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JP2002540115A - 酸化防止剤および/または乳化剤としての使用のための、疎水性基を用いて置換された1,5−アンヒドロ−d−フルクトース - Google Patents

酸化防止剤および/または乳化剤としての使用のための、疎水性基を用いて置換された1,5−アンヒドロ−d−フルクトース

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JP2002540115A
JP2002540115A JP2000606606A JP2000606606A JP2002540115A JP 2002540115 A JP2002540115 A JP 2002540115A JP 2000606606 A JP2000606606 A JP 2000606606A JP 2000606606 A JP2000606606 A JP 2000606606A JP 2002540115 A JP2002540115 A JP 2002540115A
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JP
Japan
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anhydrofructose
anhydro
fructose
derivatized
antioxidant
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000606606A
Other languages
English (en)
Inventor
セーレン メラー アンデルセン,
ヤン マルキュッセン,
インゲ ルント,
シュクン ユ,
Original Assignee
ダニスコ エイ/エス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダニスコ エイ/エス filed Critical ダニスコ エイ/エス
Publication of JP2002540115A publication Critical patent/JP2002540115A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • A23BPRESERVATION OF FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES
    • A23B2/00Preservation of foods or foodstuffs, in general
    • A23B2/70Preservation of foods or foodstuffs, in general by treatment with chemicals
    • A23B2/725Preservation of foods or foodstuffs, in general by treatment with chemicals in the form of liquids or solids
    • A23B2/729Organic compounds; Microorganisms; Enzymes
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
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  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 ここに、アンヒドロフルクトース部分のCに(直接的にかまたは間接的に)結合される疎水性基を含む、誘導体化されたアンヒドロフルクトースを提供する。第1の局面において、本発明は、アンヒドロフルクトース部分のCに(直接または間接的に)結合した疎水性基を含む、誘導体化アンヒドロフルクトースを提供する。誘導体化アンヒドロフルクトースは、必要に応じて、任意の適切なキャリアまたは希釈剤との混合物形態であり得る。第2の局面において、本発明は、アンヒドロフルクトース部分のCに(直接または間接的に)結合した疎水性基を含み、必要に応じて任意の適切なキャリアまたは希釈剤との混合物である誘導体化アンヒドロフルクトースを含有する、酸化防止組成物を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、酸化防止組成物に関する。
【0002】 酸化防止剤は、多くの用途(例えば、食品保存)において必要である。
【0003】 文献中で様々な原因による食物の劣化が認識され、そして単一の原因(例えば
、酸化)に起因する劣化の1つまたは別の局面を阻害する個々の化学物質が公知
である。
【0004】 酸化防止剤は、食物および生体系において広く使用される。食物系において、
酸化防止剤は、特に不飽和脂肪酸の酸化を防止するために使用され、そして生体
系において、これらは酸化的ストレスから細胞成分を保護する。
【0005】 脂肪性の物質は、周囲温度においてでさえ、酸化される傾向にあり、そしてこ
の酸化(または酸敗)により、これらの物質は、主に、味および臭いの新しい特
性を得、これらの特性は一般に、これらの脂肪性の物質が、例えば、食物組成物
または化粧品組成物に取り込まれた場合、不快と考えられる。
【0006】 現在、脂肪性の物質または材料を含む組成物において、実際に酸化防止剤の役
割を果たす保護剤が用いられる。
【0007】 公知の酸化防止剤の中で、主に酸素の直接吸着によって作用するアスコルビン
酸が、現在使用される。しかし、アスコルビン酸は、脂肪性の物質にほんのわず
かしか溶解せず、従って、脂肪性材料を酸化から保護するために使用するのが困
難である。さらに、アスコルビン酸は、酵素的褐色化を阻止し得るが、非酵素的
褐色化を促進し、従って、多くの用途に使用され得ない。
【0008】 アスコルビン酸分子を脂肪性材料に可溶化するために、様々なアスコルビルエ
ステル(例えば、アスコルビルステアレート、アスコルビルパルミテートまたは
アスコルビルラウレート)を使用することが提案されている;例えば、C.F.
Bourgeoisの論文、「Revue Francaise des Co
rps Gras」、No.9、353〜356頁(1981年9月)を参照の
こと。
【0009】 その酸化防止特性以外に、アスコルビン酸誘導体は、酸化防止剤(例えば、 トコフェロールまたはカフェー酸およびそのエステル)の再生を支持することに
よって、これらの酸化防止剤の活性を改善するさらなる特性を有することもまた
知られている;例えば、H.S.Olcott、「Oil Soap」,18(
1941),77およびUS−A−2,462,663を参照のこと。
【0010】 アスコルビン酸誘導体+トコフェロールまたはアスコルビン酸誘導体+カフェ
ー酸誘導体型のこれらの2成分の酸化防止剤の様々な改善は、酸化防止効果を再
び改善する第3成分の添加を提供することによって、提案された。これらの3成
分系の第3の成分の中で、p−アミノ安息香酸(US−A−2,462,633
)、リン脂質(R.W.Riemenschneiderら、「Oil Soa
p」1941、47)、およびアミン(Klaui、「The Functio
nal(Technical)Uses of Vitamins」、M.St
ein編、University of Nottingham Semina
r Vitamins、London、England、1971、110頁)
が主に言及され得る。
【0011】 亜硫酸化剤(二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウムおよび亜
硫酸水素カリウム、ならびにメタ亜硫酸水素ナトリウムおよびメタ亜硫酸水素カ
リウムを含む)は、酸化防止剤として働き、そして植物性食品を保存する能力を
有することもまた知られている。亜硫酸塩はまた、加工食品(例えば、矯味矯臭
飲料、シロップ濃縮物、ワインおよび酢)において、ならびに砂糖、コーンスタ
ーチおよびエビの処理における防腐剤として用いられている。しかし、最近、こ
れらの化合物に対するアレルギー反応の報告が増加しているため、これらの使用
は好ましくなくなっている。亜硫酸塩の使用を包含する調節措置が始められ、そ
して生の食物および野菜における亜硫酸塩の「一般に安全であると認められてい
る(generally recognized as safe)」GRAS
使用のもとの状態が、米国食品医薬品庁により撤回された。さらに、米国食品医
薬品庁により、直接または間接的に添加された亜硫酸塩を含むパッケージングさ
れた食物に、標識する要件が課せられた。
【0012】 ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)およびブチルヒドロキシアニソール(
BHA)のような、食料品のための合成酸化防止剤が公知である。しかし、これ
らの化合物は、食料品に添加される量が厳しく規制されるべきであるという点で
、不利である。例えば、脂肪および油、またはバター中のBHTまたはBHAの
、日本の安全規則における最大許容含有量は、0.02%を越えてはならず、こ
のような制限は、いくつかの場合において、不十分な酸化防止効果をもたらす。
【0013】 食料品用の上記の指定された酸化防止剤に加えて、いくつかの化合物が提案さ
れ、例えば、α/ω−ビス(2,5−ジヒドロキシフェニル)アルカンが、日本
特許公開第42−6973号に開示され、そしてヘキサヒドロクルクミンまたは
オクタヒドロクルクミンが、日本特許公開第48−39930号に開示される。
しかし、これらの化合物は、それらの合成および有効性における欠点を有する。
一般に、食品添加物において、天然産物に由来する酸化防止剤は、安全性および
味の観点から、合成酸化防止剤より好ましい。
【0014】 US−A−4195101は、2’,6’−ジヒドロキシ−9−(2,5−ジ
ヒドロキシフェニル)オクチルフェノンの酸化防止剤としての使用を提案する。
この化合物は食料品(例えば、ラードなど)の酸化防止剤として役立ち、従来の
酸化防止剤であるBHAよりも高い酸化防止活性を示すことが、教示されている
。US−A−4195101は、メースまたはMyristica芳香性Hau
tt(公知のスパイス)を、石油エーテル、ジエチルエーテル、n−ヘキサンお
よび四塩化炭素で抽出し、そして分離し、続いてカラムクロマトグラフィー分離
を行うことによる、化合物の調製を開示する。
【0015】 第1の局面において、本発明は、アンヒドロフルクトース部分のCに(直接ま
たは間接的に)結合した疎水性基を含む、誘導体化アンヒドロフルクトースを提
供する。
【0016】 誘導体化アンヒドロフルクトースは、必要に応じて、任意の適切なキャリアま
たは希釈剤との混合物形態であり得る。
【0017】 従って、第2の局面において、本発明は、アンヒドロフルクトース部分のCに
(直接または間接的に)結合した疎水性基を含み、必要に応じて任意の適切なキ
ャリアまたは希釈剤との混合物である誘導体化アンヒドロフルクトースを含有す
る、酸化防止組成物を提供する。
【0018】 本発明者らは、本発明の化合物が酸化防止剤として働き得ることを確認した。
【0019】 第3の局面において、本発明は、アンヒドロフルクトース部分のCに(直接ま
たは間接的に)結合した疎水性基を含む誘導体化アンヒドロフルクトースの、酸
化防止剤としての使用を提供する。
【0020】 本発明者らは、本発明の化合物が乳化剤として働き得ることを確認した。
【0021】 第4の局面において、本発明は、アンヒドロフルクトース部分のCに(直接ま
たは間接的に)結合した疎水性基を含む誘導体化アンヒドロフルクトースの、乳
化剤としての使用を提供する。
【0022】 本発明者らは、本発明の化合物が、酸化防止剤および乳化剤としてはたらき得
ることを確認した。
【0023】 第5の局面において、本発明は、アンヒドロフルクトース部分のCに(直接ま
たは間接的に)結合した疎水性基を含む誘導体化アンヒドロフルクトースの、酸
化防止剤および乳化剤としての使用を提供する。
【0024】 好ましくは、疎水性基は、アンヒドロフルクトース部分のCに間接的に結合さ
れる。
【0025】 好ましくは、疎水性基は、アンヒドロフルクトース部分のC6に結合される。
【0026】 好ましくは、疎水性基は、エステル基を介して、アンヒドロフルクトース部分
のC6に結合される。
【0027】 好ましくは、疎水性基は、脂肪酸である。
【0028】 好ましくは、誘導体化アンヒドロフルクトースは、アンヒドロフルクトースを
化学的に誘導体化することによって調製される。
【0029】 好ましくは、このアンヒドロフルクトースは、アンヒドロフルクトースを酵素
的に誘導体化することによって調製される。
【0030】 第6の局面において、本発明は、本発明に従う誘導体化アンヒドロフルクトー
スを含有する食品の製造において使用するための食品および組成物を提供する。
【0031】 上記のように、酸化防止剤は、食物および生体系において広く使用される。食
物系において、酸化防止剤は、特に、不飽和脂肪酸の酸化を防止するために使用
され、そして生体系において、これらは細胞成分を酸化的ストレスから保護する
。脂肪性物質は、周囲温度においてでさえ、酸化される傾向にあり、そしてこの
酸化(または酸敗)により、これらの物質は、主に、味および臭いの新しい特性
を得、これらの特性は一般に、これらの脂肪性の物質が、例えば、食物組成物ま
たは化粧品組成物に取り込まれた場合、不快と考えられる。
【0032】 酸化防止剤は提供され得るが、これは、脂質について、その酸化防止活性を十
分には示し得ない。このことは、この脂質が、脂質/水混合物の親油性相中に存
在する場合、特に問題となる。
【0033】 本発明は、脂質について、酸化防止活性をより十分に示し得る酸化防止剤を提
供する。図3から理解され得るように、1,5−アンヒドロ−D−フルクトース
またはアスコルビン酸のような化合物が、脂質/水懸濁液中に存在する場合、こ
の1,5−アンヒドロ−D−フルクトースは水相中にのみ存在する。親油性相に
ついて酸化防止剤として作用するために、1,5−アンヒドロ−D−フルクトー
スは、親油性相と接触されるかまたはこれに接近されるべきである。従って、ア
ンヒドロフルクトースが水相にのみ存在するか、または水相に接近して存在する
ため、このアンヒドロフルクトースは、親油性相を酸化から効果的に保護しない
【0034】 対照的に、本発明に従う疎水性基を含む誘導体化アンヒドロフルクトース(例
えば、6−O−アシル−1,5−アンヒドロ−D−フルクトース)は、親油性相
を酸化から効果的に保護し得る。図4は、本発明に従う化合物、すなわち6−O
−アシル−1,5−アンヒドロ−D−フルクトースにおいて、疎水性基は、懸濁
液の親油性相と接触していることを示す。次いで、アンヒドロフルクトースは、
親油性相に対する酸化防止効果を示し得る。
【0035】 好ましくは、本発明の化合物は、6−O−アシル−1,5−アンヒドロ−D−
フルクトースである。
【0036】 以下の式:
【0037】
【化1】 を有する1,5−アンヒドロ−D−フルクトースは、グルコース(6工程、全収
率21%)(Tetrahedron Lett.1980,21,1429〜
1432を参照のこと);1,5−アンヒドロ−D−グルシトール(4工程、全
収率30%)(日本特許出願61−213733(1986)を参照のこと)か
ら化学的に合成され得る。これはまた、1,5−アンヒドロ−D−グルシトール
から酵素的に合成され得るか(J.Biochem.1986,99,607〜
613(分析的)、およびChem.Eur.J.1998,4(12),24
42〜2455(調製用スケール)を参照のこと)、またはα−1,4−グルカ
ンから酵素的に合成され得る(収率40〜50%)(Phytochemist
ry,1988,27(11)、3401〜3403を参照のこと)。
【0038】 水溶液において、1,5−アンヒドロ−D−フルクトースは、以下に示される
構造を有する:
【0039】
【化2】 この構造は、1,5−アンヒドロ−D−フルクトース水和物を表す。1,5−ア
ンヒドロ−D−フルクトース水和物は、Biotechnol.Appl.Bi
ochem.,1993,18,275〜283に開示される。
【0040】 非水溶液において、1,5−アンヒドロ−D−フルクトースは、以下の構造を
有する:
【0041】
【化3】 これらの構造は、13C NMRおよび1H NMRにより決定され得る。J.C
arbohydrate Chemistry,1998,17(7),102
7〜1035。
【0042】 J.Carbohydrate Chemistry,1998,17(7)
,1027〜1035により、無水1,5−アンヒドロ−D−フルクトースの組
成物は、モノマーケトン35%;I型ダイマー43%;II型ダイマー22%で
あることが決定された:
【0043】
【化4】 (単一反応) 1,5−アンヒドロ−D−フルクトースは、以下のように酸化され得る:
【0044】
【化5】 酸化は、1,5−アンヒドロ−D−フルクトース+O2の弱アルカリ水溶液中
で行われ得る。3位の−OHの1,5−アンヒドロ−D−エリスロ−ヘキサ−2
,3−ジウロースへの酸化(1週間後の収率75%)が観察された。
【0045】 6−O−アシル−1,5−アンヒドロ−D−フルクトースの構造は、以下に表
される:
【0046】
【化6】 6−O−アシル−1,5−アンヒドロ−D−フルクトースは、本発明に従う化合
物として、特に好ましい。なぜなら、これはおそらく容易に分解可能であり、従
って、環境に優しいと考えられるからである−JAOCS 1996,73(7
),929〜933。
【0047】 6−O−アシル−1,5−アンヒドロ−D−フルクトースの調製は、化学的ア
プローチまたは酵素的アプローチによって焦点を当てられ得る。
【0048】 化学的アプローチは、以下のアンヒドロフルクトースのC12エステルの合成の
ための反応を包含し得る:
【0049】
【化7】 この反応は、ラウロイルクロリドおよびピリジンを用いて行われる。アシル化部
位は、NH2ORの誘導体化によって導入され、続いて生成物の分離およびNM
Rが行われる。生成物は以下であることが見出された: 50% 6−O−アシル−1,5−アンヒドロ−D−フルクトース 11% 3−O−アシル−1,5−アンヒドロ−D−フルクトース 好ましくは、本発明に従う化合物は、GB−A−2296717に従って調製
される1,5−アンヒドロ−D−フルクトースから調製される。換言すれば、好
ましい1,5−アンヒドロ−D−フルクトースは、酵素が実質的に純粋な形態で
用いられることで特徴付けられる、α−1,4−グルカンリアーゼを用いて、α
−1,4−グルカンを処理する工程を包含する方法により調製される。
【0050】 6−O−アシル−1,5−アンヒドロ−D−フルクトースを調製するための酵
素学的アプローチは、リパーゼおよびプロテアーゼの使用を含み得る。水溶液中
において、リパーゼおよびプロテアーゼは、エステル結合を切断する。リパーゼ
は、糖特異的であり、そしてプロテアーゼは、脂肪酸特異的である。しかし、S
ynthesis 1990,112−115は、非水溶液中のリパーゼおよび
プロテアーゼが、活性の逆転を表し、そしてエステル結合を形成することを開示
する。従って、非水溶液中のリパーゼおよびプロテアーゼは、本発明に従って化
合物の調製に用いられ得る。
【0051】 J.Chem.Soc.Perkin Trans.I,1995,2203
−2222に従って、リパーゼは、本発明に従う化合物の調製のための適切なリ
パーゼを同定するためにスクリーニングされた。ピリジンを用いるスクリーニン
グは、Candida antarctica、Pseudomonas ce
pacia、Psudomonas fluorescens、およびブタ(h
og)膵臓を同定した。tBuOH:ピリジン2:1を用いるスクリーニングは
、Candida antarctica、Candida cylindra
cea、Pseudomonas cepacia、Psudomonas f
luorescens、ブタ膵臓を同定した。
【0052】 従って、本発明に従う好ましい化合物は、Candida antarcti
ca、Pseudomonas cepacia、Psudomonas fl
uorescens、ブタ膵臓、またはCandida cylindrace
aから得られたリパーゼを用いて調製される。
【0053】 本発明に従う好ましい化合物は、Candida antarctica由来
のリパーゼを用いて調製される。Candida antarcticaは、N
ovozym 435の名称で、Novo Nodisk A/S、Denma
rkから得られ得る。
【0054】 この酵素学的アプローチは、ラウリル酸を用いる、1,5−アンヒドロ−D−
フルクトースの酵素的アシル化によって、6−O−アシル−1,5−アンヒドロ
−D−フルクトースを形成することにより実証された。
【0055】
【表1】 化学的アプローチは、以下のラウリル酸、パルミチン酸、およびステアリン酸
を用いる1,5−アンヒドロ−D−フルクトースの、6−O−アシル−1,5−
アンヒドロ−D−フルクトースへの定量的転換を含み得る。
【0056】
【化8】 この反応は、モノマーケトン/ダイマー1型/ダイマー2型−1:3:1を含
む組成物を形成する。この混合物は、シリカでのクロマトグラフィーにより精製
されて、約70%の収率で得られ得る。
【0057】 本発明は、例示のみの目的で、以下の添付の図面を参照して、本明細書中で、
記載される: 図1は、スキーム1を示す。 図2は、スキーム2を示す。 図3は、本発明に従わない組成物を示す。 図4は、本発明に従う組成物を示す。
【0058】 (実施例) 1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)は、エネジオール(図1)に互
変異性し得、従って潜在的に新規の酸化防止剤(L−アスコルビン酸[1]に類
似する)であり得る。酸化防止剤は、食物および生物学的系の両方において重要
である:食物において、これらは、特に、不飽和脂肪酸の酸化を防止するために
用いられるが、生物学的系において、これらは、酸化的ストレスから細胞成分を
保護する。1,5−アンヒドロ−D−フルクトースは、α−1,4−グルカン[
2−4]から分解生成物として容易に生成される。これは、既存の酸化防止剤に
対する興味深い代替物である。
【0059】 1,5−アンヒドロ−D−フルクトースのエノール化。
【0060】
【化9】 食物系は、代表的には、水および油の異種懸濁液から構成される。その疎水性
により、1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)は、水相に留まり、従っ
て、酸化から脂質相をを保護するのに有効ではない。炭化水素の脂肪酸エステル
は、両親媒性特性を有し[5]、そして水相と脂質相との間の界面に存在するの
で、これらの化合物は、酸化に対する1よりも、よりよく脂質相を保護する。こ
のクラスの化合物(糖に基づく非イオン性界面活性剤)は、食物適用に加えて、
他の重要な用途(例えば、膜からのタンパク質の抽出、および疎水性分子の可溶
化)を有する。これらはまた、抗HIV活性および抗Aspergillus
fumigatus活性を示す[6]。さらに、糖質の脂肪酸エステルは、再生
可能な供給源[7]から、生分解可能に、無害に、かつ安価に製造される。
【0061】 (2.結果および考察) 酸化防止剤としての1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)の使用は、
1の回避不能な酸化を意味する、それ故、酸化防止製品の同定は、食物における
1の使用のために重要である。糖質の酸化は、多数の方法(例えば、H22また
はO2での処理)で達成され得る[8、9]。分子酸素を用いる1の酸化は、食
物中の酸化防止剤として1を評価するために、特に重要である。
【0062】 酸素雰囲気下で1週間、1の水溶液を攪拌することは、酸化を引き起こさない
が、pHを8.5まで上昇させた場合、1をC−3で容易に酸化させて、1,5
−アンヒドロ−D−erythro−ヘキソ−2,3−ジウロース(2)(1日
後に50%の転換および6日後に75%の転換)を得た。後者の化合物はまた、
2−および3−オキソ−グルコピラノシドからの、アルカリ分解生成物として報
告されている[10、11]。NaBH4を用いるα−ジケトン2の還元は、4
つの可能な立体異性の1,5−アンヒドロ−D−ヘキシトールを与えた。酸素の
非存在下での実験を繰り返すことにより、1および異性体化合物(25%)の混
合物を、13C NMR分析により観察した。反応混合物の還元により、上記の立
体異性の1,5−アンヒドロ−D−ヘキシトールの3つを得た。実験をD2O中
で行った場合、1のH−3プロトンは、24時間以内に重水素で置換された。同
様に形成した異性体は、1つの取込まれた重水素を有した。このことは、C−2
とC−3との間のエノール化を示す。これらの知見および2−オキソ−グルコピ
ラノシドのアルカリ分解によるアナログ[11]に基づいて、異性体の構造を、
1,5−アンヒドロ−D−ribo−ヘクス−3−ウロース(3)と決定した。
より強力な水性塩基(pH13−14)中の1,5−アンヒドロ−D−フルクト
ース(1)のアルカリ分解とは対照的に、脱離およびベンジル酸転位は生じずに
、サッカリン酸を得た[12]。
【0063】 (スキーム1.1,5−アンヒドロ−D−フルクトースの酸化) 可能性のある酸化防止化合物として、1の脂肪酸エステルを得るために、一級
ヒドロキシル基を選択的にアシル化することが重要である。1,5−アンヒドロ
−D−フルクトース(1)のモノアシル化は、原理的に、OH−3、OH−4、
またはOH−6で達成され得るが、1の冗漫な保護工程および脱保護工程を避け
るため、ならびに酸化防止活性[13、14]を保存するために、一級ヒドロキ
シル基を直接アシル化することが望ましい。1のアシル化反応を、1,5−アン
ヒドロ−D−フルクトース[15,16]のダイマー構造により達成した。一級
ヒドロキシル基の不完全な立体選択的アシル化は、7つの生成物を生じる。反応
のモニタリングを容易にするために、この反応混合物を、ヒドロキシルアミンを
用いて誘導体化した。このヒドロキシルアミンは、対応するモノマーオキシムへ
と生成物を定量的に転換する。
【0064】 1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)を、低温度でピリジン中でラウ
ロイルクロリドを用いて、立体選択的にアシル化した。ヒドロキシルアミン基を
用いる誘導体化およびクロマトグラフィーによる生成物の分離の後、6−O−ラ
ウロイル−1,5−アンヒドロ−D−フルクトースオキシム(4b)(50%)
および3−O−ラウロイル−1,5−アンヒドロ−D−フルクトースオキシム(
5b)(11%)を単離した。あるいは、カルボニル基を、O−ベンジルヒドロ
キシルアミンを用いて保護して、対応するO−ベンジルオキシム4cおよび5c
を得た。アシル化炭素上の水素の相対的低磁場シフトにより、アシル基の位置を
1H NMR分析により決定した。比較のために、メチルα−D−グルコピラ
ノシドを、低温でピリジン中のラウロイルクロリドを用いて、27%の収率で、
一級ヒドロキシル基で立体選択的にアシル化し得る[17]。1のアシル化にお
ける、この改善された立体選択性は、おそらく、1,5−アンヒドロ−D−フル
クトース(1)のダイマー形態における立体障害に起因する。N−ラウロイルチ
アゾリン−2−チオンのような活性化エステル[18]またはMitsunob
u条件[19]を用いることは、立体選択性を改善しないが、1,5−アンヒド
ロ−D−フルクトース(1)のいくつかの分解を引き起こす。これらの手順にお
いて、NaH、DMAP、またはPPh3のような塩基の付加が必要であり、お
そらくアルカリ分解を引き起こす。N−ラウロイルチアゾリン−2−チオンを用
いる1の立体選択的アシル化、次いで誘導体化から単離される唯一の生成物は、
3−O−ラウロイル−1,5−アンヒドロ−D−フルクトースオキシム(5b)
であった。従って、3−O−アシル化は、L−アスコルビン酸の類似の誘導体に
ついて知られているように[13、14]、分解に対して5aを安定化する。
【0065】 (スキーム2.立体選択的アシル化) 化学手順に対する興味深い代替物は、未保護糖の一級ヒドロキシル基の脂肪酸
を用いる立体選択的アシル化のための、リパーゼおよびプロテアーゼの使用であ
る[20−22]。脂肪酸を用いる糖の酵素的アシル化は、有機溶媒中[23]
、最小限の有機溶媒(アジュバント技術)中[24]、または無用媒[25、2
6]で達成される。最近、超臨界CO2もまた、用いられている[27]。
【0066】 初めに、9個の異なる生物由来の市販のリパーゼを、1,5−アンヒドロ−D
−フルクトース(1)の立体選択的アシル化のためにスクリーニングした。ピリ
ジン中で、Candida antarctica、Pseudomonas
cepacia、Psudomonas fluorescens、およびブタ
膵臓由来のリパーゼは、活性だった(表1におけるスクリーニング1)。ピリジ
ンのような極性溶媒は、リパーゼ活性を阻害するので、このスクリーニングを、
またtert−BuOHおよびピリジン(2:1の割合)の混合液中で行った。
同じリパーゼが、Candida cylindracea由来のリパーゼと共
に活性であったことを見出した。Candida antarctica由来の
リパーゼは、両方のスクリーニングにおいて、他のリパーゼと比べて良好な活性
を示したので、さらなる研究のために選択した。
【0067】 (表1.スクリーニング1および2) (表1) (1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)aの酵素的立体選択的アシル
化についてのリパーゼのスクリーニング)
【0068】
【表2】 1,5−アンヒドロ−6−O−ラウロイル−D−フルクトース(4a)へのラ
ウリル酸を用いる1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)の酵素的アシル
化を、糖:脂肪酸の割合、乾燥剤(モレキュラーシーブ)の量、温度、および反
応時間を変化させることにより、種々の溶媒において研究した(表2)。等モル
量の1、ラウリル酸、およびリパーゼを、tert−BuOH中で40℃にて2
4時間、単純に攪拌することにより、21%の転換を生じた。この反応は可逆的
であるが、いくつかの要素が、完全な転換に対する平衡をシフトし得る:生成物
の結晶化、水の除去、および糖:脂肪酸の割合。1,5−アンヒドロ−D−フル
クトース(1)由来のアシル化生成物は、反応混合物から結晶化しないので、水
の除去および1:脂肪酸の割合を調査した。過剰の乾燥剤(3Åのモレキュラー
シーブ)の添加は、24時間後の転換を66%まで増加させた。大過剰のモレキ
ュラーシーブは、酵素反応を最適化するために必要であった(モレキュラーシー
ブの容量(20%(w/w))よりも非常に多い)ことに注目すべきである。過
剰のモレキュラーシーブと共に、3モル等量までの脂肪酸の量の増加により、7
3%の転換を生じ、そして粉末型モレキュラーシーブを用いることにより24時
間後に78%の転換を得た。48時間までの反応時間の延長により、13C NM
Rにより示されるように、1の6−Oラウロイルエステル4aへの定量的転換を
生じた。酵素的アシル化を、tert−BuOHの還流下か、または水を除去す
るために70℃かつ低圧での、単純な脂肪酸の融解下で行った場合[25、26
]、脱離生成物およびジアシル化生成物のような、いくつかの副生成物を形成し
た。
【0069】 (表2.リパーゼ−実験) (表2−1、5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)のラウリル酸aを用い
る酵素的アシル化)
【0070】
【表3】 a代表的な実験:1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(200mg)、ラウ
リル酸、Novozyme435(200mg)、3Åモレキュラーシーブおよ
び溶媒(10mL)を、示される時間および温度で攪拌した。固体をろ過し、そ
してピリジンで洗浄した。この濾液を濃縮した;ピリジン(2mL)およびNH 2 OH、HCL(200mg)を添加し、そして1時間攪拌し、次いで13C N
MR分析した。
【0071】 反応をさらに単純化するために、アセトンを溶媒として用い、そして酵素的ア
シル化を室温で行った。これらの反応条件下、1を定量的な収率で、3〜7日間
で対応する6−O−アセチル化生成物4a、6a、および7a(1のラウロイル
エステル、パルミトイルエステル、ステロイルエステル)に転換した(表3)。
【0072】 (表3.異なる脂肪酸)
【0073】
【表4】 無水1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)と同様に、6−O−アシル
化生成物4a、6aおよび7aは、ダイマーケタールを形成する[15,16]
。従って、このアシル化生成物は、モノマーケトン、ダイマー型Iおよびダイマ
ー型IIの混合物として存在した(スキーム2)。
【0074】 結論として、1,5−アンヒドロ−D−フルクトースの6−O−アシル化誘導
体の有望な酵素的合成が達成された。1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(
1)のこれらの型の生分解性脂肪酸エステルは、抗酸化特性および乳化特性の両
方を有する。
【0075】 (表4.13C NMR)
【0076】
【表5】 (表5.1H NMR)
【0077】
【表6】 (3.実験) 一般的方法.−1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)を水溶液から凍
結乾燥し、使用前に3回、残留する水をトルエンと共沸させた。モレキュラーシ
ーブをアルゴン流中において、ヒートガン(heatgun)で活性化した。t
ert−BuOHおよびピリジンを、CaH2から3Åモレキュラーシーブ上へ
蒸留し、アセトンをMgSO4で乾燥し、塩化ラウロイルを使用前に蒸留した。
スクリーニングに使用した酵素を2日間「Blue Gel」で減圧下で乾燥し
た。この反応は、他に述べない限り、アルゴン雰囲気中で行った。1H NMR
スペクトルおよび13C NMRスペクトルを、Bruker機器AC250(周
囲の温度)またはAM500(300K)で記録した。ピリジン中の1H NM
Rスペクトルおよび13C NMRスペクトルについて、その溶媒ピークを基準と
して使用した。D2O中の13C NMRについて、アセトン(δ=30.89p
pm)を内部基準をして使用した。融点は補正していない。旋光性をPerki
n−Elmer241偏光計で測定した。ミクロ分析は、コペンハーゲン大学の
The Microanalytical Department、およびウィ
ーン大学のInstitut fur Physikalische Chem
ieによって実施した。TLCを、予めコートされたkieselgel60F 254 上で実施し、スポットを1.5%(w/w)(NH46Mo724・4H2
、1%(w/w)Ce(SO42・4H2Oおよび10%(v/v)H2SO4
混合物でスプレイし、続いて加熱することによって視覚化した。フラッシュクロ
マトグラフィーをシリカゲル60(Grace AB Amicon,35〜7
0μm)上で実施した。HPLCを、蒸発光散乱検出器(ELSD)を備えるW
aters 8NVC186逆相カラム上で実施した。エバポレーションを、4
5℃未満の温度で減圧下実施した。
【0078】 1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)の酸化.−1,5−アンヒドロ
−D−フルクトース(1)(464mg,2.9mmol)をH2O(5mL)
に溶解し、24時間放置した。NaHCO3(257mg,3.0mmol)を
加え、pH 8.5を得、この反応混合物をO2雰囲気下で撹拌した。この反応
13C NMRによって追跡した。24時間後:1,5−アンヒドロ−D−er
ythro−ヘキソ−2,3−ジウロース(2)への50%転化、および6時間
後:75%転化。13C NMRで見られるように、サンプルをNaBH4で4つ
の可能な1,5−アンヒドロ−D−ヘキシトールに還元した。
【0079】 D2O中の1,5−アンヒドロ−D−erythro−ヘキソ−2,3−ジウ
ロース(2)(62.9MHz、DEPTによって帰属したシグナル):δ17
9.1および178.5(C−2およびC−3)、83.5(C−5)、70.
5(C−4)、69.5(C−1)および61.6(C−6)。
【0080】 弱アルカリ水溶液中の1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1).−1,
5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)(639mg,3.9mmol)をH 2 O(10mL)に溶解し、24時間放置した。NaHCO3(333mg、4.
0mmol)を加えて、pH8.5とし、この反応を13C NMRで追跡した。
24時間後、1(75%)と異性体:1,5−アンヒドロ−D−ribo−ヘキ
サ−3−ウロース(3)(25%)との間で平衡に達した。13C NMRで見ら
れるように、サンプルをNaBH4で、上記の3つの1,5−アンヒドロ−D−
ヘキシトールに還元した。
【0081】 1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)のアルカリ転位をD2O中で繰
り返し、13C NMRで見られるように、1のH−3および3のH−2を24時
間以内に重水素で置換した。
【0082】 D2O中の1,5−アンヒドロ−D−ribo−ヘキサ−3−ウロース(3)
(62.9MHz、DEPTによって帰属し、D2O中の1のアルカリ分解に由
来するシグナル):δ206.2(C−3),75.8(C−5)、73.1(
C−2)、68.4(C−1)、66.8(C−4)および62.1(C−6)
【0083】 1,5−アンヒドロ−6−O−ラウロイル−D−フルクトースオキシム(4b
)および1,5−アンヒドロ−3−O−ラウロイル−D−フルクトースオキシム
(5b).−1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)(1.0g,6.3
mmol)をピリジン(30mL)に溶解し、この溶液を0℃に冷却した。塩化
ラウロイル(1.50mL、6.3mmol)を滴下し、反応混合物を0℃で1
時間撹拌し、室温で3時間撹拌した。次いで、MeOH(1mL)を加え、1時
間後、NH2OH、HCl(660mg,9.5mmol)を加え、この混合物
を24時間撹拌した。この反応混合物を濃縮し、生成物をクロマトグラフィー(
64gシリカ、ヘキサン:EtOAc3:1〜1:2で溶出した)によって分離
し、1,5−アンヒドロ−6−O−ラウロイル−D−フルクトースオキシム(4
b)(1.1g,50%)、mp89〜96℃を得、そして1,5−アンヒドロ
−3−O−ラウロイル−D−フルクトースオキシム(5b)(250mg,11
%)をシロップ状物として得た。4bおよび5bの分析サンプルをクロマトグラ
フィーによって調製した。
【0084】 1,5−アンヒドロ−6−O−ラウロイル−D−フルクトースオキシム(4b
):mp90〜101℃;[α]D−13.5°(c1.1MeOH)。C183 3 NO6の分析計算値:C,60.14;H,9.25;N,3.90。実測値:
C,60.35;H,9.18;N,4.10)。
【0085】 1,5−アンヒドロ−3−O−ラウロイル−D−フルクトースオキシム(5b
):[α]D−45.7°(c1.1MeOH)。C1833NO6についてのHR
MS計算値:359.2309(M);実測値:359.2297。
【0086】 1,5−アンヒドロ−6−O−ラウロイル−D−フルクトースO−ベンジルオ
キシム(4c)および1,5−アンヒドロ−3−O−ラウロイル−D−フルクト
ースO−ベンジルオキシム(5c).−上記と同じ手順を使用して、ピリジン(
10mL)中で、1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)(227mg,
1.4mmol)を塩化ラウロイル(0.332mL,1.4mmol)でアシ
ル化し、続いて、BnONH2、HCl(236mg,1.5mmol)を添加
した。24時間撹拌後、この混合物を濃縮した。この生成物をクロマトグラフィ
ー(20gシリカ、ヘキサン:EtOAc3:1〜1:1で溶出)で分離し、1
,5−アンヒドロ−6−O−ラウロイル−D−フルクトースO−ベンジルオキシ
ム(4c)(287mg,46%)および1,5−アンヒドロ−3−O−ラウロ
イル−D−フルクトースO−ベンジルオキシム(5c)(43mg,7%)を得
た。4cおよび5cの分析サンプルをクロマトグラフィーによって調製した。
【0087】 1,5−アンヒドロ−6−O−ラウロイル−D−フルクトースO−ベンジルオ
キシム(4c):mp45〜50℃;[α]D−9.6°(c1.0MeOH)
。C2539NO6についてのHRMS計算値:450.2856(M+H+);実
測値:450.2854。
【0088】 1,5−アンヒドロ−3−O−ラウロイル−D−フルクトースO−ベンジルオ
キシム(5c):mp48〜51℃;[α]D−51.7°(c1.3MeOH
)。C2539NO6についてのHRMS:450.2856(M+H+);実測値
:450.2845。
【0089】 1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)の位置選択的エステル化のため
のリパーゼのスクリーニング.−スクリーニング1.1,5−アンヒドロ−D−
フルクトース(1)(308mg,1.9mmol)、ラウロイルO−アセトオ
キシム(480mg,1.9mmol)およびピリジン(13mL)の溶液を調
製した。1mLのこの溶液をEppendorf管内の約10mgのリパーゼに
加え、この混合物を30℃で4日間振盪(1000rpm)し、遠心分離(14
000rpm,5分)した。上清のサンプル(0.5mL)を0.5M NH2
OH(ピリジン)(0.5mL)に加え、24時間放置した。この溶液をHPL
Cによって分析した。
【0090】 スクリーニング2.この酵素的反応をtert−BuOH:ピリジン(2:1
)中で、スクリーン1と同じ手順を使用して実施した。
【0091】 (1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)の酵素的位置選択的アシル化
) 1,5−アンヒドロ−6−O−ラウロイル−D−フルクトース(4a).−1
,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)(1.1g,6.7mmol)、ラ
ウリン酸(4.0g,20.2mmol)、Novozym435(1.1g)
および3Åモレキュラーシーブ(21.8g)をアセトン(95mL)中に懸濁
し、72時間撹拌した。ピリジン(30mL)を反応混合物に加え、固体を濾過
し、ピリジン(2×30mL)で洗浄した。この濾液を減圧下で濃縮しシロップ
状物(6.3g)を得た。サンプル(377mg)に、ピリジン(1.5mL)
およびNH2OH、HCl(116mg)を加えた。この溶液を1時間撹拌し、
13C NMRにより1,5−アンヒドロ−6−O−ラウロイル−D−フルクト
ースオキシム(4b)のみからなることを示した。この残りのシロップ状物(5
.9g)をクロマトグラフィー(100gシリカ、ヘキサン:EtOAc:Et
OH、4:1:0次いで0:4:1で溶出)によって精製し、1,5−アンヒド
ロ−6−O−ラウロイル−D−フルクトース(4a)を非晶質固体(1.5g,
67%)として得た。この調製物は、13C NMR[16]によって、モノマー
ケトン(δ82.6,C−5)(20%)、ダイマーI型(δ88.3,C−3
’)(60%)およびダイマーII型(δ89.1,C−3’)(20%)から
なることを示した。この混合物のサンプル(72mg)にNH2OH、HCl(
75mg)およびピリジン(1mL)を加えた。この溶液を1時間撹拌し、13
NMRによって1,5−アンヒドロ−6−O−ラウロイル−D−フルクトース
オキシム(4b)のみからなることを示した。
【0092】 1,5−アンヒドロ−6−O−パルミトイル−D−フルクトース(6a).−
4aと同じ手順を使用して、1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)(1
.0g,6.3mmol)、パルミチン酸(4.9g,19.0mmol)、N
ovozyme435(1.0g)、アセトン(95mL)および3Åモレキュ
ラーシーブ(20.6g)の混合物を72時間撹拌し、続いて後処理し、粗残渣
(6.7g)を得た。サンプル(340mg)にピリジン(1.5mL)および
NH2OH、HCl(116mg)を加えた。この溶液を1時間撹拌し、13
NMRによって、1,5−アンヒドロ−6−O−パルミトイル−D−フルクトー
スオキシム(6b)のみからなることを示した。この残りのシロップ状物(6.
4g)をクロマトグラフィー(100gシリカ、ヘキサン:EtOAc:EtO
H、4:1:0次いで0:4:1で溶出)によって精製し、1,5−アンヒドロ
−6−O−パルミトイル−D−フルクトース(6a)を非晶質固体(1.6g、
68%)として得た。この調製物は、13C NMR[16]によって示されるよ
うに、モノマーケトン(δ82.6,C−5)(20%)、ダイマーI型(δ8
8.3,C−3’)(20%)およびダイマーII(δ89.1,C−3’)(
60%)からなることを示した。サンプル(58mg)にピリジン(1mL)お
よびNH2OH、HCl(57mg)を加えた。この溶液を1時間撹拌し、13
NMRによって示されるように、1,5−アンヒドロ−6−O−パルミトイル
−D−フルクトースオキシム(6b)のみからなることを示した。6bの分析用
サンプルをクロマトグラフィーによって調製した:mp97〜104℃;[α] D −13.4°(c1.1MeOH)。C2241NO6についての計算値:C,6
3.59;H,9.94;N,3.37。実測値:C,63.80;H,9.6
9;N,3.65。
【0093】 1,5−アンヒドロ−6−O−ステアロイル−D−フルクトース(7a).−
4aと同じ手順によって、1,5−アンヒドロ−D−フルクトース(1)(1.
1g,6.6mmol)、ステアリン酸(5.7g,20.0mmol)、No
vozyme435(1.1g)、アセトン(95mL)および3Åモレキュラ
ーシーブ(21.7g)の混合物を168時間撹拌した。後処理により粗残渣(
7.5g)を得た。サンプル(230mg)に、ピリジン(1.0mL)および
NH2OH、HCl(110mg)を加えた。この溶液を1時間撹拌し、13
NMRによって、1,5−アンヒドロ−6−O−ステアロイル−D−フルクトー
スオキシム(7b)のみからなることを示した。この残りの残渣(7.3g)を
クロマトグラフィー(100gシリカ、ヘキサン:EtOAc:EtOH 8:
1:0次いで0:4:1で溶出)によって精製し、1,5−アンヒドロ6−O−
ステアロイル−D−フルクトース(7a)を非晶質固体(1.8g,65%)と
して得た。この調製物は、13C NMR[16]によって示されるように、モノ
マーケトン(δ82.6,C−5)(25%)、ダイマーI型(δ88.3,C
−3’)(50%)およびダイマーII型(δ89.1,C−3’)25%から
なることを示した。サンプル(69mg)にピリジン(0.7mL)およびNH 2 OH、HCl(73mg)を加えた、この溶液を1時間撹拌し、13C NMR
によって、1,5−アンヒドロ−6−O−ステアロイル−D−フルクトースオキ
シム(7b)のみからなることを示した。7bの分析用サンプルを、クロマトグ
ラフィーによって調製した:mp99〜105℃;[α]D−13.0°(c1
.1MeOH)。C2445NO6についての計算値:C,64.98;H,10
.22;N,3.16。実測値:C,64.70;H,9.82;N,3.15
【0094】 (酸化防止剤としての化合物の使用) (50%マヨネーズ中の酸化防止剤としての化合物の使用) 飲食業および小売業の両方におけるサラダ、オープンサンドウィッチなどのた
めに50%マヨネーズが使用される。50%マヨネーズの低い油含量によって、
低カロリー適用に適切となる。
【0095】 典型的なマヨネーズ組成は以下の通りである: 大豆油 50.0% タラゴン酢(10%) 4.0% 卵黄 3.5% 糖 3.0% 塩 1.0% ソルビン酸カリウム 0.1% 水 35.2% MAYODAN602 3.0% レモン香料10251 0.2% MAYODAN602は、良好な安定した油分散および必要とされる粘度を保
証し、それによって長い賞味期限を有する50%マヨネーズを提供する。
【0096】 香料10251は、レモンの新鮮な風味をもつマヨネーズを提供する天然のレ
モン香料である。
【0097】 代表的に、マヨネーズは、以下の方法によって調製する。
【0098】 1)MAYODAN602、糖および塩を乾燥混合する。油2に対して粉末1
の割合で油に分散する。
【0099】 2)水に香料およびソルビン酸カリウムを加え、Korumaミキサに注ぐ。
1)を加える。
【0100】 3)卵黄を加える。
【0101】 4)減圧下で連続的に油を加える。
【0102】 5)油の2/3を(ゆっくり)加えた後、タラゴン酢を残りの1/3の油とブ
レンドし、そして加える。
【0103】 本発明の化合物を、酸化防止剤としてマヨネーズに添加した場合、その結果は
、公知の食物酸化防止剤GRINDOX 142およびGRINDOX 102
9に匹敵する。
【0104】 GRINDOX 142: アスコルビン酸パルミテート 10% 没食子酸プロピル 20% クエン酸 10% 食物グレード乳化剤 60% 25℃における形態 ペースト 色 灰色から薄茶色 密度 1.1g/ml (全ての%は、重量による)。
【0105】 GRINDOX 1029: アスコルビン酸パルミテート 20% 天然のトコフェロール 20% 食物グレード乳化剤 60% 25℃における形態 ペースト 色 明るい茶色 25℃における密度 1.0g/ml (全ての%は、重量による)。
【0106】 試験手順において、酸化防止剤化合物を、酸化防止剤濃度が約500ppmの
オーダーを与えるようにマヨネーズに添加した。次いで、マヨネーズを、温度8
0℃で純粋なO2を含むボンベ熱量計中に配置した。次いで、生成物の実質的な
酸化の発生への誘導期間を測定した。
【0107】 結果から、本発明の化合物が優れた食物酸化防止剤であり、かつ公知の食料品
酸化防止剤GRINDOX 142またはGRINDOX 1029と匹敵する
ことが示される。
【0108】 (50%オイルを含むヨーグルトサラダドレッシングにおける酸化防止剤とし
ての化合物の使用) 50%オイルを含むヨーグルトサラダドレッシングは、サラダ、ポテト、生野
菜サラダ、肉、魚およびゆでた野菜に使用される。
【0109】 (組成物) ダイズ油(soya oil) 50.0% ヨーグルト(プレーン) 39.0% ビネガー(10%) 3.5% 砂糖 3.0% 卵黄 2.0% 塩 1.0% ソルビン酸カリウム 0.1% MAYODAN 525 1.4% 酸マスキング香料 2072 0.02% MAYODAN 525は、特有の乳化安定性を提供し、離液を防止し、均一
なオイル分散および粘性を保証し、生産プロセスに対する許容度を改善し、そし
て長い貯蔵寿命を保証する。
【0110】 香料2072は、天然と同一であり、そのpH値に影響を与えることなくドレ
ッシングの酸味をつけた味を減少する、酸マスキング香料である。
【0111】 (プロセス) 1.乾燥混合MAYODAN 525、砂糖および塩。2部のオイルに対して1
部の粉末の割合で、オイル中で分散させる。 2.香料、ソルビン酸カリウムおよびヨーグルトをKorumaミキサー中に充
填する。1)を添加する。 3.卵黄を添加する。 4.真空下でオイルを連続して添加する。 5.2/3のオイルを(ゆっくりと)添加した後、ビネガーを残りの1/3のオ
イルと混合し、そして添加する。 6.必要である場合、スパイスを添加する。
【0112】 組成物を上記のように試験する。結果から、本発明の化合物が優れた食物酸化
防止剤であることが示される。
【0113】 (乳化特性) W/O乳化剤中のエマルゲーター(emulgator)としての目的の化合
物の試験 (物質): 1)83.4% ダイズ油(84ml) 16.6% 水(16.6g) 2)83.4% ダイズ油(84ml) 16.2% 水(16.2g) 0.4% GRINDSTED(登録商標)CITREM BC(0.
4g) 3)83.4% ダイズ油(84ml) 16.2% 水(16.2g) 0.4% DIMODAN(登録商標)PVP(0.4g) 4)83.4% ダイズ油(84ml) 16.2% 水(16.2g) 0.4% 目的の化合物(0.4g)。
【0114】 (方法:) 1.オイルを60℃に加熱する。 2.84mlの加温したダイズ油(乳化剤を伴ってかまたは伴わずに)を400
mlカップ中で秤量し、次いで温浴中60℃で攪拌(Heidolph、速度2
.5)する。 3.秤量した量の蒸留水(pH4.7)を、攪拌される間中、オイルに添加する
。攪拌を20分続け、そして乳濁液を60℃で維持する。
【0115】 乳化の直後、乳濁液のサンプルを顕微鏡で調査する。残りの乳濁液を、室温で
置かれるカップへ注ぐ。しばらくした後、おそらく水とオイルの分離が続く。
【0116】 (結果)
【0117】
【表7】 (結論) 目的の化合物は、W/O乳化剤として作用する。小さな水滴を作る能力として
評価されたCoIの乳化特性は、GRINDSTED(登録商標)CITREM
BSに近く、そしてDIMODAN(登録商標)PVP.よりも良い。CoI
を用いた乳化は、乳化剤を伴わないコントロールよりも、かなりより安定である
【0118】 GRINDSTED(登録商標)CITREM BCは、クエン酸エステル/
モノグリセリド混合物である。
【0119】 DIMODAN(登録商標)PVPは、蒸留したモノグリセリドである。
【0120】 上記の本明細書で言及した全ての刊行物は、参考として本明細書中で援用され
る。記載された本発明の方法および系の種々の改変および変化は、本発明の範囲
および精神から逸脱することなく当業者に明らかである。本発明を特定の好まし
い実施形態と関連して記載してきたが、要求されたような本発明は、そのような
特定の実施形態に対して過度に制限されるべきでは無いことが理解されるべきで
ある。実際は、化学または関連分野の当業者に対して明らかな、本発明を実行す
るために記載された型の種々の改変は、先の特許請求の範囲内であることが意図
される。
【0121】
【表8】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、スキーム1を示す。
【図2】 図2は、スキーム2を示す。
【図3】 図3は、本発明に従わない組成物を示す。
【図4】 図4は、本発明に従う組成物を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ルント, インゲ デンマーク国 コッケダル ディーケイ− 2980, ローゼンハーベン 118 (72)発明者 ユ, シュクン スウェーデン国 マルモエ エス−212 40, ジイ. ヘジェマンスガータン 29 Fターム(参考) 4B021 LA43 LW07 MC03 MK28 MP01 4B047 LE03 LG22 LG66 4B064 AF02 CA21 CD09 DA10 4C057 BB07 HH03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンヒドロフルクトース部分のCに(直接的にまたは間接的
    に)結合される疎水性基を含む、誘導体化されたアンヒドロフルクトース。
  2. 【請求項2】 前記疎水性基がアンヒドロフルクトース部分のCに間接的に
    結合される、請求項1に記載の誘導体化されたアンヒドロフルクトース。
  3. 【請求項3】 前記疎水性基が前記アンヒドロフルクトース部分のC6に結
    合される、請求項2に記載の誘導体化されたアンヒドロフルクトース。
  4. 【請求項4】 前記疎水性基がエステル基を介して前記アンヒドロフルクト
    ース部分のC6に結合される、請求項3に記載の誘導体化されたアンヒドロフル
    クトース。
  5. 【請求項5】 前記疎水性基が脂肪酸である、請求項1〜請求項4のいずれ
    か1項に記載の誘導体化されたアンヒドロフルクトース。
  6. 【請求項6】 前記誘導体化されたアンヒドロフルクトースが、アンヒドロ
    フルクトースを化学的に誘導体化することによって調製される、請求項1〜請求
    項5のいずれか1項に記載の誘導体化されたアンヒドロフルクトース。
  7. 【請求項7】 前記誘導体化されたアンヒドロフルクトースが、アンヒドロ
    フルクトースを酵素学的に誘導体化することによって調製される、請求項1〜請
    求項5のいずれか1項に記載の誘導体化されたアンヒドロフルクトース。
  8. 【請求項8】 必要に応じて任意の適切なキャリアまたは希釈剤と混合され
    る、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の誘導体化されたアンヒドロフル
    クトースを含む、酸化防止剤組成物。
  9. 【請求項9】 酸化防止剤として請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載
    の誘導体化されたアンヒドロフルクトースの、使用。
  10. 【請求項10】 乳化剤として請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の
    誘導体化されたアンヒドロフルクトースの、使用。
  11. 【請求項11】 酸化防止剤および乳化剤として請求項1〜請求項7のいず
    れか1項に記載の誘導体化されたアンヒドロフルクトースの、使用。
  12. 【請求項12】 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の誘導体化され
    たアンヒドロフルクトースを含む、食品または食品の製造における使用のための
    組成物。
  13. 【請求項13】 いずれか1つの実施例を参照して実質的に先の本明細書中
    に記載されたような、誘導体化されたアンヒドロフルクトース。
  14. 【請求項14】 いずれか1つの実施例を参照して実質的に先の本明細書中
    に記載されたような、酸化防止剤組成物。
  15. 【請求項15】 いずれか1つの実施例を参照して実質的に先の本明細書中
    に記載されたような、誘導体化されたアンヒドロフルクトースの使用。
  16. 【請求項16】 いずれか1つの実施例を参照して実質的に先の本明細書中
    に記載されたような、誘導体化されたアンヒドロフルクトースを含む、食品また
    は食品の製造における使用のための組成物。
JP2000606606A 1999-03-19 2000-03-16 酸化防止剤および/または乳化剤としての使用のための、疎水性基を用いて置換された1,5−アンヒドロ−d−フルクトース Withdrawn JP2002540115A (ja)

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