JP2002338134A - フィルム剥離搬送装置 - Google Patents
フィルム剥離搬送装置Info
- Publication number
- JP2002338134A JP2002338134A JP2001140928A JP2001140928A JP2002338134A JP 2002338134 A JP2002338134 A JP 2002338134A JP 2001140928 A JP2001140928 A JP 2001140928A JP 2001140928 A JP2001140928 A JP 2001140928A JP 2002338134 A JP2002338134 A JP 2002338134A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upstream
- substrate
- belt wheel
- downstream
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
質を確保すること。 【解決手段】 基板Pの搬送面PLに上方から最も接近
して配置された上流側下部ベルト車21と、上流側下部
ベルト車21に巻き掛けられて上方に向かって延在する
上流側無端ベルト23とを含む上側ベルト機構20を備
えているフィルム剥離搬送装置100。上流側下部ベル
ト車21は、変位自在に支持されると共に圧縮コイルば
ね60によって、上流側無端ベルト23の最下面と基板
Pの搬送面PLとの間の隙間Sが最少となる基準位置に
位置付けられている。隙間Sを越える厚さを有する基板
Pが搬送されると、上流側下部ベルト車21は、基板P
の押上作用により、圧縮コイルばね60に抗して隙間S
が拡大される下流方向上方に移動させられて基板Pの搬
送が許容される。
Description
片面に貼着されたフィルムの一端部が部分的に剥離され
た該フィルムを基板から完全に剥離させる剥離手段を備
え、剥離手段は、部分的に剥離された該フィルムを基板
から上方に強制的に搬送する上部フィルム剥離搬送手段
を含み、上部フィルム剥離搬送手段は、基板の搬送経路
の上方に配置された上側ベルト機構を含んでいる形態
の、フィルム剥離搬送装置に関する。
ラス繊維強化エポキシ樹脂等から形成されたコア板の両
面に銅はくを貼着して銅張積層板を形成し、銅張積層板
の両面にフォトレジスト層及び保護フィルムを積層した
プリント配線基板素材を使用している。そしてこのプリ
ント配線基板素材の両面に回路パターンを照射してフォ
トレジスト層を露光し、その後において両表面に存在す
る保護フィルム(以下単に「フィルム」と略称する)を
剥離している。
素材のような基板の、少なくとも片面(上面)からフィ
ルムを剥離することができるフィルム剥離搬送装置は、
例えば特開平10−120292号公報に開示されてい
る。該公報に開示されたフィルム剥離搬送装置は、少な
くとも基板の片面に貼着されたフィルムの一端部が部分
的に剥離された該フィルムを基板から完全に剥離させる
剥離手段を備え、剥離手段は、基板の片面に貼着された
フィルムの一端部が部分的に剥離されたフィルムを、基
板から上方に強制的に搬送する上部フィルム剥離搬送手
段を含んでいる。上部フィルム剥離搬送手段は、基板の
搬送経路の上方に配置された上側ベルト機構を含んでい
る。上側ベルト機構には、フィルムを上方に向けて搬送
し次いで基板の搬送方向に向けて搬出する上側搬送搬出
経路が形成されている。
構は、搬送経路に接近して配置された上流側下部ベルト
車と、上流側下部ベルト車の上方に間隔をおいて配置さ
れた上流側上部ベルト車と、上流側上部ベルト車の下流
側に間隔をおいて配置された上部搬出ベルト車と、上流
側下部ベルト車の下流側に配置された下流側下部ベルト
車と、下流側下部ベルト車の上方に間隔をおいて配置さ
れた下流側上部ベルト車と、下流側上部ベルト車の下流
側に間隔をおいて配置された下部搬出ベルト車と、上流
側下部ベルト車、上流側上部ベルト車及び上部搬出ベル
ト車間に巻き掛けられた上流側無端ベルトと、下流側下
部ベルト車、下流側上部ベルト車及び下部搬出ベルト車
間に巻き掛けられた下流側無端ベルトとを含んでいる。
下流側下部ベルト車は上流側下部ベルト車よりも高い位
置に配置されている。上流側無端ベルトの、上端部であ
って上流側上部搬出ベルト車と上流側下部ベルト車との
間の外周面の一部は、下流側上部ベルト車の外周面の一
部領域に下流側無端ベルトを介して巻き掛けられてい
る。上流側無端ベルトと下流側無端ベルトとの間には、
基板の搬送経路を側方に見てほぼ逆L形状をなす上側搬
送搬出経路が形成される。
段の他に、エア噴射手段を含んでいる。エア噴射手段
は、基板の搬送経路よりも上方位置であって、上部フィ
ルム剥離搬送手段よりも下流側の位置に配置され、幅方
向に延在する円筒部材の軸方向に間隔をおいて形成され
た複数のエア噴射孔から圧縮エアが、基板の搬送経路の
上流方向に向けて噴射されるよう構成されている。な
お、基板の搬送経路の、上部フィルム剥離搬送手段より
も上流側の位置には、基板の片面に貼着されたフィルム
の一端部を部分的に剥離するための端部剥離手段が配置
されている。
端部である前端部が部分的に剥離された基板が、搬送経
路に沿って上側ベルト機構の下方に搬送されると、エア
噴射手段から圧縮エアが、基板と、前端部から部分的に
剥離されたフィルムとの間に吹き付けられる。これによ
りフィルムの剥離が促進され、その前端部が上方に偏向
させられる。上方に偏向させられたフィルムは、上側ベ
ルト機構の上流側無端ベルトと下流側無端ベルトとの間
に挟まれ、上側搬送搬出経路に沿って上方に、次いで基
板の搬送方向に向かって搬送され、下流端から搬出され
る。
装置において、基板の搬送面に上方から最も接近して配
置された、上側ベルト機構の上流側下部ベルト車の回転
軸は、所定の位置から実質的に動かないように支持され
ている。したがって、上流側下部ベルト車に巻き掛けら
れた上流側無端ベルトの最下面と基板の搬送面との間の
隙間は、一定に設定されている。該隙間は、最大厚さの
基板の通過が許容されるよう、該基板の厚さよりも大き
く設定されている。例えば、基板の厚さが0.1mm〜
3.2mm、フィルムの厚さが0.02mmの場合、該
隙間は、5.0mm程度に設定される。このため、基板
が該隙間を通過するに際しては、基板の上面と、上流側
無端ベルトの最下面との間には、常に、4.88mm〜
1.78mmの隙間が存在することになる。該隙間の存
在に起因して、上記したように、エア噴射手段から圧縮
エアが、基板と、前端部から部分的に剥離されたフィル
ムとの間に吹き付けられたときの衝撃によって、基板が
比較的大きく振動させられるおそれがある。基板が比較
的大きく振動させられると、基板の円滑な搬送が妨げら
れ、基板が損傷するおそれもある。このような不具合の
発生の可能性は、基板の厚さが薄くなるほど高くなる。
的に剥離されたフィルムとの間に、エア噴射手段から圧
縮エアが吹き付けられても、基板の振動を抑制ないし実
質的に防止して、基板の円滑な搬送を保証しかつ基板の
品質を確保することを可能にする、新規なフィルム剥離
搬送装置を提供することである。
に、フィルムの剥離作用をより円滑かつ迅速にしかもよ
り効果的に促進する、新規なフィルム剥離搬送装置を提
供することである。
とも基板の片面に貼着されたフィルムの一端部が部分的
に剥離された該フィルムを基板から完全に剥離させる剥
離手段を備え、剥離手段は、部分的に剥離された該フィ
ルムを基板から上方に強制的に搬送する上部フィルム剥
離搬送手段を含み、上部フィルム剥離搬送手段は、基板
の搬送経路の上方に配置された上側ベルト機構を含み、
上側ベルト機構は、基板の搬送面に上方から最も接近し
て配置された上流側下部ベルト車と、下端が上流側下部
ベルト車に巻き掛けられて上方に向かって延在する上流
側無端ベルトと、上流側下部ベルト車の下流側に配置さ
れた下流側下部ベルト車と、下端が下流側下部ベルト車
に巻き掛けられて上方に向かって延在する下流側無端ベ
ルトとを含み、該ベルトの各々の協働によって少なくと
も下端部が上方に延びるフィルム搬送経路が形成される
フィルム剥離搬送装置において、上流側下部ベルト車
は、変位自在に支持されると共にばね手段によって、上
流側無端ベルトの最下面と基板の搬送面との間の隙間が
最少となる基準位置に位置付けられ、基板の搬送経路に
該隙間を越える厚さを有する基板が搬送されると、上流
側下部ベルト車は、該基板の押上作用により、ばね手段
に抗して該隙間が拡大される下流方向上方に変位させら
れて該基板の搬送が許容される、ことを特徴とするフィ
ルム剥離搬送装置、が提供される。
支持手段を介して変位自在に支持され、ばね手段は、静
止枠手段と可動支持手段との間に配設されている、こと
が好ましい。上流側下部ベルト車は、基板の搬送経路の
幅方向に延在する回転軸に配設され、静止枠手段は、基
板の搬送経路を幅方向に挟んだ両側に設置された側枠を
含み、可動支持手段は、側枠の各々に設けられた案内支
持手段と、案内支持手段の各々に移動自在に支持された
可動支持部材とを備え、上流側下部ベルト車の回転軸の
両端部は、対応する可動支持部材に軸受を介して回転自
在に支持され、案内支持手段の各々には、対応する可動
支持部材の移動を規制する移動規制部が設けられ、ばね
手段は、側枠の各々と、対応する可動支持部材との間に
配置され、ばね手段が、対応する可動支持部材を移動規
制部に押圧することにより上流側下部ベルト車は基準位
置に位置付けられ、基板の搬送経路に該隙間を越える厚
さを有する基板が搬送されると、上流側下部ベルト車
は、該基板の押上作用により、可動支持部材の各々が、
対応するばね手段に抗して移動規制部から離れるよう案
内支持手段に沿って下流方向上方に移動させられること
により同方向に変位させられる、ことが好ましい。上流
側下部ベルト車が下流方向上方に変位させられると、上
流側無端ベルトの張力が増加させられる、ことが好まし
い。下流側下部ベルト車は、上流側下部ベルト車よりも
高い位置に配置され、上流側下部ベルト車が下流方向上
方に変位させられると、上流側無端ベルトの、下流側の
下端部であって上流側下部ベルト車の外周面に巻き掛け
られている領域よりも上方の領域における外周面が、対
向する下流側下部ベルト車の外周面の一部領域に、下流
側下部ベルト車に巻き掛けられた下流側無端ベルトを介
して圧接される、ことが好ましい。剥離手段は、部分的
に剥離された該フィルムを基板から下方に強制的に搬送
する下部フィルム剥離搬送手段を含み、下部フィルム剥
離搬送手段は、基板の搬送経路の下方に配置された下側
ベルト機構を含み、下側ベルト機構は、基板の搬送面に
下方から最も接近して配置された上流側上部ベルト車
と、上流側上部ベルト車の下方に間隔をおいて配置され
た上流側下部ベルト車と、上流側上部ベルト車の下流側
に配置された下流側上部ベルト車と、下流側上部ベルト
車の下方に間隔をおいて配置された下流側下部ベルト車
と、該上流側ベルト車間に巻き掛けられた上流側無端ベ
ルトと、該下流側ベルト車間に巻き掛けられた下流側無
端ベルトとを含み、該ベルトの各々の協働によって下方
に延びるフィルム搬送経路が形成され、上流側上部ベル
ト車に巻き掛けられた上流側無端ベルトの最上面は、基
板の搬送面と実質的に同一面上に配置され、該隙間は、
上側ベルト機構の上流側無端ベルトの最下面と、下側ベ
ルト機構の上流側無端ベルトの最上面との間に形成され
る、ことが好ましい。
明に従って構成されたフィルム剥離搬送装置の実施形態
を詳細に説明する。
離搬送装置100は、全体を図示しないフィルム剥離装
置の一部として備えられている。フィルム剥離搬送装置
100を説明する前に、先ず、フィルム剥離装置につい
てその概要を説明する。
ある入口側に配置された、全体を図示しない基板搬送手
段を備えている。基板搬送手段は、基板Pの搬送方向F
に間隔を置いて実質上水平に配列された複数個の搬送ロ
ーラ2を備えている。これらの搬送ローラ2は電動モー
タによって回転駆動され、基板Pを基板Pの搬送面PL
に沿って搬送方向Fに移動させることができる。なお、
この実施形態においては、基板Pは、片面である上面及
び他面である下面の両面にフィルムが貼着されたプリン
ト配線基板から構成されている。
クランプ手段及び位置決め手段、そして端部剥離手段4
が配設されている。クランプ手段は基板Pの搬送経路を
挟んで上下に間隔を置いて配置された一対のクランプ部
材を備え、基板Pを搬送経路上に解除自在にクランプで
きるよう構成されている。位置決め手段は、反射型光学
式センサによって搬送ローラ2により搬送されてくる基
板Pの前端を検出し、基板Pを所定の位置に停止させる
よう構成されている。
方向に往復移動させられるよう構成された図示しない移
動体と、基板Pの搬送経路を挟んで上下に間隔を置いて
配置された一対の圧接ローラ6を備えている。一対の圧
接ローラ6は、搬送経路上の基板Pを解除自在に圧接で
きるよう構成されている。基板Pがクランプ手段により
所定の位置にクランプされた状態で、圧接ローラ6の各
対は、基板Pの一端部(搬送方向前端部)における各フ
ィルムの両面に所定の圧力で圧接される。この状態で圧
接ローラ6の各対は、移動体によって幅方向に往復移動
させられ、基板Pの各フィルムの一端部が部分的に剥離
される。
フィルム剥離搬送装置100が配置されている。フィル
ム剥離搬送装置100の下流側には、図示しない他の基
板搬送手段が配置されている。この基板搬送手段は、基
板Pの搬送方向Fに間隔を置いて実質上水平に配列され
た複数個の搬送ローラ8を備えている。これらの搬送ロ
ーラ8は電動モータによって回転駆動され、基板Pを下
流端に向けて移動させることができる。端部剥離手段4
により一端部が部分的に剥離された基板Pの両面のフィ
ルムは、それぞれフィルム剥離搬送装置100によって
完全に剥離され、後述するようにして図示しないフィル
ム収容容器内に搬送される。フィルム剥離装置の出口側
に配置された基板搬送手段は、フィルムが完全に剥離さ
れて存在しない基板Pを更に下流に向けて搬送する。
フィルム剥離搬送装置100について説明する。フィル
ム剥離搬送装置100は、基板Pの両面に貼着されたフ
ィルムの一端部が部分的に剥離された該フィルムを基板
Pから完全に剥離させる剥離手段を備えている。この剥
離手段は、基板Pの上面に貼着されたフィルムの一端部
が部分的に剥離された該フィルムを基板Pから上方に強
制的に搬送する上部フィルム剥離搬送手段10と、基板
Pの下面に貼着されたフィルムの一端部が部分的に剥離
された該フィルムを基板Pから下方に強制的に搬送する
下部フィルム剥離搬送手段12と、上部エア噴射手段1
4と、下部エア噴射手段16とを含んでいる。上部エア
噴射手段14は、基板Pの搬送経路よりも上方位置であ
って、上部フィルム剥離搬送手段10よりも下流側の位
置に配置され、幅方向に延在する円筒部材14aの軸方
向に間隔をおいて形成された複数のエア噴射孔から圧縮
エアが、基板Pの搬送経路の上流方向に向けて噴射され
るよう構成されている。また下部エア噴射手段16は、
基板Pの搬送経路よりも下方位置であって、下部フィル
ム剥離搬送手段12よりも下流側の位置に配置され、幅
方向に延在する円筒部材16aの軸方向に間隔をおいて
形成された複数のエア噴射孔から圧縮エアが、基板Pの
搬送経路の上流方向に向けて噴射されるよう構成されて
いる。
の搬送経路の上方に配置された上側ベルト機構20を含
んでいる。上側ベルト機構20は、基板Pの搬送面PL
に上方から最も接近して配置された上流側下部ベルト車
21と、上流側下部ベルト車21の上方に間隔をおいて
配置された上流側上部ベルト車22と、上流側下部ベル
ト車21と上流側上部ベルト車22との間に巻き掛けら
れた上流側無端ベルト23と、上流側下部ベルト車21
の下流側に配置された下流側下部ベルト車24と、下流
側下部ベルト車24の上方に間隔をおいて配置された下
流側上部ベルト車25と、下流側下部ベルト車24と下
流側上部ベルト車25との間に巻き掛けられた下流側無
端ベルト26とを備えている。下流側下部ベルト車24
は、上流側下部ベルト車21よりも高い位置に配置さ
れ、また下流側上部ベルト車25は、上流側上部ベルト
車22の直上方に間隔をおいて配置されている。下流側
無端ベルト26の上流側の面及び上流側無端ベルト23
の下流側の面の大部分の領域は相互に対向しかつ実質的
に密着するよう配置され、下流側無端ベルト26の上流
側の面における上端部の一部領域は、上流側上部ベルト
車22の外周面の下流側における一部領域に、上流側無
端ベルト23を介して圧接されている。各ベルト車2
1、22、24及び25は、それぞれの回転軸21a、
22a、24a及び25aに、軸方向に間隔をおいてか
つ軸方向位置が相互に整合させられて、複数個配設され
ている。回転軸21a、22a、24a及び25aの各
々は、基板Pの搬送経路の幅方向に延在するよう配置さ
れている。上記のように構成された上側ベルト機構20
において、上流側無端ベルト23及び下流側無端ベルト
26の各々の協働によって、基板Pの搬送面PL側から
上流側に斜め上方に向かって延在するフィルム搬送経路
27が形成されている。
の搬送経路の下方に配置された下側ベルト機構30を含
んでいる。下側ベルト機構30は、基板Pの搬送面PL
に下方から最も接近して配置された上流側上部ベルト車
31と、上流側上部ベルト車31の下方に間隔をおいて
配置された上流側下部ベルト車32と、上流側上部ベル
ト車31と上流側下部ベルト車32との間に巻き掛けら
れた上流側無端ベルト33と、上流側上部ベルト車31
の下流側に配置された下流側上部ベルト車34と、下流
側上部ベルト車34の下方に間隔をおいて配置された下
流側下部ベルト車35と、下流側上部ベルト車34と下
流側下部ベルト車35との間に巻き掛けられた下流側無
端ベルト36とを備えている。下流側上部ベルト車34
は、上流側上部ベルト車31よりも低い位置に配置さ
れ、また下流側下部ベルト車35は、上流側下部ベルト
車32よりも低い位置に配置されている。下流側無端ベ
ルト36の上流側の面及び上流側無端ベルト33の下流
側の面の大部分の領域は相互に対向しかつ実質的に密着
するよう配置され、上流側無端ベルト33の下流側の面
における上端部の一部領域は、下流側上部ベルト車34
の外周面の上流側における一部領域に、下流側無端ベル
ト36を介して圧接されている。各ベルト車31、3
2、34及び35は、それぞれの回転軸31a、32
a、34a及び35aに、軸方向に間隔をおいてかつ軸
方向位置が相互に整合させられて、複数個配設されてい
る。回転軸31a、32a、34a及び35aの各々
は、基板Pの搬送経路の幅方向に延在するよう配置され
ている。上記のように構成された下側ベルト機構30に
おいて、上流側無端ベルト33及び下流側無端ベルト3
6の各々の協働によって、基板Pの搬送面PL側からほ
ぼ鉛直下方に延在するフィルム搬送経路37が形成され
ている。上流側上部ベルト車31に巻き掛けられた上流
側無端ベルト33の最上面は、基板Pの搬送面PLと実
質的に同一面上に配置されている。
21は、変位自在に支持されると共にばね手段によっ
て、上流側無端ベルト23の最下面と基板Pの搬送面P
Lとの間の隙間Sが最少となる基準位置に位置付けら
れ、基板Pの搬送経路に隙間Sを越える厚さを有する基
板Pが搬送されると、上流側下部ベルト車21は、基板
Pの押上作用により、ばね手段に抗して隙間Sが拡大さ
れる下流方向上方に変位させられて基板Pの搬送が許容
される。上流側下部ベルト車21は、静止枠手段に可動
支持手段を介して変位自在に支持され、ばね手段は、静
止枠手段と可動支持手段との間に配設されている。以上
の構成及び作用について更に具体的に説明する。
に挟んだ両側に、相互に対向しかつ鉛直方向に延在する
よう設置された一対の側枠40を含んでいる。側枠40
の各々は適宜の平鋼板により形成することができる。な
お、図2及び図3においては片側の側枠40のみが示さ
れている。可動支持手段は、側枠40の各々に設けられ
た案内支持手段を構成する案内支持ロッド42と、案内
支持ロッド42の各々に移動自在に支持された可動支持
部材44とを備えている。上側ベルト機構20における
上流側下部ベルト車21の回転軸21aの両端部は、対
応する可動支持部材44に軸受45を介して回転自在に
支持されている。上流側下部ベルト車21の回転軸21
aの両端部を移動可能に支持する可動支持機構、すなわ
ち可動支持手段を構成する案内支持ロッド42、可動支
持部材44等の構成は、相互に実質的に同じ構成を有す
るので、以下、片方の側枠40に配設された片方の可動
支持機構について説明する。
び大きさを有する一対の案内支持枠46が取り付けられ
ている。比較的細長い矩形状をなす適宜の鋼板を折り曲
げることにより形成することができる案内支持枠46の
各々は、平坦な基部46aと、基部46aの両端縁から
相互に間隔をおいて平行に対向するよう直立する一対の
側壁46b及び46cとを有し、横断面がチャンネル形
状をなしている。案内支持枠46の各々は、相互に斜め
上下方向に間隔をおいて側枠40に取り付けられてい
る。案内支持枠46の各々の基部46aは側枠40に固
定され、案内支持枠46の各々の側壁46b及び46c
は、それぞれ、図1に示すように、基板Pの搬送方向下
流側の側壁46bが高く、上流側の側壁46cが低くな
るように相互に斜め上下方向に対向するよう位置付けら
れている。案内支持枠46の各々の側壁46b及び46
cの相互に対向する内側面は、基板Pの搬送経路を幅方
向に見て、相互に間隔をおいて斜め上下方向(下流側が
低く上流側が高い斜め上下方向)に平行に延在する一対
の仮想平面上に位置付けられるよう配置される。したが
って、案内支持枠46の各々のチャンネル溝は上記斜め
上下方向に間隔をおいて直線状に整合するよう配置され
る。案内支持枠46の各々の側壁46b及び46c間に
は、案内支持ロッド42が固定されている。丸棒部材か
ら形成されている案内支持ロッド42の各々の軸線は、
前記幅方向に見て、該斜め上下方向に相互に平行に延在
するよう位置付けられる。なお、案内支持ロッド42の
各々の軸線は、鉛直方向上方から見て、基板Pの搬送方
向に延びる仮想直線上に位置付けられる。
体部44aの平坦な上面から直角に上方に延び出す受け
部44bとを備えている。本体部44aは、本体部44
aの上面から見て一定の幅で比較的細長く延在する矩形
状をなすよう形成され、相互に平行に延在する平坦な両
側面と、両側面及び上面に対し直交する平坦面からなる
両端面とを有するブロック体から構成されている。本体
部44aの両端部における上面及び下面は、相互に平行
に対向しかつ両側面及び両端面に直交する平坦面から構
成されている。したがって、本体部44aの両端部の横
断面は、相互に実質的に同じ大きさの矩形状をなすよう
形成されている。受け部44bは、本体部44aの長手
方向中央よりも一端寄りの位置から突出するよう形成さ
れ、本体部44aと同じ幅の側面と矩形状の横断面を有
し、その先端は平坦面をなしている。本体部44aの長
手方向両端部を除く中央部は、下面から下方に突出する
よう形成されている。本体部44aの該中央部には、支
持孔44cが両側面を貫通するよう形成されている。支
持孔44cには軸受45が圧入・支持されている。本体
部44aの両端部には、それぞれ、上面及び下面を貫通
する被支持孔44dが形成されている。被支持孔44d
の各々の軸線は、本体部44aを側面から見て相互に平
行に延在し、被支持孔44dの各々の軸心は、本体部4
4aを上面から見て幅方向中央に位置付けられている。
以上のように構成された可動支持部材44は、被支持孔
44dの各々が、対応する案内支持枠46の案内支持ロ
ッド42に移動自在に嵌合されることにより、側枠40
に移動自在に支持される。可動支持部材44の本体部4
4aの長手方向両端部の上面及び下面は、対応する案内
支持枠46の側壁46b及び46cの相互に対向する内
側面の間に所定量だけ移動しうるよう位置付けられる。
同じとおりにして、案内支持ロッド42を含む一対の案
内支持枠46が取り付けられ、可動支持部材44が、案
内支持枠46の各々の案内支持ロッド42に移動自在に
支持される。
移動自在に支持された可動支持部材44に支持された軸
受45には、上側ベルト機構20における上流側下部ベ
ルト車21の回転軸21aの一端部が回転自在に支持さ
れる。また、他方の側枠40の案内支持枠46の各々に
移動自在に支持された可動支持部材44に支持された軸
受45には、上記上流側下部ベルト車21の回転軸21
aの他端部が回転自在に支持される。以上の結果、上記
上流側下部ベルト車21は、側枠40の各々に配設した
案内支持枠46の各々の案内支持ロッド42に、可動支
持部材44を介して移動自在に支持される。
取り付けられている。リテーナ部材50は、一端壁51
と、一端壁51から直角に延び出す筒状壁52とを備
え、全体としてキャップ形状をなしている。筒状壁52
の外周面は横断面が矩形状をなすよう形成され、筒状壁
52の内側に形成されている孔53の内周面は横断面が
円形状をなすよう形成されている。リテーナ部材50
は、案内支持枠46の各々に移動自在に支持された可動
支持部材44の受け部44bの延長上に配置されてい
る。すなわち、リテーナ部材50の孔53の軸線は、可
動支持部材44の受け部44bの移動方向の軸線(案内
支持枠46の各々の案内支持ロッド42の軸線と平行で
ある)と共通の軸線上に配置され、リテーナ部材50の
開放端は、可動支持部材44の受け部44bの先端面に
対し間隔をおいて対向するよう位置付けられている。リ
テーナ部材50の一端壁51には、孔53と同軸上にね
じ孔51aが形成され、ねじ孔51aにはばね力調整用
のねじ部材54がねじ係合されている。ねじ部材54の
一端面には回転操作用の溝が形成されている。ねじ部材
54にはロックナット55がねじ係合されている。リテ
ーナ部材50の孔53内には、可動受け部材56が軸方
向に移動可能に挿入されている。可動受け部材56は、
円板部56aと、円板部56aの軸方向片面の中央から
延び出すピン部56bとから構成されている。可動受け
部材56の円板部56aの外径は、リテーナ部材50の
孔53の内径よりも若干小さく形成されている。可動受
け部材56の円板部56aの軸方向他面と可動支持部材
44の受け部44bの先端面との間には、ばね手段であ
る圧縮コイルばね60が配設されている。
受け部材56のピン部56bの先端面はねじ部材54の
他端面に圧接させられる。また、可動支持部材44の本
体部44aの両端部の下面が、案内支持枠46の各々に
おける側壁46b及び46cのうち斜め下方に位置する
側壁46cの内側面に、シム70を介して圧接させられ
る(図2参照)。したがって、側壁46cの各々の内側
面は、可動支持部材44の移動を規制する移動規制部を
構成する。この状態で、可動支持部材44の本体部44
aの両端部の上面は、案内支持枠46の各々における側
壁46b及び46cのうち、斜め上方に位置する側壁4
6bの内側面に対し、所定の移動ストロークを可能にす
る間隔が形成される。
同じとおりにして、リテーナ部材50、ねじ部材54、
ロックナット55、可動受け部材56及び圧縮コイルば
ね60等が取り付けられ、可動支持部材44との間に、
上記したと実質的に同じ関係が形成されている。
る可動支持部材44を案内支持枠46の上記移動規制部
に押圧することにより、上側ベルト機構20の上流側下
部ベルト車21は、上流側無端ベルト23の最下面と基
板Pの搬送面PLとの間の隙間S(図2及び図3参照)
が最少となる基準位置に位置付けられる。実施形態にお
いて、上記下側ベルト機構30の上流側上部ベルト車3
1に巻き掛けられた上流側無端ベルト33の最上面は、
基板Pの搬送面PLと実質的に同一面上に配置される。
そして上記隙間Sは、上側ベルト機構20の上流側下部
ベルト車21に巻き掛けられた上流側無端ベルト23の
最下面と、下側ベルト機構30の上流側上部ベルト車3
1に巻き掛けられた上流側無端ベルト33の最上面との
間に形成される。この隙間Sは、搬送経路を搬送される
基板Pのうち、最少の厚さを有する基板Pの厚さに設定
されることが好ましい。この隙間Sはまた、上記シム7
0の厚さを変更することにより、適宜調整することが可
能である。
離搬送装置100の作用について説明する。図1〜図3
を参照して、端部剥離手段4によって上面及び下面のフ
ィルムの一端部が部分的に剥離され基板Pが、上側ベル
ト機構20及び下側ベルト機構30が存在する領域に搬
送されると、上部エア噴射手段14から圧縮エアが、基
板Pの上面と該上面の一端部(前端部)から部分的に剥
離されたフィルムとの間に吹き付けられる。これにより
該フィルムの剥離が促進され、その一端部が上方に偏向
させられる。上方に偏向させられた該フィルムは、上側
ベルト機構20の無端ベルト23と26との間に挟ま
れ、上側搬送搬出経路27に沿って上方に搬送される。
上側搬送搬出経路27に沿って上方に搬送された該フィ
ルムは、基板Pの搬送方向Fとは反対方向である上流方
向に搬出され、図示しないフィルム収容容器内に収容さ
れる。他方、上側ベルト機構20及び下側ベルト機構3
0が存在する領域に搬送された基板Pの下面と該下面の
一端部(前端部)から部分的に剥離されたフィルムとの
間に、下部エア噴射手段16から圧縮エアが吹き付けら
れる。これにより該フィルムの剥離が促進され、その一
端部が下方に偏向させられる。下方に偏向させられた該
フィルムは、下側ベルト機構30の無端ベルト33と3
6との間に挟まれ、下側搬送搬出経路37に沿って下方
に搬送され、図示しないフィルム収容容器内に収容され
る。上面及び下面から完全にフィルムが剥離された基板
Pは搬送ローラ8により下流側の図示しない装置に向け
て搬送される。
同じ厚さを有する基板P、すなわち最少の厚さを有する
基板Pが搬送されて、上側ベルト機構20の上流側下部
ベルト車21に巻き掛けられた上流側無端ベルト23の
最下面と、下側ベルト機構30の上流側上部ベルト車3
1に巻き掛けられた上流側無端ベルト33の最上面との
間(該隙間Sが形成されている部位)に搬入させられる
と、基板Pの上面と上流側無端ベルト23の最下面との
間の隙間は実質的にゼロとなり、上側ベルト機構20の
上流側下部ベルト車21には、基板Pによる押上作用は
実質的に発生しない。したがって、上流側下部ベルト車
21は基準位置に位置付けられた状態で変位することは
なく、フィルムの剥離及び搬送が行なわれる。基板Pの
上面と上流側無端ベルト23の最下面との間の隙間が実
質的にゼロであることに起因して、上部エア噴射手段1
4及び下部エア噴射手段16から圧縮エアが、基板Pの
両面と該両面の一端部から部分的に剥離されたフィルム
との間にそれぞれ吹き付けられたときの衝撃による基板
Pの振動は最少に抑制され、あるいは実質的に防止され
る。その結果、基板Pの円滑な搬送が保証され、基板P
が損傷するおそれもなくなって、基板Pの品質が確保さ
れる。
える厚さを有する基板Pが搬送されると、上流側下部ベ
ルト車21は、基板Pの押上作用により、圧縮コイルば
ね60のばね力に抗して隙間Sが拡大される下流方向上
方に変位させられて基板Pの搬送が許容される。更に具
体的には、基板Pの搬送経路に上記隙間Sを越える厚さ
を有する基板Pが搬送されると、上流側下部ベルト車2
1は、基板Pの押上作用により、可動支持部材44の各
々が、対応する圧縮コイルばね60に抗して上記移動規
制部(案内支持枠46の側壁46cの内側面 上記実
施形態においてはシム70の内側面)から離れるよう案
内支持ロッド42に沿って下流方向上方に移動させられ
ることにより、同じ方向に変位させられる。基板Pの上
面と上側ベルト機構20の上流側無端ベルト23の最下
面との間の隙間は実質的にゼロに保持されるのみなら
ず、上記隙間Sを越える厚さの量が増加するにつれて圧
縮コイルばね60によるばね力が増加するので、上側ベ
ルト機構20の上流側無端ベルト23の最下面と、下側
ベルト機構30の上流側無端ベルト33の最上面との間
の基板Pに対するニップ力が増加し、フィルムの剥離及
び搬送が一層しっかりと行なわれる。また上部エア噴射
手段14及び下部エア噴射手段16から圧縮エアが、基
板Pの両面と該両面の一端部から部分的に剥離されたフ
ィルムとの間にそれぞれ吹き付けられたときの衝撃によ
る基板Pの振動は最少に抑制され、あるいは実質的に防
止される。その結果、基板Pの円滑な搬送が保証され、
基板Pが損傷するおそれもなくなって、基板Pの品質が
確保される。なお、上記したように、基板Pの、上記隙
間Sを越える厚さの量が増加するにつれて圧縮コイルば
ね60によるばね力が増加して、上側ベルト機構20の
上流側無端ベルト23の最下面と、下側ベルト機構30
の上流側無端ベルト33の最上面との間の基板Pに対す
るニップ力が増加するが、基板Pの厚さも増加している
ので、基板Pの強度もアップし、基板Pの剛性を損なう
ことはない。
て、上側ベルト機構20の上流側下部ベルト車21が下
流方向上方に変位させられると、上流側無端ベルト23
の張力が増加させられるよう構成されている。すなわ
ち、図1に示されている実施形態においては、上側ベル
ト機構20の下流側下部ベルト車24は、上流側下部ベ
ルト車21よりも高い位置に配置され、上流側下部ベル
ト車21が上記したとおりにして下流方向上方に変位さ
せられると、上流側無端ベルト23の、下流側の下端部
であって上流側下部ベルト車21の外周面に巻き掛けら
れている領域よりも上方の領域における外周面が、対向
する下流側下部ベルト車24の外周面の一部領域に、下
流側下部ベルト車24に巻き掛けられた下流側無端ベル
ト26を介して圧接される。このような作用によって、
フィルム搬送経路27を形成する上流側無端ベルト23
と下流側無端ベルト26の下端部であるフィルムの入口
部において、特に該ベルト23及び26間のニップ力が
増加するので、フィルムの剥離作用をより円滑かつ迅速
にしかもより効果的に促進する。
の実施の形態について説明したが、本発明は前記実施の
形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱す
ることなく種々の変形あるいは修正が可能である。例え
ば、特開平10−120292号公報に開示されている
ように、上側ベルト機構には、フィルムを上方に向けて
搬送し次いで基板の搬送方向に向けて搬出する上側搬送
搬出経路が形成される形態のものがある。この上側ベル
ト機構において、上流側無端ベルトと下流側無端ベルト
との間には、基板の搬送経路を側方に見てほぼ逆L形状
をなす上側搬送搬出経路が形成される。本発明は、この
ような形態の上側ベルト機構を備えたフィルム剥離搬送
装置にも適用されるものである。したがって、上側ベル
ト機構は、上記実施形態に限定されるものではなく、基
板の搬送面に上方から最も接近して配置された上流側下
部ベルト車と、下端が上流側下部ベルト車に巻き掛けら
れて上方に向かって延在する上流側無端ベルトと、上流
側下部ベルト車の下流側に配置された下流側下部ベルト
車と、下端が下流側下部ベルト車に巻き掛けられて上方
に向かって延在する下流側無端ベルトとを含み、該ベル
トの各々の協働によって少なくとも下端部が上方に延び
るフィルム搬送経路が形成されるよう構成されているも
のであればよい。
は、搬送経路を搬送される基板Pの最少の厚さに設定さ
れており、したがって、最少の厚さの基板Pが搬送され
る場合には、上側ベルト機構20の上流側下部ベルト車
21を変位させることなく、本発明の目的を達成できる
ので、作動に無駄がなく効率的であるので実用的には好
ましい。しかしながら、上記隙間Sを当初から実質的に
ゼロに設定する他の実施形態もあり得る。基板Pの最少
の厚さが比較的厚い場合には、剛性が損なわれることは
ないので、この実施形態が成立する場合もあり得るので
ある。したがって、隙間Sの最少とは実質的にゼロの場
合も含むものである。なお、基板Pの厚さとは、貼着さ
れたフィルムをも含むことはいうまでもない。また、上
記実施形態において、上記隙間Sの調整は、可動支持部
材44の本体部44aの両端部の下面と、案内支持枠4
6の各々における側壁46b及び46cのうち斜め下方
に位置する側壁46cの内側面との間に挿入されたシム
70の厚さを変えることにより自由に調整可能である
が、もちろん、上記隙間Sの調整手段は上記実施形態に
限定されるものではない。例えば、シム70に代えて、
適宜のねじ部材を案内支持ロッド42の各々に設け、ね
じ部材の端面を移動規制部とする他の実施形態、あるい
は案内支持ロッド42の各々の下端部を、可動支持部材
44の本体部44aの両端部の下面に当接して下方への
移動を阻止する移動規制部とする他の実施形態等が考え
られる。更にはまた、上記実施形態においては、基板P
の両面にフィルムが貼着されているが、少なくとも片面
にフィルムが貼着されている基板Pであれば、本発明を
適用することが可能である。仮に、片面にフィルムが貼
着されている基板Pのみが搬送されるフィルム剥離装置
においては、下側ベルト機構30、下部エア噴射手段1
6等が不要となるが、この場合、下側ベルト機構30の
上流側上部ベルト車31に代えて適宜の搬送ローラが、
上側ベルト機構20の上流側下部ベルト車21に対向し
て配置されることになる。
搬送装置によれば、基板と、一端部から部分的に剥離さ
れたフィルムとの間に、エア噴射手段から圧縮エアが吹
き付けられても、基板の振動を抑制ないし防止して、基
板の円滑な搬送を保証しかつ基板の品質を確保すること
を可能にする。また、フィルムの剥離作用をより円滑か
つ迅速にしかもより効果的に促進する。
置の実施形態の構成を概略的に示す側面図であって、一
部を断面にして示す側面図。
部ベルト車の支持部の構成を示す概略図であって、その
一部を上流側下部ベルト車の移動方向に沿った断面で示
し、上側ベルト機構の上流側無端ベルトと下側ベルト機
構の上流側無端ベルトとのニップ部を鉛直方向の断面で
示す概略図。
部ベルト車の支持部の構成を示す概略図であって、その
一部を上流側下部ベルト車の移動方向に沿った他の断面
で示し、上側ベルト機構の上流側無端ベルトと下側ベル
ト機構の上流側無端ベルトとのニップ部を鉛直方向の断
面で示す概略図。
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも基板の片面に貼着されたフィ
ルムの一端部が部分的に剥離された該フィルムを基板か
ら完全に剥離させる剥離手段を備え、剥離手段は、部分
的に剥離された該フィルムを基板から上方に強制的に搬
送する上部フィルム剥離搬送手段を含み、上部フィルム
剥離搬送手段は、基板の搬送経路の上方に配置された上
側ベルト機構を含み、上側ベルト機構は、基板の搬送面
に上方から最も接近して配置された上流側下部ベルト車
と、下端が上流側下部ベルト車に巻き掛けられて上方に
向かって延在する上流側無端ベルトと、上流側下部ベル
ト車の下流側に配置された下流側下部ベルト車と、下端
が下流側下部ベルト車に巻き掛けられて上方に向かって
延在する下流側無端ベルトとを含み、該ベルトの各々の
協働によって少なくとも下端部が上方に延びるフィルム
搬送経路が形成されるフィルム剥離搬送装置において、 上流側下部ベルト車は、変位自在に支持されると共にば
ね手段によって、上流側無端ベルトの最下面と基板の搬
送面との間の隙間が最少となる基準位置に位置付けら
れ、基板の搬送経路に該隙間を越える厚さを有する基板
が搬送されると、上流側下部ベルト車は、該基板の押上
作用により、ばね手段に抗して該隙間が拡大される下流
方向上方に変位させられて該基板の搬送が許容される、
ことを特徴とするフィルム剥離搬送装置。 - 【請求項2】 上流側下部ベルト車は、静止枠手段に可
動支持手段を介して変位自在に支持され、ばね手段は、
静止枠手段と可動支持手段との間に配設されている、請
求項1記載のフィルム剥離搬送装置。 - 【請求項3】 上流側下部ベルト車は、基板の搬送経路
の幅方向に延在する回転軸に配設され、静止枠手段は、
基板の搬送経路を幅方向に挟んだ両側に設置された側枠
を含み、可動支持手段は、側枠の各々に設けられた案内
支持手段と、案内支持手段の各々に移動自在に支持され
た可動支持部材とを備え、上流側下部ベルト車の回転軸
の両端部は、対応する可動支持部材に軸受を介して回転
自在に支持され、案内支持手段の各々には、対応する可
動支持部材の移動を規制する移動規制部が設けられ、ば
ね手段は、側枠の各々と、対応する可動支持部材との間
に配置され、ばね手段が、対応する可動支持部材を移動
規制部に押圧することにより上流側下部ベルト車は基準
位置に位置付けられ、基板の搬送経路に該隙間を越える
厚さを有する基板が搬送されると、上流側下部ベルト車
は、該基板の押上作用により、可動支持部材の各々が、
対応するばね手段に抗して移動規制部から離れるよう案
内支持手段に沿って下流方向上方に移動させられること
により同方向に変位させられる、請求項2記載のフィル
ム剥離搬送装置。 - 【請求項4】 上流側下部ベルト車が下流方向上方に変
位させられると、上流側無端ベルトの張力が増加させら
れる、請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィルム剥
離搬送装置。 - 【請求項5】 下流側下部ベルト車は、上流側下部ベル
ト車よりも高い位置に配置され、上流側下部ベルト車が
下流方向上方に変位させられると、上流側無端ベルト
の、下流側の下端部であって上流側下部ベルト車の外周
面に巻き掛けられている領域よりも上方の領域における
外周面が、対向する下流側下部ベルト車の外周面の一部
領域に、下流側下部ベルト車に巻き掛けられた下流側無
端ベルトを介して圧接される、請求項4記載のフィルム
剥離搬送装置。 - 【請求項6】 剥離手段は、部分的に剥離された該フィ
ルムを基板から下方に強制的に搬送する下部フィルム剥
離搬送手段を含み、下部フィルム剥離搬送手段は、基板
の搬送経路の下方に配置された下側ベルト機構を含み、
下側ベルト機構は、基板の搬送面に下方から最も接近し
て配置された上流側上部ベルト車と、上流側上部ベルト
車の下方に間隔をおいて配置された上流側下部ベルト車
と、上流側上部ベルト車の下流側に配置された下流側上
部ベルト車と、下流側上部ベルト車の下方に間隔をおい
て配置された下流側下部ベルト車と、該上流側ベルト車
間に巻き掛けられた上流側無端ベルトと、該下流側ベル
ト車間に巻き掛けられた下流側無端ベルトとを含み、該
ベルトの各々の協働によって下方に延びるフィルム搬送
経路が形成され、上流側上部ベルト車に巻き掛けられた
上流側無端ベルトの最上面は、基板の搬送面と実質的に
同一面上に配置され、該隙間は、上側ベルト機構の上流
側無端ベルトの最下面と、下側ベルト機構の上流側無端
ベルトの最上面との間に形成される、請求項1〜5のい
ずれか1項に記載のフィルム剥離搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001140928A JP4008672B2 (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | フィルム剥離搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001140928A JP4008672B2 (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | フィルム剥離搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002338134A true JP2002338134A (ja) | 2002-11-27 |
| JP4008672B2 JP4008672B2 (ja) | 2007-11-14 |
Family
ID=18987447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001140928A Expired - Lifetime JP4008672B2 (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | フィルム剥離搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4008672B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013086941A (ja) * | 2011-10-20 | 2013-05-13 | Mee:Kk | フィルム剥離装置 |
| JP2014148364A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Hitachi Ltd | エレベータシステム |
-
2001
- 2001-05-11 JP JP2001140928A patent/JP4008672B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013086941A (ja) * | 2011-10-20 | 2013-05-13 | Mee:Kk | フィルム剥離装置 |
| JP2014148364A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Hitachi Ltd | エレベータシステム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4008672B2 (ja) | 2007-11-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101440666B1 (ko) | 광학 필름의 절단 방법 및 이를 이용한 장치 | |
| US7367374B2 (en) | Manufacturing method and manufacturing apparatus of display device | |
| JP2002338134A (ja) | フィルム剥離搬送装置 | |
| JPH01156480A (ja) | 薄膜剥離装置 | |
| KR20150055369A (ko) | 다이 커팅 프레스 머신 및 그에 의한 필름의 커팅 방법 | |
| KR101561974B1 (ko) | 쉬트 라미네이터 | |
| JP4008673B2 (ja) | フィルム剥離装置 | |
| US20160052734A1 (en) | Sheet takeout and separation device and sheet processing apparatus | |
| CN109641440B (zh) | 层压设备 | |
| KR20150082169A (ko) | 다이 커팅 프레스 머신 및 그에 의한 필름의 커팅 방법 | |
| JP2824967B2 (ja) | フィルム剥離装置 | |
| TW201921476A (zh) | 基板加工裝置 | |
| JP3151630B2 (ja) | 基板の分割装置 | |
| JP2000015769A (ja) | フィルム張付装置 | |
| JP3963553B2 (ja) | フィルム剥離装置 | |
| KR20170031673A (ko) | 다이 커팅 프레스 머신 및 그에 의한 필름의 커팅 방법 | |
| JP2824966B2 (ja) | フィルム剥離装置 | |
| JP2010022897A (ja) | シート状部材清掃装置、シート状部材清掃方法、シート状部材製造方法、およびバックライトユニット製造方法 | |
| JPH0722554A (ja) | 薄板のトリミング装置およびその方法 | |
| JP2824965B2 (ja) | フィルム剥離装置 | |
| JP2000238954A (ja) | シート集積装置 | |
| JPH1067463A (ja) | フィルム剥離装置 | |
| JP2586695Y2 (ja) | 端部剥離装置 | |
| JP3390856B2 (ja) | フィルム剥離装置 | |
| JPH082636A (ja) | プリント基板用のシート材料の搬送装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050603 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070731 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070807 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070830 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4008672 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20210907 Year of fee payment: 14 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |