒子が得られることから好ましい。
ポリエステル樹脂であることが、接着力が強く、耐湿性
に優れる樹脂粒子が得られることから好ましい。
【0019】さらに、ポリエステル樹脂(A)は水性媒
体中への分散が良好となること、粒子化が容易で、接着
力及び耐湿性が優れることから、ポリエステル樹脂
(A)中のイオン性基(a2)の量は、ポリエステル樹
脂(A)1,000g当たり0.001〜0.7当量が
好ましく、0.005〜0.5当量が特に好ましい。
体中への分散が良好となること、粒子化が容易で、接着
力及び耐湿性が優れることから、ポリエステル樹脂
(A)中のイオン性基(a2)の量は、ポリエステル樹
脂(A)1,000g当たり0.001〜0.7当量が
好ましく、0.005〜0.5当量が特に好ましい。
【0020】次にポリエステル樹脂(A)が有する疎水
性基(a1)について説明する。疎水性基(a1)とし
ては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル
基、tert−ブチル基、ドデシル基、ドデセニル基等
のアルキル基ないしアルケニル基等が挙げられる。なか
でも、ポリエステル樹脂(A)を必須成分として含有す
る樹脂溶融体(I)の水性媒体中への分散が良好なこ
と、球形の粒子が容易に形成されることから、炭素原子
数が4〜20のアルキル基または炭素原子数が4〜20
のアルケニル基がより好ましい。これらのアルキル基ま
たはアルケニル基は直鎖状でも、分岐状のものでもよ
い。
性基(a1)について説明する。疎水性基(a1)とし
ては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル
基、tert−ブチル基、ドデシル基、ドデセニル基等
のアルキル基ないしアルケニル基等が挙げられる。なか
でも、ポリエステル樹脂(A)を必須成分として含有す
る樹脂溶融体(I)の水性媒体中への分散が良好なこ
と、球形の粒子が容易に形成されることから、炭素原子
数が4〜20のアルキル基または炭素原子数が4〜20
のアルケニル基がより好ましい。これらのアルキル基ま
たはアルケニル基は直鎖状でも、分岐状のものでもよ
い。
【0021】また、疎水性基(a1)は、ポリエステル
樹脂(A)に、1種類のものが結合していても良いし、
複数種が結合していても良い。
樹脂(A)に、1種類のものが結合していても良いし、
複数種が結合していても良い。
【0022】次にポリエステル樹脂(A)が有する、イ
オン性基(a2)について説明する。イオン性基(a
2)とは、カルボキシル基以外のイオン性基であれば良
く、水性媒体中でイオンを形成することができる極性基
であり、アニオン性基やカチオン性基等が挙げられる。
オン性基(a2)について説明する。イオン性基(a
2)とは、カルボキシル基以外のイオン性基であれば良
く、水性媒体中でイオンを形成することができる極性基
であり、アニオン性基やカチオン性基等が挙げられる。
【0023】アニオン性基としては、スルホン酸基、ス
ルフィン酸基、燐酸基、酸性燐酸エステル基、亜燐酸
基、ホスホン酸基等や、それらのアンモニウム塩や金属
塩が挙げられる。また、カルボキシル基のアンモニウム
塩や金属塩等も挙げられる。
ルフィン酸基、燐酸基、酸性燐酸エステル基、亜燐酸
基、ホスホン酸基等や、それらのアンモニウム塩や金属
塩が挙げられる。また、カルボキシル基のアンモニウム
塩や金属塩等も挙げられる。
【0024】カチオン性基としては1級アミノ基、2級
アミノ基、3級アミノ基などが挙げられる。
アミノ基、3級アミノ基などが挙げられる。
【0025】イオン性基(a2)としては、ポリエステ
ル樹脂(A)の水性媒体中への分散が良好で、球形粒子
化が容易なこと、接着力と耐湿性が優れることからアニ
オン性基であるスルホン酸基や、その塩が好ましく、ス
ルホン酸金属塩が特に好ましい。
ル樹脂(A)の水性媒体中への分散が良好で、球形粒子
化が容易なこと、接着力と耐湿性が優れることからアニ
オン性基であるスルホン酸基や、その塩が好ましく、ス
ルホン酸金属塩が特に好ましい。
【0026】スルホン酸金属塩としては、特に限定され
るものではないが、例えばリチウム(Li)、ナトリウ
ム(Na)、カリウム(K)、マグネシウム(Mg)、
カルシウム(Ca)、銅(Cu)、鉄(Fe)等の金属
との塩が挙げられ。その中でも特にアルカリ金属である
リチウム(Li)塩、ナトリウム(Na)塩が、更に接
着力が向上することから、特に好ましい。
るものではないが、例えばリチウム(Li)、ナトリウ
ム(Na)、カリウム(K)、マグネシウム(Mg)、
カルシウム(Ca)、銅(Cu)、鉄(Fe)等の金属
との塩が挙げられ。その中でも特にアルカリ金属である
リチウム(Li)塩、ナトリウム(Na)塩が、更に接
着力が向上することから、特に好ましい。
【0027】イオン性基(a2)は、アニオン性基やカ
チオン性基のそれぞれを1種類または複数種類のものを
使用しても良いし、安定性を落とさない範囲で1種類ま
たは複数種類のアニオン性基と1種類または複数種類の
カチオン性基とを併用して使用することもできる。
チオン性基のそれぞれを1種類または複数種類のものを
使用しても良いし、安定性を落とさない範囲で1種類ま
たは複数種類のアニオン性基と1種類または複数種類の
カチオン性基とを併用して使用することもできる。
【0028】また、イオン性基(a2)は、その一部乃
至全部が中和されていても良い。
至全部が中和されていても良い。
【0029】次に、ポリエステル樹脂(A)の製造方法
について説明する。上記ポリエステル樹脂(A)の製造
方法としては、特に限定はないが、例えば、イオン性
基(a2)を有し、かつ、末端に水酸基を有するポリエ
ステル樹脂(X)にアルキル基、アルケニル基等の疎水
性基(a1)を有する酸無水物を開環付加反応させる方
法、イオン性基(a2)を有し、かつ、末端にカルボ
キシル基を有するポリエステル樹脂(Y)にアルキル
基、アルケニル基等の疎水性基(a1)を有するラクト
ン化合物を開環付加させる方法、等が挙げられ、これら
及びの製造方法は併用することもできる。なかで
も、上記の製造方法が、球形のポリエステル樹脂粒子
が容易に得られるポリエステル樹脂が得られることか
ら、好ましい。
について説明する。上記ポリエステル樹脂(A)の製造
方法としては、特に限定はないが、例えば、イオン性
基(a2)を有し、かつ、末端に水酸基を有するポリエ
ステル樹脂(X)にアルキル基、アルケニル基等の疎水
性基(a1)を有する酸無水物を開環付加反応させる方
法、イオン性基(a2)を有し、かつ、末端にカルボ
キシル基を有するポリエステル樹脂(Y)にアルキル
基、アルケニル基等の疎水性基(a1)を有するラクト
ン化合物を開環付加させる方法、等が挙げられ、これら
及びの製造方法は併用することもできる。なかで
も、上記の製造方法が、球形のポリエステル樹脂粒子
が容易に得られるポリエステル樹脂が得られることか
ら、好ましい。
【0030】上記ポリエステル樹脂(A)の製造方法で
用いるアルキル基、アルケニル基等の疎水性基(a1)
を有する酸無水物としては、例えば、n−ブチル無水コ
ハク酸、n−ペンチル無水コハク酸、ネオペンチル無水
コハク酸、n−ヘキシル無水コハク酸、n−ヘプチル無
水コハク酸、n−オクチル無水コハク酸、イソオクチル
無水コハク酸、2−エチルヘキシル無水コハク酸、n−
ドデシル無水コハク酸、イソドデシル無水コハク酸、n
−ドデセニル無水コハク酸、イソドデセニル無水コハク
酸、6−ブチル−1,2,4−ベンゼントリカルボン酸
無水物、6−n−オクチル−1,2,4−ベンゼントリ
カルボン酸無水物等が挙げられる。
用いるアルキル基、アルケニル基等の疎水性基(a1)
を有する酸無水物としては、例えば、n−ブチル無水コ
ハク酸、n−ペンチル無水コハク酸、ネオペンチル無水
コハク酸、n−ヘキシル無水コハク酸、n−ヘプチル無
水コハク酸、n−オクチル無水コハク酸、イソオクチル
無水コハク酸、2−エチルヘキシル無水コハク酸、n−
ドデシル無水コハク酸、イソドデシル無水コハク酸、n
−ドデセニル無水コハク酸、イソドデセニル無水コハク
酸、6−ブチル−1,2,4−ベンゼントリカルボン酸
無水物、6−n−オクチル−1,2,4−ベンゼントリ
カルボン酸無水物等が挙げられる。
【0031】アルキル基、アルケニル基等の疎水性基
(a1)を有するラクトン化合物としては、例えば、2
−ブチル−ε−カプロラクトン、5−n−オクチル−ε
−カプロラクトン等が挙げられる。
(a1)を有するラクトン化合物としては、例えば、2
−ブチル−ε−カプロラクトン、5−n−オクチル−ε
−カプロラクトン等が挙げられる。
【0032】なかでも、アルキル基又はアルケニル基を
有する酸無水物が好ましく、イソドデシル無水コハク
酸、n−ドデセニル無水コハク酸が特に好ましい
有する酸無水物が好ましく、イソドデシル無水コハク
酸、n−ドデセニル無水コハク酸が特に好ましい
【0033】上記、の製造方法で、ポリエステル樹
脂(A)の製造に用いる、ポリエステル樹脂(X)や、
ポリエステル樹脂(Y)は、末端に水酸基やカルボキシ
ル基を有すると共にイオン性基(a2)を有するポリエ
ステル樹脂であれば良く、種々の原料および製造方法に
より調製される。原料としては、ジカルボン酸等の多塩
基酸およびその無水物あるいはその低級アルキルエステ
ルの如き反応性誘導体(以下「多塩基酸類」と言う。)
と、ジオ−ル等の多価アルコ−ル類と、イオン性基(a
2)を有する多塩基酸類および/またはイオン性基(a
2)を有する多価アルコ−ル類[以下「イオン性基(a
2)含有化合物」と言う]とが挙げられる。イオン性基
(a2)含有化合物としては、ジカルボン酸あるいはそ
の低級アルキルエステルの如き反応性誘導体が好まし
い。
脂(A)の製造に用いる、ポリエステル樹脂(X)や、
ポリエステル樹脂(Y)は、末端に水酸基やカルボキシ
ル基を有すると共にイオン性基(a2)を有するポリエ
ステル樹脂であれば良く、種々の原料および製造方法に
より調製される。原料としては、ジカルボン酸等の多塩
基酸およびその無水物あるいはその低級アルキルエステ
ルの如き反応性誘導体(以下「多塩基酸類」と言う。)
と、ジオ−ル等の多価アルコ−ル類と、イオン性基(a
2)を有する多塩基酸類および/またはイオン性基(a
2)を有する多価アルコ−ル類[以下「イオン性基(a
2)含有化合物」と言う]とが挙げられる。イオン性基
(a2)含有化合物としては、ジカルボン酸あるいはそ
の低級アルキルエステルの如き反応性誘導体が好まし
い。
【0034】多塩基酸類としてとしては、例えば、マレ
イン酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸、無
水イタコン酸、蓚酸、マロン酸、コハク酸、無水コハク
酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸、デカン−
1,10−ジカルボン酸等の脂肪族二塩基酸;フタル
酸、無水フタル酸、テトラヒドロフタル酸およびその無
水物、ヘキサヒドロフタル酸およびその無水物、テトラ
ブロムフタル酸およびその無水物、テトラクロルフタル
酸およびその無水物、ヘット酸およびその無水物、ハイ
ミック酸およびその無水物、イソフタル酸、テレフタル
酸、シクロヘキサンジカルボン酸、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸等の芳香族または脂環式の二塩基酸類やそ
の無水物;等が挙げられる。
イン酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸、無
水イタコン酸、蓚酸、マロン酸、コハク酸、無水コハク
酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸、デカン−
1,10−ジカルボン酸等の脂肪族二塩基酸;フタル
酸、無水フタル酸、テトラヒドロフタル酸およびその無
水物、ヘキサヒドロフタル酸およびその無水物、テトラ
ブロムフタル酸およびその無水物、テトラクロルフタル
酸およびその無水物、ヘット酸およびその無水物、ハイ
ミック酸およびその無水物、イソフタル酸、テレフタル
酸、シクロヘキサンジカルボン酸、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸等の芳香族または脂環式の二塩基酸類やそ
の無水物;等が挙げられる。
【0035】さらに、3官能以上の多塩基酸類の一つと
して、1分子中に3個以上のカルボキシル基を有するカ
ルボン酸およびその反応性誘導体も使用することができ
る。これらの代表的なものを挙げると、トリメリット
酸、無水トリメリット酸、メチルシクロヘキセントリカ
ルボン酸、メチルシクロヘキセントリカルボン酸無水
物、ピロメリット酸、無水ピロメリット酸等がある。
して、1分子中に3個以上のカルボキシル基を有するカ
ルボン酸およびその反応性誘導体も使用することができ
る。これらの代表的なものを挙げると、トリメリット
酸、無水トリメリット酸、メチルシクロヘキセントリカ
ルボン酸、メチルシクロヘキセントリカルボン酸無水
物、ピロメリット酸、無水ピロメリット酸等がある。
【0036】これらの多塩基酸類はそれぞれ単独で使用
してもよいし、2種以上のものを併用してもよい。
してもよいし、2種以上のものを併用してもよい。
【0037】さらに、上記した多塩基酸類は、そのカル
ボキシル基の一部または全部がアルキルエステル、アル
ケニルエステルまたはアリールエステルとなっているも
のも使用できる。
ボキシル基の一部または全部がアルキルエステル、アル
ケニルエステルまたはアリールエステルとなっているも
のも使用できる。
【0038】また、ポリエステル樹脂を調製する際に原
料成分として、例えばジメチロ−ルプロピオン酸、ジメ
チロ−ルブタン酸、6−ヒドロキシヘキサン酸のよう
な、1分子中に水酸基とカルボキシル基を併有する化合
物あるいはそれらの反応性誘導体も使用できる。
料成分として、例えばジメチロ−ルプロピオン酸、ジメ
チロ−ルブタン酸、6−ヒドロキシヘキサン酸のよう
な、1分子中に水酸基とカルボキシル基を併有する化合
物あるいはそれらの反応性誘導体も使用できる。
【0039】さらに、安息香酸、p−tert−ブチル
安息香酸のような一塩基酸も本発明の効果を損なわない
範囲内で併用することができる。
安息香酸のような一塩基酸も本発明の効果を損なわない
範囲内で併用することができる。
【0040】次に、多価アルコ−ル類として代表的なも
のを挙げると、エチレングリコ−ル、1,2−プロピレ
ングリコ−ル、1,4−ブタンジオ−ル、1,5−ペン
タンジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ−ル、ジエチレン
グリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル、トリエチレング
リコ−ル、ネオペンチルグリコ−ル等の脂肪族ジオ−ル
類;ビスフェノ−ルA、ビスフェノ−ルF等のビスフェ
ノ−ル類;ビスフェノ−ルAのエチレンオキサイド付加
物、ビスフェノ−ルAのプロピレンオキサイド付加物等
のビスフェノ−ルAのアルキレンオキサイド付加物;キ
シリレンジグリコ−ル、シクロヘキサンジメタノ−ル、
水添ビスフェノ−ルA等のアラルキレングリコ−ルまた
は脂環族のジオ−ル類;等がある。
のを挙げると、エチレングリコ−ル、1,2−プロピレ
ングリコ−ル、1,4−ブタンジオ−ル、1,5−ペン
タンジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ−ル、ジエチレン
グリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル、トリエチレング
リコ−ル、ネオペンチルグリコ−ル等の脂肪族ジオ−ル
類;ビスフェノ−ルA、ビスフェノ−ルF等のビスフェ
ノ−ル類;ビスフェノ−ルAのエチレンオキサイド付加
物、ビスフェノ−ルAのプロピレンオキサイド付加物等
のビスフェノ−ルAのアルキレンオキサイド付加物;キ
シリレンジグリコ−ル、シクロヘキサンジメタノ−ル、
水添ビスフェノ−ルA等のアラルキレングリコ−ルまた
は脂環族のジオ−ル類;等がある。
【0041】また、フェニルグリシジルエ−テル、「カ
−ジュラE10」[シェルケミカル社製分岐脂肪酸のモ
ノグリシジルエステル]等のモノエポキシ化合物もかか
るジオ−ル類として使用することができる。
−ジュラE10」[シェルケミカル社製分岐脂肪酸のモ
ノグリシジルエステル]等のモノエポキシ化合物もかか
るジオ−ル類として使用することができる。
【0042】3官能以上の多価アルコール類の一つとし
て、3個以上の水酸基を有する化合物も使用することが
でき、その代表的なものとして、グリセリン、トリメチ
ロ−ルエタン、トリメチロ−ルプロパン、ソルビト−
ル、1,2,3,6−ヘキサンテトロ−ル、1,4−ソ
ルビタン、ペンタエリスリト−ル、ジペンタエリスリト
−ル、2−メチルプロパントリオ−ル、1,3,5−ト
リヒドロキシベンゼン、トリス(2−ヒドロキシエチ
ル)イソシアヌレ−ト等がある。
て、3個以上の水酸基を有する化合物も使用することが
でき、その代表的なものとして、グリセリン、トリメチ
ロ−ルエタン、トリメチロ−ルプロパン、ソルビト−
ル、1,2,3,6−ヘキサンテトロ−ル、1,4−ソ
ルビタン、ペンタエリスリト−ル、ジペンタエリスリト
−ル、2−メチルプロパントリオ−ル、1,3,5−ト
リヒドロキシベンゼン、トリス(2−ヒドロキシエチ
ル)イソシアヌレ−ト等がある。
【0043】また、下記に示すようなポリエポキシ化合
物も3官能以上の原料成分としての多価アルコ−ル類と
して使用することができる。例えば、エチレングリコー
ル、ヘキサンジオ−ル、ネオペンチルグリコール、トリ
メチロールプロパン、トリメチロールエタン、グリセリ
ン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、水添ビスフ
ェノールA等の如き、各種の脂肪族ないしは脂環式ポリ
オールのポリグリシジルエーテル類;
物も3官能以上の原料成分としての多価アルコ−ル類と
して使用することができる。例えば、エチレングリコー
ル、ヘキサンジオ−ル、ネオペンチルグリコール、トリ
メチロールプロパン、トリメチロールエタン、グリセリ
ン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、水添ビスフ
ェノールA等の如き、各種の脂肪族ないしは脂環式ポリ
オールのポリグリシジルエーテル類;
【0044】ヒドロキノン、カテコール、レゾルシン、
ビスフェノールA、ビスフェノールS、ビスフェノール
F等の如き、各種のフェノ−ル性水酸基の2個を含有す
る化合物のポリグリシジルエーテル類;上記したフェノ
−ル性水酸基の2個を含有する化合物のエチレンオキシ
ドもしくはプロピレンオキシド付加体等の如き誘導体の
ジグリシジルエーテル類;
ビスフェノールA、ビスフェノールS、ビスフェノール
F等の如き、各種のフェノ−ル性水酸基の2個を含有す
る化合物のポリグリシジルエーテル類;上記したフェノ
−ル性水酸基の2個を含有する化合物のエチレンオキシ
ドもしくはプロピレンオキシド付加体等の如き誘導体の
ジグリシジルエーテル類;
【0045】ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、ポリテトラメチレングリコール等の如き、
各種のポリエーテルポリオールのポリグリシジルエーテ
ル類;トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレ−
トのポリグリシジルエーテル類;アジピン酸、ブタンテ
トラカルボン酸、プロパントリカルボン酸、フタル酸、
テレフタル酸、トリメリット酸等の如き、各種の脂肪族
ないしは芳香族ポリカルボン酸のポリグリシジルエステ
ル類;
グリコール、ポリテトラメチレングリコール等の如き、
各種のポリエーテルポリオールのポリグリシジルエーテ
ル類;トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレ−
トのポリグリシジルエーテル類;アジピン酸、ブタンテ
トラカルボン酸、プロパントリカルボン酸、フタル酸、
テレフタル酸、トリメリット酸等の如き、各種の脂肪族
ないしは芳香族ポリカルボン酸のポリグリシジルエステ
ル類;
【0046】ブタジエン、ヘキサジエン、オクタジエ
ン、ドデカジエン、シクロオクタジエン、α−ピネン、
ビニルシクロヘキセン等の如き、各種の炭化水素系ジエ
ンのビスエポキシド類;ビス(3,4−エポキシシクロ
ヘキシルメチル)アジペート、3,4−エポキシシクロ
ヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキシルカル
ボキシレート等の如き、各種の脂環式ポリエポキシ化合
物;ポリブタジエン、ポリイソプレン等の如き、各種の
ジエンポリマーのエポキシ化物;
ン、ドデカジエン、シクロオクタジエン、α−ピネン、
ビニルシクロヘキセン等の如き、各種の炭化水素系ジエ
ンのビスエポキシド類;ビス(3,4−エポキシシクロ
ヘキシルメチル)アジペート、3,4−エポキシシクロ
ヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキシルカル
ボキシレート等の如き、各種の脂環式ポリエポキシ化合
物;ポリブタジエン、ポリイソプレン等の如き、各種の
ジエンポリマーのエポキシ化物;
【0047】「EGM−400」[東レ・ダウコーニン
グ・シリコーン(株)製の3−グリシドキシプロピル基
を有する環状のポリシロキサン];等のポリエポキシ化
合物などが挙げられる。
グ・シリコーン(株)製の3−グリシドキシプロピル基
を有する環状のポリシロキサン];等のポリエポキシ化
合物などが挙げられる。
【0048】これら上記した多価アルコ−ル類は、単独
で使用してもよいし2種以上のものを併用することもで
きる。さらに、これらの多価アルコ−ル類の他、ステア
リルアルコ−ルなどの1価の高級アルコ−ル等も本発明
の特徴を損なわない範囲で併用することができる。
で使用してもよいし2種以上のものを併用することもで
きる。さらに、これらの多価アルコ−ル類の他、ステア
リルアルコ−ルなどの1価の高級アルコ−ル等も本発明
の特徴を損なわない範囲で併用することができる。
【0049】イオン性基(a2)含有化合物としては、
例えば、スルホテレフタル酸、5−スルホイソフタル
酸、5−スルホイソフタル酸ジメチル、4−スルホフタ
ル酸、4−スルホナフタレン−2,7ジカルボン酸、5
〔4−スルホフェノキシ〕イソフタル酸、オルトスルホ
安息香酸、メタスルホ安息香酸、パラスルホ安息香酸
や、それらの、リチウム(Li)、ナトリウム(N
a)、カリウム(K)、マグネシウム(Mg)、カルシ
ウム(Ca)、銅(Cu)、鉄(Fe)等との金属塩等
が挙げられる。
例えば、スルホテレフタル酸、5−スルホイソフタル
酸、5−スルホイソフタル酸ジメチル、4−スルホフタ
ル酸、4−スルホナフタレン−2,7ジカルボン酸、5
〔4−スルホフェノキシ〕イソフタル酸、オルトスルホ
安息香酸、メタスルホ安息香酸、パラスルホ安息香酸
や、それらの、リチウム(Li)、ナトリウム(N
a)、カリウム(K)、マグネシウム(Mg)、カルシ
ウム(Ca)、銅(Cu)、鉄(Fe)等との金属塩等
が挙げられる。
【0050】金属塩としては、例えば、5−(スルホン
酸ナトリウム)イソフタル酸、5−(スルホン酸リチウ
ム)イソフタル酸、5−(スルホン酸ナトリウム)イソ
フタル酸ジメチル、5−(スルホン酸リチウム)イソフ
タル酸ジメチル等が挙げられる。これらの中では、5−
(スルホン酸ナトリウム)イソフタル酸、5−(スルホ
ン酸ナトリウム)イソフタル酸ジメチルが好ましい。イ
オン性基(a2)含有化合物は、単独で使用してもよい
し、2種類以上のものを併用しても良い。
酸ナトリウム)イソフタル酸、5−(スルホン酸リチウ
ム)イソフタル酸、5−(スルホン酸ナトリウム)イソ
フタル酸ジメチル、5−(スルホン酸リチウム)イソフ
タル酸ジメチル等が挙げられる。これらの中では、5−
(スルホン酸ナトリウム)イソフタル酸、5−(スルホ
ン酸ナトリウム)イソフタル酸ジメチルが好ましい。イ
オン性基(a2)含有化合物は、単独で使用してもよい
し、2種類以上のものを併用しても良い。
【0051】ポリエステル樹脂(X)やポリエステル樹
脂(Y)を合成する方法としては、上記した原料成分で
あるイオン性基(a2)含有化合物、多塩基酸類および
多価アルコ−ル類を必須成分として、窒素雰囲気中で加
熱下に脱水縮合させてポリエステル樹脂を調製する方法
が一般的である。この際使用される装置としては、窒素
導入口、温度計、攪拌装置、精留塔等を備えた反応容器
の如き回分式の製造装置が好適に使用できるほか、脱気
口を備えた押し出し機や連続式の反応装置、混練機等も
使用できる。また、上記脱水縮合の際、必要に応じて反
応系を減圧することによって、エステル化反応を促進す
ることもできる。さらに、エステル化反応の促進のため
に、種々の触媒を添加することもできる。
脂(Y)を合成する方法としては、上記した原料成分で
あるイオン性基(a2)含有化合物、多塩基酸類および
多価アルコ−ル類を必須成分として、窒素雰囲気中で加
熱下に脱水縮合させてポリエステル樹脂を調製する方法
が一般的である。この際使用される装置としては、窒素
導入口、温度計、攪拌装置、精留塔等を備えた反応容器
の如き回分式の製造装置が好適に使用できるほか、脱気
口を備えた押し出し機や連続式の反応装置、混練機等も
使用できる。また、上記脱水縮合の際、必要に応じて反
応系を減圧することによって、エステル化反応を促進す
ることもできる。さらに、エステル化反応の促進のため
に、種々の触媒を添加することもできる。
【0052】次に、本発明の製造方法について詳細に説
明する。本発明の接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分
散体の製造方法として、好ましい方法としては、例え
ば、 工程(1) ポリエステル樹脂(A)と、その他必要に
応じて添加剤、例えば保水剤、分散助剤などを加圧ニー
ダー、加熱3本ロール、2軸押出混練機などを用いて溶
融混練して、樹脂溶融体(I)を製造し、 工程(2) 次に、この樹脂溶融体(I)を、ポリエス
テル樹脂(A)の溶融温度以上の温度に加熱し、塩基性
化合物を含有させた加熱された水性媒体(II)中に、必
要により加圧下で、溶融状態で機械的手段により分散さ
せ、 工程(3) その後、好ましくは直ちに急速冷却するこ
とにより接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体を製
造する方法が挙げられる。
明する。本発明の接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分
散体の製造方法として、好ましい方法としては、例え
ば、 工程(1) ポリエステル樹脂(A)と、その他必要に
応じて添加剤、例えば保水剤、分散助剤などを加圧ニー
ダー、加熱3本ロール、2軸押出混練機などを用いて溶
融混練して、樹脂溶融体(I)を製造し、 工程(2) 次に、この樹脂溶融体(I)を、ポリエス
テル樹脂(A)の溶融温度以上の温度に加熱し、塩基性
化合物を含有させた加熱された水性媒体(II)中に、必
要により加圧下で、溶融状態で機械的手段により分散さ
せ、 工程(3) その後、好ましくは直ちに急速冷却するこ
とにより接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体を製
造する方法が挙げられる。
【0053】更に、本発明の接着剤用球形ポリエステル
樹脂粒子の製造方法として、例えば、 工程(4) 上記の製造方法で得られた接着剤用球形ポ
リエステル樹脂粒子分散体から、必要により塩基性化合
物を除去した後、球形ポリエステル樹脂粒子を分離し、 工程(5) 分離した球形ポリエステル樹脂粒子を乾燥
させることにより接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子を
製造する方法が挙げられる。
樹脂粒子の製造方法として、例えば、 工程(4) 上記の製造方法で得られた接着剤用球形ポ
リエステル樹脂粒子分散体から、必要により塩基性化合
物を除去した後、球形ポリエステル樹脂粒子を分離し、 工程(5) 分離した球形ポリエステル樹脂粒子を乾燥
させることにより接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子を
製造する方法が挙げられる。
【0054】接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子の粉末
の製造の際、ポリエステル樹脂(A)中のカルボキシル
基を中和する塩基性化合物がアンモニアのような、揮発
性の高いものであれば、前記した製造工程の工程(4)
の分離、工程(5)の乾燥にて完全除去できる。塩基性
化合物が水酸化ナトリウムのような揮発し難いものであ
れば工程(4)の分離、工程(5)の乾燥を終えて得ら
れたポリエステル樹脂粒子にも残存することになるが、
使用上問題なければ、このまま使用してもよいし、カル
ボキシル基よりも酸性度の強い酸類で中和して水洗、分
離し乾燥させて、塩基性化合物を除去しポリエステル樹
脂(A)中のカルボキシル基が塩基性化合物で中和され
ていない状態にしておいて使用することもできる。
の製造の際、ポリエステル樹脂(A)中のカルボキシル
基を中和する塩基性化合物がアンモニアのような、揮発
性の高いものであれば、前記した製造工程の工程(4)
の分離、工程(5)の乾燥にて完全除去できる。塩基性
化合物が水酸化ナトリウムのような揮発し難いものであ
れば工程(4)の分離、工程(5)の乾燥を終えて得ら
れたポリエステル樹脂粒子にも残存することになるが、
使用上問題なければ、このまま使用してもよいし、カル
ボキシル基よりも酸性度の強い酸類で中和して水洗、分
離し乾燥させて、塩基性化合物を除去しポリエステル樹
脂(A)中のカルボキシル基が塩基性化合物で中和され
ていない状態にしておいて使用することもできる。
【0055】上記の製造方法では、ポリエステル樹脂
(A)中のカルボキシル基の中和を、塩基性化合物を含
有した水性媒体(II)と混合することにより行っている
が、該カルボキシル基の中和は、この方法に限定される
ものではなく、例えば、カルボキシル基の塩基性化合物
による中和を行った後、樹脂溶融体(I)を水性媒体中
に機械的手段で分散させる方法や、樹脂溶融体(I)を
水性媒体中に機械的手段で分散させたのち、攪拌下で塩
基性化合物を加えて中和する方法であっても良い。
(A)中のカルボキシル基の中和を、塩基性化合物を含
有した水性媒体(II)と混合することにより行っている
が、該カルボキシル基の中和は、この方法に限定される
ものではなく、例えば、カルボキシル基の塩基性化合物
による中和を行った後、樹脂溶融体(I)を水性媒体中
に機械的手段で分散させる方法や、樹脂溶融体(I)を
水性媒体中に機械的手段で分散させたのち、攪拌下で塩
基性化合物を加えて中和する方法であっても良い。
【0056】水性媒体は、加熱時に必要に応じて加圧し
てもよい。樹脂溶融体(I)の溶融温度が低い場合は、
必ずしも加圧は必要ないが、溶融温度が100℃以上の
場合には、水性媒体が沸騰しないように加圧する必要が
ある。
てもよい。樹脂溶融体(I)の溶融温度が低い場合は、
必ずしも加圧は必要ないが、溶融温度が100℃以上の
場合には、水性媒体が沸騰しないように加圧する必要が
ある。
【0057】ポリエステル樹脂(A)中のカルボキシル
基を中和する塩基性化合物としては、例えば、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなどのアル
カリ化合物、それらの炭酸塩、それらの酢酸塩など、更
には、アンモニア水、メチルアミン、ジメチルアミン、
トリメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、ト
リエチルアミンなどのアルキルアミン類、ジエタノール
アミンなどのアルカノールアミン類などが挙げられる。
これらのなかではアンモニア水が好ましい。また、これ
ら塩基性化合物は単独使用でもよいし、2種類以上の併
用でも構わない。
基を中和する塩基性化合物としては、例えば、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなどのアル
カリ化合物、それらの炭酸塩、それらの酢酸塩など、更
には、アンモニア水、メチルアミン、ジメチルアミン、
トリメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、ト
リエチルアミンなどのアルキルアミン類、ジエタノール
アミンなどのアルカノールアミン類などが挙げられる。
これらのなかではアンモニア水が好ましい。また、これ
ら塩基性化合物は単独使用でもよいし、2種類以上の併
用でも構わない。
【0058】本発明の製造方法では、接着剤用球形ポリ
エステル樹脂粒子分散体及び接着剤用球形ポリエステル
樹脂粒子中の球形ポリエステル樹脂粒子の体積平均粒子
径を、ポリエステル樹脂(A)の酸価、ポリエステ
ル樹脂(A)中のイオン性基(a2)の濃度の調整、
中和に使用する塩基性化合物の種類と量(カルボキシル
基に対する量すなわち中和率)、ポリエステル樹脂
(A)と水性媒体(II)との重量比、分散装置の回転
速度の調節、等の因子を制御することにより容易に調整
することができる。これらの中では、の方法が、簡便
なので好ましい。
エステル樹脂粒子分散体及び接着剤用球形ポリエステル
樹脂粒子中の球形ポリエステル樹脂粒子の体積平均粒子
径を、ポリエステル樹脂(A)の酸価、ポリエステ
ル樹脂(A)中のイオン性基(a2)の濃度の調整、
中和に使用する塩基性化合物の種類と量(カルボキシル
基に対する量すなわち中和率)、ポリエステル樹脂
(A)と水性媒体(II)との重量比、分散装置の回転
速度の調節、等の因子を制御することにより容易に調整
することができる。これらの中では、の方法が、簡便
なので好ましい。
【0059】の方法で、例えば、ポリエステル樹脂
(A)のカルボキシル基に対して、中和に使用する塩基
性化合物の量を多くすると、体積平均粒子径が小さい球
形ポリエステル樹脂粒子が得られ、塩基性化合物の量を
少なくすると、体積平均粒子径の大きい球形ポリエステ
ル樹脂粒子が得られる。
(A)のカルボキシル基に対して、中和に使用する塩基
性化合物の量を多くすると、体積平均粒子径が小さい球
形ポリエステル樹脂粒子が得られ、塩基性化合物の量を
少なくすると、体積平均粒子径の大きい球形ポリエステ
ル樹脂粒子が得られる。
【0060】ここで、体積平均粒子径とは、粒度分布測
定機であるコ−ルタ−マルチサイザ−2(ベックマン・
コ−ルタ−社製)で測定した50%体積平均粒子径の値
をいう。
定機であるコ−ルタ−マルチサイザ−2(ベックマン・
コ−ルタ−社製)で測定した50%体積平均粒子径の値
をいう。
【0061】前記工程(2)の樹脂溶融体(I)を水性
媒体(II)中に機械的手段により微分散させるための装
置としては、特に限定されるものではないが、例えば、
マントンゴーリン高圧ホモジナイザ(ゴーリン社)、連
続式超音波ホモジナイザー(日本精機株式会社)、ナノ
マイザー(ナノマイザー社)、マイクロフルイダイザー
(みずほ工業株式会社)、ハレル型ホモジナイザー、ス
ラッシャ(三井鉱山株式会社)、キャビトロン(株式会
社ユーロテック)などが挙げられ、なかでも、回転型連
続分散装置であるキャビトロンが分散能力が高く、球形
樹脂粒子の製造が容易なことから好ましい。
媒体(II)中に機械的手段により微分散させるための装
置としては、特に限定されるものではないが、例えば、
マントンゴーリン高圧ホモジナイザ(ゴーリン社)、連
続式超音波ホモジナイザー(日本精機株式会社)、ナノ
マイザー(ナノマイザー社)、マイクロフルイダイザー
(みずほ工業株式会社)、ハレル型ホモジナイザー、ス
ラッシャ(三井鉱山株式会社)、キャビトロン(株式会
社ユーロテック)などが挙げられ、なかでも、回転型連
続分散装置であるキャビトロンが分散能力が高く、球形
樹脂粒子の製造が容易なことから好ましい。
【0062】上記回転型連続分散装置であるキャビトロ
ンは、スリットを有するリング状の突起を備えた固定子
とスリットを有するリング状の突起を備えた回転子とが
間隔を保って相互に咬み合うように同軸上に設けられた
構造を有する回転型連続分散装置であり、これを用いた
分散方法は、固定子と回転子の中心部分に樹脂溶融体
(I)と水性媒体とを供給して、回転子を回転させなが
ら該スリットと該間隔とを通して中心部分から外周の方
向に流動させることにより、水性媒体中に樹脂溶融体
(I)を球形粒子状で分散させることを特徴とする分散
装置である。
ンは、スリットを有するリング状の突起を備えた固定子
とスリットを有するリング状の突起を備えた回転子とが
間隔を保って相互に咬み合うように同軸上に設けられた
構造を有する回転型連続分散装置であり、これを用いた
分散方法は、固定子と回転子の中心部分に樹脂溶融体
(I)と水性媒体とを供給して、回転子を回転させなが
ら該スリットと該間隔とを通して中心部分から外周の方
向に流動させることにより、水性媒体中に樹脂溶融体
(I)を球形粒子状で分散させることを特徴とする分散
装置である。
【0063】以下図面により、上記のような回転型連続
式分散装置を用いた製造方法について詳しく説明する。
式分散装置を用いた製造方法について詳しく説明する。
【0064】図1は本発明の製造方法に用いられる回転
型連続式分散装置の固定子の一例を示す斜視図、図2は
本発明の製造方法に用いられる回転型連続式分散装置の
回転子の一例を示す斜視図、図3は本発明に用いる回転
型連続式分散装置の要部の一例を表した断面図、図4は
図3のA−A’断面を側面から見たときの固定子突起と
回転子突起の組み合わせ状態を表した図である。
型連続式分散装置の固定子の一例を示す斜視図、図2は
本発明の製造方法に用いられる回転型連続式分散装置の
回転子の一例を示す斜視図、図3は本発明に用いる回転
型連続式分散装置の要部の一例を表した断面図、図4は
図3のA−A’断面を側面から見たときの固定子突起と
回転子突起の組み合わせ状態を表した図である。
【0065】図1〜図4に示すように、回転型連続式分
散装置の固定子1は、中心に設置され、その中心に液入
り口2を備えている。固定子1の円形状の面上には、固
定子と同心円でリング状に並べられた突起3が1段又は
2段以上の多段状に備えられており、従って、突起同士
の間隙には、円周溝4が形成されている。そして、突起
同士の間には複数のスリット5が形成されている。
散装置の固定子1は、中心に設置され、その中心に液入
り口2を備えている。固定子1の円形状の面上には、固
定子と同心円でリング状に並べられた突起3が1段又は
2段以上の多段状に備えられており、従って、突起同士
の間隙には、円周溝4が形成されている。そして、突起
同士の間には複数のスリット5が形成されている。
【0066】この分散装置内の固定子1に対向する内壁
の中心には駆動軸6が設置され、駆動装置に接続され
て、回転される。回転子7は、固定子1と平行で且つ中
心が揃うように、駆動軸の先端に固定されている。固定
子1に対向する回転子7の面上には、回転子と同心円で
リング状に並べられた突起8が一段または2段以上の多
段状に備わっている。従って、突起同士の間隙には、固
定子と同様に、環状の溝9が形成されている。そして、
突起同士の間には複数のスリット10が形成されてい
る。
の中心には駆動軸6が設置され、駆動装置に接続され
て、回転される。回転子7は、固定子1と平行で且つ中
心が揃うように、駆動軸の先端に固定されている。固定
子1に対向する回転子7の面上には、回転子と同心円で
リング状に並べられた突起8が一段または2段以上の多
段状に備わっている。従って、突起同士の間隙には、固
定子と同様に、環状の溝9が形成されている。そして、
突起同士の間には複数のスリット10が形成されてい
る。
【0067】この固定子1と回転子7とは、固定子1の
突起3と回転子7の突起8が僅かな間隙を保つように、
咬み合わされた状態で使用に供される。
突起3と回転子7の突起8が僅かな間隙を保つように、
咬み合わされた状態で使用に供される。
【0068】この分散装置の液入り口2に、樹脂溶融体
(I)と加熱された水性媒体(II)が供給され、それら
からなる混合物は回転子7が回転すると、最も内側に位
置する回転子7の突起8のスリット10に入り、遠心力
により該回転子7の突起8の外側から環状の溝9に吐出
され、次いで最も内側に位置する固定子1の突起3のス
リット5に入る。さらに、このスリット5に流入した混
合物は、固定子1の環状の溝4に押し出される。
(I)と加熱された水性媒体(II)が供給され、それら
からなる混合物は回転子7が回転すると、最も内側に位
置する回転子7の突起8のスリット10に入り、遠心力
により該回転子7の突起8の外側から環状の溝9に吐出
され、次いで最も内側に位置する固定子1の突起3のス
リット5に入る。さらに、このスリット5に流入した混
合物は、固定子1の環状の溝4に押し出される。
【0069】このようにして当該混合物は、回転子7の
回転により遠心力を受け、スリット内を液入口から吐出
口へと流動する。一方回転子7と固定子1のスリットの
ずれにより混合物の遠心流れの封じ込めと開放を繰り返
して差圧が発生する。さらに回転子7と固定子1の微少
隙間で混合液に対し剪断力が働く。この中心から外周方
向への流れと円周方向流れが直角に衝突し、それによっ
て、強力な撹拌・破砕効果が発生し、これにより樹脂溶
融体(I)が加熱された水性媒体(II)中に粒子状で分
散した粒子分散液が得られる。
回転により遠心力を受け、スリット内を液入口から吐出
口へと流動する。一方回転子7と固定子1のスリットの
ずれにより混合物の遠心流れの封じ込めと開放を繰り返
して差圧が発生する。さらに回転子7と固定子1の微少
隙間で混合液に対し剪断力が働く。この中心から外周方
向への流れと円周方向流れが直角に衝突し、それによっ
て、強力な撹拌・破砕効果が発生し、これにより樹脂溶
融体(I)が加熱された水性媒体(II)中に粒子状で分
散した粒子分散液が得られる。
【0070】この分散装置の回転子7の回転数は駆動軸
に接続された駆動モーターで制御される。回転数が大き
く周速が大きいほど大きい遠心力と剪断力を受けて、水
性媒体(II)中に分散した樹脂溶融体(I)の粒子径が
小さくなる。直径10cmの回転子を使用して球形粒子
を製造する場合、好ましい回転数は3,000〜10,
000rpmである。
に接続された駆動モーターで制御される。回転数が大き
く周速が大きいほど大きい遠心力と剪断力を受けて、水
性媒体(II)中に分散した樹脂溶融体(I)の粒子径が
小さくなる。直径10cmの回転子を使用して球形粒子
を製造する場合、好ましい回転数は3,000〜10,
000rpmである。
【0071】次に本発明に係る接着剤用球形ポリエステ
ル樹脂粒子分散体、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子
の性状について説明する。本発明に係る接着剤用球形ポ
リエステル樹脂分散体中のポリエステル樹脂粒子及び接
着剤用球形ポリエステル樹脂粒子は、その形状が球形で
あることに特徴を有する。上記ポリエステル樹脂粒子が
球形であることにより粉体としての流動性に優れ、被着
体への濡れ性が向上する。本発明にいう「球形」は、真
球状はもちろん、楕円状等を含む広い概念であるが、形
状中に鋭利な尖点部分を含まないものをいう。接着力及
び湿気に対する耐久性が向上する点から真球状が好まし
い。
ル樹脂粒子分散体、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子
の性状について説明する。本発明に係る接着剤用球形ポ
リエステル樹脂分散体中のポリエステル樹脂粒子及び接
着剤用球形ポリエステル樹脂粒子は、その形状が球形で
あることに特徴を有する。上記ポリエステル樹脂粒子が
球形であることにより粉体としての流動性に優れ、被着
体への濡れ性が向上する。本発明にいう「球形」は、真
球状はもちろん、楕円状等を含む広い概念であるが、形
状中に鋭利な尖点部分を含まないものをいう。接着力及
び湿気に対する耐久性が向上する点から真球状が好まし
い。
【0072】本発明に係る接着剤用球形ポリエステル樹
脂粒子分散体中の球形ポリエステル樹脂粒子は、分散を
良好とするために一部乃至全部が中和されたカルボキシ
ル基を有することが必要であるが、接着剤用球形ポリエ
ステル樹脂粒子においては、例えば、その後に水性媒体
への分散処理をしない場合は、中和されたカルボキシル
基から塩基化合物を除去し、カルボキシル基が中和され
ていない状態でも良い。 塩基性化合物の除去は、種々
の方法を用いることができるが、例えばカルボキシル基
よりも酸性度の強い強酸を加えることによりカルボキシ
ル基を遊離させる方法などがある。
脂粒子分散体中の球形ポリエステル樹脂粒子は、分散を
良好とするために一部乃至全部が中和されたカルボキシ
ル基を有することが必要であるが、接着剤用球形ポリエ
ステル樹脂粒子においては、例えば、その後に水性媒体
への分散処理をしない場合は、中和されたカルボキシル
基から塩基化合物を除去し、カルボキシル基が中和され
ていない状態でも良い。 塩基性化合物の除去は、種々
の方法を用いることができるが、例えばカルボキシル基
よりも酸性度の強い強酸を加えることによりカルボキシ
ル基を遊離させる方法などがある。
【0073】本発明に係る接着剤用ポリエステル樹脂粒
子分散体と接着剤用ポリエステル樹脂粒子は、ポリエス
テル樹脂(A)と共に、他の樹脂成分、例えば、ポリエ
ステル樹脂(A)以外のポリエステル樹脂、フェノ−ル
樹脂、エポキシ樹脂、石油樹脂、ケトン樹脂、クマロン
樹脂、ロジン、ロジンフェノ−ル樹脂、アクリル樹脂、
アルキド樹脂、シリコ−ン樹脂、フッ素樹脂、ポリオレ
フィン、ポリ塩化ビニル等の成分を本発明の効果を損な
わない範囲で併用することもできる。
子分散体と接着剤用ポリエステル樹脂粒子は、ポリエス
テル樹脂(A)と共に、他の樹脂成分、例えば、ポリエ
ステル樹脂(A)以外のポリエステル樹脂、フェノ−ル
樹脂、エポキシ樹脂、石油樹脂、ケトン樹脂、クマロン
樹脂、ロジン、ロジンフェノ−ル樹脂、アクリル樹脂、
アルキド樹脂、シリコ−ン樹脂、フッ素樹脂、ポリオレ
フィン、ポリ塩化ビニル等の成分を本発明の効果を損な
わない範囲で併用することもできる。
【0074】本発明に係る接着剤用ポリエステル樹脂粒
子分散体や接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子は、接着
剤の使用方法、使用部位等に応じて、球形ポリエステル
樹脂粒子の体積平均粒子径を好適な範囲に容易に制御す
ることにより、より好ましい接着力を得ることができ
る。例えば、不織布の製造において、表地と裏地を接着
する場合などは、体積平均粒子径が0.1〜10μm程
度の比較的小さい球形ポリエステル樹脂からなる接着剤
が接着強度が向上する点で好ましく、また、接着芯地を
調製する場合などは、体積平均粒子径が40〜250μ
m程度の比較的大きい球形ポリエステル粒子からなる接
着剤が厚い接着層を形成する点で好ましい。
子分散体や接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子は、接着
剤の使用方法、使用部位等に応じて、球形ポリエステル
樹脂粒子の体積平均粒子径を好適な範囲に容易に制御す
ることにより、より好ましい接着力を得ることができ
る。例えば、不織布の製造において、表地と裏地を接着
する場合などは、体積平均粒子径が0.1〜10μm程
度の比較的小さい球形ポリエステル樹脂からなる接着剤
が接着強度が向上する点で好ましく、また、接着芯地を
調製する場合などは、体積平均粒子径が40〜250μ
m程度の比較的大きい球形ポリエステル粒子からなる接
着剤が厚い接着層を形成する点で好ましい。
【0075】また、本発明に係る接着剤用球形ポリエス
テル樹脂粒子分散体中のポリエステル樹脂粒子及び接着
剤用ポリエステル樹脂粒子の粒度分布は、コールターマ
ルチサイザー2を用いた体積平均粒子径の分布測定にお
いて、通常1.36以下である。
テル樹脂粒子分散体中のポリエステル樹脂粒子及び接着
剤用ポリエステル樹脂粒子の粒度分布は、コールターマ
ルチサイザー2を用いた体積平均粒子径の分布測定にお
いて、通常1.36以下である。
【0076】本発明における上記ポリエステル樹脂の粒
度分布とは、コールターマルチサイザー2を用いた体積
粒子径の分布測定において、16%径と84%径の比の
平方根で表される値「√(D16/D84)」をいう
が、ここで16%径とは体積粒子径の大きい側から粒子
の重量を積算したときの重量が全重量の16%となる位
置にある粒子の体積粒子径であり、同様に84%径は粒
子の重量を積算したときの重量が全重量の84%となる
位置にある粒子の体積粒子径をいう。この数値が大きい
ほど粒度分布の広がりが大きく、小さいほど粒度分布の
広がりは小さいことを示す。この数値が1.36以下で
あることは、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子として
極めて粒度分布が狭く、従来の機械的粉砕法によるホッ
トメルト接着剤と比較して被着体への濡れ性が格段に向
上することにより接着強度が高く、かつ低温で接着でき
る等作業性にも優れることを表す。
度分布とは、コールターマルチサイザー2を用いた体積
粒子径の分布測定において、16%径と84%径の比の
平方根で表される値「√(D16/D84)」をいう
が、ここで16%径とは体積粒子径の大きい側から粒子
の重量を積算したときの重量が全重量の16%となる位
置にある粒子の体積粒子径であり、同様に84%径は粒
子の重量を積算したときの重量が全重量の84%となる
位置にある粒子の体積粒子径をいう。この数値が大きい
ほど粒度分布の広がりが大きく、小さいほど粒度分布の
広がりは小さいことを示す。この数値が1.36以下で
あることは、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子として
極めて粒度分布が狭く、従来の機械的粉砕法によるホッ
トメルト接着剤と比較して被着体への濡れ性が格段に向
上することにより接着強度が高く、かつ低温で接着でき
る等作業性にも優れることを表す。
【0077】本発明に係る接着剤用球形ポリエステル樹
脂分散体及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子は、本
発明の接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体の製造
方法及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子の製造方法
により好適に調製できるが、ポリエステル樹脂(A)を
用いて調製したものであれば、製造方法によらず、接着
力が強く、耐湿性の向上した接着剤用球形ポリエステル
樹脂分散体及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子とな
る。
脂分散体及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子は、本
発明の接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体の製造
方法及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子の製造方法
により好適に調製できるが、ポリエステル樹脂(A)を
用いて調製したものであれば、製造方法によらず、接着
力が強く、耐湿性の向上した接着剤用球形ポリエステル
樹脂分散体及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子とな
る。
【0078】本発明に係る接着剤用球形ポリエステル樹
脂粒子分散体及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子を
ポリエステル系ホットメルト接着剤として実用に供する
際の接着方法は、特に制限はなく、例えば、粉状、チッ
プ状、テ−プ状、ひも状、フィルム状あるいは不織布状
等の形態に成形し被着体に圧着し加熱溶融する、接着ア
プリケ−タ−を用い被着体に溶融状態で塗布する、水性
媒体(II)中に分散したままの又は分散体に他の添加成
分、例えば沈降防止剤、防腐剤等を加えた後の分散体を
被着体にスプレ−等の適当な方法で塗布する、あるい
は、乾燥させた接着材用球形ポリエステル樹脂粒子を粉
体塗装装置等で被着体に塗布するなど種々の使用形態が
ある。
脂粒子分散体及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子を
ポリエステル系ホットメルト接着剤として実用に供する
際の接着方法は、特に制限はなく、例えば、粉状、チッ
プ状、テ−プ状、ひも状、フィルム状あるいは不織布状
等の形態に成形し被着体に圧着し加熱溶融する、接着ア
プリケ−タ−を用い被着体に溶融状態で塗布する、水性
媒体(II)中に分散したままの又は分散体に他の添加成
分、例えば沈降防止剤、防腐剤等を加えた後の分散体を
被着体にスプレ−等の適当な方法で塗布する、あるい
は、乾燥させた接着材用球形ポリエステル樹脂粒子を粉
体塗装装置等で被着体に塗布するなど種々の使用形態が
ある。
【0079】
【実施例】次に、実施例により本発明を具体的に説明す
る。例中「部」及び「%」は、特にことわりがない限り
重量基準である。
る。例中「部」及び「%」は、特にことわりがない限り
重量基準である。
【0080】本実施例において、GPC法による重量平
均分子量の測定は、ShodexGPC SYSTEM
−21〔昭和電工(株)製〕を使用して行なった。樹脂
または微粒子の溶融粘度は、高化式フロ−テスタ−〔島
津製作所(株)製、CFT−500〕を使用して測定し
た。測定条件は、昇温速度6℃/分、荷重10Kg、ダ
イス1mmφ×1mmである。また、Tg測定は、DS
C法により昇温速度10℃/分で行なった。
均分子量の測定は、ShodexGPC SYSTEM
−21〔昭和電工(株)製〕を使用して行なった。樹脂
または微粒子の溶融粘度は、高化式フロ−テスタ−〔島
津製作所(株)製、CFT−500〕を使用して測定し
た。測定条件は、昇温速度6℃/分、荷重10Kg、ダ
イス1mmφ×1mmである。また、Tg測定は、DS
C法により昇温速度10℃/分で行なった。
【0081】合成例1〔ポリエステル樹脂(A1)の合
成〕 攪拌装置、窒素導入管、温度センサ−及び精留塔を備え
た内容量5リットルのフラスコにビスフェノールAのエ
チレンオキサイド付加物(平均付加モル数2.2、水酸
基価360mgKOH/g)2,508部、ジエチレン
グリコ−ル91部、トリメチロ−ルプロパン173部を
仕込み、温度を140℃まで上げて撹拌を行いながらテ
レフタル酸1,465部、5−(スルホン酸ナトリウ
ム)イソフタル酸〔イーストマン ケミカル ジャパン
社製のスルホン酸ナトリウム基含有イソフタル酸〕8
6.4部を仕込み、さらに1時間を要して温度を190
℃まで上げ、反応系内が均一に攪拌されていることを確
認した後、ジブチル錫オキサイド2.0部を投入した。
さらに生成する水を留去しながら同温度から245℃ま
で6時間を要して温度を上げ、245℃でさらに4時間
脱水縮合反応を継続し、その後も酸価をモニターして、
酸価が5.0mgKOH/gでドデセニル無水コハク酸
の168部を加え、その後30分間付加反応させ最終的
に酸価が11.7mgKOH/gで、GPC法による重
量平均分子量が25,000、溶融粘度が1×104P
a・s となる温度(T4)が110℃、Tgが57℃
であるスルホン酸ナトリウム基を有するポリエステル樹
脂を得た。これをポリエステル樹脂(A1)と略記す
る。
成〕 攪拌装置、窒素導入管、温度センサ−及び精留塔を備え
た内容量5リットルのフラスコにビスフェノールAのエ
チレンオキサイド付加物(平均付加モル数2.2、水酸
基価360mgKOH/g)2,508部、ジエチレン
グリコ−ル91部、トリメチロ−ルプロパン173部を
仕込み、温度を140℃まで上げて撹拌を行いながらテ
レフタル酸1,465部、5−(スルホン酸ナトリウ
ム)イソフタル酸〔イーストマン ケミカル ジャパン
社製のスルホン酸ナトリウム基含有イソフタル酸〕8
6.4部を仕込み、さらに1時間を要して温度を190
℃まで上げ、反応系内が均一に攪拌されていることを確
認した後、ジブチル錫オキサイド2.0部を投入した。
さらに生成する水を留去しながら同温度から245℃ま
で6時間を要して温度を上げ、245℃でさらに4時間
脱水縮合反応を継続し、その後も酸価をモニターして、
酸価が5.0mgKOH/gでドデセニル無水コハク酸
の168部を加え、その後30分間付加反応させ最終的
に酸価が11.7mgKOH/gで、GPC法による重
量平均分子量が25,000、溶融粘度が1×104P
a・s となる温度(T4)が110℃、Tgが57℃
であるスルホン酸ナトリウム基を有するポリエステル樹
脂を得た。これをポリエステル樹脂(A1)と略記す
る。
【0082】合成例2(比較用ポリエステル樹脂の合
成) 攪拌装置、窒素導入管、温度センサ−及び精留塔を備え
た内容量5リットルのフラスコにビスフェノールAのエ
チレンオキサイド付加物(平均付加モル数2.2、水酸
基価360mgKOH/g)1,822部、ジエチレン
グリコ−ル440部、トリメチロ−ルプロパン176部
を仕込み、温度を140℃まで上げて撹拌を行いながら
テレフタル酸1,760部を仕込み、さらに1時間を要
して温度を190℃まで上げ、反応系内が均一に攪拌さ
れていることを確認した後、ジブチル錫オキサイド2.
0部を投入した。さらに生成する水を留去しながら同温
度から245℃まで6時間を要して温度を上げ、245
℃でさらに4時間脱水縮合反応を継続し、反応液が透明
になったのを確認した後、イソフタル酸の196部を加
え、さらに酸価をモニターしながら反応を継続し、酸価
が21.7mgKOH/gになった時点で反応温度を2
40℃まで降温し、カ−ジュラE10[シェルケミカル
社製分岐脂肪酸のモノグリシジルエステル]の180部
を加え、その後30分間付加反応を行い、最終的に酸価
が13.1mgKOH/gで、GPC法による重量平均
分子量が3,1000、溶融粘度が1×104Pa・s
となる温度(T4)が107℃、Tgが50℃であるポ
リエステル樹脂を得た。これをポリエステル樹脂
(A′)と略記する。
成) 攪拌装置、窒素導入管、温度センサ−及び精留塔を備え
た内容量5リットルのフラスコにビスフェノールAのエ
チレンオキサイド付加物(平均付加モル数2.2、水酸
基価360mgKOH/g)1,822部、ジエチレン
グリコ−ル440部、トリメチロ−ルプロパン176部
を仕込み、温度を140℃まで上げて撹拌を行いながら
テレフタル酸1,760部を仕込み、さらに1時間を要
して温度を190℃まで上げ、反応系内が均一に攪拌さ
れていることを確認した後、ジブチル錫オキサイド2.
0部を投入した。さらに生成する水を留去しながら同温
度から245℃まで6時間を要して温度を上げ、245
℃でさらに4時間脱水縮合反応を継続し、反応液が透明
になったのを確認した後、イソフタル酸の196部を加
え、さらに酸価をモニターしながら反応を継続し、酸価
が21.7mgKOH/gになった時点で反応温度を2
40℃まで降温し、カ−ジュラE10[シェルケミカル
社製分岐脂肪酸のモノグリシジルエステル]の180部
を加え、その後30分間付加反応を行い、最終的に酸価
が13.1mgKOH/gで、GPC法による重量平均
分子量が3,1000、溶融粘度が1×104Pa・s
となる温度(T4)が107℃、Tgが50℃であるポ
リエステル樹脂を得た。これをポリエステル樹脂
(A′)と略記する。
【0083】実施例1
ポリエステル樹脂(A1)を150℃に加熱して樹脂溶
融体とし、キャビトロンCD1010(株式会社ユ−ロ
テック製)に毎分100gの速度で移送した。別途準備
した水性媒体タンクには試薬アンモニア水をイオン交換
水で希釈した0.80%濃度の希アンモニア水を入れ、
熱交換器で120℃に加熱しながら毎分0.1リットル
〔ポリエステル樹脂(A1)中のカルボキシル基の理論
中和量の2倍量〕の速度で、上記樹脂溶融体と同時にキ
ャビトロンに移送した。回転子の回転速度が7500r
pm、圧力が5Kg/cm2 の運転条件でポリエステル
樹脂(A1)を分散させて温度135℃の分散体を製造
し、10秒間で温度を35℃まで冷却して出口から取り
出した。この接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体
中のポリエステル樹脂粒子の形状を下記の定義に従って
判定したところ、形状は球形で、造粒が極めて良好であ
った。不揮発分の濃度は51%であった。コールターマ
ルチサイザー2による測定により、ポリエステル樹脂粒
子の体積平均粒子径は1.8μmであり、その粒度分布
は1.34であった。この接着剤用球形ポリエステル樹
脂粒子分散体を(D−1)と略記する。次に、(D−
1)を濾過して、球形ポリエステル樹脂の水洗を行い、
乾燥させ、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子を得た。
これを(P−1)と略記する。(P−1)の溶融粘度は
1×104Pa・sとなる温度(T4)は113℃で、
DSC法によるガラス転移温度(Tg)は58℃であっ
た。
融体とし、キャビトロンCD1010(株式会社ユ−ロ
テック製)に毎分100gの速度で移送した。別途準備
した水性媒体タンクには試薬アンモニア水をイオン交換
水で希釈した0.80%濃度の希アンモニア水を入れ、
熱交換器で120℃に加熱しながら毎分0.1リットル
〔ポリエステル樹脂(A1)中のカルボキシル基の理論
中和量の2倍量〕の速度で、上記樹脂溶融体と同時にキ
ャビトロンに移送した。回転子の回転速度が7500r
pm、圧力が5Kg/cm2 の運転条件でポリエステル
樹脂(A1)を分散させて温度135℃の分散体を製造
し、10秒間で温度を35℃まで冷却して出口から取り
出した。この接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体
中のポリエステル樹脂粒子の形状を下記の定義に従って
判定したところ、形状は球形で、造粒が極めて良好であ
った。不揮発分の濃度は51%であった。コールターマ
ルチサイザー2による測定により、ポリエステル樹脂粒
子の体積平均粒子径は1.8μmであり、その粒度分布
は1.34であった。この接着剤用球形ポリエステル樹
脂粒子分散体を(D−1)と略記する。次に、(D−
1)を濾過して、球形ポリエステル樹脂の水洗を行い、
乾燥させ、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子を得た。
これを(P−1)と略記する。(P−1)の溶融粘度は
1×104Pa・sとなる温度(T4)は113℃で、
DSC法によるガラス転移温度(Tg)は58℃であっ
た。
【0084】ポリエステル樹脂粒子の形状の定義。顕微
鏡による目視観察(300倍)により以下の定義に従っ
て判定(以下同様)。 (1)球形 目視によりほぼ完全な球体と認められる
もの又は、楕円体でその長軸の長さ(a)と短軸の長さ
(b)との比(a/b)が2未満のものが、顕微鏡の視
野中に個数基準で80%以上存在するもの(10視野の
平均値)。 (2)ひも状 楕円体で、その長軸の長さ(a)と短軸
の長さ(b)との比(a/b)が2以上のものが、顕微
鏡の視野中に個数基準で20%以上存在するもの(10
視野の平均値)。 (3)不定形 形状に一定の規則性が認められず破砕さ
れた形状であって、尖った部分があるもの。
鏡による目視観察(300倍)により以下の定義に従っ
て判定(以下同様)。 (1)球形 目視によりほぼ完全な球体と認められる
もの又は、楕円体でその長軸の長さ(a)と短軸の長さ
(b)との比(a/b)が2未満のものが、顕微鏡の視
野中に個数基準で80%以上存在するもの(10視野の
平均値)。 (2)ひも状 楕円体で、その長軸の長さ(a)と短軸
の長さ(b)との比(a/b)が2以上のものが、顕微
鏡の視野中に個数基準で20%以上存在するもの(10
視野の平均値)。 (3)不定形 形状に一定の規則性が認められず破砕さ
れた形状であって、尖った部分があるもの。
【0085】(D−1)、(P−1)の接着強度の測定
を行った結果を、第1表に示す。試験片の作製方法は以
下のとおりである。(D−1)ならびに(P−1)を、
固形分換算で塗布量が25g/m2となるように市販の
ポリエステル布に均一に散布し、次いで、その塗装面に
市販のポリエステル布を重ね合わせ、ホットプレス機に
よって上下から熱圧着した。接着条件は、圧力3Kg/
cm2 で140℃/8秒間である。剥離接着力は、テン
シロン引張り試験機を使用し、JIS L−1086
(接着剤の剥離試験方法)の180゜剥離で評価した。
測定条件は、温度20℃、相対湿度60%である。ま
た、耐湿性は、圧着後の試験片を温度50℃、相対湿度
95%以上の恒温恒湿条件下に10日間保持した後の剥
離接着力で評価した。
を行った結果を、第1表に示す。試験片の作製方法は以
下のとおりである。(D−1)ならびに(P−1)を、
固形分換算で塗布量が25g/m2となるように市販の
ポリエステル布に均一に散布し、次いで、その塗装面に
市販のポリエステル布を重ね合わせ、ホットプレス機に
よって上下から熱圧着した。接着条件は、圧力3Kg/
cm2 で140℃/8秒間である。剥離接着力は、テン
シロン引張り試験機を使用し、JIS L−1086
(接着剤の剥離試験方法)の180゜剥離で評価した。
測定条件は、温度20℃、相対湿度60%である。ま
た、耐湿性は、圧着後の試験片を温度50℃、相対湿度
95%以上の恒温恒湿条件下に10日間保持した後の剥
離接着力で評価した。
【0086】実施例2
0.80重量%濃度の希アンモニア水に加えて、0.2
0%のアンモニア水を使用した以外は実施例1と全く同
様にして、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体を
得た。このときの塩基性化合物の量は、ポリエステル樹
脂(A1)中のカルボキシル基の理論中和量の1/2倍
量であった。この接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分
散体を(D−2)と略記する。実施例1と同様に、(D
−2)中のポリエステル樹脂粒子の形状を判定したとこ
ろ球形であり、不揮発分の濃度は50%であった。ポリ
エステル樹脂粒子の体積平均粒子径は40μmであり、
その粒度分布は1.35であった。次に(D−2)を濾
過して、球形ポリエステル樹脂の水洗を行い、乾燥さ
せ、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子を得た。これを
(P−2)と略記する。(P−2)の溶融粘度は1×1
04Pa・sとなる温度(T4)は112℃で、DSC
法によるガラス転移温度(Tg)は59℃であった。実
施例1と同様にして、D−2とP−2の接着強度の測定
を行った結果を第1表に示す。
0%のアンモニア水を使用した以外は実施例1と全く同
様にして、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体を
得た。このときの塩基性化合物の量は、ポリエステル樹
脂(A1)中のカルボキシル基の理論中和量の1/2倍
量であった。この接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分
散体を(D−2)と略記する。実施例1と同様に、(D
−2)中のポリエステル樹脂粒子の形状を判定したとこ
ろ球形であり、不揮発分の濃度は50%であった。ポリ
エステル樹脂粒子の体積平均粒子径は40μmであり、
その粒度分布は1.35であった。次に(D−2)を濾
過して、球形ポリエステル樹脂の水洗を行い、乾燥さ
せ、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子を得た。これを
(P−2)と略記する。(P−2)の溶融粘度は1×1
04Pa・sとなる温度(T4)は112℃で、DSC
法によるガラス転移温度(Tg)は59℃であった。実
施例1と同様にして、D−2とP−2の接着強度の測定
を行った結果を第1表に示す。
【0087】比較例1
実施例1のポリエステル樹脂(A1)の代わりにポリエ
ステル樹脂(A′)を使用した以外は実施例1と同様に
して、体積平均粒子径が1.5μmで、粒度分布が1.
35のポリエステル樹脂粒子分散体を得た。これを、
(D′−1)と略記する。実施例1と同様に、(D′−
1)中のポリエステル樹脂粒子の形状を判定したところ
球形であった。次に(D′−1)を濾過して、球形ポリ
エステル樹脂の水洗を行い、乾燥させ、球形ポリエステ
ル樹脂粒子を得た。これを(P′−1)と略記する。
(P′−1)の溶融粘度は1×104Pa・sとなる温
度(T4)は109℃で、DSC法によるガラス転移温
度(Tg)は53℃であった。実施例1と同様にして、
(D′−1)と(P′−1)の接着強度の測定を行った
結果を第1表に示す。
ステル樹脂(A′)を使用した以外は実施例1と同様に
して、体積平均粒子径が1.5μmで、粒度分布が1.
35のポリエステル樹脂粒子分散体を得た。これを、
(D′−1)と略記する。実施例1と同様に、(D′−
1)中のポリエステル樹脂粒子の形状を判定したところ
球形であった。次に(D′−1)を濾過して、球形ポリ
エステル樹脂の水洗を行い、乾燥させ、球形ポリエステ
ル樹脂粒子を得た。これを(P′−1)と略記する。
(P′−1)の溶融粘度は1×104Pa・sとなる温
度(T4)は109℃で、DSC法によるガラス転移温
度(Tg)は53℃であった。実施例1と同様にして、
(D′−1)と(P′−1)の接着強度の測定を行った
結果を第1表に示す。
【0088】
【表1】第1表
【0089】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、広い範囲で
平均粒子径を制御され、ひも状等の異形粒子の少ない球
形のポリエステル樹脂粒子からなり、優れた接着力と耐
湿性を有する接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体
及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子を得ることがで
き、また、本発明に係る接着剤用球形ポリエステル樹脂
粒子分散体及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子は、
優れた接着力と耐湿性を有する。
平均粒子径を制御され、ひも状等の異形粒子の少ない球
形のポリエステル樹脂粒子からなり、優れた接着力と耐
湿性を有する接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体
及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子を得ることがで
き、また、本発明に係る接着剤用球形ポリエステル樹脂
粒子分散体及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子は、
優れた接着力と耐湿性を有する。
【図1】 本発明で用いる回転型連続式分散装置の固定
子の一例を示す斜視図である。
子の一例を示す斜視図である。
【図2】 本発明で用いる回転型連続式分散装置の回転
子の一例を示す斜視図である。
子の一例を示す斜視図である。
【図3】 本発明で用いる回転型連続式分散装置の要部
の一例を表した断面図である。
の一例を表した断面図である。
【図4】 図3のA−A’部を側面から見たときの固定
子突起と回転子突起の組み合わせ状態を表した図であ
る。
子突起と回転子突起の組み合わせ状態を表した図であ
る。
1 固定子
2 液入口
3 固定子の突起
4 固定子の円周溝
5 固定子突起のスリット
6 回転子の駆動軸
7 回転子
8 回転子の突起
9 回転子の円周溝
10 回転子突起のスリット
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 4F070 AA47 AB01 AB09 AB22 AC19
CA03 CB01 CB12 DA33 DC01
DC12
4J040 ED031 ED071 ED091 EE051
EK111 GA07 GA25 GA26
JA03 JB01 LA01 LA06 LA07
LA11
Claims (13)
- 【請求項1】 カルボキシル基が結合している炭素原
子、又はこの炭素原子の隣接炭素原子から原子数で4個
以内にある炭素原子の中の少なくとも1個の炭素原子
に、疎水性基(a1)が結合している末端構造と、カル
ボキシル基以外のイオン性基(a2)とを有し、かつ、
ゲルパ−ミエ−ションクロマトグラフィ−(GPC)法
による重量平均分子量(Mw)が10,000〜50
0,000のポリエステル樹脂(A)を必須成分として
含有する樹脂溶融体(I)を用い、該樹脂溶融体(I)に
含有されているポリエステル樹脂(A)中のカルボキシ
ル基の一部乃至全部の塩基性化合物による中和と、該樹
脂溶融体(I)の溶融状態での加熱された水性媒体(I
I)中への分散とを行った後、得られた樹脂粒子分散体
を冷却することを特徴とする、接着剤用球形ポリエステ
ル樹脂粒子分散体の製造方法。 - 【請求項2】 ポリエステル樹脂(A)が、カルボキシ
ル基以外のイオン性基(a2)を有し、かつ末端に水酸
基を有するポリエステル樹脂に、疎水性基(a1)を有
する酸無水物を開環付加させてなるものである、請求項
1記載の接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体の製
造方法。 - 【請求項3】 ポリエステル樹脂(A)中の疎水性基
(a1)が炭素原子数4〜20のアルキル基または炭素
原子数4〜20のアルケニル基で、かつ、カルボキシル
基以外のイオン性基(a2)がスルホン酸基および/ま
たはその塩である、請求項1または2記載の接着剤用球
形ポリエステル樹脂粒子分散体の製造方法。 - 【請求項4】 ポリエステル樹脂(A)中のカルボキシ
ル基以外のイオン性基(a2)の量が、ポリエステル樹
脂(A)1,000g当たり0.001〜0.7当量で
ある、請求項1、2または3記載の接着剤用球形ポリエ
ステル樹脂粒子分散体の製造方法。 - 【請求項5】 ポリエステル樹脂(A)として、酸価が
5〜140mgKOH/gで、ゲルパ−ミエ−ションク
ロマトグラフィ−(GPC)法による重量平均分子量
(Mw)が15,000〜300,000であるポリエ
ステル樹脂を用い、このポリエステル樹脂を必須成分と
して含有する樹脂溶融体を、溶融状態で、塩基性化合物
を含有する加熱された水性媒体(II)中に粒子状で分散
させることにより、該樹脂のカルボキシル基の一部乃至
全部の中和と樹脂溶融体(I)の溶融状態での分散を行
う請求項1〜4のいずれか1項記載の接着剤用球形ポリ
エステル樹脂粒子分散体の製造方法。 - 【請求項6】 スリットを有するリング状の突起を備え
た固定子と、スリットを有するリング状の突起を備えた
回転子とが、間隔を保って相互に咬み合うように同軸上
に設けられた構造を有する回転型連続分散装置を用い、
この分散装置の固定子と回転子の中心部分に、樹脂溶融
体(I)と塩基性化合物を含有する加熱された水性媒体
(II)とを供給して、回転子を回転させながら該スリッ
トと該間隔とを通して中心部分から外周の方向に流動さ
せることにより、該水性媒体中に樹脂溶融体(I)を球
状で分散させる、請求項1〜5のいずれか1項記載の接
着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体の製造方法。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項記載の製造
方法で得られた接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散
体を乾燥することを特徴とする、接着剤用球形ポリエス
テル樹脂粒子の製造方法。 - 【請求項8】 カルボキシル基が結合している炭素原
子、又はこの炭素原子に隣接する炭素原子から原子数で
4個以内にある炭素原子の中の少なくとも1個の炭素原
子に、疎水性基(a1)が結合している末端構造と、カ
ルボキシル基以外のイオン性基(a2)とを有し、か
つ、ゲルパ−ミエ−ションクロマトグラフィ−(GP
C)法による重量平均分子量(Mw)が10,000〜
500,000のポリエステル樹脂(A)中のカルボキ
シル基の一部乃至全部を中和してなる樹脂を必須成分と
して含有する樹脂粒子の水性分散体であることを特徴と
する、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体。 - 【請求項9】 ポリエステル樹脂(A)が、ゲルパ−ミ
エ−ションクロマトグラフィ−(GPC)法による重量
平均分子量(Mw)が15,000〜300,000
で、ポリエステル樹脂(A)中の疎水性基(a1)が炭
素原子数4〜20のアルキル基又は炭素原子数4〜20
のアルケニル基で、かつ、カルボキシル基以外のイオン
性基(a2)としてスルホン酸基および/またはその塩
を有するポリエステル樹脂である、請求項8記載の接着
剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体。 - 【請求項10】 ポリエステル樹脂(A)中のカルボキ
シル基以外のイオン性基(a2)の量が、ポリエステル
樹脂(A)1,000g当たり0.001〜0.7当量
である、請求項8または9記載の接着剤用球形ポリエス
テル樹脂粒子分散体。 - 【請求項11】 カルボキシル基が結合している炭素原
子、又はこの炭素原子の隣接炭素原子から原子数で4個
以内にある炭素原子の少なくとも1個の炭素原子に、疎
水性基(a1)が結合している末端構造と、カルボキシ
ル基以外のイオン性基(a2)とを有し、かつ、ゲルパ
−ミエ−ションクロマトグラフィ−(GPC)法による
重量平均分子量(Mw)が10,000〜500,00
0のポリエステル樹脂(A)を必須成分として含有する
樹脂粒子、もしくは、該ポリエステル樹脂(A)中のカ
ルボキシル基の一部乃至全部を塩基性化合物で中和して
なる樹脂を必須成分として含有する樹脂粒子であること
を特徴とする、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子。 - 【請求項12】 ポリエステル樹脂(A)がゲルパーミ
エーションクロマトグラフィー(GPC)法による重量
平均分子量が15,000〜300,000で、ポリエ
ステル樹脂(A)中の疎水性基(a1)が炭素原子数4
〜20のアルキル基又は炭素原子数4〜20のアルケニ
ル基で、かつ、カルボキシル基以外のイオン性基(a
2)としてスルホン酸基および/またはその塩を有する
ポリエステル樹脂である、請求項11記載の接着剤用球
形ポリエステル樹脂粒子。 - 【請求項13】 ポリエステル樹脂(A)中のカルボキ
シル基以外のイオン性基(a2)の量が、ポリエステル
樹脂(A)1,000g当たり0.001〜0.7当量
である、請求項11または12記載の接着剤用球形ポリ
エステル樹脂粒子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001231124A JP2003041228A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体とその製造方法、および、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001231124A JP2003041228A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体とその製造方法、および、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003041228A true JP2003041228A (ja) | 2003-02-13 |
Family
ID=19063219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001231124A Pending JP2003041228A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体とその製造方法、および、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003041228A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010090398A (ja) * | 2010-01-29 | 2010-04-22 | Toyobo Co Ltd | ポリエステル樹脂水分散体の製造方法 |
| JP2015501355A (ja) * | 2011-10-19 | 2015-01-15 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 薄い融解コーティングを有する物品及び同物品の製造方法 |
-
2001
- 2001-07-31 JP JP2001231124A patent/JP2003041228A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010090398A (ja) * | 2010-01-29 | 2010-04-22 | Toyobo Co Ltd | ポリエステル樹脂水分散体の製造方法 |
| JP2015501355A (ja) * | 2011-10-19 | 2015-01-15 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 薄い融解コーティングを有する物品及び同物品の製造方法 |
| US10005925B2 (en) | 2011-10-19 | 2018-06-26 | 3M Innovative Properties Company | Articles with thin melt coatings and methods for making same |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100849962B1 (ko) | 열가소성 수지 미립자 수성 분산체의 제조 방법 및전자사진용 토너 | |
| US6821703B2 (en) | Method for producing polyester resin particle dispersion material, method for producing polyester resin particles, and method for producing electrophotographic spherical toner | |
| JP4269655B2 (ja) | 熱可塑性樹脂微粒子水性分散体の製造方法および電子写真用トナー | |
| JP4106613B2 (ja) | ポリエステル樹脂微粒子水性分散体の製造方法および電子写真用トナー | |
| JP2003041228A (ja) | 接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体とその製造方法、および、接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子とその製造方法 | |
| JP2000191892A (ja) | ポリエステル系水分散体及びその製造方法 | |
| JP3741099B2 (ja) | 接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体とその製造方法、および接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子とその製造方法 | |
| JP2002226819A (ja) | 接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散液 | |
| JP2003012808A (ja) | 接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子分散体の製造方法、及び接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子の製造方法。 | |
| JP2005187515A (ja) | 不織布接着用球形ポリエステル樹脂粒子分散体及び不織布接着用球形ポリエステル樹脂粒子 | |
| JP2002037891A (ja) | 接着剤用球形ポリエステル微粒子の製造方法および接着剤用球形ポリエステル微粒子 | |
| CN1176994C (zh) | 从环氧化单羟基化二烯聚合物制备紫外线可固化粘合剂和密封剂的无非水溶剂方法 | |
| JP4241029B2 (ja) | 熱可塑性樹脂微粒子水性分散体の製造方法および電子写真用トナー | |
| JP4277254B2 (ja) | 熱可塑性樹脂微粒子水性分散体の製造方法および電子写真用トナー | |
| JP2005239869A (ja) | 接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子水分散体 | |
| JP2005281547A (ja) | 接着剤用球形ポリエステル樹脂微粒子水性分散体の製造方法 | |
| JP2005239868A (ja) | 接着剤用球形ポリエステル樹脂粒子水分散体 | |
| JP2004326001A (ja) | 電子写真用トナーの製造方法 | |
| JP3975818B2 (ja) | インクジェット受理コ−ティング剤用樹脂粒子水性分散体、インクジェット受理コ−ティング剤、インクジェット記録紙およびインクジェット受理コ−ティング剤用樹脂粒子水性分散体の製造方法 | |
| JP2003140387A (ja) | 電子写真用球形トナ−の製造方法 | |
| JP4332993B2 (ja) | 電子写真用球形トナ−及びその製造方法 | |
| JP6333146B2 (ja) | トナー粒子および現像剤 | |
| JP2004059839A (ja) | 接着剤用樹脂粒子分散体および接着剤用樹脂粒子 | |
| JP2003221492A (ja) | ポリエステル樹脂粒子水性分散体、電子写真受像紙用コ−ティング剤、電子写真受像紙およびポリエステル樹脂粒子水性分散体の製造方法 | |
| JP2006274002A (ja) | 接着剤用樹脂粒子水分散体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Effective date: 20050812 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |